JP2004126920A - バーコードリーダ付きマウス - Google Patents
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Abstract
【課題】バーコードリーダとマウス機能とを併せ持ち、バーコードからURL情報を抽出可能なバーコードリーダ付きマウスを提供する。
【解決手段】発光部14と、バーコード形成面で反射した反射光を補足する光センサ15と、光センサ15で補足された光を電気信号に変換するバーコード認識部16と、必要に応じて電気信号を処理する制御部11とによりバーコードリーダ機能が実現される。また、マウス操作に伴って回転するボール12と、その回転を検知してパルス信号を生成するマウスデータ検知部13と、パルス信号からマウスの位置情報を生成する制御部11とによりマウス機能が実現される。またマウス10は、バーコードの文字列変換プログラムを保持した記憶部21を有し、制御部11は、例えばURL情報を記録したバーコードを読み取ったときに、文字列変換プログラムを用いてURLの文字列を抽出することができる。
【選択図】 図3
【解決手段】発光部14と、バーコード形成面で反射した反射光を補足する光センサ15と、光センサ15で補足された光を電気信号に変換するバーコード認識部16と、必要に応じて電気信号を処理する制御部11とによりバーコードリーダ機能が実現される。また、マウス操作に伴って回転するボール12と、その回転を検知してパルス信号を生成するマウスデータ検知部13と、パルス信号からマウスの位置情報を生成する制御部11とによりマウス機能が実現される。またマウス10は、バーコードの文字列変換プログラムを保持した記憶部21を有し、制御部11は、例えばURL情報を記録したバーコードを読み取ったときに、文字列変換プログラムを用いてURLの文字列を抽出することができる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーコードリーダ付きマウスに関し、より詳細には、PC等の情報処理装置に対する入力デバイスであるマウスと、バーコード情報を読み取るバーコードリーダとを兼ね備えたバーコードリーダ付きマウスに関する。
【0002】
【従来の技術】
PC等の情報処理装置に対する入力デバイスとしてマウスが普及している。周知のように、マウスは、その本体仮面にボールを配し、そのボール回転を検知して、X軸方向とY軸方向に対応したパルス波を派生させ、また本体上部の押しボタンスイッチが押圧されたときにボタンスイッチに対応する所定の信号を出力するようにしたものである。
【0003】
また、従来のマウスにおいては、LED等の光源と、マウスを移動させる机上等表面で反射した光源光を受光する光センサと、光センサによる受光結果を解析してマウスの進行方向及び大きさを決定する回路とを有する光学式マウスも普及している。
【0004】
一方、市場で流通する商品を、バーコードで管理することは一般的に行われている。バーコードは、POSシステムを始め、商品の受発注システム、棚卸し、在庫管理システムなど、幅広い領域で利用されている。
【0005】
また、バーコードを用いた電子商流として、URL情報をコード化したバーコードを紙媒体等に印刷してユーザに提供し、ユーザがバーコードリーダによってバーコードを読み取ってURL情報をデコードし、そのURL情報を用いて、情報処理装置からインターネット上の該当サイトに接続することにより、ユーザが商品の注文や各種サービスの提供を受けることを可能とするサービスも提供されている。
【0006】
上記のようなバーコード情報を読み取ってPC等の情報処理装置に取り込む場合、バーコードリーダが必要となる。バーコードリーダはPCに接続可能であるが、この場合マウスも別途接続されて使用される。このような場合、接続するデバイスが増えてコンピュータ周辺が乱雑になり、ユーザの操作性が悪くなるという問題がある。また、情報処理装置とバーコードリーダを接続するためのカード類やソフトウェアが必要となり、コスト的にも非合理的であった。特に、上記のようなバーコードを用いた新たなサービス普及していくなかで、バーコードに記録された各種情報を読み込むためのバーコードリーダの有用性は高まっていくことが考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、バーコードリーダとマウス機能とを併せ持ったバーコードリーダ付きマウスによって、情報処理装置周辺を簡素化してユーザの操作性を高めることができ、また、URL情報を記録したバーコードからURL情報を抽出することによって、複雑なURL情報を情報処理装置に入力する必要なく目的のインターネットサイトに接続することができ、ユーザに高い利便性を提供することができるようにしたバーコードリーダの機能を有するマウスを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、バーコードリーダ機能とマウス機能とを有することを特徴としたものである。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、バーコードリーダ機能を実現する手段として、発光部と、該発光部から発光し、バーコード形成面で反射した反射光を補足する光センサと、該光センサで補足された光を電気信号に変換するバーコード認識部とを有し、マウス機能を実現する手段として、マウス操作に伴って回転可能に設定されるボールと、該ボールの回転を検知してX軸及びY軸に対応したパルス信号を生成するマウスデータ検知部と、該マウスデータ検知部で生成したパルス信号から該マウスの位置情報生成する制御部とを有し、該制御部は、該バーコード認識部からの電気信号を入力してバーコード情報を生成する処理を行うとともに、前記バーコード認識部の電気信号または電気信号に基づくバーコード情報、及びマウスの位置情報を外部に出力する制御を行うことを特徴としたものである。