JP2004120317A - ネットワーク映像伝送制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】映像データ送信装置に接続されている被制御装置を自動的に選択してその被制御装置を制御することができるネットワーク映像伝送制御装置を提供する。
【解決手段】ネットワーク1には、映像データ送信装置3a,3bと、映像データ受信装置2a,2bが接続されている。映像データ受信装置2a(2b)から映像データ送信装置3a(3b)に対して制御権獲得要求コマンドを出力すると、映像データ送信装置3a(3b)は、他の映像データ受信装置から制御を受けていなければ、制御権承認コマンドを出力する。これにより、映像データ受信装置2a(2b)と映像データ送信装置3a(3b)との間で排他的にデータをやり取りすることが可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】ネットワーク1には、映像データ送信装置3a,3bと、映像データ受信装置2a,2bが接続されている。映像データ受信装置2a(2b)から映像データ送信装置3a(3b)に対して制御権獲得要求コマンドを出力すると、映像データ送信装置3a(3b)は、他の映像データ受信装置から制御を受けていなければ、制御権承認コマンドを出力する。これにより、映像データ受信装置2a(2b)と映像データ送信装置3a(3b)との間で排他的にデータをやり取りすることが可能となる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の映像データ送信装置と映像データ受信装置とをネットワークによって接続したネットワーク映像伝送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークに映像データを送出するシステムでは、ネットワークのトラフィックを低くするため、MPEG等のデータ圧縮技術を使用するのが一般的である。ネットワークに接続された機器を制御するコマンドとして、RTSP(Real Time Streaming Protocol)が実用化され、ネットワークに接続された映像データ送信装置を選択して、映像データを再生させたり、再生を停止させたりすることが容易にできるようになってきた。
【0003】
ネットワークを介して映像データ送信装置に接続された機器(カメラ等)を制御する場合、新たに別ソケットを開き、RTSPとは独立に、別のポート番号を利用して、ネットワークを介して機器に制御データを送信する必要がある。映像データ送信装置が複数あり、映像データ受信装置がその複数の映像データ送信装置の1つを選択して、映像データを再生する場合、送信元である映像データ送信装置に繋がっている機器を制御するには、ユーザは、映像データ受信装置に対し、制御したい機器が接続された映像データ送信装置のIPアドレスをいちいち手作業で入力する必要がある。
【0004】
なお、インターネット等のネットワークを利用して、カメラを遠隔操作するものとしては、特許文献1,2に記載のものがある。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−51674号公報
【特許文献2】
特開2000−59760号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
例えば多地点の監視システムの場合、複数の映像データ送信装置と複数の映像データ受信装置とを用い、映像データ受信装置側で映像データ送信装置を選択して映像を監視することがある。この場合、制御しようとするカメラが接続されている映像データ送信装置のIPアドレスを映像データ受信装置で入力した上でカメラを制御しなければ、映像を表示しているカメラと制御しようとするカメラとが別々になってしまうことがあった。
【0007】
また、複数の映像データ受信装置がネットワークに接続されている場合、一度に複数の映像データ受信装置が同じカメラに対して制御コマンドを出力する場合があり得る。すると、競合の状態となり、カメラの制御が不能になる場合があった。
【0008】
