JP2004164303A - Self-propelled machine for monitoring - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、倉庫などの建造物などにおける異常状況を検知することができる監視用自走機に関するものである。特に、遠隔操作により火災、侵入者の有無、保管物の腐敗、機器類の動作状況などを監視することができる監視用自走機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、店舗や倉庫内の監視システムとしてカメラを用いたものが知られている。この監視システムは、例えば雲台などにカメラを固定して首振り自在とし、この雲台を天井などに取り付け、カメラの向きを変えて撮影を行うことで監視を行うシステムである。これと類似のシステムを開示する公知文献として特許文献1がある。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−6094号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の監視システムでは簡易かつ安価に死角のない監視システムを構築することが難しいと言う問題があった。
【0005】
通常、店舗や倉庫内には陳列棚や収納棚などが多数設置され、多くの死角が存在する。そのため、所定位置に固定されたカメラを用いて死角のない監視システムを構成するには、多数のカメラを配置しなければならず、設置費用の増加を招く。また、これら多数のカメラの画像を表示するには、▲1▼多数のモニタを用いる、▲2▼各カメラの画像を切り替えて一つのモニタに表示する、▲3▼複数のカメラの画像を一つのモニタ中に分割表示する等の必要があり、画像の表示手段においても簡易かつ安価にすることが難しかった。
【0006】
従って、本発明の主目的は、簡易かつ安価に死角の極力少ない監視システムを構築できる監視用自走機を提供することにある。
【0007】
また、本発明の他の目的は、監視区域より離れた遠隔地からでも監視を行うことができる監視用自走機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、異常状態を検知する監視装置を自走式にすると共に、この自走機を遠隔地から制御可能にすることで上記の目的を達成する。
【0009】
すなわち、本発明監視用自走機は、本体と、本体を遠隔操作にて走行させる駆動機構と、本体に装着されて遠隔操作にて動作されるカメラと、監視箇所の異常状態を検知する検知センサと、カメラで撮像した画像および検知センサの検知信号を電送する電送手段と、前記駆動機構、カメラ、検知センサおよび電送手段に電力を供給する電源とを具えることを特徴とする。
【0010】
異常状態を検知する検知センサとカメラとを具えた自走機とすることで、この装置自体が監視区域内を自在に移動し、検知センサが監視対象物に接近することが可能となる。そのため、例えば固定式センサでは検知が困難であった建物内の機械設備を個別に異常監視し、異常機器を特定することも可能になる。また、自走機とすることで監視区域内の様々な位置の画像を得ることができるため、死角のない監視システムを容易に構築することができる。特に、自走機の走行やカメラの方向変換により、複数のカメラを用いることなく操作者が希望する箇所を監視することができる。
【0011】
また、この自走機はカメラの画像および検知センサの検知信号を電送する電送手段を有するため、自走機が配備されている監視区域から離れた遠隔地においても監視を行うことができる。特に、カメラのみならず、異常状態を検知する検知センサを有することで、火災、侵入、機械設備の可動状況把握、温度・湿度管理、腐敗の検知、ガス漏れ検知、放射能漏れ検知などの種々の異常状態を監視することができる。
【0012】
以下、本発明装置をより詳しく説明する。
本体の走行方式には、軌道沿いに走行する軌道型と、軌道を用いることなく任意の方向に走行できる無軌道型が挙げられる。
【0013】
軌道型で用いる軌道には、レールや帯状体が利用できる。
レールには金属レールやプラスチックレールなどが利用できる。レールの断面形状はI型やT型が好適である。レールを用いた場合、レール上を本体が走行する構成とレールに懸垂されて本体が走行する構成が考えられる。いずれの場合も、レールに嵌合するローラを駆動機構に設けることで方向制御機構を構成でき、本体を軌道沿いに走行させることができる。
【0014】
帯状体としては、帯状体のある箇所とない箇所とで物理量に差を形成できるものが好ましい、例えば、磁気テープや反射テープあるいは帯状のペイントなどが利用できる。磁気テープを用いた場合、磁気テープの磁場を検知する磁気検知センサを帯状体認識手段に用い、その認識情報に基づいて自走機を磁気テープ沿いに走行させる。反射テープやペイントを用いた場合、帯状体認識手段としてライントレーサを用いて自走機を軌道沿いに走行させる。一般に、ライントレーサは、発光素子と受光素子とを具え、黒色部分では光が多く吸収され、白色部分では光の反射が多いことを利用する。つまり、発光素子の光を軌道付近に当て、受光素子で軌道からの反射の強弱を検知し、この検知結果に基づいて軌道沿いに自走機を走行させる。
【0015】
軌道型の自走機では、本体側に充電用端子を設け、軌道沿いに充電ステーションを設けることが好ましい。電源に二次電池を用い、電池が消耗した場合、自走機を充電ステーション付近まで移動し、充電用端子を充電ステーションに接続して二次電池を充電することができる。
【0016】
また、軌道型の場合、軌道沿いに自走機の位置表示部を設けることが好ましい。その場合、自走機は位置情報表示部の読み取り手段を設け、読み取られた位置情報も電送手段で伝送するように構成することが好適である。位置表示部とその読み取り・伝送により、自走機の現在位置を検知することができ、監視区域のどの箇所に自走機が位置しているかも把握することができる。
【0017】
位置表示手段の具体例としては、軌道沿いの所定位置に設けられたバーコードや遮光板が挙げられる。バーコードを用いた場合、そのバーコードに軌道沿いの位置情報を書き込んでおき、読み取り手段としてバーコードリーダーを用いることで、その位置情報を読み取ることができる。また、遮光板を用いた場合、読み取り手段には遮光板を挟んで配置される発光素子と受光素子とを用いる。自走機が遮光板のない箇所を走行中の場合、発光素子からの光は何らの障害もなく発光素子に到達して検知される。一方、自走機が遮光板のある箇所を通過する際、発光素子からの光が遮光板に遮断され、受光素子へ光が到達しない。遮光板のサイズを変えたり、遮光板に複数の透孔を形成して、その透孔のサイズや間隔を適宜変えることで遮光される時間や遮光される時間間隔を位置情報として検知することができる。
【0018】
一方、無軌道型としては、キャタピラや車輪を駆動機構に具える構成が考えられる。キャタピラは、障害物の乗り越えを考慮すると、直線状に駆動輪を配置するよりも、前方側の駆動輪を他の駆動輪よりも上方に位置させ、キャタピラベルトがV型に配置されるように構成することが好ましい。
【0019】
無軌道型の自走機では、本体の前方を示す方向表示器を具えることが好ましい。無軌道型の自走機では、操作者はカメラで捉えた画像を頼りに自走機の操作を行って任意の方向に走行させる。一方、通常カメラは首振り自在に構成されているため、撮影方向は自走機の走行方向とは無関係である。そのため、操作者はモニターに映し出される画像が自走機の前方であると錯覚し、自走機の前方を見失うことがある。その結果、自走機を障害物に衝突させたり、場合によっては自走機の現在位置を見失ってしまうことが考えられる。そこで、本体の前方を示す方向表示器を設ければ、この表示器が映ったときにカメラが自走機の前方を向いていることを容易に確認でき、自走機の前方を見失うことを防止できる。方向表示機は、カメラが本体の前方に向いたときに、その視野内に入るものであれば形状、サイズは特に限定されない。例えば、自走機の前方に棒状体などの突起物を設けたり、あるいは、LED等のランプを設けることが考えられる。
