JP2004115092A

JP2004115092A - Tea type drink preparing device

Info

Publication number: JP2004115092A
Application number: JP2002283373A
Authority: JP
Inventors: Naoto Fukushima; 福島　直人
Original assignee: Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Current assignee: Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date: 2002-09-27
Filing date: 2002-09-27
Publication date: 2004-04-15
Anticipated expiration: 2022-09-27
Also published as: JP3931779B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a tea type drink preparing device capable of preparing a tea type drink of good quality in a short time. <P>SOLUTION: The tea type drink preparing device for preparing the tea type drink using tea leaves during supplying the tea type drink is provided with a canister 31 for tea leaves housing the tea leaves, a mill 41 milling the tea leaves supplied from the canister 31 for tea leaves to produce milled tea leaves, a milled tea leaves canister main body 71 housing milled tea leaves, a milled tea leaves conveyor 72 sending out a predetermined amount of milled tea leaves from the milled tea leaves canister main body 71, a warm water tank 23 storing warm water, a solenoid valve 23a sending out a predetermined amount of warm water from the warm water tank 23 and a tea type drink extracting machine 33 extracting the tea type drink from a predetermined amount of milled tea leaves sent and supplied from the milled tea leaves canister main body 71 with a predetermined amount of warm water. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばカップ式自動販売機や飲料ディスペンサなどに適用され、茶葉を用いて茶系飲料を調理する茶系飲料調理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の茶系飲料調理装置として、例えば特開平１１−１９７０２３号公報に記載のものが知られている。この茶系飲料調理装置は、温水を貯留する温水タンクと、抽出原料としての茶葉を収容する原料容器と、これらの温水タンクおよび原料容器からそれぞれ供給された温水および茶葉により、茶系飲料を抽出する抽出機と、この抽出機によって抽出された茶系飲料を温蔵する温蔵容器とを備えている。この茶系飲料調理装置では、次のようにして、茶系飲料が調理され、カップなどに供給される。
【０００３】
まず、茶系飲料の供給待機時に、温水タンクおよび原料容器からそれぞれ、所定量の温水および茶葉を抽出機に供給する。この抽出機内で、茶葉を所定時間（例えば９０秒）蒸らした後、茶系飲料を高濃度で抽出し、この抽出した茶系飲料を温蔵容器に送る。この温蔵容器内では、茶系飲料が６０〜７０℃の温度に保温される。なお、この茶系飲料調理装置が適用された飲料ディスペンサなどの茶系飲料供給装置では、飲料供給時に、温蔵容器から所定量の茶系飲料が、希釈用の高温水とともにカップに供給され、カップ入りの茶系飲料が利用者に提供される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記の茶系飲料調理装置では、時間をかけて茶葉を蒸らすことにより、茶葉のエキスを十分に浸出させ、そのエキスを含む茶系飲料を抽出することが可能である。しかし、この茶系飲料調理装置が適用された茶系飲料供給装置では、実際に利用者に茶系飲料を提供する前に、抽出した茶系飲料を一旦溜め置くため、茶系飲料を抽出してから利用者に提供するまでの時間、すなわち茶系飲料を溜め置いた時間が長時間にわたると、その品質が劣化してしまう。もちろん、抽出した茶系飲料を溜め置かずに、１回の提供ごとに、茶葉から茶系飲料を抽出することは可能である。しかし、茶葉のエキスを十分に浸出させようとすると、抽出に１〜２分程度かかってしまい、その間、利用者を待たせてしまうことになる。
【０００５】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、品質良好な茶系飲料を短時間で調理することができる茶系飲料調理装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１に係る茶系飲料調理装置は、茶系飲料供給時に、茶葉を用いて茶系飲料を調理する茶系飲料調理装置であって、茶葉を収容する茶葉収容器と、この茶葉収容器から供給された茶葉を粉砕し、粉砕茶葉を生成するミルと、粉砕茶葉を収容する粉砕茶葉収容器と、この粉砕茶葉収容器から所定量の粉砕茶葉を送り出す粉砕茶葉送出し手段と、温水を貯留する温水タンクと、この温水タンクから所定量の温水を送り出す温水送出し手段と、茶系飲料供給時に、粉砕茶葉収容器から送り出されることによって供給された所定量の粉砕茶葉、および温水タンクから送り出されることによって供給された所定量の温水により、茶系飲料を抽出する抽出機と、を備えていることを特徴とする。
【０００７】
この構成によれば、茶系飲料供給時にまず、粉砕茶葉収容器から所定量の粉砕茶葉が、温水タンクから所定量の温水が、抽出機に供給される。そして、この抽出機で、供給された粉砕茶葉および温水により、茶系飲料が抽出される。このように、上記構成の茶系飲料調理装置では、茶系飲料を抽出するための抽出原料として、茶葉を粉砕した粉砕茶葉、すなわち、通常の茶葉よりも細かい粉砕茶葉を用いるので、通常の茶葉を抽出原料とする場合に比べて、エキスを十分に浸出させる抽出を短時間で行うことができる。このように、上記構成の茶系飲料調理装置により、品質良好な茶系飲料を短時間で調理することができる
【０００８】
本発明の請求項２に係る発明は、請求項１の茶系飲料調理装置において、茶葉収容器に収容された茶葉の種類に応じて、抽出機に供給すべき温水の温度を設定する供給温水温度設定手段と、この供給温水温度設定手段で設定された設定温度に基づいて、温水タンクから送り出された温水を設定温度に調整する給水温度調整手段と、をさらに備えていることを特徴とする。
【０００９】
この構成によれば、供給温水温度設定手段により、茶葉収容器に収容された茶葉の種類に応じて、抽出機に供給すべき温水の温度が設定され、その設定温度に基づいて、温水タンクから送り出された温水が設定温度に調整されるので、調理すべき茶系飲料の種類に応じた最適な温度の温水で、茶系飲料の抽出を行うことができる。これにより、茶系飲料の品質をより一層高めることができる。
【００１０】
本発明の請求項３に係る発明は、請求項１または２の茶系飲料調理装置において、茶葉収容器に収容された茶葉は、日本緑茶用のものであり、煎茶：玉露の混合比が２．５：１ないし３：１であることを特徴とする。
【００１１】
この構成によれば、茶葉収容器内に、煎茶：玉露の混合比が２．５：１ないし３：１の日本緑茶用の茶葉が収容されているので、煎茶と玉露が前記割合で混合された粉砕茶葉を用いて、高品質の日本緑茶を調理することができる。すなわち、煎茶に上記割合の玉露を加えることにより、煎茶だけの場合に比べて、渋味を抑えるとともに、適度な甘みが付加された日本緑茶を得ることができる。
【００１２】
本発明の請求項４に係る発明は、請求項１または２の茶系飲料調理装置において、茶葉収容器に収容された茶葉は、烏龍茶用のものであり、抽出機から抽出された茶系飲料に、所定量の温水を希釈用として追加する希釈水追加手段を、さらに備えていることを特徴とする。
【００１３】
この構成によれば、希釈水追加手段により、抽出機から抽出された烏龍茶に、所定量の温水を希釈用として追加することにより、品質良好な烏龍茶を調理することができる。すなわち、抽出機から抽出しただけの烏龍茶では、渋味が強くなることがあり、前述のように、所定量の温水を追加することにより、渋味が和らいだ烏龍茶を得ることができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図１は、本発明を適用したカップ式自動販売機の内部を示している。このカップ式自動販売機１は、一般的なジュースやレギュラーコーヒーの販売に加え、茶系飲料を販売時に１杯ごとに抽出を行い、購入者に提供するものである。なお、茶系飲料としては、例えば日本茶（例えば緑茶）、中国茶（例えば烏龍茶）および紅茶などがあり、以下の説明では、日本茶の販売を中心に説明する。
【００１５】
図１に示すように、このカップ式自動販売機１は、前面が開口した縦長ボックス状の販売機本体２を有しており、その内部には、主にジュースを調理するジュース調理部３と、レギュラーコーヒーを調理するコーヒー調理部４と、茶系飲料を調理する茶系飲料調理部５と、これらを含め、カップ式自動販売機１内の各種の制御を行うマイクロコンピュータを有する制御装置（図示せず、供給温水温度設定手段）とを備えている。また、販売機本体２内には、同図（ｂ）に示すように、多数のカップＣを互いに積み重ねた状態で収納するとともに、販売時に、１個ずつカップステージ６に供給するカップディスペンサ７が設けられている。
【００１６】
ジュース調理部３は、販売機本体２内の主に左半部に配置されており、外部から取り込んだ水道水などの飲料用水を貯留するシスターン１１と、ジュース原料の各種シロップをそれぞれ封入した複数のシロップタンク１２（図１では１つのみ図示）と、炭酸ガスを封入した炭酸ガスボンベ１３と、シスターン１１内の水および炭酸ガスボンベ１３内の炭酸ガスで、炭酸水を生成するカーボネータ（図示せず）と、このカーボネータを収容するとともに、冷却用水を貯留する冷却水槽１４と、この冷却水槽１４内の冷却用水を冷却する冷却ユニット１５と、氷を製造しかつ貯蔵する製氷機１６などを有している。
【００１７】
このジュース調理部３では、購入者により所望のジュースが選択されると、そのジュースのシロップタンク１２から所定量のシロップが、シスターン１１から所定量の水が、冷却水槽１４を介して冷却され、所定のコールド用飲料ノズル（図示せず）を介して、カップＣに供給される。また、選択されたジュースが炭酸飲料である場合には、冷却水槽１４で冷却された所定量の炭酸水が、炭酸水ノズル１７を介して、カップＣに供給される。さらに、氷入りが選択された場合には、製氷機１６から所定量の氷がカップＣに供給される。
【００１８】
また、コーヒー調理部４は、販売機本体２内の主に右端部に配置されており、コーヒー豆を収納するコーヒー豆用キャニスタ２１と、このキャニスタ２１から供給されたコーヒー豆を挽き、挽き豆を生成するコーヒーミル２２と、温水を貯留する温水タンク２３と、販売時に、挽き豆および温水によりコーヒーを抽出するコーヒー抽出機２４と、砂糖およびクリームをそれぞれ収納する砂糖用キャニスタ２５およびクリーム用キャニスタ２６などを有している。なお、クリーム用キャニスタ２６には、一般的なクリームおよびホイップクリームがそれぞれ収納できるようになっている。
【００１９】
