JP2004155902A - 塗料 - Google Patents

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JP2004155902A
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Abstract

【課題】稀土鉱石/トルマリン/長石等に含まれるトリウム、ウラン系列核種等は放射性壊変によってα線、β線や、残留核を発生し、水等と反応して、その化学結合やファンデルワールス力を切断し、マイナスイオン等の化学種を発生する。この発生量を増加させるため各種ミネラルの配合を検討した。
【解決手段】マイナスイオン、プラスイオン、遊離基等の化学種の発生量の増加に関する諸問題を解決するため、海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁のミネラルの作用に着目して種々化学的検討を行い、苦汁、希土鉱石/トルマリン/長石を配合した塗料が、化学種の発生量を増加させることができることを明らかにした。

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、深層水(deep layer water)[海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水(deep sea water)、湧昇(upwelling)海水または、深層水(deep layer water:地下陸水で、古代に陸封されたもの、または、深層海水が地下深層部に侵入した海水)]を濃縮して得られる苦汁(bittern)を利用して製造される塗料に関するものであり(湧昇:B. H. McConnaughey, Introductionto Marine Biology, 10, (1970, The C. V. Mosby Company, Saint Louis, USA))、含まれる、従来にない多様なミネラルが稀土鉱石/トルマリン/長石によるマイナスイオンの発生量に触媒的効果を示し、遊離基発生量に比較し、10−30%のマイナスイオンの発生量増加作用を有する塗料の製造に関するものである。ここで用いられる深層水は、いずれも滞留時間が長く、また、食物連鎖の中で栄養分の連環消費がなされていない源海水であることが必要である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
稀土鉱石、トルマリン、長石等に含まれるトリウム(Th)、ウラン(U)系列核種等の作用により近接する外界の気体、液体等界面近辺で気体・液体等の化学構造変化をもたらし、遊離基、アニオン、カチオンの何れもが生成する。一方、深層海水に含まれるミネラルイオンは水分と水和(solvation)しやすい。深層海水に含まれるミネラルの場合、二次要素(secondary nutrients; Ca, Mg, Si, S)、微量要素(micronutrients; Mn ,B, Fe, Cu, Zn, Mo, Cl, その他)が豊富に含まれ(野崎義行、現代海洋化学の展望、海洋、号外 No.8, 5 (1995))微細なクラスターを形成して活性化されている。放射性壊変によって発生するα線、β線や、残留核(Rn等:数百eVの反跳エネルギーを有する)は水等と反応して、その化学結合(数eV)を切断する。その結果OH−等のマイナスイオン、プラスイオン、遊離基(radical)等の化学種(chemical species)を発生する。ファンデルワールス力(van der Waals’s force)によって水和したミネラルは水の結合力を低減し、OH 等の化学種の生成を容易にし、マイナスイオン等の生成量を数十%増加させることができる。
【0003】
本発明者はマイナスイオン、プラスイオン、遊離基等の化学種の発生量の増加に関する諸問題を解決するため、深層水(deep layer water)[海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水(deep sea water)、湧昇(upwelling)海水または、深層水(deep layer water:地下陸水で、古代に陸封されたもの、または、深層海水が地下深層部に侵入した海水)]を濃縮して得られる苦汁(bittern)のミネラルの作用に着目して種々化学的検討を行った結果、本発明に到達したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の請求項1の発明は、苦汁と稀土鉱石/トルマリン/長石とよりなる、塗料に関するものである。
【0005】
本発明の請求項2の発明は、塗料中の苦汁成分0−30重量%に対して、稀土鉱石0−100重量%、トルマリン0−30重量%、長石0−70重量%である請求項1記載の塗料に関するものである。
【0006】
