JP2004158370A - 照明システム - Google Patents

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浩暉 森田
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Abstract

【課題】コントローラの負荷を小さくすることができ、また各照明装置間における伝送遅れを防止できる照明システムを提供することを目的とする。
【解決手段】スケジュールデータやカレンダデータ、パターンデータを作成して登録するコントローラ1と、スケジュールデータやカレンダデータをコントローラから受信して登録するスケジューラ2と、パターンデータをコントローラから受信して登録する複数の照明装置L1〜Liとを有する照明システムであって、コントローラは、複数の照明装置のシーンデータを作成して登録するシーン登録手段と、シーンデータを送信するシーン送信手段と、スケジュールデータを作成して登録するスケジュール登録手段と、スケジュールデータを送信するスケジュール送信手段と、カレンダデータを作成して登録するカレンダ登録手段と、カレンダデータを送信するカレンダ送信手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、24時間を複数のシーンデータで構成したスケジュールデータや年月日とスケジュールデータとを対応付けたカレンダデータ、複数のパターン要素データから成るパターンデータを作成して登録するコントローラと、スケジュールデータやカレンダデータをコントローラから受信して登録するスケジューラと、パターンデータをコントローラから受信して登録する複数の照明装置とを有する照明システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、最も普通の光の3原色である赤、緑、青を組み合わせて任意の色を発光できることが知られている。赤、緑、青を発光させる素子を多数組み合わせて大きなスクリーンを構成する場合、発光素子の数が膨大となり、各発光素子に信号を与えるタイミングが問題となる。
図20は、従来の照明システムを示すブロック図であり、例えば特表2001−514432号公報に記載されている照明システムである。この照明システムにおいては、通信規格DMX512が用いられている。
図20において、101はコントローラとしてのPC、102〜105は赤、緑、青の発光素子が多数組み合わされた照明装置、106はLAN等のネットワークである。
図20に示すように、この照明システムでは、照明パターンを制御するパターン制御用コントローラ101と、複数の照明装置102〜105とが同一ネットワーク106に接続されている。パターン制御用のコントローラ101は、各照明装置102〜105の点灯パターンを持っており、随時照明装置102〜105へ点灯指令パターンを送信し、受信した照明装置102〜105は、その点灯指令パターンに基づいて点灯する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の照明システムでは、コントローラ101は随時照明装置102〜105へ点灯指令パターンを送信しているので、コントローラ101の負荷が大きく、伝送速度の限界上、初めの照明装置と最後の照明装置とで伝送遅れが発生し、各照明装置間の点灯タイミングのずれが発生し、所望の発光色が得られないという問題点を有していた。
本発明は、コントローラの負荷を小さくすることができ、また各照明装置間における伝送遅れを防止することができる照明システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の照明システムは、24時間を複数のシーンデータで構成したスケジュールデータや年月日とスケジュールデータとを対応付けたカレンダデータ、複数のパターン要素データから成るパターンデータを作成して登録するコントローラと、スケジュールデータやカレンダデータをコントローラから受信して登録するスケジューラと、パターンデータをコントローラから受信して登録する複数の照明装置とを有する照明システムであって、コントローラは、複数の照明装置のそれぞれについてのパターンデータを集合したシーンデータを作成して登録するシーン登録手段と、登録したシーンデータを複数の照明装置に送信するシーン送信手段と、スケジュールデータを作成して登録するスケジュール登録手段と、登録したスケジュールデータをスケジューラへ送信するスケジュール送信手段と、カレンダデータを作成して登録するカレンダ登録手段と、登録したカレンダデータをスケジューラへ送信するカレンダ送信手段とを有する構成を備えている。
これにより、コントローラの負荷を小さくすることができ、また各照明装置間における伝送遅れを防止することができる照明システムが得られる。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の照明システムは、24時間を複数のシーンデータで構成したスケジュールデータや年月日とスケジュールデータとを対応付けたカレンダデータ、複数のパターン要素データから成るパターンデータを作成して登録するコントローラと、スケジュールデータやカレンダデータをコントローラから受信して登録するスケジューラと、パターンデータをコントローラから受信して登録する複数の照明装置とを有する照明システムであって、コントローラは、複数の照明装置のそれぞれについてのパターンデータを集合したシーンデータを作成して登録するシーン登録手段と、登録したシーンデータを複数の照明装置に送信するシーン送信手段と、スケジュールデータを作成して登録するスケジュール登録手段と、登録したスケジュールデータをスケジューラへ送信するスケジュール送信手段と、カレンダデータを作成して登録するカレンダ登録手段と、登録したカレンダデータをスケジューラへ送信するカレンダ送信手段とを有することとしたものである。
この構成により、スケジューラはスケジュールデータとカレンダデータを登録し、各照明装置はパターンデータを登録しており、スケジューラはスケジュールデータとカレンダデータとに基づくパターン番号のみを各照明装置に送信すればよく、また各照明装置はパターン番号のみを受信してパターン制御を行うことができるので、コントローラの負担を従来と比べて大幅に軽減することができ、また照明システムにおける制御を極めて簡単なものにすることができるという作用を有する。ここで、スケジュール登録手段とカレンダ登録手段とは、請求項1に記載したような各個別の手段とせず、これらを組合わせた1つの手段としてもよい。
【0006】
請求項2に記載の照明システムは、請求項1に記載の照明システムにおいて、コントローラは、メインメニュー画面を表示するメインメニュー画面表示手段と、表示したメインメニュー画面における指示に基づいて、シーン登録手段、シーン送信手段、スケジュール登録手段、スケジュール送信手段、カレンダ登録手段またはカレンダ送信手段を選択する登録送信選択手段とを有することとしたものである。
この構成により、メインメニュー画面に基づいて容易に各手段による各動作を行わせることができるという作用を有する。
【0007】
請求項3に記載の照明システムは、請求項1または2に記載の照明システムにおいて、スケジューラの制御部は、スケジュールデータおよびカレンダデータを不揮発性メモリに記憶させることとしたものである。
この構成により、いったん登録したスケジュールデータとカレンダデータとは消滅することがないので、再度登録する必要がないという作用を有する。
【0008】
請求項4に記載の照明システムは、請求項1乃至3のいずれか1に記載の照明システムにおいて、複数の照明装置の制御部は、パターンデータを不揮発性メモリに記憶させることとしたものである。
この構成により、いったん登録したパターンデータは消滅することがないので、再度登録する必要がないという作用を有する。
【0009】
請求項5に記載の照明システムは、請求項1乃至4のいずれか1に記載の照明システムにおいて、シーン登録手段は、シーン一覧画面を表示するシーン一覧画面表示手段と、表示したシーン一覧画面における指示に基づいてシーン名称を選択するシーン名称選択手段と、選択したシーン名称に基づいてシーン登録画面を表示するシーン登録画面表示手段と、表示したシーン登録画面における指示に基づいてシーンを作成して登録するシーン作成手段とを有することとしたものである。
この構成により、シーン作成登録の操作において、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、操作を簡単かつ確実に行うことができるという作用を有する。
【0010】
請求項6に記載の照明システムは、請求項1乃至5のいずれか1に記載の照明システムにおいて、シーン送信手段は、シーン一覧画面を表示するシーン一覧画面表示手段と、表示したシーン一覧画面における指示に基づいてシーン名称を選択するシーン名称選択手段と、選択したシーン名称に基づくシーンを複数の照明装置へ送信する照明装置送信手段とを有することとしたものである。
