JP2004139237A - Name matching method, name matching system, accounting method and accounting system - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の品目毎の顧客情報が保存された複数の個別テーブルを有するデータベースの名寄せ方法および名寄せシステム並びにこのデータベースを用いた会計処理方法および会計処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、顧客名簿が膨大になると、これをコンピュータシステムのデータベースに保存して、管理することが行われている。この場合、データベースは、各営業品目毎のテーブルを有し、営業品目毎に顧客名簿を管理することが広く行われている。このようなシステムでは、同じテーブル中に同一人の顧客データが複数存在することがある。この場合、顧客情報の管理が複雑になるので、同一の顧客情報を抽出して一つの情報にまとめる、所謂名寄せが行なわれている(例えば、特許文献1参照)。また、このように名寄せされたデータベースを、保険の保険料割戻し業務などに用いることも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−192053号公報
【特許文献2】
特開2001−256351号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、顧客情報管理を行なう場合、顧客の氏名は、各営業品目や、これを取り扱う複数の事務所単位で管理している。この場合、各事務所における管理方法が細部で異なっていたり、営業品目毎に顧客情報の収集項目が異なったりするため、これら事務所や営業品目毎に共通して顧客を管理するための名寄せを行うことが難しかった。
【0005】
このため、顧客管理は事務所や営業品目毎に行われており、顧客情報に基づく各種事務処理業務は、煩雑になり、非効率的であった。
【0006】
また、この名寄せは、顧客情報のどの項目を抽出対象とするか等を定めた、名寄せルールに基づいて行われる。この名寄せルールは人為的に決めるものであるが、この名寄せルールが厳しすぎると、本来、同一顧客として抽出されるべき顧客が漏れてしまうことがある。また、反対に名寄せルールが緩い場合は、別人が同一顧客として抽出されてしまうことがある。このため、名寄せルールが適切かを判断できることが重要である。
【0007】
本発明の目的は、複数の事務所毎に管理され、或いは、複数の営業品目毎に管理されることにより、複数のデータベースに重複して存在する顧客データを、共通の顧客情報として管理するための名寄せ方法および名寄せシステムを提供することにある。
【0008】
また、本発明の他の目的は、名寄せされたデータベースを用いて、顧客への還付・充当を容易に判断できる会計処理方法および会計処理システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による名寄せ方法は、複数の品目毎の顧客情報が保存された複数の個別テーブルを有するデータベースの名寄せ方法であって、予め設定された品目単位の名寄せルールのうち、該当する名寄せルールに従って、個別テーブル内の同一と判断される顧客情報を抽出して共通のグループ番号を採番すると共に、抽出されない他のすべての顧客情報に対しても個別にグループ番号を採番するテーブル毎の名寄せを行い、前記グループ番号が付されたテーブル毎のグループに対し、予め設定された品目間の名寄せルールを用い、同一と判断されるグループを抽出して共通番号を採番すると共に、抽出されない他のすべてのグループに対しても個別に共通番号を採番するテーブル間の名寄せを行い、前記共通番号を付された全グループの顧客情報を、共通番号と共に共通テーブルに保存することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の名寄せ方法では、各個別テーブルの、共通番号が付された全グループの顧客情報を候補者リストテーブルに候補者としてコピーし、このコピーされた候補者から、品目間の名寄せルールとは判断基準の異なる候補者ルールに従って、同一と判断される候補者を抽出し、抽出した候補者に候補者番号を付番するようにしてもよい。
【0011】
本発明による名寄せシステムは、複数の品目毎の顧客情報が保存された複数の個別テーブルを有するデータベースの名寄せシステムであって、予め設定された品目単位の名寄せルールのうち、該当する名寄せルールに従って、個別テーブル内の同一と判断される顧客情報を抽出して共通のグループ番号を採番すると共に、抽出されない他のすべての顧客に対しても個別にグループ番号を採番するテーブル毎の名寄せ手段と、前記グループ番号が付されたテーブル毎のグループに対し、予め設定された品目間の名寄せルールを用い、同一と判断されるグループを抽出して共通番号を採番すると共に、抽出されない他のすべてのグループに対しても個別に共通番号を採番するテーブル間の名寄せ手段と、前記共通番号を付された全グループの顧客情報を、共通番号と共に保存する共通テーブルとを備えたことを特徴とする。
【0012】
また、本発明の名寄せシステムでは、各個別テーブルの、共通番号が付された全グループの顧客情報が候補者としてコピーされた候補者リストテーブルと、これらコピーされた候補者から、品目間の名寄せルールとは判断基準の異なる候補者ルールに従って同一と判断される候補者を抽出し、抽出された候補者のグループ毎に候補者番号を付番する候補者リスト作成手段とを設けてもよい。
【0013】
本発明による会計処理方法は、複数の品目毎に設けられた複数の個別テーブルにそれぞれ保存された顧客データから、同一と判断された顧客情報を抽出して名寄せし、この名寄せされた共通の顧客情報を保存している共通テーブルを有する共通顧客データベースを用い、顧客に対する請求額を決定し出力する請求システムから顧客に対して請求額が出力されると、前記共通顧客データベースによって顧客を特定し、この特定された顧客情報で、各品目毎の顧客からの収入金額を保存しておく収入データベースおよび各品目毎の顧客の滞納金額を保存しておく滞納データベースを検索し、収入金額が請求金額を上回った場合、上回った金額を顧客に還付するか、滞納金額が存在する場合は滞納金額に充当するか、を通知することを特徴とする。
【0014】
