JP2004141299A - Golf club - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフクラブシャフトの表面に空気抵抗を減少させる被膜を形成する簡便な方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフクラブ性能の最重要課題のひとつは打球の飛距離であり、飛距離を向上させるために様々な工夫が行なわれてきた。飛距離を向上させるには、ヘッドスピードを上昇させることが効果的である。ヘッドスピードを上昇させるため、ゴルフクラブを長くし、重量を軽くすると共に、ミート率を向上させるために、ヘッド体積を大きくした大型軽量ヘッドを装着した長尺軽量クラブが普及してきた。
【0003】
ヘッドスピードを上昇させる方法のひとつとして、クラブの空気抵抗を減少する方法が考えられる。
【0004】
従来、クラブの空気抵抗を減少させることに着目したゴルフクラブとして、シャフト外周面から突出した螺旋状凸条を形成させたものがあり、あらかじめシャフト本体より凸条の高さ相当だけ厚い肉厚のシャフトを作り、そのシャフトの表面を、凸条部分だけを残して、少なくともその周囲を凸条の高さ相当だけ除去する方法である。(例えば、特許文献1参照)
【0005】
また、シャフト表面に多数のくぼみをつけたゴルフクラブは、スイング時にシャフト周りに乱流を発生させ、後方の圧力の低い部分を狭めて、圧力抵抗を減らす方法が公開されている。(例えば、特許文献2)
【0006】
上記の方法は、何れもシャフト自体にシャフトの成形と同時に凹凸を設けるか、或いはシャフトの外周に別に用意した凸条用部材を接着し一体化させる方法であるが、これらシャフトに一体で凹凸を設ける方法の加工は仕上げ工程が複雑で、多くの工数を要し、従って高コストという問題がある。
【0007】
また、シャフト表面に設けられた突起や凸条は、ゴルフプレー中やゴルフバッグにおいて運搬中に傷付き易く、シャフト破損の要因となり易い。更にシャフトの一部に設けられたくぼみは、ゴルフスイング中の急激な荷重に対し、集中応力がかかり破損の要因となるものである。
【0008】
また、シャフト自体に凹凸を一体成形して設けることにより、シャフト性能として重要な重量、トルク、ベンディング剛性等の最適なスペックと、効果的な空気抵抗低減のスペックは合致し難いという問題がある。
【0009】
【特許文献1】特開平10−225542号公報
【0010】
【特許文献1】特開平11−42304号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記の通り、シャフト自体に凸条やくぼみを設ける方法は、成形困難性及びシャフト強度及びシャフト性能に重大な欠点を伴う。そこで本発明は、成形が容易で、シャフト強度の低下がなく、シャフトの重量、トルク、ベンディング剛性等の最適性能スペックを満足するとともに、効果的にシャフトの空気抵抗を減少させる方法を提案する。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明は、
【0013】
(1)ゴルフクラブシャフトに複数の孔が開けられたスリーブまたはテープを装着したことを特徴とするゴルフクラブ。
【0014】
(2)ゴルフクラブシャフトに複数の突起状または螺旋状または直線状の凸条が設けられたスリーブまたはテープを装着したことを特徴とするゴルフクラブ。
【0015】
(3)スリーブまたはテープの材質が、塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン樹脂、シリコン樹脂、天然ゴム、ポリウレタン樹脂、スチレン系樹脂エラストマーの何れかからなる請求項1乃至2に記載のスリーブまたはテープを装着したことを特徴とするゴルフクラブ。
【0016】
(4)スリーブまたはテープの厚みが、0.1mmから2.0mmであり、長さが100mmから300mmである請求項1乃至3に記載のスリーブまたはテープを装着したことを特徴とするゴルフクラブである。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施の形態を実施例を記載した添付図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明に係るゴルフクラブの実施例のひとつを示してあり、1−1はゴルフヘッド、1−2はゴルフシャフト、1−3はゴルフグリップである。シャフトのヘッド寄りの先端部分に、孔開きスリーブ1−4が装着された状態を示している。孔開きスリーブは図2に単体状態を拡大図で示しているが、円筒形のシャフトの外形寸法に合わせた略テーパーを設けたチューブ状を成している。また、スリーブには全長にほぼ均等に直径3mmの孔を開けてある。