この構成により、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、シーンを簡単かつ確実に送信することができるという作用を有する。
【0011】
請求項7に記載の照明システムは、請求項1乃至6のいずれか1に記載の照明システムにおいて、スケジュール登録手段は、スケジュール一覧画面を表示するスケジュール一覧画面表示手段と、表示したスケジュール一覧画面における指示に基づいてスケジュール名称を選択するスケジュール名称選択手段と、選択したスケジュール名称に基づいてスケジュール登録画面を表示するスケジュール登録画面表示手段と、表示したスケジュール登録画面における指示に基づいてスケジュールを作成して登録するスケジュール作成手段とを有することとしたものである。
この構成により、スケジュール作成登録の操作において、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、操作を簡単かつ確実に行うことができるという作用を有する。
【0012】
請求項8に記載の照明システムは、請求項1乃至7のいずれか1に記載の照明システムにおいて、スケジュール送信手段は、スケジュール一覧画面を表示するスケジュール一覧画面表示手段と、表示したスケジュール一覧画面における指示に基づいてスケジュール名称を選択するスケジュール名称選択手段と、選択したスケジュール名称に対応するスケジュールデータをスケジューラへ送信するスケジューラ送信手段とを有することとしたものである。
この構成により、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、スケジュールデータを簡単かつ確実に送信することができるという作用を有する。
【0013】
請求項9に記載の照明システムは、請求項1乃至8のいずれか1に記載の照明システムにおいて、カレンダ登録手段は、カレンダ登録画面を表示するカレンダ登録画面表示手段と、表示したカレンダ登録画面における指示に基づいて年月日を選択する登録年月日選択手段と、表示したカレンダ登録画面における指示に基づいてスケジュール名称を選択するスケジュール名称選択手段と、表示したカレンダ登録画面における指示に基づいてカレンダ作成完了か否かを判定すると共にカレンダ作成完了の場合には作成完了したカレンダデータを登録する作成完了判定手段とを有することとしたものである。
この構成により、カレンダ作成登録の操作において、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、操作を簡単かつ確実に行うことができるという作用を有する。
【0014】
請求項10に記載の照明システムは、請求項1乃至9のいずれか1に記載の照明システムにおいて、カレンダ送信手段は、カレンダ登録画面を表示するカレンダ登録画面表示手段と、表示したカレンダ登録画面における指示に基づいて選択したカレンダデータをスケジューラへ送信するスケジューラ送信手段とを有することとしたものである。
この構成により、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、カレンダデータを簡単かつ確実に送信することができるという作用を有する。
【0015】
請求項11に記載の照明システムは、請求項1乃至10のいずれか1に記載の照明システムにおいて、スケジューラの制御部は、時刻合せインターバルタイムが経過したか否かを判定する時間経過判定手段と、時間経過判定手段において時刻合せインターバルタイムが経過したと判定したときには実時間クロックから現在時刻を読み出す時刻読出し手段と、読み出した現在時刻をネットワークを介して複数の照明装置へ同報送信する現在時刻同報送信手段と、時間経過判定手段において時刻合せインターバルタイムが経過していないと判定したとき又は同報送信した後には現在日時に基づいてカレンダデータが登録されたカレンダ部およびスケジュールデータが登録されたスケジュール部から点灯指令シーンを検索する点灯指令シーン検索手段と、検索した点灯指令シーンの番号を複数の照明装置へ同報送信する点灯指令シーン同報送信手段とを有することとしたものである。
この構成により、時刻合せインターバルタイムが経過した場合には実時間クロックから現在時刻を読み出し、読み出した現在時刻をネットワークを介して複数の照明装置へ同報送信するので、複数の照明装置は互いに正確な時刻合せを行うことができ、その合せた時刻に応じてパターン要素を選択してパターン表示を行うことができ、パターン表示において各照明装置間に伝送遅れが生じることを防止することができ、また、カレンダデータとスケジュールデータに基づいて検索した点灯指令シーンの番号を各照明装置へ送信するようにしたので、各照明装置への送信を短時間に行うことができると共に各照明装置の制御を容易に行うことができるという作用を有する。
【0016】
請求項12に記載の照明システムは、請求項11に記載の照明システムにおいて、照明装置の制御部は、読み出した現在時刻の受信か、点灯指令シーンの番号の受信か又はN秒毎にパターン要素の点灯を決定して点灯させるためのN秒インターバルかを判定する処理判定手段と、処理判定手段において読み出した現在時刻の受信と判定したときは受信した現在時刻に基づいて時刻設定を行う時刻設定手段と、処理判定手段において点灯指令シーンの番号の受信と判定したときは点灯指令シーンの番号に対応したパターンデータを不揮発性メモリから読み出してRAMに書き込む第1のRAM書込み手段と、RAMからパターンデータを読み出す第1のRAM読出し手段と、読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りを算出する第1の演算処理手段と、算出したパターン要素の区切りに基づいて1パターンの区切りの算出および現在のパターン要素は何番目の要素かの判定を行う第2の演算処理手段と、第2の演算処理手段における結果のパターン要素で点灯する第1のパターン要素点灯手段と、処理判定手段においてN秒インターバルと判定したときはスケジューラから最終的に受け取ったシーン番号に対応するパターンデータを読み出してRAMに書き込む第2のRAM書込み手段と、RAMからパターンデータを読み出す第2のRAM読出し手段と、前記読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りを算出する第3の演算処理手段と、前記読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りか否かを判定するパターン要素区切り判定手段と、前記パターン要素区切り判定手段においてパターン要素の区切りと判定したときは前記算出したパターン要素の区切りに基づいて1パターンの区切りの算出および現在のパターン要素は何番目の要素かの判定を行う第4の演算処理手段と、前記第4の演算処理手段における結果のパターン要素で点灯する第2のパターン要素点灯手段とを有することとしたものである。
この構成により、スケジューラから同報送信される現在時刻を受信したときには受信した現在時刻に基づいて時刻設定を行うので、各照明装置における時刻を互いに正確に一致させることができ、また、スケジューラから同報送信される点灯指令シーンの番号を受信したときは、シーン番号に対応したパターンデータを不揮発性メモリから読み出し、正確に設定した時刻により選択したパターン要素に基づいて各照明装置における発光素子(たとえばLED)を点灯させることができ、さらに、N秒毎に現在時刻におけるパターン要素を確認して正確なパターン要素を選択することができるので、パターン要素に基づく各発光素子の点灯を伝送遅れなく正確に行うことができるという作用を有する。
【0017】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図19を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による照明システムを示すブロック図である。
図1において、1はPC(コントローラ)、1aはLAN等のネットワーク、2はスケジューラ、3はスケジューラ2の制御部、L1〜Liは照明装置、C1〜Ciは照明装置L1〜Liの制御部である。コントローラ1は、24時間を複数のシーンデータで構成したスケジュールデータや年月日とスケジュールデータとを対応付けたカレンダデータを作成して登録すると共に、複数のパターン要素データから成るパターンデータ(照明パターンデータ)を作成して登録する。またスケジューラ2は、スケジュールデータやカレンダデータをコントローラ1から受信して登録し、照明装置L1〜Liは、パターンデータをコントローラ1から受信して登録する。
【0018】
