【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家具類の天板、及び天板を支持構造体に支持させた天板付き家具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
オフィス等のワークスペースでは、デスク、テーブル、袖机、作業台、ワゴンなどに代表される天板付き家具を複数集合させて配置することによって、島形のワークグループを形成したり、壁やパーティションパネル等の間仕切りに沿ってこれらの天板付き家具を配置することが見受けられる。さらに、複数の同種又は異種の天板付き家具を集合配置する場合にも、隣接する家具間にパーティションパネルを配置して、ワークスペースを区画するような場合もある。また、最近では、天板上でのパソコン作業が一般的になっており、一つの天板上にディスプレイと書類等とを同時に載置してパソコン作業と他の作業を並行して行う使用態様や、複数のディスプレイを一つの天板上に配置してそれらを同時に又は切り替えて作業する所謂マルチディスプレイでの使用態様もごく通常のこととなってきている。このような状況に対応して、広い使用領域を領域を確保することができる天板として、例えば、使用縁を奥行き方向へ湾曲又は屈曲させるとともに、左右の側縁を使用縁の両側端からそれぞれ斜め前側方へ直線状に延ばし、さらに反使用縁を天板の幅方向中央部で所定角度で交差する二辺から構成した形状の天板が種々考えられている。そしてこの種の天板では通常、他の家具や間仕切り装置に隣接させて配置した態様での外観上の整然さの維持や位置決めの便宜のために、反使用縁を構成する各辺とそれらとそれぞれ交差する左右の側縁とは、略直交するように設定されている。
【０００３】
また、近年のオフィスにおける人員の流動化や作業態様の多様化に伴うワークスペースの区画変更をフレキシブルに行いたいという要望に応えて、隣接する２枚のパーティションパネル同士の間に、それらパーティションパネルとの接続角度を自由に変更できる所謂フリージョイント機能を有するジョイント部材を介在させた間仕切り装置が考えられてきている。
【０００４】
そこで、テーブル等の天板付き家具を例えば上述したように複数集合させて配置する場合は、隣接する天板同士を相互に９０°、１２０°、若しくは１３５°の角度位相を異ならせて、天板の反使用縁を構成する一辺同士を向き合わせた態様で使用する場合がある。また、隣接する天板同士の間には、前記接続部材を利用して所定角度に開いたパーティションパネルをそれぞれ配置して、ワークスペースを個人ごと或いは所定のグループごとに区画することもある。換言すれば、予め定められた区画に従ってパーティションパネル等の間仕切り装置を配置し、それらパーティションパネルの起立面に天板の反使用縁を沿わせて各天板付き家具を配置することになる。いずれの態様であっても、この種の天板付き家具において天板は、これらの予め想定される角度に対応して、反使用縁を構成する二辺が天板の幅方向中央部で９０°、１２０°、若しくは１３５°の角度をなす形状に形成されている（例えば、反使用縁を構成する二辺が９０°をなすものについて、特許文献１、第１図、第１６図、第１７図参照）。そして、このような各天板付き家具における天板の側縁にも、同形状又は異形状の天板を有する家具が、その天板の側縁を対向させて配置されることがある。この場合、前記天板付き家具における天板の側縁と、それに他の天板付き家具における天板の側縁とは、通常はそれらの間に隙間を形成することなくぴったりと当接させることができる。
【０００５】
【特許文献１】
特開平１−２４４０４５号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、パーティションパネル同士をある角度に開いた間仕切り装置と接するように、ある角度に対応した角度をなす２辺から構成される反使用縁を有する天板を備えた天板付き家具を配置し、さらにその天板の側縁に沿ってそれと同形状又は異形状の天板を有する他の天板付き家具を配置した状態から、ワークスペースの区画変更に伴ってパーティションパネル同士を異なる角度に設定する必要が生じた場合について考慮すると、次のような不具合が生じる。まず、パーティションパネル同士がなす角度を変更する前においては、パーティションパネル間に介在するジョイント部材を境にして、天板の反使用縁を構成する２辺がそれぞれ各パーティションパネルの起立面と接するようにしてこの天板付き家具が配置され、その天板の側縁と他の天板付き家具の天板の側縁とが、上述したように隙間なく当接させることができる。一方、パーティションパネル同士のなす角度を異なる角度に変更すると、接続部材に対向して配置される天板付き家具の天板における反使用縁の二辺のなす角度とパーティションパネル同士のなす角度とが一致しないため、天板の反使用縁と各パーティションパネルとの間に隙間が生じる。この隙間の存在を許容したとしても、この天板とそれに隣接配置される他方の天板との側縁同士の間には明瞭な楔形の隙間が生じることになる。
【０００７】
すなわち、パーティションパネル同士のなす角度を変更前の角度よりも大きい角度に変更する場合に、他方の天板の反使用縁をパーティションパネルに沿って配置すれば、隣接する二つの天板の側縁間には使用縁側に開く楔状の隙間が形成され、逆にパーティションパネル同士のなす角度を変更前の角度よりも小さい角度に変更する場合に、他方の天板の反使用縁をパーティションパネルに沿って配置すれば、隣接する二つの天板の側縁間には反使用縁側に開く楔状の隙間が形成されることになる。このように明瞭に楔状をなす隙間の発生は、機能的なワークスペースを形成するためには決して好ましいといえるものではなく、また、外観上も統一が図れず不格好である。さらに、このような不具合は、反使用縁を構成する二辺が９０°、１２０°、若しくは１３５°の角度をなす形状の天板を有する家具だけでなく、反使用縁を構成する二辺が他の角度をなすような形状の天板を有する家具についても同様であり、間仕切り装置を用いない場合でも同様である。また、少なくとも一方の天板付き家具が天板を支持する脚構造体に天板の高さ調節機構を備えたものである場合に、それら隣接する天板同士の高さを異ならせて配置する際には、水平方向に加えて高さ方向にも極めて明確な隙間が生じることとなるため、上述した不具合が顕著である。そして、このような不具合を回避するためには、予め想定されるあらゆる配置態様に対応した形状の天板を有する家具を準備しておくか、或いは配置変更の度に購入し直さなければならず、極めて不経済である。
【０００８】
そこで本発明は、以上のような問題に鑑みて、ワークスペースの区画変更や家具の配置変更にフレキシブルに対応して、天板付き家具とそれに隣接配置される他の天板付き家具との天板間の隙間を目立たせなくすることができる、汎用性の高い天板と天板付き家具の提供を主目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の天板は、家具類の天板において、周縁が、使用端側の縁部を構成する使用縁と、反使用端側の縁部を構成する反使用縁と、及びこれら使用縁と反使用縁の左右両側端をそれぞれ接続する一対の側縁とからなるものであって、該天板の左右両側縁を、湾曲形状をなして外側方へ膨出させていることを特徴とするものである。なお、ここでいう天板には、独立して床面に設置されるテーブル、デスク、作業台あるいはそれらの補助テーブル、袖机、等の机上作業用家具の天板、ワゴン等の収納家具の天板、パーティションパネル等の間仕切り家具に支持させて使用される天板等の、天板上で作業を行うために用いられる天板であればあらゆるものが含まれる。
【００１０】
このような天板を備えた天板付き家具を、例えばパーティションパネル同士を所定角度をなして配置した間仕切り装置の当該パーティションパネルに天板の反使用縁を対向させて配置し、それに隣接させて、この天板と同様に側縁を外側方へ膨出させた形状を有する天板を有する他の天板付き家具、若しくは最も一般的な矩形天板を有する他の天板付き家具をパーティションパネルに沿って配置し、それらの天板の一側縁同士を対向させる場合、隣接する天板付き家具の天板における側縁同士の間には、必ず空間が生じる。しかし、直線的な側縁を有する天板同士を隣接配置する場合と比較すると、この空間は、少なくとも一方の天板の側縁が外側方へ膨出していることに起因して、天板同士の境界がはっきりしない不明瞭な湾曲した形状をなす。そしてこの状態から、パーティションパネル同士の角度を変更した場合も同様に、隣りあう天板付き家具の天板の側縁同士の間に、不明瞭な湾曲形状の空間が形成される。このような空間が形成されるのは、間仕切り装置を用いずに、所定角度で複数の天板付き家具を配置する場合も同様である。すなわち、本発明では、複数の天板付き家具天板を隣接配置する場合に、ワークスペースの区画変更等に伴う天板付き家具の配置態様の如何に拘わらず常にそれらの天板の側縁同士の間に上述のような空間を敢えて形成し、しかもその空間の縁部が、少なくとも一方の天板の側縁における膨出形状に対応して明瞭でない曖昧な形状となるようにしているため、天板の側縁間に不明瞭な湾曲形状の空間が常に形成されるという統一の下で、隣接する天板付き家具との天板間の境界を目立たせなくすることができることとなる。したがって、本発明によれば、側縁を外方へ膨出させた一つの形状の天板で多様な家具配置に対応できるため、従来のように、天板の側縁間に隙間が形成されないようにするために多種類の形状の天板を準備したり、その手間やコストアップを避けると見栄えの悪い明瞭な隙間の発生を容認せざるを得なかった不具合が一挙に解消されることになる。なお、天板の側縁間に形成された空間は、天板上に配置されるディスプレイやパーソナルコンピュータを始めとする機器類の配線を天板下に落とし込むための配線挿通路としても活用することができる。
【００１１】
このような隙間を形成するための構成である天板の側縁における外側方への膨出形状は、天板の左右両側縁それぞれにおける前端と後端との間における任意の部位を、これら前端と後端とをそれぞれ結ぶ仮想線分よりも、更に外側方へ偏位させて位置付けることで、確実に形成することができる。
【００１２】
また、天板の側縁の膨出形状及びそれに伴い形成される空間の形状を、上述した作用を確保しつつ見栄えのよいすっきりとしたものとするには、天板の左右両側縁を、それぞれの前端及び後端を通過する所定半径の部分円弧形状とすることが望ましい。
【００１３】
また、隣接する天板の側縁間に形成される空間との統一を図り、天板の反使用縁と間仕切り装置のパーティションパネルや他の天板付き家具を始めとする家具類又は建築壁との間にも、明確ではない不明瞭な湾曲形状の空間が形成されるようにするためには、天板の平面視形状を、その反使用縁を左右の側縁の各後端よりも奥行き方向へ湾曲して膨出させた部分円弧形状をなす概略扇形状とすることが好ましい。
【００１４】
