JP2004152274A - 測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サーバネットワークなどのメトリックを測定する。
【解決手段】 本発明は、少なくとも1つのカテゴリと1つのメトリックに従って再構成して、少なくとも1つのしきい値を少なくとも1つのカテゴリと1つのメトリックとに適用可能で、少なくとも1つのしきい値を超過した場合には少なくとも1つのイベント例外を生成する測定装置を対象とする。測定装置は、イベントのカテゴリに対して、1つまたは複数のしきい値を設定可能である。
【選択図】 図5

Description

本発明は、サーバネットワークなどのメトリックを測定する測定装置に関する。
ストレージエリアネットワーク(SAN)は、統合されたハードウェアとソフトウェアを利用して堅牢で高速のストレージバックボーンを提供する高速、広帯域のサーバ間ネットワークである。
SANを使用することで、SANのトポロジに応じて、サーバのクラスタが排他的なデータアクセスによりストレージを共有したり、共通のストレージデバイス上でデータを共有することが可能になる。
SANネットワークは、たとえば、各顧客と各取引について収集された数テラバイトの情報のストレージが必要な完全にネットワーク化された企業において有用である。
データの高い可用性と高いセキュリティへのニーズが増大する要求に拍車をかけている。
SANは、企業全体で共用可能でありながら、簡略化された操作で管理可能な高速で可用性の高いストレージのプールを提供する。
SANには、複数のハードディスクドライブ、テープなどの多数のストレージ要素の集まりが含まれている。
既知のSANのパフォーマンスを保証するために、データおよびパフォーマンスメトリック(metrics、距離関数)が収集される。
これらのメトリックは、発生し得る問題(帯域ボトルネックなど)を予測して、それらの問題が発生する前にそれらの問題を緩和するための手段を講じるために用いられるパフォーマンスの傾向および統計値を求めるために使用される。
従来技術によるSANやその他のストレージ環境では、ストレージエリアマネージャ(SAM)プロセスをSAN内のサーバで実行することが知られている。
その名前が示すように、SAMは、その一部の機能としてストレージ環境のコンポーネント間のやりとり、さらにはストレージへの要求を行うアプリケーションプログラム(クライアント)とストレージ環境のコンポーネントとのやりとりを管理する。
SANとSAMの動作中、エラーとしきい値を超過する状態がしばしば発生し、大量のデータが収集と分析のために使用可能になる。
本発明は、上記背景からなされたものであり、サーバネットワークなどのメトリックを測定する測定装置を提供することを目的とする。
一実施形態においては、本発明は、少なくとも1つのカテゴリと1つのメトリックに従って再構成して、少なくとも1つのしきい値を少なくとも1つのカテゴリと1つのメトリックとに適用可能で、少なくとも1つのしきい値を超過した場合には少なくとも1つのイベント例外を生成する測定装置を対象とする。測定装置は、イベントのカテゴリに対して、1つまたは複数のしきい値を設定可能である。
本発明によれば、サーバネットワークなどのメトリックを測定する測定装置が提供される。
図1は、本発明の一実施形態によるシステム200のハードウェアのブロック図を示している。
システム200には、本発明の一実施形態によるソフトウェアが組み込まれている。
システム200は、デバイスサービスのコンシューマ(以降デバイスコンシューマと呼ぶ)204、デバイス210、デバイス218、ストレージエリアマネージャ(SAM)201が接続されたバス(たとえば、SCSI、Ethernet(iSCSI、IP、Gbit Ethernet)、ファイバチャネルなど)202を備える。
デバイスコンシューマ204は、デバイスコンシューマ204がバス202に接続し、バス202とやりとりするのを許可するホストバスアダプタ(HBA)206、208を備える。
デバイス210は、ポート1(212)、ポート2(214)、...、ポートN(216)を有する。
デバイス218は、ポート1(220)、ポート2(222)、...、ポートN(224)を有する。
開示を簡単にするために、2つのデバイス210および218ならびに2つのHBA206および208だけを示しているが、状態の特定の状況により、バスに取り付けることができるデバイスの数は2つよりも少なくても多くてもよく、コンシューマ内のHBAの数も2つよりも少なく(1)ても多くてもよい。
図2は、特定の種類のシステム200、つまり、ストレージエリアシステムまたはストレージエリアネットワーク(SAN)300に対応したハードウェアのブロック図を示す。
SAN300は、バス302、デバイスコンシューマ304、不揮発性ストレージデバイス310、およびストレージエリアマネージャ(SAM)301を備える。
