【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、各種のアプリケーションを動作させるための情報処理装置に関し、特に、そのような情報処理装置の起動に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開2002−190847号公報には、通信端末装置に搭載された情報取得アプリケーションを起動させる方法が開示されている。この方法では、指定日の指定時刻になると自動的に所定のアプリケーションが起動する。こうして、例えば、携帯電話の使用者はインターネットを経由して定期的な情報配信サービスを受けることができる。
【特許文献1】
特開2002−190847号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特開2002−190847号公報に開示されている例は、携帯電話からインターネットを介して定期的な情報配信サービスを受ける場合には都合がよい。しかしながら、この例は、コンピュータのように、使用者が明示的に電源をオンオフに切り替えるような情報処理装置には適用できない。
【0004】
従来、コンピュータを起動させると、自動的に所定のアプリケーションが起動するように設定する技術が知られている。しかしながら、使用者が何時コンピュータを起動しても、起動アプリケーションは常に一定である。
即ち、従来の技術では、使用者が電源スイッチをオンしたとき所望のアプリケーションを起動するように構成されていなかった。
【0005】
本発明の目的は、電源スイッチがオンされたとき、使用者が都合のよいアプリケーションを起動するような技術を提供することにある。
本発明の目的は、電源スイッチがオンされたとき、オフ時間の長さ又は電源スイッチがオンされた時刻によって、所定のアプリケーションが起動する機能を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、情報処理装置は、電源スイッチがオンされたとき該電源スイッチがオンされた時の時間的条件に基づいて所定の起動アプリケーションが起動するように構成されている。
更に、上記時間的条件は電源スイッチがオンされたとき、それまでのオフ時間又はオンされた時刻である。
【0007】
本発明によると、情報処理装置は、電源スイッチがオフされた時刻を保存するためのオフ開始時刻保存処理部と、電源スイッチがオンされたときオフ時間を計算するためのオフ時間計算処理部と、上記電源スイッチがオンされた時刻及びオフ時間と起動アプリケーションを関連付ける起動アプリケーション設定処理部と、電源スイッチがオンされたとき上記起動アプリケーション設定処理部にて設定された条件に従って起動アプリケーションを起動するためのアプリケーション起動処理部と、を有する。
従って、本発明によると、電源をオンにしたとき、所望のアプリケーションが起動される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳述する。図1を参照して本発明による情報処理装置の構成例を説明する。本例の情報処理装置は、データ等を表示するための表示装置1と、本体電源をオン/オフするための電源スイッチ2と、各種命令、入力情報又は出力情報を制御するための制御装置3と、図示していない発振子からのクロック信号により時間を計時し、現在の年月日、時間を出力するためのリアルタイムクロック4と、各種の記憶部を含む記憶装置5と、本例の情報処理装置より分離可能な情報記憶媒体であるプログラムメディア7を読み取るためのプログラム読み込み手段6と、を有する。
【0009】
制御装置3は、電源スイッチ2が操作されたことを検出するための電源スイッチ検出処理部3−1と、電源スイッチ2がオフされた日付及び時刻をグリニッジ標準時刻に変換しそれを記憶装置5のオフ開始時刻データ記憶部5−1に保存するためのオフ開始時刻保存処理部3−2と、電源スイッチ2がオンされた日付及び時刻をグリニッジ標準時刻に変換しそれを記憶装置5のオン開始時刻データ記憶部5−2に保存するためのオン開始時刻保存処理部3−3と、オフ開始時刻とオン開始時刻(オフ終了時刻)に基づいてオフ時間を計算するためのオフ時間計算処理部3−4と、起動アプリケーション、起動パラメータ及び優先度等を設定するための起動アプリケーション設定処理部3−5と、起動アプリケーション設定処理部3−5による設定に基づいて起動アプリケーションを起動するためのアプリケーション起動処理部3−6と、スケジュールアプリケーションの1日のデータを表示するためのスケジュールアプリケーション1日データ表示部3−7と、アドレス帳アプリケーションのデータをリスト表示するためのアドレス帳アプリケーションリスト表示部3−8とを有する。
【0010】
記憶装置5は、電源スイッチがオフされた日付及び時刻のグリニッジ標準時刻を記憶するためのオフ開始時刻データ記憶部5−1と、電源スイッチがオンされた日付及び時刻のグリニッジ標準時刻を記憶するためのオン開始時刻データ記憶部5−2と、前回電源スイッチがオフされた時刻から今回電源スイッチがオンされた時刻までのオフ時間を記憶するためのオフ時間データ記憶部5−3と、電源スイッチがオンされた時刻と起動アプリケーション及び起動パラメータを関連づけるオン時刻テーブルを記憶するためのオン時刻テーブルデータ記憶部5−4と、オフ時間と起動アプリケーション及び起動パラメータを関連づけるオフ時間テーブルを記憶するためのオフ時間テーブルデータ記憶部5−5と、ローカル時刻とグリニッジ標準時刻との時差のテーブルを記憶するための時差テーブル記憶部5−6と、オン時刻テーブルデータとオフ時間テーブルデータのどちらを優先するかを決定するための優先度を記憶するための優先度データ記憶部5−7と、各種のプログラムを保持するためのプログラム記憶部5−8と、この装置にインストールされたアプリケーションソフトを記憶するためのアプリケーションプログラム記憶部5−9と、この装置にインストールされたアプリケーションソフトのデータを記憶するためのアプリケーションデータ記憶部5−10と、作動中のアプリケーション及びその表示状態等のリジューム情報を記憶するためのリジューム情報記憶部5−11と、を有する。
【0011】
本実施例ではアプリケーションプログラム記憶部5−9には、スケジュールのデータを表示、編集するための「スケジュール」アプリケーション、個人情報を表示、編集するための「アドレス帳」アプリケーション、「ゲーム」アプリケーション、楽曲データを再生するための「ミュージックプレーヤ」アプリケーションがインストールされているものとする。
【0012】
本実施例ではアプリケーションデータ記憶部5−10には、スケジュールアプリケーションが使用するためのスケジュールデータ、アドレス帳アプリケーションが使用するためのアドレス帳データ、ゲームアプリケーションが使用するためのゲームデータ、ミュージックプレーヤアプリケーションが使用するための楽曲データを収めたミュージックプレーヤデータが記憶されているものとする。
また、ミュージックプレーヤデータの中には「ハッピーバースデー」という曲の楽曲データが記憶されているものとする。
【0013】
尚、記憶装置5のプログラム記憶部5−8に予めプログラムがインストールされていない場合は、プログラム読み込み手段6によって、プログラムメディア7に記録された本発明を機能させるに必要な各プログラム及びデータを読み込ませ、それらをプログラム記憶部5−8に格納する。
【0014】
プログラムメディア7はCD−ROM、フレキシブルディスク、ICカード等であってよい。プログラムメディア7には、情報処理装置に読み込まれて実行される実行形式プログラム、実行形式プログラムを構成し得るソースプログラム、中間プログラムが記憶される。
【0015】
次に、図1を参照して本発明の情報処理装置の動作、特に、制御装置5の動作の概要を説明する。使用者によって電源スイッチ2がオフされたものとする。電源スイッチ検出処理部3−1は、電源スイッチ2がオフされたことを検出し、オフ開始時刻を保存するためにオフ開始時刻保存処理部3−2に制御を移す。オフ開始時刻保存処理部3−2はリアルタイムクロック4から電源スイッチ2がオフされた日付及び時刻を読み出し、それを、時差テーブル記憶部5−6より読み出した時差データを使ってグリニッジ標準時刻に変換する。こうしてグリニッジ標準時によるオフ開始の日付及び時刻は、記憶装置5の中に予め確保されているオフ開始時刻データ記憶部5−1にオフ開始時刻データとして保存される。
【0016】
使用者によって電源スイッチ2がオンされたものとする。同様に、電源スイッチ検出処理部3−1は、電源スイッチ2がオンされたことを検出し、オン開始時刻を保存するためにオン開始時刻保存処理部3−3に制御を移す。
【0017】
オン開始時刻保存処理部3−3は、電源スイッチ2がオンされた日付及び時刻を読み出し、それを、時差テーブル記憶部5−6より読み出した時差データを使ってグリニッジ標準時刻に変換する。こうしてグリニッジ標準時によるオン開始の日付及び時刻は、記憶装置5の中に予め確保されているオン開始時刻データ記憶部5−2にオン開始時刻データ(オフ終了時刻データ)として保存される。オン開始時刻保存処理部3−3は、オフ時間を計算するためにオフ時間計算処理部3−4に制御を移す。
【0018】
オフ時間計算処理部3−4は、オフ開始時刻データ記憶部5−1よりオフ開始の日付及び時刻を読み出し、それを先ほど時差テーブル記憶部5−6から読み出した時差データを使って、ローカル時刻に変換する。ローカル時刻に変換されたオフ開始の日付及び時刻と先ほど読み出したオン開始時刻(オフ終了時刻)よりオフ時間を計算し、それをオフ時間データ記憶部5−3に保存し、アプリケーション起動処理部3−6に制御を移す。