図1の照明システムにおける動作としては、コントローラ1により各種データ(パターンデータを集合したシーンデータ、スケジュールデータ、カレンダデータなど)を作成し登録して、登録した各種データをスケジューラ2と照明装置L1〜Liへ送信する登録動作と、スケジューラ2による照明装置L1〜Liの制御動作(点灯指令シーンの番号の送信動作など)と、照明装置L1〜Liにおける点灯動作とがある。照明装置L1〜Liは、赤、緑、青または赤、緑、青、白を発光させる素子を組み合わせて均等に配設した発光面を有するものであり、各色の輝度を調整して発光させることによって種々の色を発光させることができる。
【0019】
図2はコントローラ1において登録動作を行う各種手段を示す機能ブロック図であり、図3は図2のスケジュール作成手段を示す機能ブロック図である。
図2、図3において、11はメインメニュー画面を表示するメインメニュー画面表示手段、12は表示したメインメニュー画面における指示に基づいて、後述のシーン登録手段、シーン送信手段、スケジュール登録手段、スケジュール送信手段、カレンダ登録手段またはカレンダ送信手段を選択する登録送信選択手段、13はシーン一覧画面を表示するシーン一覧画面表示手段、14は表示したシーン一覧画面における指示に基づいてシーン名称を選択するシーン名称選択手段、15は選択したシーン名称に基づいてシーン登録画面を表示するシーン登録画面表示手段、16は表示したシーン登録画面における指示に基づいてシーンを作成して登録するシーン作成手段、17は選択したシーン名称を複数の照明装置L1〜Liへ同報送信する照明装置送信手段、18はスケジュール一覧画面を表示するスケジュール一覧画面表示手段、19は表示したスケジュール一覧画面における指示に基づいてスケジュール名称を選択するスケジュール名称選択手段、20は選択したスケジュール名称に基づいてスケジュール登録画面を表示するスケジュール登録画面表示手段、21は表示したスケジュール登録画面における指示に基づいてスケジュールを作成して登録するスケジュール作成手段、22は選択したスケジュール名称をスケジューラへ同報送信するスケジューラ送信手段、23はカレンダ登録画面を表示するカレンダ登録画面表示手段、24は表示したカレンダ登録画面における指示に基づいて年月日を選択する登録年月日選択手段、25は表示したカレンダ登録画面における指示に基づいてカレンダ作成完了か否かを判定すると共にカレンダ作成完了の場合には作成完了したカレンダデータを登録する作成完了判定手段である。また、スケジュール作成手段21は、図3に示すようにスケジュール登録画面に基づいてシーン毎の終了時刻を入力するシーン終了時刻入力手段211と、シーン終了時刻に対応するシーン名称を特定するシーン名称特定手段212と、終了時刻が24時か否かを判定し、24時の場合には作成したスケジュールを登録する終了時刻判定手段213とを有する。
【0020】
このように構成された照明システムについて、登録動作を図4〜図10を用いて説明する。図4は照明システムにおける登録動作を示すフローチャートであり、図5はメインメニュー画面を示す画面図、図6は照明シーン一覧画面を示す画面図、図7は照明シーン登録画面を示す画面図、図8は照明スケジュール一覧画面を示す画面図、図9は照明スケジュール登録画面を示す画面図、図10はカレンダ登録画面を示す画面図である。
【0021】
図4において、まず、メインメニュー画面表示手段11は、図5のメインメニュー画面を表示し(S01)、登録送信選択手段12は、表示したメインメニュー画面における指示に基づいて、シーン登録手段(ステップS1〜S8の動作を行う手段)、シーン送信手段(ステップS11〜S16の動作を行う手段)、スケジュール登録手段(ステップS21〜S27の動作を行う手段)、スケジュール送信手段(ステップS31〜S33の動作を行う手段)、カレンダ登録手段(ステップS41〜S45の動作を行う手段)またはカレンダ送信手段(ステップS51〜S53の動作を行う手段)を選択する(S02)。
【0022】
ステップS02においてシーン登録手段が選択された場合、まず、シーン一覧画面表示手段13は図6のシーン一覧画面(照明シーン一覧画面)を表示し(S1)、シーン名称選択手段14は表示したシーン一覧画面における指示に基づいてシーン名称を選択する(S2)。図6において、例えばシーン番号1に示すシーン名称はレインボーである。既に登録されたシーン名称を選択する場合は最上欄の修正(F3)を選択し(クリックし)、新規の場合は最上欄の新規作成(F2)を選択する。次に、シーン登録画面表示手段15は図6で選択したシーン名称に基づいて図7のシーン登録画面(照明シーン登録画面)を表示し(S3)、次に、シーン作成手段16は表示したシーン登録画面における指示に基づいてシーンデータを作成して登録する(S4〜S8)。シーン作成手段16においては、まず、照明装置の番号iを1に設定し(S4)、照明装置番号L1のパターンデータA(或る特定のパターンデータ)を作成する(S5)。これを最後の照明装置まで繰り返す(S5〜S7)。最後の照明装置Li(imax)のパターンデータを作成すると、各パターンデータを集合したシーンデータを登録する(S8)。なお、各パターンにおける色はカラーパレット26から選択される(図7参照)。
【0023】
ステップS02においてシーン送信手段が選択された場合、まず、シーン一覧画面表示手段13は図6のシーン一覧画面を表示し(S11)、照明装置の番号を1に設定し(S12)、シーン名称選択手段14は表示したシーン一覧画面における指示に基づいて送信するシーン名称を選択する(S13)。図6において、例えばシーン番号1に示すシーン名称はレインボーである。なお、図6のマーク*は送信が完了していないシーン(シーン番号およびシーンデータ)であることを示す。次に、照明装置送信手段17は、選択したシーンに対応する点灯パターンデータ(パターンデータ)を照明装置L1へ送信する(S14)。これを最後の照明装置Liまで繰り返す(S15、S16)。最後の照明装置Liのパターンデータを送信すると、この処理を終了する。
【0024】
ステップS02においてスケジュール登録手段が選択された場合、まず、スケジュール一覧画面表示手段18は図8のスケジュール一覧画面(照明スケジュール一覧画面)を表示し(S21)、スケジュール名称選択手段19は表示したスケジュール一覧画面における指示に基づいてスケジュール名称を選択する(S22)。図8において、例えばスケジュール番号1に示すスケジュール名称は平日である。既に登録されたスケジュール名称を選択する場合は最上欄の修正(F3)を選択し(クリックし)、新規の場合は最上欄の新規作成(F2)を選択する。なお、図8のマーク*は送信が完了していないスケジュールであることを示す。次に、スケジュール登録画面表示手段20は選択したスケジュール名称に基づいて図9のスケジュール登録画面(照明スケジュール登録画面)を表示し(S23)、次に、スケジュール作成手段21は表示したスケジュール登録画面における指示に基づいてスケジュールを作成して登録する(S24〜S27)。スケジュール作成手段21においては、まず、シーン終了時刻入力手段211は、スケジュール登録画面に基づいてシーン毎の終了時刻を入力し(S24)、シーン名称特定手段212は、シーン終了時刻に対応するシーン名称を特定し(S25)、終了時刻判定手段213は、終了時刻が24時か否かを判定し(S26)、24時の場合には作成したスケジュールを登録する(S27)。24時でないと判定した場合にはステップS24へ戻る。
【0025】
ステップS02においてスケジュール送信手段が選択された場合、まず、スケジュール一覧画面表示手段18は、図8のスケジュール一覧画面を表示し(S31)、スケジュール名称選択手段19は、表示したスケジュール一覧画面における指示に基づいて送信するスケジュール名称を選択する(S32)。図8において、例えばスケジュール番号1に示すスケジュール名称は平日である。次に、スケジューラ送信手段22は、選択したスケジュール名称に対応するスケジュールデータ(一つ又は複数のシーン番号から成る1日分のデータ)をスケジューラ2へ送信する(S33)。
【0026】
ステップS02においてカレンダ登録手段が選択された場合、まず、カレンダ登録画面表示手段23は、図10のカレンダ登録画面を表示し(S41)、登録年月日選択手段24は、登録する年月日を選択する(S42)。次に、スケジュール名称選択手段19は、カレンダ登録画面において表示されているスケジュール名称の中のいずれかを選択する(S43)。図10において、例えばスケジュール番号1に示すスケジュール名称は平日である。次に、作成完了判定手段25はカレンダの作成が完了したか否かを判定し(S44)、完了していなければステップS42へ戻り、完了していれば、作成したカレンダデータを登録する(S45)。
【0027】
ステップS02においてカレンダ送信手段が選択された場合、まず、カレンダ登録画面表示手段23は、図10のカレンダ登録画面を表示し(S51)、登録年月日選択手段24は、送信する登録年月日を選択する(S52)。次に、スケジューラ送信手段22は、選択した登録年月日のカレンダデータをスケジューラ2へ送信する(S53)。
ここで、スケジュール登録手段とカレンダ登録手段とは、図4に示すような各個別の手段とせず、これらを組合わせた1つの手段としてもよい。
【0028】
