JP2004131627A - Ethylene copolymer composition and easily openable sealing material using the same - Google Patents
Ethylene copolymer composition and easily openable sealing material using the same Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004131627A JP2004131627A JP2002298552A JP2002298552A JP2004131627A JP 2004131627 A JP2004131627 A JP 2004131627A JP 2002298552 A JP2002298552 A JP 2002298552A JP 2002298552 A JP2002298552 A JP 2002298552A JP 2004131627 A JP2004131627 A JP 2004131627A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- weight
- unsaturated ester
- copolymer composition
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、種々の材料に対し、優れた密封性と易開封性を示すエチレン共重合体組成物及びこれを用いた易開封性シール材料に関する。とりわけポリプロピレン用の易開封性シール材料として有用なエチレン共重合体組成物及び該組成物からなる易開封性シール材料に関する。
【0002】
【従来の技術】
カップ麺、ゼリー、ヨーグルト、豆腐など各種飲食品や医薬品の容器として、易開封性蓋材を備えたプラスチック容器が広く使用されている。このような易開封性蓋材のシール材として、古くはエチレン酢酸ビニル共重合体、粘着付与樹脂及びワックスからなるホットメルト接着剤型のものが使用されていたが、押出ラミネート加工ができず、また耐油性、耐熱性が充分でないため、押出ラミネート加工可能なシール材料として種々のものが提案され、また実用化されるようになってきた。例えばエチレン・酢酸ビニル共重合体やエチレン・アクリル酸エチル共重合体のようなエチレン・不飽和エステル共重合体と粘着付与樹脂の組成物、これにポリエチレンや低結晶性エチレン・α−オレフィン共重合体などを配合した組成物などが、密封性と易開封性とを備えたシール材料となることが知られている(例えば特公昭63−29894号や特公平1−3895号などの各公報)。
【0003】
しかしながら容器本体に使用されるプラスチック材料の種類も増え、新しい材料に対しては従来のシール材では充分に対応できないものもあり、新たなシール材の出現が望まれている。また既存のプラスチック材料を使用した容器であっても、用途によっては望まれるヒートシール特性が異なっていたり、また他の特性が要求されたりすることがあり、このような要求に耐えられるようなシール材料も望まれている。
【0004】
例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエステルなどが容器材料として古くから使用されてきたが、近年、透明性、耐熱性、衛生性、強度、コストなどの問題からポリプロピレンが多用されるようになってきた。このようなポリプロピレン容器に使用される蓋材としては、密封性と易開封性の観点から容器本体と適度なヒートシール強度を有し、開封した際に開封面に樹脂残りがないよう界面剥離するものが望まれた。とくに小容量のポリプロピレン製容器に対しては、適当なヒートシール強度のレベルが比較的低くて密封性と易剥離性に優れているものが望まれており、また剥離するときの強度が均一でソフト感のあるものが望まれていた。ところがこのような諸性質を全て満足するようなシール材料は見出されていないのが現状であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明者等は、上記要求性能を全て満足し、したがってポリプロピレン容器用に好適な易開封性シール材を見出すべく検討を行った。その結果、後記するようなエチレン共重合体組成物が、種々のシール特性及び剥離感に優れることを見出すに至り、本発明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明によれば、不飽和エステル含量が3〜20重量%のエチレン・不飽和エステル共重合体(A)30〜98重量部、不飽和エステル含量が25〜50重量%のエチレン・不飽和エステル共重合体(B)1〜40重量部、ワックス(C)1〜30重量部及び粘着付与樹脂(D)0〜30重量部の割合で配合してなるエチレン共重合体組成物提供される。本発明によればまた、このようなエチレン共重合体組成物からなる易開封性シール材料が提供される。さらに本発明によれば、基材にこのような易開封性シール材料を積層した包装材料が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明においては、不飽和エステル含量の異なる2種のエチレン・不飽和エステル共重合体(A)及び(B)が使用される。エチレン・不飽和エステル共重合体(A)は、不飽和エステル含量が3〜20重量%、好ましくは5〜20重量%の範囲のものである。またエチレン・不飽和エステル共重合体(B)は、不飽和エステル含量が25〜50重量%、好ましくは25〜35重量%の範囲のものである。このような2種のエチレン・不飽和エステル共重合体を適当な割合で併用することにより、ポリプロピレンに対し適度なシール強度を有し、また均一な剥離強度を有するシール材料となる組成物を得ることができる。共重合体(A)のみを使用した場合には均一な剥離強度を有する組成物は得られず、また共重合体(B)のみを使用した場合には組成物にべたつきが生ずると共に、耐熱性が不足し、またポリプロピレンに対し適正なシール強度を有する組成物が得られない。
【0008】
