JP2004136253A - 旋動式破砕機 - Google Patents

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Hirotomo Takanami
高浪 裕智
Hiroyuki Yuki
結城 啓之
Naoharu Inomata
猪股 尚治
Masaki Hamaguchi
浜口 正記
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Abstract

【課題】破砕室入口用ライナーの取付け作業や交換作業を短時間で容易に行うことができるようにした旋動式破砕機を得ること。
【解決手段】コーンケーブ15上方における上部胴体14の摩耗を防止するための破砕室入口用ライナー1と、この破砕室入口用ライナー1の背面側に該破砕室入口用ライナー1と一体的に設けられた取付けフランジ2とを備え、取付けフランジ2の縦溝孔部に取付けボルト7の頭部を引掛けた状態で該取付けボルト7のねじ部を、入口ホッパ17に設けたボルト挿通孔に挿通して該入口ホッパ17の内側から外側に貫通させ、機体外側よりナット8を取付けボルト7に螺合して締め付けることにより、破砕室入口用ライナー1が入口ホッパ17に締結固定されていることを特徴とする旋動式破砕機。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、旋動式破砕機に関し、破砕室入口用ライナーの取付け作業や交換作業を短時間で容易に行うことができるようにした、旋動式破砕機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12は従来の旋動式破砕機の要部の構成を示す断面図、図13は図12のA矢視要部平面図である。
【0003】
図12において、51は空断面円形をなす上部胴体であり、上部胴体51は、図示しない架台に載置される下部胴体52上に連設されている。上部胴体51上には、原石や岩石等の破砕原料の入口となる入口ホッパ(図示省略)が設けられており、円筒状の入口ホッパは、上部胴体51の最上部に位置する上部胴体フランジ部51aにボルト・ナットにより締結固定されるようになっている。
【0004】
上部胴体51の内周面には、截頭円錐管体状のコーンケーブ53が装着されている。このコーンケーブ53の内側に、主軸にヘッドセンタを介して截頭円錐管体状のマントルを装着してなる図示しない主軸組立ヘッドが設けられており、この主軸組立ヘッドを偏心旋回運動させて、前記入口ホッパからの破砕原料をコーンケーブ53とマントルとの間に形成される隙間からなる破砕室で破砕するようにしている。主軸組立ヘッドの主軸の上端部は、上部軸受(スパイダ軸受)54に回転可能に支持されており、上部軸受54は、上部胴体51に一体的に設けられたスパイダアーム55に支持されている。スパイダアーム55は、上部胴体51の軸線を中心としてこの例では120°等角度間隔で半径方向に延びている。このスパイダアーム55の上端面に、耐摩耗材料からなり、上方からの破砕原料による摩耗を防止するためのスパイダアームライナー56が溶接付けされている。
【0005】
また、上部胴体51の上端部(入口部)の内周面に、耐摩耗材料からなり、破砕室へ導入される破砕原料によってコーンケーブ53上方における上部胴体51が摩耗することを防止するための破砕室入口用ライナー57が溶接付けされている。全体として環状をなす破砕室入口用ライナー57は、半径方向内方に傾斜して下方へ延びるとともに(図12参照)、上部胴体51上端部の周方向に沿って該周方向に複数に、この例では6個に分割されている(図13参照)。破砕室入口用ライナー57は、図13に示すように、上部胴体51の周方向においてスパイダアーム55を除く部分に溶接付けよって設けられている。なお、図13では、スパイダアームライナー56については図示省略している。
【0006】
このように、従来より、破砕室入口用ライナー57を溶接付けによって固定するようにした旋動式破砕機が知られている。
【0007】
【特許文献1】
