JP2004118310A - インターネットを利用した電子商取引方法とそのシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】ホームページに掲載するバナー広告を効果的に利用してバーチャルショップでの販売の促進を図ることができるインターネットを利用した電子商取引方法とそのシステムを提供する。
【解決手段】インターネット上で主催者のホームページを開設し、ホームページ上で販売する商品の情報などを提供し、顧客からの問い合わせや注文に応じた処理を行う主催者サーバ1と、ホームページ提供者のホームページを開設し、主催者のバーチャルショップで扱う商品のバナー広告をホームページに貼り付けて掲載するホームページ提供サーバ2と、を備える。主催者サーバ1は、顧客がホームページ提供者のホームページにアクセスし、ホームページ上のバナー広告をクリックしたとき、顧客情報端末3のブラウザが主催者のホームページの専用のページにジャンプする。
【選択図】図1
【解決手段】インターネット上で主催者のホームページを開設し、ホームページ上で販売する商品の情報などを提供し、顧客からの問い合わせや注文に応じた処理を行う主催者サーバ1と、ホームページ提供者のホームページを開設し、主催者のバーチャルショップで扱う商品のバナー広告をホームページに貼り付けて掲載するホームページ提供サーバ2と、を備える。主催者サーバ1は、顧客がホームページ提供者のホームページにアクセスし、ホームページ上のバナー広告をクリックしたとき、顧客情報端末3のブラウザが主催者のホームページの専用のページにジャンプする。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを利用した電子商取引方法とその方法に使用される電子商取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの普及には目覚しいものがあり、非常に多くの人が情報端末を使用して、インターネットにアクセスし、多くの情報を得たりして人々の生活に密着したものとなりつつある。また、電子商取引においても、各種の商品がインターネット上のバーチャルショップで売買されており、このようなインターネットを利用した電子商取引システムが、下記の特許文献1などにおいて提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−66168号公報
【0004】
インターネット上で行なわれている従来のバーチャルショップは、例えば、商品を販売する企業がそのホームページ上で、販売しようとする商品の写真などの情報を掲載すると共に、商品の購入用の注文欄を掲載する。そして、顧客がパーソナルコンピュータなどの情報端末を使用して、インターネット上のバーチャルショップ(ホームページ)にアクセスし、購入したい商品が見つかったとき、注文欄に顧客の住所、氏名、メールアドレスなどの情報を入力することにより、その情報をバーチャルショップのサーバにインターネットを通して送信する。そして、商品販売企業のサーバに注文情報が受信されると、その企業の担当者は、注文のあった商品を代金請求書と共に顧客に発送し、商品の注文に応じて販売している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなインターネット上のバーチャルショップでは、顧客がそのホームページ上で、販売されている商品の情報を閲覧しないことには、商品の注文に結びつかず、便利で優れた商品であっても、顧客にその商品情報を提供できないために購入してもらえないケースが多くあった。
【0006】
そこで、バーチャルショップを運営する企業は、そのバーチャルショップのバナー広告を作り、インターネット上に掲載される多くの個人や団体のホームページに、そのバナー広告を掲載してもらい、それらのホームページにアクセスしてきた多くの顧客にそのバナー広告を閲覧してもらうようにしている。そして、バナー広告の商品に興味を持った顧客がその広告の画面をクリックすることにより、広告主のバーチャルショップにジャンプし、販売しようとする商品の情報やその注文欄などをその画面から顧客の情報端末に受信し、商品を注文することになる。
【0007】
しかし、個人や団体のホームページにバナー広告を掲載してもらう企業にとっては、何れのホームページのバナー広告を見た顧客が注文を出してくれたのかを判別することができないために、個人や団体のホームページの所有者に対し、顧客の注文に応じた報酬などは支払われてないのが現状である。このため、ホームページを掲載している多くのホームページ所有者が、積極的にバナー広告を掲載しようとせず、商品の広告手段として有効なバナー広告を、アクセス数の多い個人や団体の優れたホームページに掲載することができず、バーチャルショップの売り上げもそれほど伸びないという問題があった。
【0008】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、ホームページに掲載するバナー広告を効果的に利用してバーチャルショップでの販売の促進を図ることができるインターネットを利用した電子商取引方法とそのシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の電子商取引方法は、主催者がインターネット上に開設したホームページ上で商品を販売するバーチャルショップを開催し、顧客が該ホームページにアクセスして商品の購入等に関する情報を入力すると共に商品の注文を送信して商品を販売する電子商取引方法において、
主催者が開設するホームページにバナー広告の掲載を希望するホームページ提供者に対し各々専用のページを設定し、該バナー広告にはその専用のページへのジャンプ先情報を付与すると共に、該専用ページに付された問い合わせ又は注文のための専用のメールフォームを作成し、インターネット上に開設された該ホームページ提供者のホームページにバナー広告を掲載する段階と、
該ホームページ提供者のホームページを顧客がその顧客情報端末を使用して閲覧し、該ホームページ上のバナー広告をクリックしたとき、該情報端末のブラウザが主催者のホームページ提供者の専用ページにジャンプし、該専用ページを開設する主催者サーバから該顧客情報端末に、前記ホームページ提供者専用のメールフォームを用いた問い合わせ又は注文欄を含む商品情報を送信する段階と、
