JP2004151875A - 証明書出力装置、証明書出力システム、及びプログラム - Google Patents

証明書出力装置、証明書出力システム、及びプログラム Download PDF

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Naoto Uchida
直人 内田
Makoto Hatanaka
誠 畠中
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Abstract

【課題】自賠責保険の証明書を出力する証明書出力装置の証明書データが他の証明書出力装置にコピーされても、同一の証明書番号を持つ証明書が複数発行されることを防止する。
【解決手段】証明書出力装置は、インストールの度にインストールの権利を示すライセンスキーと設定コードとの入力を受け付ける入力受付部と、ライセンスキー及び設定コードのいずれか一方を未公開の方法で変換した結果と他方とが一致する場合に、インストールが正常に完了したことを示す完了キーを、プログラムがインストールされるフォルダとは異なるキーフォルダに生成する完了キー生成部と、証明書の出力が要求されたときに、完了キーの存在を確認し、証明書番号を予め定められた発行順序で証明書に付与して出力する出力部とを備え、出力部は、完了キーの存在を確認できなかった場合に、証明書の発行を禁止する旨のメッセージを出力する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、証明書出力装置、証明書出力システム、及びプログラムに関する。特に本発明は、自動車損害賠償責任保険の証明書に証明書番号を付与して出力する証明書出力装置、証明書出力システム、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車損害賠償責任保険の証明書を白紙の用紙に印刷して発行する場合、保険代理店の証明書出力装置は、保険の契約内容に基づいて生成する自賠責証明書のデータに、当該証明書出力装置が採番する証明書番号を付与して印刷する(例えば、特許文献1参照。)。証明書の有効性を担保するために、証明書の証明書番号は契約毎に固有でなければならず、かつ複製が防止されなければならない。このため、当該証明書出力装置には、それぞれ所定の件数の証明書番号が個別に割り当てられ、証明書出力装置は、割り当てられた件数の範囲で、証明書番号を所定の順序で採番する。また証明書出力装置は、証明書を出力する度に証明書番号を更新することによって、同一の証明書番号を有する証明書を複数出力することを防止する。
【0003】
【特許文献1】
特開2002―99727号公報(第4―5頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、証明書を出力する証明書出力装置の証明書データを他の証明書出力装置にコピーすれば、同一の証明書番号を持つ証明書が複数発行されてしまうという課題があった。
【0005】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる証明書出力装置、証明書出力システム、及びプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、自動車損害賠償責任保険の証明書を出力する証明書出力装置は、証明書出力装置を動作させるプログラムを証明書出力装置にインストールする度に、インストールが認可されていることを示すライセンスキーと、ユーザに未公開の方法によりライセンスキーを変換して得られる設定コードとの入力を受け付ける入力受付部と、ライセンスキー及び設定コードが入力されたときに、入力されたライセンスキー及び設定コードのいずれか一方を未公開の方法で変換した結果と、入力された他方とが一致する場合に、インストールが正常に完了したことを示す完了キーをプログラムがインストールされるフォルダとは異なるフォルダであるキーフォルダの中に生成する完了キー生成部と、証明書の出力が要求されたときに、完了キーの存在を確認できれば、個々の証明書に固有な番号であり証明書の有効性を証明する証明書番号を、予め定められた発行順序で証明書に付与して出力する出力部とを備え、出力部は、完了キーの存在を確認できなかった場合に、証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力する。
【0007】
設定コードは有効期限に更に基づいて算出され、完了キー生成部は、設定コードを未公開の方法で変換して得られた有効期限を途過している場合には完了キーを生成しなくてもよい。
【0008】
出力部は、証明書に証明書番号を付与する度に、最後に付与した証明書番号をキーフォルダ内に書き込み、証明書の出力が要求されたときに、出力部が最後に付与した証明書番号の存在がキーフォルダ内において確認できない場合に、証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力してもよい。
【0009】
出力部は、証明書に証明書番号を付与する度に、キーフォルダ内に書き込む証明書番号で完了キーを上書きし、証明書の出力が要求されたときに、証明書に最後に付与した証明書番号と完了キーを最後に上書きした証明書番号とが一致しない場合に、証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力してもよい。
【0010】
