JP2004121474A

JP2004121474A - Induction heating rice cooker

Info

Publication number: JP2004121474A
Application number: JP2002288701A
Authority: JP
Inventors: Masami Fukushima; 福嶋　正巳
Original assignee: Zojirushi Corp
Current assignee: Zojirushi Corp
Priority date: 2002-10-01
Filing date: 2002-10-01
Publication date: 2004-04-22
Anticipated expiration: 2022-10-01
Also published as: JP3990964B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To ensure prevention of the accumulation of dust at an air inlet, and to enable an alteration of a cooling area in a main body. <P>SOLUTION: An induction heating rice cooker is equipped with the main body 2, a lid body 26, and an induction heating means (an induction heating coil 22) for heating a rice cooking pan 1, and performs a rice cooking operation while cooling the rice cooking pot 1 with the outside air passing through the main body 2 by the activation of a fan 21. The fan 21 which makes reverse rotations is placed and is rotated in the reverse direction either for a prescribed period of time before the end of the rice cooking operation or for at least a part of the period of time until a drop in temperature of the rice cooking pot 1 to a prescribed warming temperature after the end of the rice cooking operation. As the other alternative, an air volume detecting means is provided, and the fan 21 is rotated in the reverse direction for a prescribed period of time during the rice cooking operation when the air volume drops lower than a prescribed threshold value during the activation of the fan 21. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、誘導加熱炊飯器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
この種の誘導加熱炊飯器は、おいしいご飯を炊飯するために、強い火力が要求される。そのため、炊飯鍋を加熱するための誘導加熱コイルに大電流が通電され、その結果、炊飯鍋を収容する保護枠と外装体との間の空間は非常に高温になる。この場合、本体内に配設した制御基板の電子部品が熱によって誤動作したり、電気的に損傷するうえ、樹脂からなる本体の外装体も熱によって劣化するという問題がある。そのため、従来の誘導加熱炊飯器では、本体内の空間に冷却用のファンを配設し、空間内を冷却できるように構成している。
【０００３】
本発明の誘導加熱炊飯器において、ファンによる空間内の冷却に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
【０００４】
【特許文献１】
特開２００１−２９９５７２号公報
【特許文献２】
特開２００１−２５１０７７号公報
【０００５】
前記特許文献１では、本体の外装体に吸気口を設けるとともに、該吸気口と対向する位置に排気口を設けている。また、前記吸気口との対向位置に制御基板を配設するとともに、これらの間にファンを配設し、このファンによる風を、前記制御基板に直接当てるとともに、この制御基板により両側および下側に分流させ、該分流した風を前記排気口から排気するようにしている。また、排気口には、前記ファンによる風を集束させるガイド壁部を設け、本体内部において、効率的な送風を可能に構成している。
【０００６】
また、特許文献２では、パワーアンプなどの発熱部を有する電子機器において、電源のオン直後やオフ直前の所定時間、冷却用のファンを逆転することにより、経時的に吸気口に付着する塵や埃の堆積を防止するようにしたファン駆動装置が提供されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献１に記載した前記誘導加熱炊飯器は、特許文献２に記載されているように、ファンが１方向のみの回転であるため、同様に吸気口に塵や埃が付着して堆積し、冷却効率を低下させるという問題がある。
【０００８】
この問題は、特許文献１に記載の誘導加熱炊飯器に、特許文献２に記載のファン駆動装置を組み合わせれば解消できると考えられる。しかし、この種の炊飯器は、予熱、中ぱっぱ、沸騰維持、むらしおよび２度炊きなどの複数の工程からなる炊飯動作を実行し、また、この炊飯動作が終了すると自動的に保温動作を実行するものである。そのため、制御基板に実装した電子部品を効率的かつ確実に冷却するという前提で、この冷却効率を低下させることなく、どの部分でファンの逆転を実行するかが課題になる。
【０００９】
そこで、本発明は、吸気口に塵や埃が堆積することを確実に防止することを第１の課題とし、また、この構成を改良して本体内の冷却領域をも変更可能とすることを第２の課題とした誘導加熱炊飯器を提供するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の第１の誘導加熱炊飯器は、炊飯鍋を収容する保護枠を備えた本体と、該本体に開閉可能に取り付けられ前記炊飯鍋を密閉する蓋体と、前記炊飯鍋を加熱する誘導加熱手段とを備え、前記本体を構成する外装体の底部材に外部と連通した第１および第２通気口を設けるとともに、前記第１通気口にファンを配設し、該ファンを動作させて外気を本体内に通過させて冷却しながら炊飯動作を実行する誘導加熱炊飯器において、前記ファンとして逆転が可能なものを配設し、前記炊飯動作の終了前に前記ファンを所定時間逆転させるように構成している。
【００１１】
また、本発明の第２の誘導加熱炊飯器は、炊飯鍋を収容する保護枠を備えた本体と、該本体に開閉可能に取り付けられ前記炊飯鍋を密閉する蓋体と、前記炊飯鍋を加熱する誘導加熱手段とを備え、前記本体を構成する外装体の底部材に外部と連通した第１および第２通気口を設けるとともに、前記第１通気口にファンを配設し、該ファンを動作させて外気を本体内に通過させて冷却しながら炊飯動作を実行するとともに、該炊飯動作の終了後に、所定温度に保温する保温動作を実行する誘導加熱炊飯器において、前記ファンとして逆転が可能なものを配設し、前記炊飯動作が終了した後、所定の保温温度に降温するまでの少なくとも一部の時間、前記ファンを逆転させるように構成している。
【００１２】
さらに、本発明の第３の誘導加熱炊飯器は、炊飯鍋を収容する保護枠を備えた本体と、該本体に開閉可能に取り付けられ前記炊飯鍋を密閉する蓋体と、前記炊飯鍋を加熱する誘導加熱手段とを備え、前記本体を構成する外装体の底部材に外部と連通した第１および第２通気口を設けるとともに、前記第１通気口にファンを配設し、該ファンを動作させて外気を本体内に通過させて冷却しながら炊飯動作を実行する誘導加熱炊飯器において、前記ファンとして逆転が可能なものを配設するとともに、前記第１または第２通気口の近傍に風量を検出する風量検出手段を設け、ファンの動作中に風量が所定のしきい値を下回ると、前記炊飯動作の実行中に前記ファンを所定時間逆転させるように構成している。
