JP2004152115A - 入力修正方法および入力修正支援システム - Google Patents

入力修正方法および入力修正支援システム Download PDF

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Akio Furuhata
彰夫 古畑
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Abstract

【課題】本発明は、入力されたデータに含まれる各項目の確信度を用いて、データの修正方法を動的に変化させ、常に疑わしい(確信度の低い)項目の内容を優先的に修正することができることから、データの入力方法に因らずオペレータが介在する入力修正作業を効率よく迅速かつ正確に行うことができる入力修正方法および入力修正支援システムを提供することを課題とする。
【解決手段】確信度計算手段12は、データ入力部11より取得したデータに含まれる複数の項目について項目毎に内容の確信度を計算し、修正手段13は、確信度計算手段12により計算された確信度を用いて提示の方法を動的に変化させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力された複数の項目のデータを項目毎に修正する入力修正方法および入力修正支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
【従来の技術】
互いに関連性を有する多数のデータを扱う、例えば顧客管理等のデータベースを構築する際、これらデータの入力に、誤りが生じる場合があり、誤って入力されたデータに対しては修正作業を行う必要がある。特に、データ入力方法として、OCR(光学的文字読取装置)を用いた場合は、読み取り結果が信頼できない場合があることから、入力された(読み取った)データに対して、修正を行う手段が不可欠である。
【0004】
入力されたデータに含まれる項目の内容を修正する場合は、オペレータによって入力を行う方法が一般的である。具体例を挙げると、OCR(光学的文字読取装置)によって読み取った内容を、そのもととなった画像と並べて表示し、オペレータに修正を行わせる技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。また、相互に関係のある2つの項目の読み取り結果を、その2つの項目を対応付けて保存しているデータベース上のエントリと照合して、正しいものを選択する方法(例えば、特許文献2参照)や、一つ目の項目から読み取ったデータを二つ目の項目のデータに変換し、二つ目の項目の読み取り結果と照合して結果を選択する方法(例えば、特許文献3参照)などのように、自動的に修正を選択する方法も存在する。さらに、郵便番号と電話番号の市外局番から住所を推定し、それらの項目から得られた結果を利用して住所を決定する、与えられた入力が正しい入力である可能性まで考慮した方法(例えば、特許文献1参照)も提案されている。
【0005】
上記した従来技術に於いて、OCRにより読み取った内容を、そのもととなった画像と並べて表示し、オペレータに修正を行わせる技術は、ユーザが全ての項目に対し、同一画面上で、順に内容が正しいか否かをチェックしなくてはならず、操作性並びに作業効率の面で問題があった。
【0006】
また、自動的にデータの修正を行う方法は、多数の関連したデータ読み取りに用いた場合には局所的に正しいと考えられる修正を行っても、総合的に判断すると正しくない修正である場合があった。例えばOCRによって郵便番号と住所と電話番号を読むような場合に、郵便番号の内容をもとに住所の内容を修正するアルゴリズムを採用すると、郵便番号を誤読した場合には、仮に住所と電話番号の内容が正しく読まれていても修正によって誤った内容にされてしまう場合があり、信頼性の面で問題があった。
【0007】
また、比較的正しい可能性の高い項目の情報をもとに正しい可能性の低い項目の情報を修正する方法に於いては、正しい可能性の高い項目から得られた結果であっても必ずしも正しいとは限らないため、誤認識あるいは無駄な修正が起きる場合、例えば印刷かすれや汚れなどを受けたデータを読み取った等の理由によって前記入力が不完全にしか得られなかった場合に、適切なデータを選択することが困難な場合があり、信頼性の面で問題があった。
【0008】
