JP2004150597A - Variable capacity fluid coupling - Google Patents
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H45/00—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
- F16H2045/002—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches comprising a clutch between prime mover and fluid gearing
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- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,入力軸に連結するポンプ羽根車と,出力軸に連結するタービン羽根車とを互いに対向させて,これらの間に作動オイルの循環回路を形成してなる流体継手に関し,特にトルク容量を大小制御し得る可変容量型流体継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,流体継手において,エンジンのアイドリング時にはトルク容量を低くしてドラッグトルクを小さく抑えるために,ポンプ羽根車及びタービン羽根車の一方に,循環回路に突出するバッフルプレートを付設したものが,例えば下記文献1に開示されているように,既に知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−21970号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,上記のようなバッフルプレート付きの流体継手は,走行状態でのトルク容量をも下げてしまい,伝動効率を或る程度犠牲にすることを余儀なくされていた。
【0005】
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,運転条件に応じてトルク容量を大小大幅に制御し得るようにした可変容量型流体継手を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明は,入力軸に連結するポンプ羽根車と,出力軸に連結するタービン羽根車とを互いに対向させて,これらの間に作動オイルの循環回路を形成してなる流体継手において,前記ポンプ羽根車を,内側ポンプ半体と,この内側ポンプ半体を囲繞して,それと相対回転し得る外側ポンプ半体とに分割し,これら内側ポンプ半体及び外側ポンプ半体の一方を前記入力軸に連結すると共に,両ポンプ半体間に,それらを連結,遮断し得るクラッチ手段を設けたことを第1の特徴とする。
【0007】
尚,前記入力軸,出力軸及びクラッチ手段は,後述する本発明の実施例中のクランク軸1,変速主軸2及び遠心クラッチ20にそれぞれ対応する。
【0008】
この第1の特徴によれば,クラッチ手段を遮断状態にするときは,内側及び外側ポンプ半体の一方を休止させてポンプ羽根車のポンプ機能を半減させ,トルク容量を効果的に小さく制御することができ,またクラッチ手段を連結状態にするときは,内側及び外側ポンプ半体間を連結して,ポンプ羽根車の全ポンプ機能を発揮させ,トルク容量を通常通りに大きく制御することができる。
【0009】
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記クラッチ手段を,前記タービン羽根車のタービンコアリングと,内側及び外側ポンプ半体のポンプコアリングインナ及びアウタとで画成されるコアリング間スペースに配設したことを第2の特徴とする。
【0010】
この第2の特徴によれば,クラッチ手段の設置にコアリング間スペースを利用することで,循環回路での作動オイルの流れを妨げることはなく,トルク容量の制御を行うことができると共に,流体継手の小型,軽量化に寄与し得る。
【0011】
さらに本発明は,第1の特徴に加えて,前記ポンプ羽根車及びタービン羽根車を収容して,内部を前記循環回路と連通する外部回路とする伝動ケースの一端部を前記入力軸に連結し,その他端部に前記内側ポンプ半体及び外側ポンプ半体の一方を連結し,前記外部回路に前記クラッチ手段を配設したことを第3の特徴とする。
【0012】
この第3の特徴によれば,クラッチ手段の設置に外部回路を利用することで,循環回路での作動オイルの流れを妨げることはなく,トルク容量の制御を行うことができ,しかも外部回路は循環回路に影響を与えることなく自由に拡張が可能であるから,大型のクラッチ手段でも設置が容易である。
【0013】
さらにまた本発明は,第1〜第3の特徴の何れかに加えて,前記クラッチ手段を,入力軸の回転数の上昇に応じてクラッチオン状態となる遠心クラッチで構成したことを第4の特徴とする。
