JP2004130042A - コーヒーミル - Google Patents
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Abstract
【課題】コーヒーミルを、使い勝手が良好でコンパクト、挽くときの発熱でコーヒーの風味が損なわれたりすることがないものとする。
【解決手段】コーヒーミル装置本体1を二つの部分に分け、卓上等に載置し得る構造の第1の部分11と、第1の部分に支持されてその上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分12とからなるように構成する。そして第1の部分11は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、挽かれたコーヒー粉を受けドリッパーとしても機能する容器2を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とした。これにより、装置を持ち上げたり、移動したりすることがなく、操作簡単なコーヒーミルが得られる。豆は回転ウスで挽くので回転数は低く、発熱も少ない。容器2はドリッパー兼用とするので使い勝手がよい。
【選択図】 図1
【解決手段】コーヒーミル装置本体1を二つの部分に分け、卓上等に載置し得る構造の第1の部分11と、第1の部分に支持されてその上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分12とからなるように構成する。そして第1の部分11は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、挽かれたコーヒー粉を受けドリッパーとしても機能する容器2を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とした。これにより、装置を持ち上げたり、移動したりすることがなく、操作簡単なコーヒーミルが得られる。豆は回転ウスで挽くので回転数は低く、発熱も少ない。容器2はドリッパー兼用とするので使い勝手がよい。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコーヒー豆を挽くコーヒーミルに、粉末状のコーヒーを濾過して飲用のコーヒーとするドリッパーを併せて備えた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コーヒー豆を粉状に挽くコーヒーミルについては古くから手動でハンドルを回す手動式のものが用いられている。また、挽いたコーヒー粉を容器に入れておき上から熱い湯を注ぐコーヒードリッパーも各種が実用化されている。そして両者を組み合わせ、電動型とした装置も提案されており、例えば、特開平10−99206号公報に開示されているものは、装置全体を上部体と下部体とに分割し、相互に着脱可能としてあり、上部体には駆動機構と、先端にカッター刃を備えて底面から下方へ突設したカッター軸とを備え、カッター軸とカッター刃とを受け入れる容器状の下部体との組み合わせからなり、下部体内にコーヒー豆を入れ、両者を組み立てておいて駆動機構を作動させてカッター軸を回転し先端のカッター刃で豆を挽いた後、下部体を取り外してカップ上に載せて湯を注ぎ、下部体内に溜まっている挽かれたコーヒー粉によってコーヒーを淹れるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような上記した装置においては、手動式のミルは挽くのに多くの労力が必要であり、この点では電動式のものが勝っていることは言うまでもない。しかし、前記した電動型とした装置においては、下部体内に溜まっている挽かれたコーヒー粉を取り出すとき上部体を一方の手で持ち上げ、他方の手で下部体を下方に向け取り外す必要があり、両手を使わなくてならず、また、両者の結合状態によっては多少力も必要であり、手間がかかり、良好な使い勝手とは言えないものであった。また、この際、下部体の挽かれたコーヒー粉内に入り込んでいるカッター軸とカッター刃を取り出すことになるので、粉が周囲に飛び散ったりして、この点でも使い勝手は悪い。
【0004】
さらに、カッター刃によってコーヒー豆を細かく処理するので、カッター刃を高速で回転させる必要があり、カッター刃の温度上昇が発生し、この熱のため出来上がったコーヒー粉の風味が損なわれる問題がある。本発明はこのような従来の諸問題を改良した、コーヒーミルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、コーヒーミル装置本体を二つの部分に分け、卓上等に載置し得る構造の第1の部分と、第1の部分に支持されてその上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分とからなるように構成したものである。そして第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、挽かれたコーヒー粉を受けドリッパーとしても機能する容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とした。これにより、装置を持ち上げたり、移動したりすることがなく、操作簡単なコーヒーミルが得られる。
【0006】
第1の部分には電池或いはAC電源及び駆動機構を収容し、一方、第2の部分にはコーヒー豆を供給収容し、これを挽く回転ウス、挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造などを備えるようにする。電源が電池電源の場合には電源コードがなく、コンパクトであり、設置場所を問わず、移動等が容易である。コーヒー豆は回転ウスで挽くのでカッターのような高速回転が不要であり、発熱が少ないのでコーヒーの風味も損なわれない。
【0007】