また、天板全体の形状の統一感を高めつつ、使用者が天板の使用端側に接近しやすくなるようにするためには、天板の使用縁を、左右の側縁の各前端よりも奥行き方向へ湾曲して没入させた部分円弧形状として、この使用縁により包囲される当該天板の使用端側における外部領域を、当該天板を使用する使用者が主として作業可能な使用者配置領域とすればよい。
【００１５】
この場合、天板の使用縁を構成する部分円弧形状の中心と同心であり且つ反使用縁の左右両端の二点を通過する仮想円弧よりも、天板の反使用縁を奥行き方向へ膨出させた形状とすることで、反使用縁が比較的大きく奥行き方向へ張り出すこととなるため、反使用縁とパーティションパネル等との間の空間を狭いものとすることができる。
【００１６】
一方、天板の反使用縁よりも、天板の使用縁を構成する部分円弧形状の中心と同心であり且つ反使用縁の左右両端の二点を通過する仮想円弧を奥行き方向へ膨出させた形状としている場合は、使用者配置領域を大きく確保しつつ、２つのパーティションパネル同士のなす角度が比較的大きい場合に、反使用縁とパーティションパネルとの間の空間を狭めることができる。
【００１７】
また、本発明の天板付き家具は、上述したように側縁を外側方へ膨出させた形状の天板を、支持構造体に支持させた構成を有することを特徴とするものである。ここで、支持構造体とは、天板を支持することができる構造体を意味し、いわゆる脚体や、収納家具の本体、天板を引っ掛けて保持し得る構成のパーティションパネル等が含まれる。したがって、このような天板付き家具としては、独立して床面に設置されるテーブル、デスク、作業台あるいはそれらの補助テーブル、袖机、等の机上作業用家具、ワゴン等の収納家具、天板を取り付けたパーティションパネル等の間仕切り家具など、天板上で作業を行うことを前提とする天板付き家具が含まれる。そして、天板の側縁形状に上述したような特徴を持たせることで、以上に述べた天板の奏する作用と同等の作用を奏することになる。
【００１８】
また、このような天板付き家具であれば、支持構造体に、使用者の身長や座高等の体格、あるいは立ち作業や座り作業等の作業姿勢に対応して天板の使用高さを調節し得る高さ調節機構を設ければ、隣接する天板付き家具の天板同士の高さが異なる場合にも、天板同士の側縁間に形成される空間を不明瞭なものとすることができるので、天板間に生じる段差により形成される境界を目立たせなくすることが可能となる。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係る天板並びに当該天板を備えた天板付き家具の一例であるテーブルＴ１について、図面を参照して説明する。
【００２０】
図１に示す本実施形態のテーブルＴ１は、主として天板１と、この天板１を支持する支持構造体たる脚構造体２とから構成される。
【００２１】
まず、天板１は、木材やスチール等の一般的な天板に適用される素材によって形成された板状をなすものであり、平滑に形成した上面を図示しないパーソナルコンピュータやそのディスプレイ等の機器、書類その他の物品を載置し得るようにしている。天板１の底面も平滑にしてある。この天板１は、外観上の特徴として、平面視概略扇形状をなしているが、ここで、天板１の扇形状は、幾何学上でいうところの単純な扇形ではないため、以下、天板１の平面視形状について詳述する。なお、この天板１は、幅方向中央部を奥行き方向に通過する中央線ｌ１（図４参照）を対称軸としてほぼ左右対称の平面視形状を有している。
【００２２】
具体的に天板１は、図３及び図４に示すように、いずれも湾曲した使用縁１１、反使用縁１２、左右一対の側縁１３を有している。まず、使用縁１１は、主としてこの天板１を利用して机上の執務を行う使用者（図示省略）が対面する使用端側の端縁を構成するものであり、その両側端よりも中央部を反使用端側へ窪ませた連続する湾曲形状を有している。より具体的に、この使用縁１１の湾曲形状は、図４に示すように、前記中央線ｌ１上に設定される点ｏ１１を中心とする円弧の一部の形状に概ね対応している。本実施形態では、前記中心点ｏ１１を中心とする使用縁１１に対応する弧の半径ｒ１１を例えば約１５００ｍｍ、中心角度α１を例えば約４０°としている。このように湾曲する使用縁１１によって包囲される天板１よりも使用者側である外部領域を、図３に示すように、使用者をこの使用縁１１に接近できるように位置付けるための使用者配置領域１ｓとしている。
【００２３】
反使用縁１２は、使用者から見て奥行き側において使用端と対向する反使用端側の端縁を構成するものであり、その両側端よりも中央部を反使用端側へ膨出させた連続する湾曲形状を有している。より具体的に、この反使用縁１２の湾曲形状は、図４に示すように、前記中央線ｌ１上に設定される点ｏ１２を中心とする円弧の一部の形状に概ね対応している。本実施形態では、前記中心点ｏ１２を中心とする反使用縁１２に対応する弧の半径ｒ１２を、例えば約、１６００ｍｍ、中心角度α２を例えば約７０°としている。すなわち、同図に示すように、反使用縁１２における弧形状の半径ｒ１２は使用縁１１における弧形状の半径ｒ１１よりも大きく、且つ、反使用縁１２における弧形状の中心点ｏ１２は使用縁１１における弧形状の中心点ｏ１１よりも天板１の使用縁１１に近い位置に設定されている。このため、使用縁１１の弧形状の中心点ｏ１１を中心として、反使用縁１２の両側端の二点を通過する仮想円弧ｃ１を描いた場合、反使用縁１２はこの仮想円弧ｃ１よりも奥行き方向へ膨出していることになる。一方、反使用縁１２の弧形状の中心点ｏ１２を中心として、使用縁１１の両側端の二点を通過する仮想円弧ｃ２を描いた場合、使用縁１１はこの仮想円弧ｃ２よりも使用者側へ膨出していることになる。このことを別の観点から考慮すると、使用縁１１の弧形状の中心点ｃ１１から半径方向へ天板１に向けて延ばした直線のうち、使用縁１１と反使用縁１２とによって区切られる線分の長さは、中央線ｌ１に沿った線分において最大となり、その位置から天板１の左右両側方へ角度位相を変化させるに従って漸次減少する。すなわち、この天板１の上面は、幅方向中央部において最も広く、左右両端部で最も狭くなっている。
【００２４】
左右の側縁１３は、天板１の両側端部における端縁を構成するものであり、使用者配置領域１ｓに居る使用者から見ると、使用縁１１側から反使用縁１２側へ斜め前方に延び、且ついずれも外側方へ膨出する連続した湾曲形状をなしている。具体的に左側の側縁１３についてみると、この側縁１３は、天板１の右外側方に中心（図示省略）を有する所定半径の円弧の一部に概ね対応する形状にしてある。これとは逆に、右側１３の側縁は、天板１の左外側方に中心（図示省略）を有する所定半径の円弧の一部に概ね対応する形状にしてある。本実施形態ではこれら側縁１３の弧形状の半径を、例えば約６７００ｍｍとしている。その結果、これら側縁１３は、それぞれの前端及び後端を結ぶ仮想線分ｍ１よりも、それぞれ外側方へ膨出する形状をなすことになる。なお、天板１の四隅においては、各側縁１３の前端と前縁１１の両側端との間の領域、及び各側縁１３の後端と後縁１２の両側端との間の領域に、それぞれ丸みを帯びさせることにより各端縁を滑らかに連続させた左右一対の前コーナー部１４、左右一対の後コーナー部１５としている。
【００２５】
脚構造体２は、図１、図２及び図３に示すように、主として天板１を下方から支持する矩形上の枠体３と、この枠体３の四隅から略鉛直下方に延びる合計四本の脚支柱４と、各脚支柱４の下端部に取り付けられて床面に接地する接地体たるアジャスタ５とにより構成される。
【００２６】
枠体３は、天板１の底面において左右の側縁１３の前コーナー部１４よりもやや反使用端側内寄り位置及び反使用縁１２の後コーナー部１５よりも左右にやや内寄り位置にそれぞれ下方から取り付けられるコーナー部材３１と、左右に隣接するコーナー部材３１、３１間を接続する第１横架材３２と、前後に隣接するコーナー部材３１、３１間を接続する第２横架材３３と、コーナー部材３１と天板１との間に介在させる板状のカバー部材３４とを具備する平面視概略矩形上をなすものである。第１横架材３２及び前記第２横架材３３は、例えばアルミ素材の押し出し成形等により製造される中空部材であり、長手方向の任意の部位で同一の断面形状を有している。コーナー部材３１は、平面視略略正方形の板状をなす本体部３１１と、この本体部３１１の隣接する二側縁からそれぞれ水平方向に相互に略９０°の離反角度をなして突出させて設けた第１接続部３１２及び第２接続部３１３と、前記本体部３１１の一隅部から天板１の対応するコーナー部１４、１５方向へ前記第１接続部３１２及び第２接続部３１３と相互に略１３５°の角度をなして突出させて設けた脚取付部３１４とから構成される。第１接続部３１２及び第２接続部３１３は、いずれも第１横架材３２及び第２横架材３３の中空内部の内法形状に対応する断面形状を有しており、これら第１横架材３２及び第２横架材３３の中空内部に対応する第１接続部３１２及び第２接続部３１３を端部から挿入することによって、この枠体３を矩形状をなすものとしている。
【００２７】
また、脚取付部３１４は、本体部３１１の隅部から突出させた突出端の底面に、鉛直方向に垂下させた円柱状をなし外周面にネジ山３１４ｃを形成した下向き凸部３１４ａを設けており、この下向き凸部３１４ａを後述する脚支柱４を構成する丸パイプ状のアウター部材４１に上方からねじ込むことで、コーナー部材３１に脚支柱４を取り付けるようにしているここで、図２及び図３に示すように、下向き凸部３１４ａの平面視形状である円形の中心は、天板１の側縁１３及び反使用縁１２よりも内側に位置付けられており、この下向き凸部３１４ａに取り付ける脚支柱４（アウター部材４１及びインナー部材４２を含む）も平面視した場合に上方から天板１に隠されるような寸法としている。また、本体部３１１及び脚接続部３１４の上面には、それらに連続して上面を凹没させた凹陥部３１５を形成している一方、この凹陥部３１５の平面視形状及び深さにカバー部材３４の平面視形状及び厚みを対応させている。すなわち、カバー部材３４は、コーナー部材３１の凹陥部３１５に上方から挿入されることになるが、このとき、カバー部材３４の中央部にねじ挿通孔３４ａを形成するとともに、さらにそれらに対応させて本体部３１１の中央部に上方へ開口するねじ孔３１１ａを形成し、カバー部材３４の上面側からねじ挿通孔３４ａにそれぞれ挿入したボルトＢ１を、対応するコーナー部材３１のねじ孔３１１ａに締着し固定することによって、カバー部材３４をコーナー部材３１に取り付けるようにしている。なお、カバー部材３４の上面にボルトＢ１の頭部を突出させないために、ねじ挿通孔３４ａの周囲に、上方へ開口しボルトＢ１の頭部を収容可能なザグリ穴３４ｂを形成している。また、コーナー部材３１における脚取付部３１４には、下向き凸部３１４ａの中央を通り上方に開口するねじ孔３１４ｂが形成してあり、このねじ孔３１４ｂに対応させてカバー部材３４及び天板１の側縁１３及び反使用縁１２にねじ挿通孔３４ｃ、１６を形成しており、天板１の上方からねじ挿通孔１６に挿入したボルトＢ２をカバー部材３４のねじ挿通孔３４ｃを通じてコーナー部材３１のねじ孔３１４ｂに締着することによって、天板１、カバー部材３４及びコーナー部材３１を相互に固定するようにしている。なお、天板１の上面にボルトＢ２の頭部を突出させないために、ねじ挿通孔１６の周囲には、上方へ開口しボルトＢ２の頭部を収容し得るザグリ穴１６ａを形成している。