次に、スケジューラにおける照明装置制御動作について説明する。
図11は、図1の照明システムを構成するスケジューラ2を示すブロック図である。
図11において、3は全体を制御する制御部(CPU)、4はデータを送受信する送受信部、5は不揮発性メモリとしてのEEPROM、6はバッテリーバックアップ付のRTC(実時間クロック)である。
【0029】
図12は、図11の不揮発性メモリ5の登録領域を示すデータ図である。図12に示すように、不揮発性メモリ5は登録領域として、カレンダデータ(月日、正確には年月日とスケジュール番号を示すデータ)を登録するカレンダ部51と、スケジュール番号の示すスケジュールデータ(シーン番号と時刻を示すデータ)を登録するスケジュール部52とを有する。なお、図12の指令シーンにはシーン番号が示されているが、これらのシーン番号は、対象となる照明装置毎に内容は異なるが番号としては共通のものである。対象となる全照明装置のパターンを集合したものがシーンである。すなわち、スケジュールデータは、24時間を一つ又は複数のシーン番号で構成したものである。
【0030】
図13は、スケジューラ2の制御部3における機能実現手段(プログラムを実行することにより実現される手段)を示す機能ブロック図である。
図13において、31は時刻合せインターバルタイムが経過したか否かを判定する時間経過判定手段、32は時間経過判定手段31において時刻合せインターバルタイムが経過したと判定したときには実時間クロック(RTC)6から現在時刻を読み出す時刻読出し手段、33は読み出した現在時刻をネットワーク1aを介して複数の照明装置L1〜Liへ同報送信する現在時刻同報送信手段、34は時間経過判定手段31において時刻合せインターバルタイムが経過していないと判定したときには現在日時に基づいてカレンダデータが登録されたカレンダ部51およびスケジュールデータが登録されたスケジュール部52から点灯指令シーンを検索する点灯指令シーン検索手段、35は検索した点灯指令シーンの番号が前回送信した点灯指令シーンの番号と同じ場合には複数の照明装置L1〜Liへの同報送信を行わないようにする点灯指令シーン判定手段、36は検索した点灯指令シーンの番号が前回送信した点灯指令シーンの番号と異なる場合には検索した点灯指令シーンの番号を複数の照明装置L1〜Liへ同報送信する点灯指令シーン同報送信手段である。
【0031】
このように構成されたスケジューラ2の制御部3について、その動作を図14を用いて説明する。図14は図11の制御部3の動作を示すフローチャートである。
図14において、まず、時間経過判定手段31は時刻合せインターバルタイムが経過したか否かを判定し(S61)、時刻合せインターバルタイムが経過したと判定したときには時刻読出し手段32は、実時間クロック(RTC)6から現在時刻を読み出し(S62)、現在時刻同報送信手段33は、読み出した現在時刻をネットワーク1aを介して複数の照明装置L1〜Liへ同報送信する(S63)。時間経過判定手段31において時刻合せインターバルタイムが経過していないと判定したときには点灯指令シーン検索手段34は、現在日時に基づいて、カレンダデータが登録されたカレンダ部51およびスケジュールデータが登録されたスケジュール部52から点灯指令シーンを検索する(S64)。次に、点灯指令シーン判定手段35は、検索した点灯指令シーンの番号が前回送信した点灯指令シーンの番号と同じか否かを判定し(S65)、同じ場合にはステップS61へ戻る。すなわち、複数の照明装置L1〜Liへの同報送信を行わない。ステップS65において検索した点灯指令シーンの番号が前回送信した点灯指令シーンの番号と異なる場合には点灯指令シーン同報送信手段36は、検索した点灯指令シーンの番号を複数の照明装置L1〜Liへ同報送信する(S66)。
【0032】
次に、照明装置L1〜Liにおける点灯動作について説明する。
図15は、図1の照明装置L1〜Li(以下、共通的に、「照明装置L」と記載する)を示すブロック図である。
図15において、C1〜Ciは全体を制御する制御部(CPU)(以下、共通的に、「制御部C」と記載する)、7はデータを送受信する送受信部、8は不揮発性メモリとしてのEEPROM、9はRAM、10は制御部Cからの制御データに基づいてパルス幅が制御されたパルスを出力してLED10aにおける輝度を制御するパルス幅制御ドライブ部である。
【0033】
図16は、図15の不揮発性メモリ8に登録したデータを示すデータ図である。図16に示すように、不揮発性メモリ8には、パターン番号と、パターン番号に対応するシーン番号と、パターン番号の示す各パターン要素の各色の輝度(最大100%)と、各パターン要素の遷移時間(各パターン要素での点灯時間)とを登録している。
【0034】
図17は、図15の制御部Cの機能実現手段を示す機能ブロック図である。
図17において、41はスケジューラ2から送信された現在時刻の受信か、スケジューラ2から送信された点灯指令シーンの番号の受信か又はN秒毎にパターン要素の点灯を決定して発光素子を点灯させるためのN秒インターバルかを判定する処理判定手段、42は処理判定手段41において現在時刻の受信と判定したときは受信した現在時刻に基づいて時刻設定を行う時刻設定手段、43は処理判定手段41において点灯指令シーンの番号の受信と判定したときはシーン番号に対応したパターンデータを不揮発性メモリ8から読み出してRAM9に書き込む第1のRAM書込み手段、44はRAM9からパターンデータを読み出す第1のRAM読出し手段、45は読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りを算出する第1の演算処理手段、46は算出したパターン要素の区切りに基づいて1パターンの区切りの算出および現在のパターン要素は何番目の要素かの判定を行う第2の演算処理手段、47は第2の演算処理手段46における結果のパターン要素で点灯する第1のパターン要素点灯手段、48は読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りか否かを判定するパターン要素区切り判定手段、43aは処理判定手段41においてN秒インターバルと判定したときはスケジューラから最終的に受け取ったシーン番号に対応するパターンデータを読み出してRAM9に書き込む第2のRAM書込み手段、44aはRAM9からパターンデータを読み出す第2のRAM読出し手段、45aは読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りを算出する第3の演算処理手段、46aはパターン要素区切り判定手段48においてパターン要素の区切りと判定したときは算出したパターン要素の区切りに基づいて1パターンの区切りの算出および現在のパターン要素は何番目の要素かの判定を行う第4の演算処理手段、47aは第4の演算処理手段46aにおける結果のパターン要素で点灯する第2のパターン要素点灯手段である。
【0035】
このように構成された照明装置Lの制御部Cについて、その動作を図18を用いて説明する。図18は照明装置Lの制御部Cの動作を示すフローチャートである。
図18において、まず、処理判定手段41は、スケジューラ2から送信された現在時刻の受信か、スケジューラ2から送信された点灯指令シーンの番号の受信か又はN秒インターバルかを判定する(S03)。
【0036】
ステップS03において時刻合せデータの受信と判定したときは、時刻設定手段42は、受信した現在時刻に基づいて時刻設定を行う(S71)。
【0037】
ステップS03において点灯指令シーンの番号の受信と判定したときは、RAM書込み手段43(第1のRAM書込み手段)は、上記シーン番号に応じたパターン要素の集合体としてのパターンデータ(図16参照)を不揮発性メモリ8から読み出してRAM9に書き込み(S81)、RAM読出し手段44(第1のRAM読出し手段)は、RAM9からパターンデータを読み出す(S82)。次に、演算処理手段45(第1の演算処理手段)は読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りを算出し(S83)、演算処理手段46(第2の演算処理手段)は、算出したパターン要素の区切りに基づいて1パターンの区切りの算出および現在のパターン要素は何番目の要素かの判定を行う(S84)。次に、パターン要素点灯手段47は、演算処理手段46における結果のパターン要素で点灯する(S85)。
【0038】
ここで第1の演算処理手段45と第2の演算処理手段46の動作について、図19を用いて説明する。図19(a)は時刻0:00から時刻24:00までのシーン番号を示すスケジュール図であり、図19(b)は上記シーン番号に対応するパターン番号のうちのパターン1を示すパターン図、図19(c)はパターン1を構成するパターン要素を示すパターン要素図である。なお、第3の演算処理手段45aの動作は第1の演算処理手段45と同じであり、また第4の演算処理手段46aの動作は第2の演算処理手段46と同じである。
