JP2004164373A - 交通渋滞情報変換方法、交通渋滞情報変換装置、交通渋滞情報変換プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

交通渋滞情報変換方法、交通渋滞情報変換装置、交通渋滞情報変換プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、観測された交通渋滞情報をその精度を落とすことなく、かつ分析・解析し易いデータ形式に変換する技術の提供を目的とする。
【解決手段】過去に観測された交通渋滞情報について、道路リンク毎に、交通渋滞情報中に出現する渋滞の始点位置および終点位置を全て抽出して、これらの抽出した始点位置および終点位置から重複する点位置を取り除くことで、道路リンクを区分けする分割点を特定する。そして、それぞれの交通渋滞情報の収集時刻における各道路リンクの渋滞状況として、それらの分割点により区分けされる各道路リンク区間に対応付けて渋滞の程度を表す情報を並べることでリストを生成して、そのリスト表現のデータを交通渋滞情報とする。これにより、どの時刻の交通渋滞情報も同一のデータ量で表され、しかも、観測された渋滞の始点位置および終点位置の情報も損なわれることがない。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、観測された交通渋滞情報のデータ形式を変換する交通渋滞情報変換方法及びその装置と、その交通渋滞情報変換方法の実現に用いられる交通渋滞情報変換プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体とに関し、特に、観測された交通渋滞情報をその精度を落とすことなく効率よく、かつ分析・解析し易いデータ形式に変換する交通渋滞情報変換方法及びその装置と、その交通渋滞情報変換方法の実現に用いられる交通渋滞情報変換プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体とに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、国道や県道等の主要一般道路や高速道路においては、警察や道路管理者が設置した車両感知機等を通じて、現在時点の道路の渋滞状況や、道路区間を移動する車両の旅行時間等の交通情報が収集されている。
【0003】
これらのリアルタイム交通情報は渋滞し易い交差点の信号機制御に利用されており、カーナビゲーション装置等の車載機を通してドライバーに提供され、自動車利用者の利便性向上やスムーズな道路交通の確保に役立てられている。
【0004】
また、これらリアルタイムに配信される現在交通情報を一定期間蓄積し、これを分析して道路毎の渋滞傾向を解析することで、新しい道路の建設整備計画に利用したり、将来の交通状況を予測し、円滑な道路交通の実現に役立てることが考えられる。
【0005】
このとき重要になってくるのが時時刻刻変化する交通状況を観測した大量の交通情報を効率よく、かつ分析・解析し易い形で蓄積することである。
【0006】
ところで現在、一般に管理・流通している交通情報は、交通渋滞情報を例にとれば、「いつ」「どこで」渋滞が発生したのかを示すために、
時刻+2次メッシュコード+リンク番号+渋滞の始点+渋滞長
という形式で表されている(例えば、非特許文献1参照)。
【0007】
そこで、道路渋滞情報を蓄積格納する方法として、このリアルタイム交通渋滞情報をそのままの形式で、時刻順に全部の道路をまとめて格納する方法が考えられる。
【0008】
しかしながら、そのような形式で交通渋滞情報を格納すると、全ての交通渋滞情報に、「時刻」や「道路リンクの識別情報(2次メッシュコード+リンク番号)」が付与されていることから、情報量が極めて大きくなる上に、同一道路リンク上に渋滞度の異なる複数の渋滞が発生した場合には、各道路リンクの時刻毎の情報サイズが増減するため、情報の分析・解析作業がしにくいという問題がある。
【0009】
そこで、交通渋滞情報を時系列情報として格納する別の方法として、各道路リンクをある一定長さで分割して、これを道路リンク素辺と定義し、この道路リンク素辺単位に、ある時刻の当該道路の渋滞程度を表す数値情報を対応付け、この数値情報のリストをもって、その時点の交通渋滞情報として、これを格納する方法が提案されている(例えば、非特許文献2参照)。
【0010】
【非特許文献1】