【0020】
軌道型、無軌道型のいずれの自走機においても、用いるカメラは本体に搭載可能な小型のカメラが好適である。例えば、CCDやC−MOSを用いたカメラが好適である。
【0021】
カメラで撮影された画像は、画像データとして電送手段で伝送され、監視領域から離れた箇所においてもモニターで確認することができる。これらの画像は、VTR、DVD、ハードディスクなどの記憶媒体に記憶することで、随時、何度でも確認することができる。
【0022】
自走機にはカメラの視野を照射するライトを具えることが好ましい。これにより、暗い監視区域でも鮮明な画像を得ることができる。その場合、カメラとライトとを同期して水平方向に回転させる回転機構を具えることが望ましい。この回転機構により、カメラの視野を任意の向きに動かし、あらゆる個所の点検を行える。特に、カメラとライトの回転を同期させることで、カメラの視野を確実にライトで照らすことができる。
【0023】
また、カメラとライトとを同期して上下に揺動させる揺動機構を具えることが望ましい。水平方向の回転だけでなく、上下方向にもカメラを揺動させることで、より広範囲の監視が容易に行える。特に、カメラとライトの揺動を同期させることで、カメラの視野を確実にライトで照らすことができる。
【0024】
検知センサには、監視対象に応じた物理量や化学物質あるいは化学変化を検知する種々のセンサが利用できる。例えば、音響センサ、加速度センサ、匂いセンサ、ガスセンサ、温度センサ、湿度センサ、赤外線センサ、電磁界センサおよび放射能センサよりなる群から選択される少なくとも一種が好ましい。
【0025】
音響センサとしてはマイクが挙げられる。マイクにより監視区域内の音声を検知し、侵入者の監視や機器類の作動音による動作状態の監視を行うことができる。機器類の作動音を検知する場合、例えばスペクトル分析を利用すればよい。つまり音響センサは、機器が異常動作した場合の異常音だけでなく、正常動作している場合の背景音も検知する。そこで、監視区域内の音声をモニターして、機器が正常動作している場合に背景音の周波数分布とレベルを記録する。そして、この背景音との比較により、特定周波数のレベルが急上昇したなどの変化から異常音を検知して、機器の異常動作を認識することができる。
【0026】
加速度センサを用いての具体的な検知対象としては、振動や衝撃の検知により、地震あるいは爆発などを監視することができる。加速度センサの具体例としては、ピエゾ抵抗型や静電容量型などの半導体加速度センサが挙げられる。
【0027】
匂いセンサ、ガスセンサでは、保管物の腐敗や有毒ガスあるいは可燃性ガス等のガス漏れを検知することができる。匂いセンサには、酸化物匂いセンサ、QCM(Quartz Crystal Microbalance)匂いセンサ、導電性ポリマー匂いセンサなどがある。例えば、酸化錫(SnO2)系基板型厚膜半導体センサによりアンモニア臭を検知することができ、食品類などの腐敗の監視を行うことができる。ガスセンサには、半導体型、固体電解質型、触媒燃焼型などの各種センサがあり、排気ガスセンサ、アルコールセンサ、LPガスセンサ、都市ガスセンサなどがある。
【0028】
赤外線センサでは、例えば火災や不審者の侵入を検知することができる。赤外線センサには熱型センサと量子型センサがある。特に、熱起電力効果型センサ、焦電効果型センサ、熱電対効果型センサなどの熱型センサが好適である。
【0029】
温度センサや湿度センサは、倉庫などでの温度管理や湿度管理に利用できる。温度センサには、サーミスタ等の他、焦電型温度センサ、表面弾性波温度センサ、光起電力型温度センサ、光導電型温度センサ等がある。湿度センサには、センサ材料の抵抗や静電容量が湿度に応じて変化することを利用したものが好適である。より具体的には、電解質系、高分子系、セラミックス系の湿度センサが挙げられる。
【0030】
電磁界センサは、発電所・変電所・電力設備などにおいて課電の有無の確認などを行うことができる。具体的には、ホール磁気センサ、磁気抵抗効果センサ等が挙げられる。特に、Bi12SiO20結晶(BSO結晶)やBi4Ge3O12結晶(BGO結晶)などのポッケルス効果を利用して、光学的に電界を測定するセンサが好適である。
【0031】
放射能線では、監視区域の放射能漏れを監視できる。具体的にはガイガーカウンターなどが利用できる。
【0032】
本発明自走機を遠隔操作する場合、本体とカメラとを無線にて制御するホストと、情報ネットワークを介してホストに接続して本体とカメラの制御を行うクライアントとを用いることが好ましい。
【0033】
本発明の自走機は、ホストからの指令により無線で操作されるように構成しておく。一方、このホストは、情報ネットワークを介してクライアントと接続されている。そのため、クライアントより指令することでホストを介して自走機を操作できる。通常、ホストは本体と無線通信可能な監視区域に近接して配置されるが、クライアントの設置箇所は限定されないため、監視区域から離れた箇所、特に本体と無線通信が難しいほどの遠隔地からでも自走機を操作して監視を行うことができる。情報ネットワークには、インターネットや無線LANが挙げられる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(本発明自走機の遠隔操作システム)
まず、本発明自走機を遠隔操作するシステムを図1に基づいて説明する。このシステムは、自走機100と、操作コントローラ210と、映像受信機220と、ホスト300と、クライアント400を具える。
【0035】
自走機100の詳細は後述するが、この自走機100は、カメラと検知センサとを具え、カメラで監視区域を撮影し、検知センサで監視区域内の異常状態を検知する。そして、この自走機100はレール500に沿って特定の経路を走行したり、キャタピラやタイヤにより任意の方向に走行される。この自走機100の操作はホスト300から又はクライアント400からの指令により行われる。ホスト300は操作コントローラ210および映像受信機220と接続されている。操作コントローラ210は自走機100と双方向無線通信を行って、ホスト300からの指令に基づいて自走機100の制御信号を送信したり、自走機100からの検知センサの検知信号などを受信したりする。ホスト300からの指令により、自走機100の走行・停止、カメラの水平方向への回転と垂直方向への首振り、カメラのズームおよびフォーカスを制御できる。ホスト300からの指令によりカメラは監視区域の所定位置を撮影し、その画像信号を単方向で無線送信する。映像受信機220は、自走機100から送信される画像信号を受信し、この画像信号をホスト300に出力する。さらに、ホスト300とクライアント400はインターネット600に接続され、クライアント400からインターネット600を通じてホスト300に指令することで、自走機100を制御することができる。図1ではホスト300はwebサーバー350を介してインターネット600に接続している状態を示している。
【0036】
このようなシステムにおける自走機100の詳細を以下に説明する。自走機にはレール型、キャタピラ型、タイヤ型の3種類がある。
【0037】
<懸垂式レール型自走機>
(全体構成)
図2はレールに沿って懸垂された状態で走行する自走機の正面図、図3はその側面図である。この自走機100は、本体10、カメラ20、ライト30、匂いセンサ40(検知センサ)および懸垂支持部50を具え、レール500に沿って走行される。
【0038】
(本体)
本体10は、金属板から構成される箱状のケース内に、パンモーター、チルトモーター、バッテリおよび制御基板が内蔵され、ケース外に映像信号アンテナ兼用の制御信号アンテナ11が突出されている。
【0039】
