JP2004163760A - データ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システム - Google Patents
データ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004163760A JP2004163760A JP2002331093A JP2002331093A JP2004163760A JP 2004163760 A JP2004163760 A JP 2004163760A JP 2002331093 A JP2002331093 A JP 2002331093A JP 2002331093 A JP2002331093 A JP 2002331093A JP 2004163760 A JP2004163760 A JP 2004163760A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- content
- internet
- identification code
- viewer
- data broadcast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】簡単な操作で目的のコンテンツを選択し、そのままダウンロードが行なえたり、曲名すら分からない曲でも、簡単にダウンロードが行なえるといった、簡単で便利なコンテンツ配信システムを提供する。
【解決手段】視聴者が楽曲の放送中に決定ボタンを押下すると、楽曲のコンテンツ識別コードと視聴者識別コードとを含む送信情報がコンテンツ配信装置106に送られる。コンテンツ配信装置106はその送信情報を受取り、当該送信情報に含まれるコンテンツ識別コードに対応する配信コンテンツをコンテンツデータベース107から読み込む。そして、当該送信情報に含まれる視聴者識別コードを有する受信装置103に配信する。
【選択図】 図1
【解決手段】視聴者が楽曲の放送中に決定ボタンを押下すると、楽曲のコンテンツ識別コードと視聴者識別コードとを含む送信情報がコンテンツ配信装置106に送られる。コンテンツ配信装置106はその送信情報を受取り、当該送信情報に含まれるコンテンツ識別コードに対応する配信コンテンツをコンテンツデータベース107から読み込む。そして、当該送信情報に含まれる視聴者識別コードを有する受信装置103に配信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ放送を用いたコンテンツ提供システムに係り、特に、衛星デジタル放送や地上波デジタル放送などに代表されるデジタル放送においてデータ放送を含む番組コンテンツを用い、視聴者にインターネット経由で販売するコンテンツのサンプルを提示し、対応するコンテンツの販売を行なうといった、データ放送とインターネットとの連動サービスを行なう仕組みを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、着信メロディや待ち受け画面といった携帯電話向けコンテンツの購入を、携帯電話を用いてインターネット経由で携帯サイトにアクセスし、携帯電話のみを用いて行なう形のサービスは多数存在する。
また、気に入った曲を簡単に着信メロディとして携帯電話に転送できる仕組みとして、特許文献1「携帯電話機の着信メロディ転送機能付き機器及び転送方法」に代表されるように、多くの考案がなされており、着信メロディをインターネットから容易にダウンロードできる仕組みについても、特許文献2「着信メロディダウンロードシステム」に代表されるように、多くの考案がなされている。
更に、本発明によって実現できるサービスと類似のサービスとして、データ放送によってコンテンツのリストをテキスト表示し、それを選択することで、実際のコンテンツを携帯電話のインターネット接続機能によって取得できるといったサービスが既に存在する。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−164969公報
【特許文献2】
特開2002−142044公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、通常、コンテンツ配信サイト、特に携帯コンテンツを配信する携帯サイトを利用する場合、携帯電話に付属する小型画面を見ながら多数回のボタン操作を行ない、画面を何度も切り替えるといった操作を繰り返しながら目的のコンテンツを探し出し、コンテンツのダウンロードを要請するといった操作が必要で、気に入ったコンテンツを選択する作業が大変であった。
【0005】
また、特許文献1「携帯電話機の着信メロディ転送機能付き機器及び転送方法」にあるように、再生機器から容易に携帯電話へ着信メロディをダウンロードする考案もなされているが、再生機器上でいろいろな曲を再生して聞き比べ、気に入った曲を選択せねばならず、やはり気に入ったコンテンツを選択する作業が大変であった。
【0006】
また、特許文献2「着信メロディダウンロードシステム」にあるように、自分の好みの曲を、CDのジャケットなどに記載されている情報からインターネットを介して容易にダウンロードする仕組みも考案されているが、結局は好みの曲の曲名などを調べ、CDを購入するなどして準備しなければならず、手順が面倒なばかりか、例えばテレビやラジオにて偶然聞いた曲が気に入ったような場合などは、曲名も分からず、着信メロディとしてその曲を指定すること自体が困難であった。
