JP2004142064A - Machining tool - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マシニングセンター等の工作機械に着脱自在に取り付けられることにより、被加工物に対して面取り、バリ取り、ラッピング等の加工を行う加工工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
被加工物に対する面取り、バリ取り、ラッピング等の加工をヤスリ、サンドペーパ、手動工具等を用いた手作業で行うのに対し、専用の加工装置を用いた迅速な加工処理が従来よりなされている。
【0003】
従来の専用の加工装置としては、切削工具を回転させる切削機を有し、この切削機を保持プレートに揺動に取り付けて被加工物に対する面取りを行う装置(特許文献1参照)、バリ取り工具をエアモータによって回転させるバリ取りユニットを角度調整可能とすると共に、ばねによってバリ取り工具を被加工物に弾性的に押し付けてバリ取りを行う装置(特許文献2参照)、油圧の倣い機構によって回転カッターを歯車の波形に合うように移動させて歯車の面取り加工を行う装置(特許文献3参照)が知られている。
【0004】
【特許文献1】
特許第2568912号公報
【特許文献2】
特開平8−57758号公報
【特許文献3】
特開平6−344222号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の加工装置は、いずれも面取りやバリ取り等の専用となっており、それぞれがエア操作や電気的操作等によって作動して目的の加工を行うものとなっている。このため、マシニングセンター等の加工機械とは別個に、これらの専用の装置を備える必要がある。また、従来の加工装置は、テコの原理を用いて切削工具やカッターなどの工具を被加工物の形状や角度に合わせる構造となっており、被加工物への倣いを円滑且つ高精度に行うことが難しい問題を有している。
【0006】
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、面取り、バリ取り、ラッピング等の加工をマシニングセンターなどの工作機械の主軸に装着して行うことができ、しかも座標値の定まらない被加工物(鋳物類)や金型の内外の周面、端面に対しても、その形状に倣って加工を行うことが可能な加工工具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明の加工工具は、工作機械の主軸に着脱自在に取り付けられて主軸の回転が伝達されるシャンクと、衝撃吸収体を介してシャンクに支持され、前記主軸の回転軸線上で回転軸線に沿って進退可能となっているヨークと、主軸の回転軸線と偏心した位置となるようにシャンクとヨークとの間に設けられ、シャンクの回転をヨークに伝達するシャンクピンと、先端で工具チップを着脱自在に保持すると共に、前記シャンクピンを介してヨークと連結されたホルダーと、前記主軸の回転軸線との偏心位置でヨークとホルダーとを連結してヨークの回転をホルダーに伝達する係合部とを備え、前記回転軸線を曲率中心とした曲面からなる揺動部がホルダーに形成される一方、この揺動部を支承する軸受がシャンクに形成され、揺動部が軸受を摺動することによりホルダーが揺動可能となっていることを特徴とする。
【0008】
この発明において、工具チップを有するホルダーに対し、シャンクピン、ヨーク、及び係合部を介してシャンクの回転が伝達されるため、工具チップがホルダーと共に回転して被加工物に対して所定の加工を行う。この発明では、シャンクが工作機械の主軸に着脱自在となっているため、シャンクを工作機械の主軸に装着することにより、被加工物への面取り、バリ取り、ラッピング等の加工を工作機械の動力を用いて行うことができる。
【0009】
被加工物への加工において、回転軸線と被加工物との位置がずれている場合、工具チップが被加工物に当接することにより、ホルダーが主軸の回転軸線を中心として被加工物の形状や加工部位の角度に倣って円滑に変位する。しかも、変位を行っても、ホルダーは常に回転軸線と同一の線上に戻る力を有しているため、被加工物の内外の周面や端面に円滑に倣うことができ、円滑且つ高精度に加工することができる。また、衝撃吸収体が加工時の振動や被加工物からの反力を吸収するため、工具チップが安定した状態となって加工を行うことができる。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1記載の加工工具であって、前記ヨークをシャンクから軸方向への進出方向に付勢する付勢手段がヨークとシャンクとの間に配置されていることを特徴とする。
【0011】
