JP2004125440A - Rotating angle detecting device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多回転軸の絶対回転角を検出する回転角検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通例、回転角検出センサの測定範囲は1回転(360°)以内である。このような回転角検出センサを用いて、多回転型の回転軸の絶対回転角を検出する回転角検出装置が提供されている(例えば、特許文献1,2および3参照。)。
また、多回転型の回転軸の回転角の検出に、直線移動量を検出する直動タイプの変位センサを用いる回転角検出装置もある(例えば、特許文献2,3および4参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−30909号公報
【特許文献2】
特許第2974717号公報
【特許文献3】
特開平10−38557号公報
【特許文献4】
特開平10−19555号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の回転角検出装置では、単一の回転角検出センサを用いて、多回転型の回転軸の絶対回転角を検出する。そのために、回転軸の多回転(例えば4回転)を、回転角検出センサの測定範囲内(1回転以内)に減速し、減速により縮小された回転を回転角検出センサで検出することになる。このため、分解能が低下し検出精度が悪くなる。
【0005】
特許文献2の回転角検出装置では、第1の回転角検出センサによって回転軸の1回転毎に反復される微細信号を出力し、第2の回転角検出センサによって回転軸の回転の全範囲にわたって検出される粗信号を出力し、これら微細信号および粗信号に基づいて回転軸の絶対回転角を検出する。
この回転角検出装置では、回転軸の同軸上に環状の検出部材が設けられ、この環状の検出部材に渦巻き状の案内軌道が設けられる。第2の回転角検出センサは、直線摺動ポテンショメータからなり、上記の渦巻き状の案内軌道をリニアトラッキングして粗信号を出力する。
【0006】
しかしながら、この回転角検出装置では、第2の回転角検出センサを渦巻き状の案内軌道が設けられる面に対向して配置しており、第2の回転角検出センサのレイアウトの自由度が低いという問題がある。その結果、回転軸(すなわち検出部材)に対する回転角検出装置のレイアウトの自由度が低くなっていた。
特許文献3,4の回転角検出装置でも、直線摺動ポテンショメータが特許文献2の回転角検出装置と同様に配置され、回転軸に対する回転角検出装置のレイアウトの自由度が低くなっていた。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、検出部材に対するセンサのレイアウトの自由度が高くて検出精度の高い多回転型の回転角検出装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
請求項1に記載の発明は、回転可能な被測定軸の同軸上に配置される第1の歯車と、この第1の歯車に噛み合う第2の歯車と、この第2の歯車の端面に設けられる渦巻き状の案内軌道と、被案内部を有し、長手方向に直線動自在に支持されると共に、被案内部が上記渦巻き状の案内軌道により案内されることにより長手方向に駆動される直動ロッドと、この直動ロッドの長手方向に関する位置を検出するための第1の位置検出手段と、第2の歯車の回転角度位置を検出するための第2の位置検出手段と、第1および第2の位置検出手段によって検出された位置に基づいて、上記被測定軸の絶対回転角を演算する演算手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、被測定軸が多回転すると、第2の位置検出手段が高精度ではあるが被測定軸の回転角に応じて周期的に反復する検出信号を出力する。この第2の位置検出手段の検出信号がどの周期内での検出信号であるかを、第1の位置検出手段による直動ロッドの長手方向に関する位置に基づいて検出し、被測定軸の絶対回転角を精度良く検出することができる。また、直動ロッドの長さを調節して、第1の位置検出手段を自在にレイアウトできるので、回転角検出装置のレイアウトの自由度を高めることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1において、上記直動ロッドに設けられたラックと、このラックに噛み合う回動自在に支持されるピニオンとを備え、上記第1の位置検出手段は、ピニオンの回転角度位置を検出することにより、直動ロッドの長手方向に関する位置を検出することを特徴とする。