JP2004122341A - 成膜方法 - Google Patents

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国安 利明
Satoru Miyoshi
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Abstract

【課題】エアロゾルデポジション法を用い、平滑で側面の垂直性が維持された膜を形成することができる成膜方法を提供する。
【解決手段】原料の粉体をガスにより噴き上げることによってエアロゾルを生成する工程(a)と、所定の長さ及び幅を有するスリット25を含み、工程(a)において生成されたエアロゾルをスリットを通して噴射するノズル23が、基板2に対して相対的に所定の運動をしながら所定の方向に移動するように、ノズル又は基板を移動させながらエアロゾルを基板に吹き付ける工程(b)とを具備する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、成膜方法に関し、特に、微粒子を基板に吹き付けることによって膜を形成する成膜方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、微小電気機械システム(MEMS:micro electrical mechanical system)の分野では、圧電セラミックスを利用したセンサやアクチュエータ等をさらに集積化し、実用に供するために、成膜によってそれらの素子を作製することが検討されている。セラミックスや金属等の成膜技術としては、エアロゾルデポジション法、或いは、ジェットプリンティングシステム(JPS)と呼ばれる方法が知られている。エアロゾルデポジション法とは、原料の粉体のエアロゾルを基板に噴射し、その際の衝突エネルギーにより粉体を堆積させて膜を形成する方法である。ここで、エアロゾルとは、気体中に浮遊している固体や液体の微粒子のことをいう。
【0003】
エアロゾルデポジション法を用いた成膜は、次のように行われる。図10に示すように、所定の長さ及び幅を有するスリットが設けられたノズル101を1次元に移動させながら、ノズル101から基板102に向けてエアロゾル100を吹き付ける。これにより、加速された原料の粉体が基板102に衝突して破砕され、微細な断片粒子が生成される。このような断片粒子が基板に接合し、或いは、このような断片同士が接合して、基板102の2次元領域に緻密な膜103が形成される。
【0004】
ところで、従来、このような成膜方法においては、形成される膜の膜厚が均一にならないという問題が生じていた。その理由は、エアロゾルの流速分布が均一でないので、原料の粉体が堆積する速さに差が生じてしまうからである。また、スリットから所定の角度で噴射されたエアロゾルが、先に堆積された膜を削り取ってしまい、その領域における原料の粉体の堆積が遅れるからである。そのため、図10に示すように、中央部及び両端が盛り上がり、溝状の凹凸が生じている膜103が形成されてしまう。
【0005】
そこで、表面が平滑であり、且つ、密度の均一な膜を製造するために、微粒子材料の吹き付けの流れの少なくとも一部分を基板表面に斜めに入射させることが提案されている(特許文献1参照)。
【0006】
しかしながら、マスクやモールドを用いて基板に選択的にパターンを形成する場合には、次のような問題が生じてしまう。即ち、図11に示すように、マスク105が設けられている基板104にノズル101を斜めに傾けた状態でエアロゾル100を吹き付けると、形成された膜106の端部がテーパー形状になってしまい、側面において垂直形状のパターンを得ることができない。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−20878号公報(第1頁、図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、エアロゾルデポジション法を用い、平滑で側面の垂直性が維持された膜を形成することができる成膜方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、本発明の第1の観点に係る成膜方法は、原料の粉体をガスにより噴き上げることによってエアロゾルを生成する工程(a)と、所定の長さ及び幅を有するスリットを含み、工程(a)において生成されたエアロゾルをスリットを通して噴射するノズルが、基板に対して相対的に所定の運動をしながら所定の方向に移動するように、ノズル及び/又は基板を移動させながらエアロゾルを基板に吹き付ける工程(b)とを具備する。
