JP2004157394A - 音情報生成システム及び音情報生成方法 - Google Patents

音情報生成システム及び音情報生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本来は楽器ではない一般物体を入力デバイスとして使用した音楽の演奏などを可能にする音情報生成システムを提供すること。
【解決手段】ユーザが干渉できる対象物体の外観に関する第1の特徴情報及び形状に関する第2の特徴情報をリアルタイムに計測する取得部1110,1120と、これにより計測された第1及び第2の特徴情報をリアルタイムに解釈する解釈部1210,1220と、これにより解釈された第1及び第2の特徴情報に基づいて、対応する音情報を生成する音情報生成部1250と、これにより生成された音情報を出力する情報呈示装置1300とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の入力に基づいて音情報を生成する音情報生成システム及び音情報生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
楽器ではない一般物体を使って音楽の演奏を行う方法に関する従来技術には以下のものが挙げられる。
【0003】
第1の従来技術は最も原始的な手段であり、単純に物体同士を衝突させた時の音を利用するものが挙げられる。
【0004】
しかし、衝突させる物体の大きさや材質に制限があり、音色や音程を自由に変化させることは困難である。
【0005】
第2の従来技術は、対象物体に発音装置を付加する方法である。楽器ではない一般物体に、物理的または電子的に発音する装置を取り付け、対象物体の運動に対応して発音させる。この技術では、装置の構造が簡単である、物体の運動に忠実に対応して発音できる等の長所を持つ。
【0006】
しかし、演奏に使用する物体には予め発音装置を取り付けておく必要があり、任意の物体を自由に利用することは出来ない。また、物体の形状や外観的などの外的特徴情報を捉えられず、これらの外的特徴情報の変化に対応した発音が困難である。
【0007】
第3の従来技術は、対象物体にセンサー類を付加する方法である(例えば、非特許文献1,2参照)。楽器ではない一般物体に加速度センサーや無線タグなどを取り付け、これらのセンサーが計測した情報を情報処理装置に送信して処理することで音情報を生成して発音する。この技術では、音情報を情報処理装置内で合成するため、音色や音階を自由に設定出来るという長所を持つ。
【0008】
しかし、演奏に使用する物体には予めセンサー類を取り付けておく必要があり、任意の物体を自由に利用することは出来ない。また、物体の形状や外観的な特徴情報を捉えられず、これらの外的特徴情報の変化に対応した発音が困難である。
【0009】
【非特許文献1】
http://sega.jp/dc/db/000401.html
【0010】
【非特許文献2】
http://sega.jp/arcade/syakachu/home.html
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
楽器ではない一般物体を使って音楽の演奏を行う方法を考えた場合、従来技術には以下の問題点が存在する。
【0012】
第1の従来技術は非常に原始的なもので、利用できる物体および発音される音質の両方に大きな制限が有る。
【0013】
第2の従来技術および第3の従来技術においては、物体側に仕掛けが必要であるため、任意の物体を自由に利用することは出来ない。
【0014】
また、第2の従来技術、第3の従来技術においては、物体の外観情報を取得していないため、例えば物体の色の違いを発音される音の質に反映させることが出来ない。
【0015】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、本来は楽器ではない一般物体を入力デバイスとして使用した音楽あるいは楽器の演奏などを可能にする音情報生成システム及び音情報生成方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る音情報生成システムは、物体の外観に関する第1の特徴情報及び形状に関する第2の特徴情報をリアルタイムに計測する計測手段と、前記計測手段により計測された前記第1及び第2の特徴情報をリアルタイムに解釈する解釈手段と、前記解釈手段により解釈された前記第1及び第2の特徴情報に基づいて、対応する音情報を生成する音情報生成手段と、前記音情報生成手段により生成された前記音情報を出力する音情報呈示手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】
また、本発明に係る音情報生成システムは、互いに独立した複数の物体の各々について、当該物体の外観に関する第1の特徴情報及び形状に関する第2の特徴情報をリアルタイムに計測する計測手段と、前記計測手段により前記複数の物体の各々について計測された前記第1及び第2の特徴情報をリアルタイムに解釈する解釈手段と、前記解釈手段により解釈された前記第1及び第2の特徴情報に基づいて、対応する音情報を生成する音情報生成手段と、前記音情報生成手段により生成された前記音情報を出力する音情報呈示手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】