第1の部分には電源部だけを収容し、駆動機構は第2の部分に収容するようにしてもよい。あるいは第1の部分は第2の部分を支持する機能だけを持たせ、電源、駆動機構等は第2の部分に収容するようにしてもよい。さらに、卓上等に載置し得る構造の上部に、手動のウス駆動機構によって駆動されるウスを備え、ウスで挽いたコーヒー粉を下部開口から落下可とし、前記の構造の下部にセットし、ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器を、前記の構造の前方向または左右方向より出し入れセット可としてもよい。いずれの場合でも、装置を持ち上げたり、移動したりすることがなく、操作簡単なコーヒーミルが得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、卓上等に載置し得る構造を有し、電源、駆動機構を収容する装置本体の第1の部分と、上記駆動機構によって駆動されるウスを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造であり、前記第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分と、前記第2の部分の下方にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器と、を備え、前記第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、前記容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることを特徴とするコーヒーミルとしたものであり、装置を持ち上げたり、移動したりすることがなく、操作簡単なコーヒーミルが得られるという作用を有する。
【0009】
請求項2に記載の発明は、卓上等に載置し得る構造を有し、電源を収容する装置本体の第1の部分と、駆動機構及び前記駆動機構によって駆動されるウスを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造であり、前記第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分と、前記第2の部分の下方にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器と、を備え、前記第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、前記容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることを特徴とするコーヒーミルとしたものであり、装置を持ち上げたり、移動したりすることがなく、操作簡単なコーヒーミルが得られるという作用を有する。
【0010】
請求項3に記載の発明は、卓上等に載置し得る構造を有し、第2の部分を支持する装置本体の第1の部分と、電源、駆動機構、上記駆動機構によって駆動されるウスを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造であり、前記第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分と、前記第2の部分の下方にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器と、を備え、前記第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、前記容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることを特徴とするコーヒーミルとしたものであり、装置を持ち上げたり、移動したりすることがなく、操作簡単なコーヒーミルが得られるという作用を有する。
【0011】
請求項4に記載の発明は、卓上等に載置し得る構造を有し、この構造の上部に、手動のウス駆動機構と、このウス駆動機構によって駆動されるウスとを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下可とし、上記構造の下部にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器を備え、前記容器を前記構造の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることを特徴とするコーヒーミルとしたものであり、装置を持ち上げたり、移動したりすることがなく、操作簡単なコーヒーミルが得られるという作用を有する。
【0012】
(実施の形態1)
図1は装置全体を説明する断面図である。図1において、1は装置本体を示し、卓上等に載置しうる形状の第1の部分11、この第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の第2の部分12とからなっている。第1の部分11の底部は前方へ延設されて容器載置部11aとなっており、第2の部分12を投影した形に近い板状で、卓上等に載置した場合の安定を図っているとともに後述の容器を載置する台座となる。
【0013】
第1の部分11内には電池収容部13、モーター15、及びモーター15の軸に取り付けたギヤ15aに駆動され駆動力を後述のウスに伝達するギヤ群を内蔵するギヤボックス14などが収容され、駆動機構を構成する。また、第1の部分11内にはスイッチ16が配置され、その操作部分は外部から操作可に設ける。
【0014】
第2の部分12内には前記ギヤボックス14が第1の部分11と跨って配置され、ギヤ群の最終ギヤであるウス回転ギヤ17aには回転軸17が取り付けられてギヤボックス14から先端を下方へ臨出させ、さらにその先端にはウスの回転部分である内ウス18が設けてあり、その傾斜面外周から所定間隔離間して対向する傾斜面を備える外ウス19が固定して配置される。対向する両傾斜面間で豆が挽かれるがこの構造は周知であるので記述を省略する。第2の部分12の上部はコーヒー豆供給のため開口し、着脱可能なフタ3で必要時は閉じられる。31はフタを把持するツマミである。第2の部分12の内部には図示省略のコーヒー豆収容部が設けてあり、上部開口から豆を供給すると図示しないホッパーによりウスの部分に補給されるようになっている。17bはウス間隔調整子であり、図示しない構造によって内ウス18と外ウス19との対向する傾斜面の間隔寸法を調整し豆の挽き具合、粒度を加減するものである。挽かれたコーヒー粉は下方へ落下する。
【0015】
2は容器である。容器2はカップ状であり、装置本体1の第2の部分12の下方、第1の部分11の底部を側方へ延設した容器載置部11aの上面に載置する状態で置くことができる形状寸法に設定されている。容器2の底面は開口し、ここにコーヒー粉を濾過するフィルター21が形成されている。22は把手である。
