JP2004130673A

JP2004130673A - Tape printing device, program, and recording medium

Info

Publication number: JP2004130673A
Application number: JP2002297718A
Authority: JP
Inventors: Akihiro Sawada; 澤田　昭広; Kojiro Yamamoto; 山本　好次郎; Hajime Okochi; 大河内　肇; Jun Itakura; 板倉　潤
Original assignee: Brother Industries Ltd
Current assignee: Brother Industries Ltd
Priority date: 2002-10-10
Filing date: 2002-10-10
Publication date: 2004-04-30
Anticipated expiration: 2022-10-10
Also published as: JP3982378B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To automatically store a character string to be printed, in a tape longitudinal direction of a label. <P>SOLUTION: A tape kind judging part 61 judges whether or not a tape set in a tape printer is a label tape. When the tape is judged as the label tape, a label length detecting part 62 detects a label length of the label tape, and default values of a left margin and a right margin. On the basis of the detected result, a longitudinal direction judging part 63 judges whether or not the character string of a printing object is accommodated in the tape longitudinal direction of the label. In the case where it is judged that the character string cannot be accommodated in the tape longitudinal direction, a character size adjusting part 66 of a printing size adjusting part 64 reduces a printing size by reducing the size of characters which compose the character string. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定形状のラベルを複数配列した長尺テープ状のラベルテープと、前記ラベルを有さず、長尺テープ状に形成された印字媒体からなる通常の印字テープとを共用可能なテープ印字装置、及びそれを制御するプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、裏面に粘着剤が予め固着された被印字媒体と剥離紙とを剥離可能に積層させてなる印字テープの被印字媒体表面に、所望の文字列を印字するテープ印字装置が知られている。この種のテープ印字装置では、印字媒体表面に表題やタイトル名を、その場で且つきれいに印字でき、その後書類ファイルの背表紙などに貼付できるなどの使い勝手の良さから、業務用或いは家庭用を問わず広く利用されている。
【０００３】
このようなテープ印字装置には、文字列が印字される印字領域のテープ長手方向の長さ（印字長さ）をユーザが設定できる定長設定機能を有するものがあり、この定長設定機能によりユーザは所望の印字長さで印字が行える。また、入力した文字列が、定長設定機能により設定された印字長さに収まらない場合に、印字を行わずにその旨を報知するものがある（例えば、特許文献１、特許文献２参照）。
【０００４】
また、この種のテープ印字装置に適用可能な印字テープの一つとして、特許文献３に記載されているように、文字や記号が印字されるラベルを、剥離紙上に剥離可能に複数配列させてなる長尺テープ状のラベルテープがある。このラベルテープは、予め所定のサイズでラベルが形成されており、ビデオテープの背面などサイズが予め決められている物品に使用する場合などに、サイズの揃ったラベルを容易に複数得ることができ、非常に利便性が高い。
【０００５】
しかしながら、ラベルテープに印字を行う際に定長設定機能を使用しない場合、入力した文字列がラベル領域に収まらず、ラベル外の余白に印字がされることがあり、そのラベルを無駄にしてしまう上、再度文字列の文字サイズ、文字間隔、文字数などを調整して適切に印字できるまで上記作業を繰り返す必要がある。一方、定長設定機能を使用してラベル領域に収まるように印字長さを設定すれば、ラベル内に適切に文字列を印字できる。
【０００６】
ところが、定長設定機能により、あるラベルテープに対して印字長さを設定した場合であっても、ラベルのサイズが異なるラベルテープに交換した場合、再度定長設定を行わなければならず非常に手間がかかる。
【０００７】
そこで、このようなラベルテープに印字できるテープ印字装置として、特許文献３には、複数種類のラベルに対応する書式フォーマットを用意し、ユーザはその書式フォーマットに従って印字したい文字列を入力することで、その種類のラベル内に文字列を印字することができるテープ印字装置の記載がある。
【０００８】
【特許文献１】
特開平５−３１８８８６号公報
【特許文献２】
特開平７−２０５４９０号公報
【特許文献３】
特開２０００−２２５７４６号公報
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献３に記載のテープ印字装置においては、文字列を入力した書式フォーマットに対応するラベル種類と、テープ印字装置に装着されている印字テープのラベル種類とが異なる場合、印字を行うことができない。したがって、装着されている印字テープのラベル種類に対応する書式フォーマットに変更して、さらに文字列の入力を行わなければならず、非常に煩雑な作業を要する。
また、通常の印字テープと異なり、ラベルテープのラベルには、四隅の面取りや縁取り模様などの特別な形状・模様を有している場合が多い。したがって、仮に通常の印字テープとラベルテープとが同一長さであった場合、視覚的に、適切な文字列の配置は、通常の印字テープとラベルとでは異なる。このような場合に、ユーザがテープ種類毎に印字フォーマットを設定し直さなければならないとすれば、ユーザに対して非常に煩雑な作業負担を課するものであり、特に、同一の文字列を用いて、通常の印字テープとラベルテープとの双方に印字を行う場合に不都合であった。
【００１０】
そこで、本発明は、通常の印字テープとラベルテープとが使用可能であって、ラベルテープが装着された場合の印字制御を適切に行うことにより、ユーザの作業負担を増加させずにラベルへの好適な印字を行うことができるテープ印字装置、及びそのテープの印字装置を制御するプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
請求項１に記載のテープ印字装置は、文字列が印字される被印字媒体であるラベルを長尺テープ状の剥離テープ上に剥離可能に複数配列してなるラベルテープと、前記ラベルを有さず、文字列が印字される長尺テープ状の被印字媒体と前記剥離テープとを剥離可能に積層してなる印字テープとに印字可能であるテープ印字装置であって、当該テープ印字装置に装着されているテープが、前記ラベルテープであるか否かを判断するテープ種類判断手段と、前記テープ種類判断手段により、前記ラベルテープが装着されていると判断された場合、当該ラベルテープの長手方向における前記ラベルの長さであるラベル長を検出するラベル長検出手段と、前記ラベル長検出手段の検出結果に基づいて、印字対象の文字列が前記ラベル長に収まるか否かを判断する長手方向判断手段と、前記長手方向判断手段によって、前記文字列が前記ラベル長に収まらないと判断された場合に、当該文字列を縮小する印字サイズ調整手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項８に記載のプログラムは、コンピュータを、請求項１のようなテープ印字装置として機能させるためのプログラムである。
【００１２】
請求項１、請求項８によると、装着されているテープがラベルテープである場合は、定長設定をしていなくても、印字対象の文字列がラベル長に自動的に収まるように文字列が縮小されるので、ユーザの操作負担が軽減される。
【００１３】
請求項２に記載のテープ印字装置は、前記印字サイズ調整手段は、前記文字列を構成する文字の文字サイズを小さくすることにより当該文字列を縮小する文字サイズ調整手段を備えたことを特徴とする。
請求項９に記載のプログラムは、コンピュータを、請求項２のようなテープ印字装置として機能させるためのプログラムである。
請求項２、請求項９によると、文字の書体を維持した状態でラベル内に印字されるため、文字列の視認性のよい見た目にも好適なラベルが得られる。
【００１４】
請求項３に記載のテープ印字装置は、請求項１又は請求項２に記載のテープ印字装置において、前記印字サイズ調整手段は、前記文字列の文字間隔を小さくすることにより当該文字列を縮小する文字間隔調整手段を備えたことを特徴とする。
請求項１０に記載のプログラムは、コンピュータを、請求項３のようなテープ印字装置として機能させるためのプログラムである。
請求項３、請求項１０によると、文字の書体と文字サイズを維持した状態でラベル内に印字されるため、文字の視認性に優れたラベルが得られる。
【００１５】
請求項４に記載のテープ印字装置は、請求項１から請求項３のいずれか１項に記載のテープ印字装置において、前記印字サイズ調整手段により縮小された文字列が、前記ラベル長に収まらない場合には、その旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
請求項１１に記載のプログラムは、コンピュータを、請求項４のようなテープ印字装置として機能させるためのプログラムである。
請求項４、請求項１１によると、縮小された文字列がラベル内に印字不可能な場合、その旨が報知されるので、ユーザは迅速に対処することができる。
【００１６】
請求項５に記載のテープ印字装置は、文字列が印字される被印字媒体であるラベルを長尺テープ状の剥離テープ上に剥離可能に複数配列してなるラベルテープと、前記ラベルを有さず、文字列が印字される長尺テープ状の被印字媒体と前記剥離テープとを剥離可能に積層してなる印字テープとに印字可能であるテープ印字装置であって、当該テープ印字装置に装着されているテープが、前記ラベルテープであるか否かを判断するテープ種類判断手段と、前記テープ種類判断手段により、前記ラベルテープが装着されていると判断された場合、当該ラベルテープの長手方向における前記ラベルの長さであるラベル長を検出するラベル長検出手段と、前記ラベル長検出手段の検出結果に基づいて、印字対象の文字列が前記ラベル長に収まるか否かを判断する長手方向判断手段と、前記長手方向判断手段によって、前記文字列が前記ラベル長に収まらないと判断された場合に、その旨を報知する報知手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項１２に記載のプログラムは、コンピュータを、請求項５のようなテープ印字装置として機能させるためのプログラムである。
請求項５、請求項１２によると、印字対象の文字列がラベル内に印字不可能な場合、その旨が報知されるので、ユーザは迅速に対処することができる。
【００１７】
請求項６に記載のテープ印字装置は、請求項４又は請求項５に記載のテープ印字装置において、前記報知手段は、前記文字列を前記ラベル長に収めるための対処方法をさらに報知することを特徴とする。
請求項１３に記載のプログラムは、コンピュータを、請求項６のようなテープ印字装置として機能させるためのプログラムである。
請求項６、請求項１３によると、文字列がラベルに印字不可能な場合、その対処方法が報知されるので、ユーザはより適切に対処することができる。
【００１８】
請求項７に記載のテープ印字装置は、複数種類の前記ラベルに対応した複数種類の前記ラベルテープが使用可能な、請求項１乃至６のいずれかに記載のテープ印字装置であって、前記テープ種類判断手段は、前記ラベルテープの種類を判断し、前記長手方向判断手段は、印字対象の文字列の長さが、前記ラベルの種類毎に設定された印字領域の長さに収まるか否かを判断することを特徴とする。
請求項１４に記載のプログラムは、コンピュータを、請求項７のようなテープ印字装置として機能させるためのプログラムである。
請求項７、請求項１４によると、ユーザが複雑な操作を要求することなく、ラベルの種類毎に応じた見栄えの良い印字を得ることができる。
【００１９】
尚、請求項８から請求項１４に記載のプログラムは、ＣＤ−ＲＯＭ（Ｃｏｍｐａｃｔ　Ｄｉｓｃ　Ｒｅａｄ　Ｏｎｌｙ　Ｍｅｍｏｒｙ）などのリムーバブル型記録媒体に記録して配布可能（請求項１５）である他、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布可能である。
【００２０】
【発明の実施の形態】
［第１の実施の形態］
以下、本発明のテープ印字装置の第１の実施の形態であるテーププリンタについて図面を参照しつつ説明する。
【００２１】
図１は、本実施の形態におけるテーププリンタの外観を示す外観斜視図である。テーププリンタ１は、その上面に文章入力キー、カーソルキー、機能割付けキー（定長設定キー、印字キーなどがある。）などの多数のキーからなるキーボード３を有している。また、キーボード３の後方には、液晶ディスプレイ２が備えられており、この液晶ディスプレイ２には、キーボード３による入力内容などが表示される。また、テーププリンタ１は、その内部にテーププリンタ１全体を制御する制御部４、後述する印字用のテープ５０に印字を行うためのテープ駆動印字機構１０及びテープ５０を切断するためのカッタ１５（図２参照）が配設されている。また、テーププリンタ１の側部には、印字されたテープ５０がカッタ１５で切断された後排出される排出口７が形成されている。
【００２２】
次に、図２を参照しつつ、図１のテーププリンタ１のカセット装着部に装着されるテープカセットについて説明する。図２は、テープカセット２０が装着された状態のテープ駆動印刷機構を示す平面図である。テープカセット２０は、テーププリンタ１内のカセット装着フレーム１１に着脱自在に装着されている。また、テープカセット２０は、上方が開放された箱型の下側部材２０ａの上方に図示しない上側部材を組み付けて構成されており、下側部材２０２の内部には、テープスプール２２、第１ガイド部材２３、第２ガイド部材２４と、搬送ローラ１９とが設けられている。後に詳述するロール状に巻回された長尺のテープ５０（５０ａ、５０ｂ）は、テープカセット２０内のテープスプール２２に組み付けられている。テープ５０には、その幅やラベル領域の形状が異なる複数の種類が存在する。
【００２３】
テープカセット２０の下側部材２０ａの外側底面には、２つの孔２１が施されている。但し、本実施の形態では、テープの種類の判別箇所は４つであり、図２の例では、そのうち中央の２箇所のみに孔２１が施され、両側２箇所には孔が施されていない。一方、テーププリンタ１本体のカセット装着部内側底面には、上記４つの判別箇所に対応する位置に配置され、且つ、バネなどにより上方に付勢された４つのピンから構成されるテープ種類検出スイッチ５（図６参照）が設けられている。
【００２４】
従って、ユーザが使用するテープカセット２０をテーププリンタ１のカセット装着部に装着すると、カセット装着部内側底面に設けられたテープ種類検出スイッチ５の４つのピンのうち中央の２つのピンは、テープカセット２０の底面に施された２つの孔２１に貫挿されるが、両側の２つのピンは、バネの弾性力に抗してテープカセット２０の底面により押圧される。但し、テープカセット２０に施される孔のパターン、即ち、４つの判別箇所に孔を施すか否かの組み合わせはテープの種類毎に異なり、テーププリンタ１は各ピンを押圧されたか否かを検出することによってテープカセット２０の種類、つまり、テープカセット２０内のテープ５０の種類を判別する。
【００２５】
次に、図２を参照しつつ、上記テープカセット２０が装着されたテーププリンタ１内におけるカセット装着部の構成、及びテーププリンタ１のテープ駆動印字機構について説明する。テーププリンタ１のカセット装着部には、カセット装着フレーム１１が配置されており、このカセット装着フレーム１１には、図２に示すようにアーム１６が軸１６ａに揺動可能に軸支されている。アーム１６の先端には、特にゴムなどの可撓性部材を表面に有するプラテンローラ１７及び圧着ローラ１８が回転自在に取り付けられている。アーム１６は、テープカセット２０が装着されていない状態では、サーマルヘッド１３から離隔する位置にある。一方、テープカセット２０が装着されると、アーム１６は、図示しない移動機構によりプラテンローラ１７及び圧着ローラ１８がテープ５０を介してサーマルヘッド１３に圧接するように移動する。
【００２６】
カセット装着フレーム１１からは、プレート１２が立設している。プレート１２のプラテンローラ１７側には、多数の発熱素子が図２の紙面に対して垂直方向に一列に配列されたサーマルヘッド１３が配置されている。そして、テープカセット２０がカセット装着フレーム１１内の所定位置に装着されると、テープカセット２０に形成されたヘッド収容部１４にプレート１２が嵌合するようになっている。
【００２７】
さらに、カセット装着フレーム１１には、図示しない搬送ローラ駆動軸が立設されており、この搬送ローラ駆動軸は、テープカセット２０がカセット装着フレーム１１の所定位置に装着されると、テープカセット２０内の搬送ローラ１９内に挿入される。
【００２８】
また、カセット装着フレーム１１には、駆動源となるＤＣモータ８が取り付けられており、図示しない駆動力伝達機構を介して、搬送ローラ駆動軸、プラテンローラ１７、及び圧着ローラ１８にその駆動力が伝達される。テープカセット２０が装着された状態で、ＤＣモータ８が駆動されると、搬送ローラ駆動軸の回転に伴い、搬送ローラ１９が図２における矢印の方向（時計回り方向）に回転する。そして、テープスプール２２に巻き回されて収納されているテープ５０は、搬送ローラ１９の回転により生じた駆動力により巻き解かれつつ、図２の矢印で示す方向に搬送される。
【００２９】
テープスプール２２から巻き解かれたテープ５０は、第１ガイド部材２３及び第２ガイド部材２４に案内されつつ、プラテンローラ１７によりサーマルヘッド１３に圧接される。
【００３０】
このようにして、テープ５０は、プラテンローラ１７とサーマルヘッド１３とによって挟持された状態で搬送されつつ、サーマルヘッド１３の発熱素子に選択的且つ間欠的に通電が行われることにより、テープ５０の表面に所望の画像が形成される。そして、所望の画像が形成された後、テープ５０は上述のように互いに圧接された搬送ローラ１９と圧着ローラ１８との間を通過し、さらに下流に配置されたカッタ１５により切断される。
【００３１】
カッタ１５は、固定刃１５ａに対して回動歯１５ｂが回動して切断対象物を剪断する形式であり、回動刃１５ｂはカッタ用のＤＣモータ（図６のカッタ駆動モータ９）によって往復揺動されることでテープ５０を切断する。
【００３２】
次に、図３（ａ）、（ｂ）を参照しつつ、テープカセット２０に収納される長尺のテープ５０の一形態である印字テープ５０ａの構成について説明する。図３（ａ）に示す印字テープ５０ａには、文字や記号からなる文字列の印字が施される被印字シート５１ａがあり、後述するラベルテープ５０ｂと異なり、被印字シート５１ａには切り込みが設けられていない。図３（ｂ）は、図３（ａ）のＸ−Ｘ’線に関する断面図であり、印字テープ５０ａは、粘着層５３を介して互いに接着された感熱材料からなる被印字シート５１ａと粘着層５３と接する側の面にシリコン樹脂などにより離型処理された剥離紙５２ｂとから構成されている。
【００３３】
上記のような構成の長尺の印字テープ５０ａは、剥離紙５２ａを外側にしてロール状に巻き回され、テープカセット２０内のテープスプール２２に組みつけられる。そして、テープカセット２０をテーププリンタ１のカセット装着部に装着させ、テーププリンタ１を駆動させると、被印刷シート５１ａの表面にサーマルヘッド１３による印字が施され、その後、カッタ１５で切断されて排出口７から排出される。排出口７から排出された印字テープ５０ａの一片は、印字が施された被印刷シート５１ａを剥離紙５２ａから剥がすことで、粘着層５３により任意の場所に貼り付けることが可能なラベルとして用いられる。
【００３４】
さらに、図４（ａ）、（ｂ）を参照しつつ、テープカセット２０に組み込まれる長尺のテープ５０の一形態であるラベルテープ５０ｂの構成について説明する。図４（ａ）に示すラベルテープ５０ｂには、四隅を曲線状に面取りした矩形状等の所定の平面形状を有するラベル５１ｂＢが長手方向全長にわたって離隔配置されている。図４（ｂ）は図４（ａ）のＹ−Ｙ’線に関する断面図であり、ラベルテープ５０ｂは、粘着層５３を介して互いに接着された感熱材料からなる被印刷テープ５１ｂと表面が離型処理された剥離紙５２ｂとから構成されている。ラベルテープ５０ｂのうち被印刷テープ５１ｂのみ切り込み（切断ライン）５４を入れることで、被印刷テープ５１ｂがラベル５１ｂＢとその他の領域（フレーム）５１ｂＡとに分割されている。
【００３５】
上記のような構成の長尺のラベルテープ５０ｂは剥離紙５２ｂを外側にしてロール状に巻き回され、テープカセット２０内のテープスプール２２に組みつけられる。そして、テープカセット２０をテーププリンタ１のカセット装着部に装着させ、テーププリンタ１を駆動させると、被印刷テープ５１ｂのラベル５１ｂＢ表面にサーマルヘッド１３による印字が施され、その後、カッタ１５によって各ラベル５１ｂＢの間で切断されて排出口７から排出される。排出口７から排出されたラベルテープ５０ｂの一片は、印字が施されたラベル５１ｂＢを剥離紙５２ｂから剥がすことで、粘着層５３により任意の場所に貼り付けることが可能なラベルとして用いられる。
【００３６】
上述した印字テープ５０ａには、テープ幅Ｗａ１が２４ｍｍ、１８ｍｍ、１２ｍｍ、９ｍｍ、６ｍｍなど複数種類がある。また、ラベルテープ５０ｂには、例えばテープ幅が２４ｍｍでラベル５１ｂＢのサイズの異なる複数種類（ファイル用、ＶＨＳカセット用、ＭＤ用など）がある。尚、ラベルテープ５０ｂのラベル５１ｂＢには、ラベル５１ｂＢのテープ長手方向の長さ（ラベル長）Ｌｂ１が、ラベル５１ｂＢのテープ幅方向（ラベル幅）Ｗｂ１より大きいもの、等しいもの、小さいものなどがある。テーププリンタ１は、上記複数の種類のテープに印字可能であり、テープ幅、またはラベル幅や、ラベル長から余白を除いた印字領域に印字を行う。
【００３７】
後述する制御部４のフラッシュメモリ４４に記憶されているテープ判別用テーブルには、テープの種類（テープ幅２４ｍｍの印字テープ５０ａ、テープ幅１８ｍｍの印字テープ５０ａなど、ファイル用のラベルテープ５０ｂ、ＶＨＳカセット用のラベルテープ５０ｂなど）と、テープ種類検出スイッチ５の押圧パターン（４つのピンのうちどのピンが押された状態で、どのピンが押されていない状態であるかを示すパターン）と、が関連付けられている。さらに、テープ判別用テーブルには、印字テープ５０ａの場合には、夫々のテープ種類に応じて、図３に示す上余白（テープの上端と文字列が印字される印字領域の上端との間隔）Ｍａ１の値、下余白（テープの下端と印字領域の下端との間隔）Ｍａ２のデフォルト値などが格納されている。また、印字領域の左端に設けられる左余白Ｍａ３のデフォルト値、及び右余白Ｍａ４のデフォルト値も格納されている。また、テープ判別用テーブルには、ラベルテープ５０ｂの場合には、図４に示すように、ラベル５１ｂＢのテープ長手方向の寸法（ラベル長）Ｌｂ１の値、ラベル５１ｂＢのテープ幅方向の寸法（ラベル幅）Ｗｂ１の値、上余白（ラベル５１ｂＢの上端と文字列が印字される印字領域の上端との間隔）Ｍｂ１、下余白（ラベル５１ｂＢの下端と印字領域の下端との間隔）Ｍｂ２、左余白（ラベル５１ｂＢの左端と印字領域の左端との間隔）Ｍｂ３、右余白（ラベル５１ｂＢの右端と印字領域の右端との間隔）Ｍｂ４のデフォルト値などが複数種類の形状を有するラベル５１ｂＢについて、それぞれ格納されている。
【００３８】
以下、本実施の形態におけるテーププリンタ１の制御部４について、図５を参照しつつ説明する。図５は、テーププリンタ１の制御部４を説明するためのブロック図である。
【００３９】
制御部４は、図５に示すように、ＣＰＵ４１と、ＲＯＭ４２、ＲＡＭ４３と、フラッシュメモリ４４と、入出力インターフェース４５とを備えており、入出力インターフェース４５には、液晶ディスプレイ２及びキーボード３、並びにテープ駆動印字機構１０のテープ種類検出スイッチ５、ＤＣモータ８、カッタ駆動モータ９及びサーマルヘッド１３などが接続されている。
【００４０】
ＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ　Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　Ｕｎｉｔ）４１は、各種演算及び処理を行うものであって、中央演算処理装置として機能する。本実施の形態におけるＣＰＵ４１は、図７、図８及び図９に示す印字処理を実行する。
【００４１】
ＲＯＭ（Ｒｅａｄ　Ｏｎｌｙ　Ｍｅｍｏｒｙ）４２は、読み出し専用の記憶装置であって、テーププリンタ１の主記憶装置の一部を構成するものである。このＲＯＭ４２には、システムプログラムなど、各種プログラムが格納されている。ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ　Ａｃｃｅｓｓ　Ｍｅｍｏｒｙ）４３は、読み出し・書き込み可能な揮発性記憶装置であって、ＲＯＭ４２と同様にテーププリンタ１の主記憶装置の一部を構成するものである。ＲＡＭ４３には、キーボード３を利用してユーザによって入力された文字列を格納する印字データ格納エリアや、データ処理の中間結果を格納するためのワークエリアなどがある。
【００４２】
フラッシュメモリ４４は、読み出し・書き込み可能であって、電源オフ時にも記憶したデータが消去されずに記憶し続けることが可能な記憶装置である。フラッシュメモリ４４には、図７、図８及び図９に示す印字処理をテーププリンタ１に実行させるためのプログラムなどが記憶されている。尚、後述する第２の実施の形態においては、図７、図８及び図１１に示す印字処理をテーププリンタ１に実行させるためのプログラムなどが記憶される。また、後述する第３の実施の形態においては、図７、図８及び図１３に示す印字処理をテーププリンタ１に実行させるためのプログラムなどが記憶される。また、フラッシュメモリ４４には、上述したテープ判別用テーブルが格納されている。
【００４３】
さらに、本実施の形態におけるＣＰＵ４１の機能を図６を参照しつつ説明する。図６は、ＣＰＵ４１の本実施の形態における主な機能を説明するための機能ブロック図である。
【００４４】
ＣＰＵ４１は、図６に示すように、テープ種類判断部６１、ラベル長検出部６２、長手方向判断部６３、印字サイズ調整部６４、及び報知制御部６５などとして機能する。
【００４５】
テープ種類判断部６１は、テープ種類検出スイッチ５の検出結果である押圧パターンに基づいて、フラッシュメモリ４４に格納されているテープ判別用テーブルから当該押圧パターンに対応するテープの種類を特定する。そして、テープ種類判断部６１は、この結果に基づいて、テーププリンタ１のカセット装着部に装着されているテープカセット２０内のテープ５０がラベルテープ５０ｂであるか、或いは、印字テープ５０ａであるかを判断する。
【００４６】
