JP2004128891A - Audio gateway unit - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、構内電話交換機が送受する音声帯域信号とIP網において疎通されるIPパケットとの変換を行う音声ゲートウェイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
企業の事業所等においては、当該事業所等の構内に配備される多数の電話端末と電話回線とを効率的に交換接続するため、構内電話交換機(Private Branch eXchange)を設置することが一般的である。
【0003】
例えば図7に示すように、当該事業所等の構内100には構内電話交換機20が設置され、電話端末10は、電話端末10の通信条件や電気的特性に合致した内線インターフェース22を用いて構内電話交換機20と接続される。
【0004】
また、加入者回線4は、公衆電話回線網8による電話サービスを提供する通信事業者が設置する加入者線交換機80aと接続されるとともに、当該通信事業者との保守責任分解点である中継端子3を介し、加入者回線4の通信条件や電気的特性に合致した局線インターフェース21を用いて構内電話交換機20と接続される。
【0005】
一方、近年の通信技術の進歩やインターネットの発展により、公衆電話回線網8による電話サービスと比較して通信料金が安価である、いわゆるIP電話サービスが普及している。このような状況を踏まえ、構内電話交換機20を用いて公衆電話回線網8による電話サービスを利用している利用者が、IP電話サービスの利用を要望するようになっていた。
【0006】
構内電話交換機20を用いてIP電話サービスを利用するためには、音声帯域信号とIPパケットとを相互に変換する音声ゲートウェイ装置や加入者回線4を用いて高速ディジタル伝送を実現するxDSLモデム等を構内電話交換機20と加入者回線4との間に介在させることが必要となる。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−112370号公報(第6−8頁、第1−2図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した音声ゲートウェイ装置やxDSLモデム等の従来のIP電話サービス提供装置は、構内電話交換機を利用する環境において一般的である複数の加入者回線を接続することができず、構内電話交換機を用いる環境への導入には適さないという問題があった。
【0009】
さらに、このような従来のIP電話サービス提供装置を構内電話交換機と接続するためには、それまで加入者回線を接続していた局線インターフェースに代えて内線インターフェースを構内電話交換機に実装しなければならず、当該インターフェースの購入費用が発生するという問題や、当該構内電話交換機の回線の収容状況によっては、当該構内電話交換機の改修または置換に伴う費用が発生するという問題があった。
【0010】
また、従来のIP電話サービス提供装置は、公衆電話回線網及びIP網の両方の網に接続できるようになっていたが、IP網を介して通信を行っている際に、公衆電話回線網を介して着信呼を受信した場合、公衆電話回線網に対して、通信中のために当該着信呼を交換接続できないことを通知できず、公衆電話回線網は、当該着信呼を生起した電話端末等の通信端末に対して呼出音(RBT)を送出し続けてしまうという問題があった。特に、構内電話交換機を用いる環境においては、発着信の呼量が多いため、このような状況が発生する頻度が高くなり、重大な問題となっていた。
【0011】
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、構内電話交換機を用いた環境において、IP電話サービスを容易に導入するための音声ゲートウェイ装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の特徴は、加入者回線と構内電話交換機との間に挿入して、その構内電話交換機が送受する音声帯域信号とIPパケットとの変換を行う音声ゲートウェイ装置であって、複数の加入者回線を接続する加入者回線接続部と、構内電話交換機と接続される局線を複数接続する局線接続部と、IPパケットを疎通するIP網と接続されるIP通信路を接続するIP網接続部と、局線を介して構内電話交換機から受信した通信先の電話番号に基づいて、その局線を介してその構内電話交換機から受信した音声帯域信号をIPパケットに変換してIP通信路に送出するか、その音声帯域信号を加入者回線に送出するかを選択して、その局線とそのIP通信路またはその加入者回線とを交換接続する交換手段とを有することを要旨とする。
【0013】
かかる特徴によれば、音声ゲートウェイ装置が、複数の加入者回線及び構内電話交換機と接続される局線を接続するため、構内電話交換機を用いる環境におけるIP電話サービスの導入を容易にすることができる。
【0014】
かかる特徴によれば、音声ゲートウェイ装置が、局線を介して構内電話交換機から受信した通信先の電話番号に基づいて、その局線を介して構内電話交換機から受信した音声帯域信号をIPパケットに変換してIP通信路に送出するか、加入者回線接続部を介してその音声帯域信号を加入者回線に送出するかを選択して、局線とIP通信路または加入者回線とを交換接続するため、通信先の電話番号に応じて公衆電話回線網とIP網とを使い分けることができる。
【0015】
本発明の第二の特徴は、局線がすべて通信中のときに、加入者回線を介して構内電話交換機に対する着信呼を受信した場合またはIP通信路を介して構内電話交換機に対する着信呼を受信した場合には、その着信呼を生起した通信端末に対して、その局線が通信中のためにその着信呼を交換接続できないことを通知する話中通知手段を有することを要旨とする。
【0016】
本発明の第三の特徴は、本発明の第二の特徴において、話中通知手段が、局線がすべて通信中のときに、加入者回線を介して構内電話交換機に対する着信呼を受信した場合、その着信呼を処理した網に対して、局線が通信中であることを示す所定の動作を行い、その網が、その所定の動作に応じてその着信呼を生起した通信端末に対して通信中信号を送信することにより、その局線が通信中のためにその着信呼を交換接続できないことを通知することを要旨とする。
【0017】
かかる特徴によれば、音声ゲートウェイ装置が、着信呼を処理した網に対して、局線が通信中であることを通知する信号を送信し、網が、通知された信号に応じてその着信呼を生起した通信端末に対して通信中信号を送信することにより、局線が通信中のためにその着信呼を交換接続できないことを通知するため、加入者回線を介して構内電話交換機に対する着信呼を生起した当該通信端末に対して、局線が通信中のために応答できないことを確実に通知することができる。
【0018】
本発明の第四の特徴は、本発明の第二の特徴において、話中通知手段が、着信呼を生起した通信端末に対して、局線が通信中である旨の音声帯域信号を送信することにより、その局線が通信中のためにその着信呼を交換接続できないことを通知することを要旨とする。
【0019】
かかる特徴によれば、音声ゲートウェイ装置が、着信呼を生起した通信端末に対して、局線が通信中である旨の音声帯域信号を送信することにより、局線が通信中のためにその着信呼を交換接続できないことを通知するため、当該通信端末に対して、局線が通信中のために応答できないことを確実に通知することができる。
【0020】
本発明の第五の特徴は、本発明の第一乃至第四の特徴において、局線接続部は、加入者回線側として動作するインターフェースを用いて構内電話交換機と接続することを要旨とする。
【0021】
かかる特徴によれば、音声ゲートウェイ装置が、加入者回線側として動作するインターフェースを用いて構内電話交換機と接続するため、構内電話交換機においては、音声ゲートウェイ装置を接続する以前に加入者回線を接続していたインターフェースを継続して使用することができ、構内電話交換機の改修や置換を回避することができる。
