JP2004168383A - 密閉式収納スプーンと容器の蓋 - Google Patents
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Abstract
【課題】ジャム等を食する時のスプーンは収納する方法がなくその都度洗浄していて、長年の生活においては古くからある煩わしい問題のひとつである。そこでそのような煩わしさを解消するため、その都度洗浄しなくて済み、且つ使い勝手がよく衛生的で密閉度の高いスプーンの収納手段を提供する。
【解決手段】スプーンの柄部分は細軸とし、中段に弾性パッキン15と隔離壁17を備える。容器の蓋には貫通孔と凹部16を設ける。スプーンの弾性パッキンと蓋の凹部とは着脱自在で両者を嵌合させれば容器内は密閉状態となり、離脱させればスプーンはそのままで容器の蓋を容器からとることができる。また蓋を閉める時もスプーンを取り出す必要がなくそのままで閉めることができる。また隔離壁によって弾性パッキンへのジャム等の付着を防ぐ。
【選択図】 図1
【解決手段】スプーンの柄部分は細軸とし、中段に弾性パッキン15と隔離壁17を備える。容器の蓋には貫通孔と凹部16を設ける。スプーンの弾性パッキンと蓋の凹部とは着脱自在で両者を嵌合させれば容器内は密閉状態となり、離脱させればスプーンはそのままで容器の蓋を容器からとることができる。また蓋を閉める時もスプーンを取り出す必要がなくそのままで閉めることができる。また隔離壁によって弾性パッキンへのジャム等の付着を防ぐ。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はジャム等を容器から掬い出す時に使用するスプーンの収納に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この分野の特許実用新案は数多く出願されているが実際に商品化されているものは少なく、毎食事時スプーンを使用するたびに洗浄しているのが現状である。これは長年の生活において、多くの人が常に煩わしさを感じている古くからある問題のひとつである。以下に過去出願されているものを幾つか列挙すると、
(イ)蓋にスプーンが固着されたものがあるが、長さが不足していたり長さが足りていても長さに余裕がなく且つ蓋を持っての動作なので大変やりづらい。また蓋を閉める時スプーンも一緒に廻ってしまう。
(ロ)蓋の上部にスプーンの収納部を突出させる方法があるが、スプーンの柄部には雑菌が付着しており柄部を容器内部に入れるのは衛生上よくない。
(ハ)スプーンの中段に小さな第二の蓋を固着する方法があるが(例、実開60−189273)、大蓋をする時一旦スプーンを容器から取り出してどこかに置かなくてはならないし、スプーンにはジャム等が付着しておりスプーンを収納する時大蓋の上面にジャム等が付着する可能性もありその動作は大変面倒なものとなる、且つ第二の蓋とはいえそこそこの大きさになるので、密閉度を高くするには高度な技術も必要となってくる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ジャム等を食する時スプーンを毎回洗浄しなくて済む方法として、使い勝手がよく且つ衛生的で密閉度の高いものをめざす。
【0004】
【問題を解決するための手段】
スプーンの柄の部分は四角か六角の細軸とし、容器の蓋にはスプーンの柄の外形より少し大きめの貫通孔を設け、スプーンを容器から取り出さずにスプーンの柄部に沿って蓋を上部に外す方法とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
スプーンの中段には弾性パッキン15を装着し、容器の蓋には弾性パッキンが嵌合する弾性パッキンの外径よりやや小径の凹部16を設ける。蓋を閉めた後この弾性パッキンと凹部を嵌合させれば完全に密閉できる。また弾性パッキンへのジャム等の付着を防ぐため、弾性パッキンの下部に隔離壁17を設ける。
【0006】
【実施例】
ジャム等を食する場合について順に説明すると、
(1)図1(あるいは図5)においてパッキン付スプーン11を下方向に押す、すると弾性パッキン15が凹部付蓋12の凹部16から外れる。(図2)
(2)凹部付蓋を容器13から外し上方向に抜く。(図3)
(3)ジャム等14を掬い出した後パッキン付スプーンを容器の口辺に置き何度か使用する。(図4)
(4)食事終了後凹部付蓋の貫通孔にパッキン付スプーンの柄を通しながら凹部付蓋を閉める。(図3→図2)
(5)パッキン付スプーンを上方向に引く、すると弾性パッキンが凹部付蓋の凹部に嵌合し密閉状態になる。(図1、図5)
【0007】
【発明の効果】
(イ)ジャム等を食した時スプーンをその都度洗浄する必要がなくなる。
