JP2004120824A - チャンネルベース - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、入出線用の開口2が必要なときに容易に対応できるチャンネルベース1を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るチャンネルベース1は、上面1aと前面1bに入出線用の開口2a、2bとを形成し、前面1bに設けられる開口2bはチャンネルベース1前面1bの下端部1cまで延設し、開口2bの左右端部近傍に枠金具3を固定すると共に、枠金具3の上端から開口2bの上端部2cまでを化粧板5で施蓋することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明に係るチャンネルベース1は、上面1aと前面1bに入出線用の開口2a、2bとを形成し、前面1bに設けられる開口2bはチャンネルベース1前面1bの下端部1cまで延設し、開口2bの左右端部近傍に枠金具3を固定すると共に、枠金具3の上端から開口2bの上端部2cまでを化粧板5で施蓋することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも前面下部と上面とに入出線用の開口を設け、上面で分電盤を支持するチャンネルベースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術におけるチャンネルベースは、OAフロアに分電盤31を自立させて設置する場合、OAフロアのフロア面L2に埋め込むようにチャンネルベース32を設置し、そのチャンネルベース32の上に分電盤31を取り付けるが、図4に示すように、その都度、チャンネルベース32に必要な通線孔33を加工するか、図5に示すように、チャンネルベース32をフロア面L2まで浮かせるような架台34を設置する等して、分電盤31からの入出線に対応していた。また、はじめに、入出線の必要がなくチャンネルベースに通線孔が設けられていない分電盤が設置されているオフィス等のフロア面に、床下配線を行うため新たにOAフロアをリニューアル工事で設ける場合も同様に、チャンネルベース32に、通線孔33を施すか、架台34を設置するか、作り替える等していた。また、従来例として、実開昭62−81409号や、実開平2−44807号などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術における分電盤の設置方法では、通線孔33の加工や架台34は施工業者が加工製作する場合が多く、時間と手間がかかり、繁雑な作業となっていた。また、最近、短納期でさらに低価格の一旦設置された分電盤のリニューアル工事が増えてきている。その場合、OAフロアを設ける場合も同様に施工業者が加工、製作するため、製作に時間がかかると共に、製造コストも高いものとなる他、通線孔33を加工する場合、高さの高いチャンネルベースを使用するため、前面に開口が施されている場合が多く、その場合、前面被覆板35がOAフロアの床面Lに挟まれて、施行後に点検等で前面被覆板35を外す際、OAフロアを取り外さなければならず、非常に繁雑な作業となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、入出線用の開口が必要なときに容易に対応できるチャンネルベースを提供することを目的とし、その構造は、前面に設けられる開口はチャンネルベース前面の下端部まで延設し、開口の左右端部近傍に枠金具を固定すると共に、枠金具の上端から開口の上端部までを化粧板で施蓋することを特徴とする。
【0005】
また、枠金具は、底面方向の端部から上方向の開口の任意の位置に取り付け変更可能であることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明に係るチャンネルベースは、OAフロアに埋め込んでチャンネルベースを設置し、その時、フロア面に対向する位置に金具を開口左右端部に渡して固定する。金具から開口上端部までの開口を化粧板で施蓋し、開口下部のみを入出線用に開放する。
【0007】
また、金具は開口の範囲内において任意の位置に取り付け可能とし、入出線の量に合わせて開口寸法を適宜変更できる。そのチャンネルベースが取り付けられる現場において、金具の取り付け位置を変更でき、配線作業の効率が向上する。
【0008】
【実施例】
本発明に係るチャンネルベースの実施例を図1〜図2の添付図面に基づいて説明する。
【0009】
OAフロアに自立させて設置される分電盤は、チャンネルベース1の上面1aで支持する。チャンネルベース1の上面1aと前面1bには、入出線用の開口2a、2bを設ける。本発明に係るチャンネルベース1の前面1bの開口2b左右端部に固定することのできる枠金具3を形成する。枠金具3は左右端部を固定用に折曲形成すると共にねじ穴4を設け、前面3aはチャンネルベース1の開口2bに対向させて取り付ける。
【0010】
チャンネルベース1をOAフロアに埋め込まずに使用したりして、チャンネルベース1で入出線の必要がない場合、枠金具3をチャンネルベース1の下端部1cに合わせて、チャンネルベース1の開口2bに渡すような形で固定する。枠金具3から開口2bの上端部2cまでを化粧板5で施蓋する。
【0011】
チャンネルベース1をOAフロアに埋め込んで設置し、前面1bに入出線用の開口2bを設ける必要がある場合は、チャンネルベース1のフロア面L1に対向する位置に枠金具3を取り付ける。枠金具3から開口2bの上端部2cまでを化粧板5で施蓋し、開口2bの下方部2dは入出線用に開放しておく。
【0012】
OAフロア中の配線をチャンネルベース1の前面1b開口2b下方部2dから入線し、上面1a開口1aから出線して分電盤へ接続する。
【0013】
