JP2004141430A - 呼吸補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】睡眠時において使用者の顔面に適切な湿気を含み適切な温度の空気を送気し、使用者が快適に呼吸を行なうことができると共に、顔面に器具を接触させて装着する必要がなく、且つ使用者に応じて容易に調整することができ鼻詰まりを防ぎ快適に睡眠することができる使用性に優れた呼吸補助装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の呼吸補助装置1は、使用者の顔面に沿って湾曲して形成された顔面マスク用パネル部2と、顔面マスク用パネル部2の下面を使用者の顔面から所定距離離隔させて支持するパネル支持部材3と、顔面マスク用パネル部2に穿設された送気孔部に上面側から接続された送気管7と、送気孔部の下方に配設された拡散板と、拡散板を顔面マスク用パネル部2に固定する拡散板固定部材15と、を備えた構成を有している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、睡眠時において使用者の顔面に適切な湿気を含み適切な温度の空気を送気し、使用者が快適に呼吸を行なうことができる呼吸補助装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
口を気道として呼吸すること、いわゆる口呼吸が可能なのは哺乳動物では人類のみである。近年、この口呼吸を行なうことにより種々の免疫病が発症することが明らかになった。すなわち、口呼吸を続けていると空気と一緒に細菌やウイルスが吸い込まれ、これら細菌やウイルスが体内に病気を発生させ、風邪や花粉症、アトピー性皮膚炎などの免疫病を発症させることがある。このため、健康上、鼻を気道として呼吸すること、いわゆる鼻呼吸が奨励されている。鼻呼吸を行なうことにより、空気と一緒に細菌やウイルスが吸い込まれた場合であっても、細菌やウイルスを鼻内部の毛や粘膜により捕獲して、細菌やウイルスが肺等から体内に侵入することを防ぐことができ、また、鼻腔を通過することにより、空気が適当な温度及び湿気を含むように調整されるため、喉等の乾燥を防ぐことができ、健康維持に大きな効果がある。
【0003】
一方、睡眠不全症の一種である閉塞性睡眠無呼吸症(以下、OSAという)の治療に用いる連続気道陽圧化装置(以下、CPAP装置という)として、特許文献1には、呼吸補助装置が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−24109号公報
【0005】
OSAの症状は、正常時には気道を開いた状態に保つ筋肉が、例えば睡眠時等に弛緩し、気道を閉塞してしまうものである。OSA症状を持つ患者の睡眠パターンとしては、鼾をかき、呼吸困難となり、呼吸不足となって、覚醒し、また眠りに戻ると言った一連の動作を繰り返す特徴がある。OSA患者の治療については、連続気道陽圧化(CPAP)として知られる技術が考案されている。この技術を用いたCPAP装置は、患者に送られる加圧気体により筋肉が患者の気道を開いた状態に保つことを効果的に補助するものである。
特許文献1の呼吸補助装置は、CPAP装置として使用されるものであり、所定体積の水を入れた加湿室と、加湿室の入口に空気を加圧して供給するブロワと、加湿室の出口に接続された吸気導管と、吸気導管に接続された鼻マスクと、を備えている。なお、鼻マスクは患者の鼻を覆うようにして顔面に装着される。このような構成により、ブロワから加湿室に加圧された空気を送り、加湿室から装着された鼻マスクを介して加湿された加圧気体を患者へ送り、気道に作用する圧力を高めて気道の閉塞を防ぐことができる。加圧気体を加湿することは、気道の脱水及び鼻炎(鼻腔の気道炎症)を引き起こす鼻腔内の脱水と言った副作用を防ぐためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の技術では、以下のような課題を有していた。
(1)特許文献1の呼吸補助装置では、ブロワから加湿室を介して鼻マスクに加圧気体を送り気道を加圧して閉塞を防ぐため、鼻マスクを患者の鼻の周囲に顔面に密着させて装着する必要があり、常に鼻マスクが顔面に密着して装着感が悪く、また、寝返りをうった場合に外れることがあり装着性及び使用性に欠けるという課題を有していた。