本発明による会計処理システムは、複数の品目毎に設けられた複数の個別テーブルにそれぞれ保存された顧客データから、同一の顧客データを抽出して名寄せし、この名寄された共通の顧客情報を保存している共通テーブルを有する共通顧客データベースと、顧客に対する請求額を決定し出力する請求システムと、各品目毎の顧客からの収入金額を保存しておく収入データベースと、各品目毎の顧客の滞納金額を保存しておく滞納データベースと、前記請求システムから顧客に対して請求額が出力されると、前記共通顧客データベースによって顧客を特定し、特定された顧客情報で収入データベースおよび滞納データベースを検索し、収入金額が請求金額を上回った場合、上回った金額を顧客に還付するか、滞納金額が存在する場合は滞納金額に充当するか、の通知を発行する還付・充当処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
上述した、本発明による名寄せ方法および名寄せシステムでは、複数の品目毎に設けられ、それぞれ顧客情報が保存された複数の個別テーブル内で、それぞれ品目単位の名寄せルールに従ってテーブル毎の名寄せを行い、次に、品目間の名寄せルールに従ってテーブル間の名寄せを行う。そして、名寄せされ、共通番号を付された全グループの顧客情報を、共通番号と共に共通テーブルに保存するので、各事務所における管理方法が細部で異なったり、営業品目毎に顧客情報の収集項目が異なったりしていても、これら事務所や営業品目毎に共通して顧客を管理するための名寄せを行うことができる。
【0016】
また、本発明による会計処理方法および会計処理システムでは、名寄せされた共通の顧客情報が保存されている共通顧客データベースを用い、請求システムから顧客に対して請求額が出力されたとき、前記共通顧客データベースによって顧客を特定し、特定された顧客情報で収入データベースおよび滞納データベースを検索する。その結果、収入金額が請求金額を上回った場合、上回った金額を顧客に還付するか、滞納金額が存在する場合は滞納金額に充当するか、の通知を発行する。このため、請求金額に対し、全品目をスルーして、収入金額と滞納金額とを管理でき、効率的な会計管理を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による名寄せ方法および名寄せシステムの一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明を納税システムに適用した場合の実施の形態を模式的に説明する機能ブロック図である。
【0019】
図1において、11は複数の品目(ここでは納税システムを対象としているため、税目となる)毎に設けられた顧客のデータベースで、税目(例えば、自動車税A、事業所税B、固定資産税C、不動産取得税D、・・・等)毎に設けられている。これら各データベース11は、各税目毎に納税者のあて名を保存した個別テーブル(以下、個別あて名テーブルとする)を有する。
【0020】
ここで、各個別あて名テーブルは、税目毎に対応して設けられており、例えば自動車税Aに関するあて名テーブルには、自動車税Aを納入した納税者のあて名が保存されている。この場合、同じ自動車税であっても、納税した事務所が異なると、同一納税者に対し、各事務所でそれぞれ氏名コードを設定するので、自動車税Aの個別あて名テーブル内には、同一納税者に対する異なった氏名コードが複数存在することとなる。
【0021】
また、税目が異なれば、通常は税目毎に納税者コードを設定するので、各個別テーブルには、その税目A,B,C,・・・毎に設定された同一納税者に対する異なった氏名コードが存在する。例えば、納税者Xさんが、自動車税Aと事業所税Bを納税した場合、自動車税Aの個別あて名テーブルと事業所税Bの個別あて名テーブルには、それぞれ納税者Xさんが異なった氏名コードで存在する。
【0022】
このように、同じ税目の個別あて名テーブル内に、事務所の違いにより同一納税者が異なる氏名コードで存在すると共に、異なる税目の各個別あて名テーブル間にも、税目毎に設定された同一納税者の異なる氏名コードが存在する。そこで、名寄せを行って、税目にかかわらず、同一の納税者については、共通のあて名を設定することにより納税者に対する事務処理を効率化する必要がある。
【0023】
この名寄せは、名寄せ処理手段12により、名寄せルール13に従って行う。この名寄せは、税目A,B,C,・・・毎に、それらの個別あて名テーブル内で行う第一段階(テーブル毎の名寄せ)と、税目A,B,C,・・・間に渡って、それらの個別あて名テーブル間で行う第二段階(テーブル間の名寄せ)とがあり、名寄せルール13は、テーブル毎(税目毎)の名寄せルールと、テーブル間(税目間)の名寄せルールとをそれぞれ持っている。
【0024】
この2段階の名寄せを経て、各税目間で共通のあて名となった納税者データは、共通あて名データベース14に保存される。
【0025】
名寄せ処理手段12は、この他に、名寄せルールが適切化を判断するための候補者リスト15を、候補者ルール16に従って作成する。
【0026】
この名寄せの詳細を図2および図3により説明する。図2において、11Aは自動車税Aの個別あて名テーブルで、納税者毎のデータ項目を示している。11Bは事業所税Bの個別あて名テーブルで、同じく納税者毎のデータ項目を示している。テーブル11A,11Bは、これら納税者毎のデータ項目を、全納税者分蓄積している。
【0027】
第一段階の税目毎の名寄せでは、まず、個別あて名テーブル11A,11B毎に、名寄せのキーを設定する。第一段階は、各テーブル11A,11B内での名寄せのため、各データ項目のうち、No.1以外の項目は、基本的にすべて名寄せのキーに使うことができる。実際には、必須入力項目や入力値が安定している項目を名寄せキーに用いる。
【0028】
例えば、自動車税Aでは、データ項目としてNo.0〜No.13の項目があるが、必須項目は、住所や氏名の項目であるNo.3,4,5およびNo.11である。これらの項目は入力値も安定している。すなわち、氏名には、苗字と名前の間にスペースは絶対に入らない、また都道府県命では必ず「県」まで入力されている等、入力値は安定している。そこで、自動車税Aでは、これらの項目No.3,4,5およびNo.11を名寄せキーとして用いる。
【0029】
ここで、どの項目を名寄せのキーにするかを定めたものが、図1における名寄せルール13である。
【0030】
図2の矢印イで示す第一段階では、上述の名寄せルールに従って、個別あて名テーブル11Aを検索し、上記名寄せキーとなる項目が同一の氏名コードを、グループA1,A2,A3とグルーピングする。この第一段階の名寄せ(矢印イ)は、税目の異なる個別あて名テーブル11Bについても同様に行い、名寄せキー項目が同一の氏名コードを、グループB1,B2,B3とグルーピングする。