ラベル長検出部６２は、テープ種類検出スイッチ５の検出結果である押圧パターンに基づいて、フラッシュメモリ４４に格納されているテープ判別用テーブルから当該押圧パターンに対応するテープの種類を特定する。そして、ラベル長検出部６２は、この結果に基づいて、テープ判別用テーブルからラベル５１ｂＢのテープ長手方向の長さ（ラベル長）Ｌｂ１の値、左余白Ｍｂ３のデフォルト値、及び右余白Ｍｂ４のデフォルト値を取得する（印字領域のテープ長手方向の長さを取得する）。
【００４７】
長手方向判断部６３は、ラベル長検出部６２によって取得したラベル長Ｌｂ１の値、左余白Ｍｂ３のデフォルト値及び右余白Ｍｂ４のデフォルト値、並びに、印字する文字列の印字イメージに基づいて、印字イメージ（印字する文字列）がラベル５１ｂＢから左余白及び右余白を除いた印字領域（テープ長手方向）に入るか否かを判断する。
【００４８】
印字サイズ調整部６４は、文字サイズ調整部６６を備えている。文字サイズ調整部６６は、長手方向判断部６３によって印字する文字列がラベル５１ｂＢから左余白及び右余白を除いた印字領域に入らないと判断された場合に、文字サイズを一段階ずつ小さくすることにより当該文字列を縮小する。尚、文字サイズを一段階ずつ小さくする手順として、文字のフォントを計算により一定サイズ小さくしていく手順や、複数の文字サイズのフォントを格納したテーブルを利用して小さくしていく手順などが考えられる。
【００４９】
報知制御部６５は、印字サイズ調整部６４によって文字列を縮小しても、文字列がラベル５１ｂＢから左余白及び右余白を除いた印字領域に入らない場合に、その旨を液晶ディスプレイ２に表示する。これとともに、報知制御部６５は、予め表示内容として決まっている対処方法（半角にする、文字フォントを代える、など）を液晶ディスプレイ２に表示する。従って、報知制御部６５と液晶ディスプレイ２とにより、報知手段が構成される。
【００５０】
以下、テーププリンタ１が行う印字処理について図７、図８及び図９を参照しつつ説明する。図７〜図９は、印字処理におけるテーププリンタ１のＣＰＵ４１の動作手順を説明するためのフローチャートである。
【００５１】
図７のメインフローに示すように、ステップＳ１０１（以下、ステップＳ１０１と略す。以下のステップも同様）において、システムの初期化（イニシャル）処理を行い、Ｓ１０２の処理へ移行する。
【００５２】
Ｓ１０２において、テープ種類判断部とラベル長検出部により、テープ種類や、その種類に応じた余白幅のデフォルト値を取得し、ＲＡＭ４３に記憶する。この余白幅は、テープ種類により異なる初期設定値であり、ユーザにより変更可能である。
【００５３】
Ｓ１０３において、キーボード３からの押下信号があったか否か、つまりユーザによるキー入力があったか否かを判定する。ユーザによるキー入力がなかったと判定された場合には（Ｓ１０３：ＮＯ）、Ｓ１０３の処理へ戻って、ユーザによるキー入力の監視を継続して行う。一方、ユーザによるキー入力があったと判定された場合には（Ｓ１０３：ＹＥＳ）、Ｓ１０４の処理へ移行する。
【００５４】
Ｓ１０４において、キーボード３からの押下信号に基づいて、ユーザによって入力されたキーが文章入力キーか否かを判定する。文章入力キーであると判定された場合には（Ｓ１０４：ＹＥＳ）、Ｓ１０５の処理へ移行する。そして、Ｓ１０５において、ユーザにより入力された文章入力キーの内容をＲＡＭ４３の印字データ格納エリアに書き込み、さらに、ユーザにより入力された文章入力キーの内容を液晶ディスプレイ２に表示する。そして、Ｓ１０３の処理へ戻って、ユーザによるキー入力を監視する。一方、文章入力キーでないと判定された場合には（Ｓ１０４：ＮＯ）、Ｓ１０６の処理へ移行する。
【００５５】
Ｓ１０６において、キーボード３からの押下信号に基づいて、ユーザによって入力されたキーが定長設定キーか否かを判定する。定長設定キーであると判定された場合には（Ｓ１０６：ＹＥＳ）、Ｓ１０７の処理へ移行する。そして、Ｓ１０７において、定長設定処理（図８参照）が行われ、Ｓ１０３の処理へ戻って、ユーザによるキー入力を監視する。一方、定長設定キーでないと判定された場合には（Ｓ１０６：ＮＯ）、Ｓ１０８の処理へ移行する。
【００５６】
Ｓ１０８において、キーボード３からの押下信号に基づいて、ユーザによって入力されたキーが印字キーか否かを判定する。印字キーであると判定された場合には（Ｓ１０８：ＹＥＳ）、Ｓ１０９の処理へ移行し、Ｓ１０９において、イメージ発生印字処理（図９参照）が行われ、Ｓ１０３の処理へ戻って、ユーザによるキー入力を監視する。一方、印字キーでないと判定された場合には（Ｓ１０８：ＮＯ）、Ｓ１１０の処理へ移行し、Ｓ１１０において、ユーザによって入力されたキーに応じた処理（その他の処理）が行われ、Ｓ１０３の処理へ戻って、ユーザによるキー入力を監視する。ここで、「その他の処理」には、例えば、ユーザが余白幅をデフォルト値から変更する処理等が含まれる。変更された値は、ＲＡＭ４３に記憶される。即ち、ユーザは、余白幅を適宜設定することにより（最小は０）、ラベル５１ｂＢの長さ方向の印字領域を任意に指定することができる。そして、印字領域のデフォルト値は、ラベル５１ｂＢの形状（ラベル幅、四隅の形状等）に応じて、印字される文字列の配置がラベル５１ｂＢの外形等との関係で視覚的なバランスが良好となるように設定されており、ラベル５１ｂＢの形状が異なれば異なるように設定されている。
【００５７】
以下、図７の定長設定処理（Ｓ１０７）について図８を参照しつつ説明する。Ｓ２０１において、ユーザは、文字列を印字するテープ長手方向の長さを設定し、その設定値をＲＡＭ４３に格納する。
【００５８】
Ｓ２０２において、Ｓ２０１でのユーザによる設定値が設定可能範囲内であるか否か、つまり当該設定値がテーププリンタ１の仕様によって決められた印字することができるテープ長手方向の最大の長さ以下であるか否かを判定する。ユーザによる設定値が設定可能範囲であると判定されなかった場合には（Ｓ２０２：ＮＯ）、Ｓ２０１の処理へ戻り、再度ユーザによりテープ長手方向の長さの設定が行わせる。一方、ユーザによる設定値が設定可能範囲であると判定された場合には（Ｓ２０２：ＹＥＳ）、図７に示すＳ１０３に戻る。
【００５９】
以下、図７のイメージ発生印字処理（Ｓ１０９）について図９を参照しつつ説明する。Ｓ３０１において、ＲＡＭ４３の印字データ格納エリアに格納されているユーザによって入力された文字列に基づいて、当該文字列の印字イメージを発生させる。そして、Ｓ３０２の処理へ移行する。
【００６０】
Ｓ３０２において、ＣＵＰ４１のテープ種類判断部６１は、テーププリンタ１に装着されているテープカセット２０内のテープ５０が、ラベルテープ５０ｂであるか否かを判断する。テープ５０がラベルテープ５０ｂであると判断された場合には（Ｓ３０２：ＹＥＳ）、Ｓ３０３の処理へ移行する。一方、テープ５０がラベルテープ５０ｂでない、つまり印字テープ５０ａであると判断された場合には（Ｓ３０２：ＮＯ）、Ｓ３０９の処理へ移行する。
【００６１】
Ｓ３０３において、ＣＰＵ４１のラベル長検出部６２は、テーププリンタ１に装着されているラベルテープ５０ｂのテープ長手方向の長さ（ラベル長）Ｌｂ１の値、左余白Ｍｂ３のデフォルト値及び右余白Ｍｂ４のデフォルト値を検出する。そして、Ｓ３０４の処理へ移行する。
【００６２】
Ｓ３０４において、ＣＰＵ４１の長手方向判断部６３は、Ｓ３０３でのラベル長検出部６２の検出結果、及びＳ３０１又は後述するＳ３０６で発生させた印字イメージに基づいて、当該印字イメージがラベル５１ｂＢから左余白及び右余白を除いた印字領域に入るか否かを判断する。ここで、ユーザにより左余白及び右余白が変更されている場合は、変更後の値により印字領域が決定される。
Ｓ３０４の判断ステップにおいて印字イメージが印字領域に入ると判断された場合には（Ｓ３０４：ＹＥＳ）、Ｓ３０７の処理へ移行する。そして、Ｓ３０７において、印字領域に入ると判断された印字イメージに基づいて、サーマルヘッド１３などの駆動を制御しつつ、ユーザによって入力された文字列をラベルテープ５０ｂのラベル５１ｂＢに印字する。そして、図７に示すＳ１０３に戻る。
一方、Ｓ３０４の判断ステップで印字イメージが印字領域に入らないと判断された場合には（Ｓ３０４：ＮＯ）、Ｓ３０５の処理へ移行する。
【００６３】
Ｓ３０５において、文字サイズを小さくすることができるか否かを判定する。この判定は、例えば、印字可能な最小の文字サイズが予め決められており、現在の文字サイズと最小の文字サイズとを比較することにより行われる。
Ｓ３０５の判定ステップにおいて文字サイズを小さくすることができると判定された場合には（Ｓ３０５：ＹＥＳ）、Ｓ３０６の処理へ移行する。そして、Ｓ３０６において、ＣＰＵ４１の印字サイズ調整部６４の文字サイズ調整部６６は、文字サイズを一段階小さくすることにより文字列の印字サイズを小さくし、その文字サイズで文字列の印字イメージを再発生させる。そして、Ｓ３０４の処理へ戻る。
一方、Ｓ３０５の判定ステップで文字サイズを小さくすることができないと判定された場合には（Ｓ３０４：ＮＯ）、Ｓ３０８の処理へ移行する。そして、Ｓ３０８において、ＣＰＵ４１の報知制御部６５は、液晶ディスプレイ２にユーザによって入力された文字列が印字領域に入らない旨と、その対処方法（文字を半角にする、文字フォントを代える、など）を表示し（エラー報知）、図７に示すＳ１０３に戻る。
【００６４】
つまり、印字イメージが設定された印字領域に入ると判断されるまで、文字サイズが一段階ずつ小さくされていく。印字イメージが印字領域に入る場合には、当該印字イメージに基づいてユーザによって入力された文字列がラベル５１ｂＢに印字される。
また、文字サイズを小さくしていく過程において、最終的に文字サイズを小さくすることが不可能である場合、エラー報知が行われる。
【００６５】
Ｓ３０２において装着されているテープ５０がラベルテープ５０ｂでないと判断された場合（Ｓ３０２：ＮＯ）、Ｓ３０９において、ユーザによって定長設定キーにより、文字列を印字するテープ長手方向の長さ（定長）が設定されている（定長設定）か否かを判定する。定長設定であると判定された場合には（Ｓ３０９：ＹＥＳ）、Ｓ３１０の処理へ移行する。一方、定長設定でないと判定された場合には（Ｓ３０９：ＮＯ）、Ｓ３１１の処理へ移行する。
【００６６】
Ｓ３１０において、Ｓ３０１で発生させた印字イメージがＲＡＭ４３に記憶されている図８のＳ２０１でユーザによって設定されたテープ長手方向の長さ（定長）の範囲内に入るか否かを判定する。入ると判定された場合には（Ｓ３１０：ＹＥＳ）、Ｓ３１１の処理へ移行する。一方、入らないと判定された場合には（Ｓ３１０：ＮＯ）、Ｓ３１２の処理へ移行する。そして、Ｓ３１２において、液晶ディスプレイ２にユーザによって入力された文字列が定長の範囲内に入らない旨と、その対処方法（文字を半角にする、文字フォントを代える、など）を表示し（エラー報知）、図７に示すＳ１０３に戻る。
【００６７】
Ｓ３１１において、Ｓ３０１で発生させた印字イメージに基づいて、サーマルヘッド１３などの駆動を制御しつつ、ユーザによって入力された文字列を印字テープ５０ａに印字する。そして、図７に示すＳ１０３に戻る。
【００６８】
以上説明したように、第１の実施の形態によると、定長設定をしていなくても装着されているテープ５０がラベルテープ５０ｂである場合は、印字対象の文字列が印字領域に自動的に収まるように印字サイズ調整部６４の文字サイズ調整部６６によって文字列が縮小されるので、ユーザの操作負担が軽減される。
【００６９】
また、文字サイズ調整部６６は、文字列を構成する文字の文字サイズを小さくすることによって文字列を縮小するので、文字の書体を維持した状態でラベル５１ｂＢの印字可能範囲内に文字列が印字される。この結果、見た目にも好適なラベル５１ｂＢが得られる。
【００７０】
さらに、ラベル５１ｂＢの長手方向の両端に、ラベル５１ｂＢの形状、サイズに応じた余白（左余白及び右余白）が設けられて文字列がラベル５１ｂＢに印字されるので、見た目にも好適なラベル５１ｂＢが得られる。
【００７１】
さらに、文字列を縮小しても、文字列がラベル５１ｂＢの印字可能範囲の長手方向に入らない場合には、その旨が報知されるので、ユーザは迅速に対処することができる。さらに、その対処方法が併せて報知されるので、ユーザはより適切に対処することができる。
【００７２】
［第２の実施の形態］
以下、本発明の第２の実施形態におけるテーププリンタ１について図面を参照しつつ説明する。尚、第２の実施の形態では、第１の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
【００７３】
以下、第２の実施の形態におけるＣＰＵ４１ａの機能を図１０を参照しつつ説明する。図１０は、ＣＰＵ４１ａの第２の実施の形態における主な機能を説明するための機能ブロック図である。但し、第２の実施の形態におけるＣＰＵ４１ａは、図７、図８、及び図１１（後述）の印字処理を実行する。尚、第１の実施の形態と実質的に同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【００７４】
ＣＰＵ４１ａは、図１０に示すように、テープ種類判断部６１と、ラベル長検出部６２と、長手方向判断部６３と、印字サイズ調整部６４ａと、報知制御部６５などとして機能する。
【００７５】
印字サイズ調整部６４ａは、文字間隔調整部６７ａ及び文字サイズ調整部６６ａを備えている。文字間隔調整部６７ａは、長手方向判断部６３によって印字する文字列が印字領域に入らないと判断された場合に、文字間隔を一段階ずつ詰めることにより当該文字列を縮小する。尚、文字間隔を一段階ずつ小さくする手順として、一定間隔詰めていく手順や、複数の文字間隔を格納したテーブルを利用して間隔を詰めていく手順などが考えられる。
文字サイズ調整部６６ａは、長手方向判断部６３によって印字する文字列が印字領域に入らないと判断された場合に、文字サイズを一段階ずつ小さくすることにより当該文字列を縮小する。尚、文字サイズを一段階ずつ小さくする手順として、文字のフォントを計算により一定サイズ小さくしていく手順や、複数の文字サイズのフォントを格納したテーブルを利用して小さくしていく手順などが考えられる。
【００７６】
以下、テーププリンタ１が行う図７のイメージ発生印字処理（Ｓ１０９）について図１１を参照しつつ説明する。図１１は、印字処理におけるテーププリンタ１のＣＰＵ４１ａの動作手順を説明するためのフローチャートである。尚、第２の実施の形態におけるテーププリンタ１においても、上述した図７及び図８と実質的に同様の処理が行われる。
【００７７】
Ｓ４０１において、ＲＡＭ４３の印字データ格納エリアに格納されているユーザによって入力された文字列に基づいて、当該文字列の印字イメージを発生させる。そして、Ｓ４０２の処理へ移行する。
【００７８】
Ｓ４０２において、ＣＵＰ４１ａのテープ種類判断部６１は、テーププリンタ１に装着されているテープカセット２０内のテープ５０が、ラベルテープ５０ｂであるか否かを判断する。テープ５０がラベルテープ５０ｂであると判断された場合には（Ｓ４０２：ＹＥＳ）、Ｓ４０３の処理へ移行する。一方、テープ５０がラベルテープ５０ｂでない、つまり印字テープ５０ａであると判断された場合には（Ｓ４０２：ＮＯ）、Ｓ４１１の処理へ移行する。
【００７９】
Ｓ４０３において、ＣＰＵ４１ａのラベル長検出部６２は、テーププリンタ１に装着されているラベルテープ５０ｂのテープ長手方向の長さ（ラベル長）Ｌｂ１の値、左余白Ｍｂ３のデフォルト値及び右余白Ｍｂ４のデフォルト値を検出する。そして、Ｓ４０４の処理へ移行する。
【００８０】
Ｓ４０４において、ＣＰＵ４１ａの長手方向判断部６３は、ラベル長検出部６２の検出結果、及びＳ４０１、後述するＳ４０６又は後述するＳ４０８で発生させた印字イメージに基づいて、当該印字イメージがラベル５１ｂＢから左余白及び右余白を除いた印字領域に入るか否かを判断する。ここで、ユーザにより左余白及び右余白が変更されている場合は、変更後の値により印字領域が決定される。
Ｓ４０４の判断ステップにおいて印字イメージが印字領域に入ると判断された場合には（Ｓ４０４：ＹＥＳ）、Ｓ４０９の処理へ移行する。そして、Ｓ４０９において、印字領域に入ると判断された印字イメージに基づいて、サーマルヘッド１３などの駆動を制御しつつ、ユーザによって入力された文字列をラベルテープ５０ｂのラベル５１ｂＢに印字する。そして、図７に示すＳ１０３に戻る。
一方、Ｓ４０４の判断ステップで印字データが印字領域に入らないと判断された場合には（Ｓ４０４：ＮＯ）、Ｓ４０５の処理へ移行する。
【００８１】
Ｓ４０５において、ＣＰＵ４１ａは、文字間隔を詰めることができるか否かを判定する。この判定は、例えば、文字間隔の最小値が予め決められており、現在の文字間隔と文字間隔の最小値とを比較することにより行われる。
Ｓ４０５の判定ステップにおいて文字間隔を詰めることができると判定された場合には（Ｓ４０５：ＹＥＳ）、Ｓ４０６の処理へ移行する。そして、Ｓ４０６において、ＣＰＵ４１ａの印字サイズ調整部６４ａの文字間隔調整部６７ａは、文字間隔を一段階詰めることにより印字サイズを小さくし、その文字間隔で文字列の印字イメージを再発生させる。そして、Ｓ４０４の処理へ戻る。
一方、Ｓ４０５の判定ステップにおいて文字間隔を小さくすることができないと判定された場合には（Ｓ４０５：ＮＯ）、Ｓ４０７の処理へ移行する。
【００８２】
Ｓ４０７において、文字サイズを小さくすることができるか否かを判定する。この判定は、例えば、印字可能な最小の文字サイズが予め決められており、現在の文字サイズと最小の文字サイズとを比較することにより行われる。
Ｓ４０７の判定ステップにおいて文字サイズを小さくすることができると判定された場合には（Ｓ４０７：ＹＥＳ）、Ｓ４０８の処理へ移行する。そして、Ｓ４０８において、ＣＰＵ４１ａの印字サイズ調整部６４ａの文字サイズ調整部６６ａは、文字サイズを一段階小さくすることにより文字列の印字サイズを小さくし、その文字サイズで文字列のイメージを再発生させる。そして、Ｓ４０４の処理へ戻る。
一方、Ｓ４０７の判定ステップにおいて文字サイズを小さくすることができないと判定された場合には（Ｓ４０７：ＮＯ）、Ｓ４１０の処理へ移行する。そして、Ｓ４１０において、ＣＰＵ４１ａの報知制御部６５は、液晶ディスプレイ２にユーザによって入力された文字列が印字領域に入らない旨と、その対処方法（文字を半角にする、文字フォントを代える、など）を表示し（エラー報知）、図７のＳ１０３に戻る。
【００８３】
Ｓ４０２において装着されているテープ５０がラベルテープ５０ｂではないと判定された場合（Ｓ４０２：ＮＯ）、Ｓ４１１において、ユーザによって定長設定キーにより、文字列を印字するテープ長手方向の長さ（定長）が設定されている（定長設定）か否かを判定する。定長設定であると判定された場合には（Ｓ４１１：ＹＥＳ）、Ｓ４１２の処理へ移行する。一方、定長設定でないと判定された場合には（Ｓ４１１：ＮＯ）、Ｓ４１３の処理へ移行する。
【００８４】
Ｓ４１２において、Ｓ４０１で発生させた印字イメージが、ＲＡＭ４３に記憶されている図８のＳ２０１でユーザによって設定されたテープ長手方向の長さ（定長）の範囲内に入るか否かを判定する。入ると判定された場合には（Ｓ４１２：ＹＥＳ）、Ｓ４１３の処理へ移行する。一方、入らないと判定された場合には（Ｓ４１２：ＮＯ）、Ｓ４１４の処理へ移行する。そして、Ｓ４１４において、液晶ディスプレイ２にユーザによって入力された文字列が定長の範囲内に入らない旨と、その対処方法（文字を半角にする、文字フォントを代える、など）を表示し（エラー報知）、図７に示すＳ１０３に戻る。
【００８５】
Ｓ４１３において、Ｓ４０１で発生させた印字イメージに基づいて、サーマルヘッド１３などの駆動を制御しつつ、ユーザによって入力された文字列を印字テープ５０ａに印字する。そして、図７に示すＳ１０３に戻る。
【００８６】
以上説明したように、第２の実施の形態によると、定長設定をしていなくても装着されているテープ５０がラベルテープ５０ｂである場合は、印字対象の文字列が印字領域に自動的に収まるように印字サイズ調整部６４ａの文字間隔調整部６７ａや文字サイズ調整部６６ａによって文字列が縮小されるので、ユーザの操作負担が軽減される。
【００８７】
また、文字間隔調整部６７ａは、文字列を構成する文字と文字との間隔を詰めることによって文字列を縮小するので、文字の書体を維持した状態でラベル５１ｂＢの印字可能範囲内に文字列が印字され、この結果、見た目にも好適なラベル５１ｂＢが得られる。また、文字サイズ調整部６６ａは、文字列を構成する文字の文字サイズを小さくすることによって文字列を縮小するので、文字の書体を維持した状態でラベル５１ｂＢの印字可能範囲内に文字列が印字され、この結果、見た目にも好適なラベル５１ｂＢが得られる。
【００８８】
さらに、ラベル５１ｂＢの長手方向の両端に、ラベル５１ｂＢの形状、サイズに応じた余白（左余白及び右余白）が設けられて文字列がラベル５１ｂＢに印字されるので、見た目にも好適なラベル５１ｂＢが得られる。
【００８９】
さらに、文字列を縮小しても、文字列がラベル５１ｂＢのテープ長手方向に入らない場合には、その旨が報知されるので、ユーザは迅速に対処することができる。さらに、その対処方法が併せて報知されるので、ユーザはより適切に対処することができる。
【００９０】
［第３の実施の形態］
以下、本発明の第３の実施形態におけるテーププリンタ１について図面を参照しつつ説明する。尚、第３の実施の形態では、第１の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
【００９１】
以下、第３の実施の形態におけるＣＰＵ４１ｂの機能を図１２を参照しつつ説明する。図１２は、ＣＰＵ４１ｂの第３の実施の形態における主な機能を説明するための機能ブロック図である。但し、第３の実施の形態におけるＣＰＵ４１ｂは、図７、図８、及び図１３（後述）の印字処理を実行する。尚、第１の実施の形態と実質的に同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【００９２】
ＣＰＵ４１ｂは、図１２に示すように、テープ種類判断部６１と、ラベル長検出部６２と、長手方向判断部６３と、報知制御部６５などとして機能する。
【００９３】
以下、テーププリンタ１が行う図７のイメージ発生印字処理（Ｓ１０９）について図１３を参照しつつ説明する。図１３は、印字処理におけるテーププリンタ１のＣＰＵ４１ｂの動作手順を説明するためのフローチャートである。尚、第３の実施の形態におけるテーププリンタ１においても、上述した図７及び図８と実質的に同様の処理が行われる。
【００９４】
Ｓ５０１において、ＲＡＭ４３の印字データ格納エリアに格納されているユーザによって入力された文字列に基づいて、当該文字列の印字イメージを発生させる。そして、Ｓ５０２の処理へ戻る。
【００９５】
Ｓ５０２において、ＣＵＰ４１ｂのテープ種類判断部６１は、テーププリンタ１に装着されているテープカセット２０内のテープ５０が、ラベルテープ５０ｂであるか否かを判断する。テープ５０がラベルテープ５０ｂであると判断された場合には（Ｓ５０２：ＹＥＳ）、Ｓ５０３の処理へ移行する。一方、テープ５０がラベルテープ５０ｂでない、つまり印字テープ５０ａであると判断された場合（Ｓ５０２：ＮＯ）、Ｓ５０７の処理へ移行する。
【００９６】
Ｓ５０３において、ＣＰＵ４１ｂのラベル長検出部６２は、テーププリンタ１に装着されているラベルテープ５０ｂのテープ長手方向の長さ（ラベル長）Ｌｂ１の値、左余白Ｍｂ３のデフォルト値及び右余白Ｍｂ４のデフォルト値を検出する。そして、Ｓ５０４の処理へ移行する。
【００９７】
Ｓ５０４において、ＣＰＵ４１ｂの長手方向判断部６３は、ラベル長検出部６２の検出結果及びＳ５０１で発生させた印字イメージに基づいて、当該印字イメージがラベル５１ｂＢから左余白及び右余白を除いた印字領域に入るか否かを判断する。ここで、ユーザにより左余白及び右余白が変更されている場合は、変更後の値により印字領域が決定される。
Ｓ５０４の判断ステップにおいて印字イメージが印字領域に入ると判断された場合には（Ｓ５０４：ＹＥＳ）、Ｓ５０５の処理へ移行する。そして、Ｓ５０５において、Ｓ５０１で発生させた印字イメージに基づいて、サーマルヘッド１３などの駆動を制御しつつ、ユーザによって入力された文字列をラベルテープ５０ｂのラベル５１ｂＢに印字する。そして、図７に示すＳ１０３に戻る。
一方、Ｓ５０４の判断ステップにおいて印字イメージが印字領域に入らないと判断された場合には（Ｓ５０４：ＮＯ）、Ｓ５０６の処理へ移行する。そして、Ｓ５０６において、ＣＰＵ４１ｂの報知制御部６５は、液晶ディスプレイ２にユーザによって入力された文字列が印字領域に入らない旨と、その対処方法（文字を半角にする、文字フォントを代える、など）を表示し（エラー報知）、図７に示すＳ１０３に戻る。
【００９８】
Ｓ５０２において装着されているテープ５０がラベルテープ５０ｂでないと判断された場合（Ｓ５０２：ＮＯ）、Ｓ５０７において、ユーザによって定長設定キーにより、文字列を印字するテープ長手方向の長さ（定長）が設定されている（定長設定）か否かを判定する。定長設定であると判定された場合には（Ｓ５０７：ＹＥＳ）、Ｓ５０８の処理へ移行する。一方、定長設定でないと判定された場合には（Ｓ５０７：ＮＯ）、Ｓ５０９の処理へ移行する。
【００９９】
Ｓ５０８において、Ｓ５０１で発生させた印字イメージがＲＡＭ４３に記憶されている図８のＳ２０１でユーザによって設定されたテープ長手方向の長さ（定長）の範囲内に入るか否かを判定する。入ると判定された場合には（Ｓ５０８：ＹＥＳ）、Ｓ５０９の処理へ移行する。一方、入らないと判定された場合には（Ｓ５０８：ＮＯ）、Ｓ５１０の処理へ移行する。そして、Ｓ５１０において、液晶ディスプレイ２にユーザによって入力された文字列が定長の範囲内に入らない旨と、その対処方法（文字を半角にする、文字フォントを代える、など）を表示し（エラー報知）、図７に示すＳ１０３に戻る。
【０１００】
Ｓ５０９において、Ｓ５０１で発生させた印字イメージに基づいて、サーマルヘッド１３などの駆動を制御しつつ、ユーザによって入力された文字列を印字テープ５０ａに印字する。そして、図７に示すＳ１０３に戻る。
【０１０１】
以上説明したように、第３の実施の形態によると、ユーザによって入力された文字列がラベル５１ｂＢの印字領域内に入らない場合には、その旨が報知されるので、ユーザは迅速に対処することができる。さらに、その対処方法が併せて報知されるので、ユーザはより適切に対処することができる。
【０１０２】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
例えば、テーププリンタ１には、パーソナルコンピュータなどの外部機器との有線又は無線通信を行うための接続インターフェースを設けるようにしてもよい。また、第２の実施の形態では、先に文字間隔を詰め、その後に文字サイズを小さくしている場合であるが、先に文字サイズを小さくし、その後に文字間隔を詰めるようにしてもよい。さらに、第２の実施の形態では、文字間隔を詰めることと、文字サイズを小さくすることとの両方を行う場合であるが、文字間隔を詰めることのみにしてもよい。
【０１０３】
さらに、上記第１及び第２の実施の形態では、ラベル５１ｂＢから左余白及び右余白を除いた印字領域に文字列が入るように印字サイズを調整し、その範囲に文字列が入らない場合にエラー報知しているが、ラベル５１ｂＢのテープ長手方向（左余白及び右余白がない）に文字列が入るように印字サイズを調整し、ラベル５１ｂＢのテープ長手方向に文字列が入らない場合にエラー報知するようにしてもよい。さらに、上記第３の実施の形態では、ラベル５１ｂＢから左余白及び右余白を除いた印字領域に文字列が入らない場合にエラー報知しているが、ラベル５１ｂＢのテープ長手方向（左余白及び右余白がない）に文字列が入らない場合にエラー報知するようにしてもよい。
【０１０４】
また、上記各実施の形態では、ラベルテープに印字する場合は、定長設定は無効となる構成であるが、ラベルテープに印字を行う場合においても定長設定が有効となるように構成しても良い。この場合、定長が印字領域より大きい場合には、印字対象の文字列は印字領域に収まるように調整され、定長が印字領域より小さい場合は、定長設定に合わせて文字列が印字されるのが好ましい。
【０１０５】
さらに、上記各実施の形態でのラベルテープ５０ｂには、ラベル５１ｂＢの周囲に切断ライン５４が形成されている場合であるが、ラベルテープの上端から下端に向かってのみ切断ラインが形成されている（フレーム５１ｂＡがない）ラベルテープであってもよい。
【０１０６】
さらに、上記実施の形態の印字処理などをテーププリンタ１に実行させるためのプログラムをＣＤ−ＲＯＭ（Ｃｏｍｐａｃｔ　Ｄｉｓｃ　Ｒｅａｄ　Ｏｎｌｙ　Ｍｅｍｏｒｙ）などのリムーバブル型記録媒体に記録するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態におけるテーププリンタの一例を示す外観斜視図である。
