JP2004145560A - 修理工程管理システム、その方法及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この修理工程管理システム10では、所定の製品につき複数の修理詳細工程を並べた修理フローを動的に計画し、各修理工程と各修理詳細工程ごとに設置された入力端末401〜404がターゲット60のバーコード64を読み込んだときにその製品につき着手開始を入力し、その製品と着手状況とを対応付けてデータベース30に記憶し、クライアントPC70からその製品に関する着手状況の取得要求を入力したときにその取得要求に応じた着手状況をデータベース30から読み出して応答メッセージを作成し、クライアントPC70へ送信する。この修理工程管理システムによれば、所定の製品の複数の修理工程のどこにあるのかを容易に管理できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、修理工程管理システム、その方法及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
近年、インターネット上で顧客が製品を修理依頼する際、その製品を修理するウェブサイトが提供されている。ウェブサイトを運営している製造者は、顧客から製品の修理依頼を受けると、その修理内容を確認後、修理完了した製品を顧客に発送している。また、電話やFAXを用いた方法においても顧客からの修理を実施している。
【0003】
ところで、この種の製造者としては、顧客から修理依頼を受けると、その製品が複数の修理工程のどこにあるのかを把握しておきたいという要望があった。また、顧客としては、自分が修理依頼した製品が今現在どの修理工程にあるのかを把握していつ頃自分の手元に届くのかの目安にしたいという要望もあった。なお、製造工程の進捗情報を管理するシステムとしては、例えば、特許文献1に記載されたシステムがある。
【0004】
【特許文献1】
特開H5−233641
【0005】
本発明は、このような要望に鑑みなされたものであり、製品が複数の修理工程のどこにあるのかを容易に管理できる修理工程管理システム及びその方法を提供することを目的の一つとする。また、コンピュータをそのような修理工程管理システムとして機能させるためのプログラムを提供することを目的の一つとする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上述の目的の一つを達成するため、本発明の第1は、所定の製品を修理するにあたり該製品が複数の修理工程のどこにあるかを管理する修理工程管理システムであって、
前記製品につき前記複数の修理工程から選ばれた一以上の修理工程(「管理対象工程」という)の着手状況を入力する着手状況入力手段と、
各種情報を記憶可能な情報記憶手段と、
前記製品と前記着手状況とを対応付けて前記情報記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
前記製品に関する前記着手状況の取得要求を入力する要求入力手段と、
前記取得要求に応じて前記製品に対応する前記着手状況を前記情報記憶手段から読み出し前記取得要求を出力した要求元へ送信する応答手段と
を備えたものである。
【0007】
この修理工程管理システムでは、所定の製品につき複数の修理工程から選ばれた一以上の修理工程つまり管理対象工程の着手状況を入力し、その製品と着手状況とを対応付けて情報記憶手段に記憶し、その製品に関する着手状況の取得要求を入力したときにその取得要求に応じた着手状況を情報記憶手段から読み出して取得要求を出力した出力元へ送信する。したがって、この修理工程管理システムによれば、所定の製品が複数の修理工程のどこにあるのかを容易に管理できる。
【0008】
ここで、「取得要求を出力した要求元」は、この修理工程管理システム内に設置されていてもよいしこの修理工程管理システム外に設置されていてもよい。
【0009】
本発明の修理工程管理システムにおいて、前記応答手段は、前記取得要求に応じて前記製品に対応する前記着手状況を前記情報記憶手段から読み出したあと、該読み出した着手状況をそのまま前記要求元へ送信するか又は該読み出した着手状況を前記取得要求に応じて加工したうえで前記要求元へ送信するようにしてもよい。取得要求に応じて加工する例としては、現在実施中の修理工程が目視できるような表示情報を要求元へ送信したり、残りの修理工程に要する時間を推定してあと何時間(何日)で製品が完成するかを表すメッセージを要求元へ送信したりすることが挙げられる。
【0010】
本発明の修理工程管理システムにおいて、前記着手状況入力手段は、前記製品につき前記複数の修理工程のすべてを管理対象工程とし該管理対象工程の着手状況を入力してもよい。こうすれば、所定の製品が複数の修理工程のどこにあるかを的確に把握することができる。
【0011】