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、バーコードリーダ機能とマウス機能とを有することを特徴とするバーコードリーダ付きマウスであって、バーコードリーダ機能を実現する手段として、バーコードリーダ用発光部と、該バーコードリーダ用発光部から発光し、バーコード形成面で反射した反射光を補足するバーコードリーダ用光センサと、該バーコードリーダ用光センサで補足された光を電気信号に変換するバーコード認識部とを有し、マウス機能を実現する手段として、マウス用発光部と、該マウス用発光部から発光し、該マウス外部で反射した反射光を補足するマウス用光センサと、該マウス用光センサで補足した光を光学認識し、解析可能の信号として送出するマウスデータ検知部と、該マウスデータ検知部からの信号を解析して該マウスの位置情報を生成する制御部とを有し、該制御部は、該バーコード認識部からの電気信号を入力してバーコード情報を生成する処理を行うとともに、前記バーコード認識部の電気信号または電気信号に基づくバーコード情報、及びマウスの位置情報を外部に出力する制御を行うことを特徴としたものである。
【0011】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記バーコードリーダ用発光部と前記マウス用発光部を共通の発光部として構成し、前記バーコードリーダ用光センサと前記マウス用光センサを共通の光センサとして構成したことを特徴としたものである。
【0012】
請求項5の発明は、請求項2ないし4のいずれか1にの発明において、該バーコードリーダ付きマウスは、バーコードの文字列変換プログラムを保持した記憶部を有し、前記制御部は、前記バーコード認識から電気信号が入力された際、前記記憶部の文字列変換プログラムを用いて該電気信号を処理し、バーコードとして記録された情報を文字列情報に変換し、前記バーコード情報として外部に出力することを特徴としたものである。
【0013】
請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記文字列変換プログラムは、URL情報の変換に対応していることを特徴としたものである。
【0014】
請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれか1の発明において、該バーコードリーダ付きマウスは、バーコードリーダ機能とマウス機能とを切り替えるモード切替スイッチを有し、前記制御部は、該モード切替スイッチの操作に従って、バーコードリーダ機能及びマウス機能のいずれかを有効に動作させることを特徴としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明は、マウス情報とバーコード情報を共に取り込んでPC等の情報処理装置に出力することができるバーコードリーダ付きマウスを提供するもので、さらに、バーコードからインターネットのURL情報を読み出して、URL情報を提示もしくは出力できるようにした機能を付加するものである。
【0016】
バーコードには各種の規格が存在するが、本発明ではいずれの規格にも対応可能である。例えば、極小サイズのマイクロバーコード(ネオレックス社)は、従来のJANコードの1/20〜1/30の面積でデータを記録できる。また二次元でコード情報を記録した二次元コードも普及しつつある。本明細書では、二次元コードもバーコードの一形態であるものとして定義する。
【0017】
図1は、本発明のバーコードリーダ付きマウスの一実施例を説明するためのブロック図である。本実施例は、ボール式のマウス機能と、光センサを用いたバーコード認識機能とを有するものである。本実施例のバーコードリーダ付きマウス10(以下、単にマウスとして説明する)は、本体下部にボール12を配し、そのボール12の回転をマウスデータ検知部13で検知して、X軸方向とY軸方向に対応したパルス信号を発生させて制御部11に送信する。マウスデータ検知部13は、ボールのX及びY方向の回転を検出する2つのエンコーダによって構成することができ、エンコーダからのパルス波による出力信号を制御部11に対して出力する。
【0018】
制御部11は、マウスデータ検知部13から入力した信号に基づいて、マウスの移動方向と移動距離を検出し、移動開始位置を基準としたマウス10の移動位置を算出し、その位置信号を生成して信号出力部17を介して外部に出力する。
【0019】
また本体上部には、エスケープスイッチ18a、リターンスイッチ18b、スクロールスイッチ18cが備えられ、これらスイッチの押圧ないし回転(スクロールスイッチ18cの場合)を制御部11が検知する。制御部11では、上記各スイッチ18a,18b,18cの動作に応じた信号を入力して、マウス10の最新の位置情報に基づいて所定の処理を指示するための制御信号を生成し、信号出力部17を介して外部に出力する。
【0020】
上記のごとくの機能により、マウス10を接続したPC等の情報処理装置30において、マウス10から入力した位置信号に従って表示画面上のポインタあるいはカーソルを移動させたり、また制御信号に従ってその制御信号に対応して予め定められた処理を行う。例えば、表示画面に表示したポインタやカーソルがポインティングしているコマンドやアイコンを反転表示したり、選択されたことを示したり、もしくはコマンドが表す処理を実行したりすることができる。なお、スクロールスイッチ18cを持たないマウスに本実施例を適用することもできる。
【0021】
