JP2004149690A

JP2004149690A - Detergent composition for washing machine tub and washing method using the same

Info

Publication number: JP2004149690A
Application number: JP2002317398A
Authority: JP
Inventors: Yoshikatsu Fukumoto; 佳功福本; Masashige Hatsutori; 雅茂服部; Yuki Miyahara; 由紀宮原; Masako Fujizu; 雅子藤津
Original assignee: Lion Corp
Current assignee: Lion Corp
Priority date: 2002-10-31
Filing date: 2002-10-31
Publication date: 2004-05-27

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a detergent composition for a washing machine tub which will safely peel and decompose filmy dirt comprising molds, microbes, detergents, etc. and sticking on the back side of the washing machine tub, and prevent the reattachment of the remaining dirt to clothing during washing by completely draining the peeled dirt with water, and a method of washing using the same. <P>SOLUTION: This detergent composition for a washing machine tub contains 5-40mass% hydrogen peroxysulfate (A), 3-40mass% surfactant (B), and 3-30mass% silicate (C). <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯機槽用洗浄剤組成物及びその洗浄方法に関するものであり、詳しくはペルオキシ硫酸水素塩、界面活性剤及び珪酸塩を含有する組成物及びその洗浄方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
洗濯機内槽裏側等に発生する汚れは、カビ、酵母、細菌等の微生物及び洗剤由来成分、皮脂等により、経時により洗濯機内槽裏側等に徐々に蓄積、フィルム状に付着する。これらは洗濯機から出る悪臭の原因となると共に、遊離した汚れが洗濯中に衣類を汚染する不具合を生じている。このような現象は特に脱水漕を兼ねた全自動洗濯機槽で発生し易い。この原因として全自動の場合、脱水槽の外側に洗濯水が残りやすく、カビ汚染が起こりやすい為と考えられる。こうした洗濯機のカビ汚れは衣類の汚染だけではなく、アレルギー性皮膚炎の原因になることが考えられ、現在、調査が進められている。
【０００３】
こうした汚れは洗濯機の構造上、汚れが付着した状況は直接観察することはできず、また、汚れが付着している洗濯機内槽裏側等には洗濯機を分解しない限り、直接触れることができないため、家庭での除去は容易ではなく、大変な労力を必要とする。
【０００４】
そこで、家庭用洗濯機槽用洗浄剤として、主に塩素系又は酸素系漂白剤を配合した組成が提案されており、例えば特開昭５９−７１３９９号公報、特開平２−１４２９８号公報では次亜塩素酸ナトリウムを、特開平１−２１３４００号公報、特開２００１−３３５７９９号公報では塩素化シアヌアヌル酸を主成分とした組成が提案されている。しかし、塩素系漂白剤は酸化力が強い為に、ゴム、金属等に対して腐食性を有し、洗濯機の部品であるガスケット、パッキング類やアルミニウム、鋳鉄、ステンレスといった金属への腐食が懸念される。また誤って酸性洗浄剤と併用すると塩素ガスが発生、人体に悪影響を及ぼす危険がある。
【０００５】
一方、酸素系漂白剤の組成物として、特開平５−２４７４９６号公報ではペルオキシ硫酸水素塩と水溶性炭酸塩、特開平３−１２４７９８号公報では過炭酸塩とオキソ珪酸塩、特開平９−２３５５９５号公報、特開平１０−１１０１９２号公報、特開平１１−７１５９７号公報では過酸化物と活性化剤、特許第２５２８６７号公報では酸素系漂白剤、活性化剤、界面活性剤及びビルダーの組み合わせが提案されている。しかし、これらのいずれも剥離性は有するが、満足のいくレベルといい難い。さらに、剥離したスケール状の汚れが排水時充分に排出されず、その結果、次の洗濯時に残存した汚れが衣類に付着する不具合が生ずる問題がある。
【０００６】
【特許文献１】
特開昭５９−７１３９９号公報
【特許文献２】
特開平２−１４２９８号公報
【特許文献３】
特開平１−２１３４００号公報
【特許文献４】
特開２００１−３３５７９９号公報
【特許文献５】
特開平５−２４７４９６号公報
【特許文献６】
特開平３−１２４７９８号公報
【特許文献７】
特開平９−２３５５９５号公報
【特許文献８】
特開平１０−１１０１９２号公報
【特許文献９】
特開平１１−７１５９７号公報
【特許文献１０】
特許第２５２８６７号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、洗濯機内槽裏側等に固着したカビ、細菌、洗剤等からなるフィルム状の汚れを安全に剥離、分解し、かつ剥離された汚れを充分に排水させることにより、次の洗濯時に残存した汚れが衣類に付着する汚れの再付着を防止する、洗濯機槽用洗浄剤組成物及びその洗浄方法を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者は、鋭意検討した結果、ペルオキシ硫酸水素塩、界面活性剤及び珪酸塩を各々特定量含有する洗濯機槽用洗浄剤組成物とすること、また、該洗濯機槽用洗浄剤組成物を特定量で用いることにより、上記目的を達成できることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