エチレン・不飽和エステル共重合体(A)及び(B)における不飽和エステルとしては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルのようなビニルエステル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸nプロピル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸nブチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸イソブチル、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチルのような不飽和カルボン酸エステルを例示することができる。とくに好ましいのは酢酸ビニル及びアクリル酸又はメタクリル酸の低級アルキルエステルである。共重合体(A)及び(B)はそれぞれ2種以上使用してもよく、また共重合体(A)と(B)の不飽和エステルは同一あるいは異なるものである。
【0009】
エチレン・不飽和エステル共重合体(A)及び(B)はまた、加工性、シール強度、耐油性等を勘案すると、それぞれ190℃、2160g荷重におけるメルトフローレートが0.1〜500g/10分、とくに1〜150g/10分のものを使用するのが好ましい。
【0010】
本発明で使用されるワックス(C)は、合成ワックスであっても天然ワックスであってもよい。合成ワックスとしては、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックスなどのポリオレフィンワックス、フィッシャー・トロプシュ法で得られる合成ワックスなどを例示することができる。ポリエチレンワックスやポリプロピレンワックスなどのポリオレフィンワックスは、オレフィンを低重合して得られるものであってもよく、また高分子量のポリエチレンやポリプロピレンを熱分解して得られるものであってもよい。ポリオレフィンワックスとしてはまた、数平均分子量が500〜10000、とくに1000〜8000程度、環球法による軟化点が100〜150℃、とくに100〜130℃程度のものを使用するのが好ましい。ポリオレフィンワックスとしてはまた、酸化変性や不飽和カルボン酸又はその無水物によるグラフト変性などの変性を施したものであってもよい。また天然ワックスとしては、石油留分から分離されるパラフィンワックス、カルナバワックス、マイクロクリスタリンワックスなどを例示することができる。これらの中ではとくにポリオレフィンワックスを使用するのが好ましい。
【0011】
本発明のエチレン共重合体組成物の任意配合成分であるが、配合することが推奨される粘着付与樹脂(D)は、脂肪族系炭化水素樹脂、脂環族系炭化水素樹脂、芳香族系炭化水素樹脂、ポリテルペン系樹脂、ロジン類、スチレン系樹脂、クマロン・インデン樹脂などを挙げることができる。脂肪族系炭化水素樹脂の例としては、1−ブテン、イソブテン、ブタジエン、1,3−ペンタジエン、イソプレンなど炭素数4〜5のモノ又はジオレフィンの少なくとも1種以上を含む留分を重合して得られる樹脂を挙げることができる。脂環族系炭化水素樹脂の例として、スペントC4〜C5留分中のジエン成分を環化二量化後重合させて得られる樹脂、シクロペンタジエンなどの環状モノマーを重合させた樹脂、芳香族系炭化水素樹脂を核内水添した樹脂などを挙げることができる。
【0012】
芳香族系炭化水素樹脂の例として、ビニルトルエン、インデン、α−メチルスチレンなどのC8〜C10のビニル芳香族炭化水素を少なくとも一種以上含有する留分を重合して得られる樹脂、あるいはこれら留分と上記脂肪族炭化水素留分を共重合して得られる樹脂などを挙げることができる。ポリテルペン系樹脂の例としては、α−ピネン重合体、β−ピネン重合体、ジペンテン重合体、テルペン・フェノール共重合体、α−ピネン・フェノール共重合体、これらの水素添加物などを挙げることができる。
【0013】
ロジン類としては、ガムロジン、ウッドロジン、トール油などのロジン及びその変性物などであり、変性物としては水素添加、不均化、二量化、エステル化などの変性を施したものを例示することができる。スチレン系炭化水素樹脂としては、純度の高いスチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、イソプロピルトルエンなどのスチレン系単量体の1種又は2種以上を重合して得られる分子量の低い樹脂状重合体を挙げることができる。
【0014】
本発明のエチレン共重合体組成物を飲食品包装用の易開封性シール材料として使用する場合には、無臭性、食品衛生性、他成分との混和性などを考慮すると、芳香族系炭化水素樹脂を核内水添した樹脂あるいはポリテルペン系樹脂を使用することが好ましい。
【0015】
本発明のエチレン共重合体組成物においては、エチレン・不飽和エステル共重合体(A)及び(B)、ワックス(C)及び必要によりさらに粘着付与樹脂(D)を所定割合で配合することが重要である。すなわち(A)、(B)、(C)及び(D)の合計量を100重量部とするときに、エチレン・不飽和エステル共重合体(A)を30〜98重量部、好ましくは40〜90重量部、一層好ましくは50〜80重量部、エチレン・不飽和エステル共重合体(B)を1〜40重量部、好ましくは5〜35重量部、一層好ましくは10〜30重量部、ワックス(C)を1〜30重量部、好ましくは2〜20重量部、一層好ましくは2〜15重量部、また粘着付与樹脂(D)を0〜30重量部、好ましくは1〜20重量部、一層好ましくは2〜15重量部の割合で配合する。また(A),(B)、(C)、(D)の合計量を100重量部とするときに、エチレン・不飽和エステル共重合体(A)及び(B)の合計量を70〜95重量部、とくに75〜90重量部の割合で使用するのが好ましい。エチレン・不飽和エステル共重合体(A)及び(B)を上記のような割合で併用することにより、押出ラミネート加工が可能で、ポリプロピレンに対し適度なシール強度を有し、またソフトな剥離感を有するシール材料となるエチレン共重合体組成物を得ることができる。またワックス(C)を適量配合することにより広範囲なシール温度領域で適正なシール強度を示す組成物とすることができるが、過度に使用すると組成物の加工性を損なうことになる。さらに粘着付与樹脂(D)を適量添加することにより添加によりエチレン共重合体組成物のシール性を改善することができるが、多くの場合、過度に配合するとその加工性や耐油性を損なうようになる。