パンモータは、カメラ20を水平方向に回転するモータである。カメラ20を水平方向に回転する回転軸は、本体上部と懸垂支持部の下部を垂直方向に貫通している。これにより、懸垂支持部50に対して本体自体を回転することでカメラ20を水平方向に回転させる。チルトモータは、カメラ20を上下方向に円弧運動させるためのモータである。この円弧運動の回転軸は、本体ケースから水平方向に突出してカメラ側に連結されている。これにより、本体10に対してカメラ20を上下方向に円弧運動させる。
【0040】
バッテリは、本体10の走行、カメラ20の回転・円弧運動やズームなどの制御、ライト30の点灯、匂いセンサの制御、画像信号や制御信号の送受信に必要な全ての電力を供給する。このバッテリは充電可能な二次電池を用いており、後述する充電ステーションに自走機を位置させることで充電を行うことができる。
【0041】
制御基板は、カメラ20、ライト30、パンモータ、チルトモータ、走行用の駆動モータ、バッテリおよび両アンテナを電気的に接続し、自走機の走行・停止、カメラ20の回転・円弧運動、カメラ20のズームやフォーカス、制御信号など各種信号の送受信を行う回路を構成している。この基板には、カメラ20で撮影した画像の信号や検知センサでの検知信号を出力する電送手段も含んでいる。
【0042】
制御信号アンテナ11はホストあるいはクライアントからの指令に基づいて発信された制御信号を受信し、匂いセンサの検知信号や本体の位置情報の信号を送信する。また、映像送信アンテナはカメラで撮影された画像の信号を無線にて送信する。
【0043】
(カメラ)
カメラ20は監視区域内を撮影するもので、本例ではCCD素子にレンズを組み合わせたカメラ20を用いている。このカメラ20のズームやフォーカスはホストからの指令に基づいて制御することができる。カメラ20で撮影された画像は、画像信号として電送手段を介して無線出力される。
【0044】
(ライト)
ライト30は監視区域が暗い場合でも照明することで明確な画像を得るために用いる。このライト30はカメラ20の下方に一体化され、カメラ20の水平方向の回転・上下方向の円弧運動に同期して作動される。そのため、確実にカメラ20の撮影方向を照らし出すことができる。
【0045】
(匂いセンサ)
匂いセンサ40は腐敗臭を検知して、保管物の腐敗を検知するためのセンサである。通常、食品などが腐敗するとアンモニア臭を発する。本例では、アンモニア臭を検知することにより腐敗の検知を行っている。このセンサ40には、酸化錫(SnO2)系基板型厚膜半導体センサを用いた。同センサ40は懸垂支持部50のフレーム側方に固定した。もちろん、この匂いセンサ40を他のセンサに置換したり、匂いセンサ40の他に別のセンサを付加することで、匂い以外の異常状態を検知することもできる。
【0046】
(懸垂支持部)
懸垂支持部50は、本体10をレール500に懸垂した状態でスライド自在に保持するための部材である。フレーム51と、回転連結部52と、駆動機構53と、方向制御機構54および位置情報検知手段55を有している。
【0047】
フレーム51は、上面51A、垂直面51Bおよび下面51Cが一体化された断面がほぼ凹型の金属板である。上面51Aの下方に次述する回転連結部52が設けられ、下面51Cの下方に本体が回転自在に連結されている。そして、上面51Aには充電用接点51Dが設けられている。
【0048】
回転連結部52は断面がほぼ凹型の金属ブロックで、フレーム51の下面に回転自在に装着されている。本例では、一対の回転連結部52を本体10の進行方向に並べてフレーム51に取り付けている。各回転連結部52が回転することにより、本体10はレール500の屈曲部分も円滑に走行することができる。この回転連結部52には駆動機構53および方向制御機構54が設けられている。
【0049】
駆動機構53は、回転連結部52と一体の駆動ローラ53Aおよび駆動モータ53Bを具えている。駆動ローラ53Aは、回転連結部52に架け渡されるように配される水平方向の回転軸を有し、駆動モータ53Bの駆動力によりレール500上に回転して接触することで本体10をレール500沿いに走行させる。図ではモータ53Bの後端面しか示していないが、前端側にはモータ53Bの回転軸に駆動ベベルギアが取り付けられ、この駆動ベベルギアが駆動ローラ53Aの回転軸に取り付けられた従動ベベルギアに噛合することで駆動ローラ53Aを回転させる。モータ53Bの回転軸は紙面に対して垂直方向に配置され、駆動ローラ53Aの回転軸は図の左右方向に配置されている。なお、前方の回転連結部52には駆動モータ53Bが設けられているが、後方の回転連結部には同様の駆動モータが設けられていない。
【0050】
方向制御機構54は、本体10がレール500から脱落することの無いように走行方向を規制するもので、垂直ガイドローラ54Aと水平ガイドローラ54Bとを有している。垂直ガイドローラ54Aは回転連結部52の前後に一対づつ配置され、水平ガイドローラ54Bは回転連結部52の内側において駆動ローラ53Aの下方に一対設けられている。
【0051】
位置情報検知手段55は、自走機100がレール沿いのどこに位置しているかを検知するもので、本例では発受光部を用いた。発受光部55Aは、フレーム下面の上部に設けられ、互いに間隔をあけて配置された発光素子と受光素子とを具えている。常時は発光素子からの光は受光素子に到達し、後述する遮光板55Bの位置を通過する際に、遮光板55Bが発光素子と受光素子との間に配されることで光の遮断を行う。この遮断が行われたことから自走機100の位置情報として利用する。
【0052】
(レール)
一方、レール500は断面がI型の長尺金属片である。このレール500は水平摺動面510と水平取付面520とを垂直連結面530で一体化したもので、水平摺動面510上に駆動ローラ53Aが接し、水平取付面520はボルトでレール支持金具700に固定される。レール支持金具700は、レール長手方向に所定間隔で配置されるL型の金具であり、一端が監視区域の天井などに固定されて、他端はレール500が装着された自由端となっている。方向制御機構における垂直ガイドローラ54Aは水平摺動面510を左右から挟み、水平ガイドローラ54Bは水平摺動面510の下方において垂直連結面530の左右に配置される。
【0053】
このレール沿いには充電ステーション550が設けられている。充電ステーション550は、レール沿いの所定位置に設けられて、自走機の充電用接点51Dと接続されることでバッテリの充電を行う。この充電ステーション550は、例えば商用交流電源に接続されると共に交流を直流に変換するコンバータと、集電プレート551とを具えている。自走機がレール上における充電ステーション550の設けられた位置で停止した際、丁度充電用接点51Dが集電プレート551と接触するように構成されている。そして、コンバータで変換された直流をバッテリに供給して充電を行う。
【0054】
さらに、本例では、レール500に所定間隔で自走機の位置情報表示手段となる遮光板55Bを設けた。遮光板55BはL型の金属板で、レール取付水平面の下方にボルトで固定されている。自走機がレール沿いに走行する際、この遮光板55Bが発光素子から受光素子へ出力される光を遮断する。
【0055】
(自走機の動作)
このような自走機100はホスト300から指令することで、カメラ20のズーム・フォーカス、カメラ20の回転機構の回転・停止、カメラ20の円弧運動の回転・停止、ライト30の点灯・消灯、駆動モータの駆動・停止・回転速度調整(速度変更)・回転方向変更(前進後退)を行う。ホスト300からの指令は有線で操作コントローラ210に送られ、同コントローラ210より無線で制御信号アンテナ11に送られる。
【0056】
一方、カメラの画像は画像信号として映像信号アンテナから無線送信され、映像受信機220で受信されて有線でホスト300に送られる。ホスト300は送られた画像信号をモニタに表示し、操作者は表示された画像を見ながら監視を行う。
