JP2004124590A - Structure of door - Google Patents

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To prevent an accident due to the opening of a door by particularly improving an operation structure at the side of pushing to open the door in an opening operation method of the door. <P>SOLUTION: A structure of the door 1 comprises an operation piece 22 which is arranged on the rear face of a lever handle 10, in which a basic end 22a is positioned in the neighborhood of the swing end of the lever handle 10 and which is movable in the thickness direction of approaching the rear face of the lever handle 10; an engaging piece 23 provided at the side of the edge 22b of the operation piece 22; an actuation piece 25 provided swingably through a pivot extended in a lock mechanism 4 and performing the output of opening operation to the lock mechanism 4; and an interlocking piece 27 provided integrally with the actuation piece 25 swingable together with the actuation piece 25, and detachable to the engaging piece 23 or a contact part 14d. The engaging piece 23 is engaged with the interlocking piece 27 by grasping the operation piece 25 together with the lever handle 10. The actuation piece 25 is swung to be transmitted to the lock mechanism 4 together with the swing operation of the lever handle 10 so as to open the door 1. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物などに付設される扉に設けられ、この扉の開閉を行う操作部分を改良した扉の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物の開口部などに設けられる扉には、その開閉を行うためにノブやレバーハンドルが設けられる。これらノブやハンドルは、扉における戸先側の両面に配設され、この戸先側に内蔵される錠機構部を構成するラッチボルトの木口に対する進退を行う。
【0003】
ノブの場合、これを掴み持ち、回転させることでラッチボルトを木口より後退させ建物枠側のストライクから退かせ係合状態を解き、そして、ノブを掴み持った状態で扉に対して押す、或いは引く、という操作にて扉の開放を行う。
また、ハンドルの場合では、ハンドルを掴み持ち、扉面に対し、この扉面と平行な方向に所定角度揺動させることで、すなわち扉面に植設状態の軸部の回転にて、ラッチボルトの後退が行われ、そして、ハンドルを掴み持った状態で扉を押す、或いは引くことで扉の開放が行われる。
【0004】
そして、これらノブやハンドルに対する人の操作において、扉を押して開く場合に、ノブの場合は、掴み持ち回転させたノブ自体を押す方向に操作することで行い、また、ハンドルの場合も、掴み持ち揺動させたハンドル自体を押す方向に操作することで行う。
【0005】
ところが、これらノブやハンドルの場合に、扉を開放する「押す」という操作を行う直前に、「回転」或いは「揺動」という操作が必要なことから、障害者や高齢者など手が不自由である場合に、扉の開放操作を行いにくいことがある。
【0006】
このような不具合に対し、扉の開放方向と同方向に操作を行うことでラッチボルトを後退させる機構となるハンドル構造、所謂プッシュプル錠が下記特許文献1等にある。
このプッシュプル錠は、扉を開放する「押す」「引く」という操作方向と同方向に揺動するレバーで構成され、押すことで開放する扉の一方の面には扉面に対して近接する方向に揺動するレバーが設けられ、また、引くことで開放する扉の他方の面には扉面に対して離間する方向に揺動するレバーが設けられており、これらレバーの揺動、すなわち、「押す」或いは「引く」という操作にてラッチボルトが後退し、扉の開放が行える構造となっている。
【0007】
【特許文献1】
実用新案登録第2529263号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のプッシュプル錠を備えた扉では、扉の開閉動作が急激に行われないように制御するドアクローザーが設けられていない場合や、室内扉など扉自体が軽量に構成されている場合に、その扉の開放操作を行う際に、特に扉を押して開放する側では、開放操作を行う者が、扉とともに開放方向に勢いがつき、操作方向である前方に倒れ込んでしまったり、また、扉を勢いよく開けてしまうことで扉の向こう側にいる人に扉を衝突させてしまうことがあり、非常に危険であるという問題があった。
【0009】
そこで本発明は、上記問題点を解消するために、扉の開放操作方法、特に扉の押して開ける側での操作構造を改善し、開放する扉による事故を未然に防ぐことを可能とする扉の構造を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の請求項1記載の扉の構造は、進退自在な係合杆5による係合にて閉鎖状態を維持され、押す方向が開放方向となる扉1であって、該扉1の押される面1dに配設され、扉1の開放方向と略同方向に揺動自在となる把手10を備え、該把手10を前記扉1の開放方向と同方向に揺動させることで、前記係合杆5による係合状態を解除し扉1の開放が行われる扉の構造において、
前記把手10の前記扉面1dに対向する裏面に配設され、基端22aが前記把手10の揺動端近傍に位置し、該把手10の裏面に近接する厚み方向に移動自在な操作片22と、
該操作片22の先端22b側に設けられ、前記扉面1dに向かって突設される係合片23と、
前記把手10の揺動基端に枢軸を介して揺動自在に設けられ、前記係合杆5を備える錠機構部4内に延出し、該錠機構部4に開放操作の出力を行う作動片25と、
該作動片25と一体に設けられ前記把手10の裏面に向かって延出し該作動片25とともに揺動自在とされ、前記係合片23に対し係脱自在とされるとともに、前記把手10の当接部14dに対して係脱自在とされる連動片27と、
を具備し、
前記把手10を前記扉1の開放方向に押圧し揺動させることで、前記当接部14dが前記連動片27と係合し、該連動片27を揺動させるとともに前記作動片25を揺動させて、該作動片25にて前記把手10の揺動操作を前記錠機構部4に伝達し、
前記把手10とともに前記操作片22を掴み持つことで、前記係合片23が前記連動片27と係合し、前記把手10の揺動操作とともに前記作動片25が揺動して前記錠機構部4に伝達し、前記扉1の開放が行われることを特徴とする。
【0011】
このような扉の構造によれば、押すことで開放する扉1に対する開放操作において、押すことで揺動し係合杆5を後退させる把手10に、操作片22を設け、この操作片22とともに把手10を握持することで操作し、錠機構部4内に直接操作力が伝わる作動片25を把手10と略一体となるように係合片23と連動片27とを係合状態として、扉の開放操作を行えるように構成したので、扉1に対する「押す」という開放操作に、操作片22を掴み持つ前段操作を必要とすることから、開放方向への扉1の急激な開放が抑止され、扉1の向こう側にいる人に扉1を衝突させるような事故等、扉1を勢いよく開放してしまうことで発生する事故を未然に防ぐことが可能となる。
【0012】
また、操作片22を掴むことなく、把手10を押圧させるのみの開放操作となっても、この把手10の揺動を、さらに押し込むように押圧操作することで、すなわち、把手10を2段階で押圧するような操作を行うことによって、作動片25が把手10と略一体となるように当接部14dと係合片23とを係合状態とされる構成としたので、扉1に対する「押す」という開放操作を、単純に押圧するのみでなく、さらに押し込むような操作を必要とすることから、開放方向への扉1の急激な開放操作を行っても、扉1はすぐには開放されずに抑止され、上記同様に扉1の向こう側にいる人に扉1を衝突させるような事故等、扉1を勢いよく開放してしまうことで発生する事故を未然に防ぐことが可能となる。