この発明によれば、第1の位置検出手段として回転角を検出するタイプのセンサを利用でき、例えば、レイアウトの自由度を高くできる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2において、上記直動ロッドの長手方向への移動を案内する案内部を備えることを特徴とする。この発明によれば、直動ロッドを精度良く変位させることができるので、絶対回転角をより精度良く検出できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態の回転角検出装置を図面を参照しつつ説明する。図1および図2は、本発明の一実施形態の回転角検出装置の模式的平面図および概略断面図である。図1を参照する。
本回転角検出装置1は、回転可能な被測定軸2の周囲に同軸上に配置され被測定軸2と一体回転する第1の歯車3と、この第1の歯車3に噛み合う第2の歯車4とを備える。第1および第2の歯車3,4は平歯車からなる。第1および第2の歯車3,4は、例えば、同径でギヤ比が1:1に設定される。
【0013】
本実施の形態では、回転角検出装置1を自動車の電動パワーステアリング装置に適用してステアリングホイール等の操舵部材(図示せず)の回転角を検出する場合に則して説明する。この場合、被測定軸2は操舵部材に一体回転する軸により構成される。ただし、本発明は一般的な多回転軸の絶対角検出に適用することが可能である。
図1および図2を参照する。第2の歯車4は、第1の端面5および第2の端面6を有し、第1の端面5には、第2の歯車4の回転軸線7を中心とする渦巻き状の案内軌道8が形成されている。渦巻き状の案内軌道8は溝からなっていても良いし、突条からなっていても良い。
【0014】
図3は、第2の歯車およびその周辺部分の一部断面斜視図である。図2および図3を参照する。
本回転角検出装置1は、第2の歯車4を回動自在に支持する支持部材9と、長手方向(矢印S参照)に沿って直線動自在に支持される長尺の直動ロッド10と、直動ロッド10の長手方向Sへの移動を案内するための第1の案内部としての案内溝11、第2の案内部としての案内面12、および第3の案内部としての案内面13とを有している。
【0015】
上記支持部材9は、例えば、ステアリングコラムに固定されるセンサハウジングからなる。
直動ロッド10は、長手方向Sに沿って真直に延びる棒状部材であり、第1の端部16および第2の端部17を有し、断面略矩形に形成されている。直動ロッド10は、第2の歯車4の第1の端面5および後述する回転体14の端面15と対向する第1の面71と、この第1の面71と平行でその反対側に設けられる第2の面72と、第1の面71および第2の面72を接続し互いに反対側に配置される第3の面73および第4の面74とを有している。第3の面73および第4の面74は、例えば、第1および第2の面71,72と直交している。
【0016】
直動ロッド10の第2の面72の第1の端部16寄り部分には、案内溝11により案内される第1の被案内部としての被案内軸19が立設される。
また、直動ロッド10の第3の面73には、第2の端部17から長手方向Sについての中間部にかけての部分に、案内面12により案内される第2の被案内部としての被案内面22が設けられている。
また、直動ロッド10の第2の面72には、第2の端部17から長手方向Sについての中間部にかけての部分に、案内面13により案内される第3の被案内部としての被案内面27が設けられている。
【0017】
また、直動ロッド10の第4の面74には、第2の端部17から長手方向Sについての中間部にかけての部分に、ラック26が設けられている。
また、直動ロッド10の第1の面71は、第2の歯車4の第1の端面5により後述するトレーサ18を介して受けられる。また、直動ロッド10の第1の面71は、回転体14の端面15により受けられる。このように受けられた状態で、直動ロッド10は、第2の歯車4および回転体14を介して支持部材9により支持される。
【0018】
直動ロッド10は、第1の端部16に被案内部としてのトレーサ18を有する。トレーサ18が渦巻き状の案内溝からなる案内軌道8に係合して案内されることにより、直動ロッド10が長手方向Sに駆動される。本実施形態では、長手方向Sは、例えば、回転軸線7と直交し且つ第2の歯車4の径方向に平行な方向とされ、この径方向と平行な方向に沿って直動ロッド10が直線移動する。また、直動ロッド10の第2の端部17が、回転軸線7の延びる方向から見る平面視で第2の歯車4の外周から常に延び出すように配置されている。
【0019】
