JP2004153244A - フェライト磁心、catv用機器、ならびに双方向catvシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 飽和磁歪|λS|≦8×10−6、初透磁率μi≧300であるフェライトで構成し、CATV用機器の分岐トランス、分配トランス用の磁心であることを特徴とした。
【選択図】 図1
Description
このようなCATVシステムでは、センター局(ヘッドエンド)からCATVシステム加入者端末の間に、幹線同軸ケーブルや光ファイバーケーブルなどの伝送路が敷設され、この伝送路には双方向のCATV信号を増幅する双方向増幅器、各端末にCATV信号を分配する分配器や分岐器などのCATV用機器が設置されている。
図2は、CATVシステムにおけるCATV用機器の利用の一例を示すのブロック図である。
図2において、15(15a〜15d)は双方向増幅器であり、その内15a〜15cは幹線に設けられたものである。保安器18の下り側の支線は各加入者宅に引き込まれ、双方向増幅器15d、チョークコイルなどの雑音除去装置19、分波器20を介してコンピュータ16やテレビ受像機14と接続される。一方保安器18の上り側は、分配器13、分岐器12、前記双方向増幅器15a〜15cを介して、ヘッドエンド10に接続される。なお、ここではコンピュータ16に接続するRFモデムやテレビ受像機14に接続するホームターミナルなどは図示していない。
分岐トランス110は第1のトランス110aと第2のトランス110bを有し、図6に一例として示すフェライト多孔形磁心に巻線を施して形成される。ここで示したフェライト多孔形磁心は2つの孔が形成されたものであり、メガネコアとも呼ばれる。一方の孔55aには第1のトランス110aの巻線L1を通し、前記巻線L1の一端は入力端子120aに接続され、他端は出力端子120bと接続される。他方の孔55bには第2のトランス110bの巻線L2を通し、前記巻線L2の一端は端子160cに接続され、他端は抵抗105と接続される。巻線L2は前記孔55aに巻回され、巻線L3は前記孔55bに巻回される。前記巻線L2と前記巻線L3の一端同士を接続して中間タップとしアースされる。巻線L2の他端は巻線L2の抵抗55側と接続するとともに、前記抵抗55を介してアースされる。また、巻線L3の他端は巻線L1の出力端子120b側に接続される。
分配トランス210は図7に一例として示すトロイダル磁心に巻線L1、L2を巻装したものであり、巻線L1の一端は入力端子220aと接続し他端はアースされる。巻線L2の両端は、それぞれ出力端子220b、220cと接続し、抵抗205が並列に接続される。また巻線L1、L2の中点が相互に接続される。また上り信号に対して、入力端子220aは出力端子として、出力端子220b、220cは入力端子として機能を果たす。
なお上記分岐トランス、分配トランスの各巻線の巻数比はトランスに要求される結合量により適宜決定される。
米国や欧州では前記周波数帯域は若干異なるが、5MHz〜70MHzをデータ信号の上り信号としている。
そこで、このような流合雑音対策として従来以下の方法が実施されてきた。
a)CATV回線、機器のシールド性を良くする。
b)上りを使用しない端末の上り帯域をカットする。
c)流合雑音が激しい分岐回線を切り離す。
d)幹線に光ファイバーを用い、途中に光−電気変換機器を設置して同軸ケーブルで各加入者宅へ支線を引き込むシステム(HFC−Hybrid Fiber and Coaxial)とする。(1つのツリー状伝送系統につながる端末数を減らし、相対的に雑音をある程度まで減少させようとしたもの)
また、現在各社で検討中の技術として以下の方法があるが、方法によっては既存のインフラを活用出来ないものもあり、いまだ採用されるには至っていない。
e)上りの周波数帯域を雑音の少ない周波数に変える。
f)雑音に強い変調方式を採用する。
g)上り端末を一つに限定し、そこから、LANケーブルや電話回線などを用いLANを構築する。
前記の様に下り信号は例えば70MHzから2.61GHz帯を伝送帯域としており、CATVの各チャンネルは1〜8MHz間隔で分割されている。この周波数間隔と略等しいノイズ成分が上り信号の全周波数帯域にわたって発生していた。
CATV用機器に用いられるフェライト磁心は、通常CATVシステムにおいて取り扱う電力で磁気飽和しないフェライト材料が適宜選択されている。しかしCATV用機器に雷などによってさらにサージ電流が加わると、フェライト磁心が磁気飽和する場合があった。そこで分岐器の各端子にコンデンサを接続し、さらにアースとの間にチョークコイルを接続してアースに対して直流的もしくは低周波的に接続したり(特許文献1)CATV信号の下限周波数よりも低い周波数帯域をカットするハイパスフィルタを設けたりして(特許文献2)、サージ電流がトランスに流入しないようにしていた。
