JP2004122297A - 産業用ロボットの手首機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基台1に垂直軸26上に旋回可能に軸支された第1の腕2は、手首部5が水平を保つための第1のリンク機構33、6、7、3と、これに連結される第2のリンク機構11、12、13、4を有し、第3の腕4先端の第4の腕14を基台とした手首部5駆動用モータ・減速機9の入力がないときは、基台1の垂直軸26と手首部5の回転軸19とは、平行にされ、手首部5のモータ・減速機15には重量物の重力トルクが直接作用しない構成を有する。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてコンテナやパレット等に乗った重量物であり、かつ容積の大きな物のハンドリングを行う産業用ロボットの手首機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンテナやパレット等に乗った容積の大きな重量物を下から上へ、上から下へ搬送・移載する場合、フォークリフト等にて下からすくい上げ、持ち上げる方法がとられる。また自動化のため500Kg可搬といった重量物を持つことが可能な産業用ロボットに上記作業をやらせる場合は、ロボットにかかるトルク、特に手首部にかかるトルク軽減のため、例えば特許文献1に開示する、図8に示すようにワークを釣り上げる方式がとられる。ワークを釣り上げるに際し、カニバサミ状のツールにてコンテナの下部または、パレットの下部を挟み釣り上げることになる。これにより手首部にかかるトルクの軽減が可能となる。また下から持ち上げる場合は図9に示すように手首部にかかるトルク軽減のため、ロボット手首部およびアームをワークの下方に入れ、手首部をワークの中心部に当てて持ち上げることになる。
ロボット手首部を水平に保ち、前後動アーム、上下動アームの駆動とは独立に手首部を駆動するモータ・減速機を、前後動アームの基端に設けることは、特許文献2に記載されている。
【0003】
【特許文献1】特開2002−127072 図3(b)〔0040〕
【特許文献2】特開平7−266265 図1、図2、第(3)頁
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる図8に示す釣り上げ方式はワークを安定した状態で搬送・移載できるが、その反面ワークを挟むためのツールは大きく、またカニバサミの開閉機構が必要となり大掛かりなものとなる。また、釣り上げ方式では揚程が大きい場合ロボットをかなり高さのある台に設置する必要があり、ロボットの高所でのメンテナンス作業が強いられるし、大きなロボットが高所で作業する様子は周囲に威圧感を生み出すことが想像される。
また図9に示すようにロボット手首部およびアームをワークの下方に入れ、手首部をワークの中心部に当てて下から持ち上げるコンテナやパレットが地面におかれていると、ロボットの手首部、アームが入りこむ隙間がなく、コンテナやパレット等をロボットが入り込めるのに必要な隙間を設けてやるため予め他手段にて持ち上げる必要がある。また、下から持ち上げる際、ワークとアームが干渉するといった問題があった。
【0005】
本発明の課題は、従来の産業用ロボットでコンテナやパレット等に乗った重量物であり、かつ容積の大きな物のハンドリングを、特に低所から高所に、搬送・移載する場合、産業用ロボットを高所に設置する必要がなく、ツールが大きくなっても、ワークとアームが干渉することがなく、更には、ワークを安定に搬送・移載する際に手首部を水平に保つことができるような産業用ロボットの手首機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、基台1、基台1に垂直軸26上に旋回可能にその基端が軸支された第1の腕2、第1の腕2の他端にその基端を揺動可能に軸支された