JP2004140445A - 電力合成器、送信機、基地局装置及び電力合成方法 - Google Patents
電力合成器、送信機、基地局装置及び電力合成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004140445A JP2004140445A JP2002300721A JP2002300721A JP2004140445A JP 2004140445 A JP2004140445 A JP 2004140445A JP 2002300721 A JP2002300721 A JP 2002300721A JP 2002300721 A JP2002300721 A JP 2002300721A JP 2004140445 A JP2004140445 A JP 2004140445A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- band
- circulator
- filter
- pass filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Transmitters (AREA)
Abstract
【課題】周波数が近接する複数の搬送波を低損失で合成し、高効率な電力増幅を行うこと。
【解決手段】電力合成器205は、帯域内損失が少なく帯域外減衰特性が急峻なフィルタである帯域通過フィルタ251〜254と、サーキュレータ261〜263とを有し、帯域通過フィルタ251と帯域通過フィルタ252を、サーキュレータ261で接続する。このとき帯域通過フィルタ251を通過した搬送波f1が、帯域通過フィルタ252の方向へ進行する向きにサーキュレータ261を接続する。同様に、サーキュレータ261と帯域通過フィルタ253を、サーキュレータ262で接続し、更に、サーキュレータ262と帯域通過フィルタ254を、サーキュレータ263で接続する。
【選択図】 図2
【解決手段】電力合成器205は、帯域内損失が少なく帯域外減衰特性が急峻なフィルタである帯域通過フィルタ251〜254と、サーキュレータ261〜263とを有し、帯域通過フィルタ251と帯域通過フィルタ252を、サーキュレータ261で接続する。このとき帯域通過フィルタ251を通過した搬送波f1が、帯域通過フィルタ252の方向へ進行する向きにサーキュレータ261を接続する。同様に、サーキュレータ261と帯域通過フィルタ253を、サーキュレータ262で接続し、更に、サーキュレータ262と帯域通過フィルタ254を、サーキュレータ263で接続する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、周波数が近接する複数の搬送波の電力合成を行う電力合成器及び電力合成方法、これを用いる送信機、基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、移動体通信の利用者は増加しており、それらの端末を収容する移動体通信の基地局装置は、複数の搬送波を使用している。
【0003】
従来において、周波数が近接する複数の搬送波の電力合成には3dBカップラが用いられ、電力増幅器には複数の搬送波を同時増幅するマルチキャリアアンプが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来方式では、搬送波を電力合成する毎に3dBの電力損失が発生してしまうため、電力増幅器の電力利得を大幅に増やさなければならないという問題を抱えている。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、周波数が近接する複数の搬送波を低損失で合成し、高効率な電力増幅を行うことができる電力合成器及び電力合成方法、これを用いる送信機、基地局装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の電力合成器は、互いに異なる通過帯域を有する複数の帯域通過フィルタと、1又は複数のサーキュレータとを有し、第1の帯域通過フィルタと第2の帯域通過フィルタを第1のサーキュレータで接続し、第n(nは自然数)のサーキュレータと第n+2の帯域通過フィルタを第n+1のサーキュレータで順次接続し、第1から第n+1の帯域フィルタを通過した搬送波を第n+2の帯域通過フィルタ出力端で全反射させ、第n+2の帯域通過フィルタを通過した搬送波と合成する構成を採る。
【0007】
本発明の電力合成器における帯域通過フィルタは、超電導フィルタである構成を採る。
【0008】
これらの構成により、周波数が近接する複数の搬送波を低損失で合成することができるので、電力増幅器の電力利得を上げる必要が無く、電力増幅器の効率を上げることができる。
【0009】
本発明の送信機は、単一搬送波をそれぞれ増幅する複数の電力増幅器と、これらの電力増幅器で増幅された各搬送波を合成する上記いずれかの電力合成器と、を具備する構成を採る。
【0010】
本発明の基地局装置は、単一搬送波をそれぞれ増幅する複数の電力増幅器と、これらの電力増幅器で増幅された各搬送波を合成する上記いずれかの電力合成器と、を具備する構成を採る。
