JP2004144213A - Mushroom type valve element - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オイルやグリス等の潤滑油が流通するシリンダ内に設けられ笠状のリップを備えた笠型弁体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、笠型弁体は、例えば、オイルやグリス等の潤滑油を吐出する定量バルブに用いられるもので、例えば、特許文献1(特開平7−174251号公報)記載のものが知られている。
この笠型弁体は、図8乃至図10に示すように、ゴムで一体形成されており、潤滑油の供給口2を有し内部に潤滑油が流通するパイプ6を備えた定量バルブTのシリンダ1内であって、潤滑油の供給口2とパイプ6との間の空間に設けられている。
【0003】
この笠型弁体Vは、潤滑油の非供給時にシリンダ1の供給口2側に閉じる下側シール面11を有した略円柱状の本体10を備え、この本体10の上側に潤滑油の供給時にパイプ6の入り口6aを閉じる上側シール面12を設けている。上側シール面12は本体10の上側に一体形成され本体10よりも半径の小さい円柱状の柱状体13の上面に形成されている。また、本体10の上側縁10aには、この上側縁10aから上側に拡開し、外側の先端周縁22がシリンダ1の内壁に弾接する笠状のリップ20が設けられ、本体10の下側には、下側シール面11から下側に延び、略円柱状で上記の供給口2と同軸に設けられるガイドロッド21が設けられている。
【0004】
図9に示すように、この笠型弁体Vを用いた定量バルブTにおいては、シリンダ1の供給口2から潤滑油が供給されると、供給される潤滑油の圧力によって笠型弁体Vが上方側へ移動し、吐出口4へ連通したパイプ6の入り口6aを上側シール面12で閉塞するとともに、リップ20が内側へ縮径して潤滑油を通過させる。通過した潤滑油は、パイプ6の外側に摺動可能に嵌合されかつシリンダ1の内壁に摺接するOリングを含み常時供給口2側にスプリング8で付勢されるピストン9をこのスプリング8の付勢力に抗して押圧し、この押圧により形成される供給側シリンダ室15に充填されていく。また、このピストン9の押圧により、吐出側シリンダ室16に充填された潤滑油が、パイプ6と吐出側シリンダ室16とに連通する貫通孔17から押し出されて吐出口4から吐出していく。その後、ピストン9の吐出口4側の端面が、シリンダ1内の停止段部18に当接して停止すると吐出が終了し、これによりピストン9のストローク分の潤滑油が吐出される。
【0005】
そして、図10に示すように、供給口2からの潤滑油の供給が停止して油圧が無くなると、スプリング8の付勢力によりピストン9が供給口2側に押圧され、パイプ6の供給口2側に設けた段状のストッパ19に当接する。この際、ピストン9の押圧により供給側シリンダ室15に充填された潤滑油に圧力が作用し、笠型弁体Vが供給口2側に移動し、供給口2の段部2aを下側シール面11で閉塞し、更に、リップ20が拡開し先端周縁22がシリンダ1の内壁に弾接してシールして、潤滑油の供給口2側への流出を抑止している。そして、供給側シリンダ室15に充填された潤滑油がパイプ6の入り口6aから流入し、ピストン9の移動により吐出側シリンダ室16が負圧になることから、貫通孔17から吐出側シリンダ室16に潤滑油が流入し、次の吐出分の潤滑油として貯留される。このような操作が反復されて、定量の潤滑油が吐出口4から吐出される。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−174248号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような笠型弁体Vにあっては、図8に示すように、シリンダ1の供給口2から潤滑油が供給されると、供給される潤滑油の圧力によって笠型弁体Vが上方側へ移動し、パイプ6へ連通したパイプ6の入り口6aを上側シール面12で閉塞するが、この上側シール面12が形成された柱状体13は本体10の上側に一体形成され本体10よりも半径の小さい円柱状に形成されているので、長年の使用により、柱状体13が倒れやすくなったり、座屈しやすくなったり、部分的に崩れてしまったりする等の耐久性を損ねる事態が万一生じると、上側シール面12によるシールが不安定になってシール不良を生じる虞があり、そのため、笠型弁体Vの耐久性をより一層向上させたいという要請がある。
【0008】