実開平6−48831号公報(第1図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし前述した従来の旋動式破砕機では、破砕室入口用ライナー57を溶接付けによって固定するようにしたものであるから、破砕室入口用ライナー57の取付け作業や交換作業に多大の手間がかかるという問題があった。
【0009】
すなわち、破砕室入口用ライナー57は、破砕室入口に設けられているので、万が一の脱落により破砕室へ入り込まないようするため、慎重に溶接を行って上部胴体51に溶接付けする必要があり、溶接施工に多大の時間と労力がかかっていた。また、交換作業のための取り外しの際には、ガス切断による取り外し作業が必要で、そのときに上部胴体51自体を傷つけてしまい、傷の手入れにまで多大の手間がかかっていた。特に、破砕室入口用ライナー57の耐摩耗性を高めるために炭素量の高い鋼材からなる破砕室入口用ライナー57の場合、溶接に際し割れ等の欠陥発生を防止するための熱管理が必要であり、溶接施工に多大の手間がかかる。また、破砕室入口用ライナー57を取り付ける側の上部胴体51の材質として高強度鋼材を使用した場合にも、同様に溶接施工に多大の手間がかかっていた。
【0010】
また、破砕室入口用ライナー57の交換に際し、マントル・コーンケーブ交換時に同時に行える場合には入口ホッパなどの構成部品の取り外しが可能で支障はないものの、破砕室入口用ライナー57だけの交換を行う場合には、入口ホッパ内の狭い空間での交換作業となり、作業性が極めて悪く、交換作業に多大の手間を要していた。
【0011】
そこで、本発明の目的は、破砕室入口用ライナーが溶接付けで固定されている従来のものとは違って、破砕室入口用ライナーの取付け作業や交換作業を短時間で容易に行うことができるようにした、旋動式破砕機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本願発明は次のような構成としている。
【0013】
請求項1の発明は、主軸にマントルを設けてなる主軸組立ヘッドを備え、上部胴体に装着されたコーンケーブの内側で主軸組立ヘッドを偏心旋回運動させ、前記上部胴体上に設けられた入口ホッパからの破砕原料をコーンケーブとマントルとの間に形成される破砕室で破砕する旋動式破砕機において、コーンケーブ上方における前記上部胴体の摩耗を防止するための破砕室入口用ライナーが、機体外側より締結具を締め付けることにより、前記入口ホッパ又は前記上部胴体に着脱可能に締結固定されていることを特徴とする旋動式破砕機である。
【0014】
請求項2の発明は、主軸にマントルを設けてなる主軸組立ヘッドを備え、上部胴体に装着されたコーンケーブの内側で主軸組立ヘッドを偏心旋回運動させ、前記上部胴体上に設けられた入口ホッパからの破砕原料をコーンケーブとマントルとの間に形成される破砕室で破砕する旋動式破砕機において、コーンケーブ上方における前記上部胴体の摩耗を防止するための破砕室入口用ライナーを備え、この破砕室入口用ライナーは、機体外側において前記上部胴体に前記入口ホッパを締結固定するボルト・ナットを利用して、前記上部胴体に前記入口ホッパとともに共締めされ締結固定されていることを特徴とする旋動式破砕機である。
【0015】
請求項3の発明は、主軸にマントルを設けてなる主軸組立ヘッドを備え、上部胴体に装着されたコーンケーブの内側で主軸組立ヘッドを偏心旋回運動させ、前記上部胴体上に設けられた入口ホッパからの破砕原料をコーンケーブとマントルとの間に形成される破砕室で破砕する旋動式破砕機において、コーンケーブ上方における前記上部胴体の摩耗を防止するための破砕室入口用ライナーと、この破砕室入口用ライナーの背面側に該破砕室入口用ライナーと一体的に設けられた締結具用係合体とを備え、前記締結具用係合体に取付けボルトを引掛けた状態で該取付けボルトのねじ部を、前記入口ホッパ又は前記上部胴体に設けたボルト挿通孔に挿通して該入口ホッパ又は該上部胴体の内側から外側に貫通させ、機体外側よりナットを前記取付けボルトに螺合して締め付けることにより、前記破砕室入口用ライナーが前記入口ホッパ又は前記上部胴体に締結固定されていることを特徴とする旋動式破砕機である。
【0016】
