JP2004165962A - テレビ電話機能を有する携帯型無線通信装置 - Google Patents

テレビ電話機能を有する携帯型無線通信装置 Download PDF

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JP2004165962A JP2002329293A JP2002329293A JP2004165962A JP 2004165962 A JP2004165962 A JP 2004165962A JP 2002329293 A JP2002329293 A JP 2002329293A JP 2002329293 A JP2002329293 A JP 2002329293A JP 2004165962 A JP2004165962 A JP 2004165962A
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悟 徳山
Satoshi Michihata
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Abstract

【課題】テレビ電話機能を有する携帯電話やPDA等の携帯型無線通信装置において、ハンズフリー通話時に該装置と使用者との間の距離が変化しても、受信音声の音量及び送信音声の音量を適度なレベルに維持する。
【解決手段】携帯型無線通信装置を使用する使用者までの距離を測定する測定手段14と、受信音声信号及び送信音声信号の少なくとも一方の増幅率と前記距離との間の対応関係を表す増幅率設定情報を記憶した記憶手段2と、ハンズフリー通話時、受信音声信号及び送信音声信号の少なくとも一方の増幅率を、前記測定手段により測定された距離を前記記憶手段に記憶された増幅率設定情報と照合して得られる増幅率に設定する設定手段7とを備える。
【選択図】 図1

Description

【発明の属する技術分野】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内蔵のカメラで撮影した画像を伝送する機能を有する携帯電話やPDA等のテレビ電話機能を有する携帯型無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話には、通常、その使用者が携帯電話からある程度距離を置いた状態で通話できるようにするためハンズフリー通話機能が備えられているが、耳及び口を携帯電話のスピーカ及びマイクロホンに近づけた通常の状態で通話を行う場合がほとんどであり、ハンズフリー通話機能が使用される機会はそれほど多くはない。
【0003】
しかし、近年、携帯電話の通信方式はTDMA(時分割多重接続)からCDMA(符合分割多重接続)に移行しており、それにより、音声信号のみの伝送から音声信号及び画像信号の両方の伝送が可能となり、携帯電話をテレビ電話として使用できるようになってきている。今後、CDMA方式への移行に伴い、テレビ電話機能を備える携帯電話が広く普及するものと考えられ、ハンズフリー通話の機会が大幅に増えることが予想される。
【0004】
今後一層の普及が予想されるテレビ電話機能を備える携帯電話の使い勝手を向上させるため、モード切換えスイッチが音声通信モードに切換えられている時と音声・画像通信モードに切換えられている時とで受信音声信号の増幅率を異ならせる構成が提案されている(例えば特許文献1参照)。この構成は、テレビ電話機能の使用を開始するとき、受信音声信号の増幅率を大きくすることにより、画面を見ながら通話し、従って携帯電話のスピーカから耳が離れた状態のハンズフリー通話の場合にも使用者が相手の声を容易に聞き取ることができるようにするものである。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−124993号公報(請求項1、請求項2、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ハンズフリー通話を行う場合、携帯電話とその使用者との距離は常に同じであるわけではなく、例えば、複数人が1台の携帯電話でテレビ電話機能を使用する場合には、一般的には1人で使用する場合に比べ携帯電話との距離が長くなる。そのため、上記構成では、ハンズフリー通話時に受話音量をハンズフリー通話用の音量に切換え、大きくしたとしても、携帯電話と使用者との間の距離が長くなった場合には受話音声が聞こえ難くなり、逆にその距離が短くなった場合には受話音量が大きくなり過ぎて不快感を覚える可能性がある。
【0007】