好ましくは、前記音情報生成手段が前記音情報を生成するにあたって基とする前記第1及び第2の特徴情報と、当該第1及び第2の特徴情報に基づいて生成される前記音情報との間の関係(関連性、規則性)が、利用者に秘匿されているようにしてもよい。
【0019】
好ましくは、前記計測手段は、自然光のみに照らされた前記物体からの自然光画像と、照射光のみに照らされた前記物体からの反射光画像との両方を同時に撮影し、前記自然光画像から前記第1の特徴情報を取得し、前記反射光画像から前記第2の特徴情報を取得するものであるようにしてもよい。
【0020】
また、本発明に係る音情報生成方法は、物体の外観に関する第1の特徴情報及び形状に関する第2の特徴情報をリアルタイムに計測し、これにより得られた前記第1及び第2の特徴情報をリアルタイムに解釈し、これにより得られた前記第1及び第2の特徴情報に対する解釈結果に基づいて、対応する音情報を生成し、生成された前記音情報を出力することを特徴とする。
【0021】
また、本発明に係る音情報生成方法は、互いに独立した複数の物体の各々について、当該物体の外観に関する第1の特徴情報及び形状に関する第2の特徴情報をリアルタイムに計測し、これにより前記複数の物体の各々について得られた前記第1及び第2の特徴情報をリアルタイムに解釈し、これにより得られた前記第1及び第2の特徴情報に対する解釈結果に基づいて、対応する音情報を生成し、生成された前記音情報を出力することを特徴とする。
【0022】
また、本発明は、コンピュータを音情報生成システムとして機能させるためのプログラムであって、物体の外観に関する第1の特徴情報及び形状に関する第2の特徴情報をリアルタイムに計測する計測機能と、前記計測機能により計測された前記第1及び第2の特徴情報をリアルタイムに解釈する解釈機能と、前記解釈機能により解釈された前記第1及び第2の特徴情報に基づいて、対応する音情報を生成する音情報生成機能と、前記音情報生成機能により生成された前記音情報を出力する音情報呈示機能とをコンピュータに実現させるためのプログラムである。
【0023】
また、本発明は、コンピュータを音情報生成システムとして機能させるためのプログラムであって、互いに独立した複数の物体の各々について、当該物体の外観に関する第1の特徴情報及び形状に関する第2の特徴情報をリアルタイムに計測する計測機能と、前記計測機能により前記複数の物体の各々について計測された前記第1及び第2の特徴情報をリアルタイムに解釈する解釈機能と、前記解釈機能により解釈された前記第1及び第2の特徴情報に基づいて、対応する音情報を生成する音情報生成機能と、前記音情報生成機能により生成された前記音情報を出力する音情報呈示機能とをコンピュータに実現させるためのプログラムである。
【0024】
なお、装置に係る本発明は方法に係る発明としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明としても成立する。
また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立する。
【0025】
本発明では、楽器ではない一般物体の外観、立体形状、運動などの外的特徴情報を簡便かつ安定的に取得し、それらの変化を捉えて、対応する音情報を生成、発音することで、本来は楽器のように扱えない一般物体を利用して、例えば一般物体を楽器のように利用して楽しむなど、仮想的に音色を楽しむことが可能になる。
【0026】
また、外的特徴情報を高速に連続して取得することで、外的特徴情報の計測から音情報に変換して発音するまでの処理を即時化することができる。例えば、反射光による測距技術を用いて、楽器ではない一般物体の形状や運動の外的特徴情報を取得し、およびまたは楽器ではない一般物体の画像を動画として連続撮影し、情報処理装置を用いて画像を解析することで、物体の外観などの外的特徴情報を取得し、それらの変化を捉えて対応する音情報を生成して発音する。これによって、本来は楽器ではない一般物体を使って、音楽演奏の様に即時性が要求される用途にも対応するなど、今までに無い娯楽性や芸術性を提供、向上することができ、その効果は絶大である。
【0027】
また、本発明では、対象物側に仕組みを必要としないため、任意の物体を自由に利用出来るという長所を持つ。また、音情報を情報処理装置内で合成するため、音色や音階を自由に設定出来るという長所も持つ。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら発明の実施の形態を説明する。
【0029】
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す。また、図2に、本実施形態の概観図の一例を示す。また、図3に、本情報処理システムの動作手順の一例を示す。
【0030】
図1に示されるように、本情報処理システムは、反射光画像取得部1110と自然光画像取得部1120を含む情報取得装置1100、形状情報解析部1210と外観情報解析部1220と形状情報記憶部1230と形状情報記憶部1240と音情報生成部1250とデジタル−アナログ変換部1260を含む情報処理装置1200、アンプ部1310とスピーカー部1320とを含む情報呈示装置1300を備えている。なお、図1の例では、デジタル−アナログ変換部1260は情報処理装置1200に含まれるが、デジタル−アナログ変換部1260を情報呈示装置1300に含ませる構成例も可能である。