更に、設定された修正アルゴリズムが必ずしも最適な効率を与えない場合があった。例えば、入カセットとして郵便番号、住所、氏名、電話番号のようなデータセットを用い、前記データの各項目を必要に応じて修正することを考える。前記入力の方法が、OCRによる帳票読み取りであった場合と、オペレータによるキーボード入力であった場合を比較すれば、明らかに各フィールドのデータに対する信頼度は異なる。OCRであれば、漢字と読み取られた入力の信頼度は低く、その入力をもとにした修正は行い難いが、逆に、キーボード入力では、漢字の方が誤入力に気づき易いこともあるため、その入力には数字入力と同様以上の信頼度を与えることができる。また、前記条件に於ける誤りの傾向を分析すると、OCRであれば字形が似た文字に誤りが生じ易いが、キー入力であれば同音文字に誤りが生じ易いという違いが存在する。このような入力の特性の違いを無視して修正を行うことも可能ではあるが、作業効率、信頼性、性能等の面で問題がある。
【0009】
このように、従来の入力修正手段に於いては、オペレータが介在する入力修正作業を効率よく迅速かつ正確に行うことのできる入力訂正機能が存在しなかった。
【0010】
【特許文献1】
特開平02−89190号公報
【0011】
【特許文献2】
特開平04−328692号公報
【0012】
【特許文献3】
特開平04−280394号公報
【0013】
【特許文献4】
特開2001−157876号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来では、オペレータが介在する入力修正作業を効率よく迅速かつ正確に行うことのできる入力訂正機能が存在しなかった。
【0015】
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、データの入力方法に因らずオペレータが介在する入力修正作業を効率よく迅速かつ正確に行うことのできる入力修正方法および入力修正支援システムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、入力されたデータに含まれる各項目の確信度を用いて、データの修正方法を動的に変化させ、常に疑わしい(確信度の低い)項目の内容を優先的に修正することができるようにして、データの入力方法に因らずオペレータが介在する入力修正作業を効率よく迅速かつ正確に行うことができるようにしたことを特徴とする。
【0017】
即ち、本発明は、入力された複数の項目のデータを項目毎に修正する入力修正方法に於いて、前記各項目の内容に対する確信度を計算する確信度計算手段と、前記項目の内容を修正可能にオペレータに提示する修正手段とを具備して、前記修正手段が前記確信度計算手段により計算された確信度を用いて前記提示の方法を動的に変化させることを特徴とする。
【0018】
また、本発明は、入力された複数の項目のデータを項目毎に修正する入力修正方法に於いて、前記各項目の内容に対する確信度を計算する確信度計算手段と、前記確信度計算手段により計算された確信度を用いて前記項目の内容を更新する更新手段とを具備したことを特徴とする。
【0019】
また、本発明は、入力された複数の項目のデータを項目毎に修正する入力修正方法に於いて、前記各項目の内容に対する確信度を計算する確信度計算手段と、互いに関連する項目の内容を比較して項目毎に内容を更新する更新手段とを具備して、前記更新手段が前記確信度計算手段により計算された確信度を用いて項目を特定し、当該項目に関連する項目の内容を更新することを特徴とする。
【0020】
また、本発明は、入力された複数の項目のデータを項目毎に修正する入力修正支援システムに於いて、前記項目各々の内容に対する確信度を計算し取得する確信度計算手段と、前記確信度計算手段が取得した確信度に従い前記項目を並べ替え、当該項目の内容を修正可能にオペレータに提示する修正手段とを具備したことを特徴とする。
【0021】
また、本発明は、入力された複数の項目のデータを項目毎に修正する入力修正支援システムに於いて、前記項目各々の内容に対する確信度を計算する確信度計算手段と、前記確信度計算手段が取得した項目各々の内容に対する確信度を用いて前記項目の内容を更新する項目更新手段とを具備したことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。先ず本発明の第1実施形態を図1乃至図3を参照して説明する。この第1実施形態は、入力されたデータの各項目の内容に対する確信度を計算する確信度計算手段と、上記項目の内容を修正可能にオペレータに提示する修正手段とを具備して、上記修正手段が上記確信度計算手段により計算された確信度を用いて上記提示の方法を動的に変化させることを特徴とする。ここでは、提示の方法を変化させる例として、上記各項目を上記確信度の低い順(疑わしい順)に並べ替えて修正可能にオペレータに提示する。提示の方法を変化させる例としては、上記した項目の並べ替え以外に、例えば色付け、文字の大きさ、反転表示等により、項目の修正順をオペレータに提示することも可能である。