このコーヒー調理部４では、購入者によりコーヒーが選択されると、コーヒー豆用キャニスタ２１から所定量のコーヒー豆が、コーヒーミル２２に供給され、挽き豆が生成される。次いで、その挽き豆、および温水タンク２３から所定量の温水が、コーヒー抽出機２４に供給され、その内部が加圧されながら、コーヒーが抽出される。そして、抽出されたコーヒーは、カップステージ６上のカップＣに供給される。またこの場合、砂糖入り、あるいはクリーム入りのコーヒーが選択された場合には、砂糖用キャニスタ２５から所定量の砂糖が、クリーム用キャニスタ２６から所定量のクリームが、それぞれのキャニスタに対応するミキシングボウル２７に供給されるとともに、それぞれのミキシングボウル２７に、抽出されたコーヒーが供給される。そして、各ミキシングボウル２７内で、コーヒーが砂糖やクリームとともに攪拌された後、ミキシングボウル２７に接続されたチューブ（図示せず）、およびそのチューブの先端部に接続されたホット用飲料ノズル２８を介して、砂糖および／またはクリーム入りコーヒーがカップＣに供給される。なお、コーヒー抽出機２４でコーヒーが抽出された後の挽き豆の滓などは、シュート２９を介して、茶系飲料調理部５と共用される滓バケツ３０に回収される。
【００２０】
次に、茶系飲料調理部５について詳述する。この茶系飲料調理部５は主に、販売機本体２内の上記コーヒー調理部４の左側に配置されており、茶葉を収容する茶葉用キャニスタ３１（茶葉収容器）と、この茶葉用キャニスタ３１から供給された茶葉を粉砕するとともに、これによって生成された粉砕茶葉を収容しかつ販売時に所定量分、送り出すミル・キャニスタユニット３２と、販売時に、粉砕茶葉および温水により茶系飲料を抽出する茶系飲料抽出機３３（抽出機）と、上記コーヒー調理部４と共用する温水タンク２３などを備えている。温水タンク２３には、調理すべき飲料に応じた複数の電磁弁２３ａ（図１では２つのみ図示）が設けられており、その開閉により、温水タンク２３から所定量の温水が、茶系飲料抽出機３３などに送り出される。また、この温水タンク２３には、図示しないヒータが設けられており、貯留された温水がほぼ９７℃の温度に保たれるようになっている。
【００２１】
なお、上記コーヒー調理部４の砂糖用キャニスタ２５の左側には、茶系飲料用の２つのキャニスタ３４、３４が配置されており、例えば紅茶を販売する場合に、砂糖や、粉末状のレモンやクリームなどが収納できるようになっている。
【００２２】
図１に示すように、茶葉用キャニスタ３１は、横幅が狭くかつ縦長ボックス状に形成された保冷庫３５に収容されている。この保冷庫３５内は、低温に保たれるとともに、除湿装置３５ａなどによって、湿度も低く保たれている。茶葉用キャニスタ３１は、茶葉が収容されるとともに、下面が開口したキャニスタ本体３６と、このキャニスタ本体３６の下端部に取り付けられ、キャニスタ本体３６内の茶葉を送り出す茶葉送出し装置３７とを有している。この茶葉送出し装置３７は、いずれも図示しないが、前後方向に延びる軸線を中心に回転可能な螺旋形状のオーガと、これを回転駆動するモータなどを有している。オーガが所定方向に、所定時間回転することにより、所定量の茶葉が、前方の吐出部３７ａに向かって送り出され、これを介して下方に吐出される。そして、この吐出された茶葉は、シュート３８を介して、ミル・キャニスタユニット３２に供給される。
【００２３】
また、上記茶葉用キャニスタ３１に日本緑茶用の茶葉を収容し、日本緑茶を販売する場合には、その茶葉用キャニスタ３１に、煎茶：玉露の混合比が、２．５：１ないし３：１の茶葉を収納することが好ましい。このような混合比の日本緑茶用の茶葉を茶葉用キャニスタ３１に収容することによって、後述する茶系飲料の調理時にも、同様の混合比を有する茶葉で、高品質の日本緑茶を抽出することができる。すなわち、煎茶に上記割合の玉露を加えることにより、煎茶だけの場合に比べて、渋味を抑えるとともに、適度な甘みが付加された日本緑茶を得ることができ、そのような高品質の日本緑茶を利用者に提供することができる。
【００２４】
図２〜図４は、ミル・キャニスタユニット３２の外観を示しており、また、図５〜図７は、ミル・キャニスタユニット３２の内部構造を説明するための図である。これらの図に示すように、ミル・キャニスタユニット３２は、茶葉用キャニスタ３１から供給された茶葉を粉砕し、粉砕茶葉を生成するミル４１と、生成した粉砕茶葉を収容するとともに、販売時に所定量の粉砕茶葉を茶系飲料抽出機３３に送り出す粉砕茶葉キャニスタ４２とを有しており、これらのミル４１および粉砕茶葉キャニスタ４２が、金属製のベース板４３に載置された状態で一体に組み付けられている。
【００２５】
ミル４１は、一般的な挽き臼タイプの機能に加えて、茶葉を挽いて粉砕する前に、茶葉（特に、針状の茎や縒れた葉）を細断する機能を備えている。このミル４１は、ミル本体４４と、このミル本体４４を駆動するミルモータ４５とを有している。ミル本体４４は、上半部がほぼ円筒状に形成されたケーシング５１と、このケーシング５１内に、鉛直軸線を中心に回転自在に収容された下ミル部５２と、ケーシング５１内の下ミル部５２の上側に配置され、上下方向に若干スライド可能に構成された上ミル部５３と、ケーシング５１を上方から覆うように配置されるとともに、上記茶葉用キャニスタ３１から供給された茶葉を、上下のミル部５２、５３に案内するホッパ５４とを有している。
【００２６】
下ミル部５２は、図６（ｂ）および図７に示すように、平面形状が円形に形成されるとともに、上面に多数の溝５５ａが形成された下ミル円盤部５５と、この下ミル円盤部５５の上面中心部に突設され、上ミル部５３の後述する細断外刃６２と協働して、茶葉を細断する細断内刃５６とを有している。下ミル円盤部５５の上面には、前述したように、多数の溝５５ａが形成されている。これらの溝５５ａは、下ミル円盤部５５の中心付近から互いに等角度で放射状に延びる８本（図６（ｂ）では７本）の主溝５５ｂと、互いに隣り合う主溝５５ｂ、５５ｂ間に、一方の主溝５５ｂと平行でかつ互いに等間隔で延びるように形成された多数の副溝５５ｃとで構成されている。一方、細断内刃５６は、所定高さを有しかつ外形がほぼ逆漏斗状の内刃支持部５６ａと、この内刃支持部５６ａの側面に、互いに反対の側方に突出しかつ段状に形成された左右一対の内刃部５６ｂ、５６ｂとで構成されている。
【００２７】
このように構成された下ミル部５２の下部には、図７に示すように、上下方向に延びる所定形状の駆動軸５７が固定されている。また、この駆動軸５７の下端部には、駆動ギヤ５８が固定されており、この駆動ギヤ５８が、ギヤボックス５９の出力軸５９ａに固定された中間ギヤ６０にかみ合っている。したがって、上記ミルモータ４５が回転することにより、ギヤボックス５９、中間ギヤ６０、駆動ギヤ５８および駆動軸５７を介して、下ミル部５２が所定方向（例えば図６（ｂ）の矢印方向）に回転する。
【００２８】
一方、上ミル部５３は、図６（ａ）および図７に示すように、平面形状がドーナツ状に形成されるとともに、その下面に、上記下ミル円盤部５５と同様の多数の溝（図示せず）が形成された上ミル円盤部６１と、ほぼ円筒状に上下方向に延び、下端部が上ミル円盤部６１の中心部に嵌合した状態で固定されるとともに、上記下ミル部５２の細断内刃５６が下方から回転可能な状態で挿入された細断外刃６２とを有しており、これらの上ミル円盤部６１および細断外刃６２が上ミルホルダ６３によって保持されている。
【００２９】
細断外刃６２は、上記細断内刃５６の外周を覆うとともに、内周面がすり鉢状に形成された外刃周壁部６２ａと、この外刃周壁部６２ａの内周面に、互いに等角度でかつ細断内刃６２に向かって突出するように設けられた３つの外刃部６２ｂとで構成されている。各外刃部６２ｂは、その上端部が細断内刃６２に向かって前下がりに形成されるとともに、その細断内刃５６側の端部が、段状の内刃部５６ｂに対応するように、段状に形成されている。なお、各外刃部６２ｂに、細断内刃５６の内刃部５６ｂが対向したとき、すなわち最も接近したときには、外刃部６２ｂと内刃部５６ｂとの間が約０．５ｍｍとなる。
【００３０】
また、上記の上ミル円盤部６１および細断外刃６２を保持する上ミルホルダ６３は、ケーシング５１の上部内周面に対して螺合しており、上ミル円盤部６１および細断外刃６２とともに、ケーシング５１に対し、鉛直軸線を中心に回りながら上下方向に若干移動できるように構成されている。また、この上ミルホルダ６３は、ミル・キャニスタユニット３２の上部に設けられ、かつ、左右方向に延びる軸線を中心に回転自在の調整ねじ６４に係合している。この調整ねじ６４が手動で回されることにより、上ミルホルダ６３が上下方向に移動し、これにより、下ミル円盤部５５と上ミル６１との隙間が調整されることによって、茶葉の粉砕粒度が調整される。
【００３１】
以上のように構成されたミル４１において、上方の茶葉用キャニスタ３１からの茶葉が、ホッパ５４を介して、上ミル部５３に供給されるとともに、下ミル部５２が回転すると、その茶葉は次のように粉砕される。まず、上ミル部５３の細断外刃６２の内側に供給された茶葉は、回転中の細断内刃５６で攪拌されながら、細断外刃６２の外刃部６２ｂと、細断内刃５６の内刃部５６ｂとによって、細断される。通常、一般的な茶葉には、針状の茎や縒れた葉などが含まれている。これらが細断外刃６２と細断内刃５６との協働によって細断されることにより、茎などが外刃周壁部６２ａ内に留まってしまうことがなく、細断された茶葉は、下ミル円盤部５５と上ミル円盤部６１との隙間に円滑に導かれる。また、このような茶葉の細断時には、細断外刃６２の外刃部６２ｂと、細断内刃５６の内刃部５６ｂとは、それらの数および配置の関係上、互いに一個所でしか対向しないので、下ミル部５２に作用する細断の負荷を低減でき、これにより、下ミル部５２が円滑に回転しながら茶葉を確実に細断することができる。なお、細断外刃６２の外刃部６２ｂおよび細断内刃５６の内刃部５６ｂの数および位置については、特に限定されるものではなく、茶葉の細断時に、外刃部６２ｂと内刃部５６ｂとが互いに一個所でのみ対向するように構成されていればよい。
【００３２】
上記のように細断され、下ミル円盤部５５と上ミル円盤部６１との隙間に導かれた茶葉は、上下ミル円盤部６１、５５の互いに対向する面で粉砕されながら、上下ミル円盤部６１、５５の外周側に向かって送り出される。そして、その送り出された粉砕茶葉は、図７に２点鎖線で示すケーシング５１の落下孔５１ａを介して落下し、粉砕茶葉キャニスタ４２に収容される。
【００３３】
粉砕茶葉キャニスタ４２は、上面が開口し、粉砕茶葉を収容する粉砕茶葉キャニスタ本体７１（粉砕茶葉収容器）と、その下部に設けられ、粉砕茶葉キャニスタ本体７１内の粉砕茶葉を、販売時に所定量ずつ送り出す粉砕茶葉送出し装置７２（粉砕茶葉送出し手段）とを有している。粉砕茶葉キャニスタ本体７１は、側面形状がほぼ逆台形状に形成されており（図４、７参照）、前端下部には、前方に突出しかつ内部に連通した吐出口７１ａが設けられている。また、この粉砕茶葉キャニスタ本体７１は、所定の容積、例えば茶系飲料を約１０杯分調理するのに要する粉砕茶葉（例えば３０ｇ）を収容可能な容積を有している。さらに、粉砕茶葉キャニスタ本体７１は、所定のキャニスタホルダ７３で支持されており、このキャニスタホルダ７３に、粉砕茶葉キャニスタ本体７１を間にした状態で、左右に粉砕茶葉残量センサ７４、７４が設けられている。この粉砕茶葉残量センサ７４、７４は、例えば発光素子および受光素子を有する光センサなどで構成されており、粉砕茶葉キャニスタ本体７１内の粉砕茶葉の残存量が所定量を下回ったか否かを検出する。
【００３４】
また、粉砕茶葉送出し装置７２は、上述した茶葉用キャニスタ３１の茶葉送出し装置３７とほぼ同様に構成されている。具体的には、前後方向に延びる軸線を中心に回転可能なオーガ７５（図４参照）と、これを回転駆動するオーガモータ７６とを有している。オーガ７５の後端部には駆動ギヤ７５ａが固定されており、この駆動ギヤ７５ａに、オーガモータ７６の回転軸に固定されたモータギヤ７６ａがかみ合っている。したがって、販売時にオーガモータ７６が回転することにより、モータギヤ７６ａおよび駆動ギヤ７５ａを介して、オーガ７５が所定方向に所定時間回転する。これにより、粉砕茶葉キャニスタ本体７１内の粉砕茶葉が、前方の吐出口７１ａから吐出され、シュート７７を介して下方に落下し、茶系飲料抽出機３３に供給される。
【００３５】
また、ミル・キャニスタユニット３２では、上記ミル４１が、防振機構８１を介してベース板４３上に取り付けられている。この防振機構８１は、ベース板４３上に、互いに間隔を隔てて突設され、例えばゴムなどの弾性材料からなる複数の防振部材８２と、これらの防振部材８２の上半部が貫通した状態で、ベース板４３上に隙間をあけた状態で配置された防振プレート８３とを有している。また、この防振プレート８３の左右両端部は、ミル・キャニスタユニット３２の左右の側壁を構成しかつミル４１の上部を支持する下向きコ字状のケース８４に取り付けられている。このような防振機構８１により、ミル４１の作動に伴う振動が粉砕茶葉キャニスタ４２に及ぶのを防止し、これにより、粉砕茶葉キャニスタ本体７１の吐出口７１ａから、粉砕茶葉が勝手に零れ出ることを防止することができる。
【００３６】