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、IPアドレスを手作業で入力する必要なく、映像データ送信装置に接続されている被制御装置を自動的に選択してその被制御装置を制御することができるネットワーク映像伝送制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、ネットワーク(1)に接続された少なくとも1つの映像データ送信装置(3a,3b)と、前記ネットワークに接続された複数の映像データ受信装置(2a,2b)と、前記映像データ送信装置に接続され、前記映像データ受信装置によって制御される被制御装置(4a,4b,5a,5b)とを備えたネットワーク映像伝送制御装置において、前記映像データ受信装置は、複数のキーを有するキーボード(26)と、前記複数のキーに対応して割り当てられた映像データ送信装置のIPアドレスを記憶する第1の記憶手段(23)と、前記被制御装置を制御するための制御データを入力する制御データ入力手段(27)と、前記制御データ入力手段によって制御データが入力されたとき、前記キーボードのキーによって指定されたIPアドレスの映像データ送信装置に対して、制御権獲得要求コマンドを出力する制御権獲得要求コマンド出力手段(21)とを備え、前記制御権獲得要求コマンドが入力された映像データ送信装置は、他の映像データ受信装置から制御を受けていないとき、前記制御権獲得要求コマンドを出力した映像データ受信装置のIPアドレスを記憶する第2の記憶手段(34)と、他の映像データ受信装置から制御を受けていないとき、前記制御権獲得要求コマンドを出力した映像データ受信装置に対して、制御権承認コマンドを出力する制御権承認コマンド出力手段(31)とを備えることを特徴とするネットワーク映像伝送制御装置を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のネットワーク映像伝送制御装置について、添付図面を参照して説明する。図1は本発明のネットワーク映像伝送制御装置の全体構成の一実施形態を示すブロック図、図2は図1中の映像データ送信装置2a,2bの具体的構成例を示すブロック図、図3は図1中の映像データ受信装置3a,3bの具体的構成例を示すブロック図、図4は映像データ受信装置2の動作を示すフローチャート、図5は映像データ受信装置2と映像データ送信装置3とのやり取りを示すシーケンシャル図、図6は映像データ受信装置2の動作を示すフローチャートである。
【0011】
図1において、ネットワーク1には、映像データ受信装置2a,2bと映像データ送信装置3a,3bが接続されている。ここでは2台の映像データ受信装置と2台の映像データ送信装置をネットワーク1に接続した例を示しているが、それぞれの装置の台数はこれに限定されることはなく、任意である。映像データ受信装置2a,2bを映像データ受信装置2と総称し、映像データ送信装置3a,3bを映像データ送信装置3と総称することがある。
【0012】
映像データ送信装置3a,3bには、それぞれ、雲台5a,5bに設置されたカメラ4a,4bが接続されている。
【0013】
図2に映像データ受信装置2の具体的構成例を示す。図2に示すように、映像データ受信装置2は、CPU21,ネットワークインタフェース22,フラッシュメモリ23,RAM24,MPEGデコーダ25,キーボード26,カメラ制御データ入力部27を備えている。キーボード26はテンキーを備えており、テンキーのそれぞれの番号には、各映像データ送信装置3のIPアドレスが割り当てられている。
【0014】
テンキーのそれぞれの番号と各映像データ送信装置3のIPアドレスとの対応は、フラッシュメモリ23に記憶されている。テンキーの“1”は映像データ送信装置3aに対応し、テンキーの“2”は映像データ送信装置3bに対応している。なお、図2の破線に囲まれた部分は、映像データ受信装置2内部に設けられており、破線外のキーボード26及びカメラ制御データ入力部27は、装置外部に臨んでいる。
【0015】
図3に映像データ送信装置3の具体的構成例を示す。図3に示すように、映像データ送信装置3は、CPU31,ネットワークインタフェース32,フラッシュメモリ33,RAM34,MPEGエンコーダ35,シリアルI/O38を備えている。
【0016】
さて、例えば、映像データ受信装置2aのキーボード26の“1”のキーを押すと、フラッシュメモリ23に記憶されているIPアドレスに従って、CPU21は、映像データ送信装置3aに対し、ネットワーク1を介してRTSPリクエストであるDESCRIBE,SETUP,PLAYを送信する。すると、カメラ4aからの映像データが映像データ送信装置3aより出力される。映像データ受信装置2aは、映像データ送信装置3aより出力された映像データを受信し、MPEGデコーダ25によってデコードして、図示していない表示部にて再生する。
【0017】
次に、例えば、映像データ受信装置2aのキーボード26の“2”のキーを押すと、CPU21は、映像データ送信装置3aに対し、RTSPリクエストであるTEARDOWNを送信する。そして、フラッシュメモリ23に記憶されているIPアドレスに従って、CPU21は、映像データ送信装置3bに対し、ネットワーク1を介してRTSPリクエストであるDESCRIBE,SETUP,PLAYを送信する。すると、カメラ4bからの映像データが映像データ送信装置3bより出力される。映像データ受信装置2aは、映像データ送信装置3bより出力された映像データを受信し、MPEGデコーダ25によってデコードして、図示していない表示部にて再生する。