第2の腕3、第2の腕3の他端にその基端を揺動可能に軸支された第3の腕4、第3の腕4の先端に水平第4軸18の回りに揺動可能に軸支され第4の腕14、及び第4の腕14に取付けた先端にツールフランジ29を有する手首部5を有し、前記第1の腕2と一体となったリンク33、リンク33の一端にその基端を揺動可能に軸支されたリンク6、リンク6の他端に軸支されたリンク7及び第2の腕3が平行四辺形を形成するようリンク33、6、7及び第2の腕3を揺動自在に順次軸支した第1の平行リンク機構と、前記リンク7の基端部8に前記第3の腕4の支持軸に同軸に第4の腕14駆動用のモータ・減速機9を固定し、モータ・減速機9の出力軸10に連結されその基端が揺動自在に軸支された原動リンク11、リンク12、第4の腕14と一体となったリンク13及び第3の腕4とが平行四辺形を形成するよう原動リンク11、リンク12、13及び第3の腕4を揺動自在に順次軸支した第4の腕14を駆動しかつ姿勢保持を行う第2の平行リンク機構とから構成され、
前記手首部5は前記第4の腕14の第4軸18に対し垂直かつ地面に垂直な第5軸19の廻りに回転可能にされ、前記ツールフランジ29は第5軸19に垂直かつ地面に水平な軸の廻りに回転可能な第6軸24の廻りに回転可能ようにされたことを特徴とする産業用ロボットの手首機構を提供するこことにより、上述した本発明の課題を解決した。
【0007】
【発明の効果】かかる構成により、前記第1の平行リンク機構、第2の平行リンク機構により、第4の腕14を基台とした手首部5駆動用モータ・減速機9の入力がないときは、手首部5が常に水平の位置を保つ。コンテナやパレット等に乗った容積の大きな重量物ワークを手首部5に取付けたフォークリフト爪状のツール22ですくいあげる場合、手首部5に通常多大なトルクがかかるが、本発明では手首部5を水平に保った場合、基台1の垂直軸26と手首部5の回転軸19とは平行にされ、第4の腕14を基台とした手首部5を回動するモータ・減速機15には、すくいあげたワークの荷重による重力トルクである下向きのモーメント力が直接作用しない構造としたので、負荷能力が大となり高負荷のワークをフォークリフト方式の爪状のツールで下からすくいあげることが可能となり、高負荷のワークを保持可能で安定なワークの搬送・移載が可能な、かつコンパクトな手首が実現でき、ロボットの設置高さも低くできる。
【0008】
好ましくは前記原動リンク11及びリンク13は、前記第3の腕4が下方に揺動されたとき、前記第3の腕4と干渉しないように、前記第3の腕4のほぼ中央に配置され、かつ、前記第3の腕4の長さは前記第3の腕4が下方にほぼ垂直位置まで揺動できる長さにされることにより、手首部5を十分低くできる。
【0009】
前記第4の腕14を駆動しかつ姿勢保持を行う駆動リンク機構は、前記第3の腕4の支持軸と同軸に前記リンク7に固定した前記モータ・減速機9に代わり、前記第2の腕3の支持軸に同軸に、第4の腕14を駆動する独立モータ・減速機20を固定し、前記独立モータ・減速機20の出力軸32を前記第1の平行リンク機構の原動リンク31に連結しても請求項1と同様の効果を奏することができ、さらに第4の腕14を駆動する駆動トルクの増大を防止し第4の腕14の姿勢の変更を含む精度がよい高速動作を可能にする。
【0010】
さらに好ましくは、ワークを置き、コンテナやパレット等よりフォークリフト方式の爪状ツールをまっすぐ抜く場合手首部5の旋回が必要となるが、前記第4の腕14の第4軸18の軸心と前記手首部5の前記第5軸19の軸心と間の長さが、前記手首部5が第5軸19の回りを90度ないし120度回転可能となるように十分な長さを持ち、かつ前記手首部5の前記第5軸19の軸芯から前記ツールフランジ29面までの長さが、地面に対し水平にツールフランジ29面に取付けたツール22が第5軸19の回りを90度ないし120度回転してもツール22が第3の腕4又は前記第2のリンク機構に干渉しないよう十分な長さを有することにより、ツールフランジ29に取付けたフォーク爪状ツールと第3の腕4等との干渉を避けることが可能となり、幅のあるツールを保持しても第5軸を120 