【0016】
本発明のエチレン共重合体組成物には、シール強度の調整のために、他の熱可塑性樹脂、例えば低密度ポリエチレン、中・高密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン(密度が900〜930kg/m3のエチレン・α−オレフィン共重合体)、ポリ−1−ブテン、スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体又はその水素添加物、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体又はその水素添加物などを少量、例えば’A)、(B)、(C)、(D)の合計量100重量部に対し、20重量部以下、とくに10重量部以下の割合で配合することができる。
【0017】
本発明のエチレン共重合体組成物においては、任意に各種添加剤を配合することができる。かかる添加剤の代表例としては、押出加工性、離ロール性、フイルムの滑り性などの改善の目的で使用される滑剤及び/又は離ロール剤を挙げることができる。より具体的には、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、ベヘニン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、オレイルパルミドアミド、ステアリルパルミドアミド、メチレンビスステアリルアミド、メチレンビスオレイルアミド、エチレンビスオレイルアミド、エチレンビスエルカ酸アミドなどの各種アミド類、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールなどのポリアルキレングリコール、水添ひまし油、シリカ、タルクなどの無機質添加剤などである。これらの配合量は、無機質添加剤の場合は0.1〜3重量%程度、それ以外のものは0.01〜1重量%程度の範囲が適当である。
【0018】
任意に配合し得る他の添加剤の例としては、酸化防止剤、熱安定剤、光安定剤、帯電防止剤、顔料、染料などを例示することができる。
【0019】
本発明のエチレン共重合体組成物は、上記(A)、(B)、(C)の各成分、及び(D)やその他の任意に配合される熱可塑性樹脂や添加剤を、同時に又は逐次的に混合することによって調製することができる。エチレン共重合体組成物を調製するに当たっては、単軸押出機、二軸押出機、バンバリーミキサー、各種ニーダーなどを用いて溶融混合するのが好ましく、その混合順序にはとくに制限はない。
【0020】
かくして得られる本発明のエチレン共重合体組成物は、押出加工性、シール強度、耐熱水性等を考慮すると、190℃、2160g荷重におけるメルトフローレートが1〜400g/10分、とくに1〜150g/10分程度となるように調製されていることが望ましい。
【0021】
本発明のエチレン共重合体組成物は、易開封性シール材料、とくに包装材料の易開封性シール材料、とりわけポリプロピレンに対する易開封性シール材料として好適である。このような用途に使用される場合、通常は各種基材に積層した形で使用される。かかる目的に使用される基材としては、紙、アルミニウム、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、(高衝撃)ポリスチレン、アルミ蒸着ポリエステル、アルミ蒸着ポリプロピレン、シリカ蒸着ポリエステルなどを挙げることができる。このような基材は単層である必要はなく、2層以上の積層体であってもよい。
【0022】
本発明のエチレン共重合体組成物を基材に積層させるには、該組成物を予めキャスト法やインフレーション法によりフイルム化し、ドライラミネーション法により基材と貼り合わせる方法、該組成物を直接基材上に押出コーティングする方法、ポリエチレン等を接着層として用い、基材上にサンドイッチラミネーションにより接着層を介して積層する方法、基材と該組成物を共押出する方法などを採用することができる。
【0023】
かくして得られる積層体は、各種包装材料として使用することができる。とくに各種容器、とりわけポリプロピレン製容器の蓋材として使用するときに密封性、易開封性、剥離感等に優れた蓋材となる。またポリプロピレン製容器のみならず、他の材料の容器、例えば、ポリスチレン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル等の容器の蓋材としても利用できる。このような蓋付容器は、例えば、カップ麺、ゼリー、プリン、ヨーグルト、みつ豆、サワー、豆腐、乳酸飲料、和菓子、加工肉などの飲食物、薬品、医療容器、トナー、電子部品などの各種包装に使用することができる。
【0024】
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。尚、実施例及び比較例において用いた原料は、以下の通りである。
【0025】
1 原料
(1)エチレン・不飽和エステル共重合体(A)
EVA−1:エチレン・酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量14重量%、メルトフローレート(MFR)15g/10分)
EVA−2:エチレン・酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量19重量%、MFR2.5g/10分)
EVA−3:エチレン・酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量19重量%、MFR15g/10分)
(2)エチレン・不飽和エステル共重合体(B)
EVA−4:エチレン・酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量28重量%、MFR15g/10分)
(3)ワックス(C)
WAX:酸化変性型ポリエチレンワックス(数平均分子量3000、酸価1.0KOHmg/g)