本発明の請求項3の発明は、海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁を利用して製造される請求項1および、2記載の塗料に関するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の塗料は、海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁を利用したものであり、従来にない多様なミネラルが放射性壊変によって発生するα線、β線や、残留核と相互作用し、効率よくマイナスイオン等の化学種を発生する塗料である。
【0008】
本発明で添加する稀土鉱石は、フェルグソン鉱石等であり、トリウム1.8%以下、ウラン0.6%以下である。放射能濃度は370Bq/g以下で、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(施行例第19条)、電離放射線障害防止規制(労働省第41号)で、いずれも対象外である。
【0009】
本発明で添加するトルマリンは、電気石とも称されるものであり、その代表的な化学組成は、3(NaXAl6(BO3)Si6O18(OHF)4)(X=Mg, Fe, Li, Al等)である(久保哲治郎、新しい水の科学と利用技術、303(1992))。
【0010】
本発明で添加する長石は、化学組成がSiO2 56.59%, Al2O3 12.60%, Fe2O3 0.34%, CaO 0.40%, MgO 0.15%, Na2O 2.41%, K2O 7.75%, U3O8 0.01%, ThO2 1.42% R2O3 (Total rare earth) 12.00%, ZyO2 0.30%, P2O5 5.62% のものである。
【0011】
本発明で添加する苦汁のICP発光分析法による定量分析結果は以下の通りである:Na 630, Mg 2637, S 837, Ca 1.386, K 597, B 7.8, Li 1.017, Zn 0.00048, Al 0.011, Fe 0.0147, Mn 0.0813, Rb, Mo, As, V, Ba, Ni, Ti, Cs, Cr, Sb,Se, W, Co, Ge, Cu, Ga, Zr, Tl, Bi, Nb, Sn, Pb, Be, Au, Ta, Hg, Cd, Y, Ag < 0.00001 (ppm)。pH<3。水のクラスターの微細化は17O−NMR の半値幅が140−100 Hz から 40−60 Hz に低下することによって認められる。また、 IR スペクトルで、1800−600 cm−1 近辺に広幅吸収帯が認められ、クラスター形成が認められる。
【0012】
【実施例1】
以下、実施例により本発明を説明する。
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンを水性アクリル樹脂エマルジョン200Kgに添加する。さらに、海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。得られた、混合液を攪拌機で攪拌して水性アクリル樹脂塗料を得る。
【0013】
得られた塗料をマルチチャンネル波高分析器によるγ線スペクトル測定したところ、ウラン系列核種とトリウム系列核種から放出されるγ線が検出された。ウラン系列核種では、親核種238Uの娘核種である226Ra, 214Pb, 214Biから放出されるγ線が検出された。また、トリウム系列核種では親核種238Thの娘核種である228Ac, 212Pb, 212Bi, 208Tlから放出されるγ線が検出された。これらの核種について放射能濃度および、放射平衡を仮定したときの系列親核種の質量濃度を計算した。
【0014】
Figure 2004155902
【0015】
Figure 2004155902
【0016】
これらの結果は、ウラン、トリウム濃度とも安全基準値の1/100に収まっている。放射能濃度についても届出値(370Bq/g)を下回るものである。
また、空気イオンカウンターにてマイナスイオン量を測定したところ、6,000−13000個/cmであった。これは、深層水[海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水]を濃縮して得られる苦汁を添加しない場合に比較して20−30%測定値が上回っている。
【0017】
本実施例の水性アクリル樹脂塗料を公衆トイレの内装壁面に塗布したところ、トイレの悪臭が消失し、マイナスイオンが豊富な滝の近辺にいるような爽快な気持ちのする空気に変質した。
【0018】
【実施例2】
実施例1の水性アクリル樹脂塗料をOA室の内装壁面に塗布したところ、目の疲れ、ストレス感が緩和された。病室の内装壁面に塗布したところ、MRSAの発生を抑制することができた。新築家屋壁面に塗布したところ、ホルマリン発生に起因するシックハウス症候群が解消した。室内壁面に塗布することによって、たばこの紫煙が分解されにおいが低減する。さらに、壁面のタール付着による汚れが低減する。
【0019】
【実施例3】
実施例1の水性アクリル樹脂塗料を居室壁面に塗布し、加湿器で40%以上に湿度を保つことによって、花粉症の発現が抑止される。加湿水として、海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁を添加することによってさらに花粉症抑止効果は高められる。