請求項4の発明は、前記請求項3記載の旋動式破砕機において、前記取付けボルトの共回りを防止する共回り防止手段が設けられていることを特徴とするものである。
【0017】
請求項5の発明は、前記請求項3記載の旋動式破砕機において、前記取付けボルトがU字ボルトであることを特徴とするものである。
【0018】
請求項6の発明は、主軸にマントルを設けてなる主軸組立ヘッドを備え、上部胴体に装着されたコーンケーブの内側で主軸組立ヘッドを偏心旋回運動させ、前記上部胴体上に設けられた入口ホッパからの破砕原料をコーンケーブとマントルとの間に形成される破砕室で破砕する旋動式破砕機において、コーンケーブ上方における前記上部胴体の摩耗を防止するための破砕室入口用ライナーと、この破砕室入口用ライナーの背面側に該破砕室入口用ライナーと一体的に設けられた締結具用係合体とを備え、前記締結具用係合体に雌ねじ部を設け、取付けボルトを前記入口ホッパ又は前記上部胴体に設けたボルト挿通孔に挿通し該入口ホッパ又は該上部胴体の外側から内側に貫通させ、機体外側より取付けボルトを前記雌ねじ部に螺合して締め付けることにより、前記破砕室入口用ライナーが前記入口ホッパ又は前記上部胴体に締結固定されていることを特徴とする旋動式破砕機である。
【0019】
請求項7の発明は、前記請求項1〜6のいずれか1項に記載の旋動式破砕機において、前記破砕室入口用ライナーは、上部胴体上端部の周方向に沿って該周方向に複数に分割されていることを特徴とするものである。
【0020】
本願発明による旋動式破砕機は、機体外側より締結具、例えばナットを締め付けることにより、破砕室入口用ライナーを入口ホッパ又は上部胴体に着脱可能に締結固定しうるように構成されている。これにより、破砕室入口用ライナーが溶接付けで固定されている従来のものとは違って、破砕室入口用ライナーの取付け作業や交換作業を短時間で容易に行うことができる。また、破砕室入口用ライナーの交換に際し、従来のガス切断作業が不要で、上部胴体自体を傷つけなくてすむ。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態による旋動式破砕機の要部の構成を示す断面図である。
【0022】
図1において、14は空断面円形をなす上部胴体であり、上部胴体14の最上部に円環状をなす上部胴体フランジ部14aが設けられている。上部胴体フランジ部14aには、周方向に沿って所定の間隔でボルト挿通孔が設けられている。17は円筒状の入口ホッパである。入口ホッパ17は、入口ホッパ本体17aの底部にこれより小径のホッパ取付け用円筒部17bを連接し、さらに該取付け用円筒部17bの下端に円環板状をなすホッパ据付座17cを連接してなるものである。ホッパ据付座17には、上部胴体フランジ部14aの前記各ボルト挿通孔に対応させて複数のボルト挿通孔が設けられている。入口ホッパ17は、平ワッシャ、上部胴体フランジ部14aの前記ボルト挿通孔、ホッパ据付座17cの前記ボルト挿通孔及びスプリングワッシャにボルト20を挿通し、ナット21に螺合して締め付けることにより、上部胴体14に締結固定されている。
【0023】
また、入口ホッパ17のホッパ取付け用円筒部17bには、後述する破砕室入口用ライナー1を締結固定するために、周方向に沿って所定の間隔でボルト挿通孔が設けられている。
【0024】
上部胴体14の内周側には截頭円錐管体状のコーンケーブ15が装着されている。このコーンケーブ15の内側に、本実施形態では、主軸12に図示しないヘッドセンタを介して截頭円錐管体状のマントル13を装着してなる主軸組立ヘッド11が設けられている。この主軸組立ヘッド11を偏心旋回運動させて、入口ホッパ17からの破砕原料をコーンケーブ15とマントルとの間に形成される隙間からなる破砕室16で破砕するようにしている。なお、主軸組立ヘッドにおいて、主軸とヘッドセンタが一体物となっている構造のものでもよい。主軸組立ヘッド11の主軸12上端部を支持する上部軸受18は、上部胴体14に一体的に設けられたスパイダアーム19に支持されている。スパイダアーム19は、上部胴体14の軸線を中心としてこの例では120°等角度間隔で半径方向に延びている。なお、図1では図における右側のスパイダアームは図示省略している。