【0023】
図1は本発明の第1実施形態に於ける入力修正方法を実現した入力修正支援システムの構成を示すブロック図である。
【0024】
図1に示すように、本発明の第1実施形態に於ける入力修正支援システムは、データ入力部11より入力されたデータの各項目の内容に対する確信度を計算する確信度計算手段12と、上記データ入力部11より入力されたデータの各項目を上記確信度計算手段12で計算した確信度をもとに並べ換えてオペレータに修正可能に提示する修正手段13とを具備して構成される。修正手段13は、入力修正を行うオペレータに修正画面(図3(c)参照)を提示する表示手段131と、オペレータの操作に従う項目の訂正処理を実行する訂正処理手段132とを有して構成される。
【0025】
図2は本発明の第1実施形態に於ける入力修正の処理手順を示すフローチャートである。
【0026】
図3は本発明の第1実施形態に於ける、入力されたデータの各項目の内容に対する確信度計算例および修正動作の一例を示す図である。ここでは、OCRによりデータを入力しており、各項目の内容について、その内容を構成する文字各々に、テンプレートとの類似度が保持されているものとする。
【0027】
ここで、上記図1乃至図3を参照して本発明の第1実施形態に於ける動作を説明する。
【0028】
確信度計算手段12は、データ入力部11より、図3(a)に示すような複数項目のデータを受けると、その各項目に対する確信度を計算する(図2ステップS11)。
【0029】
この確信度の計算は、例えば以下のようにして行う。まず、確信度を計算する項目を一つ選択する。次に、その項目の内容に含まれる各文字に対して保持されている、テンプレートとの類似度を全ての文字について平均する。そして上記類似度の平均値を確信度とする。すなわち、項目に含まれる文字数をN、i番目の文字のテンプレートとの類似度をSiとすれば、確信度fは
【数1】
Figure 2004152115
である。図3(a)に、項目内の各文字の類似度および各項目に対する確信度の計算結果の具体例を示している。
【0030】
入力されたデータの各項目の内容について確信度が計算されると、次に、修正手段13によりデータを修正する。データの修正は、例えば以下のようにして行う。
【0031】
まず、確信度計算手段12によって計算された確信度が低い順にデータの各項目をソートする(図2ステップS12)。この各項目を並べ替えた状態を図3(b)に示している。項目を並べ替える方法は、例えば確信度の値をキーにしたバブルソートなどが考えられる。
【0032】
次に、ソートされた各項目をソートされた順番で修正を行うユーザ(オペレータ)に提示する(図2ステップS13)。この提示例を図3(c)に示している。ここで修正対象となる項目の初期値は最も上に位置する項目、すなわち確信度の最も低い項目とし、該項目に修正位置を示すカーソルを移動する。但し提示方法は上記した例に限らず、例えば、確信度を高い順に並べ替えて提示してもよいし、項目順は固定して確信度の最も低い項目に修正位置を示すカーソルを移動させてもよい。この提示の方法は図3(c)に示すように、ユーザに指定させてもよい。
【0033】
ユーザは、上記提示された各項目について修正が必要であれば修正を行い(図2ステップS14)、修正を行う必要がなくなった場合には、該データに対する修正を終了する。この実施形態では、図3(c)に示す修正画面内の「次のデータヘ」ボタンを押下操作(クリック操作)することにより、上記データに対する修正が終了する。
【0034】
上記したような入力修正処理により、データの各項目のうち、疑わしい(確信度の低い)データを優先的に修正することができる。
【0035】
ここで、入力されたデータの各項目に対するデータベースが存在する場合、例えばデータの各項目が、郵便番号、住所、電話番号である場合などには、上記データベースを用いて確信度の計算を行うことが可能である。また、データの各項目が相互に関連性を持つものであった場合、例えば上記した各項目のような場合には、データ内の複数項目を関連付けて保存するデータベース、上記の例では郵便番号と住所を関連付けて保存するデータベースなどを利用して項目の内容を更新することが可能である。
【0036】