警察大学校編集:警察学論集,第55巻第7号2002年7月号p.57
【非特許文献2】
毛利仁士,堀越力,小川智章,安達文夫,鈴木智,杉山和弘,「事例ベースによる交通渋滞予測手法」,電子情報通信学会論文誌,’99/11.Vol.J82−B.No11,pp.1993−2001
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、非特許文献2に記載されているような方法に従って交通渋滞情報を蓄積格納していると、次のような問題がある。
【0012】
すなわち、観測される渋滞の始点とその長さ(または終点)を示す距離情報とは、道路に設置された車両感知機等の設置位置によって、その取り得る値はほぼ固定されており、また、渋滞を観測する車両感知機等の設置間隔や数は各道路リンク毎に異なる。
【0013】
このため道路リンクを分割する距離を全道路リンクで同じ値とすると、車両感知機の平均的な設置間隔がこの値よりも大きい場合には、観測される渋滞の始点や長さの値の精度を基準とすると、冗長な形で交通渋滞情報を格納することになってしまう。
【0014】
これとは逆に、車両感知機の設置間隔が分割距離よりも短い間隔で設置されている場合には、せっかく精度よく観測した渋滞の始点位置や長さの情報が丸められてしまい、情報の欠落が生じてしまう。
【0015】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、観測された交通渋滞情報を、その精度を落とすことなく効率よく、かつ分析・解析しやすい形で格納蓄積できるようにする新たな技術の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明の交通渋滞情報変換装置は、各収集時刻における道路リンク毎の渋滞の区間およびその程度について記述する蓄積手段に蓄積されている交通渋滞情報を変換対象として、その交通渋滞情報のデータ形式を変換する処理を行うものであって、▲1▼道路リンク毎に、各収集時刻に現れる渋滞区間の始点位置および終点位置を抽出する抽出手段と、▲2▼抽出手段の抽出した始点位置および終点位置から重複する点位置を取り除くことで、道路リンク毎に、その道路リンクを区分けする分割点を特定する特定手段と、▲3▼道路リンク毎に、収集時刻を変換単位として、特定手段の特定した分割点により区分けされる道路リンク区間に対応付けて渋滞の程度を示す情報を並べることで、変換対象の交通渋滞情報をリスト表現のデータ形式に変換する変換手段とを備えるように構成する。
【0017】
さらに、この構成に加えて、▲4▼道路リンクのリアルタイムな交通渋滞情報を入手する入手手段と、▲5▼入手手段の入手した交通渋滞情報の道路リンクを区分けする道路リンク区間(特定手段の特定した分割点により区分けされる道路リンク区間)に対応付けて、その入手した交通渋滞情報の記述する渋滞の程度を示す情報を並べることで、その入手した交通渋滞情報をリスト表現のデータ形式に変換する変換手段とを備えることがある。
【0018】
以上の各処理手段により実現される本発明の交通渋滞情報変換方法はコンピュータプログラムで実現できるものであり、このコンピュータプログラムは、半導体メモリなどのような適当な記録媒体に記録して提供したり、ネットワークを介して提供することができる。
【0019】
このように構成される本発明の交通渋滞情報変換装置では、一定期間に渡って蓄積された過去に観測された交通渋滞情報について、道路リンク毎に、交通渋滞情報中に出現する当該道路リンクの渋滞の始点位置および終点位置を全て抽出して、これらの抽出した始点位置および終点位置から重複する点位置を取り除くことで、当該道路リンクを区分けする分割点を特定する。
【0020】
続いて、それぞれの交通渋滞情報の収集時刻における各道路リンクの渋滞状況として、そのようにして特定した分割点により区分けされる各道路リンク区間に対応付けて、それに対応する渋滞の程度を表す情報を並べることでリストを生成して、そのリスト表現のデータを当該道路リンクの当該時刻における交通渋滞情報として、蓄積手段に蓄積する。
【0021】
そして、一定期間に渡って蓄積された過去の交通渋滞情報をリスト表現のデータ形式に変換して蓄積するときにあって、新たに、道路リンクのリアルタイムな交通渋滞情報を入手すると、上述の処理に従って特定した分割点により区分けされる各道路リンク区間に対応付けて、その入手した交通渋滞情報の記述する渋滞の程度を示す情報を並べることで、その入手した交通渋滞情報を同じデータ構造を持つリスト表現のデータ形式に変換して、それを蓄積手段に追加蓄積する。