ここで、上記のように構成された茶葉用キャニスタ３１およびミル・キャニスタユニット３２の動作制御について、図８〜図１１を参照しながら説明する。図８は、その動作制御のメイン処理を示すフローチャートである。本処理ではまず、ステップ１（「Ｓ１」と図示。以下同じ）において、粉砕茶葉残量センサ７４により、粉砕茶葉キャニスタ４２内の粉砕茶葉の残存量が、所定量（例えば、最大収容量の半分程度）を下回ったか否かを判別する。この判別結果がＮＯであるとき、すなわち粉砕茶葉の残存量が所定量以上であるときには、そのまま本メイン処理を終了する。一方、粉砕茶葉の残存量が所定量を下回ったときには（ステップ１：ＹＥＳ）、続くステップ２のミル内の茶葉払出し処理を実行する。
【００３７】
図９に示すように、ミル内の茶葉払出し処理ではまず、ミル４１を作動させる（ステップ１１）。その作動開始後、所定時間（例えば２０秒）が経過したときに（ステップ１２：ＹＥＳ）、ミル４１を停止させる（ステップ１３）。本サブルーチンは、ミル４１に茶葉を供給することなく、ミル４１を所定時間作動させることにより、ミル４１内に茶葉が残存している場合に、その茶葉を粉砕し、粉砕茶葉キャニスタ４２に払い出すものである。本サブルーチンの終了後、図８のステップ３に進み、粉砕茶葉の残存量が所定量以上になったか否かを判別する。
【００３８】
このステップ３の判別結果がＹＥＳ、すなわち、ミル４１内に残存していた茶葉が粉砕茶葉キャニスタ４２に払い出されることによって、粉砕茶葉の残存量が増加し、所定量以上になったときには、そのままメイン処理を終了する。一方、ステップ３の判別結果がＮＯ、すなわち、ミル４１の作動だけでは、粉砕茶葉キャニスタ４２の残存量が十分に増加せず、所定量以上に達しなかったときには、ミル４１への茶葉供給処理を実行する（ステップ４）。
【００３９】
図１０に示すように、ミル４１への茶葉供給処理ではまず、ミル４１への茶葉供給回数Ｎを値０にセットし（ステップ２１）、ミル４１を作動させるとともに（ステップ２２）、茶葉用キャニスタ３１から所定量の茶葉をミル４１に供給する（ステップ２３）。具体的には、茶葉用キャニスタ３１の茶葉送出し装置３７を所定時間（例えば１〜２秒）作動させることによって、所定量の茶葉をミル４１に供給する。これに伴い、茶葉供給回数Ｎを値１だけインクリメントする（ステップ２４）。
【００４０】
次いで、粉砕茶葉キャニスタ４２内の粉砕茶葉の残存量が、所定量以上になったか否かをチェックとともに（ステップ２５）、ミル４１への茶葉の供給後、所定時間（例えば１０秒）経過したか否かをチェックする（ステップ２６）。これらのチェックが行われるのは、ミル４１に茶葉が供給されてから、その茶葉が粉砕され、生成された粉砕茶葉が粉砕茶葉キャニスタ４２に収容されるのにタイムラグが生じるからである。
【００４１】
そして、ミル４１への茶葉供給後、所定時間（例えば１０秒）が経過したときには（ステップ２６：ＹＥＳ）、Ｎ＝３であるか否か、すなわち茶葉用キャニスタ３１からミル４１への茶葉の供給が３回行われたか否かを判別する（ステップ２７）。この判別結果がＮＯ、すなわち茶葉供給回数Ｎが３未満であるときには、上記ステップ２３へ戻り、再度、ミル４１へ茶葉を供給する。つまり、粉砕茶葉キャニスタ４２内の粉砕茶葉の残存量が、所定量以上にならない限り、上記ステップ２３〜２７が繰り返される。より具体的には、茶葉用キャニスタ３１が茶葉供給の間欠動作を行うことにより、ミル４１への茶葉の供給が、所定時間（例えば１０秒）をあけて、最大３回行われる。
【００４２】
上記ステップ２５の判別結果がＹＥＳで、粉砕茶葉の残存量が所定量以上になったとき、あるいはステップ２７の判別結果がＹＥＳで、ミル４１への茶葉の供給が３回行われたときには、ステップ２８に進み、上記ステップ２２におけるミル４１の作動開始後、所定時間（例えば３分）が経過したか否かを判別する。そして、この判別結果がＹＥＳのときには、粉砕茶葉キャニスタ４２内の粉砕茶葉の残存量が、所定量以上になったか否かを判別する（ステップ２９）。
【００４３】
ステップ２９の判別結果がＮＯで、粉砕茶葉の残存量が所定量以上にならなかったときには、売切れフラグを１にセットし（ステップ３０）、逆に、判別結果がＹＥＳで、粉砕茶葉の残存量が所定量以上になったときには、売切れフラグを０にセットして（ステップ３１）、作動中のミル４１を停止し（ステップ３２）、本サブルーチンを終了する。上記ステップ２９では、茶葉用キャニスタ３１によるミル４１への茶葉の供給動作を行い、かつ、ミル４１を十分な時間、作動させたことを条件として、粉砕茶葉の残存量をチェックしている。したがって、その条件を実行してもなお、粉砕茶葉の残存量が所定量以上にならないときには、茶葉用キャニスタ３１内の茶葉が無くなったと推定でき、後述する売切れ処理の実行判別に利用するために、売切れフラグを１にセットしている。
【００４４】
図８に戻り、ステップ５において、売切れフラグが１であるか否かを判別する。前述したように、売切れフラグが１であるときには（ステップ５：ＹＥＳ）、茶葉用キャニスタ３１内の茶葉が無くなったと推定され、所定の売切れ処理が実行される（ステップ６）。この売切れ処理は、例えば、粉砕茶葉キャニスタ４２内の残存量から、茶系飲料の販売可能数を算出し、その販売可能数分の販売が行われた後に、カップ式自動販売機１の茶系飲料の選択ボタン付近で売切れ表示などを行う。
【００４５】
一方、売切れフラグが１でないとき（ステップ５：ＮＯ）、すなわち茶葉用キャニスタ３１内に茶葉があるときには、ミル４１への茶葉追加供給処理を実行する。図１１に示すように、この茶葉追加供給処理ではまず、ミル４１を作動させるとともに（ステップ４１）、上述したステップ２３と同様に、茶葉用キャニスタ３１から所定量の茶葉をミル４１に供給する（ステップ４２）。そして、ミル４１の作動後、所定時間（例えば１分）が経過したときに（ステップ４３：ＹＥＳ）、作動中のミル４１を停止し、本サブルーチンを終了する。このように、所定量の粉砕茶葉が残存する粉砕茶葉キャニスタ４２に、さらに粉砕茶葉を追加することにより、ミル４１および茶葉用キャニスタ３１の作動頻度を少なくできるとともに、粉砕茶葉キャニスタ４２内の粉砕茶葉をできる限り少なくすることで、その粉砕茶葉の鮮度を常に良好に保つことが可能となる。
【００４６】
以上のように、最終的に、ステップ６の売切れ処理、あるいはステップ７のミルへの茶葉追加供給処理を実行して、本メイン処理を終了する。このようなメイン処理の実行により、粉砕茶葉を粉砕茶葉キャニスタ４２に、安定してかつ新鮮な状態で収容しておくことができる。また、粉砕茶葉キャニスタ４２側に設けた粉砕茶葉残量センサ７４、７４により、粉砕茶葉の残存量の検出に加えて、茶葉用キャニスタ３１内の茶葉の有無（売切れ）を判別でき、したがって、茶葉用キャニスタ３１側に茶葉の有無を検出するセンサなどを省略でき、その分、製造コストを低減することができる。
【００４７】
図１２は、粉砕茶葉および温水により茶系飲料を抽出する茶系飲料抽出機３３を示している。この茶系飲料抽出機３３は、抽出機本体９１と、ロール状に巻かれたペーパーフィルタＦを所定長さずつ引き出しながら、抽出機本体９１に供給するフィルタ供給機９２とを備えている。抽出機本体９１は、ペーパーフィルタＦを下方から支持した状態でセットするためのフィルタブロック９３と、このフィルタブロック９３の上側で、上下方向に移動自在に構成された抽出シリンダ９４と、この抽出シリンダ９４の後述する原料導入口１１３を開閉するコントロールバルブ９５と、抽出シリンダ９４内にエアを送り込むためのエアポンプ（図示せず）などを有している。なお、詳細は省略するが、この抽出機本体９１に温水やエアを送ったり、抽出された茶系飲料を飲料ノズルへ送ったりする配管回路が、所定の弾性材料からなるチューブで構成されている。また、その配管路の適宜の位置には、チューブの完全な押潰しやその解除を行うことでチューブ内を開閉する複数のバルブが設けられている。
【００４８】
フィルタブロック９３は、上方に大きく開口した抽出凹部１０１を有しており、その上部周縁部に、抽出時に抽出シリンダ９４の下端周縁部が圧接するリング状のガスケット１０２が設けられている。また、フィルタブロック９３の下端部には、横Ｔ字状のコネクタ管１０３が取り付けられており、このＴ字コネクタ管１０３を介して、エアを抽出凹部１０１および抽出シリンダ９４内に導入したり、抽出した茶系飲料を外部に導出したりできるようになっている。なお、いずれも図示しないが、Ｔ字コネクタ管１０３の側方に延びる端部１０３ａには、エアポンプや飲料ノズルなどに接続されたチューブが接続される一方、下方に延びる端部１０３ｂには、配管回路内の残飲料を滓バケツ３０に排出するためのチューブが接続されている。
【００４９】
抽出シリンダ９４は、上下方向に延びる所定の筒状に形成されており、具体的には、上方に大きく開口したほぼ漏斗状の原料投入部１１１と、この原料投入部１１１の下端に連なり、下方に延びる釣鐘状の抽出部１１２とで構成されている。これらの原料投入部１１１と抽出部１１２との接続部分である原料導入口１１３は、その上下部分に比べて横断面積が小さく形成されている。そして、原料投入部１１１に投入された粉砕茶葉および温水が、この原料導入口１１３を介して、抽出部１１２に導入される。また、抽出部１１２の上部には、エアポンプからのエアを抽出部１１２内に導入するためのエア導入口１１２ａが設けられている。さらに、この抽出シリンダ９４は、図示しないシリンダ昇降機構により、昇降駆動されるようになっており、抽出時には、フィルタブロック９３との協働により、抽出部１１２の下端周縁部と、フィルタブロック９３のガスケット１０２との間で、ペーパーフィルタＦを上下から強く挟持する。
【００５０】
コントロールバルブ９５は、ドーム状のバルブ本体１１４と、このバルブ本体１１４から上方に所定長さ延びるとともに、図示しないバルブ昇降機構に上端部が連結されたバルブロッド１１５とを有している。このコントロールバルブ９５が、バルブ昇降機構で昇降駆動されることにより、バルブ本体１１４によって、抽出シリンダ９４の原料導入口１１３が下方から開閉されるようになっている。
【００５１】
一方、フィルタ供給機９２は、抽出機本体９１の側方に設けられ、ロール状のペーパーフィルタＦを回転自在に収容するフィルタボックス１１６と、抽出機本体９１を間にして、フィルタボックス１１６と反対の側方（図１２（ａ）では右方）に設けられ、ペーパーフィルタＦを所定長さずつ引き出すフィルタ引出し機構１１７とで構成されている。フィルタ引出し機構１１７は、ペーパーフィルタＦを挟持する２つのローラ１１７ａ、１１７ａを有しており、これら両ローラ１１７ａ、１１７ａが互いに反対の所定方向に回転することで、ペーパーフィルタＦを所定長さずつ引き出すようになっている。
【００５２】
また、ペーパーフィルタＦは、目の細かいものから粗いものまで、種々のものが用意されており、抽出すべき茶系飲料の種類に応じて、フィルタボックス１１６にセットされる。具体的には、日本茶を抽出する場合には、粉砕茶葉を若干通す目の粗いペーパーフィルタＦがセットされ、これにより、抽出された日本茶には粉砕茶葉が若干混入し、急須で煎茶を入れた場合とほぼ同様の本格的な高品質の日本茶を利用者に提供することができる。これに対し、紅茶や烏龍茶などを抽出する場合には、粉砕茶葉をほとんど通さない目の細かいペーパーフィルタＦがセットされ、これにより、抽出された紅茶や烏龍茶には粉砕茶葉がほとんど混入せず、高品質の紅茶や烏龍茶を利用者に提供することができる。
【００５３】
ここで、上記のように構成された茶系飲料抽出機３３による茶系飲料の抽出動作について、図１３および図１４を参照しながら、順に説明する。なお、抽出動作開始前の茶系飲料抽出機３３では、図１２に示すように、抽出シリンダ９４が下限位置に位置することで、ペーパーフィルタＦを挟持する一方、コントロールバルブ９５も下限位置に位置することで、抽出シリンダ９４の原料導入口１１３を開放している。また、Ｔ字コネクタ管１０３の下側の端部１０３ｂは、所定のバルブで閉鎖されている。
【００５４】
まず、図１３（ａ）に示すように、抽出シリンダ９４の原料投入部１１１に、上記ミル・キャニスタユニット３２の粉砕茶葉キャニスタ４２から、所定量の粉砕茶葉を供給するとともに、上記温水タンク２３から、所定量の温水を供給する。この場合、温水タンク２３と抽出シリンダ９４との間に図示しない加熱器（給水温度調整手段）を設け、この加熱器により、温水タンク２３から抽出シリンダ９４に到達するまでに低下した温水の温度を高める他、茶葉の種類に応じて、温水を最適な温度にしてから、抽出シリンダ９４に供給してもよい。例えば、日本茶を抽出する場合には、温水温度は８５〜９０℃が好ましく、また紅茶や烏龍茶を抽出する場合には、日本茶の場合よりも高く、約９５℃とすることが好ましい。このように、抽出すべき茶系飲料の種類に応じて、抽出シリンダ９４に供給すべき温水を最適な温度に調整することにより、より一層良質の茶系飲料を調理することができる。
【００５５】