ここで、図4乃至図6を参照して、データベースを用いた、本発明の第2実施形態による入力修正方法および入力修正支援システムについて説明する。
【0037】
図4は本発明の第2実施形態に於ける入力修正方法を実現した入力修正支援システムの構成を示すブロック図である。
【0038】
図4に示すように、本発明の第2実施形態に於ける入力修正支援システムは、データ入力部21より入力されたデータの各項目の内容に対する確信度を計算する確信度計算手段221と、上記確信度計算手段221で計算した確信度をもとに項目の内容を更新する項目更新手段222と、上記データ入力部21より入力され、項目更新手段222で更新されたデータの各項目を上記確信度計算手段221で計算した確信度をもとに並べ換えてオペレータに修正可能に提示する修正手段223と、扱う各項目の内容を保存するデータベース(DB1)231と、扱う各項目を関連付けて保存するデータベース(DB2)232とを具備して構成される。修正手段223は、入力修正を行うオペレータに修正画面を提示する表示手段224と、オペレータの操作に従う項目の訂正処理を実行する訂正処理手段225とを有して構成される。
【0039】
図5は本発明の第2実施形態に於ける入力修正の処理手順を示すフローチャートである。
【0040】
図6は本発明の第2実施形態に於ける、入力されたデータの各項目の内容に対する確信度計算例および更新動作の一例を示す図である。
【0041】
ここで、上記図4乃至図6を参照して本発明の第2実施形態に於ける動作を説明する。
【0042】
確信度計算手段221は、データ入力部21より入力されたデータに含まれる各項目の内容に対する確信度を計算する(図5ステップS21)。この際の確信度は、例えば以下のような方法によって計算される。先ず、確信度を計算する項目を一つ選択する。
【0043】
次に、該項目の内容に最も近い内容をデータベース(DB1)231から探索する。ここで該項目の内容に最も近い内容とは、該項目の内容と比較した際に一致する文字数cが最大値cmaxとなるデータベースの内容Xのこととする。ここで、前記cmax及びデータベースの内容Xの文字数Nを用いて、確信度fを以下の式により計算する。
【0044】
【数2】
Figure 2004152115
【0045】
図6(a)および図6(b)に、最上段のデータの項目「郵便番号」に対する確信度計算例を示す。まず、項目「郵便番号」の内容「236−0023」に最も近い内容を、データベース(DB1)231に含まれる郵便番号データベースから探索する。
【0046】
上記探索の結果として、上記「郵便番号」の内容「236−0023」と完全に一致する「236−0023」が項目「郵便番号」の内容に最も近いデータベースの内容Xとなる。ここで、一致する文字数の最大値cmax=7である。また、Xの文字数N=7である。従って、項目「郵便番号」の確信度fは、
【数3】
Figure 2004152115
となる。他の項目に対する確信度も同様に計算できる。図6(b)に各項目に対する確信度の一例を示す。
【0047】
次に、項目更新手段222により、データベース(DB2)232を用いて項目の内容を更新する。項目の内容の更新は、例えば以下のようにして行う。
【0048】
まず、確信度の高い順にデータの各項目を並べ替え(図5ステップS22)、最も確信度の高い項目を選択する。図6の例では同図(c)に示すように、最も確信度の高い項目「郵便番号」が選択される。
【0049】
次に、データベース(DB2)232に含まれる、最も確信度の高い項目が他の項目と関連付けて保存されているデータベースから、対応する他の項目の内容を抽出する(図5ステップS23)。図6の例では同図(d)に示すように、データベース(DB2)232に含まれる、最も確信度の高い項目である項目「郵便番号」と項目「住所」を関連付けて保存するデータベースから、項目「郵便番号」の内容「236−0023」に対応する項目「住所」の内容「横浜市金沢区平潟」を抽出する。
【0050】
次に、上記記抽出結果を現在の他の項目の内容と比較する(図5ステップS24)。ここでの比較は、上記他の項目の内容のうち、抽出結果に相当する部分についてのみ行う。
【0051】
上記比較の結果、5割以上の文字が一致した場合に、前記抽出結果は上記他の項目の内容として適切なものであると判断し、上記他の項目の内容を、上記抽出した内容に更新する(図5ステップS25)。図6の例では同図(d)に示すように、項目「住所」の内容のうち、抽出結果に相当する部分は「横浜市金沢区干潟」であり、計算すると、8文字中7文字一致している。このため、項目「住所」の内容のうち、抽出内容に相当する部分を更新し、項目「住所」の内容は図6(d)に示すように「横浜市金沢区平潟1−5−8」となる。