【００１３】
このように構成した誘導加熱炊飯器によれば、ファンを逆転させることによる送風は、第２通気口または第１通気口から負圧により外気を吸引し、第１通気口または第２通気口から外部に排気される。これにより、その通気口に塵や埃が付着している場合、その塵や埃をファンによる風圧で取り除くことができる。
【００１４】
これらの誘導加熱炊飯器では、前記底部材または前記保護枠に、ファンの正転時には空気が前記炊飯鍋を迂回して周囲を流動し、ファンの逆転時には空気が前記炊飯鍋の配設位置に対応するように内部を流動するリブを設けることが好ましい。このようにすれば、ファンの正転時には炊飯鍋を保護枠を介して冷却することを抑制でき、逆転時には保護枠を介して炊飯鍋を効率的に冷却することが可能になる。そのため、特に、第２の誘導加熱炊飯器のように構成した場合、炊飯動作時には炊飯鍋が冷却されるのを抑制し、保温動作時には迅速に保温温度まで低下させることができるうえ、前述のように通気口に塵や埃が堆積することを防止できる。
【００１５】
具体的には、前記リブは、第１通気口または第２通気口から、第２通気口または第１通気口に向けて先広がりに傾斜する略逆ハの字形状をなすのであることが好ましい。
【００１６】
また、前記誘導加熱手段を含む負荷部品を制御する制御基板を、前記底部材または保護枠における前記炊飯鍋の周囲に配設することが好ましい。このようにすれば、炊飯動作時に制御基板を確実に冷却でき、熱による誤動作などの問題を確実に防止できる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図１は、本発明の実施形態に係る誘導加熱方式の炊飯器を示す。この炊飯器は、炊飯鍋１と、該炊飯鍋１を収容して誘導加熱する本体２と、該本体２に回動可能に取り付けられる蓋体２６とからなる。
【００１８】
前記本体２は、胴部材３と該胴部材３の底を閉鎖する底部材４とからなる外装体を備え、この外装体の内部に前記炊飯鍋１を収容する保護枠１６を配設したものである。この外装体と保護枠１６の間には、冷却手段であるファン２１と、誘導加熱手段である誘導加熱コイル２２と、フェライトコア２３と、炊飯鍋用温度センサ２５と、マイコン２９を実装した制御基板２７とが配設されている。
【００１９】
前記胴部材３は、上下を開口した略楕円筒状の樹脂ケースであり、内部に後述する保護枠１６を一体的に取り付け、上端開口に蓋体２６を回動可能に取り付けるとともに、下端開口に底部材４を取り付ける周知の構造のものである。
【００２０】
前記底部材４は、図１から図３に示すように、前記胴体の下端開口の形状に一致する有底箱形状の樹脂ケースからなる。この底部材４には、略正方形状の４隅に位置するように、後述する保護枠１６を下方から保持するための支持柱部５が突設されている。また、この底部材４の中央には、円環形状のアルミニウム板からなる防磁板６が配設されている。
【００２１】
また、底部材４の背面側には、多数のスリット１０を並設してなる第１通気口７が設けられている。この第１通気口７の内側にはファン取付部８が設けられている。また、前記第１通気口７と反対の正面側には、外観的に目視が困難な底部材４の下部に位置するように第２通気口９が形成されている。この第２通気口９は、図４に示すように、多数のスリット１０と、各スリット１０から臨む内部を遮蔽する遮蔽部１１とからなり、薄いシート状の物や細長い線状の物、そして、害虫等が本体２内に侵入できない構成としている。この第２通気口９の周囲には、前記第１通気口７との対向面を開口して流入口とした排気ダクト１２が設けられている。この排気ダクト１２の両側には、後述する保護枠１６の下部領域を囲繞するように円弧状のガイド壁部１３が設けられている。なお、図中１４は、電源コードを着脱可能に接続する電源プラグの取付孔である。
【００２２】
本実施形態では、前記底部材４には、後述するファン２１の正転時には、その送風した空気を装着する炊飯鍋１を迂回して周囲を流動させ、ファン２１の逆転時には、その空気を前記炊飯鍋１の配設位置に対応する内部（中央）を流動させる複数のリブ１５が設けられている。このリブ１５は、第１通気口７から第２通気口９に向かう前後方向を基準として左右一対をなすように形成されており、本実施形態では、前後方向に６列（１５ａ１〜１５ｆ１，１５ａ２〜１５ｆ２）設けられている。左右一対のリブ１５ａ１，１５ａ２は、第１通気口７から第２通気口９に向けて先広がりに傾斜する略逆ハの字形状をなすように底面から一体に立設されている。
【００２３】
前記保護枠１６は、図１および図２に示すように、前記炊飯鍋１を着脱可能に収容するもので、非導電性材料によって略受け皿形状に形成したものである。この保護枠１６には、前記底部材４の支持柱部５と対応する位置に外方に突出するように受部１７が設けられている。また、保護枠１６の前側部には、炊飯鍋用温度センサ２５の検出部を貫通させる貫通孔１８が設けられ、この貫通孔１８の外面側には取付枠１９が設けられている。さらに、この保護枠１６の外側面には、フェライトコア２３を取り付けるための取付構造が設けられている。なお、この取付構造は従来と同様であるため、詳細な説明は省略する。本実施形態の保護枠１６の正面側には、前記底部材４の排気ダクト１２の両側に位置し、前記底部材４に設けたガイド壁部１３の内側に高さ方向に重なり合うように位置する円弧状のガイド壁部２０が設けられている。
【００２４】
前記ファン２１は、両巻モータやブラシモータを備えた正転および逆転可能なもので、前記第１通気口７の内側に設けたファン取付部８に装着されている。このファン２１は、モータへの通電により正転される場合、前記第１通気口７から外部の空気を吸引して第２通気口９から排気するように回転される。一方、モータへの通電により逆転される場合、第２通気口９から外部の空気を吸引して第１通気口７から排気するように回転される。
【００２５】
前記誘導加熱コイル２２は、高周波電流が通電されることにより電磁波を発生し、前記保護枠１６を介して炊飯鍋１を電磁誘導加熱するものである。この誘導加熱コイル２２は、前記保護枠１６の下面に配設され、フェライトコア２３を被覆した非導電性材料（合成樹脂）からなるホルダ２４によって該ホルダ２４と保護枠１６との間に位置決めされる。
【００２６】
前記炊飯鍋用温度センサ２５は、前記保護枠１６の取付枠１９に配設され、その先端の検出部を貫通孔１８に貫通させて炊飯鍋１の外側面に接触させ、該炊飯鍋１の温度を検出し、マイコン２９に出力するものである。
【００２７】
前記蓋体２６は、上板と下板からなる外装体の底面に、前記炊飯鍋１の上端開口を密閉する内蓋を配設した周知のものである。
【００２８】
前記制御基板２７は、電気回路を構成する多数の電子部品２８およびマイコン２９が実装され、炊飯器を構成する前記ファン２１や誘導加熱コイル２２の動作を記憶されたプログラムに従って制御し、予熱、中ぱっぱ、沸騰維持、むらしおよび２度炊きなどの各工程を実行し、ユーザが希望する炊飯を行うものである。この制御基板２７は、底部材４において、ファン２１の正転時の送風の大部分が通過する炊飯鍋１の周囲に位置するように配設されている。
【００２９】
本実施形態では、炊飯動作の終了前である前記むらし工程で、所定時間、前記ファン２１を逆転させ、その他の炊飯動作中には前記ファン２１を正転させるように構成している。ここで、このむらし工程は、誘導加熱コイル２２への通電量を小さく抑えるもので、本体２内の温度上昇は小さい工程である。
【００３０】
また、本実施形態では、炊飯動作（２度炊き工程）が終了して保温動作に移行すると、所定の保温温度（約７５℃）に降温するまで、前記ファン２１を更に逆転するように構成している。
【００３１】
次に、前記マイコン２９による炊飯器の制御について具体的に説明する。ユーザが図示しない表示パネルに配設されたスイッチを操作して希望の炊飯モードを選択し、炊飯スイッチを操作すると、炊飯動作が開始され、この炊飯動作が終了すると、保温動作に移行する。
【００３２】
具体的には、マイコン２９は、図５に示すように、炊飯スイッチの操作を検出すると、ステップＳ１で、予約炊飯が選択されているか否かを検出する。そして、予約炊飯が選択されている場合にはステップＳ２に進み、予約炊飯が選択されていない場合にはステップＳ３に進む。
【００３３】
ステップＳ２では、炊き上げ時刻から炊飯時間を減算した炊飯開始時刻になるまで待機し、炊飯開始時刻になると、ステップＳ３に進む。
【００３４】