出力部は、入力されたライセンスキーに予め発行順序が定められたシリアル番号を付加して証明書番号を生成し、証明書の出力が要求されたときに、出力部が最後に付与した証明書番号の存在がキーフォルダ内において確認できない場合に、証明書番号のうちのライセンスキー部分を無効にすることにより、証明書の発行を禁止してもよい。
【0011】
証明書出力装置の起動の度に、証明書出力装置の今回の起動時を、キーフォルダ内と、プログラムがインストールされるフォルダ内の記憶部とに書き込む起動管理部を更に備え、出力部は、証明書の出力が要求されたときに、記憶部に最後に書き込まれた起動時がキーフォルダ内において存在しないことを確認した場合に、証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力してもよい。
【0012】
起動管理部は、証明書出力装置の起動の度に、キーフォルダ内に書き込む起動時で完了キーを上書きし、出力部は、証明書の出力が要求されたときに、完了キーを最後に上書きした起動時と記憶部に最後に書き込まれた起動時とが一致しない場合に証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力してもよい。
【0013】
出力部は、入力されたライセンスキーに予め発行順序が定められたシリアル番号を付加して証明書番号を生成し、証明書の出力が要求されたときに、記憶部に最後に書き込まれた起動時がキーフォルダ内において存在しないことを確認した場合に、証明書番号のうちのライセンスキー部分を無効にすることにより、証明書の発行を禁止してもよい。
【0014】
証明書出力装置の終了の度に、証明書出力装置の今回の終了時を、キーフォルダ内と、プログラムがインストールされるフォルダ内の記憶部とに書き込む終了管理部を更に備え、出力部は、証明書の出力が要求されたときに、記憶部に最後に書き込まれた終了時がキーフォルダ内において存在しないことを確認した場合に、証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力してもよい。
【0015】
終了管理部は、証明書出力装置の終了の度に、キーフォルダ内に書き込む終了時で完了キーを上書きし、出力部は、証明書の出力が要求されたときに、完了キーを最後に上書きした終了時と記憶部に最後に書き込まれた終了時とが一致しない場合に、証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力してもよい。
【0016】
出力部は、入力されたライセンスキーに予め発行順序が定められたシリアル番号を付加して証明書番号を生成し、証明書の出力が要求されたときに、完了キーを最後に上書きした終了時と記憶部に最後に書き込まれた終了時とが一致しない場合に、証明書番号のうちのライセンスキー部分を無効にすることにより、証明書の発行を禁止してもよい。
【0017】
出力部は、入力されたライセンスキーに予め発行順序が定められたシリアル番号を付加して証明書番号を生成し、完了キーの存在を確認しなかった場合に、証明書番号のうちのライセンスキー部分を無効にすることにより、証明書の発行を禁止してもよい。
【0018】
出力部は、完了キーの存在を確認しなかった場合に、新規なライセンスキーの取得が必要である旨のメッセージを出力してもよい。
【0019】
証明書のバックアップデータを復帰させる動作を検知する復帰動作検知部を更に備え、出力部は、復帰動作検知部がバックアップデータを復帰させる動作を検知した場合に証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力してもよい。
【0020】
プログラムは、バックアップデータの復帰を指示するバックアップメニューを有し、復帰動作検知部は、バックアップメニューが選択されたことを検知することにより、バックアップデータを復帰させる動作を検知してもよい。
【0021】
本発明の第2の形態によれば、自動車損害賠償責任保険の証明書を出力する証明書出力装置と、証明書出力装置による証明書の出力を承認するサーバを備える証明書出力システムにおいて、サーバは、証明書出力装置を動作させるプログラムを証明書出力装置へインストールする毎に必要な、インストールの権限を示すライセンスキーと、ユーザに未公開の方法でライセンスキーを変換して得られる設定コードとを採番して出力する採番部と、証明書出力装置からライセンスキー及び設定コードの入力を受け付け、入力された設定コード及びライセンスキーのいずれか一方を未公開の方法で変換した結果と入力された他方とが一致する場合に、インストールの続行を承認する旨を出力する承認部とを有し、証明書出力装置は、証明書出力装置を動作させるプログラムをインストールする度に、ライセンスキー及び設定コードの入力を受け付けてサーバに出力する入力受付部と、サーバから承認部がインストールの続行を承認する旨を取得した場合に、インストールが正常に完了したことを示す完了キーをプログラムがインストールされるフォルダとは異なるフォルダであるキーフォルダの中に生成する完了キー生成部と、証明書の出力が要求されたときに、完了キーの存在を確認できれば、個々の証明書に固有な番号であり証明書の有効性を証明する証明書番号を、予め定められた発行順序で証明書に付与して出力する出力部とを備え、出力部は、完了キーの存在を確認できなかった場合に、証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力する。
【0022】