【００２８】
脚支柱４は、主として上端部側に配置されるアウター部材４１と、このアウター部材４１の下端部に突没可能に挿入されるインナー部材４２と、アウター部材４１とインナー部材４２との相対移動を規制するストッパ部材４３とを具備している。そして、これらアウター部材４１、インナー部材４２、及びストッパ部材４３によって、インナー部材４２をアウター部材４１に対して突没させた所定の複数の高さ位置から所望の位置でストッパ部材４３によりアウター部材４１とインナー部材４２とを固定することで天板１の高さ位置を調節し得る高さ調節機構４Ｘを構成している。アウター部材４１は、起立姿勢で配置される金属製の丸パイプ状をなす部材であり、その上端部の内周面に形成した雌ネジ４１２に前記脚取付部３１４の下向き凸部３１４ａのネジ山３１４ｃを嵌め合わせることにより、下方からコーナー部材３１を介して天板１を支持するようにしている。また、このアウター部材４１の下端部における外面には、水平方向に周回させた係合溝４１１を形成している。インナー部材４２も、起立姿勢で配置される金属製の丸パイプ状をなす部材であり、アウター部材４１の内径寸法に略対応する外径を有している。さらに、前記インナー部材４２には、同一の高さ位置に周方向に所定角度位相で相互に離間させて複数（図示例では３つ）形成した前記係合凹部４２１の組を、高さ方向に所定ピッチで離間させて複数形成している。前記係合凹部４２１内には、この係合凹部４２ａを通じて前記中空部内と外部とを遮断する底部４２１ａを設けており、この底部４２１ａの外方に露出する起立面には、天板１の上面の床面からの高さ寸法を示す表記（図示省略）を印刷等により表示している。また、インナー部材４２の下端部には、例えばアルミ素材のダイキャスト成形品であるアジャスタ受け４４を取り付けている。このアジャスタ受け４４は、インナー部材４２の平面視形状における外径と略同径を有する円盤状の下段部４４１、インナー部材４２の平面視形状における内径と略同径を有する円柱状の中段部４４２、中段部４４２よりも若干小径の円柱状をなす上段部４４３を下からこの順に上下に中心を一致させて一体をなして積層した構成を有している。そして、中段部４４２の外周面をインナー部材４２の内周面に圧接させつつインナー部材４２に上段部４４３及び中段部４４２を下方から圧入し、下段部４４１の外周縁に沿った上面をインナー部材４２の底面に当接させた位置で、このアジャスタ受け４４をインナー部材４２に取り付けるようにしている。また、このアジャスタ受け４４の中央部には、上下に貫通するねじ孔４４４を形成しており、後述するアジャスタ５のねじ軸５１２を下方から挿入し得るようにしている。
【００２９】
ストッパ部材４３は、弾性変形可能な部材として特に本実施形態ではポリカーボネート樹脂により形成した一部を開放させたＣリング状をなす部材である。そして、ストッパ部材４３の内向面には、インナー部材４２に形成した係合凹部４２１と係合可能な係合凸部４３１を前記係合凹部の組４２１に対応させて複数（図示例では３つ）形成している。また、ストッパ部材４３の上端部における内向面には、内側斜め上方を向く係合爪４３２を間欠的に複数個形成している。そして、ストッパ部材４３の取り付け過程において、Ｃリング状の開放端を弾性変形により拡縮させてストッパ部材４３をインナー部材４２の外面に嵌め合わせ、複数の係合凸部４３１をそれぞれ対応するインナー部材４２の係合凹部４２１に挿入するとともに、その位置で係合爪４２３をアウター部材４１に形成した係合溝４１１に挿入してそれらを相互に係合させることにしている。すなわち、高さ調節機構４Ｘによって天板１の上面の高さを変更する場合は、ストッパ部材４３を取り外した後、インナー部材４２のアウター部材４１に対する挿入長さを変更した上で、上述と同様の操作によって再度ストッパ部材４３を取り付けるようにする。
【００３０】
アジャスタ５は、アジャスタ本体５１と、このアジャスタ本体５１を支持しその周囲を包囲する軟質材料からなるアジャスタバンパ５２と、前記アジャスタ本体５１の上方に配置されるアジャスタカバー５３とから構成される。アジャスタ本体５１は、円板形状をなす金属製の板状部５１１の中央部に鉛直上方に向けてねじ軸５１２を起立させた構成を有するものである。前記板状部５１１には肉厚方向に貫通させた係合孔５１１ａを複数形成しており、この係合孔５１１ａを利用してアジャスタバンパ５２を取り付けるようにしている。そのアジャスタバンパ５２は、底面を床面に対する接地面とした軟質樹脂の成形品である。このアジャスタバンパ５２は平面視円形状をなしており、その直径を、板状部５１１、脚支柱４のインナー部材４２及びアウター部材４１のいずれの平面視形状の直径よりも大きく設定している。また、アジャスタバンパ５２の上面中央部には、アジャスタ本体５１の板状部５１１を収容し得る平面視円形状をなす収容凹部５２１を形成しており、その底部には、板状部５１１の係合孔５１１ａに挿入される係合突起５２２を複数形成している。また、収容凹部５１１の周縁部上端には、内向きに突出させた鍔部５２３を形成しており、この鍔部５２３を弾性変形させながら収容凹部５１１に挿入した板状部５１１の上方への抜け出しを、鍔部５２３の下向面に阻害させて防止するようにしている。すなわち、アジャスタ本体５１の板状部５１１は、アジャスタバンパ５２の収容凹部５２１に上方から挿入した位置で、係合孔５１１ａと係合突起５２２とを相互に凹凸係合させることにより、アジャスタバンパ５２に取り付けられることになる。なお、鍔部５２３の先端に上方へ向けて突出させた環状上向き突部（図示省略）を形成しており、この環状上向き突部と収容凹部５２２の周縁との間に、上方へ開口する環状溝５２４を形成している。
【００３１】
アジャスタカバー５３は、上面を上方に凸となるような湾曲面とした平面視円形状をなす金属部材であり、その平面視中央部にアジャスタ本体５１のねじ軸５１２に対応するねじ孔５３１を肉厚方向に形成している。また、アジャスタカバー５３の底面側には、アジャスタバンパ５２の収容凹部５２１において前記板状部５１１を挿入した場合に当該板状部５１１の上方に残る空間に収容される下向き突部（図示省略）と、このアジャスタカバー５３の底面における周縁部に沿って下向きに突出させた環状下向き突部（図示省略）を形成している。そして、ねじ孔５３１にねじ軸５１２を上方から螺合させて降下させた位置で、下向き突部を収容凹部５２１の残存空間に収容させ、且つ環状下向き突部をアジャスタバンパ５２の環状溝５２３に挿入して、アジャスタカバー５３をアジャスタ本体５１及びアジャスタバンパ５２に取り付けることによって、アジャスタ本体５１の板状部５１１を上方から隠蔽するようにしている。そして、アジャスタカバー５３の上方に突出するねじ軸５１２を、インナー部材４２の下端部に取り付けたアジャスタ受け４４のねじ孔４４４に挿入して上下に螺進退させることにより、天板１の上面のレベル調整を行うようにしている。そして、このようにアジャスタ５を取り付けた状態では、図３に示すようにテーブルＴ１を平面視した場合に、アジャスタバンパ５２の外縁の一部を、天板１の側縁１３及び反使用縁１２よりも外方へ突出さていることになる。これは、このテーブルＴ１をパーティションパネル等から構成される間仕切り装置に隣接させて配置する場合、天板１よりもアジャスタバンパ５２を優先的に間仕切り装置に当接させるための構成であるが、この点については後で詳述するものとする。
【００３２】
本実施形態のテーブルＴ１は、以上に説明したような構成であり、同種のテーブルＴ１をそれらの側縁１３同士を対向させて隣接配置することができるが、このテーブルＴ１の天板１における側縁１３に隣接配置することができる天板付き家具の変形例として、以下に説明するようなＴ２を採用することもできる。
【００３３】
図５及び図６に示すように示すテーブルＴ２は、概略矩形状をなす天板１００と、上述したテーブルＴ１とほぼ同様の構成の脚構造体２００とから構成される。但し、脚構造体２００は、枠体３００を構成する第１横架材３２０及び第２横架材３３０の長手寸法が、テーブルＴ１における第１横架材３２及び第２横架材３３の長手寸法よりも若干大きいことが異なるのみで、その他の部材についてはテーブルＴ１と同様であるので説明を省略する。
【００３４】
天板１００は、外観上の特徴として平面視長方形状をなしているが、ここで、この天板１００の形状は、幾何学上でいうところの単純な長方形ではなく、いずれも湾曲した使用縁１１０、反使用縁１２０、左右一対の側縁１３０を有している。なお、この天板１は、幅方向中央部を奥行き方向に通過する中央線ｌ１００を対称軸としてほぼ左右対称の平面視形状を有している。
【００３５】
具体的に図６に示すように、まず、天板１００の使用縁１１０は、主としてこの天板１００の使用端側の端縁を構成するものであり、その両側端よりも中央部を反使用端側へ窪ませた連続する湾曲形状を有している。より具体的に、この使用縁１１０の湾曲形状は、図 に示すように、使用縁１１０の両側端部及び幅方向中央部を通過する部分円弧を描くものであり、両端部よりも幅方向中央部を約１０ｍｍ程度反使用縁１２０側に位置付けている。また、このように湾曲する使用縁１１０によって包囲される天板１よりも使用者側である外部領域を、使用者をこの使用縁１１０に接近できるように位置付けるための使用者配置領域１００ｓとしている。
【００３６】
反使用縁１２０は、天板１００の反使用端側の端縁を構成するものであり、その両側端よりも中央部を反使用端側へ膨出させた連続する湾曲形状を有している。より具体的に、この反使用縁１２０の湾曲形状は、図６に示すように、反使用縁１２０の両側端部及び幅方向中央部を通過する部分円弧を描くものであり、幅方向中央部よりも両端部を約１０ｍｍ程度使用縁１１０側に位置付けている。
【００３７】
左右の側縁１３０は、天板１００の両側端部における端縁を構成しており、使用者配置領域１００ｓに居る使用者から見ると、使用縁１１０側から反使用縁１２０側へ向けて外側方に膨出しつつ略前方に延びている。具体的には、左側の側縁１３０についてみると、この側縁１３０は、天板１００の右側方に中心（図示省略）を有する所定半径の円弧の一部に概ね対応する形状にしてあり、奥行き方向中央部を前端及び後端よりも約１０ｍｍ程度左側方に位置付けている。これとは逆に、右側１３０の側縁は、天板１の左側方に中心（図示省略）を有する所定半径の円弧の一部に概ね対応する形状にしてあり、奥行き方向中央部を前端及び後端よりも約１０ｍｍ程度右側方に位置付けている。従って、これら側縁１３０は、それぞれの前端及び後端を結ぶ仮想線分ｍ１００よりも、それぞれ外側方へ膨出する形状をなすことになる。なお、天板１００の四隅においては、各側縁１３０の前端と前縁１１０の両側端との間の領域、及び各側縁１３０の後端と後縁１２０の両側端との間の領域に、それぞれ丸みを帯びさせることにより各端縁を滑らかに連続させた左右一対の前コーナー部１４０、左右一対の後コーナー部１５０としている。なお、前コーナー部１４０及び後コーナー部１５０の円弧形状の中心に、脚支柱４を構成するアウター部材４１及びインナー部材４２の中心を略合致させて脚構造体２００を配置するようにしており、さらに前コーナー部１４０及び後コーナー部１５０の円弧形状の直径は、アジャスタバンパ５２の平面視形状である円形よりも小さくしている。
