JP2004118274A - 表示装置及び表示システム - Google Patents

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JP2004118274A JP2002276763A JP2002276763A JP2004118274A JP 2004118274 A JP2004118274 A JP 2004118274A JP 2002276763 A JP2002276763 A JP 2002276763A JP 2002276763 A JP2002276763 A JP 2002276763A JP 2004118274 A JP2004118274 A JP 2004118274A
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Mitsunari Kimura
木村 光成
Toshikazu Kaneko
金子 俊和
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Abstract

【課題】視認しやすく、かつ操作性に優れた、ポインタ画像等の微小画像の表示制御を行うこと。
【解決手段】基本画像となる資料画像に重畳させてポインタ画像を表示し、ポインタ画像上にマウスポインタを移動させ、所定のクリック操作を行うと、ポインタ画像が回転する。また、ドラッグアンドドロップ操作を行うことにより、ポインタ画像を画面上で移動させることができる。特に、ネットワークを介して複数の端末が接続されている場合、各端末は同一の画面を表示する。そしてある端末のユーザは自己の端末に割り当てられたポインタ画像の表示、移動、又は回転操作を行うことができ、自己の端末に割り当てられていないポインタ画像はネットワークを介して受信する他の端末からのコマンドによって表示、移動、又は回転する。
【選択図】    図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基本画像に重畳させて微小画像を表示する際の表示技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネット等のネットワークや電話回線を用い、TV電話あるいは音声(IP)電話等、双方向あるいは多地点での通信を行うことが可能である。これらの技術を利用して実現される教育、会議、相談等のシステムサービスにおいては、話者、参加者が情報を共有する必要がある。つまり、複数の地点で同一の資料を共有化し、各地点の参加者が共有化された資料を同時に参照することにより、会議や講演等を円滑に行うことが可能になる。
【0003】
また、この場合、ポインタの共有化を行うことが必要である。例えば、一人の参加者がマウス操作を行ってポインタ画像を移動させると、他の参加者の表示画面においてもそのポインタ画像が移動させる公知の技術がある。
【0004】
この種の技術としては、まず第1に、複数の参加者がポインタ操作に関する権利者と非権利者とに区別され、権利者のみがポインタ画像の移動操作等を行うことができるものがある。また、第2に、画面上に複数のポインタ画像を表示しておき、各参加者が独立してポインタ画像を操作できるようにしたシステムも存在する。
【0005】
ただし、出願人は先行技術文献調査を行っていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、第1のポインタ共有化技術では、非権利者はポインタ画像を移動させることができないため、資料上の特定の位置を指し示したい場合にもそれを行うことができないという問題がある。
【0007】
また、第2のポインタ共有化技術では、上記のような問題は生じないが、複数の参加者がそれぞれ独立したポインタ操作を行うと、誰がどのポインタを操作しているのかが不明になり、混乱が生じて会議や講演等を円滑に行うことができないという問題が発生する。また、ポインタ操作によって資料上の同一位置を複数の参加者が同時に指し示した場合にも複数のポインタ画像が重なって表示されるので、誰がどのポインタを操作しているのかが不明になる。
【0008】
さらに、従来のポインタ画像は一般に図13に示すように矩形画像の左上を指し示すものが多いため、画面右下の隅をポインタ画像によって指し示すことはできなかった。
【0009】
そこで、本発明は、視認しやすく、かつ操作性に優れた、ポインタ画像等の微小画像の表示制御を行うシステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、基本画像に重畳させてポインタ画像を表示可能な表示装置であって、前記ポインタ画像の表示、移動及び回転に関する所定の操作を行うための操作入力手段と、ネットワークを介して、他の装置から表示処理、移動処理及び回転処理に関するコマンドを受信可能な通信手段と、前記操作入力手段に対する操作が行われた場合には操作内容に基づいて、前記基本画像に対する前記ポインタ画像の表示処理、移動処理及び回転処理を行い、前記通信手段を介して前記コマンドを受信した場合には前記コマンドに基づいて前記ポインタ画像の表示処理、移動処理及び回転処理を行う表示制御手段と、を備えて構成される。
【0011】
請求項2に記載の発明は、ネットワークを介して複数の端末が接続され、各端末の表示デバイスにおいて、基本画像に対して微小画像を重畳させた同一の画像を表示可能な表示システムであって、第1の端末は、ユーザによって前記微小画像の表示、移動又は回転に関する所定の操作が行われた場合、前記操作に基づいて、表示デバイスにおける、前記基本画像に対する前記微小画像の表示処理、移動処理又は回転処理を行うとともに、前記表示処理、移動処理又は回転処理に関するコマンドを、前記ネットワークを介して送信するように構成され、第2の端末は、前記ネットワークを介して、前記コマンドを受信した場合、前記コマンドに基づいて表示デバイスに表示される前記微小画像の表示処理、移動処理又は回転処理を行うように構成されることを特徴としている。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の表示システムにおいて、前記第2の端末は、さらに、ユーザによって前記微小画像の表示、移動又は回転に関する所定の操作が行われた場合、前記操作に基づいて、表示デバイスにおける、前記基本画像に対する前記微小画像の表示処理、移動処理又は回転処理を行うとともに、前記表示処理、移動処理又は回転処理に関するコマンドを、前記ネットワークを介して送信するように構成され、第1の端末は、さらに、前記ネットワークを介して、前記コマンドを受信した場合、前記コマンドに基づいて表示デバイスに表示される前記微小画像の表示処理、移動処理又は回転処理を行うように構成されることを特徴としている。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の表示システムにおいて、前記微小画像は各端末に対して個別に対応付けられた画像であり、各端末は自己の端末に割り当てられた前記微小画像のみを前記所定の操作によって表示、移動、又は回転させることが可能であることを特徴としている。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれかに記載の表示システムにおいて、前記所定の操作が、マウスのクリック操作であることを特徴としている。
【0015】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の表示システムにおいて、前記クリック操作に基づいて、前記微小画像が所定角度ごとに回転するように前記回転処理を行うことを特徴としている。
【0016】
請求項7に記載の発明は、請求項2乃至6のいずれかに記載の表示システムにおいて、前記微小画像の表示位置に関する位置情報の管理は、前記微小画像の中心位置を基準として行われることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の表示装置及び表示システムをテレビ会議システムに応用した実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0018】
<1.システム構成>
図1は、本発明の実施の形態であるテレビ会議システム1のシステム構成図である。端末(表示装置)10A〜10Dは、ネットワーク5を介して接続され、相互に通信可能としている。端末10A〜10D(以下の説明において、適宜、端末10と総称する。)は、例えばパーソナルコンピュータであり、TCP/IPなどのプロトコルを利用してネットワーク5と接続可能としている。ネットワーク5は、例えばインターネットである。ただし、本システムは、LANを利用することにより同一構内で適用するシステムとしてもよいし、専用線やADSLなどを利用したシステムとしてもよい。なお、本システムに接続可能な端末の台数は特に限定されない。
【0019】
図2は、端末10の構成を示す図であり、各端末10A〜10Dは図2に示す端末10と同様の構成になっている。
【0020】
端末10は、操作入力装置11と音声画像入出力部12と本体部13とを備えて構成される。操作入力装置11及び音声画像入出力部12は本体部13の周辺機器として設けられるものであり、操作入力装置11は、マウス11a、キーボード11bなどを備えて構成される。また音声画像入出力部12は、カメラ12a、表示デバイス12b、スピーカ12c、マイク12dなどを備えて構成される。表示デバイス12bは、液晶ディスプレイやCRTディスプレイ等によって構成される画像を表示するためのものである。
【0021】
また、端末10の本体部13は、コマンド制御部14、データ処理部15、通信部16及び記憶装置17を備えて構成される。
【0022】
記憶装置17はハードディスク等で構成され、記憶装置17内にプログラム17a、ポインタ画像17b、資料データ17cが格納される。プログラム17aは、本実施の形態における表示制御システムとして各端末10を機能させるためのプログラムである。
【0023】
また、ポインタ画像17bは表示デバイス12bに対してポインタ表示を行うためのポインタ画像であり、例えば、図3に示すように、左上を指し示すポインタ画像30a、右上を指し示すポインタ画像30b、右下を指し示すポインタ画像30c、及び左下を指し示すポインタ画像30dというように、同一の画像について指し示す方向が異なる4種類の画像が格納される。各ポインタ画像30a〜30bは矩形領域の内側に配置され、図3に示す各ポインタ画像30a〜30dにおいて斜線を施した部分(ポインタ画像以外の背景部分の画像)は透明色として設定される。