第1の演算処理手段45は、図19(c)に示すように、時刻0:00から時刻24:00までの24時間をスケジューラ2から送信される点灯指令シーンの番号により定まる或る特定のパターン(ここではパターン1)の遷移時間(ここでは20秒)で割り、24時間におけるパターン要素の区切りを算出する。つまり、種々のパターンについて、24時間点灯した場合のパターン要素の区切りを算出する。第2の演算処理手段46は、第1の演算処理手段45の結果(パターン要素の24時間展開)に対して、ステップ数(1パターンの要素数、図19(c)では12)で割り、1パターンの区切りを算出し(特定パターンの24時間展開、図19(b)参照)、現在時刻に対応するパターン(現在パターン)のどのパターン要素が現在時刻に対応しているかを算出する。
ここで、パターンとパターン要素を図19の場合について説明する。まず、第1の演算処理手段45は、24時間をパターン要素の遷移時間20秒(図19(c)参照)で割ってパターン要素の区切りを算出する。つまり、24時間におけるパターン要素の要素数YNを次式(1)で算出する。
YN=24時間÷20秒=4320(個)・・・・(1)
次に、第2の演算処理手段46は、4320を12(パターン1の1パターンにおける要素数)で割ってパターンの区切りを算出する。つまり、24時間におけるパターン数PNを次式(2)で算出する。
PN=4320÷12=360(個)・・・・(2)
例えば、現在時刻が16時20分30秒であれば、現在パターンは、0:00から4分間のパターンを先頭として、先頭から246番目のパターンである。これは、16時間20分÷4分=245から求まる。
これにより、現在時刻において表示すべきパターン要素(パターン番号を含む)を決定することができ、各照明装置L1〜Liの時刻が一致していれば、各照明装置間において表示時刻とその表示時刻において表示すべき表示色とが一致した表示(表示遅れのない表示)を行うことができる。各照明装置L1〜Liの時刻は時刻設定手段41の時刻設定により一致させることができる(S71)。
【0039】
ステップS03(図18)においてN秒インターバル(N秒毎に行われる処理)と判定したときは、第2のRAM書込み手段43aは、最終的に受け取ったシーン番号に対応するパターンデータを読み出してRAM9に書き込み(S91)、第2のRAM読出し手段44aは、RAM9からパターンデータを読み出す(S92)。次に、第3の演算処理手段45aは、読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りを算出する(S93)。次に、パターン要素区切り判定手段48は、読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りか否かを判定する(S94)。パターン要素の区切りであると判定したときは、第4の演算処理手段46aは、算出したパターン要素の区切りに基づいて1パターンの区切りの算出および現在のパターン要素は何番目の要素かの判定を行う(S95)。次に、第2のパターン要素点灯手段47aは、第4の演算処理手段46aにおける結果のパターン要素で点灯する(S96)。ステップS94でパターン要素の区切りでないと判定したときは、この処理を終了する。
【0040】
以上のように本実施の形態によれば、コントローラ1は、複数の照明装置L1〜Liのそれぞれについてのパターンデータを集合したシーンデータを作成して登録するシーン登録手段と、登録したシーンデータを複数の照明装置L1〜Liに送信するシーン送信手段と、スケジュールデータを作成して登録するスケジュール登録手段と、登録したスケジュールデータをスケジューラ2へ送信するスケジュール送信手段と、カレンダデータを作成して登録するカレンダ登録手段と、登録したカレンダデータをスケジューラ2へ送信するカレンダ送信手段とを有することにより、スケジューラ2はスケジュールデータとカレンダデータを登録し、各照明装置L1〜Liはパターンデータを登録しており、スケジューラ2はスケジュールデータとカレンダデータとに基づくパターン番号のみを各照明装置L1〜Liに送信すればよく、また各照明装置L1〜Liはパターン番号のみを受信してパターン制御を行うことができるので、コントローラの負担を従来と比べて大幅に軽減することができ、また照明システムにおける制御を極めて簡単なものにすることができる。
【0041】
また、コントローラ1は、メインメニュー画面を表示するメインメニュー画面表示手段11と、表示したメインメニュー画面における指示に基づいて、シーン登録手段、シーン送信手段、スケジュール登録手段、スケジュール送信手段、カレンダ登録手段またはカレンダ送信手段を選択する登録送信選択手段12とを有することにより、メインメニュー画面に基づいて容易に各手段による各動作を行わせることができる。
【0042】
さらに、スケジューラ2の制御部3は、スケジュールデータおよびカレンダデータを不揮発性メモリ5に記憶させることにより、いったん登録したスケジュールデータとカレンダデータとは消滅することがないので、再度登録する必要がない。
【0043】
さらに、複数の照明装置L1〜Liの制御部C1〜Ciは、パターンデータを不揮発性メモリ8に記憶させることにより、いったん登録したパターンデータは消滅することがないので、再度登録する必要がない。
【0044】
さらに、シーン登録手段は、シーン一覧画面を表示するシーン一覧画面表示手段13と、表示したシーン一覧画面における指示に基づいてシーン名称を選択するシーン名称選択手段14と、選択したシーン名称に基づいてシーン登録画面を表示するシーン登録画面表示手段15と、表示したシーン登録画面における指示に基づいてシーンを作成して登録するシーン作成手段16とを有することにより、シーン作成登録の操作において、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、操作を簡単かつ確実に行うことができる。
【0045】
さらに、シーン送信手段は、シーン一覧画面を表示するシーン一覧画面表示手段13と、表示したシーン一覧画面における指示に基づいてシーン名称を選択するシーン名称選択手段14と、選択したシーン名称に基づくシーンを複数の照明装置L1〜Liへ送信する照明装置送信手段17とを有することにより、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、シーンを簡単かつ確実に送信することができる。
【0046】
さらに、スケジュール登録手段は、スケジュール一覧画面を表示するスケジュール一覧画面表示手段18と、表示したスケジュール一覧画面における指示に基づいてスケジュール名称を選択するスケジュール名称選択手段19と、選択したスケジュール名称に基づいてスケジュール登録画面を表示するスケジュール登録画面表示手段20と、表示したスケジュール登録画面における指示に基づいてスケジュールを作成して登録するスケジュール作成手段21とを有することにより、スケジュール作成登録の操作において、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、操作を簡単かつ確実に行うことができる。
【0047】
さらに、スケジュール送信手段は、スケジュール一覧画面を表示するスケジュール一覧画面表示手段18と、表示したスケジュール一覧画面における指示に基づいてスケジュール名称を選択するスケジュール名称選択手段19と、選択したスケジュール名称に対応するスケジュールデータをスケジューラへ送信するスケジューラ送信手段22とを有することにより、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、スケジュールデータを簡単かつ確実に送信することができる。
【0048】
さらに、カレンダ登録手段は、カレンダ登録画面を表示するカレンダ登録画面表示手段23と、表示したカレンダ登録画面における指示に基づいて年月日を選択する登録年月日選択手段24と、表示したカレンダ登録画面における指示に基づいてスケジュール名称を選択するスケジュール名称選択手段19と、表示したカレンダ登録画面における指示に基づいてカレンダ作成完了か否かを判定すると共にカレンダ作成完了の場合には作成完了したカレンダデータを登録する作成完了判定手段25とを有することにより、カレンダ作成登録の操作において、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、操作を簡単かつ確実に行うことができる。
【0049】
さらに、カレンダ送信手段は、カレンダ登録画面を表示するカレンダ登録画面表示手段23と、表示したカレンダ登録画面における指示に基づいて選択したカレンダデータをスケジューラへ送信するスケジューラ送信手段22とを有することにより、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、カレンダデータを簡単かつ確実に送信することができる。
【0050】