【0022】
本発明の第六の特徴は、本発明の第一乃至第互の特徴において、局線が、特定の電話番号と対応付けられており、交換手段が、特定の局線が通信中のときに、その局線と対応付けられた電話番号に対する着信呼を受信した場合には、通信に使用されていない他の局線を捕捉してその着信呼を交換接続することを要旨とする。
【0023】
かかる特徴によれば、音声ゲートウェイ装置が、特定の局線が通信中にその局線と対応付けられた電話番号に対する着信呼を受信した場合には、局線接続部と接続される他の使用していない局線を捕捉してその着信呼を交換接続するため、効率的に着信呼を処理することができる。
【0024】
本発明の第七の特徴は、本発明の第一乃至第六の特徴において、交換手段が、IP網が障害の場合には、通信先の電話番号にかかわらず、局線と加入者回線とを交換接続することを要旨とする。
【0025】
かかる特徴によれば、IP網が障害の場合には、音声ゲートウェイ装置が、局線と加入者回線接続部を介して加入者回線とを交換接続するため、IP網の障害時においても一定の電話通信を確保することができる。
【0026】
本発明の第八の特徴は、本発明の第一乃至第七の特徴において、交換手段が正常に動作しない場合には、加入者回線と局線とを直結して電話通信を可能とする迂回接続手段を有することを要旨とする。
【0027】
かかる特徴によれば、音声ゲートウェイ装置が、加入者回線接続部に接続される加入者回線と前記局線接続部に接続される前記局線とを直結して電話通信を可能とするため、音声ゲートウェイ装置の障害時においても一定の電話通信を確保することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
(一実施形態に係る音声ゲートウェイ装置を含む通信システムの全体構成)
本発明の一実施形態に係る音声ゲートウェイ装置について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る音声ゲートウェイ装置30を含む通信システムを示す概略構成図である。
【0029】
同図に示すように、本実施形態に係る音声ゲートウェイ装置30を含む通信システムは、電話端末10と、構内電話交換機20と、音声ゲートウェイ装置30と、コールエージェント40と、IP網7と、公衆電話回線網8とから概略構成されている。
【0030】
電話端末10は、音声帯域信号の入出力と送受信とが可能な通信端末であり、構内電話交換機20と接続される。
【0031】
構内電話交換機20は、複数の電話端末10と音声ゲートウェイ装置30と接続される複数の局線9とを接続し、電話端末10と局線9とを交換接続する機能を有している。構内電話交換機20は、本実施形態では、例えば音声帯域信号ならびに発呼・応答信号の送受信や電話端末10に対する電力を供給することができるFXS(Foreign Exchange Station)インターフェースを用いて、電話端末10を接続することができる。また、構内電話交換機20は、例えば加入者回線4を接続するための信号条件や電気的特性を具備するFXO(Foreign Exchange Office)インターフェースを用いて、音声ゲートウェイ装置30との回線を接続することができる。
【0032】
音声ゲートウェイ装置30は、構内電話交換機20と接続される局線9と、加入者回線4と、加入者回線4を使用してディジタル信号を送受するxDSLモデム1とを接続し、音声帯域信号とIPパケットとを相互に変換するとともに、音声帯域信号及びIPパケットを送受信する機能を有している。なお、加入者回線4は、加入者回線4を提供する通信事業者との保守責任分解点である中継端子3を介して音声ゲートウェイ装置30と接続される。また、xDSLモデム1は、ディジタル信号と音声帯域信号を分離するスプリッタ2を介して加入者回線4と接続される。xDSLモデム1は、例えばITU−T G.992.1(G. DMT)や同992.2(G. Lite)に規定されるADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデムを用いることができる。
【0033】
コールエージェント40は、IP網7を介した電話通信を提供するために、電話番号とIPアドレスの変換やIP網7における電話呼を処理する機能を有している。コールエージェント40は、本実施形態では、例えばMEGACO(Media Gateway Control)/MGCP(Media Gateway Control Protocol)において規定されるMGC(Media Gateway Controller)により実現することができる。また、コールエージェント40は、ITU−T H.323において規定されるゲートキーパまたはSession Initiation Protocol(SIP)において規定されるSIPサーバであってもよい。
【0034】
IP網7は、IP電話サービスを提供するためのTCP/IPを基盤とした通信ネットワークであり、スプリッタ2及び音声ゲートウェイ装置30と接続されるxDSLモデム1と対向する集合型のxDSLモデムであるDSLAM5を介して加入者回線4と接続される。
【0035】
IP網7は、本実施形態では、例えばインターネットを用いることができる。また、IP網7は、IP電話サービスを提供するためのTCP/IPを基盤とした専用の閉域網であってもよい。
【0036】
公衆電話回線網8は、回線交換方式を用いた電話回線網(PSTN)であり、加入者線交換機80a,80bを用いて加入者回線4を接続する。また、IP網7と公衆電話回線網8とは、網間接続ゲートウェイ70a,70bと加入者線交換機80a,80bとを介して相互に通信が可能に接続される。また、網間接続ゲートウェイ70a,70bと加入者線交換機80a,80bとは、例えばITU−Tにおいて規定されるNo.7共通線信号方式を用いて電話番号等の信号情報を送受できるようになっている。
【0037】
上述のような本実施形態に係る音声ゲートウェイ装置30を含む通信システムでは、電話端末10が、IP網7によるIP電話サービスに加入する電話端末60とのIP網7を介した電話通信及び公衆電話回線網8に接続される一般加入電話端末90との電話通信を、構内電話交換機20を介して行うことができる。
【0038】
また、電話端末60は、音声帯域信号とIPパケットとの変換及びコールエージェント40に対するIPアドレスの問合せ処理を実行するVoIPアダプタ50とxDSLモデム1とスプリッタ2とを介してIP網7に接続される。
【0039】
次に、図2を参照して、本実施形態に係る音声ゲートウェイ装置30の構成を説明する。同図に示すように、音声ゲートウェイ装置30は、加入者回線接続部31と、局線接続部32と、IP網接続部33と、VoIP変換部34と、接続制御部35と、音声応答部36と、記憶部37と、外部インターフェース部38とを有している。
【0040】
加入者回線接続部31は、加入者回線4を接続するための信号条件や電気的特性を満足するインターフェースを具備し、複数の加入者回線4を接続するものである。加入者回線接続部31は、本実施形態では、例えば電話用銅線ケーブルにより構成された加入者回線を介して加入者線交換機80a,80bと接続するための信号条件や電気的特性を満足する2線式インターフェースであるFXOインターフェースを実装することができる。
【0041】
なお、加入者回線接続部31が接続できる加入者回線4の数は、音声ゲートウェイ装置30と接続される構内電話交換機20の規模に応じて変更してもよい。また、加入者回線接続部31は、加入者回線4を介して接続される加入者線交換機80a側の信号条件や電気的特性や加入者回線4と加入者線交換機80aとの間に介在する通信設備の構成等に応じて、例えば4線式のインターフェースを実装してもよい。
【0042】