【0018】
このようにして、映像データ受信装置2a(2bも同様)がいずれかの映像データ送信装置3を選択しているとき、映像データ受信装置2aのカメラ制御データ入力部27よりカメラ4a,4bや雲台5a,5bを制御するためのカメラ制御データが入力されると、映像データ送信装置3のCPU31は入力されたカメラ制御データを解析して、シリアルI/O38を介してカメラ4a,4bや雲台5a,5bを制御する。
【0019】
以上のような構成において、カメラ制御データを、受信している映像データの送信元である映像データ送信装置3に送信する宛先の検出方法について説明する。今、映像データの送信元が映像データ送信装置3bであるとする。映像データ送信装置3bから送出されたパケットのRTP/UDP(A Transport Protocol For Real‐Time Applications/User datagram Protocol)のヘッダには、送信元アドレスと送信先アドレスが記述されている。映像データ受信装置2aのカメラ制御データ入力部27よりカメラ制御データが入力されると、映像データ受信装置2aは現在再生しているRTP/UDPデータを解析し、得られた送信元の映像データ送信装置3bのIPアドレスに対してカメラ制御データを送信する。
【0020】
映像データ受信装置2aがマルチキャストパケットを受信している場合には、他の映像データ受信装置である映像データ受信装置2bが同じ映像データ送信装置3のカメラを制御する可能性がある。そこで、カメラ(雲台を含む)を制御しようとする映像データ受信装置2aは、他に同じカメラを制御しようとしている映像データ受信装置がないかどうかを確認して、制御対象が同一となる競合状態となることを防ぐ必要がある。
【0021】
図4は、映像データ受信装置2a(2bも同様)における動作を示すフローチャートであり、図5は映像データ受信装置2と映像データ送信装置3とのやり取りを示すシーケンシャル図である。図4,図5において、カメラ制御データ入力部27によって映像データ受信装置2aにカメラ制御データが入力されると、映像データ受信装置2aは、ステップS1にて、制御権獲得要求コマンドをIPアドレスで指定された映像データ送信装置3bに対して出力する。このときの制御権獲得要求コマンドは、予め決められたものであればどのような内容であってもよい。
【0022】
この制御権獲得要求コマンドを受けた映像データ送信装置3bは、ステップS2にて、他の映像データ受信装置(ここでは映像データ受信装置2b)から既に制御を受けているか否かを確認し、他から制御を受けていなければステップS3にて、映像データ受信装置2aのIPアドレスをRAM24に格納する。そして、ステップS4にて、映像データ受信装置2aに対して制御を受ける旨のコマンド(制御権承認コマンド)を送信する。
【0023】
一方、ステップS2にて、映像データ送信装置3bが他の映像データ受信装置の制御下にある場合には、ステップS8にて、制御を受けいれない旨のコマンド(制御権拒否コマンド)を送信する。制御権拒否コマンドを受けた映像データ受信装置2aは、カメラ制御データ入力部27にその旨を知らせて終了する。制御権承認コマンドや制御権拒否コマンドも、予め決められたものであればどのような内容であってもよい。
【0024】
ステップS4にて、映像データ受信装置2aの映像データ送信装置3bに対する制御権獲得が成立すれば、これ以降、映像データ送信装置3bは、RAM34に記憶されたIPアドレス以外の映像データ受信装置(ここでは映像データ受信装置2b)からの制御権獲得要求を受けることがない。従って、マルチキャスト環境下においても、カメラ制御データ入力部27によって、シリアルI/O38に接続されたカメラ4bを他の映像データ受信装置からの入力を気にすることなく操作することが可能となる。
【0025】
一旦獲得した制御権は、映像データ受信装置2aのキーボード26のテンキーによって他の映像データ送信装置(ここでは映像データ送信装置3a)を指定した場合や、所定時間が経過した場合に、制御権解除要求コマンドによって解除される。映像データ受信装置2aから制御権解除要求コマンドが出力され、ステップS5にて、映像データ送信装置3bがその制御権解除要求コマンドを受信すると、映像データ送信装置3bは、ステップS6にて、RAM34に格納されたIPアドレスをクリアすると共に、ステップS7にて、映像データ受信装置2aに対して、RAM34をクリアした旨(制御権が解除した旨)のコマンドを送信して終了する。
【0026】
これにより、映像データ送信装置3bは、いずれの映像データ受信装置2からの制御も受け入れ可能な状態となる。また、以上のステップS1からの処理を繰り返すことにより、任意の映像データ受信装置2と映像データ送信装置3との間でデータのやり取りが可能となる。