本発明の請求項2に係るチャンネルベース1は、枠金具3を開口2の範囲において任意の位置で固定できるものである。例えばチャンネルベースに固定用のねじ穴(図示せず)を複数設け、チャンネルベース1のフロア面L1に当たるところに枠金具3を取り付ける。入出線の電線量が多ければ、枠金具3の取り付け位置を上げて開口2bを広くすることもできる。
【0014】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係るチャンネルベースは、前面に設けられる開口はチャンネルベース前面の下端部まで延設し、開口の左右端部近傍に枠金具を固定すると共に、枠金具の上端から開口の上端部までを化粧板で施蓋するため、チャンネルベースの前面に入出線用の開口の要、不要にかかわらず、同じ部材を用いることができ、安価で、入出線用の開口がないチャンネルベースに入出線用の開口を容易に設けられる施工性の高いチャンネルベースを提供することができる。
【0015】
また、本発明の請求項2に係るチャンネルベースは、枠金具は、底面方向の端部から上方向の開口の任意の位置に取り付け変更可能であるため、フロアの高さや入出線のための電線量によって、開口寸法を変更可能である。そして、これらの作業は分電盤が設置される現場で特別な加工の必要なく、配線作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチャンネルベースを示す説明図である。
【図2】本発明に係るチャンネルベースの金具を示す説明図である。
【図3】本発明に係るチャンネルベースを示す説明図である。
【図4】従来技術におけるチャンネルベースを示す説明図である。
【図5】従来技術におけるチャンネルベースを示す説明図である。
【符号の説明】
1 チャンネルベース
1a 上面
1b 前面
1c 下端部
2a 開口
2b 開口
2c 上端部
2d 下方部
3 金具
3a 前面
4 ねじ穴
5 化粧板
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも前面下部と上面とに入出線用の開口を設け、上面で分電盤を支持するチャンネルベースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術におけるチャンネルベースは、OAフロアに分電盤31を自立させて設置する場合、OAフロアのフロア面L2に埋め込むようにチャンネルベース32を設置し、そのチャンネルベース32の上に分電盤31を取り付けるが、図4に示すように、その都度、チャンネルベース32に必要な通線孔33を加工するか、図5に示すように、チャンネルベース32をフロア面L2まで浮かせるような架台34を設置する等して、分電盤31からの入出線に対応していた。また、はじめに、入出線の必要がなくチャンネルベースに通線孔が設けられていない分電盤が設置されているオフィス等のフロア面に、床下配線を行うため新たにOAフロアをリニューアル工事で設ける場合も同様に、チャンネルベース32に、通線孔33を施すか、架台34を設置するか、作り替える等していた。また、従来例として、実開昭62−81409号や、実開平2−44807号などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術における分電盤の設置方法では、通線孔33の加工や架台34は施工業者が加工製作する場合が多く、時間と手間がかかり、繁雑な作業となっていた。また、最近、短納期でさらに低価格の一旦設置された分電盤のリニューアル工事が増えてきている。その場合、OAフロアを設ける場合も同様に施工業者が加工、製作するため、製作に時間がかかると共に、製造コストも高いものとなる他、通線孔33を加工する場合、高さの高いチャンネルベースを使用するため、前面に開口が施されている場合が多く、その場合、前面被覆板35がOAフロアの床面Lに挟まれて、施行後に点検等で前面被覆板35を外す際、OAフロアを取り外さなければならず、非常に繁雑な作業となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、入出線用の開口が必要なときに容易に対応できるチャンネルベースを提供することを目的とし、その構造は、前面に設けられる開口はチャンネルベース前面の下端部まで延設し、開口の左右端部近傍に枠金具を固定すると共に、枠金具の上端から開口の上端部までを化粧板で施蓋することを特徴とする。
【0005】
また、枠金具は、底面方向の端部から上方向の開口の任意の位置に取り付け変更可能であることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明に係るチャンネルベースは、OAフロアに埋め込んでチャンネルベースを設置し、その時、フロア面に対向する位置に金具を開口左右端部に渡して固定する。金具から開口上端部までの開口を化粧板で施蓋し、開口下部のみを入出線用に開放する。
【0007】
また、金具は開口の範囲内において任意の位置に取り付け可能とし、入出線の量に合わせて開口寸法を適宜変更できる。そのチャンネルベースが取り付けられる現場において、金具の取り付け位置を変更でき、配線作業の効率が向上する。
【0008】
【実施例】
本発明に係るチャンネルベースの実施例を図1〜図2の添付図面に基づいて説明する。
【0009】
OAフロアに自立させて設置される分電盤は、チャンネルベース1の上面1aで支持する。チャンネルベース1の上面1aと前面1bには、入出線用の開口2a、2bを設ける。本発明に係るチャンネルベース1の前面1bの開口2b左右端部に固定することのできる枠金具3を形成する。枠金具3は左右端部を固定用に折曲形成すると共にねじ穴4を設け、前面3aはチャンネルベース1の開口2bに対向させて取り付ける。
【0010】
チャンネルベース1をOAフロアに埋め込まずに使用したりして、チャンネルベース1で入出線の必要がない場合、枠金具3をチャンネルベース1の下端部1cに合わせて、チャンネルベース1の開口2bに渡すような形で固定する。枠金具3から開口2bの上端部2cまでを化粧板5で施蓋する。