【００３８】
そして、このような天板１００を脚構造体２００に取り付けると、平面視した場合にアジャスタバンパ５２の外縁の一部が、天板１００の左右の前コーナー部１４０及び後コーナー部１５０において、斜め前方及び斜め後方へ突出していることとなる。
【００３９】
ここで、テーブルＴ１及びテーブルＴ２を利用した配置例について、図７及び図８を利用して説明する。この配置例は、相互になす角度を変更し得る二枚のパーティションパネルＰＰ１、ＰＰ２（想像線で示す）を備えた間仕切り装置ＰＳに沿ってテーブルＴ１及びテーブルＴ２配置するものである。特に図７に示す平面図は、パーティションパネルＰＰ１，ＰＰ２の内角θ１を１２０°としてそのコーナー部分に天板１の反使用縁１２を対向させてテーブルＴ１を配置し、そのテーブルＴ１の天板１における右側縁１３に左側縁１３０を対向させ且つ一方のパーティションパネルＰＰ２の起立面に反使用縁１２０を沿わせてテーブルＴ２を配置した状態を示している。一方、図８に示す平面図は、図７に示した状態からオフィスにおけるワークスペースの模様替え等に伴って、パーティションパネルＰＰ１，ＰＰ２の内角θ２を１３５°としてそのコーナー部分に天板１の反使用縁１２を対向させてテーブルＴ１を配置し、そのテーブルＴ１の天板１における右側縁１３に左側縁１３０を対向させ且つ一方のパーティションパネルＰＰ２の起立面に反使用縁１２０を沿わせてテーブルＴ２を配置した状態を示している。
【００４０】
まず、図７及び図８に示す各配置態様において、天板１の反使用縁１２及び天板１００の反使用縁１２０と、パーティションパネルＰＰ１，ＰＰ２との関係についてみると、いずれの配置態様においても、テーブルＴ１、テーブルＴ２においては天板１の反使用縁１２、天板１００の反使用縁１２０よりもアジャスタバンパ５２の外縁がより奥方へ突出しているため、各天板１，１００の反使用縁１２，１２０ではなくアジャスタバンパ５２がパーティションパネルＰＰ１，ＰＰ２の起立面に当接する。したがって、各天板１，１００の反使用縁１２，１２０とパーティションパネルＰＰ１，ＰＰ２の起立面との間には、連続した空間Ｓ１，Ｓ２が形成され、しかもこれらの空間Ｓ１，Ｓ２同士も連続している。このため、テーブルＴ１，Ｔ２の反使用縁１２，１２０に連通するこれら空間Ｓ１，Ｓ２を、連続した配線空間として利用することができる。また、天板１の反使用縁１２とパーティションパネルＰＰ１，ＰＰとの間の空間Ｓ１は、パーティションパネルＰＰ１，ＰＰ２同士のなす角度の如何に拘わらず形成されており、しかもパーティションパネルＰＰ１，ＰＰ２同士のなす角度に基づく相違は、空間Ｓ１の主として奥行き方向への広さが図７の態様と図８の態様とで若干異なるのみである。したがって、天板１，１００の反使用縁１２，１２０とパーティションパネルＰＰ１，ＰＰ２との間に常に空間Ｓ１，Ｓ２を形成することができるため、ある配置態様では隙間が生じるが別の配置態様では隙間が生じないといった従来の不具合が生じず、さらに、隙間を常に生じさせないためには配置態様ごとに対応する形状の天板を入手する必要があった従来の問題を解消することができる。また特に、テーブルＴ１においては、天板１の反使用縁１２の奥行き方向への膨出量を、使用縁１１の奥行き方向への膨出量よりも大きくしているため、例えば図８に示すパーティションパネルＰＰ１，ＰＰ２同士のなす角度が約１３５°である配置態様から、図７に示すパーティションパネルＰＰ１，ＰＰ２同士のなす角度が約１２０°である配置態様に変更するように、パーティションパネル同士のなす角度をより小さくした場合であっても、天板１の反使用縁１２とパーティションパネルＰＰ１，ＰＰ２との間の空間Ｓ１を不必要且つ不格好に大きくすることもない。特に、パーティションパネルＰＰ１，ＰＰ２として、複数の縦桟と横桟とを格子状に形成した空隙を有する起立面を備えた所謂グレーチングパネルを適用すると、パーティションパネルＰＰ１，ＰＰ２の空隙と前記空間Ｓ１，Ｓ２とを連続する広い印象を与えるスペースを形成することができる。
【００４１】
一方、図７及び図８に示す各配置態様において、相互に対向する天板１の右側縁１３と天板１００の左側縁１３０との関係についてみると、何れの配置態様であっても、側縁１３，１３０同士の間には、使用端側から反使用端側へ徐々に広がる（図８参照）か若しくは狭まる（図９参照）かいずれかの空間Ｓ３が形成される。ところでこの空間Ｓ３は、側方を天板１の側縁１３と天板１００の側縁１３０によって包囲されており、しかもこれら側縁１３，１３０はこの空間Ｓ３を狭める方向に湾曲して膨出している。したがって、従来は、天板の直線的な側縁同士を対向させたテーブルを隣接配置する場合に、配置態様によって側縁同士の間に隙間ができたりできなかったりするというような大きな変化が生じ、特に隙間が生じる場合には鋭角的な楔形をなす隙間の存在が明瞭となっていたが、本実施形態のテーブルＴ１，Ｔ２の隣接配置の場合には、配置態様の如何によらず常に側縁１３，１３０同士の間に空間Ｓ３が形成されるという統一性が生み出され、その空間Ｓ３の形状を不明確で曖昧にして、空間Ｓ３の存在自体を曖昧なものとすることができる。特に、図７に示すパーティションパネルＰＰ１，ＰＰ２同士のなす角度を約１２０°とした場合には、反使用端側へ徐々に広がる空間Ｓ３と、前記空間Ｓ１及びＳ２とを連通させることができるので、天板上からの天板下への配線の落とし込みが極めて容易である。また、脚構造体２，２００が備える高さ調節機構４Ｘによって、天板１，１００の上面の高さを相互に異ならせても、上述したように側縁１３，１３０間の空間Ｓ３が不明瞭な形状であることから、天板１，１００間に生じる段差を目立たなくすることもできる。
【００４２】
以上をまとめると、このように、本実施形態のテーブルＴ１及びその変形例であるテーブルＴ２によれば、これらテーブルＴ１，Ｔ２を間仕切り装置ＰＳに沿って配置する場合に、パーティションパネル同士のなす角度を種々変更しても、常に天板１，１００とパーティションパネルＰＰ１，ＰＰ２との間、天板１，１００の側縁１３，１３０同士の間に、常に空間Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３を形成するという共通のコンセプトの下で、オフィスにおけるワークスペースの様々なレイアウト変更に対応した家具システムを構築することができる。また、図示は省略するが、パーティションパネル等の間仕切り装置を用いずに同様の家具配置を行う場合や、間仕切り装置の代わりに建築壁を利用する場合にも、同様の効果を得ることができる。さらに、テーブルＴ１の隣に、テーブルＴ２の代わりに側縁が直線的な天板を有する天板付き家具を配置した場合にも、天板の側縁同士の間に形成される空間（Ｓ３に準ずる）の一方の側縁部は、湾曲して空間を狭める方向に膨出する天板１の側縁１３によって構成されるため、同様の効果が得られる。また、テーブルＴ２の隣に、テーブルＴ１の代わりに側縁が直線的な天板を有する天板付き家具を配置した場合も同様である。さらに、同種の天板を有するテーブルＴ１，Ｔ１同士又はＴ２，Ｔ２を、側縁１３，１３同士又は側縁１３０，１３０同士を対向させて隣接配置する場合は、アジャスタバンパ５２同士が当接することになるが、上述した配置例の場合と同様の効果が得られるのはいうまでもない。
【００４３】
なお、本発明は上述した実施形態又はその変形例に限られるものではない。例えば脚の昇降機構には、上述したような手動のものの他に、電動によるものを適用しても構わない。また、天板その他各部の形状や具体的構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【００４４】
特に、上述した実施形態における天板１のように、天板が平面視概略扇形状をなすものである場合は、反使用縁の奥行き方向への膨出量を使用縁の奥行き方向への窪み深さよりも小さくしてもよく、その場合は、パーティションパネル同士のなす角度を例えば１８０°近傍まで広い角度とした場合に、天板の反使用縁とパーティションパネルの起立面との間の空間（Ｓ１に準ずる）を形成しつつ、その空間を奥行き方向に狭めることができる。
【００４５】
【発明の効果】
本発明は、以上に詳述したように、天板付き家具の天板において、その側縁を湾曲させて外側方へ膨出させた形状とすることで、その天板の側縁とそれに隣接配置される天板付き家具の天板の側縁との間に積極的に空間を形成し、しかもその空間が直線的に区切られない不明確な形状とすることができる。このことに基づき、例えばオフィスにおけるワークスペースの区画変更に対応して複数の天板付き家具を配置する場合、配置態様によって天板の側縁同士の間に明確な隙間が生じたり或いは全く隙間が生じないというような相違が発生することがなく、側縁間に空間を形成するという統一性を持った家具システムを構築することが可能である。また、仮に隙間を全く生じせしめないことを目的とする場合には想定される家具の配置態様に対応した形状の天板を有する家具を入手しなければならないという従来の必要性をなくし、コストダウンを図るとともに、種々の家具配置に簡便に対応することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係る天板を備えたテーブルを示す斜視図。
【図２】同テーブルの一部を分解して示す斜視図。
【図３】同テーブルを示す平面図。
【図４】同テーブルの天板を平面図で示す説明図。
【図５】同実施形態に対応する変形例に係る天板を備えたテーブルを示す斜視図。
【図６】同テーブルを示す平面図。
【図７】複数のテーブルの一配置態様を示す平面図。
【図８】複数のテーブルの他の配置態様を示す平面図。
【符号の説明】
１、１００…天板
２、２００…支持構造体（脚構造体）
１１、１１０…使用縁
１２、１２０…反使用縁
１３、１３０…側縁
４Ｘ…高さ調節機構
Ｔ１，Ｔ２…天板付き家具（テーブル）[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a top plate of furniture and furniture with a top plate in which the top plate is supported by a support structure.