本発明の第3の形態によれば、自動車損害賠償責任保険の証明書を出力するコンピュータ用のプログラムは、当該プログラムをコンピュータにインストールする度に、インストールが認可されていることを示すライセンスキーと、ユーザに未公開の方法によりライセンスキーを変換して得られる設定コードとの入力を受け付ける入力受付機能と、ライセンスキー及び設定コードが入力されたときに、入力されたライセンスキー及び設定コードのいずれか一方を未公開の方法で変換した結果と、入力された他方とが一致する場合に、インストールが正常に完了したことを示す完了キーをプログラムがインストールされるフォルダとは異なるフォルダであるキーフォルダの中に生成する完了キー生成機能と、証明書の出力が要求されたときに、完了キーの存在を確認できれば、個々の証明書に固有な番号であり証明書の有効性を証明する証明書番号を、予め定められた発行順序で証明書に付与して出力する出力機能とをコンピュータに実現させ、出力機能は、完了キーの存在を確認できなかった場合に、証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力する。
【0023】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施の形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0025】
図1は、本実施形態に係る証明書出力システム200の構成の一例を示す。証明書出力システム200は、自動車損害賠償責任保険の証明書(以下、自賠責証明書50)を発行する証明書出力装置10と、証明書出力装置10による自賠責証明書50の発行を承認するサーバ100とを備える。証明書出力装置10はネットワーク90を介してサーバ100にオンライン接続されていてもよい。本実施形態に係る証明書出力装置10は、自動車損害賠償責任保険の契約が有効に締結されていることを示す自賠責証明書50を出力することを目的とする。サーバ100は、証明書出力装置10を起動するために必要なライセンスキー及び設定コードを証明書出力装置10に対して個別に発行する。サーバ100は、一例として保険会社が運用及び管理する。証明書出力装置10は、一例として保険の募集代理店が運用及び管理する。
【0026】
証明書出力装置10は、例えばパーソナルコンピュータ12及びプリンタ14を備える。パーソナルコンピュータ12は、自動車に固有の番号である自動車登録番号及び車台番号を含む契約情報の入力に基づいて自賠責証明書のデータを作成し、当該自賠責証明書50の有効性を証明する固有の証明書番号を、個々の自賠責証明書50に付与して出力する。出力の一例は、プリンタ14による自賠責証明書50の印刷である。出力の他の例として、証明書出力装置10は、当該自賠責証明書50のデータを外部の記録媒体に記録して、電子証明書として発行してもよい。
【0027】
図2は、証明書出力装置10が出力する自賠責証明書50の実施例である。証明書出力装置10は、複写防止処理が施された専用の用紙に自動車登録番号52、車台番号54、及び証明書番号56を含む証明書部分70、領収書部分72、及び入金通知書部分74を印刷することにより、自賠責証明書50を出力する。証明書番号56は、証明書出力装置10毎に付与される、例えば4桁のアルファベット等の番号と、証明書出力装置10が自賠責証明書50毎に所定の順番で付与する、例えば4桁のシリアル番号等の番号とを含む。
【0028】
代理店は、契約者による保険料の納付と引き替えに証明書部分70及び領収書部分72を発行する。証明書部分70、領収書部分72、及び入金通知書部分74には、それぞれ共通の自動車登録番号52、車台番号54、及び証明書番号56が印刷され、保険会社は、入金通知書部分74を代理店から入手することにより、締結された自賠責保険契約の証明書番号、契約情報、及び保険料の入金を確認する。自賠責証明書50の証明書部分70は、代理店が顧客に発行した時点で有効になるので、当該自賠責保険を引き受ける保険会社は、代理店が発行した自賠責証明書50の証明書番号及び保険料の入金を漏れなく確認する必要がある。このことを担保するために、証明書出力装置10は、同一の証明書番号を有する自賠責証明書50を複数出力しないことが要求される。また、自賠責証明書50のデータを外部の記録媒体に記録して発行する場合には、当該データのコピーを禁止するコピーガードが施される。
【0029】
証明書出力装置10は、自賠責証明書50を出力する毎に証明書番号56を更新する。したがって、自賠責証明書50は、証明書番号56によって個別に識別される。
【0030】
図3は、証明書出力装置10及びサーバ100の構成を示す。証明書出力装置10は、証明書出力装置10を動作させるプログラムをインストールする度に、当該インストールの権限を示すライセンスキーと、ユーザに未公開の方法によりライセンスキーを変換して得られる設定コードとの入力を受け付ける入力受付部32と、ライセンスキー及び設定コードが入力されたときに、入力されたライセンスキー及び設定コードのいずれか一方を未公開の方法で変換した結果と、入力された他方とが一致する場合に、インストールが正常に完了したことを示す完了キーを、プログラムがインストールされるフォルダとは異なるフォルダであるキーフォルダ36の中に生成する完了キー生成部34と、装置の起動時又は自賠責証明書50の出力が要求されたときに、キーフォルダ36において完了キーの存在を確認できれば、個々の自賠責証明書50に固有な番号であり自賠責証明書50の有効性を証明する証明書番号を、予め定められた発行順序で自賠責証明書50に付与して出力する出力部18とを備える。
【0031】