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、長年の使用によっても、上側シール面によるシールを安定化できるように上側シール面の形成部の耐久性をより一層向上させた笠型弁体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するための本発明の笠型弁体は、潤滑油の供給口を有し内部に潤滑油が流通するパイプを備えたシリンダ内に設けられ、潤滑油の非供給時に上記シリンダの供給口側を閉じる下側シール面を有した略円柱状の本体を備え、該本体の上側に潤滑油の供給時に上記パイプの入り口を閉じる上側シール面を設け、上記本体の上側縁に該上側縁から上側に拡開し外側がシリンダの内壁に弾接する笠状のリップを形成してなる笠型弁体において、上記上側シール面を上記本体の上面で形成した構成としている。
【0010】
これにより、笠型弁体が、潤滑油の供給時にパイプの入り口を閉じ、潤滑油の非供給時にパイプから離れる動作が反復されるが、上側シール面は、本体の上面で形成したので、本体は従来の柱状体に比較して大きいことからそれだけ姿勢が安定しており、また、シール面も大きくなることから、パイプから相対的に受ける力を確実に受けることができ、そのため、倒れやすくなったり、座屈しやすくなったり、部分的に崩れてしまったりする等の事態がほとんどなくなり、耐久性が大幅に向上させられる。その結果、上側シール面の形成部の耐久性がより一層向上させられるので、長年の使用によっても、上側シール面によるシールが安定化され、シール不良が生じる事態が防止される。
【0011】
そして、必要に応じ、上記本体の下側に上記供給口にガイドされ該本体と同軸のガイドロッドを突設し、該ガイドロッドの外側に上記供給口の内面に摺接し軸方向に延びる複数の凸条を設けた構成としている。これにより、ガイドロッドに設けられる凸条により笠型弁体がシリンダ内で傾く事態が防止され、そのため、上側シール面がパイプに均等に当接することから、この点でも、倒れやすくなったり、座屈しやすくなったり、部分的に崩れてしまったりする等の事態がほとんどなくなり、耐久性が大幅に向上させられる。
【0012】
また、必要に応じ、上記リップの基端部と先端部との間の外周上にシリンダに弾接してシールを行なうシール部を形成した構成としている。これにより、笠型弁体の成形型がリップの先端外周で分離するものにおいて、シール部には型の分離線が作用しないので、シール部にバリが生じる事態を防止することができ、そのため、バリによりシール性を損なう事態を防止することができる。
この場合、上記シール部の先端を断面山形に形成した構成とすれば、頂部が弾接するのでシールが確実になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る笠型弁体について詳細に説明する。尚、上記と同様のものには同一の符号を付して説明する。
図1乃至図4には、本発明の実施の形態に係る笠型弁体Vを示している。この笠型弁体Vは、ゴムなどの適宜の材質で一体成形され、上記と同様の定量バルブTに用いられるものである。
【0014】
笠型弁体Vは、オイルやグリスなどの潤滑油の供給口2を有し内部に潤滑油が流通するパイプ6を備えた定量バルブTのシリンダ1内であって、潤滑油の供給口2とパイプ6の間の空間に設けられている。この笠型弁体Vは、潤滑油の非供給時にシリンダ1の供給口2側を閉じる下側シール面11を有した略円柱状の本体10を備え、この本体10の上側に潤滑油の供給時にパイプ6の入り口6aを閉じる上側シール面12を設けている。実施の形態では、上側シール面12は、本体10の上面30で形成されている。
【0015】
また、本体10の上側縁10aには、この上側縁10aから上側に拡開し、外側がシリンダ1の内壁に弾接する笠状のリップ20が設けられている。実施の形態では、リップ20の基端部20a(本体の上側縁10a)と先端部20b(22)との間の外周上に、シリンダ1に弾接してシールを行なうシール部23が形成されている。このシール部23の先端は、断面山形に形成されており、山形の頂部がシリンダ1面に当接する。また、外側の先端周縁22もシリンダ1の内壁に弾接する。
【0016】
更に、本体10の下側には、下側シール面11から下側に延び、略円柱状で上記の供給口2と同軸に設けられるガイドロッド21が突設されている。このガイドロッド21の外側には、供給口2の内面に摺接し軸方向に延びる複数の凸条24が一体形成されている。凸条24は、ガイドロッド21に等角度関係(120°毎)で3つ設けられている。また、ガイドロッド21の下側部分は、先端先細りに形成されている。