デバイスコンシューマ304は、HBA306および308を含むことができる。
状態の状況により、HBA306/308の数を増減することができる。
デバイスコンシューマ304は、少なくともCPU、入力デバイス(複数可)、出力デバイス(複数可)、およびメモリを備えるコンピュータ326の形態を取ることができる。
たとえば、コンピュータ326は、CPU、IOデバイス、およびRAMなどの揮発性メモリ、ROMなどの不揮発性メモリ、フラッシュメモリ、ディスクドライブ、および/またはテープドライブを備えるものとして示されている。
ストレージデバイス310は、ポート1(312)、ポート2(314)、...、ポートN(316)および論理ユニット(LUN)1、2、...、Nを備える。
また、ストレージデバイス310は、ディスクデバイス、テープドライブ、および/またはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ318を備える。
LUNの論理的性質を読み手に思い起こさせるために、LUN320、322、324と物理メモリデバイス318間の単純化したマッピングを図2に示す。
SAM201、301も、少なくともCPU、入力デバイス(複数可)、出力デバイス(複数可)、およびメモリを備えるコンピュータの形態を取ることができる。
SAM201、301は、ストレージ管理者がSAN200、300環境を管理できるようにする。
SAM201、301は、ストレージ管理者が、テープおよびディスクストレージ、サーバおよびファイバーチャネルスイッチ、ならびに任意の直接取り付けられたストレージを含むSAN200、300内のすべてのコンポーネントの健全性を制御し監視できるようにする。
図3に示すように、SAM201、301は、ストレージアロケータ402、ストレージビルダ404、ストレージアカウンタント406、ストレージノードマネージャ408、およびストレージオプティマイザ410を備えることができる。
ストレージアロケータ402は、ストレージとサーバをマップして、ストレージをサーバに安全に割り当てることができるようにする。
ストレージアロケータ402は、SAN200、300に保存されたデータへのアクセスの表示、管理、制御を許可する。
ストレージアロケータ402は、ホストのリブートなしにストレージの追加、除去、割り当てを可能にすることで、SAN200、300の拡張を容易にする。
ストレージアロケータ402は、ストレージと、ネットワークの検出(discovery)と、ストレージの割り当て方法を示すフィルタおよびアイコンを備えたグラフィカルユーザインタフェース(GUI)も提供する。
ストレージアロケータ402は、クラスタ化されたサーバ構成を可能にする「共有グループ」をセットアップすることも可能にする。
ストレージをサーバに安全に割り当てて、データの損失と権限のないアクセスを防止するには、ストレージアロケータ402を使用して、LUNやLUNのグループをサーバにドラッグアンドドロップすることにより、LUNやLUNのグループを選択することができる。
特定のサーバにストレージが必要なくなった場合、ストレージアロケータ402は、ストレージの使用率を改善するために、別のサーバへの再割り当てを許可する。
ストレージアカウンタント406は、財務分析、予算管理、請求のためにエンドユーザに割り当てられたストレージをサービスプロバイダが測定できるようにする。
ストレージの属性とストレージに割り当てられたサービスとに基づいてストレージの提供を分類することで、ユーザは、顧客のプロファイルを追跡し、時間あたりのギガバイト数によるストレージの価格をストレージサービス提供の総コストと比較し、LUNの割り当てを管理して、特定の価格をLUNに関連付け、サービスレベル価格、割り当てられたLUNのサイズ、ストレージ消費の期間に基づいて料金を計算することができる。
ストレージアカウンタント406はCSV、HTML、XML形式で利用と請求についての表示を生成することが可能で、それらは、その後第三者による請求および財務申請書に統合したり、監査ログに記録することができる。
ストレージノードマネージャ408は、少なくとも1つのインタフェースを介した集中SAN200、300管理と、マルチホストストレージデバイス管理ツールの統合を可能にする。
自動デバイス検出、健全性監視、および自動警告により、資産の可用性の改善が保証される。
ストレージ構成の追加、削除または変更とデータセンタ環境の変化の追跡は、少なくとも1つのインタフェースを介して実施することができる。
ストレージノードマネージャ408は、システム管理者が場所フィールドをカスタマイズし、分散環境でデバイスの物理的位置を特定することも可能にする。
ストレージオプティマイザ410は、ユーザがボトルネットを特定して、SAN200、300のパフォーマンスを高めるようにする。
