JP2004116535A - エンジンのベルトテンショナ用の板金製ステー - Google Patents

エンジンのベルトテンショナ用の板金製ステー Download PDF

Info

Publication number
JP2004116535A
JP2004116535A JP2002276489A JP2002276489A JP2004116535A JP 2004116535 A JP2004116535 A JP 2004116535A JP 2002276489 A JP2002276489 A JP 2002276489A JP 2002276489 A JP2002276489 A JP 2002276489A JP 2004116535 A JP2004116535 A JP 2004116535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curvature
edge
belt tensioner
center
guide groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002276489A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaji Kato
加藤 雅二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2002276489A priority Critical patent/JP2004116535A/ja
Publication of JP2004116535A publication Critical patent/JP2004116535A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

【解決手段】ベルトテンショナ1の揺動端部2を支持するための湾曲状支持部3に、円弧状のガイド溝4を設けた、エンジンのベルトテンショナ用の板金製ステーにおいて、湾曲状支持部3の縁のうち、ガイド溝曲率中心4aから遠い側の縁を外側縁5とし、ガイド溝曲率中心4aに近い側の縁を内側縁6として、外側縁曲率中心5aを内側縁曲率中心6aよりも湾曲状支持部3に近づけ、外側縁曲率半径5bを内側縁曲率半径6bと同じ寸法にした。
【効果】外側縁5の曲率と内側縁6の曲率とが同じになり、板金からのステーの打ち抜き製造時に、隣り合うステーの外側縁5と内側縁6との間に板金の不使用部分ができず、その廃棄処理が不要となり、ステーの製造コストが安くなる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンのベルトテンショナ用の板金製ステーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図3(A)に示すように、エンジンのベルトテンショナ用の板金製ステーとして、ベルトテンショナの揺動端部を支持するための湾曲状支持部(13)に、円弧状のガイド溝(14)を設けたものがある。
しかし、このステーは、湾曲状支持部(13)の縁のうち、ガイド溝曲率中心(14a)から遠い側の縁を外側縁(15)とし、ガイド溝曲率中心(14a)に近い側の縁を内側縁(16)として、外側縁曲率中心(15a)と内側縁曲率中心(16a)とを一致させている。このため、外側縁曲率半径(15b)の寸法は内側縁曲率半径(16b)よりも長くなる。外側縁曲率中心(15a)と内側縁曲率中心(16a)とは、ガイド溝曲率中心(14a)と一致させている。なお、図3(A)中の符号(14b)はガイド溝曲率半径である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術には、次の問題がある。
《問題》 ステーの製造コストが高くつく。
図3(A)に示すように、外側縁曲率半径(15b)の寸法が内側縁曲率半径(16b)よりも長いため、外側縁(15)の曲率が内側縁(16)の曲率よりも小さくなり、図3(B)に示すように、板金からのステーの打ち抜き製造時に、隣り合うステーの外側縁(15)と内側縁(16)との間に板金の不使用部分(17)ができ、その廃棄処理のため、ステーの製造コストが高くつく。
【0004】
本発明の課題は、上記問題点を解決できるエンジンのベルトテンショナ用の板金製ステーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(請求項1の発明)
請求項1の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図2に示すように、ベルトテンショナ(1)の揺動端部(2)を支持するための湾曲状支持部(3)に、円弧状のガイド溝(4)を設けた、エンジンのベルトテンショナ用の板金製ステーにおいて、