図１３（ｂ）に示すように、抽出シリンダ９４の抽出部１１２内に、所定量の粉砕茶葉Ｌおよび温水Ｗが入った後、Ｔ字コネクタ管１０３の側方の端部１０３ａからエアを導入し、抽出シリンダ９４内の粉砕茶葉Ｌおよび温水Ｗを所定時間、攪拌する。この攪拌終了後、同図（ｃ）に示すように、コントロールバルブ９５を上昇させ、抽出シリンダ９４の原料導入口１１３を閉鎖する。これにより、抽出シリンダ９４の抽出部１１２内が密閉される。次いで、図１４（ａ）に示すように、抽出シリンダ９４のエア導入口１１２ａを介して、抽出部１１２内にエアを導入し、その内部を加圧する。これにより、粉砕茶葉Ｌのエキスが浸出した茶系飲料が、ペーパーフィルタＦを介して、フィルタブロック９３の抽出凹部１０１に移動し、さらにＴ字コネクタ管１０３の側方の端部１０３ａ、およびこれに接続されたチューブを介して、上述したミキシングボウル２７や、後述する茶系飲料ノズル１２１に送り出される。
【００５６】
その後、図１４（ｂ）に示すように、抽出シリンダ９４が上昇し、これにより、フィルタブロック９３上でのペーパーフィルタＦの挟持が解除される。そして、フィルタ引出し機構１１７が作動することにより、ペーパーフィルタＦが所定長さ引き出される。これにより、ペーパーフィルタＦ上の粉砕茶葉Ｌの滓が滓バケツ３０に回収されるとともに、同図（ｃ）に示すように、ペーパーフィルタＦの新たな部分が、次回の販売に備えてフィルタブロック９３上にセットされる。なお、これと同時に、Ｔ字コネクタ管１０３の下側の端部１０３ｂが開放され、配管回路内の残液などが、排液として滓バケツ３０に回収される。
【００５７】
図１５は、飲料をカップＣに注ぐための飲料ノズルを示している。上述したように、ジュースやレギュラーコーヒーをカップＣに注ぐ場合には、カップＣの上方に位置するコールド用飲料ノズル（図示せず）や炭酸水ノズル１７、ホット用飲料ノズル２８を介して、カップステージ６上のカップＣに飲料が供給される。
【００５８】
一方、上記のように抽出された茶系飲料を、カップＣに注ぐ場合には、レギュラーコーヒーと同様に、ミキシングボウル２７に一旦供給してから、ホット用飲料ノズル２８を介して、カップＣに供給される他、茶系飲料の種類によっては、ホット用飲料ノズル２８の下方に配置された茶系飲料ノズル１２１を介して、カップＣに供給される。この茶系飲料ノズル１２１は、炭酸水ノズル１７やホット用飲料ノズル２８に比べて、傾斜角度が小さくなるよう、水平に近い傾斜角度（例えば１０〜２０度）に配置されている。これにより、茶系飲料ノズル１２１を介して供給される茶系飲料は、カップＣ内の側壁上部に向かって吐出するように供給される。その結果、茶系飲料ノズル１２１からの茶系飲料の落下距離を短くすることができ、茶系飲料がカップＣに供給される際の泡立ちや濁りなどを抑制することができる。
【００５９】
また、茶系飲料の種類によっては、抽出時などに泡立ちやすくなるもの（例えばダージリン茶）があり、そのような茶系飲料をカップＣに供給する場合には、例えば、抽出した茶系飲料を、適宜のボウル（攪拌を行わないミキシングボウルを含む）に一旦供給した後、そのボウルの下端部から、茶系飲料ノズル１２１やホット用飲料ノズル２８に送るようにしてもよい。この場合には、抽出時に生じた泡をボウル内に残すことが可能である。また、抽出した茶系飲料を、茶系飲料抽出機３３から茶系飲料ノズル１２１に送る場合に、その途中のチューブを、適宜の押潰し機構（図示せず）により、所定量押し潰すようにしてもよい。この場合の押潰し量を、例えば茶系飲料がチューブ内を流れることができ、かつ、生じた泡が流れるのを阻止できる程度に設定することにより、その泡がカップＣ内に流入するのを確実に防止することができる。
【００６０】
また、カップＣへの飲料の供給時に、カップステージ６を図示しない昇降機構で昇降させるようにしてもよい。具体的には、カップＣへの飲料の供給に先立ち、図１５の２点鎖線で示すように、カップステージ６を上昇させることによって、カップＣをホット用飲料ノズル２８および茶系飲料ノズル１２１に接近させる。この状態で、茶系飲料をカップＣに供給することにより、供給時の泡立ちや濁りなどを、より一層抑制することができる。
【００６１】
次に、上記のように構成されたカップ式自動販売機１における茶系飲料の販売動作について簡単に説明する。まず、購入者により、茶系飲料が選択されると、ミル・キャニスタユニット３２の粉砕茶葉キャニスタ４２から、所定量の粉砕茶葉が茶系飲料抽出機３３に供給される。これと同時に、あるいはその直後に、温水タンク２３から、所定量の温水も茶系飲料抽出機３３に供給される。そして、この茶系飲料抽出機３３の抽出シリンダ９４内で、粉砕茶葉および温水がエアで攪拌された後、加圧されることによって、茶系飲料が抽出される。
【００６２】
この抽出された茶系飲料は、チューブを介して、茶系飲料ノズル１２１に搬送される。あるいは、茶系飲料が紅茶などの場合であって、砂糖入りやレモン入りなどが選択されたときには、茶系飲料用のキャニスタ３４から所定量の砂糖やレモン粉末が、対応するミキシングボウル２７に供給されるとともに、そのミキシングボウル２７に抽出された茶系飲料が供給される。ミキシングボウル２７内で、茶系飲料が砂糖やレモン粉末とともに攪拌された後、チューブを介して、ホット用飲料ノズル２８に搬送される。
【００６３】
また、茶系飲料が烏龍茶の場合には、希釈水追加手段としての温水タンク２３から所定量の温水を、希釈用として、抽出された茶系飲料に追加するようにしてもよい。茶系飲料抽出機３３から抽出しただけの烏龍茶では、渋味が強くなることがあり、茶系飲料に所定量の温水を追加することにより、渋味が和らいだ烏龍茶を得ることができる。
【００６４】
以上のようにして、茶系飲料ノズル１２１あるいはホット用飲料ノズル２８に搬送された茶系飲料は、それぞれの飲料ノズル１２１、２８を介して、カップステージ６上のカップＣに供給され、カップ入りの茶系飲料が購入者に提供される。
【００６５】
以上詳述したように、本実施形態によれば、茶系飲料を抽出するための抽出原料として、通常の茶葉よりも細かい粉砕茶葉を用いるので、通常の茶葉を抽出原料とする場合に比べて、エキスを十分に浸出させる抽出を短時間で行うことができる。そのため、販売時ごとに、茶系飲料を抽出しても、購入者をあまり待たせることがなく、しかも、入れ立ての茶系飲料を供給することができるので、高品質の茶系飲料を購入者に提供することができる。また、粉砕茶葉キャニスタ４２内の粉砕茶葉の収容量を、できる限り少なくしているので、粉砕茶葉が茶系飲料の抽出に用いられるまでの時間を短くすることができ、これにより、粉砕茶葉の消費サイクルを短縮化することができる。その結果、茶葉をミルで粉砕してからあまり時間の経っていない新鮮な粉砕茶葉を用いることによって、より一層高品質の茶系飲料を利用者に提供することができる。
【００６６】
なお、本発明は、説明した上記実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、本発明をカップ式自動販売機に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、給茶機などの飲料ディスペンサに適用することもできる。また、実施形態では、茶葉用キャニスタ３１およびミル・キャニスタユニット３２をそれぞれ１つずつ、カップ式自動販売機１内に設置したが、それらを複数組、設置するとともに、茶系飲料抽出機３３を共用することにより、複数種類の茶系飲料を販売することが可能である。また、実施形態で示したカップ式自動販売機１やミル・キャニスタユニット３２の細部の構成などは、あくまで例示であり、本発明の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。
【００６７】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の茶系飲料調理装置は、品質良好な茶系飲料を短時間で調理することができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の茶系飲料調理装置を適用したカップ自動販売機の内部を示す図であり、（ａ）は正面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ線の矢視図である。
【図２】ミル・キャニスタユニットを示す斜視図である。
【図３】（ａ）は図２のミル・キャニスタユニットの正面図、（ｂ）はその右側面図を示す。
【図４】図２のミル・キャニスタユニットの左側面図を示す。
【図５】図２のミル・キャニスタユニットのホッパ付近を斜め上方から示す図である。
【図６】（ａ）は、上ミル部を示す斜視図であり、（ｂ）は、下ミル部を示す斜視図である。
【図７】ミルの中心を縦に切断した状態を示す左断面図である。
【図８】茶葉用キャニスタおよびミル・キャニスタユニットの動作制御のメイン処理を示すフローチャートである。
【図９】ミル内の茶葉払出し処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図１０】ミルへの茶葉供給処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図１１】ミルへの茶葉追加供給処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図１２】茶系飲料抽出機の内部を示す図であり、（ａ）は正面図、（ｂ）は右側面図を示す。
【図１３】茶系飲料抽出機による茶系飲料の抽出動作を順に説明する説明図である。
【図１４】図１３に続く抽出動作を順に説明する説明図である。
【図１５】飲料ノズルを示す図であり、（ａ）は正面図、（ｂ）は右側面図である。
【符号の説明】
１　　　カップ式自動販売機
５　　　茶系飲料調理部
２３　　温水タンク
３１　　茶葉用キャニスタ（茶葉収容器）
３２　　ミル・キャニスタユニット
３３　　茶系飲料抽出機（抽出機）
４１　　ミル
４２　　粉砕茶葉キャニスタ
７１　　粉砕茶葉キャニスタ本体（粉砕茶葉収容器）
７２　　粉砕茶葉送出し装置（粉砕茶葉送出し手段）
Ｃ　　　カップ
Ｆ　　　ペーパーフィルタ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a tea-based beverage cooking apparatus that is applied to, for example, a cup-type vending machine or a beverage dispenser, and that cooks a tea-based beverage using tea leaves.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as this type of tea-based beverage cooking apparatus, for example, the apparatus described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-197623 is known. This tea-based beverage cooking device extracts a tea-based beverage from a hot water tank that stores hot water, a raw material container that stores tea leaves as an extraction raw material, and hot water and tea leaves supplied from the hot water tank and the raw material container, respectively. And a preserving container for preserving the tea-based beverage extracted by the extracting machine. In this tea-based beverage cooking device, a tea-based beverage is cooked and supplied to a cup or the like as follows.
[0003]