【0016】
図2に装置全体の斜視図、図3に容器2を外した状態の斜視図を示す。図2のように、前記したように、カップ状の容器2は装置本体1の第2の部分12の下方、かつ、第1の部分11から延設した容器載置部11aの上面に載置される。また、図3には、容器2を取り除くと装置本体1の第2の部分12の下方と第1の部分11から延設した容器載置部11aの上面との間は空隙となっている状態が示される。なお、説明の便宜上、図2における矢印F方向を前方向、矢印R方向を後方向、そしてこれに平面で直交する方向を左右方向として説明する。
【0017】
従って前記したように装置本体1の卓上等に載置しうる形状の第1の部分11と、この第1の部分の上方寄りから側方に張り出す状態の第2の部分12との位置関係は、第1の部分の前方向に第2の部分が設けられていることになる。容器載置部11aの位置も、もちろん、第1の部分の前方向に設けられていることになる。
【0018】
このような構成の本実施の形態1のコーヒーミルは次のように使用される。電池収容部13に所定の電池を装填する。フタ3を外して挽こうとするコーヒー豆を装置本体1の第2の部分12内に入れ、容器2を容器載置部11aの上面に載せる。スイッチ16を操作して電源をオンとする。モーター15が作動しギヤボックス14内のギヤ群を介して回転をウスの回転軸17に伝達し、これを所定回転数で駆動する。内ウス18が回転し、外ウス19との間でコーヒー豆を所定粒度に挽く。挽かれた豆は容器2内に蓄積される。コーヒー粉が必要な量だけ得られたらスイッチ16を切り、容器2を装置本体1から引き出す。
【0019】
前記したように、装置本体1の第2の部分12の下方は前方と左右方向が開いているように構成してあり、容器は容器載置部11aの上面の載せてあるだけなので、容器2の取り出しは至って容易であり、前方向あるいは左右方向に、なんの障害もなく円滑に行うことができる。
【0020】
図4のように、コーヒーを受ける通常のカップ200を用意し、その上に容器2を載せ、熱い湯が満たされたポット100の湯を容器2の上部開口から注ぐ。容器2の底面に設けたフィルター21によって漉されて熱いコーヒーがカップ200に満たされる。このように本実施の形態1のコーヒーミルによれば卓上ですべての操作が可能であるので挽き立てのコーヒーを手早く飲むことができる。
【0021】
なお、上記の例では容器載置部11aを板状として装置全体の安定を図るようにしたが、フレーム状としてもよく、あるいは重心が第1の部分11によって保持されるならば不要とすることもできる。
【0022】
(実施の形態2)
本実施の形態2は、図示は省略するが、前記した実施の形態1における装置本体1の第1の部分11には乾電池等の電池電源のみを収容するようにし、装置本体の第2の部分12には、モーター、ギヤボックスなどの駆動機構及び前記駆動機構によって駆動されるウスを備えるようにしたものである。そして実施の形態1同様、容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とする。
【0023】
本実施の形態2においても、装置本体1の第2の部分12の下方は前方と左右方向が開いているように構成してあり、容器は容器載置部11aの上面の載せてあるだけなので、容器2の取り出しは至って容易であり、なんの障害もなく円滑に行うことができる。
【0024】
なお、容器載置部11aを板状として装置全体の安定を図るようにしたが、フレーム状としてもよく、あるいは重心が第1の部分11によって保持されるならば不要とすることもできる点も実施の形態1と同様である。
【0025】
(実施の形態3)
本実施の形態3は、図示は省略するが、前記した実施の形態1における装置本体1の第1の部分11は、装置本体1の第2の部分を支持するだけの機能とし、装置本体の第2の部分12には、乾電池等の電池電源、モーター、ギヤボックスなどの駆動機構及び前記駆動機構によって駆動されるウスを備えるようにしたものである。そして実施の形態1同様、容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とする。
【0026】
本実施の形態3においても、装置本体1の第2の部分12の下方は前方と左右方向が開いているように構成してあり、容器は容器載置部11aの上面の載せてあるだけなので、容器2の取り出しは至って容易であり、なんの障害もなく円滑に行うことができる。
【0027】
(実施の形態4)
本実施の形態4は、図示は省略するが、卓上等に載置し得る構造を有し、この構造の上部に、手動のウス駆動機構と、このウス駆動機構によって駆動されるウスとを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下可とし、上記構造の下部にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器を備え、この容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセットができるようにしたものである。
【0028】
本実施の形態4においても、容器の取り出しは至って容易であり、なんの障害もなく円滑に行うことができる。
【0029】
なお、以上の実施の形態の一部の説明では、容器載置部11aを板状として装置全体の安定を図るようにしたが、フレーム状としてもよく、あるいは重心が第1の部分11によって保持されるならば不要とすることもできる点も実施の形態1と同様である。
【0030】
なお、以上の実施の形態の説明の中の電池使用の場合、電源となる電池について特に説明していないが、電池は乾電池、充電池、その他の電池を使用することができる。また、電源を備える場合の電源は電池電源に限らず、AC電源でもよい。
【0031】
また、以上の各実施の形態の説明では、容器2にあらかじめ備えるフィルターでコーヒーを漉すようにしたが、容器2をカップ200に載置する際、カップ200の上に市販の紙フィルター等を置き、その上に容器2を載せてフィルターを重複させて漉すようにしてもよい。
【0032】
また、以上の各実施の形態の説明では、コーヒー豆を挽くウスは内ウス18を回転させるようにしたが、外ウス側を回転させるようにしてもよい。
【0033】
さらにまた、容器2をセットする際、ウスの中心と容器の中心の一致にはこだわるものではない。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1によれば、卓上等に載置し得る構造を有し、電源、駆動機構を収容する装置本体の第1の部分と、上記駆動機構によって駆動されるウスを設けるとともにコーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造であり、前記第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分と、前記第2の部分の下方にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器とを備え、前記第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、前記容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることとしたので、容器の取り出しは至って容易であり、なんの障害もなく円滑に行うことができ、卓上ですべての操作が可能であるので挽き立てのコーヒーを手早く飲むことができるという有利な効果が得られる。
【0035】
また、本発明の請求項2によれば、卓上等に載置し得る構造を有し、電源を収容する装置本体の第1の部分と、駆動機構及び前記駆動機構によって駆動されるウスを設けるとともにコーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造であり、前記第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分と、前記第2の部分の下方にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器とを備え、前記第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、前記容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることとしたので、容器の取り出しは至って容易であり、なんの障害もなく円滑に行うことができ、卓上ですべての操作が可能であるので挽き立てのコーヒーを手早く飲むことができるという有利な効果が得られる。
【0036】
また、本発明の請求項3によれば、卓上等に載置し得る構造を有し、第2の部分を支持する装置本体の第1の部分と、電源、駆動機構、上記駆動機構によって駆動されるウスを設け、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造であり、前記第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分と、前記第2の部分の下方にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器とを備え、前記第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、前記容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることとしたので、容器の取り出しは至って容易であり、なんの障害もなく円滑に行うことができ、卓上ですべての操作が可能であるので挽き立てのコーヒーを手早く飲むことができるという有利な効果が得られる。
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また、本発明の請求項4によれば、卓上等に載置し得る構造を有し、この構造の上部に、手動のウス駆動機構と、このウス駆動機構によって駆動されるウスとを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下可とし、上記構造の下部にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器を備え、前記容器を前記構造の前方向または左右方向より出し入れセット可とするようにしたので、容器の取り出しは至って容易であり、なんの障害もなく円滑に行うことができ、卓上ですべての操作が可能であるので挽き立てのコーヒーを手早く飲むことができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側面断面図である。
【図2】本発明の装置の全体の外観斜視図である。
【図3】本発明の装置の容器を外した状態の外観斜視図である。
【図4】本発明の装置の容器の使用状態の説明図である。
【符号の説明】
1 装置本体
11 装置本体の第1の部分
12 装置本体の第2の部分
13 電池収容部
14 ギヤボックス
15 モーター
16 スイッチ
17 回転軸
18 内ウス
19 外ウス
2 容器
21 フィルター
3 フタ
【発明の属する技術分野】
本発明はコーヒー豆を挽くコーヒーミルに、粉末状のコーヒーを濾過して飲用のコーヒーとするドリッパーを併せて備えた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コーヒー豆を粉状に挽くコーヒーミルについては古くから手動でハンドルを回す手動式のものが用いられている。また、挽いたコーヒー粉を容器に入れておき上から熱い湯を注ぐコーヒードリッパーも各種が実用化されている。そして両者を組み合わせ、電動型とした装置も提案されており、例えば、特開平10−99206号公報に開示されているものは、装置全体を上部体と下部体とに分割し、相互に着脱可能としてあり、上部体には駆動機構と、先端にカッター刃を備えて底面から下方へ突設したカッター軸とを備え、カッター軸とカッター刃とを受け入れる容器状の下部体との組み合わせからなり、下部体内にコーヒー豆を入れ、両者を組み立てておいて駆動機構を作動させてカッター軸を回転し先端のカッター刃で豆を挽いた後、下部体を取り外してカップ上に載せて湯を注ぎ、下部体内に溜まっている挽かれたコーヒー粉によってコーヒーを淹れるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような上記した装置においては、手動式のミルは挽くのに多くの労力が必要であり、この点では電動式のものが勝っていることは言うまでもない。しかし、前記した電動型とした装置においては、下部体内に溜まっている挽かれたコーヒー粉を取り出すとき上部体を一方の手で持ち上げ、他方の手で下部体を下方に向け取り外す必要があり、両手を使わなくてならず、また、両者の結合状態によっては多少力も必要であり、手間がかかり、良好な使い勝手とは言えないものであった。また、この際、下部体の挽かれたコーヒー粉内に入り込んでいるカッター軸とカッター刃を取り出すことになるので、粉が周囲に飛び散ったりして、この点でも使い勝手は悪い。
【0004】
さらに、カッター刃によってコーヒー豆を細かく処理するので、カッター刃を高速で回転させる必要があり、カッター刃の温度上昇が発生し、この熱のため出来上がったコーヒー粉の風味が損なわれる問題がある。本発明はこのような従来の諸問題を改良した、コーヒーミルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、コーヒーミル装置本体を二つの部分に分け、卓上等に載置し得る構造の第1の部分と、第1の部分に支持されてその上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分とからなるように構成したものである。そして第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、挽かれたコーヒー粉を受けドリッパーとしても機能する容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とした。これにより、装置を持ち上げたり、移動したりすることがなく、操作簡単なコーヒーミルが得られる。
【0006】
第1の部分には電池或いはAC電源及び駆動機構を収容し、一方、第2の部分にはコーヒー豆を供給収容し、これを挽く回転ウス、挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造などを備えるようにする。電源が電池電源の場合には電源コードがなく、コンパクトであり、設置場所を問わず、移動等が容易である。コーヒー豆は回転ウスで挽くのでカッターのような高速回転が不要であり、発熱が少ないのでコーヒーの風味も損なわれない。
【0007】
第1の部分には電源部だけを収容し、駆動機構は第2の部分に収容するようにしてもよい。あるいは第1の部分は第2の部分を支持する機能だけを持たせ、電源、駆動機構等は第2の部分に収容するようにしてもよい。さらに、卓上等に載置し得る構造の上部に、手動のウス駆動機構によって駆動されるウスを備え、ウスで挽いたコーヒー粉を下部開口から落下可とし、前記の構造の下部にセットし、ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器を、前記の構造の前方向または左右方向より出し入れセット可としてもよい。いずれの場合でも、装置を持ち上げたり、移動したりすることがなく、操作簡単なコーヒーミルが得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、卓上等に載置し得る構造を有し、電源、駆動機構を収容する装置本体の第1の部分と、上記駆動機構によって駆動されるウスを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造であり、前記第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分と、前記第2の部分の下方にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器と、を備え、前記第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、前記容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることを特徴とするコーヒーミルとしたものであり、装置を持ち上げたり、移動したりすることがなく、操作簡単なコーヒーミルが得られるという作用を有する。
【0009】
請求項2に記載の発明は、卓上等に載置し得る構造を有し、電源を収容する装置本体の第1の部分と、駆動機構及び前記駆動機構によって駆動されるウスを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造であり、前記第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分と、前記第2の部分の下方にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器と、を備え、前記第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、前記容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることを特徴とするコーヒーミルとしたものであり、装置を持ち上げたり、移動したりすることがなく、操作簡単なコーヒーミルが得られるという作用を有する。
【0010】
請求項3に記載の発明は、卓上等に載置し得る構造を有し、第2の部分を支持する装置本体の第1の部分と、電源、駆動機構、上記駆動機構によって駆動されるウスを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造であり、前記第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分と、前記第2の部分の下方にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器と、を備え、前記第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、前記容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることを特徴とするコーヒーミルとしたものであり、装置を持ち上げたり、移動したりすることがなく、操作簡単なコーヒーミルが得られるという作用を有する。
【0011】