【0057】
また、匂いセンサ40がアンモニアを検知すると、その検知信号が制御信号アンテナ11から無線送信され、操作コントローラ210からホスト300に送られて、腐敗が発生したことをモニタ上に表示する。
【0058】
さらに、自走機100の走行に伴って発受光部55Aの間に遮光板55Bが位置した場合、光が遮断されたことを信号として制御信号アンテナ11から無線送信し、操作コントローラ210を介してホスト300に送る。ホスト300では位置情報の信号を基に、現在、自走機100がレール上のどこを走っているかを把握し、モニタに表示する。
【0059】
以上はホスト300から自走機100の制御を行う場合の説明であるが、インターネット600を介してクライアントから監視を行うこともできる。つまり、クライアントからインターネット600を介してホスト300に接続し、ホスト300に指令を送ることで、操作コントローラ210を介して自走機100を制御し、クライアント400にカメラ20の画像や匂いセンサ40の検知結果を表示させることができる。
【0060】
<地上式レール型自走機>
次に、レール上に載せられた状態で走行する本発明自走機を図4〜図6に基づいて説明する。図4は同自走機の正面図、図5はその側面図、図6はその平面図である。
【0061】
この自走機100は、懸垂式レール型自走機をほぼ上下逆転したような構成である。懸垂支持部50の代わりに走行台部70を有し、本体10をレール上に保持させている。すなわち、走行台部70がレール500にはめ込まれ、本体10は走行台部70上に回転自在に支持されている。本体10・カメラ20・ライト30などの構成は懸垂式レール型自走機と同様なので、以下の説明では走行台部70を中心に行う。
【0062】
走行台部70の主要な構成は懸垂支持部50と同様である。つまり、この走行台部は、支持面71を具え、この支持面の上部に本体10が回転自在に支持され、下部に回転連結部52が装着されている。回転連結部52は支持面の前後に一対設けられ、前方の回転連結部52には駆動モータ53Bが装着されている。そして、各回転連結部52に駆動ローラ53Aや垂直ガイドローラ54Aおよび水平ガイドローラ54Bが設けられている点および各ローラ54A、54BがI型のレール500に嵌合される点は懸垂式レール型自走機と同様である。
【0063】
このような地上式レール型自走機においても、懸垂型レール型自走機と同様に監視区域の画像による監視と、検知センサによる異常状態の監視を行うことができる。
【0064】
なお、図4〜図6では、検知センサの図示を省略している。検知センサは走行台部上や本体側面などの適宜な位置に設ければよい。
【0065】
<キャタピラ型自走機>
次に、キャタピラ型自走機について図7〜図10に基づいて説明する。図7は同走機の正面図、図8はその側面図、図9はその平面図、図10はその底面図である。
【0066】
この自走機を地上式レール型自走機と比較すると、走行台部70がキャタピラ台車80に変更された点を除いてほぼ共通した構成である。水平回転・上下動自在のカメラ20とライト30を具え、撮影した画像を無線で送信すると共に、キャタピラの駆動制御やカメラ20とライト30の回転・揺動の制御なども無線で行う。
【0067】
キャタピラ台車80は、一対の駆動モータ81が配置され、一方のモータは台車右側のキャタピラを、他方のモータは台車左側のキャタピラを駆動する。各キャタピラは、複数の駆動輪82と、その外周に掛けられたキャタピラベルト83とを有し、駆動輪82を回転させてキャタピラベルト83を走行させることで本体10を駆動する。本例では、各モータ81の回転動力をベルト84を介して後方の駆動輪82Bに伝達し、キャタピラの駆動を行っている。
【0068】
また、このキャタピラにおける最前部の駆動輪82Aは他の駆動輪よりも上部に配置され、自走機が障害物を乗り越えやすいように構成されている。そして、この最前部の駆動輪82Aより若干後方にて押えローラ85でキャタピラベルト83を上部から押え、キャタピラベルト83がほぼV型に配置されるようにしている。
【0069】
さらに、この自走機ではキャタピラ台車80の後方に支持板86を伸ばして、支持板端部に急傾斜転倒回避用ガイドローラを配置している。この転倒回避用ガイドローラ87は、急傾斜を走行して自走機の前方が後方より持ち上がった際、同ガイドローラ87が床面に接触して、自走機が後方に転倒することを防止するためのものである。
【0070】
本例においても検知センサの図示を省略している。検知センサは走行台部上や本体側面などの適宜な位置に設ければよい。
【0071】
この自走機は、レールを必要とせず、キャタピラで走行することで、監視区域の任意の位置に移動できる。また、走行経路上の多少の障害物は乗り越えることもできる。そして、カメラの画像と検知センサの検知結果に基づいて監視区域の異常状態を監視することができる。
【0072】
なお、本例ではカメラを水平方向に回転する回転機構を設けたが、キャタピラ型の自走機は、左右のキャタピラを逆回転させることで自走機をその場で旋回させることができるため、回転機構を省略して自走機自体の旋回によりカメラの回転を行ってもよい。
【0073】
<タイヤ型自走機>
次に、タイヤ型自走機について図11〜図13に基づいて説明する。図10は同自走機の正面図、図12はその側面図、図13はその平面図である。
【0074】
この自走機は、キャタピラ型自走機のキャタピラ台車80を走行台車90に変更した構成である。走行台車90は一対の前輪91と一対の後輪92を具え、図示しない駆動モータで前後輪91,92の少なくとも一方を駆動することで本体を走行させる。この自走機も水平回転・上下動自在のカメラ20とライト30を具え、撮影した画像を無線で送信すると共に、タイヤの駆動制御やカメラ20とライト30の回転・上下動の制御なども無線で行う。
【0075】
本例においても、検知センサの図示を省略している。検知センサは走行台部上や本体側面などの適宜な位置に設ければよい。
【0076】
この自走機は、レールを必要とせず、前後輪91,92で走行することで、監視区域の任意の位置に移動できる。また、走行経路上の多少の障害物は乗り越えることもできる。そして、カメラ20の画像と検知センサの検知結果に基づいて監視区域の異常状態を監視することができる。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明監視用自走機によれば、カメラを具えた本体自身が走行することで、多数のカメラを用いることなく、監視区域の任意の位置における画像を捉えることができる。そして、この画像を遠隔地で確認すると共に、検知センサの検知結果を把握して監視区域の異常状態を検知することができる。従って、倉庫・店舗などの火災、不審者の侵入、設置機器の異常動作など、監視目的に応じた監視を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明自走機を用いた監視システムの概略構成図である。
【図2】懸垂式レール型本発明自走機の正面図である。
【図3】図2の自走機の右側面図である。
【図4】地上式レール型本発明自走機の正面図である。
【図5】図4の自走機の右側面図である。
【図6】図4の自走機の平面図である。
【図7】キャタピラ型本発明自走機の正面図である。
【図8】図7の自走機の側面図である。
【図9】図7の自走機の平面図である。
【図10】図7の自走機の底面図である。
【図11】タイヤ型本発明自走機の正面図である。
【図12】図11の自走機の側面図である。
【図13】図11の自走機の平面図である。
【符号の説明】
10 本体
11 制御信号アンテナ
20 カメラ
30 ライト
40 匂いセンサ
50 懸垂支持部
51 フレーム
51A 上面
51B 垂直面
51C 下面
51D 充電用接点
52 回転連結部
53 駆動機構
53A 駆動ローラ
53B 駆動モータ