【0020】
【実施例4】
実施例1の水性アクリル樹脂塗料をOA機器ケース、家具表面に塗布することによって室内のマイナスイオン量を漸増することができる。また、消臭効果、シックハウス症候群、花粉症の軽減効果もあった。
【0021】
【実施例5】
実施例1の塗料を生ゴミ処理機壁面に塗布することによってマイナスイオン量を増加し、好気性微生物(枯草菌、放線菌、光栄養細菌等)の成育環境を改善し、増殖を促進し、さらに、微生物器材の補給を必要としない生ゴミのゼロエミッション処理を実現する。この際、濃縮深層水の補給も生ゴミの堆肥化およびゼロエミッション処理を改善する。また、生ゴミ処理機の排気部分にハニカム構造体として塗布、あるいは多孔質ボール状担体として塗布することによって排気の脱臭を行うことができる。実施例1の水性アクリル樹脂塗料を寝室内壁に塗布することによって、就寝中に呼気中にマイナスイオンを取り込むことによって人や家畜の免疫作用の向上を図り、健全な生活を営むことを可能にする。稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。得られた、混合液を攪拌機で攪拌してエマルジョンとする。本エマルジョンを基材として生ゴミ処理機に定期的に添加することによって微生物活性を高めることができた。セルラーゼ等の酵素を本エマルジョンに添加することによってさらに生ゴミ処理効率を高めることができる。稀土鉱石、トルマリン、長石、苦汁等の混合比率はいずれの場合も、任意の比率で混合することが可能である。
【0022】
【実施例6】
実施例1の水性アクリル樹脂塗料を生鮮食品、生鮮肉魚介類、発酵食品、医薬品、化粧品、飲料、農薬、紙類、古文書、繊維類、OA機器、IT部品等、その鮮度や品質の保持を必要とする倉庫、パレット、ボックス、コンテナー、昆虫飼育箱、製氷器・冷蔵庫・洗濯機・ドライヤー・家電製品、トラック荷台、水槽、梱包紙、保管箱等の壁面に塗布することによってその内部に収容した物質の鮮度や品質を長期にわたって保持し、養生することができる。外界からの静電気耐電防止、磁気遮蔽、ガス遮蔽、臭気遮蔽、微生物・カビ遮蔽、電波遮蔽効果等を示す。
【0023】
【実施例7】
実施例1の水性アクリル樹脂塗料を、インクジェットプリンターのインク溶媒系統(インク収納容器、ノズル、インク収納容器を収納する容器の内部および/または、外部等)に塗布・装着することによって、インクの溶媒分子間の化学結合、イオン結合、ファンデルワールス力(van der Waals force)等を切断、励起、再結合し溶媒のクラスターを極限まで微細化する。このことによって、ノズルから噴出・噴射する液滴の微細化を図ることが可能となった。低温特性も改善され、−50〜−70℃で凍結せずインク送液・筆記が可能となる。インク溶媒系統への装着については、水性アクリル樹脂塗料の形態である必要はなく苦汁と稀土鉱石/トルマリン/長石等の混合微粉末が塗布・付着できればいかなる形態でも可能である。インク溶媒中に苦汁を添加することもクラスターの微細化に貢献する。苦汁の添加によって、色素のスタッキング(stacking)による安定化(stabilization)がもたらされ、耐光性・耐候性が向上する。
【0024】
【実施例7】
実施例1の水性アクリル樹脂塗料を、パソコン(CPU, HD, IC)等微細な構造体の液体冷却系統に塗布・装着することによって溶媒(冷媒)分子間の化学結合(共有結合、イオン結合)、ファンデルワールス力(van der Waals force)等を切断、励起、再結合し溶媒のクラスターを極限まで微細化する。このことによって、溶媒(冷媒)の冷却効率の向上を図ることが可能となり、冷却系統の小型化が可能となる。溶媒中に苦汁を添加することもクラスターの微細化につながり、冷却効率の向上に貢献する。水のクラスターの微細化は17O−NMR の半値幅が140−100 Hz から 40−60 Hz に低下することによって認められる。また、 IR スペクトルで、1800−600 cm−1 近辺に広幅吸収帯が認められ、クラスター形成が認められる。
【0025】
【実施例8】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。得られた、混合液を攪拌機で攪拌して塗料(釉薬)を得る。エンジン等燃焼機関の熱交換機(ラジエーター)の内部または/および、外部に塗布・付着させることによって、溶媒(冷媒)分子間の化学結合(共有結合、イオン結合)、ファンデルワールス力(van der Waals force)等を切断、励起、再結合し溶媒のクラスターを極限まで微細化する。このことによって、溶媒(冷媒)の冷却効率の向上を図ることが可能となった。ガソリンエンジンのラジエーターに塗布・付着させた場合、1−20%の燃焼効率の向上が達成されるとともに、溶媒(冷媒)の長期水質保持が達成された。稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕し、得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加したエマルジョンにエチレングリコールや妨錆剤等を添加して液冷式内燃機関冷却補助液とすることも可能である。この場合もガソリンエンジンのラジエーターに添加した結果、1−20%の燃焼効率の向上が達成されるとともに、溶媒(冷媒)の長期水質保持が達成された。
