JP2004133059A - カラーレーザーポインター及びその駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発光波長の異なる複数のレーザー発光素子6〜8と、複数のレーザー発光素子6〜8による照射ビーム色を選択する色選択手段1と、色選択手段1の色選択情報に基き色指定信号を発生する色指定手段2と、複数のレーザー発光素子6〜8をそれぞれ個別に駆動する駆動電源手段3〜5と、を具備する。色指定手段2は、その色指定信号により駆動電源手段3〜5を駆動制御する。複数のレーザー発光素子6〜8からの発光レーザービームの照射ポイントが、1つのポイントに集光されるように調整可能な集光手段9を備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はレーザーポインターに係り、より見易く認識し易いカラーレーザーポインターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来レーザーポインターにおいて、赤色等のレーザーポインターが製品化され、それらはプレゼンテーションなどで広く使用されている。図3は従来例を示しており、図において1は電源スイッチ、3は駆動回路であり、DC−DCコンバータを含む。6は赤色レーザーダイオード、11は電池、9は集光レンズである。
【0003】
図3において電源スイッチ1をオンにすると、駆動回路3は電池11からの電圧をDC−DCコンバータにより昇圧して、赤色レーザーダイオード6を発光させる。赤色レーザーダイオード6で発光した光は、集光レンズ9により充分な平行光とされ、例えば会議などのプレゼンテーションで使用される会議用パネルなどを照射し、ポイント指示するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した例のように赤色等の単色のレーザーポインタを複数人でそれぞれ所持し、会議等において例えば会議用パネルを複数人で同時に指示した場合、どのポイントが誰に指示されているのか判別がつき難いという問題があった。
【0005】
本発明はかかる実情に鑑み、複数の所望のポイント色を設定可能なカラーレーザーポインター及びその駆動方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のカラーレーザーポインターは、発光波長の異なる複数のレーザー発光素子と、前記複数のレーザー発光素子による照射ビーム色を選択する色選択手段と、前記色選択手段の色選択情報に基き色指定信号を発生する色指定手段と、前記複数のレーザー発光素子をそれぞれ個別に駆動する駆動電源手段と、を具備し、前記色指定手段は、その色指定信号により前記駆動電源手段を駆動制御するようにしたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明のカラーレーザーポインターにおいて、前記複数のレーザー発光素子からの発光レーザービームの照射ポイントが、1つのポイントに集光されるように調整可能な集光手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明のカラーレーザーポインターにおいて、前記集光手段はその光軸が、発光すべき前記レーザー発光素子の中心部と一致するように位置調整されることを特徴とする。
【0009】
また、本発明のカラーレーザーポインターの駆動方法は、発光波長の異なる複数のレーザー発光素子による照射ビーム色を色選択手段により選択する工程と、前記色選択手段の色選択情報に基き色指定手段により色指定信号を発生する工程と、前記複数のレーザー発光素子をそれぞれ個別に駆動電源手段により駆動する工程と、を備え、前記色指定手段が、その色指定信号により前記駆動電源手段を駆動制御するようにしたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明のカラーレーザーポインターの駆動方法において、前記複数のレーザー発光素子からの発光レーザービームの照射ポイントが、1つのポイントに集光されるように集光手段が集光することを特徴とする。
【0011】
本発明では、色選択手段の色選択情報に基き色指定手段が、その色指定信号により駆動電源手段を駆動制御することで、カラーレーザーポインターのレーザーポイント色を切り換え可能とする。従って、複数色から選択した所望のポイント色を設定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、従来例と実質的に同一又は対応する部材には同一符号を用いて、本発明によるカラーレーザーポインターの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施形態に係る本発明の特徴を最もよく表す図である。図1において、1は色選択スイッチ、2は色指定回路部、3〜5はカラーレーザー発光素子駆動電源部、6〜8はそれぞれ赤色レーザー発光ダイオード、緑色レーザー発光ダイオード、青色レーザー発光ダイオード、9は集光レンズ、10は集光レンズ位置調整手段、11は電池、12は外装である。
【0014】
次に図1において色選択スイッチ1は、図示のようにレーザーポインタ本体に取り付けられた回転ダイヤル式の切換えスイッチである。本実施形態では赤、緑、青、マゼンタ、黄、シアン、白、電源オフの8つのポイントをスイッチの回転ダイヤル外周部に表示し、回転することにより色指定できるようになっている。
【0015】
図2は、色選択スイッチ1の構造を示している。図2(a)において、101は色選択スイッチ1のダイヤルの操作ダイヤルカバーであり、8つのモードを示すポイントマーク及び図示しない色名表示を持つ。なお、回転位置指定のためのクリック機構や位置指定のための機構の図示は省略する。102は操作ダイヤルカバー101の回転に連動回転するロータリースイッチ電極板である。図において白丸表示部は非能動接点部102a、また黒丸表示部は能動接点部102bとして、該能動接点部102bには図示しないが、論理値においてHIGHレベルを電源より供給しておく。次に103は集電基板であり、該集電基板103上に3本の電極により構成される接触子104を備える。接触子104によってロータリースイッチ電極板102の各電極の電位を検出するように構成されている。