[0002]
[Prior art]
In a workspace such as an office, an island-shaped work group is formed by arranging a plurality of furniture with a top plate represented by a desk, table, sleeve desk, work table, wagon, etc. It can be seen that these furnishings with a top plate are arranged along partitions such as panels. Furthermore, even when a plurality of furniture of the same type or different types with a top plate are collectively arranged, a workspace may be defined by disposing a partition panel between adjacent furnitures. In recent years, personal computer work on a top plate has become common, and a display and documents are simultaneously placed on one top plate to perform personal computer work and other work in parallel. Also, the use of a so-called multi-display, in which a plurality of displays are arranged on a single top plate and they are switched simultaneously or by switching, has become very common. In response to such a situation, as a top plate capable of securing a wide use area as a top plate, for example, the use edge is curved or bent in the depth direction, and the left and right side edges are respectively set from both side edges of the use edge. Various top plates have been conceived that extend linearly obliquely to the front side and further have an anti-use edge formed of two sides that intersect at a predetermined angle at the center in the width direction of the top plate. And in order to maintain the appearance and to facilitate the positioning of the top plate of this type, which is usually arranged adjacent to other furniture or partitioning devices, and the sides constituting the anti-use edge, and The left and right side edges intersecting with each other are set so as to be substantially orthogonal.
[0003]
In addition, in response to a demand for flexible work space partitioning in response to the mobilization of personnel and the diversification of work styles in offices in recent years, the space between two adjacent partition panels has been increased. There has been proposed a partitioning device interposed with a joint member having a so-called free joint function capable of freely changing the connection angle of the partition.
[0004]
Therefore, in the case of arranging a plurality of furniture with a top plate such as a table, for example, as described above, the adjacent top plates are mutually different in the phase of 90 °, 120 °, or 135 °, and In some cases, the plate is used in such a manner that the sides constituting the non-use edge of the plate face each other. In addition, partition panels that are opened at a predetermined angle using the connection members may be arranged between adjacent top plates to divide the workspace into individuals or groups. In other words, partitioning devices such as partition panels are arranged in accordance with predetermined sections, and furniture with each top board is arranged along the non-use edge of the top board on the upright surfaces of the partition panels. In any case, in this type of furniture with a top plate, two sides forming the anti-use edge are 90% at the center in the width direction of the top plate, corresponding to the angles assumed in advance. °, 120 °, or 135 ° (for example, in the case where two sides forming an anti-use edge form 90 °, see Patent Document 1, FIG. 1, FIG. 16, FIG. (See FIG. 17). Furniture having a top plate of the same shape or a different shape may be placed on the side edge of the top plate of each piece of furniture with the top plate with the side edges of the top plate facing each other. In this case, the side edge of the top plate of the furniture with the top plate and the side edge of the top plate of the other furniture with the top plate are normally brought into close contact with each other without forming a gap therebetween. Can be.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A 1-244045
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Here, furniture with a top plate provided with a top plate having an anti-use edge composed of two sides forming an angle corresponding to a certain angle is arranged so as to be in contact with the partition device in which the partition panels are opened at a certain angle. From the state where another furniture with a top plate having the same shape or a different shape is arranged along the side edge of the top plate, the partition panels are set at different angles in accordance with a change in the division of the workspace. Considering the case where it is necessary to perform the following, the following problems occur. First, before changing the angle formed between the partition panels, the two sides forming the anti-use edge of the top plate are in contact with the upright surfaces of the respective partition panels, with the joint member interposed between the partition panels as a boundary. Thus, the furniture with the top plate is arranged, and the side edge of the top plate and the side edge of the top plate of the other furniture with the top plate can be brought into contact with no gap as described above. On the other hand, if the angle between the partition panels is changed to a different angle, the angle between the two sides of the anti-use edge and the angle between the partition panels on the top plate of the furniture with the top plate that is arranged to face the connecting member will be different. Since they do not match, there is a gap between the anti-use edge of the top plate and each partition panel. Even if this gap is allowed, a clear wedge-shaped gap is created between the side edges of the top plate and the other top plate arranged adjacent thereto.
[0007]
That is, when the angle between the partition panels is changed to an angle larger than the angle before the change, if the opposite use edge of the other top plate is arranged along the partition panel, the side edges of the two adjacent top plates are arranged. A wedge-shaped gap that opens to the use edge side is formed between them, and conversely, when the angle between the partition panels is changed to an angle smaller than the angle before the change, the anti-use edge of the other top plate follows the partition panel. With such arrangement, a wedge-shaped gap that opens toward the non-use edge side is formed between the side edges of two adjacent top plates. The generation of such a clear wedge-shaped gap is not preferable in order to form a functional workspace, and the appearance is not uniform and unsightly. Further, such a defect is caused not only by furniture having a top plate whose two sides constituting the anti-use edge form an angle of 90 °, 120 °, or 135 °, but also by making the two sides constituting the anti-use edge The same applies to furniture having a top plate having another angle, and the same applies even when a partitioning device is not used. Further, when at least one of the furniture with a top plate is provided with a height adjustment mechanism for the top plate in a leg structure supporting the top plate, the adjacent top plates are arranged at different heights. In such a case, a very clear gap is formed not only in the horizontal direction but also in the height direction, so that the above-mentioned problem is remarkable. In order to avoid such a problem, furniture having a top plate having a shape corresponding to all possible arrangement modes must be prepared in advance or purchased again every time the arrangement is changed. Is extremely uneconomical.
[0008]
In view of the above problems, the present invention flexibly responds to a change in a workspace section and a change in the arrangement of furniture, and allows the furniture with a top plate to be combined with other furniture with a top plate placed adjacent thereto. The main purpose is to provide a versatile top plate and furniture with a top plate, which can make the gap between the plates inconspicuous.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
That is, in the top plate of the present invention, in the top plate of furniture, a peripheral edge is a use edge forming an edge portion on a use end side, an anti-use edge forming an edge portion on a non-use end side, and The left and right edges of the top plate are curved and bulged outward in a curved shape. It is assumed that. In addition, the tabletop here refers to a tabletop, a desk, a workbench or an auxiliary table for them, a tabletop for desk work furniture such as a sleeve desk, a storage board such as a wagon, etc. Any top plate used for performing operations on the top plate, such as a top plate used by being supported by partition furniture such as a top plate and a partition panel, is included.
[0010]
Furniture with a top plate provided with such a top plate, for example, a partition panel in which partition panels are arranged at a predetermined angle, the partition panel of the partition panel is arranged such that the anti-use edge of the top plate is opposed to the partition panel, and adjacent to the partition panel. Similar to this top plate, another furniture with a top plate having a top plate having a side edge bulging outward, or other furniture with a top plate having the most common rectangular top plate is a partition panel. , And one side edge of those top plates is opposed to each other, a space always occurs between the side edges of the top plates of the adjacent furniture with the top plate. However, when compared with the case where the top plates having linear side edges are arranged adjacent to each other, this space is formed because at least one side edge of the top plate bulges outward. Has an unclear curved shape with unclear boundaries. Similarly, when the angle between the partition panels is changed from this state, an unclearly curved space is formed between the side edges of the top plates of the furniture with the top plate that are adjacent to each other. Such a space is formed even when a plurality of furniture with a top plate are arranged at a predetermined angle without using a partitioning device. That is, in the present invention, when a plurality of furniture tops with a top plate are arranged adjacent to each other, the side edges of the top plates with the top plate are always irrespective of the arrangement mode of the furniture with the top plate accompanying a change in the division of the workspace. Because the above-mentioned space is intentionally formed in between, and the edge of the space is made to be an unclear and ambiguous shape corresponding to the bulging shape on the side edge of at least one top plate, Under the unification that an unclear curved space is always formed between the side edges of the top plate, it is possible to make the boundary between the top plate and the furniture with the adjacent top plate inconspicuous. Therefore, according to the present invention, it is possible to cope with various furniture arrangements with a top plate of one shape in which the side edge is bulged outward, so that a gap is not formed between the side edges of the top plate as in the related art. If you prepare various types of top plates to avoid this, and avoid the trouble and cost increase, the problem of having to admit the occurrence of clear gaps with poor appearance will be solved at once Become. In addition, the space formed between the side edges of the top plate should also be used as a wiring insertion path for dropping the wiring of devices such as displays and personal computers placed on the top plate under the top plate. Can be.
[0011]
The outwardly bulging shape at the side edge of the top plate, which is a configuration for forming such a gap, is provided at any position between the front end and the rear end of each of the left and right side edges of the top plate, and It can be surely formed by deviating further to the outside than the imaginary line segment connecting the and the rear end.