(4)粘着付与樹脂(D)
P100:水素添加芳香族炭化水素樹脂(環球法軟化点100℃)
【0026】
[実施例1〜4、比較例1〜3]
予め作成した延伸PET(厚さ12μm)/低密度ポリエチレン(厚さ20μm)からなる2層構成の積層フイルムの低密度ポリエチレン面側に、表1に示す配合組成のエチレン共重合体組成物を30μm厚みで押出コーティングして試験基材を得た。
【0027】
厚さ300μmのポリプロピレンシートにこの試験基材をそのエチレン共重合体組成物面が当接するように重ね合わせ、160℃、圧力0.2MPa、シール時間1.0秒の条件でヒートシールして積層体を得た。この積層体から試験基材部を剥離したときの剥離強度を測定した。また同じ積層体を使用して試験基材部を剥離したときの剥離強度の均一性を、官能にて評価した。評価は、剥離強度が均一な場合をA、ジップ剥離してしまう場合をBとした。これらの結果を表1に併記する。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、易開封性シール材料として好適なエチレン共重合体組成物を提供することができる。とくにポリプロピレンに対してヒートシールする場合、密封性、低温ヒートシール性、易開封性、開封部の外観に優れ、ヒートシール強度の温度依存性が少なく、剥離強度の均一性に優れたシール材料となるエチレン共重合体組成物を提供することができる。またエチレン共重合体組成物のヒートシール強度は各成分の組成を変更させることにより調整することができるので、種々の用途分野で使用することができる。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an ethylene copolymer composition exhibiting excellent sealing properties and easy-opening properties for various materials, and an easy-opening sealing material using the same. In particular, the present invention relates to an ethylene copolymer composition useful as an easily-openable seal material for polypropylene and an easily-openable seal material comprising the composition.
[0002]
[Prior art]
BACKGROUND ART As containers for various foods and drinks such as cup noodles, jelly, yogurt, and tofu, and pharmaceuticals, plastic containers provided with easy-open lids are widely used. As a seal material for such an easy-opening lid material, a hot-melt adhesive type material composed of an ethylene-vinyl acetate copolymer, a tackifier resin and a wax has been used in the past. Also, because of insufficient oil resistance and heat resistance, various sealing materials that can be subjected to extrusion lamination processing have been proposed and put into practical use. For example, a composition of an ethylene / unsaturated ester copolymer such as an ethylene / vinyl acetate copolymer or an ethylene / ethyl acrylate copolymer and a tackifying resin, and a polyethylene or low-crystalline ethylene / α-olefin copolymer. It is known that a composition or the like in which a coalescence is blended becomes a sealing material having a sealing property and an easy-opening property (for example, JP-B-63-29894 and JP-B-1-3895). .
[0003]
However, the types of plastic materials used for the container body are increasing, and some of the new materials cannot be sufficiently used by the conventional sealing materials, and the appearance of new sealing materials is desired. Also, even for containers using existing plastic materials, the desired heat sealing characteristics may differ depending on the application, or other characteristics may be required, and a seal that can withstand such requirements may be required. Materials are also desired.