ステップＳ３では、ファン２１が正転するようにモータに通電を開始した後、ステップＳ４で予熱工程を実行する。そして、予熱工程が終了すると、ステップＳ５で中ぱっぱ工程を実行した後、この中ぱっぱ工程が終了すると、ステップＳ６で沸騰維持工程を実行する。沸騰維持工程が終了すると、ステップＳ７でむらし工程を実行した後、このむらし工程が終了すると、ステップＳ８で２度炊き工程を実行する。２度炊き工程が終了すると、ステップＳ８でファン２１の正転を停止した後、ステップＳ１０で保温処理を実行してリターンする。
【００３５】
なお、前記炊飯動作のうち、予熱工程、中ぱっぱ工程、沸騰維持工程および２度炊き工程は従来と同一である。
【００３６】
次に、前記むらし工程について具体的に説明する。
このむらし工程では、マイコン２９は、図６に示すように、まず、ステップＳ７−１で、誘導加熱コイル２２への通電率を０〜３％までダウンする。そして、ステップＳ７−２で、このむらし工程の実行時間である第１カウンタをスタートさせた後、ステップＳ７−３で、ファン２１の正転を停止する。
【００３７】
ついで、ステップＳ７−４で、ファン２１が逆転するようにモータに対して通電して該ファン２１を逆転させる。その後、ステップＳ７−５で、ファン２１を逆転させる時間である第２カウンタをスタートさせる。
【００３８】
ついで、ステップＳ７−６で、第２カウンタがカウントアップするまで待機し、この第２カウンタがカウントアップすると、ステップＳ７−７で、第２カウンタをリセットした後、ステップＳ７−８で、ファン２１の逆転を停止する。
【００３９】
ついで、ステップＳ７−９で、ファン２１が再び正転するようにモータに通電して該ファン２１を正転させる。
【００４０】
ついで、ステップＳ７−１０で、むらし工程の実行時間である第１カウンタがカウントアップするまで待機し、この第１カウンタがカウントアップすると、ステップＳ７−１１で、第１カウンタをリセットしてリターンする。
【００４１】
次に、前記保温処理について説明する。
この保温処理では、マイコン２９は、図７に示すように、まず、ステップＳ１０−１で、誘導加熱コイル２２への通電を停止した後、ステップＳ１０−２で、ファン２１が逆転するようにモータに通電して該ファン２１を逆転させる。
【００４２】
ついで、ステップＳ１０−３で、炊飯鍋用温度センサ２５を介して炊飯鍋１の温度が７５℃になるまで待機し、７５℃まで低下すると、ステップＳ１０−４で、ファン２１への通電を停止して逆転を停止する。
【００４３】
ついで、従来と同様に、炊飯鍋１の温度が７５℃を維持するように誘導加熱コイル２２へのオン、オフを繰り返す保温温度維持工程を実行する。なお、この保温温度維持工程は、ユーザがとりけしスイッチを操作するまで行われ、このとりけしスイッチが操作されるとリターンし、待機（取り消し）状態になる。
【００４４】
次に、前記構成の炊飯器によるファン２１の正転時および逆転時の空気の流れについて説明する。炊飯動作の実行時にファン２１を正転させると、図３に実線で示すように、まず、本体２の外部の空気を第１通気口７から吸い込み、その空気を第２通気口９に向けて送風する。
【００４５】
そうすると、その風は、主に１列目のリブ１５ａ１，１５ａ２に衝突し、リブ１５ａ１，１５ａ２の間を通過した風は保護枠１６に衝突する。そして、リブ１５ａ１，１５ａ２に衝突した風は、そのリブ１５ａ１，１５ａ２の傾斜に従って炊飯鍋１を収容した保護枠１６を迂回するように外側部に流れる。
【００４６】
また、保護枠１６に衝突した風は、保護枠１６の傾斜面に従って同様に外側部に流れ、その大部分が２列目のリブ１５ｂ１，１５ｂ２に衝突し、残りがリブ１５ｂ１，１５ｂ２と保護枠１６との間の隙間を通過する。この２列目のリブ１５ｂ１，１５ｂ２に衝突した風は、前記と同様に、そのリブ１５ｂ１，１５ｂ２の傾斜に従って炊飯鍋１を収容した保護枠１６を迂回するように外側部に流れる。
【００４７】
前記リブ１５ｂ１，１５ｂ２と保護枠１６との間の隙間を通過した風は、その大部分が３列目のリブ１５ｃ１，１５ｃ２に衝突し、残りがリブ１５ｃ１，１５ｃ２と保護枠１６との間の隙間を通過する。この３列目のリブ１５ｃ１，１５ｃ２に衝突した風は、前記と同様に、そのリブ１５ｃ１，１５ｃ２の傾斜に従って炊飯鍋１を収容した保護枠１６を迂回するように外側部に流れる。
【００４８】
このように、ファン２１を正転させることによる送風は、複数列左右一対をなすように設けたリブ１５ａ１〜１５ｆ１，１５ａ２〜１５ｆ２により、第１通気口７から第２通気口９に至るまでの間に、その大部分が炊飯鍋１を収容した保護枠１６を迂回するように外側部を流動し、底部材４および保護枠１６に設けたガイド壁部１３，２０により集束され、第２通気口９から外部に排気される。
【００４９】
そして、第１通気口７から吸引され、第２通気口９から排気されるまでの間に、保護枠１６の周囲に配設された制御基板２７の熱を吸着して冷却するとともに、誘導加熱コイル２２やフェライトコア２３等の負荷部品の熱を吸着して冷却する。また、このファン２１による正転時の送風は、殆ど炊飯鍋１の周囲を通過するため、制御基板２７を含む負荷部品を冷却するための風で、本来加熱する必要がある炊飯鍋１を保護枠１６を介して冷却するという相反する問題を抑制することができる。
【００５０】
一方、炊飯動作におけるむらし工程、および、保温処理の最初にファン２１を逆転させると、図３に波線で示すように、まず、本体２の外部の空気を第２通気口９から負圧によって吸い込み、その空気を第１通気口７に向けて送風する。
【００５１】
そうすると、負圧により第２通気口９から吸い込まれた風は、大部分が６列目のリブ１５ｆ１，１５ｆ２に衝突し、その傾斜に従ってリブ１５ｆ１，１５ｆ２の間を通過して保護枠１６に衝突する。また、残りの風は、リブ１５ｆ１，１５ｆ２と底部材４の外周部との隙間を通過して外側部に流れる。
【００５２】
前記リブ１５ｆ１，１５ｆ２と底部材４の外周部との隙間を通過した風は、その大部分が５列目のリブ１５ｅ１，１５ｅ２に衝突し、残りがリブ１５ｅ１，１５ｅ２と底部材４の外周部との間の隙間を通過する。この５列目のリブ１５ｅ１，１５ｅ２に衝突した風は、前記と同様に、そのリブ１５ｅ１，１５ｅ２の傾斜に従って保護枠１６が位置する内側に収束される。
【００５３】
また、前記リブ１５ｅ１，１５ｅ２と底部材４の外周部との隙間を通過した風は、前記と同様に、その大部分が４列目のリブ１５ｄ１，１５ｄ２に衝突し、残りがリブ１５ｄ１，１５ｄ２と底部材４の外周部との間の隙間を通過する。この４列目のリブ１５ｄ１，１５ｄ２に衝突した風は、前記と同様に、そのリブ１５ｄ１，１５ｄ２の傾斜に従って保護枠１６が位置する内側に収束される。
【００５４】
このように、ファン２１を逆転させることによる送風は、複数列左右一対をなすように設けたリブ１５ａ１〜１５ｆ１，１５ａ２〜１５ｆ２により、第２通気口９から第１通気口７に至るまでの間に、その大部分が炊飯鍋１を収容した保護枠１６が位置する内部を流動し、最後にファン２１による吸引力で集束され、第１通気口７から外部に排気される。
【００５５】
そして、第２通気口９から吸引され、第１通気口７から排気されるまでの間に、誘導加熱コイル２２やフェライトコア２３等の負荷部品の熱を吸着して冷却するとともに、保護枠１６自体を冷却することにより、特に、保温動作の開始時には、迅速に炊飯鍋１の温度を低下させることができる。
【００５６】
また、この際には、第１通気口７に設けた多数のスリット１０に塵や埃が付着している場合、その塵や埃をファン２１による風圧で取り除くことができる。その結果、本体２内を冷却するという本来の機能を実行する正転状態で、設計時通りの風量を得ることができる。これにより、炊飯鍋１の外周部に配設した制御基板２７を確実に冷却することができ、熱による誤動作などの問題が生じることを確実に防止できる。
【００５７】
図８および図９は、第２実施形態の炊飯器のマイコン２９による制御を示すフローチャートを示す。この第２実施形態の炊飯器では、前記ファン２１による通風量を検出する風量検出手段として、第２通気口９に周知の風量センサ（図示せず）を設け、該風量センサによる検出値が所定のしきい値αを下回ると、予熱工程においてファン２１を逆転させるようにした点で、第１実施形態と相違している。なお、前記しきい値αは、製造当初の風量の約３／４の風量に設定している。また、この第２実施形態では、保温動作ではファン２１を逆転させない。
【００５８】
次に、第２実施形態の炊飯器のマイコン２９による制御を具体的に説明する。なお、炊飯スイッチの操作を検出することによるマイコン２９の制御は、図８に示すように、図５に示す第１実施形態の制御と比較して、ファン２１の正転を開始するステップ３，１０３と予熱工程を実行するステップＳ４，Ｓ１０８との間に、実際の風量を検出して予熱工程でファン２１の逆転を行うか否かを決定する点でのみ相違する。
