JP2004119256A - コンセント及びoaタップ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンセント内部を規格化された部品によって構成し、汎用性のある部品を組み合わせて簡易に製造する。
【解決手段】絶縁性のボディ2の裏面に数条の立壁11を配設し、この立壁によって区切られた部分に電源入力電線がネジ止めされる固着部13,14を隔離して配置するとともにこの個々の固着部9,10(アース固着部12)と一体に形成してある導電部材7,8(アース導電部材)をボディ2内に配置し、この導電部材7,8(アース導電部材)に刃受バネA3と刃受バネB6(アース刃受バネ)とを隔離してリベット止めし、この刃受バネAおよび刃受バネB(アース刃受バネ)の先端に対向する位置に差込口5がボディ2のカバー表面6の表面に並列して穿設され、前記固着部13,14と固着部9,10とがそれぞれ同一形状の連結部材で連結しているコンセントの構成である。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、栓刃(およびアース刃)を備えたプラグを複数差込可能なコンセントおよびこのコンセントを備えたOAタップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来オフイスなど安定した電源供給を望むところには、安全性、耐久性、強度を考慮して単体としての製品となり得るコンセント製品を使用し、それを複数個それぞれ接続し、それをカバーで覆ったものがOAタップとして製品化されている。
しかし、内蔵するコンセントは通常の壁用に使用するものであり、OAタップ用としての専用設計品でないため、組立、配線接続に工数がかかるなど問題があった。例えば、電線接続部がコンセントの両側面に別れてあるために、コンセント同士の組立配線接続において片側づつ行なわざるをえないという問題や、あるいは平刃形、抜止形、引掛形などコンセントの種類によって外形の大きさや電線接続位置が異なり組み立ての作業効率が悪く、或いは接続に使用する接続電線の長さの種類が多くなるなどの問題は、外形の大きさが違うためにコンセントを覆うカバーの大きさ、構造も複雑になり部品点数の増加になっていた。また、コンセントの種類によって電線接続位置が違うことで、それぞれ接続するプラグ付電線の端末加工寸法が代わり、種類も多くなってしまう問題もあった。
【0003】
市販されている埋込型の複式コンセントにおいてプラスチックボディ内に正負のそれぞれの刃受バネを連接した導電板を内蔵したものが知られているが、この場合は入力電線の末端裸線を差込むための差込孔を多数設けたものであり、電線が抜けないように係止機構を必要とした。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のコンセントは、今までの室内壁に埋設するコンセントは差込口側または側面にアース刃受の固着部が配置されているためにコンセントの取付作業が面倒であった。例えば、実開昭63−182484号公報「マルチタップ・コンセント」にあるように差込口毎に固着部が配置され、多数のねじ止め部が配置してあり、配線が混雑している。実用新案登録第3075769号公報に記載されるマルチプルコンセントは一本の導電部材から多数の枝片を出して刃受けを構成してあり、専用の導電部材が使用されており、他の製品には応用が出来るものでなかた。その他マルチコンセントとして特開2000−173719号公報や実用新案登録第3072944号公報などに記載されたものも知られている。しかしいずれも単体として知られるが、多数のコンセントユニットを組み合わせ可能な形態ではなかった。
【0005】
本発明は、平刃形、抜止形、引掛形、平刃形と引掛形の結合形などの異種類のコンセントについて同一外形寸法とし、端子位置も同一にして、組み立てを容易にし、従来の問題点を解決し、複式コンセントからこの複式コンセントを数個連結して、同一部品による組み立てが可能な配線機構を提供するのである。
本発明の課題は、電線接続の端子位置をコンセントの背面(底面)1ヶ所に全て配置し、電線接続組立における工数を削減したコンセントを提供することである。
また、本発明の課題は、電線接続端子位置を背面のほぼ中央に一列に配置することによりコンセント同士の配線接続に使用する接続電線寸法を統一し、それをプレス金具(連結板)に替えることによって、種類を減らすことで問題を解決するコンセントを提供することである。