【0027】
次に、図6に示すフローチャートを用いて、映像データ受信装置2の動作について説明する。図6において、ステップS11にて、キーボード26のテンキーが押されたことが検出されると、ステップS12にて、現在、映像データ送信装置3からの映像データを再生中であるか否かを判定する。再生中であれば、ステップS13にて、制御権解除要求コマンドを送信してステップS14に移る。再生中でなければ、そのままステップS14に移る。
【0028】
ステップS14にて、キーボード26のテンキーに対応した映像データ送信装置3のIPアドレスをフラッシュメモリ23から読み出し、ステップS15にて、RAM24にそのIPアドレスを格納する。なお、フラッシュメモリ23に記憶されているものがIPアドレスではなく映像データ送信装置3の名称である場合には、DNS(ドメインネームサービス)等を使用してIPアドレスに変換すればよい。
【0029】
そして、映像データ受信装置2は、ステップS16にて、RAM24に記憶したIPアドレスの映像データ送信装置3に対して、DESCRIBE,SETUP,PLAYを送信して終了する。なお、ステップS16にて、映像データ送信装置3に対してカメラ制御データ入力部27によってカメラ制御データが入力されると、RAM24に記憶したIPアドレスの映像データ送信装置3に対して、カメラ制御データが送信され、カメラ4a,4bや雲台5a,5bが制御される。
【0030】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明のネットワーク映像伝送制御装置は、映像データ受信装置は、複数のキーを有するキーボードと、複数のキーに対応して割り当てられた映像データ送信装置のIPアドレスを記憶する第1の記憶手段と、被制御装置を制御するための制御データを入力する制御データ入力手段と、制御データ入力手段によって制御データが入力されたとき、キーボードのキーによって指定されたIPアドレスの映像データ送信装置に対して、制御権獲得要求コマンドを出力する制御権獲得要求コマンド出力手段とを備え、制御権獲得要求コマンドが入力された映像データ送信装置は、他の映像データ受信装置から制御を受けていないとき、制御権獲得要求コマンドを出力した映像データ受信装置のIPアドレスを記憶する第2の記憶手段と、他の映像データ受信装置から制御を受けていないとき、制御権獲得要求コマンドを出力した映像データ受信装置に対して、制御権承認コマンドを出力する制御権承認コマンド出力手段とを備えるので、IPアドレスを手作業で入力する必要なく、映像データ送信装置に接続されている被制御装置を自動的に選択してその被制御装置を制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1中の映像データ送信装置2a,2bの具体的構成例を示すブロック図である。
【図3】図1中の映像データ受信装置3a,3bの具体的構成例を示すブロック図である。
【図4】映像データ受信装置2の動作を示すフローチャートである。
【図5】映像データ受信装置2と映像データ送信装置3とのやり取りを示すシーケンシャル図である。
【図6】映像データ受信装置2の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク
2a,2b 映像データ受信装置
3a,3b 映像データ送信装置
4a,4b カメラ(被制御装置)
5a,5b 雲台(被制御装置)
21,31 CPU
22,32 ネットワークインタフェース
23,33 フラッシュメモリ
24,34 RAM
25 MPEGデコーダ
26 キーボード
27 カメラ制御データ入力部
35 MPEGエンコーダ
38 シリアルI/O
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の映像データ送信装置と映像データ受信装置とをネットワークによって接続したネットワーク映像伝送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークに映像データを送出するシステムでは、ネットワークのトラフィックを低くするため、MPEG等のデータ圧縮技術を使用するのが一般的である。ネットワークに接続された機器を制御するコマンドとして、RTSP(Real Time Streaming Protocol)が実用化され、ネットワークに接続された映像データ送信装置を選択して、映像データを再生させたり、再生を停止させたりすることが容易にできるようになってきた。
【0003】