【0031】
まず、本実施形態の音情報生成システムの基本的な構成について説明する。
【0032】
対象物体1000は、本実施形態の音情報生成システムの利用者が任意に選択する被写物体であり、情報取得装置1100で情報取得が可能な物体であれば何でもよい。本実施形態では、一例として、対象物体1000は、高さ20cm程度のぬいぐるみとする。
【0033】
情報取得装置1100は、反射光画像と通常の自然光画像の両方を撮像する撮像装置である。情報取得装置1100において、反射光画像取得部1110は、対象に対して光を照射し、その反射光による画像を取得するためのものである。他方、自然光画像取得部1120は、通常の自然光による画像を取得するためのものである。
【0034】
情報処理装置1200は、マイクロプロセッサー等の論理演算回路によって実現されるコンピュータ等の情報処理装置である。情報処理装置1200において、形状情報解析部1210は、反射光画像から対象物体の立体的な形状情報を取得するためのものである。外観情報解析部1220は、自然光画像から対象物体の見かけの画像情報を取得するためのものである。形状情報記憶部1230は、対象物体の立体的な形状情報を蓄積するためのものである。形状情報記憶部1240は、対象物体の見かけの画像情報を蓄積するためのものである。音情報生成部1250は、上記の蓄積された立体的な形状情報および見かけの画像情報を参照し、任意に定められた手順に従って、音情報を生成する。デジタル−アナログ変換部1260は、デジタル信号で構成される音情報をアナログの音波信号に変換するためのものである。本実施形態では、一例として、情報処理装置1200は、マイクロプロセッサーを搭載するゲーム機とする。
【0035】
なお、反射光画像から対象の立体的な形状情報を取得する原理については後述する。
【0036】
情報呈示装置1300は、情報処理装置1200が出力する音情報を外部に呈示するための装置である。情報呈示装置1300において、アンプ部1310は、アナログの音波信号を増幅するためのものである。スピーカー部1320は、音波信号を物理的な音波として出力するためのものである。なお、情報呈示装置1300は、音情報以外の情報を呈示する機構を併せて持つ構成であっても構わない。本実施形態では、一例として、情報呈示装置1300は、ゲーム機を接続するテレビとする。
【0037】
次に、反射光画像から対象の立体的な形状情報を取得する原理について説明する。
【0038】
一般に、反射光の強度は距離の2乗に反比例する性質がある。これにより、対象物体に光を照射してその反射光の強弱を測定すると、光源から対象の各部までの距離が算出可能となる。しかし、自然光が存在する通常の環境下では反射光画像だけを撮影することが出来ない。よって、対象が自然光と照射光の両方に照らされている状態、および対象が自然光のみに照らされている状態の2種類の画像を撮影し、2種類の画像の差分を取ることによって、照射光のみによって照らされた対象の反射光画像を得る。これにより、自然光が存在する通常の環境下でも反射光による画像を撮影し、対象の各部分の距離情報が取得出来る。
【0039】
次に、情報取得装置1100の構成例について説明する。
【0040】
図4に、情報取得装置1100の構成例を示す。
【0041】
図4に示されるように、本情報取得装置1100は、反射光画像を取得するための反射光画像取得部1110、自然光画像を取得するための自然光画像取得部1120、反射光画像を撮像するために必要な照射光を照射する発光部1140、それら各部の動作を制御する撮像動作制御部1130を備えている。また、反射光画像取得部1110は、反射光画像撮像部1111と反射光画像処理部1112と反射光画像出力部1113を含み、自然光画像取得部1120は、自然光画像撮像部1121と自然光画像出力部1122を含む。
【0042】
自然光画像取得部1120は、対象物体が自然光に照らされた状態の画像を取得し、これを出力する。まず、自然光画像撮像部1121が撮像動作制御部1130からの制御信号に従って、自然光に照らされた状態の対象物体の画像を撮像し、これを自然光画像出力部1122に送信する。
【0043】
自然光画像出力部1122は、自然光画像撮像部1121が撮像した画像を、外部のシステムおよび反射光画像処理部1112に対して画像データとして出力する。
【0044】
反射光画像取得部1110は、対象物体が照射光に照らされた状態の画像を取得し、これを出力する。まず、反射光画像撮像部1111が撮像動作制御部1130からの制御信号に従って、照射光および自然光の両方に照らされた状態の対象物体の画像を撮像し、これを反射光画像処理部1112に送信する。
【0045】
反射光画像処理部1112は、反射光画像撮像部1111が撮影した画像データと、自然光画像撮像部1121が撮像した画像のデータの両方を参照し、差分処理を行うことで、発光部1140が対象に対して照射した光のみによって照らされた状態の対象物体の反射光画像データを生成する。
【0046】
反射光画像出力部1113は、反射光画像処理部1112で生成された反射光画像データを外部のシステムに対して出力する。
【0047】