【図２】図１のテーププリンタにおけるカセット装着部及びテープ駆動印刷機構を示す平面図である。
【図３】（ａ）は、テーププリンタ用テープの構成の一例を示すラベル本体側の正面図であり、（ｂ）は、（ａ）のＸ−Ｘ’線に関する断面図である。
【図４】（ａ）は、テーププリンタ用テープの構成の一例を示すラベル本体側の正面図であり、（ｂ）は、（ａ）のＹ−Ｙ’線に関する断面図である。
【図５】テーププリンタの制御部を示すブロック図である。
【図６】図５に示した制御部内のＣＰＵの機能を説明するための機能ブロック図である。
【図７】テーププリンタの印字処理における動作フロー（メインフロー）を示すフローチャートである。
【図８】テーププリンタの印字処理における動作フロー（定長設定処理）を示すフローチャートである。
【図９】テーププリンタの印字処理における動作フロー（イメージ発生印字処理）を示すフローチャートである。
【図１０】第２の実施の形態におけるＣＰＵの機能を説明するための機能ブロック図である。
【図１１】第２の実施の形態におけるテーププリンタの印字処理における動作フロー（イメージ発生印字処理）を示すフローチャートである。
【図１２】第３の実施の形態におけるＣＰＵの機能を説明するための機能ブロック図である。
【図１３】第３の実施の形態におけるテーププリンタの印字処理における動作フロー（イメージ発生印字処理）を示すフローチャートである。
【符号の説明】
１　テーププリンタ
２　液晶ディスプレイ
３　キーボード
４　制御部
５　テープ種類検出スイッチ
１３　サーマルヘッド
４１、４１ａ、４１ｂ　ＣＰＵ
４２　ＲＯＭ
４３　ＲＡＭ
４４　フラッシュメモリ
６１　テープ種類判断部
６２　ラベル長検出部
６３　長手方向判断部
６４、６４ａ　印字サイズ調整部
６５　報知制御部
６６、６６ａ　文字サイズ調整部
６７ａ　文字間隔調整部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention is a long tape-shaped label tape in which a plurality of labels of a predetermined shape are arranged, and a tape which does not have the label and can be used as a normal printing tape made of a printing medium formed in a long tape shape. The present invention relates to a printing device, a program for controlling the printing device, and a computer-readable recording medium that stores the program.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a tape printing apparatus that prints a desired character string on a print medium surface of a print tape formed by releasably laminating a print medium to which a pressure-sensitive adhesive is fixed in advance and a release paper. . This type of tape printer can be used for business or home use because of its ease of use, such as being able to print the title and title name on the surface of the print medium neatly and neatly and then pasting it on the spine of a document file. Widely used.
[0003]
Some of such tape printers have a fixed length setting function that allows a user to set the length (printing length) in the tape longitudinal direction of a printing area where a character string is printed. The user can perform printing with a desired print length. In addition, when the input character string does not fit within the print length set by the fixed length setting function, there is a device that notifies the user without performing printing (for example, see Patent Documents 1 and 2). .
[0004]
Further, as one of printing tapes applicable to this type of tape printing apparatus, as described in Patent Document 3, a plurality of labels on which characters and symbols are printed are arranged in a releasable manner on release paper. There is a long tape-shaped label tape. This label tape has a label formed in a predetermined size in advance, and a plurality of labels having a uniform size can be easily obtained when the label tape is used for an article of a predetermined size such as a back surface of a video tape. , Very convenient.
[0005]
However, if the fixed length setting function is not used when printing on a label tape, the entered character string may not fit in the label area and may be printed in a margin outside the label, thus wasting the label. In addition, it is necessary to adjust the character size, character spacing, number of characters, etc. of the character string again and repeat the above operation until printing can be performed properly. On the other hand, if the printing length is set so as to fit within the label area using the fixed length setting function, a character string can be appropriately printed in the label.
[0006]
However, even when the print length is set for a certain label tape by the fixed length setting function, if the label size is changed to a different label tape, the fixed length setting must be performed again. It takes time and effort.
[0007]
Therefore, as a tape printer capable of printing on such a label tape, Patent Document 3 prepares a format format corresponding to a plurality of types of labels, and a user inputs a character string to be printed according to the format format. There is a description of a tape printer capable of printing a character string in a label of that type.
[0008]
[Patent Document 1]
JP-A-5-318886
[Patent Document 2]
JP-A-7-205490
[Patent Document 3]
JP 2000-225746 A
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the tape printer described in Patent Document 3, printing is performed when the label type corresponding to the format format in which the character string is input is different from the label type of the print tape attached to the tape printer. Can not. Therefore, it is necessary to change the format to a format corresponding to the label type of the attached print tape and to further input a character string, which requires a very complicated operation.
Also, unlike ordinary printing tapes, the labels of label tapes often have special shapes and patterns such as chamfers at four corners and edging patterns. Therefore, if the normal printing tape and the label tape have the same length, the appropriate arrangement of the character strings visually differs between the normal printing tape and the label. In such a case, if the user has to reset the print format for each tape type, a very complicated work load is imposed on the user. This is inconvenient when printing is performed on both a normal printing tape and a label tape.
[0010]
Therefore, the present invention can use a normal printing tape and a label tape, and by appropriately performing printing control when the label tape is mounted, the label printing without increasing the user's work load. It is an object of the present invention to provide a tape printer capable of performing suitable printing, a program for controlling the tape printer, and a computer-readable recording medium storing the program.
[0011]
Means for Solving the Problems and Effects of the Invention
The tape printer according to claim 1, further comprising: a label tape in which a plurality of labels, which are print-receiving media on which character strings are printed, are releasably arranged on a long tape-shaped release tape; A tape printing device capable of printing on a long tape-shaped print-receiving medium on which a character string is printed and a printing tape formed by releasably laminating the release tape, and attached to the tape printing device. Tape type determining means for determining whether or not the tape being used is the label tape, and when the tape type determining means determines that the label tape is mounted, the longitudinal direction of the label tape is determined. A label length detecting means for detecting a label length that is the length of the label, and, based on a detection result of the label length detecting means, whether or not a character string to be printed falls within the label length. A longitudinal direction determining unit for determining, and a print size adjusting unit for reducing the character string when the longitudinal direction determining unit determines that the character string does not fit in the label length. And
An eighth aspect of the present invention is a program for causing a computer to function as a tape printer according to the first aspect.
[0012]
According to the first and eighth aspects, when the attached tape is a label tape, the character string to be printed is automatically included in the label length even if the fixed length is not set. Is reduced, so that the operation burden on the user is reduced.
[0013]
3. The tape printing apparatus according to claim 2, wherein the print size adjusting unit includes a character size adjusting unit that reduces the character size of the character string by reducing the character size of the character constituting the character string. I do.
A program according to a ninth aspect is a program for causing a computer to function as a tape printer according to the second aspect.
According to the second aspect and the ninth aspect, since the characters are printed in the label while the typeface of the characters is maintained, a label which is suitable for the appearance of the character string with good visibility can be obtained.
[0014]
According to a third aspect of the present invention, in the tape printer according to the first or second aspect, the print size adjusting unit reduces the character string by reducing a character interval of the character string. Character spacing adjusting means is provided.
A program according to a tenth aspect is a program for causing a computer to function as a tape printer according to the third aspect.
According to the third and tenth aspects, since the characters are printed in the label while maintaining the typeface and character size of the characters, a label with excellent character visibility can be obtained.
[0015]
According to a fourth aspect of the present invention, in the tape printer according to any one of the first to third aspects, the character string reduced by the print size adjusting unit does not fit in the label length. In such a case, a notifying means for notifying the user is provided.
A program according to an eleventh aspect is a program for causing a computer to function as a tape printer according to the fourth aspect.
According to the fourth aspect and the eleventh aspect, when the reduced character string cannot be printed in the label, the fact is notified, so that the user can take prompt action.
[0016]
The tape printing apparatus according to claim 5, comprising: a label tape in which a plurality of labels, which are printing media on which character strings are printed, are releasably arranged on a long tape-shaped release tape; A tape printing device capable of printing on a long tape-shaped print-receiving medium on which a character string is printed and a printing tape formed by releasably laminating the release tape, and attached to the tape printing device. Tape type determining means for determining whether or not the tape being used is the label tape, and when the tape type determining means determines that the label tape is mounted, the longitudinal direction of the label tape is determined. A label length detecting means for detecting a label length that is the length of the label, and, based on a detection result of the label length detecting means, whether or not a character string to be printed falls within the label length. A longitudinal determining means for determining, by the longitudinal direction determining means, when the character string is determined to not fit the label length, characterized by comprising a notification means for notifying to that effect, the.
A program according to a twelfth aspect is a program for causing a computer to function as a tape printer according to the fifth aspect.
According to the fifth and twelfth aspects, when the character string to be printed cannot be printed in the label, the user is notified that the character string cannot be printed, so that the user can take prompt action.
[0017]
The tape printer according to claim 6 is the tape printer according to claim 4 or 5, wherein the notifying unit further notifies a coping method for storing the character string in the label length. Features.
A program according to a thirteenth aspect is a program for causing a computer to function as a tape printer according to the sixth aspect.
According to the sixth and thirteenth aspects, when a character string cannot be printed on a label, a coping method is notified, so that the user can cope more appropriately.
[0018]
The tape printing apparatus according to any one of claims 1 to 6, wherein the tape printing apparatus according to claim 7, wherein a plurality of types of the label tapes corresponding to a plurality of types of the labels can be used. The type determining means determines the type of the label tape, and the longitudinal direction determining means determines whether or not the length of the character string to be printed falls within the length of the printing area set for each type of the label. Is determined.
A program according to a fourteenth aspect is a program for causing a computer to function as a tape printer according to the seventh aspect.
According to the seventh and fourteenth aspects, it is possible to obtain a good-looking print corresponding to each label type without requiring the user to perform a complicated operation.
[0019]
The program according to any one of claims 8 to 14 can be recorded on a removable recording medium such as a CD-ROM (Compact Disc Read Only Memory) and can be distributed (claim 15). It can be distributed over a network.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