図1(A)に示すように、湾曲状支持部(3)の縁のうち、ガイド溝曲率中心(4a)から遠い側の縁を外側縁(5)とし、ガイド溝曲率中心(4a)に近い側の縁を内側縁(6)として、外側縁曲率中心(5a)を内側縁曲率中心(6a)よりも湾曲状支持部(3)に近づけ、外側縁曲率半径(5b)を内側縁曲率半径(6b)と同じ寸法にしたことを特徴とする。
【0006】
(請求項2の発明)
請求項2の発明の発明特定事項は、次の通りである。
請求項1に記載したエンジンのベルトテンショナ用の板金製ステーにおいて、図1(A)に示すように、内側縁曲率中心(6a)をガイド溝曲率中心(4a)と一致させたことを特徴とする。
【0007】
【発明の効果】
(請求項1の発明)
請求項1の発明は、次の効果を奏する。
《効果1》 ステーの製造コストが安くなる。
図1(A)に示すように、外側縁曲率半径(5b)を内側縁曲率半径(6b)と同じ寸法にしたため、外側縁(5)の曲率と内側縁(6)の曲率とが同じになり、図1(B)に示すように、板金からのステーの打ち抜き製造時に、隣り合うステーの外側縁(5)と内側縁(6)との間に板金の不使用部分ができず、その廃棄処理が不要となり、ステーの製造コストが安くなる。
【0008】
(請求項2の発明)
請求項2の発明は、請求項1の発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果2》 ベルトテンショナとステーの内側縁との干渉を防止できる。
図1(A)に示すように、内側縁曲率中心(6a)をガイド溝曲率中心(4a)と一致させたため、図2(A)に示すように、ベルトテンショナ(1)とステーの内側縁(6)との干渉を防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係るベルトテンショナ用の板金製ステーを説明する図、図2はこのステーを取り付けたエンジンを説明する図である。図2のエンジンは、ベルトテンショナ(1)となる発電機を備え、これにファンベルト(8)を巻き掛けている。ベルトテンショナ(1)は、下端の揺動支点(9)を中心として、上端の揺動端部(2)を揺動させることにより、ファンベルト(8)の張力を調節できるようにしている。このエンジンには、ベルトテンショナステーを取り付け、これはベルトテンショナ(1)の揺動端部(2)を支持するための湾曲状支持部(3)を備えている。この湾曲状支持部(3)には円弧状のガイド溝(4)を設けている。ベルトテンショナ(1)の揺動端部(2)はガイド溝(4)で揺動ガイドされ、湾曲状支持部(3)に固定される。
【0010】
ベルトテンショナ用の板金製ステーの構成は、次の通りである。
図1(A)に示すように、湾曲状支持部(3)の縁のうち、ガイド溝曲率中心(4a)から遠い側の縁を外側縁(5)とし、ガイド溝曲率中心(4a)から近い側の縁を内側縁(6)として、外側縁曲率中心(5a)を内側縁曲率中心(6a)よりも湾曲状支持部(3)に近づけ、外側縁曲率半径(5b)を内側縁曲率半径(6b)と同じ寸法にしている。このため、外側縁(15)の曲率と内側縁(16)の曲率とが同じになる。これにより、図1(B)に示すように、板金からのステーの打ち抜き製造時に、隣り合うステーの外側縁(5)と内側縁(6)との間に板金の不使用部分ができず、その廃棄処理が不要となり、ステーの製造コストが安くなる。
【0011】
また、図1(A)に示すように、内側縁曲率中心(6a)をガイド溝曲率中心(4a)と一致させている。このため、図2(A)に示すように、ベルトテンショナ(1)とステーの内側縁(6)との干渉を防止できる。外側縁(5)の曲率と内側縁(6)の曲率とを同じにするだけなら、外側縁曲率中心(5a)を従来と同様にガイド溝曲率中心(4a)と同じにしておき、内側縁曲率中心(6a)を外側縁曲率中心(5a)よりも湾曲状支持部(3)から遠ざけることにより、外側縁曲率半径(5b)を内側縁曲率半径(6b)と同じ寸法にしてもよい。しかし、この場合には、内側縁(6)の曲率がガイド溝(4)の曲率よりも小さくなるため、ベルトテンショナ(1)とステーの内側縁(6)との干渉が起こりやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るベルトテンショナ用の板金製ステーを説明する図で、図1(A)は正面図、図1(B)は板金からのステーの打ち抜き製造状態の説明図である。
【図2】図1のステーを取り付けたエンジンの要部を説明する図で、図2(A)は正面図、図2(B)は側面図である。
【図3】従来技術に係るベルトテンショナ用の板金製ステーを説明する図で、図3(A)は正面図、図3(B)は板金からのステーの打ち抜き製造状態の説明図である。
【符号の説明】
(1)…ベルトテンショナ、(2)…揺動端部、(3)…湾曲状支持部、(4)…ガイド溝、(4a)…ガイド溝曲率中心、(5)…外側縁、(5a)…外側縁曲率中心、(5b)…外側縁曲率半径、(6)…内側縁、(6a)…内側縁曲率中心、(6b)…内側縁曲率半径。