【0010】
本発明の第1の観点によれば、ノズルに所定の運動をさせながら基板にエアロゾルを吹き付けるので、基板に堆積された原料の粉体の凹凸が平均化され、平滑で側面の垂直性が維持された膜が形成される。
【0011】
本発明の第2の観点に係る成膜方法は、原料の粉体をガスにより噴き上げることによってエアロゾルを生成する工程(a)と、長さを変更できると共に所定の幅を有するスリットを含み、工程(a)において生成されたエアロゾルをスリットを通して噴射するノズルが、スリットの長さを変更することによってノズルから噴射されるエアロゾルの放射角を変化させながら、基板に対して相対的にスリットの長さ方向と異なる方向に移動するように、ノズル及び/又は基板を移動させながらエアロゾルを基板に吹き付ける工程(b)とを具備する。
【0012】
本発明の第2の観点によれば、スリットの長さを変更することによりエアロゾルの放射角を変化させながら基板にエアロゾルを吹き付けるので、基板に堆積された原料の粉体の凹凸が平均化され、平滑で側面の垂直性が維持された膜が形成される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る成膜方法が用いられる成膜装置を示す模式図である。この成膜装置は、エアロゾルデポジション法による成膜方法を用いて積層構造体を作製する装置であり、エアロゾル生成容器10及び成膜チャンバ20を有している。ここで、エアロゾルとは、気体中に浮遊する固体又は液体の微粒子のことをいう。
【0014】
エアロゾル生成容器10は、成膜原料の粉体が配置される容器であり、ここでエアロゾルの生成が行われる。原料の粉体としてサブミクロン単位の粉体が望ましく、例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛:Pb(lead) zirconate titanate)膜を形成する場合には、粒子径1μm以下、望ましくは、平均粒子径0.3μmを有するPZTの粉体が用いられる。
【0015】
エアロゾル生成容器10には、キャリアガス導入部11、エアロゾル導出部12、及び、圧力調整ノズル13が設けられている。キャリアガス導入部11は、原料の粉体をキャリアするために用いられる気体、即ち、キャリアガスをエアロゾル生成容器10の内部に導入する。キャリアガスとしては、乾燥空気、窒素ガス、アルゴンガス、酸素ガス、ヘリウムガス等が用いられ、エアロゾル生成容器10に配置された原料の粉体をキャリアガスによって噴き上げることにより、エアロゾルが生成される。
【0016】
エアロゾル導出部12は、エアロゾル生成容器10において生成されたエアロゾルを吸引し、成膜チャンバ20に導く。圧力調整ノズル13は、エアロゾル生成容器10と成膜チャンバ20との圧力差を調整する際に用いられる。
【0017】
このようなエアロゾル生成容器10は、振動台14の上に戴置されている。振動台14は、エアロゾル生成容器10に振動を与える。この振動により、エアロゾル生成容器10に配置されている原料の粉体に、浮上するための運動エネルギーが与えられると共に、キャリアガス導入部11のガス噴出口付近に次々と粉体が供給される。
【0018】
成膜チャンバ20には、排気管21と、エアロゾル導入部22と、ノズル23と、可動ステージ24とが備えられている。排気管21は、真空ポンプに接続されており、成膜チャンバ20内を排気する。エアロゾル導入部22は、エアロゾル生成部10のエアロゾル導出部12に接続されており、エアロゾル生成部10において生成されたエアロゾルを成膜チャンバ20内に導入する。ノズル23は、エアロゾル導入部22を介して導入されたエアロゾルを基板2に吹き付ける。可動ステージ24は、基板2を戴置させるために用いられる。
【0019】
図2は、図1に示す成膜チャンバ20の一部を詳しく示している。ノズル23は、例えば、長さ5mm、幅0.3mmを有するスリット25を有している。エアロゾル生成容器10において生成されたエアロゾルは、このスリットを通して面状に噴射され、基板に吹き付けられる。また、可動ステージ24は3次元に移動可能なステージであり、基板2とノズル23との相対位置を変更する際に、可動ステージ駆動部31によって駆動される。さらに、制御部30は、可動ステージ駆動部31を制御する。