【0013】
請求項2記載の扉の構造によれば、前記把手10は、略板状に形成され、前記扉面1dに対向する裏面に、該裏面に直交して突出形成する腕部14を備え、該腕部14先端を前記揺動基端とされて前記扉面1d側に枢着され、該腕部14内に長手方向に形成される管状の中空部14b内に前記係合片23と連動片27及び当接部14dが配置されることを特徴とする。
【0014】
このような扉の構造によれば、把手10の腕部14内に係合片23と連動片27及び当接部14dとが外部に表出することなく、機構部分を隠すことととなり、見栄えを低下させることがない。
【0015】
請求項3記載の扉の構造によれば、前記枢軸は、前記把手10の揺動中心軸18を兼ねることを特徴とする。
【0016】
このような扉の構造によれば、把手10の揺動中心と作動片25の揺動中心とを1つの部材で構成でき、簡素な構造で得ることが可能となる。
【0017】
請求項4記載の扉の構造によれば、前記操作片22には、前記把手10の裏面から離脱する方向に付勢する付勢部材24が備えられることを特徴とする。
【0018】
このような扉の構造によれば、操作片22は、把手10の裏面において常に離脱方向に付勢されており、係合片23の移動が行われず、連動片27を介する作動片25の揺動を行わない状態、すなわち係合片23と連動片27との係合状態とならない状態を保ち、把手10を勢いよく押すことでの扉1の開放操作を、上記したように押圧操作を単なる押圧操作ではなく、さらに押し込むような操作を必要な状態に維持することとなり、急な押し開け操作で簡単に扉1が開放しない状態を保つこととなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、扉1は、吊元1aとなる一側縁に、蝶番3などを介して建物開口部2の一方の縁部2a等に連結される。そして建物開口2に対して吊元1aの蝶番3を中心として建物開口部2の一方側、例えば屋外側や廊下側などの隔てられた空間のいずれか側の方向に揺動し、開閉する。扉1の戸先1bには、錠機構部4が内蔵される。錠機構部4は、係合杆としてのラッチボルト5を具備し、後述するレバーハンドル10が連結されている。ラッチボルト5は、戸先1bの木口1cに対して進退自在に設けられ、扉1が建物開口部2を閉鎖している際に、木口1cから突出した状態で、建物開口部2の他方の縁部2bに設けられるストライク板の係合穴6に嵌入する。そして、ラッチボルト5が係合穴6に嵌入し係合した状態では、扉1は閉鎖状態を保たれる。
なお、このラッチボルト5は、例えば閂状のラッチとして構成してもよく、可倒ラッチなどで構成されてもよい。
【0020】
扉1の戸先1b側の表裏両面には、把手としてのレバーハンドル10が配設される。なお、以下に説明する本実施の形態では、扉1の一方の面1dである押して開放する側のレバーハンドル10について説明し、引いて開放させる側である他方の面に配設されるレバーハンドルについては図示を省略しその詳述を行わない。
【0021】
図1に示すように、扉1の一方の面1d、すなわち、押すことで開放方向へと揺動させる操作の行われる扉の押される面1dにおける戸先1b側には、レバーハンドル10が配設される。
【0022】
レバーハンドル10は、図2に示すように、押圧部11と腕部14とが略直交した略L字状に形成される。
押圧部11は、本実施の形態では、扉面1dと略平行となる矩形板状に形成される。押圧部11には、扉面1dに対向する裏面に凹部12が形成される。この凹部12は、略矩形状に形成され、押圧部11の裏面において周囲の端縁部分を突条形状とするように形成されており、レバーハンドル10としての重量軽減を兼ねるとともに、後述する操作片22の作動領域となる。また、この押圧部11の先端縁部は、レバーハンドル10としての揺動端となり、握持部13とされる。
【0023】
腕部14は、押圧部11の裏面における握持部13と反対の側縁近傍に位置し、この裏面に直交して突出形成されるように、押圧部11と一体に設けられる。本実施の形態の腕部14は、略円柱状に形成される。腕部14の先端14aは、レバーハンドル10としての揺動基端となり、軸支部15を構成している。この軸支部15は、腕部14と一体に構成される連結部16と、扉面1d側に固定されるベース部17とで構成され、略垂直方向を軸線方向とした揺動軸18を介して互いが連結され、この軸支部15によりレバーハンドル10が揺動自在となっている。なお、この軸支部15の連結部16と腕部14とは、ネジやボルトなどの固定手段20にて固定され、また、ベース部17は、扉1および戸先1bに内蔵される錠機構部4に対して、図に示す取付杆19や、ネジ,ボルトなどにて固定される。
【0024】
本実施の形態では、軸支部15に対して延出する腕部14及び押圧部11が、図1に示すように、通常の状態において、押圧部11の板面が扉面1dと略平行となり、この押圧部11が腕部14から吊元1aに向いて延出している。
【0025】
また、腕部14には、長手方向である軸線方向に沿う略管状の中空部14bが形成されている。本実施の形態では、図2に示すように、腕部14の先端14a側に略円筒形状に形成され連結部16と一体となる支持筒21が挿着され、軸線方向に貫通した穴部とともに中空部14bを構成している。中空部14bの一端は、図3に示すように、連結部16を貫通し腕部14の先端略中央にスリット状に開口している。
【0026】
さらに、この腕部14は、握持部13側の側部に、略溝状の開口部14cを有している。この開口部14cは、凹部12及び中空部14bと連通しており、後述する操作片22の先端22b側及び連動片27の一側が配置されるようになっている。また、この腕部14の開口部14cに対する奥方位置となる中空部14b内面は、後述する連動片27が係合する当接部14dとなっている。
【0027】
なお、図示しないが、揺動軸14bには、捩じりコイルバネなどの付勢部材が巻装され、この捩じりコイルバネの付勢力により、通常の状態で扉面1dに対して腕部14が略直交となる状態を維持する構成としても良い。
【0028】
次に、操作片22は、レバーハンドル10の押圧部11裏面に配設される。この操作片22は、図2,図3に示すように、上述した押圧部11裏面の凹部12の内寸法に対応した略矩形板状の部材とされ、この凹部12に対し、押圧部11の厚み方向に進退自在とされる。本実施の形態では、押圧部11の凹部12内にて揺動することで厚み方向に進退するようになっており、揺動中心を基端22aとし、押圧部11の揺動端における凹部12内とされ、先端22bが腕部14に近接し、先端22bが揺動端となっている。なお、操作片22の基端22aは、押圧部11に対して、軸部などを設け、例えば基端22aにおける両端縁と押圧部11の凹部12内における握持部13側の両内側とを軸と軸受で構成して連結し、押圧部11に対して操作片22を揺動自在とする構成としても良い。
【0029】
また、この操作片22の腕部14に近接した先端側には、係合片23が突設されている。この係合片23は、図2に示すように、先端23aが図中上向きに湾曲し略J字形のフック状に形成され、腕部14の側部に形成された開口部14cより中空部14b内に挿入状態で延設される。
【0030】
操作片22の押圧部11側となる一方の面には、支持凹部22cが設けられており、これに対向して凹部12内に形成される取付凹部11aとの間に、付勢部材としての圧縮コイルバネ24が介装され、操作片22をレバーハンドル10裏面から離脱する方向となるように常に付勢している。
【0031】
次に、作動片25は、レバーハンドル10の揺動基端である腕部14の先端14aに設けられる。この作動片25は、本実施の形態では、図2に示すように、略短冊板状に形成されており、腕部先端14aの連結部16とベース部17とを貫通し連結する揺動軸18が基部25aを貫通し、揺動自在とされて取り付けられる。なお、この揺動軸18は、作動片25の枢軸を兼ねている。
【0032】
作動片25は、先端25bが腕部14の軸線方向に略沿って延出しており、その先端25bが戸先1bに内蔵される錠機構部4内に位置するようになっている。この作動片25は、錠機構部4内にて、ラッチボルト5の進退動作を行う機構に係合するようになっている。なお、図2には、その機構の一部である連動部26を示している。
【0033】
次に、連動片27は、作動片25と一体に設けられ、すなわち、作動片25の基部25aを中途部分とした長尺体とされて、基部25aより一方の略半部を作動片25とされ他方の略半部を連動片27として構成されている。そして、中途部分の基部25aを貫通した揺動軸18により腕部14の中空部14b内で揺動自在とされている。この連動片27は、本実施の形態では、図2に示すように、先端27aが図中下向きに湾曲し略逆J字形のフック状に形成されている。この先端27aは、図2に示すように、操作片22の係合片先端23aと対向する。そして、この連動片27は、腕部14の中空部14b内で、先端27aが係合片23の先端23aと当接部14dとの間を揺動自在とされる。また、この連動片27の一側には、閉塞部27bが突出形成されている。この閉塞部27bは、腕部14の開口部14cに位置する。