【0007】
更に、データ放送によってコンテンツのリストをテキスト表示し、それを選択することで、実際のコンテンツを携帯電話のインターネット接続機能によって取得できるといった既存のサービスについても、実際のコンテンツがどのようなものであるのかを知る手段が無く、コンテンツの配信を受けてから、実際希望したものとは異なるものであることに気付いたりといった不都合な点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、これらの問題点を解決する目的で発明され、データ放送を用いて放送されるコンテンツのサンプルのうち、曲名すら分からない曲であっても視聴して気に入った場合にそのコンテンツを簡単な操作で指定し、そのままインターネット経由でダウンロードが行なえるといった、簡単で便利なデータ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システムを実現する。
【0009】
そのため、本発明のインターネット連動コンテンツ提供システムは、個々のデータ放送コンテンツを、それぞれに関連付けられた固有のコンテンツ識別コードと共にデータ放送として放送することができるデータ放送送出手段と、視聴者固有の視聴者識別コードを持ち、放送されたデータ放送コンテンツを受信する受信手段と、受信したデータ放送コンテンツを視聴者に提示する提示手段と、視聴者がデータ放送の視聴時、データ放送のコンテンツに対して操作を行なう操作手段と、前記操作手段の操作によって複数のデータ放送コンテンツの中から視聴者が選択したコンテンツのコンテンツ識別コードと、視聴者自身の視聴者識別コードとを送信する情報送信手段とを備えたデータ放送受信手段と、インターネット配信コンテンツを蓄えたコンテンツデータベース、及びそのコンテンツをインターネット経由で顧客に配信するコンテンツ配信手段を持ち、前記情報送信手段から送られてきた送信情報を受け取り、その送信情報に含まれるコンテンツ識別コードから、そのコンテンツ識別コードに対応する配信コンテンツを前記コンテンツデータベースから読み込み、前記コンテンツ配信手段によって配信することを特徴とする。
【0010】
上記インターネット連動コンテンツ提供システムにおいて、個々のデータ放送コンテンツは、インターネット配信コンテンツを推測できるサンプル画像やサンプル音声であることが好ましい。
上記インターネット連動コンテンツ提供システムにおいて、データ放送受信手段は、一体型データ放送受信機能付きインターネット接続端末であることが好ましい。
上記インターネット連動コンテンツ提供システムにおいて、コンテンツ識別コードは、そのコンテンツをダウンロードするサイトのURLであることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1、図2、図3、図4および図5を用いて、本発明によるデータ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システムの実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態のうち、特にコンテンツが携帯電話向け着信メロディであり、一体型データ放送受信機能付きインターネット接続端末が、一体型データ放送受信機能及びインターネット接続機能付き携帯電話であった場合の実施例の全体図であり、図2、図4はそのデータ放送の画面操作例、図3は画面例である。また、図5は本発明の実施例における受信装置の構成例である。
【0012】
(1)全体構成図の説明(図1)
まず最初に、図1を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。図1において、放送局101は、携帯電話の着信メロディとして配信コンテンツに含まれる楽曲102を、そのコンテンツのコンテンツ識別コードと関連付けてデータ放送として視聴者へ向けて放送する。
ここで、データ放送コンテンツとして放送される楽曲102は、実際インターネット経由で提供されるコンテンツが容易にイメージできるものであれば、携帯電話の着信メロディそのままの形態であっても構わないし、オリジナルの楽曲メロディであっても構わない。視聴者は、一体型データ放送受信機能付き携帯電話103を用いて上記コンテンツを受信し、視聴する。
【0013】
(2)受信装置の構成図の説明(図5)
ここで、図5を用いて本実施例における受信装置103の動作を説明する。まず、放送波はアンテナ501にて受信され、送受信処理部502にて処理される。この例では、アンテナ501は携帯電話の送受信と放送波の受信との両方の機能を兼ね、送受信処理部502によってそれぞれの信号が処理されるかたちとなっている。
【0014】
送受信処理部502によって処理されたデジタル放送の放送波は、TS処理部503でTSデコード処理され、音声、映像とデータに分別され、音声、映像はAVデコード処理部504によってデコード処理され、表示処理部505、音声処理部509にてそれぞれ処理され、表示装置506、スピーカ511にて視聴者へ提示される。
【0015】