【００５９】
即ち、マイコン２９は、炊飯スイッチの操作を検出すると、ステップＳ１０１で、予約炊飯が選択されているか否かを検出し、予約炊飯が選択されている場合にはステップＳ１０２に進み、炊飯開始時刻になるまで待機する。また、予約炊飯が選択されていない場合、および、予約炊飯が選択され炊飯開始時刻になった場合、ステップＳ１０３に進み、ファン２１が正転するようにモータに通電を開始する。
【００６０】
ファン２１を正転させると、第２実施形態では、まず、ステップＳ１０４で、風量センサを介して第２通気口９での実際の風量を検出する。その後、ステップＳ１０５で、検出した風量がしきい値αを下回っているか否かを検出する。そして、検出値がしきい値αを下回っている場合にはステップＳ１０６に進み、予熱工程でファン２１の逆転を実行するためにフラグｆに１を入力してステップＳ１０８に進む。また、検出値がしきい値αを下回っていない場合にはステップＳ１０７に進み、予熱工程でファン２１の逆転を実行しないようにｆに０を入力してステップＳ１０８に進む。
【００６１】
その後は第１実施形態と同様に、ステップＳ１０８で、予熱工程を実行し、ステップＳ１０９で中ぱっぱ工程を実行し、ステップＳ１１０で沸騰維持工程を実行し、ステップＳ１１１でむらし工程を実行し、ステップＳ１１２で２度炊き工程を実行する。２度炊き工程が終了すると、ステップＳ１１３でファン２１の正転を停止した後、ステップＳ１１４で保温処理を実行してリターンする。
【００６２】
なお、前記炊飯動作のうち、中ぱっぱ工程、沸騰維持工程、むらしおよび２度炊き工程と、保温動作は従来と同一である。
【００６３】
次に、前記予熱工程について具体的に説明する。
この予熱工程では、マイコン２９は、図９に示すように、まず、ステップＳ１０８−１で、誘導加熱コイル２２への通電を開始した後、ステップＳ１０８−２で、この予熱工程の実行時間である第３カウンタをスタートさせる。
【００６４】
ついで、ステップＳ１０８−３で、ファン２１の逆転を実行するか否かを示すｆに１が入力されているか否かを検出する。そして、ｆが１である場合にはステップＳ１０８−４に進み、ｆが１でない（ｆ＝０）場合には後述するステップＳ１０８−４からステップＳ１０８−１０をスキップしてステップＳ１０８−１１に進む。
【００６５】
ステップＳ１０８−４では、ファン２１の正転を停止した後、ステップＳ１０８−５で、ファン２１が逆転するようにモータに対して通電して該ファン２１を逆転させる。その後、ステップＳ１０８−６で、ファン２１を逆転させる時間である第２カウンタをスタートさせる。
【００６６】
ついで、ステップＳ１０８−７で、第２カウンタがカウントアップするまで待機し、この第２カウンタがカウントアップすると、ステップＳ１０８−８で、第２カウンタをリセットした後、ステップＳ１０８−９で、ファン２１の逆転を停止する。その後、ステップＳ１０８−１０で、ファン２１が再び正転するようにモータに通電して該ファン２１を正転させる。
【００６７】
このようにファン２１の正転を再び開始すると、または、ステップＳ１０８−３でｆが０である場合には、ステップＳ１０８−１１で、炊飯鍋１の温度が５５℃より高いか否かを検出する。そして、５５℃より高い場合にはステップＳ１０８−１２に進み、誘導加熱コイル２２への通電を停止してステップＳ１０８−１４に進む。また、５５℃より高くない場合にはステップＳ１０８−１３に進み、誘導加熱コイルへの通電を開始または維持してステップＳ１０８−１４に進む。
【００６８】
ステップＳ１０８−１４では、予熱工程の実行時間である第３カウンタがカウントアップしたか否かを検出する。そして、第３カウンタがカウントアップした場合にはステップＳ１０８−１５に進み、第３カウンタをリセットしてリターンする。また、第３カウンタがカウントアップしていない場合にはステップＳ１０８−１１に戻り、温度調節を行う。
【００６９】
このように、第２実施形態の炊飯器では、風量センサによって検出した風量がしきい値αを下回った場合、外部の空気を吸引する第１通気口７に塵や埃が堆積したと判断し、ファン２１を逆転させる。これにより、第１実施形態と同様に、第１通気口７に設けた多数のスリット１０に塵や埃が付着している場合には、その塵や埃をファン２１による風圧で取り除くことができる。
【００７０】
なお、本発明の誘導加熱炊飯器は、前記実施形態の構成に限定されるものではない。
【００７１】
例えば、前記実施形態では、ファン２１を第１通気口７に配設し、正転時には第１通気口７から吸引した空気を第２通気口９から排気するようにしたが、正転時に第２通気口９から空気を吸引し、第１通気口７から排気するようにしてもよい。
【００７２】
また、前記実施形態では、炊飯動作の実行中には、ファン２１を常時動作させたが、所定温度に昇温する期間のみ正転させて本体２内を冷却するようにしてもよい。この場合、ファン２１の逆転時期は換える必要はない。
【００７３】
また、前記実施形態では、ファン２１の正転時には空気が前記炊飯鍋１を迂回して周囲を流動し、ファン２１の逆転時には空気が前記炊飯鍋１の配設位置に対応するように内部を流動するリブ１５を、本体２の外装体を構成する底部材４に設けたが、保護枠１６に設けてもよい。また、このリブ１５は、一体に設けたが、板状をなす別体のものを固定してもよい。
【００７４】
また、第１実施形態では、炊飯動作の終了前であるむらし工程での所定時間、および、保温動作での所定の保温温度に降温するまでの時間、それぞれファン２１を逆転するようにしたが、いずれか一方のみ逆転させるようにしてもよい。このようにしても、第１通気口７または第２通気口９に塵や埃が堆積することを確実に防止できる。
【００７５】
また、第１実施形態では、保温動作で所定の保温温度まで降温するまでの全ての時間、ファン２１を逆転させたが、一部の所定時間のみ逆転させてもよい。
【００７６】
また、第２実施形態では、ファン２１の正転時に空気が排気される第２通気口９に風量検出手段を配設したが、第１通気口７に配設してもよい。
【００７７】
また、第２実施形態では、風量検出手段による検出値がしきい値αを下回ると予熱工程でファン２１を逆転させるようにしたが、第１実施形態と同様に、むらし工程でファン２１を逆転させてもよく、また、保温動作中にファン２１を逆転させてもよい。
【００７８】
このように、本発明の誘導加熱炊飯器は、種々の変更が可能であり、前記各実施形態および変形例の構成を希望に応じて組み合わせて構成することも可能である。
【００７９】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の誘導加熱炊飯器では、ファンを逆転させることによる送風は、第２通気口または第１通気口から負圧により外気を吸引し、第１通気口または第２通気口から外部に排気される。これにより、その通気口に塵や埃が付着している場合、その塵や埃をファンによる風圧で取り除くことができる。
【００８０】
また、底部材または保護枠に、ファンの正転時と逆転時とで流路を変更可能なリブを設けているため、ファンの正転時には炊飯鍋を保護枠を介して冷却することを抑制でき、逆転時には保護枠を介して炊飯鍋を効率的に冷却することが可能になる。これにより、炊飯制御に係る設計の自由度を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の炊飯器を示す断面図である。
【図２】図１の底部材と保護枠とを示す分解斜視図である。
【図３】底部材の平面図である。
【図４】底部材の排気ダクトを示す拡大斜視図である。
【図５】第１実施形態の制御を示すフローチャートである。
【図６】図５のむらし工程を示すフローチャートである。
【図７】図５の保温処理を示すフローチャートである。
【図８】第２実施形態の制御を示すフローチャートである。
【図９】図８の予熱工程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
１…炊飯鍋、２…本体、３…胴部材、４…底部材、７…第１通気口、９…第２通気口、１３…ガイド壁部、１５ａ１〜１５ｆ１，１５ａ２〜１５ｆ２…リブ、１６…保護枠、２１…ファン、２２…誘導加熱コイル、２３…フェライトコア、２６…蓋体、２７…制御基板、２８…電子部品、２９…マイコン。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an induction heating rice cooker.