ホームページ提供者の専用のメールフォームを用いた問い合わせ又は注文欄を含む商品情報を受信した顧客情報端末が、商品に関する問い合わせ又は注文欄に入力した情報を前記主催者サーバのメールアドレス宛に送信し、該主催者サーバが当該情報を受信する段階と、を含み、
該主催者サーバが商品の問い合わせ又は注文の情報を受信したとき、該主催者は顧客情報端末から送られた商品の問い合わせ又は注文に対し応答する処理を行うと共に、前記バナー広告を掲載したホームページのホームページ提供者に報奨金を支払うことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の電子商取引システムは、主催者がインターネット上に開設したホームページ上で商品を販売するバーチャルショップを開催し、顧客が該ホームページにアクセスして商品の購入等に関する情報を入力すると共に商品の注文を送信して商品を販売する電子商取引システムにおいて、
インターネット上で主催者のホームページを開設すると共に、バナー広告の掲載を希望するホームページ提供者に対して各々専用のページを開設し、該ホームページ上で販売する商品の情報などを提供し、顧客からの問い合わせや注文に応じた処理を行う主催者サーバと、
ホームページ提供者のホームページを開設し、前記主催者のバーチャルショップで扱う商品のバナー広告を該ホームページに貼り付けて掲載するホームページ提供サーバと、
を備え、前記主催者サーバには、
顧客が顧客情報端末を使用してホームページ提供者の該ホームページにアクセスし、該ホームページ上のバナー広告をクリックし、該顧客情報端末のブラウザが主催者のホームページの専用のページにジャンプしたとき、主催者サーバから該バナー広告の商品に関する情報、及び該ホームページ提供者専用のメールフォームを用いた問い合わせ又は注文欄の情報を顧客情報端末に送信する商品情報等送信手段と、
該顧客情報端末から該問い合わせ又は注文欄を通して送られた顧客の氏名などの情報及び購入したい商品の名称などの情報を主催者サーバが受信する購入商品等受信手段と、
バナー広告を掲載したホームページ提供者専用のメールフォームを用いて顧客情報端末から送られた商品の問い合わせ又は注文の情報に基づき、問い合わせ受付処理又は注文受け付け処理を行うと共に、ホームページ提供者に対しては報奨金の支払いの準備処理を行う注文等処理手段と、
が設けられたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
上記構成の電子商取引方法では、主催者がインターネット上に開設したホームページ上で商品を販売するバーチャルショップを開催する。また、主催者はその商品についてバナー広告を作成し、そのバナー広告を掲載するホームページのホームページ提供者を募る。
【0012】
そして、バナー広告の掲載を希望するホームページ提供者を登録し、各々のホームページ提供者には、主催者のホームページに専用のページを作成し、バナー広告を顧客がその情報端末でクリックした際のジャンプ先を主催者のホームページにおけるその専用ページとして設定する。
【0013】
さらに、ジャンプ先の専用ページに付された問い合わせ又は注文欄のメールフォームは、そのホームページ提供者に対し専用のメールフォームを設定し、例えばそのフォームにはそのホームページ提供者を示す文字又は符号を付しておく。このようにして、インターネット上に開設されたホームページ提供者のホームページには、主催者のバナー広告が掲載される。
【0014】
顧客が顧客情報端末を使用してそのホームページ提供者のホームページを閲覧し、ホームページ上のバナー広告をクリックすると、情報端末のブラウザが主催者のホームページの専用のページにジャンプする。これにより、ホームページを開設する主催者サーバから顧客情報端末に、ホームページ提供者専用のメールフォームを用いた問い合わせ又は注文欄を含む商品情報が送信され、顧客の情報端末に、その商品に関する情報の画面が表示される。その商品情報に付された問い合わせ又は注文欄のメールフォームには、主催者サーバに設けられたバナー広告掲載のホームページ提供者を示す文字又は符号が付されている。
【0015】
顧客が顧客情報端末に表示された商品に関する問い合わせ欄又は注文欄に、注文数、顧客の氏名、住所、メールアドレスなどの必要事項を入力して送信した場合、その情報は主催者サーバに送信され、主催者サーバで受信されるが、主催者サーバが商品の問い合わせ又は注文の情報を受信したとき、主催者は商品の問い合わせ又は注文欄を見ることにより、送信した顧客が見たバナー広告の掲載ホームページのホームページ提供者を認識することができる。したがって、主催者は顧客情報端末から送られた商品の問い合わせ又は注文に対し応答する処理を行うと共に、バナー広告を掲載したホームページのホームページ提供者に報奨金を支払うことができる。このようなホームページ提供者への報奨金の支払いにより、多くの優れたホームページを開設する多くのホームページ提供者を集めることができ、それらのホームページにバナー広告を掲載し、多くの顧客がバナー広告を目にする機会を効果的に増やすことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1はインターネットを利用した電子商取引システムの全体構成図を示している。1はインターネットに接続された主催者サーバであり、インターネット上で商品を販売するためのバーチャルショップとしてのホームページを開設し、その主催者ホームページには、販売する商品の写真などの情報が掲載される。主催者は、主催者サーバ1内に商品を販売しようとする複数の商品販売企業を、予め会員として登録し、各企業から販売を依頼された商品に関する情報をホームページに掲載して販売する。
【0017】
この主催者サーバ1は、図2に示すように、電子メールを扱うメールサーバ11、インターネットに接続してデータの送受信を行なうwwwサーバ12、及び商品販売の管理・運営を行なうと共に、各種データベースを有するデータベースサーバ10を備える。データベースサーバ10のCPU等からなる主制御部19は、予め記憶されたメインプログラム13に基づき、インターネット上に開設したホームページ上のバーチャルショップで提供する商品に対し、購入希望者がアクセスしてきたとき、その顧客の情報端末3に商品情報などを送信する処理を行なう。