【0052】
上記した項目更新処理により、上記確信度及びデータ内の複数項目を関連付けて保存するデータベースを利用して、項目の内容を正しい内容に更新することができる。但し、上記した項目の更新は、例えば確信度の最も高い項目に与えられた確信度が一定以上の大きさである場合にのみ実行するなどしてもよい。また、項目の内容を更新する基準は比較の結果、5割以上の文字が一致した場合に限らず、例えば必ず更新するなど他の基準によってもよい。
【0053】
ここで、上記した項目更新処理によってデータ中のいずれかの項目の内容が更新された場合には、更新されたデータに対して、再度、上記確信度計算手段221と、項目更新手段222を用いて項目の更新を行う(図5ステップS26(Y)〜S21)。
【0054】
この繰り返しの処理に於いては、上記した繰り返しを終了させる条件を定めて無限回の繰り返しを防ぐ必要がある。この条件としては、例えば内容の変更が行われなくなった際に繰り返しの処理を終了する等がある。
【0055】
上記更新されたデータに対して確信度の再計算を行うと(図5ステップS21)、図6(e)に示すように、新たな確信度として項目「郵便番号」が「100.0」、項目「住所」が「81.8」、項目「電話番号」が「80.0」なる結果が得られる。すなわち、新たに得られた確信度に於いても項目「郵便番号」の確信度が最大となる。よって、上記同様に、項目「住所」の内容「横浜市金沢区平潟」が比較対象として抽出される。しかしながら、現時点での項目「住所」の内容が既に「横浜市金沢区平潟1−5−8」であるため、この更新内容によって項目「住所」の内容は変更されない。よって、繰り返しの処理が終了する。但し、上記の繰り返し処理は、常に行われずに、一回の更新のみ行うようにしてもよい。また、更新の終了条件は上記した例に限らず、例えば全ての項目の確信度が一定以上となった場合に終了するなどしてもよい。
【0056】
上記した更新処理の後は、前述した第1実施形態と同様に、修正手段223を用いてデータを修正する(図5ステップS27〜S29)。以上によって、データの項目のうち、疑わしい項目を優先的に修正することが可能となる。
【0057】
また、修正手段によっていずれかの項目の内容が修正された場合に、修正後の項目の内容をもとに、該項目と関連性を持つ項目の内容を更新するようにしてもよい。
【0058】
ここで、図4と図7乃至図10を参照して、本発明の第3実施形態による入力修正方法および入力修正支援システムについて説明する。
【0059】
この第3実施形態では、図4に点線で示すように、修正手段223から確信度計算手段221へのフィードバックループが追加され、修正手段223で項目の内容が修正された際に、その修正された項目を含んで、再度、確信度計算手段221が確信度を計算し、その確信度を用いて項目更新手段222が上記した更新処理を行う。
【0060】
図7は本発明の第3実施形態に於ける入力修正の処理手順を示すフローチャートである。図8および図9は本発明の第3実施形態に於ける処理動作の一例を示す図である。図10は項目「住所」に対する確信度計算の一例を示す図である。
【0061】
ここで、上記図4と図7乃至図10を参照して本発明の第3実施形態に於ける動作を説明する。
【0062】
まず、上記した第2実施形態と同様の処理で項目の更新を行い、更新した結果のデータをユーザに提示し、修正を行わせる。ユーザがいずれかの項目を修正した場合(図7ステップS40)、該項目の確信度を最大にする(図7ステップS41)。図8に示す例では、ユーザが確信度の最も低い項目「電話番号」を同図(c)に示すように「046−965−4351」から、同図(d)に示すように「045−765−4321」に修正したので、この修正した項目「電話番号」の確信度を最大値「100」に設定する。
【0063】
次に、上記修正されたデータに対し、上記した第2実施形態と同様に、項目更新手段222が項目の更新処理を実行する(図7ステップS32〜S36)。ここでは上記修正された項目に対する確信度は既に最大値に修正されているので、この修正された項目は必ず確信度最大の項目となる。従って、修正手段223で修正された項目の内容をもとにして、該項目と関連性を持つ項目の値を更新することができる。図9に示す例では、上記修正された項目「電話番号」が確信度最大の項目となる。ここで、項目「電話番号」と項目「住所」を関連付けて保存するデータベースより項目「電話番号」の内容に対応する項目「住所」の値として「横浜市金沢区平潟1−2−3」が抽出され、項目「住所」の内容が図9(f)に示す「横浜市金沢区平潟1−5−8」から同図(g)に示す「横浜市金沢区平潟1−2−3」に更新される。