一方、本実施例は、発光部14、光センサ15及びバーコード認識部16を備え、バーコードリーダとして機能させることができる。発光部14には赤色ないし緑色LEDを好適に適用することができる。発光部14から発光した光は、マウス10の筐体の開口からマウス外部に出射し、例えばバーコードの印刷面で反射して、再びマウス10内に取り込まれ、光センサ15に入射する。なお発光部14から出射した光源光をバーコード印刷面で反射させて光センサ15に取り込むために、反射ミラーや集光レンズ等の必要な光学系を適宜配する。
【0022】
バーコード印刷表面からの反射光は、光センサ15で補足され、バーコード認識部16においてバーコードに応じた電気信号に変換される。すなわち、バーコードを構成する太さの異なるバー(二次元コードの場合は二次元の模様)とその間のスペースにおいて、バーの部分は光を吸収し、スペースの部分は光を反射するため、そのバーコードに対応した光の強弱が生じ、バーコード認識部16はその光の強弱に従って電気信号を生成することができる。電気信号は制御部11に出力され、信号出力部17を通じて外部機器に出力される。
【0023】
例えば、マウス10に接続された情報処理装置30では、マウス10から入力したバーコードの電気信号を用いて、POSシステム、商品の受発注システム、あるいは在庫管理システムなどを稼働させることができる。
【0024】
マウス10のバーコード読み取り機能を実現する光センサ15は、光センサアレイを用いてもよく、また単一の光センサ素子を用いてもよい。光センサ素子を用いる場合は、例えばポリゴンミラー等のスキャニング手段を用いて光をスキャンさせることによって光センサに反射光を入射させる。いずれの場合も反射鏡や集光レンズの光学系や、ポリゴンミラーの駆動手段等が適宜必要に応じてマウス10内に設定される。
【0025】
マウス10には、モード切替スイッチ19が装備され、ユーザによる操作が可能に設定される。ユーザは、目的に応じてモード切替スイッチ19を操作することにより、マウス機能モードとバーコードリーダ機能モードとを切り替えることができる。すなわち、制御部11は、モード切替スイッチ19の動作を認識し、その動作に従ってマウス機能もしくはバーコードリーダ機能のいずれかが機能するように設定する。このとき、制御部11は、選択されたモードに対応する入力信号のみを有効として信号出力部17に出力する。また、マウス使用モードが選択されているときには、発光部14を消灯するようにしてもよい。
【0026】
また上記の構成の他、モード切替スイッチ19を設けずに、マウス機能とバーコードリーダ機能を常に機能させ、制御部11ではマウス機能に従う出力信号と、バーコードリーダ機能に従う出力信号との各々に対し、情報処理装置30側で識別可能な識別情報を付加して出力するようにしてもよい。
【0027】
図2は、本発明のバーコードリーダ付きマウスの他の実施例を説明するためのブロック図である。本実施例は、光センサ式のマウス機能と、光センサを用いたバーコード認識機能とを有するものである。すなわち、本実施例は、上記図1の実施例に示したごとくのバーコードリーダ機能を備えるともに、光センサを用いた光学式のマウス機能とを備えるものである。本実施例では、発光部14及び光センサ15をマウス機能及びバーコードリーダ機能で併用する構成としたが、各機能で個別の光センサ、及び個別の発光部を用いてもよい。
【0028】
本実施例の場合、マウス使用時とバーコードリーダ使用時に光学系を切り替える光学系切替手段20を用いる。すなわち、バーコードを読み出すための反射面スポット形状をマウス使用時とバーコードリーダ使用時とで切り替える。光学系切替手段20は、ポリゴンミラーのごとくのスキャニング手段や、レンズ系による集光光学系を利用することができる。制御部11は、モード切替スイッチ19を用いた操作ユーザの指示入力に従って光学系切替手段20を制御し、機能すべきモードに対応した光学系に切り替えさせる。また光センサ15は共通に用いることができるように設定する。このとき制御部11にて、選択されたモードに対応した信号を出力するように制御処理を行う。
【0029】
本実施例におけるバーコードリーダ機能は、上述の図1の実施例と基本的には同様である。以下に光センサ15を用いたマウス機能について説明する。発光部14から出射した光は、マウス10の筐体下方の開口からマウス外部に出射し、マウス10が操作される机等の表面で反射し、再びマウス内へ取り込まれて、光センサ15に入射する。
【0030】
光センサ15では、机等の表面で反射し変調された光を受光し、時間軸における一連の表面の画像を補足する。マウスデータ検知部13’では、光センサ15が補足した表面画像を光学認識し、制御部11が解析可能な信号として送出する。
【0031】
制御部11では、マウスデータ検知部13’からの信号を入力し、その信号に基づいてマウス10の移動方向と移動距離を検出し、移動開始位置を基準としたマウス10の移動位置を算出し、その位置信号を生成して信号出力部17を介して外部に出力する。
【0032】
また図1の構成例と同様に、本体上部には、エスケープスイッチ18a、リターンスイッチ18b、スクロールスイッチ18cが備えられ、これらスイッチの押圧ないし回転を制御部11が検知する。制御部11では、上記各スイッチの動作に応じた信号を入力して、マウスの最新の位置情報に基づいて所定の処理を指示するための制御信号を生成して出力する。
【0033】
本実施例においても、マウスに10は、上述のごとくのモード切替スイッチ19が装備され、ユーザによる操作が可能に設定される。ユーザは、目的に応じてモード切替スイッチ19を操作することにより、マウス機能モードとバーコードリーダ機能モードとを切り替えることができる。また同様に、モード切替スイッチ19を設けずに、マウス機能とバーコードリーダ機能を常に機能させ、制御部11ではマウス機能に従う出力信号と、バーコードリーダ機能に従う出力信号との各々に対し、情報処理装置側で識別可能な識別情報を付加して出力するようにしてもよい。