【0025】
破砕室入口用ライナー1は、耐摩耗材料からなり、コーンケーブ15上方における上部胴体14の摩耗を防止するためのものである。破砕室入口用ライナー1は、上部胴体14上端部の周方向に沿って該周方向に複数に、この例では12個に分割されたものであり、12個全部が取り付けられたときには、全体として環状をなしている。複数に分割することで、偏摩耗したものだけを交換することですむ。この破砕室入口用ライナー1とその取り付けについて、図1とともに、図2及び図3をも参照して説明する。
【0026】
図2は図1における破砕室入口用ライナーと取付けフランジを説明するための側面図、図3は図2の破砕室入口用ライナーと取付けフランジを背面側から見た図である。
【0027】
図2,図3に示すように、個々の破砕室入口用ライナー1は、平板状をなし、12個全部が取り付けられたときにおける半径方向内方に傾斜して下方へ延びている。隣り合うスパイダアーム19間にそれぞれ4個の破砕室入口用ライナー1が傾斜姿勢で周方向に連続的に取り付けられるので、破砕室入口用ライナー1の下辺は上辺よりも少し短くなされている(図3参照)。
【0028】
破砕室入口用ライナー1の背面側には、締結具用係合体としての側面視L字形の取付けフランジ2が該破砕室入口用ライナー1と一体的に設けられている。本実施形態では、鋳造により、破砕室入口用ライナー1と取付けフランジ2が一体に成形されている。取付けフランジ2は、一方端が破砕室入口用ライナー1に固着された水平台座部2aと、垂直立上り部2bとを有している。取付けフランジ2の垂直立上り部2bには、間隔をあけて2個の上下方向に延びる縦溝孔部(切欠孔部)2cが設けられている。7は取付けボルトであり、この取付けボルト7の頭部には、取付けボルト7の共回りを防止する共回り防止手段としての矩形鋼板片7aが溶接付けされている。後述する破砕室入口用ライナー1の締結固定の際に、2個の取付けボルト7は、ボルト頭部が2個の縦溝孔部2cに、それぞれ、引掛けられるようになっている。なお、図3における垂直立上り部2bについては、同図における左側が取付けボルト7を引掛けていない状態で図2のA矢視方向から見た場合を示し、右側が取付けボルト7を引掛けた状態で図2のB矢視方向から見た場合を示している。
【0029】
破砕室入口用ライナー1の取り付けについて説明する。まず、取付けフランジ2の2個の縦溝孔部2cに、それぞれ、上方より取付けボルト7を差し込み、取付けボルト7の矩形鋼板片7a付き頭部を、破砕室入口用ライナー1の方へ縦溝孔部2cより突出させることにより、取付けボルト7を垂直立上り部2bに引掛けて落ちないように保持する(係止する)。この状態で破砕室入口用ライナー1を取付けフランジ2の水平台座部2aによって上部胴体フランジ部14a上に載置する。しかる後、取付けボルト7のねじ部を、ホッパ取付け用円筒部17bの前記ボルト挿通孔に挿通して入口ホッパ17の内側から外側に貫通させる。次いで、機体外側より、該突出している取付けボルト7のねじ部にスプリングワッシャを嵌めてからナット8を螺合して締め付けることにより、破砕室入口用ライナー1を入口ホッパ17のホッパ取付け用円筒部17bに締結固定する。
【0030】
この場合、取付けボルト7が共回りしようとしても矩形鋼板片7aが取付けフランジ2の水平台座部2aの上面に当接し、取付けボルト7の回動が阻止される(図3参照)。これにより、ナット8の回動に対して取付けボルト7が連れ動きする取付けボルト7の共回りを防止することができる。
【0031】
このようにして、同様に、入口ホッパ17に残り11個の破砕室入口用ライナー1を順次締結固定することができる。また、破砕室入口用ライナー1の交換の際には、機体外側より、ナット8を緩めることにより破砕室入口用ライナー1の取り外しを行うことができる。
【0032】
このように、本実施形態の旋動式破砕機は、機体外側よりナット8を締め付けることにより、破砕室入口用ライナー1を入口ホッパ17に着脱可能に締結固定しうるように構成されている。これにより、破砕室入口用ライナーが溶接付けで固定されている従来のものとは違って、破砕室入口用ライナー1の取付け作業や交換作業を短時間で容易に行うことができる。また、破砕室入口用ライナー1の交換に際し、従来のガス切断作業が不要で、上部胴体14自体を傷つけなくてすむ。