【0019】
アプリケーション起動処理部3−6は、起動アプリケーション設定処理部3−5によって予め保存されたオン時刻テーブルデータ記憶部5−4、オフ時間テーブルデータ記憶部5−5を読み出し、またオン開始時刻データ記憶部5−2、オフ時間データ記憶部5−3、優先度データ記憶部5−7を読み出して起動アプリケーション及び起動パラメータを決定し、ただちにアプリケーションを起動する。
【0020】
起動アプリケーション設定処理部3−5は、電源スイッチ2がオンされた時刻と起動アプリケーション及び起動パラメータの関係をオン時刻テーブルデータ記憶部5−4に、オフ時間と起動アプリケーション及び起動パラメータの関係をオフ時間テーブルデータ記憶部5−5に、オン時刻テーブルデータとオフ時間テーブルデータのどちらを優先するかを優先度データ記憶部5−7にそれぞれ保存する。
【0021】
スケジュールアプリケーション1日データ表示部3−7は、アプリケーションプログラム記憶部5−9に予めインストールされたスケジュールアプリケーションの一部の機能であり、ある日付のスケジュールのデータをアプリケーションデータ記憶部5−10の中のスケジュールデータから読み出して表示する。
【0022】
アドレス帳アプリケーションリスト表示部3−8は、アプリケーションプログラム記憶部5−9に予めインストールされたスケジュールアプリケーションの一部の機能であり、アプリケーションデータ記憶部5−10の中のアドレス帳データに記憶されているデータをリスト形式で表示する。
【0023】
図2は起動アプリケーション設定処理部3−5によって起動アプリケーション設定処理が実行されたときのオン時刻テーブルデータ記憶部5−4に記憶されているオン時刻テーブルデータを示す。オン時刻テーブルデータは電源スイッチがオンされた時の時間を指定する「オン時刻」と起動するアプリケーションを指定する「起動アプリケーション」と起動パラメータを指定する「起動パラメータ」の3つのフィールドからなる。
【0024】
「オン時刻」は電源スイッチがオンされた時の時間を指定するもので、ここで指定された時間帯内で電源スイッチがオンされた場合は「起動アプリケーション」に指定されているアプリケーションを「起動パラメータ」で指定されている起動パラメータで起動する。
【0025】
「オン時刻」の指定は指定日付の指定時間内という指定の方法でもよいし、指定する日付及び時刻の一部をワイルドカードとして毎日の指定時間内という指定の方法や、毎週の指定曜日の指定時間内、毎月の指定日の指定時間内、毎年の指定日の指定時間内、などの指定の方法でもよい。
【0026】
「起動アプリケーション」の指定はその装置内にインストールされているアプリケーションを直接指定してもよいし、「電源スイッチがオフされた時に起動していたアプリケーション」というように、ある状態からアプリケーションを特定できるような場合はその状態を指定してもよい。この場合、状態からアプリケーションを特定するための情報は前回の電源スイッチがオフされた時などに予め保存しておく。
【0027】
本実施例では「電源スイッチがオフされた時に起動していたアプリケーション」という指定を使用するので、電源スイッチがオフされた時にリジューム情報を保存している。
「起動パラメータ」の指定は各アプリケーションの起動後の動作を指定する場合に使用し、例えば図2の1つ目のデータの例では「1日表示画面」と指定することにより、アプリケーションが起動した時に「1日表示画面」を初めに表示するように指定することができる。
「起動パラメータ」は各アプリケーションによってさまざまであり、使用するデータの指定、表示画面の指定などが考えられる。「起動パラメータ」は指定しなくてもよく、その場合は起動後の動作は各アプリケーションに任される。
【0028】
図2ではオン時刻テーブルデータ記憶部5−4の中には3つの起動アプリケーションに関するデータが入っており、それぞれ「毎日の8:00から11:00の間の時間に電源スイッチがオンされた場合はスケジュールアプリケーションを起動し、1日表示画面を最初に表示する」「毎日の12:00から13:00の間に電源スイッチがオンされた場合は、ゲームアプリケーションを起動し、起動後はそのアプリケーションに任せる」「毎年7月8日の0:00〜24:00の間に電源スイッチがオンされた場合は、ミュージックプレーヤアプリケーションを起動しハッピーバースデーの曲を鳴らす」という指定になっている。
【0029】
図3は起動アプリケーション設定処理部3−5によって起動アプリケーション設定処理が実行されたときのオフ時間テーブルデータ記憶部5−5に記憶されているオフ時間テーブルデータを示す。オフ時間テーブルデータは電源スイッチがオフされていた時間の長さを指定する「オフ時間」と起動するアプリケーションを指定する「起動アプリケーション」と起動パラメータを指定する「起動パラメータ」の3つのフィールドからなる。
【0030】
「オフ時間」は電源スイッチが前回オフされてから、オンされるまでの時間の長さを指定するもので、ここで指定された時間内で電源スイッチがオンされた場合は「起動アプリケーション」に指定されているアプリケーションを「起動パラメータ」で指定されている起動パラメータで起動する。
【0031】
「オフ時間」の指定は時間の長さを指定してもよいし、ある時間の長さ以上やある時間の長さ以下という指定の方法でもよい。「起動アプリケーション」及び「起動パラメータ」についてはオン時刻テーブルデータ記憶部5−4の説明と同じなので省略する。
【0032】
図3ではオフ時間テーブルデータ記憶部5−5の中には2つの起動アプリケーションに関するデータが入っており、それぞれ「オフ時間が0分から10分の間の場合は前回電源がオフされた時に起動していたアプリケーションを起動し、起動後はそのアプリケーションに任せる」「オフ時間が10分から1時間の間の場合はアドレス帳アプリケーションを起動し、リスト表示画面を最初に表示する」という指定になっている。
【0033】
図4は起動アプリケーション設定処理部3−5によって起動アプリケーション設定処理が実行されたときの優先度データ記憶部5−7に記憶されている優先度データを示す。優先度データは、最初に起動するアプリケーションを決定する際にオン時刻テーブルデータとオフ時間テーブルデータの両方に該当するものが存在する場合に、どちらのアプリケーションを優先して起動するかを記憶している。
【0034】
優先度データの記憶方法は、オン時刻テーブルデータやオフ時間テーブルデータに記憶されている1つ1つのデータについてどちらを優先するかの指定でもよいし、一律オン時刻テーブルデータとオフ時間テーブルデータのどちらを優先するかの指定でもよい。
また、1つ1つのデータについて段階的な優先度を記憶し、その段階でより優先度が高い方のデータに指定されているアプリケーションを起動する方法でもよい。
【0035】
図4では一律オン時刻テーブルデータとオフ時間テーブルデータのどちらかを優先するかを指定する方法での例であり、優先度データ記憶部5−7の中にはオン時刻テーブルデータのアプリケーションを優先するように指定されている。
【0036】
図5は2002年9月20日10:00に電源スイッチがオフされた後、2002年9月21日10:10に電源スイッチがオンされた場合の記憶装置5内のオフ開始時刻データ記憶部5−1、オン開始時刻データ記憶部5−2、オフ時間データ記憶部5−3、時差テーブル記憶部5−6の状態を示す。
【0037】
前回2002年9月20日の10:00に電源スイッチがオフされたので、時差テーブル記憶部5−6から読み出した時差データにより、日本での時差は9時間であるので、これをグリニッジ標準時刻に直すと、オフ開始時刻データ記憶部5−1には電源スイッチがオフされた時刻として「2002年9月20日1:00」が予め記憶されている。
【0038】
この状態で2002年9月21日の10:10に電源スイッチがオンされると、時差テーブル記憶部5−6から読み出した時差データにより、日本での時差は9時間であるので、これをグリニッジ標準時刻に直すと、オン開始時刻データ記憶部5−2には「2002年9月21日1:10」が記憶される。
【0039】
予めオフ開始時刻データ記憶部5−1に記憶されていたデータとオン開始時刻データ記憶部5−2に記憶されたデータから電源スイッチがオフされていた時間を計算し、オフ時間データ記憶部5−3にオフ時間データとして「24:10」が記憶される。
【0040】
予め図2、図3及び図4のような起動アプリケーション設定が行われていた場合、まず優先度データ記憶部5−7に記憶されているデータを読み出し、図4の例ではオン時刻テーブルデータのアプリケーションを優先するように指定されているので、オン開始時刻データ記憶部5−2、オン時刻テーブルデータ記憶部5−4から、該当するものは1つ目のデータのみであり、そのデータに指定してあるのはスケジュールアプリケーションを起動パラメータとして1日表示画面で起動することであるので、アプリケーション起動処理部がスケジュールアプリケーションを起動した後、スケジュールアプリケーション1日データ表示部3−7がアプリケーションデータ記憶部5−10より該当するデータを読み出して表示する。
【0041】
図6は2002年9月21日11:30に電源スイッチがオフされた後、2002年9月21日11:35に電源スイッチがオンされた場合の記憶装置5内のオフ開始時刻データ記憶部5−1、オン開始時刻データ記憶部5−2、オフ時間データ記憶部5−3、時差テーブル記憶部5−6の状態を示す。