請求項4に記載の発明は、卓上等に載置し得る構造を有し、この構造の上部に、手動のウス駆動機構と、このウス駆動機構によって駆動されるウスとを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下可とし、上記構造の下部にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器を備え、前記容器を前記構造の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることを特徴とするコーヒーミルとしたものであり、装置を持ち上げたり、移動したりすることがなく、操作簡単なコーヒーミルが得られるという作用を有する。
【0012】
(実施の形態1)
図1は装置全体を説明する断面図である。図1において、1は装置本体を示し、卓上等に載置しうる形状の第1の部分11、この第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の第2の部分12とからなっている。第1の部分11の底部は前方へ延設されて容器載置部11aとなっており、第2の部分12を投影した形に近い板状で、卓上等に載置した場合の安定を図っているとともに後述の容器を載置する台座となる。
【0013】
第1の部分11内には電池収容部13、モーター15、及びモーター15の軸に取り付けたギヤ15aに駆動され駆動力を後述のウスに伝達するギヤ群を内蔵するギヤボックス14などが収容され、駆動機構を構成する。また、第1の部分11内にはスイッチ16が配置され、その操作部分は外部から操作可に設ける。
【0014】
第2の部分12内には前記ギヤボックス14が第1の部分11と跨って配置され、ギヤ群の最終ギヤであるウス回転ギヤ17aには回転軸17が取り付けられてギヤボックス14から先端を下方へ臨出させ、さらにその先端にはウスの回転部分である内ウス18が設けてあり、その傾斜面外周から所定間隔離間して対向する傾斜面を備える外ウス19が固定して配置される。対向する両傾斜面間で豆が挽かれるがこの構造は周知であるので記述を省略する。第2の部分12の上部はコーヒー豆供給のため開口し、着脱可能なフタ3で必要時は閉じられる。31はフタを把持するツマミである。第2の部分12の内部には図示省略のコーヒー豆収容部が設けてあり、上部開口から豆を供給すると図示しないホッパーによりウスの部分に補給されるようになっている。17bはウス間隔調整子であり、図示しない構造によって内ウス18と外ウス19との対向する傾斜面の間隔寸法を調整し豆の挽き具合、粒度を加減するものである。挽かれたコーヒー粉は下方へ落下する。
【0015】
2は容器である。容器2はカップ状であり、装置本体1の第2の部分12の下方、第1の部分11の底部を側方へ延設した容器載置部11aの上面に載置する状態で置くことができる形状寸法に設定されている。容器2の底面は開口し、ここにコーヒー粉を濾過するフィルター21が形成されている。22は把手である。
【0016】
図2に装置全体の斜視図、図3に容器2を外した状態の斜視図を示す。図2のように、前記したように、カップ状の容器2は装置本体1の第2の部分12の下方、かつ、第1の部分11から延設した容器載置部11aの上面に載置される。また、図3には、容器2を取り除くと装置本体1の第2の部分12の下方と第1の部分11から延設した容器載置部11aの上面との間は空隙となっている状態が示される。なお、説明の便宜上、図2における矢印F方向を前方向、矢印R方向を後方向、そしてこれに平面で直交する方向を左右方向として説明する。
【0017】
従って前記したように装置本体1の卓上等に載置しうる形状の第1の部分11と、この第1の部分の上方寄りから側方に張り出す状態の第2の部分12との位置関係は、第1の部分の前方向に第2の部分が設けられていることになる。容器載置部11aの位置も、もちろん、第1の部分の前方向に設けられていることになる。
【0018】
このような構成の本実施の形態1のコーヒーミルは次のように使用される。電池収容部13に所定の電池を装填する。フタ3を外して挽こうとするコーヒー豆を装置本体1の第2の部分12内に入れ、容器2を容器載置部11aの上面に載せる。スイッチ16を操作して電源をオンとする。モーター15が作動しギヤボックス14内のギヤ群を介して回転をウスの回転軸17に伝達し、これを所定回転数で駆動する。内ウス18が回転し、外ウス19との間でコーヒー豆を所定粒度に挽く。挽かれた豆は容器2内に蓄積される。コーヒー粉が必要な量だけ得られたらスイッチ16を切り、容器2を装置本体1から引き出す。
【0019】
前記したように、装置本体1の第2の部分12の下方は前方と左右方向が開いているように構成してあり、容器は容器載置部11aの上面の載せてあるだけなので、容器2の取り出しは至って容易であり、前方向あるいは左右方向に、なんの障害もなく円滑に行うことができる。
【0020】
図4のように、コーヒーを受ける通常のカップ200を用意し、その上に容器2を載せ、熱い湯が満たされたポット100の湯を容器2の上部開口から注ぐ。容器2の底面に設けたフィルター21によって漉されて熱いコーヒーがカップ200に満たされる。このように本実施の形態1のコーヒーミルによれば卓上ですべての操作が可能であるので挽き立てのコーヒーを手早く飲むことができる。
【0021】
なお、上記の例では容器載置部11aを板状として装置全体の安定を図るようにしたが、フレーム状としてもよく、あるいは重心が第1の部分11によって保持されるならば不要とすることもできる。
【0022】
(実施の形態2)
本実施の形態2は、図示は省略するが、前記した実施の形態1における装置本体1の第1の部分11には乾電池等の電池電源のみを収容するようにし、装置本体の第2の部分12には、モーター、ギヤボックスなどの駆動機構及び前記駆動機構によって駆動されるウスを備えるようにしたものである。そして実施の形態1同様、容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とする。
【0023】
本実施の形態2においても、装置本体1の第2の部分12の下方は前方と左右方向が開いているように構成してあり、容器は容器載置部11aの上面の載せてあるだけなので、容器2の取り出しは至って容易であり、なんの障害もなく円滑に行うことができる。
【0024】
なお、容器載置部11aを板状として装置全体の安定を図るようにしたが、フレーム状としてもよく、あるいは重心が第1の部分11によって保持されるならば不要とすることもできる点も実施の形態1と同様である。
【0025】
(実施の形態3)