ストレージオプティマイザ410は、ストレージマネージャが、ホスト、インフラストラクチャ、およびストレージを含むSAN200、300の全体のパフォーマンスを監視することで、速度低下に対処し、ボトルネックを特定するために必要な情報をストレージマネージャに提供する。
SAN200、300のパフォーマンスの重要なメトリックを監視することで、ストレージマネージャは適切なサービスレベルを実施することができるようになる。
ストレージオプティマイザ410は、未加工や要約された一連のデータを収集して管理し、データへのいくつかの種類のアクセスを提供することで、SAN200、300の動作を改善するのに必要な情報をストレージマネージャに与える。
履歴グラフを使用することで、ストレージマネージャは、それらのSAN200、300インフラストラクチャ内の傾向と異常を特定することができる。
ストレージオプティマイザ410を使用して、システム、ストレージ、インフラストラクチャのアップグレードの影響を評価して、SAN200、300全体のパフォーマンスを改善することが可能である。
SAM201、301は、ストレージの容量の評価、制御、計画を支援して、リソースの使用率を改善するストレージビルダ404を含むこともある。
ストレージビルダ404は、さまざまなオペレーティングシステムにまたがって、ホスト、ストレージデバイス、LUN、パーティション、ボリューム、ディレクトリ、ユーザごとのストレージリソースの現在の割り当てと消費を表示することで、管理者がストレージリソースの使用率を改善できるようにする。
履歴傾向データを使用することで、ストレージビルダ404は、ストレージ容量に対する将来的なニーズを推定することもできる。
この推定により、管理者は、容量の追加が必要な時期を積極的に予測することができる。
ストレージビルダ404は、潜在的な容量の不足について早期の警告を与え、削除可能なファイル(たとえば、アクセスされることのないファイルや、具体的に特定された拡張子を持つファイル)を特定し、IT管理者がグループを作成して、そのグループの現在の使用パターンを将来のリソース計画のために分析できるようにすることもできる。
ストレージビルダ404は、分散データ収集と、デバイスコンシューマ204、304上の収集のために定期的にスケジュールされた情報処理も行う。
一実施形態では、データ配信機構はイベントベースで、イベントメッセージをデバイスコンシューマ204、304からSAM201、301へ移動することを可能にし、接続機構は、SAM201、301がデバイスコンシューマ204、304に接触し、情報をデバイスコンシューマ204、304から伝達可能にし、ワークスレッドキュー機構は、任意の時刻に使用中の並列スレッド数を減らし、集中ストレージ機構(通常、デバイス218、318などのデータベース)はストレージに使用される。
図4は、ストレージビルダ404をさらに詳細に示す。
図示のように、ストレージビルダ404は、少なくとも1つの一般測定値モニタ4041を含む。
一般測定値モニタ4041は、選択された測定値を監視し、選択された測定値の1つまたは複数が1つまたは複数のしきい値境界を超えたときに、イベントシステムでの使用に適した少なくとも1つのしきい値超過イベントを生成するための一般的な機能を保つ。
本発明の一実施形態の動作を図5ないし図8の流れ図に示す。
図5および図6は、一般測定値モニタ4041を作成する一実施形態を示し、図7および図8は、一般測定値モニタ4041の動作の実施形態を示す。
図5の要素502に示すように、ユーザは1つまたは複数のしきい値条件をコマンドラインユーザインタフェース(CLUI)またはグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を介して作成することができる。
要素504で、1つまたは複数のしきい値設定がデバイス218、318などのデータベースに保存される。
図6の要素602に示すように、次に、設定情報を、しきい値情報の集合内に配置することもできる。
要素604では、しきい値設定を特定するための種類について反復が行われる。
要素606では、しきい値が将来の値の予測に関連しているかどうかが判断される。
関連している場合、要素608で、TrendThresholdEntry(傾向しきい値エントリ)706とTrendThresholdRange(傾向しきい値範囲)708が生成される。
関連していない場合、要素610で、ThresholdEntry(しきい値エントリ)40412とThresholdRange(しきい値範囲)40413が生成される。
要素612では、関連するしきい値のすべての集合に対して測定値エントリが生成される。
要素614では、要素612で生成された測定値エントリに対して一般測定値モニタ4041が作成される。
図7は、一般測定値モニタ4041の動作の一実施形態を示す。
要素702に示すように、データの処理が開始され、要素704では、一般測定値モニタ4041が履歴測定値を生成し、要素706では、1つまたは複数のしきい値設定を探索する。