【0022】
このように、本発明によれば、道路リンクの分割点を過去の交通渋滞情報に出現した渋滞の始点位置および終点位置として自動抽出して、それらの分割点により区分けされる各道路リンク区間に対応付けて渋滞の程度を示す情報を並べることでリスト表現のデータ形式に従う交通渋滞情報を生成するように処理するので、観測された渋滞の始点位置および渋滞長に関する精度を損なうことなく、過去の交通渋滞情報をその精度を落とすことなく効率よく、かつ分析・解析し易いデータ形式に変換できるようになる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
【0024】
図1に、本発明の交通渋滞情報変換装置1の一実施形態例を図示する。
【0025】
本発明の交通渋滞情報変換装置1は、CPUやメモリなどからなるコンピュータ上に構築されて、蓄積された過去の交通渋滞情報を変換する処理を行うものであって、道路リンク素辺分割処理手段10と、道路リンク素辺分割点情報格納手段11と、道路リンク素辺単位渋滞情報抽出手段12と、道路リンク素辺単位渋滞情報格納手段13と、交通渋滞情報収集手段14とを備える。
【0026】
ここで、図中に示す2は道路交通情報センタであって、リアルタイムの交通情報を配信するもの、3は交通渋滞情報蓄積データベースであって、配信されてきたとおりの形式に従って、過去からの一定期間の交通渋滞情報を蓄積するものである。
【0027】
この交通渋滞情報蓄積データベース3については、本発明の交通渋滞情報変換装置1の備える記憶装置の一部を使って構築されることもあるし、本発明の交通渋滞情報変換装置1に通信回線などを介して接続された別の計算機の記憶装置を使って構築されることもある。
【0028】
(1)第1の実施形態例
先ず最初に、第1の実施形態例に従う本発明の交通渋滞情報変換装置1について説明する。
【0029】
いま、道路交通情報センタ2から配信されてきた交通渋滞情報が、その時々の時刻毎に、各道路リンク毎にまとめられて、そのままの形式でもって、交通渋滞情報蓄積データベース3に蓄積されているものとする。
【0030】
図2に、交通渋滞情報蓄積データベース3に蓄積される交通渋滞情報の一例を図示する。
【0031】
この図に示すように、交通渋滞情報蓄積データベース3には、ある時刻t1における交通渋滞情報として、各道路リンクに対応付けて、その時点の渋滞区間数と、それらの各渋滞区関の渋滞情報(渋滞始点位置/渋滞長/渋滞度)とが蓄積されている。ここで、渋滞始点位置としては、例えば、道路リンク終端からの距離が用いられ、また、渋滞度としては、例えば、「1=渋滞なし、2=混雑、3=渋滞、4=大渋滞」といったような渋滞の程度を表す数値が用いられる。
【0032】
以下、第1の実施形態例に従う場合における本発明の交通渋滞情報の変換方法について説明する。
【0033】
〔I〕道路リンク素辺分割処理手段10の処理
先ず最初に、道路リンク素辺分割処理手段10の実行する処理について説明する。
【0034】
道路リンク素辺分割処理手段10は、交通渋滞情報蓄積データベース3に蓄積される交通渋滞情報を使って、道路リンクを道路リンク素辺に分割する分割点を抽出して、それらの分割点の情報を道路リンク素辺分割点情報格納手段11に書き込む処理を実行する。
【0035】
図3に、交通渋滞情報蓄積データベース3に蓄積される交通渋滞情報から道路リンク素辺を求める手順を説明するための図を示し、図4に、道路リンク素辺分割点情報格納手段11に格納される道路リンク素辺分割点情報の一例を示す。
【0036】
道路リンク素辺分割処理手段10の実行する処理の概略について説明するならば、道路リンク素辺分割処理手段10は、先ず最初に、交通渋滞情報蓄積データベース3から、各道路リンク毎に、交通渋滞情報の蓄積開始年月日時刻から順に蓄積最終年月日時刻までの当該道路リンクの交通渋滞情報を逐次読み込む。
【0037】
続いて、その読み込んだ交通渋滞情報から、渋滞区間の始点位置と終点位置(始点位置+渋滞長)とを求め、これらを道路リンクの分割点の候補とする。
【0038】
続いて、道路リンク素辺分割点情報格納手段11に既に登録されている分割点と比較し、求めた始点位置と終点位置とが登録されている分割点と異なる場合には、それを分割点として設定して、道路リンク素辺分割点情報格納手段11に新たに登録し、一方、既に登録されている分割点と同じ場合には何もしない。