【0033】
図4は本発明に係る別の、破砕室入口用ライナーと取付けフランジを説明するための一部断面側面図、図5は図4の破砕室入口用ライナーと取付けフランジを背面側から見た図である。ここで、図2,図3に示すものとの相違点は、取付けフランジにある。図2,図3に示すものと同一部分には同一の符号を付している。
【0034】
この実施形態では、破砕室入口用ライナー1の背面側には、締結具用係合体としての側面視L字形の取付けフランジ3が該破砕室入口用ライナー1と一体的に設けられている。取付けフランジ3は、一方端が破砕室入口用ライナー1に固着された水平台座部3aと、水平台座部3aに連なりその反対側が破砕室入口用ライナー1に固着された垂直立上り部3bとを有している。
【0035】
垂直立上り部3bの破砕室入口用ライナー1側の面に、中央のリブ部3baに対してその左右に板厚が薄くなされた平面凹部3bbが形成され、これにより段差が形成されている。この左右の平面凹部3bbに、それぞれ、左右方向に延びる横溝孔部3cが設けられている。なお、図5における垂直立上り部3bについては、同図における左側が取付けボルト7を引掛けていない状態で図4のA矢視方向から見た場合を示し、右側が取付けボルト7を引掛けた状態で図5のB矢視方向から見た場合を示している。
【0036】
破砕室入口用ライナー1の取り付けについて説明する。まず、取付けフランジ3の2個の横溝孔部3cに、それぞれ、側方より取付けボルト7を差し込み、取付けボルト7の矩形鋼板片7a付き頭部を、破砕室入口用ライナー1の方へ横溝孔部3cより突出させることにより、取付けボルト7を垂直立上り部3bに引掛けて落ちないように保持する。以後は前記図2及び図3の場合と同様にして、機体外側より、ホッパ取付け用円筒部17bのボルト挿通孔から突出している取付けボルト7のねじ部にスプリングワッシャを嵌めてからナット8を螺合して締め付けることにより、破砕室入口用ライナー1を入口ホッパ17のホッパ取付け用円筒部17bに締結固定する。
【0037】
この場合、取付けボルト7が共回りしようとしても矩形鋼板片7aが取付けフランジ3の前記リブ部3baに当接し、取付けボルト7の回動が阻止される(図5参照)。これにより取付けボルト7の共回りを防止することができる。
【0038】
このように、図4及び図5に示す破砕室入口用ライナー1と取付けフランジ3を備えた旋動式破砕機によれば、破砕室入口用ライナーが溶接付けで固定されている従来のものとは違って、破砕室入口用ライナー1の取付け作業や交換作業を短時間で容易に行うことができる。また、破砕室入口用ライナー1の交換に際し、従来のガス切断作業が不要で、上部胴体14自体を傷つけなくてすむ。
【0039】
図6は本発明に係る別の、破砕室入口用ライナーと取付けフランジを説明するための一部断面側面図、図7は図6における取付けフランジ要部の平面図、図8は図6の破砕室入口用ライナーと取付けフランジを背面側から見た図である。ここで、図2,図3に示すものとの相違点は、取付け用ボルトとしてU字ボルトを用いる点にあり、図2,図3に示すものと同一部分には同一の符号を付している。
【0040】
この実施形態では、破砕室入口用ライナー1の背面側には、締結具用係合体としての側面視L字形の取付けフランジ4が該破砕室入口用ライナー1と一体的に設けられている。取付けフランジ4は、一方端が破砕室入口用ライナー1に固着された水平台座部4aと、垂直立上り部4bとを有している。取付けフランジ4の垂直立上り部4bには、U字取付けボルト9の軸間距離に対応する間隔をあけて2個の上下方向に延びる縦溝孔部4cが設けられている。なお、図8における垂直立上り部3bについては、同図における左側がU字取付けボルト9を引掛けていない状態で図6のA矢視方向から見た場合を示し、右側がU字取付けボルト9を引掛けた状態で図6のB矢視方向から見た場合を示している。
【0041】