(ロ)スプーンの柄の手指に触れる部分が容器の外部に位置するので大変衛生的である。
(ハ)弾性パッキンを備えているので完全密閉できる。
(ニ)パッキンがこぶりなので密閉度が高い。
(ホ)スプーンを容器に入れたままの状態で蓋の開閉ができるので非常に使い勝手がよく、蓋の上面を汚すことはない。
(へ)蓋を廻して閉める時スプーンが一緒に廻ることはない。
(ト)スプーン柄部の長さに制限がないので使い勝手のよい長さに設計できる。
(チ)スプーンの掬い部に制約がなく自由な形状に設計できる。
(リ)副次的効果として隔離壁を利用すればスプーンを容器の口辺に置くことができる。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明品で密閉した状態を示す中央縦割り断面図である。
【図2】本発明品で凹部付蓋12の凹部16から弾性パッキン15を外した状態を示す中央縦割り断面図である。
【図3】本発明品で容器13から凹部付蓋12を外した状態を示す中央縦割り断面図である。
【図4】本発明品で容器13から凹部付蓋を外し、パッキン付スプーン11を容器の口辺に置いている状態を示す正面図である。
【図5】本発明品の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 パッキン付スプーン
12 凹部付蓋
13 容器
14 内容物(ジャム等)
15 弾性パッキン
16 凹部
17 隔離壁
【発明の属する技術分野】
本発明はジャム等を容器から掬い出す時に使用するスプーンの収納に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この分野の特許実用新案は数多く出願されているが実際に商品化されているものは少なく、毎食事時スプーンを使用するたびに洗浄しているのが現状である。これは長年の生活において、多くの人が常に煩わしさを感じている古くからある問題のひとつである。以下に過去出願されているものを幾つか列挙すると、
(イ)蓋にスプーンが固着されたものがあるが、長さが不足していたり長さが足りていても長さに余裕がなく且つ蓋を持っての動作なので大変やりづらい。また蓋を閉める時スプーンも一緒に廻ってしまう。
(ロ)蓋の上部にスプーンの収納部を突出させる方法があるが、スプーンの柄部には雑菌が付着しており柄部を容器内部に入れるのは衛生上よくない。
(ハ)スプーンの中段に小さな第二の蓋を固着する方法があるが(例、実開60−189273)、大蓋をする時一旦スプーンを容器から取り出してどこかに置かなくてはならないし、スプーンにはジャム等が付着しておりスプーンを収納する時大蓋の上面にジャム等が付着する可能性もありその動作は大変面倒なものとなる、且つ第二の蓋とはいえそこそこの大きさになるので、密閉度を高くするには高度な技術も必要となってくる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ジャム等を食する時スプーンを毎回洗浄しなくて済む方法として、使い勝手がよく且つ衛生的で密閉度の高いものをめざす。
【0004】
【問題を解決するための手段】
スプーンの柄の部分は四角か六角の細軸とし、容器の蓋にはスプーンの柄の外形より少し大きめの貫通孔を設け、スプーンを容器から取り出さずにスプーンの柄部に沿って蓋を上部に外す方法とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
スプーンの中段には弾性パッキン15を装着し、容器の蓋には弾性パッキンが嵌合する弾性パッキンの外径よりやや小径の凹部16を設ける。蓋を閉めた後この弾性パッキンと凹部を嵌合させれば完全に密閉できる。また弾性パッキンへのジャム等の付着を防ぐため、弾性パッキンの下部に隔離壁17を設ける。
【0006】
【実施例】
ジャム等を食する場合について順に説明すると、
(1)図1(あるいは図5)においてパッキン付スプーン11を下方向に押す、すると弾性パッキン15が凹部付蓋12の凹部16から外れる。(図2)
(2)凹部付蓋を容器13から外し上方向に抜く。(図3)
(3)ジャム等14を掬い出した後パッキン付スプーンを容器の口辺に置き何度か使用する。(図4)
(4)食事終了後凹部付蓋の貫通孔にパッキン付スプーンの柄を通しながら凹部付蓋を閉める。(図3→図2)
(5)パッキン付スプーンを上方向に引く、すると弾性パッキンが凹部付蓋の凹部に嵌合し密閉状態になる。(図1、図5)
【0007】
【発明の効果】
(イ)ジャム等を食した時スプーンをその都度洗浄する必要がなくなる。
(ロ)スプーンの柄の手指に触れる部分が容器の外部に位置するので大変衛生的である。
(ハ)弾性パッキンを備えているので完全密閉できる。