更に、本発明の課題は、コンセントの種類が変わっても電線接続端子の位置が同じであるからプラグ付電線の端末加工寸法を1種類とするコンセントまたはOAタップを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の前記課題は、絶縁性のボディの裏外面に二本の立壁を突設し、この立壁によって区切られた溝の個々に電源電線などを配線可能に隔離して配置するとともにこの個々の溝内の長手方向の中央に電源電線などをネジ止めする固着部を設け、この固着部と一体になっている導電部材をボディ内に配置し、それぞれの導電部材に刃受バネAと刃受バネBとを隔離してリベット止め等し、この刃受バネAおよび刃受バネBの先端に対向する位置に差込口が前記ボディの表面に並列して穿設されているコンセントの構成によって達成できる。
【0007】
また、前記本発明の課題は、絶縁性のボディの裏外面に二本の立壁を突設し、この立壁によって区切られた溝の個々に電源電線などを配線可能に隔離して配置するとともにこの個々の溝内の長手方向の中央に電源電線などをネジ止めする複数の固着部と、この各固着部と一体になっている導電部材の各々に隔離して前記ボディ内に配置してリベット止した刃受バネA、刃受バネB及びアース刃受バネと、この刃受バネA、刃受バネB及びアース刃受バネの先端に対向する位置に差込口を並列した前記絶縁性ボディの表面カバーとからなるコンセントの構成によって達成できる。
【0008】
更に、前記課題は、絶縁性のボディ内に隔離配設している刃受バネAおよび刃受バネBの先端に対向する差込口およびアース刃受バネに対向するアース挿入口を前記ボディのカバー表面に備えるユニットを2組配置し、栓刃及びアース刃を有するプラグの2個が差し込み可能とし、各ユニットの刃受バネA、刃受バネBおよびアース刃受バネが個々に隔離され、各ユニットの刃受バネA,A、刃受バネB,Bおよび2つのアース刃受バネが前記ボディ内で隔離されたそれぞれ導電部材によって連結され、それぞれの導電部材と一体である電源電線などの各固着部が、前記ボディの裏面に設けた立壁によって区画された部分の各溝内の長手方向の中央に隔離配置してなる複式コンセトの構成によって達成できる。
【0009】
本発明の課題は、絶縁性のボディ内に隔離配設している刃受バネAおよび刃受バネBの先端に対向する差込口およびアース刃受バネに対向するアース挿入口を前記ボディのカバー表面に備えるユニットを2組配置し、栓刃及びアース刃を有するプラグの2個が差し込み可能とし、各ユニットの刃受バネA、刃受バネBおよびアース刃受バネが前記ボディ内で個々に隔離され、各ユニットの刃受バネA,A、刃受バネB,B及び2つのアース刃受バネが前記ボディ内で隔離された導電部材によって連結され、それぞれの導電部材と一体であり、電源電線などをネジ止めする固着部が、前記ボディの裏外面に設けた数本の立壁によって区画された各溝内の長手方向の中央に隔離配置して形成してなり、この絶縁性ボディの全体を前記差込口、挿入口を露呈する開口部を備えたカバーと底板とからなるプラカバーで被覆し、このプラカバーの両端に前記電源入力電線及び送り配線する電源出力電線を挿入する挿入口を配置するとともにこのプラカバーを床に仮止めするための取付部をこのプラカバーの端部に備える複式コンセントまたはマルチコンセントからなるOAタップの構成によって達成できる。
【0010】
本発明の前記課題は、栓刃を備えたプラグを複数差し込み可能な差込口を並列して多数備えたOAタップおいて、差込むプラグの栓刃に対峙する刃受バネAおよび刃受バネBまたは刃受バネA、刃受バネB及びアース刃受バネに対向する差込口の一対を絶縁性ボディのカバー表面に2個のプラグが差し込み可能なように並列配列し、これら刃受バネA及び刃受バネBまたは刃受バネA、刃受バネB及びアース刃受バネのそれぞれを隔離して個々の導電部材に各刃受を2個づつリベット止めなどして配置し、前記ボディの裏外面に2本の立壁を突設し、この立壁によって区切られた溝内の長手方向の中央に前記各導電部材と一体であり、電源電線などをネジ止め固着する固着部が隔離配置されて形成した複式コンセントの複数個を縦長に配列してマルチコンセントとし、連接した各複式コンセントの裏面に配置した刃受バネBの固着部、刃受バネAの固着部及びアース刃受の固着部をそれぞれ別々に一本の導電板で接続し、これら複式コンセントを連接した状態で全体を前記差込口が露呈する開口部を備えたカバーと底板とからなるプラカバーで被覆し、このプラカバーの両端に前記電源入力電線及び送り配線する電源出力電線を挿入する挿入口を配置するとともにこのプラカバーを床に仮止めするための取付部を配置して前記ボディのカバー表面に複数個のプラグが差し込み可能にしたマルチOAタップの構成よって達成できる。