54 方向制御機構
54A 垂直ガイドローラ
54B 水平ガイドローラ
55 位置情報検知手段
55A 発受光部
55B 遮光板
70 走行台部
71 支持面
80 キャタピラ台車
81 駆動モータ
82 駆動輪
83 キャタピラベルト
84 ベルト
85 押えローラ
86 支持板
87 転倒回避用ガイドローラ
90 走行台車
91 前輪
92 後輪
100 自走機
210 操作コントローラ
220 映像受信機
300 ホスト
350 webサーバー
400 クライアント
500 レール
510 水平摺動面
520 水平取付面
530 垂直連結面
550 充電ステーション
551 集電プレート
600 インターネット
700 レール支持金具[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a monitoring self-propelled machine capable of detecting an abnormal situation in a building such as a warehouse. More particularly, the present invention relates to a monitoring self-propelled machine capable of monitoring a fire, presence or absence of an intruder, decay of stored items, operation status of devices, and the like by remote control.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a monitoring system in a store or warehouse using a camera has been known. This monitoring system is a system in which, for example, a camera is fixed on a camera platform or the like so that the camera can be swung freely, this camera platform is mounted on a ceiling or the like, and monitoring is performed by changing the direction of the camera and photographing. A known document that discloses a system similar to this is Patent Document 1.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-6094 A
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, there is a problem that it is difficult to easily and inexpensively construct a monitoring system having no blind spots with the conventional monitoring system.
[0005]
Usually, many display shelves and storage shelves are installed in stores and warehouses, and there are many blind spots. Therefore, in order to configure a monitoring system without blind spots using cameras fixed at predetermined positions, a large number of cameras must be arranged, which leads to an increase in installation costs. Also, to display the images of these many cameras, (1) use many monitors, (2) switch the images of each camera and display them on one monitor, and (3) display the images of a plurality of cameras in one. For example, it is necessary to divide and display the images on one monitor, and it is difficult to make the image display means simple and inexpensive.
[0006]
Accordingly, a main object of the present invention is to provide a monitoring self-propelled machine that can easily and inexpensively construct a monitoring system with a minimum blind spot.
[0007]
It is another object of the present invention to provide a monitoring self-propelled machine capable of monitoring from a remote place remote from a monitoring area.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention achieves the above object by making a monitoring device that detects an abnormal state a self-propelled type, and enabling the self-propelled machine to be controlled from a remote location.
[0009]
That is, the monitoring self-propelled machine according to the present invention includes a main body, a driving mechanism for running the main body by remote control, a camera mounted on the main body and operated by remote control, and a detection device for detecting an abnormal state of a monitored part. It is characterized by comprising a sensor, an electric transmission means for transmitting an image picked up by a camera and a detection signal of the detection sensor, and a power supply for supplying electric power to the drive mechanism, the camera, the detection sensor and the electric transmission means.