【０００９】
従って、本発明は、（Ａ）ペルオキシ硫酸水素塩５〜４０質量％、（Ｂ）界面活性剤３〜４０質量％、及び（Ｃ）珪酸塩３〜３０質量％を含有することを特徴とする洗濯機槽用洗浄剤組成物及びその洗浄方法を提供する。
【００１０】
本発明の洗濯機槽用洗浄剤組成物は、さらに（Ｄ）過酸化水素及び／又は過酸化水素放出体を含有することが好ましい。
【００１１】
以下、本発明につきさらに詳しく説明する。
（Ａ）成分のペルオキシ硫酸水素塩は、ＭＨＳＯ_５（但し、Ｍはアルカリ金属を示す）で表される。Ｍのアルカリ金属としては、ナトリウム、カリウムが好ましい。ペルオキシ硫酸水素塩は、不安定な化合物であり、実際に使用される場合は、硫酸水素塩や硫酸塩等との複塩で用いられる。このような商品としては「オキソン」（デュポン社製：商品名）が挙げられ、本発明の（Ａ）成分として用いることができる。
【００１２】
（Ａ）成分のペルオキシ硫酸水素塩の配合量は、組成物中に５〜４０％（質量％、以下同じ）であり、１０〜３０％が好ましい。配合量が少なすぎると、十分な剥離性が認められず、多すぎるとそれ自身が強い腐食性を有するため、洗濯機への投入量にもよるが、洗濯機槽部のステンレス部分等が腐食するおそれがある。
【００１３】
（Ｂ）成分の界面活性剤は、（Ａ）成分のペルオキシ硫酸水素塩等との併用により、フィルム状の汚れを剥離させるとともに、汚れを水中に分散させ、洗濯機槽壁面や底部への再付着を抑制し、排水時に汚れをできるだけ排液とともに排出させることができる。このため、次回の洗濯時、洗濯機に残った汚れが洗濯物に付着する機会を減らすことが可能となる。
【００１４】
界面活性剤としては、アルキルグリコシド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、オキシエチレンオキシプロピレンブロックポリマー（プルロニック）、脂肪酸モノグリセライド、及びアミンオキサイド等の非イオン界面活性剤；石鹸、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸ジエステル塩等の陰イオン界面活性剤；モノ又はジアルキルアミン及びそのポリオキシエチレン付加物、モノ又はジ長鎖アルキル第４級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤；カルボベタイン、スルホベタイン、ヒドロキシスルホベタイン等の両性界面活性剤等が挙げられる。これらの中でも、洗浄力の点から、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、石鹸等の陰イオン界面活性剤及び高級アルコールポリオキシエチレン（ＥＯ）付加物が好ましく、特に付加モル数が２〜８モルのものが好ましい。
【００１５】
（Ｂ）成分の界面活性剤の配合量は、組成物中に３〜４０％であり、１０〜３０％が好ましい。配合量が３％未満では充分な汚れの剥離力が得られず、４０％を超える量を配合しても顕著な効果が認められず、経済的に見て不要である。
【００１６】
（Ｃ）成分の珪酸塩は、特に、ｐＨコントロールを行うことによる剥離力の向上の目的で用いられるものであり、下記一般式
Ｍ’_２Ｏ・ｍＳｉＯ_２・ｎＨ_２Ｏ
（式中、Ｍ’はアルカリ金属、ｍは０．５〜４．５、ｎは０〜２０を示す。）
で表され、水溶性であるオルト珪酸塩及びメタ珪酸塩から選ばれる１種又は２種以上を用いることが好ましい。このような珪酸塩としては、オルト珪酸又はメタ珪酸塩のアルカリ金属塩等が挙げられ、例えば、オルト珪酸ナトリウム、オルト珪酸カリウム、オルト珪酸リチウム、メタ珪酸ナトリウム、メタ珪酸カリウム、メタ珪酸リチウム等が挙げられる。
【００１７】
（Ｃ）成分の珪酸塩の配合量は、組成物中に３〜３０％、好ましくは５〜２５％であり、洗浄液中のｐＨが７〜１３、好ましくは８〜１２の範囲になるように配合することができる。上記ｐＨが７未満であると、充分な剥離効果が得られない場合があり、上記ｐＨが１３を超えると洗濯機槽の腐食等、材質に影響を与えるおそれがあり、かつ多量の珪酸塩が必要となるため経済的にも好ましくない場合がある。
【００１８】
ｐＨ調整剤としては、（Ｃ）成分と共に、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、水酸化アンモニウム、モノ、ジ又はトリエタノールアミン等のアミン誘導体、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩、炭酸アンモニウム等の炭酸塩、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム等の非結晶性アルカリ金属の珪酸塩、非晶質ジシリケートと炭酸ナトリウムとの共顆粒物、珪酸アンモニウム等の珪酸塩等を、上記ｐＨの範囲内で配合することができる。
【００１９】
また、炭酸塩は、（Ａ）成分のペルオキシ硫酸水素塩が、酸性物質であるため、水溶液中作用して二酸化炭素が発生し、発生した泡が汚れに付着して汚れを表面から浮かせて、剥離に寄与する効果を有することが確認されている。炭酸塩の配合量は、組成物中に１〜４０％が好ましく、特に５〜３０％が好ましい。
【００２０】
本発明の組成物には、さらに、（Ｄ）過酸化水素及び／又は過酸化水素放出体を含有することが好ましい。（Ｄ）過酸化水素又は過酸化水素放出体と（Ａ）成分のペルオキシ硫酸水素塩とを併用させることにより、スケール状の汚れを効率的に除去できると共に、汚れを細分化して剥離できるため、汚れを排水させ易くなり、洗浄直後の洗濯時に汚れが衣類に付着した場合でも、目立たない状態で付着するため、実質上、消費者にとって被害を最小限に抑えることができる。
【００２１】
（Ｄ）成分の過酸化水素及び／又は過酸化水素放出体としては、過酸化水素、過炭酸塩、過ホウ酸塩等が用いられ、塩としてはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩やアンモニウム塩等が挙げられる。具体的には、過炭酸ナトリウム（炭酸ナトリウムの過酸化水素付加物）、過炭酸カリウム、過ホウ酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム過酸化水素付加物及びピロリン酸ナトリウム過酸化水素付加物等から選ばれる１種又は２種以上を適宜組み合わせて使用できるが、中でも、特にハンドリング面の点から、過炭酸ナトリウム又は過硼酸ナトリウムが好ましい。