【0011】
本発明のOAタップは、複式コンセントの1個を内蔵するプラカバーまたは複式コンセントを縦長に複数個配列し、これら全体を収納するプラカバー内に電源入力電線からの入力を制御する通電ランプを配置する構成、個々の差込口に対応する全体のプラカバー面の所定位置に単一の通電ランプまたはプラグを差し込む個々の差込部毎に通電ランプ若しくはこのプラカバー内部に電波妨害阻止用、漏電防止用、過剰電流防止用などの安全回路などを配設する構成によっても前記課題は達成できる。
【0012】
本発明のコンセントは、絶縁性のボディの裏面に配置した電源入力電線の正、負及びアース線や連接するコンセントの導電板、連結板をネジ止めする固着部がボディの裏面に植設した数本の立壁によって隔離形成された溝内に配置されているから、従来の入力電線の末端裸線を挿入するものに比較して電線の固着が確実であるばかりでなく、連接するコンセントの正負の導電板を隔離して配置取り付けが非常に簡易であり、その上同一導電性の連結板を全ての連接部分に使用することができるので煩雑な配線作業が省ける。
この各固着部と一体である導電部材をボディ内に隔離して配置し、それぞれの導電部材に刃受バネA及び刃受バネBが隔離配置してあり、各電線の短絡を防止することができるばかりでなく、ボディ裏面の立壁、二本の立壁によって三本の溝を形成し、即ち仕切り壁によって区画された固着部に電源入力電線、導電板、連結板、送り配線の電源出力電線などを確実に固着することができる。また、アース刃受バネの導電部材と一体に形成してある固着部もボディの裏面に配置することになるのでコンセントの側面などにアース端子を露出させることがなく、組み立てが容易である。
【0013】
本発明のコンセントは、平刃形、抜け止め形、引掛形、平刃形と引掛形との結合形などのコンセントの全てについて適用可能であり、これらのコンセントの外形寸法は同じに形成することができる。しかも、これらコンセントを連続して接続可能であり、端子の固着部の極性配列を統一している。従って、2組の差込ユニットを備えた2口(複式)コンセントを縦に連接して4口のOAタップにも、6口のロングOAタップにも同一ユニットによって構成できる。例えば、2口ユニットを縦に並べてこのコンセント全体をプラカバーによって包囲し、一個のOAタップとする。このようにいくつものユニット単位で連接できるから単一のユニットの組合わせによって多くのタイプのOAタップを製造することができるので廉価に製造することができる。
【0014】
また、本発明のOAタップは、電源入力電線、導電板、連結板、送り配線の電源出力電線などの各固着部の位置はコンセントの中央に位置するからこのコンセントを縦長に数個配列したときに各コンセントの固着部の位置は一定距離で配置されるので同極性の固着部を複数連結するときに同一導電板を取り付けて使用でき、配線やはんだ付けが不要になる。従って、OAタップの製造組立てが簡易である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明のコンセントについて実施の形態に基づき図面を参照して詳述する。
図1は本発明に係るコンセントの平刃形の差込口を2口備えた第1の実施形態の平面図、図2は図1の底面図、図3は図1の側面図、図4は図1の部分切欠正面図である。図5は本発明に係るコンセントの抜止形の差込口を2口備えた第2の実施形態の平面図、図6は図5の部分切欠正面図である。図7は本発明に係るコンセントの引掛形の差込口を2口備えた第3の実施形態の平面図である。
図8以下はOAタップの実施の形態を示すもので、図8は抜止形の2口OAタップの実施形態を示す平面図、図9は図8の正面図、図10は図8の底面図、図11は図8の2口OAタップの内部構造を示すカバーの縦断面図、図12は図8のプラカバーBを除去した底面図である。図13は本発明に係る複式コンセントを2個内蔵した抜止形のOAタップの実施形態の平面図、図14は図13の正面図、図15は図13の内部構造を示すカバーの縦断面図、図16は図13のプラカバーBを除去した状態を示す底面図である。図17は本発明に係るコンセントを3個内蔵する抜止形OAタップの実施形態の平面図である。図18は、本発明コンセントの抜止形差込口を備えた壁用埋込コンセントの実施形態を表し、(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図である。
【0016】
本発明のコンセントを図面に示す2口の実施形態に基づいて説明する。