【0034】
なお、係合片23の先端23aと連動片27の先端27aとは、図2に示すように、通常の状態で互いに係合することなく向き合い、連動片27の閉塞部27bの上縁とで形成される空間に係合片23の先端23aが位置している。
【0035】
次に、上記のように構成された扉の構造の操作について説明する。
扉1が建物開口2を閉塞した状態では、図1に示すように、錠機構部4のラッチボルト5先端が突出しており、係合穴6に進入し、扉1の閉塞状態が保たれる。
【0036】
また、この閉塞状態においては、図2に示すように、押圧部11の握持部13裏面に位置している操作片22が、圧縮コイルバネ24の付勢力により、押圧部11裏面の凹部12より突出しており、この操作片22と略一体構造とされる係合片23と、連動片27とは互いに係合することなく対向した状態とされる。なお、この状態では、作動片25の先端25bは、錠機構部4の連動部26に接触している状態となっている。
【0037】
なお、本発明の扉の構造では、レバーハンドル10を掴み持って押圧し扉1を開放させる方法と、レバーハンドル10の押圧部11を押圧するのみで扉1を開放させる方法との2種類の操作方法がある。
【0038】
まず、レバーハンドル10を掴み持ち、扉1を開放する操作手順を説明する。この扉1を開放するには、まず、レバーハンドル10の握持部13側を、開放しようとする操作者が握持する。握持部13側を掴むことで、この握持部13の裏面に位置する操作片22は、押圧部11に対する押圧方向とは反対の引く方向の操作となり、圧縮コイルバネ24の付勢力に抗して押圧部11裏面の凹部12内に進入する。このとき、掴む際の指先側が操作片22の揺動端(先端22b)側であることから容易に操作片22は揺動されることとなる。
【0039】
図4に示すように、操作片22の凹部12内への進入とともに、係合片23が連動片27と互いに係合状態となる。
【0040】
次に、操作者は、レバーハンドル10の押圧部11を押圧して軸支部15を中心に揺動させる。この揺動操作の際、操作片22の係合片23が連動片27と係合状態であることから、この連動片27は揺動軸18を中心に揺動することとなり、すなわち、レバーハンドル10,操作片22,係合片23,連動片27,作動片25が略一体となって、この作動片25が揺動軸18に対して揺動して、レバーハンドル10の揺動とともに錠機構部4内を揺動されることとなる。これにより図5に示すように作動片25は所定角度(図5中α)揺動して連動部26を押圧し、この連動部26に連動連結されるラッチボルト5が後退となる。すなわち、扉1はラッチボルト5による係止維持状態を解かれる。
【0041】
係止状態を解かれた扉1は、レバーハンドル10を掴み持ち、レバーハンドル10に対して押圧力を加えている操作者の開放操作、すなわち押圧している操作により、開放方向へと吊元1aの蝶番3を中心として揺動する。
そして、そのまま扉1を開放方向に押すことにより、扉1が開放となる。
【0042】
次に、この扉1を開放させる際に、レバーハンドル10の握持部13を掴み持つことなく開放操作を行う操作手順について説明する。
まず、扉1を開放させようとする操作者は、レバーハンドル10の押圧部11を正面から押圧する。
【0043】
レバーハンドル10は、その押圧操作によって、軸支部15を中心に揺動する。操作片22は、操作者により握持されないことから移動せず、係合片23と連動片27とが係合しない状態のままである。すなわち、このレバーハンドル10の揺動の際に、連動片27及び作動片25に対して揺動自在な状態となっている。このレバーハンドル10の揺動によって、係合片23は連動片27との対向位置から離脱し移動することとなる。すなわち、連動片27は揺動せず、腕部14の中空部14bにより、連動片27に対して腕部14が揺動することとなる。
【0044】
レバーハンドル10が揺動し、所定角度(図6中β)まで揺動すると、中空部14b内にて、連動片27の先端27aは当接部14dと係合状態となる。
【0045】
そして、さらに、レバーハンドル10を押圧して揺動させると、図7に示すように、当接部14dに係合した連動片27がレバーハンドル10の揺動とともに揺動する。これにより作動片25が所定角度(図7中γ)揺動して、錠機構部4の連動部26を押圧し、この連動部26に連動連結されるラッチボルト5が後退となる。すなわち、レバーハンドル10を通常の操作よりも大きく揺動操作(図7中矢線P)させることで、扉1はラッチボルト5による係止維持状態を解かれる。
【0046】
係止状態を解かれた扉1は、レバーハンドル10に対して押圧力を加えている操作者の開放操作、すなわち押圧している操作により、開放方向へと吊元1aの蝶番3を中心として揺動する。
そして、そのまま扉1を開放方向に押すことにより、扉1が開放となる。
【0047】
従って、このように構成された扉の構造によれば、押すことで開放する扉1に対する開放操作において、押すことで揺動しラッチボルト5を後退させるレバーハンドル10に、操作片22を設け、この操作片22をレバーハンドル10の握持部13を握持することで操作し、錠機構部4内の連動部26に直接操作力が伝わる作動片25をレバーハンドル10と略一体となるように係合片23と連動片27とを互いに係合させた状態として、扉の開放操作を行えるように構成したので、扉1に対する「押す」という開放操作に、操作片22を掴み持つ前段操作を必要とすることから、開放方向への扉1の急激な開放が抑止され、扉1の向こう側にいる人に扉1を衝突させるような事故等、扉1を勢いよく開放してしまうことで発生する事故を未然に防ぐことが可能となる。
特に、操作片22の揺動基端を、握持部13側に配置したことで、レバーハンドル10を掴む際の指先側が揺動端(22b)となり、手指の動きに対応していることから、操作片22を揺動させるという意識を抑えることが可能となる。
【0048】
また、操作片22を掴むことなく、レバーハンドル10を押圧させるのみの開放操作となっても、このレバーハンドル10の揺動を、さらに押し込むように押圧操作することで、すなわち、レバーハンドル10を2段階で押圧するような操作を行うことによって、作動片25がレバーハンドル10と略一体となるように規制状態とされる構成としたので、扉1に対する「押す」という開放操作を、単純に押圧するのみでなく、さらに押し込むような操作を必要とすることから、開放方向への扉1の急激な開放操作を行っても、扉1はすぐには開放されずに抑止され、上記同様に扉1の向こう側にいる人に扉1を衝突させるような事故等、扉1を勢いよく開放してしまうことで発生する事故を未然に防ぐことが可能となる。また、このさらに押し込むような操作を行うことで扉を開放できる構成であることから、例えば、操作片22を掴み持つことができない場合や、掴み持つことが行えない場合、すなわち握力のない人や荷物を両手に持った状態の人などに対応でき、このような人たちの開放操作においても従来のような扉が急激に開放してしまうなどの不具合を解消することができて、なおかつ扉1の開放操作が行えることとなる。
【0049】
なお、上述した実施の形態では、レバーハンドル10における押圧される部分である押圧部11を略矩形板状とした例について説明したが、レバーハンドル10としての形状については、これに限定されるものではなく、円形や楕円形、多角形など、その他の形状としてもよく、また、板状ではなく、例えば枠状に形成されることとしても良く、揺動先端側を握持部13とする形状であれば上記形状に限定されるものではない。
また、レバーハンドル10を構成する腕部14の形状についても、上記実施の形態における形状に限定されるものではない。
【0050】
さらに、上述した実施の形態では、レバーハンドル10の揺動先端である握持部13の軸支部15に対する向きが、扉1の戸先1bから吊元1aに向くよう構成した例について説明したが、このレバーハンドル10の扉1への取り付け状態については、軸支部17に対する握持部13の延出方向が吊元1aから戸先1b側として構成されてもよく、また、その他の方向とされて構成されていても、上記同様の作用効果を得ることができる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による扉の構造では、押すことで開放する扉に対する開放操作において、押すことで揺動し係合杆を後退させる把手に、操作片を設け、この操作片を把手とともに握持することで操作し、錠機構部内に直接操作力を伝える作動片を把手と略一体となるように係合片の連結片とを係合状態として、扉の開放操作を行えるように構成したので、扉に対する「押す」という開放操作に、操作片を掴み持つ前段操作を必要とすることから、開放方向への扉の急激な開放が抑止され、扉の向こう側にいる人に扉を衝突させるような事故等、扉を勢いよく開放してしまうことで発生する事故を未然に防ぐことが可能となる。
【0052】
特に、操作片の基端を、把手の揺動端側に配置したことで、把手を掴む際の指先側が操作片の移動端側となり、手指の動きに対応していることから、操作片を移動させるという意識を抑えることが可能となる。
【0053】