【0018】
データベースサーバ10の記憶部には、データベースとして、会員企業データベース14、ホームページ提供者データベース15、及び商品データベース16が設けられる。会員企業データベース14は、予め登録された会員企業に関する情報が登録され、商品を販売したい企業が会員として登録される。これらの会員企業の情報は、その名称、担当者名、住所、電話番号、電子メールアドレス等の情報が、整理番号を付して記憶される。
【0019】
ホームページ提供者データベース15は、自らのホームページに主催者が提供する商品のバナー広告を掲載するホームページ提供者のデータベースであり、予め登録されたホームページ提供者(個人又は団体)の名称、担当者名、住所、電話番号、電子メールアドレス等の情報が、整理番号を付して記憶される。ホームページ提供者のホームページは、図1に示すように、ホームページ提供サーバ1においてインターネット上に開設される。
【0020】
一方、主催者サーバ1がインターネット上で開設するホームページには、バナー広告を貼り付けた各々のホームページ提供者のホームページに対応した専用のページが各々設定され、顧客が顧客情報端末3でそのホームページ提供者のホームページにアクセスし、そのホームページのバナー広告をクリックしたとき、主催者サーバ1のホームページの専用のページにジャンプするように構成されている。
【0021】
例えば、主催者のホームページのトップページのURLが「www.AAA.co.jp」に設定されている場合、各ホームページ提供者のホームページに対応した専用のページには、図4のように、各ホームページ提供者について、専用のURLがサブページとして各々設定される。さらに、各々の専用のページには図5、図6のような商品の問い合わせ或いは注文用の入力欄がメールフォームとして作成され、そのメールフォームには、そのホームページ提供者を示す名前又は符号が付される。また、その入力欄の送信先のメールアドレスは、主催者サーバ1に設定されている。したがって、顧客が入力して送信された商品の問い合わせ又は注文欄の情報は、バナー広告のホームページ提供者を認識可能な状態で、全て主催者サーバ1に送られるようにしている。
【0022】
商品データベース16は、商品を販売しようとする商品販売企業からバーチャルショップに出品されている商品のデータベースであり、商品の出品企業名を含む商品に関する情報、商品の在庫状況、商品の販売数、商品の発送状況などを記憶する。
【0023】
一方、顧客が使用する顧客情報端末3は、ブラウザを搭載したパーソナルコンピュータなどから構成され、インターネットに接続される。
【0024】
次に、上記構成の電子商取引システムを使用して行なわれる商取引の例を、図3のフローチャートに基づき説明する。
【0025】
先ず、主催者は、主催者サーバ1により、インターネット上でバーチャルショップとしてのホームページを開設し、そのホームページに販売しようとする商品情報などを掲載する。一方、主催者は、一般のホームページを開設している個人や団体に対し、主催者が販売しようとする商品のバナー広告を貼ってもらえるホームページ提供者を募集する。そして、申し出のあったホームページ提供者について、その氏名、住所、メールアドレスなどを登録し、主催者サーバ1のホームページ提供者データベース15に記録する。そして、各々のホームページ提供者に対し、上記のように、主催者のホームページに専用のページを開設すると共に、専用のページには、商品問い合わせ或いは注文用の専用のメールフォームを作成し、そこにホームページ提供者を示す名前や符号を付すと共に、メールフォームの送信先を主催者サーバ1に設定する。
【0026】
このようにホームページ提供者を登録した主催者は、主催者サーバ1から予め作成したバナー広告のタグをそのホームページ提供者に送り、そのバナー広告タグをホームページ提供サーバ2に送信して(図3のステップS1)、ホームページ提供者のホームページにそのバナー広告を貼り付ける(ステップS2)。このバナー広告には、ジャンプ先として、主催者サーバ1に設定されたそのホームページ提供者専用のページのURLが付される。ホームページに貼り付けるバナー広告は、複数のバナー広告の中からホームページ提供者が選択できるようにしておけば、ホームページ提供者は、自分或いは自社のイメージに合ったバナー広告を自分のホームページに貼ることができる。
【0027】
このようなホームページ提供者の登録とそのホームページへのバナー広告の貼り付けは、例えば募集に対して申し出のあった多くのホームページ提供者に対して行なわれ、多くのホームページに主催者のバナー広告が付されることになる。
【0028】
このようなインターネット環境において、顧客が顧客情報端末3を使用してホームページ提供者のホームページのURLにアクセスすると(ステップS3)、ホームページ提供サーバ2からバナー広告付きのホームページが送信され(ステップS4)、顧客の情報端末3の表示器にそのホームページの画面が表示される(ステップS5)。
【0029】
そして、そのホームページの画面を見た顧客が、ステップS6で、そこに貼られたバナー広告に興味を持ってそれをクリックすると、顧客の情報端末3のブラウザは主催者サーバ1のホームページにジャンプし、特に、そのバナー広告で指定されたそのホームページ提供者専用のページにジャンプする(ステップS7)。そして、そのページの画面つまり主催者が販売する商品の写真などを掲載した画面が、図5、図6のようなその商品の問い合わせ欄、注文欄を含めて、主催者サーバ1から情報端末3に送信される(ステップS8)。その送信されたホームページの画面に付された問い合わせ欄、注文欄のメールフォームには、バナー広告を掲載したホームページのホームページ提供者の名前或はそれを示す符号が付されている。
【0030】