本発明の修理工程管理システムにおいて、前記製品ごとに付されている製品符号を特定する製品特定手段を備え、前記記憶制御手段は、前記製品符号と前記着手状況とを対応付けて前記情報記憶手段に記憶してもよい。こうすれば、製品符号を用いることにより修理工程管理を行い易くすることができる。
【0012】
本発明の修理工程管理システムにおいて、前記製品符号は、該製品符号に対応した製品の実装部品情報に対応付けられていてもよい。こうすれば、製品符号により製品の実装されている部品が簡単に把握することができ、修理を行い易くすることができる。
【0013】
本発明の修理工程管理システムは、前記製品特定手段を備えている場合、更に、前記製品に対応する前記製品符号を記録した記録手段と、前記製品が前記管理対象工程の各々において着手される時に前記記録手段に記録された製品符号を読み取る読取手段とを備え、前記着手状況入力手段は、前記管理対象工程の各々において前記読取手段により前記製品符号が読み取られたとき該管理対象工程の着手状況として着手開始を入力してもよい。こうすれば、管理対象工程において製品符号を読み取るだけでその管理対象工程の着手開始が入力されるので着手状況の入力作業が簡素化される。ここで、記録手段は製品に付着されていることが好ましい。
【0014】
本発明の修理工程管理システムは、前記製品特定手段を備えている場合、
更に、前記顧客が一度に修理依頼した複数の製品を一つの修理符号に該製品ごとの前記製品符号を含ませて付与する修理符号付与手段を備え、前記要求入力手段は、前記修理符号に含まれる各製品に関する前記着手状況の取得要求を入力し、前記応答手段は、前記取得要求に応じて前記修理符号に含まれる各製品の前記製品符号に対応する前記着手状況を前記情報記憶手段から読み出して前記要求元へ送信してもよい。こうすれば、顧客が一度に発注した複数の製品についての修理工程管理を適切に行うことができる。
【0015】
本発明の修理工程管理システムにおいて、前記応答手段は、前記取得要求に応じて前記情報記憶手段から読み出した着手状況が前記複数の修理工程のどの修理工程にあるかを示す情報を前記要求元へ送信してもよい。こうすれば、所定の製品が複数の修理工程のどこにあるかを簡単に把握することができる。
【0016】
本発明の修理工程管理システムにおいて、前記修理工程の少なくとも一つとして実際に修理を行う修理実行工程があり、該修理実行工程は、修理すべき部品ごとに行われる修理詳細工程を並べた修理フローに沿って処理される工程であり、前記着手状況入力手段は、前記修理工程の着手状況に加えて又は代えて前記修理実行工程における前記修理詳細工程の着状況を入力してもよい。こうすれば、所定の製品が修理工程又は修理実行工程のどこにあるのか確実に把握することができる。また、修理フローにより各修理詳細工程を時系列で詳細に把握することができる。
【0017】
本発明の修理工程管理システムにおいて、前記顧客が修理依頼した製品について前記修理フローを計画する計画手段を備えていてもよい。こうすれば、製品の故障状態により故障部品を把握し修理詳細工程を決定でき、顧客が修理依頼した製品ごとに修理フローを計画することができる。
【0018】
本発明の修理工程管理システムにおいて、前記計画手段は、前記顧客が修理依頼した製品の検査結果に基づいて前記修理フローを計画してもよい。こうすれば、故障部品が明確となるため修理詳細工程を確実に決定でき、顧客が修理依頼した製品ごとに修理フローを動的に計画することができる。また、修理全体の流れを詳細に作成することもできる。
【0019】
本発明の修理工程管理システムにおいて、前記応答手段は、前記取得要求に応じて前記情報記憶手段から読み出した着手状況が前記修理フローに含まれる前記修理詳細工程に対応していたとき前記修理フローのどの修理詳細工程にあるかを示す情報を前記要求元へ送信してもよい。こうすれば、所定の製品が修理実行工程のどの修理詳細工程であるのか詳細に把握することができる。
【0020】
本発明の修理工程管理システムにおいて、前記要求入力手段は、前記製品を修理依頼した顧客からネットワークを介して前記製品の着手状況の取得要求を入力し、前記応答手段は、前記顧客へ前記ネットワークを介して送信してもよい。こうすれば、顧客はネットワークを介して取得要求を出力できるため便利である。ネットワークとしては、インターネット、イントラネット、LANなどであってもよいが、インターネットであることが好ましい。
【0021】
本発明の第2は、情報記憶手段を備えた1又は複数のコンピュータを用いて、所定の製品を修理するにあたり該製品が複数の修理工程のどこにあるかを管理する修理工程管理方法であって、前記コンピュータが、前記製品につき前記複数の修理工程から選ばれた一以上の修理工程(「管理対象工程」という)の着手状況を入力し、前記製品と前記着手状況とを対応付けて前記情報記憶手段に記憶し、前記製品に関する前記着手状況の取得要求を入力し、該取得要求に応じて前記製品に対応する前記着手状況を前記情報記憶手段から読み出し前記取得要求を出力した要求元へ送信するものである。この修理工程管理方法によれば、製品が複数の修理工程のどこにあるのかを容易に管理できる。