データ放送のデータは、TS処理部503から制御部508に送られ、一旦メモリ507に蓄えられた後、制御部508によって、表示処理部505、表示装置506を介してデータが提示されたり、操作部512からの操作で表示装置506への表示内容を切り換えたり、あるいは、送受信処理部502を介して視聴者からのデータが送信されたりといった処理が行なわれる。
視聴者がその楽曲を気に入り、着信メロディとして利用したいと考えた場合、一体型データ放送受信機能付き携帯電話のボタン等の操作手段により、データ放送コンテンツに対して操作することにより、携帯キャリア105に対し、携帯電話回線104を用いてコンテンツ識別コード、視聴者識別コードが送信される。
【0016】
(3)データ放送の画面操作例の説明(図2)
次に、図2を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
同図の201は、楽曲Aが放送されているときの画面を表している。また、203は楽曲Bが放送されているときの画面を表している。視聴者が楽曲Bの放送中(203)に決定ボタン207を押下すると、楽曲Bのコンテンツ識別コードと視聴者識別コードとを含む送信情報がコンテンツ配信装置106に送られる。
【0017】
コンテンツ配信装置106はその送信情報を受取り、当該送信情報に含まれるコンテンツ識別コードに対応する配信コンテンツ(この場合、楽曲Bの着信メロディ)をコンテンツデータベース107から読み込む。そして、当該送信情報に含まれる視聴者識別コードを有する受信装置103に配信する。
図2の205は、コンテンツ配信装置106から受信装置103に楽曲Bの着信メロディが配信されているときの画面を表している。
【0018】
(4)視聴者識別コードについての説明
視聴者識別コードは、その一体型データ放送受信機能付き携帯電話を識別できれば、携帯携帯そのものに割り当てられた機器IDであっても構わないし、それぞれの機器に一対一で対応した携帯キャリアの顧客IDや電話番号であっても構わないし、携帯電話側の顧客IDとは別途にデータ放送視聴者毎に放送事業者によって割り振られたものであっても構わない。
【0019】
(5)データ放送コンテンツについての説明
データ放送コンテンツは、番組としてある音声が放送されているときにそのまま決定ボタン207を操作すると、その音声サンプルに対応した楽曲が選択されるといったように、簡単な操作によって目的のコンテンツが選択され、そのコンテンツの情報が送信されるように作成されている。
【0020】
(6)コンテンツ配信装置についての説明
コンテンツ配信装置106は、インターネット108経由で携帯キャリア105からコンテンツ識別コードと視聴者識別コードとを受け取り、当該コンテンツをコンテンツDB107から読み込んで、インターネット経由で当該視聴者(受信装置103)へ配信する。
【0021】
(7)コンテンツ識別コードについての説明
コンテンツを識別するコンテンツ識別コードは、▲1▼数字や記号や文字などの組み合わせ、▲2▼そのコンテンツをダウンロードするサイトのURL、両者のいずれでもよい。
前者▲1▼の場合、コンテンツ配信装置106において、その識別コードから当該コンテンツを探し出し、当該視聴者へ配信する。
後者▲2▼の場合、一体型データ放送受信機能付き携帯電話において、視聴者からの決定ボタンの操作等の指示により、直接当該コンテンツをダウンロードするサイトへアクセスする。これにより、視聴者の利便性は高まる。
【0022】
(8)データ放送の画面操作例の説明(図3)
図2の画面操作例では、番組としてある音声サンプルが放送されているときにそのまま決定ボタン207を操作すると、その音声サンプルに対応した楽曲が選択されるといったかたちで、データ放送コンテンツが制作されている場合の説明をした。
【0023】
しかし、気に入った音声サンプルが放送中にそのコンテンツを選択しようとしてボタン操作が遅れ、次の音声サンプルが放送を開始してしまうケースも想定できる。図3は、そのようなケースにも対応できる本発明の他の実施の形態である。
図3の301は、楽曲Bが放送されているときの画面を表している。画面301の上段には前の曲(楽曲A)の題名、中段には今流れている曲(楽曲B)の題名、下段には次の曲(楽曲C)の題名、が表示されている。
なお、本実施の形態では、今流れている曲(楽曲B)の題名の左側に音符マークが表示される。視聴者は画面301の状態で、上下ボタン307の操作により、選択マーク303を上下に操作して楽曲A〜Cのいずれかの題名を指定し、決定ボタン305を押下する。
【0024】
例えばこのとき、視聴者が「楽曲Aの題名」を指定して決定ボタン305を押下したとすると、楽曲Aのコンテンツ識別コードと視聴者識別コードとを含む送信情報がコンテンツ配信装置106に送られる。
コンテンツ配信装置106はその送信情報を受取り、当該送信情報に含まれるコンテンツ識別コードに対応する配信コンテンツ(この場合、楽曲Aの着信メロディ)をコンテンツデータベース107から読み込む。そして、当該送信情報に含まれる視聴者識別コードを有する受信装置103に配信する。
このように、先に放送していた音声サンプルまでを指定できるかたちで制作されていれば、より利便性が高まる。
【0025】
(9)データ放送の画面操作例の説明(図4)
前述の本発明の実施の形態では、配信コンテンツが着信メロディであり、データ放送コンテンツがその音声サンプルであるとした場合の説明をした。
しかし、図4に示すように配信コンテンツが携帯電話の待ち受け画面で、データ放送コンテンツがそのサンプル画像であっても構わない。