[0010]
By using a self-propelled machine including a detection sensor for detecting an abnormal state and a camera, the device itself can freely move within the monitored area, and the detection sensor can approach the monitored object. Therefore, for example, it is also possible to individually monitor abnormalities in mechanical equipment in a building, which has been difficult to detect with a fixed sensor, and to specify abnormal equipment. In addition, since images of various positions in the monitoring area can be obtained by using the self-propelled aircraft, a monitoring system without a blind spot can be easily constructed. In particular, the location desired by the operator can be monitored without using a plurality of cameras by running the self-propelled machine or changing the direction of the camera.
[0011]
In addition, since the self-propelled vehicle has a transmission means for transmitting the image of the camera and the detection signal of the detection sensor, monitoring can be performed even in a remote place away from the monitoring area where the self-propelled device is provided. In particular, not only cameras, but also detection sensors that detect abnormal conditions, such as fire, intrusion, grasp of the operational status of machinery and equipment, temperature and humidity management, rot detection, gas leak detection, radiation leak detection, etc. Can be monitored for abnormal conditions.
[0012]
Hereinafter, the device of the present invention will be described in more detail.
The traveling method of the main body includes a track type that travels along a track and a trackless type that can travel in an arbitrary direction without using a track.
[0013]
Rails and strips can be used for the track used in the track type.
A metal rail or a plastic rail can be used as the rail. The cross-sectional shape of the rail is preferably an I type or a T type. When a rail is used, a configuration in which the main body travels on the rail and a configuration in which the main body travels while suspended from the rail can be considered. In either case, the direction control mechanism can be configured by providing the drive mechanism with a roller that fits on the rail, and the main body can run along the track.
[0014]
As the belt-like body, one capable of forming a difference in physical quantity between a portion where the belt-like body exists and a portion where the belt-like body does not exist is preferable. For example, a magnetic tape, a reflective tape, a belt-like paint, or the like can be used. When a magnetic tape is used, a magnetic detection sensor for detecting the magnetic field of the magnetic tape is used as a band recognition means, and the self-propelled machine travels along the magnetic tape based on the recognition information. When a reflective tape or paint is used, a self-propelled machine is caused to travel along a track using a line tracer as a belt-shaped body recognizing means. In general, a line tracer includes a light emitting element and a light receiving element, and utilizes that a large amount of light is absorbed in a black portion and a large amount of light is reflected in a white portion. That is, the light of the light emitting element is applied to the vicinity of the orbit, the intensity of the reflection from the orbit is detected by the light receiving element, and the self-propelled vehicle travels along the orbit based on the detection result.
[0015]
In a track-type self-propelled machine, it is preferable to provide a charging terminal on the main body side and a charging station along the track. When the secondary battery is used as a power source and the battery is exhausted, the self-propelled machine can be moved to a position near the charging station, and the charging terminal can be connected to the charging station to charge the secondary battery.
[0016]
In the case of a track type, it is preferable to provide a position display section of the self-propelled machine along the track. In this case, it is preferable that the self-propelled machine is provided with a reading means for the position information display unit, and the read position information is also transmitted by the electric transmission means. The current position of the self-propelled machine can be detected by the position display unit and its reading and transmission, and it is also possible to know where in the monitored area the self-propelled machine is located.
[0017]
Specific examples of the position display means include a bar code and a light shielding plate provided at a predetermined position along the track. When a barcode is used, position information along the track is written in the barcode, and the position information can be read by using a barcode reader as reading means. When a light-shielding plate is used, a light-emitting element and a light-receiving element that are arranged with the light-shielding plate interposed therebetween are used as reading means. When the self-propelled machine is traveling in a place where there is no light blocking plate, light from the light emitting element reaches the light emitting element without any obstacle and is detected. On the other hand, when the self-propelled machine passes through a location where the light-shielding plate is provided, light from the light-emitting element is blocked by the light-shielding plate, and light does not reach the light-receiving element. By changing the size of the light-shielding plate or forming a plurality of through holes in the light-shielding plate and appropriately changing the size and interval of the through-holes, it is possible to detect the light shielding time and the light shielding time interval as position information. it can.
[0018]
On the other hand, as a trackless type, a configuration in which tracks and wheels are provided in a drive mechanism is conceivable. In consideration of overcoming obstacles, the caterpillar positions the front drive wheel above the other drive wheels rather than arranging the drive wheels in a straight line, so that the caterpillar belt is arranged in a V-shape. It is preferable to configure.
[0019]
It is preferable that the trackless self-propelled machine includes a direction indicator indicating the front of the main body. In a trackless self-propelled aircraft, an operator operates the self-propelled aircraft and travels in an arbitrary direction, relying on images captured by a camera. On the other hand, since the camera is usually configured to swing freely, the shooting direction is irrelevant to the traveling direction of the self-propelled machine. For this reason, the operator may have an illusion that the image displayed on the monitor is ahead of the self-propelled machine, and may lose sight of the front of the self-propelled machine. As a result, it is conceivable that the self-propelled aircraft may collide with an obstacle, or the current position of the self-propelled aircraft may be lost in some cases. Therefore, if a direction indicator that indicates the front of the main unit is provided, it is easy to confirm that the camera is facing the front of the self-propelled machine when this display is reflected, and it is easy to lose sight of the front of the self-propelled machine. Can be prevented. The shape and size of the direction indicator are not particularly limited as long as the direction indicator is within the field of view when the camera is directed forward of the main body. For example, it is conceivable to provide a projection such as a rod-shaped body in front of the self-propelled machine, or to provide a lamp such as an LED.
[0020]
Regardless of the track-type or track-free type self-propelled machine, the camera to be used is preferably a small camera that can be mounted on the main body. For example, a camera using a CCD or C-MOS is suitable.
[0021]
Images captured by the camera are transmitted as image data by electronic transmission means, and can be confirmed on a monitor even at a location remote from the monitoring area. By storing these images in a storage medium such as a VTR, a DVD, or a hard disk, the images can be checked any number of times.
[0022]
Preferably, the self-propelled vehicle is provided with a light for illuminating the field of view of the camera. As a result, a clear image can be obtained even in a dark monitoring area. In that case, it is desirable to provide a rotation mechanism for rotating the camera and the light horizontally in synchronization. With this rotation mechanism, the field of view of the camera can be moved in any direction, and inspection can be performed at any location. In particular, by synchronizing the rotation of the camera and the light, the field of view of the camera can be reliably illuminated by the light.