【0014】
この第4の特徴によれば,トルク容量を,エンジンのアイドリング時には小さく,走行時には大きく制御することを自動的に行うことができ,したがってアイドリング時にはドラッグトルクを小さく抑え,走行時には高負荷での高伝動効率を確保することができる。
【0015】
さらにまた本発明は,第1〜第4の特徴の何れかに加えて,前記ポンプ羽根車及びタービン羽根車の一方に,前記循環回路に突出するバッフルプレートを付設したことを第5の特徴とする。
【0016】
この第5の特徴によれば,クラッチ手段の遮断状態では,バッフルプレートとポンプ機能半減との相乗作用により,トルク容量の減少を効果的に制御することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
【0018】
図1は本発明の第1実施例に係る自動車用の可変容量型流体継手の縦断面図,図2は図1の2−2線断面図,図3は図1の3部拡大図,図4は図3に対応する作用説明図,図5は本発明の第2実施例に係る可変容量型流体継手の縦断面図,図6は本発明の流体継手と従来のものとの,エンジン回転数−トルク容量係数特性比較線図,図7は本発明の流体継手と従来のものとの,エンジン回転数650rpm時における速度比−トルク容量係数特性比較線図,図8は本発明の流体継手と従来のものとの,エンジン回転数1000rpm時における速度比−トルク容量係数特性比較線図である。
【0019】
図1〜図4に示す本発明の第1実施例の説明から始める。
【0020】
先ず,図1において,自動車用エンジンのクランク軸1と,多段変速機の変速主軸2とが同軸上に配置され,これらは流体継手Fを介して連結される。
【0021】
流体継手Fは,ポンプ羽根車3と,それに対向してそれとの間に作動オイルの循環回路5を画成するタービン羽根車4とからなっており,これらを収容する伝動ケース8が,始動用リングギヤを兼ねる駆動板7を介してクランク軸1に連結される。伝動ケース8の,駆動板7側の側壁には小径ハブ8haが,また反対側の側壁には大径ハブ8hbが形成されており,その小径ハブ8haの内周に変速主軸2の先端部がブッシュ9を介して相対回転自在に支承される。
【0022】
また変速主軸2の外周にはタービンハブ4hがスプライン結合され,そのタービンハブ4hの外周に前記大径ハブ8hbがボールベアリング10を介して相対回転自在に支承される。その際,上記ボールベアリング10のインナレースはタービンハブ4hの外周に,その環状肩部11と止環12とで固定され,またそのアウタレースは大径ハブ8hbの内周に,その端壁13と止環14とで固定される。こうしてタービン羽根車4及び伝動ケース8は,上記ボールベアリング10を介して相互に軸方向移動が規制される。
【0023】
タービン羽根車4は,タービンハブ4hの外周に溶接されるタービンシェル4sと,このタービンシェル4sの内側面に固設される環状配列の多数のタービンブレード4b,4b…と,これらタービンブレード4b,4b…の先端部同士を連結するタービンコアリング4cとから構成される。
【0024】
一方,ポンプ羽根車3は,内側ポンプ半体3Aと,それを囲繞する外側ポンプ半体3Bとに分割され,その内側ポンプ半体3Aは,循環回路5に突出する環状のバッフルプレート15と共に前記大径ハブ8hbの外周に溶接されるポンプシェルインナ3saと,このポンプシェルインナ3saの内側面に固設されてタービンブレード4b,4b…の内周側半部と対向する環状配列の多数のポンプブレードインナ3ba,3ba…と,これらポンプブレードインナ3ba,3ba…の先端部同士を連結しながらタービンコアリング4cの内周側半部と対向するポンプコアリングインナ3caとから構成される。また外側ポンプ半体3Bは,前記大径ハブ8hbの外周に相対回転可能に嵌合したカラー16に溶接されてポンプシェルインナ3saの背面を覆いながら半径方向外方に延びるポンプシェルアウタ3sbと,このポンプシェルアウタ3sbの内側面に固設されてタービンブレード4b,4b…の外周側半部と対向する環状配列の多数のポンプブレードアウタ3bb,3bb…と,これらポンプブレードアウタ3bb,3bb…の先端部同士を連結しながらタービンコアリング4cの外周側半部と対向するポンプコアリングアウタ3cbとから構成される。前記カラー16は,大径ハブ8hb上でポンプシェルインナ3saとフランジ17とで軸方向移動が規制される。
【0025】
上記タービンコアリング4cと,ポンプコアリングインナ及びアウタ3ca,3cbとで画成されるコアリング間スペース18において,内側ポンプ半体3A及び外側ポンプ半体3B間を連結し得る遠心クラッチ20が配設される。
【0026】
この遠心クラッチ20について,図2及び図3を参照しながら説明する。
【0027】