【0011】
チャンネルベース1をOAフロアに埋め込んで設置し、前面1bに入出線用の開口2bを設ける必要がある場合は、チャンネルベース1のフロア面L1に対向する位置に枠金具3を取り付ける。枠金具3から開口2bの上端部2cまでを化粧板5で施蓋し、開口2bの下方部2dは入出線用に開放しておく。
【0012】
OAフロア中の配線をチャンネルベース1の前面1b開口2b下方部2dから入線し、上面1a開口1aから出線して分電盤へ接続する。
【0013】
本発明の請求項2に係るチャンネルベース1は、枠金具3を開口2の範囲において任意の位置で固定できるものである。例えばチャンネルベースに固定用のねじ穴(図示せず)を複数設け、チャンネルベース1のフロア面L1に当たるところに枠金具3を取り付ける。入出線の電線量が多ければ、枠金具3の取り付け位置を上げて開口2bを広くすることもできる。
【0014】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係るチャンネルベースは、前面に設けられる開口はチャンネルベース前面の下端部まで延設し、開口の左右端部近傍に枠金具を固定すると共に、枠金具の上端から開口の上端部までを化粧板で施蓋するため、チャンネルベースの前面に入出線用の開口の要、不要にかかわらず、同じ部材を用いることができ、安価で、入出線用の開口がないチャンネルベースに入出線用の開口を容易に設けられる施工性の高いチャンネルベースを提供することができる。
【0015】
また、本発明の請求項2に係るチャンネルベースは、枠金具は、底面方向の端部から上方向の開口の任意の位置に取り付け変更可能であるため、フロアの高さや入出線のための電線量によって、開口寸法を変更可能である。そして、これらの作業は分電盤が設置される現場で特別な加工の必要なく、配線作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチャンネルベースを示す説明図である。
【図2】本発明に係るチャンネルベースの金具を示す説明図である。
【図3】本発明に係るチャンネルベースを示す説明図である。
【図4】従来技術におけるチャンネルベースを示す説明図である。
【図5】従来技術におけるチャンネルベースを示す説明図である。
【符号の説明】
1 チャンネルベース
1a 上面
1b 前面
1c 下端部
2a 開口
2b 開口
2c 上端部
2d 下方部
3 金具
3a 前面
4 ねじ穴
5 化粧板
Claims (2)
- 少なくとも前面下部と上面とに入出線用の開口を設け、前記上面で分電盤を支持するチャンネルベースにおいて、前面に設けられる前記開口はチャンネルベース前面の下端部まで延設し、前記開口の左右端部近傍に枠金具を固定すると共に、該枠金具の上端から前記開口の上端部までを化粧板で施蓋することを特徴とするチャンネルベース。
- 前記チャンネルベースにおいて、前記枠金具は、底面方向の端部から上方向の開口の任意の位置に取り付け変更可能であることを特徴とするチャンネルベース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002277160A JP2004120824A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | チャンネルベース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002277160A JP2004120824A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | チャンネルベース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004120824A true JP2004120824A (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=32272837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002277160A Pending JP2004120824A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | チャンネルベース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004120824A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013094014A (ja) * | 2011-10-27 | 2013-05-16 | Toshiba Corp | 金属閉鎖形スイッチギヤ |
JP2013158220A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Toshiba Corp | 固体絶縁スイッチギヤ |
-
2002
- 2002-09-24 JP JP2002277160A patent/JP2004120824A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013094014A (ja) * | 2011-10-27 | 2013-05-16 | Toshiba Corp | 金属閉鎖形スイッチギヤ |
JP2013158220A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Toshiba Corp | 固体絶縁スイッチギヤ |
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