【0026】
図4の401は、画像Aが放送されているときの画面を表している。また、403は画像Bが放送されているときの画面を表している。視聴者が画像Bの放送中(403)に決定ボタン207を押下すると、画像Bのコンテンツ識別コードと視聴者識別コードとを含む送信情報がコンテンツ配信装置106に送られる。コンテンツ配信装置106はその送信情報を受取り、当該送信情報に含まれるコンテンツ識別コードに対応する配信コンテンツ(この場合、画像Bの待受け画面)をコンテンツデータベース107から読み込む。そして、当該送信情報に含まれる視聴者識別コードを有する受信装置103に配信する。
図4の405は、コンテンツ配信装置106から受信装置103に画像Bの待受け画面が配信されているときの画面を表している。
【0027】
(10)その他の実施の形態
本実施例の場合、衛星を用いたデータ放送番組を利用して説明したが、地上デジタル放送などのような、衛星を用いないデータ放送番組であっても実現できることは明白である。
また、データ放送の操作手段を受信機に備えられたボタン等の手段として説明したが、リモコンなどの独立した操作手段であっても構わない。
また、この例の場合、受信手段を一体型データ放送受信機能及びインターネット接続機能付き携帯電話として説明したが、携帯電話としての通話機能を持たないPDAのような端末であっても構わない。
【0028】
【発明の効果】
このように、本発明を用いることにより、簡単な操作で目的のコンテンツを選択し、そのままダウンロードが行なえたり、曲名すら分からない曲でも、簡単にダウンロードが行なえるといった、簡単で便利なコンテンツ配信システムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する全体構成図。
【図2】本発明の実施の形態を説明するデータ放送の画面操作例(1)。
【図3】本発明の実施の形態を説明するデータ放送の画面例。
【図4】本発明の実施の形態を説明するデータ放送の画面操作例(2)。
【図5】本発明の実施の形態を説明するデータ放送の受信装置の構成例。
【符号の説明】
101 放送局
103 受信装置
104 携帯電話回線
105 携帯キャリア
106 コンテンツ配信装置
107 コンテンツデータベース
108 インターネット
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ放送を用いたコンテンツ提供システムに係り、特に、衛星デジタル放送や地上波デジタル放送などに代表されるデジタル放送においてデータ放送を含む番組コンテンツを用い、視聴者にインターネット経由で販売するコンテンツのサンプルを提示し、対応するコンテンツの販売を行なうといった、データ放送とインターネットとの連動サービスを行なう仕組みを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、着信メロディや待ち受け画面といった携帯電話向けコンテンツの購入を、携帯電話を用いてインターネット経由で携帯サイトにアクセスし、携帯電話のみを用いて行なう形のサービスは多数存在する。
また、気に入った曲を簡単に着信メロディとして携帯電話に転送できる仕組みとして、特許文献1「携帯電話機の着信メロディ転送機能付き機器及び転送方法」に代表されるように、多くの考案がなされており、着信メロディをインターネットから容易にダウンロードできる仕組みについても、特許文献2「着信メロディダウンロードシステム」に代表されるように、多くの考案がなされている。
更に、本発明によって実現できるサービスと類似のサービスとして、データ放送によってコンテンツのリストをテキスト表示し、それを選択することで、実際のコンテンツを携帯電話のインターネット接続機能によって取得できるといったサービスが既に存在する。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−164969公報
【特許文献2】
特開2002−142044公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、通常、コンテンツ配信サイト、特に携帯コンテンツを配信する携帯サイトを利用する場合、携帯電話に付属する小型画面を見ながら多数回のボタン操作を行ない、画面を何度も切り替えるといった操作を繰り返しながら目的のコンテンツを探し出し、コンテンツのダウンロードを要請するといった操作が必要で、気に入ったコンテンツを選択する作業が大変であった。
【0005】
また、特許文献1「携帯電話機の着信メロディ転送機能付き機器及び転送方法」にあるように、再生機器から容易に携帯電話へ着信メロディをダウンロードする考案もなされているが、再生機器上でいろいろな曲を再生して聞き比べ、気に入った曲を選択せねばならず、やはり気に入ったコンテンツを選択する作業が大変であった。
【0006】
また、特許文献2「着信メロディダウンロードシステム」にあるように、自分の好みの曲を、CDのジャケットなどに記載されている情報からインターネットを介して容易にダウンロードする仕組みも考案されているが、結局は好みの曲の曲名などを調べ、CDを購入するなどして準備しなければならず、手順が面倒なばかりか、例えばテレビやラジオにて偶然聞いた曲が気に入ったような場合などは、曲名も分からず、着信メロディとしてその曲を指定すること自体が困難であった。