同様に、上記構成では、ハンズフリー通話時に受話音量をハンズフリー通話用の音量に切換えたとしても、携帯電話と使用者との間の距離が長くなった場合には通話相手に送られる音声が小さくなり、逆に短くなった場合には通話相手に送られる音声が大きくなりすぎて通話相手が不快感を覚える可能性がある。
【0008】
この発明は、上述の問題に鑑みなされたものであり、その目的は、テレビ電話機能を有する携帯電話やPDA等の携帯型無線通信装置において、ハンズフリー通話時に該装置と使用者との間の距離が変化しても、受信音声の音量及び送信音声の音量を適度なレベルに維持できるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、テレビ電話機能を有する携帯型無線通信装置において、該携帯型無線通信装置を使用する使用者までの距離を測定する測定手段と、受信音声信号及び送信音声信号の少なくとも一方の増幅率と前記距離との間の対応関係を表す増幅率設定情報を記憶した記憶手段と、ハンズフリー通話時、受信音声信号及び送信音声信号の少なくとも一方の増幅率を、前記測定手段により測定された距離を前記記憶手段に記憶された増幅率設定情報と照合して得られる増幅率に設定する設定手段とを備えることを特徴とする携帯型無線通信装置により達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る携帯型電話機の構成を示すブロック図である。同図に示すようにこの携帯型電話機は、情報処理及び制御を行うマイクロコンピュータを主体とする制御部1と、音声増幅率を携帯型電話機と使用者との間の距離に応じて設定するために用いる増幅率設定情報を記憶したメモリ2と、データの送受信処理を行う通信部3と、アンテナ4と、キースイッチ群6と、キースイッチ群の中でどのキーが押されたかを検出し制御部1に通知するキー入力デコーダ5と、音声信号を制御する音声信号処理部7と、音声信号を出力するスピーカ8と、音声信号を入力するマイクロホン9と、マイクロホン9から入力された音声信号から雑音を取り除くノイズキャンセル回路10と、画像信号を制御する画像信号処理部11と、画像を表示する表示部12と、被写体を画像信号として取り込むカメラ13と、携帯型電話機と使用者との間の距離を測定する距離センサ14と、距離センサ14の動作を制御する距離センサ制御部15と、イヤホン16と、外部マイクロホン17とを含んでいる。
【0011】
尚、図示していないが、イヤホン16と外部マイクロホン17とを音声処理部7に接続可能なイヤホンマイクとして一体に構成してもよい。また、距離センサ14としては、例えば超音波式近接センサを用いることができる。以下、音声信号制御の流れを示す図2のフローチャートを参照して上記構成を有する携帯型電話機の動作を説明する。
【0012】
まず、携帯電話機に備えられているキースイッチ群6の中の何れかのキーが押されるとキー入力デコーダ5はどのキーが押されたのかを判別し、判別結果を制御部1に通知する(ステップS1)。
【0013】
ステップS1で、テレビ電話開始キー又はハンズフリーキーが押された場合には、制御部1はハンズフリー通話が行われると判断し、距離センサ制御部15に距離センサ起動開始命令を送る。これに応答して距離センサ制御部15は距離センサ14に距離計測動作を開始させる(ステップS2)。
【0014】
距離センサ14は携帯電話機と使用者との間の距離を測定し、測定結果をリアルタイムに距離センサ制御部15に送る(ステップS3)。
【0015】
距離センサ14は、ハンズフリー通話が行われている間、連続的に携帯電話機と使用者との間の距離を測定し、測定値を距離センサ制御部15に送り続ける。
【0016】
距離センサ制御部15は距離センサ14の測定値を制御部1に送り、制御部1はこの測定値を音声処理部7に転送する。音声処理部7は転送された測定値とメモリ2に記録されている増幅率設定情報とを照し合せ、増幅率を決定する(ステップS4)。
【0017】
ステップS4における増幅率の決定は、音声処理部7に転送された測定値と予め携帯電話機と使用者との間の距離(離間距離)をあるレンジごとに区切り、それぞれのレンジにおいて最適な増幅率を予め設定した図3に示すような増幅率設定情報とを照し合せ、転送された測定値がどのレンジに含まれているかを調べ、転送された測定値が属するレンジ時に設定されている増幅率を用いることにより行われる。
【0018】
図3に示した増幅率設定情報がメモリ2に記録されている場合、例えば、音声処理部7に転送された測定値が12cmの時は、該測定値は離間距離10〜15cmのレンジに含まれることから、音声処理部7は増幅率をEにすることを決定する。