【0022】
本発明の第3は、所定の製品を修理するにあたり該製品が複数の修理工程のどこにあるかを管理するための修理工程管理プログラムであって、
一又は複数のコンピュータに、
前記製品につき前記複数の修理工程から選ばれた一以上の修理工程(「管理対象工程」という)の着手状況を入力する着手状況入力ステップと、
前記製品と前記着手状況とを対応付けて情報記憶手段に記憶する記憶制御ステップと、
前記製品に関する前記着手状況の取得要求を入力する要求入力ステップと、
前記取得要求に応じて前記製品に対応する前記着手状況を前記情報記憶手段から読み出し前記取得要求を出力した要求元へ送信する応答ステップと
を実行させるものである。
【0023】
本発明の修理工程管理プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムを一つのコンピュータに実行させるか又は複数のコンピュータに各ステップを分担して実行させれば、製品につき複数の修理工程から選ばれた一以上の修理工程つまり管理対象工程の着手状況を入力し、製品と着手状況とを対応付けて情報記憶手段に記憶し、製品に関する着手状況の取得要求を入力したときにその取得要求に応じた着手状況を情報記憶手段から読み出して取得要求を出力した出力元へ送信する。したがって、製品が複数の修理工程のどこにあるのかを容易に管理できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態の修理工程管理システム10の概略構成を表す説明図である。
【0025】
修理工程管理システム10は、コンピュータ製品であるパソコンの販売修理を行うウェブサイトを運営するウェブサーバ20と、各種情報を記憶可能なデータベース30と、各種情報入力プログラムや参照機能プログラムを格納するアプリケーションサーバ32と、パソコンの各修理工程と入力端末401〜404とを備えている。修理実行工程では修理フロー内の各修理詳細工程ごとに入力端末402〜402が設置されている。ウェブサーバ20とデータベース30とは通信線を介して接続され、データベース30と各入力端末401〜404とはLAN42を介して接続されている。なお、図1中、ターゲット60とは、修理開始前、修理途中又は修理完了時の製品を表す。
【0026】
ウェブサーバ20は、インターネットを介してクライアントPC70からの修理依頼の要求に対して修理ID(修理符号)を一つ付与する。また、クライアントPC70からシリアル番号(製品符号)を受け取り、修理IDとシリアル番号とを対応する形式で修理依頼した修理内容をデータベース30に登録する。また、検査結果に基づいて複数の修理詳細工程を並べた修理フローを計画し、クライアントPC70から製品に関する着手状況の要求に応じて着手状況を送信応答する。ここで、シリアル番号は製品組立時に付与された番号であり、その製品に実装されている製品情報(実装部品情報)に関連づけられている。
【0027】
データベース30は、クライアントPC70からインターネット経由でウェブサーバ20に送信された修理内容を記憶するものであり、具体的には、製品の機種名、実装部品情報、故障と推測する部品などの修理依頼製品データや、顧客の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの顧客データや、支払い方法に関するデータや、複数の修理詳細工程を並べた修理フローなどを修理ID及びシリアル番号に対応する形式で記憶する。また、このデータベース30は、各入力端末401〜404に入力される各工程の着手開始(着手情報)をLAN経由で修理ID及びシリアル番号に対応する形式で記憶する。ここで、「工程」とは、修理工程と計画した修理フロー内の修理詳細工程とを含めた意味で用いるものとする(以下同じ)。
【0028】
入力端末401〜404は、パソコンの各工程ごとに設置され、作業の着手開始の入力により修理ID及びシリアル番号に対応する形式でデータベース30に工程の着手情報を書き込む。また、入力端末401〜404は、ターゲット60に付されているバーコードラベル62のバーコード64を読み取るバーコードリーダ501〜504と接続されて、修理実行工程においては修理フロー内の各修理詳細工程ごとにバーコードリーダ502〜502がそれぞれ接続されている。このバーコードラベル62はターゲット60のケースに製品組立時に付されたもので、バーコード64はその製品ごとのシリアル番号を表している。
【0029】