【0039】
この処理を全時刻にわたり繰り返し、最後に、各道路リンク毎の分割点位置をリンク終端から近い順にソートした後に、道路リンク素辺分割点情報格納手段11に書き込む。
【0040】
このようにして、道路リンク素辺分割処理手段10は、図3に示すように、交通渋滞情報蓄積データベース3に蓄積される交通渋滞情報を使って、道路リンクを道路リンク素辺に分割する分割点を抽出して、図4に示すように、それらの分割点の情報を道路リンク素辺分割点情報格納手段11に書き込むように処理するのである。
【0041】
次に、図5に示す処理フローに従って、道路リンク素辺分割処理手段10の実行する処理の詳細について説明する。
【0042】
すなわち、道路リンク素辺分割処理手段10は、図5の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ10で、交通渋滞情報蓄積データベース3に蓄積される図2に示すような交通渋滞情報を読み込む。
【0043】
続いて、ステップ11で、読み込んだ全ての時刻の交通渋滞情報について処理したのか否かを判断して、全ての時刻の交通渋滞情報を処理していないことを判断するときには、ステップ12に進んで、未処理の時刻の交通渋滞情報を1つ選択する。例えば、図2に示す2002年8月6日13:30の交通渋滞情報を選択するのである。
【0044】
続いて、ステップ13で、その選択した交通渋滞情報に記述される全ての道路リンクについて処理したのか否かを判断して、全ての道路リンクを処理したことを判断するときには、次の時刻の交通渋滞情報を処理すべくステップ11に戻り、一方、全ての道路リンクを処理していないことを判断するときには、ステップ14に進んで、未処理の道路リンクを1つ選択する。例えば、図2に示す2002年8月6日13:30の交通渋滞情報に記述される“123”で識別される道路リンクを選択するのである。
【0045】
続いて、ステップ15で、その選択した道路リンクの持つ全ての渋滞区間について処理したのか否かを判断して、全ての渋滞区間を処理したことを判断するときには、次の道路リンクを処理すべくステップ13に戻り、一方、全ての渋滞区間を処理していないことを判断するときには、ステップ16に進んで、未処理の渋滞区間を1つ選択する。例えば、図2に示す2002年8月6日13:30の交通渋滞情報に記述される道路リンク“123”の持つ8個の渋滞区間の中から未処理の渋滞区間を1つ選択するのである。
【0046】
続いて、ステップ17で、選択した渋滞区間の渋滞始点位置/渋滞長から、その渋滞区間の渋滞終点位置を特定することで、その渋滞区間の渋滞始点位置/渋滞終点位置を特定して、それらを分割点の候補として特定する。
【0047】
続いて、ステップ18で、特定した分割点候補に一致する分割点が既に道路リンク素辺分割点情報格納手段11に登録されているのか否かを判断して、一致する分割点が登録されていないことを判断するときには、ステップ19に進んで、特定した分割点候補を分割点として決定してから、次の渋滞区間を処理すべくステップ15に戻り、一方、一致する分割点が登録されていることを判断するときには、ステップ19の処理を行わずに、次の渋滞区間を処理すべくステップ15に戻る。
【0048】
そして、ステップ11〜ステップ19の処理を繰り返していくときに、ステップ11で、全ての時刻の交通渋滞情報を処理したことを判断すると、ステップ20に進んで、決定した分割点の情報を道路リンク素辺分割点情報格納手段11に書き込むことで、図4に示すような道路リンク素辺分割点情報を道路リンク素辺分割点情報格納手段11に書き込んで、処理を終了する。
【0049】
このようにして、道路リンク素辺分割処理手段10は、交通渋滞情報蓄積データベース3に蓄積される交通渋滞情報を使って、道路リンクを道路リンク素辺に分割する分割点を抽出して、それらの分割点の情報を道路リンク素辺分割点情報格納手段11に書き込むように処理するのである。
【0050】
〔II〕道路リンク素辺単位渋滞情報抽出手段12の処理
次に、道路リンク素辺単位渋滞情報抽出手段12の実行する処理について説明する。
【0051】
道路リンク素辺単位渋滞情報抽出手段12は、道路リンク素辺分割点情報格納手段11に格納される道路リンク素辺分割点情報を使って、交通渋滞情報蓄積データベース3に蓄積される交通渋滞情報のデータ形式をリスト表現のものに変換して、それを道路リンク素辺単位渋滞情報として、道路リンク素辺単位渋滞情報格納手段13に書き込む処理を実行する。