[First Embodiment]
Hereinafter, a tape printer, which is a first embodiment of a tape printer according to the present invention, will be described with reference to the drawings.
[0021]
FIG. 1 is an external perspective view showing the external appearance of the tape printer according to the present embodiment. The tape printer 1 has a keyboard 3 having a large number of keys such as a text input key, a cursor key, and a function assignment key (such as a fixed length setting key and a printing key) on its upper surface. In addition, a liquid crystal display 2 is provided behind the keyboard 3, and the liquid crystal display 2 displays input contents of the keyboard 3 and the like. Further, the tape printer 1 includes therein a control unit 4 for controlling the entire tape printer 1, a tape driving and printing mechanism 10 for performing printing on a printing tape 50 described later, and a cutter 15 for cutting the tape 50 ( 2 (see FIG. 2). Further, a discharge port 7 is formed on a side portion of the tape printer 1 to discharge the printed tape 50 after being cut by the cutter 15.
[0022]
Next, a tape cassette to be mounted on the cassette mounting portion of the tape printer 1 in FIG. 1 will be described with reference to FIG. FIG. 2 is a plan view showing the tape drive printing mechanism in a state where the tape cassette 20 is mounted. The tape cassette 20 is removably mounted on the cassette mounting frame 11 in the tape printer 1. Further, the tape cassette 20 is configured by assembling an upper member (not shown) above a box-shaped lower member 20a whose upper part is opened. Inside the lower member 202, a tape spool 22, a first guide A member 23, a second guide member 24, and a transport roller 19 are provided. A long tape 50 (50a, 50b) wound in a roll shape, which will be described in detail later, is assembled on a tape spool 22 in the tape cassette 20. There are a plurality of types of tapes 50 having different widths and different shapes of label areas.
[0023]
Two holes 21 are formed on the outer bottom surface of the lower member 20a of the tape cassette 20. However, in the present embodiment, there are four discrimination locations for the type of tape, and in the example of FIG. 2, only the center two locations are provided with holes 21, and the two sides are not provided with holes. . On the other hand, on the bottom surface inside the cassette mounting portion of the main body of the tape printer 1, a tape type detection switch which is disposed at a position corresponding to the above-mentioned four discrimination points and is composed of four pins urged upward by a spring or the like 5 (see FIG. 6).
[0024]
Therefore, when the tape cassette 20 used by the user is mounted on the cassette mounting portion of the tape printer 1, the center two pins of the four pins of the tape type detection switch 5 provided on the bottom inside the cassette mounting portion are the tape cassette. The two pins 21 on the bottom surface of the tape cassette 20 are pressed through the bottom surface of the tape cassette 20 against the elastic force of the spring. However, the pattern of holes formed in the tape cassette 20, that is, the combination of whether or not holes are formed in the four discrimination points differs for each type of tape, and the tape printer 1 detects whether or not each pin is pressed. By doing so, the type of the tape cassette 20, that is, the type of the tape 50 in the tape cassette 20 is determined.
[0025]
Next, the configuration of the cassette mounting section in the tape printer 1 in which the tape cassette 20 is mounted and the tape driving and printing mechanism of the tape printer 1 will be described with reference to FIG. A cassette mounting frame 11 is disposed in the cassette mounting section of the tape printer 1, and an arm 16 is pivotally supported by the shaft 16a on the cassette mounting frame 11, as shown in FIG. A platen roller 17 and a pressure roller 18 having a flexible member such as rubber on the surface thereof are rotatably attached to the tip of the arm 16. The arm 16 is at a position separated from the thermal head 13 when the tape cassette 20 is not mounted. On the other hand, when the tape cassette 20 is mounted, the arm 16 is moved by a moving mechanism (not shown) so that the platen roller 17 and the pressure roller 18 come into pressure contact with the thermal head 13 via the tape 50.
[0026]
From the cassette mounting frame 11, a plate 12 stands upright. On the platen roller 17 side of the plate 12, a thermal head 13 in which a number of heating elements are arranged in a line in a direction perpendicular to the plane of FIG. When the tape cassette 20 is mounted at a predetermined position in the cassette mounting frame 11, the plate 12 fits into the head accommodating portion 14 formed on the tape cassette 20.
[0027]
Further, a transport roller drive shaft (not shown) is provided upright on the cassette mounting frame 11, and the transport roller drive shaft moves inside the tape cassette 20 when the tape cassette 20 is mounted at a predetermined position of the cassette mounting frame 11. Is inserted into the transport roller 19 of the first embodiment.
[0028]
A DC motor 8 serving as a driving source is attached to the cassette mounting frame 11, and the driving force is applied to the transport roller driving shaft, the platen roller 17, and the pressure roller 18 via a driving force transmission mechanism (not shown). Is transmitted. When the DC motor 8 is driven while the tape cassette 20 is mounted, the transport roller 19 rotates in the direction of the arrow (clockwise) in FIG. 2 with the rotation of the transport roller drive shaft. Then, the tape 50 wound and stored on the tape spool 22 is transported in the direction indicated by the arrow in FIG. 2 while being unwound by the driving force generated by the rotation of the transport roller 19.
[0029]
The tape 50 unwound from the tape spool 22 is pressed against the thermal head 13 by the platen roller 17 while being guided by the first guide member 23 and the second guide member 24.
[0030]
In this manner, while the tape 50 is conveyed while being sandwiched between the platen roller 17 and the thermal head 13, the heating elements of the thermal head 13 are selectively and intermittently energized, so that the tape 50 A desired image is formed on the surface. After a desired image is formed, the tape 50 passes between the conveying roller 19 and the pressure roller 18 pressed against each other as described above, and is cut by the cutter 15 disposed further downstream.
[0031]
The cutter 15 is of a type in which a rotating tooth 15b is rotated with respect to a fixed blade 15a to shear an object to be cut, and the rotating blade 15b is reciprocated by a cutter DC motor (a cutter driving motor 9 in FIG. 6). The tape 50 is cut by being swung.
[0032]
Next, the configuration of the printing tape 50a, which is one form of the long tape 50 stored in the tape cassette 20, will be described with reference to FIGS. The print tape 50a shown in FIG. 3A has a print-receiving sheet 51a on which a character string composed of characters and symbols is printed. Unlike the label tape 50b described below, the print-receiving sheet 51a has a notch. Not been. FIG. 3B is a cross-sectional view taken along line XX ′ of FIG. 3A. The printing tape 50a is composed of a print-receiving sheet 51a made of a heat-sensitive material adhered to each other through an adhesive layer 53 and an adhesive layer. And a release paper 52b that has been subjected to a release treatment with a silicone resin or the like on the surface in contact with 53.
[0033]
The long printing tape 50a having the above-described configuration is wound in a roll shape with the release paper 52a facing outward, and is attached to the tape spool 22 in the tape cassette 20. Then, when the tape cassette 20 is mounted on the cassette mounting portion of the tape printer 1 and the tape printer 1 is driven, printing is performed on the surface of the printing target sheet 51a by the thermal head 13 and then cut by the cutter 15 and discharged. It is discharged from the outlet 7. One piece of the printing tape 50a discharged from the discharge port 7 is used as a label that can be attached to an arbitrary position by the adhesive layer 53 by peeling the printed sheet 51a having been printed from the release paper 52a. .
[0034]
4A and 4B, a description will be given of the configuration of a label tape 50b, which is one form of the long tape 50 incorporated in the tape cassette 20. FIG. In the label tape 50b shown in FIG. 4A, labels 51bB having a predetermined planar shape such as a rectangular shape with four corners chamfered in a curved shape are spaced apart over the entire length in the longitudinal direction. FIG. 4B is a cross-sectional view taken along line YY ′ of FIG. 4A. The label tape 50b is separated from the print-receiving tape 51b made of a heat-sensitive material adhered to each other through the adhesive layer 53. And release paper 52b that has been subjected to mold processing. By making a cut (cut line) 54 only in the printing tape 51b of the label tape 50b, the printing tape 51b is divided into a label 51bB and another area (frame) 51bA.
[0035]
The long label tape 50b configured as described above is wound in a roll shape with the release paper 52b facing outward, and is attached to the tape spool 22 in the tape cassette 20. When the tape cassette 20 is mounted on the cassette mounting portion of the tape printer 1 and the tape printer 1 is driven, printing is performed by the thermal head 13 on the surface of the label 51bB of the tape 51b to be printed. It is cut between 51bB and discharged from the discharge port 7. One piece of the label tape 50b discharged from the discharge port 7 is used as a label that can be attached to an arbitrary position by the adhesive layer 53 by peeling the printed label 51bB from the release paper 52b.
[0036]
The print tape 50a has a plurality of types such as a tape width Wa1 of 24 mm, 18 mm, 12 mm, 9 mm, and 6 mm. Also, there are a plurality of types of label tapes 50b (for example, for files, for VHS cassettes, for MDs, etc.) having a tape width of 24 mm and different sizes of labels 51bB. Note that the label 51bB of the label tape 50b includes a label 51bB whose length in the tape longitudinal direction (label length) Lb1 is larger than, equal to, or smaller than the tape width direction (label width) Wb1 of the label 51bB. . The tape printer 1 is capable of printing on a plurality of types of tapes, and prints on a tape width, a label width, or a print area excluding a margin from a label length.
[0037]
The tape discriminating table stored in the flash memory 44 of the control unit 4 to be described later includes a tape type (a print tape 50a having a tape width of 24 mm, a print tape 50a having a tape width of 18 mm, a file label tape 50b, a VHS). A label tape 50b for a cassette) and a pressing pattern of the tape type detection switch 5 (a pattern indicating which of the four pins is pressed and which of the pins is not pressed); Is associated with. Further, in the case of the print tape 50a, the tape discrimination table shows an upper margin (a gap between an upper end of the tape and an upper end of a print area where a character string is printed) shown in FIG. 3 according to each tape type. Stores the value of Ma1, the default value of the lower margin (the distance between the lower edge of the tape and the lower edge of the print area) Ma2, and the like. Further, a default value of a left margin Ma3 provided at the left end of the print area and a default value of a right margin Ma4 are also stored. Also, in the case of the label tape 50b, as shown in FIG. 4, in the tape discrimination table, the value of the dimension (label length) Lb1 of the label 51bB in the tape longitudinal direction, the dimension of the label 51bB in the tape width direction (label Width) value of Wb1, upper margin (the distance between the upper end of label 51bB and the upper end of the print area where the character string is printed) Mb1, lower margin (the distance between the lower end of label 51bB and the lower end of the print area) Mb2, left margin (The distance between the left end of the label 51bB and the left end of the print area) Mb3 and the right margin (the distance between the right end of the label 51bB and the right end of the print area) Mb4 are stored for the label 51bB having a plurality of types of shapes, respectively. Have been.
[0038]
Hereinafter, the control unit 4 of the tape printer 1 according to the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 5 is a block diagram for explaining the control unit 4 of the tape printer 1.
[0039]
As shown in FIG. 5, the control unit 4 includes a CPU 41, a ROM 42, a RAM 43, a flash memory 44, and an input / output interface 45. The input / output interface 45 includes the liquid crystal display 2, the keyboard 3, and The tape type detection switch 5, the DC motor 8, the cutter drive motor 9, the thermal head 13 and the like of the tape drive printing mechanism 10 are connected.
[0040]
The CPU (Central Processing Unit) 41 performs various calculations and processes, and functions as a central processing unit. The CPU 41 according to the present embodiment executes the printing process shown in FIGS. 7, 8, and 9.
[0041]
The ROM (Read Only Memory) 42 is a read-only storage device and constitutes a part of the main storage device of the tape printer 1. The ROM 42 stores various programs such as a system program. The RAM (Random Access Memory) 43 is a readable and writable volatile storage device, and forms a part of the main storage device of the tape printer 1 like the ROM 42. The RAM 43 has a print data storage area for storing a character string input by the user using the keyboard 3, a work area for storing an intermediate result of data processing, and the like.
[0042]
The flash memory 44 is a storage device that is readable and writable and can continue to store stored data without erasing even when the power is turned off. The flash memory 44 stores a program for causing the tape printer 1 to execute the printing processes shown in FIGS. 7, 8, and 9 and the like. In a second embodiment to be described later, a program for causing the tape printer 1 to execute the printing process shown in FIGS. 7, 8, and 11 is stored. In a third embodiment to be described later, a program for causing the tape printer 1 to execute the printing process shown in FIGS. 7, 8, and 13 is stored. The flash memory 44 stores the above-described tape determination table.
[0043]
Further, the function of the CPU 41 in the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 6 is a functional block diagram for explaining main functions of the CPU 41 in the present embodiment.
[0044]
As shown in FIG. 6, the CPU 41 functions as a tape type determination unit 61, a label length detection unit 62, a longitudinal direction determination unit 63, a print size adjustment unit 64, a notification control unit 65, and the like.
[0045]
The tape type determining unit 61 specifies the type of the tape corresponding to the pressing pattern from the tape discriminating table stored in the flash memory 44 based on the pressing pattern detected by the tape type detecting switch 5. Then, based on the result, the tape type determining unit 61 determines whether the tape 50 in the tape cassette 20 mounted on the cassette mounting unit of the tape printer 1 is the label tape 50b or the print tape 50a. Judge.
[0046]
The label length detection unit 62 specifies the type of tape corresponding to the pressing pattern from the tape discrimination table stored in the flash memory 44 based on the pressing pattern that is the detection result of the tape type detection switch 5. Then, based on the result, the label length detection unit 62 determines the value of the length (label length) Lb1 of the label 51bB in the tape longitudinal direction, the default value of the left margin Mb3, and the default value of the right margin Mb4 from the tape determination table. Acquire the value (acquire the length of the print area in the tape longitudinal direction).
[0047]
The longitudinal direction judging section 63 outputs a print image based on the value of the label length Lb1 acquired by the label length detecting section 62, the default value of the left margin Mb3 and the default value of the right margin Mb4, and the print image of the character string to be printed. It is determined whether or not the (character string to be printed) falls within the print area (the tape longitudinal direction) excluding the left margin and the right margin from the label 51bB.
[0048]
The print size adjustment unit 64 includes a character size adjustment unit 66. The character size adjusting section 66 reduces the character size by one step when the longitudinal direction determining section 63 determines that the character string to be printed does not fit in the print area excluding the left margin and the right margin from the label 51bB. Reduces the character string. As a procedure for reducing the character size one step at a time, there are a procedure for reducing the font of a character by a certain size by calculation, and a procedure for reducing the font using a table storing fonts of a plurality of character sizes. Can be
[0049]
The notification control unit 65 displays the fact on the liquid crystal display 2 when the character string does not fall within the print area excluding the left margin and the right margin from the label 51bB even when the character string is reduced by the print size adjustment unit 64. I do. At the same time, the notification control unit 65 displays on the liquid crystal display 2 a countermeasure (e.g., changing to a single-byte character or changing a character font) determined in advance as display contents. Therefore, the notification control unit 65 and the liquid crystal display 2 constitute a notification unit.
[0050]
Hereinafter, the printing process performed by the tape printer 1 will be described with reference to FIGS. 7, 8, and 9. FIG. FIGS. 7 to 9 are flowcharts for explaining the operation procedure of the CPU 41 of the tape printer 1 in the printing process.
[0051]
As shown in the main flow of FIG. 7, in step S101 (hereinafter abbreviated as step S101; the same applies to the following steps), system initialization (initial) processing is performed, and the process proceeds to step S102.
[0052]
In S 102, the tape type determining unit and the label length detecting unit obtain the tape type and a default value of the margin width corresponding to the type, and store it in the RAM 43. This margin width is an initial setting value that differs depending on the tape type, and can be changed by the user.
[0053]
In S103, it is determined whether or not there has been a press signal from the keyboard 3, that is, whether or not there has been a key input by the user. When it is determined that there is no key input by the user (S103: NO), the process returns to S103, and monitoring of the key input by the user is continued. On the other hand, when it is determined that a key input has been made by the user (S103: YES), the process proceeds to S104.
[0054]
In S104, it is determined based on the press signal from the keyboard 3 whether the key input by the user is a text input key. If it is determined that the input key is a text input key (S104: YES), the process proceeds to S105. In S105, the contents of the text input key input by the user are written in the print data storage area of the RAM 43, and the content of the text input key input by the user is displayed on the liquid crystal display 2. Then, returning to the process of S103, the key input by the user is monitored. On the other hand, if it is determined that the input key is not a text input key (S104: NO), the process proceeds to S106.
[0055]
In S106, based on the press signal from the keyboard 3, it is determined whether or not the key input by the user is the fixed length setting key. If it is determined that the key is the fixed length setting key (S106: YES), the process proceeds to S107. Then, in S107, a fixed length setting process (see FIG. 8) is performed, and the process returns to the process of S103 to monitor a key input by the user. On the other hand, if it is determined that the key is not the fixed length setting key (S106: NO), the process proceeds to S108.
[0056]
In S108, it is determined whether the key input by the user is a print key based on the press signal from the keyboard 3. If it is determined that the key is a print key (S108: YES), the process proceeds to the process of S109. In S109, an image generation print process (see FIG. 9) is performed. Monitor input. On the other hand, if it is determined that the key is not the print key (S108: NO), the process proceeds to S110, and in S110, the process corresponding to the key input by the user (other processes) is performed, and the process in S103 is performed. Return to and monitor the key input by the user. Here, the “other processing” includes, for example, processing in which the user changes the margin width from a default value. The changed value is stored in the RAM 43. That is, the user can arbitrarily specify the print area in the length direction of the label 51bB by appropriately setting the margin width (the minimum is 0). The default value of the print area is such that the arrangement of the character string to be printed has a good visual balance in relation to the outer shape of the label 51bB according to the shape of the label 51bB (label width, shape of four corners, etc.). The label 51bB is set to be different if the shape of the label 51bB is different.
[0057]
Hereinafter, the fixed length setting process (S107) in FIG. 7 will be described with reference to FIG. In step S <b> 201, the user sets the length in the tape longitudinal direction for printing a character string, and stores the set value in the RAM 43.
[0058]
In S202, it is determined whether or not the set value by the user in S201 is within the settable range, that is, the set value is equal to or less than the maximum length in the tape longitudinal direction that can be printed and determined by the specifications of the tape printer 1. It is determined whether or not there is. If it is not determined that the set value by the user is within the settable range (S202: NO), the process returns to S201, and the user sets the length in the tape longitudinal direction again. On the other hand, when it is determined that the set value by the user is within the settable range (S202: YES), the process returns to S103 shown in FIG.
[0059]
Hereinafter, the image generation printing process (S109) of FIG. 7 will be described with reference to FIG. In step S301, a print image of the character string is generated based on the character string input by the user stored in the print data storage area of the RAM 43. Then, the process proceeds to S302.
[0060]
In S302, the tape type determination unit 61 of the CUP 41 determines whether the tape 50 in the tape cassette 20 mounted on the tape printer 1 is the label tape 50b. If it is determined that the tape 50 is the label tape 50b (S302: YES), the process proceeds to S303. On the other hand, if it is determined that the tape 50 is not the label tape 50b, that is, it is the print tape 50a (S302: NO), the process proceeds to S309.
[0061]
In S303, the label length detecting unit 62 of the CPU 41 determines the value of the length (label length) Lb1, the default value of the left margin Mb3, and the default value of the right margin Mb4 of the label tape 50b attached to the tape printer 1 in the tape longitudinal direction. Find the value. Then, the process proceeds to S304.
[0062]
In step S304, the longitudinal direction determination unit 63 of the CPU 41 determines whether the print image is a left margin and a left margin from the label 51bB based on the detection result of the label length detection unit 62 in step S303 and the print image generated in step S301 or step S306 described below. It is determined whether or not the image enters the print area excluding the right margin. Here, if the left margin and the right margin have been changed by the user, the print area is determined by the changed values.
When it is determined in the determination step of S304 that the print image enters the print area (S304: YES), the process proceeds to S307. In step S307, the character string input by the user is printed on the label 51bB of the label tape 50b while controlling the driving of the thermal head 13 and the like based on the print image determined to enter the print area. Then, the process returns to S103 shown in FIG.
On the other hand, when it is determined in the determination step of S304 that the print image does not enter the print area (S304: NO), the process proceeds to S305.