この発明では、付勢手段がシャンクから進出する方向にヨークを付勢するため、ヨークに連結されているホルダーが同方向に付勢され、これによりホルダーに保持されている工具チップが被加工物に常に当接する。これにより、工具チップがさらに良好に被加工物に倣うことができ、被加工物への加工を円滑に行うことができる。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1記載の加工工具であって、前記係合部は、前記シャンクピンと軸対称となってホルダーに取り付けられた係合ピンと、この係合ピンが貫通するようにヨークに形成された係合孔とによって形成されていることを特徴とする。
【0013】
このような係合ピン及び係合孔によってヨークとホルダーとを連結することによりヨークの回転をホルダーに確実に伝達することができる。また、係合ピンがシャンクピンと軸対称となっていることにより、ホルダーが主軸の回転軸線を中心に変位することができ、被加工物に対して円滑に倣うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明を図示する実施の形態により具体的に説明すると、図1は一実施の形態の分解正面図、図2は組み立て状態の縦断面図、図3は工具チップの周面を用いて被加工物の面取り加工を行う状態を示す縦断面図、図4は被加工物の斜面に対してバリ取りもしくはラッピング加工する状態を示す縦断面図、図5は工具チップの端面で被加工物の外面に対してバリ取りもしくはラッピング加工する状態を示す縦断面図、図6は被加工物の外面に孔明け加工、加工孔の内面研削もしくはラッピング加工を行う状態を示す縦断面図である。
【0015】
図1及び図2に示すように、この実施の形態の加工工具1は、ホルダー2と、シャンクピン4と、ヨーク5と、衝撃吸収体6と、シャンク12と、軸受け13と、係合部としての係合ピン23及び係合孔53とを備えており、これらの組み立て状態でシャンク12がマシニングセンター等の工作機械の主軸3保持されることにより、加工工具1の全体が主軸3に装着される。
【0016】
ホルダー2は、切削刃、研削チップなどの工具チップCをその先端に保持するものであり、工具チップCはチャッキング金具9を介してホルダー2に着脱自在となっている。このホルダー2は、その基端側がシャンク1の先端中心に形成したホルダー収納孔11内に収納されることによりシャンク12に対して揺動可能となっている。また、ホルダー2は、主軸3の回転軸線X上に半径中心を有した半球状の揺動部21を備えている。
【0017】
シャンクピン4は、主軸3の回転軸線Xと偏心した位置となるようにシャンク12に形成されたピン孔15に圧入されることにより、回転軸線Xから偏心した状態で軸方向に延びるようにシャンク12に取り付けられる。このシャンクピン4は、ヨーク5を貫通している。シャンクピン4は図1に示すように、2本一対となってシャンク12に取り付けられるものであり、これにより、ホルダー2はシャンクピン4によって回転が規制されている。
【0018】
シャンク12は、その基端部が主軸3に保持されることにより、主軸3に対して着脱自在となっている。このシャンク12の先端には、ホルダー2の揺動部21を支承する軸受13が螺合により結合している。このように軸受13がホルダー2の揺動部21を支承した状態では、揺動部21が軸受13を摺動することによりホルダー2が主軸3の回転軸線Xを中心として揺動することができる。また、シャンク12の中心には、主軸3の回転軸線Xと一致した保持孔14が形成されており、この保持孔14にヨーク5が保持されている。
【0019】
ヨーク5は、主軸3の回転軸線Xと一致するようにシャンク12に取り付けられており、回転軸線Xに沿って進退可能となっている。ヨーク5はフランジ部52を有し、このフランジ部52に一対のシャンクピン4が貫通することによりシャンクピン4を介してシャンク12の回転が伝達されて回転する。また、ヨーク5の軸部には、シャンク12の内部に設けたコイルばね等の付勢手段7が当接しており、付勢手段7によってシャンク12から軸方向に進出するように付勢されている。
【0020】
衝撃吸収体6は、シャンク12の内部におけるヨーク5の上方に配置されている。衝撃吸収体6は主軸3の回転軸線Xと一致するようにシャンク12内に配置されており、そのロッド51がヨーク5の軸部に当接している。衝撃吸収体6は、内部に弾性ゴム、液体等が封入されることにより、ヨーク5からの軸方向の衝撃を吸収するようになっている。
【0021】