遠心クラッチ20は,ポンプコアリングアウタ3cbに一体的に形成され,内周面に摩擦ライニング21aを接着したクラッチドラム21と,その摩擦ライニング21aに対して進退し得る環状配列の複数のクラッチウエイト23,23…とを備える。各クラッチウエイト23は,摩擦ライニング21aに対向するウエイト部23aと,このウエイト部23aを支持する断面コ字状の支持部材23bとからなっており,この支持部材23bの半径方向側壁に開口するガイド孔24を,ポンプコアリングインナ3caに一体に形成されるガイド部材25が貫通する。これによりクラッチウエイト23は,ガイド部材25に回転を強制されつゝ,摩擦ライニング21aに対する進退,即ち係合,離反が許容される。そしてガイド部材25と支持部材23bとの間には,クラッチウエイト23を,摩擦ライニング21aからの離反方向に付勢する戻しばね26が縮設される。
【0028】
再び図1において,前記伝動ケース8内は,循環回路5の外周側流路と連通する外部回路6とされ,この外部回路6には,タービン羽根車4と伝動ケース8と間を直結し得るロックアップクラッチLが設けられる。このロックアップクラッチLは,タービンハブ4hの外周面にシール部材27を介して摺動可能に支承されるクラッチピストン28を備え,このクラッチピストン28の外周部側面には,伝動ケース8の平坦な内側壁に対面する環状の摩擦ライニング28aが接着されている。而して,クラッチピストン28は,摩擦ライニング28aを伝動ケース8の内側壁に圧接させる接続位置と,その内側壁から離間する非接続位置との間をタービンハブ4h上で摺動することができる。
【0029】
またクラッチピストン28は,タービン羽根車4の背面に突設された複数の伝動爪30にトルクダンパ31を介して連結される。
【0030】
外部回路6は,クラッチピストン28により,摩擦ライニング28a側の第1室6aと,摩擦ライニング28aと反対側の第2室6bとに区画されるが,両室6a,6bはクラッチピストン28の外周側で連続している。変速主軸2には,上記第1室6aの内周側に連通する第1油路34が設けられる。また伝動ケース8の大径ハブ8hbには,変速主軸2を囲繞するように配置されてオイルポンプ37を駆動する筒状のオイルポンプ駆動軸33が一体に連設され,このオイルポンプ駆動軸33と変速主軸2との間には,前記ボールベアリング10を介して循環回路5の内周側流路に連通する第2油路35が画成される。これら第1油路34及び第2油路35は,切換弁39により,オイルポンプ37の吐出側とオイル溜め38とに交互に接続されるようになっている。
【0031】
次に,この第1実施例の作用について説明する。
【0032】
エンジンが始動されると,クランク軸1の回転トルクは,駆動板7から伝動ケース8,内側ポンプ半体3Aへと伝達する。このとき,エンジンがアイドリング状態にあれば,遠心クラッチ20では,図3に示すように,戻しばね26のセット荷重によりクラッチウエイト23がクラッチドラム21の内周面,即ち摩擦ライニング21aから離間していて,クラッチオフの状態を呈するから,外側ポンプ半体3Bは休止状態とされる。
【0033】
一方,エンジンのアイドリングないし低速運転域では,切換弁39は,図1に示すように,第1油路34をオイルポンプ37の吐出側に接続する一方,第2油路35をオイル溜め38に接続するように,図示しない電子制御ユニットにより制御される。したがって,伝動ケース8に連なるオイルポンプ駆動軸33がオイルポンプ37を駆動すると,オイルポンプ37から吐出された作動オイルは切換弁39から第1油路34,外部回路6の第1室6a及び同第2室6bを経て循環回路5に流入し,該回路5を満たした後,ボールベアリング10を経て第2油路35に移り,切換弁39からオイル溜め38に還流する。
【0034】
而して,上記のように外部回路6で作動オイルが第1室6aから第2室6bに流れることにより,クラッチピストン28を伝動ケース8の内側壁から引き離すので,ロックアップクラッチLは非接続状態となり,伝動ケース8及びタービン羽根車4の相対回転を許容している。
【0035】
そこで,クランク軸1から駆動板7及び伝動ケース8を介して内側ポンプ半体3Aのみが回転駆動されると,その回転により循環回路5内の作動オイルに与える運動エネルギは比較的小さいから,その作動オイルがタービン羽根車4に伝達するトルクも比較的小さいものとなる。即ちポンプ羽根車3は,本来のポンプ機能を半減した状態となるので,ドラッグトルクを小さく抑えることができる。
【0036】
しかも循環回路5の内周側流路にはバッフルプレート15が突出していて,作動オイルの循環に抵抗を与えるから,ポンプ機能の半減との相乗効果により,バッフルプレート15の循環回路5への少ない突出量によりドラッグトルクを,より効果的に減少させることができる。
【0037】