【0064】
ここで、項目「住所」の内容が変更されているため、上記した第2実施形態と同様に、更新されたデータに対して確信度計算手段221と項目更新手段222が、再度処理を実行する。但し、上記した第2実施形態と同様に、この繰り返し処理は必ずしも行う必要はない。図9に示す例では、項目「住所」の内容が変更されているため、上記第2実施形態と同様に項目「住所」と項目「郵便番号」の内容を抽出する。ここで、各項目の内容は抽出された内容と一致するため、内容の変更は行われない。よって、繰り返しが終了する。
【0065】
以下、前述した各実施形態と同様に修正手段を用いてデータを修正する。このようにして、入力されたデータの項目のうち、疑わしい項目を優先的に修正することが可能である。
【0066】
更に、上記したように、データの各項目が相互に関連性を持ち、それらの項目内容を関連付けて保存するデータベースが利用できる場合、確信度計算手段221に於いて、他の項目との関連性を考慮して式を定めてもよい。例えば項目「住所」の確信度を計算する際に、データに含まれる項目「住所」と関連性を持つ項目「郵便番号」の内容との対応関係などを考慮して式を定めてもよい。
【0067】
この際の確信度計算手段の一例は、以下の通りである。
【0068】
まず、データに含まれる項目のうちの一つを、確信度を計算する項目とする。次に、確信度を計算する項目の内容をもとに、確信度を計算する項目と他の項目とを対応付けて保存するデータベースから、該確信度を計算する項目の内容に対応する上記他の項目の内容を抽出する。ここで上記抽出された内容の文字数をNとする。
【0069】
次に、上記抽出結果を現在の上記他の項目の内容の対応する部分と比較し、一致した文字数を数える。上記一致した文字数をcとする。ここで、上記データベースが複数個存在する場合には、全てのデータベースを用いて上記Nとcを求める。これらの値を用いて、確信度fを以下の式で計算する。
【0070】
【数4】
Figure 2004152115
【0071】
図10は、項目「住所」に対する確信度計算の一例である。確信度計算手段に於いては、入力されたデータの性質を考慮して式を定めてもよい。入力されたデータの性質としては、例えば項目「住所」を入力する際には、入力の方法がOCRであれば類似文字に誤りが生じ易いが、キーボード入力であれば同音異義語に誤りが生じ易く、また、入力方法がOCRの場合には項目「郵便番号」の内容の誤りは書き誤りが多く、項目「住所」の内容は読み誤りが多いということなどが挙げられる。
【0072】
以上述べてきたように、本発明の実施形態によれば、データに含まれる各項目の確信度を用いることで、データの修正方法を変化させ、疑わしい項目の内容を優先的に修正することができる。
【0073】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、入力されたデータに含まれる各項目の確信度を用いて、データの修正方法を動的に変化させ、常に疑わしい(確信度の低い)項目の内容を優先的に修正することができることから、データの入力方法に因らずオペレータが介在する入力修正作業を効率よく迅速かつ正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に於ける要部の構成を示すブロック図。
【図2】上記第1実施形態の処理手順を示すフローチャート。
【図3】上記第1実施形態の動作説明図。
【図4】本発明の第2、第3実施形態に於ける要部の構成を示すブロック図。
【図5】上記第2実施形態の処理手順を示すフローチャート。
【図6】上記第2実施形態の動作説明図。
【図7】本発明の第3実施形態の処理手順を示すフローチャート。
【図8】上記第3実施形態の動作説明図。
【図9】上記第3実施形態の動作説明図。
【図10】上記第3実施形態に於ける確信度計算の一例を示す動作説明図。
【符号の説明】
11…データ入力部
12…確信度計算手段
13…修正手段
131…訂正手段
132…訂正処理手段
21…データ入力部
22…入力更新処理部
221…確信度計算手段
222…項目更新手段
223…修正手段
224…表示手段
225…訂正処理手段
231…データベース(DB1)
232…データベース(DB2)

Claims (15)

  1. 入力された複数の項目のデータを項目毎に修正する入力修正方法であって、