【0034】
次にバーコードからインターネットURL情報を読み出して出力することができるバーコードリーダ付きマウスの実施例を説明する。図3は、URL情報読み取り機能を有するバーコードリーダ付きマウスの構成例を示す図で、図1と同様の機能を有する部分には、図1と同じ符号が付してある。本実施例のマウス10は、バーコードの文字列変換プログラムを保持した記憶部21を有している。例えばURL情報を記録したバーコードをマウス10のバーコードリーダ機能を用いて読み取ったときに、記憶部21が保持している文字列変換プログラムを用いてURLの文字列を抽出することができる。
【0035】
現在、市販される雑誌や商店等の店頭で配布する情報誌や各種カタログ等の印刷物に予めURL情報をコード化したバーコードを印刷しておき、バーコードからURL情報を抽出可能とするサービスが提供されている。本発明のバーコードリーダ付きマウスは、このようなサービスに対応するものである。ユーザが本発明のバーコードリーダ付きマウスを用いてURL情報を含むバーコードを読み取ると、マウスの制御部11は、記憶部21に記憶された文字列変換プログラムを呼び出して、バーコード認識部16から入力したバーコード情報を文字列に変換してURL情報を抽出する。
【0036】
抽出されたURL情報は、マウス10を接続したPC等の情報処理装置30に転送される。情報処理装置30では、ブラウザ等のインターネット閲覧プログラムを起動させておくことにより、マウス10から転送されたURL情報を用いて該当するサイトに接続することができる。例えば、転送されたURLをブラウザのURL指定部に貼り付けて該当サイトに接続する。このような機能によって、ユーザは複雑なURLの文字列を入力するこなく、本発明のバーコードリーダ付きマウスを用いて該当サイトに容易に接続することができるようになる。
【0037】
なお、図3に示す例は、マウス機能を実現する手段としてボール12を用いた構成を示したが、光センサ方式によるマウス機能の実現手段を適用できることはいうまでもない。
【0038】
また、図1及び図2に示すようなURL用の文字列変換プログラムを備えていない構成の場合、URL情報を含むバーコード情報を情報処理装置30に転送し、情報処理装置側で文字列変換プログラムを用意しておくことにより、ユーザは同様の操作で複雑なURLを入力することなく、容易に該当サイトにインターネット接続することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、バーコードリーダとマウス機能とを併せ持ったバーコードリーダ付きマウスによって、情報処理装置周辺を簡素化してユーザの操作性を高めることができる。また、URL情報を記録したバーコードからURL情報を抽出することによって、ユーザは、複雑なURL情報を情報処理装置に入力する必要なく目的のインターネットサイトに接続することができ、ユーザに高い利便性を提供することができる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバーコードリーダ付きマウスの一実施例を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明のバーコードリーダ付きマウスの他の実施例を説明するためのブロック図である。
【図3】URL情報読み取り機能を有するバーコードリーダ付きマウスの構成例を示す図である。
【符号の説明】
10…バーコードリーダ付きマウス(マウス)、11…制御部、12…ボール、13,13’…マウスデータ検知部、14…発光部、15…光センサ、16…バーコード認識部、17…信号出力部、18a…エスケープスイッチ、18b…リターンスイッチ、18c…スクロールスイッチ、19…モード切替スイッチ、20…光学系切替手段、21…記憶部、30…情報処理装置。
【発明の属する技術分野】
本発明は、バーコードリーダ付きマウスに関し、より詳細には、PC等の情報処理装置に対する入力デバイスであるマウスと、バーコード情報を読み取るバーコードリーダとを兼ね備えたバーコードリーダ付きマウスに関する。
【0002】
【従来の技術】
PC等の情報処理装置に対する入力デバイスとしてマウスが普及している。周知のように、マウスは、その本体仮面にボールを配し、そのボール回転を検知して、X軸方向とY軸方向に対応したパルス波を派生させ、また本体上部の押しボタンスイッチが押圧されたときにボタンスイッチに対応する所定の信号を出力するようにしたものである。
【0003】
また、従来のマウスにおいては、LED等の光源と、マウスを移動させる机上等表面で反射した光源光を受光する光センサと、光センサによる受光結果を解析してマウスの進行方向及び大きさを決定する回路とを有する光学式マウスも普及している。
【0004】
一方、市場で流通する商品を、バーコードで管理することは一般的に行われている。バーコードは、POSシステムを始め、商品の受発注システム、棚卸し、在庫管理システムなど、幅広い領域で利用されている。
【0005】
また、バーコードを用いた電子商流として、URL情報をコード化したバーコードを紙媒体等に印刷してユーザに提供し、ユーザがバーコードリーダによってバーコードを読み取ってURL情報をデコードし、そのURL情報を用いて、情報処理装置からインターネット上の該当サイトに接続することにより、ユーザが商品の注文や各種サービスの提供を受けることを可能とするサービスも提供されている。
【0006】