【0011】
これらの構成により、電力増幅器も狭帯域なシングルキャリアアンプを用いることができる。
【0012】
本発明の電力合成方法は、互いに異なる通過帯域を有する複数の帯域通過フィルタと、1又は複数のサーキュレータとを有し、第1の帯域通過フィルタと第2の帯域通過フィルタを第1のサーキュレータで接続し、第n(nは自然数)のサーキュレータと第n+2の帯域通過フィルタを第n+1のサーキュレータで順次接続し、複数の搬送波を前記各帯域通過フィルタに入力して電力合成を行う方法を採る。
【0013】
この方法により、周波数が近接する複数の搬送波を低損失で合成することができるので、電力増幅器の電力利得を上げる必要が無く、電力増幅器の効率を上げることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、周波数が近接する複数の搬送波を、超電導フィルタなどの帯域内損失が少なく帯域外減衰特性が急峻な帯域通過フィルタに通し、他の帯域通過フィルタを通過した搬送波を全反射させて合成することである。
【0015】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下において、キャリア数が「4」の場合を例に説明する。
【0016】
(実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る電力合成器が搭載される基地局装置の構成を示すブロック図である。
【0017】
図1に示す基地局装置100は、アンテナ101と、送受信共用器102と、受信RF部103と、送信RF部104と、ベースバンド信号処理部105と、有線伝送部106とから主に構成される。
【0018】
送受信共用器102は、アンテナ101に受信された信号を受信RF部103に出力し、送信RF部104の出力信号をアンテナ101から無線送信する。
【0019】
受信RF部103は、複数の搬送波の受信信号に対して、増幅、分離、ダウンコンバート(ベースバンドへの周波数変換)等の無線処理を施し、ベースバンド信号処理部105に出力する。
【0020】
送信RF部104は、ベースバンド信号処理部105の出力信号に対してアップコンバート(無線周波数への周波数変換)、合成、増幅等の無線処理を施し、送受信共用器102に出力する。この送信RF部104の中に本実施の形態に係る電力合成器が搭載される。
【0021】
ベースバンド信号処理部105は、受信RF部103から出力された受信信号に対して復調処理、誤り訂正復号化処理等を行い、得られた受信データを有線伝送部106に出力する。また、ベースバンド信号処理部105は、有線伝送部106から出力された送信データに対して誤り訂正符号化処理、フレーム化処理、変調処理等を行い、送信RF部104に出力する。
【0022】
有線伝送部106は、基地局装置と有線接続する図示しない上位局装置とのインターフェースの役割を担う。
【0023】
次に、送信RF部104の内部構成について図2を用いて説明する。図2に示すように、送信RF部104は、各系列の送信信号に対してアップコンバートを行う周波数変換器(TX)201〜204、各周波数変換器201〜204から出力された各搬送波を合成する電力合成器205と、電力合成器205で合成された搬送波を増幅する電力増幅器206とを有する。
【0024】
電力合成器205は、帯域通過フィルタ251〜254と、サーキュレータ261〜263とを有する。帯域通過フィルタ251〜254は、超電導フィルタなどの、帯域内損失が少なく帯域外減衰特性が急峻なフィルタである。
【0025】
電力合成器205において、帯域通過フィルタ251と帯域通過フィルタ252を、サーキュレータ261で接続する。このとき帯域通過フィルタ251を通過した搬送波f1が、帯域通過フィルタ252の方向へ進行する向きにサーキュレータ261を接続する。帯域通過フィルタ252の帯域外インピーダンスは無限大になっており、搬送波f1は帯域通過フィルタ252の出力端で全反射され、帯域通過フィルタ252を通過した搬送波f2と共にサーキュレータ261から出力される。従って、サーキュレータ261の出力は、搬送波f1とf2が電力合成された状態になる。
【0026】
同様に、サーキュレータ261と帯域通過フィルタ253を、サーキュレータ262で接続することにより、サーキュレータ262の出力は、搬送波f1、f2、f3が電力合成された状態になり、更に、サーキュレータ262と帯域通過フィルタ254を、サーキュレータ263で接続すれば、サーキュレータ263の出力は、搬送波f1、f2、f3、f4が電力合成された状態になる。
【0027】
このように、周波数が近接する複数の搬送波を帯域内損失が少なく帯域外減衰特性が急峻な帯域通過フィルタに通し、サーキュレータにより他の帯域通過フィルタを通過した搬送波を全反射させて合成することにより、近接する複数の搬送波を低損失で合成し、高効率な電力増幅を行うことができる。
【0028】
なお、本発明では、図3に示すように、電力増幅器301〜304にて周波数変換器201〜204から出力された各単一搬送波(f1/f2/f3/f4)を増幅し、増幅後に電力合成器205にて合成する構成としても良い。