【0020】
次に、本発明の第1の実施形態に係る成膜方法について、図2及び図3を参照しながら説明する。以下において、ノズル23と基板2との相対位置を変更する場合には、基板2の位置を基準として説明する。例えば、ノズル23を基板2に対して所定の方向に移動させるという場合には、実際には、ノズル23を固定して可動ステージ24をその反対方向に移動させるものとする。また、基板2の2次元領域に膜を順次形成する方向のことを成膜方向という。成膜方向は、ノズル23に設けられているスリット25の長さ方向と異なる方向であれば良く、本実施形態においては、スリット25に対して垂直な方向を成膜方向としている。
【0021】
本実施形態においては、次のようにして成膜を行う。即ち、図2に示すように、ノズル23を基板2に対して成膜方向に移動させると共にスリット25の長さ方向に往復運動させながら、基板2にエアロゾルを吹き付ける。
【0022】
図3は、成膜方向に対する1つの断面におけるノズル23の位置変化と、その位置に応じて形成される膜の断面形状とを示している。ノズル23が基板2に対して位置23a〜23cにあるとき、膜3a〜3cがそれぞれ形成される。ここで、ノズル23から噴射されるエアロゾルの流速分布は均一でないので、瞬間的には、膜3a〜3cのように、中央部及び両端が盛り上がった凹凸形状を有する膜が形成される。そこで、それぞれの断面において、ノズル23をスリットの長さ方向に往復運動させながら基板2にエアロゾルを吹き付けることにより、膜3a、3b、…の重ね合わせによって膜厚分布が平均化され、凹凸のない平坦な膜が形成される。さらに、このように膜を形成しながらノズル23を成膜方向に移動させることにより、図2に示すように、基板2の2次元領域に平滑な膜3が形成される。
【0023】
なお、本実施形態においては、可動ステージ24を移動させることにより、基板2とノズル23との相対位置を変化させたが、ノズル23を移動させることによって、基板2とノズル23との相対位置を変化させても良い。或いは、ノズル23をスリットの長さ方向に移動させ、可動ステージ24を成膜方向に移動させる等、両者を駆動しても良い。
【0024】
次に、本発明の第2の実施形態に係る成膜方法について、図4及び図5を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係る成膜方法が用いられる成膜装置の一部を示す断面図である。本実施形態における成膜装置は、図1に示すノズル23の替わりに、図4に示すノズル40を有している。その他の構成については、図1に示す成膜装置と同様である。
【0025】
図4に示すように、ノズル40の先端には、アクチュエータ41が設けられている。アクチュエータ41は、ノズル40に設けられたスリットの長さを変更する可変機構であり、その動作は制御部30によって制御されている。これにより、ノズル40から噴射されるエアロゾルの放射角αが変更される。即ち、図5に示すように、スリットの長さを短くすることにより、放射角αは大きくなり、反対に、スリットの長さを長くすることにより、放射角αは小さくなる。
【0026】
図5は、成膜方向に対する1つの断面におけるノズル40のスリットの長さの変化と、その長さに応じて形成される膜の断面形状とを示している。即ち、長さ40aの場合には、凹凸形状を有する膜4aが形成される。また、長さ40bの場合には、膜4aよりも狭い領域に凹凸形状を有する膜4bが形成される。このように、ノズル40のスリットの長さを変更することにより、形成される膜の膜厚分布が変わってくる。そこで、その断面においてノズル40のスリットの長さを変更しながらエアロゾルを吹き付けることにより、膜4a、4b、…の重ね合わせにより膜厚分布が平均化され、凹凸のない平坦な膜が形成される。さらに、このように膜を形成しながらノズル40を成膜方向に移動させることにより、基板2の2次元領域に平滑な膜が形成される。
【0027】
本発明の第1及び第2の実施形態によれば、常に基板の真上からエアロゾルを噴射するので、基板にマスクを設けて選択的にパターンを形成する場合においても、マスクに囲まれた領域の隅々までエアロゾルを吹き付けることができる。従って、膜の端部がテーパー状になることはなく、側面の垂直性が維持された平滑な膜を形成することができる。