上記のようなバーコード情報を読み取ってPC等の情報処理装置に取り込む場合、バーコードリーダが必要となる。バーコードリーダはPCに接続可能であるが、この場合マウスも別途接続されて使用される。このような場合、接続するデバイスが増えてコンピュータ周辺が乱雑になり、ユーザの操作性が悪くなるという問題がある。また、情報処理装置とバーコードリーダを接続するためのカード類やソフトウェアが必要となり、コスト的にも非合理的であった。特に、上記のようなバーコードを用いた新たなサービス普及していくなかで、バーコードに記録された各種情報を読み込むためのバーコードリーダの有用性は高まっていくことが考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、バーコードリーダとマウス機能とを併せ持ったバーコードリーダ付きマウスによって、情報処理装置周辺を簡素化してユーザの操作性を高めることができ、また、URL情報を記録したバーコードからURL情報を抽出することによって、複雑なURL情報を情報処理装置に入力する必要なく目的のインターネットサイトに接続することができ、ユーザに高い利便性を提供することができるようにしたバーコードリーダの機能を有するマウスを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、バーコードリーダ機能とマウス機能とを有することを特徴としたものである。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、バーコードリーダ機能を実現する手段として、発光部と、該発光部から発光し、バーコード形成面で反射した反射光を補足する光センサと、該光センサで補足された光を電気信号に変換するバーコード認識部とを有し、マウス機能を実現する手段として、マウス操作に伴って回転可能に設定されるボールと、該ボールの回転を検知してX軸及びY軸に対応したパルス信号を生成するマウスデータ検知部と、該マウスデータ検知部で生成したパルス信号から該マウスの位置情報生成する制御部とを有し、該制御部は、該バーコード認識部からの電気信号を入力してバーコード情報を生成する処理を行うとともに、前記バーコード認識部の電気信号または電気信号に基づくバーコード情報、及びマウスの位置情報を外部に出力する制御を行うことを特徴としたものである。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、バーコードリーダ機能とマウス機能とを有することを特徴とするバーコードリーダ付きマウスであって、バーコードリーダ機能を実現する手段として、バーコードリーダ用発光部と、該バーコードリーダ用発光部から発光し、バーコード形成面で反射した反射光を補足するバーコードリーダ用光センサと、該バーコードリーダ用光センサで補足された光を電気信号に変換するバーコード認識部とを有し、マウス機能を実現する手段として、マウス用発光部と、該マウス用発光部から発光し、該マウス外部で反射した反射光を補足するマウス用光センサと、該マウス用光センサで補足した光を光学認識し、解析可能の信号として送出するマウスデータ検知部と、該マウスデータ検知部からの信号を解析して該マウスの位置情報を生成する制御部とを有し、該制御部は、該バーコード認識部からの電気信号を入力してバーコード情報を生成する処理を行うとともに、前記バーコード認識部の電気信号または電気信号に基づくバーコード情報、及びマウスの位置情報を外部に出力する制御を行うことを特徴としたものである。
【0011】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記バーコードリーダ用発光部と前記マウス用発光部を共通の発光部として構成し、前記バーコードリーダ用光センサと前記マウス用光センサを共通の光センサとして構成したことを特徴としたものである。
【0012】
請求項5の発明は、請求項2ないし4のいずれか1にの発明において、該バーコードリーダ付きマウスは、バーコードの文字列変換プログラムを保持した記憶部を有し、前記制御部は、前記バーコード認識から電気信号が入力された際、前記記憶部の文字列変換プログラムを用いて該電気信号を処理し、バーコードとして記録された情報を文字列情報に変換し、前記バーコード情報として外部に出力することを特徴としたものである。
【0013】
請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記文字列変換プログラムは、URL情報の変換に対応していることを特徴としたものである。
【0014】
請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれか1の発明において、該バーコードリーダ付きマウスは、バーコードリーダ機能とマウス機能とを切り替えるモード切替スイッチを有し、前記制御部は、該モード切替スイッチの操作に従って、バーコードリーダ機能及びマウス機能のいずれかを有効に動作させることを特徴としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明は、マウス情報とバーコード情報を共に取り込んでPC等の情報処理装置に出力することができるバーコードリーダ付きマウスを提供するもので、さらに、バーコードからインターネットのURL情報を読み出して、URL情報を提示もしくは出力できるようにした機能を付加するものである。
【0016】
バーコードには各種の規格が存在するが、本発明ではいずれの規格にも対応可能である。例えば、極小サイズのマイクロバーコード(ネオレックス社)は、従来のJANコードの1/20〜1/30の面積でデータを記録できる。また二次元でコード情報を記録した二次元コードも普及しつつある。本明細書では、二次元コードもバーコードの一形態であるものとして定義する。