本実施の形態3は、図示は省略するが、前記した実施の形態1における装置本体1の第1の部分11は、装置本体1の第2の部分を支持するだけの機能とし、装置本体の第2の部分12には、乾電池等の電池電源、モーター、ギヤボックスなどの駆動機構及び前記駆動機構によって駆動されるウスを備えるようにしたものである。そして実施の形態1同様、容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とする。
【0026】
本実施の形態3においても、装置本体1の第2の部分12の下方は前方と左右方向が開いているように構成してあり、容器は容器載置部11aの上面の載せてあるだけなので、容器2の取り出しは至って容易であり、なんの障害もなく円滑に行うことができる。
【0027】
(実施の形態4)
本実施の形態4は、図示は省略するが、卓上等に載置し得る構造を有し、この構造の上部に、手動のウス駆動機構と、このウス駆動機構によって駆動されるウスとを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下可とし、上記構造の下部にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器を備え、この容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセットができるようにしたものである。
【0028】
本実施の形態4においても、容器の取り出しは至って容易であり、なんの障害もなく円滑に行うことができる。
【0029】
なお、以上の実施の形態の一部の説明では、容器載置部11aを板状として装置全体の安定を図るようにしたが、フレーム状としてもよく、あるいは重心が第1の部分11によって保持されるならば不要とすることもできる点も実施の形態1と同様である。
【0030】
なお、以上の実施の形態の説明の中の電池使用の場合、電源となる電池について特に説明していないが、電池は乾電池、充電池、その他の電池を使用することができる。また、電源を備える場合の電源は電池電源に限らず、AC電源でもよい。
【0031】
また、以上の各実施の形態の説明では、容器2にあらかじめ備えるフィルターでコーヒーを漉すようにしたが、容器2をカップ200に載置する際、カップ200の上に市販の紙フィルター等を置き、その上に容器2を載せてフィルターを重複させて漉すようにしてもよい。
【0032】
また、以上の各実施の形態の説明では、コーヒー豆を挽くウスは内ウス18を回転させるようにしたが、外ウス側を回転させるようにしてもよい。
【0033】
さらにまた、容器2をセットする際、ウスの中心と容器の中心の一致にはこだわるものではない。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1によれば、卓上等に載置し得る構造を有し、電源、駆動機構を収容する装置本体の第1の部分と、上記駆動機構によって駆動されるウスを設けるとともにコーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造であり、前記第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分と、前記第2の部分の下方にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器とを備え、前記第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、前記容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることとしたので、容器の取り出しは至って容易であり、なんの障害もなく円滑に行うことができ、卓上ですべての操作が可能であるので挽き立てのコーヒーを手早く飲むことができるという有利な効果が得られる。
【0035】
また、本発明の請求項2によれば、卓上等に載置し得る構造を有し、電源を収容する装置本体の第1の部分と、駆動機構及び前記駆動機構によって駆動されるウスを設けるとともにコーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造であり、前記第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分と、前記第2の部分の下方にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器とを備え、前記第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、前記容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることとしたので、容器の取り出しは至って容易であり、なんの障害もなく円滑に行うことができ、卓上ですべての操作が可能であるので挽き立てのコーヒーを手早く飲むことができるという有利な効果が得られる。
【0036】
また、本発明の請求項3によれば、卓上等に載置し得る構造を有し、第2の部分を支持する装置本体の第1の部分と、電源、駆動機構、上記駆動機構によって駆動されるウスを設け、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造であり、前記第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分と、前記第2の部分の下方にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器とを備え、前記第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、前記容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることとしたので、容器の取り出しは至って容易であり、なんの障害もなく円滑に行うことができ、卓上ですべての操作が可能であるので挽き立てのコーヒーを手早く飲むことができるという有利な効果が得られる。
【0037】