【0042】
前回2002年9月21日の11:30に電源スイッチがオフされたので、時差テーブル記憶部5−6から読み出した時差データにより、日本での時差は9時間であるので、これをグリニッジ標準時刻に直すと、オフ開始時刻データ記憶部5−1には電源スイッチがオフされた時刻として「2002年9月21日2:30」が予め記憶されている。
【0043】
この状態で2002年9月21日の11:35に電源スイッチがオンされると、その時刻を時差テーブル記憶部5−6から読み出した時差データにより、日本での時差は9時間であるので、これをグリニッジ標準時刻に直すと、オン開始時刻データ記憶部5−2には「2002年9月21日2:35」が記憶される。
【0044】
予めオフ開始時刻データ記憶部5−1に記憶されていたデータとオン開始時刻データ記憶部5−2に記憶されたデータから電源スイッチがオフされていた時間を計算し、オフ時間データ記憶部5−3にオフ時間データとして「00:05」が記憶される。
【0045】
予め図2、図3及び、図4のような起動アプリケーション設定が行われていた合、まず優先度データ記憶部5−7に記憶されているデータを読み出し、図4の例ではオン時刻テーブルデータのアプリケーションを優先するように指定されているので、オン開始時刻データ記憶部5−2、オン時刻テーブルデータ記憶部5−4から、該当するものがないことが分かる。
【0046】
続いてオフ時間データ記憶部5−3、オフ時間テーブルデータ記憶部5−5から、該当するものは1つ目のデータのみであり、そのデータに指定してあるのは前回電源スイッチをオフしたときに起動していたアプリケーションを起動パラメータなしとして起動することであるので、アプリケーション起動処理部3−6がリジューム情報記憶部5−11からリジューム情報を読み出してその内容に従ってアプリケーションを起動する。
【0047】
図7は2002年9月22日9:00に電源スイッチがオフされた後、2002年9月22日9:05に電源スイッチがオンされた場合の記憶装置5内のオフ開始時刻データ記憶部5−1、オン開始時刻データ記憶部5−2、オフ時間データ記憶部5−3、時差テーブル記憶部5−6の状態を示す。
【0048】
前回2002年9月22日の9:00に電源スイッチがオフされたので、時差テーブル記憶部5−6から読み出した時差データにより、日本での時差は9時間であるので、これをグリニッジ標準時刻に直すと、オフ開始時刻データ記憶部5−1には電源スイッチがオフされた時刻として「2002年9月22日0:00」が予め記憶されている。
【0049】
この状態で2002年9月22日の9:05に電源スイッチがオンされると、その時刻を時差テーブル記憶部5−6から読み出した時差データにより、日本での時差は9時間であるので、これをグリニッジ標準時刻に直すと、オン開始時刻データ記憶部5−2には「2002年9月22日0:05」が記憶される。
【0050】
予めオフ開始時刻データ記憶部5−1に記憶されていたデータとオン開始時刻データ記憶部5−2に記憶されたデータから電源スイッチがオフされていた時間を計算し、オフ時間データ記憶部5−3にオフ時間データとして「00:05」が記憶される。
【0051】
予め図2、図3及び図4のような起動アプリケーション設定が行われていた場合、まず優先度データ記憶部5−7に記憶されているデータを読み出し、図4の例ではオン時刻テーブルデータのアプリケーションを優先するように指定されているので、オン開始時刻データ記憶部5−2、オン時刻テーブルデータ記憶部5−4から、該当するものは1つ目のデータのみであり、そのデータに指定してあるのはスケジュールアプリケーションを起動パラメータとして1日表示画面で起動することであるので、アプリケーション起動処理部がスケジュールアプリケーションを起動した後、スケジュールアプリケーション1日データ表示部3−7がアプリケーションデータ記憶部5−10より該当するデータを読み出して表示する。
【0052】
この場合オフ時間データ記憶部5−3、オフ時間テーブルデータ記憶部5−5から、オフ時間テーブルデータ記憶部5−5にある1つ目のデータも該当するが、優先度データとしてオン時刻テーブルデータのアプリケーションを優先するように指定されているので、オフ時間テーブルデータにある該当データは使用しない。
【0053】
図8は、本発明を実装した情報処理装置における電源スイッチがオフされた時の処理を示すフローチャートである。まずステップ2−1でリアルタイムクロック4により電源スイッチがオフされた日付及び時刻を読み出す。ステップ2−2ではステップ2−1で読み出したオフ開始の日付及び時刻をグリニッジ標準時刻に変換する。この時刻変換には、時差テーブル記憶部5−6に記憶されているローカル時刻とグリニッジ標準時との時差テーブルデータを用いる。
【0054】
ステップ2−3ではステップ2−2で変換したオフ開始の日付及び時刻をオフ開始時刻データ記憶部5−1のファイルなどに保存する。ステップ2−4では次回電源スイッチがオンされた時に現在の状態を復元するためのリジューム情報を保存する。リジューム情報は起動しているアプリケーション、起動しているアプリケーションの表示状態などが該当する。
【0055】
図9及び図10は、本発明を実装した情報処理装置における電源スイッチがオンされた時の処理を示すフローチャートである。なお、本実施例では優先度はどちらのテーブルデータを優先するかを指定するものとする。
【0056】
まずステップ3−1でリアルタイムクロック4により電源スイッチがオンされた日付及び時刻を読み出す。ステップ3−2ではステップ3−1で読み出したオン開始の日付及び時刻をグリニッジ標準時刻に変換する。この時刻変換には、時差テーブル記憶部5−6に記憶されているローカル時刻とグリニッジ標準時との時差テーブルデータを用いる。
【0057】
ステップ3−3ではステップ3−2で変換したオン開始の日付及び時刻をオン開始時刻データ記憶部5−2のファイルなどに保存する。これはオン開始時刻保存処理部3−3が行う。ステップ3−4ではオフ開始時刻データ記憶部5−1に予め保存されていた電源スイッチがオフされた日付及び時刻を読み出す。
【0058】
ステップ3−5では、ステップ3−2で得た電源スイッチがオンされた日付及び時刻とステップ3−4で読み出した電源スイッチがオフされた日付及び時刻から電源スイッチがオフされていた時間を計算する。これはオフ時間計算処理部3−4が行う。
【0059】
ステップ3−6ではステップ3−5で計算したオフ時間をオフ時間データ記憶部5−3のファイルなどに保存する。ステップ3−7ではステップ3−4で読み出した電源スイッチがオフされた日付及び時刻を、ローカル時刻に変換する。この時刻変換には、時差テーブル記憶部5−6に記憶されているローカル時刻とグリニッジ標準時との時差テーブルデータを用いる。
【0060】
ステップ3−8ではオン時刻テーブルデータ記憶部5−4に予め保存されていた電源スイッチがオンされた時刻と起動アプリケーション及び起動パラメータを関連づけるオン時刻テーブルデータを読み出す。
【0061】
ステップ3−9ではオフ時間テーブルデータ記憶部5−5に予め保存されていたオフ時間と起動アプリケーション及び起動パラメータを関連づけるオフ時間テーブルデータを読み出す。ステップ3−10では優先度データ記憶部5−7に予め保存されていたオン時刻テーブルデータとオフ時間テーブルデータのどちらを優先するかを決定するための優先度データを読み出す。
【0062】
ステップ3−11ではステップ3−10で読み出した優先度データからオン時刻テーブルデータを優先するのか、オフ時間テーブルデータを優先するのかを判断し、オン時刻テーブルデータを優先する場合はステップ3−12−1へ進み、オフ時間テーブルデータを優先する場合はステップ3−12−2へ進む。
【0063】
ステップ3−12−1ではステップ3−8で読み出したオン時刻テーブルデータとステップ3−1で読み出したオン開始の日付及び時刻から該当するデータがあるかどうかを検索する。ステップ3−13−1ではステップ3−12−1で検索した結果、該当するデータがあった場合はステップ3−16に進み、該当するデータがなかった場合はステップ3−14−1へ進む。
【0064】
ステップ3−14−1ではステップ3−9で読み出したオフ時間テーブルデータとステップ3−6で得たオフ時間から該当するデータがあるかどうかを検索する。ステップ3−15−1ではステップ3−14−1で検索した結果、該当するデータがあった場合はステップ3−16へ進み、該当するデータがなかった場合は処理を終了する。
【0065】
ステップ3−12−2ではステップ3−9で読み出したオフ時間テーブルデータとステップ3−6で得たオフ時間テーブルデータから該当するデータがあるかどうかを検索する。ステップ3−13−2ではステップ3−12−2で検索した結果、該当するデータがあった場合はステップ−3−16へ進み、該当するデータがなかった場合はステップ3−14−2へ進む。
【0066】
ステップ3−14−2ではステップ3−8で読み出したオン時刻テーブルデータとステップ3−1で読み出したオン開始の日付及び時刻から該当するデータがあるかどうかを検索する。ステップ3−15−2ではステップ3−14−2で検索した結果、該当するデータがあった場合はステップ3−16へ進み、該当するデータがなかった場合は処理を終了する。
【0067】
ステップ3−16ではオン時刻テーブルデータまたはオフ時間テーブルデータからリジューム情報の読み出しが必要かどうかを判断し、必要であればステップ3−17へ進み、必要でなければステップ3−18へ進む。ステップ3−17では前回電源スイッチがオフされた時に予め保存されているリジューム情報を読み出す。
【0068】
ステップ3−18では、オン時刻テーブルデータまたはオフ時間テーブルデータから起動すべきアプリケーション、起動パラメータを読み出し、また必要であればステップ3−17で読み出したリジューム情報を用いて該当するアプリケーションを起動する。
【0069】
図11は、本発明の情報処理装置の起動アプリケーション設定処理部5−4における起動アプリケーション設定処理を示すフローチャートである。まずステップ4−1では、オン時刻テーブルデータ記憶部5−5に予め保存されていた電源スイッチがオンされた時刻と起動アプリケーション及び起動パラメータを関連づけるオン時刻テーブルデータを読み出す。
【0070】
ステップ4−2ではオフ時間テーブルデータ記憶部5−5に予め保存されていたオフ時間と起動アプリケーション及び起動パラメータを関連づけるオフ時間テーブルデータを読み出す。ステップ4−3では優先度データ記憶部5−7に予め保存されていたオン時刻テーブルデータとオフ時間テーブルデータのどちらを優先するかを決定するための優先度データを読み出す。ステップ4−4では使用者からの入力によりステップ4−1、ステップ4−2、ステップ4−3で読み出したそれぞれのデータを編集する。
【0071】
ステップ4−5ではステップ4−1で読み出しステップ4−4で編集したオン時刻テーブルデータをオン時刻テーブルデータ記憶部5−4に保存する。ステップ4−6ではステップ4−1で読み出しステップ4−4で編集したオフ時間テーブルデータをオフ時間テーブルデータ記憶部5−5に保存する。
【0072】
ステップ4−7ではステップ4−1で読み出しステップ4−4で編集した優先度データを優先度データ記憶部5−7に保存する。
【0073】
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明に上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更が可能であることは当業者に理解されよう。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば、使用者が電源スイッチをオンしたとき所望のアプリケーションが起動される効果がある。
本発明によれば、前回電源スイッチがオフされた時点から今回電源スイッチがオンされた時点までのオフ時間の長さによって、予め指定されたアプリケーションを予め指定された起動パラメータで電源スイッチのオン時に初めに起動することができる効果がある。
【0075】
本発明によれば、電源スイッチがオンされた時刻によって、予め指定されたアプリケーションを予め指定された起動パラメータで電源スイッチのオン時に初めに起動することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実装した情報処理装置の構成図である。
【図2】本実施例における起動アプリケーション設定処理を行ったときのオン時刻テーブルデータ記憶部に記憶されているオン時刻テーブルデータを示す図である。
【図3】本実施例における起動アプリケーション設定処理を行ったときのオフ時間テーブルデータ記憶部に記憶されているオフ時間テーブルデータを示す図である。
【図4】本実施例における起動アプリケーション設定処理を行ったときの優先度データ記憶部に記憶されている優先度データを示す図である。
【図5】本実施例における2002年9月20日10:00に電源スイッチがオフされた後、2002年9月21日10:10に電源スイッチがオンされた場合の記憶装置内のデータの状態を示す図である。
【図6】本実施例における2002年9月21日11:30に電源スイッチがオフされた後、2002年9月21日11:35に電源スイッチがオンされた場合の記憶装置内のデータの状態を示す図である。
【図7】本実施例における2002年9月22日9:00に電源スイッチがオフされた後、2002年9月22日9:05に電源スイッチがオンされた場合の記憶装置内のデータの状態を示す図である。
【図8】本実施例における電源スイッチがオフされた時の処理を示す流れ図である。
【図9】本実施例における電源スイッチがオンされた時の処理を示す流れ図である。
【図10】本実施例における電源スイッチがオンされた時の処理を示す流れ図である。
【図11】本実施例における起動アプリケーション設定処理を示す流れ図である。
【符号の説明】
1…表示装置、2…電源スイッチ、3…制御装置、4…リアルタイムクロック、5…記憶装置、6…プログラム読み込み手段、7…プログラムメディア[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an information processing apparatus for operating various applications, and more particularly, to starting such an information processing apparatus.
[0002]
[Prior art]
Japanese Patent Laying-Open No. 2002-190847 discloses a method of activating an information acquisition application mounted on a communication terminal device. In this method, a predetermined application is automatically started at a specified time on a specified day. Thus, for example, a user of a mobile phone can receive a regular information distribution service via the Internet.
[Patent Document 1]
JP-A-2002-190847
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The example disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-190847 is convenient when receiving a regular information distribution service from a mobile phone via the Internet. However, this example cannot be applied to an information processing apparatus such as a computer in which a user explicitly switches the power on and off.
[0004]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a technique of setting a predetermined application to automatically start when a computer is started. However, no matter when the user starts up the computer, the starting application is always constant.
That is, in the related art, it is not configured to start a desired application when a user turns on a power switch.
[0005]
An object of the present invention is to provide a technique in which a user starts a convenient application when a power switch is turned on.
An object of the present invention is to provide a function of starting a predetermined application depending on the length of the off time or the time when the power switch is turned on when the power switch is turned on.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, when the power switch is turned on, the information processing apparatus is configured to start a predetermined start application based on a temporal condition when the power switch is turned on.
Further, the temporal condition is a time when the power switch is turned on, a time when the power switch is turned off, or a time when the power switch is turned on.