局線接続部32は、構内電話交換機20と接続される局線9を接続するための信号条件や電気的特性を満足するインターフェースを具備し、複数の局線9を接続するものである。局線接続部32は、本実施形態では、例えば構内電話交換機20に実装されるFXOインターフェースと接続可能な信号条件や電気的特性を有するインターフェースを実装することができる。
【0043】
局線接続部32が、構内電話交換機20に実装されるFXOインターフェースと接続可能な信号条件や電気的特性を有するインターフェースを実装することにより、構内電話交換機20が音声ゲートウェイ装置30を接続する以前に加入者回線4を接続していたFXOインターフェースを継続して使用することができる。
【0044】
なお、局線接続部32が接続できる局線9の数は、音声ゲートウェイ装置30と接続される構内電話交換機20の規模に応じて変更してもよい。
【0045】
IP網接続部33は、本実施形態では、IP網7を介してTCP/IPプロトコル群を用いた通信を可能とするIP通信路6を接続するものである。
【0046】
具体的には、IP網接続部33は、LAN通信が可能なインターフェースを具備し、LAN通信が可能な機器等とIPパケットを送受信するものであり、例えばIEEE802.3において規定される10BASE−Tや同802.3uにおいて規定される100BASE−TXを用いることができる。
【0047】
本実施形態に係るIP網接続部33は、xDSLモデム1と接続され、スプリッタ2と電話用銅線ケーブルにより構成された加入者回線4とDSLAM5とを介してIP網7と接続される。
【0048】
なお、本実施形態に係るIP網接続部33は、xDSLモデム1と接続されているが、例えばメディア・コンバータ等を用いて光ファイバーにより構成される加入者回線を介してIP網7に接続してもよい。
【0049】
VoIP変換部34は、局線接続部32が送受信する音声帯域信号とIP網接続部33が送受信するIPパケットとを相互に変換するとともに、IP網7を介して当該IPパケットを疎通させるために必要となるヘッダ等を付加するものである。
【0050】
VoIP変換部34は、本実施形態では、例えば64kビット/秒で伝送するITU−T G.811や、8kビット/秒で伝送する同G.729 Annex−Aを用いて音声帯域信号をディジタル化し、そのディジタル化した音声帯域信号をIPパケットに変換することができる。また、VoIP変換部34は、IPパケットの内容に応じて、UDPまたはTCPヘッダや、RTP(Real−time Transport Protocol)ヘッダを付加することができる。
【0051】
接続制御部35は、局線9を介して構内電話交換機20から受信した通信先の電話番号に基づいて、その局線9を介して受信した音声帯域信号を、VoIP変換部34によってIPパケットに変換してIP網接続部33に対して送出するか、加入者回線接続部31に送出するかを選択するものである。また、接続制御部35は、その選択結果に基づいて、局線9と、IP通信路6、または加入者回線4とを交換接続する機能を有するものである。
【0052】
さらに、接続制御部35は、IP網接続部33を介して受信したIPパケットをVoIP変換部34によって音声帯域信号に変換して局線9に送出する機能及び加入者回線接続部31を介して加入者回線4から受信した音声帯域信号をその局線9に送出する機能を有するものである。
【0053】
具体的には、接続制御部35は、記憶部37に登録されている電話番号情報に基づいて、局線9とIP網接続部33または加入者回線接続部31に接続される加入者回線4とを交換接続するかを決定することができる。
【0054】
このように接続制御部35は、記憶部37に格納されている電話番号情報に基づいて交換接続先を決定するため、電話端末10の利用者は、IP網7または公衆電話回線網8を介した電話通信の選択を意識することなく、IP網7または公衆電話回線網8による電話サービスを使い分けることができる。さらに、接続制御部35は、通信を許可しない電話番号が記憶部37に格納されている場合には、当該電話番号に対して発信規制を施すこともできる。
【0055】
また、接続制御部35は、局線9が特定の電話番号と対応付けられている場合において、ある局線9が通信中のときに、その局線9と対応付けられた電話番号に対する着信呼を受信した場合には、通信に使用されていない他の局線9を捕捉して当該着信呼を交換接続する機能を有している。
【0056】
例えば図3は、「電話番号:1234−1111」と対応付けられた局線9a及び「電話番号:1234−1112」と対応付けられた局線9bが、接続制御部35によって交換接続され通信中の状態において、さらに「電話番号:1234−1111」宛ての着信呼を受信した場合を示している。接続制御部35は、「電話番号:1234−1111」と対応付けられた局線9aが既に通信中のことを認識し、通信に使用されていない「電話番号:1234−1113」と対応付けられた局線9cを使用して当該着信呼を受信した加入者回線4と局線9cとを交換接続することができる。
【0057】
また、接続制御部35は、本実施形態では、局線9とIP通信路6とを交換接続する場合には、局線9を介して受信した通信先の電話番号に対応するIPアドレスをコールエージェント40から取得することができる。
【0058】
さらに、接続制御部35は、本実施形態では、IP網7が障害の場合には、局線9を介して受信した通信先の電話番号にかかわらず、その局線9と加入者回線4とを交換接続することができる。接続制御部35は、例えばコールエージェント40との通信が確立できない場合にIP網7の障害の判定することができる。
【0059】
なお、本実施形態では、VoIP変換部34と接続制御部35とにによって交換手段を構成する。
【0060】
また、接続制御部35は、本実施形態では、局線9がすべて通信中のときに、加入者回線4を介して構内電話交換機20に対する着信呼を受信した場合、その着信呼を処理した網に対して、局線9が通信中であることを示す動作を行い、その網が、その動作に応じてその着信呼を生起した通信端末に対して通信中信号を送信することにより、その局線9が通信中のためにその着信呼を交換接続できないことを通知することができる。なお、本実施形態では、接続制御部35は、話中通知手段を構成する。
【0061】
接続制御部35は、局線9がすべて通信中のときに、加入者回線接続部31に接続される通信に使用されていない(アイドル状態の)他の加入者回線4を介して構内電話交換機20対する着信呼を受信した場合、例えば公衆電話回線網8によって提供される電話サービスの付加サービスである番号情報送出機能(ダイヤルイン)または発信電話番号受信機能(ナンバー・ディスプレイ)において用いられる接続動作シーケンスを利用して、公衆電話回線網8と接続される加入者線交換機80a,80bに対して局線9が通信中であることを示すことができる。
【0062】
具体的には、接続制御部35は、番号情報送出機能または発信電話番号受信機能において用いられている接続動作シーケンスを利用して、加入者線交換機80a,80bからの呼出信号(IR等)または情報受信端末起動信号(CAR)に対する一次応答信号(直流ループ)を返送後、所定時間の経過後に当該着信呼を受信した加入者回線4のループを開放する。
【0063】
接続制御部35が当該着信呼を受信した加入者回線4のループを開放することによって、加入者線交換機80a,80bは、局線9が通信中であることを認識し、構内電話交換機20に対する当該着信呼を生起した電話端末等の通信端末に対して話中音(BT)を送信することができる。
【0064】
また、接続制御部35は、当該着信呼を生起した通信端末に対して、局線9が通信中である旨の音声帯域信号を送信することにより、その局線9が通信中のためにその着信呼を交換接続できないことを通知するものである。
【0065】