要素708では、一般測定値モニタ4041は、それぞれのしきい値からの超過を調べる。
要素710では、ThresholdExceededEvent(しきい値超過イベント)40414が生成された場合、要素712では、一般測定値モニタ4041は、処理が必要なイベントを送って別のプロセスに送る。
要素710でThresholdExceededEvent 40414が生成されない場合、要素714で一般測定値モニタ4041は処理を終了する。
図8は、本発明の別の一実施形態による測定値モニタの動作を示している。
要素802に示すように、測定値モニタ4041'は、測定値を受け取り、しきい値からの超過を調べる。
要素804では、測定値モニタ4041'は、測定値についてのメトリックと測定元を特定する。
要素806では、測定値モニタ4041'は、特定されたメトリックについての測定値エントリを調べる。
測定値エントリがこのメトリックに対応していない場合、要素808では、しきい値超過は発生しない。
測定値エントリがこのメトリックに対応している場合、ThresholdEntry 40412が所与の測定元に対応しているかどうかが判断される。
対応している場合は、要素812で、ThresholdEntry 40412がTrendThresholdEntry 706であるかどうかが判断される。
ThresholdEntry 40412がTrendThresholdEntry 706の場合、要素814で、測定値モニタ4041'は、関連する履歴測定値を探索して、要素816で測定値をデータ要素に変換する。
測定値モニタ4041'は、要素818でデータを正規化して、要素820でデータを記述する関係を生成する。
要素822で、測定値モニタ4041'は、所望の最大値まで一定間隔で予測値を生成する。
一旦、予測値が生成されると、要素824で、測定値モニタ4041'は、超過を調べる条件を決定する。
測定値モニタ4041'は、要素812でThresholdEntry 40412がTrendThresholdEntry 706ではない場合も、超過を調べる条件を決定する。
要素826で、測定値モニタ4041'は、境界条件を超過しているかどうかを判断する。
超過していない場合、要素808でしきい値超過は発生しない。
要素826で境界条件を超過している場合、要素828でThresholdExceededEvent40414が生成される。
前述のように、一般測定値モニタ4041と測定値モニタ4041'は、少なくとも1つのデータ入力を別のストレージビルダ404の要素および/またはSAM201、301あるいはSAN200、300のその他の要素から受け取る。
一般測定値モニタ4041は、特定のカテゴリと特定のメトリックに対する測定値(複数可)を受け取る。
カテゴリの例としては、種類、組織、または実体がある(図2および図3のデバイスコンシューマ204、304のカテゴリは「種類」である)。
メトリックの例としては、任意の種類のリソース使用率、信頼区間、持続時間などの測定値がある。
メトリックは、任意の測定元のメトリックでよい。
ストレージビルダ404がデータを収集する測定元の例としては、ホスト、NASデバイス、ホスト上の論理ボリューム、ホスト上のボリュームグループ、ホスト上のユーザアカウント、ドメインユーザアカウント、管理ディレクトリがある。
メトリックの名前と測定元は、任意の必要なしきい値の調査を行うための適切なメトリックの集合の探索のために使用可能な2つの識別子である。
測定値に関連付けられたカテゴリとメトリックは、測定値に使用するおそらく複数のMeasurementEntry(測定値エントリ)40411の特定に使用される。
MeasurementEntry 40411は、特定のカテゴリとメトリックのすべての測定値に使用可能なしきい値またはしきい値の集合である。
一実施形態では、たとえば、測定値自体の既定値に関連したしきい値、特定の種類のオブジェクト(ホスト、ボリュームなど)の既定値に関連したしきい値、組織のすべてのメンバの既定値に関連したしきい値、特定の実体(SAN201、301上の特定のホスト204、304)に関連したしきい値である、所与のMeasurementEntry 40411による各測定値に対して想定可能な複数の種類のしきい値が存在することができる。
各種類について、複数のThresholdEntry(しきい値エントリ)40412が存在することもできる。
さらに、ThresholdEntry 40412は、特定のエントリのこともできるが、それに関連付けられた1つまたは複数のThresholdRange(しきい値範囲)40413を有することもできる。
ThresholdRange 40413は、しきい値の調査対象の特定の境界条件の場合や、超過時の関連する重大性の場合もある。
各ThresholdEntry 40412に対して、特定のしきい値超過が発生すると、1つまたは複数のThresholdExceededEvent(しきい値超過イベント)40414が生成される。