【0029】
この場合、電力増幅器も狭帯域なシングルキャリアアンプを用いることができるので、電力増幅器自体を高効率化することができ、送信RF部を更に高効率化することができる。
【0030】
なお、上記実施の形態では、キャリア数が「4」の場合を例に説明したが、本発明はキャリア数に限定はない。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、帯域内損失が少なく帯域外減衰特性が急峻な帯域通過フィルタに通し、サーキュレータにより他の帯域通過フィルタを通過した搬送波を全反射させて合成することにより、近接する複数の搬送波を低損失で合成することができるので、電力増幅器の電力利得を上げる必要が無く、電力増幅器の効率を上げることができる。また、サーキュレータにより順次帯域通過フィルタを接続していく構成であるため、搬送波を追加する必要が発生した場合、容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電力合成器が搭載される基地局装置の構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係る電力合成器の内部構成を示すブロック図
【図3】上記実施の形態に係る電力合成器の内部構成を示すブロック図
【符号の説明】
104 送信RF部
201〜204 周波数変換器
205 電力合成器
206、301〜304 電力増幅器
209 電力合成器
251〜254 帯域通過フィルタ
261〜263 サーキュレータ
【発明の属する技術分野】
本発明は、周波数が近接する複数の搬送波の電力合成を行う電力合成器及び電力合成方法、これを用いる送信機、基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、移動体通信の利用者は増加しており、それらの端末を収容する移動体通信の基地局装置は、複数の搬送波を使用している。
【0003】
従来において、周波数が近接する複数の搬送波の電力合成には3dBカップラが用いられ、電力増幅器には複数の搬送波を同時増幅するマルチキャリアアンプが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来方式では、搬送波を電力合成する毎に3dBの電力損失が発生してしまうため、電力増幅器の電力利得を大幅に増やさなければならないという問題を抱えている。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、周波数が近接する複数の搬送波を低損失で合成し、高効率な電力増幅を行うことができる電力合成器及び電力合成方法、これを用いる送信機、基地局装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の電力合成器は、互いに異なる通過帯域を有する複数の帯域通過フィルタと、1又は複数のサーキュレータとを有し、第1の帯域通過フィルタと第2の帯域通過フィルタを第1のサーキュレータで接続し、第n(nは自然数)のサーキュレータと第n+2の帯域通過フィルタを第n+1のサーキュレータで順次接続し、第1から第n+1の帯域フィルタを通過した搬送波を第n+2の帯域通過フィルタ出力端で全反射させ、第n+2の帯域通過フィルタを通過した搬送波と合成する構成を採る。
【0007】
本発明の電力合成器における帯域通過フィルタは、超電導フィルタである構成を採る。
【0008】
これらの構成により、周波数が近接する複数の搬送波を低損失で合成することができるので、電力増幅器の電力利得を上げる必要が無く、電力増幅器の効率を上げることができる。
【0009】
本発明の送信機は、単一搬送波をそれぞれ増幅する複数の電力増幅器と、これらの電力増幅器で増幅された各搬送波を合成する上記いずれかの電力合成器と、を具備する構成を採る。
【0010】
本発明の基地局装置は、単一搬送波をそれぞれ増幅する複数の電力増幅器と、これらの電力増幅器で増幅された各搬送波を合成する上記いずれかの電力合成器と、を具備する構成を採る。
【0011】
これらの構成により、電力増幅器も狭帯域なシングルキャリアアンプを用いることができる。
【0012】
本発明の電力合成方法は、互いに異なる通過帯域を有する複数の帯域通過フィルタと、1又は複数のサーキュレータとを有し、第1の帯域通過フィルタと第2の帯域通過フィルタを第1のサーキュレータで接続し、第n(nは自然数)のサーキュレータと第n+2の帯域通過フィルタを第n+1のサーキュレータで順次接続し、複数の搬送波を前記各帯域通過フィルタに入力して電力合成を行う方法を採る。
【0013】
この方法により、周波数が近接する複数の搬送波を低損失で合成することができるので、電力増幅器の電力利得を上げる必要が無く、電力増幅器の効率を上げることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、周波数が近接する複数の搬送波を、超電導フィルタなどの帯域内損失が少なく帯域外減衰特性が急峻な帯域通過フィルタに通し、他の帯域通過フィルタを通過した搬送波を全反射させて合成することである。