[0007]
According to the present invention, the information processing apparatus includes an off-start time storage processing unit for storing a time when the power switch is turned off, and an off-time calculation processing unit for calculating an off time when the power switch is turned on. A start application setting processing unit for associating the start time application with the time and off time when the power switch is turned on, and a start application according to the conditions set by the start application setting processing unit when the power switch is turned on. Application activation processing unit.
Therefore, according to the present invention, when the power is turned on, a desired application is started.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. A configuration example of the information processing apparatus according to the present invention will be described with reference to FIG. The information processing apparatus of the present embodiment includes a display device 1 for displaying data and the like, a power switch 2 for turning on / off a power supply of a main body, and a control device 3 for controlling various commands, input information or output information. And a real-time clock 4 for measuring the time by a clock signal from an oscillator (not shown) and outputting the current date and time, a storage device 5 including various storage units, and information of this example. Program reading means 6 for reading a program medium 7 which is an information storage medium separable from the processing device.
[0009]
The control device 3 converts the date and time when the power switch 2 is turned off into a Greenwich Mean Time, and converts the date and time when the power switch 2 is turned off into the Greenwich Mean Time. And an OFF start time storage processing unit 3-2 for storing the data in the OFF start time data storage unit 5-1; and a date and time when the power switch 2 is turned on are converted into the Greenwich Mean Time, and the converted date and time are turned on. ON start time storage processing section 3-3 for storing in start time data storage section 5-2, and OFF time calculation processing for calculating OFF time based on OFF start time and ON start time (OFF end time) A start application setting processing section 3-5 for setting a start application, a start parameter, a priority, and the like; and a start application setting processing section 3-5. Application start-up processing unit 3-6 for activating a start-up application based on a setting, schedule application daily data display unit 3-7 for displaying one-day data of the schedule application, and data of the address book application. And an address book application list display section 3-8 for displaying a list.
[0010]
The storage device 5 stores an off-start time data storage unit 5-1 for storing the Greenwich Mean Time of the date and time when the power switch is turned off, and stores the Greenwich Mean Time of the date and time when the power switch is turned on. An on-time data storage unit 5-2 for storing the off-time from the time when the power switch was last turned off to the time when the power switch was turned on this time; To store an on-time table data storage unit 5-4 for storing an on-time table that associates a switch-on time with a startup application and a startup parameter, and to store an off-time table that associates an off-time with a startup application and a startup parameter. Off-time table data storage 5-5, local time and Greenwich Mean Time Time difference table storage unit 5-6 for storing a table of the time difference, and a priority data storage unit for storing a priority for determining which one of the ON time table data and the OFF time table data has priority. 5-7, a program storage unit 5-8 for holding various programs, an application program storage unit 5-9 for storing application software installed in the device, and an application installed in the device. An application data storage unit 5-10 for storing software data, and a resume information storage unit 5-11 for storing resume information such as a running application and its display state.