【0017】
この実施の形態に係る笠型弁体Vを製造するときは、例えば、図5に示すように、上下で分離する上型40及び下型41により成形する。上型40はリップ20の内側面及びリップ20の端面を成形し、下型41はリップ20の外側面を含む笠型弁体Vの外側を成形する。この場合、上側に拡開する笠状のリップ20の内側面を上型40で成形するので、離型の際、上型40が容易に外れ、成形が容易になる。この離型の際、上型40と下型41の分離線がリップ20の先端周縁22に生じ、そのため、この先端周縁22にバリが生じることがあるが、シール部23は、その基端部20aと先端部20bとの間の外周上に形成され、この部分にはバリが生じることがなく、そのため、シール部23のシール性を損なうことが防止される。尚、笠型弁体Vの成形後は、バリなどを除く仕上げ処理を行なうことが一般的である。
【0018】
次に、実施の形態に係る笠型弁体Vを上記の定量バルブTに用いた場合の作用について説明する。図6に示すように、定量バルブTにおいては、シリンダ1の供給口2から潤滑油が供給されると、供給される潤滑油の圧力によって笠型弁体Vが上側へ移動し、吐出口4へ連通したパイプ6の入り口6aを上側シール面12で閉塞すると共に、リップ20が内側へ縮径して潤滑油を通過させる。通過した潤滑油は、パイプ6の外側に摺動可能に嵌合され且つシリンダ1の内壁に摺接するOリングを含み常時供給口2側にスプリング8で付勢されるピストン9をこのスプリング8の付勢力に抗して押圧し、この圧力により形成される供給側シリンダ室15に充填されていく。また、このピストン9の押圧により、吐出側シリンダ室16に充填された潤滑油が、パイプ6と吐出側シリンダ室16とに連通する貫通孔17から押し出されて吐出口4から吐出していく。その後、ピストン9の吐出口4側の端面が、シリンダ1内の停止段部18に当接して停止すると吐出が終了し、これによりピストン9のストローク分の潤滑油が吐出される。
【0019】
この場合、ガイドロッド21に設けられる凸条24が供給口2の内壁に摺接するので笠型弁体Vが傾くことなく動くことができる。そのため、笠型弁体Vがシリンダ1内で傾く事態が防止され、そのため、パイプ6の入り口6aを上側シール面12で閉塞するが、上側シール面12がパイプ6に均等に当接することから、シールが確実に行なわれる。
【0020】
そして、図7に示すように、供給口2からの潤滑油の供給が停止して油圧が無くなると、スプリング8の付勢力によりピストン9が供給口2側に押圧され、パイプ6の供給口2側に設けた段状のストッパ19に当接する。この際、ピストン9の押圧により供給側シリンダ室15に充填された潤滑油に圧力が作用し、笠型弁体Vが供給口2側に移動し、供給口2の段部2aを下側シール面12で閉塞し、更に、リップ20が拡開しシール部23がシリンダ1の内壁に弾接してシールして、潤滑油の供給口2側への流出を抑止している。そして、供給側シリンダ室15に充填された潤滑油がパイプ6の入り口6aから流入し、ピストン9の移動により吐出側シリンダ室16が負圧になることから、貫通孔17から吐出側シリンダ室16に潤滑油が流入し、次の吐出分の潤滑油として貯留される。
【0021】
この場合、リップ20のシール部23がシリンダ1の内壁に弾接するが、従来のように、リップ20の先端周縁22によってシールした場合と比較して、シール部23には型の分離線が作用しないのでバリが生じることがなく、そのため、バリによりシール性を損なう事態が防止され、確実に吐出側シリンダ室16に潤滑油を貯留することができる。
即ち、笠型弁体Vの成形後は、バリなどを除く仕上げ処理を行なうことが一般的であるが、それでも僅かにでもリップ20の先端周縁22に、バリが残っていたとしても、シールはシール部23で行なうので、このバリが影響する事態が防止されるのである。また、シール部23の先端が断面山形に形成されているので、頂部が弾接し、それだけ、シールが確実になる。
【0022】
このように、図6及び図7に示した動作が反復されて、定量の潤滑油が吐出口4から吐出される。この場合、実施の形態に係る笠型弁体Vによれば、上側シール面12は、本体10の上面30で形成したので、本体10は従来の柱状体13(図8)に比較して大きいことからそれだけ姿勢が安定しており、また、シール面も大きくなることから、パイプ6から相対的に受ける力を確実に受けることができ、そのため、倒れやすくなったり、座屈しやすくなったり、部分的に崩れてしまったりする等の事態がほとんどなくなり、耐久性が大幅に向上させられる。その結果、上側シール面12の形成部の耐久性がより一層向上させられているので、長年の使用によっても、上側シール面12によるシールが安定化され、シール不良が生じる事態が防止される。