【0019】
音声処理部7は増幅率Eで送信音声信号を増幅する(ステップS5)。
【0020】
また、音声処理部7は増幅率Eで受信音声信号を増幅する(ステップS6)。
【0021】
音声処理部7で増幅された送信音声信号は通信部3からアンテナ4を介して送信され、増幅した受信音声信号はスピーカ8に供給される(ステップS7)。
【0022】
通話中、ステップS4からステップS7が繰り返される。
【0023】
尚、イヤホン16が音声処理部7に接続されている場合、ステップS4では、送信音声信号については距離センサ14が測定した離間距離が増幅率設定情報のどのレンジに属するかを判別し、判別されたレンジに設定されている増幅率で増幅し、一方、受信音声信号については増幅率設定情報に含まれるイヤホン装着時用に予め設定された増幅率Aを用いることを決定する。
【0024】
また、イヤホン16と外部マイクロホン17とが一体に構成されたイヤホンマイクが音声処理部7に接続されている場合には、ステップS4では、受信音声信号及び送信音声信号の増幅率として増幅率設定情報に含まれるイヤホンマイク装着時用に予め設定された増幅率設Bを用いることを決定する。
【0025】
図2のフローチャートには示していないが、イヤホンマイクが音声処理部に接続されている場合は、距離センサ14は測定動作を停止する。これにより消費電量を低減することができる。
【0026】
以上説明したように、本実施の形態は、ハンズフリー通話中、距離センサが連続的に測定する携帯電話と使用者との離間距離に応じて決定される増幅率で受信音声信号及び送信音声信号を増幅することにより、常に最適な受話音量及び送信音量を設定する構成を有する。
【0027】
本実施の形態1によれば、テレビ電話機能を有する携帯電話機において、ハンズフリーによる通話を行う場合には距離センサが測定した装置と使用者との離間距離に応じて増幅率を決定するので、受信音声信号については使用者が携帯電話機から離れるにつれ段階的に増幅率を上げて受信音声信号を増幅することにより受話音声を聞き取り易くし、また使用者が携帯電話機に近づくにつれ段階的に増幅率を下げて受信音声信号を減幅することにより受話音声が大き過ぎて不快感を覚えることを防止できる。
【0028】
送信音声信号についても同様に、使用者が携帯電話機から離れるにつれ段階的に増幅率を上げて送信音声信号を増幅することにより通話相手が送信音声を聞き取ることが容易になり、また使用者が携帯電話機に近づくにつれ段階的に増幅率を下げて送信音声信号を減幅することにより送信音声が大きすぎて通話相手が不快感を覚えることを防止できる。また、イヤホンやイヤホンマイクの使用時においても、受信音声信号及び送信音声信号の音量が自動的に適切なレベルに設定される。
【0029】
実施の形態2.
図4は本発明の実施の形態2に係る携帯型電話機の構成を示すブロック図である。
【0030】
図4において、図1に示した要素と同じ要素には同じ符号を付している。実施の形態2の携帯型電話機も、情報処理及び制御を行うマイクロコンピュータを主体とする制御部1と、音声増幅率を携帯型電話機と使用者との間の距離に応じて設定するために用いる幅率設定情報を記憶したメモリ2と、データの送受信処理を行う通信部3と、アンテナ4と、キースイッチ群6、キースイッチ群の中でどのキーが押されたかを検出し制御部1に通知するキー入力デコーダ5と、音声信号を制御する音声信号処理部7と、音声信号を出力するスピーカ8と、音声信号を入力するマイクロホン9と、マイクロホン9から入力された音声信号から雑音を取り除くノイズキャンセル回路10と、画像信号を制御する画像信号処理部11と、画像を表示する表示部12と、被写体を画像信号として取り込むカメラ13と、携帯型電話機と使用者との間の距離を測定する距離センサ14と、距離センサ14の動作を制御する距離センサ制御部15と、イヤホン16と、外部マイクロホン17とを含んでいる。
【0031】
実施の形態2は、制御部1にタイマー20が設けらた点で実施の形態1と構成が異なる。尚、実施の形態1と同様、イヤホン16と外部マイクロホン17とを音声処理部7に接続可能なイヤホンマイクとして一体に構成してもよく、また、距離センサ14として、例えば超音波式近接センサを用いることができる。以下、音声信号制御の流れを示す図5のフローチャートを参照して実施の形態2の携帯型電話機の動作を説明する。
【0032】
まず、携帯電話機に備えられているキースイッチ群6の中の何れかのキーが押されるとキー入力デコーダ5はどのキーが押されたのかを判別し、判別結果を制御部1に通知する(ステップS1)。
【0033】