ThresholdEntry 40412は、それに関連付けられたすべてのThresholdRange 40413を(たとえば、重大性のレベル順に)調べ、いずれかのThresholdRange 40413を超過しているときには、超過を示すことができる。
一例として、一般測定値モニタ4041では、特定されたカテゴリとメトリックを組み合わせることで、「ホスト」(種類)について「使用率」がしきい値「X」を超えているかのしきい値調査を作成することができる。
別の例としては、一般測定値モニタ4041では、特定されたカテゴリとメトリックを組み合わせることで、「組織A」(この組織のすべてのメンバ)について「使用率」がしきい値「X」を超えているかのしきい値調査を作成することができる。
さらに別の例としては、一般測定値モニタ4041では、特定されたカテゴリとメトリックを組み合わせることで、「ホストA1」(すべてのホストではなく特定のホストまたは特定の組織のすべてのホスト)について「使用率」がしきい値「X」を超えているかのしきい値調査を作成することができる。
本発明の別の実施形態では、カテゴリの種類あたり1つのしきい値を生成することができる。
本発明のさらに別の実施形態では、生成されるしきい値は、検査するカテゴリの集合の中で最も厳格なしきい値である。
本発明のもう1つの一実施形態では、一般測定値モニタ4041のフレームワークを、SAM201、301上に存在するサーバコンポーネントによって標準のJCOREフレームワークやCLAYフレームワーク内に適合させている。
図4の一般測定値モニタ4041の利点は、すべての種類のしきい値調査を同じ方式で扱うことができることで、たとえば、ユーザストレージ使用率を調査可能な方式でボリューム使用率を調べることができる。
さらに、測定値モニタ4041'は、少なくとも1つのホスト204、304または少なくとも1つのデバイス210、310から少なくとも2つのデータ入力を受け取る。
各データ入力は、少なくとも1つのカテゴリと少なくとも1つのメトリックを含むことができる。
測定値モニタ4041'は、少なくとも2つのデータ入力に対してデータ傾向把握を行う。
図9の相関図に示すように、測定値モニタ4041'は、汎用の統計分析パッケージ内の任意の種類の統計傾向把握予測アルゴリズムStatistics(統計値)700を使用して、データ傾向把握を行うことができる。
その場合、測定値モニタ4041'は、分析パッケージにより定義されたDataElement(データ要素)702インタフェースを介して分析パッケージとやりとりする。
測定値モニタ4041'は、データ傾向把握の結果を、デバイス210、310などの中央の位置や、SAM201、301のメモリ内に格納することもできる。
統計傾向把握予測アルゴリズムStatistics 700は、分析パッケージにより定義されたRelationship(関係)704インタフェースを使用することもできる。
データベース抽象化層を介して、少なくとも2つのデータ入力を探索することができる。
本発明の別の一実施形態では、測定値モニタ4041'は、DetaElement 702インタフェースを4つの要素の値として実施することができる。
その場合、この4つの値は、時刻、値、メトリック、測定元に対応する。
測定値モニタ4041'は、非傾向把握しきい値のために、時刻と値を抽出することもできる。
測定値は、範囲の値と比較することもできる。
任意のしきい値超過により、ThresholdExceededEvent 40414が発生する可能性がある。
傾向把握のしきい値については、メトリックと測定元の要素が考慮され得る。
データベース抽象化層を介して、測定元とメトリックのすべての測定値を探索することができる。
次に、これらの測定値は、値と時刻に等しいX、Y値に対応する一組のDataElement 702に変換される。
次に、それらの値は、値を変換することで分析中の精度の低下を減らすための1つから2つの工程により正規化することができ、次に、最良適合統計予測を使用して4つの時系列分析点が等間隔に設定されたX、Y点に変換され、任意の必要な欠落していた点が埋められる。
次に、分析を行い、統計値Relationship 704が生成される。
次に、Relationship 704を使用して、特定の予測点までの検討するすべての点が走査される。
検査中の時間枠内のどれかの予測値が超過の発生を指示している場合、そのエントリは超過を通知する。
本発明のさらに別の一実施形態では、測定値モニタ4041'のフレームワークを、SAM201、301上に存在するサーバコンポーネントとすることで標準のJCOREフレームワークやCLAYフレームワーク内に適合させている。
図10は、測定値モニタ4041、MeasurementEntry 40411、ThresholdEntry 40412、ThresholdRange 40413、ThresholdExceededEvent 40414、TrendThresholdEntry 706、TrendThresholdRange 708の間のクラスの関係を示す相関図である。