[0063]
In S305, it is determined whether the character size can be reduced. This determination is made, for example, by determining the minimum printable character size and comparing the current character size with the minimum character size.
If it is determined in the determination step of S305 that the character size can be reduced (S305: YES), the process proceeds to S306. In step S306, the character size adjustment unit 66 of the print size adjustment unit 64 of the CPU 41 reduces the character size by one step to reduce the character string print size, and regenerates a character string print image at the character size. Let it. Then, the process returns to S304.
On the other hand, if it is determined in the determination step of S305 that the character size cannot be reduced (S304: NO), the process proceeds to S308. Then, in step S308, the notification control unit 65 of the CPU 41 determines that the character string input by the user on the liquid crystal display 2 does not enter the print area and a countermeasure thereof (making the characters half-width, changing the character font, and the like). Is displayed (error notification), and the process returns to S103 shown in FIG.
[0064]
That is, the character size is reduced by one step until it is determined that the print image falls within the set print area. When the print image enters the print area, a character string input by the user based on the print image is printed on the label 51bB.
In the process of reducing the character size, if it is not possible to finally reduce the character size, an error notification is performed.
[0065]
If it is determined in S302 that the attached tape 50 is not the label tape 50b (S302: NO), in S309, the length (constant length) of the tape in the tape longitudinal direction in which the character string is printed by the user using the fixed length setting key. Is set (fixed length setting). If it is determined that the fixed length is set (S309: YES), the process proceeds to S310. On the other hand, when it is determined that the setting is not the fixed length setting (S309: NO), the process proceeds to S311.
[0066]
In S310, it is determined whether or not the print image generated in S301 falls within the range of the length in the tape longitudinal direction (constant length) set by the user in S201 of FIG. If it is determined to enter (S310: YES), the process proceeds to S311. On the other hand, if it is determined not to enter (S310: NO), the process proceeds to S312. Then, in step S312, the fact that the character string input by the user does not fall within the fixed length range and a method of coping with the character string (half-width characters, changing character fonts, etc.) are displayed on the liquid crystal display 2 (error). Notification), and returns to S103 shown in FIG.
[0067]
In S311, based on the print image generated in S301, the character string input by the user is printed on the print tape 50a while controlling the driving of the thermal head 13 and the like. Then, the process returns to S103 shown in FIG.
[0068]
As described above, according to the first embodiment, even when the fixed length is not set, if the attached tape 50 is the label tape 50b, the character string to be printed is automatically placed in the printing area. Since the character string is reduced by the character size adjusting unit 66 of the print size adjusting unit 64 so that the size of the character string can be accommodated, the operation burden on the user is reduced.
[0069]
In addition, the character size adjusting unit 66 reduces the character string by reducing the character size of the characters constituting the character string, so that the character string is printed within the printable range of the label 51bB while maintaining the font of the character. Is done. As a result, a label 51bB that is visually suitable is obtained.
[0070]
Further, margins (left margin and right margin) according to the shape and size of the label 51bB are provided at both ends in the longitudinal direction of the label 51bB, and the character string is printed on the label 51bB. Is obtained.
[0071]
Furthermore, even if the character string is reduced, if the character string does not fall in the longitudinal direction of the printable range of the label 51bB, this fact is notified, and the user can take prompt action. Further, the user is notified of the coping method, so that the user can cope more appropriately.
[0072]
[Second embodiment]
Hereinafter, a tape printer 1 according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the second embodiment, a description will be given focusing on differences from the first embodiment.
[0073]
Hereinafter, the function of the CPU 41a according to the second embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 10 is a functional block diagram for explaining main functions of the CPU 41a according to the second embodiment. However, the CPU 41a according to the second embodiment executes the printing process of FIGS. 7, 8, and 11 (described later). Note that components that are substantially the same as those in the first embodiment are given the same reference numerals, and descriptions thereof are omitted.
[0074]
As shown in FIG. 10, the CPU 41a functions as a tape type determination unit 61, a label length detection unit 62, a longitudinal direction determination unit 63, a print size adjustment unit 64a, a notification control unit 65, and the like.
[0075]
The print size adjustment unit 64a includes a character interval adjustment unit 67a and a character size adjustment unit 66a. When the longitudinal direction determining unit 63 determines that the character string to be printed does not fit in the printing area, the character spacing adjusting unit 67a reduces the character string by reducing the character spacing one step at a time. As a procedure for reducing the character spacing one step at a time, a procedure for reducing the character spacing by a certain interval, a procedure for reducing the spacing using a table storing a plurality of character spacings, and the like are conceivable.
When the longitudinal direction determining unit 63 determines that the character string to be printed does not fit in the print area, the character size adjusting unit 66a reduces the character string by reducing the character size by one step. As a procedure for reducing the character size one step at a time, there are a procedure for reducing the font of a character by a certain size by calculation, and a procedure for reducing the font using a table storing fonts of a plurality of character sizes. Can be
[0076]
Hereinafter, the image generation printing process (S109) of FIG. 7 performed by the tape printer 1 will be described with reference to FIG. FIG. 11 is a flowchart for explaining the operation procedure of the CPU 41a of the tape printer 1 in the printing process. Note that the tape printer 1 according to the second embodiment also performs substantially the same processing as in FIGS. 7 and 8 described above.
[0077]
In step S401, a print image of the character string is generated based on the character string input by the user stored in the print data storage area of the RAM 43. Then, the process proceeds to S402.
[0078]
In S402, the tape type determination unit 61 of the CUP 41a determines whether the tape 50 in the tape cassette 20 mounted on the tape printer 1 is the label tape 50b. When it is determined that the tape 50 is the label tape 50b (S402: YES), the process proceeds to S403. On the other hand, when it is determined that the tape 50 is not the label tape 50b, that is, it is the print tape 50a (S402: NO), the process proceeds to S411.
[0079]
In S403, the label length detection unit 62 of the CPU 41a determines the value of the length (label length) Lb1, the default value of the left margin Mb3, and the default value of the right margin Mb4 of the label tape 50b attached to the tape printer 1 in the tape longitudinal direction. Find the value. Then, the process proceeds to S404.
[0080]
In S404, based on the detection result of the label length detection unit 62 and the print image generated in S401, S406 to be described later, or S408 to be described later, the longitudinal direction determination unit 63 of the CPU 41a shifts the print image from the label 51bB to the left margin. Then, it is determined whether or not the print area is within the print area excluding the right margin. Here, if the left margin and the right margin have been changed by the user, the print area is determined by the changed values.
If it is determined in the determination step of S404 that the print image is in the print area (S404: YES), the process proceeds to S409. Then, in S409, the character string input by the user is printed on the label 51bB of the label tape 50b while controlling the driving of the thermal head 13 and the like based on the print image determined to enter the print area. Then, the process returns to S103 shown in FIG.
On the other hand, if it is determined in the determination step of S404 that the print data does not enter the print area (S404: NO), the process proceeds to S405.
[0081]
In S405, the CPU 41a determines whether the character spacing can be reduced. This determination is performed, for example, by previously determining the minimum value of the character spacing and comparing the current character spacing with the minimum value of the character spacing.
If it is determined in the determination step of S405 that the character spacing can be reduced (S405: YES), the process proceeds to S406. Then, in S406, the character spacing adjustment unit 67a of the printing size adjustment unit 64a of the CPU 41a reduces the printing size by reducing the character spacing by one step, and regenerates a print image of a character string at the character spacing. Then, the process returns to S404.
On the other hand, if it is determined in the determination step of S405 that the character spacing cannot be reduced (S405: NO), the process proceeds to S407.
[0082]
In S407, it is determined whether the character size can be reduced. This determination is made, for example, by determining the minimum printable character size and comparing the current character size with the minimum character size.
If it is determined in the determination step of S407 that the character size can be reduced (S407: YES), the process proceeds to S408. Then, in S408, the character size adjustment unit 66a of the print size adjustment unit 64a of the CPU 41a reduces the print size of the character string by reducing the character size by one step, and regenerates the image of the character string with the character size. . Then, the process returns to S404.
On the other hand, if it is determined in the determination step of S407 that the character size cannot be reduced (S407: NO), the process proceeds to S410. Then, in step S410, the notification control unit 65 of the CPU 41a determines that the character string input by the user on the liquid crystal display 2 does not enter the print area and a countermeasure thereof (making the characters half-width, changing the character font, and the like). Is displayed (error notification), and the process returns to S103 of FIG.
[0083]
If it is determined in S402 that the attached tape 50 is not the label tape 50b (S402: NO), in S411, the length of the tape in the tape longitudinal direction (constant length) where the character string is printed by the user using the fixed length setting key. ) Is set (fixed length setting). If it is determined that the setting is the fixed length setting (S411: YES), the process proceeds to S412. On the other hand, when it is determined that the setting is not the fixed length setting (S411: NO), the process proceeds to S413.
[0084]
In S412, it is determined whether or not the print image generated in S401 falls within the range of the length in the tape longitudinal direction (constant length) set in S201 of FIG. If it is determined to enter (S412: YES), the process moves to S413. On the other hand, if it is determined not to enter (S412: NO), the process proceeds to S414. Then, in S414, the fact that the character string input by the user does not fall within the fixed length range and a method of coping with the character string (half-width characters, changing character fonts, etc.) are displayed on the liquid crystal display 2 (error). Notification), and returns to S103 shown in FIG.
[0085]