【0031】
次に、矢印ロで示す第二段階の名寄せを行う。ここで、個別あて名テーブル11A,11Bのデータ項目は、税目毎に設定されたため、一部異なっている。そこで、名寄せキーとしては、両税目A,Bに共通のデータ項目を用いる。例えば、税目Aのデータ項目No.2,3,4,5,6,11,12と税目Bのデータ項目No.2,4,5,6,12,15,16は共通項目であり、これらから名寄せキーを定める。
【0032】
第二段階(ロ)ではテーブル11A,11B間の名寄せキーを定めた名寄せルールに従い、テーブル11A,11B間の名寄せを行う。図の例では、税目AのグループA1と税目BのグループB2とが共通あて名と名寄せされている。同じく、税目AのグループA3と税目BのグループB1とが共通あて名と名寄せされている。税目AのグループA2および税目BのグループB3はそのまま共通あて名となっている。
【0033】
上述した名寄せによる共通あて名作成手順を図3により説明する。なお、図中14Aは、図1で示した共通あて名データベース14の共通あて名テーブルであり、11A,11Bは、図3で示した税目AおよびBの個別あて名テーブルである。
【0034】
図3(a)は名寄せの第一段階を示しており、税目Aの個別あて名テーブル11Aと税目Bの個別あて名テーブル11Bとでそれぞれテーブル毎の名寄せが行われている。図中Cは共通番号を示し、Grはグループ番号を示している。
【0035】
図3(a)において、個別あて名テーブル11Aでは、図2で説明した名寄せルールに従い、所定の名寄せのキー項目を検索する。その結果、○○区のXさんと判断される氏名コードが3つあり、これらをA1グループとしてグルーピングするため番号A1を採番する。この名寄せを繰り返すことにより、図3(b)で示すように、個別あて名テーブル11Aには、△△区のXさんと判断される氏名コードが2つあり、また、○○区のYさんと判断される氏名コードが1つあり、これらをグルーピングするため番号A3およびA2を採番する。
【0036】
このテーブル毎(税目毎)の名寄せは、税目Bの個別あて名テーブル11Bでも同様に行われる。その結果、個別あて名テーブル11Bには、図3(a)(b)で示すように、△△区のXさんと判断される氏名コードが3つあり、また、○○区のXさんと判断される氏名コードが2つあり、さらに、●●区のYさんと判断される氏名コードが1つあり、これらをグルーピングするため番号B1、B2およびB3を採番する。
【0037】
次に、第二段階である異なる税目A,B間(異なるテーブル11A,11B間)の名寄せを行う。すなわち、図3で説明した、テーブル11A,11B間で共通のデータ項目から名寄せキーを設定した名寄せルールを用いて、テーブル11A,11Bを検索する。その結果、テーブル11AにおけるグループA1とテーブル11BにおけるグループB2とが、それぞれ○○区のXさん氏名データであることが認識されるので、これらのグループA1,B2に共通番号▲1▼を採番する。そして、採番した共通番号と氏名コードとを、共通あて名テーブル14aに保存する。
【0038】
以下、同様にして、他のグループにも、図3(c)で示すように、共通番号を採番し、共通あて名テーブル14Aに保存する。すなわち、テーブル11AのグループA2はテーブル11Bには存在しないことが確認され、共通番号▲2▼を採番する。テーブル11AのグループA3とテーブル11BのグループB1とが、それぞれ△△区のXさんであることが認識されるので、共通番号▲3▼を採番する。さらに、テーブル11BのグループB3はテーブル11Aには存在しないことが確認され、共通番号▲4▼を採番する。これら共通番号を付したグループは、共通番号と氏名コードとが、共通あて名テーブル14Aに保存され、名寄せを終了する。
【0039】
このように名寄せを行うことにより、同じ税目の個別あて名テーブル内に存在する、同一納税者に対する異なる氏名コードや、異なる税目の各個別あて名テーブル間に存在する、同一納税者に対する異なる氏名コードを、共通番号(共通あて名)で管理することができる。このため、事務処理を効率化できる。特に、共通番号で各税目のデータベースを検索すれば、ある納税者がどの税目について納税を行なっているかを、一括して抽出することができる。
【0040】
次に、名寄せに用いる名寄せルールが適切かを判断するための候補者リスト作成手順を図4を用いて説明する。
【0041】
図4において、11A,11Bは、図3と同様に、税目A、税目Bの個別あて名テーブルで、これらは、図1で示した所定の名寄せルール13により既に名寄せ済である。15Aは、図1で示した候補者リスト15のテーブルで、上記名寄せされたテーブル11A,11Bの全レコードがコピーされている。
【0042】
この候補者リストテーブル15Aにコピーされている全レコードを、図1で示した候補者ルール16によって図4(a)で示すように検索し、同一人と判定されたレコードに、図4(b)で示すように、候補者番号を付す。この候補者ルール16は、基本的には名寄せルール13と同趣旨のものであるが、判断基準が異なる。
【0043】
ここで、名寄せルール13は、図2で説明したように、各個人データのどの項目を名寄せキーとするかを定めたものであり、その判断基準が厳しすぎると(名寄せキーとなるデータ項目が多すぎる場合等)、本来同一人と判断されるべき人が抽出されないことがある。また、反対に判断基準が緩すぎると(名寄せキーとなるデータ項目が少なすぎる場合等)、別人を同一人として抽出することがある。そこで、名寄せルール13とは判断基準を変えた候補者ルール16を用い、各個別テーブル11A,11Bを検索し、同一と判断される候補者を抽出する。
【0044】
図の例では、名寄せルール13より判断基準を緩くした候補者ルール16を用いている。このため、名寄せルール13では、個別あて名テーブル11A内において、グループA1とは別人の、○○区のYさんと判断され、グループ番号A2が付されたレコードが、候補者ルールで16では、グループA1と同じと判断され、グループA1と同一の候補者番号[1]が付されている。他のレコードについても、候補者ルールによる検索を実行し、図4(c)で示すように候補者番号をそれぞれ付番する。
【0045】
このようにして候補者リスト15を作成した後、候補者リストの内容から名寄せルール13が適切かを、人為的に判断する。すなわち、候補者ルール16により、同一グループと判断された候補者○○区のYさんが、○○区のXさんと真に同一か否かは、候補者リスト15を用いて人が判断する。その結果、同一人と判断された場合は、名寄せルール13が厳しすぎると判断されるので、名寄せルール13を、例えば、候補者ルール16に近い内容に変更する。また、同一人ではないと判断された場合は、名寄せルール13が適切であったと判断される。