そして、顧客が商品の写真や商品情報などを見て、その商品の更に詳しい情報を知りたい場合には、そのページの末尾などに付された図5のような問い合わせ欄に、必要事項(知りたい商品の名称、注文したい商品の名称、数量、注文者の名前、住所、電話番号、メールアドレスなど)を入力し、送信ボタンをクリックしてその問い合わせ欄或いは注文欄の情報を送信する(ステップS9)。
【0031】
この商品に対する問い合わせ欄或いは注文欄の情報は、メールとして主催者サーバ1に送信される。そして、この問い合わせ欄或いは注文欄の情報を受信した主催者サーバ1はその表示器に受信した問い合わせ又は注文の情報を表示する。このとき、主催者は、その表示された問い合わせ情報又は注文情報を見ることにより、そこには、顧客が閲覧したバナー広告を掲載したホームページ提供者の名前又はそれを示す符合が付されているから、ホームページ提供者を認識することができる。そして、主催者は、問い合わせのあった商品の情報を、問合せ元である顧客の情報端末3にメールで、或いはその顧客の住所宛に郵便などで郵送し、商品の注文に際しては、その商品を請求書と共に、郵便或いは宅配便で発送する。さらに、主催者は、顧客が閲覧したバナー広告を掲載したホームページ提供者に対し、決められた報奨金を支払う。報奨金は商品の問い合わせがあった場合、1件につき何円、商品の注文があった場合、商品1個につき何円とするように決めることができる。
【0032】
このように、バーチャルショップを主催する主催者は、顧客がバナー広告を見て商品の問い合わせや商品の注文をしてきた場合、そのバナー広告を掲載したホームページのホームページ提供者を認識し、そのホームページ提供者には、商品の問い合わせがあった場合或いは商品の注文があった場合、報奨金を支払うから、多くの優れたホームページを開設する多くのホームページ提供者がバナー広告の掲載を希望することとなり、それにより、一般の多くの顧客がそのホームページを閲覧したときにバナー広告を目にする機会が多くなる。
【0033】
このために、バナー広告により広告した商品の広告効果が非常に顕著なものとなって、商品の売り上げを大きく伸ばすことができるから、それに伴い、バナー広告を掲載したホームページ提供者への報奨金も充分に出すことができ、それがバナー広告の増加に繋がり、さらには商品の販売数も増加することになる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のインターネットを用いた電子商取引方法とそのシステムによれば、バーチャルショップを主催する主催者は、顧客がバナー広告を見て商品の問い合わせや商品の注文をしてきた場合、そのバナー広告を掲載したホームページのホームページ提供者を認識し、そのホームページ提供者には、商品の問い合わせや注文があった場合、報奨金を支払うから、多くの優れたホームページを開設する多くのホームページ提供者を集めることができ、それらのホームページにバナー広告を掲載し、多くの顧客がバナー広告を目にする機会を効果的に増やすことができる。よって、バナー広告の広告効果が非常に顕著なものとなって、商品の売り上げを大きく伸ばすことができ、それに伴い、バナー広告を掲載したホームページ提供者への報奨金も充分に出すことができ、それがバナー広告の増加に繋がり、さらには商品の販売数も増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す電子商取引システムの全体構成図である。
【図2】主催者サーバ1の構成図である。
【図3】電子商取引の動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】ホームページ提供者と各々に付与された専用ホームページのURLとの関係を示す説明図である。
【図5】商品の問い合わせについてのメール入力画面を示す説明図である。
【図6】商品の注文に使用するメール入力画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1−主催者サーバ
2−ホームページ提供サーバ
3−顧客情報端末
10−データベースサーバ
11−メールサーバ
14−会員データベース
15−ホームページ提供者データベース
16−商品データベース
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを利用した電子商取引方法とその方法に使用される電子商取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの普及には目覚しいものがあり、非常に多くの人が情報端末を使用して、インターネットにアクセスし、多くの情報を得たりして人々の生活に密着したものとなりつつある。また、電子商取引においても、各種の商品がインターネット上のバーチャルショップで売買されており、このようなインターネットを利用した電子商取引システムが、下記の特許文献1などにおいて提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−66168号公報
【0004】
インターネット上で行なわれている従来のバーチャルショップは、例えば、商品を販売する企業がそのホームページ上で、販売しようとする商品の写真などの情報を掲載すると共に、商品の購入用の注文欄を掲載する。そして、顧客がパーソナルコンピュータなどの情報端末を使用して、インターネット上のバーチャルショップ(ホームページ)にアクセスし、購入したい商品が見つかったとき、注文欄に顧客の住所、氏名、メールアドレスなどの情報を入力することにより、その情報をバーチャルショップのサーバにインターネットを通して送信する。そして、商品販売企業のサーバに注文情報が受信されると、その企業の担当者は、注文のあった商品を代金請求書と共に顧客に発送し、商品の注文に応じて販売している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなインターネット上のバーチャルショップでは、顧客がそのホームページ上で、販売されている商品の情報を閲覧しないことには、商品の注文に結びつかず、便利で優れた商品であっても、顧客にその商品情報を提供できないために購入してもらえないケースが多くあった。
【0006】