度以上回転可能としたため爪の長い(2000mm以上)ツールをツールフランジに取付けても真っ直ぐ爪を抜くことが可能となりサイクルタイムを短縮できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態の産業用ロボットの手首機構の概略側面図を示し、図2は図1の産業用ロボットの手首機構の概略上面図、図3は図1を反対側より見た概略側面図、図4は図1の産業用ロボットの手首機構がツールフランジ29に取付けたフォークリフト方式の爪状ツールでワークをすくい上げる状況を示す概略側面図を示す。図1、図2、図3において、実施形態の産業用ロボットの手首機構は、基台1と、基台1に垂直軸26上に旋回可能にその基端が軸支された第1の腕2、第1の腕2の他端に前後に揺動可能にその基端を軸支された第2の腕3、第2の腕3の他端に上下に揺動可能にその基端を軸支された第3の腕4、第3の腕4の先端に水平第4軸18の回りに揺動可能に軸支され第4の腕14を基台とし先端にツールフランジ29を有する手首部5を有する。
【0012】
前記第1の腕2と一体となったリンク33、第1の腕2の一端にその基端を揺動可能に軸支されたリンク6、リンク6の他端に軸支されたリンク7及び第2の腕3が、平行四辺形を形成するよう、リンク33、6、7及び第2の腕3を揺動自在に順次軸支した第1の平行リンク機構33,6、7、3と、前記リンク7の基端部8に前記第3の腕4の支持軸に同軸に第4の腕14駆動用のモータ・減速機9を固定し、モータ・減速機9の出力軸10に連結されその基端が揺動自在に軸支された原動リンク11、リンク12、第4の腕14と一体となったリンク13及び第3の腕4が、平行四辺形を形成するよう、原動リンク11、リンク12、13及び第3の腕4を揺動自在に順次軸支した、第4の腕14を駆動しかつ姿勢保持を行う第2の平行リンク機構11、12、13、4と、から構成される。本実施の形態では、23は第2の腕3を前後方向に駆動するモータ・減速機23、30(図3)は第3の腕4を上下方向に駆動するモータ・減速機である。
【0013】
かかる構成により、モータ・減速機9の出力が前記第2のリンク機構を介して前記第4の腕14を駆動しかつ姿勢保持を行う。第2の平行リンク機構はモータ・減速機9を介して第1の平行リンク機構に連結され、モータ・減速機9および第2の平行リンク機構は第1の平行リンク機構により姿勢が保持され、第2の腕3、第3の腕4が動いてもモータ・減速機9により第2のリンク機構が動かされないかぎり、手首部5は地面に対して同一姿勢を保つ。
【0014】
好ましくは前記原動リンク11及びリンク13は、前記第3の腕4が下方に揺動されたとき、前記第3の腕4と干渉しないように、前記第3の腕4のほぼ中央に配置され、かつ、前記第3の腕4の長さは前記第3の腕4が下方にほぼ垂直位置まで揺動できる長さにされることにより、手首部5を十分低くできる。
【0015】
図5〜図7は、上記特許文献2:特開平7−266265に記載する構成を使用した本発明の第2の実施形態の産業用ロボットの手首機構を示し、図5はその概略側面図、図6は図5のものの概略上面図、図7は図5を反対側より見た概略側面図をそれぞれ示す。この第2の実施の形態では、第4の腕14を駆動しかつ姿勢保持を行う駆動リンク機構は、第3の腕4の支持軸と同軸に前記リンク7に固定したモータ・減速機9に代わり、第2の腕3の支持軸に同軸に、第4の腕14を駆動する独立モータ・減速機20を固定し、独立モータ・減速機20の出力軸32を第1の平行リンク機構の原動リンク31に連結したものであるり、図1〜図3に示す実施形態の産業用ロボットの手首機構と同様の効果を奏することができ、さらに第4の腕14を駆動する駆動トルクの増大を防止し、第4の腕14の姿勢の変更を含む精度がよい高速動作を可能にする。