【0026】
【実施例9】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。得られた、混合液を攪拌機で攪拌して塗料(釉薬)を得る。この塗料(釉薬)を磁器の表面に塗布し焼き上げた陶磁器は消臭効果を示した。喫煙用灰皿とした結果、たばこの紫煙の臭いが軽減した。
【0027】
【実施例10】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。得られた、混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョンをたばこのフィルター、巻紙等に塗布した場合、ニコチン、タール等が吸着され、たばこの味がマイルドなものに改変された。また、包装箱に塗布することによってたばこの香り鮮度保持が可能となった。
【0028】
【実施例11】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。得られた、混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョンを湿式または、乾式で繊維、不織布、ポリマースポンジ、絆創膏等に塗布、付着させた。これらの繊維、不織布、ポリマースポンジ、絆創膏等は、マイナスイオン効果、鮮度保持効果、水質浄化作用、土壌活性作用、酵素活性化効果、消臭効果、微生物活性化効果、防かび効果、妨壁蝨効果、害虫忌避効果、ホルマリン・アルコール等化学物質分解反応促進効果、細胞活性化効果等を示す。
【0029】
【実施例12】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。得られた、混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョンを上水道、下水道配管内外に塗布(ライニング)することによって錆、スケーリング、微生物の付着堆積を防止し、水質を微細クラスター化する。水質は微細なクラスターを形成することによってクラスター間のファンデルワールス力が弱まり、流体粘性が低下し、流れやすくなる。送油管にライニングすることによっては油等の媒体は微細なクラスターを形成することによってクラスター間のファンデルワールス力が弱まり、流体粘性が低下し、流れやすくなり、粘性に基づく輸送ロスが低減できる。また、逆に媒体中に含まれる活性酸素、活性化学種を失活させ輸送の安定化をはかれる。同様に、石油、天然ガス、燃料等の保存タンク(固定式、移動式(陸上・海上・水中・高空・宇宙))・タンカー等の錆、スケーリング、微生物の付着堆積を防止、輸送の安定化が達成される。
【0030】
【実施例13】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。得られた、混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョンを道路標識、カーブミラー等の表裏に塗布することによって、塵埃の付着、氷結、水滴等の防止・軽減効果が得られた。
船舶の船底に塗布することによって、魚貝・プランクトン等の付着が防止できた。航空機・列車の機体に塗布することによって氷結、水滴、錆の付着、塵埃の付着が防止できた。高層ビル外壁、高架鉄塔に塗布することによって錆の付着、塵埃の付着が防止できた。鉄道沿線の建物外壁に塗布することによって錆の付着、塵埃の付着が防止できた。
【0031】
【実施例14】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。得られた、混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョンを水洗トイレ・ロータンク・便器内外に塗布することによって水質浄化、消臭効果が達成できた。
【0032】
【実施例15】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョン混合液を鏡裏面に塗布することによって、表面に付着する水滴を微細化し、付着を阻止することができる。多湿環境下でのミラーの防曇効果が期待できる。
【0033】