具体的には、接続制御部35は、本実施形態では、局線9がすべて通信中のときに、加入者回線4を介して構内電話交換機20に対する着信呼を受信した場合、当該着信呼に応答し、当該着信呼を生起した通信端末に対して音声応答部36に格納されたトーキーを送信することによって、局線9が通信中であることを通知することができる。これにより、上述した番号情報送出機能や発信電話番号受信機能といった付加サービスを利用しない場合においても、接続制御部35は、当該着信呼を生起した通信端末に対して、局線9が通信中であることを確実に通知することができる。
【0066】
また、接続制御部35は、IP通信路6を介して構内電話交換機20に対する着信呼を受信した場合においても、当該着信呼に応答し、当該着信呼を生起した通信端末に対して音声応答部36に格納されたトーキーを送出してもよい。
【0067】
さらに、接続制御部35は、本実施形態では、局線9がすべて通信中のときに、IP網接続部33を介して構内電話交換機20に対する着信呼を受信した場合、コールエージェント40に対して局線9が通信中であることを通知する信号を送出することができる。コールエージェント40は、接続制御部35からの通知に基づいて、当該着信呼を生起した通信端末が接続されるVoIPアダプタ50に対して、当該通信端末が発信した電話番号が通信中であることを通知することができる。
【0068】
また、接続制御部35は、本実施形態では、局線9と、IP通信路6、または加入者回線4とを交換接続する機能が正常に動作しない場合には、加入者回線4と局線9とを直結して電話通信を可能とする迂回接続手段を構成する。
【0069】
具体的には、接続制御部35は、例えば音声ゲートウェイ装置30に供給される電源等の障害によって、当該交換接続する機能が正常に動作しない場合には、加入者回線4と局線9との間のおいて音声帯域信号の疎通が可能となるように接続し、接続制御部35による交換接続機能を介在しないようにすることができる。
【0070】
音声応答部36は、接続制御部35からの指示に応じて局線9が通信中である旨のトーキーを送出するものである。
【0071】
本実施形態に係る音声応答部36は、例えば「只今電話が込み合っております……」といった音声メッセージを格納し、接続制御部35からの指示に応じて当該音声メッセージを送出することができる。また、音声応答部36は、電話端末10を用いて入力された任意の音声メッセージを音声応答部36に格納し、この格納された音声メッセージを接続制御部35からの指示に応じて送出することもできる。
【0072】
また、音声応答部36が、構内電話交換機20に対する着信呼を生起した電話端末等の通信端末に対して、局線9が通信中の旨のトーキーを送出している間に、いずれかの局線9を用いた通信が終了した場合には、接続制御部35は、その局線9を用いて当該着信呼を交換接続することができる。
【0073】
記憶部37は、IP網7または公衆電話回線網8を介して電話通信を行うべき通信先の電話番号を格納するものである。
【0074】
記憶部37は、本実施形態では、公衆電話回線網8を介して電話通信を行うべき電話番号及び通信を許可しない電話番号を格納することができる。記憶部37は、例えば市外局番+市内局番+加入者番号、市外局番+市内局番、市外局番、国番号等の任意の電話番号または電話番号のブロックを格納することができる。なお、通信を許可しない電話番号には特定の識別子が付与され、接続制御部35が交換接続する際に判断することができる。
【0075】
また、記憶部37は、コールエージェント40から受信した、通信先の電話番号に対応付けられたIPアドレス等を一時的に記憶することができる。
【0076】
外部インターフェース部38は、記憶部37に対する電話番号の登録や音声ゲートウェイ装置30に対する設定を行うために外部機器を接続するための通信インターフェースを提供するものである。
【0077】
外部インターフェース部38は、本実施形態では、例えばRS−232Cインターフェースを実装し、PC等を接続することができる。記憶部37に対する電話番号の登録及び音声ゲートウェイ装置30に対する設定は、外部インターフェース部38と接続されたPC等によって行うことができる。
【0078】
(上述の通信システムの動作)
上述の通信システムの動作について図4乃至図6を参照して説明する。
【0079】
図4は、本実施形態に係る通信システムにおいて、電話端末10が、電話端末60に対して発信する場合における通信シーケンス図である。
【0080】
電話端末10から電話端末60に付与された電話番号が入力されることにより、電話端末10から構内電話交換機20に対してその入力された電話番号が送出される(S401)。
【0081】
構内電話交換機20は、電話端末10と局線9とを交換接続し、音声ゲートウェイ装置30に対して電話端末10から受信した電話番号を送出する(S403)。
【0082】
音声ゲートウェイ装置30は、音声ゲートウェイ装置30に格納された電話番号情報に基づき、構内電話交換機20から受信した電話番号が、IP網7を経由して通信するべきことを判断し、当該電話番号に対応するIPアドレスをコールエージェント40に対して問い合わせる(S405)。
【0083】
コールエージェント40は、電話端末60と接続されるVoIPアダプタ50に対して着信を通知する(S407)。
【0084】
VoIPアダプタ50は、コールエージェント40からの着信を認識し、電話端末60との回線の極性を反転させ、電話端末60に対して呼出信号を送出する(S409)。
【0085】
電話端末60の受話器が上がる(オフフックする)ことにより、電話端末60は、VoIPアダプタ50との回線をループし、コールエージェント40からの呼出しに応答する(S411)。
【0086】
VoIPアダプタ50は、音声ゲートウェイ装置30との通信コネクションに利用するポート番号及び電話端末60が応答したことをコールエージェント40に通知する(S413)。
【0087】
コールエージェント40は、音声ゲートウェイ装置30に対して、VoIPアダプタ50に付与されたIPアドレスと、VoIPアダプタ50から通知されたポート番号を通知する(S415)。
【0088】
音声ゲートウェイ装置30は、コールエージェント40から通知されたVoIPアダプタ50に付与されたIPアドレスと、通信コネクションに利用するポート番号に基づいて、VoIPアダプタ50に対して通信コネクションの設定を要求する(S417)。
【0089】
VoIPアダプタ50は、音声ゲートウェイ装置30からの通信コネクションの設定の要求に応答して通信コネクションを設定する(S419)。
【0090】
音声ゲートウェイ装置30は、ステップS417及びステップS419において設定された通信コネクションとステップS403において電話端末60に付与された電話番号を受信した局線9とを交換接続する(S421)。
【0091】
また、VoIPアダプタ50は、ステップS417及びステップS419において設定された通信コネクションを利用して電話端末60を通信可能に接続する(S423)。
【0092】
ステップS421及びステップS423の処理が完了することにより、電話端末10と電話端末60との通信が開始される(S425)。
【0093】
図5は、本実施形態に係る通信システムにおいて、電話端末10が、一般加入電話端末90に対して発信する場合における通信シーケンス図である。
【0094】
電話端末10から一般加入電話端末90に付与された電話番号が入力されることにより、電話端末10から構内電話交換機20に対してその入力された電話番号が送出される(S501)。
【0095】
構内電話交換機20は、電話端末10と音声ゲートウェイ装置30と接続される局線9とを交換接続し、音声ゲートウェイ装置30に対して電話端末10から受信した電話番号を送出する(S503)。
【0096】
音声ゲートウェイ装置30は、音声ゲートウェイ装置30に格納された電話番号情報に基づき、構内電話交換機20から受信した電話番号が、IP網7を経由して通信するべきことを判断し、当該電話番号に対応するIPアドレスをコールエージェント40に対して問い合わせる(S505)。なお、音声ゲートウェイ装置30は、構内電話交換機20から受信した電話番号が、公衆電話回線網8を経由して通信するべきものである場合には、加入者線交換機80aに対して、当該電話番号を送出する。