【0024】
また、各端末10では、他の端末10のユーザが操作可能なポインタ画像と区別するために、それぞれ異なる色のポインタ画像を記憶装置17に格納している。例えば、図4(a)〜(d)に示すように、ポインタ画像の少なくとも一部に異なる色が付された複数種類のポインタ画像が記憶装置17に格納される。異なる色が付された各ポインタ画像はそれぞれ異なる端末10に対応付けられ、例えば、端末10Aのユーザは図4(a)に示すポインタ画像を、端末10Bのユーザは図4(b)に示すポインタ画像を、端末10Cのユーザは図4(c)に示すポインタ画像を、端末10Dのユーザは図4(d)に示すポインタ画像を、それぞれ操作可能なように構成される。
【0025】
そして端末10に対応づけられたポインタ画像は操作入力装置11からのユーザ操作に基づいて表示状態が変更するように構成され、他の端末に対応づけられたポインタ画像は他の端末からネットワーク5を介して入力するコマンドに基づいて表示状態を変更するように構成される。
【0026】
なお、ポインタ画像は、図3及び図4に示すように手指型のポインタ画像でなく、単なる指示棒等、他のポインタ画像であってもよい。また、さらに手指型ポインタ画像の他にも複数種類のポインタ画像を記憶装置17に格納しておいてもよい。
【0027】
また、資料データ17cは各端末10A〜10Dで共有される資料データであり、その内容は会議や講演等で用いられるレジュメや資料等である。資料データ17cは端末10で作成された資料データの他、他の端末10から受信する資料データが含まれる。
【0028】
コマンド制御部14及びデータ処理部15は、プログラム17aがCPU,RAM等のハードウェア資源を利用して実現されるソフトウェア機能部であるが、その処理の一部がハードウェアで実現されていてもよい。また、データ処理部15は画像処理部18及び音声処理部19として機能し、画像処理部18及び音声処理部19のうち、画像、音声データの圧縮伸張処理については、それぞれ専用のハードウェアを利用することで処理の高速化を図ることが可能である。
【0029】
コマンド制御部14は、マウス11a、キーボード11bなどの操作入力装置11の操作に応答して、プログラム2によって実現される処理を制御する機能と、それら操作入力装置11を用いて操作された情報(操作情報)を通信部17を介して他の端末10に送信する機能を備える。さらに、コマンド制御部14は、他の端末10から受信した操作情報に基づいて、他の端末10に対応するポインタ画像を移動若しくは変化させるべく、プログラム処理を実行する機能を備える。
【0030】
画像処理部18は、コマンド制御部14によって制御されるプログラム処理に応じたユーザインタフェースを提供する。すなわち、画像処理部18は表示デバイス12bに表示するための表示用画像を生成する。この表示処理を行うために画像処理部18aにはグラフィックRAM18aが設けられており、グラフィックRAM18aにおいて形成される表示用画像が表示デバイス12bに表示される。また、画像処理部18では、他の端末から受信した操作情報に基づいて、その操作が行われた元の端末と同様のユーザインタフェースを実現するように画像形成が行われる。
【0031】
通信部16は、ネットワークカード等のハードウェアおよびプログラム17aの実行によって実現される通信機能部である。また、プログラム17aは、オペレーティングシステム(OS)の提供するネットワークインタフェースを利用して通信を行う。
【0032】
以上の構成において、各端末10は、基本的なテレビ会議端末として機能するとともに、さらに、本発明によって実現される各種機能を備える。
【0033】
基本的なテレビ会議端末として、各端末10は、カメラおよびマイクで撮影および集音した映像および音声を他の端末10に送信する。一方、各端末10は、他の端末10から受信した映像および音声をモニタおよびスピーカから出力する。
【0034】
このとき、ある1台の端末10は、資料データに基づく資料画像を自身の表示デバイス12bに表示するととともに、他の端末10に対して資料データを送信する。他の各端末10は資料データを受信すると、資料画像を自身の表示デバイス12bに表示することにより、同一の資料を各端末10で共有しつつ、会議等を進めることが可能になる。
【0035】
各端末10では、同一の資料を表示デバイス12bに表示し、マウス11a等を操作することにより、資料表示画面内にポインタ画像を表示させる。
【0036】
図5はポインタ画像と資料画像との表示処理の概念を示す図である。各端末10のグラフィックRAM18aには、図5に示すように、ポインタ画像等の微小画像を管理する第1のレイヤ35aと、複数の参加者で共有すべき資料画像(基本画像)を管理する第2のレイヤ35bとが設けられる。そして表示デバイス12bに対して資料画像を表示する際に、グラフィックRAM18aにおいて資料画像とポインタ画像との重畳処理(合成処理)が行われて出力される。このため、資料画像の前面側にポインタ画像が配置された表示画像が得られ、資料上に各参加者に対応したポインタが表示される。