【実施例16】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョン混合液を絆創膏に塗布・装着することによって、医薬品、健康用具、化粧品として、身体に装着することができる。稀土鉱石、トルマリン、長石、苦汁等の混合比率はいずれの場合も、任意の比率で混合することが可能である。肩こり、肥満、アレルギー、花粉症、腰痛、打ち身、捻挫、痛風等、痛み、炎症、膿、悪血等々の身体部位に付着・装着することによって、血行、細胞活性、トリカルボン酸サイクル(TCA cycle)等が活性化され種々症状が治癒・改善される。インドメタシン、アミグダリン等の経皮消炎・鎮痛作用のある医薬品・化合物を混合することも消炎作用を高めるために有効であった。付着・装着する形状は、絆創膏形状のみならず、スプレー、繊維、不織布、ポリマースポンジ、ポリマーゲルの形状とすることも可能である。肥満部位・肥満抑制経絡に不織布、繊維の形状で装着することによって、脂肪細胞のクラスターを微細化し、酵素燃焼活性を高めることができる。花粉症関連経絡(医聾、翳風、後聴宮、後聡、身柱、神道、霊台、天突等)に装着することによって免疫活性が制御され症状が軽減する。不織布、ポリマースポンジの形状にして口中に含むことによって、食べ物の口臭、アルコール飲料の臭い等が軽減される。海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁溶液を飲用することによってもTCAサイクルは活性化されアルコール分解が促進される。
【0034】
【実施例17】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョン混合液を攪拌棒、スプーン、食器、カード等に塗布・装填することによって、これら器具で攪拌した、コーヒー、ジュース、スープ、飲料、食品等は水分や、香気成分が構造変化し、味覚がマイルドな味に改変される。
【0035】
【実施例18】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョン混合液をボールペンのインク装填部分に塗布・装着することによってインクのクラスターが微細化し、円滑にインクが供給され、長期保存においても、インク劣化、寸断が改善される。記録インクの装填・供給配管部分に本塗料を装着することによって円滑供給、長期品質安定が可能となる。
ガスライターの保存容器、供給配管部分に本塗料を装着することによって、燃焼効率の向上、円滑供給、長期品質安定が可能となる。プロパンガスの燃料供給装置、配管部分に本塗料を装着することによって、燃焼効率の向上、凍結等に対する円滑供給、長期品質安定が可能となる。クラスター微細化によってガスの結晶化エネルギー(ファンデルワールス力)が低減され凍結がしにくくなる。
【0036】
【実施例18】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョン混合液をスピーカー周辺、マイク周辺部に塗布・装着することによって近隣の気層・水層分子構造変化をもたらし、分子振動特性を改善し、音質を改善する効果を有する。
【0037】
【実施例18】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョン混合液を CD, DVD, HD, FD, PD, MD, ジャイロ 等の回転体周辺部に塗布することによって、周辺部に偏在する気体分子のクラスター構造を微細化し、分子間のファンデルフォールス力を低減する。その結果、気体の流体抵抗を低減し、発熱のない安定した回転環境が達成される。このことは、気体液体中で回転するあらゆる回転体の場合にも同様な考察で適用可能である。稀土鉱石、トルマリン、長石、苦汁等の混合比率はいずれの場合も、任意の比率で混合することが可能である。
【0038】
【実施例19】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョン混合液を生コンクリート製造時に添加することによって、水のクラスターを微細化でき、添加する水分を5−20%減少することが可能となる。この結果、得られたコンクリートの強度を増すことが可能となった。稀土鉱石、トルマリン、長石、苦汁等の混合比率はいずれの場合も、任意の比率で混合することが可能である。
【0039】
【実施例20】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョン混合液を紙に添加することによって、シミ等の防虫効果と、耐久性を増すことが可能となる。
糊に添加することによって同様に、シミ等の防虫効果と、耐久性を増すことが可能となる。
【0040】
【実施例21】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョン混合液を女性用生理用品、ペット用品に塗布・装着することによって、防臭効果、防黴効果、防菌効果が得られた。苦汁に含まれる微量要素(micronutrients)等は、嫌気性菌の生育を阻害し、関連部位を清潔・新鮮に保つ。稀土鉱石、トルマリン、長石、苦汁等の混合比率はいずれの場合も、任意の比率で混合することが可能である。
【0041】
【実施例22】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョン混合液をコンドームに塗布・付着させた場合、海綿体(ペニス)の血流を活性化し、膨張させ、持続させる。稀土鉱石、トルマリン、長石、苦汁等の混合比率はいずれの場合も、任意の比率で混合することが可能である。
【0042】