ネットワークを介して映像データ送信装置に接続された機器(カメラ等)を制御する場合、新たに別ソケットを開き、RTSPとは独立に、別のポート番号を利用して、ネットワークを介して機器に制御データを送信する必要がある。映像データ送信装置が複数あり、映像データ受信装置がその複数の映像データ送信装置の1つを選択して、映像データを再生する場合、送信元である映像データ送信装置に繋がっている機器を制御するには、ユーザは、映像データ受信装置に対し、制御したい機器が接続された映像データ送信装置のIPアドレスをいちいち手作業で入力する必要がある。
【0004】
なお、インターネット等のネットワークを利用して、カメラを遠隔操作するものとしては、特許文献1,2に記載のものがある。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−51674号公報
【特許文献2】
特開2000−59760号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
例えば多地点の監視システムの場合、複数の映像データ送信装置と複数の映像データ受信装置とを用い、映像データ受信装置側で映像データ送信装置を選択して映像を監視することがある。この場合、制御しようとするカメラが接続されている映像データ送信装置のIPアドレスを映像データ受信装置で入力した上でカメラを制御しなければ、映像を表示しているカメラと制御しようとするカメラとが別々になってしまうことがあった。
【0007】
また、複数の映像データ受信装置がネットワークに接続されている場合、一度に複数の映像データ受信装置が同じカメラに対して制御コマンドを出力する場合があり得る。すると、競合の状態となり、カメラの制御が不能になる場合があった。
【0008】
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、IPアドレスを手作業で入力する必要なく、映像データ送信装置に接続されている被制御装置を自動的に選択してその被制御装置を制御することができるネットワーク映像伝送制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、ネットワーク(1)に接続された少なくとも1つの映像データ送信装置(3a,3b)と、前記ネットワークに接続された複数の映像データ受信装置(2a,2b)と、前記映像データ送信装置に接続され、前記映像データ受信装置によって制御される被制御装置(4a,4b,5a,5b)とを備えたネットワーク映像伝送制御装置において、前記映像データ受信装置は、複数のキーを有するキーボード(26)と、前記複数のキーに対応して割り当てられた映像データ送信装置のIPアドレスを記憶する第1の記憶手段(23)と、前記被制御装置を制御するための制御データを入力する制御データ入力手段(27)と、前記制御データ入力手段によって制御データが入力されたとき、前記キーボードのキーによって指定されたIPアドレスの映像データ送信装置に対して、制御権獲得要求コマンドを出力する制御権獲得要求コマンド出力手段(21)とを備え、前記制御権獲得要求コマンドが入力された映像データ送信装置は、他の映像データ受信装置から制御を受けていないとき、前記制御権獲得要求コマンドを出力した映像データ受信装置のIPアドレスを記憶する第2の記憶手段(34)と、他の映像データ受信装置から制御を受けていないとき、前記制御権獲得要求コマンドを出力した映像データ受信装置に対して、制御権承認コマンドを出力する制御権承認コマンド出力手段(31)とを備えることを特徴とするネットワーク映像伝送制御装置を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のネットワーク映像伝送制御装置について、添付図面を参照して説明する。図1は本発明のネットワーク映像伝送制御装置の全体構成の一実施形態を示すブロック図、図2は図1中の映像データ送信装置2a,2bの具体的構成例を示すブロック図、図3は図1中の映像データ受信装置3a,3bの具体的構成例を示すブロック図、図4は映像データ受信装置2の動作を示すフローチャート、図5は映像データ受信装置2と映像データ送信装置3とのやり取りを示すシーケンシャル図、図6は映像データ受信装置2の動作を示すフローチャートである。
【0011】
図1において、ネットワーク1には、映像データ受信装置2a,2bと映像データ送信装置3a,3bが接続されている。ここでは2台の映像データ受信装置と2台の映像データ送信装置をネットワーク1に接続した例を示しているが、それぞれの装置の台数はこれに限定されることはなく、任意である。映像データ受信装置2a,2bを映像データ受信装置2と総称し、映像データ送信装置3a,3bを映像データ送信装置3と総称することがある。
【0012】
映像データ送信装置3a,3bには、それぞれ、雲台5a,5bに設置されたカメラ4a,4bが接続されている。
【0013】