(2)また、特許文献1の呼吸補助装置では、加圧した空気を供給するブロワを有し、OSA症状を持つ患者に対するCPAP治療のために用いられるものであるため、OSA症状を持たない者で鼻詰まりの激しい者が使用した場合、気道が加圧気体により圧迫を受け睡眠を妨げるという課題を有していた。
(3)また、通常、鼻呼吸をしようとする場合、鼻炎等による鼻詰まりを起こしていると鼻呼吸ができず、特に就寝時においては鼻をかむこともできず、無意識に口呼吸を行なうことになる。鼻詰まりを引き起こす一因としては、喉の粘膜の炎症がある。喉の粘膜が炎症を起こして腫れると、同時に鼻腔内の粘膜も腫れ、自律神経が敏感になって、鼻腔内を通る空気を遮断する機能が働き、鼻詰まりを引き起こす。したがって、就寝中に口呼吸を行なうことは、喉を外気に直接さらすことになり、このとき、外気が乾燥していたり低温であったりする場合は、喉の炎症を引き起こす原因になると共に、既に炎症を引き起こしている場合は、乾燥した空気や低温の空気を炎症部に当てることになり、炎症部がさらに悪化する原因となる。鼻詰まりを起こしている場合は、鼻呼吸できず口呼吸を行なうため炎症部がさらに悪化し、益々鼻詰まりが酷くなるという悪循環が生じるという課題を有していた。
【0007】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、睡眠時において使用者の顔面に適切な湿気を含み適切な温度の空気を送気し、使用者が快適に呼吸を行なうことができると共に、顔面に器具を接触させて装着する必要がなく、且つ使用者に応じて容易に調整することができ鼻詰まりを防ぎ快適に睡眠することができる使用性に優れた呼吸補助装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の呼吸補助装置は、以下の構成を有している。
本発明の請求項1に記載の呼吸補助装置は、使用者の顔面に沿って湾曲して形成された顔面マスク用パネル部と、前記顔面マスク用パネル部の下面を前記使用者の顔面から所定距離離隔させて支持するパネル支持部材と、前記顔面マスク用パネル部に穿設された送気孔部に上面側から接続された送気管と、前記送気孔部の下方に配設された拡散板と、前記拡散板を前記顔面マスク用パネル部に固定する拡散板固定部材と、を備えた構成を有している。
【0009】
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)パネル支持部材により顔面マスク用パネル部を睡眠中の使用者の顔面から所定距離離隔させて支持することができるので、使用者は顔面にマスク等の器具を接触させて装着する必要がなく快適に睡眠することができ使用性に優れる。
(2)送気管及び送気孔部を介して顔面マスク用パネル部の下部側に気体を供給することができるので、使用者は湿気体供給部より供給される好適な温度及び湿気(水蒸気)を含んだ空気を吸い込んで呼吸を行なうことができる。
(3)好適な温度及び湿気(水蒸気)を含んだ空気が供給されるため、鼻詰まりにならず容易に鼻呼吸を行なうことができるので、空気と一緒に細菌やウイルスが吸い込まれた場合であっても、細菌やウイルスを鼻内部の毛や粘膜により捕獲して、細菌やウイルスが肺等から体内に侵入することを防ぐことができ、また、鼻腔を通過することにより、空気が適当な温度及び湿度に調整されるため、喉等の乾燥を防ぐことができ、健康維持に大きな効果がある。
(4)拡散板固定部材により顔面マスク用パネル部に固定され送気孔部の下方に配設された拡散板を有しているので、送気孔部から吐出される空気が使用者の顔面に直接当ることがなく睡眠中であっても不快感がなく快適に睡眠を行なうことができる。
【0010】
ここで、顔面マスク用パネル部の形状としては、その断面視形状が円弧状、曲線状、山型等に形成され、使用者の顔面に沿って湾曲した形状に形成される。特に、睡眠中の使用者の顔面近傍に配設されるため、接触により怪我等しないように縁部は角のない形状に形成することが好ましい。顔面マスク用パネル部の大きさとしては、使用者の顔面の少なくとも鼻と口を十分に覆うことができる大きさに形成されることが好ましい。顔面マスク用パネル部の断面形状を半円形状に形成した場合、その直径の長さは顔面の横幅より大きく形成されることが好ましく、220mm〜280mm程度に形成され、その縦方向の長さは、少なくとも鼻と口を覆うことができるように、顔面の眉間から顎までの長さに形成されることが好ましく、120mm〜150mmに形成されることが好ましい。また、顔面マスク用パネル部の長手方向側の一端部又は両端部には、使用者の顔面側に湾曲して形成された端部湾曲部を設けることもできる。これにより、送気された気体が使用者に吸気される前に外部に放出されるのを防ぎ、使用者の鼻又は鼻の近傍に気体が送気されるので、送気された気体を鼻や口で確実に吸気できる。