【0015】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下において、キャリア数が「4」の場合を例に説明する。
【0016】
(実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る電力合成器が搭載される基地局装置の構成を示すブロック図である。
【0017】
図1に示す基地局装置100は、アンテナ101と、送受信共用器102と、受信RF部103と、送信RF部104と、ベースバンド信号処理部105と、有線伝送部106とから主に構成される。
【0018】
送受信共用器102は、アンテナ101に受信された信号を受信RF部103に出力し、送信RF部104の出力信号をアンテナ101から無線送信する。
【0019】
受信RF部103は、複数の搬送波の受信信号に対して、増幅、分離、ダウンコンバート(ベースバンドへの周波数変換)等の無線処理を施し、ベースバンド信号処理部105に出力する。
【0020】
送信RF部104は、ベースバンド信号処理部105の出力信号に対してアップコンバート(無線周波数への周波数変換)、合成、増幅等の無線処理を施し、送受信共用器102に出力する。この送信RF部104の中に本実施の形態に係る電力合成器が搭載される。
【0021】
ベースバンド信号処理部105は、受信RF部103から出力された受信信号に対して復調処理、誤り訂正復号化処理等を行い、得られた受信データを有線伝送部106に出力する。また、ベースバンド信号処理部105は、有線伝送部106から出力された送信データに対して誤り訂正符号化処理、フレーム化処理、変調処理等を行い、送信RF部104に出力する。
【0022】
有線伝送部106は、基地局装置と有線接続する図示しない上位局装置とのインターフェースの役割を担う。
【0023】
次に、送信RF部104の内部構成について図2を用いて説明する。図2に示すように、送信RF部104は、各系列の送信信号に対してアップコンバートを行う周波数変換器(TX)201〜204、各周波数変換器201〜204から出力された各搬送波を合成する電力合成器205と、電力合成器205で合成された搬送波を増幅する電力増幅器206とを有する。
【0024】
電力合成器205は、帯域通過フィルタ251〜254と、サーキュレータ261〜263とを有する。帯域通過フィルタ251〜254は、超電導フィルタなどの、帯域内損失が少なく帯域外減衰特性が急峻なフィルタである。
【0025】
電力合成器205において、帯域通過フィルタ251と帯域通過フィルタ252を、サーキュレータ261で接続する。このとき帯域通過フィルタ251を通過した搬送波f1が、帯域通過フィルタ252の方向へ進行する向きにサーキュレータ261を接続する。帯域通過フィルタ252の帯域外インピーダンスは無限大になっており、搬送波f1は帯域通過フィルタ252の出力端で全反射され、帯域通過フィルタ252を通過した搬送波f2と共にサーキュレータ261から出力される。従って、サーキュレータ261の出力は、搬送波f1とf2が電力合成された状態になる。
【0026】
同様に、サーキュレータ261と帯域通過フィルタ253を、サーキュレータ262で接続することにより、サーキュレータ262の出力は、搬送波f1、f2、f3が電力合成された状態になり、更に、サーキュレータ262と帯域通過フィルタ254を、サーキュレータ263で接続すれば、サーキュレータ263の出力は、搬送波f1、f2、f3、f4が電力合成された状態になる。
【0027】
このように、周波数が近接する複数の搬送波を帯域内損失が少なく帯域外減衰特性が急峻な帯域通過フィルタに通し、サーキュレータにより他の帯域通過フィルタを通過した搬送波を全反射させて合成することにより、近接する複数の搬送波を低損失で合成し、高効率な電力増幅を行うことができる。
【0028】
なお、本発明では、図3に示すように、電力増幅器301〜304にて周波数変換器201〜204から出力された各単一搬送波(f1/f2/f3/f4)を増幅し、増幅後に電力合成器205にて合成する構成としても良い。
【0029】
この場合、電力増幅器も狭帯域なシングルキャリアアンプを用いることができるので、電力増幅器自体を高効率化することができ、送信RF部を更に高効率化することができる。
【0030】
なお、上記実施の形態では、キャリア数が「4」の場合を例に説明したが、本発明はキャリア数に限定はない。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、帯域内損失が少なく帯域外減衰特性が急峻な帯域通過フィルタに通し、サーキュレータにより他の帯域通過フィルタを通過した搬送波を全反射させて合成することにより、近接する複数の搬送波を低損失で合成することができるので、電力増幅器の電力利得を上げる必要が無く、電力増幅器の効率を上げることができる。また、サーキュレータにより順次帯域通過フィルタを接続していく構成であるため、搬送波を追加する必要が発生した場合、容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電力合成器が搭載される基地局装置の構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係る電力合成器の内部構成を示すブロック図