【0019】
図3に示す別の実施例の孔開きスリーブは、略円筒状の縦方向にスリットを設けてあり、該スリットを押し開くことにより、シャフトに被せて装着が可能で、組立されたゴルフクラブのシャフト部分に挿入することができる。これに対し、図1に示したゴルフクラブヘッドのネック部に挿入されたシャフトに装着した孔開きスリーブは、予めシャフトの先端部から挿入し、シャフトのテーパー形状を利用して固定しておき、シャフト先端部をヘッドを挿入し接着剤で固着して組付けた。
【0020】
また、スリーブの代わりに孔を開けたシートをテープ状にしてシャフトに螺旋状に巻きつけることも可能である。この場合はテープの背面に両面テープを貼ってシャフトに固着させることも出来るし、巻き始めと巻き終わりの部分に両面テープを貼って固定したり、接着剤を用いて固着させることも出来る。テープには複数の孔を開けたり、複数の突起状または直線状の凸条を設ける等の加工を行なっておくことは言うまでも無い。
【0021】
図4に示すスリーブは、螺旋状凸条を設けたスリーブの例である。係る凸条の螺旋は、前述の孔開きスリーブと同様に、ゴルフスイング時のシャフト周囲の空気抵抗を減少させ、ヘッドスピードのアップを図り、飛距離アップの効果が期待できる。図5は上記螺旋状凸条スリーブを装着したゴルフクラブの例である。
【0022】
スリーブの材質は、塩化ビニルの他にポリオレフィン樹脂、シリコン樹脂等の加熱により収縮するタイプの所謂シュリンク材とされる合成樹脂が適する。
【0023】
上記のシュリンク材の場合は、加熱による収縮の効用を利用して、装着後にドライヤーで加熱したり、温水をかけてスリーブを収縮させることにより、強固にシャフトへ固着させることが出来る。また、収縮に拠らず伸縮性の高い素材を装着する方法もある。その場合の素材としてはポリウレタン樹脂、スチレン系樹脂エラストマー、又は天然ゴム等のゴム状の弾性体を使用し、素材の弾性を利用してシャフトに固定する方法である。
【0024】
図3に示したスリット付のスリーブの場合は、組付け後の完成ゴルフクラブのシャフト部分に、スリットを押し開いて装着することが可能で、シャフト外形と同寸法以下の内径にして、シャフトを挟んで固定する方法に適しているが、素材は上記の伸縮性の高い弾性体を使用すると好適である。
【0025】
また、熱収縮タイプのシュリンク材のスリーブは、塩化ビニル材の厚みが0.1mmと0.5mmと1.0mmの3種類を、内径が10mmのチューブ状とし、長さは150mmで製作した。チューブはテーパー形状でなくストレート形状に製作したが、シャフトに装着後加熱することにより、塩化ビニル素材が収縮してシャフトのテーパー形状に添って成形された。スリーブの長さは150mmにしたが、シャフト寸法に合わせて長くすることも出来る。
【0026】
尚、スリーブの厚みは上記の0.1mm、0.5mm、1.0mmに限定されるものではなく、厚くすることも可能だが、厚くなるとスリーブ自体の重量が重くなり、装着部分の重量が重くなりクラブ性能に影響が出てきてしまうので、2.0mmまでが好適である。実施例における0.5mm厚みのスリーブの場合は約1gであった。
【0027】
また、本実施例にあっては、孔開きスリーブに設けた孔の寸法は直径3mmのものであるが、穴の寸法は3mmに限定されたものではなく、1mmから10mmの範囲であれば好適であると共に、形状も円形であることは限定されず、楕円形、多角形、不定形であってもかまわない。
【0028】
本発明のスリーブ装着方式によれば、スリーブ自体をシャフトに接着固定する必要が無く、工数が少なく容易に効果が得られるとともに、スリーブを取り外すことも容易であり、例えば孔開きスリーブを取り外して、螺旋状凸条スリーブに付け替えることも可能である。
【0029】
スリーブを装着したゴルフクラブは、スリーブに設けた多数の孔や凸条からなる凹凸が、スイング時にシャフトの周囲に乱流を発生させ、後方の圧力に低い部分を減少させるため、空気抵抗を減らすことが出来る。このため、空気抵抗の少ない分だけクラブを速く振ることができ、ヘッドスピードを高めることができる。