トレーサ18は、直動ロッド10の第1の面71から、第2の歯車4の第1の端面5の渦巻き状の案内軌道8に向けて突出する被案内突起からなる。トレーサ18の先端部が溝状の案内軌道8と摺接する。渦巻き状の案内軌道8は、例えば、断面半円状の溝であり、これに対応して、トレーサ18は例えば球状体とされる。この球状体が案内軌道8としての例えば溝を転動できるように、第1の端部16に支持するようにしてもよい。
【0020】
第1の案内部としての案内溝11は、直動ロッド10の第1の端部16の長手方向Sに沿っての移動を案内し、第1の端部16側の第2の面72と対向して配置される。案内溝11は、直動ロッド10の長手方向Sに平行に延び、直動ロッド10のストローク量とほぼ等しい長さに形成される。案内溝11は、一対の対向側壁を有し、対向側壁間に被案内軸19を、直動ロッド10の長手方向Sに摺動自在且つ被案内軸19の軸線20の回りに回動自在に嵌合する。
【0021】
被案内軸19は、回転軸線7と平行に延び、第2の歯車4から遠ざかる向きに第2の面72から突出し、平面視で、断面円形に形成される。被案内軸19の軸線20と、トレーサ18の中心とは、平面視で互いに重なって配置される。案内溝11に対して回動自在の被案内軸19であれば、直動ロッド10の直線移動時にこじりが生じることを防止できる。なお、第1の案内部としての案内軸に、第1の被案内部としての被案内溝を係合させることも考えられる。
【0022】
また、案内溝11は、一対の突条21間に形成される。一対の突条21は、支持部材9から第2の歯車4に向けて突出し、互いに平行に対向し、上述の長手方向Sと平行に延びる。突条21の先端部が、第2の歯車4の第1の端面5との間に直動ロッド10を挟み、第1の端面5から遠ざかる向きの直動ロッド10の移動を規制する。
案内面12,13は、直動ロッド10の長手方向Sについての中間部から第2の端部17にかけての部分を案内する。
【0023】
案内面12は、被案内面22と対向し摺動自在に面当たり可能に接する。被案内面22は、直動ロッド10の第2の端部17寄りとなる第3の面73の一部からなる。案内面12および被案内面22は、互いに平行とされ、回転軸線7および直動ロッド10の長手方向Sと平行な平坦面に形成される。
案内面12は、後述するピニオン24の軸線25と平行に形成され、直動ロッド10を挟んでピニオン24と反対側に設けられ、この場合、ラック26とピニオン24との噛み合いが適正に維持される。第2の案内部としての案内面12は、当該案内面12とピニオン24との間に直動ロッド10を挟み、この直動ロッド10のピニオン24との間に挟まれる部分の長手方向Sに沿っての移動を案内する。
【0024】
案内面13は、回転体14の端面15と対向して配置され、回転体14の端面15との間に直動ロッド10を挟む。案内面13は、被案内面27と対向し、摺動自在に面当たり可能に接する。被案内面27は、直動ロッド10の第2の端部17寄りとなる第2の面72の一部からなる。案内面13、被案内面27、回転体14の端面15、およびこの端面15に接する直動ロッド10の第1の面71は、互いに平行で、これらの各面13,27,15,71は、回転軸線7と直交し且つ直動ロッド10の長手方向Sと平行な平坦面に形成される。
【0025】
第3の案内部としての案内面13は、当該案内面13と回転体14との間に直動ロッド10を挟み、この直動ロッド10の回転体14との間に挟まれる部分の長手方向Sに沿っての移動を案内する。
このように、案内溝11、案内面12,13、回転体14、およびピニオン24は、互いに共同して、直動ロッド10の長手方向Sと直交する方向への直動ロッド10の移動を規制し、直動ロッド10のがたつきを防止でき、また、直動ロッド10の長手方向Sに沿う軸線回りの直動ロッド10の移動を規制して、その軸線回りに直動ロッド10ががたつくことを防止できる。
【0026】
また、本回転角検出装置1は、直動ロッド10の第2の端部17寄りに設けられるラック26と、このラック26に噛み合う回動自在に支持されるピニオン24とを有する。ピニオン24は、直動ロッド10のストローク量に対して1回転未満の回転角となるように、ラック26との噛み合いを設定されている。
ピニオン24は、平歯車からなり、支軸29を介して支持部材9により、その軸線25の回りに回動自在に支持される。軸線25は、第2の歯車4の回転軸線7と平行に配置される。また、支軸29の同軸上には、例えば円板からなりピニオン24と一体回転する回転体14が設けられる。
【0027】
ラック26は、直動ロッド10のストローク量とほぼ等しい長さを有し、軸線20,25が互いに平行となるように、例えば、被案内面22と反対側となる直動ロッド10の第4の面74に形成される。