[0002]
[Prior art]
This type of induction heating rice cooker requires a strong heat to cook delicious rice. Therefore, a large current is supplied to the induction heating coil for heating the rice cooker, and as a result, the space between the protective frame containing the rice cooker and the exterior body becomes extremely hot. In this case, there is a problem that the electronic components of the control board disposed in the main body malfunction due to heat, are electrically damaged, and the exterior body of the main body made of resin is deteriorated by the heat. Therefore, in the conventional induction heating rice cooker, a cooling fan is provided in a space in the main body so that the space can be cooled.
[0003]
In the induction heating rice cooker of the present invention, there is the following prior art document information related to cooling of the space by the fan.
[0004]
[Patent Document 1]
JP 2001-299572 A
[Patent Document 2]
JP 2001-251077 A
[0005]
In Patent Literature 1, an intake port is provided on an exterior body of a main body, and an exhaust port is provided at a position facing the intake port. In addition, a control board is provided at a position opposed to the intake port, and a fan is provided between the control board and the air blown by the fan is directly applied to the control board. And the diverted wind is exhausted from the exhaust port. Further, a guide wall portion for converging the wind by the fan is provided at the exhaust port, so that efficient air can be blown inside the main body.
[0006]
Further, in Patent Literature 2, in an electronic device having a heating unit such as a power amplifier, dust adhering to an air inlet over time can be reduced by inverting a cooling fan for a predetermined time immediately after turning on or off a power supply. There has been provided a fan drive device that prevents the accumulation of dust.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In the induction heating rice cooker described in Patent Literature 1, as described in Patent Literature 2, since the fan rotates only in one direction, dust or dirt adheres and accumulates on the air inlet similarly. However, there is a problem that the cooling efficiency is reduced.
[0008]
It is considered that this problem can be solved by combining the induction heating rice cooker described in Patent Document 1 with the fan driving device described in Patent Document 2. However, this type of rice cooker performs a rice cooking operation consisting of a plurality of steps such as preheating, medium heating, boiling maintenance, spotting, and cooking twice, and when the rice cooking operation is completed, the heat retaining operation is automatically performed. To do. For this reason, on the premise that the electronic components mounted on the control board are efficiently and reliably cooled, it is an issue to determine in which part the fan should be rotated in reverse without reducing the cooling efficiency.
[0009]
Therefore, the first object of the present invention is to reliably prevent dust and dirt from accumulating on the intake port, and to improve this configuration so that the cooling area in the main body can be changed. A second object is to provide an induction heating rice cooker.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a first induction heating rice cooker of the present invention includes a main body having a protective frame for accommodating a rice cooker, a lid that is attached to the main body so as to be able to open and close, and seals the rice cooker, An induction heating means for heating the rice cooker, first and second vents communicating with the outside are provided on a bottom member of the exterior body constituting the main body, and a fan is arranged on the first vent. In an induction heating rice cooker that performs a rice cooking operation while operating the fan to allow outside air to pass through the main body and cool the cooler, a reversible fan is provided as the fan, and the rice cooking operation is terminated before the rice cooking operation is completed. The fan is configured to reverse for a predetermined time.
[0011]
Further, a second induction heating rice cooker of the present invention comprises a main body having a protective frame for accommodating a rice cooker, a lid attached to the main body so as to be openable and closable, and heating the rice cooker. And a first member and a second air hole communicating with the outside are provided on a bottom member of the exterior body constituting the main body, and a fan is provided in the first air hole to operate the fan. In the induction heating rice cooker, which performs a rice cooking operation while cooling by passing outside air into the main body and cooling the same, and after the completion of the rice cooking operation, the fan can be reversed as the fan. After the rice cooking operation is completed, the fan is rotated in reverse for at least a part of the time until the temperature is lowered to a predetermined temperature.
[0012]
Further, the third induction heating rice cooker of the present invention comprises a main body having a protective frame for accommodating a rice cooker, a lid attached to the main body so as to be openable and closable, and heating the rice cooker. And a first member and a second air hole communicating with the outside are provided on a bottom member of the exterior body constituting the main body, and a fan is provided in the first air hole to operate the fan. An induction heating rice cooker that performs a rice cooking operation while cooling by passing outside air through the main body is provided, and a fan capable of reversing is disposed as the fan, and an air volume is provided near the first or second ventilation port. Is provided, and when the air volume falls below a predetermined threshold value during the operation of the fan, the fan is rotated in reverse for a predetermined time during the rice cooking operation.
[0013]
According to the induction heating rice cooker configured as described above, the air blown by reversing the fan sucks outside air from the second vent or the first vent by negative pressure, and the air is blown from the first vent or the second vent. It is exhausted outside. Thus, when dust or dust is attached to the vent, the dust or dust can be removed by wind pressure of the fan.
[0014]
In these induction heating rice cookers, when the fan rotates forward, air flows around the rice cooker, and flows around the bottom member or the protective frame, and when the fan rotates reversely, air flows to the position where the rice cooker is disposed. Preferably, a correspondingly flowing rib is provided. With this configuration, it is possible to suppress the cooling of the rice cooker via the protective frame when the fan rotates forward, and it is possible to efficiently cool the rice cooker via the protective frame when the fan rotates in the reverse direction. Therefore, in particular, in the case of a configuration like the second induction heating rice cooker, it is possible to suppress the cooling of the rice cooker during the rice cooking operation, and to quickly lower the temperature to the heat retaining temperature during the heat retaining operation, as described above. It is possible to prevent dust and dirt from accumulating in the ventilation holes.
[0015]
Specifically, it is preferable that the rib has a substantially inverted C shape that inclines so as to expand toward the second vent or the first vent from the first vent or the second vent. .
[0016]
Further, it is preferable that a control board for controlling a load component including the induction heating means is provided around the rice cooker in the bottom member or the protection frame. By doing so, the control board can be reliably cooled during the rice cooking operation, and problems such as malfunction due to heat can be reliably prevented.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows an induction heating rice cooker according to an embodiment of the present invention. This rice cooker includes a rice cooker 1, a main body 2 for accommodating the rice cooker 1 for induction heating, and a lid 26 rotatably attached to the main body 2.
[0018]
The main body 2 includes an exterior body including a body member 3 and a bottom member 4 that closes the bottom of the body member 3, and a protection frame 16 that accommodates the rice cooker 1 is provided inside the exterior body. It is. A control having a fan 21 as a cooling means, an induction heating coil 22 as an induction heating means, a ferrite core 23, a rice cooker temperature sensor 25, and a microcomputer 29 mounted between the exterior body and the protection frame 16. A substrate 27 is provided.
[0019]
The body member 3 is a substantially elliptical cylindrical resin case having an open top and bottom. A protection frame 16 described later is integrally attached inside the body member 3, a lid 26 is rotatably attached to an upper end opening, and a lid 26 is rotatably attached to a lower end opening. It has a well-known structure to which the bottom member 4 is attached.
[0020]
As shown in FIGS. 1 to 3, the bottom member 4 is formed of a box-shaped resin case with a bottom that matches the shape of the lower end opening of the body. The support member 5 for holding a protection frame 16 described below from below is projected from the bottom member 4 so as to be positioned at four corners of a substantially square shape. At the center of the bottom member 4, a magnetic shield plate 6 made of an annular aluminum plate is provided.
[0021]
On the back side of the bottom member 4, a first ventilation port 7 having a number of slits 10 arranged in parallel is provided. A fan mounting portion 8 is provided inside the first ventilation port 7. In addition, a second vent 9 is formed on the front side opposite to the first vent 7 so as to be located below the bottom member 4 which is difficult to visually recognize in appearance. As shown in FIG. 4, the second vent 9 is composed of a number of slits 10 and a shielding portion 11 that shields the inside facing from each slit 10, and is a thin sheet-like object or an elongated linear object, and , Insects and the like cannot enter the main body 2. An exhaust duct 12 is provided around the second vent 9 so as to open the surface facing the first vent 7 and serve as an inlet. On both sides of the exhaust duct 12, arc-shaped guide walls 13 are provided so as to surround a lower region of a protective frame 16 described later. In the figure, reference numeral 14 denotes a mounting hole for a power plug for detachably connecting a power cord.