【実施例23】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョン混合液を油圧系統に塗布することによって、油圧の円滑な伝達が可能となる。稀土鉱石、トルマリン、長石、苦汁等の混合比率はいずれの場合も、任意の比率で混合することが可能である。
【0043】
【実施例24】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョン混合液をビール瓶、缶ビール容器、醤油容器、ペットボトル容器、レトルトパック容器、試薬瓶に塗布・装着することによって水、油、食品等内容物のクラスターを微少に変化させ、おいしい味覚に改変・保持・鮮度保持することが可能となった。塗布の形態は、ラベルとして装着することも、あらゆる装着の形態が可能である。
【0044】
【実施例25】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョン混合液を帽子、ヘアーバンド等の形状の繊維、不織布、樹脂等に塗布・装着することによって、頭皮の色素再生産能力、頭髪生産能力を活性化し、禿の改善、白髪の改善効果が認められた。
【0045】
【実施例26】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。混合液を攪拌機で攪拌して塗料(エマルジョン)を得る。得られたエマルジョン混合液を窓枠や壁に塗布することによって、ヤモリ、は虫類、蟻、昆虫類、害虫を忌避することができる。また、電柱、電信棒、電柱付設のワイヤー等に塗布することによって、カラス、野鳥、ヤモリ、は虫類、蟻、昆虫類、害虫を忌避することができる。ヤモリ等は、壁等への付着にファンデルワールス力を利用するが、稀土鉱石等に含まれるラジウム、トリウム等の放射線は壁とヤモリ等との間のファンデルワールス力を断ち切り、付着・歩行を不可能にするメカニズムによって害虫の接近を忌避することができる。電話線等の中継箱への蟻、ネズミ、害虫の侵入も塗布することによって忌避することができる。蜂の営巣も忌避することが可能である。
【0046】
【実施例27】
海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水(deep sea water)、湧昇(upwelling)海水または、深層水(deep layer water: 地下陸水で、古代に陸封されたもの、または、深層海水が地下深層部に地層を通して侵入した海水)を直接構造化するには、本発明の放射線・マイナスイオン発生体と水を直接または、間接的に接触させることによって可能である。直接接触では、放射線・マイナスイオン発生体を充填タンク、充填カラム、濾過塔方式をとることが可能である。間接構造化では、深層水の流路または、槽に放射線・マイナスイオン発生体を近接することによって可能である。また、充填済みボトルや、レトルトパックを放射線・マイナスイオン発生体に近接することによっても可能である。苦汁/稀土鉱石/トルマリン/長石の混合物の形態は様々な形態が可能である。混合物を粗い粉末(10μ−25mm I.D.)とすることが可能である。また、稀土鉱石/トルマリン/長石の混合物を微細粉末(10μI.D.以下)とすることも可能である。これら粉末は、槽、配管等に塗布・付着したり、充填することができる。また、様々な形状の担体に塗布・付着・焼き付けすることができる。これら、様々な製法を単独または組み合わせることによって構造化深層水を製造することができる。
【0047】
海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水(deep sea water)、湧昇(upwelling)海水または、深層水(deep layer water: 地下陸水で、古代に陸封されたもの、または、深層海水が地下深層部に地層を通して侵入した海水)から得られた純粋(pure water by membrane filter, RO filter, ion exchange filter)・蒸留水(distilled water)、または、一般的な純粋・蒸留水を直接構造化するには、本発明の放射線・マイナスイオン発生体と水を直接または、間接的に接触させることによって可能である。直接接触では、放射線・マイナスイオン発生体を充填タンク、充填カラム、濾過塔方式をとることが可能である。間接構造化では、深層水の流路または、槽に放射線・マイナスイオン発生体を近接することによって可能である。また、充填済みボトルや、レトルトパックを放射線・マイナスイオン発生体に近接することによっても可能である。苦汁/稀土鉱石/トルマリン/長石の混合物の形態は様々な形態が可能である。混合物を粗い粉末(10μ−25mm I.D.)とすることが可能である。また、稀土鉱石/トルマリン/長石の混合物を微細粉末(10μI.D.以下)とすることも可能である。これら粉末は、槽、配管等に塗布・付着したり、充填することができる。また、様々な形状の担体に塗布・付着・焼き付けすることができる。これら、様々な製法を単独または組み合わせることによって構造化純粋・構造化蒸留水を製造することができる。