係合部としての係合ピン23は、ホルダー2に圧入された状態でホルダー2から起立している。この係合ピン23は、図1に示すように2本一対となって入ると共に、それぞれがシャンクピン4と軸対称で、且つ主軸3の回転軸線Xから偏心するようにホルダー2に取り付けられている。一方、ヨーク5のフランジ部52には、係合部としての係合孔53が形成されており、この係合孔53に対応した係合ピン23が挿入されている。係合孔53は係合ピン23よりも径が大きくなっており、係合ピン23が係合孔53内で変位可能となっている。また、係合ピン23が係合孔53に挿入されることにより、これらが係合状態となっており、これにより、ヨーク5の回転が係合ピン23及び係合孔53を介してホルダー2に伝達される。
【0022】
符号8は、シャンク12の基端に設けた係合爪部材であり、その係合爪81が主軸3の端面に形成した爪部31に係合して、主軸3の回転がシャンク12に伝達できるようになっている。
【0023】
以上の構成において、それぞれの加工目的(切削、研削もしくはラッピング加工)に対応した工具チップCをホルダー2に装着した状態で、シャンク12を主軸3に取り付ける。そして、主軸3を回転させながら、被加工物Wに対して工具チップCを接触させて加工を行う。
【0024】
この加工において、例えば図3に示すように、座標値の定まらない被加工物Wの面取りの際には、主軸3の軸方向及び横方向の送りにより、工具チップCの周面が被加工物Wのコーナー部に当接し、この当接により、揺動部21が軸受13を摺動するため、ホルダー2が傾き変位し、しかもその姿勢を変えながら適切な曲面加工を行うことができる。この場合、ホルダー2には、その軸線が主軸3の回転軸線X上に戻ろうとする力が作用するため、被加工物面Wに対して、加工に必要な所要の接触圧を確保することができる。また、被加工物Wへの加工により発生する振動等の衝撃は、ホルダー2からヨーク5を介して衝撃吸収体6に伝わり、衝撃吸収体6で吸収される。
【0025】
バリ取り、ラッピングなどの加工を行う際には、図4及び図5に示すように、被加工物Wの内周、外周、端面などの形状に倣うように工具チップCが変位するため、工具チップCの周面または端面が被加工物Wの加工形状、角度に適合することができ、主軸3が回転することにより所要の平面加工ができる。なお、加工に際し、主軸3の三軸方向(互いに直交するx,y,z軸方向)の移動は、公知のように工作機械側の制御で行われるものである。
【0026】
さらに、図6に示すように、孔明け加工後におけるリーマによる内面研磨、ラッピングなどの加工の際にも、被加工物Wの加工穴内部に工具チップCを挿入することにより行うことができる。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、マシニングセンターなどの工作機械の主軸に装着することにより、工作機械の動力を用いた面取り、バリ取り、ラッピング等の加工を行うことができ、工作機械への汎用性のあるものとすることができる。また、座標値の定まらない被加工物の面取り、バリ取り、ラッピングなどの加工を行う際、工具チップが被加工物の内周、外周、端面などの形状に倣って変位できるため、被加工物の加工形状、角度に適合した加工を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の分解正面図である。
【図2】一実施の形態の組み立て状態の縦断面図である。
【図3】面取り及びバリ取り加工の状態を示す縦断面図である。
【図4】ラッピング等の加工状態を示す縦断面図である。
【図5】ラッピング等の加工状態を示す縦断面図である。
【図6】加工穴内の加工を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 加工工具
2 ホルダー
3 主軸
4 シャンクピン
5 ヨーク
6 衝撃吸収体
12 シャンク
23 係合ピン
53 係合孔[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a processing tool that is detachably attached to a machine tool such as a machining center and performs processing such as chamfering, deburring, and lapping on a workpiece.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art While processing such as chamfering, deburring, and lapping of a workpiece is performed manually using a file, sandpaper, a manual tool, or the like, rapid processing using a dedicated processing apparatus has been conventionally performed.