また、操作片を掴むことなく、把手を押圧させるのみの開放操作となっても、この把手の揺動を、さらに押し込むように押圧操作することで、すなわち、把手を2段階で押圧するような操作を行うことによって、作動片が把手と略一体となるように当接部と連動片とが係合状態とされる構成としたので、扉に対する「押す」という開放操作を、単純に押圧するのみでなく、さらに押し込むような操作を必要とすることから、上記同様に開放方向への扉の急激な開放が抑止され、扉の向こう側にいる人に扉を衝突させるような事故等、扉を勢いよく開放してしまうことで発生する事故を未然に防ぐことが可能となる。
【0054】
さらに、このさらに押し込むような操作を行うことで扉を開放できる構成であることから、例えば、操作片を掴み持つことができない場合や、掴み持つことが行えない場合などに対応でき、従来のような扉が急激に開放してしまうなどの不具合を解消することが可能であって、扉の開放が行えることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による扉の構造一実施の形態を示す平断面図である。
【図2】同扉の構造における要部の平断面図である。
【図3】同背面図である。
【図4】同扉の構造における動作を説明する平断面図である。
【図5】同扉の構造における動作を説明する平断面図である。
【図6】同扉の構造における動作を説明する平断面図である。
【図7】同扉の構造における動作を説明する平断面図である。
【符号の説明】
1…扉
1d…扉面
4…錠機構部
5…係合杆(ラッチボルト)
10…把手(レバーハンドル)
14…腕部
14b…中空部
14d…当接部
22…操作片
22a…基端
22b…先端
24…付勢部材(コイルバネ)
25…作動片
27…連動片
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a door structure provided on a door attached to a building or the like and having an improved operation part for opening and closing the door.
[0002]
[Prior art]
A door provided at an opening of a building is provided with a knob and a lever handle for opening and closing the door. These knobs and handles are arranged on both sides of the door on the door side, and move forward and backward with respect to the mouth of the latch bolt constituting the lock mechanism built in the door side.
[0003]
In the case of a knob, grasp and hold it, rotate it to retract the latch bolt from the opening, release it from the strike on the building frame side, release the engagement state, and push the knob against the door with the knob held, or The door is opened by the operation of pulling.
Further, in the case of a handle, the handle is grasped and swung a predetermined angle with respect to the door surface in a direction parallel to the door surface, that is, by rotating the shaft portion implanted on the door surface, the latch bolt is rotated. Is retracted, and the door is opened by pushing or pulling the door while holding the handle.
[0004]
When a person operates these knobs or the handle, the door is pushed and opened.In the case of a knob, the knob is held and operated by operating the knob itself in the pushing direction. It is performed by operating the swung handle itself in the pushing direction.
[0005]
However, in the case of these knobs and handles, it is necessary to perform operations such as “rotation” or “swinging” immediately before performing the operation of “pressing” to open the door, so that the hand of handicapped people such as the disabled or the elderly is inconvenient. In some cases, it may be difficult to open the door.
[0006]
To deal with such a problem, Patent Document 1 and the like disclose a handle structure, a so-called push-pull lock, which serves as a mechanism for retracting the latch bolt by performing an operation in the same direction as the opening direction of the door.
This push-pull lock is composed of a lever that swings in the same direction as the operation direction of “push” and “pull” to open the door, and one side of the door that is opened by pressing is close to the door surface. A lever that swings in a direction is provided, and a lever that swings in a direction away from the door surface is provided on the other surface of the door that is opened by pulling. , "Push" or "pull", the latch bolt is retracted, and the door can be opened.
[0007]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Registration No. 2529263
[Problems to be solved by the invention]
However, the door with the conventional push-pull lock described above does not include a door closer that controls the opening and closing operation of the door not to be performed suddenly, or the door itself such as an indoor door is configured to be lightweight. When performing the opening operation of the door, especially when the door is opened by pushing the door, the person performing the opening operation, with the door, gains momentum in the opening direction and falls down forward in the operation direction, In addition, there is a problem that opening the door with force may cause a person on the other side of the door to collide with the door, which is extremely dangerous.