修理工程としては、受付工程、検査工程、修理実行工程、動作確認工程、梱包出荷工程があり、顧客から修理依頼された製品はこの順序に従って処理される。受付工程は、顧客からの修理依頼される製品の修理依頼製品データ、顧客データ、支払いに関するデータなどを入力する工程である。検査工程は、修理依頼された製品の故障状態を検査する工程である。修理実行工程は、修理を実際に実行する工程であり、修理すべき部品ごとに行われる修理詳細工程を時系列順に並べた修理フローに沿って処理される。例えば、製品がパソコンで修理すべき部品がメモリ・HDDのときには、修理詳細工程はメモリ交換工程、HDD交換工程の他にHDD交換に伴って必要となるOSインストール工程の3つであり、修理フローは最初にメモリ交換工程、HDD交換工程、次にOSインストール工程となる。但し、この場合には、最初にHDD交換工程、次にメモリ交換工程を行ってからOSインストール工程を行ってもよい。動作確認工程は、修理実行工程で修理した部品の動作確認する工程である。梱包出荷工程は、修理完了した製品を梱包し出荷する工程である。
【0030】
次に、顧客がクライアントPC70を利用してウェブサーバ20が運営するウェブサイトでパソコンを修理依頼する場合について説明する。顧客はこのウェブサイトで修理依頼するパソコンとして「タワー型パソコン 機種名○○○−△△△」を選択し、そのパソコンのシリアル番号「0001」を入力し、「仕様表示」をクリックすると、要求信号がウェブサーバ20に送信される。すると、ウェブサーバ20は、そのパソコンに関する構成する各種部品をデータベース30から読み出しインターネット経由でクライアントPC70に送信応答する。図2は、このときの表示画面を表す説明図である。ここで、パソコンごとに故障と思われる部品を選択する。ただし、未選択でも構わない。なお、そのパソコンを購入後自ら部品を追加変更した場合のように、表示された内容が修理依頼したパソコンと異なる場合には「OS」「CPU」「メモリ」等をプルダウンメニューの中から選択変更できる。「合計台数」と「設定」欄にはデフォルト値としてそれぞれ「1」が入力されているが、2台以上修理依頼する場合は修理依頼する合計台数を入力し、「設定」には合計台数中の何台目のパソコンかを入力し、合計台数分まで繰り返し上述のように入力する。このとき、ウェブサーバ20は上述と同様にそれぞれのパソコンについて送信応答する。この表示画面における入力が終わって「次へ」をクリックすると、要求信号がウェブサーバ20に送信される。すると、ウェブサーバ20は、この要求によりそのパソコンの修理依頼製品データをデータベース30に書き込み、次の支払い方法を入力する表示画面(図示せず)を送信応答する。顧客は支払い方法を入力し、入力が終わり「次へ」をクリックすると、要求信号がウェブサーバ20に送信される。すると、ウェブサーバ20は、この要求により支払い方法に関するデータをデータベース30に書き込み、次の顧客データを入力する表示画面(図示せず)を送信応答する。顧客は顧客データを入力し、入力が終わり「次へ」をクリックすると、要求信号がウェブサーバ20に送信される。すると、ウェブサーバ20は、この要求により顧客データをデータベース30に書き込む。ウェブサーバ20は、その修理内容に修理IDを付与し、データベース30には、今回の修理IDとシリアル番号とに対応した形式で検査工程から梱包出荷工程までのすべての欄に「未着手」が記憶される(図4(a)参照)。
【0031】
次に、各工程における各入力端末401〜404が実行する着手状況入力処理について図3に基づいて説明する。各入力端末401〜404は、アプリケーションサーバ32から着手状況入力プログラムを読み込み、所定タイミング(例えば数msec)ごとに図示しないCPUがこの着手状況入力プログラムを実行する。このプログラムが開始されると、入力端末401〜404は、バーコードリーダ501〜504がターゲット60に付されているバーコードラベル62のバーコード64を読み取ったか否かを判定し(ステップS100)、バーコード64を読み取っていないときにはそのままこのプログラムを終了し、一方、バーコード64を読み取ったときには、データベース30においてそのバーコード64が表しているシリアル番号に対応する形式でその入力端末401〜404が設置されている工程の欄を「未着手」から「着手中」に書き換えるとともに一つ前の工程の欄を「着手中」から「完了」に書き換え(ステップS110)、このプログラムを終了する。なお、検査工程では一つ前の工程が存在しないため、ステップS110で一つ前の工程の欄を書き換える操作は行われない。また、バーコードリーダ501〜504によるバーコード64の読み取り操作はオペレータが行ってもよいが、バーコードリーダ501〜504がバーコード64を読み取り可能な位置へターゲット60を自動搬送してもよい。
【0032】
例えば、今回の修理依頼書の「故障と思われる部品」の欄に「HDD」が異常有りとされ、その修理内容に含まれるパソコンのシリアル番号が「0001」であり、修理内容に含まれる製品は1台のみであったとする。そして、まず検査工程にシリアル番号「0001」のターゲット60が送られてくると、ターゲット60のケースに付されているバーコードラベル62のバーコード64をバーコードリーダ501が読み取る。すると、入力端末401は、データベース30においてシリアル番号「0001」に対応する検査工程の欄を「未着手」から「着手中」に変更する。図4(b)はこのときのデータベース30の記憶内容を表す説明図である。
【0033】
ここで、検査結果により明確となった故障部品に基づいて修理フローを計画する。今回の検査結果がメモリとHDDの故障であったとすると、ウェブサーバ20はこの検査結果に基づいてメモリ交換工程、HDD交換工程、OSインストール工程という順序で修理フローを作成し、これを修理実行工程の修理フローとしてデータベース30に記憶する(図4(c)参照)。なお、データベース30は受付工程において顧客が提示した「故障と思われる部品」を記憶しているが、検査判断の参考であり、修理フローは検査工程の検査結果に基づいて計画する。
【0034】
修理実行工程は、計画した修理フローによりメモリ交換工程、HDD交換工程、OSインストール工程という各修理詳細工程を時系列に行っていく工程である。まず、メモリ交換工程の作業場に設置された入力端末402にターゲット60が送られてくるとターゲット60のケースに付されているバーコードラベル62のバーコード64をバーコードリーダ502が読み取る。すると、入力端末402は、データベース30においてシリアル番号「0001」に対応する修理実行工程における修理詳細工程「メモリ交換」の欄を「未着手」から「着手中」に変更するとともに前回の工程即ち検査工程の欄を「着手中」から「完了」に変更する。図4(c)はこのときのデータベース30の記憶内容を表す説明図である。
【0035】
次に、HDD交換工程の作業場に設置された入力端末402にターゲット60が送られてくるとターゲット60のケースに付されているバーコードラベル62のバーコード64をバーコードリーダ502が読み取る。すると、入力端末402は、データベース30においてシリアル番号「0001」に対応する修理実行工程における修理詳細工程「HDD交換」の欄を「未着手」から「着手中」に変更するとともに前回の工程即ちメモリ交換工程の欄を「着手中」から「完了」に変更する。図4(d)はこのときのデータベース30の記憶内容を表す説明図である。
【0036】
その後、OSインストール工程、動作確認工程を経て、梱包出荷工程の作業場に設置された入力端末404にこのターゲット60が送られてくると、ターゲット60のケースに付されているバーコードラベル62のバーコード64をバーコードリーダ504が読み取る。すると、入力端末404は、データベース30においてシリアル番号「0001」に対応する梱包出荷工程の欄を「未着手」から「着手中」に変更するとともに前回の工程即ち動作確認工程の欄を「着手中」から「完了」に変更する。図4(e)はこのときのデータベース30の記憶内容を表す説明図である。
【0037】
次に、ウェブサーバ20が実行する受信応答処理について図5に基づいて説明する。ウェブサーバ20は、図示しないHDDに受信応答プログラムがインストールされており、所定タイミング(例えば数msec)ごとに図示しないCPUがこの受信応答プログラムを読み込んで実行する。このプログラムが開始されると、ウェブサーバ20は、顧客から自分の修理内容に含まれる製品がどの工程にいるのかを知りたいという問い合わせがあったか否か、つまり修理依頼した製品の着手状況の取得要求があったか否かを判定する(ステップS200)。そして、取得要求がなかったときにはそのままこのプログラムを終了し、一方、取得要求があったときにはその取得要求にシリアル番号が含まれているか否かを判定する(ステップS210)。本実施形態では、顧客は自分の修理内容に付与された修理IDやその修理内容に含まれるパソコンごとのシリアル番号について、顧客のクライアントPC70のメーラが修理依頼後自動的にインターネットメールによりウェブサーバ20から受信しているものとし、着手状況の取得要求を行うにあたって顧客は少なくとも修理IDかシリアル番号のいずれかを添付してくるものとする。
【0038】
取得要求にシリアル番号が含まれていないときには修理IDが含まれているか否かを判定し(ステップS220)、修理IDも含まれていないときには着手状況の検索ができないため顧客のクライアントPC70に対してエラーメッセージを送信し(ステップS270)、このプログラムを終了する。一方、取得要求に修理IDが含まれているときにはその修理IDに対応するシリアル番号を読み出す(ステップS230)。そして、ステップS210で取得要求にシリアル番号が含まれていたとき、又は、ステップS230で修理IDに対応するシリアル番号を読み出したときには、そのシリアル番号に対応する着手状況を読み出し(ステップS240)、現在実施中の工程を顧客のクライアントPC70に送信する(ステップS250)。
【0039】
例えば、図4(a)のように検査工程から梱包出荷工程まですべて未着手の段階で着手状況の取得要求があれば、図6(a)に示すように受付工程、検査工程、修理実行工程、動作確認工程、梱包出荷工程をこの順序で表した全工程図において「受付工程」を強調付け、作成した「本修理依頼は受付待ちです」という応答メッセージとを送信する。図4(b)のように検査工程が着手中の段階で着手状況の取得要求があれば、図6(b)に示すように全工程図において「検査工程」を強調付け、作成した「本修理依頼は検査中です」という応答メッセージとを送信する。図4(c)のように修理実行工程における修理詳細工程の一つ、メモリ交換工程が着手中の段階で着手状況の取得要求があれば、図6(c)に示すように各修理詳細工程であるメモリ交換工程、HDD交換工程、OSインストール工程をこの順序で表した全工程図においてメモリ交換工程を強調付け、作成した「本修理依頼はメモリ交換中です」という応答メッセージとを送信する。図4(d)のように修理実行工程における修理詳細工程の一つ、HDD交換工程が着手中の段階で着手状況の取得要求があれば、図6(d)に示すように全工程図においてHDD交換工程を強調付け、作成した「本修理依頼はHDD交換中です」という応答メッセージとを送信する。図4(e)のように梱包修理工程が着手中の段階で着手状況の取得要求があれば、図6(e)に示すように全工程図において梱包出荷工程を強調付け、作成した「本修理依頼はまもなく出荷されます」という応答メッセージとを送信する。各工程において残りの工程にかかる日数を見込んで「あと○○日で出荷される予定です」というメッセージを作成して付加してもよい。また、故障部品交換において部品入荷待ちとなった旨を伝えるメッセージ「○○部品が入荷待ちとなりました」を作成してもよく、新たに見つかった故障部品に関してその故障部品の交換又は交換に関わる費用の見積を行うかどうかを顧客からの問い合せ・回答を待つ旨を伝えるメッセージ「故障部品の交換・見積に関する、お問い合せ・ご回答をお待ちしております」を作成し送信してもよい。例えば、今回の例ではメモリ故障が検査工程で見つかったため、メモリについてそのメッセージを作成し送信してもよい。
【0040】
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の入力端末401〜404が本発明の着手状況入力手段に相当し、データベース30が情報記憶手段に相当し、入力端末401〜404及びウェブサーバ20が記憶制御手段に相当し、ウェブサーバ20が要求入力手段、応答手段、製品特定手段、修理符号付与手段及び計画手段に相当し、バーコードラベル62が記録手段に相当し、バーコードリーダ501〜504が読取手段に相当する。
【0041】
以上詳述した本実施形態によれば、入力端末401〜404が、顧客の修理依頼した製品につき各工程の着手状況を入力し、その製品のシリアル番号と着手状況とを対応付けてデータベース30に記憶し、ウェブサーバ20が、その製品に関する着手状況の取得要求を顧客のクライアントPC70から入力したときにその取得要求に応じた着手状況をデータベース30から読み出してクライアントPC70へ応答するため、顧客の修理依頼した製品が修理工程又は修理実行工程における修理詳細工程のどこにあるのかを容易に管理できる。
【0042】
また、入力端末401〜404は各工程に設置されており、各工程が管理対象工程となっているため、代表的な工程のみを管理対象工程とする場合に比べて、顧客の修理依頼した製品が修理工程又は修理実行工程における修理詳細工程のどこにあるかを的確に把握することができる。
【0043】
更に、製品に付されているシリアル番号(製品符号)を使用することで、修理管理するにあたり、その製品に新たに識別符号を付与することなしに工程を管理することができる。ここで、シリアル番号を使用すると製品構成の各種部品である実装部品情報を的確に把握することもでき、便利である。
【0044】
更にまた、各工程においてターゲット60に付されているバーコードラベル62からバーコード64つまり製品符号を読み取るだけでその工程につき「未着手」から「着手中」と変更されるので着手状況の入力作業が簡素化される。
【0045】
そしてまた、修理実行工程では複数の修理詳細工程を並べた修理フローを修理依頼する製品ごとにそれぞれ計画し対応付けて管理するため、製品の故障部品と着手状況を容易に把握することができる。また、場合によっては修理に要する日数を把握することもできる。
【0046】
そして更に、顧客はクライアントPC70によりインターネットを介してウェブサーバ20が運営するウェブサイトを介して修理依頼したり着手状況の問い合わせができるため、便利である。
【0047】
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施できることはいうまでもない。
【0048】
上述した実施形態ではウェブサーバ20がウェブサイトの運営のほかシリアル番号や修理IDに基づくデータベース30の検索や応答メッセージの作成・送信を担当したが、複数のサーバで各機能を受け持つように構成してもよい。例えばウェブサーバ20はウェブサイトの運営と応答メッセージの送信を受け持ち、他のサーバがシリアル番号や修理IDに基づくデータベース30の検索、修理フローの計画、応答メッセージの作成を受け持つようにしてもよい。
【0049】
また、上述した実施形態では、バーコードリーダ501〜504でバーコード64つまりシリアル番号を読み取って入力端末401〜404に入力したが、シリアル番号をオペレータが入力端末401〜404にキーボードやマウス等を使って手入力してもよい。
【0050】
更に、上述した実施形態ではインターネット経由で修理依頼された場合を例にあげて説明したが、電話での修理依頼についてもオペレータがウェブサーバ20にキーボードやマウス等を使って手入力し、その後、上述した実施形態と同様、ウェブサーバ20が修理内容ごとに修理IDを付与してもよい。
【0051】
更にまた、上述した実施形態ではすべての工程について着手状況を管理したが、すべての工程の中からいくつか代表的な工程を選び出しそれらの着手状況を管理してもよい。
【0052】
そしてまた、上述した実施形態では、修理実行工程における各修理詳細工程の作業項目と実施中の作業項目とを表示してもよい。例えば、図7に示すように、キーボードやマウス等を使って修理詳細工程を選択すると、その修理詳細工程の作業項目一覧が表示され実施中の作業項目(新HDD取付中)が強調付けて表示される。こうすれば、修理詳細工程の着手状況を一層把握することができる。
【0053】
そして更に、上述した実施形態では顧客のクライアントPC70から取得要求が入力される構成としたが、その代わりに又はそれに加えて、このシステム10のLAN42に管理コンピュータを接続して管理コンピュータから取得要求がウェブサーバ20へ出力されるようにしてもよい。こうすれば、システム内でも各製品における修理工程の管理を容易に行うことができる。
【0054】
そして更にまた、上述した実施形態では、入力端末401〜404に着手状況入力プログラムを実行させ、ウェブサーバ20に受信応答プログラムを実行させたが、両プログラムをウェブサーバ20に実行させてもよい。例えば、ウェブサーバ20をLAN42に接続し、バーコードリーダ501〜504が読み取ったバーコード情報をウェブサーバ20が受信し、ステップS110をウェブサーバ20が実行するようにしてもよい。
【0055】
上述した実施形態では、顧客が一度の修理依頼で複数の製品の修理を依頼してきたとき、一つの修理IDに複数のシリアル番号を対応付けて管理してもよい。こうすれば、顧客が一度に修理依頼した複数の製品についても一つの修理IDを用いることにより修理工程管理を適切に行うことができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の修理工程管理システムの概略構成を表す説明図。
【図2】ウェブサイトの一表示画面の説明図。
【図3】入力端末が実行する着手状況入力プログラムのフローチャート。
【図4】データベースの記憶内容を表す説明図。
【図5】ウェブサーバが実行する受信応答プログラムのフローチャート。
【図6】修理フローを含めた修理工程の着手状況を表す説明図。
【図7】修理詳細工程の作業項目別に表示する着手状況を表す説明図。
【符号の説明】
10…修理工程管理システム、20…ウェブサーバ、30…データベース、32…アプリケーションサーバ、401〜404…入力端末、42…LAN、501〜504…バーコードリーダ、60…ターゲット、62…バーコードラベル、64…バーコード、70…クライアントPC。
Claims (15)
- 所定の製品を修理するにあたり該製品が複数の修理工程のどこにあるかを管理する修理工程管理システムであって、
前記製品につき前記複数の修理工程から選ばれた一以上の修理工程(「管理対象工程」という)の着手状況を入力する着手状況入力手段と、
各種情報を記憶可能な情報記憶手段と、
前記製品と前記着手状況とを対応付けて前記情報記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
前記製品に関する前記着手状況の取得要求を入力する要求入力手段と、
前記取得要求に応じて前記製品に対応する前記着手状況を前記情報記憶手段から読み出し前記取得要求を出力した要求元へ送信する応答手段と
を備えた修理工程管理システム。 - 前記応答手段は、前記取得要求に応じて前記製品に対応する前記着手状況を前記情報記憶手段から読み出したあと、該読み出した着手状況をそのまま前記要求元へ送信するか又は該読み出した着手状況を前記取得要求に応じて加工したうえで前記要求元へ送信する
請求項1記載の修理工程管理システム。 - 前記着手状況入力手段は、前記製品につき前記複数の修理工程のすべてを管理対象工程とし該管理対象工程の着手状況を入力する
請求項1又は2記載の修理工程管理システム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の修理工程管理システムであって、