[0022]
In the present embodiment, when the fan 21 to be described later rotates forward, the bottom member 4 flows around the rice cooker 1 around which the blown air is attached. A plurality of ribs 15 for flowing the inside (center) corresponding to the position where the rice cooker 1 is arranged are provided. The ribs 15 are formed so as to form a pair of left and right with reference to the front-rear direction from the first vent 7 to the second vent 9. In the present embodiment, six rows (15 a 1 to 15 f 1, 15 a 2) To 15f2). The pair of right and left ribs 15a1 and 15a2 are integrally erected from the bottom surface so as to form a substantially inverted C-shape which is inclined to widen from the first ventilation port 7 toward the second ventilation port 9.
[0023]
As shown in FIGS. 1 and 2, the protection frame 16 removably accommodates the rice cooker 1 and is formed of a substantially non-conductive material into a substantially saucer shape. A receiving portion 17 is provided on the protection frame 16 at a position corresponding to the support column portion 5 of the bottom member 4 so as to protrude outward. In addition, a through hole 18 is provided on the front side of the protection frame 16 so as to penetrate the detecting portion of the rice cooker temperature sensor 25, and a mounting frame 19 is provided on an outer surface side of the through hole 18. Further, an attachment structure for attaching the ferrite core 23 is provided on an outer surface of the protection frame 16. Since this mounting structure is the same as the conventional one, a detailed description is omitted. On the front side of the protection frame 16 of the present embodiment, it is located on both sides of the exhaust duct 12 of the bottom member 4, and is located so as to overlap in the height direction inside the guide wall portion 13 provided on the bottom member 4. An arcuate guide wall 20 is provided.
[0024]
The fan 21 is capable of normal rotation and reverse rotation provided with a two-winding motor and a brush motor, and is mounted on a fan mounting portion 8 provided inside the first ventilation port 7. When the fan 21 is rotated forward by energizing the motor, the fan 21 is rotated so as to suck external air from the first vent 7 and exhaust the air from the second vent 9. On the other hand, when the motor is reversely rotated by energizing the motor, the motor is rotated so as to suck external air from the second vent 9 and exhaust the air from the first vent 7.
[0025]
The induction heating coil 22 generates electromagnetic waves when a high-frequency current is applied, and electromagnetically heats the rice cooker 1 via the protection frame 16. The induction heating coil 22 is disposed between the holder 24 and the protection frame 16 by a holder 24 made of a non-conductive material (synthetic resin) covered with a ferrite core 23 and disposed on the lower surface of the protection frame 16. You.
[0026]
The rice cooker temperature sensor 25 is disposed on the mounting frame 19 of the protection frame 16, and a detection portion at the tip of the rice cooker penetrates through the through-hole 18 so as to contact the outer surface of the rice cooker 1. The temperature is detected and output to the microcomputer 29.
[0027]
The lid 26 is a well-known one in which an inner lid for closing an upper end opening of the rice cooker 1 is disposed on a bottom surface of an exterior body composed of an upper plate and a lower plate.
[0028]
The control board 27 is mounted with a large number of electronic components 28 and a microcomputer 29 constituting an electric circuit, and controls the operation of the fan 21 and the induction heating coil 22 constituting the rice cooker according to a stored program. Each process such as maintaining boiling, spotting, and cooking twice is performed to cook rice desired by the user. The control board 27 is disposed on the bottom member 4 so as to be positioned around the rice cooker 1 through which most of the air blown when the fan 21 rotates forward.
[0029]
In the present embodiment, the fan 21 is reversely rotated for a predetermined time in the washing step before the rice cooking operation is completed, and the fan 21 is normally rotated during other rice cooking operations. Here, this unevenness step is a step in which the amount of electricity supplied to the induction heating coil 22 is suppressed to be small, and the temperature rise in the main body 2 is a small step.
[0030]
Further, in the present embodiment, when the rice cooking operation (two cooking steps) is completed and the operation shifts to the heat retaining operation, the fan 21 is further reversed until the temperature drops to a predetermined temperature (about 75 ° C.). ing.
[0031]
Next, the control of the rice cooker by the microcomputer 29 will be specifically described. When the user operates a switch provided on a display panel (not shown) to select a desired rice cooking mode and operates the rice cooking switch, the rice cooking operation is started, and when the rice cooking operation is completed, the operation shifts to a warming operation.
[0032]
Specifically, as shown in FIG. 5, when detecting the operation of the rice cooker switch, the microcomputer 29 detects whether or not the reserved rice cooker is selected in step S1. If the reserved rice is selected, the process proceeds to step S2. If the reserved rice is not selected, the process proceeds to step S3.
[0033]
In step S2, the process waits until the rice cooking start time is obtained by subtracting the rice cooking time from the cooking time, and when the rice cooking start time comes, the process proceeds to step S3.
[0034]
In step S3, after energizing the motor so that the fan 21 rotates forward, the preheating step is executed in step S4. Then, when the preheating step is completed, the intermediate step is executed in step S5, and when the intermediate step is completed, the boiling maintaining step is executed in step S6. When the boiling maintaining process is completed, the unevenness process is performed in step S7, and when the unevenness process is completed, the cooking process is performed twice in step S8. When the cooking process is completed twice, the normal rotation of the fan 21 is stopped in step S8, and then the process proceeds to step S10 to execute a heat retention process and returns.
[0035]
Note that, among the rice cooking operations, the preheating step, the medium filling step, the boiling maintaining step, and the twice-cooking step are the same as those in the related art.
[0036]
Next, the unevenness step will be specifically described.
In this uneven process, as shown in FIG. 6, the microcomputer 29 first reduces the energization rate to the induction heating coil 22 to 0 to 3% in step S7-1. Then, in step S7-2, the first counter, which is the execution time of the mura processing, is started, and in step S7-3, the normal rotation of the fan 21 is stopped.
[0037]
Then, in step S7-4, the motor is energized so that the fan 21 rotates in the reverse direction, and the fan 21 is rotated in the reverse direction. Thereafter, in step S7-5, a second counter, which is a time for rotating the fan 21 in reverse, is started.
[0038]
Then, in step S7-6, the process waits until the second counter counts up. When the second counter counts up, the second counter is reset in step S7-7, and the fan 21 is reset in step S7-8. Stop reversing.
[0039]
Then, in step S7-9, the motor is energized so that the fan 21 rotates forward again to rotate the fan 21 forward.
[0040]
Then, in step S7-10, the process waits until the first counter, which is the execution time of the printing process, counts up. When the first counter counts up, the first counter is reset and the process returns in step S7-11. I do.
[0041]
Next, the heat retaining process will be described.
In this heat retention process, as shown in FIG. 7, the microcomputer 29 first stops the power supply to the induction heating coil 22 in step S10-1, and then in step S10-2, sets the motor so that the fan 21 rotates in the reverse direction. And the fan 21 is reversed.
[0042]
Then, in step S10-3, the process waits until the temperature of the rice cooker 1 reaches 75 ° C. via the rice cooker temperature sensor 25, and when the temperature drops to 75 ° C., the power supply to the fan 21 is stopped in step S10-4. To stop reverse rotation.
[0043]
Next, as in the prior art, a temperature keeping step of repeatedly turning on and off the induction heating coil 22 so as to maintain the temperature of the rice cooker 1 at 75 ° C. is executed. This warming / retaining temperature maintaining step is performed until the user operates the stop switch. When the stop switch is operated, the process returns to the standby (cancel) state.
[0044]
Next, the flow of air during forward rotation and reverse rotation of the fan 21 by the rice cooker having the above configuration will be described. When the fan 21 is rotated forward during the rice cooking operation, first, as shown by a solid line in FIG. 3, air outside the main body 2 is sucked from the first vent 7 and the air is directed toward the second vent 9. Blow.
[0045]
Then, the wind mainly collides with the ribs 15a1 and 15a2 in the first row, and the wind that has passed between the ribs 15a1 and 15a2 collides with the protection frame 16. Then, the wind colliding with the ribs 15a1 and 15a2 flows to the outer side so as to bypass the protection frame 16 containing the rice cooker 1 according to the inclination of the ribs 15a1 and 15a2.