[0012]
Also, in order to make the bulging shape of the side edge of the top plate and the shape of the space formed therewith clear and good-looking while securing the above-described operation, the left and right side edges of the top plate are respectively It is desirable to have a partial arc shape of a predetermined radius passing through the front end and the rear end of the.
[0013]
In addition, in order to unify with the space formed between the side edges of the adjacent top plate, the anti-use edge of the top plate and the furniture or building wall including the partition panel of the partitioning device and other furniture with the top plate, etc. In order to form a space with an unclear curved shape that is not clear even between them, the top view shape of the top plate should be set so that the anti-use edge is deeper than the rear ends of the left and right side edges. It is preferable to have a general sector shape that forms a partial arc shape that is curved and bulged in the direction.
[0014]
Also, in order to increase the sense of unity in the shape of the entire top plate and to make it easier for the user to approach the use end side of the top plate, the use edge of the top plate should be Also, as a partial arc shape curved and immersed in the depth direction, the external area on the use end side of the top plate surrounded by this use edge is arranged by a user who can use the top plate mainly by the user. It may be an area.
[0015]
In this case, the anti-use edge of the top plate swells in the depth direction more than a virtual arc that is concentric with the center of the partial arc shape forming the use edge of the top plate and passes through the left and right ends of the anti-use edge. By adopting such a shape, the anti-use edge is relatively large and projects in the depth direction, so that the space between the anti-use edge and the partition panel or the like can be made narrow.
[0016]
On the other hand, an imaginary arc that is more concentric with the center of the partial arc shape forming the use edge of the top plate and that passes through two points on the left and right ends of the anti-use edge is expanded in the depth direction, rather than the counter edge of the top plate. In the case where the angle is formed between the two partition panels, the space between the anti-use edge and the partition panel can be reduced while securing a large user arrangement area.
[0017]
Further, the furniture with a top plate of the present invention has a configuration in which a top plate having a shape in which the side edge is bulged outward as described above is supported by a support structure. Here, the support structure means a structure capable of supporting the top plate, and includes a so-called leg, a main body of storage furniture, a partition panel configured to hook and hold the top plate, and the like. Therefore, as such furniture with a top plate, table-top furniture such as a table, a desk, a work table or their auxiliary tables, sleeve desks, etc., storage furniture such as wagons, ceiling furniture, etc. Includes furniture with a top board that is premised on performing work on the top board, such as partition furniture such as a partition panel with a board attached. Then, by providing the above-described features to the side edge shape of the top plate, the same operation as the above-described operation of the top plate can be achieved.
[0018]
In addition, in the case of such a furniture with a top plate, the height of the top plate is adjusted according to the user's height, sitting height, or other physical constitution, or the working posture of standing or sitting work. If the height adjustment mechanism that can be used is provided, even if the heights of the top plates of adjacent furniture with top plates are different, the space formed between the side edges of the top plates is made unclear. Therefore, it is possible to make the boundary formed by the steps formed between the top plates inconspicuous.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a table T1 which is an example of a tabletop according to an embodiment of the present invention and furniture with the tabletop provided with the tabletop will be described with reference to the drawings.
[0020]
The table T1 of the present embodiment shown in FIG. 1 mainly includes a top plate 1 and a leg structure 2 serving as a support structure that supports the top plate 1.
[0021]
First, the top plate 1 is formed in a plate shape formed of a material applied to a general top plate such as wood or steel, and has a smooth formed upper surface, not shown, such as a personal computer or a device such as a display thereof. , Documents, and other articles. The bottom surface of the top plate 1 is also smooth. The top plate 1 has a general fan shape in plan view as a feature in appearance. However, since the fan shape of the top plate 1 is not a simple fan shape in terms of geometry, The plan view shape of the top plate 1 will be described in detail. The top plate 1 has a substantially left-right symmetrical plan view shape with a center line 11 (see FIG. 4) passing in the width direction center portion in the depth direction as a symmetric axis.
[0022]
Specifically, as shown in FIGS. 3 and 4, the top plate 1 has a curved use edge 11, a non-use edge 12, and a pair of left and right side edges 13. First, the use edge 11 mainly constitutes an edge on a use end side facing a user (not shown) performing desk work using the top plate 1, and has a more central portion than both side ends thereof. Has a continuous curved shape depressed toward the non-use end side. More specifically, as shown in FIG. 4, the curved shape of the used edge 11 substantially corresponds to a part of an arc centered on a point o11 set on the center line l1. In the present embodiment, the radius r11 of the arc corresponding to the used edge 11 centered on the center point o11 is, for example, about 1500 mm, and the center angle α1 is, for example, about 40 °. As shown in FIG. 3, a user for positioning the external region closer to the user than the top plate 1 surrounded by the curved use edge 11 so that the user can approach the use edge 11. The arrangement area is 1 s.
[0023]
The anti-use edge 12 constitutes an edge on the anti-use end side facing the use end on the depth side when viewed from the user, and has a central portion bulged toward the anti-use end side from both side ends. It has a continuous curved shape. More specifically, the curved shape of the anti-use edge 12 substantially corresponds to a part of the shape of an arc centered on a point o12 set on the center line 11 as shown in FIG. In the present embodiment, the radius r12 of the arc corresponding to the non-use edge 12 about the center point o12 is, for example, about 1600 mm, and the center angle α2 is, for example, about 70 °. That is, as shown in the figure, the radius r12 of the arc shape at the non-use edge 12 is larger than the radius r11 of the arc shape at the use edge 11, and the center point o12 of the arc shape at the non-use edge 12 is the use edge 11 Are set closer to the use edge 11 of the top board 1 than the center point o11 of the arc shape in. For this reason, when the virtual arc c1 passing through the two points on both sides of the anti-use edge 12 is drawn around the center point o11 of the arc shape of the use edge 11, the anti-use edge 12 has a depth greater than the virtual arc c1. That is, it swells in the direction. On the other hand, when the virtual arc c2 passing through the two points on both sides of the use edge 11 is drawn around the center point o12 of the arc shape of the anti-use edge 12, the use edge 11 is closer to the user than this virtual arc c2. It will be bulging to. Considering this from another point of view, a straight line extending from the center point c11 of the arc shape of the use edge 11 toward the top plate 1 in the radial direction toward the top plate 1 is a line segment divided by the use edge 11 and the non-use edge 12. Is maximum in a line segment along the center line 11, and gradually decreases as the angle phase changes from the position to the left and right sides of the top 1. That is, the upper surface of the top plate 1 is widest at the center in the width direction and narrowest at both left and right ends.
[0024]
The left and right side edges 13 constitute edges at both side ends of the top plate 1, and are viewed obliquely forward from the user edge 11 side to the opposite user edge 12 side when viewed from a user in the user placement area 1 s. , And each has a continuous curved shape bulging outward. Specifically, regarding the left side edge 13, the side edge 13 has a shape substantially corresponding to a part of an arc of a predetermined radius having a center (not shown) on the right outside of the top plate 1. Conversely, the side edge of the right side 13 has a shape substantially corresponding to a part of an arc of a predetermined radius having a center (not shown) on the left outside of the top plate 1. In the present embodiment, the radius of the arc shape of these side edges 13 is, for example, about 6700 mm. As a result, these side edges 13 each have a shape that bulges outward beyond the imaginary line segment m1 connecting the front end and the rear end. In addition, in the four corners of the top plate 1, a region between the front end of each side edge 13 and both side ends of the front edge 11 and a region between the rear end of each side edge 13 and both side ends of the rear edge 12 are provided. A pair of left and right front corners 14 and a pair of right and left rear corners 15 are formed by rounding each edge so that each edge is smoothly continuous.
[0025]
As shown in FIGS. 1, 2 and 3, the leg structure 2 mainly includes a rectangular frame 3 that supports the top plate 1 from below, and a total of four frames extending substantially vertically downward from four corners of the frame 3. The leg support 4 includes a leg support 4 and an adjuster 5 that is attached to the lower end of each leg support 4 and serves as a grounding member that is in contact with the floor.
[0026]
The frame body 3 is located on the bottom surface of the top plate 1 at a position slightly inboard of the front corners 14 of the left and right side edges 13 and slightly inboard of the rear corner 15 of the anti-use edge 12. A corner member 31 attached from below, a first horizontal member 32 connecting between the left and right adjacent corner members 31, 31 and a second horizontal member 33 connecting between the front and rear adjacent corner members 31, 31 And a plate-shaped cover member 34 interposed between the corner member 31 and the top plate 1 to form a substantially rectangular shape in plan view. The first horizontal member 32 and the second horizontal member 33 are hollow members manufactured by, for example, extrusion of an aluminum material, and have the same cross-sectional shape at an arbitrary portion in the longitudinal direction. The corner member 31 is provided so as to protrude from the adjacent two side edges of the main body 311 at a substantially 90 ° separation angle from each other in the horizontal direction from a main body 311 having a substantially square plate shape in a plan view. The first connection part 312 and the second connection part 313 and the first connection part 312 and the second connection part 313 are substantially mutually reciprocated from one corner of the main body part 311 toward the corresponding corner parts 14 and 15 of the top plate 1. And a leg attachment portion 314 protruding at an angle of 135 °. Each of the first connection portion 312 and the second connection portion 313 has a cross-sectional shape corresponding to the internal shape of the hollow of the first horizontal member 32 and the second horizontal member 33, and these first horizontal members By inserting the first connecting portion 312 and the second connecting portion 313 corresponding to the hollow interiors of the frame member 32 and the second horizontal member 33 from the ends, the frame 3 is formed in a rectangular shape.