破砕室入口用ライナー1の取り付けについて説明する。まず、取付けフランジ4の2個の縦溝孔部4cに、上方よりU字取付けボルト9の対向する軸部を差し込むことにより、U字取付けボルト9を垂直立上り部4bに引掛けて落ちないように保持する。この状態で破砕室入口用ライナー1を取付けフランジ4の水平台座部4aによって上部胴体フランジ部14a上に載置する。しかる後、U字取付けボルト9の両端ねじ部を、ホッパ取付け用円筒部17bのボルト挿通孔に挿通して入口ホッパ17の内側から外側に貫通させる。次いで、機体外側より、該突出しているU字取付けボルト9の両端ねじ部にそれぞれスプリングワッシャを嵌めてからナット10を螺合して締め付けることにより、破砕室入口用ライナー1を入口ホッパ17のホッパ取付け用円筒部17bに締結固定する。
【0042】
この場合、U字取付けボルト9を用いているので共回りを防止することができる。
【0043】
このように、図6〜図8に示す破砕室入口用ライナー1と取付けフランジ4を備えた旋動式破砕機によれば、破砕室入口用ライナーが溶接付けで固定されている従来のものとは違って、破砕室入口用ライナー1の取付け作業や交換作業を短時間で容易に行うことができる。また、破砕室入口用ライナー1の交換に際し、従来のガス切断作業が不要で、上部胴体14自体を傷つけなくてすむ。
【0044】
図9は本発明に係る別の、破砕室入口用ライナーと取付けフランジを説明するための側面図、図10は図9の破砕室入口用ライナーと取付けフランジを背面側から見た図である。ここで、図2,図3に示すものとの相違点は、締結具用係合体としての取付けフランジにナット(雌ねじ部)を固着した点にあり、図2,図3に示すものと同一部分には同一の符号を付している。
【0045】
この実施形態では、破砕室入口用ライナー1の背面側には、締結具用係合体としての側面視L字形の取付けフランジ5が該破砕室入口用ライナー1と一体的に設けられている。取付けフランジ5は、一方端が破砕室入口用ライナー1に固着された水平台座部5aと、垂直立上り部5bとを有している。取付けフランジ5の垂直立上り部5bには、間隔をあけて2個の貫通孔部5cが設けられている。8はナットであり、垂直立上り部5bの破砕室入口用ライナー1側の面に、前記貫通孔部5cの位置に合わせてナット8が溶接付けされている。
【0046】
破砕室入口用ライナー1の取り付けについて説明する。まず、破砕室入口用ライナー1を取付けフランジ5の水平台座部5aによって上部胴体フランジ部14a上に載置する。次いで、機体外側より、スプリングワッシャを嵌めた取付けボルト7のねじ部を、ホッパ取付け用円筒部17bの前記ボルト挿通孔に挿通して入口ホッパ17の外側から内側に貫通させる。しかる後、取付けフランジ5に溶接付けされている前記ナット8に取付けボルト7を螺合して締め付けることにより、破砕室入口用ライナー1を入口ホッパ17のホッパ取付け用円筒部17bに締結固定する。
【0047】
このように、図9,図10に示す破砕室入口用ライナー1と取付けフランジ5を備えた旋動式破砕機によれば、破砕室入口用ライナーが溶接付けで固定されている従来のものとは違って、破砕室入口用ライナー1の取付け作業や交換作業を短時間で容易に行うことができる。また、破砕室入口用ライナー1の交換に際し、従来のガス切断作業が不要で、上部胴体14自体を傷つけなくてすむ。
【0048】
この図9,図10に示すものでは、締結具用係合体としての取付けフランジ5の垂直立上り部5bに、雌ねじ部としてナット8を溶接付けするようにしたが、垂直立上り部5bに雌ねじを螺刻するようにしてもよい。また、破砕室入口用ライナー1の背面に締結具用係合体としての厚肉部を設け、この厚肉部に雌ねじを螺刻するようにしてもよい。
【0049】
図11は本発明に係る別の、破砕室入口用ライナーと取付けフランジを説明するための断面図である。ここで、前記図1に示すものと同一部分には同一の符号を付している。
【0050】