【0037】
また、上記のような構成のシステムにおいて、例えば端末10Aのユーザがマウス操作等によって自身が操作可能なポインタ画像の位置を移動させた場合、コマンド制御部14が端末10Aに対応付けられたポインタ画像の移動コマンドをマウス操作等に応じて生成する。そして、その移動コマンドを画像処理部18に与えるとともに、他の端末10B〜10Dに対して送信する。
【0038】
端末10Aの画像処理部18aは、移動コマンドに応じて第1のレイヤ35aにおけるポインタ画像の位置を移動させることにより、端末10Aの表示デバイス12bに表示されるポインタ画像の位置を移動させる。
【0039】
これに対して他の端末10B〜10Dでも、端末10Aから受信する移動コマンドに応じて第1のレイヤ35aにおけるポインタ画像の位置を移動させることにより、端末10Aの表示デバイス12bに表示されるポインタ画像の位置を移動させる。
【0040】
ポインタ画像に対するコマンドは、複数のポインタ画像が存在する場合、ポインタ画像を指定するためのポインタ番号や記憶装置17に格納されたアドレス等を引数として含むように生成される。そして受信側端末10B〜10Dにおいてコマンドによって指定されるポインタ画像を保持していない場合には、コマンド発信元の端末10Aに対してポインタ画像の送信要求を行う。端末10Aは送信要求に応答してポインタ画像を各端末10B〜10Dに送信する。
【0041】
このような処理により、上記テレビ会議システム1では、複数の端末10に固有のポインタ画像を割り当てることができ、各端末10で同一の資料を表示しつつ、各参加者が操作可能なポインタ画像を個別に操作することが可能になる。そして、資料画像とポインタ画像とが複数の参加者に共有される。
【0042】
また、受信側端末が保持していないポインタ画像についての表示、移動、回転等のコマンドを受信した場合でも、コマンド発信元の端末からポインタ画像を入力して、表示することが可能であるため、常に資料画像とポインタ画像とが複数の参加者に共有される。
【0043】
<2.ユーザインタフェース>
図6は、テレビ会議システム1の各端末10におけるユーザインタフェース20である。ユーザインタフェース20は、画像処理部18の機能によって表示デバイス12b上にウィンドウ表示される。
【0044】
ユーザインタフェース20では、基本画像となる資料画像25に重畳させてポインタ画像31,32を表示し、ポインタ画像31上にマウスポインタ40を移動させ、所定のクリック操作を行うと、ポインタ画像31が回転する。また、ドラッグアンドドロップ操作を行うことにより、ポインタ画像31を画面上で移動させることができる。ネットワーク5を介して互いに通信可能な状態に接続されている各端末10はそれぞれに同一の画面を表示する。そしてある端末10のユーザは自己の端末に割り当てられたポインタ画像31の表示、移動、又は回転操作を行うことができ、自己の端末に割り当てられていないポインタ画像32はネットワーク5を介して受信する他の端末10からのコマンドによって表示、移動、又は回転するように構成される。以下、ユーザインタフェース20の内容について説明する。
【0045】
ユーザインタフェース20は、中央から右端側にかけて配置された資料表示エリア22と、資料表示エリア22の左方に配置されたビデオ画像エリア21a,21bと、微小画像表示制御エリア23とを含んでいる。
【0046】
ビデオ画像エリア21a,21bは、会議に参加している2人の参加者それぞれの顔がリアルタイムに映し出されるエリアである。ただし、参加人数が増加すればそれに応じてビデオ画像エリアの数も増加する。
【0047】
資料表示エリア22の下方には微小画像表示制御エリア23が設けられ、微小画像表示制御エリア23には、資料表示エリア22にポインタ画像等の微小画像を表示する際の指示用アイコン23aが表示される。
【0048】
資料表示エリア22は複数の参加者が共有する資料を表示する表示エリアであり、複数の参加者で共有される資料画像25と、ポインタ画像31,32とが重畳された状態で画像表示が行われる。上述したように、ポインタ画像における矩形領域内側の背景部分は透明色に設定されるため、各ポインタ画像31,32において、矩形領域内のポインタ画像以外の部分は資料画像25が透過した状態で表示され、視認性向上が図られている。また、各ポインタ画像31,32は異なる色で表示されているので、各ポインタ画像31,32がそれぞれ異なる参加者に対応付けられていることが容易に判明する。
【0049】
またユーザインタフェース20には、当該端末10のユーザがマウス操作等によって操作可能なマウスポインタ40が表示される。ポインタ画像31,32はその移動可能範囲が資料表示エリア22に限られるが、マウスポインタ40はユーザインタフェース20の画面内であればどの位置にも移動可能であり、マウスポインタ40の移動はユーザによるマウス操作に連動する。
【0050】
このようなユーザインタフェース20においてユーザがポインタ画像に対して行う操作の一例について説明する。