このため、前記のような対策が不要でより簡便なフェライト磁心自体での対策が望まれていた。しかし、これまでフェライト磁心が磁化することにより生じる流合雑音を対策することは困難であると考えられていた。
そこで本発明では、何等かの理由によりフェライト磁心が磁気飽和し磁化する場合であっても、このフェライト磁心を用いて構成した分岐トランスあるいは分配トランスで発生するCATVの各チャンネルで規定される搬送波の差成分によるノイズの発生を抑制し得るフェライト磁心を提供すること目的とする。またこれを用いてCATV用機器の小型化、低コスト化を図り、延いてはコスト増加を抑えながら流合雑音を低減する双方向CATVシステムを提供することも目的とする。
すなわち第1の発明は、飽和磁歪の絶対値|λS|≦8×10−6、初透磁率μi≧300であるフェライトで構成され、CATV用機器の分岐トランス、分配トランスの磁心として用いるフェライト磁心である。飽和磁歪|λS|が8×10−6よりも大きいと、CATVの各チャンネルで規定される搬送波の差成分による歪みの発生を抑制する効果が少なくなる。また、初透磁率μiが300より小さいと分配トランス、分岐トランスとしたとき、下り側の入出力端子間、あるいは出力端子と分岐端子間の十分大きな端子間結合係数が得られず好ましくない。
磁気飽和後のインピーダンスの最大歪量比については後述するが、この最大歪量比が4よりも大きいとCATVの各チャンネルで規定される搬送波の差成分による歪みの発生を抑制する効果が少なくなる。
Fe2O3が47mol%未満であると、初透磁率μiが小さくなり、また、50mol%を超えると比抵抗が急激に低くなり、Ni−Zn系フェライトの特徴である絶縁性が低くなるので不適当である。ZnOが29mol%未満であると初透磁率μiが小さく、34mol%を超えるとキュリー温度Tcが低くなる。NiOが9mol%未満であるとキュリー温度Tcが低く、15mol%以上であると飽和磁歪λsが大きくなってしまう。CuOが7mol%未満だと焼結密度が低く初透磁率μiが小さいものしか得られず、9mol%を超えると損失が大きくなる。
なお、副成分としてSi、Co、Bi、Mn、Mg、Caの少なくとも1つをSiO2、Co3O4、Bi2O3、MnO、MgO、CaO換算でそれぞれ2wt%未満含有していてもよい。これらの副成分は磁歪とは関係しないが、添加することによって、フェライトの焼結促進、抗応力特性の向上、高Q、αμrやTcの制御といった効果を発揮する。副成分の総含有量が5wt%以上であると磁気特性が劣化するので好ましくない。
Fe2O3が50mol%未満、あるいは55mol%を超えると、初透磁率μiが小さくなる。ZnOが10mol%未満であると初透磁率μiが小さくなり、14mol%を超えると、キュリー温度Tcが低下する。
なお副成分としてSi、Co、Bi、Mg、Caの少なくとも1つがSiO2、Co3O4、Bi2O3、MgO、CaO換算でそれぞれ2wt%未満含有していてもよい。これらの副成分は磁歪とは関係しないが、これらの副成分を添加することによって、
フェライトの焼結促進、抗応力特性の向上、高Q、αμrやTcの制御といった効果を発揮する。副成分の総含有量が5wt%以上であると磁気特性が劣化するので好ましくない。
またこれを用いてCATV用機器の小型化、低コスト化が可能となり、延いてはコスト増加を抑えながら流合雑音を低減した双方向CATVシステムを提供することが出来る。
インピーダンスの減少はトランスの性能に影響するがノイズとの関連は薄いと考えられ、本発明者等はCATV信号の周波数帯域外で生じるインピーダンスの歪みが、上り信号に生じるノイズの発生原因ではないかと推定した。この推定に基づけば、フェライト磁心が磁気飽和して磁化する場合であっても、前記インピーダンスの歪みを小さくすることで前記ノイズを低減することが可能であることを見出した。
λs=2/5(λ100)+3/5(λ111)
下記表1より、任意の組成からなるフェライトの飽和磁歪λsは生成される単元フェライトのmol比より算出することができる。
なおFe2O3が不足する組成(Fe2O3が50mol%未満)の場合には各単元フェライトの生成順を考慮して、飽和磁歪λsを導く必要がある。この点については後述する。
まずインピーダンスの歪みが発生する周波数の測定方法を図8及び図9を基に説明する。
インピーダンスの最大歪量比=2×Zmax/(Zb+Zc)
なお機械的共振周波数foを求める際に必要な、ヤング率の評価はJIS R1602で規定される超音波パルス法を、密度の評価はアルキメデス法を用いて求めた。ヤング率は173GPaであり、密度は5.22×103kg/m3である。
ZnFe2O4が900〜1000℃、NiFe2O4が1000〜1100℃、MnFe2O4が1100〜1350℃で生成する。この生成順を考慮すると、例えば試料No1の場合には、先ずCuFe2O4が8mol%、次にZnFe2O4が30mol%生成される、その後NiFe2O4が生成されるがFe量が不足する為9.2mol%しか生成されず、NiOが5.6mol%残るとして算出した。つまりスピネル化されないNiOを含めて総量が52.8mol%となる。したがって飽和磁歪λsは以下のように算出できる。