[0046]
The wind colliding with the protection frame 16 similarly flows to the outside according to the inclined surface of the protection frame 16, and most of the wind collides with the second row of ribs 15 b 1 and 15 b 2, and the remaining ribs are combined with the ribs 15 b 1 and 15 b 2. 16 through the gap. The wind colliding with the ribs 15b1 and 15b2 in the second row flows to the outside so as to bypass the protective frame 16 containing the rice cooker 1 in accordance with the inclination of the ribs 15b1 and 15b2 as described above.
[0047]
Most of the wind that has passed through the gap between the ribs 15b1 and 15b2 and the protection frame 16 collides with the ribs 15c1 and 15c2 in the third row, and the remaining wind between the ribs 15c1 and 15c2 and the protection frame 16 Pass through the gap. The wind that has collided with the ribs 15c1 and 15c2 in the third row flows to the outside so as to bypass the protective frame 16 containing the rice cooker 1 in accordance with the inclination of the ribs 15c1 and 15c2, as described above.
[0048]
In this manner, the air blown by rotating the fan 21 in the forward direction from the first ventilation port 7 to the second ventilation port 9 is provided by the ribs 15a1 to 15f1 and 15a2 to 15f2 provided as a pair of left and right rows. In the meantime, most of the fluid flows around the outside so as to bypass the protection frame 16 accommodating the rice cooker 1, is converged by the bottom member 4 and the guide walls 13, 20 provided on the protection frame 16, and has the second ventilation. The air is exhausted from the port 9 to the outside.
[0049]
Then, during a period from the suction through the first ventilation port 7 to the exhaust from the second ventilation port 9, the heat of the control board 27 disposed around the protection frame 16 is absorbed and cooled, and the induction heating is performed. The heat of the load components such as the coil 22 and the ferrite core 23 is absorbed and cooled. In addition, since the air blown by the fan 21 at the time of normal rotation almost passes around the rice cooker 1, it is a wind for cooling the load components including the control board 27, and protects the rice cooker 1 which should be heated. The contradictory problem of cooling through the frame 16 can be suppressed.
[0050]
On the other hand, when the fan 21 is reversed at the beginning of the mura process in the rice cooking operation and at the beginning of the heat retaining process, as shown by the dashed line in FIG. The air is sucked and the air is blown toward the first ventilation port 7.
[0051]
Then, most of the wind sucked from the second ventilation port 9 by the negative pressure collides with the ribs 15f1 and 15f2 in the sixth row, and passes between the ribs 15f1 and 15f2 according to the inclination thereof and collides with the protection frame 16. I do. Further, the remaining wind passes through the gap between the ribs 15f1 and 15f2 and the outer peripheral portion of the bottom member 4 and flows to the outer portion.
[0052]
Most of the wind that has passed through the gap between the ribs 15f1 and 15f2 and the outer peripheral portion of the bottom member 4 collides with the ribs 15e1 and 15e2 in the fifth row, and the rest is the outer peripheral portion of the ribs 15e1 and 15e2 and the bottom member 4. Through the gap between. The wind colliding with the ribs 15e1 and 15e2 in the fifth row is converged to the inside where the protective frame 16 is located according to the inclination of the ribs 15e1 and 15e2, as described above.
[0053]
As described above, most of the wind that has passed through the gap between the ribs 15e1 and 15e2 and the outer peripheral portion of the bottom member 4 collides with the ribs 15d1 and 15d2 in the fourth row, and the rest is the ribs 15d1 and 15d2. And passes through a gap between the outer member and the bottom member 4. The wind colliding with the ribs 15d1 and 15d2 in the fourth row is converged to the inside where the protective frame 16 is located in accordance with the inclination of the ribs 15d1 and 15d2, as described above.
[0054]
In this manner, the blown air generated by reversing the fan 21 is supplied from the second vent 9 to the first vent 7 by the ribs 15a1 to 15f1 and 15a2 to 15f2 provided as a pair of plural right and left rows. Most of the water flows through the inside where the protection frame 16 accommodating the rice cooker 1 is located, and finally, is collected by the suction force of the fan 21 and exhausted to the outside through the first ventilation port 7.
[0055]
Then, while being sucked from the second ventilation port 9 and exhausted from the first ventilation port 7, heat of load components such as the induction heating coil 22 and the ferrite core 23 is absorbed and cooled, and the protection frame 16 By cooling itself, the temperature of the rice cooker 1 can be rapidly reduced, especially at the start of the warming operation.
[0056]
Further, at this time, when dust or dirt is attached to many slits 10 provided in the first ventilation port 7, the dust or dirt can be removed by the wind pressure of the fan 21. As a result, the air volume as designed can be obtained in the normal rotation state in which the main function of cooling the inside of the main body 2 is performed. Thereby, the control board 27 disposed on the outer peripheral portion of the rice cooker 1 can be reliably cooled, and the problem such as malfunction due to heat can be reliably prevented.
[0057]
FIG. 8 and FIG. 9 are flowcharts showing control by the microcomputer 29 of the rice cooker according to the second embodiment. In the rice cooker according to the second embodiment, a well-known air flow sensor (not shown) is provided in the second ventilation port 9 as air flow detecting means for detecting the flow of air by the fan 21, and the value detected by the air flow sensor is a predetermined value. Is different from the first embodiment in that the fan 21 is reversed in the preheating step when the value falls below the threshold value α. The threshold value α is set to about 3/4 of the flow rate at the time of manufacture. In the second embodiment, the fan 21 is not rotated in the heat retaining operation.
[0058]
Next, control of the rice cooker of the second embodiment by the microcomputer 29 will be specifically described. The control of the microcomputer 29 by detecting the operation of the rice cooker switch is, as shown in FIG. 8, compared with the control of the first embodiment shown in FIG. The only difference between step 103 and steps S4 and S108 for executing the preheating step is that the actual air volume is detected to determine whether or not to reverse the fan 21 in the preheating step.
[0059]
That is, when detecting the operation of the rice cooker switch, the microcomputer 29 detects whether or not the reserved rice cooker has been selected in step S101. If the reserved rice cooker has been selected, the process proceeds to step S102, and at the rice cook start time. Wait until it becomes. If the reserved rice is not selected, or if the reserved rice is selected and the rice cooking start time has come, the process proceeds to step S103, in which the motor is energized so that the fan 21 rotates forward.
[0060]
When the fan 21 is rotated forward, in the second embodiment, first, in step S104, the actual air volume at the second vent 9 is detected via the air volume sensor. Thereafter, in step S105, it is detected whether the detected air volume is below the threshold value α. When the detected value is smaller than the threshold value α, the process proceeds to step S106, 1 is input to the flag f to execute the reverse rotation of the fan 21 in the preheating process, and the process proceeds to step S108. If the detected value is not less than the threshold value α, the process proceeds to step S107, 0 is input to f so as not to execute the reverse rotation of the fan 21 in the preheating process, and the process proceeds to step S108.
[0061]
After that, as in the first embodiment, a preheating step is executed in step S108, an intermediate step is executed in step S109, a boiling maintaining step is executed in step S110, and a spotting step is executed in step S111. In step S112, the cooking process is performed twice. When the cooking process is completed twice, the normal rotation of the fan 21 is stopped in step S113, and then the process proceeds to step S114 to execute a heat retention process and returns.
[0062]
Note that, among the rice cooking operations, the middle rice cooking process, the boiling maintaining process, the simmering process and the twice cooking process, and the heat retaining operation are the same as those in the related art.
[0063]
Next, the preheating step will be specifically described.
In this preheating step, as shown in FIG. 9, the microcomputer 29 first starts energizing the induction heating coil 22 in step S108-1, and then in step S108-2, the execution time of this preheating step. Start the third counter.
[0064]
Next, in step S108-3, it is detected whether or not 1 is input to f indicating whether or not to execute the reverse rotation of the fan 21. If f is 1, the process proceeds to step S108-4. If f is not 1 (f = 0), the process skips step S108-4 to step S108-10 to be described later and proceeds to step S108-11. .
[0065]
In step S108-4, after the forward rotation of the fan 21 is stopped, in step S108-5, the motor is energized so that the fan 21 rotates in the reverse direction, and the fan 21 is rotated in the reverse direction. Thereafter, in step S108-6, a second counter, which is a time for rotating the fan 21 in reverse, is started.