First, when the supply of tea-based beverages is on standby, predetermined amounts of hot water and tea leaves are supplied to the extractor from the hot water tank and the raw material container, respectively. After the tea leaves are steamed for a predetermined time (for example, 90 seconds) in the extractor, the tea-based beverage is extracted at a high concentration, and the extracted tea-based beverage is sent to a storage container. In this storage container, the tea beverage is kept at a temperature of 60 to 70 ° C. In a tea-based beverage supply device such as a beverage dispenser to which the tea-based beverage cooking device is applied, a predetermined amount of a tea-based beverage is supplied from a warming container to a cup together with high-temperature water for dilution during beverage supply, A cup of tea-based beverage is provided to the user.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-mentioned tea-based beverage cooking device, it is possible to sufficiently extract the tea-leaf extract by steaming the tea leaf over time, and to extract the tea-based beverage containing the extract. However, in the tea-based beverage supply device to which the tea-based beverage cooking device is applied, the extracted tea-based beverage is temporarily stored before the tea-based beverage is actually provided to the user. If the time from when the food is served to the user, that is, the time when the tea-based beverage is stored is long, the quality of the beverage is deteriorated. Of course, it is possible to extract the tea-based beverage from the tea leaves for each serving without storing the extracted tea-based beverage. However, if the tea leaf extract is sufficiently leached, it takes about 1 to 2 minutes for extraction, and the user is kept waiting during that time.
[0005]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a tea-based beverage cooking apparatus that can cook a good-quality tea-based beverage in a short time.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
A tea-based beverage cooking device according to claim 1 of the present invention is a tea-based beverage cooking device that cooks a tea-based beverage using tea leaves when supplying the tea-based beverage, and a tea leaf container that accommodates the tea leaves; A mill for crushing tea leaves supplied from a tea leaf container to generate crushed tea leaves, a crushed tea leaf container for containing crushed tea leaves, and a crushed tea leaf sending means for sending a predetermined amount of crushed tea leaves from the crushed tea leaf container. A hot water tank that stores hot water, hot water sending means that sends out a predetermined amount of hot water from the hot water tank, and when supplying a tea-based beverage, a predetermined amount of crushed tea leaves supplied by being sent from a crushed tea leaf container, and An extractor for extracting a tea-based beverage with a predetermined amount of hot water supplied by being sent from the hot water tank.
[0007]
According to this configuration, at the time of supplying a tea-based beverage, first, a predetermined amount of ground tea leaves is supplied from the ground tea container to the extractor, and a predetermined amount of hot water is supplied from the hot water tank. Then, with this extractor, a tea-based beverage is extracted with the supplied ground tea leaves and hot water. Thus, in the tea-based beverage cooking apparatus having the above-described configuration, as the extraction raw material for extracting the tea-based beverage, the crushed tea leaves obtained by crushing the tea leaves, that is, the crushed tea leaves that are finer than the normal tea leaves, are used. Extraction can be performed in a short time as compared with the case where is used as an extraction raw material. In this way, the tea-based beverage cooking apparatus having the above configuration can cook a good-quality tea-based beverage in a short time.
The invention according to claim 2 of the present invention provides the tea-based beverage cooking device according to claim 1, wherein the supply of hot water to set the temperature of the hot water to be supplied to the extractor according to the type of tea leaves contained in the tea leaf container. It further comprises a temperature setting means, and a feedwater temperature adjustment means for adjusting the hot water sent from the hot water tank to the set temperature based on the set temperature set by the supply hot water temperature setting means. .
[0009]
According to this configuration, the temperature of the hot water to be supplied to the extractor is set by the supply hot water temperature setting means in accordance with the type of the tea leaves stored in the tea leaf container, and the temperature of the hot water tank is set based on the set temperature. Since the sent hot water is adjusted to the set temperature, the tea-based beverage can be extracted with hot water having an optimum temperature according to the type of the tea-based beverage to be cooked. Thereby, the quality of the tea-based beverage can be further improved.
[0010]
The invention according to claim 3 of the present invention is the tea-based beverage cooking apparatus according to claim 1 or 2, wherein the tea leaves accommodated in the tea leaf container are for Japanese green tea, and the mixture ratio of sencha: gyokuro is 2 0.5: 1 to 3: 1.
[0011]
According to this configuration, tea leaves for Japanese green tea having a mixing ratio of green tea: gyokuro of 2.5: 1 to 3: 1 are stored in the tea leaf container, so that green tea and gyokuro are mixed in the ratio described above. High quality Japanese green tea can be cooked using the ground tea leaves. That is, by adding the above ratio of gyokuro to sencha, it is possible to obtain a Japanese green tea to which astringency is suppressed and moderate sweetness is added as compared with the case of sencha alone.