これら、様々な製法を単独または組み合わせることによって構造化深層水を製造することができる。
【0048】
放射線・マイナスイオン発生体と水を直接または、間接的に接触させた場合、水のクラスターの微細化は17O−NMR の半値幅が 100−140 Hz から 40−60 Hz に低下することによって認められる。また、 IR スペクトルで、1800−600 cm−1 近辺に広幅吸収帯が認められ、クラスター形成(構造化(structurized))が認められる。(綿貫邦彦、久保田昌治監修、新しい水の科学と利用技術、217, 237, 263 サイエンスフォーラム(1992))
【0049】
構造化の一般的な方法としては、電磁波照射(x−ray, UV, IR, microwave, radiowave)、粒子線照射(neutron, proton, electron, photon, Rn, α−ray, neutrino)、電磁場照射、核磁気共鳴等によっても可能であり、深層水、濃縮深層水、稀釈水、純水、蒸留水等を直接的または/および、間接的にこれら各種照射をすることによって容易に構造化される(綿抜邦彦、久保田昌治監修、新しい水の科学と利用技術、(1992)サイエンスフォーラム)。しかし、いずれの方法によっても、本発明の放射線・マイナスイオン発生体または、苦汁/稀土鉱石/トルマリン/長石の混合物による構造化よりも、構造化の寄与は劣っている。
【0050】
【実施例28】
稀土鉱石2.5Kg、トルマリン2.5Kg、長石5Kgを10Kg湿式ボールミルで240時間擦って粒子径2ミクロン以下に破砕する。得られたエマルジョンに海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁3%を添加する。得られた、混合液を攪拌機で攪拌して塗料(釉薬)を得る。バッテリ−容器自体または、バッテリー収納容器の内部または/および、外部に塗布・付着させることによって、バッテリー内の溶媒分子間の化学結合(共有結合、イオン結合)、ファンデルワールス力(van der Waals force)等を切断、励起、再結合し溶媒のクラスターを極限まで微細化する。このことによって、溶媒の化学反応の低温特性が改善され、−50〜−70℃の温度域でバッテリーは作動することが可能となった。寒冷地でのバッテリー収納容器として使用可能である。
【0051】
電子機器(電池、電子回路)周辺に本発明の苦汁/稀土鉱石/トルマリン/長石の混合物を塗布・付着・配位することによって、電子機器(電池、電子回路)の低温特性を−50〜−70℃の温度域まで作動可能なものに改善される。カメラ、携帯電話、デジタルカメラ、PC(personal computer)、携帯用CD、携帯ラジオ、ガスライター、電子ライター、GPS、魚群探知機、地雷探知機、懐中電灯等の低温特性が改善され、−50〜−70℃の温度域で作動可能となった。
【0052】
寒冷地で使用する器具・機器のハンドル・握り部分(grip)、接雪部分、凍結部分、防寒衣服等に本発明の苦汁/稀土鉱石/トルマリン/長石の混合物を塗布・付着・配位することによって、器具・機器の低温特性を−50〜−70℃の温度域まで操作可能なものに改善される。寒冷地で人間の生活環境で利用される器具・機器等の低温特性が改善され、−50〜−70℃の温度域で操作可能となった。ここでいう器具・機器の一例としては、冬季スポーツ用具(アイスホッケー用具、アイススケート用具、スキー用ストックのグリップ、スキー板、スノーボート)スノータイヤ、バックミラー裏面、鏡裏面、時計、ディーゼル原動機・易凍結部分、防寒靴底の表裏、凍結道路面、路面のライン・文字用塗装、屋根、ドアーノブ、
【0053】
競泳用水着・船舶等に本発明の苦汁/稀土鉱石/トルマリン/長石の混合物を塗布・付着・配位することによって、競泳用水着・船舶等の水の抵抗を除去することができる。水泳の際、競泳者は水の流体抵抗を受ける。その中、本発明の塗料は、水との水素結合・ファンデルワールス力を切断することによって、これらの抵抗を排除する。船舶においても同様である。
【0054】
本文中[/]は[および、または]を意味する。[%]で特に指定なき場合は[重量%]とする。
【0055】
【発明の効果】
現代生活空間において、OA機器の氾濫、車の大気汚染、杉花粉の飛来、MRSA等免疫機構への攻撃等様々な環境悪化の影響を人体は被っている。本塗料は気層圏、土壌圏、水圏等遍く生活空間に塗布することによって、マイナスイオン等化学種の発生量が増加し、人体・物質環境の改善に結びつく効果を発現するものである。

Claims (3)

  1. 苦汁と稀土鉱石/トルマリン/長石とよりなる、塗料。
  2. 塗料中の苦汁成分0−30重量%に対して、稀土鉱石0−100重量%、トルマリン0−30重量%、長石0−70重量%である請求項1記載の塗料。
  3. 海面下200メートル以上の深海から取水した深層海水、湧昇海水または、深層水を濃縮して得られる苦汁を利用して製造される請求項1および、2記載の塗料。
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