[0009]
In order to solve the above-described problems, the present invention has improved a door opening operation method, particularly an operation structure on the side where the door is pushed and opened, and a door which can prevent an accident due to the opening door. It is intended to provide structure.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
Next, means for solving the above problems will be described with reference to the drawings corresponding to the embodiments.
The door structure according to the first aspect of the present invention is a door 1 in which the closed state is maintained by the engagement of the reciprocally movable engagement rod 5 and the pushing direction is the opening direction, and the door 1 is pushed. A handle 10 is provided on the surface 1d and is swingable substantially in the same direction as the opening direction of the door 1. The handle 10 is swung in the same direction as the opening direction of the door 1 so that the engagement is achieved. In the door structure in which the engagement state by the rod 5 is released and the door 1 is opened,
An operation piece 22 that is disposed on the back surface of the handle 10 facing the door surface 1d and whose base end 22a is located near the swinging end of the handle 10 and that is movable in the thickness direction near the back surface of the handle 10. When,
An engagement piece 23 provided on the distal end 22b side of the operation piece 22 and protruding toward the door surface 1d;
An operating piece that is provided at the swinging base end of the handle 10 via a pivot so as to be swingable, extends into the lock mechanism 4 having the engaging rod 5, and outputs an unlocking operation to the lock mechanism 4. 25,
The operating piece 25 is provided integrally with the operating piece 25, extends toward the back surface of the handle 10, is swingable with the operating piece 25, is capable of engaging and disengaging with the engaging piece 23, and An interlocking piece 27 that is detachable from the contact portion 14d;
With
By pushing the handle 10 in the opening direction of the door 1 and swinging, the abutting portion 14d engages with the interlocking piece 27 to swing the interlocking piece 27 and swing the operating piece 25. Then, the swinging operation of the handle 10 is transmitted to the lock mechanism 4 by the operating piece 25,
By gripping the operating piece 22 together with the handle 10, the engaging piece 23 engages with the interlocking piece 27, and the operating piece 25 swings with the swing operation of the handle 10 to lock the lock mechanism. 4 and the door 1 is opened.
[0011]
According to such a door structure, in the opening operation of the door 1 which is opened by pushing, the operating piece 22 is provided on the handle 10 which swings by pushing and retreats the engaging rod 5, and together with this operating piece 22. The operation is performed by grasping the handle 10, and the engaging piece 23 and the interlocking piece 27 are engaged with each other so that the operating piece 25 to which the operating force is directly transmitted into the lock mechanism 4 is substantially integrated with the handle 10. Since the opening operation of the door 1 can be performed, the opening operation of “push” on the door 1 requires a previous operation of grasping the operation piece 22, so that the rapid opening of the door 1 in the opening direction is suppressed. Then, it is possible to prevent an accident that occurs when the door 1 is vigorously opened, such as an accident that causes the door 1 to collide with a person on the other side of the door 1.
[0012]
Further, even if the opening operation is only to press the handle 10 without grasping the operation piece 22, the swing of the handle 10 is operated by pressing the handle 10 further, that is, the handle 10 can be moved in two stages. By performing an operation such as pressing, the contact portion 14d and the engaging piece 23 are configured to be engaged so that the operating piece 25 is substantially integrated with the handle 10. The opening operation of "" requires not only a simple pressing but also an operation of further pushing, so that even if the door 1 is suddenly opened in the opening direction, the door 1 is immediately opened. As described above, it is possible to prevent an accident caused by opening the door 1 vigorously, such as an accident that causes the person on the other side of the door 1 to collide with the door 1 as described above. .
[0013]
According to the structure of the door according to claim 2, the handle 10 is formed in a substantially plate shape, and has an arm portion 14 formed on a back surface facing the door surface 1d so as to project orthogonally to the back surface. The leading end of the arm 14 is the swing base end, and is pivotally attached to the door surface 1d side. The engaging piece 23 and the interlocking piece are formed in a tubular hollow portion 14b formed in the arm 14 in the longitudinal direction. 27 and the contact part 14d are arranged.
[0014]
According to such a door structure, the mechanism portion is hidden without the engagement piece 23, the interlocking piece 27, and the contact portion 14d being exposed to the outside in the arm portion 14 of the handle 10, and the appearance is improved. Is not reduced.
[0015]
According to the door structure of the third aspect, the pivot also serves as the swing center axis 18 of the handle 10.
[0016]
According to such a door structure, the swing center of the handle 10 and the swing center of the operation piece 25 can be constituted by one member, and it is possible to obtain a simple structure.
[0017]
According to the door structure of the fourth aspect, the operating piece 22 is provided with an urging member 24 that urges the handle 10 in a direction to be detached from the back surface of the handle 10.
[0018]
According to such a door structure, the operating piece 22 is always urged in the detaching direction on the back surface of the handle 10, the engaging piece 23 is not moved, and the operating piece 25 swings via the interlocking piece 27. The opening operation of the door 1 by pushing the handle 10 vigorously is performed while maintaining the state in which no movement is performed, that is, the state in which the engaging piece 23 and the interlocking piece 27 are not in the engaged state. An operation such as a further push-in operation is maintained in a required state instead of a pressing operation, and a state where the door 1 is not easily opened by a sudden push-open operation is maintained.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
As shown in FIG. 1, the door 1 is connected to one edge 2a of the building opening 2 or the like via a hinge 3 or the like at one side edge serving as a hanging base 1a. Then, it swings with respect to the building opening 2 around one side of the building opening 2 around the hinge 3 of the hanging base 1a, for example, in any direction of a separated space such as an outdoor side or a corridor side, and opens and closes. A lock mechanism 4 is built in the door tip 1 b of the door 1. The lock mechanism 4 includes a latch bolt 5 as an engagement rod, and is connected to a lever handle 10 described later. The latch bolt 5 is provided so as to be able to move forward and backward with respect to the opening 1c of the door 1b. When the door 1 is closing the opening 2 of the building, the other end of the opening 2 of the building 2 is protruded from the opening 1c. It is fitted into the engagement hole 6 of the strike plate provided on the edge 2b. Then, when the latch bolt 5 is fitted and engaged in the engagement hole 6, the door 1 is kept closed.
The latch bolt 5 may be configured as, for example, a bar-shaped latch, or may be configured as a retractable latch or the like.
[0020]
A lever handle 10 as a handle is provided on both sides of the door 1 on the side of the door 1b. In the present embodiment described below, the lever handle 10 on one side 1d of the door 1, which is a side to be pushed and opened, will be described, and a lever handle provided on the other side, which is a side to be pulled and opened. Are omitted from the drawings and will not be described in detail.
[0021]
As shown in FIG. 1, a lever handle 10 is provided on one surface 1 d of the door 1, that is, on the door tip 1 b side of the pressed surface 1 d on which the operation of swinging in the opening direction by pressing is performed. Is established.
[0022]
As shown in FIG. 2, the lever handle 10 is formed in a substantially L shape in which the pressing portion 11 and the arm portion 14 are substantially orthogonal.