【0097】
コールエージェント40は、音声ゲートウェイ装置30から受信した電話番号が公衆電話回線網8によって提供される電話サービスに加入する一般加入電話端末であることを認識し、網間接続ゲートウェイ70bにその電話番号を転送する(S507)。
【0098】
網間接続ゲートウェイ70bは、加入者線交換機80bに対して、共通線信号によりコールエージェント40から転送された電話番号を通知する(S509)。
【0099】
加入者線交換機80bは、網間接続ゲートウェイ70bから通知された電話番号に基づいて、一般加入電話端末90との回線の極性を反転させ、一般加入電話端末90に対して呼出信号を送出する(S511)。
【0100】
一般加入電話端末90の受話器が上がる(オフフックする)ことにより、一般加入電話端末90は、加入者線交換機80bとの回線をループし、加入者線交換機80bからの呼出しに応答する(S513)。
【0101】
加入者線交換機80bは、一般加入電話端末90が呼出しに応答したことを共通線信号により網間接続ゲートウェイ70bに通知する(S515)。
【0102】
網間接続ゲートウェイ70bは、加入者線交換機80bから一般加入電話端末90が呼出しに応答したことが通知されると、コールエージェント40に対して、音声ゲートウェイ装置30との通信コネクションに利用するポート番号を通知する(S517)。
【0103】
コールエージェント40は、音声ゲートウェイ装置30に対して、網間接続ゲートウェイ70bに付与されたIPアドレスと、網間接続ゲートウェイ70bから通知されたポート番号を通知する(S519)。
【0104】
音声ゲートウェイ装置30は、コールエージェント40から通知された網間接続ゲートウェイ70bに付与されたIPアドレスと、通信コネクションに利用するポート番号に基づいて、網間接続ゲートウェイ70bに対して通信コネクションの設定を要求する(S521)。
【0105】
網間接続ゲートウェイ70bは、音声ゲートウェイ装置30からの通信コネクションの設定の要求に応答して通信コネクションを設定する(S523)。
【0106】
音声ゲートウェイ装置30は、ステップS521及びステップS523において設定された通信コネクションとステップS503において一般加入電話端末90に付与された電話番号を受信した局線9とを交換接続する(S525)。
【0107】
また、網間接続ゲートウェイ70bは、ステップS521及びステップS523において設定された通信コネクションを利用して、加入者線交換機80bを介して一般加入電話端末90を通信可能に接続する(S527)。
【0108】
ステップS525及びステップS527の処理が完了することにより、電話端末10と一般加入電話端末90との通信が開始される(S529)。
【0109】
次に、図6を用いて、本実施形態に係る音声ゲートウェイ装置30に対する着信呼の処理の動作について説明する。
【0110】
音声ゲートウェイ装置30は、IP網7または公衆電話回線網8からの着信呼を受信する(S601)。
【0111】
音声ゲートウェイ装置30は、通信に使用されていない局線9の有無を確認する(S603)。
【0112】
音声ゲートウェイ装置30は、通信に使用されていない局線9がある場合には、局線9と当該着信呼を受信した加入者回線4またはIP通信路6とを交換接続する(S605)。
【0113】
音声ゲートウェイ装置30は、局線9がすべて通信中の場合、IP網7または公衆電話回線網8のいずれの網からの着信呼であるかを判断する(S607)。
【0114】
IP網7からの着信呼である場合、音声ゲートウェイ装置30は、コールエージェント40に対して、局線9がすべて通信中のため、当該着信呼を交換接続できないことを通知する信号を送信する(S609)。
【0115】
音声ゲートウェイ装置30が、コールエージェント40に対して当該着信呼を交換接続できないことを通知することにより、コールエージェント40は、当該着信呼を生起した通信端末が接続されるVoIPアダプタ50に対して、その通信端末が発信した電話番号が通信中であることを通知することができる。
【0116】
次に、公衆電話回線網8からの着信呼である場合、音声ゲートウェイ装置30は、当該着信呼を受信した加入者回線4に対して、一次応答信号(直流ループ)を返送する(S611)。
【0117】
ここで、音声ゲートウェイ装置30は、番号情報送出機能(ダイヤルイン)または発信電話番号受信機能(ナンバー・ディスプレイ)を利用しているか否かによって、異なる動作を実行する(S613)。
【0118】
番号情報送出機能または発信電話番号受信機能を利用していない場合には、音声ゲートウェイ装置30は、当該着信呼に応答し、当該着信呼を生起した通信端末との通信路を確立する(S615)。
【0119】
音声ゲートウェイ装置30は、ステップS615において確立された通信路を用いて、局線9がすべて通信中のため接続できない旨の音声メッセージを、当該着信呼を生起した通信端末に対して送信する(S617)。
【0120】
また、番号情報送出機能または発信電話番号受信機能を利用している場合には、音声ゲートウェイ装置30は、ステップS611における一次応答信号を返送から所定の時間経過後に、一次応答信号を返送するために生成した加入者回線4のループを開放する(S619)。
【0121】
音声ゲートウェイ装置30が、ステップS619の動作を実行することにより、その加入者回線4と接続される加入者線交換機80aは、音声ゲートウェイ装置30に接続される局線9がすべて通信中のため当該着信呼を交換接続できないことを認識し、当該着信呼を生起した通信端末に対して話中音(BT)を送出することができる。
【0122】
(本実施形態に係る音声ゲートウェイ装置による作用・効果)
本実施形態に係る音声ゲートウェイ装置30によれば、音声ゲートウェイ装置30が複数の加入者回線4及び局線9を接続するため、必要な音声ゲートウェイ装置30の数が低減され、設置スペースを削減することや音声ゲートウェイ装置30の導入作業を容易にすることができる。
【0123】
また、本実施形態に係る音声ゲートウェイ装置30によれば、局線接続部32が、構内電話交換機20に実装されるFXOインターフェースと接続可能な信号条件や電気的特性を有するインターフェースを実装するため、構内電話交換機20が音声ゲートウェイ装置30を接続する以前に加入者回線4を接続していたFXOインターフェースを継続して使用することが可能となる。このような音声ゲートウェイ装置30を用いることにより、構内電話交換機20に対する追加費用を回避しつつ低額な導入費用でIP電話サービスを利用することができ、IP電話サービスの利用拡大に寄与することができる。
【0124】
さらに、本実施形態に係る音声ゲートウェイ装置30によれば、接続制御部35が、記憶部37に格納されている電話番号情報に基づいて交換接続先を決定するため、電話端末10の利用者は、IP網7または公衆電話回線網8を介した電話通信の選択を意識することなく、IP網7または公衆電話回線網8による電話サービスを使い分けることが可能となり、通信料金が低額なIP電話サービスを優先して利用することができる。
【0125】
また、本実施形態に係る音声ゲートウェイ装置30によれば、接続制御部35が、局線9がすべて通信中の場合において、加入者回線接続部31に接続される通信に使用されていない(アイドル状態の)他の加入者回線4を介して構内電話交換機20対する着信呼を受信した場合には、公衆電話回線網8によって提供される電話サービスの付加サービスを利用して、公衆電話回線網8に対して局線9が通信中であることを示すことができる。これにより、局線9がすべて通信中のときに、加入者回線4を介して構内電話交換機20に対する着信呼を受信した場合においても、公衆電話回線網8が、当該着信呼を生起した電話端末等の通信端末に対して、局線9が通信中であるために当該着信呼に応答できないことを確実に通知することができる。