[0011]
In this embodiment, the application program storage unit 5-9 includes a “schedule” application for displaying and editing schedule data, an “address book” application for displaying and editing personal information, a “game” application, and music. It is assumed that a “music player” application for reproducing data is installed.
[0012]
In the present embodiment, the application data storage unit 5-10 stores schedule data used by the schedule application, address book data used by the address book application, game data used by the game application, and a music player application. It is assumed that music player data containing music data to be used is stored.
It is also assumed that music data of a song called "Happy Birthday" is stored in the music player data.
[0013]
If the program is not pre-installed in the program storage unit 5-8 of the storage device 5, the program reading means 6 reads each program and data necessary for operating the present invention recorded on the program medium 7. And store them in the program storage unit 5-8.
[0014]
The program medium 7 may be a CD-ROM, a flexible disk, an IC card, or the like. The program medium 7 stores an executable program that is read and executed by the information processing apparatus, a source program that can form the executable program, and an intermediate program.
[0015]
Next, the operation of the information processing apparatus of the present invention, in particular, the outline of the operation of the control device 5 will be described with reference to FIG. It is assumed that the power switch 2 is turned off by the user. The power switch detection processing unit 3-1 detects that the power switch 2 has been turned off, and transfers control to the off start time storage processing unit 3-2 to store the off start time. The off start time storage processing unit 3-2 reads the date and time when the power switch 2 is turned off from the real time clock 4 and converts it into Greenwich mean time using the time difference data read from the time difference table storage unit 5-6. I do. In this way, the date and time of the off start according to Greenwich Mean Time are stored as off start time data in the off start time data storage unit 5-1 previously secured in the storage device 5.
[0016]
It is assumed that the power switch 2 is turned on by the user. Similarly, the power switch detection processing unit 3-1 detects that the power switch 2 has been turned on, and transfers control to the ON start time storage processing unit 3-3 to store the ON start time.
[0017]
The on-start time saving processing unit 3-3 reads the date and time when the power switch 2 was turned on, and converts the date and time into Greenwich Mean Time using the time difference data read from the time difference table storage unit 5-6. In this way, the date and time of the on-start according to the Greenwich Mean Time are stored as on-start time data (off-end time data) in the on-start time data storage unit 5-2 secured in advance in the storage device 5. The ON start time storage processing unit 3-3 transfers control to the OFF time calculation processing unit 3-4 to calculate the OFF time.
[0018]
The off-time calculation processing unit 3-4 reads the off-start date and time from the off-start time data storage unit 5-1 and uses the time difference data read earlier from the time difference table storage unit 5-6 to read the local time. Convert to The off-time is calculated from the off-start date and time converted to the local time and the on-start time (off-end time) read out earlier, and the off-time is stored in the off-time data storage unit 5-3. Transfer control to -6.
[0019]
The application activation processing unit 3-6 reads the on-time table data storage unit 5-4 and the off-time table data storage unit 5-5 stored in advance by the activation application setting processing unit 3-5, and stores the on-start time data. The unit 5-2, the off-time data storage unit 5-3, and the priority data storage unit 5-7 are read to determine a start application and a start parameter, and immediately start the application.
[0020]
The startup application setting processing unit 3-5 stores the relationship between the time when the power switch 2 is turned on and the startup application and the startup parameter in the on-time table data storage unit 5-4, and turns off the relationship between the off time and the startup application and the startup parameter. The priority data storage unit 5-7 stores which of the on-time table data and the off-time table data has priority in the time table data storage unit 5-5.
[0021]
The schedule application daily data display unit 3-7 is a part of the function of the schedule application pre-installed in the application program storage unit 5-9, and stores schedule data on a certain date in the application data storage unit 5-10. Is read from the schedule data and displayed.
[0022]
The address book application list display unit 3-8 is a part of the function of the schedule application pre-installed in the application program storage unit 5-9, and is stored in the address book data in the application data storage unit 5-10. Data in a list format.
[0023]
FIG. 2 shows the on-time table data stored in the on-time table data storage unit 5-4 when the activation application setting processing is executed by the activation application setting processing unit 3-5. The on-time table data includes three fields: an "on time" for specifying a time when the power switch is turned on; a "start application" for specifying an application to be started; and a "start parameter" for specifying a start parameter.
[0024]
"On time" specifies the time when the power switch is turned on. If the power switch is turned on within the time period specified here, the application specified in "Start application" is started. Start with the start parameters specified in "Parameter".
[0025]
The "on time" can be specified within the specified time of the specified date, a specified date and time can be specified as a wildcard within the specified time every day, or the specified day of the week can be specified It is also possible to use a designated method such as within a specified time, within a specified time of a specified day of every month, or within a specified time of a specified day every year.
[0026]
The "start application" can be directly specified by the application installed in the device, or the application can be specified from a certain state such as "the application started when the power switch is turned off". In such a case, the state may be specified. In this case, information for specifying the application from the state is stored in advance when the power switch is turned off last time or the like.
[0027]
In this embodiment, since the designation "application started when the power switch is turned off" is used, the resume information is stored when the power switch is turned off.
The “start parameter” is used to specify the operation after the start of each application. For example, in the example of the first data in FIG. 2, the application is started by specifying “one day display screen”. Sometimes, it is possible to specify that the "daily display screen" is displayed first.
The “activation parameter” varies depending on each application, and it is conceivable to specify data to be used, a display screen, and the like. It is not necessary to specify the “startup parameter”, in which case the operation after startup is left to each application.
[0028]
In FIG. 2, the on-time table data storage unit 5-4 stores data relating to the three startup applications, each of which is described as “when the power switch is turned on between 8:00 and 11:00 every day. Starts the schedule application and displays the one-day display screen first. "If the power switch is turned on between 12:00 and 13:00 every day, the game application is started. "If the power switch is turned on between 0:00 and 24:00 on July 8, every year, the music player application is activated and the happy birthday tune is played."
[0029]
FIG. 3 shows the off-time table data stored in the off-time table data storage unit 5-5 when the start-up application setting processing is executed by the start-up application setting processing unit 3-5. The off-time table data includes three fields: an "off time" for specifying the length of time the power switch has been turned off, a "start application" for specifying an application to be started, and a "start parameter" for specifying a start parameter. .
[0030]
"Off time" specifies the length of time from when the power switch was last turned off to when it was turned on.If the power switch was turned on within the time specified here, it will be displayed in "Startup application". Starts the specified application with the start parameters specified in "start parameters".
[0031]
The “off time” may be specified by specifying the length of time, or may be specified by a method that is longer than a certain time or shorter than a certain time. The “start application” and “start parameter” are the same as in the description of the on-time table data storage unit 5-4, and will not be described.
[0032]
In FIG. 3, the off-time table data storage unit 5-5 stores data relating to the two start-up applications. When the off-time is between 0 and 10 minutes, the start-up is performed when the power is turned off last time. Start the application that has been started and leave it to the application after startup "and" If the off time is between 10 minutes and 1 hour, start the address book application and display the list display screen first ". .