【0017】
図1は、本発明のバーコードリーダ付きマウスの一実施例を説明するためのブロック図である。本実施例は、ボール式のマウス機能と、光センサを用いたバーコード認識機能とを有するものである。本実施例のバーコードリーダ付きマウス10(以下、単にマウスとして説明する)は、本体下部にボール12を配し、そのボール12の回転をマウスデータ検知部13で検知して、X軸方向とY軸方向に対応したパルス信号を発生させて制御部11に送信する。マウスデータ検知部13は、ボールのX及びY方向の回転を検出する2つのエンコーダによって構成することができ、エンコーダからのパルス波による出力信号を制御部11に対して出力する。
【0018】
制御部11は、マウスデータ検知部13から入力した信号に基づいて、マウスの移動方向と移動距離を検出し、移動開始位置を基準としたマウス10の移動位置を算出し、その位置信号を生成して信号出力部17を介して外部に出力する。
【0019】
また本体上部には、エスケープスイッチ18a、リターンスイッチ18b、スクロールスイッチ18cが備えられ、これらスイッチの押圧ないし回転(スクロールスイッチ18cの場合)を制御部11が検知する。制御部11では、上記各スイッチ18a,18b,18cの動作に応じた信号を入力して、マウス10の最新の位置情報に基づいて所定の処理を指示するための制御信号を生成し、信号出力部17を介して外部に出力する。
【0020】
上記のごとくの機能により、マウス10を接続したPC等の情報処理装置30において、マウス10から入力した位置信号に従って表示画面上のポインタあるいはカーソルを移動させたり、また制御信号に従ってその制御信号に対応して予め定められた処理を行う。例えば、表示画面に表示したポインタやカーソルがポインティングしているコマンドやアイコンを反転表示したり、選択されたことを示したり、もしくはコマンドが表す処理を実行したりすることができる。なお、スクロールスイッチ18cを持たないマウスに本実施例を適用することもできる。
【0021】
一方、本実施例は、発光部14、光センサ15及びバーコード認識部16を備え、バーコードリーダとして機能させることができる。発光部14には赤色ないし緑色LEDを好適に適用することができる。発光部14から発光した光は、マウス10の筐体の開口からマウス外部に出射し、例えばバーコードの印刷面で反射して、再びマウス10内に取り込まれ、光センサ15に入射する。なお発光部14から出射した光源光をバーコード印刷面で反射させて光センサ15に取り込むために、反射ミラーや集光レンズ等の必要な光学系を適宜配する。
【0022】
バーコード印刷表面からの反射光は、光センサ15で補足され、バーコード認識部16においてバーコードに応じた電気信号に変換される。すなわち、バーコードを構成する太さの異なるバー(二次元コードの場合は二次元の模様)とその間のスペースにおいて、バーの部分は光を吸収し、スペースの部分は光を反射するため、そのバーコードに対応した光の強弱が生じ、バーコード認識部16はその光の強弱に従って電気信号を生成することができる。電気信号は制御部11に出力され、信号出力部17を通じて外部機器に出力される。
【0023】
例えば、マウス10に接続された情報処理装置30では、マウス10から入力したバーコードの電気信号を用いて、POSシステム、商品の受発注システム、あるいは在庫管理システムなどを稼働させることができる。
【0024】
マウス10のバーコード読み取り機能を実現する光センサ15は、光センサアレイを用いてもよく、また単一の光センサ素子を用いてもよい。光センサ素子を用いる場合は、例えばポリゴンミラー等のスキャニング手段を用いて光をスキャンさせることによって光センサに反射光を入射させる。いずれの場合も反射鏡や集光レンズの光学系や、ポリゴンミラーの駆動手段等が適宜必要に応じてマウス10内に設定される。
【0025】
マウス10には、モード切替スイッチ19が装備され、ユーザによる操作が可能に設定される。ユーザは、目的に応じてモード切替スイッチ19を操作することにより、マウス機能モードとバーコードリーダ機能モードとを切り替えることができる。すなわち、制御部11は、モード切替スイッチ19の動作を認識し、その動作に従ってマウス機能もしくはバーコードリーダ機能のいずれかが機能するように設定する。このとき、制御部11は、選択されたモードに対応する入力信号のみを有効として信号出力部17に出力する。また、マウス使用モードが選択されているときには、発光部14を消灯するようにしてもよい。
【0026】
また上記の構成の他、モード切替スイッチ19を設けずに、マウス機能とバーコードリーダ機能を常に機能させ、制御部11ではマウス機能に従う出力信号と、バーコードリーダ機能に従う出力信号との各々に対し、情報処理装置30側で識別可能な識別情報を付加して出力するようにしてもよい。
【0027】
図2は、本発明のバーコードリーダ付きマウスの他の実施例を説明するためのブロック図である。本実施例は、光センサ式のマウス機能と、光センサを用いたバーコード認識機能とを有するものである。すなわち、本実施例は、上記図1の実施例に示したごとくのバーコードリーダ機能を備えるともに、光センサを用いた光学式のマウス機能とを備えるものである。本実施例では、発光部14及び光センサ15をマウス機能及びバーコードリーダ機能で併用する構成としたが、各機能で個別の光センサ、及び個別の発光部を用いてもよい。
【0028】
