JP2004121945A

JP2004121945A - Method for removing fermentation odor

Info

Publication number: JP2004121945A
Application number: JP2002288094A
Authority: JP
Inventors: Shigeto Inoue; 井上　繁人; Isao Katayama; 片山　功
Original assignee: Daiwa House Industry Co Ltd
Current assignee: Daiwa House Industry Co Ltd
Priority date: 2002-09-30
Filing date: 2002-09-30
Publication date: 2004-04-22
Anticipated expiration: 2022-09-30
Also published as: JP4056842B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method for removing fermentation odors which can effectively prevent the diffusion of offensive odors produced by aerobic or anaerobic fermentation. <P>SOLUTION: Organic substances are fermented, the obtained fermentation product is carbonized, the carbonization product is burned by using a carbonization gas produced in the carbonization process, and the fermentation odors are supplied to be eliminated. In the case of aerobic fermentation, heat generated by the combustion of the carbonization gas is used preferably for the aerobic fermentation. As the pretreatment of the aerobic fermentation, the organic substances are put in a closed pressure container, and when the substances are steamed for a prescribed time at high temperature under high pressure, part or the whole of the carbonization product is preferably put in the container with the organic substances as a water content adjusting material. The fermentation product is carbonized, and the fermentation odors are passed through the obtained carbonization product to be eliminated. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発酵臭気の除去方法に関する。
【０００２】
【従来の技術及び課題】
有機性廃棄物を発酵処理することにより堆肥や土壌改良材などをつくることは従来より行われているが、発酵処理において問題となるのが臭いである。
【０００３】
かかる問題点に鑑み、本発明は、発酵処理によるいやな臭いを効果的に除去することができる発酵臭気の除去方法を提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、有機物を発酵処理し、得られた発酵処理物を炭化処理し、炭化処理の過程で発生する乾留ガスを用いてこれを燃焼させ、そこに発酵臭気を送り込んで臭いを除去することを特徴とする発酵臭気の除去方法によって解決される。
【０００５】
この方法では、発酵が嫌気性発酵であるか好気性発酵であるかを問わず、発酵臭気を燃焼雰囲気中に送り込んで除去することとしているから、臭いを効果的に除去することができ、周囲へのいやな臭いの拡がりを防止することができる。
【０００６】
しかも、燃焼は、発酵処理物の炭化処理に伴って生じる乾留ガスを用いて行うこととしているから、乾留ガスを得るための原料の確保を容易に行うことができる。
【０００７】
もちろん、炭化処理で生じる炭化物は、堆肥や土壌改良材などとしてとりわけ有効的に利用していくことができる。
【０００８】
上記の方法において、発酵が好気性発酵からなり、前記乾留ガスの燃焼によって発生する熱を好気性発酵のための加温熱として用いる場合は、排熱の有効利用によって好気性発酵のための温度管理をコスト的に有利に行っていくことができる。
【０００９】
また、発酵が好気性発酵からなり、
発酵前処理として、有機物を密閉耐圧容器中に入れ、高温高圧下で所定の時間蒸煮処理を行い、
この蒸煮処理において、前記炭化処理によって生じた炭化物の一部又は全部を水分調整材として有機物とともに容器内に入れて蒸煮処理を行うとよい。
【００１０】
この場合は、炭化処理によって生じる炭化物を、蒸煮処理のための水分調整材として用いられているおが粉に替わる水分調整材として用いることができ、おが粉の確保が難しい場合でも、この炭化物を用いて蒸煮処理における水分調整を行っていくことができる。この炭化物は発酵処理物の炭化処理によって得られるから、原料確保を容易に行うことができる。
【００１１】
そして、この炭化物を水分調整材として用いた有機物の蒸煮処理によって、有機物の水分を調整することができ、有機物の分解を進め、無菌化し、それによって、好気性発酵に要する時間を短縮することができる。
【００１２】
蒸煮処理は、容器内圧力を１０〜３０Ｋｇ／ｃｍ^２の範囲、温度を１５０〜２５０°Ｃの範囲にして行うと効果的でかつ経済的である。また、この蒸煮処理は、容器内に高温高圧の水蒸気を送り込んで内容物を撹拌しながら行うとよい。
【００１３】
また、上記の課題は、有機物を発酵処理し、得られた発酵処理物を炭化処理し、得られた炭化物で発酵臭気を除去することを特徴とする発酵臭気の除去方法によって解決される。炭化物には消臭効果があり、この炭化物に発酵臭気を触れさせることによって臭いを効果的に除去することができ、周囲への発酵臭気の拡がりを抑えることができる。しかも、発酵処理物を炭化処理して得られる炭化物を利用するから、発酵臭気除去のための原料確保を容易に行うことができる。特に、炭化処理により発生する乾留ガスを燃焼させることによる発酵臭気の除去と併せて炭化物による発酵臭気の除去を行うようにすると、臭気除去効果を大きくすることができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【００１５】
図１は好気性発酵の場合であり、有機物として有機性廃棄物を用い、これをまず蒸煮処理する。蒸煮処理は有機物を密閉耐圧容器中に入れ、容器内に高温高圧の飽和水蒸気を送り込み、有機物を高温高圧下で蒸煮することにより行う。圧力は１０〜３０Ｋｇ／ｃｍ^２の範囲、温度は１５０〜２５０°Ｃの範囲にして行うとよい。具体的には例えば２０ａｔｍ、２００°Ｃのもとで容器内で有機物を撹拌しながら３０分から１時間程度この処理を行うとよい。
【００１６】
なお、この蒸煮処理において、後述する炭化処理によって生じた炭化物の一部又は全部をおが粉に替わる水分調整材として有機物とともに容器内に入れて蒸煮処理を行う。これにより、蒸煮処理物に含まれる水分量を好気性発酵に都合のよい水分量に調整することができる。
【００１７】
そして、蒸煮処理後、容器から蒸煮処理物を取り出し、これを発酵槽に入れ、好気性発酵処理を行う。有機物は、上記の蒸煮処理によって、水分を調整され、分解が進み、無菌化されているので、好気性発酵に要する時間を短縮することができる。
【００１８】
こうして得られた発酵処理物を、次いで、炭化処理する。そして、この炭化処理によって発生する乾留ガスを燃焼炉で燃焼処理し、この燃焼炉に発酵槽の臭気を送り込み、臭いを除去する。これにより、好気性発酵に伴って生じるいやな臭いが周囲に広がるのを効果的に防ぐことができる。しかも、発酵処理物の炭化処理に伴って生じる乾留ガスを用いて行うこととしているから、乾留ガスを得るための原料の確保を容易に行うことができる。
【００１９】
また、乾留ガスの燃焼によって生じる熱は、５０〜６０°Ｃの範囲などに温度管理される好気性発酵のための加温熱として用いることとしている。これにより、好気性発酵のための温度管理を排熱利用によってコスト的に有利に行っていくことができる。
【００２０】
更に、炭化処理によって生じた炭化物については、その一部を蒸煮処理のための水分調整材として用いることとしており、蒸煮処理のための水分調整材の確保を容易に行うことができる。
【００２１】
また、炭化処理によって生じた炭化物の一部を、発酵臭気を除去するのに用いている。即ち、炭化処理によって得られる炭化物には脱臭効果があり、この炭化物に発酵槽からの発酵臭気を通すことなどによって嫌な臭いを除去することができる。残りの炭化物は、堆肥や土壌改良材などとして用いることができる。
【００２２】
図２は嫌気性発酵の場合であり、同じく、有機物として有機性廃棄物を用い、これをまず上記の場合と同様に蒸煮処理する。
