JP2004136843A - Vehicular sun visor - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車室内への入射光を遮るのに用いられる車両用サンバイザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の運転席及び助手席の上方位置には、直射日光を遮るためのサンバイザが設けられている。通常、サンバイザは、車室内に取り付けられたサンバイザ本体を手動操作することによって所定範囲を遮光するように構成されているが、操作が面倒である(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この問題を解決するために、モータ等のアクチュエータを駆動させることにより、サンバイザ本体を移動させて遮光を行うようにした車両用サンバイザが提案されている。例えば、サンバイザ本体を、車両のフロントウィンドウの面方向に沿ってスライドさせることにより、遮光を行うようにした車両用サンバイザ(例えば、特許文献2〜4参照。)が提案されている。また、サンバイザ本体を、車両の幅方向に沿って設けられた軸部材の軸線を中心に回動させることにより、遮光を行うようにした車両用サンバイザ(例えば、特許文献5参照。)が提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−142668号公報
【特許文献2】
特開平7−329566号公報
【特許文献3】
特開平8−2251号公報
【特許文献4】
特開平11−170864号公報
【特許文献5】
特開平10−16555号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特許文献2〜4に記載の車両用サンバイザにおいては、サンバイザ本体の角度を調整することができない。また、特許文献5に記載の車両用サンバイザにおいては、サンバイザ本体を車両の前後方向に移動させて調整を行うことができない。したがって、アクチュエータの駆動によってサンバイザ本体を所望の位置に移動させることが困難となるため、サンバイザ本体を移動させても直射日光を遮ることができない場合がある。
【0006】
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、所望の遮光を行うことができる車両用サンバイザを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、アクチュエータ及び前記アクチュエータの駆動時に同アクチュエータの回転軸方向に移動する移動部材を有する第1駆動装置と、前記移動部材に固定され、前記車両の幅方向に延びる軸部材と、前記軸部材に回動自在に軸着され、車室内に入射される入射光を遮るサンバイザ本体と、前記サンバイザ本体の内部に設置され、前記サンバイザ本体を前記軸部材の軸線を中心に回動させる第2駆動装置と、前記入射光を検出して光検出信号を出力する光センサと、前記入射光を遮るときの前記サンバイザ本体の遮光位置を記憶する記憶手段と、前記光検出信号及び前記遮光位置に基づいて、前記第1駆動装置及び前記第2駆動装置の少なくともいずれか一方を駆動させることにより、前記サンバイザ本体を前記遮光位置に移動させる調整制御手段とを備えたことを要旨とする。
【0008】
本発明においては、車室内に入射光が入射されたときに、第1駆動装置を駆動してサンバイザ本体をアクチュエータの回転軸方向に移動させると、サンバイザ本体を車両の前後方向に移動させて調整を行うことができる。また、第2駆動装置を駆動してサンバイザ本体を軸部材の軸線を中心に回動させると、サンバイザ本体の角度を調整することができる。その結果、サンバイザ本体が記憶手段によって記憶された遮光位置に移動する。したがって、第1駆動装置及び第2駆動装置を駆動させることによってサンバイザ本体を所望の位置に移動させることが可能となるため、サンバイザ本体を移動させることにより所望の遮光を行うことができる。
【0009】
しかも、調整制御手段は記憶手段に記憶された遮光位置に基づいて第1駆動装置及び第2駆動装置を駆動させるため、予め記憶手段によって複数の遮光位置を記憶しておけば、乗員の体格に合わせて所望の遮光を行うことができる。
【0010】
請求項2に記載の発明では、アクチュエータ及び前記アクチュエータの駆動時に同アクチュエータの回転軸方向に移動する移動部材を有する第1駆動装置と、前記移動部材に固定され、前記車両の幅方向に延びる軸部材と、前記軸部材に回動自在に軸着され、車室内に入射される入射光を遮るサンバイザ本体と、前記サンバイザ本体の内部に設置され、前記サンバイザ本体を前記軸部材の軸線を中心に回動させる第2駆動装置と、前記車両の運転席または助手席側にある前記サンバイザ本体に設置されるミラーと、前記ミラーを覆うミラーカバーと、前記ミラーカバーの開状態を検出して開状態検出信号を出力するミラーカバーセンサと、前記運転席または前記助手席を前記ミラーに映すことが可能なサンバイザ本体のミラー使用位置を記憶する記憶手段と、前記開状態検出信号及び前記ミラー使用位置に基づいて、前記第1駆動装置及び前記第2駆動装置の少なくともいずれか一方を駆動させることにより、前記サンバイザ本体を前記ミラー使用位置に移動させる調整制御手段とを備えたことを要旨とする。
【0011】
