JP2004159568A - 動物用除毛器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】動物の地肌を傷めることなく容易に除毛することが可能な動物用除毛器具を提供する。
【解決手段】動物用除毛器具1は、平面略台形状の把持部4と、把持部4の一端から延設され、把持部4と対向する一端に形成された連続した山形状の複数の短櫛歯2a,2bを有する略平板状の櫛部3とから構成されている。そして、隣り合う短櫛歯2a,2bは、歯元から互いの歯面が交互に逆方向に向かって傾斜した状態で形成されている。短櫛歯2a,2bは短毛種の犬の被毛厚さに対して短く形成されているため、動物用除毛器具1を使用して犬の被毛を梳くと、歯先が地肌に当たらないため、犬の地肌を傷めることなく除毛できる。また、短櫛歯2a,2bの周囲や間に絡まった抜け毛は、指等でつまむこと等によって容易に取り除くことが出来るため、ブラッシングを連続して行うことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】動物用除毛器具1は、平面略台形状の把持部4と、把持部4の一端から延設され、把持部4と対向する一端に形成された連続した山形状の複数の短櫛歯2a,2bを有する略平板状の櫛部3とから構成されている。そして、隣り合う短櫛歯2a,2bは、歯元から互いの歯面が交互に逆方向に向かって傾斜した状態で形成されている。短櫛歯2a,2bは短毛種の犬の被毛厚さに対して短く形成されているため、動物用除毛器具1を使用して犬の被毛を梳くと、歯先が地肌に当たらないため、犬の地肌を傷めることなく除毛できる。また、短櫛歯2a,2bの周囲や間に絡まった抜け毛は、指等でつまむこと等によって容易に取り除くことが出来るため、ブラッシングを連続して行うことができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動物用除毛器具に関するものであり、特に動物の地肌を傷めることの少ない動物用除毛器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現代は、仕事、人間関係、および受験勉強等のさまざまなストレスを抱えて生活している人が多く、ストレスから病気にかかることもある。また、少子化および高齢化により孤独感を感じている人も多い。一方、動物が人々に対して責任感、自立心、笑い、および楽しみなどをもたらし、人々のストレスや孤独感を癒すことが知られている。
【0003】
このような中で、犬や猫などのペット(愛玩動物)を家庭で飼う人は増えている。犬を飼う場合、日常の手入れの一つとしてブラシや櫛を使って犬の地肌を覆っている被毛をブラッシングすることがある。このブラッシングによって、該被毛中に混在しているふけ、汚れ、および抜け毛などを取り除くことができ、毛艶等を良くし、さらに衛生環境を整えることができる。特に犬の被毛は春と秋との年二回抜け替わるため、室内で飼っている場合は、抜け毛が散乱し、部屋が汚れたり、また、除毛を怠ることにより皮膚病にかかることもある。そのため、こまめにブラッシングすることが大切であった。係るブラッシングは、短毛種の犬の場合は、一般に人間が使用しているものと同様の櫛で毛並みを整え、抜け毛等を取除いていることが多い。一方、長毛種の犬の場合は、はじめに金属のピンがついたブラシ(ピンブラシ)で毛の汚れを取り、もつれあった毛をほぐし、その後、上述と同様の櫛を用いてふけ、汚れ、および抜け毛等をさらに取除き、最後に仕上げ用の合成獣毛ブラシなどで毛並みを整えている。
【0004】
以上の従来技術は、公然に実施されているものであり、出願人は、この従来技術が記載された文献を、本願出願時においては知見していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来から使用される櫛は、櫛歯の長さが長いものが多く、特に短毛種の犬の場合、ブラッシングのときに歯先が直接地肌に当たることがあった。そのため、犬が痛がったり、地肌が傷められて腫れることなどがあり、使用に際し、不具合を生じることがあった。また、歯が長く形成されているため、除毛された抜け毛が歯の周囲に絡みついたり、歯の間に詰まりやすかった。そのため、詰まった抜け毛を取除くのが困難なことがあり、除去作業に時間を要し、面倒であった。