次に、本実施形態における音情報生成システムの動作について説明する。
【0048】
まず、情報取得装置1100が対象物体であるぬいぐるみの反射光画像と自然光画像を撮影し、情報処理装置1200に送信する(ステップS1)。
【0049】
情報処理装置1200内部では、情報取得装置1100から送信された反射光画像と自然光画像の情報を処理し、対象物体であるぬいぐるみの外観、立体形状の情報として整理し、記憶蓄積する(ステップS1)。
【0050】
情報処理装置1200内部では、さらに、逐次更新される対象物体の立体形状および外観の情報を、記憶蓄積されている過去の立体形状および外観の情報と比較し、対象物体の移動や変形などの変化を算定する(ステップS2)。
【0051】
ここで、対象物体であるぬいぐるみの立体形状や外観に関してしきい値以上の変化が計算された場合、予め定められた手順(例えば、ユーザにより対象物体の特定の箇所に特定の操作がなされたことによって、該特定の箇所に対する特定の操作が反映された情報が得られた場合に、該特定の箇所に対する特定の操作について、予め規定された音情報を生成すべきことを規定した生成規則)、もしくは別の即興的な手順により、上記の変化の情報に対応した音の情報を発生させる(ステップS3)。
【0052】
上記の音の情報を、情報呈示装置1300等を通じて人間が聞くことのできる一般的な音波として出力する(ステップS4)ことで、利用者側からは対象物体であるぬいぐるみの形状や外観の変化が音の発生を引き起こしたかのように認識される。
【0053】
情報取得装置1100及び情報処理装置1200は、即時的に連続して動作するため、利用者が対象物体であるぬいぐるみを叩いたり引っ張ったりした際にも、ほぼ遅延無しで発音可能であるため、音楽演奏の様に即時性が要求される用途にも対応可能である。
【0054】
以上で述べたように、本実施形態による音情報生成システムを使用することで、楽器ではない、ぬいぐるみのような一般物体を使って発生させた音で音楽の演奏を行うなど、今までに無い娯楽性の提供が可能となる。
【0055】
もちろん、本実施形態における音情報生成の方法によれば、これまで示した作用効果にとどまらない。
【0056】
情報処理装置1200は、立体形状および外観の両方の情報を連続的に処理しているため、例えば、対象物体であるぬいぐるみの変形に対して、変形した部位やその変化量、変化ベクトルなどの情報を抽出することが可能である。
【0057】
これにより、利用者がぬいぐるみを引っ張った際の変形の情報の詳細を参照して、例えば頭に近い部位を引っ張れば高い音程の音が発音され(図5(a)の3100)、足を引っ張った場合には低い音程の音が発音される(図5(b)の3200)などの脚色が可能となる。
【0058】
ところで、ユーザが対象物体に何らかの操作を加えたときの音情報の発生の方法には、種々のバリエーションが可能である。
【0059】
例えば、対象物体の立体形状などの形状のみが変化した場合に、音情報を生成するものとし、この場合に、その形状の変化のみに対応する音情報を生成してもよいし、他の情報(例えば、対象物体のどの部位の形状が変化したか、色、色の変化、対象物体の全体的な大きさ、対象物体の当該装置からの距離、その都度変化し得る所定の情報、他のアプリケーションプログラムからの指示、ユーザからの指示、など)をもパラメータとして、対応する音情報を生成するようにしてもよい。また、例えば、対象物体の色などの外観のみが変化した場合に、音情報を生成するものとし、この場合に、その外観の変化のみに対応する音情報を生成してもよいし、他の情報(例えば、対象物体のどの部位の外観が変化したか、形状、形状の変化、対象物体の全体的な大きさ、対象物体の当該装置からの距離、その都度変化し得る所定の情報、他のアプリケーションプログラムからの指示、ユーザからの指示、など)をもパラメータとして、対応する音情報を生成するようにしてもよい。また、例えば、対象物体の立体形状などの形状および色などの外観の両方が変化した場合に、音情報を生成するものとし、この場合に、その形状および外観の変化のみに対応する音情報を生成してもよいし、他の情報(例えば、対象物体のどの部位の形状が変化したか、対象物体の全体的な大きさ、対象物体の当該装置からの距離、その都度変化し得る所定の情報、他のアプリケーションプログラムからの指示、ユーザからの指示、など)をもパラメータとして、対応する音情報を生成するようにしてもよい。
【0060】
また、対象物体が予め定められた特徴(例えば、形状およびまたは外観)を有する部位を持つものである場合に、当該予め定められた特徴の部位にユーザからの特定の操作が加えられたことが解析されたときに、対応する音情報を生成する方法も可能である。
【0061】
また、対象物体として予め定められた種類のものを想定し、当該予め定められた種類の対象物体の特定の部位にユーザからの特定の操作が加えられたことが解析されたときに、対応する音情報を生成する方法も可能である。
【0062】
また、例えば、現実の1又は複数種類の特定の楽器と同一若しくは類似の音情報を生成するものであってもよい。この場合、特定の楽器を音階の出せる楽器とし、ユーザが対象物体のどの部位を操作するかおよびまたはどのような動きを加えるか、などに応じて、異なる音程や音量や音色の音情報を生成するようにしてもよい。複数種類の特定の楽器と同一若しくは類似の音情報を生成する場合には、ユーザが対象物体のどの部位を操作するかおよびまたはどのような動きを加えるか、などに応じて、どの楽器と同一若しくは類似の音情報を生成するかを決定するようにしてもよい。もちろん、特定の楽器は、音階を出せない楽器であってもよい。また、複数種類の特定の楽器と同一若しくは類似の音情報を生成する場合に、音階の出せる楽器と音階を出せない楽器が混在してもよい。