本発明においては、車室内に入射光が入射されたときに、第1駆動装置を駆動してサンバイザ本体をアクチュエータの回転軸方向に移動させると、サンバイザ本体を車両の前後方向に移動させて調整を行うことができる。また、第2駆動装置を駆動してサンバイザ本体を軸部材の軸線を中心に回動させると、サンバイザ本体の角度を調整することができる。その結果、サンバイザ本体が記憶手段によって記憶された遮光位置またはミラー使用位置に移動する。したがって、第1駆動装置及び第2駆動装置を駆動させることによってサンバイザ本体を所望の位置に移動させることが可能となるため、サンバイザ本体を移動させることにより所望の遮光を行うことができる。また、手動操作によってサンバイザ本体の角度を調整しなくてもミラーを使用することができるため、サンバイザ本体の利便性を向上させることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明において、前記車両の走行状態を検出して走行信号を出力する走行状態検出センサを備え、前記調整制御手段は、前記走行信号に基づいて前記第1駆動装置及び前記第2駆動装置の少なくともいずれか一方を作動させることにより、前記サンバイザ本体を前記ミラー使用位置から前記サンバイザ本体が使用不能な格納位置に移動させることを要旨とする。
【0013】
本発明においては、サンバイザ本体がミラー使用位置にあるときに車両が走行状態になると、第1駆動装置及び第2駆動装置の少なくともいずれか一方が駆動して、サンバイザ本体は格納位置に移動する。よって、走行時にサンバイザ本体を手動操作しなくても自動的に格納位置に移動するため、サンバイザ本体の利便性がより一層向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した車両用サンバイザの一実施形態を図1〜図8に従って説明する。
【0015】
図1に示すように、車両1の天井部2にはインナーミラー3が取り付けられている。インナーミラー3は、ステーベース4、ステー5、ミラーボディ6及びミラー7によって構成されている。ステーベース4は天井部2の下面に取り付けられており、ステー5はステーベース4に接続されている。ミラーボディ6はステー5の下端部に取り付けられており、ミラー7はミラーボディ6に取り付けられている。
【0016】
また、図1,図2に示すように、車両1の天井部2付近には2つの車両用サンバイザ8が設けられており、各車両用サンバイザ8はそれぞれ運転席及び助手席の上方に配置されている。各車両用サンバイザ8はサンバイザ本体9及び軸部材10を備えている。サンバイザ本体9は、略矩形状をなしており、例えば木製あるいは硬質プラスチック製の芯体に布帛を貼着することによって構成されている。サンバイザ本体9は、車室内に入射される入射光を遮るためのものである。サンバイザ本体9は、車両1の幅方向に延びる軸部材10に対して回動自在に軸着されている。軸部材10は、サンバイザ本体9の一端側から突出され、略L字状に屈曲形成されている。
【0017】
図1〜図3に示すように、車両用サンバイザ8は第1駆動装置11を備えている。第1駆動装置11は、移動部材としての可動ブロック12、スクリューシャフト13及びアクチュエータとしてのサンバイザ移動用モータ14を備えている。これら可動ブロック12、スクリューシャフト13及びサンバイザ移動用モータ14は、天井部2と屋根1aとの間に形成された空間内に配置されている。可動ブロック12には、天井部2に形成された長孔2aを介して天井部2の内側に挿入される軸部材10の先端部が固定されている。可動ブロック12は、長孔2aに沿って延びるスクリューシャフト13に螺合されている。
【0018】
スクリューシャフト13は、一端がサンバイザ移動用モータ14の回転軸15に連結されており、同回転軸15と一体化されている。スクリューシャフト13の両端部は軸受部17,18に挿通支持されている。軸受部17,18は屋根1aの内側面にそれぞれ固定されている。軸受部17と軸受部18との間には案内部材19が配置されている。案内部材19は屋根1aの内側面に固定されている。案内部材19において屋根1aに接触する面とは反対側の面は、可動ブロック12が摺動するようになっている。そのため、案内部材19は、スクリューシャフト13の回転とともに、可動ブロック12が回転してしまうのを防止することができる。
【0019】
サンバイザ移動用モータ14は、モータ取付部20によって屋根1aに固定されている。サンバイザ移動用モータ14は、例えば車両1に搭載されるバッテリーの電源によって駆動されるようになっている。このサンバイザ移動用モータ14の回転軸15が回転することによってスクリューシャフト13が回転し、可動ブロック12がスクリューシャフト13の軸方向に往復動する。それにより、サンバイザ本体9も車両1の前後方向に沿って往復動することとなる。
【0020】
図4に示すように、両サンバイザ本体9の裏面にはそれぞれミラー23が設けられ、そのミラー23の近傍にはミラーカバー24が回動可能に支持されている。サンバイザ本体9においてミラー23の近傍に位置する箇所には、ミラーカバー24の開閉状態を検出するミラーカバーセンサとしてのリミットスイッチ25が設けられている。リミットスイッチ25は、ミラーカバー24と重なる位置に配置されていることから、ミラーカバー24が閉じられているときにオンされ、開かれているときにオフされる。
【0021】
サンバイザ本体9の内部には、軸部材10を回動させるための第2駆動装置22が収容されている。第2駆動装置22は、ウォーム26と、ウォームホイール27と、サンバイザ回動用モータ28とから構成されている。サンバイザ回動用モータ28の回転軸は互いに噛合されたウォーム26とウォームホイール27とを介して軸部材10に駆動連結されている。そして、サンバイザ回動用モータ28の回転力が軸部材10に伝達されるようになっている。
【0022】
次に、車両用サンバイザ8の電気的な構成について説明する。
図6に示すように、各車両用サンバイザ8は、光センサ29、前後位置検出センサ30、回動位置検出センサ31、前記リミットスイッチ25、走行状態検出センサとしての車速センサ32及び調整制御手段としてのマイクロコンピュータ(マイコン)33を備えている。
【0023】