【0016】
なお、第4軸18は手首部5が水平を保てない場合(例えばロボットを傾けて取り付けた場合)、ツールフランジ29に取付けたツールが水平の時、降ろしたワークと干渉する場合の回避動作に使用する。
【0017】
第4の腕14に取付けられたモータ・減速機15の出力軸16に回転可能に連結された手首部5は、第4の腕14の第4軸18に対し垂直かつ地面に垂直な第5軸19の廻りに回転可能に軸持され、手首部5にはモータ・減速機15に直角にモータ・減速機17が取り付けられ、モータ・減速機17の出力軸25はツールフランジ29を第5軸19に対し垂直かつ地面に対し水平な第6軸24の廻りに回転可能に軸持する。手首部5が常に水平であれば、例えば本特許の実施例である図4のごとくツールフランジ29に取付けたフォークリフト爪状のツールにてワークを下から持ち上げる場合、手首部5に通常多大なトルクがかかるが、第4の腕14の先端に設けたモータ・減速機15と第5の腕の先端に設けたモータ・減速機17とには、手首部5を水平に保った場合、すくいあげたワークの荷重による下向きのモーメント力のみかかるよう減速機を配置したので、負荷能力が大となり高負荷のワークをフォークリフト方式の爪状のツールですくいあげることが可能となり、安定なワークの搬送・移載が可能となり、かつコンパクトな手首が実現できた。また、また手首を高負荷のワークを保持可能としたためワークを下からすくい上げることが可能となり、ロボットの設置高さを低くできる。
【0018】
図4の実施例で、例えばコンテナ等を降ろし、ツールをコンテナから抜く場合2000mm程度を真っ直ぐコンテナにほぼ直角に抜く必要がある。ツールをコンテナから抜くときロボット中心から放射状の2000mm以上の動作がロボットにとって可能であれば問題ないがアームの長いかなり大きなロボットを提供する必要がある。通常は第1の腕の回転中心第1軸26を旋回しながら、手首部5の回転中心第5軸でツールフランジ29に取付けたツール22の方向を補正して抜く方法がとられる。また、幅のあるフォーク状のツールを取り付けた場合、第5軸の回転特に90度以上回転した場合ツールがロボット自体の腕に干渉する可能性がある。本特許では第4の腕14の第4軸18の軸心と手首部5の第5軸19の軸心と間の長さが、手首部5が第5軸19の回りを90度ないし120度回転可能となるように十分な長さを持ち、かつ手首部5の第5軸19の軸芯からフランジ29の第6軸24のツールフランジ29面までの長さが、ツールフランジ29面に対し水平に取付けたツール22が第5軸19の回りを90度ないし120度回転してもツール22が第3の腕4又は前記第2のリンク機構に干渉しないよう十分な長さを有するようにしたので、第5軸19が120 度以上回転可能となっている。また120 度回転してもツール22が腕に干渉しないよう、第4の腕14と手首部5の長さを十分長くとっている。幅のあるツールを保持しても第5軸19を120 度以上回転可能としたため爪の長い(2000mm以上)ツールをツールフランジ29に取付けても真っ直ぐ爪を抜くことが可能となりサイクルタイムを短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の産業用ロボットの手首機構の概略側面図。
【図2】図1の産業用ロボットの手首機構の概略上面図。
【図3】図1の産業用ロボットの手首機構の図1とは反対面の概略側面図。
【図4】図1の産業用ロボットの手首機構がツールフランジに取付けたフォークリフト方式の爪状ツールでワークをすくい上げる状況を示す概略側面図。
【図5】本発明の第2の実施形態の産業用ロボットの手首機構の概略側面図。
【図6】図5の産業用ロボットの手首機構の概略上面図。
【図7】図5の産業用ロボットの手首機構の図5とは反対面の概略側面図。