    前記各項目の内容に対する確信度を計算する確信度計算手段と、前記項目の内容を修正可能にオペレータに提示する修正手段とを具備して、前記修正手段が前記確信度計算手段により計算された確信度を用いて前記提示の方法を動的に変化させることを特徴とする入力修正方法。
  2. 入力された複数の項目のデータを項目毎に修正する入力修正方法であって、
    前記各項目の内容に対する確信度を計算する確信度計算手段と、前記確信度計算手段により計算された確信度を用いて前記項目の内容を更新する更新手段とを具備したことを特徴とする入力修正方法。
  3. 入力された複数の項目のデータを項目毎に修正する入力修正方法であって、
    前記各項目の内容に対する確信度を計算する確信度計算手段と、互いに関連する項目の内容を比較して項目毎に内容を更新する更新手段とを具備して、前記更新手段が前記確信度計算手段により計算された確信度を用いて項目を特定し、当該項目に関連する項目の内容を更新することを特徴とする入力修正方法。
  4. 前記確信度計算手段は、複数の項目のデータを関連付けて保存するデータベースを用いて前記各項目の内容に対する確信度を計算することを特徴とする請求項1または2または3記載の入力修正方法。
  5. 前記項目更新手段は、互いに関連する項目について内容が変更されたとき、前記確信度計算手段より新たな項目各々の内容に対する確信度を取得し、再度、更新処理を実行することを特徴とする請求項2または3記載の入力修正方法。
  6. 前記項目の内容を修正可能にオペレータに提示する修正手段を更に具備し、前記修正手段で項目の内容が修正されたとき、前記項目更新手段が、再度、更新処理を実行することを特徴とする請求項2または3記載の入力修正方法。
  7. 前記修正手段は、前記確信度計算手段により計算された確信度をもとにオペレータへの提示の方法を変化させることを特徴とする請求項6記載の入力修正方法。
  8. 前記確信度計算手段は、前記入力されたデータの入力方法を計算要素に含んで前記項目各々の内容に対する確信度を計算することを特徴とする請求項1または2または3記載の入力修正方法。
  9. 入力された複数の項目のデータを項目毎に修正する入力修正支援システムに於いて、
    前記項目各々の内容に対する確信度を計算し取得する確信度計算手段と、
    前記確信度計算手段が取得した確信度に従い前記項目を並べ替え、当該項目の内容を修正可能にオペレータに提示する修正手段と
    を具備ことを特徴とする入力修正支援システム。
  10. 前記確信度計算手段は、互いに関連する複数の項目について、各項目毎に内容の確信度を計算し、
    前記処理手段は、前記関連する複数の項目を前記確信度計算手段が取得した確信度の順に並べ替え、オペレータに提示することを特徴とする請求項9記載の入力修正支援システム。
  11. 前記確信度計算手段は、互いに関連する複数の項目について、各項目毎に内容の確信度を計算し、
    前記修正手段は、前記関連する項目の提示方法をユーザに選択させる設定手段を備えて、前記設定手段の設定内容と前記確信度計算手段が取得した確信度とをもとに、前記関連する項目の配列順を並べ替えてオペレータに提示し、若しくは修正対象項目を特定してオペレータに提示することを特徴とする請求項9記載の入力修正支援システム。
  12. 入力された複数の項目のデータを項目毎に修正する入力修正支援システムに於いて、
    前記項目各々の内容に対する確信度を計算する確信度計算手段と、
    前記確信度計算手段が取得した項目各々の内容に対する確信度を用いて前記項目の内容を更新する項目更新手段と
    を具備したことを特徴とする入力修正支援システム。
  13. 前記項目更新手段は、互いに関連する項目について内容が変更されたとき、前記確信度計算手段より新たな項目各々の内容に対する確信度を取得し、再度、更新処理を実行することを特徴とする請求項12記載の入力修正支援システム。
  14. 前記項目の内容を修正可能にオペレータに提示する修正手段を更に具備し、前記修正手段で項目の内容が修正されたとき、前記項目更新手段が、再度、更新処理を実行することを特徴とする請求項12記載の入力修正支援システム。
  15. 前記確信度計算手段は、入力されたデータに含まれる複数の項目のデータを関連付けて保存するデータベースを用いて各項目毎に内容の確信度を計算することを特徴とする請求項9または12記載の入力修正支援システム。
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