λs=((−10)×8+(0)×30+(−32)×9.2)×10−6/52.8
=−7.09×10−6
得られたトロイダル形状のフェライト磁心に0.5φの巻線を通して(1ターン)、室温状態で諸特性を評価した。インピーダンスの最大歪量比の評価方法は前記と同様なのでその説明を省く。また初透磁率μi、キュリー温度Tc、残留磁束密度Br、最大磁束密度Bmを表4に示す測定器及び条件で評価した。また角形比Br/Bmは、BHアナライザーを利用して磁界(10〜2000A/m)を印加し、図10に示すように所定の磁界におけるヒステリシスループにおける印加磁界Hが0A/mのときの磁束密度をBrとし、最大となる磁束密度をBmとして、得られたBrとBmとの比としている。
各試料の諸特性の評価結果を表5に示す。
得られた結果から、飽和磁歪|λs|とインピーダンスの最大歪量比との関係を評価した(図14)。飽和磁歪|λs|とインピーダンスの最大歪量比は正の相関関係を有しており、飽和磁歪|λs|を小さくすればインピーダンスの最大歪量比を低減することが出来る。
以上の結果から本発明によれば、フェライト磁心が磁気飽和し磁化する場合であっても、このフェライト磁心を用いて構成した分岐トランスあるいは分配トランスとしての要求特性を得ながらノイズの発生をも低減することできる。また特別な手段によってフェライト磁心が磁気飽和しないようにすることが不要となるのでCATV用機器を小型化することが出来た。さらに、フェライト磁心の磁化によるCATVシステムにおける流合雑音を著しく低減することが出来た。
フェライトの原料組成として52.2mol%のFe2O3、12mol%のZnO、35.8mol%のMnOを秤量し、実施例1と同様の手順で焼結体を得た。但し焼成温度は1200〜1400℃とした。この焼結体について表1より飽和磁歪|λs|を算出し、初透磁率μi、キュリー温度Tc、角形比を測定した。その結果を表6に示す。
またこれを用いて構成するCATV用機器は小型化、低コスト化が可能となり、延いてはコスト増加を抑えながら流合雑音を低減した双方向CATVシステムを提供することが出来る。従来のCATV用機器と併用することが出来るので、新たにインフラを整備する必要も無く、極めて有用な発明である。
11 フィルタ
12 分岐器
13 分配器
14 テレビ受像機
15a,15b,15c,15d 双方向増幅器
16 コンピュータ
18 保安器
19 雑音除去装置
20 分波器
50 フェライト多孔形磁心
60 トロイダル磁心
100 分岐器
200 分配器
Claims (9)
- 飽和磁歪|λS|≦8×10−6、初透磁率μi≧300であるフェライトで構成され、CATV用機器の分岐トランス、分配トランス用の磁心であることを特徴とするフェライト磁心。
- 初透磁率μi≧300であり、機械的共振周波数f0を含む500kHzから2000kHzの周波数において、磁気飽和後のインピーダンスの最大歪量比が4以下のフェライトで構成され、CATV用機器の分岐トランス、分配トランス用の磁心であることを特徴とするフェライト磁心。
- 磁界10〜2000A/mにおける残留磁束密度Brが150mT以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のフェライト磁心。
- 残留磁束密度Brと最大磁束密度Bmとの比Br/Bmで表わされる角形比が0.5以下であることを特徴とする請求項3に記載のフェライト磁心。
- 前記フェライトはFe2O3:47〜50mol%、ZnO:29〜34mol%、NiO:9〜15mol%、CuO:7〜9mol%、を主成分とすることを特徴とする請求項1又は2に記載のフェライト磁心。
- 前記フェライトはFe2O3:50〜55mol%、ZnO:10〜14mol%、残部MnOを主成分とすることを特徴とする請求項1又は2に記載のフェライト磁心。
- 前記フェライト磁心が多孔形磁心又はトロイダル磁心であることを特徴とする請求項1に記載の請求項1又は2フェライト磁心。
- 請求項1又は2に記載のフェライト磁心に巻線を巻装して分岐トランス及び/又は分配トランスとし、前記分岐トランス及び/又は分配トランスを用いて分岐器、分配器又は増幅器としたことを特徴とするCATV用機器。
- ヘッドエンドからCATVシステム加入者端末の間に敷設された同軸ケーブルや光ファイバーケーブルなどの伝送路と、前記伝送路に配置された双方向のCATV信号を増幅する増幅器、CATV信号を分配する分配器や分岐器などのCATV用機器を有し、前記CATV用機器の少なくとも一部が請求項8に記載のCATV用機器であることを特徴とする双方向CATVシステム。
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