さらに、スケジューラ2の制御部3は、時刻合せインターバルタイムが経過したか否かを判定する時間経過判定手段31と、時間経過判定手段31において時刻合せインターバルタイムが経過したと判定したときには実時間クロック6から現在時刻を読み出す時刻読出し手段32と、読み出した現在時刻をネットワークを介して複数の照明装置L1〜Liへ同報送信する現在時刻同報送信手段33と、時間経過判定手段31において時刻合せインターバルタイムが経過していないと判定したとき又は同報送信した後には現在日時に基づいてカレンダデータが登録されたカレンダ部51およびスケジュールデータが登録されたスケジュール部52から点灯指令シーンを検索する点灯指令シーン検索手段34と、検索した点灯指令シーンの番号を複数の照明装置L1〜Liへ同報送信する点灯指令シーン同報送信手段36とを有することにより、時刻合せインターバルタイムが経過した場合には実時間クロック6から現在時刻を読み出し、読み出した現在時刻をネットワークを介して複数の照明装置L1〜Liへ同報送信するので、複数の照明装置L1〜Liは互いに正確な時刻合せを行うことができ、その合せた時刻に応じてパターン要素を選択してパターン表示を行うことができ、パターン表示において各照明装置間に伝送遅れが生じることを防止することができ、また、カレンダデータとスケジュールデータに基づいて検索した点灯指令シーンの番号を各照明装置へ送信するようにしたので、各照明装置への送信を短時間に行うことができると共に各照明装置の制御を容易に行うことができる。
【0051】
さらに、照明装置L1〜Liの制御部C1〜Ciは、読み出した現在時刻の受信か、点灯指令シーンの番号の受信か又はN秒毎にパターン要素の点灯を決定して点灯させるためのN秒インターバルかを判定する処理判定手段41と、処理判定手段41において読み出した現在時刻の受信と判定したときは受信した現在時刻に基づいて時刻設定を行う時刻設定手段42と、処理判定手段41において点灯指令シーンの番号の受信と判定したときは点灯指令シーンの番号に対応したパターンデータを不揮発性メモリ8から読み出してRAM9に書き込む第1のRAM書込み手段43と、RAM9からパターンデータを読み出す第1のRAM読出し手段44と、読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りを算出する第1の演算処理手段45と、算出したパターン要素の区切りに基づいて1パターンの区切りの算出および現在のパターン要素は何番目の要素かの判定を行う第2の演算処理手段46と、第2の演算処理手段46における結果のパターン要素で点灯する第1のパターン要素点灯手段47と、処理判定手段41においてN秒インターバルと判定したときはスケジューラ2から最終的に受け取ったシーン番号に対応するパターンデータを読み出してRAM9に書き込む第2のRAM書込み手段43aと、RAM9からパターンデータを読み出す第2のRAM読出し手段44aと、読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りを算出する第3の演算処理手段45aと、読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りか否かを判定するパターン要素区切り判定手段48と、パターン要素区切り判定手段48においてパターン要素の区切りと判定したときは算出したパターン要素の区切りに基づいて1パターンの区切りの算出および現在のパターン要素は何番目の要素かの判定を行う第4の演算処理手段46aと、第4の演算処理手段における結果のパターン要素で点灯する第2のパターン要素点灯手段47aとを有することにより、スケジューラ2から同報送信される現在時刻を受信したときには受信した現在時刻に基づいて時刻設定を行うので、各照明装置における時刻を互いに正確に一致させることができ、また、スケジューラ2から同報送信される点灯指令シーンの番号を受信したときは、シーン番号に対応したパターンデータを不揮発性メモリから読み出し、正確に設定した時刻により選択したパターン要素に基づいて各照明装置における発光素子(たとえばLED)を点灯させることができ、さらに、N秒毎に現在時刻におけるパターン要素を確認して正確なパターン要素を選択することができるので、パターン要素に基づく各発光素子の点灯を伝送遅れなく正確に行うことができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1に記載の照明システムによれば、24時間を複数のシーンデータで構成したスケジュールデータや年月日とスケジュールデータとを対応付けたカレンダデータ、複数のパターン要素データから成るパターンデータを作成して登録するコントローラと、スケジュールデータやカレンダデータをコントローラから受信して登録するスケジューラと、パターンデータをコントローラから受信して登録する複数の照明装置とを有する照明システムであって、コントローラは、複数の照明装置のそれぞれについてのパターンデータを集合したシーンデータを作成して登録するシーン登録手段と、登録したシーンデータを複数の照明装置に送信するシーン送信手段と、スケジュールデータを作成して登録するスケジュール登録手段と、登録したスケジュールデータをスケジューラへ送信するスケジュール送信手段と、カレンダデータを作成して登録するカレンダ登録手段と、登録したカレンダデータをスケジューラへ送信するカレンダ送信手段とを有することにより、スケジューラはスケジュールデータとカレンダデータを登録し、各照明装置はパターンデータを登録しており、スケジューラはスケジュールデータとカレンダデータとに基づくパターン番号のみを各照明装置に送信すればよく、また各照明装置はパターン番号のみを受信してパターン制御を行うことができるので、コントローラの負担を従来と比べて大幅に軽減することができ、また照明システムにおける制御を極めて簡単なものにすることができるという有利な効果が得られる。
【0053】
請求項2に記載の照明システムによれば、請求項1に記載の照明システムにおいて、コントローラは、メインメニュー画面を表示するメインメニュー画面表示手段と、表示したメインメニュー画面における指示に基づいて、シーン登録手段、シーン送信手段、スケジュール登録手段、スケジュール送信手段、カレンダ登録手段またはカレンダ送信手段を選択する登録送信選択手段とを有することにより、メインメニュー画面に基づいて容易に各手段による各動作を行わせることができるという有利な効果が得られる。
【0054】
請求項3に記載の照明システムによれば、請求項1または2に記載の照明システムにおいて、スケジューラの制御部は、スケジュールデータおよびカレンダデータを不揮発性メモリに記憶させることにより、いったん登録したスケジュールデータとカレンダデータとは消滅することがないので、再度登録する必要がないという有利な効果が得られる。
【0055】
請求項4に記載の照明システムによれば、請求項1乃至3のいずれか1に記載の照明システムにおいて、複数の照明装置の制御部は、パターンデータを不揮発性メモリに記憶させることにより、いったん登録したパターンデータは消滅することがないので、再度登録する必要がないという有利な効果が得られる。
【0056】
請求項5に記載の照明システムによれば、請求項1乃至4のいずれか1に記載の照明システムにおいて、シーン登録手段は、シーン一覧画面を表示するシーン一覧画面表示手段と、表示したシーン一覧画面における指示に基づいてシーン名称を選択するシーン名称選択手段と、選択したシーン名称に基づいてシーン登録画面を表示するシーン登録画面表示手段と、表示したシーン登録画面における指示に基づいてシーンを作成して登録するシーン作成手段とを有することにより、シーン作成登録の操作において、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、操作を簡単かつ確実に行うことができるという有利な効果が得られる。
【0057】
請求項6に記載の照明システムによれば、請求項1乃至5のいずれか1に記載の照明システムにおいて、シーン送信手段は、シーン一覧画面を表示するシーン一覧画面表示手段と、表示したシーン一覧画面における指示に基づいてシーン名称を選択するシーン名称選択手段と、選択したシーン名称に基づくシーンを複数の照明装置へ送信する照明装置送信手段とを有することにより、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、シーンを簡単かつ確実に送信することができるという有利な効果が得られる。
【0058】
請求項7に記載の照明システムによれば、請求項1乃至6のいずれか1に記載の照明システムにおいて、スケジュール登録手段は、スケジュール一覧画面を表示するスケジュール一覧画面表示手段と、表示したスケジュール一覧画面における指示に基づいてスケジュール名称を選択するスケジュール名称選択手段と、選択したスケジュール名称に基づいてスケジュール登録画面を表示するスケジュール登録画面表示手段と、表示したスケジュール登録画面における指示に基づいてスケジュールを作成して登録するスケジュール作成手段とを有することにより、スケジュール作成登録の操作において、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、操作を簡単かつ確実に行うことができるという有利な効果が得られる。