Claims (2)

  1. ベルトテンショナ(1)の揺動端部(2)を支持するための湾曲状支持部(3)に、円弧状のガイド溝(4)を設けた、エンジンのベルトテンショナ用の板金製ステーにおいて、
    湾曲状支持部(3)の縁のうち、ガイド溝曲率中心(4a)から遠い側の縁を外側縁(5)とし、ガイド溝曲率中心(4a)に近い側の縁を内側縁(6)として、外側縁曲率中心(5a)を内側縁曲率中心(6a)よりも湾曲状支持部(3)に近づけ、外側縁曲率半径(5b)を内側縁曲率半径(6b)と同じ寸法にした、ことを特徴とするエンジンのベルトテンショナ用の板金製ステー。
  2. 請求項1に記載したエンジンのベルトテンショナ用の板金製ステーにおいて、
    内側縁曲率中心(6a)をガイド溝曲率中心(4a)と一致させた、ことを特徴とするエンジンのベルトテンショナ用の板金製ステー。
JP2002276489A 2002-09-24 2002-09-24 エンジンのベルトテンショナ用の板金製ステー Pending JP2004116535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002276489A JP2004116535A (ja) 2002-09-24 2002-09-24 エンジンのベルトテンショナ用の板金製ステー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002276489A JP2004116535A (ja) 2002-09-24 2002-09-24 エンジンのベルトテンショナ用の板金製ステー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004116535A true JP2004116535A (ja) 2004-04-15

Family

ID=32272348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002276489A Pending JP2004116535A (ja) 2002-09-24 2002-09-24 エンジンのベルトテンショナ用の板金製ステー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004116535A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102278434A (zh) * 2010-06-13 2011-12-14 北汽福田汽车股份有限公司 皮带轮机构及助力转向泵总成

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102278434A (zh) * 2010-06-13 2011-12-14 北汽福田汽车股份有限公司 皮带轮机构及助力转向泵总成

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8016437B2 (en) Vehicular door mirror device
TR200002878T2 (tr) Akustik cihaz
DE69925920D1 (de) Sichere verarbeitung für die authentifizierung eines drahtlosen kommunikationsgeräts
FR2815091B1 (fr) Attache du suspension
RU2009106082A (ru) Ушко для крышки и способ его изготовления
SE9402859D0 (sv) Skylt
ATE500402T1 (de) Stützstruktur und stützelement für eine nockenwelle
ATE487744T1 (de) Metallocenkatalysatoren mit einer in 4-, 5-, 6- oder 7-stellung mit siloxy oder germyloxy substitutierten indenylgruppe
EP1046579A8 (en) A method and a device for wrapping a product in a wrapper of sheet material and respective wrapped product
JP2004116535A (ja) エンジンのベルトテンショナ用の板金製ステー
PL370000A1 (en) Installation for producing reinforced concrete parts
JP2007022541A (ja) 缶蓋
FR2807354B1 (fr) Dispositif de montage et demontage pour une piece de machine, et aiguilleteuse ainsi equipee.
EP1370111A3 (en) Speaker for vehicle
PL368275A1 (en) Taping device
BR0105446B1 (pt) processo e dispositivo para a fabricação de embalagens com invólucro externo, bem como, unidade de bobina.
WO2003034475A1 (fr) Procede et dispositif de substitution de gaz, dispositif de protection de masque, masque, ainsi que procede et dispositif d'exposition
JP2014223664A (ja) ベルトラッパー、帯状体の巻取方法及び電気錫メッキライン
CN107284529A (zh) 发动机罩及其制造方法、含该发动机罩的机动车辆
CN201491245U (zh) 一种扬声器用纸盆
CN207968128U (zh) 一种轻便高强度的工业排风扇电机支架
CN205566850U (zh) 一种用于bga返修的加热优化机构
JP2004094216A (ja) ドラム用スネアゲート
JP3089294U (ja) ランプチューブ支持構造
JPWO2021106804A5 (ja)