【0007】
更に、データ放送によってコンテンツのリストをテキスト表示し、それを選択することで、実際のコンテンツを携帯電話のインターネット接続機能によって取得できるといった既存のサービスについても、実際のコンテンツがどのようなものであるのかを知る手段が無く、コンテンツの配信を受けてから、実際希望したものとは異なるものであることに気付いたりといった不都合な点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、これらの問題点を解決する目的で発明され、データ放送を用いて放送されるコンテンツのサンプルのうち、曲名すら分からない曲であっても視聴して気に入った場合にそのコンテンツを簡単な操作で指定し、そのままインターネット経由でダウンロードが行なえるといった、簡単で便利なデータ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システムを実現する。
【0009】
そのため、本発明のインターネット連動コンテンツ提供システムは、個々のデータ放送コンテンツを、それぞれに関連付けられた固有のコンテンツ識別コードと共にデータ放送として放送することができるデータ放送送出手段と、視聴者固有の視聴者識別コードを持ち、放送されたデータ放送コンテンツを受信する受信手段と、受信したデータ放送コンテンツを視聴者に提示する提示手段と、視聴者がデータ放送の視聴時、データ放送のコンテンツに対して操作を行なう操作手段と、前記操作手段の操作によって複数のデータ放送コンテンツの中から視聴者が選択したコンテンツのコンテンツ識別コードと、視聴者自身の視聴者識別コードとを送信する情報送信手段とを備えたデータ放送受信手段と、インターネット配信コンテンツを蓄えたコンテンツデータベース、及びそのコンテンツをインターネット経由で顧客に配信するコンテンツ配信手段を持ち、前記情報送信手段から送られてきた送信情報を受け取り、その送信情報に含まれるコンテンツ識別コードから、そのコンテンツ識別コードに対応する配信コンテンツを前記コンテンツデータベースから読み込み、前記コンテンツ配信手段によって配信することを特徴とする。
【0010】
上記インターネット連動コンテンツ提供システムにおいて、個々のデータ放送コンテンツは、インターネット配信コンテンツを推測できるサンプル画像やサンプル音声であることが好ましい。
上記インターネット連動コンテンツ提供システムにおいて、データ放送受信手段は、一体型データ放送受信機能付きインターネット接続端末であることが好ましい。
上記インターネット連動コンテンツ提供システムにおいて、コンテンツ識別コードは、そのコンテンツをダウンロードするサイトのURLであることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1、図2、図3、図4および図5を用いて、本発明によるデータ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システムの実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態のうち、特にコンテンツが携帯電話向け着信メロディであり、一体型データ放送受信機能付きインターネット接続端末が、一体型データ放送受信機能及びインターネット接続機能付き携帯電話であった場合の実施例の全体図であり、図2、図4はそのデータ放送の画面操作例、図3は画面例である。また、図5は本発明の実施例における受信装置の構成例である。
【0012】
(1)全体構成図の説明(図1)
まず最初に、図1を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。図1において、放送局101は、携帯電話の着信メロディとして配信コンテンツに含まれる楽曲102を、そのコンテンツのコンテンツ識別コードと関連付けてデータ放送として視聴者へ向けて放送する。
ここで、データ放送コンテンツとして放送される楽曲102は、実際インターネット経由で提供されるコンテンツが容易にイメージできるものであれば、携帯電話の着信メロディそのままの形態であっても構わないし、オリジナルの楽曲メロディであっても構わない。視聴者は、一体型データ放送受信機能付き携帯電話103を用いて上記コンテンツを受信し、視聴する。
【0013】
(2)受信装置の構成図の説明(図5)
ここで、図5を用いて本実施例における受信装置103の動作を説明する。まず、放送波はアンテナ501にて受信され、送受信処理部502にて処理される。この例では、アンテナ501は携帯電話の送受信と放送波の受信との両方の機能を兼ね、送受信処理部502によってそれぞれの信号が処理されるかたちとなっている。
【0014】
送受信処理部502によって処理されたデジタル放送の放送波は、TS処理部503でTSデコード処理され、音声、映像とデータに分別され、音声、映像はAVデコード処理部504によってデコード処理され、表示処理部505、音声処理部509にてそれぞれ処理され、表示装置506、スピーカ511にて視聴者へ提示される。
【0015】
データ放送のデータは、TS処理部503から制御部508に送られ、一旦メモリ507に蓄えられた後、制御部508によって、表示処理部505、表示装置506を介してデータが提示されたり、操作部512からの操作で表示装置506への表示内容を切り換えたり、あるいは、送受信処理部502を介して視聴者からのデータが送信されたりといった処理が行なわれる。