また、顔面マスク用パネル部はパネル支持部材により使用者の顔面から所定距離離隔して配設される。離隔距離は、湿気体供給部からの気体の吐出量や吐出圧、或いは拡散板の大きさや形状等にもよるが、使用者の顔面から10mm〜20mm程度離隔して配設されることが好ましい。
パネル支持部材としては、一端部が室内の柱や脚部を有する支柱部等に固定され他端部が顔面マスク用パネル部に固定されるフレキシブルパイプ部等とを有するもの等により構成されることが好ましい。なお、支柱部は下端部に支持脚を設けて床面に立設してもよく、直接床面に固定して立設してもよく、又は板状の基部を有し該基部を枕の下等に敷設して支柱部を立設してもよく、或いはその下端部等に固定部材を設けてベッドの枠材や壁面等に固定してもよい。また、フレキシブルパイプ部の代わりに1乃至複数のボールジョイント等の継手により連結されたリンク機構等を用いることもできる。
送気管は、使用者が顔面マスク用パネル部の位置を変更した場合にそれに追従するように柔軟性を有する材料により形成されることが好ましい。
拡散板は、断面形状を顔面マスク用パネル部と同様の形状に形成して、顔面マスク用パネル部の内面に沿って配設してもよく、或いは少なくとも送気孔部を下方から覆うような円形、多角形等の平板状に形成してもよい。拡散板の大きさは、送気孔部から吐出される空気が使用者の顔面に直接当ることがないように適宜設定されることが好ましい。
【0011】
請求項2に記載の呼吸補助装置は、請求項1に記載の発明において、前記送気管に接続され前記顔面マスク用パネル部に湿気を含んだ気体を供給する湿気体供給部を備え、前記湿気体供給部が、前記顔面マスク用パネル部に供給する空気を取り入れる気体取入口と、前記気体取入口から取り入れた空気を加湿する加湿器と、前記気体取入口から取り入れた空気を加熱する加熱部と、を備えた構成を有している。
【0012】
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)取り入れた空気を加熱部により好適な温度にすると共に、取り入れた空気を加湿器により湿気を含ませることができ、好適な温度及び湿気を含んだ気体を顔面マスク用パネル部に供給できるので、喉の炎症の発症を防ぐと共に、既に炎症を引き起こしている場合は、炎症部の悪化を防ぐことができる。また、鼻詰まりを防ぎ使用者は快適な鼻呼吸を行なうことができる。
【0013】
ここで、湿気体供給部としては、顔面マスク用パネル部に供給する気体を外部から取り入れる気体取入口と、気体取入口から取り入れた気体を加熱する加熱部と、取り入れた気体を加湿する加湿器と、を有するものが用いられる。また、外部の気体を気体取入口から取り入れ顔面マスク用パネル部に送気するために、ファン等の送気部を備えてもよく、或いは、温風器等の加熱部や加湿器に設けられた送気装置を用いてもよい。ファン等の送気部、加熱部、及び加湿器等は、制御部等により予め設定された所定の温度及び湿気を含んだ気体が顔面マスク用パネル部に送気されるように制御されることが好ましい。更に、顔面マスク用パネル部や送気管等の所定部に温度センサや湿度センサ等を設け、これらのセンサで検出された温度や湿度に基づいて送気部、加熱部、及び加湿器等を制御することもできる。
また、加湿器と加熱部は、1つの筐体内部に配設され一体的に設けられたものを用いてもよく、或いは各々別設して連結管等により連結するようにしてもよい。
気体取入口は清潔な場所に配置して使用されることが好ましい。
【0014】
請求項3に記載の呼吸補助装置は、請求項1又は2に記載の発明において、前記拡散板固定部材が、上端部側に雌螺子部が螺着され前記顔面マスク用パネル部の上面側から下面側に挿通された雄螺子部と、前記雄螺子部の下端部側に固定され前記雄螺子部に挿通された前記拡散板を下方から支持する拡散板支持部と、前記雄螺子部に環装され前記拡散板の上部及び下部に配設されたバネ部材と、を備えた構成を有している。
【0015】
この構成により、請求項1又は2の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)拡散板の上下にバネ部材が配設されているので、使用者が睡眠中に寝返りをうつ等して顔面や鼻が拡散板に接触した場合であっても、拡散板が上方へ移動又は傾動するので、拡散板への接触により顔面や鼻に怪我等することを防ぐことができる。