図2に映像データ受信装置2の具体的構成例を示す。図2に示すように、映像データ受信装置2は、CPU21,ネットワークインタフェース22,フラッシュメモリ23,RAM24,MPEGデコーダ25,キーボード26,カメラ制御データ入力部27を備えている。キーボード26はテンキーを備えており、テンキーのそれぞれの番号には、各映像データ送信装置3のIPアドレスが割り当てられている。
【0014】
テンキーのそれぞれの番号と各映像データ送信装置3のIPアドレスとの対応は、フラッシュメモリ23に記憶されている。テンキーの“1”は映像データ送信装置3aに対応し、テンキーの“2”は映像データ送信装置3bに対応している。なお、図2の破線に囲まれた部分は、映像データ受信装置2内部に設けられており、破線外のキーボード26及びカメラ制御データ入力部27は、装置外部に臨んでいる。
【0015】
図3に映像データ送信装置3の具体的構成例を示す。図3に示すように、映像データ送信装置3は、CPU31,ネットワークインタフェース32,フラッシュメモリ33,RAM34,MPEGエンコーダ35,シリアルI/O38を備えている。
【0016】
さて、例えば、映像データ受信装置2aのキーボード26の“1”のキーを押すと、フラッシュメモリ23に記憶されているIPアドレスに従って、CPU21は、映像データ送信装置3aに対し、ネットワーク1を介してRTSPリクエストであるDESCRIBE,SETUP,PLAYを送信する。すると、カメラ4aからの映像データが映像データ送信装置3aより出力される。映像データ受信装置2aは、映像データ送信装置3aより出力された映像データを受信し、MPEGデコーダ25によってデコードして、図示していない表示部にて再生する。
【0017】
次に、例えば、映像データ受信装置2aのキーボード26の“2”のキーを押すと、CPU21は、映像データ送信装置3aに対し、RTSPリクエストであるTEARDOWNを送信する。そして、フラッシュメモリ23に記憶されているIPアドレスに従って、CPU21は、映像データ送信装置3bに対し、ネットワーク1を介してRTSPリクエストであるDESCRIBE,SETUP,PLAYを送信する。すると、カメラ4bからの映像データが映像データ送信装置3bより出力される。映像データ受信装置2aは、映像データ送信装置3bより出力された映像データを受信し、MPEGデコーダ25によってデコードして、図示していない表示部にて再生する。
【0018】
このようにして、映像データ受信装置2a(2bも同様)がいずれかの映像データ送信装置3を選択しているとき、映像データ受信装置2aのカメラ制御データ入力部27よりカメラ4a,4bや雲台5a,5bを制御するためのカメラ制御データが入力されると、映像データ送信装置3のCPU31は入力されたカメラ制御データを解析して、シリアルI/O38を介してカメラ4a,4bや雲台5a,5bを制御する。
【0019】
以上のような構成において、カメラ制御データを、受信している映像データの送信元である映像データ送信装置3に送信する宛先の検出方法について説明する。今、映像データの送信元が映像データ送信装置3bであるとする。映像データ送信装置3bから送出されたパケットのRTP/UDP(A Transport Protocol For Real‐Time Applications/User datagram Protocol)のヘッダには、送信元アドレスと送信先アドレスが記述されている。映像データ受信装置2aのカメラ制御データ入力部27よりカメラ制御データが入力されると、映像データ受信装置2aは現在再生しているRTP/UDPデータを解析し、得られた送信元の映像データ送信装置3bのIPアドレスに対してカメラ制御データを送信する。
【0020】
映像データ受信装置2aがマルチキャストパケットを受信している場合には、他の映像データ受信装置である映像データ受信装置2bが同じ映像データ送信装置3のカメラを制御する可能性がある。そこで、カメラ(雲台を含む)を制御しようとする映像データ受信装置2aは、他に同じカメラを制御しようとしている映像データ受信装置がないかどうかを確認して、制御対象が同一となる競合状態となることを防ぐ必要がある。
【0021】
図4は、映像データ受信装置2a(2bも同様)における動作を示すフローチャートであり、図5は映像データ受信装置2と映像データ送信装置3とのやり取りを示すシーケンシャル図である。図4,図5において、カメラ制御データ入力部27によって映像データ受信装置2aにカメラ制御データが入力されると、映像データ受信装置2aは、ステップS1にて、制御権獲得要求コマンドをIPアドレスで指定された映像データ送信装置3bに対して出力する。このときの制御権獲得要求コマンドは、予め決められたものであればどのような内容であってもよい。
【0022】