【0052】
図6に、道路リンク素辺単位渋滞情報格納手段13に格納される道路リンク素辺単位渋滞情報の一例を図示する。
【0053】
この図に示すように、道路リンク素辺単位渋滞情報は、この道路リンクのこの時刻における交通渋滞情報は“33221111”であるというようにリスト表現のデータ形式で表現されている。
【0054】
道路リンク素辺単位渋滞情報抽出手段12の実行する処理の概略について説明するならば、道路リンク素辺単位渋滞情報抽出手段12は、先ず最初に、道路リンク素辺分割点情報格納手段11から、処理対象とする道路リンクの道路リンク素辺分割点情報を読み込む。
【0055】
続いて、交通渋滞情報蓄積データベース3から、処理対象とする道路リンクの渋滞情報を各時刻順に読み込む。
【0056】
続いて、先に読込んだ道路リンク素辺分割点情報と、各時刻の渋滞情報(渋滞区間始点位置、渋滞長、渋滞度)とを照らし合わせ、当該時刻における道路リンク素辺毎の渋滞度のリストとして、当該道路リンクの当該時刻における渋滞情報を並べたものを作成して、それを道路リンク素辺単位渋滞情報格納手段13に格納する。
【0057】
例えば、図3に示した道路リンクにおいて、時刻t2における渋滞状況が、『道路リンク素辺▲1▼〜道路リンク素辺▲2▼=渋滞なし(渋滞度1)』、『道路リンク素辺▲3▼〜道路リンク素辺▲6▼=渋滞(渋滞度3)』、『道路リンク素辺▲7▼=渋滞なし(渋滞度1)』である場合には、この道路リンクの時刻t2における交通渋滞情報として「1133331」を作成するのである。
【0058】
そして、この処理を各道路リンク毎に、全時刻分のデータに対して繰り返すことで、交通渋滞情報蓄積データベース3に格納される交通渋滞情報をリスト表現のデータ形式のものに変換して道路リンク素辺単位渋滞情報格納手段13に格納する。
【0059】
このようにして、道路リンク素辺単位渋滞情報抽出手段12は、道路リンク毎に、各時刻における交通渋滞情報を道路リンク素辺単位の渋滞度を表す数値情報のリストの形式に変換して、それを時系列の順番に従って道路リンク素辺単位渋滞情報格納手段13に格納するように処理するのである。
【0060】
次に、図7に示す処理フローに従って、道路リンク素辺単位渋滞情報抽出手段12の実行する処理の詳細について説明する。
【0061】
すなわち、道路リンク素辺単位渋滞情報抽出手段12は、図7の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ30で、全ての道路リンクについて処理をしたのか否かを判断して、全ての道路リンクについて処理をしていないことを判断するときには、ステップ31に進んで、未処理の道路リンクを1つ選択する。
【0062】
続いて、ステップ32で、道路リンク素辺分割点情報格納手段11から、選択した道路リンクの分割点情報(道路リンク素辺分割点情報)を読み込み、続くステップ33で、交通渋滞情報蓄積データベース3から、選択した道路リンクの交通渋滞情報を読み込む。
【0063】
続いて、ステップ34で、読み込んだ全ての時刻の交通渋滞情報について処理したのか否かを判断して、全ての時刻の交通渋滞情報を処理していないことを判断するときには、ステップ35に進んで、先頭の時刻からの順番に従って、未処理の時刻の交通渋滞情報を1つ選択する。
【0064】
続いて、ステップ36で、読み込んだ分割点情報と選択した交通渋滞情報とを照らし合わせることで、選択した道路リンクの選択した時刻におけるリスト表現の交通渋滞情報を作成して、次の時刻の交通渋滞情報を処理すべくステップ34に戻る。
【0065】
そして、ステップ34〜ステップ36の処理を繰り返していくときに、ステップ34で、全ての時刻の交通渋滞情報を処理したことを判断するときには、選択した道路リンクについてのリスト表現の交通渋滞情報の作成が完了したことを判断して、ステップ37に進んで、作成したリスト表現の交通渋滞情報を道路リンク素辺単位渋滞情報格納手段13に書き込んでから、次の道路リンクを処理すべくステップ30に戻る。
【0066】
そして、ステップ30で、全ての道路リンクについて処理をしたことを判断するときには、処理を終了する。
【0067】