図1を参照して動作を説明する。例えば、被測定軸2が図1で時計回り方向(矢印M1参照)に回動すると、第1の歯車3と噛み合う第2の歯車4は逆向きとなる反時計回り(矢印M2参照)に回動する。渦巻き状の案内軌道8は、直動ロッド10を長手方向Sに沿って、径方向外方となる図1での左方(矢印M3参照)へ向けて駆動し、そして、ラック26と噛み合うピニオン24が反時計回り方向(矢印M4参照)に回動する。このとき、第2の歯車4の回転角と直動ロッド10の直動移動距離とが比例し、ひいては、ピニオン24の回転角は被測定軸2の回転角と比例し且つこの回転角よりも小さく、例えば8分の1になる。
【0028】
また、本回転角検出装置1は、図2に示すように、ピニオン24の回転角を検出することにより、予め定める基準位置に対しての直動ロッド10の長手方向Sに関する位置を検出するための第1の位置検出手段として、ピニオン24の同軸上に設けられてピニオン24の回転角を検出するための第1の回転角検出センサ31を有する。さらに、予め定める基準の回転角に対する第2の歯車4の回転角度位置を検出するための第2の位置検出手段としての第2の回転角検出センサ32と、第1および第2の回転角検出センサ31,32によって検出された位置に基づいて被測定軸2の絶対回転角を演算する演算手段としての絶対角演算部33とを有している。
【0029】
第1の回転角検出センサ31は、互いに相対変位する固定部35と可動部36とを有する。第1の回転角検出センサ31は、例えば、磁気式の変位センサであり、固定部35は、例えば、磁気抵抗素子を含むセンサ本体からなり、可動部36は、例えば、磁石からなる。固定部35と可動部36との相対位置に応じて、センサ本体からの出力信号が異なるようになっている。
第1の回転角検出センサ31の可動部36は、回転体14におけるピニオン24が設けられる端面15と反対側の端面37に一体回転可能に固定される。固定部35は可動部36の近傍に対向して配置され、例えば支持部材としての回路基板38に固定される。第1の回転角検出センサ31の出力信号は、回転体14の所定回転角(例えば、180°)ごとに周期的に変化する。
【0030】
第2の回転角検出センサ32は、第1の回転角検出センサ31と同様の構造を有し、固定部39と可動部40とを有する。第2の回転角検出センサ32では、可動部40は、第2の歯車4の第2の端面6に固定され、第2の歯車4と一体回転する。固定部39は可動部40の近傍に対向して配置され、例えば支持部材としての回路基板38に固定される。
絶対角演算部33は、例えば、マイクロコンピュータ等を含む信号処理用の電気回路により構成される。絶対角演算部33には、第1および第2の回転角検出センサ31,32からの検出信号が入力される。絶対角演算部33では、第1および第2の回転角検出センサ31,32によって検出された回転体14の回転角および第2の歯車4の回転角に基づいて被測定軸2の絶対回転角を演算する。
【0031】
図4は、被測定軸2の回転角と各回転角検出センサ31,32の出力波形との関係を示すグラフ図である。被測定軸2としての、例えばステアリングシャフトを4回転させると、図4に示すように、第2の歯車4の回転角を検出する第2の回転角検出センサ32の出力S2(図4において実線で示す。)は、例えば、180deg周期の鋸歯状の波形となる。第2の回転角検出センサ32の出力S2は検出精度は高いものの180deg周期で8回反復されるため、どの周期のものかが判らない。
【0032】
一方、ピニオン24の回転角を通じて直動ロッド10の長手方向Sの位置を検出する第1の回転角検出センサ31の出力S1(図4において破線で示す。)は、例えば1440degまで概ねリニアに上昇する波形となる。第1の回転角検出センサ31の出力S1のレベルに基づいて、第2の回転角検出センサ32の出力値がどの周期の値であるかを判別することができる。従って、被測定軸2の絶対回転角を精度良く検出することができる。
【0033】
また、図1に示すように、被測定軸2と同軸上の第1の歯車3に、第2の歯車4を噛み合わせ、この第2の歯車4の第1の端面5に螺旋状の案内軌道8を設けるようにしているので、案内軌道8、ひいては直動ロッド10のレイアウトの自由度を高くできるという利点もある。
また、被測定軸2の回転角を第1の回転角検出センサ31へ伝達するのに直動ロッド10を介するようにしている。これにより、直動ロッド10の長さを調節して、第1の回転角検出センサ31を自在にレイアウトできるので、回転角検出装置1のレイアウトの自由度を高めることができる。
【0034】