ステップS1で、テレビ電話開始キー又はハンズフリーキーが押された場合には、制御部1はハンズフリー通話が行われると判断し、距離センサ制御部15に距離センサ起動開始命令を送る。これに応答して距離センサ制御部15は距離センサ14に距離計測動作を開始させる(ステップS2)。
【0034】
距離センサ14は携帯電話機と使用者との間の距離を測定し、測定結果をリアルタイムに距離センサ制御部15に送る(ステップS3)。
【0035】
距離センサ制御部15は距離センサ14の測定値を制御部1に送る。制御部1はこの測定値を音声処理部7に転送すると共に、距離センサ制御部15に対し、距離センサ動作停止命令を送る。この命令に応答し、距離センサ制御部15は距離センサ14に動作を停止させる(ステップS4)。
【0036】
距離センサ14が動作を停止した時点で、制御部1のタイマー20はその時点からの経過時間を一定周波数のクロックパルスを計数することにより計時する(ステップS5)。
【0037】
音声処理部7は転送された測定値とメモリ2に記録されている増幅率設定情報とを照し合せ、増幅率を決定する(ステップS6)。
【0038】
ステップS4における増幅率の決定は、音声処理部7に転送された測定値と予め携帯電話機と使用者との間の距離(離間距離)をあるレンジごとに区切り、それぞれのレンジにおいて最適な増幅率を予め設定した図3に示すような増幅率設定情報とを照し合せ、転送された測定値がどのレンジに含まれているかを調べ、転送された測定値が属するレンジに設定されている増幅率を用いることにより行われる。
【0039】
図3に示した増幅率設定情報がメモリ2に記録されている場合、例えば、音声処理部7に転送された測定値が17cmの時は、該測定値は離間距離15〜20cmの範囲に含まれることから、音声処理部7は増幅率をFにすることを決定する。
【0040】
音声処理部7は増幅率Fで送信音声信号を増幅する(ステップ7)。
【0041】
また、音声処理部7は増幅率Fで受信音声信号を増幅する(ステップ8)。
【0042】
音声処理部7で増幅された送信音声信号は通信部3からアンテナ4を介して送信され、増幅された受信音声信号はスピーカ8に供給される(ステップS9)。
【0043】
制御部1は、タイマー20のカウント値に基づき、距離センサ14が動作を停止してから所定の時間Tが経過したか否かを調べ(ステップS10)、時間Tが経過していない場合はステップS7に戻る。
【0044】
ステップS10において時間Tが経過していた場合にはステップ2に戻る。
【0045】
尚、イヤホン16が音声処理部7に接続されている場合、ステップS4では、送信音声信号については距離センサ14が測定した離間距離が増幅率設定情報のどのレンジに属するかを判別し、判別されたレンジに設定されている増幅率で増幅し、一方、受信音声信号については増幅率設定情報に含まれるイヤホン装着時用に予め設定された増幅率Aを用いることを決定する。
【0046】
また、イヤホン16と外部マイクロホン17とが一体に構成されたイヤホンマイクが音声処理部7に接続されている場合には、ステップS6では、受信音声信号及び送信音声信号の増幅率として増幅率設定情報に含まれるイヤホンマイク装着用に予め設定された増幅率設Bを用いることを決定する。
【0047】
図5のフローチャートには示していないが、イヤホンマイクが音声処理部7に接続されている場合は、距離センサ14は測定動作を停止する。これにより消費電力を低減することができる。
【0048】
以上説明したように、本実施の形態2は、ハンズフリー通話中、距離センサが一定の時間間隔で測定する携帯電話機と使用者との離間距離に応じて決定される増幅率で受信音声信号及び送信音声信号を増幅することにより、常に最適な受話音量及び送信音量を設定する構成を有する。
【0049】
本実施の形態2によれば、実施の形態1と同様、テレビ電話機能を有する携帯電話機において、ハンズフリーによる通話を行う場合には距離センサが一定の時間間隔で測定した携帯電話機と使用者との離間距離に応じて増幅率を決定するので、受信音声信号については使用者が携帯電話機から離れるにつれ段階的に増幅率を上げて受信音声信号を増幅することにより受話音声を聞き取り易くし、また使用者が携帯電話機に近づくにつれ段階的に増幅率を下げて受信音声信号を減幅することにより受話音声が大き過ぎて不快感を覚えることを防止できる。
【0050】