【0051】
ユーザインタフェース20が表示されている端末10のユーザは、マウス操作を行うことにより、マウスポインタ40を指示用アイコン23a上に移動し、クリック操作を行う。コマンド制御部14は、このクリック操作をポインタ画像31の表示指示を判断し、資料表示エリア22の所定位置にポインタ画像31を1個表示するための動作を行う。具体的には、記憶装置17からポインタ画像17bを取得し、それを画像処理部18に与える。画像処理部18は、グラフィックRAM18aにおける第1のレイヤ35aの所定位置にポインタ画像31を書き込む。これにより、資料表示エリア22の所定位置にポインタ画像が表示される。また、コマンド制御部14はポインタ画像を表示させるためのコマンドを生成して通信部16を介して他の端末10に送信する。
【0052】
このコマンド送信に対して他の端末10より、ポインタ画像の送信要求があった場合、コマンド制御部14は記憶部17からポインタ画像17bを取得し、ネットワーク5を介して他の端末10にポインタ画像17bを送信する。なお、他の端末10は、ネットワーク5を介してポインタ画像17bを受信すると、それを記憶装置17に格納し、それ以後は自身の記憶装置17からポインタ画像17bを取得する。
【0053】
次に、ポインタ画像31の移動操作を行う場合、端末10のユーザはマウス操作によってマウスポインタ40を移動させたいポインタ画像31上に移動し、いわゆるドラッグアンドドロップ操作を行う。図7は、ポインタ画像31の移動を示す図である。コマンド制御部14は、マウスポインタ40の位置によって移動すべきポインタ画像31を特定し、ドラッグアンドドロップ操作に基づいてポインタ画像31の位置を移動させるための指令を画像処理部18に与える。画像処理部18は、グラフィックRAM18aにおける第1のレイヤ35aに書き込まれたポインタ画像31を特定し、第1のレイヤ35aにおいてポインタ画像31の位置を変更する。これにより、図7に示すように、資料表示エリア22に表示されるポインタ画像31の位置が移動する。また、コマンド制御部14はポインタ画像を移動させるためのコマンドを生成して通信部16を介して他の端末10に送信する。
【0054】
次に、ポインタ画像31の指示方向を変更する操作を行う場合、端末10のユーザはマウス操作によってマウスポインタ40を移動させたいポインタ画像31上に移動し、ワンクリックやダブルクリック等の所定のクリック操作を行う。図8は、ポインタ画像31の回転を示す図である。コマンド制御部14は、マウスポインタ40の位置によって指示方向を変更すべきポインタ画像31を特定し、クリック操作に基づいてポインタ画像31の指示方向を変更するための処理を行う。
【0055】
具体的には、コマンド制御部14がクリック操作に応答して画像処理部18に指示方向を変更すべき指令を与える。そして画像処理部18がその指令に応答して記憶装置17にアクセスし、4種類のポインタ画像(図3のポインタ画像30a〜30dを参照)のうちから指示方向の異なる画像を取得し、グラフィックRAM18aにおける第1のレイヤ35aのポインタ画像31を、新たに取得したポインタ画像に入れ替える。この結果、図8に示すように、資料表示エリア22に表示されるポインタ画像31はユーザによるクリック操作に応答して指示方向が変更される。また、コマンド制御部14はポインタ画像の指示方向を変更させるためのコマンドを生成して通信部16を介して他の端末10に送信する。
【0056】
ただし、画像処理部18がコマンド制御部14から指令に応じて第1のレイヤ35aに書き込まれたポインタ画像31を90度ずつ回転させるようにしてもよい。
【0057】
なお、クリック操作に伴って資料画像に重畳的に表示される画像の入れ替え処理を行う場合、当該処理はポインタ画像の指示方向の回転以外にも適用することが可能である。
【0058】
一方、他の端末10においては、ネットワーク5を介して、ポインタ画像の表示、移動、回転に関するコマンドを受信すると、コマンド制御部14がそのコマンドに応じた表示制御動作を行う。具体的には、そのコマンドの送信元の端末に対応付けられたポインタ画像32の表示、移動、回転処理を行う。
【0059】
例えば、端末10Aにおいて図6のユーザインタフェース20が表示されている場合に、ポインタ画像31が当該端末10Aに対応付けられたポインタ画像であり、ポインタ画像32が他の端末10Bに対応付けられたポインタ画像であるとする。この場合、端末10Aのコマンド制御部14がネットワーク5を介してコマンドを受信すると、そのコマンドに基づいて端末10Bに対応付けられたポインタ画像32を資料表示エリア22において表示、移動、回転させる処理を行う。
【0060】
他の端末10に対応するポインタ画像32の表示、移動、回転を行うための具体的な処理も、上記と同様に、グラフィックRAM18aにおける第1のレイヤ35aに対して行われる。
【0061】
このように資料表示エリア22に表示される各参加者に対応付けられたポインタ画像を、マウス操作等の簡単な操作で、表示、移動、回転させることができるので、例えば、資料表示エリア22において表示される情報を容易に指示することが可能になる。