[0003]
As a conventional dedicated processing apparatus, there is a cutting machine for rotating a cutting tool, a device for swinging the cutting machine to a holding plate and chamfering a workpiece (see Patent Document 1), a deburring tool A device that allows the angle of a deburring unit that rotates an air motor to be adjusted, and that presses a deburring tool elastically against a workpiece by a spring to perform deburring (see Patent Document 2), and a rotary cutter by a hydraulic copying mechanism. There has been known an apparatus (see Patent Document 3) for chamfering a gear by moving the gear so as to match the waveform of the gear.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2568912 [Patent Document 2]
JP-A-8-57758 [Patent Document 3]
JP-A-6-344222 [0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, all of the conventional processing apparatuses are dedicated to chamfering, deburring, and the like, and each of them is operated by an air operation, an electric operation, or the like to perform a desired processing. Therefore, it is necessary to provide these dedicated devices separately from a processing machine such as a machining center. Further, the conventional processing apparatus has a structure in which a tool such as a cutting tool or a cutter is adapted to a shape or an angle of a workpiece using the principle of leverage, and performs smooth and high-accuracy copying to the workpiece. It has difficult problems.
[0006]
The present invention has been made in consideration of such conventional problems, and can perform processing such as chamfering, deburring, and lapping on a main spindle of a machine tool such as a machining center, and furthermore, has a coordinate value. It is an object of the present invention to provide a processing tool capable of performing processing in accordance with the shape of an inner or outer peripheral surface or an end surface of a workpiece (a casting) or a mold in which the shape is not determined.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a machining tool according to the first aspect of the present invention is mounted on a shank through which a rotation of the main shaft is detachably attached to a main shaft of a machine tool, and is supported by the shank via a shock absorber. A yoke that can move forward and backward along the rotation axis on the rotation axis of the main shaft and a shank and a yoke that are eccentric to the rotation axis of the main shaft and transmit the rotation of the shank to the yoke. The tool tip is detachably held at the shank pin and the tip, and the holder connected to the yoke via the shank pin is connected to the yoke and the holder at an eccentric position with respect to the rotation axis of the main shaft. And an engagement portion for transmitting the rotation to the holder, a swing portion having a curved surface having the rotation axis as a center of curvature is formed on the holder, and a bearing for supporting the swing portion is a Is formed in the holder by the swinging portion slides on the bearing is characterized in that it is swingable.
[0008]
In the present invention, since the rotation of the shank is transmitted to the holder having the tool tip via the shank pin, the yoke, and the engaging portion, the tool tip rotates together with the holder to perform predetermined processing on the workpiece. I do. According to the present invention, since the shank is detachable from the main shaft of the machine tool, the shank is attached to the main shaft of the machine tool to perform processing such as chamfering, deburring, and lapping on the workpiece by the power of the machine tool. Can be performed.
[0009]
When the position of the rotation axis and the workpiece is misaligned during machining on the workpiece, the tool tip abuts on the workpiece, so that the holder has the shape and shape of the workpiece centered on the rotation axis of the main shaft. Displaces smoothly according to the angle of the machined part. Moreover, even if the holder is displaced, the holder always has the force to return to the same line as the axis of rotation, so that it can smoothly follow the inner and outer peripheral surfaces and end surfaces of the workpiece, and achieve smooth and high precision. Can be processed. In addition, since the shock absorber absorbs vibration at the time of processing and reaction force from the workpiece, the processing can be performed with the tool tip being in a stable state.
[0010]
According to a second aspect of the present invention, in the processing tool according to the first aspect, an urging means for urging the yoke in an axially extending direction from the shank is disposed between the yoke and the shank. Features.
[0011]
According to the present invention, since the urging means urges the yoke in the direction of protruding from the shank, the holder connected to the yoke is urged in the same direction, whereby the tool tip held by the holder is moved to the workpiece. Always abut. Thereby, the tool tip can more appropriately follow the workpiece, and the workpiece can be smoothly processed.