【0023】
また、ガイドロッド21に設けられる凸条24により笠型弁体Vがシリンダ1内で傾く事態が防止され、そのため、上側シール面12がパイプ6に均等に当接することから、この点でも、倒れやすくなったり、座屈しやすくなったり、部分的に崩れてしまったりする事態がほとんどなくなり、耐久性が大幅に向上させられる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の笠型弁体によれば、上側シール面を本体の上面で形成したので、本体は従来の柱状体に比較して大きいことからそれだけ姿勢が安定しており、また、シール面も大きくなることから、パイプから相対的に受ける力を確実に受けることができ、そのため、倒れやすくなったり、座屈しやすくなったり、部分的に崩れてしまったりする等の事態がほとんどなくなり、耐久性が大幅に向上する。その結果、長年の使用によっても、上側シール面によるシールを安定化させることができ、シール不良が生じる事態を確実に防止することができる。
【0025】
また、ガイドロッドの外側に供給口の内面に摺接する複数の凸条を設けた場合には、凸条により笠型弁体がシリンダ内で傾く事態を防止することができ、上側シール面をパイプに均等に当接させることができることから、この点でも、倒れやすくなったり、座屈しやすくなったり、部分的に崩れてしまったりする等の事態がほとんどなくなり、耐久性が大幅に向上する。その結果、長年の使用によっても、上側シール面によるシールを安定化させることができ、シール不良が生じる事態を確実に防止することができる。
【0026】
更に、リップの基端部と先端部との間の外周上にシリンダに弾接してシールを行なうシール部を形成した場合には、シール部には型の分離線を作用させないようにしてバリが生じる事態を防止することができ、そのため、バリによりシール性を損なう事態を防止することができる。
この場合、シール部の先端を断面山形に形成した場合には、頂部が弾接するのでシールが確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る笠型弁体を示す拡大断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る笠型弁体を示す上側からの斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る笠型弁体を示す下側からの斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る笠型弁体を示す底面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る笠型弁体をこれを成形する型とともに示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る笠型弁体が用いられる定量バルブの動作状態を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る笠型弁体が用いられる定量バルブの動作状態を示す断面図である。
【図8】従来の笠型弁体の一例を示す断面図である。
【図9】従来の笠型弁体が用いられる定量バルブの一例を動作状態で示す断面図である。
【図10】従来の笠型弁体が用いられる定量バルブの一例を動作状態で示す断面図である。
【符号の説明】
V 笠型弁体
T 定量バルブ
1 シリンダ
2 供給口
4 吐出口
6 パイプ
6a 入り口
8 スプリング
9 ピストン
10 本体
10a 上側縁
11 下側シール面
12 上側シール面
15 供給側シリンダ
16 吐出側シリンダ
17 貫通孔
20 リップ
20a 基端部
20b 先端部
21 ガイドロッド
22 先端周縁
23 シール部
24 凸条
30 上面
40 上型
41 下型[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a cap-shaped valve element provided in a cylinder through which lubricating oil such as oil and grease flows, and having a cap-shaped lip.