[0066]
Next, in step S108-7, the process waits until the second counter counts up. When the second counter counts up, the second counter is reset in step S108-8, and the fan 21 is reset in step S108-9. Stop reversing. Then, in step S108-10, the motor is energized so that the fan 21 rotates forward again to rotate the fan 21 forward.
[0067]
As described above, when the normal rotation of the fan 21 is started again, or when f is 0 in step S108-3, it is detected in step S108-11 whether the temperature of the rice cooker 1 is higher than 55 ° C. I do. When the temperature is higher than 55 ° C., the process proceeds to step S108-12, in which the power supply to the induction heating coil 22 is stopped, and the process proceeds to step S108-14. If the temperature is not higher than 55 ° C., the process proceeds to step S108-13, in which the power supply to the induction heating coil is started or maintained, and the process proceeds to step S108-14.
[0068]
In step S108-14, it is detected whether or not the third counter, which is the execution time of the preheating step, has counted up. If the third counter has counted up, the process proceeds to step S108-15, where the third counter is reset and the process returns. If the third counter has not counted up, the process returns to step S108-11 to adjust the temperature.
[0069]
As described above, in the rice cooker according to the second embodiment, when the air volume detected by the air volume sensor falls below the threshold value α, it is determined that dust or dirt has accumulated in the first vent 7 that sucks external air. , The fan 21 is reversed. As a result, similarly to the first embodiment, when dust and dirt are attached to a large number of slits 10 provided in the first vent 7, the dust and dirt can be removed by the wind pressure of the fan 21. .
[0070]
The induction cooker of the present invention is not limited to the configuration of the above embodiment.
[0071]
For example, in the above-described embodiment, the fan 21 is disposed in the first ventilation port 7, and the air sucked from the first ventilation port 7 is exhausted from the second ventilation port 9 during normal rotation. The air may be sucked from the second vent 9 and exhausted from the first vent 7.
[0072]
Further, in the above-described embodiment, the fan 21 is always operated during the rice cooking operation. However, the inside of the main body 2 may be cooled by rotating the fan forward only during the period when the temperature is raised to the predetermined temperature. In this case, there is no need to change the reverse rotation time of the fan 21.
[0073]
Further, in the embodiment, when the fan 21 rotates in the forward direction, the air bypasses the rice cooker 1 and flows around, and when the fan 21 rotates in the reverse direction, the air corresponds to the arrangement position of the rice cooker 1. Although the flowing rib 15 is provided on the bottom member 4 constituting the exterior body of the main body 2, it may be provided on the protective frame 16. Although the ribs 15 are provided integrally, a separate plate-shaped member may be fixed.
[0074]
Further, in the first embodiment, the fan 21 is reversely rotated for a predetermined time in the spotting step before the end of the rice cooking operation and a time until the temperature is decreased to the predetermined heat retaining temperature in the heat retaining operation. Alternatively, only one of them may be reversed. Even in this case, it is possible to reliably prevent dust and dirt from accumulating in the first ventilation port 7 or the second ventilation port 9.
[0075]
Further, in the first embodiment, the fan 21 is rotated in the reverse direction for all the time until the temperature is lowered to the predetermined temperature in the heat retaining operation.
[0076]
Further, in the second embodiment, the air volume detecting means is provided in the second vent 9 from which the air is exhausted when the fan 21 rotates forward, but may be provided in the first vent 7.
[0077]
Further, in the second embodiment, the fan 21 is reversed in the preheating step when the value detected by the air volume detecting means falls below the threshold value α. However, as in the first embodiment, the fan 21 is rotated in the spotting step. The fan 21 may be reversed, or the fan 21 may be reversed during the heat retaining operation.
[0078]
Thus, the induction heating rice cooker of the present invention can be variously modified, and can be configured by combining the configurations of the above-described embodiments and modified examples as desired.
[0079]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, in the induction heating rice cooker of the present invention, the air blown by reversing the fan sucks outside air from the second vent or the first vent by negative pressure, and the first vent or The air is exhausted from the second vent. Thus, when dust or dust is attached to the vent, the dust or dust can be removed by wind pressure of the fan.
[0080]
In addition, since the bottom member or the protective frame is provided with a rib that can change the flow path between when the fan rotates forward and when the fan rotates in the reverse direction, it is possible to suppress cooling of the rice cooker via the protective frame when the fan rotates forward. It is possible to cool the rice cooker efficiently through the protective frame at the time of reverse rotation. As a result, the degree of freedom in designing rice cooking control can be greatly improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing a rice cooker according to the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view showing a bottom member and a protection frame of FIG. 1;
FIG. 3 is a plan view of a bottom member.
FIG. 4 is an enlarged perspective view showing an exhaust duct of a bottom member.
FIG. 5 is a flowchart illustrating control according to the first embodiment.
FIG. 6 is a flowchart showing the mura process of FIG. 5;
FIG. 7 is a flowchart showing a heat retaining process of FIG. 5;
FIG. 8 is a flowchart illustrating control according to the second embodiment.
FIG. 9 is a flowchart showing a preheating step of FIG. 8;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Cooking pot, 2 ... Main body, 3 ... Body member, 4 ... Bottom member, 7 ... First ventilation port, 9 ... Second ventilation port, 13 ... Guide wall part, 15a1-15f1, 15a2-15f2 ... Rib, 16 ... Protective frame, 21 ... Fan, 22 ... Induction heating coil, 23 ... Ferrite core, 26 ... Lid, 27 ... Control board, 28 ... Electronic components, 29 ... Microcomputer.

Claims

An exterior comprising the main body having a protective frame for accommodating the rice cooker, a lid body openably and closably attached to the main body and sealing the rice cooker, and an induction heating means for heating the rice cooker; First and second vents communicating with the outside are provided in the bottom member of the body, and a fan is disposed in the first vent, and the fan is operated to allow the outside air to pass through the inside of the main body to cook rice while cooling. In the induction heating rice cooker performing the operation,
An induction-heating rice cooker, wherein a reverse-rotatable fan is provided, and the fan is rotated for a predetermined time before the rice-cooking operation is completed.

An exterior comprising the main body having a protective frame for accommodating the rice cooker, a lid body openably and closably attached to the main body and sealing the rice cooker, and an induction heating means for heating the rice cooker; First and second vents communicating with the outside are provided in the bottom member of the body, and a fan is disposed in the first vent, and the fan is operated to allow the outside air to pass through the inside of the main body to cook rice while cooling. Performing an operation, and after the rice cooking operation is completed, in an induction heating rice cooker that performs a heat retaining operation of keeping the temperature at a predetermined temperature,
An arrangement wherein the fan is capable of reversing is disposed, and after the rice cooking operation is completed, the fan is reversed for at least a part of a time until the temperature is lowered to a predetermined temperature. Cooking rice cooker.

An exterior comprising the main body having a protective frame for accommodating the rice cooker, a lid body openably and closably attached to the main body and sealing the rice cooker, and an induction heating means for heating the rice cooker; First and second vents communicating with the outside are provided in the bottom member of the body, and a fan is disposed in the first vent, and the fan is operated to allow the outside air to pass through the inside of the main body to cook rice while cooling. In the induction heating rice cooker performing the operation,
A fan capable of reversing is provided as the fan, and air flow detecting means for detecting an air flow near the first or second ventilation port is provided, and when the air flow falls below a predetermined threshold during operation of the fan. The induction heating rice cooker is characterized in that the fan is rotated for a predetermined time during the execution of the rice cooking operation.

In the bottom member or the protection frame, when the fan rotates forward, the air bypasses the rice cooker and flows around, and when the fan reversely rotates, the air flows inside so as to correspond to the arrangement position of the rice cooker. The induction heating rice cooker according to any one of claims 1 to 3, wherein a rib is provided.

The said rib has a substantially inverted C shape which inclines so that it may become wider toward the second vent or the first vent from the first vent or the second vent. 5. The induction heating rice cooker according to 4.

The induction heating rice cooker according to claim 4 or 5, wherein a control board for controlling a load component including the induction heating means is arranged around the rice cooker in the bottom member or the protection frame. .