【００２２】
（Ｄ）成分の配合量は、組成物中に５〜６０％が好ましく、特に１０〜４５％が好ましい。また、（Ａ）成分のペルオキシ硫酸水素塩と（Ｄ）過酸化水素及び／又は過酸化水素放出体の配合量の合計は、組成物中に１０〜７０％が好ましく、特に２０〜６０％が好ましい。配合量が１０％未満だと、十分な剥離性及び汚れの細分化が発現しない場合があり、上限については特に制約は無いが、７０％を超えて配合した場合も格別の性能向上は認められず、経済的にも好ましくない場合がある。
【００２３】
また、剥離性、細分化性を高めるために、漂白活性化剤を配合することができる。かかる漂白活性化剤としては、有機過酸前駆体、金属イオン、金属イオン錯体触媒等があり、必要に応じ、適宜配合することができる。
【００２４】
さらに、本発明においては、洗浄中に過度の泡が立ちすぎる場合には、洗濯機槽から泡があふれる不都合を解消すべく、泡コントロール剤を配合することが好ましい。泡コントロール剤としては、石鹸、シリコーン系消泡剤が用いられる。シリコーン系消泡剤については、一般的には、高分子量のジメチルシリコーン中に微粉末シリカを分散したものが用いられ、固体（紛体、顆粒、打錠品含む）製品に配合する場合、通常、粘性液体状であるため、造粒したものを使用することが好ましい。商品としては２−４２４８Ｓ（東レダウコーニング社製：商品名）が知られている。
【００２５】
泡コントロール剤の配合量は、組成物中に０．０２〜１０％、好ましくは０．１〜５％である。また、上記２−４２４８Ｓを用いる場合の配合量は、組成物中に０．１〜５％、好ましくは０．５〜２％である。配合量が少ないと、充分な消泡効果が発揮されない場合があり、配合量が多すぎると、消泡剤が不溶性であるため、これらが洗濯機槽に付着し見かけ上好ましくない場合がある。
【００２６】
また、本発明の組成物には、金属イオンを捕捉できる成分（キレート剤）を配合するのが好ましい。一般に酸素系漂白洗浄剤は、微量の金属によって自己分解することが知られており、上記キレート剤を配合することにより、微量金属による漂白性能の低下を防ぎ、保存安定性を向上させることができる。
【００２７】
キレート剤としては、Ａ型ゼオライト、Ｐ型ゼオライト、Ｘ型ゼオライト、非晶質アルミノ珪酸塩、トリポリリン酸、ピロリン酸、オルソリン酸、ヘキサメタリン酸、アミノカルボン酸、ヒドロキシアミノカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、シクロカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、ホスホン酸、エーテルカルボン酸、クエン酸、リンゴ酸、シュウ酸、マレイン酸、これらのアルカリ金属塩等あるいは誘導体、有機カルボン酸ポリマー、多糖類酸化物等が挙げられる。これらの中では、エデト酸ナトリウム、ヒドロキシエタンジホスホン酸ナトリウムが好ましい。
【００２８】
上記成分の配合量は、組成物中に０．００１〜１０％が好ましく、特に０．０１〜５％が好ましい。
【００２９】
その他必要により、本発明の目的を損なわない範囲で、本発明の組成物に、ｐ−トルエンスルホン酸ナトリウム、メタキシレンスルホン酸ナトリウム、アルケニルコハク酸ナトリウム、尿素等の可溶化剤、プロテアーゼ、エステラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ、ラッカーゼ等の酵素剤、ケーキング防止剤、浸透剤、粘土等の懸濁化剤、研磨剤、顔料、染料、香料等の任意成分を配合することができる。
【００３０】
尚、上記組成物は粒状、固形状（錠剤を含む）、溶液状（ジェル、ペースト状を含む）のいずれの形態であってもよい。
【００３１】
本発明の洗浄方法は、上記洗濯機槽用洗浄剤組成物を、洗濯機槽内の水に０．０５〜３質量％添加して洗浄するものである。水に対する組成物が０．０５％未満であると、充分な剥離性を発現しない。また、３％を超えても格別の性能向上は認められず、経済的に好ましくない。具体的方法は、洗濯機槽に高水位まで給水した後、本発明の組成物を水量当たり０．０５〜３％、好ましくは０．１〜２％添加し、数分間運転して３０分〜数時間放置する。その後、排水を行って再び高水位まで給水した後、数分間運転して洗濯機槽を濯ぐものである。この時の水温は１０〜５０℃が好ましい。
【００３２】
【実施例】
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において％は質量％を示す。
【００３３】
［実施例１〜１６、比較例１〜５］
表１〜３に示す組成からなる粉末状の洗濯機槽用洗浄剤組成物を、常法により調製し、下記の洗浄力試験により剥離力及び細分化について評価した。結果を表１〜３に併記する。なお、実施例１，１０、比較例１，４の組成物について、付着性試験を行った。結果を表４に示す。
【００３４】
＜洗浄力試験＞
（１）汚れテストピース
黒カビ等の汚れが付着した全自動洗濯機の洗濯機槽を７ｃｍ×５ｃｍに切断したプラスチック板をテストピースとした。
【００３５】
（２）剥離力評価方法
２０℃の水道水１リットルに、表１〜３に示した組成５ｇを溶解した洗浄液１リットルを調製した。得られた洗浄液をビーカーに入れ、該ビーカーにテストピースを立て方向に３時間浸漬した（温度は２０℃）。その後テストピースを取りだし、ビーカーにためた２０℃の水道水１リットル中で浸漬後のテストピースを２０回上下に動かしすすぎを行ったあと、汚れの落ち具合を目視により、処理前のテストピース写真と比較して評価した。評価は下記基準に基づいて、５人のパネラーの平均で示した。
【００３６】
〈評価基準〉
８１〜１００％汚れが落ちている５
６１〜８０％汚れが落ちている４
４１〜６０％汚れが落ちている３
２１〜４０％汚れが落ちている２
０〜２０％汚れが落ちている１
【００３７】
（３）細分化評価方法
２０℃の水道水１リットルに、表１〜３に示した組成の粉末状洗浄剤５ｇを溶解した洗浄液１リットルを調製した。得られた洗浄液をビーカーに入れ、該ビーカーにテストピースを立て方向に３時間浸漬した（温度は２０℃）。その後、テストピースを２０回上下に動かしたあと、洗浄液を濾過し、濾紙に残った汚れの大きさと数を測定し、下記の基準に照らして評点をつけた。
〈評価基準〉
長径３ｍｍ未満の数の割合
２０〜０％１点
４０〜２１％２点
６０〜４１％３点
８０〜６１％４点
８１〜１００％５点
【００３８】
【表１】