[0002]
[Prior art]
Generally, a cap-shaped valve element is used for a metering valve for discharging a lubricating oil such as oil or grease, for example, one disclosed in Patent Document 1 (Japanese Patent Application Laid-Open No. Hei 7-174251) is known. .
As shown in FIGS. 8 to 10, the cap-type valve element is formed integrally with rubber, has a lubricating
[0003]
The cap-shaped valve body V has a substantially cylindrical
[0004]
As shown in FIG. 9, in the metering valve T using the cap-shaped valve element V, when lubricating oil is supplied from the
[0005]
Then, as shown in FIG. 10, when the supply of the lubricating oil from the
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-7-174248
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in such a cap-shaped valve element V, when lubricating oil is supplied from the
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above problems, and has been improved in durability so that the sealing of the upper seal surface can be further stabilized even after many years of use. It is intended to provide a valve body.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The cap-shaped valve body of the present invention for achieving such an object is provided in a cylinder having a lubricating oil supply port and a pipe having a lubricating oil flowing therein. A substantially cylindrical main body having a lower seal surface that closes the supply port side of the cylinder is provided, and an upper seal surface that closes an inlet of the pipe when lubricating oil is supplied is provided on an upper side of the main body. In a cap-shaped valve element, which is formed so as to expand upward from the upper edge and form a cap-shaped lip whose outer side elastically contacts the inner wall of the cylinder, the upper seal surface is formed on the upper surface of the main body.
[0010]
As a result, the operation of closing the inlet of the pipe when the lubricating oil is supplied and separating from the pipe when the lubricating oil is not supplied is repeated, but the upper sealing surface is formed on the upper surface of the main body. Is larger than conventional pillars, so the posture is more stable, and the sealing surface is larger, so it can reliably receive the force relatively received from the pipe, so it is easy to fall down This almost eliminates situations such as buckling, buckling, and partial collapse, and the durability is greatly improved. As a result, the durability of the formation portion of the upper seal surface is further improved, so that the seal by the upper seal surface is stabilized even after many years of use, and the occurrence of poor sealing is prevented.
[0011]
And, if necessary, a plurality of guide rods which are guided by the supply port on the lower side of the main body and are coaxial with the main body are protruded, and a plurality of axially extending slidingly contact the inner surface of the supply port outside the guide rod. The configuration is such that a ridge is provided. This prevents the cap-shaped valve body from tilting in the cylinder due to the ridge provided on the guide rod, so that the upper sealing surface abuts the pipe evenly. There are almost no situations such as easy bending and partial collapse, and the durability is greatly improved.
[0012]
Further, if necessary, a seal portion is formed on the outer periphery between the base end portion and the tip end portion of the lip so as to elastically contact the cylinder to perform sealing. Thereby, in the case where the molding die of the cap-shaped valve element is separated at the outer periphery of the tip of the lip, since the separation line of the die does not act on the seal portion, it is possible to prevent a situation in which burrs are generated on the seal portion. It is possible to prevent a situation in which the sealing property is impaired by burrs.
In this case, if the tip of the seal portion is formed to have a mountain shape in cross section, the top portion elastically contacts, so that the seal is ensured.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, based on the accompanying drawings, a cap-shaped valve element according to an embodiment of the present invention will be described in detail. The same components as those described above will be described with the same reference numerals.