(2)雌螺子部の雄螺子部に対する螺着位置を調節することにより、顔面マスク用パネル部と拡散板や拡散板支持部との距離を調節することができるため、使用者に応じて顔面から拡散板や拡散板支持部までの距離を容易に設定することができ使用性に優れる。
【0016】
ここで、顔面マスク用パネル部に穿設され雄螺子部が挿通される挿通孔部は、雄螺子部の径より大きく形成し、雄螺子部は十分な遊びを有して挿通されることが好ましい。これにより、拡散板支持部が上方へ移動可能に配設されるので、拡散板や拡散板支持部への接触による顔面や鼻の怪我等を防止することができる。また、拡散板に穿設され雄螺子部が挿通される挿通孔部は、雄螺子部の径より大きく形成し、雄螺子部は十分な遊びを有して挿通されることが好ましい。これにより、拡散板の上下方向の移動や傾動の自由度を増加し、接触による顔面や鼻の怪我等を防止すると共に、使用者に応じた位置や傾きの設定の幅が広がり使用性に優れる。
また、雄螺子部として軟質合金等の軟質金属や軟質合成樹脂、合成ゴム等により形成されたものを用いることもできる。これにより、雄螺子部を自由に曲げることができるので、拡散板の位置の自由度が増加し、接触による顔面や鼻の怪我等を防止すると共に、使用者に応じた位置や傾きの設定の幅が広がり使用性に優れる。
【0017】
請求項4に記載の呼吸補助装置は、請求項3に記載の発明において、前記拡散板が、前記拡散板の下面側に突設され先端部が前記拡散板支持部の上部に当接する突起部を備えた構成を有している。
【0018】
この構成により、請求項3の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)突起部の先端部と拡散板の一端部とが拡散板支持部上で支持されることにより、拡散板を顔面マスク用パネル部に対して所定角度傾けることができ、送気孔部から吐出された湿気を含んだ気体は、使用者の鼻側に傾けて配設された拡散板により、主に鼻側に拡散するため、効率良く送気でき使用者に十分に気体を供給することができる。
(2)暖められた空気を使用者の鼻側に向けて送気することができるので、鼻腔内の炎症を防ぎ鼻詰まりにならず快適に睡眠することができる。
【0019】
ここで、突起部は拡散板固定部材近傍の拡散板の下面側に突設される。これにより、突起部の先端部と拡散板の一端部とが拡散板支持部上で支持されるため、拡散板を顔面マスク用パネル部に対して所定角度傾けることができる。
【0020】
請求項5に記載の呼吸補助装置は、請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の発明において、前記拡散板が、前記送気孔部から前記使用者の鼻側に向かって湾曲して形成された構成を有している。
【0021】
この構成により、請求項1乃至4の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)拡散板が送気孔部から使用者の鼻側に向かって湾曲して形成されているので、送気孔部から吐出された気体が拡散板により主に鼻側にスムーズに流れて拡散するため、効率良く送気でき使用者に十分に気体を供給することができる。
【0022】
ここで、拡散板は合成樹脂等により形成された板状部材を湾曲して形成してもよく、或いは合成樹脂やゴム等の柔軟性を有する材質により形成し、使用者等により任意に湾曲させることができるようにしてもよい。これにより、使用者に応じて拡散板の湾曲率等を容易に設定することができ使用性に優れる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態1における呼吸補助装置の全体斜視図であり、図2は本実施の形態1における呼吸補助装置の顔面マスク用パネル部の要部側面断面図であり、図3は本実施の形態1における呼吸補助装置の顔面マスク用パネル部の要部正面断面図である。