【0059】
請求項8に記載の照明システムによれば、請求項1乃至7のいずれか1に記載の照明システムにおいて、スケジュール送信手段は、スケジュール一覧画面を表示するスケジュール一覧画面表示手段と、表示したスケジュール一覧画面における指示に基づいてスケジュール名称を選択するスケジュール名称選択手段と、選択したスケジュール名称に対応するスケジュールデータをスケジューラへ送信するスケジューラ送信手段とを有することにより、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、スケジュールデータを簡単かつ確実に送信することができるという有利な効果が得られる。
【0060】
請求項9に記載の照明システムによれば、請求項1乃至8のいずれか1に記載の照明システムにおいて、カレンダ登録手段は、カレンダ登録画面を表示するカレンダ登録画面表示手段と、表示したカレンダ登録画面における指示に基づいて年月日を選択する登録年月日選択手段と、表示したカレンダ登録画面における指示に基づいてスケジュール名称を選択するスケジュール名称選択手段と、表示したカレンダ登録画面における指示に基づいてカレンダ作成完了か否かを判定すると共にカレンダ作成完了の場合には作成完了したカレンダデータを登録する作成完了判定手段とを有することにより、カレンダ作成登録の操作において、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、操作を簡単かつ確実に行うことができるという有利な効果が得られる。
【0061】
請求項10に記載の照明システムによれば、請求項1乃至9のいずれか1に記載の照明システムにおいて、カレンダ送信手段は、カレンダ登録画面を表示するカレンダ登録画面表示手段と、表示したカレンダ登録画面における指示に基づいて選択したカレンダデータをスケジューラへ送信するスケジューラ送信手段とを有することにより、操作者は表示画面のみを見て操作すればよく、カレンダデータを簡単かつ確実に送信することができるという有利な効果が得られる。
【0062】
請求項11に記載の照明システムによれば、請求項1乃至10のいずれか1に記載の照明システムにおいて、スケジューラの制御部は、時刻合せインターバルタイムが経過したか否かを判定する時間経過判定手段と、時間経過判定手段において時刻合せインターバルタイムが経過したと判定したときには実時間クロックから現在時刻を読み出す時刻読出し手段と、読み出した現在時刻をネットワークを介して複数の照明装置へ同報送信する現在時刻同報送信手段と、時間経過判定手段において時刻合せインターバルタイムが経過していないと判定したとき又は同報送信した後には現在日時に基づいてカレンダデータが登録されたカレンダ部およびスケジュールデータが登録されたスケジュール部から点灯指令シーンを検索する点灯指令シーン検索手段と、検索した点灯指令シーンの番号を複数の照明装置へ同報送信する点灯指令シーン同報送信手段とを有することにより、時刻合せインターバルタイムが経過した場合には実時間クロックから現在時刻を読み出し、読み出した現在時刻をネットワークを介して複数の照明装置へ同報送信するので、複数の照明装置は互いに正確な時刻合せを行うことができ、その合せた時刻に応じてパターン要素を選択してパターン表示を行うことができ、パターン表示において各照明装置間に伝送遅れが生じることを防止することができ、また、カレンダデータとスケジュールデータに基づいて検索した点灯指令シーンの番号を各照明装置へ送信するようにしたので、各照明装置への送信を短時間に行うことができると共に各照明装置の制御を容易に行うことができるという有利な効果が得られる。
【0063】
請求項12に記載の照明システムによれば、請求項11に記載の照明システムにおいて、照明装置の制御部は、読み出した現在時刻の受信か、点灯指令シーンの番号の受信か又はN秒毎にパターン要素の点灯を決定して点灯させるためのN秒インターバルかを判定する処理判定手段と、処理判定手段において読み出した現在時刻の受信と判定したときは受信した現在時刻に基づいて時刻設定を行う時刻設定手段と、処理判定手段において点灯指令シーンの番号の受信と判定したときは点灯指令シーンの番号に対応したパターンデータを不揮発性メモリから読み出してRAMに書き込む第1のRAM書込み手段と、RAMからパターンデータを読み出す第1のRAM読出し手段と、読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りを算出する第1の演算処理手段と、算出したパターン要素の区切りに基づいて1パターンの区切りの算出および現在のパターン要素は何番目の要素かの判定を行う第2の演算処理手段と、第2の演算処理手段における結果のパターン要素で点灯する第1のパターン要素点灯手段と、処理判定手段においてN秒インターバルと判定したときはスケジューラから最終的に受け取ったシーン番号に対応するパターンデータを読み出してRAMに書き込む第2のRAM書込み手段と、RAMからパターンデータを読み出す第2のRAM読出し手段と、読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りを算出する第3の演算処理手段と、読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りか否かを判定するパターン要素区切り判定手段と、パターン要素区切り判定手段においてパターン要素の区切りと判定したときは算出したパターン要素の区切りに基づいて1パターンの区切りの算出および現在のパターン要素は何番目の要素かの判定を行う第4の演算処理手段と、第4の演算処理手段における結果のパターン要素で点灯する第2のパターン要素点灯手段とを有することにより、スケジューラから同報送信される現在時刻を受信したときには受信した現在時刻に基づいて時刻設定を行うので、各照明装置における時刻を互いに正確に一致させることができ、また、スケジューラから同報送信される点灯指令シーンの番号を受信したときは、シーン番号に対応したパターンデータを不揮発性メモリから読み出し、正確に設定した時刻により選択したパターン要素に基づいて各照明装置における発光素子(たとえばLED)を点灯させることができ、さらに、N秒毎に現在時刻におけるパターン要素を確認して正確なパターン要素を選択することができるので、パターン要素に基づく各発光素子の点灯を伝送遅れなく正確に行うことができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による照明システムを示すブロック図
【図2】コントローラにおいて登録動作を行う各種手段を示す機能ブロック図
【図3】図2のスケジュール作成手段を示す機能ブロック図
【図4】照明システムにおける登録動作を示すフローチャート
【図5】メインメニュー画面を示す画面図
【図6】照明シーン一覧画面を示す画面図
【図7】照明シーン登録画面を示す画面図
【図8】照明スケジュール一覧画面を示す画面図
【図9】照明スケジュール登録画面を示す画面図
【図10】カレンダ登録画面を示す画面図
【図11】図1の照明システムを構成するスケジューラを示すブロック図
【図12】図11の不揮発性メモリの登録領域を示すデータ図
【図13】スケジューラの制御部における機能実現手段を示す機能ブロック図
【図14】図11の制御部の動作を示すフローチャート
【図15】図1の照明装置を示すブロック図
【図16】図15の不揮発性メモリに登録したデータを示すデータ図
【図17】図15の制御部の機能実現手段を示す機能ブロック図
【図18】照明装置の制御部の動作を示すフローチャート
【図19】(a)時刻0:00から時刻24:00までのシーン番号を示すスケジュール図
(b)シーン番号に対応するパターン番号のうちの特定のパターン番号を示すパターン図
(c)特定のパターンを構成するパターン要素を示すパターン要素図
【図20】従来の照明システムを示すブロック図
【符号の説明】
1 コントローラ(PC)
1a ネットワーク
2 スケジューラ
3、C、C1〜Ci 制御部
L、L1〜Li 照明装置
4、7 送受信部
5、8 不揮発性メモリ(EEPROM)
6 実時間クロック(RTC)
9 RAM
10 パルス幅制御ドライブ部
10a LED(発光素子)
11 メインメニュー画面表示手段
12 登録送信選択手段
13 シーン一覧画面表示手段
14 シーン名称選択手段
15 シーン登録画面表示手段
16 シーン作成手段
17 照明装置送信手段
18 スケジュール一覧画面表示手段
19 スケジュール名称選択手段
20 スケジュール登録画面表示手段
21 スケジュール作成手段
22 スケジューラ送信手段
23 カレンダ登録画面表示手段
24 登録年月日選択手段
25 作成完了判定手段
26 カラーパレット
27 パターン要素
31 時間経過判定手段