＊１過硫酸水素カリウム４５％品（デュポン社製）
＊２ポリオキシエチレン（５モル付加）アルキルエーテル（ライオン社製）
＊３シリコーンコンパウンド（東レダウコーニング社製）
【００３９】
【表２】

【００４０】
【表３】

【００４１】
＜付着性試験＞
３ヵ月、同条件で使用し、マイクロスコープにて確認した付着した汚れが同程度である洗濯機（４．２ｋｇ）を実施例１，１２、比較例１，４の組成物にて洗浄した。洗浄方法は、４５Ｌの水に０．５％となるように組成物を溶解し、２０℃、３時間放置後、標準コースで洗浄した。その後、肌シャツ（ＢＶＤ製）９枚を入れ、市販洗剤（酵素トップ：ライオン（株）製）を標準量使用し、標準コースで洗浄後、肌シャツ（１枚当たり）に付着した長径１ｍｍ以上のフィルム状の汚れの数をカウントした。結果を表４に示す。
【００４２】
【表４】

【００４３】
＜あわ立ちコントロール性＞
全自動洗濯機（ＨＩＴＡＣＨＩＮＷ−５０Ｒ６）中に高水位まで給水（水道水、２０℃）後、実施例１から２−４２４８Ｓを削除した組成物を４００ｇ投入し、洗濯機を運転した結果、５分経過後泡が洗濯機槽からあふれだした。一方、同様の操作を実施例１組成物で行なった結果、若干泡は発生するものの、運転１０分後においても、水面からの泡高は２ｃｍ程度であった。
【００４４】
【発明の効果】
本発明によれば、洗濯機槽裏側に固着したカビ、細菌、洗剤等からなるフィルム状の汚れを安全に剥離し、かつ剥離された汚れを充分に排水させることにより、次の洗濯時に残存した汚れが衣類に付着する汚れの再付着を防止する洗濯機槽用洗浄剤組成物及びその洗浄方法を提供することができる。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a detergent composition for a washing machine tub and a method for cleaning the same, and more particularly, to a composition containing hydrogen peroxysulfate, a surfactant and a silicate, and a method for cleaning the same.
[0002]
[Prior art]
Soil generated on the backside of the washing machine tub and the like gradually accumulates on the backside of the washing machine tub and the like and adheres in a film form with the passage of time due to microorganisms such as mold, yeast, and bacteria, components derived from detergents, sebum, and the like. These cause a bad smell coming out of the washing machine, and also cause a problem that liberated dirt contaminates clothes during washing. Such a phenomenon is particularly likely to occur in a fully automatic washing machine tub that also serves as a dehydration tank. It is considered that the reason for this is that in the case of the fully automatic method, the washing water easily remains outside the dewatering tub and mold contamination easily occurs. It is thought that such mold stains of the washing machine not only cause clothes contamination but also cause allergic dermatitis, and are currently being investigated.
[0003]
Due to the structure of the washing machine, it is not possible to directly observe the situation where the stain is attached, and it is not possible to directly touch the inside of the washing machine tub to which the stain is attached unless the washing machine is disassembled. Therefore, removal at home is not easy and requires great effort.
[0004]
Therefore, a composition containing a chlorine-based or oxygen-based bleaching agent has been proposed as a detergent for a home washing machine tub. For example, JP-A-59-71399 and JP-A-2-14298 disclose the following. JP-A-1-213400 and JP-A-2001-335799 propose a composition of sodium chlorite containing chlorinated cyanuanuric acid as a main component. However, chlorine-based bleach has strong oxidizing power and is corrosive to rubber, metal, etc., and there is concern about corrosion of gaskets, packings, and metals such as aluminum, cast iron and stainless steel, which are parts of washing machines. Is done. In addition, if used in combination with an acidic cleaning agent, chlorine gas is generated, and there is a danger of adversely affecting the human body.
[0005]
On the other hand, as a composition of an oxygen bleaching agent, JP-A-5-247496 discloses a peroxybisulfate and a water-soluble carbonate, JP-A-3-124798 discloses a percarbonate and an oxosilicate, and JP-A-9-235595. JP-A-10-110192 and JP-A-11-71597 disclose a combination of a peroxide and an activator, and Japanese Patent No. 252867 discloses a combination of an oxygen bleaching agent, an activator, a surfactant and a builder. Proposed. However, although all of these have releasability, they are not satisfactory levels. Further, there is a problem that the peeled scale-like dirt is not sufficiently discharged at the time of drainage, and as a result, there is a problem that the dirt remaining at the next washing is attached to the clothes.
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-59-71399 [Patent Document 2]
JP-A-2-14298 [Patent Document 3]
JP-A-1-213400 [Patent Document 4]
JP 2001-335799 A [Patent Document 5]
JP-A-5-247496 [Patent Document 6]
JP-A-3-124798 [Patent Document 7]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-235595 [Patent Document 8]
JP-A-10-110192 [Patent Document 9]
JP-A-11-71597 [Patent Document 10]
Japanese Patent No. 252867
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and safely removes and decomposes a film-like stain composed of mold, bacteria, detergent, etc. adhered to the back side of a washing machine tub, and sufficiently drains the peeled-off stain. Accordingly, it is an object of the present invention to provide a detergent composition for a washing machine tub and a method for cleaning the same, which prevents re-adhesion of dirt remaining on clothes during the next washing.
[0008]
Means for Solving the Problems and Embodiments of the Invention