図10は、測定値モニタ4041'の実施形態のTrendThresholdEntry 706とTrendThresholdRange 708を一般測定値モニタ4041の実施形態のMeasurementEntry 40411、ThresholdEntry 40412、ThresholdRange 40413、ThresholdExceededEvent 40414に加えることで、本発明の少なくとも2つの実施形態を組み合わせた相関図である。
図4と併せて前述した本発明の実施形態は、1つの測定値モニタ4041を示しているが、前述のように、SAM201、301のストレージビルダ404は、任意の所与の個々のSAM201、301上で任意の所与の時刻に測定値モニタ4041の1つまたは複数のインスタンスおよび/または測定値モニタ4041'の1つまたは複数のインスタンスを含むことおよび/または実行することが可能である。
さらに、これも前述のように、SAN200、300は、複数のSAM201、301を含むことができる。
さらに、測定値モニタ4041、4041'の機能性を、1つまたは複数のSAM201、301の代わりに、またはそれに加えて、1つまたは複数のデバイスコンシューマ204上でホストしたり、あるいは、デバイス201、301、204の任意の組み合わせにより分割することもできる。
図1ないし図4に示した機能ブロックは、ハードウェアおよびまたはソフトウェアで実施可能であることに留意されたい。
ハードウェア/ソフトウェアによる実施態様は、プロセッサ(複数可)と製造業者の部品(複数可)の組み合わせを含むこともできる。
製造業者の部品(複数可)はさらに、記憶媒体と実行可能なコンピュータプログラム(複数可)を含むこともできる。
実行可能なコンピュータプログラム(複数可)は、前述の動作を行う命令を含むこともできる。
コンピュータ実行可能プログラム(複数可)は、搬送波(複数可)による、または搬送波なしの外部から供給される伝搬信号(複数可)の一部として提供することもできる。
前述の一般測定値モニタ機構の実施形態を使用して、SAN200、300のユーザにSAN200、300内で特定の条件が発生したことの警告を与えることもできる。
前述の測定値モニタ機構の実施形態を使用して、SAN200、300の管理者にSAN200、300のボリュームやストレージの使用率などの他のシステムの使用率傾向情報を提供するのに使用可能な傾向情報をSAN200、300のユーザに提供することもできる。
本発明についてこれまで説明したが、本発明がさまざまに変更可能なことは明らかであろう。
そのような変更は、本発明の精神および範囲から逸脱するものと見なされるべきではなく、当業者に明らかなそのような修正はすべて添付の特許請求の範囲内に含めることを意図している。
本発明はコンピュータデバイスの測定に利用可能である。
本発明の一実施形態によるハードウェアのブロック図である。 本発明の別の実施形態によるハードウェアのブロック図である。 本発明の一実施形態によるストレージエリアマネージャ(SAM)ハードウェアのブロック図である。 本発明の一実施形態によるストレージビルダのハードウェアのブロック図である。 本発明の一実施形態による一般測定値モニタの作成を示す図である。 本発明の一実施形態による一般測定値モニタの作成を示す図である。 本発明の一実施形態による一般測定値モニタの動作を示す図である。 本発明の別の実施形態による測定値モニタの動作を示す図である。 本発明の一実施形態による、測定値モニタ4041'、Statistics 700、DataElement 702、Relationship 704の間のクラス相関を示した相関図である。 本発明の一実施形態による測定値モニタ4041、MeasurementEntry 40411、ThresholdEntry 40412、ThresholdRange 40413、ThresholdExceededEvent 40414、TrendThresholdEntry 706、およびTrendThresholdRange 708の間のクラス相関を示した相関図である。
符号の説明
201・・・ストレージエリアマネージャ、
202・・・バス、
206・・・ホストバスアダプタ、
204・・・デバイスコンシューマ、
210、218・・・デバイス、
212、214、216・・・ポート、
326・・・モニタ、
320・・・論理ユニット、
310・・・ストレージデバイス、
408・・・ストレージノードマネージャ、
402・・・ストレージアロケータ、
404・・・ストレージビルダ、
110・・・ストレージオプティマイザ、
406・・・ストレージアカウンタント、
4041・・・一般測定値モニタ、

Claims (9)