本実施例の場合、マウス使用時とバーコードリーダ使用時に光学系を切り替える光学系切替手段20を用いる。すなわち、バーコードを読み出すための反射面スポット形状をマウス使用時とバーコードリーダ使用時とで切り替える。光学系切替手段20は、ポリゴンミラーのごとくのスキャニング手段や、レンズ系による集光光学系を利用することができる。制御部11は、モード切替スイッチ19を用いた操作ユーザの指示入力に従って光学系切替手段20を制御し、機能すべきモードに対応した光学系に切り替えさせる。また光センサ15は共通に用いることができるように設定する。このとき制御部11にて、選択されたモードに対応した信号を出力するように制御処理を行う。
【0029】
本実施例におけるバーコードリーダ機能は、上述の図1の実施例と基本的には同様である。以下に光センサ15を用いたマウス機能について説明する。発光部14から出射した光は、マウス10の筐体下方の開口からマウス外部に出射し、マウス10が操作される机等の表面で反射し、再びマウス内へ取り込まれて、光センサ15に入射する。
【0030】
光センサ15では、机等の表面で反射し変調された光を受光し、時間軸における一連の表面の画像を補足する。マウスデータ検知部13’では、光センサ15が補足した表面画像を光学認識し、制御部11が解析可能な信号として送出する。
【0031】
制御部11では、マウスデータ検知部13’からの信号を入力し、その信号に基づいてマウス10の移動方向と移動距離を検出し、移動開始位置を基準としたマウス10の移動位置を算出し、その位置信号を生成して信号出力部17を介して外部に出力する。
【0032】
また図1の構成例と同様に、本体上部には、エスケープスイッチ18a、リターンスイッチ18b、スクロールスイッチ18cが備えられ、これらスイッチの押圧ないし回転を制御部11が検知する。制御部11では、上記各スイッチの動作に応じた信号を入力して、マウスの最新の位置情報に基づいて所定の処理を指示するための制御信号を生成して出力する。
【0033】
本実施例においても、マウスに10は、上述のごとくのモード切替スイッチ19が装備され、ユーザによる操作が可能に設定される。ユーザは、目的に応じてモード切替スイッチ19を操作することにより、マウス機能モードとバーコードリーダ機能モードとを切り替えることができる。また同様に、モード切替スイッチ19を設けずに、マウス機能とバーコードリーダ機能を常に機能させ、制御部11ではマウス機能に従う出力信号と、バーコードリーダ機能に従う出力信号との各々に対し、情報処理装置側で識別可能な識別情報を付加して出力するようにしてもよい。
【0034】
次にバーコードからインターネットURL情報を読み出して出力することができるバーコードリーダ付きマウスの実施例を説明する。図3は、URL情報読み取り機能を有するバーコードリーダ付きマウスの構成例を示す図で、図1と同様の機能を有する部分には、図1と同じ符号が付してある。本実施例のマウス10は、バーコードの文字列変換プログラムを保持した記憶部21を有している。例えばURL情報を記録したバーコードをマウス10のバーコードリーダ機能を用いて読み取ったときに、記憶部21が保持している文字列変換プログラムを用いてURLの文字列を抽出することができる。
【0035】
現在、市販される雑誌や商店等の店頭で配布する情報誌や各種カタログ等の印刷物に予めURL情報をコード化したバーコードを印刷しておき、バーコードからURL情報を抽出可能とするサービスが提供されている。本発明のバーコードリーダ付きマウスは、このようなサービスに対応するものである。ユーザが本発明のバーコードリーダ付きマウスを用いてURL情報を含むバーコードを読み取ると、マウスの制御部11は、記憶部21に記憶された文字列変換プログラムを呼び出して、バーコード認識部16から入力したバーコード情報を文字列に変換してURL情報を抽出する。
【0036】
抽出されたURL情報は、マウス10を接続したPC等の情報処理装置30に転送される。情報処理装置30では、ブラウザ等のインターネット閲覧プログラムを起動させておくことにより、マウス10から転送されたURL情報を用いて該当するサイトに接続することができる。例えば、転送されたURLをブラウザのURL指定部に貼り付けて該当サイトに接続する。このような機能によって、ユーザは複雑なURLの文字列を入力するこなく、本発明のバーコードリーダ付きマウスを用いて該当サイトに容易に接続することができるようになる。
【0037】
なお、図3に示す例は、マウス機能を実現する手段としてボール12を用いた構成を示したが、光センサ方式によるマウス機能の実現手段を適用できることはいうまでもない。
【0038】
また、図1及び図2に示すようなURL用の文字列変換プログラムを備えていない構成の場合、URL情報を含むバーコード情報を情報処理装置30に転送し、情報処理装置側で文字列変換プログラムを用意しておくことにより、ユーザは同様の操作で複雑なURLを入力することなく、容易に該当サイトにインターネット接続することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、バーコードリーダとマウス機能とを併せ持ったバーコードリーダ付きマウスによって、情報処理装置周辺を簡素化してユーザの操作性を高めることができる。また、URL情報を記録したバーコードからURL情報を抽出することによって、ユーザは、複雑なURL情報を情報処理装置に入力する必要なく目的のインターネットサイトに接続することができ、ユーザに高い利便性を提供することができる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバーコードリーダ付きマウスの一実施例を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明のバーコードリーダ付きマウスの他の実施例を説明するためのブロック図である。