In S413, based on the print image generated in S401, the character string input by the user is printed on the print tape 50a while controlling the driving of the thermal head 13 and the like. Then, the process returns to S103 shown in FIG.
[0086]
As described above, according to the second embodiment, even if the fixed length is not set, if the attached tape 50 is the label tape 50b, the character string to be printed is automatically placed in the printing area. Since the character string is reduced by the character spacing adjustment unit 67a and the character size adjustment unit 66a of the print size adjustment unit 64a so as to fit within the range, the operation burden on the user is reduced.
[0087]
In addition, the character spacing adjustment unit 67a reduces the character string by reducing the spacing between the characters constituting the character string, so that the character string is kept within the printable range of the label 51bB while maintaining the font of the character. Printing is performed, and as a result, a label 51bB that is suitable for appearance is obtained. In addition, the character size adjusting unit 66a reduces the character string by reducing the character size of the character constituting the character string, so that the character string is printed within the printable range of the label 51bB while maintaining the font of the character. As a result, a label 51bB that is suitable for appearance is obtained.
[0088]
Further, margins (left margin and right margin) according to the shape and size of the label 51bB are provided at both ends in the longitudinal direction of the label 51bB, and the character string is printed on the label 51bB. Is obtained.
[0089]
Further, if the character string does not fit in the longitudinal direction of the tape of the label 51bB even if the character string is reduced, the user is notified that the character string does not fit in the longitudinal direction of the label 51bB. Further, the user is notified of the coping method, so that the user can cope more appropriately.
[0090]
[Third Embodiment]
Hereinafter, a tape printer 1 according to a third embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the third embodiment, a description will be given focusing on differences from the first embodiment.
[0091]
Hereinafter, the function of the CPU 41b according to the third embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 12 is a functional block diagram for explaining main functions of the CPU 41b according to the third embodiment. However, the CPU 41b according to the third embodiment executes the printing process of FIGS. 7, 8, and 13 (described later). Note that components that are substantially the same as those in the first embodiment are given the same reference numerals, and descriptions thereof are omitted.
[0092]
As shown in FIG. 12, the CPU 41b functions as a tape type determination unit 61, a label length detection unit 62, a longitudinal direction determination unit 63, a notification control unit 65, and the like.
[0093]
Hereinafter, the image generation printing process (S109) of FIG. 7 performed by the tape printer 1 will be described with reference to FIG. FIG. 13 is a flowchart for explaining the operation procedure of the CPU 41b of the tape printer 1 in the printing process. Note that the tape printer 1 according to the third embodiment also performs substantially the same processing as in FIGS. 7 and 8 described above.
[0094]
In step S501, a print image of the character string is generated based on the character string input by the user stored in the print data storage area of the RAM 43. Then, the process returns to S502.
[0095]
In S502, the tape type determination unit 61 of the CUP 41b determines whether the tape 50 in the tape cassette 20 mounted on the tape printer 1 is the label tape 50b. When it is determined that the tape 50 is the label tape 50b (S502: YES), the process proceeds to S503. On the other hand, if it is determined that the tape 50 is not the label tape 50b, that is, it is the print tape 50a (S502: NO), the process proceeds to S507.
[0096]
In S503, the label length detection unit 62 of the CPU 41b determines the value of the length (label length) Lb1 in the tape longitudinal direction of the label tape 50b mounted on the tape printer 1, the default value of the left margin Mb3, and the default value of the right margin Mb4. Find the value. Then, the process proceeds to S504.
[0097]
In S504, based on the detection result of the label length detection unit 62 and the print image generated in S501, the longitudinal direction determination unit 63 of the CPU 41b places the print image in a print area obtained by removing the left margin and the right margin from the label 51bB. Determine whether to enter. Here, if the left margin and the right margin have been changed by the user, the print area is determined by the changed values.
If it is determined in the determination step of S504 that the print image enters the print area (S504: YES), the process proceeds to S505. Then, in S505, based on the print image generated in S501, the character string input by the user is printed on the label 51bB of the label tape 50b while controlling the driving of the thermal head 13 and the like. Then, the process returns to S103 shown in FIG.
On the other hand, if it is determined in the determination step of S504 that the print image does not enter the print area (S504: NO), the process proceeds to S506. Then, in step S506, the notification control unit 65 of the CPU 41b determines that the character string input by the user on the liquid crystal display 2 does not enter the print area and how to cope therewith (making the characters half-width, changing the character font, and the like). Is displayed (error notification), and the process returns to S103 shown in FIG.
[0098]
If it is determined in S502 that the attached tape 50 is not the label tape 50b (S502: NO), in S507, the length of the character string in the tape longitudinal direction (constant length) on which the character string is printed by the user using the fixed length setting key. Is set (fixed length setting). If it is determined that the fixed length is set (S507: YES), the process proceeds to S508. On the other hand, if it is determined that the setting is not the fixed length setting (S507: NO), the process proceeds to S509.
[0099]
In S508, it is determined whether or not the print image generated in S501 falls within the range of the length (constant length) in the tape longitudinal direction set by the user in S201 of FIG. If it is determined to enter (S508: YES), the process proceeds to S509. On the other hand, when it is determined not to enter (S508: NO), the process proceeds to S510. In step S510, a message indicating that the character string input by the user does not fall within the fixed length range and a method of coping with the character string (half-width characters, changing character fonts, etc.) are displayed on the liquid crystal display 2 (error). Notification), and returns to S103 shown in FIG.
[0100]
In step S509, based on the print image generated in step S501, the character string input by the user is printed on the print tape 50a while controlling the driving of the thermal head 13 and the like. Then, the process returns to S103 shown in FIG.
[0101]
As described above, according to the third embodiment, if the character string input by the user does not fall within the print area of the label 51bB, the user is notified that the character string is not in the print area of the label 51bB. be able to. Further, the user is notified of the coping method, so that the user can cope more appropriately.
[0102]
The preferred embodiment of the present invention has been described above. However, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various design changes can be made within the scope of the appended claims.
For example, the tape printer 1 may be provided with a connection interface for performing wired or wireless communication with an external device such as a personal computer. In the second embodiment, the character spacing is reduced first, and then the character size is reduced. However, the character size may be reduced first, and then the character spacing may be reduced. . Furthermore, in the second embodiment, both the reduction of the character spacing and the reduction of the character size are performed. However, only the reduction of the character spacing may be performed.
[0103]
Further, in the first and second embodiments, the print size is adjusted so that the character string is included in the print area excluding the left margin and the right margin from the label 51bB. Although the error is reported, the print size is adjusted so that the character string is inserted in the tape longitudinal direction (there is no left margin and right margin) of the label 51bB, and an error occurs when the character string is not inserted in the tape longitudinal direction of the label 51bB. The notification may be made. Further, in the third embodiment, an error is notified when a character string does not enter a print area excluding the left margin and the right margin from the label 51bB. However, in the tape longitudinal direction of the label 51bB (the left margin and the right margin). An error may be notified when a character string does not fit in (no margin).
[0104]
Further, in each of the above embodiments, when printing on a label tape, the fixed length setting is invalid, but when printing on a label tape, the fixed length setting is valid. Is also good. In this case, if the fixed length is larger than the print area, the character string to be printed is adjusted to fit in the print area.If the fixed length is smaller than the print area, the character string is printed according to the fixed length setting. Preferably.
[0105]
Further, in the label tape 50b in each of the above embodiments, the cutting line 54 is formed around the label 51bB, but the cutting line is formed only from the upper end to the lower end of the label tape. It may be a label tape (without the frame 51bA).
[0106]
Further, a program for causing the tape printer 1 to execute the printing process and the like of the above-described embodiment may be recorded on a removable recording medium such as a CD-ROM (Compact Disc Read Only Memory).
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external perspective view illustrating an example of a tape printer according to an embodiment.
FIG. 2 is a plan view showing a cassette mounting section and a tape drive printing mechanism in the tape printer of FIG. 1;
FIG. 3A is a front view of a label main body side showing an example of a configuration of a tape for a tape printer, and FIG. 3B is a cross-sectional view taken along line XX ′ of FIG.
FIG. 4A is a front view of a label main body side showing an example of a configuration of a tape for a tape printer, and FIG. 4B is a cross-sectional view taken along line YY ′ of FIG.
FIG. 5 is a block diagram illustrating a control unit of the tape printer.
6 is a functional block diagram for explaining functions of a CPU in a control unit shown in FIG.
FIG. 7 is a flowchart illustrating an operation flow (main flow) in a printing process of the tape printer.
FIG. 8 is a flowchart illustrating an operation flow (constant length setting process) in the printing process of the tape printer.
FIG. 9 is a flowchart illustrating an operation flow (image generation printing process) in the printing process of the tape printer.
FIG. 10 is a functional block diagram for explaining functions of a CPU according to the second embodiment.
FIG. 11 is a flowchart illustrating an operation flow (image generation printing process) in the printing process of the tape printer according to the second embodiment.
FIG. 12 is a functional block diagram illustrating functions of a CPU according to a third embodiment.
FIG. 13 is a flowchart illustrating an operation flow (image generation printing process) in the printing process of the tape printer according to the third embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Tape printer
2 Liquid crystal display
3 keyboard
4 control unit
5 Tape type detection switch
13 Thermal head
41, 41a, 41b CPU
42 ROM
43 RAM
44 Flash memory
61 Tape type judgment unit
62 Label length detector
63 Longitudinal direction judgment unit
64, 64a Print size adjustment unit
65 Notification control unit
66, 66a Character size adjustment unit
67a Character spacing adjustment unit