コンセントの本体1は、刃受バネA3、刃受バネB4及びアース刃受バネ(図示せず)を固着する絶縁性のボディ2とこれら刃受バネA3、刃受バネB4及びアース刃受バネに対向する位置に差込口5、5を備えた絶縁性のカバー表面6とからなり、これら刃受バネA3,刃受バネB4及びアース刃受バネはプラグ(図示せず)の栓刃が圧接するように弾性が付与されている(図4参照)。このボディ2には前記刃受バネA3及び刃受バネB4及びアース刃受バネをリベット止めする導電部材7,8及びアース導電部材(図示せず)が隔離して埋設してある。この導電部材7,8と一体に形成してある固着部9,10に電源入力電線をネジ止めし、固着部9、10がボディ2の裏面に配設した立壁11,11によって区画された部分に隔離して中央に配置してある。この区画された部分にアース導電部材と一体に形成してあるアース線の固着部12も配置してある。このアース線の固着部12は安全を期して2ヶ所に配置してある。13はカバー表面6に設けたプラグのアース刃の挿入口である。
【0017】
図5、図6及び図7に示す実施形態は、抜止形、引掛形の差込口を備えたコンセントである。
このように構成される本発明のコンセントは、導電部材7,8及びアース導電部材と一体になっているターミナルの固着部9,10,12がボディ2の裏面に立壁11,11によって隔離されて本体1の長手方向の中央に配置されているから各差込口5への距離が均等になっているので同じ長さの導電性の連結板22を使用して本体1を連接することが出来る。
【0018】
図8〜図12は、本発明に係わるコンセントの抜止形の差込口を2口内蔵したOAタップの実施形態である。
開口部23から挿入される電源入力電線及び他の電源電線(連結板22、送り配線の電源主力電線)をネジ止めして固着する正負の各固着部9,10及びアース線の固着部12が裏面に植設した立壁11、11によってそれぞれ隔離配置されている。刃受バネA3、刃受バネB4、及びアース刃受バネがリベット止めされている導電部材7,8及びアース導電部材が隔離して絶縁性のボディ2の裏面に突設した2本の立壁11,11によって形成された溝内に装填してある。絶縁性のボディ2とプラグ(図示せず)の栓刃を差し込む差込口5を有する絶縁性のボディ2のカバー表面6とからなるユニットを2組有するコンセントの本体1は全体がプラカバーA14内に収納される。個々のユニットの差込口5、5・・はカバー表面6から露呈している。このプラカバーA14に嵌合する底のプラカバーB16の外端にはリベット、ボルトなどで仮固定する取付部15が配置してある。このプラカバーB16にはマグネットなどを埋設できる窪み17がある。このプラカバーA14、プラカバーB16には電源入力電線(図示せず)及び送り配線する場合の電源出力電線を挿入するための開口部23が両端に穿設してあるが、電源出力電線が使用されない開口部23は虫や塵埃などの侵入を防止するために遮蔽板24を嵌合して閉塞してある。
【0019】
プラグの栓刃を差し込む差込口5,5・・を備えたコンセントの本体1を内蔵するプラカバーA14とプラカバーB16からなるOAタップの両端に張り出して取付部15が設けられている。この取付部15には取付孔15aと側板15bが設けられている。この側板15bには開孔が設けてある。これによってOAタップを壁掛けに仮取付けすることもできる。
【0020】
図13に示されるものはプラグを4個差し込むことができる本発明に係わる抜止形4口OAタップの実施例である。
このようにコンセントの差込口を2口有する本体1を長手方向に2組連接することにより、4個のプラグを差し込むことができる。
このプラカバーA14内には2個のユニットを備えるコンセントの本体1を2組を縦長に連接し、これら各ユニットの差込口5,5・・の刃受バネA3、刃受バネB4及びアース刃受バネを備えたボディ2の他に、電波妨害阻止用、漏電防止用、過剰電流防止用などの安全回路を内蔵するIC回路18や電源入力電線からの入力を表示する通電ランプ回路19を内蔵するものである。電源入力電線の先端を固着する入力固着部20、前記回路のIC回路18,通電ランプ回路19からの出力固着部21が配設してある。これら入力固着部20,出力固着部21は前記各ユニットの固着部9,10,12と同様に立壁11,11によって隔離配置してある。28は通電ランプである。これら各固着部の対応する固着部、即ち、刃受バネA3の固着部9は同極性の固着部9,9毎に導電性の連結板22がリベット止めされることによって接続してある(図16参照)。
【0021】