[0004]
For example, polyethylene, polypropylene, polystyrene, polyester, and the like have been used for a long time as container materials, but in recent years, polypropylene has come to be frequently used due to problems such as transparency, heat resistance, hygiene, strength, and cost. . As a lid material used for such a polypropylene container, it has a moderate heat sealing strength with the container body from the viewpoint of sealing properties and easy opening, and when opened, peels off the interface so that no resin remains on the opening surface. Things were desired. In particular, for polypropylene containers with small capacities, those having a relatively low level of appropriate heat sealing strength and excellent sealing properties and easy peeling properties are desired, and the strength when peeling is uniform. Those with a soft feeling were desired. However, at present, no sealing material satisfying all of these properties has been found.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, the present inventors have studied to find an easily-openable sealing material that satisfies all the above-mentioned required performances and is therefore suitable for a polypropylene container. As a result, the inventors have found that the ethylene copolymer composition as described later is excellent in various sealing properties and peeling feeling, and have reached the present invention.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
That is, according to the present invention, 30 to 98 parts by weight of an ethylene / unsaturated ester copolymer (A) having an unsaturated ester content of 3 to 20% by weight, and ethylene / unsaturated having an unsaturated ester content of 25 to 50% by weight. An ethylene copolymer composition is provided which is blended in a ratio of 1 to 40 parts by weight of the ester copolymer (B), 1 to 30 parts by weight of the wax (C), and 0 to 30 parts by weight of the tackifying resin (D). . According to the present invention, there is also provided an easily-openable sealing material comprising such an ethylene copolymer composition. Further, according to the present invention, there is provided a packaging material in which such an easy-open seal material is laminated on a base material.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
In the present invention, two types of ethylene / unsaturated ester copolymers (A) and (B) having different unsaturated ester contents are used. The ethylene / unsaturated ester copolymer (A) has an unsaturated ester content of 3 to 20% by weight, preferably 5 to 20% by weight. The ethylene / unsaturated ester copolymer (B) has an unsaturated ester content of 25 to 50% by weight, preferably 25 to 35% by weight. By using such two kinds of ethylene / unsaturated ester copolymers in an appropriate ratio, a composition having a proper sealing strength with respect to polypropylene and a sealing material having a uniform peel strength is obtained. be able to. When only the copolymer (A) is used, a composition having a uniform peel strength cannot be obtained, and when only the copolymer (B) is used, the composition becomes sticky and has heat resistance. And a composition having an appropriate sealing strength with respect to polypropylene cannot be obtained.
[0008]
Examples of the unsaturated ester in the ethylene / unsaturated ester copolymers (A) and (B) include vinyl esters such as vinyl acetate and vinyl propionate, methyl acrylate, ethyl acrylate, isopropyl acrylate, and n-propyl acrylate. And unsaturated carboxylate esters such as isobutyl acrylate, n-butyl acrylate, methyl methacrylate, ethyl methacrylate, isobutyl methacrylate, dimethyl maleate and diethyl maleate. Particularly preferred are vinyl acetate and lower alkyl esters of acrylic acid or methacrylic acid. Two or more copolymers (A) and (B) may be used respectively, and the unsaturated esters of copolymers (A) and (B) may be the same or different.
[0009]
The ethylene / unsaturated ester copolymers (A) and (B) also have a melt flow rate at 190 ° C. and a load of 2160 g of 0.1 to 500 g / 10 min, respectively, in consideration of workability, seal strength, oil resistance and the like. It is particularly preferable to use one having a viscosity of 1 to 150 g / 10 minutes.
[0010]
The wax (C) used in the present invention may be a synthetic wax or a natural wax. Examples of the synthetic wax include polyolefin wax such as polyethylene wax and polypropylene wax, and synthetic wax obtained by Fischer-Tropsch method. Polyolefin wax such as polyethylene wax and polypropylene wax may be obtained by low polymerization of olefin, or may be obtained by thermally decomposing high molecular weight polyethylene or polypropylene. As the polyolefin wax, those having a number average molecular weight of 500 to 10,000, particularly about 1,000 to 8,000, and a softening point by a ring and ball method of about 100 to 150 ° C, particularly about 100 to 130 ° C, are preferably used. The polyolefin wax may have been subjected to a modification such as an oxidation modification or a graft modification with an unsaturated carboxylic acid or an anhydride thereof. Examples of the natural wax include paraffin wax, carnauba wax, and microcrystalline wax separated from a petroleum fraction. Among these, it is particularly preferable to use a polyolefin wax.
[0011]
The tackifier resin (D) which is an optional component of the ethylene copolymer composition of the present invention, and which is recommended to be blended, is an aliphatic hydrocarbon resin, an alicyclic hydrocarbon resin, or an aromatic resin. Examples thereof include hydrocarbon resins, polyterpene resins, rosins, styrene resins, and cumarone / indene resins. Examples of the aliphatic hydrocarbon resin include 1-butene, isobutene, butadiene, 1,3-pentadiene, and a fraction containing at least one or more of mono- or diolefins having 4 to 5 carbon atoms such as isoprene. The obtained resin can be mentioned. Examples of the alicyclic hydrocarbon resin include a resin obtained by cyclizing and dimerizing a diene component in a spent C 4 to C 5 fraction, a resin obtained by polymerizing a cyclic monomer such as cyclopentadiene, and an aromatic resin. Examples include resins obtained by hydrogenating a system hydrocarbon resin in the nucleus.
[0012]
Examples of aromatic hydrocarbon resins, vinyl toluene, indene, alpha-C 8 -C 10 vinyl aromatic hydrocarbon obtained by polymerizing a fraction containing at least one or more resins such as methyl styrene, or they Resins obtained by copolymerizing a fraction and the above-mentioned aliphatic hydrocarbon fraction can be exemplified. Examples of the polyterpene-based resin include α-pinene polymer, β-pinene polymer, dipentene polymer, terpene / phenol copolymer, α-pinene / phenol copolymer, and hydrogenated products thereof. it can.