前記製品ごとに付されている製品符号を特定する製品特定手段
を備え、
前記記憶制御手段は、前記製品符号と前記着手状況とを対応付けて前記情報記憶手段に記憶する
修理工程管理システム。 - 請求項4記載の修理工程管理システムであって、
前記製品符号は、該製品符号に対応した製品の実装部品情報に対応付けられている
修理工程管理システム。 - 請求項4又は5記載の修理工程管理システムであって、
前記製品に対応する前記製品符号を記録した記録手段と、
前記製品が前記管理対象工程の各々において着手される時に前記記録手段に記録された製品符号を読み取る読取手段と
を備え、
前記着手状況入力手段は、前記管理対象工程の各々において前記読取手段により前記製品符号が読み取られたとき該管理対象工程の着手状況として着手開始を入力する
修理工程管理システム。 - 請求項4〜6のいずれかに記載の修理工程管理システムであって、
前記顧客が一度に修理依頼した複数の製品を一つの修理符号に該製品ごとの前記製品符号を含ませて付与する修理符号付与手段
を備え、
前記要求入力手段は、前記修理符号に含まれる各製品に関する前記着手状況の取得要求を入力し、
前記応答手段は、前記取得要求に応じて前記修理符号に含まれる各製品の前記製品符号に対応する前記着手状況を前記情報記憶手段から読み出して前記要求元へ送信する
修理工程管理システム。 - 前記応答手段は、前記取得要求に応じて前記情報記憶手段から読み出した着手状況が前記複数の修理工程のどの修理工程にあるかを示す情報を前記要求元へ送信する
請求項1〜7のいずれかに記載の修理工程管理システム。 - 前記修理工程の少なくとも一つとして実際に修理を行う修理実行工程があり、
該修理実行工程は、修理すべき部品ごとに行われる修理詳細工程を並べた修理フローに沿って処理される工程であり、
前記着手状況入力手段は、前記修理工程の着手状況に加えて又は代えて前記修理実行工程における前記修理詳細工程の着手状況を入力する
請求項1〜8のいずれかに記載の修理工程管理システム。 - 請求項9記載の修理工程管理システムであって、
前記顧客が修理依頼した製品について前記修理フローを計画する計画手段
を備えた修理工程管理システム。 - 前記計画手段は、前記顧客が修理依頼した製品の検査結果に基づいて前記修理フローを計画する
請求項9又は10記載の修理工程管理システム。 - 前記応答手段は、前記取得要求に応じて前記情報記憶手段から読み出した着手状況が前記修理フローに含まれる前記修理詳細工程に対応していたとき前記修理フローのどの修理詳細工程にあるかを示す情報を前記要求元へ送信する
請求項9〜11のいずれかに記載の修理工程管理システム。 - 前記要求入力手段は、前記製品を修理依頼した顧客からネットワークを介して前記製品の着手状況の取得要求を入力し、
前記応答手段は、前記顧客へ前記ネットワークを介して送信する
請求項1〜12のいずれかに記載の修理工程管理システム。 - 情報記憶手段を備えた1又は複数のコンピュータを用いて、所定の製品を修理するにあたり該製品が複数の修理工程のどこにあるかを管理する修理工程管理方法であって、
前記コンピュータが、前記製品につき前記複数の修理工程から選ばれた一以上の修理工程(「管理対象工程」という)の着手状況を入力し、前記製品と前記着手状況とを対応付けて前記情報記憶手段に記憶し、前記製品に関する前記着手状況の取得要求を入力し、該取得要求に応じて前記製品に対応する前記着手状況を前記情報記憶手段から読み出し前記取得要求を出力した要求元へ送信する
修理工程管理方法。 - 所定の製品を修理するにあたり該製品が複数の修理工程のどこにあるかを管理するための修理工程管理プログラムであって、
一又は複数のコンピュータに、
前記製品につき前記複数の修理工程から選ばれた一以上の修理工程(「管理対象工程」という)の着手状況を入力する着手状況入力ステップと、
前記製品と前記着手状況とを対応付けて情報記憶手段に記憶する記憶制御ステップと、
前記製品に関する前記着手状況の取得要求を入力する要求入力ステップと、
前記取得要求に応じて前記製品に対応する前記着手状況を前記情報記憶手段から読み出し前記取得要求を出力した要求元へ送信する応答ステップと
を実行させるための修理工程管理プログラム。
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JP2006172279A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Hito Express Kk | 修理業務一元管理プログラム及び修理業務一元管理システム |
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2002
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