JP2004157479A - 木管楽器の音孔開閉機構 - Google Patents

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Kikuo Hisakura
菊雄 久蔵
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Abstract

【課題】楽器の管本体の素材が木の場合でも、キー操作が温湿度などの影響を受けてガタついたり、動きが重くなったりしないようにする。
【解決手段】一方のポスト2に一端がスライド可能に係合し、他方のポスト3に他端が固定されるシャフト4と、シャフトに回転可能に嵌合し、カップキーを駆動するためのレバー8、9を支持しシャフトに回転可能に嵌合するパイプ6、7を含む音孔開閉機構において、シャフトの一端付近に端部側の径が中央部の径より大きい段部4aを備え、その段部と前記他方のポストとの間に前記パイプを挿入してパイプの軸方向の位置を規制する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フルート、クラリネット、オーボエなどの管楽器の音孔開閉機構に関し、特にグラナディラ、黒檀、ローズウッドなどを素材とする木管楽器の音孔開閉機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、管楽器は、一方の端が開放された細長い管であり、歌口と開放端の間の空気を振動させて音を出している。
管の側面には、指によって動かされるカップ、あるいは指により開閉される複数の指孔(音孔ともいう)が設けられている。
それらの音孔は、基本的に、管長方向に沿って並べて配置され、この音孔を開くことによって実効上の管長を変えている。
音孔を開閉する機構は、例えばフルート属の場合は、カップと、キーと、これらを連結する連結部とからなる。
【0003】
管楽器は、その管本体の素材の殆どが、木か金属である。ただし、フルートのように歴史の古い楽器では、最初は木管楽器で、その素材の主流は、他の木管楽器同様にグラナディラ材等であったが、その後、産業技術の発達により、金属加工のレベルの向上で製作が容易になり、コストを低く抑えることができ、しかも大演奏会場での大編成合奏にも耐えられる大きい響きの得られる金属管楽器に移行したという経緯を有している。
このような場合に、音孔を開閉するためのキーメカニズム(カップキー機構)は、金属管楽器としての製造に都合のよい形で、前記特性が十分生かせるように改良されて、今日に至っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一方、最近になって金管フルートの大きな硬質音に比べ、音量は小さくても、木管の温かみのある柔らかい音色が見直され、木管楽器のフルート演奏を楽しみたいという傾向が強まりつつある。
しかし、現在のフルートのような管楽器のキーメカニズムは、上記のように金属素材に都合のよい形に構成されているので、そのまま木管楽器のフルートに適用するには不具合な点が存在する。
【0005】
図4は、一般的なフルートのキー配置を、左手の指を置く通常のポジションを中心に示した説明図(正面図)である。
同図において、カップキーK11、K12は、右手の指で操作するものの一部であり、カップキーK21〜K26は、左手の指で操作するものである。それぞれのカップキーを押す指名は括弧内に示してある。
図5および図6は、図4の部分のうち、上記の不具合を生じやすい部分を拡大して示した説明図(側面図)である。
図7は、従来の金管フルート技術を適用して製作した木管フルートのキーメカニズムの一部を、楽器の管本体10の軸に直角な平面(図5のA−Aに相当)で切断して示した断面図である。
【0006】
例えば、前記不具合は「シ♭」音の指使いに関係するキーメカニズムで発生する。
演奏者が演奏中、変化音としての「シ♭」が曲中に出てきたときや、「シ」〜「シ♭」〜「シ」と連続する場合には、図5に示すように、キーレバー8の斜線部分8aを押しながら、右手の人指し指の操作を加える。
しかし、「シ♭」からすぐに「シ」に戻らない場合や、曲の調性が「♭」の場合は、初めから図6に示すように、キーレバー9の斜線部分9aを押さえる。
なお、キーレバー9の動きは、レバー29を介してシャフト30にも伝達され、図示しない音孔を開閉する。
以上の操作は、いつでもスムーズに行えなければならない。
【0007】
レバー8及び9は、所定のカップキーに、それぞれ間接あるいは直接に連係している。
シャフト14は、図7に示すように、キーレバー8を支持するパイプ6と、キーレバー9を支持するパイプ7の中を貫通している。
ポスト12と13は、いずれも根元は金具11に固定されている。金具11は、管本体10の軸回りに沿って取り付けられている。ポスト12、13は、シャフト14の一端と他端の位置を規制し、ポスト13側の一端は、ポスト13にネジ止めされているが、ポスト12側のシャフト頭部は、管本体10の膨脹収縮に対応でき、かつ、分解しやすいようにスライド自由に係合してある。
【0008】