出力部18は、キーフォルダ36において完了キーの存在を確認できなかった場合に、自賠責証明書50の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力する。ライセンスキー及び完了キーは、例えばABCD等のテキストファイルである。ライセンスキーは、代理店毎に固有であり、かつ代理店が証明書出力装置10をインストールする毎にサーバ100が新たに採番する。
【0032】
出力部18は、自賠責証明書50の出力が要求されたときにキーフォルダ36における完了キーの存在を確認する完了キー確認部38と、完了キー確認部38が完了キーの存在を確認した場合に予め定められた発行順序で証明書番号を採番して出力する番号付与部26と、自動車の登録番号及び車台番号を含む契約情報の入力に基づいて証明書データを生成し、生成した証明書データに番号付与部26が採番した証明書番号を付加して出力する証明書データ生成部16とを含んでもよい。
【0033】
以上のように構成された証明書出力装置10において、プログラムのインストール後に、プログラムがインストールされるフォルダに格納された証明書データを別の証明書出力装置10にコピー又は移動しても、キーフォルダ36内に格納された完了キーはコピー又は移動されない。この結果、証明書データのコピー先又は移動先である証明書出力装置10において、出力部18は、自賠責証明書50の出力が要求されても完了キーの存在が確認できないので自賠責証明書50の発行を禁止する。したがって、証明書出力装置10は、証明書データのコピーによって、同一の証明書番号を有する複数の自賠責証明書50が発行されることを防止することができる。
【0034】
さらに証明書出力装置10は、証明書出力装置10の起動の度に、証明書出力装置10の今回の起動時を、キーフォルダ36内と、プログラムがインストールされるフォルダ内の記憶部41とに書き込む起動/終了管理部40を備えてもよい。この場合、出力部18は、自賠責証明書50の出力が要求されたときに、記憶部41に最後に書き込まれた起動時がキーフォルダ36内において存在しないことを確認した場合に、自賠責証明書50の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力する。
【0035】
これにより、証明書出力装置10の起動後に、証明書データが別の証明書出力装置10にコピーされても、出力部18は、コピー先の証明書出力装置10において、完了キーの存在が確認できないので自賠責証明書50の発行を禁止する。したがって、証明書出力装置10は、起動後に証明書データがコピーされることにより、同一の証明書番号を有する複数の自賠責証明書50が発行されることを防止することができる。
【0036】
起動/終了管理部40は、証明書出力装置10のプログラムの終了の度に、プログラムの今回の終了時を、キーフォルダ36内と、プログラムがインストールされるフォルダ内の記憶部41とに書き込んでもよい。この場合、出力部18は、自賠責証明書50の出力が要求されたときに、記憶部41に最後に書き込まれた終了時がキーフォルダ36内において存在しないことを確認した場合に、自賠責証明書50の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力する。
【0037】
これにより、証明書出力装置10のプログラムの終了後に、証明書データが別の証明書出力装置10にコピーされても、出力部18は、コピー先の証明書出力装置10において、完了キーの存在が確認できないので自賠責証明書50の発行を禁止する。したがって、証明書出力装置10は、証明書データがプログラムの終了後に別の証明書出力装置10にコピーされても、同一の証明書番号を有する複数の自賠責証明書50が発行されることを防止することができる。
【0038】
さらに証明書出力装置10は、自賠責証明書50のバックアップデータを復帰させる動作を検知する復帰動作検知部42を備える。そして、出力部18は、復帰動作検知部42がバックアップデータを復帰させる動作を検知した場合に、自賠責証明書50の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力する。復帰動作検知部42は、証明書出力装置10を動作させるプログラムにおいて、バックアップデータの復帰を指示するバックアップメニューが選択されたことを検知することにより、バックアップデータを復帰させる動作を検知する。
【0039】
これにより、証明書出力装置10は、データバックアップ後に自賠責証明書50を発行し、その後バックアップデータを復帰させた場合に、バックアップ後に発行した自賠責証明書50と同一番号の自賠責証明書50が発行されることを防止することができる(開示書)。
【0040】
上記実施例において、入力受付部32が受け付ける設定コードとライセンスキーとの照合は入力受付部32が行ったが、これに代えて、ネットワーク経由で証明書出力装置10に接続されたサーバ100が、入力受付部32が受け付ける設定コードとライセンスキーとの照合を行ってもよい。この場合、サーバ100は、証明書出力装置10を動作させるプログラムを証明書出力装置10へインストールする毎に必要な、インストールの権限を示すライセンスキーと、ユーザに未公開の方法でライセンスキーを変換して得られる設定コードとを採番して出力する採番部102と、証明書出力装置10からライセンスキー及び設定コードの入力を受け付け、入力された設定コード及びライセンスキーのいずれか一方を未公開の方法で変換した結果と、入力された他方とが一致する場合に、インストールの続行を承認する旨を証明書出力装置10に出力する承認部104とを有する。