【００２３】
しかる後、容器から蒸煮処理物を取り出し、これを消化槽に入れて嫌気性発酵処理を行う。有機物は蒸煮処理によって分解が進み、また、無菌化されるので、嫌気性発酵のされやすい状態となっており、従って、この蒸煮処理物を消化槽で嫌気性発酵させることによって、嫌気性発酵に要する時間を短縮することができ、メタンガスが効率良く製造されていく。
【００２４】
なお、このメタンガスはいわゆるバイオマス発電などに用いられるが、蒸煮処理によってメタンガスを効率良く製造していくことができるので、回収したメタンガスの一部を蒸煮処理のためのエネルギー源として用いることとしている。用い方に制限はないが、例えば、高温高圧の飽和水蒸気をつくるボイラーの燃料として用いることなどが行われてよい。これにより、蒸煮処理に要するエネルギーコストを低く抑えることができ、あるいは、蒸煮処理のためのエネルギーコストの発生をなくすことができる。
【００２５】
そして、消化槽から取り出される消化汚泥を炭化処理し、この処理で発生する乾留ガスを燃焼炉で燃焼処理し、この燃焼炉に消化槽の臭気を送り込み、臭いを除去することとしている。これにより、嫌気性発酵を行うことに伴う嫌な臭いの周囲への拡がりを防止することができる。
【００２６】
そして更に、回収したメタンガスの一部を炭化処理のためのエネルギー源として使用することとしている。メタンガスの用い方に制限はないが、例えば、炭化処理のための熱源の燃料として用いることなどが行われてよい。これにより、炭化処理を行う上でのエネルギーコストを低く抑えることができる。
【００２７】
炭化処理で生じる炭化物は、堆肥や土壌改良材などとして用いることができるし、また、図示しないが、一部を嫌気性発酵によって生じる臭気の除去に用いるようにしてもよい。
【００２８】
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で、各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、乾留ガスの燃焼によって発酵臭気を除去するのと併せて、炭化物で発酵臭気の除去も行うようにしているが、乾留ガスを用いることなく炭化物のみで発酵臭気の除去を行うようにしてもよい。
【００２９】
【発明の効果】
本発明は、以上のとおりのものであるから、発酵処理によるいやな臭いの拡がりを効果的に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施形態の好気性発酵による発酵臭気処理方法を示すブロック図である。
【図２】第２実施形態の嫌気性発酵による発酵臭気処理方法を示すブロック図である。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for removing fermentation odor.
[0002]
[Prior art and problems]
Fermentation of organic wastes to produce compost and soil conditioners has been conventionally performed, but smell is a problem in fermentation.
[0003]
In view of such a problem, an object of the present invention is to provide a method for removing a fermentative odor that can effectively remove a bad odor due to a fermentation treatment.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The above-mentioned problem is to ferment the organic matter, carbonize the obtained fermentation product, burn it using the carbonized gas generated in the course of the carbonization process, remove the odor by sending the fermentation odor there. The problem is solved by a method for removing fermented odor characterized by the following.
[0005]
In this method, regardless of whether the fermentation is an anaerobic fermentation or an aerobic fermentation, the fermentation odor is sent to and removed from the combustion atmosphere, so that the odor can be effectively removed, The spread of unpleasant odors can be prevented.
[0006]
Moreover, since the combustion is performed using the carbonized gas generated by the carbonization of the fermentation treatment product, it is possible to easily secure the raw materials for obtaining the carbonized gas.
[0007]
Of course, the carbide generated by the carbonization treatment can be particularly effectively used as a compost or a soil improvement material.
[0008]
In the above method, when the fermentation consists of aerobic fermentation and the heat generated by the combustion of the carbonization gas is used as heating heat for aerobic fermentation, temperature control for aerobic fermentation by effective use of waste heat. Can be performed advantageously in terms of cost.
[0009]
Also, the fermentation consists of aerobic fermentation,
As a pre-fermentation treatment, put the organic matter in a closed pressure-resistant container and perform steaming treatment under high temperature and high pressure for a predetermined time,
In this steaming treatment, a part or all of the carbide generated by the carbonization treatment may be put into a container together with an organic substance as a moisture adjusting material, and the steaming treatment may be performed.
[0010]
In this case, the carbide generated by the carbonization treatment can be used as a moisture control material that replaces the sawdust used as the moisture control material for the steaming treatment. Can be used to adjust the water content in the steaming treatment. Since this carbonized material is obtained by carbonizing the fermented product, it is possible to easily secure the raw material.
[0011]
Then, by the steaming treatment of the organic matter using the carbonized material as a moisture adjusting material, the moisture of the organic matter can be adjusted, and the decomposition of the organic matter can be promoted and aseptic, thereby shortening the time required for aerobic fermentation. it can.
[0012]