[0023]
It is also desirable to have a swing mechanism for swinging the camera and the light up and down in synchronization. By swinging the camera not only in the horizontal direction but also in the vertical direction, monitoring over a wider area can be easily performed. In particular, by synchronizing the swing of the camera and the light, the field of view of the camera can be reliably illuminated by the light.
[0024]
Various sensors that detect a physical quantity, a chemical substance, or a chemical change according to a monitoring target can be used as the detection sensor. For example, at least one selected from the group consisting of an acoustic sensor, an acceleration sensor, an odor sensor, a gas sensor, a temperature sensor, a humidity sensor, an infrared sensor, an electromagnetic field sensor, and a radioactivity sensor is preferable.
[0025]
A microphone is an example of the acoustic sensor. The microphone detects the sound in the monitoring area, and can monitor an intruder and monitor an operation state by operating sounds of devices. When detecting the operation sound of the devices, for example, spectrum analysis may be used. That is, the acoustic sensor detects not only an abnormal sound when the device operates abnormally, but also a background sound when the device operates normally. Therefore, the sound in the monitoring area is monitored, and when the device is operating normally, the frequency distribution and level of the background sound are recorded. Then, by comparing with the background sound, an abnormal sound can be detected from a change such as a sudden rise in the level of the specific frequency, and an abnormal operation of the device can be recognized.
[0026]
As a specific detection target using an acceleration sensor, an earthquake or explosion can be monitored by detecting vibration or impact. As a specific example of the acceleration sensor, a semiconductor acceleration sensor such as a piezoresistive sensor or a capacitance sensor is used.
[0027]
The odor sensor and the gas sensor can detect putrefaction of stored items and gas leaks of toxic gas or flammable gas. Examples of the odor sensor include an oxide odor sensor, a QCM (Quartz Crystal Microbalance) odor sensor, and a conductive polymer odor sensor. For example, tin oxide (SnO) 2 A) Ammonia smell can be detected by a system substrate type thick film semiconductor sensor, and spoilage of foods and the like can be monitored. There are various types of gas sensors, such as a semiconductor type, a solid electrolyte type, and a catalytic combustion type, and there are an exhaust gas sensor, an alcohol sensor, an LP gas sensor, a city gas sensor, and the like.
[0028]
The infrared sensor can detect, for example, a fire or intrusion of a suspicious person. The infrared sensor includes a thermal sensor and a quantum sensor. In particular, thermal sensors such as a thermoelectromotive effect sensor, a pyroelectric effect sensor, and a thermocouple effect sensor are suitable.
[0029]
The temperature sensor and the humidity sensor can be used for temperature management and humidity management in a warehouse or the like. The temperature sensor includes a thermistor, a pyroelectric temperature sensor, a surface acoustic wave temperature sensor, a photovoltaic temperature sensor, a photoconductive temperature sensor, and the like. As the humidity sensor, a sensor utilizing the fact that the resistance and the capacitance of the sensor material change according to the humidity is preferable. More specifically, examples include an electrolyte-based, polymer-based, and ceramics-based humidity sensor.
[0030]
The electromagnetic field sensor can check whether power is imposed at a power station, substation, electric power facility, or the like. Specifically, a hall magnetic sensor, a magnetoresistive sensor, and the like can be given. In particular, Bi 12 SiO 20 Crystal (BSO crystal) or Bi 4 Ge 3 O 12 A sensor that optically measures an electric field using the Pockels effect of a crystal (BGO crystal) or the like is preferable.
[0031]
The radiation line can monitor for leaks in the monitored area. Specifically, a Geiger counter or the like can be used.
[0032]
When remotely controlling the self-propelled machine of the present invention, it is preferable to use a host that wirelessly controls the main body and the camera and a client that connects to the host via an information network and controls the main body and the camera.
[0033]
The self-propelled machine according to the present invention is configured to be operated wirelessly by a command from the host. On the other hand, this host is connected to the client via the information network. Therefore, the self-propelled machine can be operated via the host by giving an instruction from the client. Normally, the host is located close to the monitoring area where wireless communication with the main unit is possible, but since the location of the client is not limited, it can be away from the monitoring area, especially from a remote place where wireless communication with the main unit is difficult. A self-propelled machine can be operated for monitoring. The information network includes the Internet and a wireless LAN.
[0034]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described.
(Remote operation system of self-propelled machine of the present invention)
First, a system for remotely controlling a self-propelled machine according to the present invention will be described with reference to FIG. This system includes a self-propelled
[0035]
Although details of the self-propelled
[0036]
Details of the self-propelled
[0037]
<Suspended rail type self-propelled machine>
(overall structure)
FIG. 2 is a front view of a self-propelled machine traveling in a state of being suspended along a rail, and FIG. 3 is a side view thereof. The self-propelled
[0038]
(Body)
The
[0039]
The pan motor is a motor that rotates the
[0040]
The battery supplies all the power necessary for running the
[0041]
The control board electrically connects the
[0042]
The
[0043]
(camera)
The
[0044]
(Light)
The light 30 is used to obtain a clear image by illuminating even when the monitoring area is dark. The light 30 is integrated below the
[0045]
(Odor sensor)
The
[0046]
(Suspension support)
The
[0047]
The
[0048]
The
[0049]
The
[0050]
The direction control mechanism 54 regulates the traveling direction so that the
[0051]
The position
[0052]
(rail)
On the other hand, the
[0053]
A charging
[0054]
Further, in this example, a
[0055]
(Operation of self-propelled machine)
Such a self-propelled
[0056]
On the other hand, the image of the camera is wirelessly transmitted from the video signal antenna as an image signal, received by the
[0057]
When the
[0058]
Further, when the light-shielding
[0059]
The above description is for the case where the
[0060]
<Ground rail type self-propelled machine>
Next, a self-propelled machine according to the present invention that travels on a rail will be described with reference to FIGS. 4 is a front view of the self-propelled aircraft, FIG. 5 is a side view thereof, and FIG. 6 is a plan view thereof.
[0061]
The self-propelled
[0062]
The main configuration of the traveling
[0063]
In such a ground rail type self-propelled machine, the monitoring by the image of the monitoring area and the monitoring of the abnormal state by the detection sensor can be performed in the same manner as the suspended rail type self-propelled machine.
[0064]
4 to 6, illustration of the detection sensor is omitted. The detection sensor may be provided at an appropriate position such as on the traveling platform or the side surface of the main body.