【0041】
これにより、サーバ100は、証明書出力装置10へのプログラムのインストールをより厳密に管理し、同一のライセンスキー及び設定コードを用いた複数の証明書出力装置10のインストールをより確実に防止することができる。
【0042】
記録媒体60は、コンピュータにインストール管理部30、入力受付部32、完了キー生成部34、キーフォルダ36、起動/終了管理部40、記憶部41、出力部18、プリンタ14、復帰動作検知部42、採番部102、及び承認部104の動作を行わせるプログラムを格納する。他の方法としては、記録媒体60は、そのようなプログラムを、通信回線を介して取得してもよい。
【0043】
図4は、本実施形態に係る証明書出力システム200が自賠責証明書50を出力する動作の一連のフローを示す。まず、サーバ100が、ライセンスキー及び設定コードを採番する。採番されたライセンスキー及び設定コードは、サーバ100を運用する保険会社の社員が、担当課支社コード、代理店コード、及び設定コードの有効期限と共に、証明書出力装置10を運用する保険募集代理店に通知する(S10)。証明書出力装置10がサーバ100にオンライン接続している場合は、サーバ100は、ネットワーク90を介して、採番したライセンスキー及び設定コードを担当課支社コード、代理店コード、及び設定コードの有効期限と共に、証明書出力装置10に通知してもよい。
【0044】
次に、証明書出力装置10の管理者は、サーバ100が採番したライセンスキー及び設定コードを用いて、証明書出力装置10にプログラムをインストールする(S20)。最後に、証明書出力装置10は、入力される契約情報に基づいて、自賠責証明書50を出力する(S30)。以上で本フローは終了する。
【0045】
図5は、図4におけるステップ10の詳細を示す。まず、サーバ100の採番部102は、代理店毎に付与された代理店コードの入力に基づいて、代理店毎に個別に割り当てるライセンスキーを採番する(S100)。次に、採番部102は、当該保険契約を担当する保険会社の担当課支社コード、代理店コード、ライセンスキー、及び設定コードの有効期限に基づいて、設定コードを採番する(S102)。
【0046】
この場合、設定コードは、担当課支社コード、代理店コード、ライセンスキー、及び当該設定コードの有効期限をユーザに未公開の方法で変換して得られる。最後に、保険会社の担当者は、担当課支社コード、代理店コード、ライセンスキー、設定コード、及び当該設定コードの有効期限を代理店に通知する(S104)。証明書出力装置10がサーバ100にオンライン接続している場合は、サーバ100は、ネットワーク90を介して担当課支社コード、代理店コード、ライセンスキー、設定コード、及び当該設定コードの有効期限を証明書出力装置10に送信してもよい。以上で本フローは終了する。
【0047】
図6は、図4におけるステップ20の詳細を示す。まず、証明書出力装置10を動作させるプログラムを証明書出力装置10へインストールする作業が開始されると(S200)、入力受付部32は、担当課支社コード、代理店コード、ライセンスキー、及び設定コードの入力を受け付ける(S202)。次に、完了キー生成部34は、入力された担当課支社コード、代理店コード、ライセンスキーを代理店に未公開の方法で変換し(S204)、変換結果が、入力された設定コードと一致するか否かを判断する(S206)。完了キー生成部34は、ステップ204において、入力された設定コードを代理店に未公開の方法で変換し、ステップ206において、変換結果が、入力された担当課支社コード、代理店コード、及びライセンスキーと一致するか否かを判断してもよい。
【0048】
変換結果が設定コードと一致しない場合(S206:NO)、証明書出力装置10は、入力が正しくない旨のエラー表示を行い(S214)、インストールを中断する。変換結果が設定コードと一致する場合(S206:Yes)、完了キー生成部34は、入力された設定コードを変換した結果、入力された当該設定コードが有効期限内であるか否かを判断する(S208)。
【0049】
入力された設定コードが有効期限内でない場合(S208:NO)、ステップ214に進む。入力された設定コードが有効期限内である場合(S208:Yes)、完了キー生成部34は、インストールが正常に完了したことを示す完了キーをプログラムがインストールされるフォルダとは異なるフォルダであるキーフォルダ36の中に生成する(S214)。完了キーは、例えばテキストファイルである。最後に、証明書出力装置10はインストールを完了する(S212)。以上で本フローは終了する。
【0050】
図7は、図4におけるステップ30の詳細を示す。まず、証明書出力装置10を動作させるプログラムが起動される(S300)。次に、完了キー確認部38は、キーフォルダ36内に完了キーが存在するか否かを判断する(S302)。ステップ302において、キーフォルダ36内に完了キーが存在しないと判断された場合(S302:No)、出力部18は、自賠責証明書50の発行を禁止し(S322)、自賠責証明書50の発行を禁止した旨を示すメッセージと、ライセンスキーの再取得が必要である旨を示すメッセージとをモニタに表示して(S324)、フローを終了する。
【0051】