It is effective and economical to perform the steaming treatment when the pressure in the container is in the range of 10 to 30 Kg / cm ² and the temperature is in the range of 150 to 250 ° C. In addition, this steaming treatment may be performed while feeding high-temperature and high-pressure steam into the container and stirring the contents.
[0013]
In addition, the above-mentioned problem is solved by a fermentation odor removal method, which comprises fermenting an organic substance, carbonizing an obtained fermentation product, and removing a fermentation odor with the obtained carbide. The carbide has a deodorizing effect, and the odor can be effectively removed by touching the carbide with the fermentation odor, and the spread of the fermentation odor to the surroundings can be suppressed. In addition, since the carbonized material obtained by carbonizing the fermented product is used, it is possible to easily secure the raw material for removing the fermentation odor. In particular, when the fermentation odor is removed by the carbide in combination with the removal of the fermentation odor by burning the carbonized gas generated by the carbonization treatment, the odor removal effect can be increased.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 shows the case of aerobic fermentation, in which an organic waste is used as an organic substance, and this is first steamed. The steaming treatment is performed by putting an organic substance in a closed pressure-resistant container, sending high-temperature and high-pressure saturated steam into the container, and steaming the organic substance under high-temperature and high-pressure. The pressure may be in the range of 10 to 30 Kg / cm ² , and the temperature may be in the range of 150 to 250 ° C. Specifically, for example, this treatment may be performed for about 30 minutes to 1 hour while stirring the organic substance in the vessel at 20 atm and 200 ° C.
[0016]
In this steaming treatment, a part or all of the carbide generated by the carbonizing process described later is put in a container together with an organic material as a moisture adjusting material instead of sawdust, and the steaming process is performed. Thereby, the amount of water contained in the steamed product can be adjusted to a water amount suitable for aerobic fermentation.
[0017]
After the steaming process, the steamed product is taken out of the container, put into a fermentation tank, and subjected to an aerobic fermentation process. The organic matter is adjusted in water content, decomposed, and sterilized by the above-mentioned steaming treatment, so that the time required for aerobic fermentation can be reduced.
[0018]
The fermentation product thus obtained is then subjected to a carbonization treatment. Then, the carbonization gas generated by the carbonization is burned in a combustion furnace, and the odor of the fermenter is sent to the combustion furnace to remove the odor. Thereby, it is possible to effectively prevent the unpleasant odor generated due to the aerobic fermentation from spreading around. In addition, since the carbonization of the fermentation product is performed using the carbonized gas generated during the carbonization, the raw materials for obtaining the carbonized gas can be easily secured.
[0019]
The heat generated by the combustion of the carbonized gas is used as heating heat for aerobic fermentation whose temperature is controlled in the range of 50 to 60 ° C. As a result, the temperature control for aerobic fermentation can be advantageously performed in terms of cost by utilizing waste heat.
[0020]
Further, a part of the carbide generated by the carbonization treatment is used as a moisture adjusting material for the steaming treatment, so that the moisture adjusting material for the steaming treatment can be easily secured.
[0021]
In addition, a part of the carbide generated by the carbonization treatment is used for removing fermentation odor. That is, the carbide obtained by the carbonization treatment has a deodorizing effect, and an unpleasant odor can be removed by passing the fermentation odor from the fermentation tank through the carbide. The remaining carbide can be used as compost or soil conditioner.
[0022]