そこで、バーチャルショップを運営する企業は、そのバーチャルショップのバナー広告を作り、インターネット上に掲載される多くの個人や団体のホームページに、そのバナー広告を掲載してもらい、それらのホームページにアクセスしてきた多くの顧客にそのバナー広告を閲覧してもらうようにしている。そして、バナー広告の商品に興味を持った顧客がその広告の画面をクリックすることにより、広告主のバーチャルショップにジャンプし、販売しようとする商品の情報やその注文欄などをその画面から顧客の情報端末に受信し、商品を注文することになる。
【0007】
しかし、個人や団体のホームページにバナー広告を掲載してもらう企業にとっては、何れのホームページのバナー広告を見た顧客が注文を出してくれたのかを判別することができないために、個人や団体のホームページの所有者に対し、顧客の注文に応じた報酬などは支払われてないのが現状である。このため、ホームページを掲載している多くのホームページ所有者が、積極的にバナー広告を掲載しようとせず、商品の広告手段として有効なバナー広告を、アクセス数の多い個人や団体の優れたホームページに掲載することができず、バーチャルショップの売り上げもそれほど伸びないという問題があった。
【0008】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、ホームページに掲載するバナー広告を効果的に利用してバーチャルショップでの販売の促進を図ることができるインターネットを利用した電子商取引方法とそのシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の電子商取引方法は、主催者がインターネット上に開設したホームページ上で商品を販売するバーチャルショップを開催し、顧客が該ホームページにアクセスして商品の購入等に関する情報を入力すると共に商品の注文を送信して商品を販売する電子商取引方法において、
主催者が開設するホームページにバナー広告の掲載を希望するホームページ提供者に対し各々専用のページを設定し、該バナー広告にはその専用のページへのジャンプ先情報を付与すると共に、該専用ページに付された問い合わせ又は注文のための専用のメールフォームを作成し、インターネット上に開設された該ホームページ提供者のホームページにバナー広告を掲載する段階と、
該ホームページ提供者のホームページを顧客がその顧客情報端末を使用して閲覧し、該ホームページ上のバナー広告をクリックしたとき、該情報端末のブラウザが主催者のホームページ提供者の専用ページにジャンプし、該専用ページを開設する主催者サーバから該顧客情報端末に、前記ホームページ提供者専用のメールフォームを用いた問い合わせ又は注文欄を含む商品情報を送信する段階と、
ホームページ提供者の専用のメールフォームを用いた問い合わせ又は注文欄を含む商品情報を受信した顧客情報端末が、商品に関する問い合わせ又は注文欄に入力した情報を前記主催者サーバのメールアドレス宛に送信し、該主催者サーバが当該情報を受信する段階と、を含み、
該主催者サーバが商品の問い合わせ又は注文の情報を受信したとき、該主催者は顧客情報端末から送られた商品の問い合わせ又は注文に対し応答する処理を行うと共に、前記バナー広告を掲載したホームページのホームページ提供者に報奨金を支払うことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の電子商取引システムは、主催者がインターネット上に開設したホームページ上で商品を販売するバーチャルショップを開催し、顧客が該ホームページにアクセスして商品の購入等に関する情報を入力すると共に商品の注文を送信して商品を販売する電子商取引システムにおいて、
インターネット上で主催者のホームページを開設すると共に、バナー広告の掲載を希望するホームページ提供者に対して各々専用のページを開設し、該ホームページ上で販売する商品の情報などを提供し、顧客からの問い合わせや注文に応じた処理を行う主催者サーバと、
ホームページ提供者のホームページを開設し、前記主催者のバーチャルショップで扱う商品のバナー広告を該ホームページに貼り付けて掲載するホームページ提供サーバと、
を備え、前記主催者サーバには、
顧客が顧客情報端末を使用してホームページ提供者の該ホームページにアクセスし、該ホームページ上のバナー広告をクリックし、該顧客情報端末のブラウザが主催者のホームページの専用のページにジャンプしたとき、主催者サーバから該バナー広告の商品に関する情報、及び該ホームページ提供者専用のメールフォームを用いた問い合わせ又は注文欄の情報を顧客情報端末に送信する商品情報等送信手段と、
該顧客情報端末から該問い合わせ又は注文欄を通して送られた顧客の氏名などの情報及び購入したい商品の名称などの情報を主催者サーバが受信する購入商品等受信手段と、
バナー広告を掲載したホームページ提供者専用のメールフォームを用いて顧客情報端末から送られた商品の問い合わせ又は注文の情報に基づき、問い合わせ受付処理又は注文受け付け処理を行うと共に、ホームページ提供者に対しては報奨金の支払いの準備処理を行う注文等処理手段と、
が設けられたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
上記構成の電子商取引方法では、主催者がインターネット上に開設したホームページ上で商品を販売するバーチャルショップを開催する。また、主催者はその商品についてバナー広告を作成し、そのバナー広告を掲載するホームページのホームページ提供者を募る。
【0012】
そして、バナー広告の掲載を希望するホームページ提供者を登録し、各々のホームページ提供者には、主催者のホームページに専用のページを作成し、バナー広告を顧客がその情報端末でクリックした際のジャンプ先を主催者のホームページにおけるその専用ページとして設定する。
【0013】
さらに、ジャンプ先の専用ページに付された問い合わせ又は注文欄のメールフォームは、そのホームページ提供者に対し専用のメールフォームを設定し、例えばそのフォームにはそのホームページ提供者を示す文字又は符号を付しておく。このようにして、インターネット上に開設されたホームページ提供者のホームページには、主催者のバナー広告が掲載される。
【0014】