【図3】上記実施の形態に係る電力合成器の内部構成を示すブロック図
【符号の説明】
104 送信RF部
201〜204 周波数変換器
205 電力合成器
206、301〜304 電力増幅器
209 電力合成器
251〜254 帯域通過フィルタ
261〜263 サーキュレータ
Claims (5)
- 互いに異なる通過帯域を有する複数の帯域通過フィルタと、1又は複数のサーキュレータとを有し、第1の帯域通過フィルタと第2の帯域通過フィルタを第1のサーキュレータで接続し、第n(nは自然数)のサーキュレータと第n+2の帯域通過フィルタを第n+1のサーキュレータで順次接続し、第1から第n+1の帯域フィルタを通過した搬送波を第n+2の帯域通過フィルタ出力端で全反射させ、第n+2の帯域通過フィルタを通過した搬送波と合成することを特徴とする電力合成器。
- 帯域通過フィルタは、超電導フィルタであることを特徴とする請求項1記載の電力合成器。
- 単一搬送波をそれぞれ増幅する複数の電力増幅器と、これらの電力増幅器で増幅された各搬送波を合成する請求項1又は請求項2のいずれかに記載の電力合成器と、を具備することを特徴とする送信機。
- 単一搬送波をそれぞれ増幅する複数の電力増幅器と、これらの電力増幅器で増幅された各搬送波を合成する請求項1又は請求項2に記載の電力合成器と、を具備することを特徴とする基地局装置。
- 互いに異なる通過帯域を有する複数の帯域通過フィルタと、1又は複数のサーキュレータとを有し、第1の帯域通過フィルタと第2の帯域通過フィルタを第1のサーキュレータで接続し、第n(nは自然数)のサーキュレータと第n+2の帯域通過フィルタを第n+1のサーキュレータで順次接続し、複数の搬送波を前記各帯域通過フィルタに入力して電力合成を行うことを特徴とする電力合成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002300721A JP2004140445A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | 電力合成器、送信機、基地局装置及び電力合成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002300721A JP2004140445A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | 電力合成器、送信機、基地局装置及び電力合成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004140445A true JP2004140445A (ja) | 2004-05-13 |
Family
ID=32449334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002300721A Pending JP2004140445A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | 電力合成器、送信機、基地局装置及び電力合成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004140445A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016184856A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 三菱電機株式会社 | 周波数帯域合成増幅器 |
US10250204B2 (en) | 2015-06-08 | 2019-04-02 | Nec Corporation | Power amplification device and television signal transmission system |
US10361661B2 (en) | 2015-09-01 | 2019-07-23 | Nec Corporation | Power amplification apparatus and television signal transmission system |
-
2002
- 2002-10-15 JP JP2002300721A patent/JP2004140445A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016184856A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 三菱電機株式会社 | 周波数帯域合成増幅器 |
US10250204B2 (en) | 2015-06-08 | 2019-04-02 | Nec Corporation | Power amplification device and television signal transmission system |