[0027]
The leg attachment portion 314 is provided with a downwardly projecting portion 314a having a columnar shape hanging vertically and having a thread 314c formed on an outer peripheral surface on a bottom surface of a protruding end projecting from a corner of the main body portion 311. The leg support 4 is attached to the corner member 31 by screwing the downward convex portion 314a into a round pipe-shaped outer member 41 constituting the leg support 4 to be described later from above. As shown in FIG. 3, the center of the circular shape of the downward convex portion 314a in a plan view is positioned inside the side edge 13 and the non-use edge 12 of the top plate 1, and the leg attached to the downward convex portion 314a. The columns 4 (including the outer member 41 and the inner member 42) are also sized to be hidden by the top plate 1 from above when viewed in plan. On the upper surfaces of the main body portion 311 and the leg connection portion 314, a concave portion 315 having an upper surface continuously depressed is formed on the upper surface of the main body portion 311 and the leg connecting portion 314. The shape and the thickness of 34 are made to correspond. That is, the cover member 34 is inserted into the concave portion 315 of the corner member 31 from above. At this time, a screw insertion hole 34a is formed in the center portion of the cover member 34, and the cover member 34 is further made to correspond to them. A screw hole 311a opening upward is formed at the center of the main body 311. Bolts B1 inserted into the screw insertion holes 34a from the upper surface side of the cover member 34 are fastened to the corresponding screw holes 311a of the corner member 31. By fixing, the cover member 34 is attached to the corner member 31. In order to prevent the head of the bolt B1 from protruding from the upper surface of the cover member 34, a counterbore hole 34b that opens upward and can accommodate the head of the bolt B1 is formed around the screw insertion hole 34a. The leg attachment portion 314 of the corner member 31 is formed with a screw hole 314b that opens upward through the center of the downward projection 314a, and the cover member 34 and the top plate 1 of the top plate 1 correspond to the screw hole 314b. Screw insertion holes 34 c and 16 are formed in the side edge 13 and the non-use edge 12, and the bolt B 2 inserted into the screw insertion hole 16 from above the top plate 1 is passed through the screw insertion hole 34 c of the cover member 34 to form the corner member 31. The top plate 1, the cover member 34, and the corner member 31 are fixed to each other by being fastened to the screw holes 314b. In order to prevent the head of the bolt B2 from protruding from the upper surface of the top plate 1, a counterbore hole 16a that opens upward and can accommodate the head of the bolt B2 is formed around the screw insertion hole 16.
[0028]
The leg support 4 mainly includes an outer member 41 arranged on the upper end side, an inner member 42 inserted into the lower end of the outer member 41 so as to be able to protrude and retract, and a relative movement between the outer member 41 and the inner member 42. A regulating stopper member 43. Then, the outer member 41, the inner member 42, and the stopper member 43 are used by the stopper member 43 at a desired position from a plurality of predetermined height positions where the inner member 42 is protruded and retracted with respect to the outer member 41. The height adjustment mechanism 4 </ b> X that can adjust the height position of the top plate 1 by fixing the and the inner member 42 is configured. The outer member 41 is a metal round pipe-shaped member arranged in an upright posture, and has a female screw 412 formed on an inner peripheral surface of an upper end portion thereof and a screw thread of the downward convex portion 314 a of the leg attachment portion 314. The top plate 1 is supported via the corner member 31 from below by fitting the 314c. The outer surface of the lower end of the outer member 41 is formed with an engagement groove 411 that is horizontally circulated. The inner member 42 is also a member having a round pipe shape made of metal arranged in an upright posture, and has an outer diameter substantially corresponding to the inner diameter of the outer member 41. Further, the inner member 42 is provided with a plurality of (three in the illustrated example) sets of the engaging recesses 421 which are spaced apart from each other at a predetermined height in the circumferential direction at the same height position. A plurality are formed apart from each other at a predetermined pitch. A bottom portion 421a is provided in the engagement recess 421 to block the inside and the outside of the hollow portion through the engagement recess 42a, and an upright surface exposed to the outside of the bottom portion 421a includes an upper surface of the top plate 1. (Not shown) indicating the height dimension from the floor surface is displayed by printing or the like. At the lower end of the inner member 42, an adjuster receiver 44, which is a die-cast product of, for example, an aluminum material, is attached. The adjuster receiver 44 has a disc-shaped lower portion 441 having substantially the same diameter as the outer diameter of the inner member 42 in a plan view, and a cylindrical middle portion 442 having a diameter substantially equal to the inner diameter of the inner member 42 in a plan view. An upper portion 443 having a columnar shape slightly smaller in diameter than the middle portion 442 is integrally laminated with the center vertically aligned in this order from the bottom. The upper part 443 and the middle part 442 are pressed into the inner member 42 from below while the outer peripheral surface of the middle part 442 is pressed against the inner peripheral surface of the inner member 42, and the upper surface along the outer peripheral edge of the lower part 441 is fixed to the inner member. The adjuster receiver 44 is attached to the inner member 42 at a position where it contacts the bottom surface of the inner member 42. A screw hole 444 that penetrates up and down is formed at the center of the adjuster receiver 44 so that a screw shaft 512 of the adjuster 5 described below can be inserted from below.
[0029]
The stopper member 43 is a member that is formed of a polycarbonate resin in the present embodiment and has a partially opened C-ring shape as an elastically deformable member. On the inward surface of the stopper member 43, a plurality of engaging protrusions 431 (three in the illustrated example) corresponding to the engaging recess set 421, which can be engaged with the engaging recess 421 formed on the inner member 42, are provided. ) Has formed. A plurality of engaging claws 432 facing obliquely upward and inward are formed intermittently on the inward surface at the upper end of the stopper member 43. In the process of attaching the stopper member 43, the C-ring-shaped open end is expanded and contracted by elastic deformation so that the stopper member 43 is fitted to the outer surface of the inner member 42, and the plurality of engaging projections 431 are respectively connected to the corresponding inner members 42. And the engaging claw 423 is inserted into the engaging groove 411 formed in the outer member 41 at that position to make them engage with each other. That is, when the height of the upper surface of the top plate 1 is changed by the height adjusting mechanism 4X, the insertion length of the inner member 42 into the outer member 41 is changed after the stopper member 43 is removed, and the same as described above. The stopper member 43 is attached again by the above operation.
[0030]
The adjuster 5 includes an adjuster main body 51, an adjuster bumper 52 made of a soft material that supports and surrounds the adjuster main body 51, and an adjuster cover 53 disposed above the adjuster main body 51. The adjuster body 51 has a configuration in which a screw shaft 512 is erected vertically upward at the center of a metal plate-shaped portion 511 having a disk shape. A plurality of engaging holes 511a penetrating in the thickness direction are formed in the plate-shaped portion 511, and the adjuster bumper 52 is attached using the engaging holes 511a. The adjuster bumper 52 is a molded product of a soft resin whose bottom surface is a ground surface with respect to a floor surface. The adjuster bumper 52 has a circular shape in plan view, and its diameter is set to be larger than the diameter of any of the plate-like portion 511, the inner member 42 of the leg support 4, and the outer member 41 in plan view. At the center of the upper surface of the adjuster bumper 52, a receiving recess 521 having a circular shape in plan view capable of receiving the plate-like portion 511 of the adjuster main body 51 is formed. A plurality of engaging projections 522 to be inserted into the mating holes 511a are formed. In addition, a flange 523 is formed at the upper end of the peripheral edge of the housing recess 511 so as to protrude inward. The flange 523 is elastically deformed to be above the plate-like portion 511 inserted into the housing recess 511. The escape is prevented by hindering the lower surface of the flange portion 523. That is, the plate-like portion 511 of the adjuster main body 51 engages the engaging hole 511a and the engaging protrusion 522 with each other at the position inserted into the accommodating recess 521 of the adjuster bumper 52 from above. Will be attached to An annular upward projection (not shown) projecting upward is formed at the tip of the flange 523, and an annular opening upwardly opening is formed between the annular upward projection and the peripheral edge of the housing recess 522. A groove 524 is formed.
[0031]
The adjuster cover 53 is a metal member having a circular shape in plan view having a curved upper surface projecting upward, and a screw hole 531 corresponding to the screw shaft 512 of the adjuster body 51 is formed in a central portion in plan view. It is formed in the thickness direction. Further, on the bottom side of the adjuster cover 53, a downward projection (not shown) that is accommodated in a space remaining above the plate-shaped portion 511 when the plate-shaped portion 511 is inserted in the accommodation recess 521 of the adjuster bumper 52. And an annular downward protruding portion (not shown) protruding downward along a peripheral edge portion of the bottom surface of the adjuster cover 53. Then, at the position where the screw shaft 512 is screwed into the screw hole 531 from above and lowered, the downward projection is accommodated in the remaining space of the accommodation recess 521, and the annular downward projection is inserted into the annular groove 523 of the adjuster bumper 52. By inserting the adjuster cover 53 to the adjuster body 51 and the adjuster bumper 52, the plate-shaped portion 511 of the adjuster body 51 is concealed from above. Then, the screw shaft 512 protruding above the adjuster cover 53 is inserted into the screw hole 444 of the adjuster receiver 44 attached to the lower end portion of the inner member 42, and is screwed up and down. Adjustments are made. When the adjuster 5 is attached in this way, when the table T1 is viewed in a plan view as shown in FIG. 3, a part of the outer edge of the adjuster bumper 52 is partially replaced with the side edge 13 of the top plate 1 and the non-use edge 12. It protrudes more outward than the above. When the table T1 is disposed adjacent to a partition device including a partition panel or the like, the adjuster bumper 52 is brought into contact with the partition device with higher priority than the top plate 1. The points will be described later in detail.
[0032]
The table T1 of the present embodiment has the configuration as described above, and the same type of table T1 can be disposed adjacent to the table T1 with their side edges 13 facing each other. As a modified example of the furniture with a top plate that can be arranged adjacent to the edge 13, T2 as described below can be adopted.
[0033]
The table T2 shown in FIGS. 5 and 6 includes a top plate 100 having a substantially rectangular shape, and a leg structure 200 having substantially the same configuration as the above-described table T1. However, in the leg structure 200, the longitudinal dimension of the first transverse member 320 and the second transverse member 330 constituting the frame 300 is the same as that of the first transverse member 32 and the second transverse member 33 in the table T1. The other members are the same as those in the table T1 except that they are slightly larger than the dimensions, and therefore description thereof is omitted.
[0034]
The top plate 100 has a rectangular shape in plan view as a feature in appearance. Here, the shape of the top plate 100 is not a simple rectangle in terms of geometry, but is a curved used edge. 110, a non-use edge 120, and a pair of left and right side edges 130. The top plate 1 has a substantially left-right symmetrical plan view shape with a center line l100 passing through the center in the width direction in the depth direction as a symmetric axis.
[0035]
As shown in FIG. 6, first, the use edge 110 of the top plate 100 mainly constitutes the end edge of the use end side of the top plate 100, and the center portion is more used than the both side ends. It has a continuous curved shape depressed toward the end. More specifically, the curved shape of the used edge 110 draws a partial arc passing through both side edges and the center in the width direction of the used edge 110 as shown in FIG. The portion is positioned about 10 mm away from the use edge 120 side. In addition, an external area closer to the user than the top plate 1 surrounded by the curved use edge 110 is a user arrangement area 100s for positioning the user so as to approach the use edge 110. .
[0036]
The anti-use edge 120 constitutes an edge on the anti-use end side of the top plate 100, and has a continuous curved shape in which a center portion bulges toward the anti-use end side from both side ends. . More specifically, as shown in FIG. 6, the curved shape of the anti-use edge 120 draws a partial arc passing through both side end portions and the center in the width direction of the anti-use edge 120, and the center portion in the width direction. Both ends are positioned about 10 mm closer to the use edge 110.