また、本発明の請求項4によれば、卓上等に載置し得る構造を有し、この構造の上部に、手動のウス駆動機構と、このウス駆動機構によって駆動されるウスとを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下可とし、上記構造の下部にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器を備え、前記容器を前記構造の前方向または左右方向より出し入れセット可とするようにしたので、容器の取り出しは至って容易であり、なんの障害もなく円滑に行うことができ、卓上ですべての操作が可能であるので挽き立てのコーヒーを手早く飲むことができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側面断面図である。
【図2】本発明の装置の全体の外観斜視図である。
【図3】本発明の装置の容器を外した状態の外観斜視図である。
【図4】本発明の装置の容器の使用状態の説明図である。
【符号の説明】
1 装置本体
11 装置本体の第1の部分
12 装置本体の第2の部分
13 電池収容部
14 ギヤボックス
15 モーター
16 スイッチ
17 回転軸
18 内ウス
19 外ウス
2 容器
21 フィルター
3 フタ
Claims (4)
- 卓上等に載置し得る構造を有し、電源、駆動機構を収容する装置本体の第1の部分と、
上記駆動機構によって駆動されるウスを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造であり、前記第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分と、
前記第2の部分の下方にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器と、を備え、
前記第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、
前記容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることを特徴とするコーヒーミル。 - 卓上等に載置し得る構造を有し、電源を収容する装置本体の第1の部分と、
駆動機構及び前記駆動機構によって駆動されるウスを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造であり、前記第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分と、
前記第2の部分の下方にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器と、を備え、
前記第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、
前記容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることを特徴とするコーヒーミル。 - 卓上等に載置し得る構造を有し、第2の部分を支持する装置本体の第1の部分と、
電源、駆動機構、上記駆動機構によって駆動されるウスを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下させる構造であり、前記第1の部分の上方寄りから前方に張り出す状態の装置本体の第2の部分と、
前記第2の部分の下方にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器と、を備え、
前記第1の部分は装置全体の後部側、第2の部分は前部側として配置し、
前記容器を装置の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることを特徴とするコーヒーミル。 - 卓上等に載置し得る構造を有し、この構造の上部に、
手動のウス駆動機構と、このウス駆動機構によって駆動されるウスとを備え、コーヒー豆を上部開口から供給し前記ウスにより挽いたコーヒー粉を下部開口から落下可とし、
上記構造の下部にセットし、上記ウスにて挽いた粉末状のコーヒーを受け入れるとともに、ドリッパー機能を有する容器を備え、
前記容器を前記構造の前方向または左右方向より出し入れセット可とすることを特徴とするコーヒーミル。
Priority Applications (1)
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JP2002334347A JP2004130042A (ja) | 2002-10-14 | 2002-10-14 | コーヒーミル |
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JP2002334347A JP2004130042A (ja) | 2002-10-14 | 2002-10-14 | コーヒーミル |
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JP2002334347A Pending JP2004130042A (ja) | 2002-10-14 | 2002-10-14 | コーヒーミル |
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JP (1) | JP2004130042A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105395067A (zh) * | 2015-04-28 | 2016-03-16 | 周林斌 | 磨豆咖啡壶机器的粉碎过滤装置的工作方法 |
CN106963242A (zh) * | 2017-01-14 | 2017-07-21 | 黄家军 | 一种辅助精磨片豆浆机 |
-
2002
- 2002-10-14 JP JP2002334347A patent/JP2004130042A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105395067A (zh) * | 2015-04-28 | 2016-03-16 | 周林斌 | 磨豆咖啡壶机器的粉碎过滤装置的工作方法 |
CN106963242A (zh) * | 2017-01-14 | 2017-07-21 | 黄家军 | 一种辅助精磨片豆浆机 |
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