このように一本の導電性の連結板22のねじ止めによって各コンセントの固着部9,10が連結されるので,面倒な配線作業が不要である。しかもボディ2の立壁11に沿って連結板22を配置することになるから異極性の連結板22の短絡が完全に防止できる。
また、アース刃受バネの固着部12もボディ2の裏面に配置してあるから一連の連結板22の取り付けで隣接するコンセントを簡易に接続できる。各本体1の固着部がボディ2の長手方向の中央に位置しているから夫々の固着部間の距離は一定である。そのため図面に示されるように2種類の連結板22のみによって数個のコンセントの本体1を連結することができる。図16に示されるように複数の本体1を長手方向に連結してマルチOAタップを組み立てることができ、複雑な配線やはんだ付け工程がいらない。
【0022】
本発明のコンセントは、構造が簡易であるから、図18に示されるように壁用の埋込コンセントとしても利用することができる。図中25はこのボディ2の裏面にねじ止め26されている取付金具で、壁面の埋込孔に設置された金具枠に取付けするものである。27はボディ2の裏面のアース固着部12の近傍にねじ止めしてあるアース極である。これにより取付金具25よりアースをとることができる。
このように構成されるコンセントは建築物の壁面の埋め込み穴に装着して取付金具25をねじ止めして固着する。アース極27は取付金具25に接続してあるから取り付けが簡易である。
【0023】
【発明の効果】
本発明コンセントは、絶縁性のボディの裏面に仕切壁である立壁を植設し、その区切られた溝部内に各極性の導電板(連結板)を配置してあるから相互に短絡するおそれは全く無い。しかも絶縁性ボディ内にそれぞれの極性の端子を隔離配置してあるから漏電の懸念が全くない、安全なコンセントである。しかも、複数のコンセントユニットを連接してOAタップを組み立てられるので部品点数が少ない。また、平刃形、抜止形、引掛形、平刃形と引掛形との結合形等のコンセントに共通のボディや部品を使用して組み立て製造できるから、廉価に製造することができる。
【0024】
更に、コンセント同士の接続導体は1種類となり、部品管理が簡素化される。しかも、組立作業が裏面の固着部に導電性の連結部材を接続するだけの簡易な作業できるので作業時間を短縮できる。各種類のコンセントの外形寸法が同一であるから、同一外形カバー内に収納する際にスペーサー等の部品を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るコンセントの平刃形の差込口を2口備えた第1の実施形態の平面図である。
【図2】図2は図1の底面図である。
【図3】図3は図1の側面図である。
【図4】図4は図1の部分切欠正面図である。
【図5】図5は本発明に係るコンセントの抜止形の差込口を2口備えた第2の実施形態の平面図である。
【図6】図6は図5の部分切欠正面図である。
【図7】図7は本発明に係るコンセントの引掛形の差込口を2口備えた第3の実施形態の平面図である。
【図8】本発明に係るコンセントの抜止形の差込口を2口備えたOAタップの実施形態を示す平面図である。
【図9】図8の正面図である。
【図10】図8の底面図である。
【図11】図8の2口OAタップの内部構造を示すカバーの縦断面図である。
【図12】図8のプラカバーBを除去した底面図である。
【図13】本発明に係る抜止形複式コンセントを2個内蔵したOAタップの実施形態の平面図である。
【図14】図13の正面図である。
【図15】本発明の複式コンセントを2個縦長に配列したOAタップの内部機構を示す縦断面図である。
【図16】図15のOAタップのプラカバーBを除去した状態の底面図である。
【図17】本発明に係る複式コンセントを3個内蔵する抜止形6口OAタップの実施形態の平面図である。ある。
【図18】本発明に係るコンセントの平刃形の差込口を2口備えた壁用埋込コンセントの実施形態で、
(a)平面図
(b)正面図
(c)底面図
である。
【符号の説明】
1   本体
2   ボディ
3   刃受バネA
4   刃受バネB
5   差込口
6   カバー表面
7   導電部材
8   導電部材
9   固着部
10  固着部
11  立壁
12  アース固着部
13  アース挿入口
14  プラカバーA
15  取付部
16  プラカバーB
17  マグネット
18  IC回路
19  通電ランプ回路
20  入力固着部
21  出力固着部
22  連結板
23  開口部
24  遮断板
25  取付金具
26  ねじ止め
27  アース極
28  通電ランプ

Claims (6)