【0126】
さらに、本実施形態に係る音声ゲートウェイ装置30によれば、接続制御部35が、構内電話交換機20対する着信呼を生起した電話端末等の通信端末に対して、音声応答部36に格納されたトーキーによって局線9が通信中であることを通知することができる。これにより、上述した番号情報送出機能や発信電話番号受信機能といった付加サービスを利用しない場合においても、音声ゲートウェイ装置30が、当該着信呼を生起した電話端末等の通信端末に対して、局線9が通信中であるために当該着信呼に応答できないことを確実に通知することができる。
【0127】
また、本実施形態に係る音声ゲートウェイ装置30によれば、IP網7が障害の場合には、接続制御部35が、構内電話交換機20から局線9を介して受信した通信先の電話番号にかかわらず、その局線9と、加入者回線接続部31を介して加入者回線4とを交換接続する。
【0128】
さらに、本実施形態に係る音声ゲートウェイ装置30によれば、局線9と、IP通信路6、または加入者回線4とを交換接続する機能が正常に動作しない場合には、接続制御部35が、加入者回線4と局線9とを直結して電話通信を可能とする。
【0129】
これにより、本実施形態に係る音声ゲートウェイ装置30は、IP網7や接続制御部35等の障害の場合においても、加入者回線4を介して公衆電話回線網8による電話通信を提供することが可能となり、音声ゲートウェイ装置30の稼働率を向上させることができる。
【0130】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、構内電話交換機を用いた環境において、IP電話サービスを容易に導入するための音声ゲートウェイ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る音声ゲートウェイ装置を含む通信システムの概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る音声ゲートウェイ装置の機能ブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る音声ゲートウェイ装置の接続動作図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る音声ゲートウェイ装置を含む通信システムの通信シーケンス図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る音声ゲートウェイ装置を含む通信システムの通信シーケンス図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る音声ゲートウェイ装置を含む通信システムの動作フロー図である。
【図7】従来の構内電話交換機を含む通信システムの概略構成図である。
【符号の説明】
1…xDSLモデム、 2…スプリッタ、 3…中継端子、 4…加入者回線、 5…DSLAM、 6…IP通信路、7…IP網、 8…公衆電話回線網、 9…局線、10…電話端末、 20…構内電話交換機、 30…音声ゲートウェイ装置、 40…コールエージェント、 50…VoIPアダプタ、 60…電話端末、 70a,70b…網間接続ゲートウェイ、 80a,80b…加入者線交換機、 90…一般加入電話端末[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a voice gateway device for converting a voice band signal transmitted and received by a private branch exchange into an IP packet communicated in an IP network.
[0002]
[Prior art]
In a company office or the like, a private branch exchange (Private Branch Exchange) is generally installed in order to efficiently exchange and connect a large number of telephone terminals and telephone lines provided in the premises of the office or the like. It is.
[0003]
For example, as shown in FIG. 7, a
[0004]
Further, the subscriber line 4 is connected to a
[0005]
On the other hand, with the recent progress in communication technology and the development of the Internet, the so-called IP telephone service, which has a lower communication fee than the telephone service using the
[0006]
In order to use the IP telephone service by using the
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-112370 (page 6-8, FIG. 1-2)
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, conventional IP telephone service providing apparatuses such as the above-mentioned voice gateway apparatus and xDSL modem cannot connect a plurality of subscriber lines that are common in an environment using a private branch exchange, and require a private telephone exchange. There was a problem that it was not suitable for introduction into the environment in which it was used.
[0009]
Further, in order to connect such a conventional IP telephone service providing apparatus to a private branch exchange, an extension interface must be installed in the private branch exchange instead of the central office interface to which the subscriber line has been connected. In addition, there is a problem that a purchase cost of the interface is generated, and a cost associated with repair or replacement of the private telephone exchange is generated depending on the accommodation status of the line of the private telephone exchange.