[0037]
The left and right side edges 130 constitute edges at both side ends of the top plate 100, and when viewed from a user located in the user placement area 100 s, the outer edges 130 extend outward from the use edge 110 side to the opposite use edge 120 side. It extends substantially forward while bulging out. Specifically, looking at the left side edge 130, the side edge 130 has a shape substantially corresponding to a part of an arc of a predetermined radius having a center (not shown) on the right side of the top plate 100, The central part in the depth direction is positioned about 10 mm leftward from the front end and the rear end. Conversely, the side edge of the right side 130 has a shape substantially corresponding to a part of an arc of a predetermined radius having a center (not shown) on the left side of the top plate 1. It is positioned about 10 mm to the right of the rear end. Therefore, these side edges 130 have shapes that bulge outwards from the imaginary line m100 connecting the front end and the rear end, respectively. In the four corners of the top plate 100, a region between the front edge of each side edge 130 and both side edges of the front edge 110 and a region between the rear edge of each side edge 130 and both side edges of the rear edge 120 are provided. A pair of left and right front corners 140 and a pair of left and right rear corners 150 are formed by rounding each edge so that each edge is smoothly continuous. The leg structure 200 is arranged such that the centers of the outer member 41 and the inner member 42 constituting the leg support 4 substantially coincide with the center of the arc shape of the front corner portion 140 and the rear corner portion 150, Further, the diameter of the arc shape of the front corner portion 140 and the rear corner portion 150 is smaller than the circular shape of the adjuster bumper 52 as viewed in plan.
[0038]
When such a top plate 100 is attached to the leg structure 200, a part of the outer edge of the adjuster bumper 52 is obliquely formed at the left and right front corner portions 140 and the rear corner portions 150 of the top plate 100 in a plan view. It will project forward and diagonally backward.
[0039]
Here, an arrangement example using the table T1 and the table T2 will be described with reference to FIGS. In this arrangement example, a table T1 and a table T2 are arranged along a partitioning device PS having two partition panels PP1 and PP2 (shown by imaginary lines) that can change the angle formed therebetween. In particular, in the plan view shown in FIG. 7, the table T1 is arranged with the interior angle θ1 of the partition panels PP1 and PP2 set to 120 ° and the anti-use edge 12 of the top plate 1 facing the corner thereof, and the top plate 1 of the table T1 is set. 5 shows a state in which the left edge 130 is opposed to the right edge 13 and the table T2 is arranged along the non-use edge 120 along the upright surface of one partition panel PP2. On the other hand, in the plan view shown in FIG. 8, the interior angle θ2 of the partition panels PP1 and PP2 is set to 135 ° in accordance with the change of the workspace in the office from the state shown in FIG. The table T1 is arranged with the edges 12 facing each other, and the left edge 130 is opposed to the right edge 13 of the top plate 1 of the table T1 and the anti-use edge 120 is arranged along the upstanding surface of one partition panel PP2. Is shown.
[0040]
First, in each of the arrangements shown in FIGS. 7 and 8, the relationship between the non-use edge 12 of the top plate 1 and the non-use edge 120 of the top plate 100 and the partition panels PP1 and PP2 will be described. In the table T1 and the table T2, the outer edge of the adjuster bumper 52 protrudes farther than the anti-use edge 12 of the top plate 1 and the anti-use edge 120 of the top plate 100. The adjuster bumper 52 but not the use edges 12 and 120 abuts on the upright surfaces of the partition panels PP1 and PP2. Therefore, continuous spaces S1 and S2 are formed between the anti-use edges 12 and 120 of the top plates 1 and 100 and the upstanding surfaces of the partition panels PP1 and PP2, and these spaces S1 and S2 are also continuous. are doing. Therefore, these spaces S1 and S2 communicating with the non-use edges 12 and 120 of the tables T1 and T2 can be used as continuous wiring spaces. The space S1 between the anti-use edge 12 of the top plate 1 and the partition panels PP1 and PP is formed irrespective of the angle between the partition panels PP1 and PP2. The difference based on the angle made is that the width of the space S1 mainly in the depth direction is slightly different between the mode of FIG. 7 and the mode of FIG. Therefore, since the spaces S1 and S2 can always be formed between the non-use edges 12 and 120 of the top plate 1 and the partition panels PP1 and PP2, a gap occurs in one arrangement mode, but in another arrangement mode. It is possible to solve the conventional problem that a conventional problem that a gap does not occur does not occur, and furthermore, it is necessary to obtain a top plate having a shape corresponding to each arrangement mode so as not to always generate a gap. Further, in particular, in the table T1, the amount of bulging in the depth direction of the non-use edge 12 of the top plate 1 is made larger than the amount of bulge of the use edge 11 in the depth direction. The partition panels PP1 and PP2 are arranged so that the angle formed by the partition panels PP1 and PP2 is about 135 °, and the partition panel PP1 and PP2 shown in FIG. Even when the angle is smaller, the space S1 between the anti-use edge 12 of the top plate 1 and the partition panels PP1 and PP2 is not unnecessarily and unnecessarily increased. In particular, when a so-called grating panel having an upright surface having a gap in which a plurality of vertical bars and horizontal bars are formed in a lattice shape is applied as the partition panels PP1 and PP2, the gap between the partition panels PP1 and PP2 and the space S1, A space giving a wide impression continuous with S2 can be formed.
[0041]
On the other hand, in each of the arrangements shown in FIGS. 7 and 8, regarding the relationship between the right edge 13 of the top plate 1 and the left edge 130 of the top plate 100 facing each other, A space S3 is formed between the edges 13 and 130, which gradually expands (see FIG. 8) or narrows (see FIG. 9) from the use end side to the non-use end side. The space S3 is surrounded by the side edge 13 of the top plate 1 and the side edge 130 of the top plate 100, and the side edges 13, 130 are curved and bulged in a direction to narrow the space S3. ing. Therefore, conventionally, when a table in which the linear side edges of the top plate are opposed to each other is arranged adjacent to each other, a large change occurs such that a gap is formed between the side edges depending on the arrangement mode. In particular, when there is a gap, it is clear that there is a sharp wedge-shaped gap. However, in the case of the adjacent arrangement of the tables T1 and T2 of the present embodiment, the gap is always at the side regardless of the arrangement mode. The uniformity that the space S3 is formed between the edges 13 and 130 is created, and the shape of the space S3 is unclear and unclear, so that the existence itself of the space S3 can be unclear. In particular, when the angle between the partition panels PP1 and PP2 shown in FIG. 7 is about 120 °, the space S3 gradually expanding toward the non-use end side can communicate with the spaces S1 and S2. Also, it is extremely easy to drop the wiring from above the top plate to below the top plate. Further, even if the heights of the upper surfaces of the top plates 1 and 100 are made different from each other by the height adjusting mechanism 4X provided in the leg structures 2 and 200, the space S3 between the side edges 13 and 130 is not changed as described above. Since the shape is clear, the step between the top plates 1 and 100 can be made inconspicuous.
[0042]
Summarizing the above, according to the table T1 of the present embodiment and the table T2 which is a modified example of the table T1, when the tables T1 and T2 are arranged along the partitioning device PS, the angle between the partition panels is formed. , The spaces S1, S2, S3 are always formed between the top plate 1, 100 and the partition panels PP1, PP2, and between the side edges 13, 130 of the top plate 1, 100. Under the common concept, it is possible to construct a furniture system that can cope with various layout changes of a workspace in an office. Although not shown, similar effects can be obtained when similar furniture arrangement is performed without using a partition device such as a partition panel, or when an architectural wall is used instead of the partition device. Further, even when furniture with a top plate having a top plate having a straight side edge is arranged next to the table T1 instead of the table T2, a space formed between the side edges of the top plate (S3 The same effect can be obtained because one of the side edges of the ceiling plate is formed by the side edge 13 of the top plate 1 that is curved and swells in a direction to narrow the space. Further, the same applies to a case in which furniture with a top plate having a top plate having a straight side edge is arranged next to the table T2 instead of the table T1. Further, when the tables T1, T1 or T2, T2 having the same type of top plate are arranged adjacent to each other with the side edges 13, 13 facing each other or the side edges 130, 130 facing each other, the adjuster bumpers 52 may come into contact with each other. However, it goes without saying that the same effect as in the above-described arrangement example can be obtained.
[0043]
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiment or its modified example. For example, an electric mechanism may be applied to the leg lifting mechanism in addition to the manual mechanism as described above. The shape and specific configuration of the top plate and other components can be variously modified without departing from the spirit of the present invention.
[0044]
In particular, when the top plate has a general fan shape in plan view like the top plate 1 in the above-described embodiment, the amount of bulging in the depth direction of the anti-use edge is depressed in the depth direction of the use edge. The depth may be smaller than the depth. In this case, when the angle between the partition panels is set to a wide angle up to, for example, about 180 °, the space between the anti-use edge of the top plate and the upright surface of the partition panel ( (According to S1), and the space can be narrowed in the depth direction.
[0045]
【The invention's effect】
As described in detail above, the present invention provides a top plate of furniture with a top plate, in which a side edge is curved and swelled outward to form a side edge of the top plate and adjacent to the side edge. A space can be positively formed between the furniture and the side edge of the top plate of the furniture with the top plate to be arranged, and the space can be formed into an unclear shape that is not linearly divided. Based on this, for example, when arranging a plurality of furniture with a top board in response to a change in the division of a workspace in an office, a clear gap may be generated between the side edges of the top board, or no gap may be formed at all depending on the arrangement mode. It is possible to construct a furniture system with uniformity in which a space is formed between the side edges without causing a difference that does not occur. In addition, if the purpose is to make no gap at all, the conventional necessity of obtaining furniture having a top plate having a shape corresponding to the assumed arrangement of furniture is eliminated, and cost reduction is achieved. It is also possible to easily cope with various furniture arrangements.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a table provided with a top plate according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view showing a part of the table.
FIG. 3 is a plan view showing the table.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a top plate of the table in a plan view.
FIG. 5 is an exemplary perspective view showing a table including a top plate according to a modified example corresponding to the embodiment;
FIG. 6 is a plan view showing the table.
FIG. 7 is a plan view showing an arrangement of a plurality of tables.
FIG. 8 is a plan view showing another arrangement of a plurality of tables.
[Explanation of symbols]
1,100 ... top plate
2,200 ... Support structure (leg structure)
11, 110 ... used edge
12, 120 ... anti-use edge
13, 130 ... side edge
4X: Height adjustment mechanism
T1, T2 ... Furniture with table (table)