図中、1は本実施の形態1における呼吸補助装置、2は使用者の顔面に沿って湾曲して形成された顔面マスク用パネル部、2aは顔面マスク用パネル部2の使用者の顎側の端部を顔面側に湾曲して形成された端部湾曲部、3は顔面マスク用パネル部2の下面を使用者の顔面から所定距離離隔させて支持するパネル支持部材、4は一端部が顔面マスク用パネル部2の上面に固定され他端部が後述の支持柱部に接続されたフレキシブルパイプ部、5は下端部に配設された支持部6により床面等に立設され上端部にはフレキシブルパイプ部4に接続される水平部5aが配設された支持柱部、7は顔面マスク用パネル部2に穿設された送気孔部8に上面側から接続された送気管、9は送気管に接続され顔面マスク用パネル部2に空気や酸素等の気体を供給する湿気体供給部、10は送気管7を介して顔面マスク用パネル部2に供給する気体を取り入れる気体取入口、11は気体取入口10を有し気体取入口10から取り入れた気体を加熱する加熱部としての温風器、12は温風器11に連結管11aにより接続され温風器11により加熱された気体を加湿する加湿器、14は送気孔部8の下方に配設支持された拡散板、15は拡散板14を顔面マスク用パネル部2に固定する拡散板固定部材、16は上面に拡散板14を載置して支持する拡散板支持部、Xは仰向け姿勢の使用者、Yは使用者Xの顔面、Zは使用者Xの鼻、Mは使用者Xの口である。
【0024】
ここで、顔面マスク用パネル部2は、その断面形状が半円状となるように形成され、使用者Xの顔面Yに沿って湾曲した形状に形成されている。また、顔面マスク用パネル部2は、使用者Xの顔面Yの少なくとも鼻Zと口Mを十分に覆うことができる大きさに形成されている。断面視半円形状に形成された場合、顔面マスク用パネル部2の直径の長さは、顔面Yの幅より大きく形成されることが好ましく、220mm〜280mmに形成されている。また、長手方向の長さは少なくとも鼻Zと口Mを覆うことができるように120mm〜200mmに形成されている。更に、顔面マスク用パネル部2は、使用時には使用者の顔面から10mm〜20mm離隔した位置に配設されるように使用者により調整される。
フレキシブルパイプ部4は、ステンレス等の金属により蛇腹状に形成され、曲げ自在であり、且つ軽量のものであればその重量や自重により変形することなく一端部に固定して支持することができる。
送気管7は、使用者Xが顔面マスク用パネル部2の位置を変更した場合にそれに追従するように、合成樹脂等の柔軟性を有する材料により形成されている。
また、本実施の形態1においては、温風器11として電気により加熱する電気温風器を用い、加湿器12として一般的な超音波を用いて水蒸気を発散させるものを用いた。
【0025】
以上のように構成された本実施の形態1における呼吸補助装置について、以下その使用動作を図を用いて説明する。
使用者Xは、フレキシブルパイプ部4を曲げる等して仰向け姿勢で顔面マスク用パネル部2の下面が顔面Yから所定距離離隔した位置に配設されるように調整する。このとき、拡散板14が口Mの上方に配設されるように調整する。
湿気体供給部9の温風器11及び加湿器12の駆動が開始されると、湿気体供給部9では気体取入口10から取り入れられた空気が温風器11により設定された温度に加熱されると共に、加熱された空気は加湿器12により設定された湿度に加湿される。加熱及び加湿された空気は送気管7を通って送気孔部8から顔面マスク用パネル部2の下方へ吐出される。吐出された空気は、使用者Xの顔面Yには直接当らず、拡散板14により鼻Z側や使用者Xの顎側に拡散される。使用者Xは睡眠中に加熱及び加湿された好適な温度及び湿気を含んだ空気を鼻呼吸により鼻Zから吸い込む。鼻呼吸により鼻Zから吐出された呼気は、顔面マスク用パネル部2の端部から外部に放出される。
【0026】
次に、拡散板固定部材の構成について、図2、図4を用いて詳細に説明する。
図4は本実施の形態1における呼吸補助装置の拡散板固定部材の要部側面図である。
図中、2は顔面マスク用パネル部、14は拡散板、15は拡散板固定部材、16は拡散板支持部、14aは拡散板14の下面側に突設された突起部、21は顔面マスク用パネル部2に穿設されたパネル側挿通孔部22と拡散板14に穿設された拡散板側挿通孔部23に連挿され表面に雄螺子が形成された雄螺子部、21aは雄螺子部21の上部側に螺着された雌螺子部、25a,25bは雄螺子部21に環装され拡散板14の上下に配設されたバネ部材である。
雄螺子部21はパネル側挿通孔部22に遊びを有して挿通されている。これにより、雄螺子部21の下端部の拡散板支持部14aが上方へ移動可能に配設されるので、拡散板14や拡散板支持部14aへの接触による顔面や鼻の怪我等を防止することができる。また、雌螺子部21aはパネル側挿通孔部22の径より大きく形成され、雄螺子部21の落下を防止している。
ここで、雌螺子部21aは雄螺子部21に螺着されているので、雌螺子部21aの雄螺子部21に対する螺着位置を調節することにより、顔面マスク用パネル部2と拡散板14及び拡散板支持部16との距離を調節することができ、使用者に応じて顔面から拡散板14までの距離を容易に設定することができる。