エンジンがアイドリングから所定の低速運転域に移ると,即ち内側ポンプ半体3Aの回転数が所定値に達すると,内側ポンプ半体3Aと共に回転するクラッチウエイト23の遠心力が戻しばね26のセット荷重を上回ることで,図4に示すように,クラッチウエイト23は半径方向外方に移動して,クラッチドラム21の摩擦ライニング21aに圧接する。したがって,遠心クラッチ20はクラッチオンの状態となって,内側ポンプ半体3A及び外側ポンプ半体3B間を連結するので,両ポンプ半体3A,3B,即ちポンプ羽根車3全体が伝動ケース8と共に回転して,本来の全ポンプ機能を発揮することになり,循環回路5の作動オイルに大なる運動エネルギを付与し,その作動オイルがタービン羽根車4に大なるトルクを伝達するようになる。その結果,図6〜図8から明らかなように,トルク容量は,エンジンのアイドリング域で最も小さく,エンジンが所定回転数を超えると急増することになる。
【0038】
かくして,流体継手Fは,エンジンのアイドリング時にはトルク容量を最小に制御してドラッグトルクを小さく制御され,また通常走行時にはトルク容量を最大に制御され,高負荷での高伝動効率を確保するという望ましい特性を有することができる。
【0039】
しかも,遠心クラッチ20は,ポンプコアリングインナ及びアウタ3ca,3cbとタービンコアリング4cで画成されるコアリング間スペース18を利用して設置されるので,この遠心クラッチ20が循環回路5での作動オイルの流れを妨げることはなく,伝動効率の向上と共に,流体継手Fの小型,軽量化に寄与し得る。
【0040】
ポンプ羽根車3及びタービン羽根車4間の速度比が1に近づくと,電子制御ユニット(図示せず)による切換弁39の切換えにより,第2油路35をオイルポンプ37の吐出側に接続すると共に,第1油路34をオイル溜め38に接続する。その結果,オイルポンプ37の吐出作動オイルは,先刻とは反対に,切換弁39から第2油路35を通過し,ボールベアリング10を経て循環回路5に流入して,該回路5を満たした後,外部回路6をも満たす。このとき,外部回路6の第1室6aは,第1油路34及び切換弁39を介してオイル溜め38に開放されるので,外部回路6では,第2室6bの方が第1室6aよりも高圧となり,クラッチピストン28は,その圧力差により伝動ケース8の内側壁側に押圧され,摩擦ライニング28aを伝動ケース8の内側壁に圧接させ,ロックアップクラッチLは接続状態となる。
【0041】
このようなロックアップクラッチLの接続によれば,伝動ケース及びタービン羽根車4を相互に直結するので,クランク軸1の回転トルクを変速主軸2に効率良く伝達することができ,即ち高伝動効率の状態にして,燃費の低減を図ることができる。
【0042】
次に,図5に示す本発明の第2実施例について説明する。
【0043】
この第2実施例は,遠心クラッチ20を外部回路6に配設したものである。即ち,ポンプシェルアウタ3sbの,ポンプシェルインナ3saの背面を覆う部分により有底円筒状のクラッチドラム21が形成され,このクラッチドラム21の内周端に固着されるカラー16が伝動ケース8の大径ハブ8hbの外周に相対回転可能に支承される。このカラー16は,大径ハブ8hb上でフランジ17と止環41とで軸方向移動が規制される。クラッチウエイト23のガイド孔24を貫通するガイド部材25は,ポンプシェルインナ3saの外側面に固設される。
【0044】
その他の構成は前実施例と同様であるので,図5中,前実施例と対応する部分に同一の参照符号を付して,その説明を省略する。
【0045】
この第2実施例によれば,外部回路6を拡張することにより,大型の遠心クラッチ20でも容易に設置することができ,循環回路5に何の影響も及ぼさない。
【0046】
本発明は上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,ポンプ羽根車3においては,外側ポンプ3B側を伝動ケース8に連結し,遠心クラッチ20の接続により,外側ポンプ半体3Bから内側ポンプ半体3Aを駆動するように構成することもできる。
【0047】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば,入力軸に連結するポンプ羽根車と,出力軸に連結するタービン羽根車とを互いに対向させて,これらの間に作動オイルの循環回路を形成してなる流体継手において,前記ポンプ羽根車を,内側ポンプ半体と,この内側ポンプ半体を囲繞して,それと相対回転し得る外側ポンプ半体とに分割し,これら内側ポンプ半体及び外側ポンプ半体の一方を前記入力軸に連結すると共に,両ポンプ半体間に,それらを連結,遮断し得るクラッチ手段を設けたので,クラッチ手段を遮断状態にしたり,連結状態にすることにより,トルク容量を大小大幅に制御することができる。
【0048】
また本発明の第2の特徴によれば,第1の特徴に加えて,前記クラッチ手段を,前記タービン羽根車のタービンコアリングと,内側及び外側ポンプ半体のポンプコアリングインナ及びアウタとで画成されるコアリング間スペースに配設したので,クラッチ手段の設置にコアリング間スペースを利用することで,循環回路での作動オイルの流れを妨げることはなく,トルク容量の制御を行うことができると共に,流体継手の小型,軽量化に寄与し得る。
【0049】
さらに本発明の第3の特徴によれば,第1の特徴に加えて,前記ポンプ羽根車及びタービン羽根車を収容して,内部を前記循環回路と連通する外部回路とする伝動ケースの一端部を前記入力軸に連結し,その他端部に前記内側ポンプ半体及び外側ポンプ半体の一方を連結し,前記外部回路に前記クラッチ手段を配設したので,クラッチ手段の設置に外部回路を利用することで,循環回路での作動オイルの流れを妨げることはなく,トルク容量の制御を行うことができ,しかも外部回路は循環回路に影響を与えることなく自由に拡張が可能であるから,大型のクラッチ手段でも設置が容易である。
【0050】
さらにまた本発明の第4の特徴によれば,第1〜第3の特徴の何れかに加えて,前記クラッチ手段を,入力軸の回転数の上昇に応じてクラッチオン状態となる遠心クラッチで構成したので,トルク容量を,エンジンのアイドリング時には小さく,走行時には大きく制御することを自動的に行うことができ,したがってアイドリング時にはドラッグトルクを小さく抑え,走行時には高負荷での高伝動効率を確保することができる。
【0051】
さらにまた本発明の第5の特徴によれば,第1〜第4の特徴の何れかに加えて,前記ポンプ羽根車及びタービン羽根車の一方に,前記循環回路に突出するバッフルプレートを付設したので,クラッチ手段の遮断状態では,バッフルプレートと内側及び外側ポンプ半体の一方の休止との相乗作用により,トルク容量の減少を効果的に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る自動車用の可変容量型流体継手の縦断面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図1の3部拡大図
【図4】図3に対応する作用説明図
【図5】本発明の第2実施例に係る可変容量型流体継手の縦断面図
【図6】本発明の流体継手と従来のものとの,エンジン回転数−トルク容量係数特性比較線図
【図7】本発明の流体継手と従来のものとの,エンジン回転数650rpm時における速度比−トルク容量係数特性比較線図
【図8】本発明の流体継手と従来のものとの,エンジン回転数1000rpm時における速度比−トルク容量係数特性比較線図
【符号の説明】
F・・・・・流体継手
1・・・・・入力軸(クランク軸)
2・・・・・出力軸(変速主軸)
3・・・・・ポンプ羽根車
3A・・・・内側ポンプ半体
3B・・・・外側ポンプ半体
3ca・・・ポンプコアリングインナ
3ca・・・ポンプコアリングアウタ
4・・・・・タービン羽根車
4c・・・・タービンコアリング
5・・・・・循環回路
6・・・・・外部回路
8・・・・・伝動ケース
15・・・・バッフルプレート
18・・・・コアリング間スペース
20・・・・クラッチ手段(遠心クラッチ)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a fluid coupling in which a pump impeller connected to an input shaft and a turbine impeller connected to an output shaft are opposed to each other, and a circulation circuit of working oil is formed therebetween. The present invention relates to a variable displacement fluid coupling capable of controlling the size of a fluid coupling.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in the case of a fluid coupling, a baffle plate protruding into a circulation circuit is provided on one of a pump impeller and a turbine impeller in order to reduce a torque capacity and suppress a drag torque when an engine is idling. It is already known, as disclosed in document 1.
[0003]
[Patent Document 1]
JP, 2002-21970, A
[Problems to be solved by the invention]
However, the fluid coupling with the baffle plate as described above also reduces the torque capacity in the running state, so that it is necessary to sacrifice the transmission efficiency to some extent.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of such circumstances, and has as its object to provide a variable displacement type fluid coupling capable of controlling the torque capacity in accordance with operating conditions.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a pump impeller connected to an input shaft and a turbine impeller connected to an output shaft facing each other, and forming a hydraulic oil circulation circuit therebetween. In this fluid coupling, the pump impeller is divided into an inner pump half and an outer pump half that surrounds the inner pump half and can rotate relative to the inner pump half. A first feature is that one of the bodies is connected to the input shaft, and a clutch means is provided between both pump halves for connecting and disconnecting them.
[0007]
The input shaft, output shaft, and clutch means correspond to a crankshaft 1, a transmission
[0008]
According to the first feature, when the clutch means is brought into the disengaged state, one of the inner and outer pump halves is stopped to reduce the pump function of the pump impeller by half, thereby effectively controlling the torque capacity to be small. When the clutch means is connected, the inner and outer pump halves can be connected to perform the full pumping function of the pump impeller, and the torque capacity can be controlled as usual to a large extent. .
[0009]
According to the present invention, in addition to the first feature, the clutch means is provided between a turbine core ring of the turbine impeller and a pump coring inner and an outer of the inner and outer pump halves. The second feature is that the unit is arranged in the space.
[0010]
According to the second feature, by utilizing the space between the coring rings for the installation of the clutch means, it is possible to control the torque capacity without obstructing the flow of the working oil in the circulation circuit and to control the fluid capacity. This can contribute to reducing the size and weight of the joint.
[0011]
Further, according to the present invention, in addition to the first feature, one end of a transmission case accommodating the pump impeller and the turbine impeller and serving as an external circuit communicating with the circulation circuit is connected to the input shaft. A third feature is that one of the inner pump half and the outer pump half is connected to the other end, and the clutch means is disposed in the external circuit.
[0012]
According to the third feature, the torque capacity can be controlled without obstructing the flow of the working oil in the circulation circuit by using the external circuit for the installation of the clutch means. Because it can be freely expanded without affecting the circulating circuit, it is easy to install even large clutch means.
[0013]
According to a fourth aspect of the present invention, in addition to any one of the first to third aspects, the clutch means is constituted by a centrifugal clutch which is in a clutch-on state in response to an increase in the rotation speed of the input shaft. Features.
[0014]
According to the fourth feature, it is possible to automatically control the torque capacity to be small when the engine is idling and to be large when the engine is running. Therefore, the drag torque is suppressed to a small value at the time of idling, and the torque capacity is controlled to a high value at the time of running at a high load. Transmission efficiency can be ensured.
[0015]
According to a fifth aspect of the present invention, in addition to any one of the first to fourth aspects, a baffle plate projecting into the circulation circuit is provided on one of the pump impeller and the turbine impeller. I do.
[0016]
According to the fifth feature, when the clutch means is in the disengaged state, the reduction of the torque capacity can be effectively controlled by the synergistic action of the baffle plate and half of the pump function.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below based on preferred embodiments of the present invention shown in the accompanying drawings.
[0018]
1 is a longitudinal sectional view of a variable displacement fluid coupling for a vehicle according to a first embodiment of the present invention, FIG. 2 is a sectional view taken along line 2-2 of FIG. 1, and FIG. 4 is an operation explanatory view corresponding to FIG. 3, FIG. 5 is a longitudinal sectional view of a variable displacement fluid coupling according to a second embodiment of the present invention, and FIG. FIG. 7 is a comparison diagram of the number-torque capacity coefficient characteristic, FIG. 7 is a comparison diagram of the speed ratio-torque capacity coefficient characteristic of the fluid coupling of the present invention and the conventional one at an engine speed of 650 rpm, and FIG. FIG. 9 is a comparison diagram of speed ratio-torque capacity coefficient characteristics at the time of an engine rotation speed of 1000 rpm between a conventional motor and a conventional motor.
[0019]
The description starts with the description of the first embodiment of the present invention shown in FIGS.
[0020]
First, in FIG. 1, a crankshaft 1 of an automobile engine and a transmission
[0021]
The fluid coupling F includes a
[0022]
A
[0023]
The
[0024]
On the other hand, the
[0025]
A centrifugal clutch 20 capable of connecting the
[0026]
The centrifugal clutch 20 will be described with reference to FIGS.
[0027]
The centrifugal clutch 20 is formed integrally with the pump coring outer 3cb and has a
[0028]
Referring again to FIG. 1, the inside of the
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
Next, the operation of the first embodiment will be described.
[0032]
When the engine is started, the rotational torque of the crankshaft 1 is transmitted from the drive plate 7 to the
[0033]
On the other hand, when the engine is idling or operating at a low speed, the switching
[0034]
Since the hydraulic oil flows from the
[0035]
When only the
[0036]
Moreover, since the
[0037]
When the engine shifts from idling to a predetermined low-speed operation range, that is, when the rotation speed of the
[0038]
Thus, the fluid coupling F is desirably controlled to minimize the drag capacity during engine idling and to reduce drag torque during normal running, and to maximize torque capacity during normal running to ensure high transmission efficiency under high loads. Can have properties.
[0039]
In addition, since the centrifugal clutch 20 is installed using the
[0040]
When the speed ratio between the
[0041]
According to the connection of the lock-up clutch L, the transmission case and the
[0042]
Next, a second embodiment of the present invention shown in FIG. 5 will be described.
[0043]
In the second embodiment, the centrifugal clutch 20 is provided in the
[0044]
Since other configurations are the same as those of the previous embodiment, the same reference numerals in FIG. 5 denote parts corresponding to those of the previous embodiment, and a description thereof will be omitted.
[0045]
According to the second embodiment, by expanding the
[0046]
The present invention is not limited to the above embodiment, and various design changes can be made without departing from the gist of the present invention. For example, in the
[0047]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the pump impeller connected to the input shaft and the turbine impeller connected to the output shaft face each other, and a hydraulic oil circulation circuit is provided therebetween. In the formed fluid coupling, the pump impeller is divided into an inner pump half and an outer pump half surrounding the inner pump half and capable of rotating relative to the inner pump half. One of the outer pump halves is connected to the input shaft, and a clutch means is provided between the two pump halves for connecting and disconnecting them. , The torque capacity can be largely controlled.
[0048]
According to a second aspect of the present invention, in addition to the first aspect, the clutch means is provided by a turbine coring of the turbine impeller and a pump coring inner and an outer of the inner and outer pump halves. Since it is located in the space between the coring lines that is defined, the space between the coring lines is used to install the clutch means, so that the flow of hydraulic oil in the circulation circuit is not obstructed and the torque capacity can be controlled. And contribute to the miniaturization and weight reduction of the fluid coupling.
[0049]
According to a third aspect of the present invention, in addition to the first aspect, one end of a transmission case accommodating the pump impeller and the turbine impeller and forming an internal circuit as an external circuit communicating with the circulation circuit. Is connected to the input shaft, one of the inner pump half and the outer pump half is connected to the other end, and the clutch means is provided in the external circuit, so that the external circuit is used for installing the clutch means. By doing so, it is possible to control the torque capacity without obstructing the flow of hydraulic oil in the circulation circuit, and the external circuit can be expanded freely without affecting the circulation circuit. It is easy to install even with the clutch means.
[0050]
According to a fourth aspect of the present invention, in addition to any one of the first to third aspects, the clutch means is a centrifugal clutch which is in a clutch-on state in response to an increase in the rotation speed of the input shaft. With this configuration, it is possible to automatically control the torque capacity to be small when the engine is idling and to be large when the engine is running. Therefore, the drag torque is suppressed to a small value when the engine is idling, and high transmission efficiency at high load is ensured during the running. be able to.