[0012]
The invention according to claim 4 of the present invention is the tea-based beverage preparation device according to claim 1 or 2, wherein the tea leaves accommodated in the tea leaf container are for oolong tea, and the tea-based beverage extracted from the extractor. Further, a dilution water adding means for adding a predetermined amount of warm water for dilution is further provided.
[0013]
According to this configuration, high-quality oolong tea can be cooked by adding a predetermined amount of warm water to the oolong tea extracted from the extractor by the dilution water adding means for dilution. That is, oolong tea extracted only from the extractor may have a strong astringency, and as described above, by adding a predetermined amount of warm water, oolong tea with reduced astringency can be obtained.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 shows the inside of a cup-type vending machine to which the present invention is applied. This cup-type vending machine 1 extracts tea-based beverages one by one at the time of sale in addition to selling ordinary juice and regular coffee, and provides them to purchasers. Examples of the tea-based beverage include Japanese tea (for example, green tea), Chinese tea (for example, oolong tea), and black tea. In the following description, sales of Japanese tea will be mainly described.
[0015]
As shown in FIG. 1, the cup-type vending machine 1 has a vertically long box-shaped vending machine main body 2 having an open front surface, and a juice cooking unit 3 mainly for cooking juice therein. , A coffee cooking unit 4 for cooking regular coffee, a tea-based beverage cooking unit 5 for cooking tea-based beverages, and a control device including a microcomputer for performing various controls in the cup-type vending machine 1 including these. Not shown, supply hot water temperature setting means). Further, as shown in FIG. 1B, a cup dispenser 7 that stores a large number of cups C in a stacked state and supplies the cups C one by one to the cup stage 6 at the time of sale is provided in the vending machine body 2. Is provided.
[0016]
The juice cooking unit 3 is disposed mainly in the left half of the vending machine main body 2, and includes a cistern 11 for storing drinking water such as tap water taken from outside, and a plurality of syrups each containing various syrups of juice raw materials. A syrup tank 12 (only one is shown in FIG. 1), a carbon dioxide gas cylinder 13 filled with carbon dioxide gas, and a carbonator (not shown) for producing carbonated water from water in the cistern 11 and carbon dioxide gas in the carbon dioxide gas cylinder 13 ), A cooling water tank 14 for storing the cooling water and storing the cooling water, a cooling unit 15 for cooling the cooling water in the cooling water tank 14, an ice making machine 16 for producing and storing ice, and the like. ing.
[0017]
In the juice cooking unit 3, when a desired juice is selected by the purchaser, a predetermined amount of syrup from the syrup tank 12 of the juice and a predetermined amount of water from the cistern 11 are cooled through the cooling water tank 14, It is supplied to the cup C via a predetermined cold beverage nozzle (not shown). When the selected juice is a carbonated beverage, a predetermined amount of carbonated water cooled in the cooling water tank 14 is supplied to the cup C via the carbonated water nozzle 17. Furthermore, when ice is selected, a predetermined amount of ice is supplied to the cup C from the ice maker 16.
[0018]
The coffee cooking unit 4 is mainly disposed at the right end in the vending machine main body 2. The coffee bean canister 21 for storing coffee beans and the coffee beans supplied from the canister 21 are ground and ground. , A hot water tank 23 for storing hot water, a coffee extractor 24 for extracting coffee with ground beans and hot water at the time of sale, a canister 25 for sugar and a canister for cream for storing sugar and cream, respectively. 26 and the like. Note that the cream canister 26 can store general cream and whipped cream, respectively.
[0019]
In the coffee cooking unit 4, when coffee is selected by the purchaser, a predetermined amount of coffee beans is supplied from the coffee bean canister 21 to the coffee mill 22, and ground beans are generated. Next, the ground beans and a predetermined amount of hot water from the hot water tank 23 are supplied to the coffee extractor 24, and coffee is extracted while the inside is pressurized. Then, the extracted coffee is supplied to the cup C on the cup stage 6. Also, in this case, when coffee containing sugar or cream is selected, a predetermined amount of sugar is supplied from the canister 25 for sugar, and a predetermined amount of cream is supplied from the canister 26 for cream. 27 and the extracted coffee is supplied to each mixing bowl 27. Then, after the coffee is stirred with sugar and cream in each mixing bowl 27, a tube (not shown) connected to the mixing bowl 27 and a hot beverage nozzle 28 connected to the tip of the tube are connected to the mixing bowl 27. Via which coffee with sugar and / or cream is supplied to the cup C. In addition, the grounds and the like of the ground beans after the coffee is extracted by the coffee extractor 24 are collected via the chute 29 into the slag bucket 30 shared with the tea-based beverage cooking unit 5.
[0020]
Next, the tea-based beverage cooking section 5 will be described in detail. The tea-based beverage cooking unit 5 is mainly arranged on the left side of the coffee cooking unit 4 in the vending machine main body 2, and includes a tea leaf canister 31 (tea leaf container) for storing tea leaves, and the tea leaf canister 31. And a mill / canister unit 32 for accommodating and supplying a predetermined amount at the time of sale while accommodating and crushing the tea leaves supplied from the above, and a tea for extracting a tea-based beverage with the crushed tea leaves and hot water at the time of sale A system beverage extractor 33 (extractor), a hot water tank 23 shared with the coffee cooking unit 4, and the like are provided. The hot water tank 23 is provided with a plurality of solenoid valves 23a (only two are shown in FIG. 1) corresponding to the beverage to be cooked, and by opening and closing, a predetermined amount of hot water is supplied from the hot water tank 23 to the tea-based beverage. It is sent to the extractor 33 and the like. Further, a heater (not shown) is provided in the hot water tank 23 so that the stored hot water is maintained at a temperature of about 97 ° C.
[0021]
On the left side of the sugar canister 25 of the coffee cooking section 4, two canisters 34, 34 for tea-based beverages are arranged. For example, when selling black tea, sugar, powdered lemon, The cream etc. can be stored.
[0022]
As shown in FIG. 1, the tea leaf canister 31 is housed in a cool box 35 having a narrow width and a vertically long box shape. The inside of the cool box 35 is kept at a low temperature, and the humidity is kept low by a dehumidifier 35a and the like. The canister 31 for tea leaves has a canister body 36 in which the tea leaves are accommodated and the lower surface of which is open, and a tea leaf sending device 37 attached to a lower end portion of the canister body 36 to send out the tea leaves in the canister body 36. ing. Although not shown, the tea leaf delivery device 37 includes a spiral auger rotatable around an axis extending in the front-rear direction, a motor for driving the auger, and the like. When the auger rotates in a predetermined direction for a predetermined time, a predetermined amount of tea leaves is sent out toward the front discharge part 37a, and is discharged downward through this. Then, the discharged tea leaves are supplied to the mill / canister unit 32 via the chute 38.
[0023]
Further, in the case where the above-mentioned tea leaf canister 31 accommodates tea leaves for Japanese green tea and sells Japanese green tea, the mixture ratio of sencha: gyokuro in the tea leaf canister 31 is 2.5: 1 to 3: 1. Of tea leaves are preferably stored. By storing the tea leaves for Japanese green tea having such a mixing ratio in the canister 31 for tea leaves, it is possible to extract high-quality Japanese green tea with tea leaves having the same mixing ratio even when cooking a tea-based beverage described later. Can be. That is, by adding the above ratio of gyokuro to sencha, compared to the case of sencha alone, while suppressing the astringency, it is possible to obtain Japanese green tea to which moderate sweetness is added, and such high-quality Japanese green tea Can be provided to the user.
[0024]
2 to 4 show the appearance of the mill canister unit 32, and FIGS. 5 to 7 are views for explaining the internal structure of the mill canister unit 32. As shown in these figures, the mill / canister unit 32 crushes the tea leaves supplied from the tea leaf canister 31 to house the mill 41 that generates the crushed tea leaves and the generated crushed tea leaves, and a predetermined amount at the time of sale. And a crushed tea leaf canister 42 for sending the crushed tea leaves to the tea-based beverage extractor 33. The mill 41 and the crushed tea leaf canisters 42 are integrally assembled in a state where they are placed on a metal base plate 43. Have been.
[0025]
The mill 41 has a function of shredding tea leaves (especially needle-shaped stems and twisted leaves) before grinding and pulverizing the tea leaves, in addition to a general milling mill type function. The mill 41 has a mill main body 44 and a mill motor 45 for driving the mill main body 44. The mill main body 44 includes a casing 51 having an upper half formed in a substantially cylindrical shape, a lower mill portion 52 housed in the casing 51 so as to be rotatable around a vertical axis, and a lower mill portion in the casing 51. The upper mill portion 53, which is disposed above the upper portion 52 and is configured to be slightly slidable in the vertical direction, and the upper mill portion 53, which is disposed so as to cover the casing 51 from above, and the tea leaves supplied from the tea leaf canister 31 are vertically moved. And a hopper 54 for guiding to the mill sections 52 and 53.
[0026]
As shown in FIGS. 6B and 7, the lower mill 52 has a lower mill disk 55 having a circular planar shape and a large number of grooves 55a formed on the upper surface thereof. It has a shredded inner blade 56 protrudingly provided at the center of the upper surface of the portion 55 and cooperating with a later-described shredded outer blade 62 of the upper mill portion 53 to shred the tea leaves. As described above, a large number of grooves 55a are formed on the upper surface of the lower mill disk portion 55. These grooves 55a are formed between eight (seven in FIG. 6 (b)) main grooves 55b radially extending from the vicinity of the center of the lower mill disk portion 55 at an equal angle to main grooves 55b, 55b adjacent to each other. , One sub-groove 55b and a number of sub-grooves 55c formed to extend in parallel with each other at equal intervals. On the other hand, the shredded inner blade 56 has a predetermined height and an outer shape having a substantially inverted funnel-shaped inner blade support portion 56a. And a pair of left and right inner blades 56b, 56b.
[0027]
As shown in FIG. 7, a drive shaft 57 having a predetermined shape extending in the up-down direction is fixed to a lower portion of the lower mill 52 configured as described above. A drive gear 58 is fixed to the lower end of the drive shaft 57, and the drive gear 58 meshes with an intermediate gear 60 fixed to an output shaft 59a of a gear box 59. Therefore, the rotation of the mill motor 45 causes the lower mill 52 to rotate in a predetermined direction (for example, the direction of the arrow in FIG. 6B) via the gear box 59, the intermediate gear 60, the drive gear 58, and the drive shaft 57. I do.
[0028]
On the other hand, as shown in FIGS. 6A and 7, the upper mill portion 53 has a planar shape formed in a donut shape, and has, on its lower surface, a number of grooves similar to the lower mill disk portion 55 (FIG. 6). (Not shown), the upper mill disk portion 61 is formed in a substantially cylindrical shape, extends vertically in the vertical direction, and the lower end portion is fixed in a state fitted to the center portion of the upper mill disk portion 61, and the lower mill portion 52 is fixed. The outer milling blade 56 has a shredded outer blade 62 rotatably inserted from below, and the upper mill disk portion 61 and the shredded outer blade 62 are held by the upper mill holder 63. I have.