視聴者がその楽曲を気に入り、着信メロディとして利用したいと考えた場合、一体型データ放送受信機能付き携帯電話のボタン等の操作手段により、データ放送コンテンツに対して操作することにより、携帯キャリア105に対し、携帯電話回線104を用いてコンテンツ識別コード、視聴者識別コードが送信される。
【0016】
(3)データ放送の画面操作例の説明(図2)
次に、図2を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
同図の201は、楽曲Aが放送されているときの画面を表している。また、203は楽曲Bが放送されているときの画面を表している。視聴者が楽曲Bの放送中(203)に決定ボタン207を押下すると、楽曲Bのコンテンツ識別コードと視聴者識別コードとを含む送信情報がコンテンツ配信装置106に送られる。
【0017】
コンテンツ配信装置106はその送信情報を受取り、当該送信情報に含まれるコンテンツ識別コードに対応する配信コンテンツ(この場合、楽曲Bの着信メロディ)をコンテンツデータベース107から読み込む。そして、当該送信情報に含まれる視聴者識別コードを有する受信装置103に配信する。
図2の205は、コンテンツ配信装置106から受信装置103に楽曲Bの着信メロディが配信されているときの画面を表している。
【0018】
(4)視聴者識別コードについての説明
視聴者識別コードは、その一体型データ放送受信機能付き携帯電話を識別できれば、携帯携帯そのものに割り当てられた機器IDであっても構わないし、それぞれの機器に一対一で対応した携帯キャリアの顧客IDや電話番号であっても構わないし、携帯電話側の顧客IDとは別途にデータ放送視聴者毎に放送事業者によって割り振られたものであっても構わない。
【0019】
(5)データ放送コンテンツについての説明
データ放送コンテンツは、番組としてある音声が放送されているときにそのまま決定ボタン207を操作すると、その音声サンプルに対応した楽曲が選択されるといったように、簡単な操作によって目的のコンテンツが選択され、そのコンテンツの情報が送信されるように作成されている。
【0020】
(6)コンテンツ配信装置についての説明
コンテンツ配信装置106は、インターネット108経由で携帯キャリア105からコンテンツ識別コードと視聴者識別コードとを受け取り、当該コンテンツをコンテンツDB107から読み込んで、インターネット経由で当該視聴者(受信装置103)へ配信する。
【0021】
(7)コンテンツ識別コードについての説明
コンテンツを識別するコンテンツ識別コードは、▲1▼数字や記号や文字などの組み合わせ、▲2▼そのコンテンツをダウンロードするサイトのURL、両者のいずれでもよい。
前者▲1▼の場合、コンテンツ配信装置106において、その識別コードから当該コンテンツを探し出し、当該視聴者へ配信する。
後者▲2▼の場合、一体型データ放送受信機能付き携帯電話において、視聴者からの決定ボタンの操作等の指示により、直接当該コンテンツをダウンロードするサイトへアクセスする。これにより、視聴者の利便性は高まる。
【0022】
(8)データ放送の画面操作例の説明(図3)
図2の画面操作例では、番組としてある音声サンプルが放送されているときにそのまま決定ボタン207を操作すると、その音声サンプルに対応した楽曲が選択されるといったかたちで、データ放送コンテンツが制作されている場合の説明をした。
【0023】
しかし、気に入った音声サンプルが放送中にそのコンテンツを選択しようとしてボタン操作が遅れ、次の音声サンプルが放送を開始してしまうケースも想定できる。図3は、そのようなケースにも対応できる本発明の他の実施の形態である。
図3の301は、楽曲Bが放送されているときの画面を表している。画面301の上段には前の曲(楽曲A)の題名、中段には今流れている曲(楽曲B)の題名、下段には次の曲(楽曲C)の題名、が表示されている。
なお、本実施の形態では、今流れている曲(楽曲B)の題名の左側に音符マークが表示される。視聴者は画面301の状態で、上下ボタン307の操作により、選択マーク303を上下に操作して楽曲A〜Cのいずれかの題名を指定し、決定ボタン305を押下する。
【0024】
例えばこのとき、視聴者が「楽曲Aの題名」を指定して決定ボタン305を押下したとすると、楽曲Aのコンテンツ識別コードと視聴者識別コードとを含む送信情報がコンテンツ配信装置106に送られる。
コンテンツ配信装置106はその送信情報を受取り、当該送信情報に含まれるコンテンツ識別コードに対応する配信コンテンツ(この場合、楽曲Aの着信メロディ)をコンテンツデータベース107から読み込む。そして、当該送信情報に含まれる視聴者識別コードを有する受信装置103に配信する。
このように、先に放送していた音声サンプルまでを指定できるかたちで制作されていれば、より利便性が高まる。
【0025】
(9)データ放送の画面操作例の説明(図4)
前述の本発明の実施の形態では、配信コンテンツが着信メロディであり、データ放送コンテンツがその音声サンプルであるとした場合の説明をした。
しかし、図4に示すように配信コンテンツが携帯電話の待ち受け画面で、データ放送コンテンツがそのサンプル画像であっても構わない。
【0026】
図4の401は、画像Aが放送されているときの画面を表している。また、403は画像Bが放送されているときの画面を表している。視聴者が画像Bの放送中(403)に決定ボタン207を押下すると、画像Bのコンテンツ識別コードと視聴者識別コードとを含む送信情報がコンテンツ配信装置106に送られる。コンテンツ配信装置106はその送信情報を受取り、当該送信情報に含まれるコンテンツ識別コードに対応する配信コンテンツ(この場合、画像Bの待受け画面)をコンテンツデータベース107から読み込む。そして、当該送信情報に含まれる視聴者識別コードを有する受信装置103に配信する。
図4の405は、コンテンツ配信装置106から受信装置103に画像Bの待受け画面が配信されているときの画面を表している。
【0027】
(10)その他の実施の形態
本実施例の場合、衛星を用いたデータ放送番組を利用して説明したが、地上デジタル放送などのような、衛星を用いないデータ放送番組であっても実現できることは明白である。
また、データ放送の操作手段を受信機に備えられたボタン等の手段として説明したが、リモコンなどの独立した操作手段であっても構わない。
また、この例の場合、受信手段を一体型データ放送受信機能及びインターネット接続機能付き携帯電話として説明したが、携帯電話としての通話機能を持たないPDAのような端末であっても構わない。
【0028】
【発明の効果】
このように、本発明を用いることにより、簡単な操作で目的のコンテンツを選択し、そのままダウンロードが行なえたり、曲名すら分からない曲でも、簡単にダウンロードが行なえるといった、簡単で便利なコンテンツ配信システムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する全体構成図。
【図2】本発明の実施の形態を説明するデータ放送の画面操作例(1)。
【図3】本発明の実施の形態を説明するデータ放送の画面例。
【図4】本発明の実施の形態を説明するデータ放送の画面操作例(2)。
【図5】本発明の実施の形態を説明するデータ放送の受信装置の構成例。
【符号の説明】
101 放送局
103 受信装置
104 携帯電話回線
105 携帯キャリア
106 コンテンツ配信装置
107 コンテンツデータベース
108 インターネット
Claims (4)
- 個々のデータ放送コンテンツを、それぞれに関連付けられた固有のコンテンツ識別コードと共にデータ放送として放送することができるデータ放送送出手段と、
視聴者固有の視聴者識別コードを持ち、放送されたデータ放送コンテンツを受信する受信手段と、受信したデータ放送コンテンツを視聴者に提示する提示手段と、視聴者がデータ放送の視聴時、データ放送のコンテンツに対して操作を行なう操作手段と、前記操作手段の操作によって複数のデータ放送コンテンツの中から視聴者が選択したコンテンツのコンテンツ識別コードと、視聴者自身の視聴者識別コードとを送信する情報送信手段とを備えたデータ放送受信手段と、
インターネット配信コンテンツを蓄えたコンテンツデータベース、及びそのコンテンツをインターネット経由で顧客に配信するコンテンツ配信手段を持ち、前記情報送信手段から送られてきた送信情報を受け取り、その送信情報に含まれるコンテンツ識別コードから、そのコンテンツ識別コードに対応する配信コンテンツを前記コンテンツデータベースから読み込み、前記コンテンツ配信手段によって配信することを特徴とした、データ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システム。 - 請求項1に記載のデータ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システムにおいて、
個々のデータ放送コンテンツが、前記インターネット配信コンテンツを推測できるサンプル画像やサンプル音声であることを特徴としたデータ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システム。 - 請求項1または請求項2に記載のデータ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システムにおいて、
前記データ放送受信手段が、一体型データ放送受信機能付きインターネット接続端末であることを特徴としたデータ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システム。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のデータ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システムにおいて、
前記コンテンツ識別コードが、そのコンテンツをダウンロードするサイトのURLであることを特徴としたデータ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002331093A JP2004163760A (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | データ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002331093A JP2004163760A (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | データ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004163760A true JP2004163760A (ja) | 2004-06-10 |
Family
ID=32808578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002331093A Pending JP2004163760A (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | データ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004163760A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008084122A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Dowango:Kk | 統合idサービス提供システム |
-
2002
- 2002-11-14 JP JP2002331093A patent/JP2004163760A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008084122A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Dowango:Kk | 統合idサービス提供システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100372375C (zh) | 在移动终端中注册并显示数字多媒体广播频道的方法 | |
KR100965530B1 (ko) | 데이터 캐스팅 및 데이터캐스팅 수신 단말 동작을 위한방법, 장치 및 저장 매체, 그리고 단말 | |
KR100713505B1 (ko) | 디지털 방송 수신 단말기의 선호 채널 공유 방법 | |
US8744388B2 (en) | Dynamic radio data system options | |
US20090328099A1 (en) | Broadcast system with a local electronic service guide generation | |
WO2007144030A1 (en) | Wireless media player | |
KR20070033559A (ko) | 디지털 방송 수신 단말기의 전자 프로그램 가이드 데이터관리 장치 및 방법 | |
KR20070097678A (ko) | 방송 프로그램과 연동한 부가 정보 제공 장치 및 방법과이를 이용한 모바일 정보통신 단말 | |
KR100903070B1 (ko) | 데이터 재생 장치 및 방법 | |
US7567793B1 (en) | Information system, mobile communication terminal, and information method | |
JP4320814B2 (ja) | サーバー、制御方法、記録装置及び記録装置の制御方法 | |
US20060161957A1 (en) | Method for providing digital broadcasting service in mobile communication terminal | |
JP2010136138A (ja) | 情報提供システム | |
EP1734750A2 (en) | Method and apparatus for receiving digital broadcasting | |
CN1722756B (zh) | 广播系统及其控制该广播系统的方法 | |
KR101373336B1 (ko) | 방송수신 휴대단말기 | |
KR20060021485A (ko) | 무선 통신망을 이용한 dmb 방송 검색 시스템 및 검색 서비스 제공방법 | |
KR20040017816A (ko) | 프로그램관련 정보취득시스템 및 그 방법 | |
JP2007081816A (ja) | 放送受信装置、放送受信方法、放送受信プログラム及びその記録媒体 | |
KR20060103621A (ko) | 광고 데이터를 포함하는 방송 프로그램 정보를 표시하는휴대전화 단말기, 그 제어 방법 및 제공 방법 | |
JP2004163760A (ja) | データ放送を用いたインターネット連動コンテンツ提供システム | |
CN101467450A (zh) | 无线媒体播放器 | |
US20080028423A1 (en) | Digital broadcasting system and method thereof | |
KR20050096061A (ko) | 벨소리 다운로드 방법 | |
KR100703852B1 (ko) | 디지털 방송 수신이 가능한 이동 전화 단말기에 프로그램 정보를 제공하는 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060117 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060523 |