US10587230B2 (en) | 2015-06-08 | 2020-03-10 | Nec Corporation | Power amplification device and television signal transmission system |
EP3661052A1 (en) | 2015-06-08 | 2020-06-03 | NEC Corporation | Power amplification device and television signal transmission system |
US10361661B2 (en) | 2015-09-01 | 2019-07-23 | Nec Corporation | Power amplification apparatus and television signal transmission system |
US10498293B2 (en) | 2015-09-01 | 2019-12-03 | Nec Corporation | Power amplification apparatus and television signal transmission system |
US10873298B2 (en) | 2015-09-01 | 2020-12-22 | Nec Corporation | Power amplification apparatus and television signal transmission system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6567648B1 (en) | System combining radio frequency transmitter and receiver using circulator and method for canceling transmission signal thereof | |
US20070066345A1 (en) | Dual mode front end module and mobile terminal having the same | |
WO2011119460A1 (en) | Multiband simultaneous transmission and reception front end architecture | |
CA2580673A1 (en) | Cellular network low noise amplifiers for use with multiple frequencies | |
US7366480B2 (en) | Radio communication device | |
JP2013214828A (ja) | 無線装置 | |
CN101729081A (zh) | 双频带接收系统及其应用的电子装置 | |
US20080169878A1 (en) | Low loss combiner for narrowband and wideband rf signals | |
JP2004140445A (ja) | 電力合成器、送信機、基地局装置及び電力合成方法 | |
JP4075759B2 (ja) | 送受信フィルタ装置および通信装置 | |
US6418302B1 (en) | Wireless device | |
RU2002132640A (ru) | Способ и устройство радиоподавления каналов связи | |
US6211732B1 (en) | Comb linear amplifier combiner (CLAC) | |
EP2178219A1 (en) | A method for broadband matching and a network element thereof | |
KR100204266B1 (ko) | 코드분할다원접속 디지탈 셀룰라 이동통신용 중계기 | |
JPH08256101A (ja) | 無線中継増幅装置 | |
US20030058891A1 (en) | Low noise transmitter architecture using foldover selective band filtering and method thereof | |
KR20080105803A (ko) | 이동통신시스템의 중계기 | |
CN111064481A (zh) | 一种信号处理装置及设备 | |
KR100854684B1 (ko) | 이동통신 기지국용 tdd 시스템 | |
CN110620591A (zh) | 一种频段分离设备 | |
EP1499028A1 (en) | Mobile communication device | |
KR101030979B1 (ko) | 기지국용 주파수 변환 장치 | |
KR100597481B1 (ko) | 두개의 송신 대역을 가진 듀플렉서를 구비한 무선통신단말기의 송수신 장치 | |
JPH10112678A (ja) | 帯域一括選択形無線中継増幅装置 |