【0062】
例えば、図9はポインタ画像31で資料表示エリア22の画面隅にあるポイントを指し示した図である。まず図9(a)に示すように、資料表示エリア22の左上隅にあるポイントP1をポインタ画像で指し示す場合、図3に示すポインタ画像30aを用いて指し示せば、ポインタ画像30aが資料表示エリア22内に配置された状態でも良好に左上隅にあるポイントP1を指示することができる。
【0063】
また、図9(b)に示すように、資料表示エリア22の右上隅にあるポイントP2をポインタ画像で指し示す場合、図3に示すポインタ画像30bを用いて指し示せば、ポインタ画像30bが資料表示エリア22内に配置された状態でも良好に右上隅にあるポイントP2を指示することができる。
【0064】
また、図9(c)に示すように、資料表示エリア22の左下隅にあるポイントP3をポインタ画像で指し示す場合、図3に示すポインタ画像30dを用いて指し示せば、ポインタ画像30dが資料表示エリア22内に配置された状態でも良好に右上隅にあるポイントP3を指示することができる。
【0065】
さらに、図9(d)に示すように、資料表示エリア22の右下隅にあるポイントP4をポインタ画像で指し示す場合、図3に示すポインタ画像30cを用いて指し示せば、ポインタ画像30cが資料表示エリア22内に配置された状態でも良好に右上隅にあるポイントP4を指示することができる。
【0066】
このように簡単なマウス操作でポインタ画像を表示、移動、回転させることにより、資料表示エリア22の画面隅にある情報を容易に指示することが可能になる。
【0067】
また、図10は複数の参加者が、資料表示エリア22にある同一のポイントを指し示す図である。図10に示すように資料表示エリア22において表示されるポイントP5を、各参加者がポインタ画像の指示方向を異なる状態にして指示することにより、各参加者のポインタ画像が重なって表示されることはなく、各ポインタ画像の視認性が向上するので、資料表示エリア22において誰が同一のポイントP5を指示しているかを容易に把握することが可能になる。これにより、会議等をスムーズに進行させることも可能である。
【0068】
<3.ポインタ画像の管理>
次に、資料表示エリア22におけるポインタ画像30の管理について説明する。図11に示すようにポインタ画像30はポインタ画像30の中心点39にて管理され、ポインタ画像30の表示位置に関する位置情報の管理は中心点39を基準に行われる。すなわち、ポインタ画像30が横方向H、縦方向Vの矩形枠を有している場合、その矩形枠の隅から横方向H/2、縦方向V/2の位置にある中心点39が基準点(いわゆるホットポイント)として規定される。また、ポインタ画像30を回転させる場合にも、中心点39を中心に回転処理が行われる。
【0069】
そして、ポインタ画像30を中心点で管理し、かつ、上述のようのポインタ画像を回転させて表示可能なように構成することで、資料表示エリア22におけるポインタ画像30の管理領域を少なくすることが可能になる。
【0070】
図12は資料表示エリア22におけるポインタ画像の移動管理エリア28を示す図である。図12に示すように、移動管理エリア28は資料表示エリア22の内側に規定される。そして移動管理エリア28の上端及び下端が資料表示エリア22よりもポインタ画像30の縦方向長さの1/2(すなわちV/2)だけ内側に設定され、左端及び右端が資料表示エリア22よりもポインタ画像30の横方向長さの1/2(すなわちH/2)だけ内側に設定される。
【0071】
そしてポインタ画像30の回転表示が可能であるので、ポインタ画像30の中心点39が移動管理エリア28内の任意の位置に移動可能とされることにより、資料表示エリア22における任意のポイントをポインタ画像30で指示することが可能になる。また、ポインタ画像30の位置を管理する移動管理エリア28を、資料表示エリア22よりも小さい領域とすることができるとともに、資料表示エリア22内に設けることができるため、ポインタ画像30の位置管理を簡単にすることができる。
【0072】
以上のように、本実施形態のシステムでは、各端末10が、基本画像となる資料画像に重畳させて微小画像であるポインタ画像を表示可能なように構成されており、ある端末10においてユーザが、ポインタ画像の表示、移動又は回転に関する所定の操作を行うと、その操作に応答して、資料画像に対するポインタ画像の表示処理、移動処理又は回転処理を行うように構成されている。このため、画面隅を指示したり、視認性を低下させることなく同一のポイントを複数のポインタ画像で指示することができる。このため、視認しやすく、かつ操作性に優れた、ポインタ画像の表示制御が実現される。
【0073】
特に、各端末10は、ネットワーク5を介して、他の端末10から表示処理、移動処理又は回転処理に関するコマンドを受信すると、そのコマンドに基づいてポインタ画像の表示処理、移動処理又は回転処理を行うように構成されるため、他のユーザが資料画像のどの部分を指示しているかを容易に把握することができる。
【0074】