この制御権獲得要求コマンドを受けた映像データ送信装置3bは、ステップS2にて、他の映像データ受信装置(ここでは映像データ受信装置2b)から既に制御を受けているか否かを確認し、他から制御を受けていなければステップS3にて、映像データ受信装置2aのIPアドレスをRAM24に格納する。そして、ステップS4にて、映像データ受信装置2aに対して制御を受ける旨のコマンド(制御権承認コマンド)を送信する。
【0023】
一方、ステップS2にて、映像データ送信装置3bが他の映像データ受信装置の制御下にある場合には、ステップS8にて、制御を受けいれない旨のコマンド(制御権拒否コマンド)を送信する。制御権拒否コマンドを受けた映像データ受信装置2aは、カメラ制御データ入力部27にその旨を知らせて終了する。制御権承認コマンドや制御権拒否コマンドも、予め決められたものであればどのような内容であってもよい。
【0024】
ステップS4にて、映像データ受信装置2aの映像データ送信装置3bに対する制御権獲得が成立すれば、これ以降、映像データ送信装置3bは、RAM34に記憶されたIPアドレス以外の映像データ受信装置(ここでは映像データ受信装置2b)からの制御権獲得要求を受けることがない。従って、マルチキャスト環境下においても、カメラ制御データ入力部27によって、シリアルI/O38に接続されたカメラ4bを他の映像データ受信装置からの入力を気にすることなく操作することが可能となる。
【0025】
一旦獲得した制御権は、映像データ受信装置2aのキーボード26のテンキーによって他の映像データ送信装置(ここでは映像データ送信装置3a)を指定した場合や、所定時間が経過した場合に、制御権解除要求コマンドによって解除される。映像データ受信装置2aから制御権解除要求コマンドが出力され、ステップS5にて、映像データ送信装置3bがその制御権解除要求コマンドを受信すると、映像データ送信装置3bは、ステップS6にて、RAM34に格納されたIPアドレスをクリアすると共に、ステップS7にて、映像データ受信装置2aに対して、RAM34をクリアした旨(制御権が解除した旨)のコマンドを送信して終了する。
【0026】
これにより、映像データ送信装置3bは、いずれの映像データ受信装置2からの制御も受け入れ可能な状態となる。また、以上のステップS1からの処理を繰り返すことにより、任意の映像データ受信装置2と映像データ送信装置3との間でデータのやり取りが可能となる。
【0027】
次に、図6に示すフローチャートを用いて、映像データ受信装置2の動作について説明する。図6において、ステップS11にて、キーボード26のテンキーが押されたことが検出されると、ステップS12にて、現在、映像データ送信装置3からの映像データを再生中であるか否かを判定する。再生中であれば、ステップS13にて、制御権解除要求コマンドを送信してステップS14に移る。再生中でなければ、そのままステップS14に移る。
【0028】
ステップS14にて、キーボード26のテンキーに対応した映像データ送信装置3のIPアドレスをフラッシュメモリ23から読み出し、ステップS15にて、RAM24にそのIPアドレスを格納する。なお、フラッシュメモリ23に記憶されているものがIPアドレスではなく映像データ送信装置3の名称である場合には、DNS(ドメインネームサービス)等を使用してIPアドレスに変換すればよい。
【0029】
そして、映像データ受信装置2は、ステップS16にて、RAM24に記憶したIPアドレスの映像データ送信装置3に対して、DESCRIBE,SETUP,PLAYを送信して終了する。なお、ステップS16にて、映像データ送信装置3に対してカメラ制御データ入力部27によってカメラ制御データが入力されると、RAM24に記憶したIPアドレスの映像データ送信装置3に対して、カメラ制御データが送信され、カメラ4a,4bや雲台5a,5bが制御される。
【0030】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明のネットワーク映像伝送制御装置は、映像データ受信装置は、複数のキーを有するキーボードと、複数のキーに対応して割り当てられた映像データ送信装置のIPアドレスを記憶する第1の記憶手段と、被制御装置を制御するための制御データを入力する制御データ入力手段と、制御データ入力手段によって制御データが入力されたとき、キーボードのキーによって指定されたIPアドレスの映像データ送信装置に対して、制御権獲得要求コマンドを出力する制御権獲得要求コマンド出力手段とを備え、制御権獲得要求コマンドが入力された映像データ送信装置は、他の映像データ受信装置から制御を受けていないとき、制御権獲得要求コマンドを出力した映像データ受信装置のIPアドレスを記憶する第2の記憶手段と、他の映像データ受信装置から制御を受けていないとき、制御権獲得要求コマンドを出力した映像データ受信装置に対して、制御権承認コマンドを出力する制御権承認コマンド出力手段とを備えるので、IPアドレスを手作業で入力する必要なく、映像データ送信装置に接続されている被制御装置を自動的に選択してその被制御装置を制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1中の映像データ送信装置2a,2bの具体的構成例を示すブロック図である。