顧客が顧客情報端末を使用してそのホームページ提供者のホームページを閲覧し、ホームページ上のバナー広告をクリックすると、情報端末のブラウザが主催者のホームページの専用のページにジャンプする。これにより、ホームページを開設する主催者サーバから顧客情報端末に、ホームページ提供者専用のメールフォームを用いた問い合わせ又は注文欄を含む商品情報が送信され、顧客の情報端末に、その商品に関する情報の画面が表示される。その商品情報に付された問い合わせ又は注文欄のメールフォームには、主催者サーバに設けられたバナー広告掲載のホームページ提供者を示す文字又は符号が付されている。
【0015】
顧客が顧客情報端末に表示された商品に関する問い合わせ欄又は注文欄に、注文数、顧客の氏名、住所、メールアドレスなどの必要事項を入力して送信した場合、その情報は主催者サーバに送信され、主催者サーバで受信されるが、主催者サーバが商品の問い合わせ又は注文の情報を受信したとき、主催者は商品の問い合わせ又は注文欄を見ることにより、送信した顧客が見たバナー広告の掲載ホームページのホームページ提供者を認識することができる。したがって、主催者は顧客情報端末から送られた商品の問い合わせ又は注文に対し応答する処理を行うと共に、バナー広告を掲載したホームページのホームページ提供者に報奨金を支払うことができる。このようなホームページ提供者への報奨金の支払いにより、多くの優れたホームページを開設する多くのホームページ提供者を集めることができ、それらのホームページにバナー広告を掲載し、多くの顧客がバナー広告を目にする機会を効果的に増やすことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1はインターネットを利用した電子商取引システムの全体構成図を示している。1はインターネットに接続された主催者サーバであり、インターネット上で商品を販売するためのバーチャルショップとしてのホームページを開設し、その主催者ホームページには、販売する商品の写真などの情報が掲載される。主催者は、主催者サーバ1内に商品を販売しようとする複数の商品販売企業を、予め会員として登録し、各企業から販売を依頼された商品に関する情報をホームページに掲載して販売する。
【0017】
この主催者サーバ1は、図2に示すように、電子メールを扱うメールサーバ11、インターネットに接続してデータの送受信を行なうwwwサーバ12、及び商品販売の管理・運営を行なうと共に、各種データベースを有するデータベースサーバ10を備える。データベースサーバ10のCPU等からなる主制御部19は、予め記憶されたメインプログラム13に基づき、インターネット上に開設したホームページ上のバーチャルショップで提供する商品に対し、購入希望者がアクセスしてきたとき、その顧客の情報端末3に商品情報などを送信する処理を行なう。
【0018】
データベースサーバ10の記憶部には、データベースとして、会員企業データベース14、ホームページ提供者データベース15、及び商品データベース16が設けられる。会員企業データベース14は、予め登録された会員企業に関する情報が登録され、商品を販売したい企業が会員として登録される。これらの会員企業の情報は、その名称、担当者名、住所、電話番号、電子メールアドレス等の情報が、整理番号を付して記憶される。
【0019】
ホームページ提供者データベース15は、自らのホームページに主催者が提供する商品のバナー広告を掲載するホームページ提供者のデータベースであり、予め登録されたホームページ提供者(個人又は団体)の名称、担当者名、住所、電話番号、電子メールアドレス等の情報が、整理番号を付して記憶される。ホームページ提供者のホームページは、図1に示すように、ホームページ提供サーバ1においてインターネット上に開設される。
【0020】
一方、主催者サーバ1がインターネット上で開設するホームページには、バナー広告を貼り付けた各々のホームページ提供者のホームページに対応した専用のページが各々設定され、顧客が顧客情報端末3でそのホームページ提供者のホームページにアクセスし、そのホームページのバナー広告をクリックしたとき、主催者サーバ1のホームページの専用のページにジャンプするように構成されている。
【0021】
例えば、主催者のホームページのトップページのURLが「www.AAA.co.jp」に設定されている場合、各ホームページ提供者のホームページに対応した専用のページには、図4のように、各ホームページ提供者について、専用のURLがサブページとして各々設定される。さらに、各々の専用のページには図5、図6のような商品の問い合わせ或いは注文用の入力欄がメールフォームとして作成され、そのメールフォームには、そのホームページ提供者を示す名前又は符号が付される。また、その入力欄の送信先のメールアドレスは、主催者サーバ1に設定されている。したがって、顧客が入力して送信された商品の問い合わせ又は注文欄の情報は、バナー広告のホームページ提供者を認識可能な状態で、全て主催者サーバ1に送られるようにしている。
【0022】
商品データベース16は、商品を販売しようとする商品販売企業からバーチャルショップに出品されている商品のデータベースであり、商品の出品企業名を含む商品に関する情報、商品の在庫状況、商品の販売数、商品の発送状況などを記憶する。
【0023】
一方、顧客が使用する顧客情報端末3は、ブラウザを搭載したパーソナルコンピュータなどから構成され、インターネットに接続される。
【0024】
次に、上記構成の電子商取引システムを使用して行なわれる商取引の例を、図3のフローチャートに基づき説明する。
【0025】
先ず、主催者は、主催者サーバ1により、インターネット上でバーチャルショップとしてのホームページを開設し、そのホームページに販売しようとする商品情報などを掲載する。一方、主催者は、一般のホームページを開設している個人や団体に対し、主催者が販売しようとする商品のバナー広告を貼ってもらえるホームページ提供者を募集する。そして、申し出のあったホームページ提供者について、その氏名、住所、メールアドレスなどを登録し、主催者サーバ1のホームページ提供者データベース15に記録する。そして、各々のホームページ提供者に対し、上記のように、主催者のホームページに専用のページを開設すると共に、専用のページには、商品問い合わせ或いは注文用の専用のメールフォームを作成し、そこにホームページ提供者を示す名前や符号を付すと共に、メールフォームの送信先を主催者サーバ1に設定する。