また、各端末10において表示されるポインタ画像は、各端末10に対して個別に対応付けられた画像であり、各端末10は自己の端末に割り当てられたポインタ画像のみをユーザによるマウス操作等によって表示、移動、又は回転させることが可能なように構成される。したがって、自己の端末に割り当てられたポインタ画像を、他の端末のユーザが移動等の操作を行うことはない。そして各端末に割り当てられたポインタ画像を、端末毎に異なる色としたり、異なる形状としたりすることにより、識別が容易となり、ポインタ画像の操作性がさらに優れたものとなる。
【0075】
なお、各端末10のユーザは編集作業等によって自作したポインタ画像等を資料表示エリア22に表示することができるとともに、他の端末10に対してその画像を送信して他の端末10においてもその画像を表示することができるので、ポインタ画像の区別がより容易なものになる。
【0076】
また、ポインタ画像の表示、移動、回転等を行うための操作は、マウス11aのクリック操作等の比較的簡単な操作であるため、資料画像に対するポインタ画像の表示状態を簡単に変更することができる。
【0077】
特に、マウス11aのクリック操作によって、ポインタ画像を回転させて表示することが可能であるため、複数のポインタ画像が重なる場合や画面隅等を指示する場合等にも、簡単な操作で、良好なポインタ画像の指示状態を実現することができる。
【0078】
さらに、ポインタ画像の表示位置に関する位置情報の管理が、ポインタ画像の中心位置を基準として行われるので、ポインタ画像が回転可能であることと相俟って、ポインタ画像の管理エリアを小さくすることができ、効率的である。
【0079】
<4.変形例>
以上、本発明に関する実施の形態を説明したが、本発明は、上述した内容のものに限定されるものではない。
【0080】
例えば、上記説明では、資料画像に対してポインタ画像を重畳させて表示する場合を例示したが、共有すべき画像は必ずしも資料画像と言えるようなものでなくてもよく、複数の参加者が同時に参照すべき基本的な画像(基本画像)であればよい。
【0081】
また、基本画像に対する微小画像が、ポインタ画像ではなく、単なる記号等を示す画像であってもよい。例えば天気予報に用いられる、晴れ、曇り、雨等の微小画像を、地図を基本画像として適当な位置に配置することにより、ネットワーク5を介して各端末10に天気予報番組を提供するように実現することも可能である。
【0082】
また、上記では、基本画像に対する微小画像が、マウスポインタとは異なるポインタ画像である場合を例示したが、微小画像はマウスポインタそのものの画像であってもよい。この場合、上述したシステム構成は必要ではなく、各端末10においてマウスポインタを表示する際に、上記技術を適用することができる。例えば、微小画像となるマウスポインタの移動はマウス11aのドラッグ操作に連動させ、表示及び回転はマウス11aのクリック操作に連動させることが好ましい。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、基本画像に重畳させてポインタ画像を表示可能なように構成されており、ポインタ画像の表示、移動及び回転に関する所定の操作が行われると、その操作に基づいて、基本画像に対するポインタ画像の表示処理、移動処理及び回転処理を行うことができ、またネットワークを介してコマンドを受信すると、そのコマンドに基づいてポインタ画像の表示処理、移動処理及び回転処理を行うことができる。このため、画面隅を指示したり、視認性を低下させることなく同一のポイントを複数のポインタ画像で指示することができるとともに、他のユーザが基本画像のどの部分を指示しているかを容易に把握することができる。したがって、視認しやすく、かつ操作性に優れた、ポインタ画像の表示が行われる。
【0084】
請求項2に記載の発明によれば、第1及び第2の端末において、共有される基本画像と微小画像とを、同時に表示することができる。そして、第1の端末のユーザが微小画像に対する操作を行った場合に、第1の端末において微小画像の表示、移動又は回転に関する処理が行われるとともに、第2の端末でも微小画像の表示、移動又は回転に関する処理が行われる。このため、各端末において微小画像の表示状態が同時に変更される。そして特に、微小画像がポインタ画像である場合には、各端末において表示されるポインタ画像が画面隅を指示したり、視認性を低下させることなく同一のポイントを複数のポインタ画像で指示することができる。
【0085】
請求項3に記載の発明によれば、第2の端末のユーザが微小画像に対する操作を行った場合に、第2の端末において微小画像の表示、移動又は回転に関する処理が行われるとともに、第1の端末でも微小画像の表示、移動又は回転に関する処理が行われる。
【0086】
請求項4に記載の発明によれば、微小画像が各端末に対して個別に対応付けられた画像であり、各端末は自己の端末に割り当てられた微小画像のみを所定の操作によって表示、移動、又は回転させることが可能なように構成される。このため、自己の端末に割り当てられた微小画像は他のユーザによって操作されることはなく、良好な操作性が実現される。
【0087】
請求項5に記載の発明によれば、所定の操作がマウスのクリック操作であるため、表示される微小画像を、比較的簡単に、表示、移動、又は回転させることができる。
【0088】