図8は、図7に示したキーメカニズムの主要部を、分解して並べ、相互の配置の距離関係を示す説明図(正面図)である。
ポストとパイプの間、あるいはパイプとパイプの間の隙間は、キー操作が快適に行われるように、製作当初は通常0.02〜0.03mmに設定されている。
ただし、これらの部品自体は、すべて金属であるので、温度、湿度などの環境変化によって、外形寸法が変わることは殆どない。
一方、管本体20は、グラナディラ、黒檀、ローズウッドなどを7〜8年寝かせた素材を使用し、フルートの場合、管本体の径は、温湿度変化により顕著に膨脹あるいは収縮する場合がある。
【0009】
ポスト12と13は、管本体10に固定されているので、図8の中に示す距離L11は、温湿度、特に湿度の影響を受けて変化する。ところが、ポスト12と13の間に挟まれるパイプ6と7には膨脹収縮が殆どないので、図8の中に示す距離L12には殆ど変化がない。そこで、あるときは、前記隙間が大きくなってガタを生じ、またあるときは、全く隙間が小さくなりすぎてレバーの動きが重くなり、極端な場合は動かなくなることもある。
そこで、前記「シ」〜「シ♭」〜「シ」の演奏操作などが、円滑に行われなくなる。
これは、パイプ6、7がポスト12と13に挟まれ、軸方向の位置がポスト12と13の内向き一対の対向面で規制されるからである。
【0010】
本発明の課題は、楽器の管本体の素材が木の場合でも、温湿度などの環境変化の影響を受けることなく、キーレバーとその支持部の間にガタつきを生じたり、逆に、動きが重くなったりすることもなく、常に快適なキー操作ができるような木管楽器の音孔開閉機構を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、木管楽器の管軸に直角で軸回りの外周に沿って配置した一対のポスト(2、3)と、前記一対の一方のポスト(2)に一端がスライド可能に係合し、前記他方のポスト(3)に他端を固定したシャフト(4)と、前記シャフト(4)を貫通させて回転可能に係合するパイプ(6、7)と、所定の音孔を開閉するカップキーを駆動するために、前記パイプ(6、7)に固定され前記シャフト(4)を回転軸として揺動可能なキーレバー(8、9)と、を含む音孔開閉機構において、前記シャフト(4)の一端付近に端部側の径が中央部の径より大きい段部(4a)を備え、その段部(4a)と前記他方のポスト(3)との間に前記パイプ(6、7)を挿入してそのパイプ(6、7)の軸方向の位置を規制することを特徴とする木管楽器の音孔開閉機構である。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1に記載の木管楽器の音孔開閉機構において、前記パイプ(6、7)は互いに独立して回転可能な二つのパイプ(6と7)からなり、その二つのパイプ(6と7)のそれぞれに固定される前記キーレバー(8、9)のそれぞれが、軸回り角度が異なる位置の音孔を開閉するカップキーの姿勢を変えるキーレバーであることを特徴とする木管楽器の音孔開閉機構である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しくに説明する。
本発明は、従来の木管楽器の音孔開閉機構のうちの、特に、温湿度の影響を受けやすい部分に着目し、キー操作に伴って回転するキーレバーを取り付けたパイプの支持方法を改良して、管本体に膨脹収縮があっても、キー操作に影響しないようにしたものである。
図1は、本発明のよる音孔開閉機構の実施形態の特徴のある部分を示す説明図(断面図)である。
【0014】
図1は、図5の図中のA−Aに相当する切断面で切断し上記パイプ6、7の支持状況を示したものである。図1に示すキーレバー8、9のそれぞれは、図4に示すキーK22、K26に相当する。
図2は、図1に示したキーメカニズムの主要部の関係位置を説明するために、分解したシャフト4と止めネジ5を、ポスト2及び3とともに並べて示した説明図(正面図)である。止めネジ5は、シャフト4のネジ部4cをポスト3に設けたネジ孔3aの定位置に固定するためのものである。
シャフト4は、パイプ6、7の中を貫通するが、その頭部4aと中央部の間に、頭部側が中央部より径の大きい段部4bが設けられている。
図3は、図1の部分の部品を分解して示した斜視図である。
【0015】
本実施形態が従来技術と異なる点は、キーレバーを取り付けたパイプの軸方向の位置を、一対のポストの内側に向いた面で規制するのではなく、パイプ6、7の中を貫通するシャフト4の段部4bと、ポスト3のパイプ側に向いたの面の間にパイプ6、7を挟み込んで、その軸方向の位置を規制するようにしたことである。
【0016】
図1(図3)において、キーレバー8及び9は、図示しない所定のカップキーに、それぞれ間接あるいは直接に連係している。
キーレバー8を取り付けたパイプ6と、キーレバー9を取り付けたパイプ7の中を、シャフト4が貫通している。
ポスト2と3は、いずれも根元のネジ2d、3dによって金具1に固定され、金具1は、管本体10の軸回りに沿って固定されている。
【0017】
ポスト2の頭部には、シャフト4の頭部4aを通す孔2aが設けられている。孔2aには、シャフト4の頭部4aがガタつきなく軸方向にスライド可能に嵌合できるようになっている。