【0063】
また、例えば、現実の楽器とは異なる音を用いて、現存しない仮想的な楽器のような音情報を生成するものであってもよい。
【0064】
上記の他にも、種々のバリエーションが可能である。
【0065】
以上説明してきたように、本実施形態による音情報生成システムを使用することで、例えば、手持ちのぬいぐるみを使って様々な音程の音を出すという対話的な操作を楽しんだり、さらに音程の違いを利用して音楽を演奏するなど、対象物体単体では実現不可能な娯楽性や芸術性を実現することとなり、その効果は絶大である。
【0066】
(第2の実施形態)
図6に、本発明の第2の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す。また、図7に、本実施形態の概観図の一例を示す。本情報処理システムの動作手順の一例は図3と同様である。
【0067】
図6に示されるように、本情報処理システムは、反射光画像取得部5110と自然光画像取得部5120を含む情報取得装置5100、形状情報解析部5210と外観情報解析部5220と形状情報記憶部5230と形状情報記憶部5240と音情報生成部5250を含む情報処理装置5200、デジタル−アナログ変換部5310とアンプ部5320とスピーカー部5330とを含む情報呈示装置5300を備えている。なお、図6の例では、デジタル−アナログ変換部5310は情報呈示装置5300に含まれるが、デジタル−アナログ変換部5310を情報処理装置5200に含ませる構成例も可能である。
【0068】
まず、本実施形態の音情報生成システムの基本的な構成について説明する。
【0069】
対象物体5000は、第1の実施形態における対象物体1000と同様に、音情報生成システムの利用者が任意に選択する被写物体であり、音情報生成システムで情報取得が可能な物体であれば何でもよいが、本実施形態では、複数個を同時に使用するものとする。本実施形態では、一例として、対象物体5000は、高さ5〜20cm程度の複数のぬいぐるみ(図6、図7では、4つのぬいぐるみ5010〜5040)とする。
【0070】
情報取得装置5100の基本構成は、第1の実施形態における情報取得装置1100の基本構成と同じである。
【0071】
情報処理装置5200は、マイクロプロセッサー等の論理演算回路によって実現されるコンピュータ等の情報処理装置である。情報処理装置5200において、形状情報解析部5210は、反射光画像から対象物体の立体的な形状情報を取得するためのものである。外観情報解析部5220は、自然光画像から対象物体の見かけの画像情報を取得するためのものである。形状情報記憶部5230は、対象物体の立体的な形状情報を蓄積するためのものである。形状情報記憶部5240は、対象物体の見かけの画像情報を蓄積するためのものである。音情報生成部5250は、上記の蓄積された立体的な形状情報および見かけの画像情報を参照し、任意に定められた手順に従って音情報を生成するためのものである。
【0072】
本実施形態では、一例として、情報処理装置5200は、パーソナルコンピュータ(PC)の一式とする。
【0073】
なお、反射光画像から対象の立体的な形状情報を取得する原理については、第1の実施形態で説明した内容と同じである。
【0074】
情報呈示装置5300は、情報処理装置1200が出力する音情報を外部に呈示するための装置である。情報呈示装置5300は、デジタル−アナログ変換部5310は、デジタル信号で構成される音情報をアナログの音波信号に変換するためのものである。アンプ部5320は、アナログの音波信号を増幅するためのものである。スピーカー部5330は、音波信号を物理的な音波として出力するためのものである。本実施形態では、一例として、情報呈示装置5300は、PC本体のUSB端子に接続するデジタルオーディオスピーカーとする。
【0075】
次に、本実施形態における音情報生成システムの動作について説明する。
【0076】
まず、情報取得装置5100が対象物体であるぬいぐるみの反射光画像と自然光画像を撮影し、情報処理装置5200に送信する(ステップS1)。
【0077】
情報処理装置5200では、情報取得装置5100から送信された反射光画像および自然光画像の情報を処理し(ステップS2)、音情報の生成に必要な参照情報の抽出および音情報の生成を行う(ステップS3)。
【0078】
具体的な処理手順は以下の通りである。
(1)反射光画像から画像中の奥行き情報を取得する。
(2)取得した奥行き情報を利用して、画像中の背景領域と物体領域を切り分ける。
(3)切り分けた物体領域の情報と自然光画像の情報の両方を参照し、画像中の物体領域を物体それぞれの領域に切り分ける。
(4)それぞれの物体の形状や外観の情報に注目し、連続的に記録する。
(5)それぞれの物体の形状や外観の情報に変化が発生した場合、その変化の内容や量を算定する。
(6)算定された変化の量がしきい値以上であった場合、予め決められた手順に従い、変化に対応した音情報を生成する。