また、本実施の形態では、ラック26とピニオン24とを用い、直動ロッド10の直線動変位を回転角に変換することにより、第1の位置検出手段として回転角を検出するタイプの位置検出センサを利用でき、これのレイアウトの自由度を高くできる。
また、本実施形態では、被測定軸2の回転角と比例する直動移動量を得られるように、渦巻き状の案内軌道8と直動ロッド10により被測定軸2の回転角を第1の回転角検出センサ31へ伝達するようにした。これにより、第1の回転角検出センサ31は、被測定軸2の回転角に対してリニアな特性の検出出力信号を得られ、絶対角の処理が容易にできる。
【0035】
また、直動ロッド10の長手方向Sの移動を案内する案内部、例えば、第1の案内部としての案内溝11、第2の案内部としての案内面12、および第3の案内部としての案内面13を設ける場合には、直動ロッド10が精度良く変位でき、直動ロッド10の変位がより精度良く第1の回転角検出センサ31により検出される。従って、絶対回転角をより精度良く検出できる。
また、案内部としての案内軸11、案内面12および案内面13の少なくとも一部、例えば、本実施形態では案内溝11、案内面12および案内面13の3者を、回転角検出装置1に通例設けられる支持部材9に形成する場合には、支持部材9と別体で設ける場合に比べて、部品点数の増加を抑制できる。
【0036】
なお、上述の案内部としては、第1の案内部としての案内溝11を省略することも考えられ、また、本実施の形態では、案内面11,12をピニオン24と関連してピニオン24の近傍の位置に配置しているが、ピニオン24から離れた位置に配置することも考えられる。
両センサ31,32および第2の歯車4が、直動ロッド10に対して同側に配置される場合には、回転角検出装置1を薄型にできる。
【0037】
次いで、図5は、図1〜図3の実施形態の回転角検出装置1を実際にパッケージする場合の一例を示す概略断面図である。なお、以下の説明では、上述の実施形態と異なる点を中心に説明し、同様の構成については説明を省略して同じ符号を付しておく。また、後述する変形例も同様とする。図5を参照する。
第2の歯車4の第1の端面5には、第2の歯車4の回転軸線7に沿って突出する支軸41が一体回転可能に設けられている。一方、第2の歯車4の第2の端面6には、回転軸線7を中心とする環状突起42が形成されている。
【0038】
また、回転体14の第1の端面15には、軸線25に沿って突出する支軸29が一体回転可能に設けられている。一方、回転体14の第2の端面37には、軸線25を中心とする環状突起43が形成されている。
回転角検出装置1は、支持部材9に代えて設けられてこれと同様に機能する第1のケース44と、これに対向して配置される第2のケース45とを有している。第1および第2のケース44,45は、回転軸線7に沿って並び、その間に第2の歯車4、直動ロッド10、ラック26、ピニオン24、第1および第2の回転角検出センサ31,32、回路基板38等を収容する。
【0039】
第1および第2のケース44,45の間に回路基板38および位置決め部材46を挟持する状態で、第1および第2のケース44,45が、例えば、4箇所にてねじ47を用いて互いに締結される。ねじ47は、第1のケース44、位置決め部材46、回路基板38を順次に貫通して、第2のケース45のねじ孔48にねじ込まれる。上述の回路基板38は、第1および第2の回転角検出センサ31,32の固定部35,39および回路素子群49を実装している。
【0040】
第2の歯車4の支軸41および回転体14の支軸29は、第1のケース44に形成される支持孔51,52にそれぞれ嵌め合わされて回動自在に支持されている。一方、第2の歯車4および回転体14の環状突起42,43は、位置決め部材46に形成される例えば円筒からなる位置決め部53,54にそれぞれ回動自在に嵌め合わされている。この嵌め合いはルーズであってもよい。
また、位置決め部53の端面によって第2の歯車4の第2の端面6を受けることで、第2の歯車4が軸方向に受けられており、また、位置決め部54の端面によって回転体14の第2の端面37を受けることで、回転体14が軸方向に受けられている。位置決め部53,54はそれぞれ第2の歯車4および回転体14のスラスト軸受として機能している。
【0041】
図6は、位置決め部材46の平面図である。図5および図6を参照する。
位置決め部材46は例えば合成樹脂の一体成形品からなる。位置決め部材46は上述の位置決め部53,54を互いに連結する連結部55と、位置決め部53から放射状に延びる一対の支持アーム56,57と、位置決め部54から放射状に延びる一対の支持アーム58,59とを備える。各支持アーム56〜59の先端部には、第1および第2のケース44,45の固定用のねじ47を挿通させるねじ挿通孔60を有するボス61がそれぞれ形成されている。すなわち、位置決め部材46は、回路基板38と共に第1および第2のケース44,45に共締めにて固定される。