【図3】図1中の映像データ受信装置3a,3bの具体的構成例を示すブロック図である。
【図4】映像データ受信装置2の動作を示すフローチャートである。
【図5】映像データ受信装置2と映像データ送信装置3とのやり取りを示すシーケンシャル図である。
【図6】映像データ受信装置2の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク
2a,2b 映像データ受信装置
3a,3b 映像データ送信装置
4a,4b カメラ(被制御装置)
5a,5b 雲台(被制御装置)
21,31 CPU
22,32 ネットワークインタフェース
23,33 フラッシュメモリ
24,34 RAM
25 MPEGデコーダ
26 キーボード
27 カメラ制御データ入力部
35 MPEGエンコーダ
38 シリアルI/O
Claims (1)
- ネットワークに接続された少なくとも1つの映像データ送信装置と、前記ネットワークに接続された複数の映像データ受信装置と、前記映像データ送信装置に接続され、前記映像データ受信装置によって制御される被制御装置とを備えたネットワーク映像伝送制御装置において、
前記映像データ受信装置は、
複数のキーを有するキーボードと、
前記複数のキーに対応して割り当てられた映像データ送信装置のIPアドレスを記憶する第1の記憶手段と、
前記被制御装置を制御するための制御データを入力する制御データ入力手段と、
前記制御データ入力手段によって制御データが入力されたとき、前記キーボードのキーによって指定されたIPアドレスの映像データ送信装置に対して、制御権獲得要求コマンドを出力する制御権獲得要求コマンド出力手段とを備え、
前記制御権獲得要求コマンドが入力された映像データ送信装置は、
他の映像データ受信装置から制御を受けていないとき、前記制御権獲得要求コマンドを出力した映像データ受信装置のIPアドレスを記憶する第2の記憶手段と、
他の映像データ受信装置から制御を受けていないとき、前記制御権獲得要求コマンドを出力した映像データ受信装置に対して、制御権承認コマンドを出力する制御権承認コマンド出力手段とを備えることを特徴とするネットワーク映像伝送制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002280536A JP2004120317A (ja) | 2002-09-26 | 2002-09-26 | ネットワーク映像伝送制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002280536A JP2004120317A (ja) | 2002-09-26 | 2002-09-26 | ネットワーク映像伝送制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004120317A true JP2004120317A (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=32275224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002280536A Pending JP2004120317A (ja) | 2002-09-26 | 2002-09-26 | ネットワーク映像伝送制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004120317A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019129344A (ja) * | 2018-01-22 | 2019-08-01 | キヤノン株式会社 | 通信装置、制御方法、及びプログラム |
-
2002
- 2002-09-26 JP JP2002280536A patent/JP2004120317A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019129344A (ja) * | 2018-01-22 | 2019-08-01 | キヤノン株式会社 | 通信装置、制御方法、及びプログラム |
JP7008514B2 (ja) | 2018-01-22 | 2022-01-25 | キヤノン株式会社 | 通信装置、制御方法、及びプログラム |
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