FIG. 2 shows a case of anaerobic fermentation. Similarly, an organic waste is used as an organic substance, and this is first subjected to a steaming treatment in the same manner as the above case.
[0023]
Thereafter, the steamed product is taken out of the container and put into a digestion tank for anaerobic fermentation. The organic matter is decomposed by the steaming process and is sterilized, so that it is in a state where anaerobic fermentation is easily performed. The required time can be shortened, and methane gas is produced efficiently.
[0024]
Note that this methane gas is used for so-called biomass power generation and the like. However, since methane gas can be efficiently produced by the steaming process, a part of the collected methane gas is used as an energy source for the steaming process. Although there is no limitation on the use, for example, it may be used as a fuel for a boiler for producing high-temperature, high-pressure saturated steam. As a result, the energy cost required for the steaming process can be reduced, or the energy cost for the steaming process can be eliminated.
[0025]
Then, the digested sludge taken out of the digestion tank is carbonized, and the carbonization gas generated in this treatment is burned in a combustion furnace, and the odor of the digestion tank is sent to the combustion furnace to remove the odor. Thus, it is possible to prevent an unpleasant odor from spreading around the anaerobic fermentation.
[0026]
Further, a part of the recovered methane gas is used as an energy source for carbonization. Although there is no limitation on how to use methane gas, for example, it may be used as a fuel of a heat source for carbonization. Thereby, the energy cost in performing the carbonization process can be suppressed.
[0027]
The carbide generated by the carbonization treatment can be used as a compost or a soil improving material, and although not shown, a part thereof may be used for removing an odor generated by anaerobic fermentation.
[0028]
Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to this, and various changes can be made without departing from the spirit of the invention. For example, in the above-described embodiment, in addition to removing the fermentation odor by burning the carbonized gas, the fermentation odor is also removed with the carbide, but the fermentation odor is removed only with the carbide without using the carbonized gas. May be performed.
[0029]
【The invention's effect】
Since the present invention is as described above, the spread of an unpleasant odor due to the fermentation treatment can be effectively prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a fermentation odor treatment method by aerobic fermentation of a first embodiment.
FIG. 2 is a block diagram showing a fermentation odor treatment method by anaerobic fermentation of a second embodiment.

Claims

Organic matter is fermented, the resulting fermented product is carbonized, and this is burned using the carbonization gas generated during the carbonization process, and the fermentation odor is sent there to remove the odor. How to remove fermented odor.

The method for removing a fermentation odor according to claim 1, wherein the fermentation comprises aerobic fermentation, and heat generated by combustion of the carbonization gas is used as heating heat for aerobic fermentation.

Fermentation consists of aerobic fermentation,
As a pre-fermentation treatment, put the organic matter in a closed pressure-resistant container and perform steaming treatment under high temperature and high pressure for a predetermined time,
2. The method for removing fermented odor according to claim 1, wherein in the steaming treatment, a part or all of the carbide generated by the carbonization treatment is put into a container together with an organic substance as a moisture regulator and the steaming treatment is performed.

The steaming, range container pressure of 10 to 30 kg / cm ^2, the method of removing the fermentation odor of claim 3 carried out in the range of 150 to 250 ° C temperature.

A method for removing fermentation odor, comprising fermenting an organic substance, carbonizing an obtained fermentation product, and removing a fermentation odor with the obtained carbide.