【0030】
スリーブの長さは、ゴルフクラブのシャフト部分全体に亘る長さを装着することもできるが、スイング時の速さはクラブの先端部ほど高く、従ってシャフトのヘッド寄りの部分に装着する方が効果的であり、実施例ではシャフトのヘッド寄り部分に長さ150mmを装着したが、シャフト全体に亘る長さにするとスリーブ自体の重量が重くなるので、300mmまでの長さにするのが好適である。
【0031】
本実施例において作成した孔開きタイプのスリーブは、装着時と非装着時のそれぞれについて、試打確認を行なったが、スイング時において、装着時は非装着時と比較して風切音が減少が確認された。減少の程度は厚みが0.1mmの場合は差は少ないが、0.5mmの場合はほぼ半減し、1.0mmでは殆ど音を感知できなかった。
【0032】
スイング時の風切音は、空気抵抗が大きいほど大きな風切音を発生する。従って、0.1mmスリーブを装着した場合は、非装着時より空気抵抗の減少の度合は少ないが、0.5mmスリーブ、更に1.0mmスリーブを装着すると、非装着時に対し空気抵抗が減少していることがわかった。
【0033】
本発明に係る樹脂を素材としたスリーブまたはテープは軽量であるとともに、トルク、しなり具合即ち曲がり剛性等のシャフトの性能スペックに与える影響が少なく、シャフトの折損の要因となる局部的な集中応力発生がなく、従ってシャフト強度を減ずることもなく、効果的に空気抵抗を減らすことが可能である。
【0034】
尚、実施例においては、図2に示したように、スリーブの孔は等間隔に3mmの等寸法の孔を複数設けたが、孔の寸法または位置を規則性をもって変化させることも可能である。例えば図6のようにシャフトの前後位置に孔が設けられ、左右位置には孔を設けないことも出来る。このスリーブを装着したシャフトは、スイング時にシャフト周囲の空気抵抗の大きさが、シャフト軸心廻り90°相違する2方向により異なり、シャフトの撓み具合に方向性を与えることが出来る。
【0035】
また、装着したスリーブまたはテープはシャフトの傷付き易い外表面の保護の働きを兼ねることも可能である。特に弾性体の伸縮タイプのスリーブはゴルフクラブがキャディバッグ内で搬送中に起こりやすいこすれ傷付を防止する効果がある。
【0036】
樹脂を材料としたスリーブまたはテープは着色や模様付けが容易であり、クラブの識別に利用したり、番手別にカラーを揃えたり変えたりも可能であり、また、樹脂の特性を利用し透明にして、シャフト自体のデザインが見えるようにすることも可能である。
【0037】
また、本発明のスリーブの本来の目的ではないが、スリーブをシャフト折れが最も発生し易いネック頂部に装着した場合は、シャフトが折れた際にヘッド部分が離脱して飛んでしまうのをスリーブがつなぎ止める役目を果たすことも可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1〜4記載のシャフトに装着する方法による孔開きスリーブまたはテープを装着したシャフトによると、ゴルフスイング時のシャフトの空気抵抗を減少させることにより、飛距離を増大することが、低廉かつ容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のひとつである孔開きスリーブを装着したゴルフクラブ
【図2】孔開きスリーブ拡大図
【図3】スリット付孔開きスリーブ
【図4】本発明の別の実施例である螺旋状凸条スリーブを装着したゴルフクラブ
【図5】螺旋状凸条スリーブ拡大図
【図6】孔開きスリーブの別の実施例
【符号の説明】
1 孔開きスリーブを装着したゴルフクラブ
1−1ヘッド
1−2シャフト
1−3グリップ
1−4孔開きスリーブ
2 拡大孔開きスリーブ
2−1孔
3 スリット付き孔開きスリーブ
3−1スリット
4 螺旋状凸条スリーブを装着したゴルフクラブ
4−1螺旋状凸条スリーブ
5 拡大螺旋状凸条スリーブ
5−1螺旋状凸条
6 別の実施例の孔開きスリーブ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a simple method for forming a coating for reducing air resistance on the surface of a golf club shaft.