[0012]
The invention according to
[0013]
The rotation of the yoke can be reliably transmitted to the holder by connecting the yoke and the holder with such engagement pins and engagement holes. In addition, since the engagement pin is axially symmetric with the shank pin, the holder can be displaced about the rotation axis of the main shaft, and can smoothly follow the workpiece.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is an exploded front view of one embodiment, FIG. 2 is a vertical cross-sectional view of an assembled state, and FIG. 3 is a process using a peripheral surface of a tool tip. FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing a state in which chamfering of an object is performed, FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing a state in which deburring or lapping is performed on a slope of the workpiece, and FIG. FIG. 6 is a longitudinal sectional view showing a state in which deburring or lapping is performed on the outer surface of a workpiece, and FIG.
[0015]
As shown in FIGS. 1 and 2, a
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
[0023]
In the above configuration, the
[0024]
In this machining, as shown in FIG. 3, for example, when chamfering the workpiece W whose coordinate values are not determined, the peripheral surface of the tool tip C is moved by the axial and lateral feeds of the
[0025]
When performing processing such as deburring and lapping, as shown in FIGS. 4 and 5, the tool tip C is displaced so as to follow the shape of the inner circumference, outer circumference, end face, etc. of the workpiece W. The peripheral surface or end surface of the tip C can be adapted to the processing shape and the angle of the workpiece W, and the required flat surface processing can be performed by rotating the
[0026]
Further, as shown in FIG. 6, in the case of processing such as inner surface polishing and lapping by a reamer after drilling, the processing can be performed by inserting the tool tip C into the processing hole of the workpiece W.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, the present invention can perform machining such as chamfering, deburring, and lapping using the power of a machine tool by being mounted on a spindle of a machine tool such as a machining center, and can be applied to a machine tool. There can be. Also, when performing machining such as chamfering, deburring, and lapping of a workpiece whose coordinate values are not determined, the tool tip can be displaced according to the shape of the inner circumference, outer circumference, end face, etc. of the workpiece. It is possible to carry out machining suitable for the machining shape and angle of the workpiece.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded front view of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view of an assembled state according to an embodiment.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a state of chamfering and deburring.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing a processing state such as lapping.
FIG. 5 is a longitudinal sectional view showing a processing state such as lapping.
FIG. 6 is a longitudinal sectional view showing processing in a processing hole.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
衝撃吸収体を介してシャンクに支持され、前記主軸の回転軸線上で回転軸線に沿って進退可能となっているヨークと、
主軸の回転軸線と偏心した位置となるようにシャンクとヨークとの間に設けられ、シャンクの回転をヨークに伝達するシャンクピンと、
先端で工具チップを着脱自在に保持すると共に、前記シャンクピンを介してヨークと連結されたホルダーと、
前記主軸の回転軸線との偏心位置でヨークとホルダーとを連結してヨークの回転をホルダーに伝達する係合部とを備え、
前記回転軸線を曲率中心とした曲面からなる揺動部がホルダーに形成される一方、この揺動部を支承する軸受がシャンクに形成され、揺動部が軸受を摺動することによりホルダーが揺動可能となっていることを特徴とする加工工具。A shank that is detachably attached to the main shaft of the machine tool and transmits the rotation of the main shaft,
A yoke supported by the shank via a shock absorber and capable of moving back and forth along the rotation axis on the rotation axis of the main shaft;
A shank pin that is provided between the shank and the yoke so as to be at a position eccentric with the rotation axis of the main shaft, and transmits the rotation of the shank to the yoke;
While holding the tool tip detachably at the tip, a holder connected to the yoke via the shank pin,
An engaging portion that connects the yoke and the holder at an eccentric position with respect to the rotation axis of the main shaft and transmits rotation of the yoke to the holder,
A swing portion having a curved surface with the rotation axis as the center of curvature is formed on the holder, while a bearing for supporting the swing portion is formed on the shank, and the swing portion slides on the bearing, thereby swinging the holder. A machining tool characterized by being movable.
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