[0010]
Further, the conventional IP telephone service providing apparatus can be connected to both the public telephone line network and the IP network. However, when communication is performed via the IP network, the public telephone line network is connected to the public telephone line network. When an incoming call is received through the public telephone network, it is not possible to notify the public telephone network that the incoming call cannot be exchanged and connected because communication is in progress. However, there is a problem that a ring tone (RBT) is continuously transmitted to the communication terminal. Particularly, in an environment where a private branch exchange is used, since the volume of incoming and outgoing calls is large, the frequency of occurrence of such a situation increases, which has been a serious problem.
[0011]
The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a voice gateway device for easily introducing an IP telephone service in an environment using a private branch exchange.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
A first feature of the present invention is a voice gateway device that is inserted between a subscriber line and a private branch exchange to convert between an audio band signal transmitted and received by the private branch exchange and an IP packet. A subscriber line connecting unit for connecting a plurality of local lines connected to a private branch exchange, and an IP communication path connected to an IP network for communicating IP packets. Based on the IP network connection unit and the telephone number of the communication destination received from the private branch exchange via the local line, the voice band signal received from the private branch exchange via the local line is converted into an IP packet and converted into an IP packet. It is essential to have switching means for selecting whether to transmit the signal to a communication path or to transmit the voice band signal to a subscriber line, and switching and connecting the station line to the IP communication path or the subscriber line. And
[0013]
According to this feature, since the voice gateway device connects the plurality of subscriber lines and the office line connected to the private branch exchange, introduction of the IP telephone service in an environment using the private branch exchange can be facilitated. .
[0014]
According to this feature, the voice gateway device converts the voice band signal received from the private branch exchange via the local line into an IP packet based on the telephone number of the communication destination received from the private branch exchange via the local line. Select whether to convert and send to the IP communication path or to send the voice band signal to the subscriber line via the subscriber line connection unit, and exchange connection between the office line and the IP communication path or the subscriber line. Therefore, the public telephone line network and the IP network can be used properly according to the telephone number of the communication destination.
[0015]
A second feature of the present invention is that, when all the office lines are communicating, an incoming call to the private branch exchange is received via the subscriber line or an incoming call to the private branch exchange via the IP communication path is received. In such a case, the gist of the present invention is to have a busy notification means for notifying the communication terminal that has generated the incoming call that the incoming call cannot be switched and connected because the local line is busy.
[0016]
According to a third aspect of the present invention, in the second aspect of the present invention, when the busy notification means receives an incoming call to the private branch exchange via the subscriber line when all the office lines are communicating. Performs a predetermined operation indicating that the central office is communicating with the network that has processed the incoming call, and the network performs a predetermined operation on the communication terminal that generated the incoming call in accordance with the predetermined operation. The gist of the present invention is to transmit a busy signal to notify that the incoming call cannot be switched and connected because the local line is busy.
[0017]
According to this feature, the voice gateway device transmits a signal notifying that the office line is communicating to the network that has processed the incoming call, and the network responds to the incoming call in response to the notified signal. A communication signal is sent to the communication terminal that caused the call to notify that the incoming call cannot be switched and connected because the central office is busy, so the incoming call to the private branch exchange via the subscriber line is sent. Can be reliably notified to the communication terminal that caused the above that the response cannot be made because the office line is communicating.
[0018]
According to a fourth aspect of the present invention, in the second aspect of the present invention, the busy notification unit transmits a voice band signal indicating that the office line is communicating to the communication terminal that has generated the incoming call. The gist is to notify that the incoming call cannot be switched and connected because the line is busy.
[0019]
According to this feature, the voice gateway device transmits a voice band signal indicating that the office line is communicating to the communication terminal that has generated the incoming call, so that the incoming call is received because the office line is communicating. Since it is notified that the call cannot be switched and connected, it is possible to reliably notify the communication terminal that it cannot respond because the office line is busy.
[0020]
According to a fifth aspect of the present invention, in the first to fourth aspects of the present invention, the point is that the central office connection unit is connected to the private branch exchange using an interface operating as a subscriber line.
[0021]
According to this feature, since the voice gateway device connects to the private branch exchange using the interface operating as the subscriber line side, the private branch exchange connects the subscriber line before connecting the voice gateway device. The existing interface can be continuously used, and modification or replacement of the private branch exchange can be avoided.
[0022]
According to a sixth aspect of the present invention, in the first to alternate aspects of the present invention, the office line is associated with a specific telephone number, and the exchange means is configured such that when the specific office line is communicating. When an incoming call for a telephone number associated with the station line is received, the other point is to capture another office line not used for communication and exchange-connect the incoming call.
[0023]
According to this feature, when the voice gateway apparatus receives an incoming call for the telephone number associated with the specific line while the specific line is being communicated, the voice gateway apparatus may perform another use connected to the line connection. Since the incoming call is captured and the incoming call is exchanged and connected, the incoming call can be processed efficiently.
[0024]
According to a seventh aspect of the present invention, in the first to sixth aspects of the present invention, when the IP network has a failure, the exchange means establishes a connection between the office line and the subscriber line regardless of the telephone number of the communication destination. The point is to exchange connection.
[0025]
According to this feature, when the IP network fails, the voice gateway device switches and connects the office line and the subscriber line via the subscriber line connection unit. Telephone communication can be secured.
[0026]
According to an eighth aspect of the present invention, in the first to seventh aspects of the present invention, when the exchange means does not operate normally, a detour that enables a telephone communication by directly connecting a subscriber line and an office line. The point is to have a connection means.
[0027]
According to this feature, the voice gateway device enables telephone communication by directly connecting the subscriber line connected to the subscriber line connection unit and the office line connected to the office line connection unit. Even when a failure occurs in the gateway device, constant telephone communication can be secured.
[0028]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(Overall Configuration of Communication System Including Voice Gateway Device According to One Embodiment)
A voice gateway device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic configuration diagram illustrating a communication system including a
[0029]
As shown in the figure, the communication system including the
[0030]
The
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
The call agent 40 has a function of converting a telephone number and an IP address and processing a telephone call in the IP network 7 in order to provide telephone communication via the IP network 7. In the present embodiment, the call agent 40 can be realized by, for example, a Media Gateway Controller (MGC) / Media Gateway Controller (MGC) defined in MGCP (Media Gateway Control Protocol). In addition, the call agent 40 is based on ITU-TH. It may be a gatekeeper specified in H.323 or a SIP server specified in Session Initiation Protocol (SIP).