As a result of intensive studies, the present inventors have determined that a detergent composition for a washing machine tub containing a specific amount of each of a hydrogen peroxide salt, a surfactant and a silicate, and the detergent composition for a washing machine tub It has been found that the above object can be achieved by using a specific amount of, and the present invention has been accomplished.
[0009]
Therefore, the present invention is characterized by containing (A) 5 to 40% by mass of hydrogen peroxysulfate, (B) 3 to 40% by mass of surfactant, and (C) 3 to 30% by mass of silicate. A detergent composition for a washing machine tub and a method for washing the same are provided.
[0010]
The cleaning composition for a washing machine tub of the present invention preferably further contains (D) hydrogen peroxide and / or a hydrogen peroxide releasing substance.
[0011]
Hereinafter, the present invention will be described in more detail.
The component (A) hydrogen peroxysulfate is represented by MHSO ₅ (where M represents an alkali metal). As the alkali metal of M, sodium and potassium are preferable. Hydrogen peroxysulfate is an unstable compound, and when actually used, it is used as a double salt with hydrogen sulfate or sulfate. Such products include "Oxon" (trade name, manufactured by DuPont), which can be used as the component (A) of the present invention.
[0012]
(A) The compounding quantity of the hydrogen peroxysulfate of a component is 5-40% (mass%, same hereafter) in a composition, and 10-30% is preferable. If the amount is too small, sufficient releasability will not be observed.If the amount is too large, the stainless steel part of the washing machine tub will corrode, although depending on the amount charged into the washing machine, since the material itself has strong corrosiveness. There is a possibility that.
[0013]
The surfactant of the component (B) is used in combination with the component (A) hydrogen peroxysulfate to peel off the film-like dirt, disperse the dirt in water, and re-apply the dirt to the washing machine tub wall and bottom. Adhesion can be suppressed, and dirt can be discharged together with drainage as much as possible during drainage. For this reason, at the time of the next washing, it is possible to reduce the chance of the dirt remaining in the washing machine from attaching to the laundry.
[0014]
Examples of the surfactant include alkyl glycoside, polyoxyethylene alkyl ether, sorbitan fatty acid ester, polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester, polyoxyethylene fatty acid ester, oxyethylene oxypropylene block polymer (pluronic), fatty acid monoglyceride, and amine oxide. Nonionic surfactants; anionic surfactants such as soaps, alkyl sulfates, alkylbenzene sulfonates, polyoxyethylene alkyl ether sulfates, sulfosuccinic diester salts, etc .; mono- or dialkylamines and polyoxyethylene adducts thereof, Or cationic surfactants such as di-long-chain alkyl quaternary ammonium salts; amphoteric surfactants such as carbobetaine, sulfobetaine, and hydroxysulfobetaine; . Among these, from the viewpoint of detergency, anionic surfactants such as alkyl sulfates, alkyl benzene sulfonates, polyoxyethylene alkyl ether sulfates, and soaps, and higher alcohol polyoxyethylene (EO) adducts are particularly preferable. Those having an addition mole number of 2 to 8 mol are preferred.
[0015]
The blending amount of the surfactant (B) is 3 to 40% in the composition, preferably 10 to 30%. If the compounding amount is less than 3%, a sufficient dirt-removing force cannot be obtained, and if the compounding amount exceeds 40%, no remarkable effect is observed, and it is economically unnecessary.
[0016]
The silicate of the component (C) is used particularly for the purpose of improving the peeling force by controlling the pH, and has the following general formula: M ′ ₂ O · mSiO ₂ .nH ₂ O
(In the formula, M ′ represents an alkali metal, m represents 0.5 to 4.5, and n represents 0 to 20.)
It is preferable to use one or more selected from water-soluble orthosilicate and metasilicate. Examples of such silicates include alkali metal salts of orthosilicate or metasilicate, such as sodium orthosilicate, potassium orthosilicate, lithium orthosilicate, sodium metasilicate, potassium metasilicate, and lithium metasilicate. No.
[0017]
The compounding amount of the silicate as the component (C) is 3 to 30%, preferably 5 to 25% in the composition, and the pH in the washing solution is in the range of 7 to 13, preferably 8 to 12. Can be blended. If the pH is less than 7, a sufficient peeling effect may not be obtained. If the pH is more than 13, the material may be affected, such as corrosion of a washing machine tub, and a large amount of silicate may be used. In some cases, it is economically undesirable because it is necessary.
[0018]
As the pH adjuster, together with the component (C), hydroxides of alkali metals such as sodium hydroxide and potassium hydroxide, ammonium hydroxide, amine derivatives such as mono-, di- or triethanolamine, sodium carbonate, potassium carbonate and the like Alkali metal carbonates, carbonates such as ammonium carbonate, non-crystalline alkali metal silicates such as sodium silicate and potassium silicate, co-granules of amorphous disilicate and sodium carbonate, silicates such as ammonium silicate, etc. , Within the above pH range.
[0019]
In addition, as for the carbonate, since the peroxy hydrogen sulfate of the component (A) is an acidic substance, it acts in an aqueous solution to generate carbon dioxide, and the generated bubbles adhere to the dirt to float the dirt from the surface, It has been confirmed that it has an effect contributing to peeling. The content of the carbonate is preferably 1 to 40%, more preferably 5 to 30% in the composition.
[0020]
The composition of the present invention preferably further contains (D) hydrogen peroxide and / or a hydrogen peroxide emitting material. By using (D) hydrogen peroxide or a hydrogen peroxide-releasing substance in combination with the component (A) hydrogen peroxysulfate, scale-like dirt can be efficiently removed and the dirt can be fragmented and peeled off. The dirt is easily drained, and even if the dirt adheres to the clothes at the time of washing immediately after washing, the dirt adheres in an inconspicuous state, so that damage to the consumer can be substantially minimized.
[0021]
Hydrogen peroxide, percarbonate, perborate and the like are used as the hydrogen peroxide and / or hydrogen peroxide emitter of the component (D), and the salts include alkali metal salts such as sodium and potassium, and ammonium salts. And the like. Specifically, sodium percarbonate (a hydrogen peroxide adduct of sodium carbonate), potassium percarbonate, sodium perborate, sodium tripolyphosphate hydrogen peroxide adduct, sodium pyrophosphate sodium hydrogen peroxide adduct, etc. Species or a combination of two or more species can be used as appropriate. Among them, sodium percarbonate or sodium perborate is particularly preferable from the viewpoint of handling.
[0022]
The amount of the component (D) is preferably 5 to 60%, more preferably 10 to 45% in the composition. Further, the total amount of the peroxyhydrogensulfate salt of the component (A) and (D) hydrogen peroxide and / or a hydrogen peroxide-releasing substance is preferably 10 to 70%, more preferably 20 to 60% in the composition. preferable. If the blending amount is less than 10%, sufficient releasability and subdivision of dirt may not be exhibited, and there is no particular upper limit. However, even when blending exceeds 70%, a remarkable improvement in performance is recognized. In some cases, it is not economically favorable.
[0023]
Further, a bleaching activator can be blended in order to enhance the releasability and subdivision. Such bleach activators include organic peracid precursors, metal ions, metal ion complex catalysts, and the like, and can be appropriately added as needed.
[0024]
Furthermore, in the present invention, if excessive foaming occurs during washing, it is preferable to add a foam control agent in order to eliminate the problem of foam overflowing from the washing machine tub. Soaps and silicone-based defoamers are used as foam control agents. As the silicone-based antifoaming agent, generally, a dispersion of finely divided silica in high-molecular-weight dimethyl silicone is used. When compounded into a solid (including powder, granules, and tableted products), Since it is a viscous liquid, it is preferable to use a granulated one. As a commercial product, 2-4248S (trade name, manufactured by Dow Corning Toray Co., Ltd.) is known.
[0025]
The compounding amount of the foam control agent is 0.02 to 10%, preferably 0.1 to 5% in the composition. When the above-mentioned 2-4248S is used, the compounding amount is 0.1 to 5%, preferably 0.5 to 2% in the composition. If the amount is too small, a sufficient defoaming effect may not be exhibited. If the amount is too large, the defoaming agent is insoluble and may adhere to the washing machine tub, which may be undesirable in appearance.
[0026]
The composition of the present invention preferably contains a component (chelating agent) capable of capturing metal ions. It is generally known that an oxygen-based bleaching detergent is self-decomposed by a trace amount of metal, and by adding the above chelating agent, it is possible to prevent a decrease in bleaching performance due to a trace amount of metal and to improve storage stability. .
[0027]
Examples of the chelating agent include A-type zeolite, P-type zeolite, X-type zeolite, amorphous aluminosilicate, tripolyphosphoric acid, pyrophosphoric acid, orthophosphoric acid, hexametaphosphoric acid, aminocarboxylic acid, hydroxyaminocarboxylic acid, hydroxycarboxylic acid, and cyclocarboxylic acid. Examples thereof include carboxylic acid, hydroxycarboxylic acid, phosphonic acid, ether carboxylic acid, citric acid, malic acid, oxalic acid, maleic acid, alkali metal salts and the like or derivatives thereof, organic carboxylic acid polymers, and polysaccharide oxides. Of these, sodium edetate and sodium hydroxyethanediphosphonate are preferred.
[0028]
The amount of the above components is preferably 0.001% to 10%, particularly preferably 0.01% to 5% in the composition.
[0029]
In addition, if necessary, the composition of the present invention may contain a solubilizing agent such as sodium p-toluenesulfonate, sodium metaxylenesulfonate, sodium alkenylsuccinate, and urea, a protease, an esterase, and the like, as long as the object of the present invention is not impaired. Optional components such as enzyme agents such as lipase, cellulase, amylase, and laccase, anti-caking agents, penetrants, suspending agents such as clay, abrasives, pigments, dyes, and fragrances can be added.
[0030]
The composition may be in any form of granular, solid (including tablets), and solution (including gels and pastes).
[0031]
In the cleaning method of the present invention, the washing composition for a washing machine tub is added to 0.05 to 3% by mass of water in the washing machine tub for washing. If the composition with respect to water is less than 0.05%, sufficient releasability will not be exhibited. Even if it exceeds 3%, no particular improvement in performance is observed, which is not economically preferable. Specifically, after water is supplied to a washing machine tub to a high water level, the composition of the present invention is added in an amount of 0.05 to 3%, preferably 0.1 to 2% per amount of water, and is operated for several minutes to 30 minutes to Leave for a few hours. Then, after draining and supplying the water to the high water level again, it is operated for several minutes to rinse the washing machine tub. The water temperature at this time is preferably from 10 to 50C.
[0032]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described specifically with reference to Examples and Comparative Examples, but the present invention is not limited to the following Examples. In addition, in the following examples,% indicates mass%.
[0033]
[Examples 1 to 16, Comparative Examples 1 to 5]
A powdery detergent composition for a washing machine tub having the composition shown in Tables 1 to 3 was prepared by a conventional method, and the peeling power and the fragmentation were evaluated by the following detergency test. The results are shown in Tables 1 to 3. The compositions of Examples 1 and 10 and Comparative Examples 1 and 4 were subjected to an adhesion test. Table 4 shows the results.
[0034]
<Detergency test>
(1) Stain test piece A plastic plate obtained by cutting a washing machine tub of a fully automatic washing machine to which stains such as black mold adhered to 7 cm × 5 cm was used as a test piece.
[0035]
(2) Peeling force evaluation method One liter of a washing solution prepared by dissolving 5 g of the composition shown in Tables 1 to 3 in 1 liter of tap water at 20 ° C was prepared. The obtained cleaning liquid was put into a beaker, and the test piece was immersed in the beaker in the vertical direction for 3 hours (at a temperature of 20 ° C). After that, the test piece was taken out, and the test piece after immersion in 1 liter of tap water at 20 ° C. accumulated in a beaker was moved up and down 20 times to perform rinsing. And evaluated. The evaluation was shown as an average of five panelists based on the following criteria.
[0036]
<Evaluation criteria>
81-100% dirt removed 5
61-80% dirt removed 4
41-60% dirt removed 3
21-40% dirt is removed 2
0-20% dirt is removed 1
[0037]
(3) Subdivision evaluation method One liter of a washing solution prepared by dissolving 5 g of a powdery detergent having the composition shown in Tables 1 to 3 in one liter of tap water at 20 ° C was prepared. The obtained cleaning liquid was put into a beaker, and the test piece was immersed in the beaker in the vertical direction for 3 hours (at a temperature of 20 ° C). Thereafter, the test piece was moved up and down 20 times, and then the washing liquid was filtered, and the size and number of stains remaining on the filter paper were measured and scored according to the following criteria.
<Evaluation criteria>
Ratio of numbers with a major axis of less than 3 mm 20 to 0% 1 point 40 to 21% 2 points 60 to 41% 3 points 80 to 61% 4 points 81 to 100% 5 points
[Table 1]