[0013]
Rosins include rosins such as gum rosin, wood rosin and tall oil and modified products thereof. Examples of modified products include those subjected to modification such as hydrogenation, disproportionation, dimerization, and esterification. it can. As the styrene-based hydrocarbon resin, a resin-like polymer having a low molecular weight obtained by polymerizing one or more styrene-based monomers such as styrene, vinyltoluene, α-methylstyrene, and isopropyltoluene with high purity Can be mentioned.
[0014]
When the ethylene copolymer composition of the present invention is used as an easily-openable sealing material for food and beverage packaging, odorlessness, food hygiene, and miscibility with other components are considered, and aromatic hydrocarbons are used. It is preferable to use a resin obtained by hydrogenating a resin or a polyterpene resin.
[0015]
In the ethylene copolymer composition of the present invention, the ethylene / unsaturated ester copolymers (A) and (B), the wax (C) and, if necessary, the tackifier resin (D) may be further blended in a predetermined ratio. is important. That is, when the total amount of (A), (B), (C) and (D) is 100 parts by weight, 30 to 98 parts by weight, preferably 40 to 98 parts by weight of the ethylene / unsaturated ester copolymer (A) is used. 90 parts by weight, more preferably 50 to 80 parts by weight, 1 to 40 parts by weight of ethylene / unsaturated ester copolymer (B), preferably 5 to 35 parts by weight, more preferably 10 to 30 parts by weight, wax ( C) is 1 to 30 parts by weight, preferably 2 to 20 parts by weight, more preferably 2 to 15 parts by weight, and the tackifying resin (D) is 0 to 30 parts by weight, preferably 1 to 20 parts by weight, more preferably. Is blended in a ratio of 2 to 15 parts by weight. When the total amount of (A), (B), (C), and (D) is 100 parts by weight, the total amount of ethylene / unsaturated ester copolymers (A) and (B) is 70 to 95. It is preferably used in a proportion of 75 parts by weight, especially 75 to 90 parts by weight. By using the ethylene / unsaturated ester copolymers (A) and (B) together in the above proportions, extrusion lamination can be performed, having an appropriate sealing strength with respect to polypropylene, and a soft peel feeling. Thus, an ethylene copolymer composition serving as a sealing material having the following can be obtained. In addition, by blending an appropriate amount of the wax (C), a composition exhibiting appropriate sealing strength in a wide range of sealing temperature can be obtained. However, excessive use of the composition impairs processability of the composition. Further, by adding an appropriate amount of the tackifier resin (D), the sealability of the ethylene copolymer composition can be improved by the addition. However, in many cases, if it is excessively mixed, the processability and oil resistance of the ethylene copolymer composition are impaired. Become.
[0016]
In order to adjust the sealing strength, the ethylene copolymer composition of the present invention contains other thermoplastic resins, for example, low density polyethylene, medium / high density polyethylene, linear low density polyethylene (density of 900 to 930 kg / m 3 ) ethylene-α-olefin copolymer), poly-1-butene, styrene-butadiene-styrene block copolymer or hydrogenated product thereof, styrene-isoprene-styrene block copolymer or hydrogenated product thereof in a small amount For example, 'A), (B), (C), and (D) can be blended in a proportion of 20 parts by weight or less, particularly 10 parts by weight or less, based on 100 parts by weight in total.
[0017]
In the ethylene copolymer composition of the present invention, various additives can be arbitrarily compounded. Representative examples of such additives include a lubricant and / or a roll releasing agent used for the purpose of improving extrusion processability, roll releasing properties, film slip properties, and the like. More specifically, palmitic acid amide, stearic acid amide, behenic acid amide, oleic acid amide, erucic acid amide, oleyl palmidamide, stearyl palmidamide, methylenebisstearylamide, methylenebisoleylamide, ethylenebisoleylamide, ethylene Examples include various amides such as biserucamide, polyalkylene glycols such as polyethylene glycol and polypropylene glycol, and inorganic additives such as hydrogenated castor oil, silica, and talc. The amount of these additives is suitably in the range of about 0.1 to 3% by weight in the case of an inorganic additive, and in the range of about 0.01 to 1% by weight in the case of other additives.
[0018]
Examples of other additives that can be optionally added include an antioxidant, a heat stabilizer, a light stabilizer, an antistatic agent, a pigment, a dye, and the like.
[0019]
The ethylene copolymer composition of the present invention comprises the above components (A), (B), and (C), and the thermoplastic resin and additives (D) and other optional components simultaneously or sequentially. Can be prepared by appropriate mixing. In preparing the ethylene copolymer composition, it is preferable to use a single-screw extruder, a twin-screw extruder, a Banbury mixer, various kneaders, and the like to perform melt mixing, and the mixing order is not particularly limited.