送信音声信号についても同様に、使用者が携帯電話機から離れるにつれ段階的に増幅率を上げて送信音声信号を増幅することにより通話相手が送信音声を聞き取ることが容易になり、また使用者が携帯電話機に近づくにつれ段階的に増幅率を下げて送信音声信号を減幅することにより送信音声が大きすぎて通話相手が不快感を覚えることを防止できる。また、イヤホンやイヤホンマイクの使用時においても、受信音声信号及び送信音声信号の音量が自動的に適切なレベルに設定される。
【0051】
更に、本実施の形態2では、距離センサ14はハンズフリー通話中、連続的にではなく、一定の時間間隔で距離測定を実行するので実施の形態1に比べ消費電力が低減される。
【0052】
【発明の効果】
テレビ電話機能を有する携帯電話やPDA等の携帯型無線通信装置において、ハンズフリー通話時に該装置と使用者との間の距離が変化しても、受信音声の音量及び送信音声の音量を適度なレベルに維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る携帯型電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1の携帯型電話機の音声信号制御の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態1及び2に係る携帯型電話機のメモリに記録された増幅率設定情報の内容を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る携帯型電話機の構成を示すブロック図である。
【図5】実施の形態2の携帯型電話機の音声信号制御の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御部、 2 メモリ、 3 通信部、 4 アンテナ、 5 キー入力デコーダ、 6 キースイッチ群、 7 音声処理部、 8 スピーカ、 9 マイクロホン、 10 ノイズキャンセル回路、 11 画像処理部、 12 表示部、 13 カメラ、 14 距離センサ、 15 距離センサ制御部、 16 イヤホン、 17 外部マイクロホン、 20 タイマー。

Claims (6)

  1. テレビ電話機能を有する携帯型無線通信装置において、
    該携帯型無線通信装置を使用する使用者までの距離を測定する測定手段と、
    受信音声信号及び送信音声信号の少なくとも一方の増幅率と前記距離との間の対応関係を表す増幅率設定情報を記憶した記憶手段と、
    ハンズフリー通話時、受信音声信号及び送信音声信号の少なくとも一方の増幅率を、前記測定手段により測定された距離を前記記憶手段に記憶された増幅率設定情報と照合して得られる増幅率に設定する設定手段と
    を備えることを特徴とする携帯型無線通信装置。
  2. 前記測定手段は、ハンズフリー通話時、一定の時間間隔で前記距離の測定を実行することを特徴とする請求項1に記載の携帯型無線通信装置。
  3. 前記増幅率設定情報は、使用者までの距離が複数のレンジに区切られ、各レンジにそれぞれ増幅率が設定されている表を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯型無線通信装置。
  4. 前記設定手段はイヤホンが前記携帯型無線通信装置のイヤホン端子に接続されているときには、受信音声信号の増幅率を前記増幅率設定情報に含まれるイヤホン接続時用の増幅率に設定し、送信音声信号の増幅率を前記複数のレンジの中の前記測定手段により測定された距離が属するレンジの増幅率に設定することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の携帯型無線通信装置。
  5. 前記設定手段はイヤホンマイクが前記携帯型無線通信装置のイヤホンマイク端子に接続されているときには、受信音声信号の増幅率及び送信音声信号の増幅率を前記増幅率設定情報に含まれるイヤホンマイク接続時用の増幅率に設定することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の携帯型無線通信装置。
  6. 前記測定手段は、イヤホンマイクが前記携帯型無線通信装置のイヤホンマイク端子に接続されているときには前記距離の測定を行わないことを特徴とする請求項5に記載の携帯型無線通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011091762A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Fujitsu Toshiba Mobile Communications Ltd 電子機器

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