ステップ302において、キーフォルダ36内に完了キーが存在すると判断された場合(S302:Yes)、出力部18は、起動/終了管理部40を参照して当該プログラムの起動が、インストール後初回であるか否かを判断する(S304)。ステップ304において、プログラムの起動がインストール後初回であると判断された場合(S304:Yes)、ステップ306に進む。ステップ304において、プログラムの起動がインストール後初回でないと判断された場合(S304:No)、完了キー確認部38は、キーフォルダ36内に最後に書き込まれた終了時と、前記記憶部41に最後に書き込まれた終了時とが一致するか否かを判断する(S320)。
【0052】
ステップ320において、キーフォルダ36に最後に書き込まれた終了時と、前記記憶部41に最後に書き込まれた終了時とが一致しないと判断された場合(S320:No)、ステップ322に進む。ステップ320において、キーフォルダ36に最後に書き込まれた終了時と、前記記憶部41に最後に書き込まれた終了時とが一致すると判断された場合(S320:Yes)、出力部18は、復帰動作検知部42がバックアップデータの復帰動作を検知したか否かを判断する(S306)。ステップ306において、復帰動作検知部42がバックアップデータの復帰動作を検知したと判断された場合(S306:Yes)、ステップ322に進む。ステップ306において、復帰動作検知部42がバックアップデータの復帰動作を検知していないと判断された場合(S306:No)、証明書データ生成部16は、自賠責保険の契約情報、例えば自動車の登録番号、車台番号、及び契約条件等を受け付ける(S308)。
【0053】
次に番号付与部26は、予め定められた発行順序で証明書番号を採番して(S310)出力する。番号付与部26は、例えば、プログラムのインストール時に入力された「ABCD」等のライセンスキーを記憶し、証明書番号の採番が要求される度に、記憶されたライセンスキーに予め発行順序が定められたシリアル番号「1234」等を付加して証明書番号を生成する。番号付与部26は、証明書番号を採番するたびに、付加するシリアル番号を例えば1繰り上げる。番号付与部26は、ライセンスキー部分及びシリアル番号部分を所定の規則で数値化し、数値化した番号からチェックデジットを生成し、生成したチェックデジットを証明書番号の末尾等に付加してもよい。
【0054】
出力部18は、番号付与部26に記憶されたライセンスキーが無効な番号である場合、自賠責証明書50の発行を禁止する。したがって、ステップ322において、出力部18は、番号付与部26に記憶されたライセンスキーを無効な番号に書き換えることによって、自賠責証明書50の発行を禁止してもよい。例えば、出力部18は、「ABCD」等のライセンスキーを「XXXX」、「0000」等の無効な番号に書き換える。そして、番号付与部26は、ライセンスキーが無効な番号に書き換えられた場合、シリアル番号を採番せず、証明書データ生成部16は、証明書データをプリンタ14に出力しない。
【0055】
証明書データ生成部16は、入力された契約情報に基づいて証明書データを生成し、生成した証明書データに番号付与部26が採番した証明書番号を付加して出力する(S312)。起動/終了管理部40は、証明書出力装置10を動作させるプログラムの終了を指示されたか否かを判断する(S314)。ステップ314において、プログラムの終了を指示されたと判断されていない場合(S314:No)、ステップ306に戻る。ステップ314において、プログラムの終了を指示されたと判断された場合(S314:Yes)、起動/終了管理部40は、今回の終了時をキーフォルダ36と記憶部41とに書き込み、(S316)、プログラムを終了する(S318)。以上で本フローは終了する。
【0056】
なお、ステップ310において、番号付与部26は、予め定められた発行順序で証明書番号を採番する度に、採番した最新の証明書番号で、キーフォルダ36内の完了キーを上書きしてもよい。この場合、ステップ320において、完了キー確認部38は、番号付与部26が最後に採番した証明書番号と、キーフォルダ36に最後に書き込まれた証明書番号とが一致するか否かを、番号付与部26及びキーフォルダ36を参照することにより判断する。そして、番号付与部26が最後に採番した証明書番号と、キーフォルダ36に最後に書き込まれた証明書番号とが一致しないと判断された場合(S320:No)、ステップ322に進む。一方、番号付与部26が最後に採番した証明書番号と、キーフォルダ36に最後に書き込まれた証明書番号とが一致すると判断された場合(S320:Yes)、ステップ306に進む。
【0057】
また、ステップ316において、起動/終了管理部40は、キーフォルダ36内の完了キーを今回のプログラムの終了時で上書きしてもよい。この場合、ステップ320において、完了キー確認部38は、記憶部41に最後に書き込まれた終了時と、キーフォルダ36内の完了キーを最後に上書きした終了時とが一致するか否かを、記憶部41及びキーフォルダ36を参照することにより判断してもよい。完了キーを終了時で上書きすることにより、完了キー確認部38がキーフォルダ36内で確認すべき対象の種類の増加が抑えられる。これにより、完了キー確認部38による完了キーの確認動作が効率化される。
【0058】
さらに、ステップ302において、キーフォルダ36内に完了キーが存在すると判断された場合(S302:Yes)、次に起動/終了管理部40は、今回の起動時を記憶部41内に書き込み、キーフォルダ36内の完了キーを今回の起動時で上書きしてもよい。この場合、ステップ308において、証明書データ生成部16が契約情報の入力を受け付けると、完了キー確認部38は、キーフォルダ36内の完了キーを最後に上書きした起動時と記憶部41に最後に書き込まれた起動時とが一致するか否かを判断する。そして、完了キーを最後に上書きした起動時と記憶部41に最後に書き込まれた起動時とが一致しないと判断された場合、ステップ322に進む。一方、ステップ320において完了キーを最後に上書きした起動時と記憶部41に最後に書き込まれた起動時とが一致すると判断された場合、ステップ310に進む。