【0026】
このようにホームページ提供者を登録した主催者は、主催者サーバ1から予め作成したバナー広告のタグをそのホームページ提供者に送り、そのバナー広告タグをホームページ提供サーバ2に送信して(図3のステップS1)、ホームページ提供者のホームページにそのバナー広告を貼り付ける(ステップS2)。このバナー広告には、ジャンプ先として、主催者サーバ1に設定されたそのホームページ提供者専用のページのURLが付される。ホームページに貼り付けるバナー広告は、複数のバナー広告の中からホームページ提供者が選択できるようにしておけば、ホームページ提供者は、自分或いは自社のイメージに合ったバナー広告を自分のホームページに貼ることができる。
【0027】
このようなホームページ提供者の登録とそのホームページへのバナー広告の貼り付けは、例えば募集に対して申し出のあった多くのホームページ提供者に対して行なわれ、多くのホームページに主催者のバナー広告が付されることになる。
【0028】
このようなインターネット環境において、顧客が顧客情報端末3を使用してホームページ提供者のホームページのURLにアクセスすると(ステップS3)、ホームページ提供サーバ2からバナー広告付きのホームページが送信され(ステップS4)、顧客の情報端末3の表示器にそのホームページの画面が表示される(ステップS5)。
【0029】
そして、そのホームページの画面を見た顧客が、ステップS6で、そこに貼られたバナー広告に興味を持ってそれをクリックすると、顧客の情報端末3のブラウザは主催者サーバ1のホームページにジャンプし、特に、そのバナー広告で指定されたそのホームページ提供者専用のページにジャンプする(ステップS7)。そして、そのページの画面つまり主催者が販売する商品の写真などを掲載した画面が、図5、図6のようなその商品の問い合わせ欄、注文欄を含めて、主催者サーバ1から情報端末3に送信される(ステップS8)。その送信されたホームページの画面に付された問い合わせ欄、注文欄のメールフォームには、バナー広告を掲載したホームページのホームページ提供者の名前或はそれを示す符号が付されている。
【0030】
そして、顧客が商品の写真や商品情報などを見て、その商品の更に詳しい情報を知りたい場合には、そのページの末尾などに付された図5のような問い合わせ欄に、必要事項(知りたい商品の名称、注文したい商品の名称、数量、注文者の名前、住所、電話番号、メールアドレスなど)を入力し、送信ボタンをクリックしてその問い合わせ欄或いは注文欄の情報を送信する(ステップS9)。
【0031】
この商品に対する問い合わせ欄或いは注文欄の情報は、メールとして主催者サーバ1に送信される。そして、この問い合わせ欄或いは注文欄の情報を受信した主催者サーバ1はその表示器に受信した問い合わせ又は注文の情報を表示する。このとき、主催者は、その表示された問い合わせ情報又は注文情報を見ることにより、そこには、顧客が閲覧したバナー広告を掲載したホームページ提供者の名前又はそれを示す符合が付されているから、ホームページ提供者を認識することができる。そして、主催者は、問い合わせのあった商品の情報を、問合せ元である顧客の情報端末3にメールで、或いはその顧客の住所宛に郵便などで郵送し、商品の注文に際しては、その商品を請求書と共に、郵便或いは宅配便で発送する。さらに、主催者は、顧客が閲覧したバナー広告を掲載したホームページ提供者に対し、決められた報奨金を支払う。報奨金は商品の問い合わせがあった場合、1件につき何円、商品の注文があった場合、商品1個につき何円とするように決めることができる。
【0032】
このように、バーチャルショップを主催する主催者は、顧客がバナー広告を見て商品の問い合わせや商品の注文をしてきた場合、そのバナー広告を掲載したホームページのホームページ提供者を認識し、そのホームページ提供者には、商品の問い合わせがあった場合或いは商品の注文があった場合、報奨金を支払うから、多くの優れたホームページを開設する多くのホームページ提供者がバナー広告の掲載を希望することとなり、それにより、一般の多くの顧客がそのホームページを閲覧したときにバナー広告を目にする機会が多くなる。
【0033】
このために、バナー広告により広告した商品の広告効果が非常に顕著なものとなって、商品の売り上げを大きく伸ばすことができるから、それに伴い、バナー広告を掲載したホームページ提供者への報奨金も充分に出すことができ、それがバナー広告の増加に繋がり、さらには商品の販売数も増加することになる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のインターネットを用いた電子商取引方法とそのシステムによれば、バーチャルショップを主催する主催者は、顧客がバナー広告を見て商品の問い合わせや商品の注文をしてきた場合、そのバナー広告を掲載したホームページのホームページ提供者を認識し、そのホームページ提供者には、商品の問い合わせや注文があった場合、報奨金を支払うから、多くの優れたホームページを開設する多くのホームページ提供者を集めることができ、それらのホームページにバナー広告を掲載し、多くの顧客がバナー広告を目にする機会を効果的に増やすことができる。よって、バナー広告の広告効果が非常に顕著なものとなって、商品の売り上げを大きく伸ばすことができ、それに伴い、バナー広告を掲載したホームページ提供者への報奨金も充分に出すことができ、それがバナー広告の増加に繋がり、さらには商品の販売数も増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す電子商取引システムの全体構成図である。
【図2】主催者サーバ1の構成図である。
【図3】電子商取引の動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】ホームページ提供者と各々に付与された専用ホームページのURLとの関係を示す説明図である。
【図5】商品の問い合わせについてのメール入力画面を示す説明図である。