[0033]
FIG. 4 shows the priority data stored in the priority data storage unit 5-7 when the start application setting processing is executed by the start application setting unit 3-5. The priority data stores which of the applications is to be activated with priority when there is an application corresponding to both the on-time table data and the off-time table data when determining an application to be activated first. I have.
[0034]
The priority data may be stored by designating which one of the data stored in the on-time table data or the off-time table data is to be prioritized. Which one has priority may be specified.
Alternatively, a method may be used in which a stepwise priority is stored for each piece of data, and an application designated by the data having a higher priority at that stage is started.
[0035]
FIG. 4 shows an example of a method of designating which of the on-time table data and the off-time table data is given priority. The priority data storage unit 5-7 gives priority to the application of the on-time table data. It is specified to be.
[0036]
FIG. 5 shows an off start time data storage unit in the storage device 5 when the power switch is turned on at 10:10 on September 21, 2002 after the power switch is turned off at 10:00 on September 20, 2002. 5-1, states of an ON start time data storage unit 5-2, an OFF time data storage unit 5-3, and a time difference table storage unit 5-6.
[0037]
Since the power switch was turned off at 10:00 on September 20, 2002, the time difference in Japan is 9 hours based on the time difference data read from the time difference table storage unit 5-6. When the power switch is turned off, “1:00 on September 20, 2002” is stored in advance in the off-start time data storage unit 5-1.
[0038]
In this state, when the power switch is turned on at 10:10 on September 21, 2002, the time difference in Japan is 9 hours based on the time difference data read from the time difference table storage unit 5-6. When the time is converted to the standard time, “September 21, 2002, 1:10” is stored in the on-start time data storage unit 5-2.
[0039]
The time during which the power switch was turned off is calculated from the data stored in the off-start time data storage unit 5-1 and the data stored in the on-start time data storage unit 5-2 in advance, and the off-time data storage unit 5 is calculated. -3 stores “24:10” as off-time data.
[0040]
If the startup application setting as shown in FIGS. 2, 3 and 4 has been made in advance, the data stored in the priority data storage unit 5-7 is first read, and in the example of FIG. Since the application is specified to be prioritized, only the first data from the on-start time data storage unit 5-2 and the on-time table data storage unit 5-4 corresponds to the first data. Since the schedule application is activated on the one-day display screen as the activation parameter, the application activation processing unit activates the schedule application, and then the schedule application daily data display unit 3-7 activates the application data storage unit. The corresponding data is read out from 5-10 and displayed.
[0041]
FIG. 6 shows an off start time data storage unit in the storage device 5 when the power switch is turned on at 11:30 on September 21, 2002 after the power switch is turned off at 11:30 on September 21, 2002. 5-1, states of an ON start time data storage unit 5-2, an OFF time data storage unit 5-3, and a time difference table storage unit 5-6.
[0042]
Since the power switch was turned off at 11:30 on September 21, 2002, the time difference in Japan is 9 hours based on the time difference data read from the time difference table storage unit 5-6. In other words, “2:30 on September 21, 2002” is stored in advance in the off start time data storage unit 5-1 as the time at which the power switch was turned off.
[0043]
When the power switch is turned on at 11:35 on September 21, 2002 in this state, the time difference in Japan is 9 hours based on the time difference data read from the time difference table storage unit 5-6. When this is converted to the Greenwich Mean Time, “September 21, 2002 2:35” is stored in the on-start time data storage unit 5-2.
[0044]
The time during which the power switch was turned off is calculated from the data stored in the off-start time data storage unit 5-1 and the data stored in the on-start time data storage unit 5-2 in advance, and the off-time data storage unit 5 is calculated. -3 stores “00:05” as off-time data.
[0045]
If the startup application as shown in FIGS. 2, 3 and 4 has been set in advance, the data stored in the priority data storage unit 5-7 is first read out, and in the example of FIG. Since the application is designated to have priority, the ON start time data storage unit 5-2 and the ON time table data storage unit 5-4 indicate that there is no corresponding application.
[0046]
Subsequently, from the off-time data storage unit 5-3 and the off-time table data storage unit 5-5, the corresponding data is only the first data, and the data specified is the last time the power switch was turned off. Since the application that has been activated at this time is to be activated without the activation parameter, the application activation processing unit 3-6 reads the resume information from the resume information storage unit 5-11 and activates the application according to the contents.
[0047]
FIG. 7 shows an off start time data storage unit in the storage device 5 when the power switch is turned on at 9:00 on September 22, 2002 after the power switch is turned off at 9:00 on September 22, 2002. 5-1, states of an ON start time data storage unit 5-2, an OFF time data storage unit 5-3, and a time difference table storage unit 5-6.
[0048]
Since the power switch was turned off at 9:00 on September 22, 2002, the time difference in Japan is 9 hours based on the time difference data read from the time difference table storage unit 5-6. In the off-start time data storage unit 5-1, "September 22, 2002, 0:00" is stored in advance as the time at which the power switch was turned off.
[0049]
When the power switch is turned on at 9:05 on September 22, 2002 in this state, the time difference in Japan is 9 hours based on the time difference data read from the time difference table storage unit 5-6. When this is converted to the Greenwich Mean Time, the on-start time data storage unit 5-2 stores “September 22, 2002, 0:05”.
[0050]
The time during which the power switch was turned off is calculated from the data stored in the off-start time data storage unit 5-1 and the data stored in the on-start time data storage unit 5-2 in advance, and the off-time data storage unit 5 is calculated. -3 stores “00:05” as off-time data.
[0051]
When the startup application setting as shown in FIGS. 2, 3, and 4 has been performed in advance, first, the data stored in the priority data storage unit 5-7 is read, and in the example of FIG. Since the application is specified to be prioritized, only the first data is applicable from the ON start time data storage unit 5-2 and the ON time table data storage unit 5-4. Since the schedule application is activated on the one-day display screen with the schedule application as a start parameter, the schedule application one-day data display unit 3-7 activates the schedule application after the application activation processing unit activates the schedule application. The corresponding data is read out from 5-10 and displayed.
[0052]
In this case, the first data in the off-time table data storage unit 5-5 from the off-time data storage unit 5-3 and the off-time table data storage unit 5-5 also applies, but the on-time table is used as priority data. Since the data application is specified to be given priority, the corresponding data in the off-time table data is not used.
[0053]
FIG. 8 is a flowchart showing the processing when the power switch is turned off in the information processing apparatus implementing the present invention. First, in step 2-1, the date and time when the power switch was turned off by the real-time clock 4 are read. In step 2-2, the off start date and time read in step 2-1 are converted to Greenwich Mean Time. For this time conversion, the time difference table data between the local time stored in the time difference table storage unit 5-6 and Greenwich Mean Time is used.
[0054]
In step 2-3, the off start date and time converted in step 2-2 are stored in a file or the like in the off start time data storage unit 5-1. In step 2-4, resume information for restoring the current state when the power switch is turned on next time is stored. The resume information corresponds to a running application, a display state of the running application, and the like.