【0059】
なお、記録媒体60は、上記のステップ100からステップ104、ステップ200からステップ214、及びステップ300からステップ324の動作を証明書出力装置10に行わせるプログラムを格納する。証明書出力装置10は、記録媒体60からこれらのプログラムを読みとって実行する。
【0060】
上記説明から明らかなように、本実施形態によれば、自動車損害賠償責任保険の証明書番号を自動採番する証明書出力装置10が、同一の証明書番号を有する自賠責証明書50を複数発行することを防止することができる。
【0061】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】証明書出力システム200の構成を示す図である。
【図2】証明書出力装置10が出力する自賠責証明書50の一例である。
【図3】証明書出力装置10及びサーバ100の構成を示すブロック図である。
【図4】証明書出力システム200が自賠責証明書50を出力する動作の一例を示すフロー図である。
【図5】図4におけるステップ10の詳細を示すフロー図である。
【図6】図4におけるステップ20の詳細を示すフロー図である。
【図7】図4におけるステップ30の詳細を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 証明書出力装置
12 パーソナルコンピュータ
14 プリンタ
16 証明書データ生成部
18 出力部
26 番号付与部
30 インストール管理部
32 入力受付部
34 完了キー生成部
36 キーフォルダ
38 完了キー確認部
40 起動/終了管理部
41 記憶部
42 復帰動作検知部
50 自賠責証明書
52 自動車登録番号
54 車台番号
56 証明書番号
60 記録媒体

Claims (14)

  1. 自動車損害賠償責任保険の証明書を出力する証明書出力装置であって、
    前記証明書出力装置を動作させるプログラムを前記証明書出力装置にインストールする度に、前記インストールが認可されていることを示すライセンスキーと、ユーザに未公開の方法により前記ライセンスキーを変換して得られる設定コードとの入力を受け付ける入力受付部と、
    前記ライセンスキー及び前記設定コードが入力されたときに、入力された前記ライセンスキー及び前記設定コードのいずれか一方を前記未公開の方法で変換した結果と、入力された他方とが一致する場合に、前記インストールが正常に完了したことを示す完了キーを前記プログラムがインストールされるフォルダとは異なるフォルダであるキーフォルダの中に生成する完了キー生成部と、
    前記証明書の出力が要求されたときに、前記完了キーの存在を確認した場合、個々の前記証明書に固有な番号であり前記証明書の有効性を証明する証明書番号を、予め定められた発行順序で前記証明書に付与して出力する出力部とを備え、
    前記出力部は、前記完了キーの存在を確認できなかった場合に、前記証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力することを特徴とする証明書出力装置。
  2. 前記設定コードは有効期限に更に基づいて算出され、前記完了キー生成部は、前記設定コードを前記未公開の方法で変換して得られた前記有効期限を途過している場合には前記完了キーを生成しないことを特徴とする請求項1に記載の証明書出力装置。
  3. 前記出力部は、前記証明書に前記証明書番号を付与する度に、最後に付与した前記証明書番号を前記キーフォルダ内に書き込み、前記証明書の出力が要求されたときに、前記出力部が最後に付与した前記証明書番号の存在が前記キーフォルダ内において確認できない場合に、前記証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力することを特徴とする請求項1に記載の証明書出力装置。
  4. 前記出力部は、入力された前記ライセンスキーに予め発行順序が定められたシリアル番号を付加して前記証明書番号を生成し、前記証明書の出力が要求されたときに、前記出力部が最後に付与した前記証明書番号の存在が前記キーフォルダ内において確認できない場合に、前記証明書番号のうちのライセンスキー部分を無効にすることにより、前記証明書の発行を禁止することを特徴とする請求項3に記載の証明書出力装置。
  5. 前記証明書出力装置の起動の度に、前記証明書出力装置の今回の起動時を、前記キーフォルダ内と、前記プログラムがインストールされるフォルダ内の記憶部とに書き込む起動管理部を更に備え、
    前記出力部は、前記証明書の出力が要求されたときに、前記記憶部に最後に書き込まれた前記起動時が前記キーフォルダ内において存在しないことを確認した場合に、前記証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力することを特徴とする請求項1に記載の証明書出力装置。
  6. 前記出力部は、入力された前記ライセンスキーに予め発行順序が定められたシリアル番号を付加して前記証明書番号を生成し、前記証明書の出力が要求されたときに、前記記憶部に最後に書き込まれた前記起動時が前記キーフォルダ内において存在しないことを確認した場合に、前記証明書番号のうちのライセンスキー部分を無効にすることにより、前記証明書の発行を禁止することを特徴とする請求項5に記載の証明書出力装置。