  1. バス(202、302)、1つまたは複数のホスト(204、304)、マネージャ(201、301)、および該バス(202、302)に接続された1つまたは複数のデバイス(210、310)を有するシステム(200、300)で使用されるコンピュータ可読の1つまたは複数の媒体上の測定値監視コード構成であって、該コード構成は、前記マネージャ(201、301)の1つまたは複数のプロセッサにより実行されて前記1つまたは複数のホスト(204、304)と前記1つまたは複数のデバイス(210、310)の間でのデータの収集および分析を可能にし、
    前記1つまたは複数のホスト(204、304)または前記1つまたは複数のデバイス(210、310)のうちの少なくとも1つから、少なくとも1つのカテゴリと少なくとも1つのメトリックを含む少なくとも1つのデータ入力(40411)を受け取る一般測定コード部分(4041)であって、該少なくとも1つのカテゴリと少なくとも1つのメトリックに従って再構成可能であり、それにより、少なくとも1つのしきい値(40412)が該少なくとも1つのカテゴリと少なくとも1つのメトリックに適用され、該少なくとも1つのしきい値を超過した場合は少なくとも1つのイベント例外(40414)を生成する一般測定コード部分
    を備える測定値監視コード構成。
  2. 前記少なくとも1つのカテゴリは、種類、組織、実体のうちの少なくとも1つであり、前記少なくとも1つのしきい値(40412)は各カテゴリに適用可能である
    請求項1に記載の測定値監視コード構成。
  3. 前記一般測定コード部分は、少なくとも2つのデータ入力を受け取り、該少なくとも2つのデータ入力に対してデータ傾向把握を行う
    請求項1または2に記載の測定値監視コード構成。
  4. バス(202、302)、1つまたは複数のホスト(204、304)、該バス(202、302)に接続された1つまたは複数のデバイス(210、310)を有するシステム(200、300)に動作可能に結合されたプロセッサを含む測定装置であって、該測定装置は、該1つまたは複数のホスト(204、304)と該1つまたは複数のデバイス(210、310)の間でのデータの収集および分析を可能にし、
    前記1つまたは複数のホスト(204、304)または前記1つまたは複数のデバイス(210、310)のうちの少なくとも1つから、少なくとも1つのカテゴリと少なくとも1つのメトリックを含む少なくとも1つのデータ入力(40411)を受け取る少なくとも1つの一般測定値モニタ(4041)であって、該少なくとも1つのカテゴリと該少なくとも1つのメトリックに従って再構成して、少なくとも1つのしきい値(40412)を該少なくとも1つのカテゴリと少なくとも1つのメトリックに適用可能であり、該少なくとも1つのしきい値を超過した場合は少なくとも1つのイベント例外(40414)を生成する一般測定値モニタ(4041)
    を備える測定装置。
  5. 前記少なくとも1つのカテゴリは、種類、組織、実体のうちの少なくとも1つであり、前記少なくとも1つのしきい値(40412)は各カテゴリに適用可能である
    請求項4に記載の測定装置。
  6. 前記少なくとも1つの一般測定値モニタは、少なくとも2つのデータ入力を受け取り、該少なくとも2つのデータ入力に対してデータ傾向把握を行う
    請求項4または5に記載の測定装置。
  7. バス(202、302)、1つまたは複数のホスト(204、304)、該バス(202、302)に接続された1つまたは複数のデバイス(210、310)を有するシステム(200、300)内のデータの収集および分析方法あって、
    前記1つまたは複数のホスト(204、304)または前記1つまたは複数のデバイス(210、310)のうちの少なくとも1つから、少なくとも1つのカテゴリと少なくとも1つのメトリックを含む少なくとも1つのデータ入力を受け取ることと、
    前記少なくとも1つのカテゴリと少なくとも1つのメトリックに従って一般処理要素を再構成することであって、それにより、少なくとも1つのしきい値(40412)を該少なくとも1つのカテゴリと該少なくとも1つのメトリックに適用する、再構成することと、
    該少なくとも1つのしきい値を超過した場合は少なくとも1つのイベント例外(40414)を生成することと
    を含む方法。
  8. 前記受け取ることは、少なくとも2つのデータ入力を受け取ることであり、
    該方法は、
    前記少なくとも2つのデータ入力に対してデータ傾向把握を行うこと、

    さらに含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記実行することは、統計ユーティリティを呼び出すことであって、それにより、前記データ傾向把握を行う、呼び出すことを含む
    請求項8に記載の方法。
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