Claims

A label tape in which a plurality of labels as print media on which a character string is printed are releasably arranged on a long tape-like release tape, and a long tape on which a character string is printed without the label A tape printing apparatus capable of printing on a printing tape formed by laminating a release target medium and the release tape in a releasable manner,
Tape type determining means for determining whether the tape mounted on the tape printing device is the label tape,
By the tape type determining means, when it is determined that the label tape is mounted, label length detecting means for detecting a label length that is the length of the label in the longitudinal direction of the label tape,
Based on the detection result of the label length detecting means, a longitudinal direction determining means for determining whether a character string to be printed is within the label length,
When the character string is determined not to fit within the label length by the longitudinal direction determining means, a print size adjusting means for reducing the character string,
A tape printing device comprising:

2. The tape printing apparatus according to claim 1, wherein the print size adjusting unit includes a character size adjusting unit that reduces a character string by reducing a character size of a character forming the character string.

The tape printing apparatus according to claim 1, wherein the print size adjusting unit includes a character interval adjusting unit that reduces a character interval of the character string by reducing the character interval.

4. The apparatus according to claim 1, further comprising a notifying unit that notifies, when the character string reduced by the print size adjusting unit does not fit in the label length, that fact. The tape printer according to the item.

A label tape in which a plurality of labels as print media on which a character string is printed are releasably arranged on a long tape-like release tape, and a long tape on which a character string is printed without the label A tape printing apparatus capable of printing on a printing tape formed by laminating a release target medium and the release tape in a releasable manner,
Tape type determining means for determining whether the tape mounted on the tape printing device is the label tape,
By the tape type determining means, when it is determined that the label tape is mounted, label length detecting means for detecting a label length that is the length of the label in the longitudinal direction of the label tape,
Based on the detection result of the label length detecting means, a longitudinal direction determining means for determining whether a character string to be printed is within the label length,
When the longitudinal direction determining unit determines that the character string does not fit in the label length, a notifying unit that notifies that fact,
A tape printing device comprising:

6. The tape printing apparatus according to claim 4, wherein the notifying unit further notifies a coping method for storing the character string in the label length.

The tape printing device according to any one of claims 1 to 6, wherein a plurality of types of the label tapes corresponding to a plurality of types of the labels can be used,
The tape type determining means determines the type of the label tape,
The tape printing apparatus according to claim 1, wherein said longitudinal direction determining means determines whether or not the length of a character string to be printed falls within a length of a printing area set for each type of said label.

A label tape in which a plurality of labels as print media on which a character string is printed are releasably arranged on a long tape-like release tape, and a long tape on which a character string is printed without the label A computer capable of printing on a print tape formed by laminating a release target medium and the release tape in a releasable manner,
Tape type determining means for determining whether the tape mounted on the tape printing device is the label tape,
By the tape type determining means, when it is determined that the label tape is mounted, label length detecting means for detecting a label length that is the length of the label in the longitudinal direction of the label tape,
Based on the detection result of the label length detecting means, a longitudinal direction determining means for determining whether a character string to be printed is within the label length,
When the character string is determined not to fit within the label length by the longitudinal direction determining means, a print size adjusting means for reducing the character string,
A program characterized by functioning as a program.

9. The program according to claim 8, wherein the print size adjusting unit functions as a character size adjusting unit that reduces the character string of the character string by reducing the character size of the character string.

10. The program according to claim 8, wherein the print size adjusting means functions as character spacing adjusting means for reducing the character spacing of the character string to reduce the character string.

Computer
The character string reduced by the print size adjusting means, if the character string does not fit in the label length, further functions as a notifying means for notifying the fact. The program described in section.

A label tape in which a plurality of labels as print media on which a character string is printed are releasably arranged on a long tape-like release tape, and a long tape on which a character string is printed without the label A computer capable of printing on a print tape formed by laminating a release target medium and the release tape in a releasable manner,
Tape type determining means for determining whether the tape mounted on the tape printing device is the label tape,
By the tape type determining means, when it is determined that the label tape is mounted, label length detecting means for detecting a label length that is the length of the label in the longitudinal direction of the label tape,
Based on the detection result of the label length detecting means, a longitudinal direction determining means for determining whether a character string to be printed is within the label length,
When the longitudinal direction determining unit determines that the character string does not fit in the label length, a notifying unit that notifies that fact,
A program characterized by functioning as a program.

13. The program according to claim 11, wherein the notifying unit further notifies a coping method for storing the character string in the label length.

The tape type determining means determines whether any of a plurality of types of label tapes corresponding to a plurality of types of the labels is mounted,
14. The method according to claim 11, wherein the longitudinal direction determining unit determines whether a length of a character string to be printed is within a length of a printing area set for each type of the label. The program described in any of them.

A computer-readable recording medium recording the program according to any one of claims 8 to 14.