請求項6に記載の発明によれば、マウスのクリック操作に基づいて、微小画像が所定角度ごとに回転するように画像の回転処理を行うため、角度の異なる微小画像を予め記憶しておく必要がない。
【0089】
請求項7に記載の発明によれば、微小画像の表示位置に関する位置情報の管理は、微小画像の中心位置を基準として行われるため、微小画像が回転可能であることと相俟って、微小画像の管理エリアを小さくすることができ、効率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】テレビ会議システムのシステム構成図である。
【図2】端末の構成を示す図である。
【図3】ポインタ画像の一例を示す図である。
【図4】異なる色が付された複数種類のポインタ画像を示す図である。
【図5】ポインタ画像と資料画像との表示処理の概念を示す図である。
【図6】各端末におけるユーザインタフェースを示す図である。
【図7】ポインタ画像の移動を示す図である。
【図8】ポインタ画像の回転を示す図である。
【図9】ポインタ画像で資料表示エリアの画面隅を指示した図である。
【図10】複数のポインタ画像が資料表示エリアにある同一のポイントを指示する図である。
【図11】ポインタ画像の基準位置を示す図である。
【図12】資料表示エリアにおけるポインタ画像の移動管理エリアを示す図である。
【図13】従来のポインタ画像の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 テレビ会議システム(表示システム)
5 ネットワーク
10,10A,10B,10C,10D 端末(表示装置)
11 操作入力部
11a マウス
12 音声画像入出力部
12b 表示デバイス
13 データ処理部
14 コマンド制御部
17 記憶装置
18 画像処理部
20 ユーザインタフェース
22 資料表示エリア
25 資料画像(基本画像)
31,32 ポインタ画像(微小画像)

Claims (7)

  1. 基本画像に重畳させてポインタ画像を表示可能な表示装置であって、
    前記ポインタ画像の表示、移動及び回転に関する所定の操作を行うための操作入力手段と、
    ネットワークを介して、他の装置から表示処理、移動処理及び回転処理に関するコマンドを受信可能な通信手段と、
    前記操作入力手段に対する操作が行われた場合には操作内容に基づいて、前記基本画像に対する前記ポインタ画像の表示処理、移動処理及び回転処理を行い、前記通信手段を介して前記コマンドを受信した場合には前記コマンドに基づいて前記ポインタ画像の表示処理、移動処理及び回転処理を行う表示制御手段と、
    を備える表示装置。
  2. ネットワークを介して複数の端末が接続され、各端末の表示デバイスにおいて、基本画像に対して微小画像を重畳させた同一の画像を表示可能な表示システムであって、
    第1の端末は、ユーザによって前記微小画像の表示、移動又は回転に関する所定の操作が行われた場合、前記操作に基づいて、表示デバイスにおける、前記基本画像に対する前記微小画像の表示処理、移動処理又は回転処理を行うとともに、前記表示処理、移動処理又は回転処理に関するコマンドを、前記ネットワークを介して送信するように構成され、
    第2の端末は、前記ネットワークを介して、前記コマンドを受信した場合、前記コマンドに基づいて表示デバイスに表示される前記微小画像の表示処理、移動処理又は回転処理を行うように構成されることを特徴とする表示システム。
  3. 請求項2に記載の表示システムにおいて、
    前記第2の端末は、さらに、ユーザによって前記微小画像の表示、移動又は回転に関する所定の操作が行われた場合、前記操作に基づいて、表示デバイスにおける、前記基本画像に対する前記微小画像の表示処理、移動処理又は回転処理を行うとともに、前記表示処理、移動処理又は回転処理に関するコマンドを、前記ネットワークを介して送信するように構成され、
    第1の端末は、さらに、前記ネットワークを介して、前記コマンドを受信した場合、前記コマンドに基づいて表示デバイスに表示される前記微小画像の表示処理、移動処理又は回転処理を行うように構成されることを特徴とする表示システム。
  4. 請求項2又は3に記載の表示システムにおいて、
    前記微小画像は各端末に対して個別に対応付けられた画像であり、各端末は自己の端末に割り当てられた前記微小画像のみを前記所定の操作によって表示、移動、又は回転させることが可能であることを特徴とする表示システム。
  5. 請求項2乃至4のいずれかに記載の表示システムにおいて、
    前記所定の操作は、マウスのクリック操作であることを特徴とする表示システム。
  6. 請求項5に記載の表示システムにおいて、
    前記クリック操作に基づいて、前記微小画像が所定角度ごとに回転するように前記回転処理を行うことを特徴とする表示システム。
  7. 請求項2乃至6のいずれかに記載の表示システムにおいて、
    前記微小画像の表示位置に関する位置情報の管理は、前記微小画像の中心位置を基準として行われることを特徴とする表示システム。
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