また、雄螺子部21は拡散板側挿通孔部23に遊びを有して挿通されると共に、拡散板14はバネ部材25a,25bにより上下両側から付勢されている。これにより、拡散板14は雄螺子部21に沿って上下に移動可能、且つ顔面マスク用パネル部2に対して傾動自在に配設されている。したがって、使用者Xが睡眠中に寝返りをうつ等して顔面Yや鼻Zが拡散板14に接触した場合であっても、拡散板14が上方や下方へ移動又は傾動するので、拡散板14への接触により顔面Yや鼻Zに怪我等することがなく安全性に優れる。
また、拡散板14は下部側で雄螺子部21の下部に固定された拡散板支持部16により支持されている。拡散板14の下面側には突起部14aが突設されているため、突起部14aの先端部と拡散板14の一端部とが拡散板支持部16上で支持されることにより、拡散板14を顔面マスク用パネル部2に対して所定角度傾けた状態で使用することができる。これにより、図2に示すように、送気孔部8から吐出された気体は、使用者Xの鼻Z側に傾けて配設された拡散板14により、主に鼻Z側に拡散するため、効率良く送気でき使用者Xに十分に気体を供給することができると共に、暖められた空気を鼻に向けて送気することができるので、鼻腔内の炎症を防ぎ鼻詰まりにならず快適に睡眠することができる。なお、突起部14aの長さは拡散板14が顔面マスク用パネル部2に対して所定の角度で配設されるように適宜設定されることが好ましい。
また、本実施の形態1においては、送気孔部8の左右両側部に2つの拡散板固定部材15を設けたが、これに限られるものではなく、例えば送気孔部8の近傍等に1つの拡散板固定部材を設けて拡散板14を固定してもよい。
更に、本実施の形態1においては、顔面マスク用パネル部2と拡散板14との距離を調節するために、雄螺子部21に螺着された雌螺子部21aを用いたがこれに限られるものではなく、ピン等の棒状部材と該棒状部材に環装され所定の位置で固定可能な固定部材等を用いることもできる。また、雄螺子部21として軟質合金等の軟質金属や軟質合成樹脂等により形成されたものを用いることもできる。これにより、雄螺子部21を自由に曲げることができるので、拡散板14の位置の自由度が増加し、接触による顔面Yや鼻Zの怪我等を防止すると共に、使用者に応じた位置や傾きの設定の幅が広がり使用性に優れる。
【0027】
以上のように、本実施の形態1における呼吸補助装置1は構成されているので、以下のような作用を有する。
(1)パネル支持部材3のフレキシブルパイプ4により顔面マスク用パネル部2の位置を任意に設定することができると共に、睡眠中の使用者Xの顔面Yから所定距離離隔させて支持することができるので、使用者Xは顔面Yにマスク等の器具を接触させて装着する必要がなく不快感なく快適に睡眠することができ使用性に優れる。
(2)気体取入口10より取り入れた気体を温風器11により好適な温度にすると共に、加湿器12により好適な湿気を含む空気にすることができ、好適な温度及び湿気を含んだ気体を顔面マスク用パネル部2の下部側に供給できるので、使用者Xは湿気体供給部9より供給される好適な温度及び湿気を含んだ空気を鼻Zから吸い込んで鼻呼吸を行なうことができ、喉の炎症の発症を防ぐと共に、既に炎症を引き起こしている場合は、炎症部の悪化を防ぐことができる。これにより、鼻詰まりを防ぎ使用者は快適な鼻呼吸を行なうことができる。
(3)容易に鼻呼吸を行なうことができるので、空気と一緒に細菌やウイルスが吸い込まれた場合であっても、細菌やウイルスを鼻内部の毛や粘膜により捕獲して、細菌やウイルスが肺等から体内に侵入することを防ぐことができ、また、鼻腔を通過することにより、空気が適当な温度及び湿度に調整されるため、喉等の乾燥を防ぐことができ、健康維持に大きな効果がある。
(4)拡散板固定部材15により顔面マスク用パネル部2に固定され送気孔部8の下方に配設された拡散板14を有しているので、送気孔部8から吐出される気体が使用者Xの顔面Yに直接当ることがなく睡眠中であっても不快感がなく快適に睡眠を行なうことができる。
(5)使用者Xが睡眠中に寝返りをうつ等して顔面Yや鼻Zが拡散板14に接触した場合であっても、拡散板14が上方へ移動又は傾動するので、拡散板14への接触により顔面Yや鼻Zに怪我等することを防ぐことができる。
(6)雄螺子部21の下端部側に螺着された拡散板支持部16を回転させて上下方向に移動させることができ、これにより拡散板14の上下方向の位置を調整することができるので、使用者に応じて顔面から拡散板14までの距離や拡散板14の傾き等を容易に設定することができ使用性に優れる。