このようにして、道路リンク素辺単位渋滞情報抽出手段12は、道路リンク素辺分割点情報格納手段11に格納される道路リンク素辺分割点情報を使って、交通渋滞情報蓄積データベース3に蓄積される交通渋滞情報のデータ形式をリスト表現のものに変換して、それを道路リンク素辺単位渋滞情報として、道路リンク素辺単位渋滞情報格納手段13に書き込む処理を実行するのである。
【0068】
以上に説明したように、本発明の交通渋滞情報変換装置1は、交通渋滞情報蓄積データベース3に蓄積される図2に示すようなデータ形式の交通渋滞情報を、図6に示すようなリスト表現のデータ形式のものに変換する処理を実行する。
【0069】
このとき、観測された渋滞の始点位置および終点位置に関する精度が損なわれないので、過去の交通渋滞情報をその精度を落とすことなく変換できるようになる。
【0070】
しかも、図2に示す従来技術に従う交通渋滞情報と、図6に示す本発明により生成される交通渋滞情報とを比較すれば分かるように、従来技術に従っていると、同じ道路リンクの交通渋滞情報であっても各時刻の渋滞区間の数によって情報量が変化してしまうのに対して、本発明によれば、その時々の渋滞区間の数に寄らず、同一道路リンクの渋滞情報であれば、どの時刻の情報も同一のデータ量で表されることになり、交通渋滞情報の分析・解析作業等に扱い易いデータ形式を実現できるようになる。
【0071】
そして、図2に示す従来技術に従う交通渋滞情報と、図6に示す本発明により生成される交通渋滞情報とを比較すれば分かるように、本発明によれば、交通渋滞情報の格納に必要となるデータ容量を大幅に削減できるようになる。
【0072】
(2)第2の実施形態例
次に、第2の実施形態例に従う本発明の交通渋滞情報変換装置1について説明する。
【0073】
第1の実施形態例では、交通渋滞情報蓄積データベース3に蓄積される交通渋滞情報を変換対象とするのに対して、第2の実施形態例では、交通渋滞情報収集手段14の収集するリアルタイムの交通渋滞情報(リアルタイムに収集されるある道路のある時刻についての交通渋滞情報)を変換対象としている。
【0074】
交通渋滞情報収集手段14の収集するリアルタイムの交通渋滞情報を交通渋滞情報蓄積データベース3に格納して、これまでに交通渋滞情報蓄積データベース3に蓄積されている交通渋滞情報と統合する形で、第1の実施形態例に説明した手順に従って、このリアルタイムの交通渋滞情報をリスト表現のデータ形式に変換するという方法を用いることも可能であるが、それでは処理時間がかかってしまうことになる。
【0075】
そこで、第2の実施形態例に従う場合には、道路リンク素辺単位渋滞情報抽出手段12は、交通渋滞情報収集手段14の収集するリアルタイムの交通渋滞情報を受け取ると、道路リンク素辺分割点情報格納手段11に格納される道路リンク素辺分割点情報(これまでに蓄積されている交通渋滞情報から得た道路リンク素辺分割点情報)を使って、そのリアルタイムの交通渋滞情報を道路リンク素辺の渋滞度を表す数値のリストの形に変換して、それを道路リンク素辺単位渋滞情報格納手段13に逐次書き込んでいくように処理する。
【0076】
これにより、交通渋滞情報収集手段14の収集するリアルタイムの交通渋滞情報を迅速にリスト表現のデータ形式に変換して、道路リンク素辺単位渋滞情報格納手段13に逐次書き込んでいくことができるようになる。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、道路リンクの分割点を過去の交通渋滞情報に出現した渋滞の始点位置および終点位置として自動抽出して、それらの分割点により区分けされる各道路リンク区間に対応付けて渋滞の程度を示す情報を並べることでリスト表現のデータ形式に従う交通渋滞情報を生成するように処理するので、観測された渋滞の始点位置および終点位置に関する精度が損なわれないことで過去の交通渋滞情報をその精度を落とすことなく効率よく、しかも、分析・解析し易いデータ形式に変換できるようになる。
【0078】
すなわち、図2に示す従来技術に従う交通渋滞情報と、図6に示す本発明により生成される交通渋滞情報とを比較すれば分かるように、従来技術に従っていると、同じ道路リンクの交通渋滞情報であっても各時刻の渋滞区間の数によって情報量が変化してしまうのに対して、本発明によれば、その時々の渋滞区間の数に寄らず、同一道路リンクの渋滞情報であれば、どの時刻の情報も同一のデータ量で表されることになり、交通渋滞情報の分析・解析作業等に扱い易いデータ形式を実現できるようになるのである。
【0079】