図11において、破砕室入口用ライナー1の背面には、締結具用係合体としての平板状の取付けフランジ6が該破砕室入口用ライナー1と一体的に設けられている。取付けフランジ6には、所定の間隔でボルト挿通孔が設けられている。この破砕室入口用ライナー1の取り付けについて説明すると、破砕室入口用ライナー1は、取付けフランジ6によって上部胴体フランジ部14a上に載置される。次いで、破砕室入口用ライナー1は、図11に示すように、平ワッシャ、上部胴体フランジ部14aのボルト挿通孔、前記取付けフランジ6のボルト挿通孔、ホッパ据付座17cのボルト挿通孔及びスプリングワッシャにボルト20’を挿通し、ナット21’に螺合して締め付けることにより、上部胴体14に締結固定されている。このように、破砕室入口用ライナー1は、機体外側において上部胴体14に入口ホッパ17を締結固定するボルト・ナットを利用して、上部胴体14に入口ホッパ17とともに共締めされ締結固定される。
【0051】
このように、図11に示す破砕室入口用ライナー1と取付けフランジ6を備えた旋動式破砕機によれば、破砕室入口用ライナーが溶接付けで固定されている従来のものとは違って、破砕室入口用ライナー1の取付け作業や交換作業を短時間で容易に行うことができる。また、破砕室入口用ライナー1の交換に際し、従来のガス切断作業が不要で、上部胴体14自体を傷つけなくてすむ。また、この実施形態では、破砕室入口用ライナー1の取付けに際し、上部胴体14に入口ホッパ17とともに共締めするようにしたので、図1に示すものに比べてボルト締付け工数を減らすことができ、ライナー取付け工事の簡略化を図ることができる。
【0052】
なお、前記図1〜図10に示す実施形態では、入口ホッパ17に破砕室入口用ライナー1を締結固定する例について述べたが、当然ながら上部胴体14の形状によっては、上部胴体14に破砕室入口用ライナー1を締結固定することも可能である。
【0053】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明による旋動式破砕機は、コーンケーブ上方における上部胴体の摩耗を防止するための破砕室入口用ライナーを、機体外側より締結具を締め付けることにより、入口ホッパ又は上部胴体に着脱可能に締結固定しうるように構成されている。これにより本発明による旋動式破砕機によれば、破砕室入口用ライナーが溶接付けで固定されている従来のものに比べて、破砕室入口用ライナーの取付け作業や交換作業を短時間で容易に行うことができ、旋動式破砕機の稼働率の向上に寄与することができるとともに、破砕室入口用ライナーの交換に際し、従来のガス切断作業が不要で、上部胴体自体を傷つけなくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による旋動式破砕機の要部の構成を示す断面図である。
【図2】図1における破砕室入口用ライナーと取付けフランジを説明するための側面図である。
【図3】図2の破砕室入口用ライナーと取付けフランジを背面側から見た図である。
【図4】本発明に係る別の、破砕室入口用ライナーと取付けフランジを説明するための一部断面側面図である。
【図5】図4の破砕室入口用ライナーと取付けフランジを背面側から見た図である。
【図6】本発明に係る別の、破砕室入口用ライナーと取付けフランジを説明するための一部断面側面図である。
【図7】図6における取付けフランジ要部の平面図である。
【図8】図6の破砕室入口用ライナーと取付けフランジを背面側から見た図である。
【図9】本発明に係る別の、破砕室入口用ライナーと取付けフランジを説明するための側面図である。
【図10】図9の破砕室入口用ライナーと取付けフランジを背面側から見た図である。
【図11】本発明に係る別の、破砕室入口用ライナーと取付けフランジを説明するための断面図である。
【図12】従来の旋動式破砕機の要部の構成を示す断面図である。
【図13】図12のA矢視要部平面図である。
【符号の説明】
1…破砕室入口用ライナー 2…取付けフランジ 2a…水平台座部 2b…垂直立上り部 2c…縦溝孔部 3…取付けフランジ 3a…水平台座部 3b…垂直立上り部 3ba…リブ部 3bb…平面凹部 3c…横溝孔部 4…取付けフランジ 4a…水平台座部 4b…垂直立上り部 4c…縦溝孔部 5…取付けフランジ 5a…水平台座部 5b…垂直立上り部 5c…貫通孔部 6…取付けフランジ 7…取付けボルト 7a…矩形鋼板片 8…ナット 9…U字取付けボルト 10…ナット 11…主軸組立ヘッド 12…主軸 13…マントル 14…上部胴体 14a…上部胴体フランジ部 15…コーンケーブ 16…破砕室 17…入口ホッパ 17a…入口ホッパ本体 17b…ホッパ取付け用円筒部 17c…ホッパ据付座 18…上部軸受 19…スパイダアーム