光センサ29は図1に示すインナーミラー3に設置されている。図5(b)に示すように、光センサ29の受光部は、インナーミラー3において車両1の前方側の面に設置されている。換言すると、光センサ29は、インナーミラー3においてミラー7の背面側の面に設置されている。なお、インナーミラー3には、運転席側の車両用サンバイザ8に用いられる光センサ29と、助手席側の車両用サンバイザ8に用いられる光センサ29とが別々に設置されている。図6に示すように、両光センサ29は、車両1のフロントウィンドウ35を介して入射される入射光の光強度(眩しさ)を検出して、その光強度を光検出信号としてマイコン33に対して出力するように設定されている。本実施形態において、両光センサ29にはフォトトランジスタが用いられている。ここで、「光強度」とは、光に照らされた面の明るさの度合いを示す照度のことである。
【0024】
前後位置検出センサ30は、サンバイザ本体9が図7(a)〜(c)に示す乗員(運転者または助手)34によって使用可能な使用位置A1(図2に図示)、すなわちスクリューシャフト13の前端に移動されたことを検出して、使用位置検出信号を出力するようになっている。また、前後位置検出センサ30は、サンバイザ本体9が乗員34によって使用不能な格納位置A2(図2に図示)、すなわちスクリューシャフト13の後端に移動されたことを検出して、格納位置検出信号を出力するようになっている。本実施形態において、前後位置検出センサ30は、リミットスイッチによって構成されており、スクリューシャフト13の両端部近傍にそれぞれ設置されている(図示なし)。
【0025】
回動位置検出センサ31は、サンバイザ回動用モータ28を駆動させる前の初期位置A3(図7(a)に図示)にサンバイザ本体9が回動されたことを検出して、初期位置検出信号を出力するようになっている。回動位置検出センサ31は、乗員34の目に入る入射光を遮る遮光位置A4(図7(b)に図示)にサンバイザ本体9が回動されたことを検出して、遮光位置検出信号を出力するようになっている。回動位置検出センサ31は、運転席または助手席に座っている乗員34の顔をミラー23に映すことが可能となる位置、すなわちミラー23が使用可能となるミラー使用位置A5(図7(c)に図示)にサンバイザ本体9が回動されたことを検出して、ミラー使用位置検出信号を出力するようになっている。
【0026】
リミットスイッチ25は、前記ミラーカバー24の開閉状態を検出し、ミラーカバー24が開いているときに、マイコン33に対して開状態検出信号を出力するようになっている。車速センサ32は、車両1が走行状態にあることを検出して、マイコン33に対して走行信号を出力するようになっている。
【0027】
マイコン33は記憶手段としてのメモリ33aを備えている。メモリ33aには、サンバイザ本体9の作動を開始させる条件となる光強度設定値が予め記憶されている。また、メモリ33aには、サンバイザ本体9の遮光位置A4が記憶されるようになっている。マイコン33は、光センサ29からの光検出信号に含まれる光強度が光強度設定値よりも高いときに、前後位置検出センサ30から使用位置検出信号が出力されていないことを条件として、サンバイザ移動用モータ14を駆動させて使用位置A1にサンバイザ本体9を移動させるようになっている。前後位置検出センサ30から使用位置検出信号が検出されると、マイコン33はサンバイザ移動用モータ14を停止させる。そして、マイコン33は、回動位置検出センサ31から遮光位置検出信号が出力されていないことを条件として、サンバイザ回動用モータ28を駆動させて遮光位置A4にサンバイザ本体9を回動させるようになっている。回動位置検出センサ31から遮光位置検出信号が検出されると、マイコン33はサンバイザ回動用モータ28を停止させる。よって、サンバイザ本体9による遮光が自動的に行われる。
【0028】
また、マイコン33は、光強度が光強度設定値よりも低いときに、回動位置検出センサ31から初期位置検出信号が出力されていないことを条件として、サンバイザ回動用モータ28を駆動させて初期位置A3にサンバイザ本体9を回動させるようになっている。回動位置検出センサ31から初期位置検出信号が検出されると、マイコン33はサンバイザ回動用モータ28を停止させる。そして、マイコン33は、前後位置検出センサ30から格納位置検出信号が出力されていないことを条件として、サンバイザ移動用モータ14を駆動させて格納位置A2にサンバイザ本体9を移動させるようになっている。前後位置検出センサ30から格納位置検出信号が検出されると、マイコン33はサンバイザ移動用モータ14を停止させる。
【0029】
メモリ33aには、サンバイザ本体9のミラー使用位置A5が記憶されるようになっている。マイコン33は、リミットスイッチ25からの開状態検出信号が出力されたときに、前後位置検出センサ30からの使用位置検出信号が出力されていないことを条件として、サンバイザ移動用モータ14を駆動させて使用位置A1にサンバイザ本体9を移動させるようになっている。前後位置検出センサ30から使用位置検出信号が検出されると、マイコン33はサンバイザ移動用モータ14を停止させる。また、マイコン33は、回動位置検出センサ31からミラー使用位置検出信号が出力されていないことを条件として、サンバイザ回動用モータ28を駆動させてミラー使用位置A5にサンバイザ本体9を回動させるようになっている。回動位置検出センサ31からミラー使用位置検出信号が検出されると、マイコン33はサンバイザ回動用モータ28を停止させる。
【0030】
また、マイコン33は、ミラーカバー24が閉じられることによって開状態検出信号が出力されなくなったときや、車速センサ32から走行信号が出力されたときに、回動位置検出センサ31から初期位置検出信号が出力されていないことを条件として、初期位置A3にサンバイザ本体9を回動させるようになっている。回動位置検出センサ31から初期位置検出信号が検出されると、マイコン33はサンバイザ回動用モータ28を停止させる。そして、マイコン33は、前後位置検出センサ30から格納位置検出信号が出力されていないことを条件として、サンバイザ移動用モータ14を駆動させて格納位置A2にサンバイザ本体9を移動させるようになっている。前後位置検出センサ30から格納位置検出信号が出力されると、マイコン33はサンバイザ移動用モータ14を停止させる。