[0065]
<Caterpillar type self-propelled machine>
Next, the caterpillar type self-propelled machine will be described with reference to FIGS. 7 is a front view, FIG. 8 is a side view thereof, FIG. 9 is a plan view thereof, and FIG. 10 is a bottom view thereof.
[0066]
Comparing this self-propelled machine with a ground-type rail-type self-propelled machine, it has almost the same configuration except that the traveling
[0067]
The
[0068]
The
[0069]
Further, in this self-propelled machine, the
[0070]
Also in this example, illustration of the detection sensor is omitted. The detection sensor may be provided at an appropriate position such as on the traveling platform or the side surface of the main body.
[0071]
This self-propelled machine can move to an arbitrary position in the monitored area by traveling on a caterpillar without using a rail. Also, some obstacles on the traveling route can be overcome. Then, an abnormal state of the monitoring area can be monitored based on the image of the camera and the detection result of the detection sensor.
[0072]
In this example, a rotation mechanism for rotating the camera in the horizontal direction is provided, but the caterpillar-type self-propelled machine can turn the self-propelled machine on the spot by rotating the right and left caterpillars in reverse, The rotation mechanism may be omitted and the camera may be rotated by turning the self-propelled machine itself.
[0073]
<Tire type self-propelled machine>
Next, a tire-type self-propelled machine will be described with reference to FIGS. 10 is a front view of the self-propelled aircraft, FIG. 12 is a side view thereof, and FIG. 13 is a plan view thereof.
[0074]
This self-propelled machine has a configuration in which a
[0075]
Also in this example, illustration of the detection sensor is omitted. The detection sensor may be provided at an appropriate position such as on the traveling platform or the side surface of the main body.
[0076]
This self-propelled machine can move to an arbitrary position in the monitored area by traveling on the front and
[0077]
【The invention's effect】
As described above, according to the surveillance self-propelled machine of the present invention, an image at an arbitrary position in a surveillance area can be captured without using a large number of cameras by running a main body equipped with a camera itself. . Then, this image can be confirmed at a remote place, and the detection result of the detection sensor can be grasped to detect an abnormal state of the monitoring area. Therefore, it is possible to perform monitoring according to the monitoring purpose, such as fire in a warehouse or a store, intrusion of a suspicious person, abnormal operation of installed equipment, and the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a monitoring system using a self-propelled machine according to the present invention.
FIG. 2 is a front view of a suspension rail type self-propelled machine of the present invention.
FIG. 3 is a right side view of the self-propelled machine of FIG.
FIG. 4 is a front view of a ground rail type self-propelled machine of the present invention.
FIG. 5 is a right side view of the self-propelled machine of FIG.
FIG. 6 is a plan view of the self-propelled machine of FIG.
FIG. 7 is a front view of the caterpillar type self-propelled machine of the present invention.
FIG. 8 is a side view of the self-propelled machine of FIG.
FIG. 9 is a plan view of the self-propelled machine of FIG.
FIG. 10 is a bottom view of the self-propelled machine of FIG.
FIG. 11 is a front view of the tire-type self-propelled machine of the present invention.
FIG. 12 is a side view of the self-propelled machine of FIG.
FIG. 13 is a plan view of the self-propelled machine of FIG.
[Explanation of symbols]
10 body
11 Control signal antenna
20 cameras
30 lights
40 Odor sensor
50 Suspension support
51 frames
51A Top surface
51B vertical surface
51C bottom
51D charging contact
52 Rotation connection
53 drive mechanism
53A drive roller
53B drive motor
54 Direction control mechanism
54A Vertical guide roller
54B horizontal guide roller
55 Position information detecting means
55A light emitting and receiving unit
55B shading plate
70 Running platform
71 Support surface
80 caterpillar truck
81 Drive motor
82 drive wheels
83 caterpillar belt
84 belt
85 Holding roller
86 support plate
87 Guide Roller to Avoid Falling
90 traveling trolley
91 Front wheel
92 rear wheel
100 self-propelled machine
210 Operation controller
220 video receiver
300 hosts
350 web server
400 clients
500 rails
510 horizontal sliding surface
520 horizontal mounting surface
530 vertical connection surface
550 charging station
551 current collector plate
600 Internet
700 rail support bracket
Claims (10)
本体を遠隔操作にて走行させる駆動機構と、
本体に装着されて遠隔操作にて動作されるカメラと、
監視箇所の異常状態を検知する検知センサと、
カメラで撮像した画像および検知センサの検知信号を電送する電送手段と、
前記駆動機構、カメラ、検知センサおよび電送手段に電力を供給する電源とを具えることを特徴とする監視用自走機。Body and
A drive mechanism for moving the main body by remote control,
A camera attached to the main body and operated by remote control,
A detection sensor for detecting an abnormal state of the monitoring location;
An electric transmission means for transmitting an image captured by the camera and a detection signal of the detection sensor,
A monitoring self-propelled machine comprising a power supply for supplying power to the driving mechanism, a camera, a detection sensor, and an electric transmission means.
本体を軌道沿いに保持する方向制御機構とを具えることを特徴とする請求項1に記載の監視用自走機。A track installed in the monitoring location,
The self-propelled monitoring machine according to claim 1, further comprising a direction control mechanism for holding the main body along the track.
方向制御機構が、レールに嵌合するガイドローラであることを特徴とする請求項3に記載の監視用自走機。The track is a rail provided in the monitoring point,
The monitoring self-propelled machine according to claim 3, wherein the direction control mechanism is a guide roller fitted on the rail.
方向制御機構は、帯状体のある箇所の物理量と帯状体のない箇所の物理量との差を検知する帯状体認識手段を有することを特徴とする請求項3に記載の監視用自走機。The track is a band provided in the monitoring location,
The self-propelled motor for monitoring according to claim 3, wherein the direction control mechanism includes a band-shaped body recognizing unit that detects a difference between a physical quantity of a part with the band and a physical quantity of a part without the band.
前記電送手段は前記表示部による自走機の位置情報も伝送することを特徴とする請求項3に記載の監視用自走機。Providing a position information display section of the self-propelled machine along the track, the self-propelled machine includes a reading means of the position information display section,
The self-propelled motor vehicle for monitoring according to claim 3, wherein the transmission unit also transmits the position information of the self-propelled vehicle by the display unit.
情報ネットワークを介してホストに接続して本体とカメラの制御を行うクライアントとを具えることを特徴とする請求項1に記載の監視用自走機。A host that wirelessly controls the main body and the camera,
The monitoring self-propelled machine according to claim 1, further comprising a client connected to a host via an information network to control the main body and the camera.
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