【0046】
なお、名寄せルール13より判断基準の厳しい候補者ルール16を用いて候補者リスト15を作成してもよい。
【0047】
このように、名寄せルール13とは判断基準の異なる候補者ルール16を用いて、候補者リスト15を作成することにより、名寄せルール13が適切かを判断でき、より効果的な名寄せが可能となる。
【0048】
次に、名寄せされた共通あて名データベース14を用いた会計処理システムを、図5により説明する。この会計処理システムは、本発明を税金の還付・充当に適用した例である。
【0049】
図5の会計システムにおいて、17は還付・充当処理手段で、図示しないコンピュータのCPUによって、予め設定された充当ルール18に従って、後述する還付・充当処理を実行する。19は収入データベース、20は滞納データベースで、各納税者の納税額と滞納額とが、それぞれ税目毎に記憶されており、これらの情報を還付・充当処理手段17に提供する。また、還付・充当処理手段17には、前記共通あて名データベース14から、納税者に関する共通あて名情報が供給される。
【0050】
22は各税目システム(請求システム)で、納税者からの申告等に基づき、各納税者が収めなくてはならない税額を税目毎に決定し、調定額として出力する。この調定額に関する情報は、還付・充当処理手段17に与えられる。23は還付・充当画面で、還付・充当処理手段17で演算された、前記調定額に対する還付・充当情報が図示のように表示される。
【0051】
上記構成において、各税目システム22は、前述のように、納税者からの申告等に基づき各税目について、調定額を決定し、還付・充当処理手段17に出力する。還付・充当処理手段17では、調定額の決定された納税者の共通あて名を、共通あて名データベース14から抽出し、この共通あて名を用いて、まず、収入データベース19を検索する。そして、調定額と収入データベース19に格納されている既に支払われている額とを比較し、過誤納分を算出する。
【0052】
その結果、納税者に対する還付金が有る場合は、滞納データベース20を検索し、同じ共通あて名番号の滞納情報があれば、還付情報と共に画面23に表示する。この場合、還付金額で支払える範囲の滞納分を自動選択して表示する。また、古い滞納のほうが延滞金の率が高くなっているので優先的に表示する。図の例では、還付金額が12300円であり、滞納分のうち、還付金額の範囲で充当可能な滞納情報として調停年月日の古い、税目:○○○税、調停年月日:2001/1/1、滞納額:10000円と、税目:□□□税、調停年月日:2001/4/1が表示されている。
【0053】
税務担当者は、この還付・充当画面23に基づき還付充当通知書24を作成し、該当する納税者に対し、確認を得るため通知する。その結果、所定期限内に異議申し立てが無ければ充当の決定処理を行なう。また、還付・充当処理手段17は、決定処理された還付・充当情報を、収入データベース19および滞納データベース20に反映させる。
【0054】
このように、名寄せされた共通あて名データベースを用いることにより、複数の税目に跨って収入状況および滞納状況を一括して管理することができる。したがって、調定額に対する還付・充当処理を、従来、各税目個々に行なっていいたものが、各税目を跨って一括処理することができ、税務処理を効率化すると共に、納税者に対するサービスを向上することができる。
【0055】
上記実施の形態では、会計処理の例として、税金の還付・充当システムを示したが、税金に限らず、料金予納制度やポイント制度のある商品販売における会計処理システムに広く活用することができる。
【0056】
また、上記実施の形態は税務システムに適用した例なので、納税者のあて名を名寄せした共通あて名データベースについて説明したが、他の商品販売システムに適用した場合は、顧客情報を名寄せして共通顧客番号を付した、共通テーブルを有する共通顧客データベースとしてそのまま使用することができる。同様に、図5において請求システム22として各税目システムを例示したが、税目に限らず顧客に対する請求額を決定し出力するものであればよい。
【0057】
【発明の効果】
本発明による名寄せ方法および名寄せシステムによれば、複数のデータベース個々に、重複して保存されている顧客データを、共通の顧客情報データタベースに保存することにより一元化して管理することが可能となる。また、候補者リストを作成すれば、名寄せルールの適正化を図ることもできる。
【0058】
さらに、本発明による会計処理方法および会計処理システムによれば、名寄せされたデータベースを用いて、顧客への還付・充当一括管理できるので、処理の効率化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による名寄せシステムの一実施の形態を示すシステム構成図である。
【図2】同上一実施の形態における個別テーブルのデータ項目およびこのデータ項目を用いた名寄せの過程を示す図である。
【図3】同上一実施の形態における共通テーブル作成手順を説明する図である。
【図4】同上一実施の形態における候補者リスト作成手順を説明する図である。
【図5】本発明による会計処理システムの一実施の形態を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
11 データベース
11A,11B,11C,11D,11E,11F 税目毎の個別テーブル
12 名寄せ手段
13 名寄せルール
14 共通顧客データベース
14A 共通テーブル
15 候補者リスト
16 候補者ルール
17 還付・充当処理手段
19 収入データベース
20 滞納データベース
22 請求システム[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a name identification method and a name identification system for a database having a plurality of individual tables storing customer information for a plurality of items, and an accounting method and an accounting processing system using the database.
[0002]
[Prior art]
Generally, when a customer list becomes enormous, it is stored in a database of a computer system and managed. In this case, the database has a table for each business item, and it is widely used to manage a customer list for each business item. In such a system, a plurality of customer data of the same person may exist in the same table. In this case, since the management of customer information becomes complicated, so-called name identification, in which the same customer information is extracted and combined into one piece of information, is performed (for example, see Patent Document 1). It has also been proposed to use the database named in this manner for insurance premium rebate operations (for example, see Patent Document 2).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-7-192053
[Patent Document 2]
JP 2001-256351 A
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In general, when managing customer information, the name of the customer is managed for each business item or for a plurality of offices handling the business item. In this case, the management method in each office differs in detail, and the collection items of customer information differ for each business item, so the name identification for managing customers in common for each office and business item is performed. It was difficult to do.
[0005]
For this reason, customer management is performed for each office or business item, and various paperwork based on customer information is complicated and inefficient.
[0006]
The merging is performed based on a merging rule that determines which items of the customer information are to be extracted. The name identification rule is determined artificially. However, if the name identification rule is too strict, customers who should be originally extracted as the same customer may be leaked. On the other hand, if the name identification rules are loose, another person may be extracted as the same customer. Therefore, it is important to be able to determine whether the name identification rule is appropriate.
[0007]
An object of the present invention is to manage customer data redundantly present in a plurality of databases as common customer information by being managed for each of a plurality of offices or for each of a plurality of business items. It is an object of the present invention to provide a name identification method and a name identification system.
[0008]
Another object of the present invention is to provide an accounting processing method and an accounting processing system that can easily judge whether a customer is refunded or assigned by using a collated database.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The merging method according to the present invention is a merging method of a database having a plurality of individual tables in which customer information for each of a plurality of items is stored, and among merging rules set in advance for each item, according to a corresponding merging rule, Extract the customer information that is determined to be the same in the individual table and assign a common group number, and also assign a group number individually to all other customer information that is not extracted. Then, for the group for each table to which the group number is assigned, a group determined to be the same is extracted by using a preset name identification rule between items, a common number is assigned, and other unextracted groups are extracted. A common name is also assigned between tables that individually assign a common number to all groups, and customer information of all groups assigned the common number is provided. , Characterized in that stored in the common table with a common number.
[0010]
Further, in the merging method of the present invention, the customer information of all the groups with the common number in each individual table is copied as a candidate to a candidate list table, and the merging rule between the items is copied from the copied candidate. According to a candidate rule having a different criterion, a candidate determined to be the same may be extracted, and a candidate number may be assigned to the extracted candidate.
[0011]
The merging system according to the present invention is a merging system for a database having a plurality of individual tables in which customer information for each of a plurality of items is stored, and among merging rules set in advance for each item, according to a corresponding merging rule, A name identification unit for each table that extracts customer information determined to be identical in the individual table and assigns a common group number, and also assigns a group number individually to all other customers not extracted With respect to the group of each table to which the group number is assigned, a group determined to be the same is extracted by using a preset merging rule between items, a common number is assigned, and all other groups not extracted are extracted. Means for assigning a common number to each of the groups for each of the groups, and the customers of all the groups assigned the common number The distribution, characterized in that a common table for saving with a common number.
[0012]
Further, in the name identification system of the present invention, a candidate list table in which customer information of all groups with a common number assigned to each individual table is copied as a candidate, and a name comparison between items is performed from the copied candidates. There may be provided a candidate list creating means for extracting candidates determined to be the same according to a candidate rule having a different criterion, and assigning a candidate number to each group of the extracted candidates.
[0013]
The accounting method according to the present invention extracts customer information determined to be the same from customer data stored in a plurality of individual tables provided for each of a plurality of items and merges the customer information. Using a common customer database having a common table storing information, when the billing amount is output to the customer from the billing system that determines and outputs the billing amount for the customer, the customer is identified by the common customer database, With the specified customer information, a search is made for an income database that stores the amount of income from the customer for each item and a delinquency database that stores the amount of delinquency for the customer for each item, and the amount of income indicates the amount charged. If the amount exceeds the amount, the customer is notified of whether the excess amount is to be refunded to the customer or, if there is a delinquent amount, whether to apply to the delinquent amount.
[0014]
The accounting processing system according to the present invention extracts the same customer data from the customer data stored in each of a plurality of individual tables provided for each of a plurality of items, performs name matching, and stores this common customer information that has been provided. A common customer database having a common table, a billing system for determining and outputting the billing amount for the customer, a revenue database for storing the amount of revenue from the customer for each item, and a delinquency of the customer for each item A delinquent database that stores the amount of money, and when the billing amount is output to the customer from the billing system, the customer is identified by the common customer database, and the income database and the delinquent database are searched with the identified customer information. If the amount of income exceeds the amount billed, the excess amount will be returned to the customer or, if there is a delinquent amount, the delinquent amount Appropriated to or, characterized in that a refund-appropriated processing means for issuing a notification.
[0015]
In the above-described name identification method and name identification system according to the present invention, in a plurality of individual tables provided for each of a plurality of items and each of which stores customer information, name identification for each table is performed according to the name identification rule for each item. Next, merging between tables is performed in accordance with merging rules between items. Then, the customer information of all groups that have been named and assigned a common number are stored in a common table together with the common number, so that the management method in each office differs in details, and the collection items of the customer information for each business item are different. Even if they are different, it is possible to perform name identification for managing customers in common for each of these offices and business items.
[0016]
Further, in the accounting method and the accounting system according to the present invention, when the billing system outputs the billing amount to the customer, the common customer database is used to store the identified common customer information. The customer is identified by the database, and the income database and the delinquent database are searched with the identified customer information. As a result, when the income amount exceeds the billing amount, a notification is issued as to whether the excess amount is refunded to the customer or, if there is a delinquent amount, applied to the delinquent amount. For this reason, the amount of income and the amount of delinquency can be managed through all items with respect to the billed amount, and efficient accounting management can be performed.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a name identification method and a name identification system according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0018]
FIG. 1 is a functional block diagram schematically illustrating an embodiment in which the present invention is applied to a tax payment system.
[0019]
In FIG. 1,
[0020]
Here, each individual address table is provided corresponding to each tax item. For example, in the address table relating to the automobile tax A, the address of the taxpayer who has delivered the automobile tax A is stored. In this case, even if the same automobile tax is paid to different offices, the same taxpayer will be assigned a full name code at each office. There will be multiple different name codes for the person.
[0021]
If the tax item is different, a taxpayer code is usually set for each tax item. Therefore, in each individual table, a different name code for the same taxpayer set for each of the tax items A, B, C,. Exists. For example, when the taxpayer X pays the automobile tax A and the business tax B, the taxpayer X has different name codes in the individual address table of the automobile tax A and the individual address table of the business tax B, respectively. Exists in.
[0022]
As described above, in the individual address table for the same tax item, the same taxpayer exists with a different name code due to a difference in the office, and the same taxpayer set for each tax item also exists between the individual address tables for the different tax items. There are different name codes. Therefore, it is necessary to streamline the paperwork for taxpayers by performing name identification and setting a common address for the same taxpayer regardless of tax items.
[0023]
This name identification is performed by the name identification processing means 12 in accordance with the
[0024]
Taxpayer data that has become a common address between the respective tax items through the two-stage name matching is stored in the
[0025]
In addition, the name
[0026]
Details of this name identification will be described with reference to FIGS. In FIG. 2, reference numeral 11A denotes an individual address table of the automobile tax A, which shows data items for each taxpayer. 11B is an individual address table for business tax B, which also shows data items for each taxpayer. The tables 11A and 11B store these data items for each taxpayer for all taxpayers.
[0027]
In the first-stage name identification for each tax item, first, a name identification key is set for each of the individual addressing tables 11A and 11B. In the first stage, among the data items, No. is used for name identification in each of the tables 11A and 11B. Items other than 1 can basically be used for the name identification key. Actually, essential input items and items whose input values are stable are used as matching keys.
[0028]
For example, in the automobile tax A, the data item No. 0-No. There are 13 items, but the required items are No. which are items of address and name. Nos. 3, 4, 5 and Nos. It is 11. These items have stable input values. That is, the input value is stable, for example, there is no space between the family name and the name in the name, and "prefecture" is always input in the prefectural life. Therefore, in the automobile tax A, these item Nos. Nos. 3, 4, 5 and Nos. 11 is used as a name identification key.
[0029]
Here, a
[0030]
In the first stage indicated by the arrow A in FIG. 2, the individual address table 11A is searched according to the above-described identification rule, and the name codes having the same item as the identification key are grouped into groups A1, A2, and A3. The first-stage name identification (arrow A) is similarly performed for the individual addressing table 11B having different tax items, and the name codes having the same identification key item are grouped with the groups B1, B2, and B3.
[0031]
Next, a second-stage name identification indicated by an arrow B is performed. Here, the data items of the individual address tables 11A and 11B are partially different because they are set for each tax item. Therefore, a data item common to both tax items A and B is used as the name identification key. For example, the data item No. of tax item A. 2, 3, 4, 5, 6, 11, 12 and data item No. of tax item B. 2, 4, 5, 6, 12, 15, and 16 are common items from which a name identification key is determined.
[0032]
In the second stage (b), the merging between the tables 11A and 11B is performed according to a merging rule that defines a merging key between the tables 11A and 11B. In the example of the figure, the group A1 of the tax item A and the group B2 of the tax item B are identified with the common address. Similarly, the group A3 of the tax item A and the group B1 of the tax item B are named as common addresses. The group A2 of the tax item A and the group B3 of the tax item B are the common addresses as they are.
[0033]
The procedure for creating a common address by the above-described name identification will be described with reference to FIG. 14A is a common address table of the
[0034]
FIG. 3A shows the first stage of the name identification, in which the individual addressing table 11A for the tax item A and the individual addressing table 11B for the tax item B are each identified. In the figure, C indicates a common number, and Gr indicates a group number.
[0035]
3A, in the individual addressing table 11A, a key item of a predetermined name identification is searched according to the identification rule described in FIG. As a result, there are three name codes determined to be Mr. X in the XX ward, and the number A1 is assigned to group these as the A1 group. By repeating this name identification, as shown in FIG. 3 (b), the individual address table 11A has two name codes determined to be Mr. X in the △△ ward, and There is one name code to be determined, and numbers A3 and A2 are assigned to group these.
[0036]
The merging for each table (for each tax item) is similarly performed in the individual addressing table 11B for the tax item B. As a result, in the individual address table 11B, as shown in FIGS. 3A and 3B, there are three name codes determined to be Mr. X in the △△ ward, and also to Mr. X in the XX ward. There are two name codes to be performed, and one name code determined to be Mr. Y in the ●● ward. Numbers B1, B2, and B3 are numbered to group these.
[0037]
Next, a second stage of merging between different tax items A and B (between different tables 11A and 11B) is performed. That is, the tables 11A and 11B are searched using the matching rule in which the matching key is set from the common data items between the tables 11A and 11B described with reference to FIG. As a result, it is recognized that the group A1 in the table 11A and the group B2 in the table 11B are the data of the name X in the XX ward, respectively, so that the groups A1 and B2 are numbered with the common number (1). I do. Then, the assigned common number and name code are stored in the common address table 14a.
[0038]
Hereinafter, similarly, common numbers are assigned to other groups as shown in FIG. 3C, and stored in the common address table 14A. That is, it is confirmed that the group A2 of the table 11A does not exist in the table 11B, and the common number (2) is assigned. Since it is recognized that the group A3 of the table 11A and the group B1 of the table 11B are Mr. X in the △△ ward, the common number (3) is assigned. Further, it is confirmed that the group B3 of the table 11B does not exist in the table 11A, and the common number (4) is assigned. In the group with the common number, the common number and the name code are stored in the common address table 14A, and the name identification is completed.
[0039]
By performing the name identification in this manner, different name codes for the same taxpayer that exist in the individual address table for the same tax item and different name codes for the same taxpayer that exist between the individual address table for the different tax items, It can be managed with a common number (common address). For this reason, office work can be made more efficient. In particular, by searching the database of each tax item with a common number, it is possible to collectively extract which tax item a certain taxpayer pays.
[0040]
Next, a candidate list creation procedure for determining whether the name identification rule used for name identification is appropriate will be described with reference to FIG.
[0041]
In FIG. 4, reference numerals 11A and 11B denote individual address tables for tax items A and B, as in FIG. 3, which have already been identified according to the
[0042]
All records copied to the candidate list table 15A are searched by the
[0043]
Here, the
[0044]
In the example shown in the figure, a
[0045]
After creating the
[0046]
Note that the
[0047]
As described above, by creating the
[0048]
Next, an accounting processing system using the
[0049]
In the accounting system shown in FIG. 5,
[0050]
Reference numeral 22 denotes each tax item system (billing system), which determines a tax amount that each taxpayer must pay for each tax item based on a report from the taxpayer or the like, and outputs it as a fixed amount. The information on the adjusted amount is given to the refund / appropriation processing means 17. A refund /
[0051]
In the above configuration, each tax item system 22 determines the set amount for each tax item based on the taxpayer's filing as described above, and outputs it to the refund / appropriation processing means 17. The refund / appropriation processing means 17 extracts the common address of the taxpayer whose determined amount has been determined from the
[0052]
As a result, if there is a refund for the taxpayer, the delinquent database 20 is searched, and if there is delinquent information with the same common address number, it is displayed on the
[0053]
The tax officer prepares a
[0054]
As described above, the use of the identified common address database makes it possible to collectively manage the income status and the delinquent status over a plurality of tax levels. Therefore, the refund / appropriation process for the settled amount, which had been performed individually for each tax item, can now be batch-processed across each tax item, improving the efficiency of tax processing and improving services for taxpayers. be able to.
[0055]
In the above-described embodiment, a tax refund / appropriation system has been described as an example of accounting processing. However, the present invention is not limited to taxes, and can be widely used in an accounting processing system for merchandise sales with a fee advance payment system and a point system.
[0056]
In addition, since the above embodiment is an example applied to a tax system, a common address database in which taxpayer names are identified has been described. However, when applied to other merchandise sales systems, customer information is identified and a common customer number is identified. And can be used as it is as a common customer database having a common table. Similarly, each tax item system is illustrated as the billing system 22 in FIG. 5, but any system may be used as long as it determines and outputs the amount billed to the customer, not limited to the tax items.
[0057]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the name identification method and the name identification system according to the present invention, it is possible to unify and manage the customer data that is redundantly stored in each of a plurality of databases by storing them in a common customer information database. . In addition, if a candidate list is created, the name identification rule can be optimized.
[0058]
Further, according to the accounting method and the accounting system according to the present invention, the refund / appropriation to the customer can be collectively managed using the name-matched database, so that the processing efficiency can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system configuration diagram showing an embodiment of a name identification system according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing data items of an individual table and a process of merging using the data items according to the embodiment of the present invention;
FIG. 3 is a diagram illustrating a common table creation procedure according to the first embodiment.
FIG. 4 is a diagram illustrating a candidate list creation procedure according to the first embodiment.
FIG. 5 is a system configuration diagram showing an embodiment of an accounting system according to the present invention.
[Explanation of symbols]
11 Database
11A, 11B, 11C, 11D, 11E, 11F Individual table for each tax item
12 Means of merging
13 Matching rules
14 Common Customer Database
14A common table
15 Candidate list
16 Candidate Rules
17 Refund / appropriation processing means
19 Income Database
20 Delinquent Database
22 Billing system
Claims (6)
予め設定された品目単位の名寄せルールのうち、該当する名寄せルールに従って、個別テーブル内の同一と判断される顧客情報を抽出して共通のグループ番号を採番すると共に、抽出されない他のすべての顧客情報に対しても個別にグループ番号を採番するテーブル毎の名寄せを行い、
前記グループ番号が付されたテーブル毎のグループに対し、予め設定された品目間の名寄せルールを用い、同一と判断されるグループを抽出して共通番号を採番すると共に、抽出されない他のすべてのグループに対しても個別に共通番号を採番するテーブル間の名寄せを行い、
前記共通番号を付された全グループの顧客情報を、共通番号と共に共通テーブルに保存する
ことを特徴とする名寄せ方法。A database matching method having a plurality of individual tables in which customer information for each of a plurality of items is stored,
Among the pre-set merging rules for each item, according to the corresponding merging rule, the customer information determined to be the same in the individual table is extracted, a common group number is assigned, and all other customers not extracted are extracted. For each piece of information, a group number is assigned to each table.
For the group of each table to which the group number is assigned, using a preset name identification rule between items, extracting a group determined to be the same and assigning a common number, and all other groups not extracted Perform group identification between tables that individually assign a common number to groups,
A name identification method, wherein customer information of all groups assigned the common number is stored in a common table together with a common number.
ことを特徴とする請求項1に記載の名寄せ方法。The customer information of all the groups with a common number in each individual table is copied to the candidate list table as candidates, and from the copied candidates, candidate rules having different criteria from the merging rules between items 2. The method according to claim 1, further comprising: extracting a candidate determined to be the same in accordance with (1), and assigning a candidate number to the extracted candidate.
予め設定された品目単位の名寄せルールのうち、該当する名寄せルールに従って、個別テーブル内の同一と判断される顧客情報を抽出して共通のグループ番号を採番すると共に、抽出されない他のすべての顧客情報に対しても個別にグループ番号を採番するテーブル毎の名寄せ手段と、
前記グループ番号が付されたテーブル毎のグループに対し、予め設定された品目間の名寄せルールを用い、同一と判断されるグループを抽出して共通番号を採番すると共に、抽出されない他のすべてのグループに対しても個別に共通番号を採番するテーブル間の名寄せ手段と、
前記共通番号を付された全グループの顧客情報を、共通番号と共に保存する共通テーブルと、
を備えたことを特徴とする名寄せシステム。A database merging system having a plurality of individual tables in which customer information for each of a plurality of items is stored,
Among the pre-set merging rules for each item, according to the corresponding merging rule, the customer information determined to be the same in the individual table is extracted, a common group number is assigned, and all other customers not extracted are extracted. A name merging unit for each table for individually assigning a group number to information,
For the group of each table to which the group number is assigned, using a preset name identification rule between items, extracting a group determined to be the same and assigning a common number, and all other groups not extracted A means for merging tables that assigns a common number to each group individually,
A common table for storing customer information of all groups with the common number, together with a common number,
A name identification system comprising:
これらコピーされた候補者から、品目間の名寄せルールとは判断基準の異なる候補者ルールに従って同一と判断される候補者を抽出し、抽出された候補者のグループ毎に候補者番号を付番する候補者リスト作成手段と、
を設けたことを特徴とする請求項3に記載の名寄せシステム。A candidate list table in which customer information of all groups with a common number in each individual table is copied as a candidate,
From these copied candidates, candidates that are determined to be the same according to the candidate rules different from the merging rules between items are extracted, and a candidate number is assigned to each extracted candidate group. Candidate list creation means,
The name identification system according to claim 3, further comprising:
顧客に対する請求額を決定し出力する請求システムから顧客に対して請求額が出力されると、前記共通顧客データベースによって顧客情報を特定し、
この特定された顧客情報で、各品目毎の顧客からの収入金額を保存しておく収入データベースおよび各品目毎の顧客の滞納金額を保存しておく滞納データベースを検索し、
その結果、収入金額が請求金額を上回った場合、上回った金額を顧客に還付するか、滞納金額が存在する場合は滞納金額に充当するか、を通知する
ことを特徴とする会計処理方法。A common table in which customer information determined to be the same is extracted from the customer data stored in a plurality of individual tables provided for each of a plurality of items and identified, and the common customer information that has been saved is stored. Using a common customer database with
When the billing amount is output to the customer from the billing system that determines and outputs the billing amount to the customer, the customer information is specified by the common customer database,
With this specified customer information, a search is made for an income database that stores the amount of income from the customer for each item and a delinquency database that stores the amount of delinquency for the customer for each item,
As a result, if the income amount exceeds the billing amount, the accounting method is characterized by notifying the customer of whether to return the excess amount to the customer or to apply to the delinquent amount if there is a delinquent amount.
顧客に対する請求額を決定し出力する請求システムと、
各品目毎の顧客からの収入金額を保存しておく収入データベースと、
各品目毎の顧客の滞納金額を保存しておく滞納データベースと、
前記請求システムから顧客に対して請求額が出力されると、前記共通顧客データベースによって顧客情報を特定し、特定された顧客情報で収入データベースおよび滞納データベースを検索し、収入金額が請求金額を上回った場合、上回った金額を顧客に還付するか、滞納金額が存在する場合は滞納金額に充当するか、を通知する還付・充当処理手段と、
を備えたことを特徴とする会計処理システム。A common table in which customer information determined to be the same is extracted from the customer data stored in a plurality of individual tables provided for each of a plurality of items and identified, and the common customer information that has been saved is stored. A common customer database with
A billing system that determines and outputs the amount billed to the customer;
An income database that stores the amount of income from customers for each item,
A delinquency database that stores customer delinquency amounts for each item,
When the billing amount is output from the billing system to the customer, the customer information is specified by the common customer database, the revenue database and the delinquent database are searched with the specified customer information, and the revenue amount exceeds the billed amount. Refund / appropriation processing means for notifying the customer of refund of the surplus amount or appropriation of the delinquent amount, if any,
An accounting system comprising:
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