【図3】URL情報読み取り機能を有するバーコードリーダ付きマウスの構成例を示す図である。
【符号の説明】
10…バーコードリーダ付きマウス(マウス)、11…制御部、12…ボール、13,13’…マウスデータ検知部、14…発光部、15…光センサ、16…バーコード認識部、17…信号出力部、18a…エスケープスイッチ、18b…リターンスイッチ、18c…スクロールスイッチ、19…モード切替スイッチ、20…光学系切替手段、21…記憶部、30…情報処理装置。
Claims (7)
- バーコードリーダ機能とマウス機能とを有することを特徴とするバーコードリーダ付きマウス。
- 請求項1に記載のバーコードリーダ付きマウスにおいて、バーコードリーダ機能を実現する手段として、発光部と、該発光部から発光し、バーコード形成面で反射した反射光を補足する光センサと、該光センサで補足された光を電気信号に変換するバーコード認識部とを有し、マウス機能を実現する手段として、マウス操作に伴って回転可能に設定されるボールと、該ボールの回転を検知してX軸及びY軸に対応したパルス信号を生成するマウスデータ検知部と、該マウスデータ検知部で生成したパルス信号から該マウスの位置情報生成する制御部とを有し、該制御部は、該バーコード認識部からの電気信号を入力してバーコード情報を生成する処理を行うとともに、前記バーコード認識部の電気信号または電気信号に基づくバーコード情報、及びマウスの位置情報を外部に出力する制御を行うことを特徴とするバーコードリーダ付きマウス。
- 請求項1に記載のバーコードリーダ付きマウスにおいて、バーコードリーダ機能とマウス機能とを有することを特徴とするバーコードリーダ付きマウスであって、バーコードリーダ機能を実現する手段として、バーコードリーダ用発光部と、該バーコードリーダ用発光部から発光し、バーコード形成面で反射した反射光を補足するバーコードリーダ用光センサと、該バーコードリーダ用光センサで補足された光を電気信号に変換するバーコード認識部とを有し、マウス機能を実現する手段として、マウス用発光部と、該マウス用発光部から発光し、該マウス外部で反射した反射光を補足するマウス用光センサと、該マウス用光センサで補足した光を光学認識し、解析可能の信号として送出するマウスデータ検知部と、該マウスデータ検知部からの信号を解析して該マウスの位置情報を生成する制御部とを有し、該制御部は、該バーコード認識部からの電気信号を入力してバーコード情報を生成する処理を行うとともに、前記バーコード認識部の電気信号または電気信号に基づくバーコード情報、及びマウスの位置情報を外部に出力する制御を行うことを特徴とするバーコードリーダ付きマウス。
- 請求項3に記載のバーコードリーダ付きマウスにおいて、前記バーコードリーダ用発光部と前記マウス用発光部を共通の発光部として構成し、前記バーコードリーダ用光センサと前記マウス用光センサを共通の光センサとして構成したことを特徴とするバーコードリーダ付きマウス。
- 請求項2ないし4のいずれか1に記載のバーコードリーダ付きマウスにおいて、該バーコードリーダ付きマウスは、バーコードの文字列変換プログラムを保持した記憶部を有し、前記制御部は、前記バーコード認識部から電気信号が入力された際、前記記憶部の文字列変換プログラムを用いて該電気信号を処理し、バーコードとして記録された情報を文字列情報に変換し、前記バーコード情報として外部に出力することを特徴とするバーコードリーダ付きマウス。
- 請求項5に記載のバーコードリーダ付きマウスにおいて、前記文字列変換プログラムは、URL情報の変換に対応していることを特徴とするバーコードリーダ付きマウス。
- 請求項1ないし6のいずれか1に記載のバーコードリーダ付きマウスにおいて、該バーコードリーダ付きマウスは、バーコードリーダ機能とマウス機能とを切り替えるモード切替スイッチを有し、前記制御部は、該モード切替スイッチの操作に従って、バーコードリーダ機能及びマウス機能のいずれかを有効に動作させることを特徴とするバーコードリーダ付きマウス。
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JP2002289851A JP2004126920A (ja) | 2002-10-02 | 2002-10-02 | バーコードリーダ付きマウス |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20060036779A (ko) * | 2004-10-26 | 2006-05-02 | 봉 경 김 | 코드 인식기능을 구비한 마우스 |
KR100844390B1 (ko) | 2004-11-11 | 2008-07-07 | 주식회사 더존씨앤티 | 광센서 일체형 바코드 인식기 겸용 마우스 |
WO2010055686A1 (ja) | 2008-11-14 | 2010-05-20 | Yoshida Kenji | ドットパターン読み取り機能を備えたマウス |
JP2011040072A (ja) * | 2009-08-18 | 2011-02-24 | Sony Corp | 無線コンピュータマウスのための無線通信及び全地球測位を行う装置及び方法 |
JP2011081805A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Sony Corp | 無線コンピュータマウスのための無線通信及びfmトランシーバ動作を行う装置及び方法 |
-
2002
- 2002-10-02 JP JP2002289851A patent/JP2004126920A/ja active Pending
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