【0042】
本実施の形態によれば、直動ロッド10を介して関連付けられる第2の歯車4および回転体14がそれぞれ両持ちで支持されることにより、第2の歯車4および回転体14の傾きを抑えることができ、その結果、検出精度のばらつきの発生を防止することができる。
特に、第2の歯車4および回転体14の支軸41,29が、単一の部材である第1のケース44のみを介して互いに位置決めされるので、支軸41と支軸29との位置決め精度が高い。
【0043】
同様に、第2の歯車4および回転体14の環状突起42,43が単一の部材である位置決め部材46のみを介して互いに位置決めされるので、環状突起42と環状突起43との位置決め精度が高い。
また、位置決め部材46を合成樹脂の一体成形品とすることで、安価に製造することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されず、以下のようにすることも考えられる。例えば、上述の案内部としては、案内溝11、案内面12および案内面13に限らず、公知の案内手段を代替えしたり併用してもよい。また、これら案内部の少なくとも一部を、例えば、本回転角検出装置1の外部の部材により構成することや、案内部の一部を本回転角検出装置1に設けることも考えられる。また、渦巻き状の案内軌道8を第2の歯車4と別体の部材に形成することも考えられる。
【0044】
また、第1の位置検出手段として、上述の第1の回転角検出センサ31に代えて、直動ロッド10の長手方向Sに関する変位量を直接に検出することにより、直動ロッド10の長手方向Sに関する位置を検出する直動タイプの位置検出センサ(図示せず)を用いてもよい。この位置検出センサの可動部を、ラック26に代えて直動ロッド10の第2の端部17に固定し、可動部に対向して固定部を配置すればよく、上述の実施形態と同様に、高精度に絶対回転角を検出できて、しかも、第1の位置検出手段のレイアウトの自由度を高める効果を得ることができる。また、回転体14、ピニオン24、支軸29等を省略し、これらに代えて直動ロッド10を直線動自在に支持する支持部材(図示せず)を設けてもよい。
【0045】
また、第1の位置検出手段として、第2の位置検出手段としてのセンサの周期的な出力が何周期目にあるかを判別できる程度の低い分解能のセンサ、例えば第2の回転角検出センサ32よりも構造の簡素なものを利用することもできる。
第1および第2の位置検出手段としては、例えば、磁気式の変位センサ、ポテンショメータ、光電式の変位センサ等の公知の構成を利用できる。また、このような変位センサとしては、可動部と固定部との相対変位量を検出するインクリメンタルタイプでもよいし、可動部と固定部との絶対位置変化を検出するアブソリュートタイプでもよいが、後者が好ましい。また、第1および第2の位置検出手段は同じタイプのものとしても、互いに異なるタイプのものとしてもよい。その他、本発明の特許請求の範囲で種々の変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の回転角検出装置の概略構成の模式的平面図。
【図2】図1の回転角検出装置の一部破断概略側面図である。
【図3】図1の回転角検出装置の直動ロッドおよびその周辺部の一部断面斜視図。
【図4】図1の実施形態において、被測定軸の回転角と各回転角検出センサの出力との関係を示すグラフ図である。
【図5】図1の実施形態の回転角検出装置を実際にパッケージングする場合の一例を示す、回転角検出装置の概略断面図である。
【図6】図5の実施形態において用いられる位置決め部材の平面図である。
【符号の説明】
1 回転角検出装置
2 被測定軸
3 第1の歯車
4 第2の歯車
5 第2の歯車の第1の端面
8 案内軌道
10 直動ロッド
11 案内溝(案内部)
12 案内面(案内部)
13 案内面(案内部)
18 トレーサ(被案内部)
24 ピニオン
26 ラック
31 第1の回転角検出センサ(第1の位置検出手段)
32 第2の回転角検出センサ(第2の位置検出手段)
33 絶対角演算部(演算手段)
S 直動ロッドの長手方向[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a rotation angle detection device that detects an absolute rotation angle of a multi-rotation shaft.