[0055]
FIG. 9 and FIG. 10 are flowcharts showing the processing when the power switch is turned on in the information processing apparatus implementing the present invention. In this embodiment, the priority specifies which table data has priority.
[0056]
First, in step 3-1, the date and time when the power switch was turned on by the real-time clock 4 are read. At step 3-2, the on-start date and time read at step 3-1 are converted to Greenwich Mean Time. For this time conversion, the time difference table data between the local time stored in the time difference table storage unit 5-6 and Greenwich Mean Time is used.
[0057]
In step 3-3, the ON start date and time converted in step 3-2 are stored in a file or the like in the ON start time data storage unit 5-2. This is performed by the ON start time storage processing unit 3-3. In step 3-4, the date and time when the power switch was turned off, which is stored in advance in the off-start time data storage unit 5-1, is read.
[0058]
In step 3-5, the time when the power switch was turned off is calculated from the date and time when the power switch was turned on obtained in step 3-2 and the date and time when the power switch was turned off read out in step 3-4. I do. This is performed by the off-time calculation processing unit 3-4.
[0059]
In step 3-6, the off-time calculated in step 3-5 is stored in a file or the like in the off-time data storage unit 5-3. At step 3-7, the date and time at which the power switch was turned off read at step 3-4 are converted to local time. For this time conversion, the time difference table data between the local time stored in the time difference table storage unit 5-6 and Greenwich Mean Time is used.
[0060]
In step 3-8, the on-time table data, which is stored in advance in the on-time table data storage unit 5-4 and is associated with the time when the power switch is turned on, the start application and the start parameter, is read.
[0061]
In step 3-9, off-time table data that associates the off-time with the start-up application and the start-up parameter stored in the off-time table data storage unit 5-5 in advance is read. At step 3-10, the priority data for determining which one of the on-time table data and the off-time table data is stored in advance in the priority data storage unit 5-7 is read.
[0062]
At step 3-11, it is determined from the priority data read at step 3-10 whether to give priority to the on-time table data or to the off-time table data. The process proceeds to -1, and if priority is given to the off-time table data, the process proceeds to step 3-12-2.
[0063]
In step 3-12-1, it is searched whether there is corresponding data from the ON time table data read in step 3-8 and the ON start date and time read in step 3-1. In step 3-13-1, as a result of the search in step 3-12-1, if there is corresponding data, the process proceeds to step 3-16, and if there is no corresponding data, the process proceeds to step 3-14-1.
[0064]
In step 3-14-1, it is searched from the off-time table data read in step 3-9 and the off-time obtained in step 3-6 whether or not there is corresponding data. At step 3-15-1, as a result of the search at step 3-14-1, if there is corresponding data, the process proceeds to step 3-16. If there is no corresponding data, the process ends.
[0065]
In step 3-12-2, it is searched from the off-time table data read in step 3-9 and the off-time table data obtained in step 3-6 whether or not there is corresponding data. In step 3-13-2, as a result of the search in step 3-12-2, if there is corresponding data, the process proceeds to step 3-16, and if there is no corresponding data, the process proceeds to step 3-14-2. .
[0066]
At step 3-14-2, it is searched from the ON time table data read at step 3-8 and the ON start date and time read at step 3-1 whether there is corresponding data. In step 3-15-2, as a result of the search in step 3-14-2, if there is corresponding data, the process proceeds to step 3-16, and if there is no corresponding data, the process ends.
[0067]
In step 3-16, it is determined whether or not it is necessary to read the resume information from the on-time table data or the off-time table data. If it is necessary, the process proceeds to step 3-17. If not, the process proceeds to step 3-18. In step 3-17, the resume information previously stored when the power switch was turned off last time is read.
[0068]
In step 3-18, an application to be started and start parameters are read from the on-time table data or the off-time table data, and if necessary, the corresponding application is started using the resume information read in step 3-17.
[0069]
FIG. 11 is a flowchart illustrating a startup application setting process in the startup application setting processing unit 5-4 of the information processing apparatus according to the present invention. First, in step 4-1, the on-time table data that associates the time at which the power switch was turned on, the startup application, and the startup parameters, which is stored in advance in the on-time table data storage unit 5-5, is read.
[0070]
In step 4-2, the off-time table data that associates the off-time with the start-up application and the start-up parameter, which is stored in advance in the off-time table data storage unit 5-5, is read. In step 4-3, the priority data for determining which one of the on-time table data and the off-time table data is stored in advance in the priority data storage unit 5-7 is read. In step 4-4, the data read out in steps 4-1, 4-2, and 4-3 are edited according to the input from the user.
[0071]
In step 4-5, the on-time table data read out in step 4-1 and edited in step 4-4 is stored in the on-time table data storage unit 5-4. In step 4-6, the off-time table data read out in step 4-1 and edited in step 4-4 is stored in the off-time table data storage unit 5-5.
[0072]
In step 4-7, the priority data read in step 4-1 and edited in step 4-4 is stored in the priority data storage unit 5-7.
[0073]
Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above-described example, and it is understood by those skilled in the art that various changes can be made within the scope of the invention described in the claims. Will be understood.
[0074]
【The invention's effect】
According to the present invention, there is an effect that a desired application is activated when the user turns on the power switch.
According to the present invention, depending on the length of the off time from the time when the power switch was turned off last time to the time when the power switch was turned on this time, the application specified in advance is turned on at the time of turning on the power switch with the startup parameter specified in advance. There is an effect that can be started first.
[0075]
According to the present invention, there is an effect that an application specified in advance can be started first when the power switch is turned on with a start parameter specified in advance according to a time when the power switch is turned on.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of an information processing apparatus implementing the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating on-time table data stored in an on-time table data storage unit when a startup application setting process according to the embodiment is performed.
FIG. 3 is a diagram illustrating off-time table data stored in an off-time table data storage unit when a startup application setting process according to the embodiment is performed.
FIG. 4 is a diagram illustrating priority data stored in a priority data storage unit when a startup application setting process according to the present embodiment is performed.
FIG. 5 shows the data in the storage device when the power switch is turned off at 10:10 on September 20, 2002 after the power switch is turned off at 10:00 on September 20, 2002 in this embodiment. It is a figure showing a state.
FIG. 6 shows the data in the storage device when the power switch is turned on at 11:30 on September 21, 2002 after the power switch is turned off at 11:30 on September 21, 2002 in this embodiment. It is a figure showing a state.
FIG. 7 shows the data in the storage device when the power switch is turned off at 9:00 on September 22, 2002 after the power switch is turned off at 9:00 on September 22, 2002 in the present embodiment. It is a figure showing a state.
FIG. 8 is a flowchart showing processing when a power switch is turned off in the embodiment.
FIG. 9 is a flowchart showing processing when a power switch is turned on in the present embodiment.
FIG. 10 is a flowchart showing processing when a power switch is turned on in the present embodiment.
FIG. 11 is a flowchart illustrating a startup application setting process according to the present embodiment.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS LIST 1 display device 2 power switch 3 control device 4 real-time clock 5 storage device 6 program reading means 7 program media