【0079】
情報呈示装置5300は、情報処理装置5200が生成した音情報をデジタル信号として受信し、内部でデジタル−アナログ変換を行ってアナログの音波波形に変換した後、アンプ、スピーカーを経由して人間が聞くことのできる一般的な音波として出力する(ステップS4)。
【0080】
これにより、利用者側からは対象物体であるぬいぐるみの形状や外観の変化に連動して音が発生したかのように認識される。
【0081】
情報取得装置5100及び情報処理装置5200は即時的に連続して動作するため、利用者が対象物体である複数のぬいぐるみを個別に叩いたり引っ張ったりした際にも、ほぼ遅延無しでそれぞれのぬいぐるみに対応した音が発音可能である。
【0082】
これにより、音楽演奏の様に即時性が要求される用途にも対応可能である。
【0083】
本実施形態では、例えば小さいぬいぐるみ(図7の5010)には高い音程を割り当て、大きいぬいぐるみ(図7の5040)には低い音程を割り当てておくことで、それぞれのぬいぐるみが叩かれたり振られたりした時に、それぞれのぬいぐるみに設定された音程で発音されることとなり、ハンドベルやグラスハープのように同種の複数の物体を鳴らし分ける形態での音楽演奏が可能となる。
【0084】
ところで、ユーザが対象物体に何らかの操作を加えたときの音情報の発生の方法には、種々のバリエーションが可能である。本実施形態では、第1の実施形態で述べたものに加えて、複数の対象物体の利用方法のバリエーションが存在する。
【0085】
例えば、同一の楽器の音情報を生成するものとし、異なる対象物体に異なる音(例えば、音階、音色、音量の少なくとも一つが異なるもの)を割り当てることも可能である。この場合に、1つの対象物体に1つの音を割り当てることも可能であるし、1つの対象物体に複数の音を割り当てることも可能である。もちろん、同一の音が複数の対象物体に重複して割り当てられてもよいし、排他的に割り当てられてもよい。
【0086】
また、例えば、複数の楽器の音情報を生成するものとし、複数の対象物体に、異なる楽器を割り当てることも可能である。もちろん、同一の楽器が複数の対象物体に重複して割り当てられてもよいし、排他的に割り当てられてもよい。
【0087】
また、例えば、複数の楽器の音情報を生成するものとし、同一の楽器を複数の対象物体に割り当てるとともに、同一の楽器を割り当てられた複数の対象物体に異なる音を割り当てることも可能である。
【0088】
また、例えば、1又は複数の対象物体に現実の楽器と同一若しくは類似の音情報を割り当て、他の1又は複数の対象物体に仮想的な楽器の音情報を割り当てるようにすることも可能である。
【0089】
また、複数の対象物体は、同一の種類のものであってもよいし、その全部又は一部が互いに異なる種類のものであってもよい。
【0090】
上記の他にも、種々のバリエーションが可能である。
【0091】
以上説明してきたように、本実施形態による音情報生成システムを使用することで、例えばぬいぐるみのように、楽器ではない一般物体を複数個使って複数の音色を発生させ、ハンドベルやグラスハープのように音楽の演奏を行うことが可能になるなど、今までに無い娯楽性や芸術性の提供が可能となる。
【0092】
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態は、第1の実施形態や第2の実施形態において、対象物体に対する音色や音程の割り当て方法を変形したバリエーションである。
【0093】
本実施形態における音情報生成システムの構成例は、第1または第2の実施形態における音情報生成システムの構成例と同じである。本情報処理システムの動作手順の一例は図3と同様である。また、本実施形態における音情報の生成方法は、第1または第2の実施形態における音情報の生成方法と同じである。
【0094】
以下、本実施形態について、第1の実施形態や第2の実施形態と相違する点を中心に説明する。
【0095】
第1、第2の実施形態の情報処理装置(第1の実施形態の場合、図1の1200、第2の実施形態の場合、図6の5200)は、対象物体に対して音色や音程を割り当てることが可能であるが、本実施形態においては、対象物に対する音色や音程の設定を情報処理装置(第1の実施形態の場合、図1の1200、第2の実施形態の場合、図6の5200)内で決定し、その規則を利用者に秘匿とする。
【0096】
これにより、例えば、利用者が持ち込んだ物体が、利用者にも予想不可能な意外な音色を発生させることとなり、様々な物体を取り替えて望みの音色を探したり、音色や音程の設定規則を推理したりという音当てゲームのような使用方法が可能となる。
【0097】
以上説明したように、本実施形態による音情報生成システムを使用することで、例えば新しく買ってきたぬいぐるみの音色を試してみるなど、音を使用したゲームとしての娯楽性を提供し、その効果は絶大である。
【0098】
ところで、第1〜第3の実施形態では、対象物体を、本実施形態の構成との関係では何の仕掛けもない一般物体(上記した具体例では、一般のぬいぐるみ)として説明してきたが、もちろん、対象物体を、当該システムのための専用の物体として、当該専用の物体に、さらに各種の仕掛けを組み込んで、より娯楽性や芸術性などの効果を高めることも可能である(例えば、専用の対象物体(上記した具体例では、専用のぬいぐるみ)に、ユーザが当該システムに所定の指示を入力するための仕組みを設け、当該システムはユーザからの所定の指示の入力を受けた場合には、これに応じて所定の処理を行う、など)。