[0002]
[Prior art]
Usually, the measurement range of the rotation angle detection sensor is within one rotation (360 °). A rotation angle detection device that detects the absolute rotation angle of a multi-rotation type rotation shaft using such a rotation angle detection sensor has been provided (for example, see
There is also a rotation angle detection device that uses a linear motion type displacement sensor that detects a linear movement amount to detect the rotation angle of a multi-rotation type rotation shaft (for example, see
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-10-30909
[Patent Document 2]
Japanese Patent No. 2974717
[Patent Document 3]
JP-A-10-38557
[Patent Document 4]
JP-A-10-19555
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the rotation angle detection device of
[0005]
In the rotation angle detection device of
In this rotation angle detection device, an annular detection member is provided coaxially with the rotation axis, and a spiral guide track is provided on the annular detection member. The second rotation angle detection sensor comprises a linear sliding potentiometer, and linearly tracks the spiral guide trajectory to output a coarse signal.
[0006]
However, in this rotation angle detection device, the second rotation angle detection sensor is arranged to face the surface on which the spiral guide track is provided, and the degree of freedom of the layout of the second rotation angle detection sensor is low. There's a problem. As a result, the degree of freedom of the layout of the rotation angle detection device with respect to the rotation axis (that is, the detection member) is low.
Also in the rotation angle detecting devices of
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to solve the above-mentioned technical problems and to provide a multi-rotation type rotation angle detection device that has a high degree of freedom in layout of a sensor with respect to a detection member and has high detection accuracy.
[0008]
Means for Solving the Problems and Effects of the Invention
According to the first aspect of the present invention, a first gear disposed coaxially with a rotatable shaft to be measured, a second gear meshing with the first gear, and an end face of the second gear are provided. A spiral guide track and a guided portion, which are supported so as to be linearly movable in the longitudinal direction, and wherein the guided portion is guided in the spiral guide track to be driven in the longitudinal direction. A moving rod, first position detecting means for detecting a position of the linear moving rod in the longitudinal direction, second position detecting means for detecting a rotation angle position of the second gear, and Calculating means for calculating the absolute rotation angle of the measured shaft based on the position detected by the second position detecting means.
[0009]
According to the present invention, when the measured shaft makes multiple rotations, the second position detecting means outputs a detection signal which has high accuracy but is periodically repeated according to the rotation angle of the measured shaft. In which period the detection signal of the second position detection means is a detection signal is detected based on the position of the linear motion rod in the longitudinal direction by the first position detection means, and the absolute rotation of the shaft to be measured is detected. The angle can be detected with high accuracy. Further, since the first position detecting means can be freely laid out by adjusting the length of the linear motion rod, the degree of freedom of the layout of the rotation angle detecting device can be increased.
[0010]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the apparatus further comprises a rack provided on the linear motion rod, and a rotatably supported pinion that meshes with the rack. The position of the linear motion rod in the longitudinal direction is detected by detecting the rotation angle position of the pinion. According to the present invention, a sensor of a type that detects a rotation angle can be used as the first position detecting means, and for example, the degree of freedom in layout can be increased.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect, a guide portion is provided for guiding the movement of the linear motion rod in the longitudinal direction. According to the present invention, since the linear motion rod can be accurately displaced, the absolute rotation angle can be detected more accurately.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a rotation angle detection device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 and 2 are a schematic plan view and a schematic cross-sectional view of a rotation angle detection device according to one embodiment of the present invention. Please refer to FIG.
The rotation
[0013]
In the present embodiment, a description will be given of a case where the rotation
Please refer to FIG. 1 and FIG. The
[0014]
FIG. 3 is a partial cross-sectional perspective view of the second gear and its peripheral portion. Please refer to FIG. 2 and FIG.
The rotation
[0015]
The support member 9 is formed of, for example, a sensor housing fixed to a steering column.
The
[0016]
A guided
The
In addition, the
[0017]
The
The
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
The guided
[0022]
The
The guide surfaces 12 and 13 guide a portion from an intermediate portion in the longitudinal direction S of the
[0023]
The
The
[0024]
The
[0025]
The
As described above, the
[0026]
The rotation
The
[0027]
The
The operation will be described with reference to FIG. For example, when the measured
[0028]
Further, as shown in FIG. 2, the rotation
[0029]
The first rotation
The
[0030]
The second rotation
The absolute
[0031]
FIG. 4 is a graph showing the relationship between the rotation angle of the measured
[0032]
On the other hand, the output S1 (shown by a broken line in FIG. 4) of the first rotation
[0033]
As shown in FIG. 1, a
Further, the rotation angle of the measured
[0034]
Further, in the present embodiment, the
Further, in the present embodiment, the rotation angle of the measured
[0035]
In addition, a guide portion for guiding the movement of the
In addition, at least a part of the
[0036]
It is conceivable to omit the
When both the
[0037]
Next, FIG. 5 is a schematic sectional view showing an example of a case where the rotation
On the
[0038]
Further, a
The rotation
[0039]
In a state where the
[0040]
The
Further, the
[0041]
FIG. 6 is a plan view of the positioning
The positioning
[0042]
According to the present embodiment, the inclination of
In particular, since the
[0043]
Similarly, since the
In addition, since the positioning
It should be noted that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and the following may be considered. For example, the above-mentioned guide portion is not limited to the
[0044]
Further, as the first position detecting means, instead of the above-described first rotation
[0045]
Further, as the first position detecting means, a sensor having a resolution low enough to determine the period of the periodic output of the sensor as the second position detecting means, for example, a second rotation angle detecting sensor 32 A simpler structure can be used.