【図6】商品の注文に使用するメール入力画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1−主催者サーバ
2−ホームページ提供サーバ
3−顧客情報端末
10−データベースサーバ
11−メールサーバ
14−会員データベース
15−ホームページ提供者データベース
16−商品データベース
Claims (2)
- 主催者がインターネット上に開設したホームページ上で商品を販売するバーチャルショップを開催し、顧客が該ホームページにアクセスして商品の購入等に関する情報を入力すると共に商品の注文を送信して商品を販売する電子商取引方法において、
主催者が開設するホームページにバナー広告の掲載を希望するホームページ提供者に対し各々専用のページを設定し、該バナー広告にはその専用のページへのジャンプ先情報を付与すると共に、該専用ページに付された問い合わせ又は注文のための専用のメールフォームを作成し、インターネット上に開設された該ホームページ提供者のホームページにバナー広告を掲載する段階と、
該ホームページ提供者のホームページを顧客がその顧客情報端末を使用して閲覧し、該ホームページ上のバナー広告をクリックしたとき、該情報端末のブラウザが主催者のホームページ提供者の専用ページにジャンプし、該専用ページを開設する主催者サーバから該顧客情報端末に、前記ホームページ提供者専用のメールフォームを用いた問い合わせ又は注文欄を含む商品情報を送信する段階と、
ホームページ提供者の専用のメールフォームを用いた問い合わせ又は注文欄を含む商品情報を受信した顧客情報端末が、商品に関する問い合わせ又は注文欄に入力した情報を前記主催者サーバのメールアドレス宛に送信し、該主催者サーバが当該情報を受信する段階と、を含み、
該主催者サーバが商品の問い合わせ又は注文の情報を受信したとき、該主催者は顧客情報端末から送られた商品の問い合わせ又は注文に対し応答する処理を行うと共に、前記バナー広告を掲載したホームページのホームページ提供者に報奨金を支払うことを特徴とする電子商取引方法。 - 主催者がインターネット上に開設したホームページ上で商品を販売するバーチャルショップを開催し、顧客が該ホームページにアクセスして商品の購入等に関する情報を入力すると共に商品の注文を送信して商品を販売する電子商取引システムにおいて、
インターネット上で主催者のホームページを開設すると共に、バナー広告の掲載を希望するホームページ提供者に対して各々専用のページを開設し、該ホームページ上で販売する商品の情報などを提供し、顧客からの問い合わせや注文に応じた処理を行う主催者サーバと、
ホームページ提供者のホームページを開設し、前記主催者のバーチャルショップで扱う商品のバナー広告を該ホームページに貼り付けて掲載するホームページ提供サーバと、
を備え、前記主催者サーバには、
顧客が顧客情報端末を使用してホームページ提供者の該ホームページにアクセスし、該ホームページ上のバナー広告をクリックし、該顧客情報端末のブラウザが主催者のホームページの専用のページにジャンプしたとき、主催者サーバから該バナー広告の商品に関する情報、及び該ホームページ提供者専用のメールフォームを用いた問い合わせ又は注文欄の情報を顧客情報端末に送信する商品情報等送信手段と、
該顧客情報端末から該問い合わせ又は注文欄を通して送られた顧客の氏名などの情報及び購入したい商品の名称などの情報を主催者サーバが受信する購入商品等受信手段と、
バナー広告を掲載したホームページ提供者専用のメールフォームを用いて顧客情報端末から送られた商品の問い合わせ又は注文の情報に基づき、問い合わせ受付処理又は注文受け付け処理を行うと共に、ホームページ提供者に対しては報奨金の支払いの準備処理を行う注文等処理手段と、
が設けられたことを特徴とする電子商取引システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002277442A JP2004118310A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | インターネットを利用した電子商取引方法とそのシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002277442A JP2004118310A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | インターネットを利用した電子商取引方法とそのシステム |
Publications (1)
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JP2004118310A true JP2004118310A (ja) | 2004-04-15 |
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Family Applications (1)
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JP2002277442A Pending JP2004118310A (ja) | 2002-09-24 | 2002-09-24 | インターネットを利用した電子商取引方法とそのシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004118310A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019000246A1 (zh) * | 2017-06-27 | 2019-01-03 | 深圳市秀趣品牌文化传播有限公司 | 电商广告推广及分红方法 |
-
2002
- 2002-09-24 JP JP2002277442A patent/JP2004118310A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019000246A1 (zh) * | 2017-06-27 | 2019-01-03 | 深圳市秀趣品牌文化传播有限公司 | 电商广告推广及分红方法 |
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