[0029]
The shredded outer blade 62 covers the outer periphery of the shredded inner blade 56, and has an inner peripheral surface formed into a mortar-shaped outer blade peripheral wall portion 62a and an inner peripheral surface of the outer cutter peripheral wall portion 62a. And three outer blades 62b provided at an angle and protruding toward the shredded inner blade 62. Each of the outer blades 62b has its upper end formed to descend forward toward the shredded inner blade 62, and its end on the shredded inner blade 56 side corresponds to the step-shaped inner blade 56b. And is formed in a step shape. When the inner cutter 56b of the shredded inner cutter 56 faces each outer cutter 62b, that is, when the inner cutter 56b approaches the outer cutter 62b, the distance between the outer cutter 62b and the inner cutter 56b is about 0.5 mm.
[0030]
The upper mill holder 63 holding the upper mill disk 61 and the shredded outer blade 62 is screwed to the upper inner peripheral surface of the casing 51, and the upper mill disk 61 and the shredded outer blade 62 At the same time, it is configured to be able to slightly move up and down with respect to the casing 51 while rotating around the vertical axis. The upper mill holder 63 is provided on the upper portion of the mill canister unit 32 and engages with an adjustment screw 64 that is rotatable about an axis extending in the left-right direction. When the adjusting screw 64 is manually turned, the upper mill holder 63 moves in the vertical direction, whereby the gap between the lower mill disk portion 55 and the upper mill 61 is adjusted. Adjusted.
[0031]
In the mill 41 configured as described above, the tea leaves from the upper tea leaf canister 31 are supplied to the upper mill portion 53 via the hopper 54, and when the lower mill portion 52 rotates, the tea leaves become the next. Crushed like. First, the tea leaves supplied inside the shredded outer blade 62 of the upper mill portion 53 are stirred by the rotating shredded inner blade 56 while the outer blade portion 62b of the shredded outer blade 62 and the shredded inner blade It is shredded by the 56 inner blades 56b. Generally, general tea leaves include needle-like stems and twisted leaves. These are shredded in cooperation with the shredded outer blades 62 and the shredded inner blades 56, so that stems and the like do not stay in the outer cutter peripheral wall portion 62a, and the shredded tea leaves are It is guided smoothly to the gap between the mill disk portion 55 and the upper mill disk portion 61. In addition, when such tea leaves are shredded, the outer blade portion 62b of the shredded outer blade 62 and the inner blade portion 56b of the shredded inner blade 56 are located at only one place from each other due to their number and arrangement. Since they do not face each other, the shredding load acting on the lower mill portion 52 can be reduced, whereby the tea leaves can be reliably shredded while the lower mill portion 52 rotates smoothly. The number and position of the outer blade 62b of the shredded outer blade 62 and the inner blade 56b of the shredded inner blade 56 are not particularly limited. What is necessary is just to be comprised so that the blade part 56b may mutually oppose only one place.
[0032]
The tea leaves shredded as described above and guided into the gap between the lower mill disk portion 55 and the upper mill disk portion 61 are pulverized on the opposing surfaces of the upper and lower mill disk portions 61 and 55, while the upper and lower mill disk portions are crushed. It is sent out toward the outer peripheral side of 61 and 55. Then, the sent ground tea leaves fall through the falling holes 51a of the casing 51 indicated by the two-dot chain line in FIG. 7 and are stored in the ground tea leaf canister 42.
[0033]
The pulverized tea leaf canister 42 is provided with a pulverized tea leaf canister main body 71 (pulverized tea leaf container) having an open upper surface and for accommodating pulverized tea leaves. And a crushed tea leaf delivery device 72 (a crushed tea leaf delivery means) that delivers the crushed tea leaves one by one. The ground tea leaf canister body 71 has a substantially inverted trapezoidal side surface (see FIGS. 4 and 7), and a discharge port 71a projecting forward and communicating with the inside is provided at the lower front end. The crushed tea leaf canister main body 71 has a predetermined volume, for example, a volume that can hold crushed tea leaves (for example, 30 g) required for cooking about 10 cups of a tea-based beverage. Further, the crushed tea leaf canister body 71 is supported by a predetermined canister holder 73, and the crushed tea leaf remaining amount sensors 74, 74 are provided on the left and right sides of the canister holder 73 with the crushed tea leaf canister body 71 therebetween. Have been. The ground tea leaf remaining amount sensors 74, 74 are configured by, for example, optical sensors having a light emitting element and a light receiving element, and detect whether the remaining amount of the ground tea leaves in the ground tea leaf canister main body 71 is less than a predetermined amount. I do.
[0034]
Further, the crushed tea leaf delivery device 72 is configured substantially similarly to the tea leaf delivery device 37 of the above-described tea leaf canister 31. Specifically, it has an auger 75 (see FIG. 4) rotatable about an axis extending in the front-rear direction, and an auger motor 76 for rotating the auger 75. A drive gear 75a is fixed to the rear end of the auger 75, and a motor gear 76a fixed to the rotation shaft of the auger motor 76 meshes with the drive gear 75a. Therefore, when the auger motor 76 rotates at the time of sale, the auger 75 rotates in a predetermined direction for a predetermined time via the motor gear 76a and the drive gear 75a. Thereby, the ground tea leaves in the ground tea leaf canister main body 71 are discharged from the front discharge port 71a, fall down through the chute 77, and are supplied to the tea-based beverage extractor 33.
[0035]
Further, in the mill / canister unit 32, the mill 41 is mounted on the base plate 43 via the vibration isolating mechanism 81. The anti-vibration mechanism 81 protrudes from the base plate 43 at an interval from each other, and includes a plurality of anti-vibration members 82 made of an elastic material such as rubber, for example. And a vibration isolating plate 83 arranged on the base plate 43 with a gap. The left and right ends of the vibration isolating plate 83 constitute left and right side walls of the mill canister unit 32 and are attached to a downward U-shaped case 84 that supports the upper portion of the mill 41. With such a vibration isolating mechanism 81, the vibration accompanying the operation of the mill 41 is prevented from reaching the crushed tea leaf canister 42, whereby the crushed tea leaves spill out from the discharge port 71a of the crushed tea leaf canister body 71 without permission. Can be prevented.
[0036]
Here, the operation control of the tea leaf canister 31 and the mill canister unit 32 configured as described above will be described with reference to FIGS. FIG. 8 is a flowchart showing the main processing of the operation control. In this process, first, in step 1 (shown as “S1”; the same applies hereinafter), the remaining amount of the ground tea leaves in the ground tea leaf canister 42 is reduced by the ground tea leaf remaining amount sensor 74 to a predetermined amount (for example, half of the maximum storage amount). ) Is determined. When the result of this determination is NO, that is, when the remaining amount of the ground tea leaves is equal to or more than the predetermined amount, the main processing is ended as it is. On the other hand, when the remaining amount of the ground tea leaves is less than the predetermined amount (step 1: YES), the tea leaf dispensing process in the mill in the following step 2 is executed.
[0037]
As shown in FIG. 9, in the tea leaf dispensing process in the mill, first, the mill 41 is operated (step 11). When a predetermined time (for example, 20 seconds) has elapsed after the start of the operation (Step 12: YES), the mill 41 is stopped (Step 13). This subroutine operates the mill 41 for a predetermined time without supplying the tea leaves to the mill 41, and when the tea leaves remain in the mill 41, the tea leaves are crushed and paid out to the crushed tea leaf canister 42. Things. After the end of this subroutine, the process proceeds to step 3 in FIG. 8, and it is determined whether or not the remaining amount of the ground tea leaves has exceeded a predetermined amount.
[0038]
If the determination result in step 3 is YES, that is, the remaining tea leaves remaining in the mill 41 are dispensed to the crushed tea leaf canister 42, the remaining amount of crushed tea leaves increases, and when the remaining amount exceeds a predetermined amount, the main The process ends. On the other hand, if the determination result in step 3 is NO, that is, the operation of the mill 41 alone does not sufficiently increase the remaining amount of the crushed tea leaf canister 42, and if the remaining amount does not reach a predetermined amount or more, the processing of supplying tea leaves to the mill 41 is performed. Execute (step 4).
[0039]
As shown in FIG. 10, in the process of supplying tea leaves to the mill 41, first, the number of times N of supplying tea leaves to the mill 41 is set to a value of 0 (step 21), the mill 41 is operated (step 22), and the canister for tea leaves is set. A predetermined amount of tea leaves is supplied to the mill 41 from 31 (step 23). Specifically, a predetermined amount of tea leaves is supplied to the mill 41 by operating the tea leaf delivery device 37 of the tea canister 31 for a predetermined time (for example, 1 to 2 seconds). Along with this, the number of times N of supplying tea leaves is incremented by 1 (step 24).
[0040]
Next, it is checked whether or not the remaining amount of the crushed tea leaves in the crushed tea leaf canister 42 has exceeded a predetermined amount (step 25), and whether a predetermined time (for example, 10 seconds) has elapsed after the supply of the tea leaves to the mill 41. It is checked whether or not it is (step 26). The reason why these checks are performed is that, after the tea leaves are supplied to the mill 41, the tea leaves are pulverized, and a time lag occurs when the generated pulverized tea leaves are stored in the pulverized tea leaf canister.
[0041]
Then, when a predetermined time (for example, 10 seconds) has elapsed after the supply of the tea leaves to the mill 41 (step 26: YES), it is determined whether or not N = 3, that is, the supply of the tea leaves from the tea leaf canister 31 to the mill 41. Is determined three times (step 27). If the result of this determination is NO, that is, if the number of times N of supplying tea leaves is less than 3, the process returns to step 23 and the tea leaves are supplied to the mill 41 again. That is, steps 23 to 27 are repeated as long as the remaining amount of the ground tea leaves in the ground tea canister 42 does not exceed the predetermined amount. More specifically, when the tea leaf canister 31 performs an intermittent operation of supplying tea leaves, the supply of tea leaves to the mill 41 is performed at a maximum of three times with a predetermined time (for example, 10 seconds).
[0042]
If the determination result in step 25 is YES and the remaining amount of the ground tea leaves is equal to or more than a predetermined amount, or if the determination result in step 27 is YES and the supply of the tea leaves to the mill 41 is performed three times, Proceeding to 28, it is determined whether or not a predetermined time (for example, three minutes) has elapsed after the start of the operation of the mill 41 in step 22 described above. When the result of this determination is YES, it is determined whether or not the remaining amount of the ground tea leaves in the ground tea canister 42 has exceeded a predetermined amount (step 29).