【0099】
なお、以上の各機能は、ソフトウェアとして実現可能である。
また、本実施形態は、コンピュータに所定の手段を実行させるための(あるいはコンピュータを所定の手段として機能させるための、あるいはコンピュータに所定の機能を実現させるための)プログラムとして実施することもでき、該プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体として実施することもできる。
【0100】
なお、この発明の実施の形態で例示した構成は一例であって、それ以外の構成を排除する趣旨のものではなく、例示した構成の一部を他のもので置き換えたり、例示した構成の一部を省いたり、例示した構成に別の機能あるいは要素を付加したり、それらを組み合わせたりすることなどによって得られる別の構成も可能である。また、例示した構成と論理的に等価な別の構成、例示した構成と論理的に等価な部分を含む別の構成、例示した構成の要部と論理的に等価な別の構成なども可能である。また、例示した構成と同一もしくは類似の目的を達成する別の構成、例示した構成と同一もしくは類似の効果を奏する別の構成なども可能である。
また、この発明の実施の形態で例示した各種構成部分についての各種バリエーションは、適宜組み合わせて実施することが可能である。
また、この発明の実施の形態は、個別装置としての発明、関連を持つ2以上の装置についての発明、システム全体としての発明、個別装置内部の構成部分についての発明、またはそれらに対応する方法の発明等、種々の観点、段階、概念またはカテゴリに係る発明を包含・内在するものである。
従って、この発明の実施の形態に開示した内容からは、例示した構成に限定されることなく発明を抽出することができるものである。
【0101】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において種々変形して実施することができる。
【0102】
【発明の効果】
本発明によれば、本来は楽器ではない一般物体を入力デバイスとして使用した音楽あるいは楽器の演奏などが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図
【図2】同実施形態に係る情報処理システムの概観の一例を示す図
【図3】同実施形態に係る情報処理システムの動作手順の一例を示すフローチャート
【図4】同実施形態に係る情報処理システムの情報取得装置の内部構成例を示す図
【図5】同実施形態に係る情報処理システムの音情報生成の一例について説明するための図
【図6】同実施形態に係る情報処理システムの他の構成例を示す図
【図7】同実施形態に係る情報処理システムの概観の他の一例を示す図
【符号の説明】
1000,5000…対象物体
1100,5100…情報取得装置
1110…反射光画像取得部
1111…反射光画像撮像部
1112…反射光画像処理部
1113…反射光画像出力部
1120…自然光画像取得部
1121…自然光画像撮像部
1122…自然光画像出力部
1130…撮像動作制御部
1140…発光部
1200,5200…情報処理装置
1210,5210…形状情報解析部
1220,5220…外観情報解析部
1230,5230…形状情報記憶部
1240,5240…形状情報記憶部
1250,5250…音情報生成部
1260,5310…デジタル−アナログ変換部
1300,5300…情報呈示装置
1310,5320…アンプ部
1320,5330…スピーカー部

Claims (16)

  1. 物体の外観に関する第1の特徴情報及び形状に関する第2の特徴情報をリアルタイムに計測する計測手段と、
    前記計測手段により計測された前記第1及び第2の特徴情報をリアルタイムに解釈する解釈手段と、
    前記解釈手段により解釈された前記第1及び第2の特徴情報に基づいて、対応する音情報を生成する音情報生成手段と、
    前記音情報生成手段により生成された前記音情報を出力する音情報呈示手段とを備えたことを特徴とする音情報生成システム。
  2. 互いに独立した複数の物体の各々について、当該物体の外観に関する第1の特徴情報及び形状に関する第2の特徴情報をリアルタイムに計測する計測手段と、
    前記計測手段により前記複数の物体の各々について計測された前記第1及び第2の特徴情報をリアルタイムに解釈する解釈手段と、
    前記解釈手段により解釈された前記第1及び第2の特徴情報に基づいて、対応する音情報を生成する音情報生成手段と、
    前記音情報生成手段により生成された前記音情報を出力する音情報呈示手段とを備えたことを特徴とする音情報生成システム。
  3. 前記音情報生成手段は、前記第1及び第2の特徴情報に対する解釈結果が、前記複数の物体のいずれがユーザにより操作されたかを示しているかに応じて、生成すべき前記音情報を異ならせることを特徴とする請求項2に記載の音情報生成システム。
  4. 前記第1の特徴情報は、前記物体の色に関する特徴を示す情報又は前記物体の色の変化に関する特徴を示す情報のうち少なくとも一つであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の音情報生成システム。