[0002]
[Prior art]
One of the most important issues in golf club performance is the flight distance of the hit ball, and various ideas have been made to improve the flight distance. Increasing the head speed is effective in improving the flight distance. In order to increase the head speed, the length of the golf club is lengthened, the weight is reduced, and in order to improve the meet ratio, a long lightweight club equipped with a large lightweight head having a large head volume has been widely used.
[0003]
One way to increase the head speed is to reduce the air resistance of the club.
[0004]
Conventionally, golf clubs that focus on reducing the air resistance of the club have a spiral ridge that protrudes from the outer peripheral surface of the shaft, and is thicker than the shaft body in advance by a thickness equivalent to the height of the ridge. This is a method of making a shaft and removing at least the periphery of the surface of the shaft by the height of the ridge, leaving only the ridge portion. (For example, see Patent Document 1)
[0005]
In addition, golf clubs with many indentations on the surface of the shaft have been disclosed a method of reducing pressure resistance by generating turbulent flow around the shaft during swinging and narrowing the low pressure portion at the rear. (For example, Patent Document 2)
[0006]
Each of the above methods is a method in which unevenness is provided on the shaft itself at the same time as the molding of the shaft, or a separately prepared protruding strip member is bonded to the outer periphery of the shaft and integrated. The processing of the provided method has a complicated finishing process, requires a lot of man-hours, and therefore has a problem of high cost.
[0007]
Further, the protrusions and ridges provided on the surface of the shaft are easily damaged during golf play or during transportation in a golf bag, and are liable to cause damage to the shaft. Furthermore, the dent provided in a part of the shaft causes concentrated stress against a sudden load during a golf swing and causes damage.
[0008]
Further, there is a problem in that it is difficult to match the optimum specifications such as weight, torque, bending rigidity, etc., which are important as the shaft performance, and the effective air resistance reduction specifications by integrally forming the unevenness on the shaft itself.
[0009]
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-225542
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-42304
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the method of providing ridges and depressions on the shaft itself involves serious drawbacks in molding difficulty and shaft strength and shaft performance. Therefore, the present invention proposes a method for easily reducing the shaft strength, reducing the shaft strength, satisfying optimum performance specifications such as shaft weight, torque, bending stiffness, and the like, and effectively reducing the air resistance of the shaft.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention
[0013]
(1) A golf club characterized in that a sleeve or tape having a plurality of holes is attached to a golf club shaft.
[0014]
(2) A golf club characterized in that a sleeve or tape provided with a plurality of protrusions, spirals, or linear ridges is mounted on the golf club shaft.
[0015]
(3) The sleeve or tape according to claim 1 or 2, wherein the sleeve or tape is made of any one of vinyl chloride resin, polyolefin resin, silicone resin, natural rubber, polyurethane resin, and styrene resin elastomer. A golf club characterized by
[0016]
(4) A golf club comprising the sleeve or tape according to any one of claims 1 to 3, wherein the sleeve or tape has a thickness of 0.1 mm to 2.0 mm and a length of 100 mm to 300 mm. is there.
[0017]
【Example】
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings in which examples are described.