【0028】
次に、本発明の第3の実施形態に係る成膜方法について、図6及び図7を参照しながら説明する。図6は、本実施形態に係る成膜方法が用いられる成膜装置の一部を示す模式図である。本実施形態における成膜装置は、基板2に対して垂直な面内において振り子運動を行う可動ノズル50と、可動ノズル50を駆動するノズル駆動部51とを有している。その他の構成については、図1に示す成膜装置と同様である。
【0029】
図7は、成膜方向に対する1つの断面における可動ノズル50の位置変化と、その位置に応じて形成される膜の断面形状とを示している。可動ノズル50が基板2に対して位置50a〜50cにあるとき、膜5a〜5cがそれぞれ形成される。ここで、膜5a〜5cには、可動ノズル50から噴射されるエアロゾルの流速分布のバラツキにより、凹凸が生じていると共に、基板2に対する可動ノズル50の傾きに応じて傾斜が生じている。そこで、可動ノズル50をその断面において振り子運動させながら基板2にエアロゾルを吹き付けることにより、膜5a、5b、…の重ね合わせにより膜厚分布が平均化され、凹凸のない平坦な膜5が形成される。さらに、このように膜を形成しながら可動ノズル50を成膜方向に移動させることにより、基板2の2次元領域に平滑な膜5が形成される。
【0030】
次に、本発明の第4の実施形態に係る成膜方法について、図8及び図9を参照しながら説明する。図8は、本実施形態に係る成膜方法が用いられる成膜装置の一部を示す模式図である。本実施形態における成膜装置は、回転運動を行う可動ノズル60と、可動ノズル60を駆動するノズル駆動部61とを有している。その他の構成については、図1に示す成膜装置と同様である。
【0031】
図9は、可動ノズル60の位置変化と、その位置に応じて形成される膜の断面形状とを示している。可動ノズル60が基板2に対して位置60a〜60dにあるとき、膜6a〜6dがそれぞれ形成される。ここで、膜6a〜6dには、可動ノズル60から噴射される流速分布のバラツキによって凹凸が生じていると共に、基板2に対する可動ノズル60の位置や傾きに応じて傾斜が生じている。そこで、可動ノズル60を回転させながら基板2にエアロゾルを吹き付けることにより、膜6a、6b、…の重ね合わせにより膜厚分布が平均化され、凹凸のない平坦な膜6が形成される。さらに、このように膜を形成しながら可動ノズル60を成膜方向に移動させることにより、基板2の2次元領域に平滑な膜が形成される。
【0032】
本発明の第3及び第4の実施形態によれば、基板の所定の領域に、複数の方向からエアロゾルを吹き付けるので、基板にマスクを設けて選択的にパターンを形成する場合においても、マスクに囲まれた領域の隅々までエアロゾルを吹き付けることができる。従って、側面の垂直性が維持された平滑な膜を形成することができる。
【0033】
なお、上記の第2〜第4の実施形態においては、可動ステージ24を移動させることにより、成膜方向について基板2とノズルとの相対位置を変化させたが、可動ステージ24を固定し、ノズル40、50、60を成膜方向について移動させることにより基板2とノズル40、50、60との相対位置を変化させても良い。
【0034】
以上、本発明の第1〜第4の実施形態に係る成膜方法について説明したが、これらのうち、複数の成膜方法を組み合わせて実施しても良い。例えば、第2の実施形態に係る成膜方法を他の実施形態に係る成膜方法と組み合わせることにより、ノズルのスリットの長さを変更しながらノズルを往復運動、振り子運動、又は、回転運動をさせても良い。或いは、第1の実施形態と第3の実施形態とを組み合わせ、ノズルに振り子運動をさせながらスリットの長さ方向に移動させても良い。このように、様々な運動を組み合わせることにより、より効果的に平滑な膜を形成することができる。
【0035】
なお、本発明の第1〜第4の実施形態において、成膜装置に複数のノズルを設け、それらを同時に用いることにより、トータルの成膜時間を短縮し、効率的に成膜を行うことができる。また、本発明の第1〜第4の実施形態においては、エアロゾルデポジション法を用いて成膜を行ったが、その他、原料の微粒子を基板等に堆積させる成膜方法であれば、本発明に係る成膜方法を適用することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、エアロゾルデポジション法を用いて、平滑な膜を形成することができる。この際に、基板に対してノズルを傾けることなく、或いは、基板の所定の領域について複数の方向からエアロゾルを吹き付けるので、マスク等を用いて基板に選択的にパターンを形成する場合でも、形成された膜の端部がテーパー形状になることはない。従って、表面の平滑性と側面の垂直性とが維持された良質な膜を形成することができる。また、そのような膜を用いて、高品質の装置を作製することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る成膜方法が用いられる成膜装置の構成を示す模式図である。