20,20’…ボルト 21,21’…ナット

Claims (7)

  1. 主軸にマントルを設けてなる主軸組立ヘッドを備え、上部胴体に装着されたコーンケーブの内側で主軸組立ヘッドを偏心旋回運動させ、前記上部胴体上に設けられた入口ホッパからの破砕原料をコーンケーブとマントルとの間に形成される破砕室で破砕する旋動式破砕機において、
    コーンケーブ上方における前記上部胴体の摩耗を防止するための破砕室入口用ライナーが、機体外側より締結具を締め付けることにより、前記入口ホッパ又は前記上部胴体に着脱可能に締結固定されていることを特徴とする旋動式破砕機。
  2. 主軸にマントルを設けてなる主軸組立ヘッドを備え、上部胴体に装着されたコーンケーブの内側で主軸組立ヘッドを偏心旋回運動させ、前記上部胴体上に設けられた入口ホッパからの破砕原料をコーンケーブとマントルとの間に形成される破砕室で破砕する旋動式破砕機において、
    コーンケーブ上方における前記上部胴体の摩耗を防止するための破砕室入口用ライナーを備え、この破砕室入口用ライナーは、機体外側において前記上部胴体に前記入口ホッパを締結固定するボルト・ナットを利用して、前記上部胴体に前記入口ホッパとともに共締めされ締結固定されていることを特徴とする旋動式破砕機。
  3. 主軸にマントルを設けてなる主軸組立ヘッドを備え、上部胴体に装着されたコーンケーブの内側で主軸組立ヘッドを偏心旋回運動させ、前記上部胴体上に設けられた入口ホッパからの破砕原料をコーンケーブとマントルとの間に形成される破砕室で破砕する旋動式破砕機において、
    コーンケーブ上方における前記上部胴体の摩耗を防止するための破砕室入口用ライナーと、この破砕室入口用ライナーの背面側に該破砕室入口用ライナーと一体的に設けられた締結具用係合体とを備え、前記締結具用係合体に取付けボルトを引掛けた状態で該取付けボルトのねじ部を、前記入口ホッパ又は前記上部胴体に設けたボルト挿通孔に挿通して該入口ホッパ又は該上部胴体の内側から外側に貫通させ、機体外側よりナットを前記取付けボルトに螺合して締め付けることにより、前記破砕室入口用ライナーが前記入口ホッパ又は前記上部胴体に締結固定されていることを特徴とする旋動式破砕機。
  4. 前記取付けボルトの共回りを防止する共回り防止手段が設けられていることを特徴とする請求項3記載の旋動式破砕機。
  5. 前記取付けボルトがU字ボルトであることを特徴とする請求項3記載の旋動式破砕機。
  6. 主軸にマントルを設けてなる主軸組立ヘッドを備え、上部胴体に装着されたコーンケーブの内側で主軸組立ヘッドを偏心旋回運動させ、前記上部胴体上に設けられた入口ホッパからの破砕原料をコーンケーブとマントルとの間に形成される破砕室で破砕する旋動式破砕機において、
    コーンケーブ上方における前記上部胴体の摩耗を防止するための破砕室入口用ライナーと、この破砕室入口用ライナーの背面側に該破砕室入口用ライナーと一体的に設けられた締結具用係合体とを備え、前記締結具用係合体に雌ねじ部を設け、取付けボルトを前記入口ホッパ又は前記上部胴体に設けたボルト挿通孔に挿通し該入口ホッパ又は該上部胴体の外側から内側に貫通させ、機体外側より取付けボルトを前記雌ねじ部に螺合して締め付けることにより、前記破砕室入口用ライナーが前記入口ホッパ又は前記上部胴体に締結固定されていることを特徴とする旋動式破砕機。
  7. 前記破砕室入口用ライナーは、上部胴体上端部の周方向に沿って該周方向に複数に分割されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の旋動式破砕機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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