【0016】
回転スイッチは、図2(b)に示すロータリースイッチ電極板102のように裏面にロータリー電極を構成する。その各接点は8つの回転角に分割配置され、それぞれの位置に3ビット対応の電極を構成する。そして集電基板103の3つの対向する接触子104により、色指定回路部2に色指定情報を供給する。本実施形態においては色指定回路2は論理回路により、色指定信号でカラーレーザー発光素子駆動電源部3〜5の制御を行い、その指定色に従ってカラーレーザーダイオード6〜8を発光させるように構成されている。
【0017】
例えば赤色の場合は、レーザー発光素子駆動電源部3が赤色レーザーダイオード6を点灯発光させる。また、緑色の場合は、レーザー発光素子駆動電源部4が緑色レーザーダイオード7を点灯発光させる。青色の場合は、レーザー発光素子駆動電源部5が青色レーザーダイオード8を点灯発光させる。
【0018】
さらに、黄色の場合は、レーザー発光素子駆動電源部3及び4がそれぞれ、赤色レーザーダイオード6と緑色レーザーダイオード7を点灯発光させる。また、シアン色の場合は、レーザー発光素子駆動電源部4及び5がそれぞれ、緑色レーザーダイオード7と青色レーザーダイオード8を点灯発光させる。また、マゼンタの場合は、レーザー発光素子駆動電源部5及び3がそれぞれ、青色レーザーダイオード8と赤色レーザーダイオード6を点灯発光させる。白の場合は、レーザー発光素子駆動電源部3、4及び5がそれぞれ、赤色レーザーダイオード6と緑色レーザーダイオード7と青色レーザーダイオード8の3つ全てを点灯発光させる。
【0019】
上記の場合、それぞれのレーザー発光ダイオードの発光レーザー光線は、集光レンズ9により十分な平行光として、例えば会議用パネル上に選択されたカーラーポイントを照射、指示するものである。その際、集光レンズ9はその光軸が、発光すべきレーザー発光素子の中心部と一致するように、位置調整手段10によって位置調整される。
【0020】
以上、本発明を実施形態とともに説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
例えば3種類のレーザー発光ダイオード(赤、緑、青)の場合ばかりでなく、そのうちの2種類であってよい。
【0021】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、この種のカラーレーザーポインターにおいてレーザーポイント色を切り換え、カラーレーザーのポイント照射を選択的に可能とすることで、複数のレーザーポインターでのポイント指示であっても異なる色指定が即座に可能となり、容易な発言者等の識別を容易に行なうことが可能となるものである。また、好みの色によるレーザー光でのプレゼンテーションが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーレーザーポインターの構成例を示す図である。
【図2】本発明のカラーレーザーポインターにおける色選択スイッチ部の構造を示す図である。
【図3】従来例のレーザーポインターの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 色選択スイッチ
2 色指定回路部
3〜5 カラーレーザー発光素子駆動電源部
6 赤色レーザー発光ダイオード
7 緑色レーザー発光ダイオード
8 青色レーザー発光ダイオード
9 集光レンズ
10 集光レンズ位置調整手段
11 電源(電池)
12 外装
Claims (5)
- 発光波長の異なる複数のレーザー発光素子と、前記複数のレーザー発光素子による照射ビーム色を選択する色選択手段と、前記色選択手段の色選択情報に基き色指定信号を発生する色指定手段と、前記複数のレーザー発光素子をそれぞれ個別に駆動する駆動電源手段と、を具備し、
前記色指定手段は、その色指定信号により前記駆動電源手段を駆動制御するようにしたことを特徴とするカラーレーザーポインター。 - 請求項1記載のカラーレーザーポインターにおいて、
前記複数のレーザー発光素子からの発光レーザービームの照射ポイントが、1つのポイントに集光されるように調整可能な集光手段を備えたことを特徴とするカラーレーザーポインター。 - 前記集光手段はその光軸が、発光すべき前記レーザー発光素子の中心部と一致するように位置調整されることを特徴とする請求項2記載のカラーレーザーポインター。
- 発光波長の異なる複数のレーザー発光素子による照射ビーム色を色選択手段により選択する工程と、前記色選択手段の色選択情報に基き色指定手段により色指定信号を発生する工程と、前記複数のレーザー発光素子をそれぞれ個別に駆動電源手段により駆動する工程と、を備え、
前記色指定手段が、その色指定信号により前記駆動電源手段を駆動制御するようにしたことを特徴とするカラーレーザーポインターの駆動方法。 - 請求項4記載のカラーレーザーポインターの駆動方法において、
前記複数のレーザー発光素子からの発光レーザービームの照射ポイントが、1つのポイントに集光されるように集光手段が集光することを特徴とするカラーレーザーポインターの駆動方法。
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JP2002295303A JP2004133059A (ja) | 2002-10-08 | 2002-10-08 | カラーレーザーポインター及びその駆動方法 |
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JP2018042216A (ja) * | 2016-09-09 | 2018-03-15 | 富士通株式会社 | 表示デバイス、表示方法及び表示システム |
KR20200043722A (ko) * | 2018-10-18 | 2020-04-28 | 울산과학기술원 | 회전 포인터를 구비한 펜 |
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