1 to 4 show a cap-shaped valve element V according to an embodiment of the present invention. This cap-shaped valve body V is integrally formed of an appropriate material such as rubber, and is used for the same metering valve T as described above.
[0014]
The cap-shaped valve body V has a
[0015]
The upper edge 10a of the
[0016]
Further, a
[0017]
When manufacturing the cap-shaped valve element V according to this embodiment, for example, as shown in FIG. 5, it is molded by an
[0018]
Next, the operation when the cap-shaped valve element V according to the embodiment is used for the above-described quantitative valve T will be described. As shown in FIG. 6, in the fixed quantity valve T, when lubricating oil is supplied from the
[0019]
In this case, since the
[0020]
Then, as shown in FIG. 7, when the supply of the lubricating oil from the
[0021]
In this case, the sealing
That is, after the shaping valve body V is formed, it is general to perform a finishing process for removing burrs and the like. However, even if burrs still remain on the tip
[0022]
Thus, the operation shown in FIGS. 6 and 7 is repeated, and a fixed amount of lubricating oil is discharged from the
[0023]
In addition, the
[0024]
【The invention's effect】
As described above, according to the cap-type valve body of the present invention, since the upper seal surface is formed on the upper surface of the main body, the main body is larger than the conventional columnar body, so that the posture is more stable, Also, since the sealing surface is large, it can reliably receive the force relatively received from the pipe, which may cause it to easily fall down, buckle, or partially collapse. Almost disappears and durability is greatly improved. As a result, even when used for many years, the sealing by the upper sealing surface can be stabilized, and the occurrence of poor sealing can be reliably prevented.
[0025]
Further, when a plurality of ridges are provided on the outside of the guide rod so as to be in sliding contact with the inner surface of the supply port, the ridges can prevent the cap-shaped valve body from tilting in the cylinder, and the upper seal surface can be provided with a pipe. In this regard, even in this respect, there are almost no situations such as easy falling down, easy buckling, and partial collapse, and the durability is greatly improved. As a result, even when used for many years, the sealing by the upper sealing surface can be stabilized, and the occurrence of poor sealing can be reliably prevented.
[0026]
Further, when a seal portion is formed on the outer periphery between the base end portion and the tip end portion of the lip so as to resiliently contact the cylinder to perform sealing, a burr is formed so that the mold separation line is not applied to the seal portion. A situation that occurs can be prevented, and therefore, a situation in which sealing properties are impaired by burrs can be prevented.
In this case, when the tip of the seal portion is formed to have a mountain-shaped cross section, the top portion is elastically contacted, so that the seal is ensured.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an enlarged sectional view showing a cap-shaped valve element according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view from above showing a cap-shaped valve element according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view from below showing a cap-shaped valve element according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a bottom view showing the cap-shaped valve element according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a hat-shaped valve element according to an embodiment of the present invention together with a mold for molding the same.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing an operation state of a metering valve using the cap-shaped valve element according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing an operation state of a metering valve using the cap-shaped valve element according to the embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing an example of a conventional cap-type valve element.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing an example of a metering valve using a conventional cap-type valve element in an operating state.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing an example of a metering valve using a conventional cap-type valve in an operating state.
[Explanation of symbols]
V Cap-type valve body T Metering valve 1
Claims (4)
上記上側シール面を上記本体の上面で形成したことを特徴とする笠型弁体。A substantially cylindrical cylinder having a lubricating oil supply port and provided in a cylinder provided with a pipe through which lubricating oil flows, and having a lower sealing surface that closes the supply port side of the cylinder when lubricating oil is not supplied. A cap having a main body, an upper sealing surface for closing an inlet of the pipe when lubricating oil is supplied on the upper side of the main body, and an upper edge of the main body which expands upward from the upper edge and an outer side elastically contacts the inner wall of the cylinder; In a cap-shaped valve body that forms a lip shape,
A cap-shaped valve body, wherein the upper sealing surface is formed on an upper surface of the main body.
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