[0051]
According to a fifth aspect of the present invention, in addition to any one of the first to fourth aspects, a baffle plate protruding into the circulation circuit is provided on one of the pump impeller and the turbine impeller. Therefore, when the clutch means is disconnected, the reduction of the torque capacity can be effectively controlled by the synergistic action of the baffle plate and the stop of one of the inner and outer pump halves.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a variable displacement fluid coupling for an automobile according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a sectional view taken along line 2-2 of FIG. 1. FIG. FIG. 4 is an operation explanatory view corresponding to FIG. 3. FIG. 5 is a longitudinal sectional view of a variable displacement fluid coupling according to a second embodiment of the present invention. FIG. 6 is an engine of a fluid coupling of the present invention and a conventional one. FIG. 7 is a comparison diagram of a speed ratio-torque capacity coefficient characteristic between the fluid coupling of the present invention and a conventional one at an engine speed of 650 rpm. Speed ratio-torque capacity coefficient characteristic comparison diagram of the joint and the conventional one at an engine speed of 1000 rpm [Explanation of symbols]
F · · · · · fluid coupling 1 · · · · · input shaft (crankshaft)
2 ····· Output shaft (transmission main shaft)
3
Claims (5)
前記ポンプ羽根車(3)を,内側ポンプ半体(3A)と,この内側ポンプ半体(3A)を囲繞して,それと相対回転し得る外側ポンプ半体(3B)とに分割し,これら内側ポンプ半体(3A)及び外側ポンプ半体(3B)の一方を前記入力軸(1)に連結すると共に,両ポンプ半体(3A,3B)間に,それらを連結し得るクラッチ手段(20)を設けたことを特徴とする可変容量型流体継手。A pump impeller (3) connected to the input shaft (1) and a turbine impeller (4) connected to the output shaft (2) are opposed to each other, and a hydraulic oil circulation circuit (5) is interposed therebetween. In the formed fluid coupling,
The pump impeller (3) is divided into an inner pump half (3A) and an outer pump half (3B) surrounding the inner pump half (3A) and capable of rotating relative to the inner pump half (3A). A clutch means (20) for connecting one of the pump halves (3A) and the outer pump halves (3B) to the input shaft (1) and connecting them between the two pump halves (3A, 3B); A variable displacement fluid coupling characterized by comprising:
前記クラッチ手段(20)を,前記タービン羽根車(4)のタービンコアリング(4c)と,内側及び外側ポンプ半体(3A,3B)のポンプコアリングインナ及びアウタ(3ca,3cb)とで画成されるコアリング間スペース(18)に配設したことを特徴とする可変容量型流体継手。The variable displacement fluid coupling according to claim 1,
The clutch means (20) is defined by the turbine coring (4c) of the turbine impeller (4) and the pump coring inner and outer (3ca, 3cb) of the inner and outer pump halves (3A, 3B). A variable displacement fluid coupling, which is disposed in a space (18) between coring portions to be formed.
前記ポンプ羽根車(3)及びタービン羽根車(4)を収容して,内部を前記循環回路(5)と連通する外部回路(6)とする伝動ケース(8)の一端部を前記入力軸(1)に連結し,その他端部に前記内側ポンプ半体(3A)及び外側ポンプ半体(3B)の一方を連結し,前記外部回路(6)に前記クラッチ手段(20)を配設したことを特徴とする,可変容量型流体継手。The variable displacement fluid coupling according to claim 1,
One end of a transmission case (8) that accommodates the pump impeller (3) and the turbine impeller (4) and forms an external circuit (6) that communicates with the circulation circuit (5) is connected to the input shaft ( 1), one of the inner pump half (3A) and the outer pump half (3B) is connected to the other end, and the clutch means (20) is disposed in the external circuit (6). A variable displacement fluid coupling characterized by the following:
前記クラッチ手段を,入力軸(1)の回転数の上昇に応じてクラッチオン状態となる遠心クラッチ(20)で構成したことを特徴とする可変容量型流体継手。The variable displacement fluid coupling according to any one of claims 1 to 3,
A variable displacement type fluid coupling, wherein the clutch means is constituted by a centrifugal clutch (20) which is brought into a clutch-on state in accordance with an increase in the rotation speed of the input shaft (1).
前記ポンプ羽根車(3)及びタービン羽根車(4)の一方に,前記循環回路(5)に突出するバッフルプレート(15)を付設したことを特徴とする可変容量型流体継手。The variable displacement fluid coupling according to any one of claims 1 to 4,
A variable displacement fluid coupling characterized in that one of the pump impeller (3) and the turbine impeller (4) is provided with a baffle plate (15) projecting into the circulation circuit (5).
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2002
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