【0031】
また、車両用サンバイザ8は、ミラー使用位置設定用スイッチ36、切換スイッチ37、手動操作用スイッチとしての前後操作用スイッチ38及び手動操作用スイッチとしての回動操作用スイッチ39を備えている。図5(a)に示すように、これらスイッチ36,37,38,39は、ミラーボディ6に設けられたミラー7の近傍に配置されている。ミラー使用位置設定用スイッチ36、前後操作用スイッチ38及び回動操作用スイッチ39には、運転席側の車両用サンバイザ8に用いられるものと、助手席側の車両用サンバイザ8に用いられるものとがそれぞれ一つずつ存在している。
【0032】
図6に示すように、ミラー使用位置設定用スイッチ36は、運転席または助手席に座っている乗員34の顔をミラー23に映すことができるサンバイザ本体9の位置を、ミラー使用位置A5としてメモリ33aに記憶させるためのものである。切換スイッチ37は、自動モードと手動モードとを切り換えるためのものである。自動モードとは、光検出信号、使用位置検出信号、格納位置検出信号、初期位置検出信号、遮光位置検出信号、ミラー使用位置検出信号、開状態検出信号及び走行信号に基づいてサンバイザ本体9を自動で移動させるモードのことである。手動モードとは、前後操作用スイッチ38及び回動操作用スイッチ39の操作によってサンバイザ本体9を移動させるモードのことである。前後操作用スイッチ38は、手動モード時に操作されると、サンバイザ移動用モータ14を駆動させてサンバイザ本体9を使用位置A1または格納位置A2に移動させるためのものである。回動操作用スイッチ39は、手動モード時に操作されると、サンバイザ回動用モータ28を駆動させてサンバイザ本体9を初期位置A3、遮光位置A4及びミラー使用位置A5のいずれかに回動させるためのものである。手動モードにおいて、マイコン33に入力される光検出信号、開状態検出信号及び走行信号は無効化されるようになっている。よって、前後操作用スイッチ38及び回動操作用スイッチ39が操作されていないのにも拘わらず、サンバイザ移動用モータ14及びサンバイザ回動用モータ28が駆動されることはない。
【0033】
次に、車両用サンバイザ8のマイコン33によって行われる一連の動作を説明する。
図8に示すように、ミラーカバー24を開けたときに(S1)、車速センサ32が車両1の停車状態を検出すると(S2)、前後位置検出センサ30及び回動位置検出センサ31によってサンバイザ本体9の位置が検出される(S3)。このとき、サンバイザ本体9がミラー使用位置A5に到達したことが回動位置検出センサ31によって検出されなければ(S4)、サンバイザ移動用モータ14及びサンバイザ回動用モータ28は駆動され続け(S5)、ミラー使用位置A5に到達したことが検出されると各モータ14,28は停止される(S6)。
【0034】
なお、車速センサ32が車両1の走行状態を検出した場合(S2)、サンバイザ本体9が格納位置A2にあることが前後位置検出センサ30によって検出されなければ(S7)、各モータ14,28は駆動され続け(S8)、格納位置A2に到達したことが検出されると各モータ14,28は停止される(S9)。
【0035】
また、ミラーカバー24が開けられていない場合や(S1)、サンバイザ本体9が格納位置A2に到達して各モータ14,28が停止している場合(S9)、車両用サンバイザ8が切換スイッチ37によって手動モードに切り換えられているか否かが判断される(S10)。車両用サンバイザ8が手動モードに切り換えられている場合、前後操作用スイッチ38及び回動操作用スイッチ39を操作すれば(S11)、各モータ14,28が駆動され(S12)、各スイッチ38,39の操作を終了すれば(S13)、各モータ14,28が停止される(S14)。
【0036】
車両用サンバイザ8が自動モードに切り換えられている場合、光センサ29が光強度設定値を超える光強度を検出すると(S15)、フロントウィンドウ35を介して入射される入射光が眩しくなってきたとみなされて、メモリ33aに予め記憶されている遮光位置A4が読み出される(S16)。そして、サンバイザ本体9が遮光位置A4に到達したことが回動位置検出センサ31によって検出されなければ(S17)、各モータ14,28は駆動され続け(S18)、遮光位置A4に到達したことが検出されると各モータ14,28は停止される(S19)。
【0037】
なお、光センサ29によって検出される光強度が光強度設定値よりも低い場合(S15)、入射光が眩しくなくなったとみなされて、各モータ14,28を駆動させてサンバイザ本体9を格納位置A2に移動させる。そして、図9に示すように、サンバイザ本体9が格納位置A2に到達したことが前後位置検出センサ30によって検出されなければ(S20)、各モータ14,28は駆動され続け(S21)、格納位置A2に到達したことが検出されると各モータ14,28は停止される(S22)。
【0038】
なお、サンバイザ本体9が頻繁に移動するのを防止するために、所定時間出力された光検出信号から光強度の平均値を算出し、その平均値を光強度設定値と比較するようにしてもよい。また、サンバイザ本体9が移動してから所定時間が経過するまでの間、サンバイザ本体9の移動を禁止するようにしてもよい。
【0039】
本実施形態によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)車室内に入射光が入射されたときに、サンバイザ移動用モータ14を駆動してサンバイザ本体9をスクリューシャフト13の軸方向に移動させると、サンバイザ本体9を車両1の前後方向に移動させて調整を行うことができる。また、サンバイザ回動用モータ28を駆動してサンバイザ本体9を軸部材10の軸線を中心に回動させると、サンバイザ本体9の角度を調整することができる。その結果、サンバイザ本体9がメモリ33aによって記憶された遮光位置A4に確実に移動する。したがって、サンバイザ移動用モータ14及びサンバイザ回動用モータ28を駆動させることによってサンバイザ本体9を所望の位置に移動させることが可能となるため、サンバイザ本体9を移動させることにより所望の遮光を行うことができる。また、手動操作によってサンバイザ本体9の角度を調整しなくてもミラー23を使用することができるため、サンバイザ本体9の利便性を向上させることができる。
【0040】
しかも、マイコン33はメモリ33aに記憶された遮光位置A4に基づいてサンバイザ移動用モータ14及びサンバイザ回動用モータ28を駆動させるため、予めメモリ33aによって複数の遮光位置A4を記憶しておけば、乗員34の座高に合わせて所望の遮光を行うことができる。
【0041】
(2)サンバイザ本体9がミラー使用位置A5にあるときに、車両1が走行状態になったりミラーカバー24が閉じられたりすると、サンバイザ移動用モータ14及びサンバイザ回動用モータ28が駆動して、サンバイザ本体9は格納位置A2に移動する。よって、走行時にサンバイザ本体9を手動操作しなくても、サンバイザ本体9は自動的に格納位置A2に移動する。また、ミラー23を使用した後にサンバイザ本体9を手動操作しなくても、サンバイザ本体9は自動的に格納位置A2に移動する。ゆえに、サンバイザ本体9の利便性がより一層向上する。
【0042】
(3)車室内に設けられたインナーミラー3には、サンバイザ移動用モータ14を駆動させるための前後操作用スイッチ38及び回動操作用スイッチ39が設けられている。そのため、手動モードに切り換えられているときに前後操作用スイッチ38及び回動操作用スイッチ39を操作することにより、サンバイザ本体9を初期位置A3、遮光位置A4及びミラー使用位置A5以外の所望の位置に移動させることができる。よって、車両用サンバイザ8の操作性を向上させることができる。
【0043】
なお、前記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、マイコン33は、車速センサ32から走行信号が出力されたときや、リミットスイッチ25から開状態検出信号が出力されなくなったときに、サンバイザ本体9を初期位置A3に移動させるようにしてもよい。また、サンバイザ本体9を、走行信号や開状態検出信号に基づいて移動させないようにしてもよい。
【0044】
・前記実施形態では、前後位置検出センサ30はリミットスイッチによって構成されていた。しかし、図10に示すように、サンバイザ移動用モータ14の回転軸15に外嵌されたセンサマグネット40と、サンバイザ移動用モータ14に内蔵され、センサマグネット40の磁束を検出するホール素子41とによって前後位置検出センサ30を構成してもよい。このように構成すれば、センサマグネット40の磁束をホール素子41で検出することにより、回転軸15及びスクリューシャフト13の回転数が検出されるため、それに伴い可動ブロック12及びサンバイザ本体9の位置を検出することができる。
【0045】
・前記実施形態において、光センサ29を、フロントウィンドウ35等に設置してもよい。また、1個の光センサ29によって、運転席側及び助手席側の車両用サンバイザ8を作動させるようにしてもよい。
【0046】
・前記実施形態では、車両用サンバイザ8が運転席側及び助手席側の両方に配置されていたが、いずれか一方にのみ配置されていてもよい。また、車両用サンバイザ8はリヤウィンドウ側に配置されていてもよい。
【0047】
次に、前記実施形態及び他の実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(1)請求項2または3において、前記調整制御手段は、前記ミラーカバーセンサから前記開状態検出信号が出力されなくなったことを条件として、前記第1駆動装置及び前記第2駆動装置の少なくともいずれか一方を駆動させることにより、前記サンバイザ本体が使用不能な格納位置に前記サンバイザ本体を移動させることを特徴とする車両用サンバイザ。よって、技術的思想(1)によれば、車両用サンバイザの利便性を向上させることができる。
【0048】
(2)請求項1〜3、技術的思想(1)のいずれか一項において、車室内に設けられたインナーミラーには、前記アクチュエータを駆動させるための手動操作用スイッチが設けられていることを特徴とする車両用サンバイザ。よって、技術的思想(2)によれば、車両用サンバイザの操作性を向上させることができる。
【0049】
(3)車室内に入射される入射光を遮るサンバイザ本体と、前記サンバイザ本体を移動させる駆動装置と、前記サンバイザ本体において前記車両の運転席または助手席側に設置されるミラーと、前記ミラーを覆うミラーカバーと、前記ミラーカバーの開状態を検出して開状態検出信号を出力するミラーカバーセンサと、前記運転席または前記助手席を前記ミラーに映すことが可能なサンバイザ本体のミラー使用位置を記憶する記憶手段と、前記開状態検出信号及び前記ミラー使用位置に基づいて、前記駆動装置を駆動させることにより、前記サンバイザ本体を前記ミラー使用位置に移動させる調整制御手段とを備えたことを特徴とする車両用サンバイザ。
【0050】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、所望の遮光を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における車両用サンバイザの取付態様を示す斜視図。
【図2】車両用サンバイザの取付態様を示す断面図。
【図3】サンバイザ本体及び第1駆動装置の構成を示す斜視図。
【図4】サンバイザ本体及び第2駆動装置の構成を示す斜視図。
【図5】(a)は、インナーミラーの正面図、(b)は、インナーミラーの背面図。
【図6】車両用サンバイザのブロック図。
【図7】(a)は、初期位置におけるサンバイザ本体の位置関係を示す概略図、(b)は、遮光位置におけるサンバイザ本体の位置関係を示す概略図、(c)は、ミラー使用位置におけるサンバイザ本体の位置関係を示す概略図。
【図8】車両用サンバイザの動作を示すフローチャート。
【図9】車両用サンバイザの動作を示すフローチャート。
【図10】他の実施形態におけるサンバイザ移動用モータを示す断面図。
【符号の説明】
1…車両、8…車両用サンバイザ、9…サンバイザ本体、10…軸部材、11…第1駆動装置、12…移動部材としての可動ブロック、14…アクチュエータとしてのサンバイザ移動用モータ、15…回転軸、22…第2駆動装置、23…ミラー、24…ミラーカバー、25…ミラーカバーセンサとしてのリミットスイッチ、29…光センサ、32…走行状態検出センサとしての車速センサ、33…調整制御手段としてのマイクロコンピュータ(マイコン)、33a…記憶手段としてのメモリ、A2…格納位置、A4…遮光位置、A5…ミラー使用位置。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a sun visor for a vehicle used for blocking incident light into a vehicle interior.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a sun visor for blocking direct sunlight is provided above a driver's seat and a passenger seat of a vehicle. Usually, the sun visor is configured to manually shield the sun visor body mounted in the vehicle compartment to shield a predetermined range from light, but the operation is troublesome (for example, see Patent Document 1).
[0003]
In order to solve this problem, there has been proposed a sun visor for a vehicle in which a sun visor body is moved by driving an actuator such as a motor to shield light. For example, a sun visor for a vehicle has been proposed in which a sun visor body is slid along a surface direction of a front window of a vehicle to perform light shielding (for example, see
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-8-142668
[Patent Document 2]
JP-A-7-329566
[Patent Document 3]
JP-A-8-2251
[Patent Document 4]
JP-A-11-170864
[Patent Document 5]
JP-A-10-16555
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the vehicle sun visors described in
[0006]
The present invention has been made by focusing on the problems existing in such conventional techniques. An object of the present invention is to provide a vehicle sun visor that can perform desired light shielding.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, according to the invention described in
[0008]
In the present invention, when the first driving device is driven to move the sun visor body in the rotation axis direction of the actuator when the incident light enters the vehicle cabin, the sun visor body is moved in the front-rear direction of the vehicle and adjusted. It can be performed. Further, when the second driving device is driven to rotate the sun visor main body around the axis of the shaft member, the angle of the sun visor main body can be adjusted. As a result, the sun visor body moves to the light shielding position stored by the storage means. Therefore, since the sun visor main body can be moved to a desired position by driving the first driving device and the second driving device, desired light shielding can be performed by moving the sun visor main body.
[0009]
In addition, the adjustment control means drives the first driving device and the second driving device based on the light shielding position stored in the storage means. In addition, desired light shielding can be performed.
[0010]
According to the second aspect of the present invention, a first driving device including an actuator and a moving member that moves in a rotation axis direction of the actuator when the actuator is driven, and a shaft fixed to the moving member and extending in a width direction of the vehicle. A member, a sun visor body rotatably mounted on the shaft member and blocking incident light entering the vehicle cabin, and a sun visor body installed inside the sun visor body, the sun visor body being centered on the axis of the shaft member. A second driving device for rotating, a mirror installed on the sun visor body on a driver's seat or a passenger seat side of the vehicle, a mirror cover covering the mirror, and an open state by detecting an open state of the mirror cover A mirror cover sensor for outputting a detection signal, and a mirror use position of a sun visor body capable of reflecting the driver's seat or the passenger's seat on the mirror are stored. The sun visor main body is moved to the mirror using position by driving at least one of the first driving device and the second driving device based on the opening state detection signal and the mirror using position. The gist of the invention is to provide an adjustment control means for moving.
[0011]
In the present invention, when the first driving device is driven to move the sun visor body in the rotation axis direction of the actuator when the incident light enters the vehicle cabin, the sun visor body is moved in the front-rear direction of the vehicle and adjusted. It can be performed. Further, when the second driving device is driven to rotate the sun visor main body around the axis of the shaft member, the angle of the sun visor main body can be adjusted. As a result, the sun visor body moves to the light shielding position or the mirror use position stored by the storage unit. Therefore, since the sun visor main body can be moved to a desired position by driving the first driving device and the second driving device, desired light shielding can be performed by moving the sun visor main body. In addition, since the mirror can be used without adjusting the angle of the sun visor body by manual operation, the convenience of the sun visor body can be improved.
[0012]
According to a third aspect of the present invention, in the second aspect of the present invention, there is provided a traveling state detection sensor for detecting a traveling state of the vehicle and outputting a traveling signal, and the adjustment control means is configured to detect a traveling state based on the traveling signal. By operating at least one of the first driving device and the second driving device, the sun visor main body is moved from the mirror use position to the storage position where the sun visor main body cannot be used.
[0013]
In the present invention, when the vehicle enters a running state when the sun visor body is at the mirror use position, at least one of the first drive device and the second drive device is driven, and the sun visor body moves to the storage position. Therefore, the sun visor body is automatically moved to the storage position without manually operating the sun visor body during traveling, so that the convenience of the sun visor body is further improved.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of a vehicle sun visor embodying the present invention will be described below with reference to FIGS.
[0015]
As shown in FIG. 1, an
[0016]
As shown in FIGS. 1 and 2, two
[0017]
As shown in FIGS. 1 to 3, the
[0018]
One end of the
[0019]
The sun
[0020]
As shown in FIG. 4, mirrors 23 are provided on the back surfaces of both
[0021]
A
[0022]
Next, an electrical configuration of the
As shown in FIG. 6, each
[0023]
The
[0024]
The front / rear
[0025]
The rotation
[0026]
The
[0027]
The
[0028]
Further, when the light intensity is lower than the light intensity set value, the
[0029]
The mirror use position A5 of the
[0030]
Further, the
[0031]
The
[0032]
As shown in FIG. 6, the mirror use
[0033]
Next, a series of operations performed by the
As shown in FIG. 8, when the
[0034]
When the
[0035]
When the
[0036]
When the
[0037]
If the light intensity detected by the
[0038]
In order to prevent the
[0039]
According to the present embodiment, the following features can be obtained.
(1) When the sun
[0040]
Moreover, the
[0041]
(2) When the
[0042]
(3) The
[0043]
The above embodiment may be modified as follows.
In the above embodiment, the
[0044]
-In the said embodiment, the front-back
[0045]
-In the said embodiment, you may install the
[0046]
In the above-described embodiment, the
[0047]
Next, technical ideas that can be grasped from the above embodiment and other embodiments will be described below.
(1) The adjustment control means according to
[0048]
(2) In any one of the first to third aspects and the technical idea (1), a manual operation switch for driving the actuator is provided on an inner mirror provided in the vehicle interior. A sun visor for a vehicle, characterized in that: Therefore, according to the technical idea (2), the operability of the vehicle sun visor can be improved.