[0018]
FIG. 1 shows one embodiment of a golf club according to the present invention, wherein 1-1 is a golf head, 1-2 is a golf shaft, and 1-3 is a golf grip. A state in which a perforated sleeve 1-4 is attached to a tip portion of the shaft near the head is shown. Although the perforated sleeve is shown in an enlarged view in FIG. 2, the perforated sleeve has a tube shape provided with a substantially taper corresponding to the outer dimension of the cylindrical shaft. In addition, a hole having a diameter of 3 mm is formed in the sleeve almost uniformly over the entire length.
[0019]
The perforated sleeve of another embodiment shown in FIG. 3 is provided with a slit in the longitudinal direction of a substantially cylindrical shape, and can be mounted on the shaft by pushing the slit open. Can be inserted into the shaft portion. On the other hand, the perforated sleeve attached to the shaft inserted in the neck portion of the golf club head shown in FIG. 1 is inserted in advance from the tip portion of the shaft and fixed using the tapered shape of the shaft, The head was inserted into the tip of the shaft and fixed with an adhesive.
[0020]
Further, instead of the sleeve, it is possible to form a sheet having a hole in a tape shape and wind the sheet spirally around the shaft. In this case, a double-sided tape can be applied to the back surface of the tape and fixed to the shaft, a double-sided tape can be applied to the winding start and end portions, and the tape can be fixed using an adhesive. Needless to say, a plurality of holes are formed in the tape or a plurality of protrusions or straight protrusions are provided.
[0021]
The sleeve shown in FIG. 4 is an example of a sleeve provided with spiral ridges. Similar to the above-described perforated sleeve, the spiral of the ridges can reduce the air resistance around the shaft during golf swing, increase the head speed, and expect the effect of increasing the flight distance. FIG. 5 shows an example of a golf club equipped with the above-described spiral convex sleeve.
[0022]
As the material of the sleeve, a synthetic resin which is a so-called shrink material of a type that shrinks by heating, such as polyolefin resin or silicon resin, is suitable in addition to vinyl chloride.
[0023]
In the case of the above-described shrink material, the effect of shrinkage by heating can be used, and it can be firmly fixed to the shaft by heating with a drier after mounting or shrinking the sleeve by applying warm water. There is also a method of mounting a highly stretchable material without depending on shrinkage. In this case, a rubber-like elastic body such as a polyurethane resin, a styrene resin elastomer, or natural rubber is used as the material, and the material is fixed to the shaft using the elasticity of the material.
[0024]
In the case of the sleeve with a slit shown in FIG. 3, the slit can be pushed open and attached to the shaft portion of the completed golf club after assembly. Although it is suitable for the method of pinching and fixing, it is preferable to use the elastic body having high elasticity as described above.
[0025]
In addition, the sleeves of the heat shrink type shrink material were manufactured with three types of vinyl chloride materials of 0.1 mm, 0.5 mm and 1.0 mm in a tube shape with an inner diameter of 10 mm and a length of 150 mm. The tube was manufactured in a straight shape instead of a tapered shape, but when the tube was attached to the tube and heated, the vinyl chloride material contracted and was formed along the tapered shape of the shaft. The length of the sleeve is 150 mm, but it can be increased to match the shaft dimensions.
[0026]
Note that the thickness of the sleeve is not limited to the above 0.1 mm, 0.5 mm, and 1.0 mm, and can be increased. However, as the thickness increases, the sleeve itself becomes heavier and the attached portion is heavier. Therefore, the club performance is affected, so 2.0 mm is preferable. In the case of the 0.5 mm-thick sleeve in the example, it was about 1 g.
[0027]
Further, in this embodiment, the hole provided in the perforated sleeve has a diameter of 3 mm, but the hole is not limited to 3 mm, and is preferably in the range of 1 mm to 10 mm. In addition, the shape is not limited to be circular, and may be elliptical, polygonal, or indefinite.
[0028]
According to the sleeve mounting method of the present invention, it is not necessary to bond and fix the sleeve itself to the shaft, and the effect can be easily obtained with less man-hours, and it is also easy to remove the sleeve, for example, by removing the perforated sleeve, It is also possible to replace the spiral ridge sleeve.