[0034]
The IP network 7 is a communication network based on TCP / IP for providing an IP telephone service, and is a collective xDSL modem DSLAM5 opposed to the
[0035]
In the present embodiment, for example, the Internet can be used as the IP network 7. Further, the IP network 7 may be a dedicated closed network based on TCP / IP for providing an IP telephone service.
[0036]
The
[0037]
In the communication system including the
[0038]
Further, the
[0039]
Next, the configuration of the
[0040]
The subscriber
[0041]
The number of subscriber lines 4 to which the subscriber
[0042]
The office
[0043]
The office
[0044]
The number of office lines 9 to which the office
[0045]
In the present embodiment, the IP
[0046]
More specifically, the IP
[0047]
The IP
[0048]
Although the IP
[0049]
The
[0050]
In the present embodiment, the
[0051]
The
[0052]
Further, the
[0053]
Specifically, the
[0054]
As described above, since the
[0055]
In addition, when the office line 9 is associated with a specific telephone number, the
[0056]
For example, in FIG. 3, the
[0057]
Further, in the present embodiment, when switching connection between the office line 9 and the
[0058]
Further, in the present embodiment, when the IP network 7 has a failure, the
[0059]
In this embodiment, the
[0060]
Further, in this embodiment, when an incoming call to the
[0061]
When all of the office lines 9 are communicating, the
[0062]
Specifically, the
[0063]
When the
[0064]
Further, the
[0065]
Specifically, in the present embodiment, when the incoming call to the
[0066]
Further, even when an incoming call to the
[0067]
Further, in the present embodiment, when an incoming call to the
[0068]
In the present embodiment, if the function of switching and connecting the office line 9 to the
[0069]
Specifically, the
[0070]
The
[0071]
The
[0072]
While the
[0073]
The
[0074]
In the present embodiment, the
[0075]
Further, the
[0076]
The
[0077]
In the present embodiment, the
[0078]
(Operation of the communication system described above)
The operation of the above-described communication system will be described with reference to FIGS.
[0079]
FIG. 4 is a communication sequence diagram when the
[0080]
When the telephone number given to the
[0081]
The
[0082]
The
[0083]
The call agent 40 notifies the
[0084]
The
[0085]
When the receiver of the
[0086]
The
[0087]
The call agent 40 notifies the
[0088]
The
[0089]
The
[0090]
The
[0091]
Further, the
[0092]
Completion of the processing of step S421 and step S423 starts communication between the
[0093]
FIG. 5 is a communication sequence diagram when the
[0094]
When the telephone number assigned to the general subscriber telephone terminal 90 is input from the
[0095]
The
[0096]
The
[0097]
The call agent 40 recognizes that the telephone number received from the
[0098]
The
[0099]
The
[0100]
When the receiver of the general subscriber telephone terminal 90 is lifted (off-hook), the general subscriber telephone terminal 90 loops the line with the
[0101]
The
[0102]
When notified from the
[0103]
The call agent 40 notifies the
[0104]
The
[0105]
The
[0106]
The
[0107]
The
[0108]
Completion of the processing of steps S525 and S527 starts communication between the
[0109]
Next, an operation of processing an incoming call to the
[0110]
The
[0111]
The
[0112]
If there is a station line 9 not used for communication, the
[0113]
When all the office lines 9 are communicating, the
[0114]
In the case of an incoming call from the IP network 7, the
[0115]
By notifying the call agent 40 that the incoming call cannot be switched and connected, the
[0116]
Next, in the case of an incoming call from the
[0117]
Here, the
[0118]
If the number information sending function or the outgoing telephone number receiving function is not used, the
[0119]
Using the communication path established in step S615, the
[0120]
When the number information sending function or the outgoing telephone number receiving function is used, the
[0121]
When the
[0122]
(Operations and effects of the voice gateway device according to the present embodiment)
According to the
[0123]
In addition, according to the
[0124]
Further, according to the
[0125]
Further, according to the
[0126]
Further, according to the
[0127]
Further, according to the
[0128]
Furthermore, according to the
[0129]
As a result, the
[0130]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a voice gateway device for easily introducing an IP telephone service in an environment using a private branch exchange.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a communication system including a voice gateway device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a functional block diagram of a voice gateway device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a connection operation diagram of the voice gateway device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a communication sequence diagram of a communication system including a voice gateway device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a communication sequence diagram of a communication system including a voice gateway device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an operation flowchart of a communication system including a voice gateway device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a schematic configuration diagram of a communication system including a conventional private branch exchange.
[Explanation of symbols]
1 xDSL modem, 2 splitter, 3 relay terminal, 4 subscriber line, 5 DSLAM, 6 IP communication path, 7 IP network, 8 public telephone network, 9 office line, 10
Claims (8)
複数の前記加入者回線を接続する加入者回線接続部と、
前記構内電話交換機と接続される局線を複数接続する局線接続部と、
前記IPパケットを疎通するIP網と接続されるIP通信路を接続するIP網接続部と、
前記局線を介して前記構内電話交換機から受信した通信先の電話番号に基づいて、該局線を介して該構内電話交換機から受信した音声帯域信号を前記IPパケットに変換して前記IP通信路に送出するか、該音声帯域信号を前記加入者回線に送出するかを選択して、該局線と該IP通信路または該加入者回線とを交換接続する交換手段と
を有することを特徴とする音声ゲートウェイ装置。A voice gateway device inserted between a subscriber line and a private branch exchange to convert between a voice band signal transmitted and received by the private branch exchange and an IP packet,
A subscriber line connection unit for connecting the plurality of subscriber lines,
An office line connection unit for connecting a plurality of office lines connected to the private branch exchange;
An IP network connection unit that connects an IP communication path connected to an IP network that communicates the IP packet;
A voice band signal received from the private branch exchange via the local line is converted into the IP packet based on a telephone number of a communication destination received from the private branch exchange via the local line, and the IP communication path is converted. Switching means for selecting whether to transmit the voice band signal to the subscriber line or switching the office line to the IP communication path or the subscriber line. Voice gateway device.
該網が、該所定の動作に応じて該着信呼を生起した前記通信端末に対して通信中信号を送信することにより、該局線が通信中のために該着信呼を交換接続できないことを通知することを特徴とする請求項2に記載の音声ゲートウェイ装置。The busy notification unit, when receiving an incoming call to the private branch exchange via the subscriber line while all the office lines are communicating, sends the incoming call to the network that has processed the incoming call. Perform a predetermined operation indicating that the line is communicating,
The network transmits a busy signal to the communication terminal that has generated the incoming call in accordance with the predetermined operation, so that the incoming call cannot be switched and connected because the central office is busy. The voice gateway device according to claim 2, wherein the notification is performed.
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