【0006】
そこで、本発明は、上記実情に鑑み、動物の地肌を傷めることなく容易に除毛することが可能な動物用除毛器具を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にかかる動物用除毛器具は、把持部と、前記把持部から延設され、除毛対象となる動物の被毛厚さに対して歯長が短く形成された複数の短櫛歯を有する櫛部とを具備するものである。
【0008】
ここで、短櫛歯の形状は鋸刃状、山形状、台形状、四角形状などの種々の形状が例示される。なお、複数の短櫛歯は連続して設けても、歯元が離間した非連続の状態でに設けてもよい。さらに、把持部は平板状、棒状などの種々の形状で形成することが可能である。
【0009】
また、被毛とは除毛対象の動物を被覆する体毛をいい、地肌と被毛表面との間の厚さを被毛厚さと本明細書において称するものとする。そして、歯長とは短櫛歯の歯元から歯先までの距離を示すものである。ここで、被毛には、地肌から抜けて離れた状態の抜け毛やふけ等を含んでいることがある。
【0010】
したがって、請求項1の発明の動物用除毛器具によれば、短櫛歯の歯長が動物の被毛厚さに対して短く形成されている。そして、櫛部を犬等の動物の被毛の流れに対して略垂直にして短櫛歯を被毛にあてる。このとき、隣合う短櫛歯の歯間には動物の被毛が挿入された状態にある。そして係る状態を保持しながら、毛先方向に動物用除毛器具を動かすことにより、動物の被毛を梳くことが行える。このとき、歯長が短く形成されているため、短櫛歯の歯先が動物の地肌に直接当たることはない。そして、隣合う短櫛歯の歯間に挿入された被毛の一部(抜け毛など)は短櫛歯と接し、摩擦力などによって短櫛歯に絡み合った状態で被毛から取除かれる。特に、毛足の短い動物は被毛厚さが薄いため、短櫛歯によって地肌を傷めることなく抜け毛を除毛できるため、好適である。さらに、短櫛歯および歯間に絡み合って除毛された被毛は、手などによって容易に取り除くことが可能となる。
【0011】
請求項2の発明にかかる動物用除毛器具は、請求項1に記載の動物用除毛器具において、隣り合う前記短櫛歯は、前記短櫛歯の歯元から互いの歯面が交互に逆方向に向かって傾斜した状態で形成されているものである。
【0012】
したがって、請求項2の発明の動物用除毛器具によれば、請求項1に記載の動物用除毛器具の作用に加え、隣り合う短櫛歯は歯面が交互に逆方向に向かって傾斜して形成されており、歯間が広がっているため、多くの被毛を歯間に挿入可能になる。歯間に挿入された被毛は、密接するため被毛同士の摩擦効果等によって、絡まったり、歯に付着しやすくなる。また、歯間に入った被毛の一部は、隣り合う短櫛歯と二点で接し、湾曲した状態となり、さらに歯間に挟まったり、短櫛歯に引っ掛りやすくなる。
【0013】
請求項3の発明にかかる動物用除毛器具は、請求項1または請求項2に記載の動物用除毛器具において、前記短櫛歯は、先細状に形成されているものである。
【0014】
したがって、請求項3の発明の動物用除毛器具によれば、請求項1または請求項2の動物用除毛器具の作用に加え、歯が先細に形成されているため、歯が動物の被毛の中に入り込みやすい。また、さらに歯間が広がっているため、多くの被毛が歯間に挿入され、多くの抜け毛が摩擦効果などにより歯および歯間に絡まりやすくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態である動物用除毛器具1(以下、除毛器具1と称す)について、図1乃至図4に基づき説明する。図1は本実施形態の除毛器具1の構成を示す平面図であり、図2は除毛器具1の短櫛歯2a,2bの構成を示す正面からの模式図であり、図3は使用状態にある除毛器具1の櫛部3の状態を示す模式図であり、図4は除毛器具1の使用状態を示す説明図である。
【0016】
本実施形態の除毛器具1は、図1に示すように、平面略台形状の把持部4と、把持部4から延設され、把持部4と対向する一端に複数の短櫛歯2a,2bを有する略平板状の櫛部3とから構成されている。なお、把持部4は木材を加工することにより形成され、櫛部3は金属板を加工して形成されており、把持部4の側面に穿設された溝(図示しない)に櫛部3が嵌挿され、接着剤によって互いが接着されている。ここで、本実地形態においては短毛種の犬D(図4参照)を除毛対象の動物とする。この犬Dは体表面全体が被毛Hによって覆われている。なお、被毛Hの中には地肌から抜けた抜け毛C、ふけ、および汚れ等が含まれている。抜け毛Cは細く柔らかい産毛が多いことが特徴である。
【0017】
次に、櫛部3に形成された短櫛歯2a,2bについて図2および図3に基づいて詳しく説明すると、短櫛歯2a,2bは、互いに隣接し連続した山形状を呈し、歯長L(歯の先端と歯元間の距離)は、犬Dの被毛Hの厚さ(以下「被毛厚さ」とする)に対して短く形成されている。さらに、それぞれの歯面2af,2bfは互い違いに傾斜した状態で形成されている。すなわち、図2および図3において、歯面2afは紙面上方に、歯面2bfは紙面下方に向かって傾斜している。
【0018】
次に、除毛器具1を犬Dに対して使用する場合の使用方法について図3および図4に基づいて説明する。図4に示すように、使用者は櫛部3を下にして把持部4を握り、櫛部3を犬Dの被毛Hの流れ(図4矢印F方向)に対して略垂直になるように被毛Hに当てる。このとき、隣り合う短櫛歯2a,2bの間に被毛Hが挿入された状態となる。そして、係る状態を保持しながら除毛器具1を被毛Hの流れに沿って矢印F方向に動かすと、被毛Hを梳くことができる。
【0019】
このとき、短櫛歯2a,2bの歯長Lは犬Dの被毛Hの厚さに対して短く、歯先が犬Dの地肌まで届かないため、地肌を傷つけたりすることがなく、犬Dが嫌がることなくブラッシングすることができる。さらに、短櫛歯2a,2bは歯長Lが短いため、ブラッシングによって短櫛歯2a,2bに絡みついた抜け毛Cを指先等でつまむことにより簡単に取除くことができる。そのため、ブラッシングを連続して行うことができる。
【0020】
隣り合う短櫛歯2a,2bの歯間は、従来より周知の櫛のように直線状に並んだ歯より広がっているため、多くの被毛Hを挿入することができる。そのため、抜け毛Cを含む被毛Hは、歯間に挿入されると密接し、摩擦効果等により互いに絡まることができ除毛がさらに容易となる。特に、抜け毛Cは柔らかい産毛が多いため絡まりやすく、本実施形態の除毛器具1による除毛に適している。また、図3に示すように短櫛歯2a,2bの間に挿入された抜け毛Cは、抜け毛Cの長さ方向に離間した二点で短櫛歯2a,2bに接し、湾曲した状態になる。そして、抜け毛Cは摩擦効果等により短櫛歯2a,2bに付着したり、絡まったり湾曲して短櫛歯2a,2bに引っ掛かる等により、被毛Hから取除かれる。また、抜け毛Cと共にふけやほこりも取除くことができる。ここで、図3において短櫛歯2a,2bの間に挿入された抜け毛Cを図示しているが、説明を簡略化するため、短櫛歯2a,2bの大きさに対し抜け毛Cを実際の毛の太さよりも若干太くしたものを示している。
【0021】
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良および設計の変更が可能である。
【0022】
すなわち、本実施形態において、櫛部3は金属板、把持部4は木材を加工して形成したものを示したが、櫛部3および把持部4を形成する素材は、前述の他、プラスチック等の樹脂やその他の金属等であってもよい。さらに、除毛器具1は櫛部3および把持部4を接着して形成したものを示したが、櫛部3および把持部4を一体に形成してもよい。これにより、製造工程が簡略化され、簡易に製造できる。
【0023】
また、除毛器具1の形状は、本実施形態に限定されるものではない。すなわち、把持部4は平板状、棒状等の握りやすい形状であればよく、さらに、櫛部3は包丁のように把持部から突出した状態で設けてもよい。これにより、把持部4を握り込めるため、使用しやすくなる。加えて、短櫛歯2a,2bは山形状に連続してなるものを示したが、歯元の間隔を広く取り、非連続にしたものであってもよい。これにより、動物の被毛の硬さや状態などに適したものにすることができる。
【0024】
また、本実施形態において、短毛種の犬Dに対する使用を例示したが、使用対象の動物はこれに限定されるものではない。例えば、長毛種の犬、猫、兎などの被毛に覆われた動物に適用することが可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明の動物用除毛器具は、動物の被毛厚さに対して歯長が短い短櫛歯が形成されており、歯先が動物の地肌に当たらないため、地肌を傷つけることなく、容易に抜け毛を除毛することができる。また、短櫛歯に絡みついた抜け毛は指先でつまむだけで容易に取除くことができるため、連続してブラッシングすることができる。
【0026】
請求項2の発明の動物用除毛器具は、請求項1の動物用除毛器具の効果に加えて、隣り合う短櫛歯が相互に逆方向に傾斜して形成され、歯間が広がっているため、歯間に多くの被毛が挿入され、被毛間の摩擦効果等により被毛がさらに絡まりやすくなり、多くの抜け毛を容易に除毛できる。
【0027】
請求項3の発明の動物用除毛器具は、請求項1または請求項2の動物用除毛器具の効果に加えて、歯が先細に形成され、歯が動物の被毛の中に入り込みやすくなるうえ、歯間がさらに広がっているため、歯間に多くの被毛が挿入され、さらに多くの抜け毛を容易に除毛できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の動物用除毛器具の構成を示す平面図である。
【図2】動物用除毛器具の短櫛歯の構成を示す正面からの模式図である。
【図3】使用状態にある動物用除毛器具の櫛部の状態を示す模式図である。
【図4】動物用除毛器具の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 動物用除毛器具
2a,2b 短櫛歯
2af,2bf 歯面
3 櫛部
4 把持部
C 抜け毛(被毛)
D 犬(動物)
H 被毛
L 歯長
【発明の属する技術分野】
本発明は、動物用除毛器具に関するものであり、特に動物の地肌を傷めることの少ない動物用除毛器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現代は、仕事、人間関係、および受験勉強等のさまざまなストレスを抱えて生活している人が多く、ストレスから病気にかかることもある。また、少子化および高齢化により孤独感を感じている人も多い。一方、動物が人々に対して責任感、自立心、笑い、および楽しみなどをもたらし、人々のストレスや孤独感を癒すことが知られている。
【0003】
このような中で、犬や猫などのペット(愛玩動物)を家庭で飼う人は増えている。犬を飼う場合、日常の手入れの一つとしてブラシや櫛を使って犬の地肌を覆っている被毛をブラッシングすることがある。このブラッシングによって、該被毛中に混在しているふけ、汚れ、および抜け毛などを取り除くことができ、毛艶等を良くし、さらに衛生環境を整えることができる。特に犬の被毛は春と秋との年二回抜け替わるため、室内で飼っている場合は、抜け毛が散乱し、部屋が汚れたり、また、除毛を怠ることにより皮膚病にかかることもある。そのため、こまめにブラッシングすることが大切であった。係るブラッシングは、短毛種の犬の場合は、一般に人間が使用しているものと同様の櫛で毛並みを整え、抜け毛等を取除いていることが多い。一方、長毛種の犬の場合は、はじめに金属のピンがついたブラシ(ピンブラシ)で毛の汚れを取り、もつれあった毛をほぐし、その後、上述と同様の櫛を用いてふけ、汚れ、および抜け毛等をさらに取除き、最後に仕上げ用の合成獣毛ブラシなどで毛並みを整えている。
【0004】
以上の従来技術は、公然に実施されているものであり、出願人は、この従来技術が記載された文献を、本願出願時においては知見していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来から使用される櫛は、櫛歯の長さが長いものが多く、特に短毛種の犬の場合、ブラッシングのときに歯先が直接地肌に当たることがあった。そのため、犬が痛がったり、地肌が傷められて腫れることなどがあり、使用に際し、不具合を生じることがあった。また、歯が長く形成されているため、除毛された抜け毛が歯の周囲に絡みついたり、歯の間に詰まりやすかった。そのため、詰まった抜け毛を取除くのが困難なことがあり、除去作業に時間を要し、面倒であった。
【0006】
そこで、本発明は、上記実情に鑑み、動物の地肌を傷めることなく容易に除毛することが可能な動物用除毛器具を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にかかる動物用除毛器具は、把持部と、前記把持部から延設され、除毛対象となる動物の被毛厚さに対して歯長が短く形成された複数の短櫛歯を有する櫛部とを具備するものである。
【0008】
ここで、短櫛歯の形状は鋸刃状、山形状、台形状、四角形状などの種々の形状が例示される。なお、複数の短櫛歯は連続して設けても、歯元が離間した非連続の状態でに設けてもよい。さらに、把持部は平板状、棒状などの種々の形状で形成することが可能である。
【0009】
また、被毛とは除毛対象の動物を被覆する体毛をいい、地肌と被毛表面との間の厚さを被毛厚さと本明細書において称するものとする。そして、歯長とは短櫛歯の歯元から歯先までの距離を示すものである。ここで、被毛には、地肌から抜けて離れた状態の抜け毛やふけ等を含んでいることがある。
【0010】
したがって、請求項1の発明の動物用除毛器具によれば、短櫛歯の歯長が動物の被毛厚さに対して短く形成されている。そして、櫛部を犬等の動物の被毛の流れに対して略垂直にして短櫛歯を被毛にあてる。このとき、隣合う短櫛歯の歯間には動物の被毛が挿入された状態にある。そして係る状態を保持しながら、毛先方向に動物用除毛器具を動かすことにより、動物の被毛を梳くことが行える。このとき、歯長が短く形成されているため、短櫛歯の歯先が動物の地肌に直接当たることはない。そして、隣合う短櫛歯の歯間に挿入された被毛の一部(抜け毛など)は短櫛歯と接し、摩擦力などによって短櫛歯に絡み合った状態で被毛から取除かれる。特に、毛足の短い動物は被毛厚さが薄いため、短櫛歯によって地肌を傷めることなく抜け毛を除毛できるため、好適である。さらに、短櫛歯および歯間に絡み合って除毛された被毛は、手などによって容易に取り除くことが可能となる。
【0011】
請求項2の発明にかかる動物用除毛器具は、請求項1に記載の動物用除毛器具において、隣り合う前記短櫛歯は、前記短櫛歯の歯元から互いの歯面が交互に逆方向に向かって傾斜した状態で形成されているものである。
【0012】
したがって、請求項2の発明の動物用除毛器具によれば、請求項1に記載の動物用除毛器具の作用に加え、隣り合う短櫛歯は歯面が交互に逆方向に向かって傾斜して形成されており、歯間が広がっているため、多くの被毛を歯間に挿入可能になる。歯間に挿入された被毛は、密接するため被毛同士の摩擦効果等によって、絡まったり、歯に付着しやすくなる。また、歯間に入った被毛の一部は、隣り合う短櫛歯と二点で接し、湾曲した状態となり、さらに歯間に挟まったり、短櫛歯に引っ掛りやすくなる。
【0013】
請求項3の発明にかかる動物用除毛器具は、請求項1または請求項2に記載の動物用除毛器具において、前記短櫛歯は、先細状に形成されているものである。
【0014】
したがって、請求項3の発明の動物用除毛器具によれば、請求項1または請求項2の動物用除毛器具の作用に加え、歯が先細に形成されているため、歯が動物の被毛の中に入り込みやすい。また、さらに歯間が広がっているため、多くの被毛が歯間に挿入され、多くの抜け毛が摩擦効果などにより歯および歯間に絡まりやすくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態である動物用除毛器具1(以下、除毛器具1と称す)について、図1乃至図4に基づき説明する。図1は本実施形態の除毛器具1の構成を示す平面図であり、図2は除毛器具1の短櫛歯2a,2bの構成を示す正面からの模式図であり、図3は使用状態にある除毛器具1の櫛部3の状態を示す模式図であり、図4は除毛器具1の使用状態を示す説明図である。
【0016】
本実施形態の除毛器具1は、図1に示すように、平面略台形状の把持部4と、把持部4から延設され、把持部4と対向する一端に複数の短櫛歯2a,2bを有する略平板状の櫛部3とから構成されている。なお、把持部4は木材を加工することにより形成され、櫛部3は金属板を加工して形成されており、把持部4の側面に穿設された溝(図示しない)に櫛部3が嵌挿され、接着剤によって互いが接着されている。ここで、本実地形態においては短毛種の犬D(図4参照)を除毛対象の動物とする。この犬Dは体表面全体が被毛Hによって覆われている。なお、被毛Hの中には地肌から抜けた抜け毛C、ふけ、および汚れ等が含まれている。抜け毛Cは細く柔らかい産毛が多いことが特徴である。
【0017】
次に、櫛部3に形成された短櫛歯2a,2bについて図2および図3に基づいて詳しく説明すると、短櫛歯2a,2bは、互いに隣接し連続した山形状を呈し、歯長L(歯の先端と歯元間の距離)は、犬Dの被毛Hの厚さ(以下「被毛厚さ」とする)に対して短く形成されている。さらに、それぞれの歯面2af,2bfは互い違いに傾斜した状態で形成されている。すなわち、図2および図3において、歯面2afは紙面上方に、歯面2bfは紙面下方に向かって傾斜している。
【0018】
次に、除毛器具1を犬Dに対して使用する場合の使用方法について図3および図4に基づいて説明する。図4に示すように、使用者は櫛部3を下にして把持部4を握り、櫛部3を犬Dの被毛Hの流れ(図4矢印F方向)に対して略垂直になるように被毛Hに当てる。このとき、隣り合う短櫛歯2a,2bの間に被毛Hが挿入された状態となる。そして、係る状態を保持しながら除毛器具1を被毛Hの流れに沿って矢印F方向に動かすと、被毛Hを梳くことができる。
【0019】
このとき、短櫛歯2a,2bの歯長Lは犬Dの被毛Hの厚さに対して短く、歯先が犬Dの地肌まで届かないため、地肌を傷つけたりすることがなく、犬Dが嫌がることなくブラッシングすることができる。さらに、短櫛歯2a,2bは歯長Lが短いため、ブラッシングによって短櫛歯2a,2bに絡みついた抜け毛Cを指先等でつまむことにより簡単に取除くことができる。そのため、ブラッシングを連続して行うことができる。
【0020】
隣り合う短櫛歯2a,2bの歯間は、従来より周知の櫛のように直線状に並んだ歯より広がっているため、多くの被毛Hを挿入することができる。そのため、抜け毛Cを含む被毛Hは、歯間に挿入されると密接し、摩擦効果等により互いに絡まることができ除毛がさらに容易となる。特に、抜け毛Cは柔らかい産毛が多いため絡まりやすく、本実施形態の除毛器具1による除毛に適している。また、図3に示すように短櫛歯2a,2bの間に挿入された抜け毛Cは、抜け毛Cの長さ方向に離間した二点で短櫛歯2a,2bに接し、湾曲した状態になる。そして、抜け毛Cは摩擦効果等により短櫛歯2a,2bに付着したり、絡まったり湾曲して短櫛歯2a,2bに引っ掛かる等により、被毛Hから取除かれる。また、抜け毛Cと共にふけやほこりも取除くことができる。ここで、図3において短櫛歯2a,2bの間に挿入された抜け毛Cを図示しているが、説明を簡略化するため、短櫛歯2a,2bの大きさに対し抜け毛Cを実際の毛の太さよりも若干太くしたものを示している。
【0021】
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良および設計の変更が可能である。
【0022】
すなわち、本実施形態において、櫛部3は金属板、把持部4は木材を加工して形成したものを示したが、櫛部3および把持部4を形成する素材は、前述の他、プラスチック等の樹脂やその他の金属等であってもよい。さらに、除毛器具1は櫛部3および把持部4を接着して形成したものを示したが、櫛部3および把持部4を一体に形成してもよい。これにより、製造工程が簡略化され、簡易に製造できる。
【0023】
また、除毛器具1の形状は、本実施形態に限定されるものではない。すなわち、把持部4は平板状、棒状等の握りやすい形状であればよく、さらに、櫛部3は包丁のように把持部から突出した状態で設けてもよい。これにより、把持部4を握り込めるため、使用しやすくなる。加えて、短櫛歯2a,2bは山形状に連続してなるものを示したが、歯元の間隔を広く取り、非連続にしたものであってもよい。これにより、動物の被毛の硬さや状態などに適したものにすることができる。
【0024】
また、本実施形態において、短毛種の犬Dに対する使用を例示したが、使用対象の動物はこれに限定されるものではない。例えば、長毛種の犬、猫、兎などの被毛に覆われた動物に適用することが可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明の動物用除毛器具は、動物の被毛厚さに対して歯長が短い短櫛歯が形成されており、歯先が動物の地肌に当たらないため、地肌を傷つけることなく、容易に抜け毛を除毛することができる。また、短櫛歯に絡みついた抜け毛は指先でつまむだけで容易に取除くことができるため、連続してブラッシングすることができる。
【0026】
請求項2の発明の動物用除毛器具は、請求項1の動物用除毛器具の効果に加えて、隣り合う短櫛歯が相互に逆方向に傾斜して形成され、歯間が広がっているため、歯間に多くの被毛が挿入され、被毛間の摩擦効果等により被毛がさらに絡まりやすくなり、多くの抜け毛を容易に除毛できる。
【0027】
請求項3の発明の動物用除毛器具は、請求項1または請求項2の動物用除毛器具の効果に加えて、歯が先細に形成され、歯が動物の被毛の中に入り込みやすくなるうえ、歯間がさらに広がっているため、歯間に多くの被毛が挿入され、さらに多くの抜け毛を容易に除毛できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の動物用除毛器具の構成を示す平面図である。
【図2】動物用除毛器具の短櫛歯の構成を示す正面からの模式図である。
【図3】使用状態にある動物用除毛器具の櫛部の状態を示す模式図である。
【図4】動物用除毛器具の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 動物用除毛器具
2a,2b 短櫛歯
2af,2bf 歯面
3 櫛部
4 把持部
C 抜け毛(被毛)
D 犬(動物)
H 被毛
L 歯長
Claims (3)
- 把持部と、
前記把持部から延設され、除毛対象となる動物の被毛厚さに対して歯長が短く形成された複数の短櫛歯を有する櫛部と
を具備することを特徴とする動物用除毛器具。 - 隣り合う前記短櫛歯は、
前記短櫛歯の歯元から互いの歯面が交互に逆方向に向かって傾斜した状態で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の動物用除毛器具。 - 前記短櫛歯は、
先細状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の動物用除毛器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002329697A JP2004159568A (ja) | 2002-11-13 | 2002-11-13 | 動物用除毛器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002329697A JP2004159568A (ja) | 2002-11-13 | 2002-11-13 | 動物用除毛器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004159568A true JP2004159568A (ja) | 2004-06-10 |
Family
ID=32807622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002329697A Pending JP2004159568A (ja) | 2002-11-13 | 2002-11-13 | 動物用除毛器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004159568A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD582103S1 (en) * | 2006-09-21 | 2008-12-02 | Jw Pet Company, Inc. | Grooming tool handle |
-
2002
- 2002-11-13 JP JP2002329697A patent/JP2004159568A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| USD582103S1 (en) * | 2006-09-21 | 2008-12-02 | Jw Pet Company, Inc. | Grooming tool handle |
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