In the present embodiment, the pressing portion 11 is formed in a rectangular plate shape that is substantially parallel to the door surface 1d. A depression 12 is formed in the pressing portion 11 on the back surface facing the door surface 1d. The concave portion 12 is formed in a substantially rectangular shape, and is formed so that a peripheral edge portion on the back surface of the pressing portion 11 is formed into a ridge shape, which also serves to reduce the weight of the lever handle 10 and an operation described later. It becomes an operation area of the piece 22. Further, the leading edge of the pressing portion 11 serves as a swing end as the lever handle 10 and serves as the grip portion 13.
[0023]
The arm portion 14 is provided near the side edge opposite to the grip portion 13 on the back surface of the pressing portion 11, and is provided integrally with the pressing portion 11 so as to project perpendicular to the back surface. The arm 14 of the present embodiment is formed in a substantially columnar shape. The distal end 14 a of the arm 14 serves as a swing base end as the lever handle 10, and forms a shaft support 15. The shaft support 15 is composed of a connecting portion 16 integrally formed with the arm 14 and a base 17 fixed to the door surface 1d side, via a rocking shaft 18 having a substantially vertical direction as an axial direction. The lever handle 10 is swingable by the shaft support 15. The connecting portion 16 of the shaft support portion 15 and the arm portion 14 are fixed by fixing means 20 such as screws or bolts, and the base portion 17 is a lock mechanism built in the door 1 and the door end 1b. 4, is fixed by a mounting rod 19, screws, bolts and the like shown in the figure.
[0024]
In the present embodiment, as shown in FIG. 1, the arm portion 14 and the pressing portion 11 extending from the shaft support portion 15 have the plate surface of the pressing portion 11 substantially parallel to the door surface 1d in a normal state, as shown in FIG. The pressing portion 11 extends from the arm portion 14 toward the hanging base 1a.
[0025]
The arm 14 is formed with a substantially tubular hollow portion 14b along the axial direction which is the longitudinal direction. In the present embodiment, as shown in FIG. 2, a support cylinder 21 which is formed in a substantially cylindrical shape and is integrated with the connecting portion 16 is inserted into the distal end 14 a side of the arm portion 14, and together with a hole penetrating in the axial direction. It constitutes the hollow part 14b. As shown in FIG. 3, one end of the hollow portion 14 b penetrates the connecting portion 16 and opens at a substantially center of the tip of the arm portion 14 in a slit shape.
[0026]
Further, the arm portion 14 has a substantially groove-shaped opening portion 14c on the side portion on the grip portion 13 side. The opening portion 14c communicates with the concave portion 12 and the hollow portion 14b, so that a tip end 22b of the operation piece 22 and one side of the interlocking piece 27 described later are arranged. The inner surface of the hollow portion 14b, which is located at a position deeper than the opening portion 14c of the arm portion 14, is a contact portion 14d with which an interlocking piece 27 described later is engaged.
[0027]
Although not shown, a biasing member such as a torsion coil spring is wound around the swing shaft 14b, and the arm portion 14 is normally attached to the door surface 1d by the biasing force of the torsion coil spring. May be configured to maintain a state of being substantially orthogonal.
[0028]
Next, the operation piece 22 is disposed on the back surface of the pressing portion 11 of the lever handle 10. As shown in FIGS. 2 and 3, the operation piece 22 is a substantially rectangular plate-shaped member corresponding to the inner size of the concave portion 12 on the back surface of the pressing portion 11 described above. It can move back and forth in the thickness direction. In the present embodiment, by swinging in the concave portion 12 of the pressing portion 11, it advances and retreats in the thickness direction. The tip 22b is close to the arm 14, and the tip 22b is a swing end. The base end 22a of the operation piece 22 is provided with a shaft or the like with respect to the pressing portion 11, and for example, the both end edges of the base end 22a and both insides of the pressing portion 11 in the concave portion 12 on the gripping portion 13 side are provided. It is also possible to adopt a configuration in which the operation piece 22 is swingable with respect to the pressing portion 11 by being constituted by a shaft and a bearing and connected.
[0029]
An engagement piece 23 protrudes from a distal end side of the operation piece 22 close to the arm 14. As shown in FIG. 2, the engaging piece 23 has a distal end 23 a curved upward in the drawing and is formed in a substantially J-shaped hook shape, and a hollow portion 14 b is formed from an opening 14 c formed in a side portion of the arm portion 14. It is inserted and extended inside.
[0030]
A support concave portion 22c is provided on one surface of the operation piece 22 on the pressing portion 11 side, and is opposed to the mounting concave portion 11a formed in the concave portion 12 as an urging member. A compression coil spring 24 is interposed, and constantly urges the operation piece 22 so as to be in a direction to separate from the back surface of the lever handle 10.
[0031]
Next, the operating piece 25 is provided at the distal end 14 a of the arm 14, which is the pivot base end of the lever handle 10. In the present embodiment, the operating piece 25 is formed in a substantially rectangular plate shape as shown in FIG. 2, and swings through and connects the connecting portion 16 of the arm tip 14 a and the base portion 17. 18 penetrates through the base 25a, and is swingably attached. The swing shaft 18 also serves as a pivot of the operating piece 25.
[0032]
The operating piece 25 has a distal end 25b extending substantially along the axial direction of the arm 14, and the distal end 25b is located in the lock mechanism 4 built in the door tip 1b. The operating piece 25 is configured to engage with a mechanism that moves the latch bolt 5 forward and backward within the lock mechanism 4. FIG. 2 shows the interlocking unit 26 which is a part of the mechanism.
[0033]
Next, the interlocking piece 27 is provided integrally with the operating piece 25, that is, is formed as a long body with the base 25a of the operating piece 25 being an intermediate portion, and one half of the base 25a is formed with the operating piece 25. The other half is formed as an interlocking piece 27. The arm 14 is swingable in the hollow portion 14b by the swing shaft 18 penetrating the base portion 25a in the middle. In this embodiment, as shown in FIG. 2, the interlocking piece 27 has a tip 27a curved downward in the figure and is formed in a substantially inverted J-shaped hook shape. As shown in FIG. 2, the distal end 27a faces the engaging piece distal end 23a of the operation piece 22. The interlocking piece 27 is configured such that the tip 27a can swing between the tip 23a of the engagement piece 23 and the contact portion 14d within the hollow portion 14b of the arm 14. A closing portion 27b is formed on one side of the interlocking piece 27 so as to protrude. The closing portion 27b is located at the opening 14c of the arm 14.
[0034]
As shown in FIG. 2, the tip 23a of the engagement piece 23 and the tip 27a of the interlocking piece 27 face each other without engaging with each other in a normal state, and meet the upper edge of the closing portion 27b of the interlocking piece 27. The tip 23a of the engagement piece 23 is located in the space formed.
[0035]
Next, the operation of the structure of the door configured as described above will be described.
In the state where the door 1 closes the building opening 2, as shown in FIG. 1, the tip of the latch bolt 5 of the lock mechanism 4 protrudes, enters the engaging hole 6, and the closed state of the door 1 is maintained. .