[0029]
A golf club equipped with a sleeve has a large number of holes and ridges provided in the sleeve, which generates turbulent flow around the shaft during the swing and reduces the low part of the pressure behind, reducing air resistance. I can do it. For this reason, the club can be swung faster by the amount of less air resistance, and the head speed can be increased.
[0030]
The length of the sleeve can be attached to the length of the entire shaft part of the golf club, but the swing speed is higher at the tip of the club, so it is more effective to attach it to the part near the head of the shaft. In the embodiment, a length of 150 mm is attached to the portion of the shaft closer to the head. However, if the length of the entire shaft is increased, the weight of the sleeve itself is increased. Therefore, it is preferable to set the length to 300 mm. .
[0031]
The perforated sleeves created in this example were checked for trials when mounted and when not mounted, but the wind noise during swing was reduced when mounted compared to when not mounted. confirmed. The degree of reduction is small when the thickness is 0.1 mm, but is almost halved when the thickness is 0.5 mm, and almost no sound can be detected at 1.0 mm.
[0032]
Wind noise generated during swinging increases as the air resistance increases. Therefore, when the 0.1 mm sleeve is attached, the degree of decrease in air resistance is less than when the sleeve is not attached. However, when the 0.5 mm sleeve and 1.0 mm sleeve are attached, the air resistance decreases compared to when the sleeve is not attached. I found out.
[0033]
The sleeve or tape made of the resin according to the present invention is lightweight and has little influence on the performance specifications of the shaft such as torque, bending condition, i.e., bending rigidity, and local concentrated stress that causes breakage of the shaft. It is possible to effectively reduce the air resistance without causing occurrence and thus without reducing the shaft strength.
[0034]
In the embodiment, as shown in FIG. 2, the sleeve hole is provided with a plurality of holes having an equal size of 3 mm at equal intervals. However, the size or position of the hole can be changed with regularity. . For example, as shown in FIG. 6, holes may be provided at the front and rear positions of the shaft, and holes may not be provided at the left and right positions. In the shaft to which this sleeve is attached, the magnitude of the air resistance around the shaft during a swing differs depending on two directions that differ by 90 ° around the shaft axis, and can give directionality to the degree of deflection of the shaft.
[0035]
Further, the mounted sleeve or tape can also serve to protect the outer surface of the shaft that is easily damaged. In particular, the elastic expansion / contraction type sleeve has the effect of preventing the scuffing and scratching of the golf club that is likely to occur during transport in the caddy bag.
[0036]
Sleeves or tapes made of resin can be easily colored and patterned, and can be used to identify clubs, align and change colors according to the number, and make use of resin properties to make them transparent. It is also possible to make the design of the shaft itself visible.
[0037]
In addition, although not the original purpose of the sleeve of the present invention, when the sleeve is attached to the top of the neck where the shaft is most likely to be broken, the sleeve may be separated and fly when the shaft is broken. It is also possible to play the role of securing.
[0038]
【The invention's effect】
As described above, according to the shaft mounted with the perforated sleeve or tape according to the method of mounting on the shaft according to claims 1 to 4 of the present invention, the flight distance is reduced by reducing the air resistance of the shaft during golf swing. It is cheap and easy to increase.
[Brief description of the drawings]
1 is a golf club equipped with a perforated sleeve according to one embodiment of the present invention. FIG. 2 is an enlarged view of a perforated sleeve. FIG. 3 is another perforated sleeve with a slit. [Fig. 5] Enlarged view of spiral ridge sleeve [Fig. 6] Another embodiment of perforated sleeve [Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Golf club equipped with perforated sleeve 1-1 Head 1-2 Shaft 1-3 Grip 1-4
Claims (4)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009106707A (en) * | 2007-10-26 | 2009-05-21 | Yuitto:Kk | Golf club and attachment implement for the same |
KR101464586B1 (en) * | 2013-04-24 | 2014-11-24 | 여준철 | Tape, tube for golf club shaft and golf club having the same |
-
2002
- 2002-10-23 JP JP2002308096A patent/JP2004141299A/en active Pending
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