  5. 前記第2の特徴情報は、前記物体の立体形状に関する特徴を示す情報若しくは前記物体の立体形状の変化に関する特徴を示す情報又は前記物体の動きに関する特徴を示す情報のうち少なくとも一つであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の音情報生成システム。
  6. 前記音情報生成手段は、第1及び第2の特徴情報と生成すべき音情報との関係について予め定められた生成規則を、前記解釈手段により解釈された第1及び第2の特徴情報に適用することによって、対応する音情報を生成することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の情報入出力装置。
  7. 前記生成規則は、ユーザにより前記物体の特定の箇所に特定の操作がなされたことによって、該特定の箇所に対する特定の操作が反映された前記第1及び第2の特徴情報が得られた場合に、該特定の箇所に対する特定の操作について、予め規定された音情報を生成すべきことを示す規則であることを特徴とする請求項6に記載の音情報生成システム。
  8. 前記生成規則は、ユーザにより前記物体の特定の箇所に特定の操作がなされたことによって、該特定の箇所に対する特定の操作が反映された前記第1及び第2の特徴情報が得られた場合に、音情報を生成することを決定し、該特定の箇所に対する特定の操作の内容と当該物体に関する所定の属性情報及び又は当該物体とは関係のない他の所定の情報に基づいて決定される音情報を生成すべきことを示す規則であることを特徴とする請求項6に記載の音情報生成システム。
  9. 前記音情報生成手段は、現実の1又は複数種類の特定の楽器と同一若しくは類似の音情報を生成するものであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の音情報生成システム。
  10. 前記音情報生成手段は、現実の楽器とは異なる音を用いて、現実の楽器とは異なる仮想的な楽器のような音情報を生成するものであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の音情報生成システム。
  11. 前記音情報生成手段が前記音情報を生成するにあたって基とする前記第1及び第2の特徴情報と、当該第1及び第2の特徴情報に基づいて生成される前記音情報との間の関係が、利用者に秘匿されていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の音情報生成システム。
  12. 前記計測手段は、自然光のみに照らされた前記物体からの自然光画像と、照射光のみに照らされた前記物体からの反射光画像との両方を同時に撮影し、前記自然光画像から前記第1の特徴情報を取得し、前記反射光画像から前記第2の特徴情報を取得するものであることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の音情報生成システム。
  13. 物体の外観に関する第1の特徴情報及び形状に関する第2の特徴情報をリアルタイムに計測し、
    これにより得られた前記第1及び第2の特徴情報をリアルタイムに解釈し、
    これにより得られた前記第1及び第2の特徴情報に対する解釈結果に基づいて、対応する音情報を生成し、
    生成された前記音情報を出力することを特徴とする音情報生成方法。
  14. 互いに独立した複数の物体の各々について、当該物体の外観に関する第1の特徴情報及び形状に関する第2の特徴情報をリアルタイムに計測し、
    これにより前記複数の物体の各々について得られた前記第1及び第2の特徴情報をリアルタイムに解釈し、
    これにより得られた前記第1及び第2の特徴情報に対する解釈結果に基づいて、対応する音情報を生成し、
    生成された前記音情報を出力することを特徴とする音情報生成方法。
  15. コンピュータを音情報生成システムとして機能させるためのプログラムであって、
    物体の外観に関する第1の特徴情報及び形状に関する第2の特徴情報をリアルタイムに計測する計測機能と、
    前記計測機能により計測された前記第1及び第2の特徴情報をリアルタイムに解釈する解釈機能と、
    前記解釈機能により解釈された前記第1及び第2の特徴情報に基づいて、対応する音情報を生成する音情報生成機能と、
    前記音情報生成機能により生成された前記音情報を出力する音情報呈示機能とをコンピュータに実現させるためのプログラム。
  16. コンピュータを音情報生成システムとして機能させるためのプログラムであって、
    互いに独立した複数の物体の各々について、当該物体の外観に関する第1の特徴情報及び形状に関する第2の特徴情報をリアルタイムに計測する計測機能と、前記計測機能により前記複数の物体の各々について計測された前記第1及び第2の特徴情報をリアルタイムに解釈する解釈機能と、
    前記解釈機能により解釈された前記第1及び第2の特徴情報に基づいて、対応する音情報を生成する音情報生成機能と、
    前記音情報生成機能により生成された前記音情報を出力する音情報呈示機能とをコンピュータに実現させるためのプログラム。
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