(7)拡散板14の下面側に突設された突起部14aの先端部と拡散板14の一端部とが拡散板支持部16上で支持されることにより、拡散板14を顔面マスク用パネル部2に対して所定角度傾けることができ、送気孔部8から吐出された気体は、使用者Xの鼻Z側に傾けて配設された拡散板14により、主に鼻Z側に拡散するため、効率良く送気でき使用者Xに十分に湿気を含んだ気体を供給することができ鼻詰まりを防止できる。
(8)使用者Xの鼻Z側に傾けて配設された拡散板14により、暖められた空気を鼻に向けて送気することができるので、鼻腔内の炎症を防ぎ鼻詰まりにならず快適に睡眠することができる。
【0028】
(実施の形態2)
図5は本実施の形態2における呼吸補助装置の顔面マスク用パネル部の要部側面断面図であり、図6は本実施の形態2における呼吸補助装置の拡散板固定部材の要部側面図である。
図中、14′は送気孔部8から使用者Xの鼻Z側に向かって湾曲して形成された拡散板である。なお、実施の形態1で説明したものについては、同一の符号を付けて説明を省略する。
【0029】
本実施の形態2の呼吸補助装置が実施の形態1と異なる点は、拡散板14′が湾曲して形成されている点である。この相異により、本実施の形態2の呼吸補助装置は、実施の形態1の作用に加え、拡散板14′が送気孔部8から使用者Xの鼻Z側に向かって湾曲して形成されているので、送気孔部8から吐出された気体が拡散板14′により主に鼻Z側にスムーズに流れて拡散するため、効率良く送気でき使用者Xに十分に気体を供給することができるという作用を有する。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の呼吸補助装置によれば、以下のような有利な効果が得られる。
【0031】
請求項1に記載の発明によれば、
(1)パネル支持部材により顔面マスク用パネル部を睡眠中の使用者の顔面から所定距離離隔させて支持することができるので、使用者は顔面にマスク等の器具を接触させて装着する必要がなく快適に睡眠することができる使用性に優れた呼吸補助装置を提供することができる。
(2)送気管及び送気孔部を介して顔面マスク用パネル部の下部側に気体を供給することができるので、使用者は湿気体供給部より供給される好適な温度及び湿気を含んだ空気を吸い込んで呼吸を行なうことができる呼吸補助装置を提供することができる。
(3)好適な温度及び湿気(水蒸気)を含んだ空気が供給されるため、鼻詰まりにならず容易に鼻呼吸を行なうことができるので、空気と一緒に細菌やウイルスが吸い込まれた場合であっても、細菌やウイルスを鼻内部の毛や粘膜により捕獲して、細菌やウイルスが肺等から体内に侵入することを防ぐことができ、また、鼻腔を通過することにより、空気が適当な温度及び湿度に調整されるため、喉等の乾燥を防ぐことができ、健康維持に大きな効果がある呼吸補助装置を提供することができる。
(4)拡散板固定部材により顔面マスク用パネル部に固定され送気孔部の下方に配設された拡散板を有しているので、送気孔部から吐出される空気が使用者の顔面に直接当ることがなく睡眠中であっても不快感がなく快適に睡眠を行なうことができる呼吸補助装置を提供することができる。
【0032】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、
(1)取り入れた気体を加熱部により好適な温度にすると共に、取り入れた気体に加湿器により湿気を含ませることができ、好適な温度及び湿度の気体を顔面マスク用パネル部に供給できるので、喉の炎症の発症を防ぐと共に、既に炎症を引き起こしている場合は、炎症部の悪化を防ぐことができる。これにより、鼻詰まりを防ぎ使用者は快適な鼻呼吸を行なうことができる呼吸補助装置を提供することができる。
【0033】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加え、
(1)拡散板の上下にバネ部材が配設されているので、使用者が睡眠中に寝返りをうつ等して顔面や鼻が拡散板に接触した場合であっても、拡散板が上方へ移動又は傾動するので、拡散板への接触により顔面や鼻に怪我等することを防ぐことができる安全性に優れた呼吸補助装置を提供することができる。
(2)雌螺子部の雄螺子部に対する螺着位置を調節することにより、顔面マスク用パネル部と拡散板や拡散板支持部との距離を調節することができるため、使用者に応じて顔面から拡散板や拡散板支持部までの距離を容易に設定することができ使用性に優れた呼吸補助装置を提供することができる。
【0034】