* 1 45% potassium hydrogen persulfate (Dupont)
* 2 Polyoxyethylene (5 mol addition) alkyl ether (Lion)
* 3 Silicone compound (Toray Dow Corning)
[0039]
[Table 2]

[0040]
[Table 3]

[0041]
<Adhesion test>
Washing machines (4.2 kg) which were used under the same conditions for three months and had the same degree of stains as confirmed by a microscope were washed with the compositions of Examples 1 and 12 and Comparative Examples 1 and 4. The washing method was such that the composition was dissolved in 45 L of water so as to be 0.5%, left at 20 ° C. for 3 hours, and then washed with a standard course. After that, 9 skin shirts (manufactured by BVD) are put, and a standard amount of a commercially available detergent (enzyme top: manufactured by Lion Co., Ltd.) is used. After washing in a standard course, the long diameter of 1 mm or more adhered to the skin shirt (per sheet). The number of film-like stains was counted. Table 4 shows the results.
[0042]
[Table 4]

[0043]
< Bubble control >
After water was supplied to the high water level (tap water, 20 ° C.) in a fully automatic washing machine (HITACHI NW-50R6), 400 g of the composition from which Example 2-4248S was deleted from Example 1 was added, and the washing machine was operated. After a lapse of minutes, the foam overflowed from the washing machine tub. On the other hand, as a result of performing the same operation with the composition of Example 1, although some bubbles were generated, the height of the bubbles from the water surface was about 2 cm even after 10 minutes of operation.
[0044]
【The invention's effect】
According to the present invention, molds adhered to the backside of a washing machine tub, bacteria, film-like stains composed of detergents, etc. are safely peeled off, and the peeled-off stains are sufficiently drained, so that they remain during the next washing. A cleaning composition for a washing machine tub and a method for cleaning the same can be provided which prevent re-adhesion of dirt that adheres to clothing.

Claims

(A) 5 to 40% by mass of hydrogen peroxysulfate, (B) 3 to 40% by mass of a surfactant, and (C) 3 to 30% by mass of a silicate. Composition.

The cleaning composition for a washing machine tub according to claim 1, further comprising (D) hydrogen peroxide and / or a hydrogen peroxide releasing material.

A method for washing a washing machine tub, comprising adding the washing composition for a washing machine tub according to claim 1 or 2 to 0.05 to 3% by mass of water in the washing machine tub.