32 時刻読出し手段
33 現在時刻同報送信手段
34 点灯指令シーン検索手段
35 点灯指令シーン判定手段
36 点灯指令シーン同報送信手段
41 処理判定手段
42 時刻設定手段
43 第1のRAM書込み手段
43a 第2のRAM書込み手段
44 第1のRAM読出し手段
44a 第2のRAM読出し手段
45 第1の演算処理手段
45a 第3の演算処理手段
46 第2の演算処理手段
46a 第4の演算処理手段
47 第1のパターン要素点灯手段
47a 第2のパターン要素点灯手段
48 パターン要素区切り判定手段
51 カレンダ部
52 スケジュール部
211 シーン終了時刻入力手段
212 シーン名称特定手段
213 終了時刻判定手段

Claims (12)

  1. 24時間を複数のシーンデータで構成したスケジュールデータや年月日と前記スケジュールデータとを対応付けたカレンダデータ、複数のパターン要素データから成るパターンデータを作成して登録するコントローラと、前記スケジュールデータや前記カレンダデータを前記コントローラから受信して登録するスケジューラと、前記パターンデータを前記コントローラから受信して登録する複数の照明装置とを有する照明システムであって、
    前記コントローラは、前記複数の照明装置のそれぞれについての前記パターンデータを集合したシーンデータを作成して登録するシーン登録手段と、前記登録したシーンデータを前記複数の照明装置に送信するシーン送信手段と、前記スケジュールデータを作成して登録するスケジュール登録手段と、前記登録したスケジュールデータを前記スケジューラへ送信するスケジュール送信手段と、前記カレンダデータを作成して登録するカレンダ登録手段と、前記登録したカレンダデータを前記スケジューラへ送信するカレンダ送信手段とを有することを特徴とする照明システム。
  2. 前記コントローラは、メインメニュー画面を表示するメインメニュー画面表示手段と、前記表示したメインメニュー画面における指示に基づいて、前記シーン登録手段、前記シーン送信手段、前記スケジュール登録手段、前記スケジュール送信手段、前記カレンダ登録手段または前記カレンダ送信手段を選択する登録送信選択手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記スケジューラの制御部は、前記スケジュールデータおよび前記カレンダデータを不揮発性メモリに記憶させることを特徴とする請求項1または2に記載の照明システム。
  4. 前記複数の照明装置の制御部は、前記パターンデータを不揮発性メモリに記憶させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の照明システム。
  5. 前記シーン登録手段は、シーン一覧画面を表示するシーン一覧画面表示手段と、前記表示したシーン一覧画面における指示に基づいてシーン名称を選択するシーン名称選択手段と、前記選択したシーン名称に基づいてシーン登録画面を表示するシーン登録画面表示手段と、前記表示したシーン登録画面における指示に基づいてシーンを作成して登録するシーン作成手段とを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の照明システム。
  6. 前記シーン送信手段は、シーン一覧画面を表示するシーン一覧画面表示手段と、前記表示したシーン一覧画面における指示に基づいてシーン名称を選択するシーン名称選択手段と、前記選択したシーン名称に基づくシーンを前記複数の照明装置へ送信する照明装置送信手段とを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の照明システム。
  7. 前記スケジュール登録手段は、スケジュール一覧画面を表示するスケジュール一覧画面表示手段と、前記表示したスケジュール一覧画面における指示に基づいてスケジュール名称を選択するスケジュール名称選択手段と、前記選択したスケジュール名称に基づいてスケジュール登録画面を表示するスケジュール登録画面表示手段と、前記表示したスケジュール登録画面における指示に基づいてスケジュールを作成して登録するスケジュール作成手段とを有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載の照明システム。
  8. 前記スケジュール送信手段は、スケジュール一覧画面を表示するスケジュール一覧画面表示手段と、前記表示したスケジュール一覧画面における指示に基づいてスケジュール名称を選択するスケジュール名称選択手段と、前記選択したスケジュール名称に対応するスケジュールデータを前記スケジューラへ送信するスケジューラ送信手段とを有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載の照明システム。
  9. 前記カレンダ登録手段は、カレンダ登録画面を表示するカレンダ登録画面表示手段と、前記表示したカレンダ登録画面における指示に基づいて年月日を選択する登録年月日選択手段と、前記表示したカレンダ登録画面における指示に基づいてスケジュール名称を選択するスケジュール名称選択手段と、前記表示したカレンダ登録画面における指示に基づいてカレンダ作成完了か否かを判定すると共にカレンダ作成完了の場合には作成完了したカレンダデータを登録する作成完了判定手段とを有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1に記載の照明システム。
  10. 前記カレンダ送信手段は、カレンダ登録画面を表示するカレンダ登録画面表示手段と、前記表示したカレンダ登録画面における指示に基づいて選択したカレンダデータを前記スケジューラへ送信するスケジューラ送信手段とを有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1に記載の照明システム。
  11. 前記スケジューラの制御部は、時刻合せインターバルタイムが経過したか否かを判定する時間経過判定手段と、前記時間経過判定手段において前記時刻合せインターバルタイムが経過したと判定したときには実時間クロックから現在時刻を読み出す時刻読出し手段と、前記読み出した現在時刻をネットワークを介して前記複数の照明装置へ同報送信する現在時刻同報送信手段と、前記時間経過判定手段において前記時刻合せインターバルタイムが経過していないと判定したとき又は前記同報送信した後には現在日時に基づいてカレンダデータが登録されたカレンダ部およびスケジュールデータが登録されたスケジュール部から点灯指令シーンを検索する点灯指令シーン検索手段と、前記検索した点灯指令シーンの番号を前記複数の照明装置へ同報送信する点灯指令シーン同報送信手段とを有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1に記載の照明システム。
  12. 前記照明装置の制御部は、前記読み出した現在時刻の受信か、前記点灯指令シーンの番号の受信か又はN秒毎にパターン要素の点灯を決定して点灯させるためのN秒インターバルかを判定する処理判定手段と、前記処理判定手段において前記読み出した現在時刻の受信と判定したときは受信した前記現在時刻に基づいて時刻設定を行う時刻設定手段と、前記処理判定手段において前記点灯指令シーンの番号の受信と判定したときは前記点灯指令シーンの番号に対応したパターンデータを不揮発性メモリから読み出してRAMに書き込む第1のRAM書込み手段と、前記RAMからパターンデータを読み出す第1のRAM読出し手段と、前記読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りを算出する第1の演算処理手段と、前記算出したパターン要素の区切りに基づいて1パターンの区切りの算出および現在のパターン要素は何番目の要素かの判定を行う第2の演算処理手段と、前記第2の演算処理手段における結果のパターン要素で点灯する第1のパターン要素点灯手段と、前記処理判定手段において前記N秒インターバルと判定したときは前記スケジューラから最終的に受け取ったシーン番号に対応するパターンデータを読み出してRAMに書き込む第2のRAM書込み手段と、前記RAMからパターンデータを読み出す第2のRAM読出し手段と、前記読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りを算出する第3の演算処理手段と、前記読み出したパターンデータに基づいてパターン要素の区切りか否かを判定するパターン要素区切り判定手段と、前記パターン要素区切り判定手段においてパターン要素の区切りと判定したときは前記算出したパターン要素の区切りに基づいて1パターンの区切りの算出および現在のパターン要素は何番目の要素かの判定を行う第4の演算処理手段と、前記第4の演算処理手段における結果のパターン要素で点灯する第2のパターン要素点灯手段とを有することを特徴とする請求項11に記載の照明システム。
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