シャフト4は、この部分を組み立てる際に、ネジ部4cを、ポスト3のネジ孔3aにねじ込み、シャフト4の軸方向の位置が最適になるように調整した後、止めネジ5を、ネジ孔3aの反対側からねじ込んで固定する。
この固定位置は、図2の場合には、寸法Lに比べて寸法Lの方が僅かに短かくなるような状態がよい。
【0018】
この最適状態は、段部4bとポスト3の内側の面の間にパイプ6、7を挟み込んだときに、段部4bとパイプ6の間、パイプ6と7の間、及び、パイプ7とポスト3の間の各隙間の合計が0.02〜0.03mmである状態が適当である。
なお、シャフト4の頭部の径が、すこしでもパイプ6(7)の外径より大きければ、当然ポスト2の孔2aの内径のほうがパイプ6(7)の外径より大きいので、パイプ6と7の軸方向の位置はポスト2によって規制されることはなく、段部4bとポスト3のパイプ側の面で規制される。
シャフト4は、温湿度による伸び縮みが極めて小さいので、パイプ6、7は、ガタつくことや、動きが重くなることもなく、常に、快適なキー操作が期待できる。
【0019】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
たとえば、シャフト4の頭部の径とポスト2の孔2aの内径の関係が上記のようになっていなくても、パイプ6、7が、段部4bとポスト3のパイプ側の面によって規制されていさえすればよいのであって、ポスト2と3の間隔が、温湿度の影響によって最も狭くなったときでも、段部4bがポスト2のパイプ側の面から少しでもポスト3方向に出ておりさえすればよい。
こうすれば、シャフト4は温湿度による伸び縮みが極めて小さいので、パイプ6、7の軸方向の位置は、ポスト2と3の間隔によって規制されることはなく、段部4bとポスト3のパイプ側の面によって規制される。
【0020】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明の木管楽器の音孔開閉機構は、管軸の軸回りの外周に沿って配置した一対のポストに、その一方のポストに一端がスライド可能に係合し、前記他方のポストに他端が固定されるシャフトがあって、そのシャフトに回転可能に係合するパイプに所定の音孔を開閉するカップキーを取り付けた機構において、前記シャフトの一端付近に端部側の径が中央部の径より大きい段部を設け、前記段部と前記他方のポストとの間に前記パイプを挿入しているので、シャフトの段部と他方のポストの間にパイプの軸方向の位置を規制することになり、管本体の素材が木の場合でも、温湿度などの環境変化の影響を殆ど受けないで、常に快適なキー操作ができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による木管楽器の音孔開閉機構の実施形態の一部を示す説明図(断面図)である。
【図2】図1の主要部分の配置関係を示す説明図(正面図)である。
【図3】図1の部分を分解して示した斜視図である。
【図4】一般的なフルートのキー配置の一部を示す説明図(正面図)である。
【図5】図4の部分の一部を拡大して示したキー操作説明のための説明図である。
【図6】図4の部分の一部を拡大して示したキー操作説明のための説明図である。
【図7】従来の金管フルート技術を適用した木管フルートのキー構造の一部を示す説明図(断面図)である。
【図8】図7に示すキー構造の主要部分の配置関係を示す説明図(正面図)である。
【符号の説明】
1 ポスト固定金具
2、3、12、13 ポスト
4、14 シャフト
5 止めネジ
6、7 パイプ
8、9 キーレバー
10 楽器の管本体

Claims (2)

  1. 木管楽器の管軸に直角で軸回りの外周に沿って配置した一対のポストと、
    前記一対の一方のポストに一端をスライド可能に係合し、前記他方のポストに他端を固定したシャフトと、
    前記シャフトを貫通させて回転可能に係合するパイプと、
    所定の音孔を開閉するカップキーを駆動するために、前記パイプに固定され前記シャフトを回転軸として揺動可能なキーレバーと、
    を含む音孔開閉機構において、
    前記シャフトの一端付近に端部側の径が中央部の径より大きい段部を備え、その段部と前記他方のポストとの間に前記パイプを挿入してそのパイプの軸方向の位置を規制すること
    を特徴とする木管楽器の音孔開閉機構。
  2. 請求項1に記載の木管楽器の音孔開閉機構において、
    前記パイプは互いに独立して回転可能な二つのパイプからなり、その二つのパイプのそれぞれに固定される前記キーレバーのそれぞれが、軸回り角度が異なる位置の音孔を開閉するカップキーの姿勢を変えるキーレバーであること
    を特徴とする木管楽器の音孔開閉機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106782448A (zh) * 2016-11-29 2017-05-31 陈学孔 乐器键柱固定结构及固定方法

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