As the first and second position detecting means, for example, known structures such as a magnetic displacement sensor, a potentiometer, and a photoelectric displacement sensor can be used. In addition, such a displacement sensor may be an incremental type that detects a relative displacement amount between the movable part and the fixed part, or an absolute type that detects an absolute position change between the movable part and the fixed part. preferable. Further, the first and second position detecting means may be of the same type or different types. In addition, various changes can be made within the scope of the claims of the present invention.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic plan view of a schematic configuration of a rotation angle detection device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partially cutaway schematic side view of the rotation angle detection device of FIG.
FIG. 3 is a partial cross-sectional perspective view of a translation rod and its peripheral portion of the rotation angle detection device of FIG. 1;
FIG. 4 is a graph showing a relationship between a rotation angle of a measured shaft and an output of each rotation angle detection sensor in the embodiment of FIG.
FIG. 5 is a schematic cross-sectional view of the rotation angle detecting device, showing an example of actually packaging the rotation angle detecting device of the embodiment of FIG. 1;
FIG. 6 is a plan view of a positioning member used in the embodiment of FIG.
[Explanation of symbols]
1 Rotation angle detector
2 Measured axis
3 First gear
4 Second gear
5 First end face of second gear
8 Guideway
10 Linear rod
11 Guide groove (guide part)
12 Guide surface (Guide section)
13 Guide surface (guidance section)
18 Tracer (guided part)
24 Pinion
26 racks
31 First rotation angle detection sensor (first position detection means)
32 Second rotation angle detection sensor (second position detection means)
33 Absolute angle calculation unit (calculation means)
S Longitudinal direction of linear motion rod
Claims (3)
この第1の歯車に噛み合う第2の歯車と、
この第2の歯車の端面に設けられる渦巻き状の案内軌道と、
被案内部を有し、長手方向に直線動自在に支持されると共に、被案内部が上記渦巻き状の案内軌道により案内されることにより長手方向に駆動される直動ロッドと、
この直動ロッドの長手方向に関する位置を検出するための第1の位置検出手段と、
第2の歯車の回転角度位置を検出するための第2の位置検出手段と、
第1および第2の位置検出手段によって検出された位置に基づいて、上記被測定軸の絶対回転角を演算する演算手段とを備えることを特徴とする回転角検出装置。A first gear disposed coaxially with the rotatable shaft to be measured;
A second gear meshing with the first gear;
A spiral guide track provided on an end face of the second gear;
A linear motion rod having a guided portion, supported linearly movable in the longitudinal direction, and driven in the longitudinal direction by the guided portion being guided by the spiral guide track;
First position detecting means for detecting the position of the linear motion rod in the longitudinal direction;
Second position detection means for detecting a rotation angle position of the second gear;
A rotation angle detection device, comprising: calculation means for calculating the absolute rotation angle of the measured shaft based on the positions detected by the first and second position detection means.
上記直動ロッドに設けられたラックと、
このラックに噛み合う回動自在に支持されるピニオンとを備え、
上記第1の位置検出手段は、ピニオンの回転角度位置を検出することにより、直動ロッドの長手方向に関する位置を検出することを特徴とする回転角検出装置。The rotation angle detection device according to claim 1,
A rack provided on the linear motion rod,
A rotatably supported pinion that meshes with the rack,
The first position detecting means detects the position of the linear motion rod in the longitudinal direction by detecting the rotation angle position of the pinion, and the rotation angle detection device is characterized in that the first position detection means detects the position of the linear motion rod in the longitudinal direction.
Priority Applications (1)
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Citations (5)
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- 2002-09-30 JP JP2002286253A patent/JP2004125440A/en active Pending
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