【図2】図1に示す成膜装置の一部を示す模式図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る成膜方法を説明するための図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る成膜方法が用いられる成膜装置の一部を示す断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る成膜方法を説明するための図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る成膜方法が用いられる成膜装置の一部を示す模式図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る成膜方法を説明するための図である。
【図8】本発明の第4の実施形態に係る成膜方法が用いられる成膜装置の一部を示す模式図である。
【図9】本発明の第4の実施形態に係る成膜方法を説明するための図である。
【図10】従来のエアロゾルデポジション法において、基板にエアロゾルを吹き付けている様子を示す模式図である。
【図11】ノズルを斜めに傾けた状態で基板にエアロゾルを吹き付けている様子を示す断面図である。
【符号の説明】
1 原料の粉体
2、102、104 基板
3、5、6、103、106 膜
3a〜3c、4a、4b、5a〜5c、6a〜6d 膜(断面形状)
10 エアロゾル生成容器
11 キャリアガス導入部
12 エアロゾル導出部
13 圧力調整ノズル
14 振動台
20 成膜チャンバ
21 排気管
22 エアロゾル導入部
23、40、50、60、101 ノズル
24 可動ステージ
25 スリット
30 制御部
31 可動ステージ駆動部
41 アクチュエータ
51、61 ノズル駆動部
100 エアロゾル
105 マスク

Claims (5)

  1. 原料の粉体をガスにより噴き上げることによってエアロゾルを生成する工程(a)と、
    所定の長さ及び幅を有するスリットを含み、工程(a)において生成されたエアロゾルを前記スリットを通して噴射するノズルが、基板に対して相対的に所定の運動をしながら所定の方向に移動するように、前記ノズル及び/又は前記基板を移動させながらエアロゾルを前記基板に吹き付ける工程(b)と、
    を具備する成膜方法。
  2. 工程(b)が、前記ノズルが前記スリットの長さ方向に往復運動しながら前記スリットの長さ方向と異なる方向に移動するように、前記ノズル及び/又は前記基板を移動させることを含む、請求項1記載の成膜方法。
  3. 工程(b)が、前記ノズルが前記スリットの長さ方向を含む面内において振り子運動しながら前記スリットの長さ方向と異なる方向に移動するように、前記ノズル及び/又は前記基板を移動させることを含む、請求項1記載の成膜方法。
  4. 工程(b)が、前記ノズルが回転運動しながら前記スリットの長さ方向と異なる方向に移動するように、前記ノズル及び/又は前記基板を移動させることを含む、請求項1記載の成膜方法。
  5. 原料の粉体をガスにより噴き上げることによってエアロゾルを生成する工程(a)と、
    長さを変更できると共に所定の幅を有するスリットを含み、工程(a)において生成されたエアロゾルを前記スリットを通して噴射するノズルが、前記スリットの長さを変更することによって前記ノズルから噴射されるエアロゾルの放射角を変化させながら、基板に対して相対的に前記スリットの長さ方向と異なる方向に移動するように、前記ノズル及び/又は前記基板を移動させながらエアロゾルを前記基板に吹き付ける工程(b)と、
    を具備する成膜方法。
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