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の効果に加え、
(1)突起部の先端部と拡散板の一端部とが拡散板支持部上で支持されることにより、拡散板を顔面マスク用パネル部に対して所定角度傾けることができ、送気孔部から吐出された気体は、使用者の鼻側に傾けて配設された拡散板により、主に鼻側に拡散するため、効率良く送気でき使用者に十分に気体を供給することができる呼吸補助装置を提供することができる。
(2)暖められた空気を使用者の鼻側に向けて送気することができるので、鼻腔内の炎症を防ぎ鼻詰まりにならず快適に睡眠することができる呼吸補助装置を提供することができる。
【0035】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至4の内いずれか1項の効果に加え、
(1)拡散板が送気孔部から使用者の鼻側に向かって湾曲して形成されているので、送気孔部から吐出された気体が拡散板により主に鼻側にスムーズに流れて拡散するため、効率良く送気でき使用者に十分に気体を供給することができる呼吸補助装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における呼吸補助装置の全体斜視図
【図2】実施の形態1における呼吸補助装置の顔面マスク用パネル部の要部側面断面図
【図3】実施の形態1における呼吸補助装置の顔面マスク用パネル部の要部正面断面図
【図4】実施の形態1における呼吸補助装置の拡散板固定部材の要部側面図
【図5】実施の形態2における呼吸補助装置の顔面マスク用パネル部の要部側面断面図
【図6】実施の形態2における呼吸補助装置の拡散板固定部材の要部側面図
【符号の説明】
1 呼吸補助装置
2 顔面マスク用パネル部
2a 端部湾曲部
3 パネル支持部材
4 フレキシブルパイプ部
5 支持柱部
6 支持部
7 送気管
8 送気孔部
9 湿気体供給部
10 気体取入口
11 温風器
12 加湿器
14,14′ 拡散板
14a 突起部
15 拡散板固定部材
16 拡散板支持部
21 雄螺子部
21a 雌螺子部
22 パネル側挿通孔部
23 拡散板側挿通孔部
25a,25b バネ部材
X 使用者
Y 顔面
Z 鼻
M 口

Claims (5)

  1. 使用者の顔面に沿って湾曲して形成された顔面マスク用パネル部と、前記顔面マスク用パネル部の下面を前記使用者の顔面から所定距離離隔させて支持するパネル支持部材と、前記顔面マスク用パネル部に穿設された送気孔部に上面側から接続された送気管と、前記送気孔部の下方に配設された拡散板と、前記拡散板を前記顔面マスク用パネル部に固定する拡散板固定部材と、を備えていることを特徴とする呼吸補助装置。
  2. 前記送気管に接続され前記顔面マスク用パネル部に湿気を含んだ気体を供給する湿気体供給部を備え、前記湿気体供給部が、前記顔面マスク用パネル部に供給する空気を取り入れる気体取入口と、前記気体取入口から取り入れた空気を加湿する加湿器と、前記気体取入口から取り入れた空気を加熱する加熱部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の呼吸補助装置。
  3. 前記拡散板固定部材が、上端部側に雌螺子部が螺着され前記顔面マスク用パネル部の上面側から下面側に挿通された雄螺子部と、前記雄螺子部の下端部側に固定され前記雄螺子部に挿通された前記拡散板を下方から支持する拡散板支持部と、前記雄螺子部に環装され前記拡散板の上部及び下部に配設されたバネ部材と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の呼吸補助装置。
  4. 前記拡散板が、前記拡散板の下面側に突設され先端部が前記拡散板支持部の上部に当接する突起部を備えていることを特徴とする請求項3に記載の呼吸補助装置。
  5. 前記拡散板が、前記送気孔部から前記使用者の鼻側に向かって湾曲して形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の呼吸補助装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111729169A (zh) * 2020-06-19 2020-10-02 界首市华盛塑料机械有限公司 一种呼吸面罩自戴机构及基于该机构的监护设备

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