(ニ)パッキンがこぶりなので密閉度が高い。
(ホ)スプーンを容器に入れたままの状態で蓋の開閉ができるので非常に使い勝手がよく、蓋の上面を汚すことはない。
(へ)蓋を廻して閉める時スプーンが一緒に廻ることはない。
(ト)スプーン柄部の長さに制限がないので使い勝手のよい長さに設計できる。
(チ)スプーンの掬い部に制約がなく自由な形状に設計できる。
(リ)副次的効果として隔離壁を利用すればスプーンを容器の口辺に置くことができる。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明品で密閉した状態を示す中央縦割り断面図である。
【図2】本発明品で凹部付蓋12の凹部16から弾性パッキン15を外した状態を示す中央縦割り断面図である。
【図3】本発明品で容器13から凹部付蓋12を外した状態を示す中央縦割り断面図である。
【図4】本発明品で容器13から凹部付蓋を外し、パッキン付スプーン11を容器の口辺に置いている状態を示す正面図である。
【図5】本発明品の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 パッキン付スプーン
12 凹部付蓋
13 容器
14 内容物(ジャム等)
15 弾性パッキン
16 凹部
17 隔離壁
Claims (1)
- 中段に弾性パッキン15と隔離壁17を備えたパッキン付スプーン11と、弾性パッキンよりやや小径の凹部16を備えた凹部付蓋12の構成であって、パッキン付スプーンの弾性パッキンは凹部付蓋の凹部に着脱自在であり、それらが嵌合状態にある時は完全に密閉状態となり、スプーンの掬い部は容器内にスプーンの柄部は容器外にそれぞれ位置しているスプーンと容器の蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002337465A JP2004168383A (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | 密閉式収納スプーンと容器の蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002337465A JP2004168383A (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | 密閉式収納スプーンと容器の蓋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004168383A true JP2004168383A (ja) | 2004-06-17 |
Family
ID=32700972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002337465A Pending JP2004168383A (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | 密閉式収納スプーンと容器の蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004168383A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2412654A (en) * | 2004-03-31 | 2005-10-05 | Oliver Clemens Robert Kratzer | Lid with spoon |
CN103287705A (zh) * | 2013-05-25 | 2013-09-11 | 朱红 | 一种豆腐乳瓶 |
KR101472276B1 (ko) * | 2013-06-14 | 2014-12-11 | 정미숙 | 시각 장애인용 주방기구 |
-
2002
- 2002-11-21 JP JP2002337465A patent/JP2004168383A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2412654A (en) * | 2004-03-31 | 2005-10-05 | Oliver Clemens Robert Kratzer | Lid with spoon |
CN103287705A (zh) * | 2013-05-25 | 2013-09-11 | 朱红 | 一种豆腐乳瓶 |
KR101472276B1 (ko) * | 2013-06-14 | 2014-12-11 | 정미숙 | 시각 장애인용 주방기구 |
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