[0036]
In this closed state, as shown in FIG. 2, the operation piece 22 located on the back surface of the grip portion 13 of the pressing portion 11 is moved from the recess 12 on the back surface of the pressing portion 11 by the urging force of the compression coil spring 24. The engaging piece 23, which protrudes and has a substantially integral structure with the operation piece 22, and the interlocking piece 27 are opposed to each other without engaging with each other. In this state, the tip 25b of the operation piece 25 is in contact with the interlocking portion 26 of the lock mechanism 4.
[0037]
In the door structure of the present invention, there are two types of methods: a method in which the door 1 is opened by grasping and pressing the lever handle 10 and a method in which the door 1 is opened only by pressing the pressing portion 11 of the lever handle 10. There is an operation method.
[0038]
First, an operation procedure for grasping and holding the lever handle 10 and opening the door 1 will be described. To open the door 1, first, an operator who wants to open the grip portion 13 of the lever handle 10 grips the door 1. By gripping the grip portion 13, the operation piece 22 located on the back surface of the grip portion 13 is operated in a pulling direction opposite to the pressing direction on the pressing portion 11, and resists the urging force of the compression coil spring 24. To enter the concave portion 12 on the back surface of the pressing portion 11. At this time, since the fingertip side at the time of grasping is the swing end (tip 22b) side of the operation piece 22, the operation piece 22 is easily swung.
[0039]
As shown in FIG. 4, as the operation piece 22 enters the recess 12, the engagement piece 23 is engaged with the interlocking piece 27.
[0040]
Next, the operator presses the pressing portion 11 of the lever handle 10 to swing around the shaft support portion 15. At the time of this swing operation, since the engagement piece 23 of the operation piece 22 is engaged with the interlocking piece 27, the interlocking piece 27 swings about the swing shaft 18, ie, the lever handle. 10, the operating piece 22, the engaging piece 23, the interlocking piece 27, and the operating piece 25 are substantially integrated, and the operating piece 25 swings with respect to the swing shaft 18, and the swing of the lever handle 10 causes the lock. The inside of the mechanism section 4 is swung. As a result, as shown in FIG. 5, the operating piece 25 swings by a predetermined angle (α in FIG. 5) to press the interlocking portion 26, and the latch bolt 5 interlockingly connected to the interlocking portion 26 is retracted. That is, the door 1 is released from the state where the latch bolt 5 holds the lock.
[0041]
The unlocked state of the door 1 is lifted in the opening direction by the opening operation of the operator holding the lever handle 10 and applying a pressing force to the lever handle 10, that is, the pressing operation. It swings around the hinge 3 of 1a.
Then, by directly pushing the door 1 in the opening direction, the door 1 is opened.
[0042]
Next, an operation procedure for performing an opening operation without holding the grip portion 13 of the lever handle 10 when opening the door 1 will be described.
First, an operator who wants to open the door 1 presses the pressing portion 11 of the lever handle 10 from the front.
[0043]
The lever handle 10 swings about the pivot 15 by the pressing operation. The operation piece 22 does not move because it is not gripped by the operator, and the engagement piece 23 and the interlocking piece 27 remain in a non-engaged state. That is, when the lever handle 10 swings, the lever handle 10 can swing with respect to the interlocking piece 27 and the operating piece 25. The swing of the lever handle 10 causes the engagement piece 23 to move away from the position facing the interlocking piece 27. That is, the interlocking piece 27 does not swing, and the arm 14 swings with respect to the interlocking piece 27 by the hollow portion 14 b of the arm 14.
[0044]
When the lever handle 10 swings and swings to a predetermined angle (β in FIG. 6), the tip 27a of the interlocking piece 27 is engaged with the contact portion 14d in the hollow portion 14b.
[0045]
Then, when the lever handle 10 is further pressed to swing, the interlocking piece 27 engaged with the contact portion 14d swings together with the swing of the lever handle 10, as shown in FIG. As a result, the operating piece 25 swings by a predetermined angle (γ in FIG. 7) to press the interlocking portion 26 of the lock mechanism 4, and the latch bolt 5 interlockingly connected to the interlocking portion 26 is retracted. That is, when the lever handle 10 is swung more than the normal operation (arrow P in FIG. 7), the door 1 is released from the state in which the latch bolt 5 is kept locked.
[0046]
The unlocked state of the door 1 is opened by the operator applying a pressing force to the lever handle 10, that is, by the pressing operation, about the hinge 3 of the hanging base 1 a in the opening direction. Rocks.
Then, by directly pushing the door 1 in the opening direction, the door 1 is opened.
[0047]
Therefore, according to the structure of the door configured as described above, in the opening operation for the door 1 that is opened by pushing, the operating piece 22 is provided on the lever handle 10 that swings by pushing and retracts the latch bolt 5. The operating piece 22 is operated by gripping the gripping portion 13 of the lever handle 10, and the operating piece 25, whose operating force is directly transmitted to the interlocking portion 26 in the lock mechanism 4, is substantially integrated with the lever handle 10. Since the engagement piece 23 and the interlocking piece 27 are engaged with each other, the door opening operation can be performed. , The sudden opening of the door 1 in the opening direction is deterred, and the door 1 is swiftly opened in an accident such as a collision of a person on the other side of the door 1 with the door 1. Accidents that occur in It is possible to prevent in.
In particular, since the swing base end of the operation piece 22 is disposed on the grip portion 13 side, the fingertip side when gripping the lever handle 10 becomes the swing end (22b), which corresponds to finger movement. Therefore, it is possible to suppress the consciousness of swinging the operation piece 22.
[0048]
Further, even if the opening operation is only to press the lever handle 10 without grasping the operation piece 22, the swing operation of the lever handle 10 is further performed by pressing the lever handle 10 so as to be pushed further. By performing an operation of pressing in two stages, the operating piece 25 is configured to be in a regulated state so as to be substantially integrated with the lever handle 10, so that the opening operation of “pressing” the door 1 can be simply performed. In addition to pressing, the door 1 is required to be pushed further. Therefore, even if the door 1 is suddenly opened in the opening direction, the door 1 is not opened immediately but is suppressed. It is possible to prevent an accident caused by opening the door 1 vigorously, such as an accident that causes the door 1 to collide with a person on the other side of the door 1. Further, since the door can be opened by performing the operation of further pushing, for example, when the operation piece 22 cannot be grasped and held, or when the operation piece 22 cannot be grasped and held, that is, for a person without grip strength, It can respond to a person holding luggage in both hands, etc., and can solve such a problem that the door is suddenly opened even in the opening operation of such a person. Can be opened.
[0049]
In the above-described embodiment, an example has been described in which the pressing portion 11 which is a pressed portion of the lever handle 10 has a substantially rectangular plate shape. However, the shape of the lever handle 10 is not limited to this. Instead, the shape may be other shapes such as a circle, an ellipse, and a polygon, and may be formed not in a plate shape but in a frame shape, for example. However, the shape is not limited to the above.
Further, the shape of the arm portion 14 constituting the lever handle 10 is not limited to the shape in the above embodiment.