  1. 絶縁性のボディの裏外面に二本の立壁を突設し、この立壁によって区切られた溝の個々に電源電線などを配線可能に隔離して配置するとともにこの個々の溝内の長手方向の中央に電源電線などをネジ止めする固着部を設け、この固着部と一体になっている導電部材をボディ内に配置し、それぞれの導電部材に刃受バネAと刃受バネBとを隔離してリベット止め等し、この刃受バネAおよび刃受バネBの先端に対向する位置に差込口が前記ボディの表面に並列して穿設されていることを特徴とするコンセント。
  2. 絶縁性のボディの裏外面に二本の立壁を突設し、この立壁によって区切られた溝の個々に電源電線などを配線可能に隔離して配置するとともにこの個々の溝内の長手方向の中央に電源電線などをネジ止めする複数の固着部と、この各固着部と一体になっている導電部材の各々に隔離して前記ボディ内に配置してリベット止した刃受バネA、刃受バネB及びアース刃受バネと、この刃受バネA、刃受バネB及びアース刃受バネの先端に対向する位置に差込口を並列した前記絶縁性ボディの表面カバーとからなることを特徴とするコンセント。
  3. 絶縁性のボディ内に隔離配設している刃受バネAおよび刃受バネBの先端に対向する差込口およびアース刃受バネに対向するアース挿入口を前記ボディのカバー表面に備えるユニットを2組配置し、栓刃及びアース刃を有するプラグの2個が差し込み可能とし、各ユニットの刃受バネA、刃受バネBおよびアース刃受バネが前記ボディ内で個々に隔離され、各ユニットの刃受バネA,A、刃受バネB,B及び2つのアース刃受バネが前記ボディ内で隔離された導電部材によって連結され、それぞれの導電部材と一体であり、電源電線などをネジ止めする固着部が、前記ボディの裏外面に設けた数本の立壁によって区画された各溝内の長手方向の中央に隔離配置してなることを特徴とする複式コンセント。
  4. 絶縁性のボディ内に隔離配設している刃受バネAおよび刃受バネBの先端に対向する差込口およびアース刃受バネに対向するアース挿入口を前記ボディのカバー表面に備えるユニットを2組配置し、栓刃及びアース刃を有するプラグの2個が差し込み可能とし、各ユニットの刃受バネA、刃受バネBおよびアース刃受バネが前記ボディ内で個々に隔離され、各ユニットの刃受バネA,A、刃受バネB,B及び2つのアース刃受バネが前記ボディ内で隔離された導電部材によって連結され、それぞれの導電部材と一体であり、電源電線などをネジ止めする固着部が、前記ボディの裏外面に設けた数本の立壁によって区画された各溝内の長手方向の中央に隔離配置して形成してなり、この絶縁性ボディの全体を前記差込口、挿入口を露呈する開口部を備えたカバーと底板とからなるプラカバーで被覆し、このプラカバーの両端に前記電源入力電線及び送り配線する電源出力電線を挿入する挿入口を配置するとともにこのプラカバーを床に仮止めするための取付部をこのプラカバーの端部に備える複式コンセントまたはマルチコンセントからなることを特徴とするOAタップ。
  5. 栓刃を備えたプラグを複数差し込み可能な差込口を並列して多数備えたOAタップにおいて、
    差し込むプラグの栓刃に対峙する刃受バネA及び刃受バネBまたは刃受バネA、刃受バネB及びアース刃受バネに対向する差込口の一対を絶縁性ボディのカバー表面に2個のプラグが差し込み可能なように並列配置し、これら刃受バネA及び刃受バネBまたは刃受バネA、刃受バネB及びアース刃受バネのそれぞれを隔離して導電部材に各刃受を2個づつリベット止めなどして配置し、前記ボディの裏外面に2本の立壁を突設し、この立壁によって区切られた溝内の長手方向の中央に前記各導電部材と一体になっている固着部を各々隔離して設け、この各固着部に電源電線などを接続した複式コンセントの複数個を縦長に配列し、連接した複式コンセントの裏面に配置した刃受バネBの固着部、刃受バネAの固着部及びアース刃受バネの固着部を夫々に1本の導電板で接続し、これら複式コンセントを連接した状態で全体を前記差込口を露呈する開口部を備えたカバーと底板とからなるプラカバーで被覆し、このプラカバーの両端に前記電源入力電線及び送り配線する電源出力電線を挿入する挿入口を配置するとともにこのプラカバーを床に仮止めするための取付部を配置して前記ボディのカバー表面に複数個のプラグを差し込み可能にしたことを特徴とするOAタップ。
  6. 前記コンセントを内蔵するプラカバー上面に電源入力電線の単一の通電ランプまたはプラグを差し込む個々の差込部毎に通電ランプ若しくは電波妨害阻止用、漏電防止用、過剰電流防止用などの安全回路を配設してあることを特徴とする請求項3乃至請求項5に記載のOAタップ。
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