[0020]
The ethylene copolymer composition of the present invention thus obtained has a melt flow rate at 190 ° C. and a load of 2160 g of 1 to 400 g / 10 minutes, particularly 1 to 150 g /, in consideration of extrudability, seal strength, hot water resistance and the like. It is desirable that the time is adjusted to be about 10 minutes.
[0021]
The ethylene copolymer composition of the present invention is suitable as an easily-openable seal material, particularly as an easily-openable seal material for a packaging material, particularly, polypropylene. When used for such applications, it is usually used in the form of being laminated on various substrates. Examples of the substrate used for this purpose include paper, aluminum, polyester, polyethylene, polypropylene, (high impact) polystyrene, aluminum-deposited polyester, aluminum-deposited polypropylene, and silica-deposited polyester. Such a base material does not need to be a single layer, and may be a laminate of two or more layers.
[0022]
In order to laminate the ethylene copolymer composition of the present invention on a substrate, the composition is preliminarily formed into a film by a casting method or an inflation method, and is laminated to a substrate by a dry lamination method. There can be employed a method of extrusion coating, a method of using polyethylene or the like as an adhesive layer, a method of laminating on a substrate through an adhesive layer by sandwich lamination, a method of coextruding the substrate and the composition, and the like.
[0023]
The laminate thus obtained can be used as various packaging materials. In particular, when used as a lid material for various containers, especially for polypropylene containers, the lid material is excellent in sealing properties, easy-opening properties, peeling feeling and the like. Further, it can be used not only as a container made of polypropylene, but also as a lid material for containers made of other materials, for example, containers made of polystyrene, polyester, polycarbonate, polyvinyl chloride and the like. Such containers with lids include, for example, various kinds of food and drink such as cup noodles, jelly, pudding, yogurt, mitsutome, sour, tofu, lactic acid beverage, Japanese confectionery, processed meat, etc. Can be used for
[0024]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples. The raw materials used in the examples and comparative examples are as follows.
[0025]
1 Raw material (1) Ethylene / unsaturated ester copolymer (A)
EVA-1: ethylene-vinyl acetate copolymer (vinyl acetate content 14% by weight, melt flow rate (MFR) 15 g / 10 minutes)
EVA-2: ethylene / vinyl acetate copolymer (vinyl acetate content 19% by weight, MFR 2.5 g / 10 minutes)
EVA-3: ethylene / vinyl acetate copolymer (vinyl acetate content 19% by weight, MFR 15 g / 10 minutes)
(2) Ethylene / unsaturated ester copolymer (B)
EVA-4: ethylene / vinyl acetate copolymer (vinyl acetate content 28% by weight, MFR 15 g / 10 minutes)
(3) Wax (C)
WAX: oxidation-modified polyethylene wax (number average molecular weight 3000, acid value 1.0 KOHmg / g)
(4) Tackifying resin (D)
P100: hydrogenated aromatic hydrocarbon resin (ring and ball method softening point 100 ° C)
[0026]
[Examples 1 to 4, Comparative Examples 1 to 3]
On the low-density polyethylene side of a two-layer laminated film composed of stretched PET (thickness: 12 μm) / low-density polyethylene (thickness: 20 μm), an ethylene copolymer composition having a blending composition shown in Table 1 was applied to a thickness of 30 μm. A test substrate was obtained by extrusion coating with a thickness.
[0027]
This test substrate is superimposed on a polypropylene sheet having a thickness of 300 μm so that the surface of the ethylene copolymer composition abuts thereon, and heat-sealed at 160 ° C., a pressure of 0.2 MPa, and a sealing time of 1.0 second to be laminated. I got a body. The peel strength when the test substrate was peeled off from the laminate was measured. The uniformity of the peel strength when the test substrate was peeled off using the same laminate was evaluated by sensory evaluation. The evaluation was A when the peel strength was uniform, and B when the zip peeled. These results are also shown in Table 1.
[0028]
[Table 1]
[0029]
【The invention's effect】
According to the present invention, an ethylene copolymer composition suitable as an easily-openable seal material can be provided. Especially when heat-sealing to polypropylene, a sealing material with excellent sealing properties, low-temperature heat-sealing properties, easy-opening properties, excellent appearance of the unsealed area, low temperature dependence of heat sealing strength, and excellent uniformity of peel strength. Can be provided. Further, the heat sealing strength of the ethylene copolymer composition can be adjusted by changing the composition of each component, so that it can be used in various application fields.