[0050]
Furthermore, in the above-described embodiment, an example has been described in which the orientation of the gripping portion 13, which is the swinging tip of the lever handle 10, with respect to the pivotal support portion 15 is directed from the door tip 1 b of the door 1 to the hanging base 1 a. Regarding the attachment state of the lever handle 10 to the door 1, the extending direction of the grip portion 13 with respect to the shaft support portion 17 may be configured from the hanging base 1a to the door tip 1b side, or may be set to another direction. Even with this configuration, the same operation and effect as described above can be obtained.
[0051]
【The invention's effect】
As described above, in the door structure according to the present invention, in the opening operation of the door that is opened by pushing, the operating piece is provided on the handle that swings by pushing and retreats the engaging rod, and this operating piece is put together with the handle. Operated by grasping, the operating piece that directly transmits the operating force into the lock mechanism is engaged with the connecting piece of the engaging piece so that it is almost integrated with the handle, and the door can be opened. Since the opening operation of “pushing” on the door requires a previous operation of grasping the operation piece, the sudden opening of the door in the opening direction is suppressed, and the person on the other side of the door opens the door. It is possible to prevent accidents caused by opening the doors vigorously, such as an accident that causes a collision.
[0052]
In particular, by disposing the base end of the operation piece on the swinging end side of the handle, the fingertip side when grasping the handle becomes the moving end side of the operation piece and corresponds to the movement of the finger, so the operation piece is It is possible to suppress the consciousness of moving.
[0053]
In addition, even if the opening operation is only to press the handle without grasping the operation piece, the swinging of the handle is performed by pressing the handle further, that is, the handle is pressed in two stages. By performing the operation, the contact portion and the interlocking piece are engaged so that the operating piece becomes substantially integral with the handle, so that the opening operation of “push” to the door is simply pressed. Not only that, but it also requires an operation to push the door further, so that the sudden opening of the door in the opening direction is suppressed as in the above case, and the door may collide with the person on the other side of the door. It is possible to prevent accidents that occur due to violent opening of the vehicle.
[0054]
Further, since the door can be opened by performing the operation of further pushing, for example, it is possible to cope with a case where the operation piece cannot be grasped and held or a case where the operation piece cannot be grasped. It is possible to eliminate a problem such as a sudden opening of a door, and the door can be opened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan sectional view showing one embodiment of a door structure according to the present invention.
FIG. 2 is a plan sectional view of a main part in the structure of the door.
FIG. 3 is a rear view of the same.
FIG. 4 is a plan sectional view illustrating an operation in the structure of the door.
FIG. 5 is a plan sectional view illustrating an operation in the structure of the door.
FIG. 6 is a plan sectional view illustrating an operation in the structure of the door.
FIG. 7 is a plan sectional view illustrating an operation in the structure of the door.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Door 1d ... Door surface 4 ... Lock mechanism part 5 ... Engaging rod (latch bolt)
10 ... handle (lever handle)
Reference numeral 14: arm portion 14b: hollow portion 14d: contact portion 22: operation piece 22a: base end 22b: distal end 24: biasing member (coil spring)
25 ... operating piece 27 ... interlocking piece

Claims (4)

進退自在な係合杆による係合にて閉鎖状態を維持され、押す方向が開放方向となる扉であって、該扉の押される面に配設され、扉の開放方向と略同方向に揺動自在となる把手を備え、該把手を前記扉の開放方向と同方向に揺動させることで、前記係合杆による係合状態を解除し扉の開放が行われる扉の構造において、
前記把手の前記扉面に対向する裏面に配設され、基端が前記把手の揺動端近傍に位置し、該把手の裏面に近接する厚み方向に移動自在な操作片と、
該操作片の先端側に設けられ、前記扉面に向かって突設される係合片と、
前記把手の揺動基端に枢軸を介して揺動自在に設けられ、前記係合杆を備える錠機構部内に延出し、該錠機構部に開放操作の出力を行う作動片と、
該作動片と一体に設けられ前記把手の裏面に向かって延出し該作動片とともに揺動自在とされ、前記係合片に対し係脱自在とされるとともに、前記把手の当接部に対して係脱自在とされる連動片と、
を具備し、
前記把手を前記扉の開放方向に押圧し揺動させることで、前記当接部が前記連動片と係合し、該連動片を揺動させるとともに前記作動片を揺動させて、該作動片にて前記把手の揺動操作を前記錠機構部に伝達し、
前記把手とともに前記操作片を掴み持つことで、前記係合片が前記連動片と係合し、前記把手の揺動操作とともに前記作動片が揺動して前記錠機構部に伝達し、前記扉の開放が行われることを特徴とする扉の構造。
A door whose closed state is maintained by the engagement of the retractable engagement rod and whose pushing direction is the opening direction, which is disposed on a surface where the door is pushed, and swings in substantially the same direction as the opening direction of the door. A door structure in which a movable handle is provided, and by swinging the handle in the same direction as the opening direction of the door, the engaged state by the engaging rod is released and the door is opened.
An operation piece disposed on the back surface facing the door surface of the handle, the base end being located near the swinging end of the handle, and being movable in the thickness direction close to the back surface of the handle,
An engagement piece provided on the distal end side of the operation piece and protruding toward the door surface;
An actuating piece that is swingably provided at the swinging base end of the handle via a pivot, extends into a lock mechanism provided with the engagement rod, and outputs an opening operation to the lock mechanism;
The operating piece is provided integrally with the operating piece, extends toward the back surface of the handle, is swingable with the operating piece, is capable of being disengaged from the engaging piece, and is provided with a contact portion of the handle. Interlocking pieces that can be freely disengaged,
With
By pressing and swinging the handle in the opening direction of the door, the abutting portion engages with the interlocking piece, swings the interlocking piece and swings the operating piece. The swinging operation of the handle is transmitted to the lock mechanism at
By grasping the operating piece together with the handle, the engaging piece engages with the interlocking piece, and the swinging operation of the handle causes the operating piece to swing and transmit to the lock mechanism, and Door structure characterized by the opening of the door.
前記把手は、略板状に形成され、前記扉面に対向する裏面に、該裏面に直交して突出形成する腕部を備え、該腕部先端を前記揺動基端とされて前記扉面側に枢着され、該腕部内に長手方向に形成される管状の中空部内に前記係合片と連動片及び当接部が配置されることを特徴とする請求項1記載の扉の構造。The handle is formed in a substantially plate shape, and has an arm portion formed on a back surface facing the door surface so as to protrude orthogonally to the back surface. The door structure according to claim 1, wherein the engaging piece, the interlocking piece, and the contacting part are disposed in a tubular hollow part which is pivotally attached to the side and formed in the arm part in a longitudinal direction. 前記枢軸は、前記把手の揺動中心軸を兼ねることを特徴とする請求項1または2記載の扉の構造。The door structure according to claim 1, wherein the pivot also serves as a swing center axis of the handle. 前記操作片には、前記把手の裏面から離脱する方向に付勢する付勢部材が備えられることを特徴とする請求項1または2または3記載の扉の構造。4. The door structure according to claim 1, wherein the operation piece is provided with a biasing member that biases the handle in a direction in which the handle is detached from the back surface of the handle. 5.
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