さらに、本発明によれば、交通渋滞情報の格納に必要となるデータ容量を大幅に削減できるようになる。
【0080】
すなわち、図2に示す従来技術に従う交通渋滞情報と、図6に示す本発明により生成される交通渋滞情報とを比較すれば分かるように、本発明によれば、交通渋滞情報の格納に必要となるデータ容量を大幅に削減できるようになるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の交通渋滞情報変換装置の一実施形態例である。
【図2】交通渋滞情報蓄積データベースに蓄積される交通渋滞情報の説明図である。
【図3】交通渋滞情報から求める道路リンク素辺の説明図である。
【図4】道路リンク素辺分割点情報格納手段に格納される道路リンク素辺分割点情報の説明図である。
【図5】道路リンク素辺分割処理手段の実行する処理フローである。
【図6】道路リンク素辺単位渋滞情報格納手段に格納される道路リンク素辺単位渋滞情報の説明図である。
【図7】道路リンク素辺単位渋滞情報抽出手段の実行する処理フローである。
【符号の説明】
1 交通渋滞情報変換装置
2 道路交通情報センタ
3 交通渋滞情報蓄積データベース
10 道路リンク素辺分割処理手段
11 道路リンク素辺分割点情報格納手段
12 道路リンク素辺単位渋滞情報抽出手段
13 道路リンク素辺単位渋滞情報格納手段
14 交通渋滞情報収集手段

Claims (6)

  1. 各収集時刻における道路リンク毎の渋滞の区間およびその程度について記述する蓄積手段に蓄積されている交通渋滞情報を変換対象として、該交通渋滞情報のデータ形式を変換する交通渋滞情報変換方法であって、
    道路リンク毎に、上記各収集時刻に現れる渋滞区間の始点位置および終点位置を抽出する手順と、
    上記抽出した始点位置および終点位置から重複する点位置を取り除くことで、道路リンク毎に、その道路リンクを区分けする分割点を特定する手順と、
    道路リンク毎に、上記収集時刻を変換単位として、上記分割点により区分けされる道路リンク区間に対応付けて上記渋滞の程度を示す情報を並べることで、上記変換対象の交通渋滞情報をリスト表現のデータ形式に変換する手順とを備えることを、
    特徴とする交通渋滞情報変換方法。
  2. 請求項1に記載の交通渋滞情報変換方法において、
    道路リンクのリアルタイムな交通渋滞情報を入手する手順と、
    上記入手した交通渋滞情報の道路リンクを区分けする上記道路リンク区間に対応付けて、その入手した交通渋滞情報の記述する渋滞の程度を示す情報を並べることで、その入手した交通渋滞情報を上記リスト表現のデータ形式に変換する手順とを備えることを、
    特徴とする交通渋滞情報変換方法。
  3. 各収集時刻における道路リンク毎の渋滞の区間およびその程度について記述する蓄積手段に蓄積されている交通渋滞情報を変換対象として、該交通渋滞情報のデータ形式を変換する交通渋滞情報変換装置であって、
    道路リンク毎に、上記各収集時刻に現れる渋滞区間の始点位置および終点位置を抽出する手段と、
    上記抽出した始点位置および終点位置から重複する点位置を取り除くことで、道路リンク毎に、その道路リンクを区分けする分割点を特定する手段と、
    道路リンク毎に、上記収集時刻を変換単位として、上記分割点により区分けされる道路リンク区間に対応付けて上記渋滞の程度を示す情報を並べることで、上記変換対象の交通渋滞情報をリスト表現のデータ形式に変換する手段とを備えることを、
    特徴とする交通渋滞情報変換装置。
  4. 請求項3に記載の交通渋滞情報変換装置において、
    道路リンクのリアルタイムな交通渋滞情報を入手する手段と、
    上記入手した交通渋滞情報の道路リンクを区分けする上記道路リンク区間に対応付けて、その入手した交通渋滞情報の記述する渋滞の程度を示す情報を並べることで、その入手した交通渋滞情報を上記リスト表現のデータ形式に変換する手段とを備えることを、
    特徴とする交通渋滞情報変換装置。
  5. 請求項1又は2に記載の交通渋滞情報変換方法の実現に用いられる処理をコンピュータに実行させるための交通渋滞情報変換プログラム。
  6. 請求項1又は2に記載の交通渋滞情報変換方法の実現に用いられる処理をコンピュータに実行させるための交通渋滞情報変換プログラムを記録した記録媒体。
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