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002298552A JP4147888B2 (en) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | Ethylene copolymer composition and easy-open sealing material using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002298552A JP4147888B2 (en) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | Ethylene copolymer composition and easy-open sealing material using the same |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004131627A true JP2004131627A (en) | 2004-04-30 |
JP4147888B2 JP4147888B2 (en) | 2008-09-10 |
Family
ID=32287925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002298552A Expired - Lifetime JP4147888B2 (en) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | Ethylene copolymer composition and easy-open sealing material using the same |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4147888B2 (en) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006257134A (en) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Sumitomo Chemical Co Ltd | Easily releasable film and lid material |
JP2010215762A (en) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Mitsubishi Plastics Inc | Ethylene-vinyl acetate copolymer composition and tarpaulin |
JP2012250726A (en) * | 2011-06-01 | 2012-12-20 | Showa Denko Packaging Co Ltd | Content sticking preventive lid material |
JP2013023573A (en) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Mitsubishi Chemicals Corp | Resin composition, laminate and decorative material |
JP2016148003A (en) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 三井・デュポンポリケミカル株式会社 | Adhesive resin composition, laminate film, packaging material and packaging container |
JP2016166304A (en) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | Sealant adhesive, lid material, member set for sealed container, and openable sealed container |
JP2017132906A (en) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | Hot-melt adhesive composition and coated material |
KR20180051389A (en) * | 2016-11-07 | 2018-05-16 | 도소 가부시키가이샤 | Adhesive for sealant and film for lid material |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW200504140A (en) * | 2003-05-26 | 2005-02-01 | Mitsui Du Pont Polychemical | Olefin polymer compositions and easy-peelable sealants made by using the same |
-
2002
- 2002-10-11 JP JP2002298552A patent/JP4147888B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006257134A (en) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Sumitomo Chemical Co Ltd | Easily releasable film and lid material |
JP2010215762A (en) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Mitsubishi Plastics Inc | Ethylene-vinyl acetate copolymer composition and tarpaulin |
JP2012250726A (en) * | 2011-06-01 | 2012-12-20 | Showa Denko Packaging Co Ltd | Content sticking preventive lid material |
JP2013023573A (en) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Mitsubishi Chemicals Corp | Resin composition, laminate and decorative material |
JP2016148003A (en) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 三井・デュポンポリケミカル株式会社 | Adhesive resin composition, laminate film, packaging material and packaging container |
JP2016166304A (en) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | Sealant adhesive, lid material, member set for sealed container, and openable sealed container |
JP2017132906A (en) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | Hot-melt adhesive composition and coated material |
KR20180051389A (en) * | 2016-11-07 | 2018-05-16 | 도소 가부시키가이샤 | Adhesive for sealant and film for lid material |
KR102333539B1 (en) | 2016-11-07 | 2021-11-30 | 도소 가부시키가이샤 | Adhesive for sealant and film for lid material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4147888B2 (en) | 2008-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4827082B2 (en) | Olefin polymer composition and easy-open sealing material using the same | |
JP5188177B2 (en) | Ethylene copolymer composition and easy-open sealing material using the same | |
JP3681488B2 (en) | Ethylene copolymer composition and easy-open sealing material using the same | |
JP3861518B2 (en) | Resin composition and laminate using this resin | |
JP2023118769A (en) | Resin composition for sealant, multilayered body, packaging material and packaging container | |
JP2004131627A (en) | Ethylene copolymer composition and easily openable sealing material using the same | |
JP4908675B2 (en) | Polymer composition and easy-open sealing material using the same | |
JP6958135B2 (en) | Adhesive resin composition, sheet using it, lid material for container and container | |
JP4326775B2 (en) | Ethylene copolymer composition and easy-open sealing material using the same | |
JP5048991B2 (en) | Resin composition for sealing material | |
JP6291766B2 (en) | Easy-open laminated film, easy-open laminated film and lid | |
JP2005041890A (en) | Polyolefin composition and easily unsealable sealing material using the same | |
JP3460862B2 (en) | Ethylene copolymer composition and easy-open seal material using the same | |
JPS6329894B2 (en) | ||
JP4438108B2 (en) | Ethylene polymer composition and easy-open sealing material using the same | |
JP3599869B2 (en) | Ethylene copolymer composition and easy-open seal material using the same | |
JPS5815545A (en) | Heat-sealable resin composition | |
JPS643895B2 (en) | ||
JP2868802B2 (en) | Multi-layer packaging material laminate | |
JP2020015855A (en) | Adhesive resin composition, and sheet, lid material and member set for sealing container using the same, and openable container | |
JP7240067B2 (en) | Adhesive resin composition, sheet, lid material, member set for sealed container and container | |
JP2008095045A (en) | Heat-sealing resin composition | |
JP2013067733A (en) | Resin composition for easily unsealable heat seal material, easily unsealable heat seal material, and package material for food | |
JPS6047053A (en) | Resin composition for use in forming heat sealing layer |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050805 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060411 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060612 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060711 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080430 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080616 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4147888 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |