JP2004154705A - 樹脂濾過装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】樹脂濾過装置は、溶融樹脂を濾過する複数のPFエレメント1を有している。濾過される溶融樹脂は、PFエレメント1内をその中心部から外周部に向かって流れるように構成されている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、樹脂製造装置に組み合わせて用いられる樹脂濾過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来の樹脂濾過装置の概略構成を示す図であり、同図(a)はその軸方向断面図、同図(b)は同図(a)のX−X線における断面図である。また、図9は、図8に示したPFエレメントがサポート部材に支持されている様子を示す断面斜視図である。
【0003】
従来の樹脂濾過装置は、フィルタ部材であるポリマーフィルター(以下、「PF」という。)を構成する多数のPFエレメント101と、これらのPFエレメント101を重ね合わせた状態でそれらの中心部を支持する筒状のサポート部材104と、これらのPFエレメント101を締め付けるキャップ105と、これらの構成を収容する内部空間を構成する第1、第2、および第3のカバー106,107,108とを有している。
【0004】
図10は図8に示した樹脂濾過装置におけるPFエレメントを拡大して示す断面図であり、図11はそのPFエレメントの一部を破断した状態で示す正面図である。
【0005】
PFエレメント101は、その骨組みを構成するガイド103と、ガイド103の両面にわたって積層された複数枚のスクリーンメッシュ102とで構成されている。ガイド103の内部には、複数の樹脂流路103aがPFエレメント101の中心に向かって略放射状に形成されている。これにより、溶融樹脂は、スクリーンメッシュ102を透過して濾過された後にこの樹脂流路103aに流入し、PFエレメント101の中心に向かって流れるようになっている。
【0006】
再び図8を参照すると、サポート部材104には多数の穴104aが形成されている。これらの穴104aは、PFエレメント101の樹脂流路103aにそれぞれ連通する位置に形成されている。
【0007】
上記に説明した従来の樹脂濾過装置は、特に先行技術文献情報を記載するまでもなく、極々周知のものである。
【0008】
次に、上記のように構成された従来の樹脂濾過装置による樹脂の濾過動作について説明する。
【0009】
溶融樹脂は、第1のカバー106に形成された流路を通って樹脂濾過装置の内部空間内に流入すると、キャップ105の側壁面に沿って放射状にPFエレメント101の外周方向へ流れる。そして、溶融樹脂は、図10および図11に示すように、PFエレメント101の外周側からPFエレメント101内に入り込む。
【0010】
PFエレメント101内に入り込んだ溶融樹脂は、スクリーンメッシュ102を透過して不純物が濾過される。そして、清浄化された溶融樹脂が樹脂流路103aに流入し、PFエレメント101の中心に向かって流れる。
【0011】
樹脂流路103aを流れてきた溶融樹脂は、サポート部材104の穴104aを通ってサポート部材104の筒内部に流入し、第3のカバー108に形成された流路を通って樹脂濾過装置の外部に排出される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように構成された樹脂濾過装置は次に説明する問題点を有していた。
(1)上述したように、樹脂濾過装置の内部空間内に流入した溶融樹脂は、キャップ105の側壁面に沿って放射状にPFエレメント101の外周方向へ流れるが、このとき、サポート部材104は流入する溶融樹脂による押圧力を受ける。この押圧力は、溶融樹脂が固いほど、言い換えれば溶融樹脂の粘度が高いほど大きい。サポート部材104には多数の穴104aが形成されているため、その構造上、サポート部材104の強度はあまり高くない。したがって、サポート部材104が受けることができる力には一定の制限があり、その制限を越える力を受けると、図12(a),(b)に示すように、サポート部材104が座屈したり、屈曲したりしてしまう。このような理由から、従来の樹脂濾過装置には柔らかい樹脂(粘性が比較的低い樹脂)しか適用できない。
(2)溶融樹脂は、スクリーンメッシュ102を透過して濾過された後に樹脂流路103aに流入し、PFエレメント101の中心に向かって流れる。しかし、図11に示すように樹脂流路103aの流路はガイド103の中心に向かうにつれて徐々に狭くなるので、ガイド103の中心では溶融樹脂が集積され、溶融樹脂の圧力損失が大きくなる。
(3)また、樹脂濾過装置に固い樹脂(粘性が比較的高い樹脂)を適用するために、サポート部材104の強度を高めるべくその径を大きくすることが考えられる。このとき、サポート部材104の径を大きくした分だけPFエレメント101の一枚当たりの有効濾過面積は小さくなってしまうので、良好な濾過効果を得るためにはより多数のPFエレメント101を備える必要がある。
【0013】
本発明は上記の従来技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、フィルタ部材の数を増やすことなく、粘度が比較的高い樹脂も濾過することができる樹脂濾過装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の樹脂濾過装置は、溶融樹脂を濾過する複数のフィルタ部材を有する樹脂濾過装置において、濾過される溶融樹脂が、前記各フィルタ部材内を前記各フィルタ部材の中心部から外周部に向かって流れるように構成されていることを特徴とする。
【0015】
このように、本発明の樹脂濾過装置は、溶融樹脂が各フィルタ部材内を中心部から外周部に向かって流れるように構成されているので、従来技術とは異なり、フィルタ部材を支持する部材が、樹脂濾過装置内に流入する溶融樹脂による押圧力によって屈曲等してしまうようなことはない。その結果、本発明の樹脂濾過装置では、フィルタ部材の支持強度が構造上高められるので、一枚当たりのフィルタ部材の有効濾過面積を大きくすることができることから、フィルタ部材の数を増やすことなく、粘度が比較的高い樹脂も濾過することができる。
【0016】
また、前記複数のフィルタ部材を重ね合わせた状態で、前記複数のフィルタ部材の外周面を支持する支持部材を有している構成としてもよい。
【0017】
さらに、前記支持部材は、前記複数のフィルタ部材の外周面を囲む多孔質性の壁部を有する円筒状部材からなる構成としてもよい。多孔質性の壁部は、そのどの部分でも溶融樹脂を通すことができることから、フィルタ部材を通って濾過された溶融樹脂を通すための穴を支持部材に設けなくても、支持部材の壁部を通して支持部材の外部に良好に排出することができる。
【0018】
また、前記各フィルタ部材の内部には、前記フィルタ部材の中心部から外周部に向かって放射状に形成された複数の樹脂流路が設けられており、該各樹脂流路は前記フィルタ部材の中心部から外周部に向かうにつれて流路が広くなっている構成とすることが好ましい。これにより、フィルタ部材内に浸入して濾過された溶融樹脂が樹脂流路を通って流れる際に生じる溶融樹脂の圧力損失が小さくなるので、フィルタ部材で濾過された溶融樹脂を良好に外部に排出することが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0020】
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る樹脂濾過装置の第1の実施形態の概略構成を示す軸方向断面図、図2は図1に示したPFエレメントのいくつかを示す断面斜視図である。
【0021】
図1に示すように、本実施形態による樹脂濾過装置は、フィルタ部材であるポリマーフィルター(PF)を構成する多数のPFエレメント1と、これらのPFエレメント1を重ね合わせる際のガイドとなる中実円柱状の心棒4と、これらのPFエレメント1を締め付けるキャップ5と、これらの構成を収容する内部空間を構成する第1、第2、および第3のカバー6,7,8とを有している。
【0022】
図2に示すように、これらのPFエレメント1の互いの接触面にはその全周にわたって溝1aが形成されており、互いに接触する2つのPFエレメント1の溝1a内にはOリング状のシール部材9が設けられている。これらのPFエレメント1は、上記のように構成された溝1aとシール部材9によって支持されており、互いに横ずれ(半径方向へのずれ)が生じないようになっている。
【0023】
PFエレメント1は、特に図2に示されているように、心棒4を通す穴がその中心部に設けられ、中心部から外周部にかけて次第に肉厚になるように形成された輪状の形状を有している。そして、PFエレメント1の外周部近傍の側面には、隣接するPFエレメント1同士の接触面となる平面部が設けられている。
【0024】
図3は図1に示した第1のカバーおよび心棒の構造を示す図であり、同図(a)はその構造の透視平面図、同図(b)はその構造の斜視図である。また、図4(a)は図1のA−A線における断面図、図4(b)は図1のB−B線における断面図である。
【0025】
図3に示すように、心棒4の一端が第1のカバー6の中心部に埋め込まれており、第1のカバー6と心棒4とは一体になっている。そのため、心棒4に複数のPFエレメント1を通した後に心棒4にキャップ5を通し、心棒4の他端に形成されたねじ部にナットを締め付けることで、第1のカバー6とキャップ5との間に複数のPFエレメント1を押さえつけて固定することができるようになっている。
【0026】
また、第1のカバー6の内部には溶融樹脂を流す流路6aが形成されており、第1のカバー6の心棒4が設けられている面には、この流路6aが開口する複数の分流穴6bが形成されている。これらの分流穴6bは、心棒4の回りに均等に配置されている。そのため、第1のカバー6の流路6aを通って流れてきた溶融樹脂は、これらの分流穴6bによって、PFエレメント1の中心穴の内周と心棒4の外周との間の空間に均等に分流されるようになっている。
【0027】
図5(a)は図1に示した樹脂濾過装置におけるPFエレメントを拡大して示す断面図であり、図5(b)はそのPFエレメントの一部を破断した状態で示す正面図である。
【0028】
PFエレメント1は、その骨組みを構成するガイド3と、ガイド3の両面にわたって積層された複数枚のスクリーンメッシュ2とで構成されている。ガイド3の内部には、複数の樹脂流路3aがPFエレメント1の中心部から外周部に向かって略放射状に形成されている。これにより、溶融樹脂は、スクリーンメッシュ2を透過して濾過された後にこの樹脂流路3aに流入し、PFエレメント1の中心から外に向かって流れるようになっている。
【0029】
次に、上記のように構成された本実施形態の樹脂濾過装置による樹脂の濾過動作について説明する。
【0030】
溶融樹脂は、第1のカバー6に形成された流路6aから分流穴6bを通って、樹脂濾過装置の内部空間内に流入する。このとき、第1のカバー6の流路6aを通って流れてきた溶融樹脂は、複数の分流穴6bによって、PFエレメント1の内周と心棒4の外周との間の空間に均等に分流される。
【0031】
PFエレメント1と心棒4との間の空間に流れてきた溶融樹脂は、PFエレメント1の内周側からPFエレメント1内に入り込む。このとき、溶融樹脂は、スクリーンメッシュ2を透過して不純物が濾過される。そして、清浄化された溶融樹脂が樹脂流路3aに流入し、PFエレメント1の中心部から外周部に向かって流れる。
【0032】
樹脂流路3aを流れてきた溶融樹脂は、その樹脂流路3aから流出し、PFエレメント1群と第2のカバー7との間の空間を通り、第3のカバー8に形成された流路を経て樹脂濾過装置の外部に排出される。
【0033】
本実施形態の樹脂濾過装置における心棒4は、複数のPFエレメント1を重ね合わせる際のガイドとしての役割を有するものの、図8に示すサポート部材104のようにPFエレメント1を支持するものではない。また、心棒4は、溶融樹脂が樹脂濾過装置内に流入するときに押圧力を受けることがない。そのため、心棒4は、溶融樹脂の流入時に受ける押圧力によって座屈や屈曲を生じることがない。
【0034】
このように、本実施形態の樹脂濾過装置はPFエレメント1の支持強度が構造上高められているので、一枚当たりのPFエレメント1の有効濾過面積を大きくすることができることから、PFエレメント1の数を増やすことなく、固い樹脂(粘性が比較的高い樹脂)も濾過することができる。
【0035】
また、図5(b)に示すように、樹脂流路3aの流路はPFエレメント1の中心から外側に向かうにつれて徐々に広くなっており、このような樹脂流路3aに対して、溶融樹脂はスクリーンメッシュ2を透過して濾過された後に樹脂流路3aに流入し、PFエレメント1の中心部から外周部に向かって流れる。そのため、溶融樹脂がこれとは逆の方向に流れる従来技術に比べて溶融樹脂の圧力損失が小さくなる。
【0036】
(第2の実施形態)
図6は本発明に係る樹脂濾過装置の一実施形態の概略構成を示す軸方向断面図、図7は図6に示したPFエレメントが支持部材内に収容されている様子を示す断面斜視図である。
【0037】
図6および図7に示すように、本実施形態の樹脂濾過装置では、フィルタ部材であるポリマーフィルター(PF)を構成する多数のPFエレメント1が、多孔質性の壁部を有する円筒状部材からなる支持部材19の内部に積層されている。この支持部材19は、内部に収容したPFエレメント1の外周面を支持するとともに、PFエレメント1を通って濾過された樹脂をその壁部を通して外部に排出する役割を有している。
【0038】
本実施形態におけるPFエレメント1も、特に図7に示されているように、心棒4を通す穴がその中心部に設けられ、中心部から外周部にかけて次第に肉厚になるように形成された輪状の形状を有している。PFエレメント1の外周部近傍の側面には、隣接するPFエレメント1同士の接触面となる平面部が設けられている。
【0039】
本実施形態では、支持部材19によって各PFエレメント1が支持されるため、第1の実施形態のようにPFエレメント1同士の接触面に溝を形成し、互いに接触するPFエレメント1の溝内にシール部材を設ける構成は不要とすることができる。ただし、必要に応じて、本実施形態の支持部材19を用いたPFエレメント1の支持構成と、第1の実施形態の溝およびシール部材を用いたPFエレメント1の支持構成とを組み合わせて用いることも可能である。
【0040】
なお、本実施形態の樹脂濾過装置におけるスクリーンメッシュ(不図示)、ガイド(不図示)、心棒4、キャップ5、第1、第2、および第3のカバー6,7,8等の各構成は第1の実施形態と同様であるので、詳しい説明は省略する。
【0041】
上記のように構成された本実施形態の樹脂濾過装置では、第1のカバー6に形成された流路から樹脂濾過装置の内部空間内に流入した溶融樹脂は、複数の分流穴(不図示)によって、PFエレメント1の内周と心棒4の外周との間の空間に均等に分流される。
【0042】
PFエレメント1と心棒4との間の空間に流れてきた溶融樹脂は、PFエレメント1の内周側からPFエレメント1内に入り込み、スクリーンメッシュを透過してその不純物が濾過される。そして、清浄化された溶融樹脂がPFエレメント1の樹脂流路3aに流入し、PFエレメント1の中心部から外周部に向かって流れる。
【0043】
樹脂流路3aを流れてきた溶融樹脂は、その樹脂流路3aから流出した後に支持部材19の壁部を通り抜け、支持部材19と第2のカバー7との間の空間を通り、第3のカバー8に形成された流路を経て樹脂濾過装置の外部に排出される。
【0044】
なお、複数のPFエレメント1を収容する支持部材19は、その内部に流入する溶融樹脂による内圧によって軸方向および周方向に応力が発生する。しかし、そのような内圧は、装置を通常の状態で使用している限りにおいては装置の設計時に想定される大きさを越えることはない。そのため、溶融樹脂による内圧によって支持部材19が壊れるようなことはない。また、支持部材19は、その壁部の任意の部分から溶融樹脂を通すことができるようになっているので、溶融樹脂を通す際の圧力損失は小さい。
【0045】
このように、本実施形態の樹脂濾過装置においてもPFエレメント1の支持強度が構造上高められているので、一枚当たりのPFエレメント1の有効濾過面積を大きくすることができることから、PFエレメント1の数を増やすことなく、固い樹脂(粘性が比較的高い樹脂)も濾過することができる。
【0046】
なお、上記の第1の実施形態および第2の実施形態の説明ではPFエレメント1が輪状の形状を有している例を示したが、PFエレメント1の形状はこれに限られるものではなく、上記のように樹脂をPFエレメント1の中心部から外周部に向かって流して濾過できる構造および機能を有していれば他の形状であってもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の樹脂濾過装置は、濾過される溶融樹脂が、各フィルタ部材内を各フィルタ部材の中心部から外周部に向かって流れるように構成されているので、フィルタ部材の支持強度が構造上高められており、一枚当たりのフィルタ部材の有効濾過面積を大きくすることができることから、フィルタ部材の数を増やすことなく、粘度が比較的高い樹脂も濾過することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂濾過装置の第1の実施形態の概略構成を示す軸方向断面図である。
【図2】図1に示したPFエレメントのいくつかを示す断面斜視図である。
【図3】図1に示した第1のカバーおよび心棒の構造を示す図である。
【図4】図(a)は図1のA−A線における断面図、図(b)は図1のB−B線における断面図である。
【図5】図(a)は図1に示した樹脂濾過装置におけるPFエレメントを拡大して示す断面図、図(b)はそのPFエレメントの一部を破断した状態で示す正面図である。
【図6】本発明に係る樹脂濾過装置の第2の実施形態の概略構成を示す軸方向断面図である。
【図7】図6に示したPFエレメントが支持部材内に収容されている様子を示す断面斜視図である。
【図8】従来の樹脂濾過装置の概略構成を示す図である。
【図9】図8に示したPFエレメントがサポート部材に支持されている様子を示す断面斜視図である。
【図10】図8に示した従来の樹脂濾過装置におけるPFエレメントを拡大して示す断面図である。
【図11】図8に示したPFエレメントの一部を破断した状態で示す正面図である。
【図12】流入する溶融樹脂による押圧力でサポート部材が屈曲等した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 PFエレメント
1a 溝
2 スクリーンメッシュ
3 ガイド
3a 樹脂流路
4 心棒
5 キャップ
6 第1のカバー
6a 流路
6b 分流穴
7 第2のカバー
8 第3のカバー
9 シール部材
19 支持部材
Claims (4)
- 溶融樹脂を濾過する複数のフィルタ部材(1)を有する樹脂濾過装置において、
濾過される溶融樹脂が、前記各フィルタ部材(1)内を前記各フィルタ部材(1)の中心部から外周部に向かって流れるように構成されていることを特徴とする樹脂濾過装置。 - 前記複数のフィルタ部材(1)を重ね合わせた状態で、前記複数のフィルタ部材(1)の外周面を支持する支持部材(19)を有している、請求項1に記載の樹脂濾過装置。
- 前記支持部材(19)は、前記複数のフィルタ部材(1)の外周面を囲む多孔質性の壁部を有する円筒状部材からなる、請求項2に記載の樹脂濾過装置。
- 前記各フィルタ部材(1)の内部には、前記フィルタ部材(1)の中心部から外周部に向かって放射状に形成された複数の樹脂流路(3a)が設けられており、該各樹脂流路(3a)は前記フィルタ部材(1)の中心部から外周部に向かうにつれて流路が広くなっている、請求項1から3のいずれか1項に記載の樹脂濾過装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002323829A JP2004154705A (ja) | 2002-11-07 | 2002-11-07 | 樹脂濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002323829A JP2004154705A (ja) | 2002-11-07 | 2002-11-07 | 樹脂濾過装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004154705A true JP2004154705A (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=32803598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002323829A Pending JP2004154705A (ja) | 2002-11-07 | 2002-11-07 | 樹脂濾過装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004154705A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101875357B1 (ko) | 2017-02-10 | 2018-07-05 | 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 | 폴리머 필터 및 폴리머 필름의 제조 방법 |
-
2002
- 2002-11-07 JP JP2002323829A patent/JP2004154705A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101875357B1 (ko) | 2017-02-10 | 2018-07-05 | 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 | 폴리머 필터 및 폴리머 필름의 제조 방법 |
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