【図8】従来の第1のロボットの側面図。
【図9】従来の第2のロボットの側面図。
【符号の説明】
1 基台 2 第1の腕 3 第2の腕 4 第3の腕
5 手首部 6、7、11、12、13、31,33 リンク
8 リンク7基端部 9,20 第4軸駆動用モータ・減速機
10、32 第4軸駆動用モータ・減速機出力軸 14 第4の腕
15 第5軸駆動用モータ・減速機 16 第5軸駆動用モータ・減速機出力軸
17 第6軸駆動用モータ・減速機 25 第6軸駆動用モータ・減速機出力軸
18 第4の腕支持軸 19 第5軸軸心 24 第6軸軸心
22 ツール 23 第3の腕駆動用モータ・減速機
26 第1の腕軸心 28 ワーク 29 ツールフランジ
30 第2の腕駆動用モータ・減速機
Claims (4)
- 基台1、基台1に垂直軸26上に旋回可能にその基端が軸支された第1の腕2、第1の腕2の他端にその基端を揺動可能に軸支された第2の腕3、第2の腕3の他端にその基端を揺動可能に軸支された第3の腕4、第3の腕4の先端に水平第4軸18の回りに揺動可能に軸支され第4の腕14、及び第4の腕14に取付けた先端にツールフランジ29を有する手首部5を有し、
前記第1の腕2と一体となったリンク33、リンク33の一端にその基端を揺動可能に軸支されたリンク6、リンク6の他端に軸支されたリンク7及び第2の腕3が平行四辺形を形成するようリンク33、6、7及び第2の腕3を揺動自在に順次軸支した第1の平行リンク機構と、前記リンク7の基端部8に前記第3の腕4の支持軸に同軸に第4の腕14駆動用のモータ・減速機9を固定し、モータ・減速機9の出力軸10に連結されその基端が揺動自在に軸支された原動リンク11、リンク12、第4の腕14と一体となったリンク13及び第3の腕4とが平行四辺形を形成するよう原動リンク11、リンク12、13及び第3の腕4を揺動自在に順次軸支した第4の腕14を駆動しかつ姿勢保持を行う第2の平行リンク機構とから構成され、
前記手首部5は前記第4の腕14の第4軸18に対し垂直かつ地面に垂直な第5軸19の廻りに回転可能にされ、前記ツールフランジ29は第5軸19に垂直かつ地面に水平な軸の廻りに回転可能な第6軸24の廻りに回転可能ようにされたことを特徴とする産業用ロボットの手首機構。 - 前記原動リンク11及びリンク13は、前記第3の腕4が下方に揺動されたとき、前記第3の腕4と干渉しないように、前記第3の腕4のほぼ中央に配置され、かつ、前記第3の腕4の長さは前記第3の腕4が下方にほぼ垂直位置まで揺動される長さにされたことを特徴とする請求項1記載の産業用ロボットの手首機構。
- 前記第4の腕14を駆動しかつ姿勢保持を行う駆動リンク機構は、前記第3の腕4の支持軸と同軸に前記リンク7に固定した前記モータ・減速機9に代わり、前記第2の腕3の支持軸に同軸に、第4の腕14を駆動する独立モータ・減速機20を固定し、前記独立モータ・減速機20の出力軸32を前記第1の平行リンク機構の原動リンク31に連結したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の産業用ロボットの手首機構。
- 前記第4の腕14の第4軸18の軸心と前記手首部5の前記第5軸19の軸心と間の長さが、前記手首部5が第5軸19の回りを90度ないし120度回転可能となるように十分な長さを持ち、かつ前記手首部5の前記第5軸19の軸芯から前記ツールフランジ29面までの長さが、地面に対し水平にツールフランジ29面に取付けたツール22が第5軸19の回りを90度ないし120度回転してもツール22が第3の腕4又は前記第2のリンク機構に干渉しないよう十分な長さを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載の産業用ロボットの手首機構。
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