  7. 前記証明書出力装置の終了の度に、前記証明書出力装置の今回の終了時を、前記キーフォルダ内と、前記プログラムがインストールされるフォルダ内の記憶部とに書き込む終了管理部を更に備え、
    前記出力部は、前記証明書の出力が要求されたときに、前記記憶部に最後に書き込まれた前記終了時が前記キーフォルダ内において存在しないことを確認した場合に、前記証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力することを特徴とする請求項1に記載の証明書出力装置。
  8. 前記出力部は、入力された前記ライセンスキーに予め発行順序が定められたシリアル番号を付加して前記証明書番号を生成し、前記証明書の出力が要求されたときに、前記完了キーを最後に上書きした終了時と前記記憶部に最後に書き込まれた終了時とが一致しない場合に、前記証明書番号のうちのライセンスキー部分を無効にすることにより、前記証明書の発行を禁止することを特徴とする請求項7に記載の証明書出力装置。
  9. 前記出力部は、入力された前記ライセンスキーに予め発行順序が定められたシリアル番号を付加して前記証明書番号を生成し、前記完了キーの存在を確認しなかった場合に、前記証明書番号のうちのライセンスキー部分を無効にすることにより、前記証明書の発行を禁止することを特徴とする請求項1に記載の証明書出力装置。
  10. 前記出力部は、前記完了キーの存在を確認しなかった場合に、新規な前記ライセンスキーの取得が必要である旨のメッセージを出力することを特徴とする請求項1に記載の証明書出力装置。
  11. 前記証明書のバックアップデータを復帰させる動作を検知する復帰動作検知部を更に備え、
    前記出力部は、前記復帰動作検知部が前記バックアップデータを復帰させる動作を検知した場合に前記証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力することを特徴とする請求項1に記載の証明書出力装置。
  12. 前記プログラムは、前記バックアップデータの復帰を指示するバックアップメニューを有し、
    前記復帰動作検知部は、前記バックアップメニューが選択されたことを検知することにより、前記バックアップデータを復帰させる動作を検知することを特徴とする請求項11に記載の証明書出力装置。
  13. 自動車損害賠償責任保険の証明書を出力する証明書出力装置と、前記証明書出力装置による前記証明書の出力を承認するサーバを備える証明書出力システムであって、
    前記サーバは、
    前記証明書出力装置を動作させるプログラムを前記証明書出力装置へインストールする毎に必要な、前記インストールの権限を示すライセンスキーと、ユーザに未公開の方法で前記ライセンスキーを変換して得られる設定コードとを採番して出力する採番部と、
    前記証明書出力装置から前記ライセンスキー及び前記設定コードの入力を受け付け、入力された前記設定コード及び前記ライセンスキーのいずれか一方を前記未公開の方法で変換した結果と、入力された他方とが一致する場合に、前記インストールの続行を承認する旨を出力する承認部と
    を有し、
    前記証明書出力装置は、
    前記証明書出力装置を動作させるプログラムをインストールする度に、前記ライセンスキー及び前記設定コードの入力を受け付けて前記サーバに出力する入力受付部と、
    前記サーバから前記承認部が前記インストールの続行を承認する旨を取得した場合に、前記インストールが正常に完了したことを示す完了キーを前記プログラムがインストールされるフォルダとは異なるフォルダであるキーフォルダの中に生成する完了キー生成部と、
    前記証明書の出力が要求されたときに、前記完了キーの存在を確認できれば、個々の前記証明書に固有な番号であり前記証明書の有効性を証明する証明書番号を、予め定められた発行順序で前記証明書に付与して出力する出力部と
    を備え、
    前記出力部は、前記完了キーの存在を確認できなかった場合に、前記証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力することを特徴とする証明書出力システム。
  14. 自動車損害賠償責任保険の証明書を出力するコンピュータ用のプログラムであって、
    当該プログラムを前記コンピュータにインストールする度に、前記インストールが認可されていることを示すライセンスキーと、ユーザに未公開の方法により前記ライセンスキーを変換して得られる設定コードとの入力を受け付ける入力受付機能と、
    前記ライセンスキー及び前記設定コードが入力されたときに、入力された前記ライセンスキー及び前記設定コードのいずれか一方を前記未公開の方法で変換した結果と、入力された他方とが一致する場合に、前記インストールが正常に完了したことを示す完了キーを前記プログラムがインストールされるフォルダとは異なるフォルダであるキーフォルダの中に生成する完了キー生成機能と、
    前記証明書の出力が要求されたときに、前記完了キーの存在を確認できれば、個々の前記証明書に固有な番号であり前記証明書の有効性を証明する証明書番号を、予め定められた発行順序で前記証明書に付与して出力する出力機能とを前記コンピュータに実現させ、
    前記出力機能は、前記完了キーの存在を確認できなかった場合に、前記証明書の発行を禁止し、その旨を示すメッセージを出力することを特徴とするプログラム。
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