[0049]
(3) a sun visor body that blocks incident light that enters the vehicle interior, a driving device that moves the sun visor body, a mirror that is installed in the sun visor body on a driver's seat or a passenger seat side of the vehicle, and the mirror A mirror cover that covers, a mirror cover sensor that detects an open state of the mirror cover and outputs an open state detection signal, and a mirror use position of a sun visor body that can project the driver's seat or the passenger's seat on the mirror. Storage means for storing, and adjustment control means for moving the sun visor body to the mirror use position by driving the driving device based on the open state detection signal and the mirror use position. Sun visor for vehicles.
[0050]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the present invention, desired light shielding can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a mounting mode of a vehicle sun visor according to an embodiment.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a mounting mode of a vehicle sun visor.
FIG. 3 is a perspective view showing a configuration of a sun visor main body and a first driving device.
FIG. 4 is a perspective view showing a configuration of a sun visor main body and a second driving device.
FIG. 5A is a front view of an inner mirror, and FIG. 5B is a rear view of the inner mirror.
FIG. 6 is a block diagram of a sun visor for a vehicle.
7A is a schematic diagram showing a positional relationship of a sun visor body at an initial position, FIG. 7B is a schematic diagram showing a positional relationship of a sun visor body at a light blocking position, and FIG. 7C is a sun visor at a mirror using position; FIG. 3 is a schematic diagram showing a positional relationship of a main body.
FIG. 8 is a flowchart showing the operation of the vehicle sun visor.
FIG. 9 is a flowchart showing the operation of the vehicle sun visor.
FIG. 10 is a sectional view showing a sun visor moving motor according to another embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記移動部材に固定され、前記車両の幅方向に延びる軸部材と、
前記軸部材に回動自在に軸着され、車室内に入射される入射光を遮るサンバイザ本体と、
前記サンバイザ本体の内部に設置され、前記サンバイザ本体を前記軸部材の軸線を中心に回動させる第2駆動装置と、
前記入射光を検出して光検出信号を出力する光センサと、
前記入射光を遮るときの前記サンバイザ本体の遮光位置を記憶する記憶手段と、
前記光検出信号及び前記遮光位置に基づいて、前記第1駆動装置及び前記第2駆動装置の少なくともいずれか一方を駆動させることにより、前記サンバイザ本体を前記遮光位置に移動させる調整制御手段と
を備えたことを特徴とする車両用サンバイザ。A first driving device including an actuator and a moving member that moves in a rotation axis direction of the actuator when the actuator is driven;
A shaft member fixed to the moving member and extending in a width direction of the vehicle;
A sun visor body that is rotatably mounted on the shaft member and blocks incident light that enters the vehicle interior;
A second driving device installed inside the sun visor main body and configured to rotate the sun visor main body around an axis of the shaft member;
An optical sensor that detects the incident light and outputs a light detection signal;
Storage means for storing the light blocking position of the sun visor body when blocking the incident light,
Adjusting control means for moving the sun visor body to the light shielding position by driving at least one of the first driving device and the second driving device based on the light detection signal and the light shielding position. A sun visor for a vehicle.
前記移動部材に固定され、前記車両の幅方向に延びる軸部材と、
前記軸部材に回動自在に軸着され、車室内に入射される入射光を遮るサンバイザ本体と、
前記サンバイザ本体の内部に設置され、前記サンバイザ本体を前記軸部材の軸線を中心に回動させる第2駆動装置と、
前記車両の運転席または助手席側にある前記サンバイザ本体に設置されるミラーと、
前記ミラーを覆うミラーカバーと、
前記ミラーカバーの開状態を検出して開状態検出信号を出力するミラーカバーセンサと、
前記運転席または前記助手席を前記ミラーに映すことが可能なサンバイザ本体のミラー使用位置を記憶する記憶手段と、
前記開状態検出信号及び前記ミラー使用位置に基づいて、前記第1駆動装置及び前記第2駆動装置の少なくともいずれか一方を駆動させることにより、前記サンバイザ本体を前記ミラー使用位置に移動させる調整制御手段と
を備えたことを特徴とする車両用サンバイザ。A first driving device including an actuator and a moving member that moves in a rotation axis direction of the actuator when the actuator is driven;
A shaft member fixed to the moving member and extending in a width direction of the vehicle;
A sun visor body that is rotatably mounted on the shaft member and blocks incident light that enters the vehicle interior;
A second driving device installed inside the sun visor main body and configured to rotate the sun visor main body around an axis of the shaft member;
A mirror installed on the sun visor body on the driver's seat or the passenger seat side of the vehicle,
A mirror cover for covering the mirror,
A mirror cover sensor that detects an open state of the mirror cover and outputs an open state detection signal;
Storage means for storing a mirror use position of the sun visor body capable of reflecting the driver's seat or the passenger's seat on the mirror,
Adjustment control means for moving the sun visor body to the mirror use position by driving at least one of the first drive device and the second drive device based on the open state detection signal and the mirror use position. A sun visor for a vehicle, comprising:
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JP2009248779A (en) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Kyowa Sangyo Kk | Vehicular light shielding device |
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-
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- 2002-10-21 JP JP2002305594A patent/JP2004136843A/en active Pending
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