[0043]
If the decision result in the step 29 is NO and the remaining amount of the crushed tea leaves does not exceed the predetermined amount, the sold-out flag is set to 1 (step 30). Is larger than a predetermined amount, the sold-out flag is set to 0 (step 31), the operating mill 41 is stopped (step 32), and the present subroutine is terminated. In step 29, the remaining amount of the ground tea leaves is checked on condition that the tea canister 31 supplies the tea leaves to the mill 41 and the mill 41 is operated for a sufficient time. Therefore, even if the conditions are executed, when the remaining amount of the ground tea leaves does not exceed the predetermined amount, it can be estimated that the tea leaves in the tea leaf canister 31 have been lost, and to use for the execution determination of the sold-out process described later, The sold-out flag is set to 1.
[0044]
Returning to FIG. 8, in step 5, it is determined whether or not the sold-out flag is “1”. As described above, when the sold-out flag is 1 (step 5: YES), it is estimated that the tea leaves in the tea leaf canister 31 have run out, and a predetermined sold-out process is executed (step 6). In this sold-out processing, for example, the sellable number of the tea-based beverage is calculated from the remaining amount in the crushed tea leaf canister 42, and after the sellable number is sold, the tea-based beverage of the cup-type vending machine 1 is sold. A sold-out display is displayed near the beverage selection button.
[0045]
On the other hand, when the sold-out flag is not 1 (step 5: NO), that is, when there is a tea leaf in the tea leaf canister 31, the tea leaf additional supply processing to the mill 41 is executed. As shown in FIG. 11, in this tea leaf additional supply processing, first, the mill 41 is operated (step 41), and a predetermined amount of tea leaves is supplied from the tea leaf canister 31 to the mill 41 in the same manner as in step 23 described above ( Step 42). Then, when a predetermined time (for example, one minute) has elapsed after the operation of the mill 41 (step 43: YES), the operating mill 41 is stopped, and the present subroutine ends. In this way, by further adding the crushed tea leaves to the crushed tea leaf canister 42 in which the predetermined amount of the crushed tea leaves remain, the operation frequency of the mill 41 and the tea leaf canister 31 can be reduced, and the crushed tea leaves in the crushed tea leaf canister 42 can be reduced. Is as small as possible, so that the freshness of the ground tea leaves can always be kept good.
[0046]
As described above, finally, the sold-out processing in step 6 or the processing for supplying tea leaves to the mill in step 7 is executed, and the main processing ends. By performing such a main process, the ground tea leaves can be stably stored in the ground tea leaf canister 42 in a fresh state. In addition to the detection of the remaining amount of the ground tea leaves, the presence / absence (sold out) of the green tea leaves in the canister 31 for tea leaves can be determined by the remaining amount of ground tea leaves sensors 74, 74 provided on the side of the ground green tea canister 42. A sensor for detecting the presence or absence of tea leaves on the side of the canister 31 can be omitted, and the manufacturing cost can be reduced accordingly.
[0047]
FIG. 12 shows a tea-based beverage extractor 33 that extracts a tea-based beverage using ground tea leaves and hot water. The tea-based beverage extractor 33 includes an extractor main body 91 and a filter supply device 92 that supplies the paper filter F wound in a roll shape to the extractor main body 91 while pulling the paper filter F by a predetermined length. The main body 91 of the extractor includes a filter block 93 for setting the paper filter F in a state of being supported from below, an extraction cylinder 94 above and above the filter block 93 movably in the vertical direction, and an extraction cylinder 94. It has a control valve 95 for opening and closing a raw material introduction port 113 described later, and an air pump (not shown) for sending air into the extraction cylinder 94. Although not described in detail, a piping circuit for sending hot water or air to the extractor main body 91 or sending the extracted tea-based beverage to the beverage nozzle is configured by a tube made of a predetermined elastic material. . In addition, a plurality of valves that open and close the inside of the tube by completely crushing the tube and releasing the tube are provided at appropriate positions in the piping path.
[0048]
The filter block 93 has an extraction concave portion 101 which is largely opened upward, and a ring-shaped gasket 102 with which the lower peripheral edge of the extraction cylinder 94 comes into pressure contact with the extraction cylinder 94 at the time of extraction is provided at the upper peripheral portion. At the lower end of the filter block 93, a horizontal T-shaped connector tube 103 is attached, through which air is introduced into the extraction recess 101 and the extraction cylinder 94, The extracted tea-based beverage can be led out. Although not shown, a tube connected to an air pump, a beverage nozzle, or the like is connected to an end 103a extending laterally of the T-shaped connector tube 103, while a tube 103 is connected to an end 103b extending downward. A tube for discharging the remaining beverage in the circuit to the slag bucket 30 is connected.
[0049]
The extraction cylinder 94 is formed in a predetermined cylindrical shape extending in the up-down direction. Specifically, the extraction cylinder 94 has a substantially funnel-shaped raw material charging portion 111 that is largely open upward, and is connected to a lower end of the raw material charging portion 111 and is connected to a lower portion. And a bell-shaped extraction portion 112 extending to The raw material introduction port 113, which is a connection portion between the raw material input section 111 and the extraction section 112, has a smaller cross-sectional area than upper and lower portions thereof. Then, the ground tea leaves and the hot water supplied to the raw material charging section 111 are introduced into the extracting section 112 via the raw material introduction port 113. In addition, an air inlet 112a for introducing air from the air pump into the extraction unit 112 is provided above the extraction unit 112. Further, the extraction cylinder 94 is driven to move up and down by a cylinder elevating mechanism (not shown). At the time of extraction, in cooperation with the filter block 93, the lower peripheral edge of the extraction unit 112 and the filter block 93 The paper filter F is strongly sandwiched between the gasket 102 from above and below.
[0050]
The control valve 95 has a dome-shaped valve main body 114 and a valve rod 115 extending upward from the valve main body 114 by a predetermined length and having an upper end connected to a valve elevating mechanism (not shown). When the control valve 95 is driven up and down by a valve lifting mechanism, the raw material introduction port 113 of the extraction cylinder 94 is opened and closed by a valve body 114 from below.
[0051]
On the other hand, the filter supply device 92 is provided on the side of the extractor main body 91 and opposite to the filter box 116 with the extractor main body 91 interposed between the filter box 116 that rotatably accommodates the roll-shaped paper filter F. (Right side in FIG. 12A), and a filter pull-out mechanism 117 that pulls out the paper filter F by a predetermined length. The filter pull-out mechanism 117 has two rollers 117a and 117a that sandwich the paper filter F, and the two rollers 117a and 117a rotate in predetermined directions opposite to each other, thereby moving the paper filter F by a predetermined length. It is designed to draw out.
[0052]
Various types of paper filters F are prepared, from fine to coarse, and are set in the filter box 116 according to the type of tea beverage to be extracted. Specifically, when extracting Japanese tea, a coarse paper filter F is set to slightly pass the ground tea leaves, whereby the extracted Japanese tea is slightly mixed with the ground tea leaves, and the tea leaves are mixed with a teapot. It is possible to provide users with full-fledged, high-quality Japanese tea that is almost the same as when it is added. On the other hand, when extracting black tea, oolong tea, etc., a fine-grained paper filter F that hardly passes the ground tea leaves is set, whereby the extracted tea and oolong tea hardly contain the ground tea leaves, High quality tea and oolong tea can be provided to users.
[0053]
Here, the extraction operation of the tea-based beverage by the tea-based beverage extraction machine 33 configured as described above will be sequentially described with reference to FIGS. 13 and 14. In the tea-based beverage extractor 33 before the start of the extraction operation, as shown in FIG. 12, the extraction cylinder 94 is located at the lower limit position, thereby holding the paper filter F and the control valve 95 is also located at the lower limit position. By doing so, the raw material inlet 113 of the extraction cylinder 94 is opened. The lower end 103b of the T-shaped connector tube 103 is closed by a predetermined valve.
[0054]
First, as shown in FIG. 13 (a), a predetermined amount of ground tea leaves is supplied from the ground tea canister 42 of the mill / canister unit 32 to the raw material charging section 111 of the extraction cylinder 94, and from the warm water tank 23. Supply a predetermined amount of hot water. In this case, a heater (not shown) (water supply temperature adjusting means) is provided between the hot water tank 23 and the extraction cylinder 94, and the heater reduces the temperature of the hot water that has dropped from the hot water tank 23 to the extraction cylinder 94. In addition to increasing the temperature, the hot water may be supplied to the extraction cylinder 94 after the temperature of the hot water is adjusted to an optimum temperature according to the type of tea leaf. For example, when extracting Japanese tea, the hot water temperature is preferably from 85 to 90 ° C, and when extracting black tea or oolong tea, the temperature is preferably higher than that of Japanese tea, preferably about 95 ° C. As described above, by adjusting the hot water to be supplied to the extraction cylinder 94 to an optimum temperature in accordance with the type of the tea-based beverage to be extracted, it is possible to cook a much higher quality tea-based beverage.
[0055]
As shown in FIG. 13 (b), after a predetermined amount of the ground tea leaves L and the hot water W have entered the extraction section 112 of the extraction cylinder 94, air is introduced from the lateral end 103 a of the T-shaped connector tube 103. Then, the ground tea leaves L and the warm water W in the extraction cylinder 94 are stirred for a predetermined time. After the completion of the stirring, the control valve 95 is raised and the raw material introduction port 113 of the extraction cylinder 94 is closed as shown in FIG. Thus, the inside of the extraction unit 112 of the extraction cylinder 94 is sealed. Next, as shown in FIG. 14A, air is introduced into the extraction section 112 through the air introduction port 112a of the extraction cylinder 94, and the inside is pressurized. As a result, the tea-based beverage in which the extract of the ground tea leaves L has infused moves to the extraction recess 101 of the filter block 93 via the paper filter F, and further, the lateral end 103a of the T-shaped connector tube 103, and the like. Is fed to the above-mentioned mixing bowl 27 and a tea-based beverage nozzle 121 to be described later via a tube connected to.
[0056]
Thereafter, as shown in FIG. 14B, the extraction cylinder 94 is raised, whereby the paper filter F held on the filter block 93 is released. Then, the paper filter F is withdrawn by a predetermined length by the operation of the filter withdrawing mechanism 117. As a result, the slag of the ground tea leaves L on the paper filter F is collected in the slag bucket 30, and a new portion of the paper filter F is used as a filter block in preparation for the next sale, as shown in FIG. 93 is set. At the same time, the lower end 103b of the T-shaped connector tube 103 is opened, and the remaining liquid in the piping circuit is collected in the slag bucket 30 as drainage.
[0057]
FIG. 15 shows a beverage nozzle for pouring beverage into cup C. As described above, when juice or regular coffee is poured into the cup C, the cup is supplied via a cold beverage nozzle (not shown), a carbonated water nozzle 17 and a hot beverage nozzle 28 located above the cup C. The beverage is supplied to the cup C on the stage 6.
[0058]
On the other hand, when the tea-based beverage extracted as described above is poured into the cup C, like the regular coffee, the tea-based beverage is once supplied to the mixing bowl 27, and then supplied to the cup C via the hot beverage nozzle 28. In addition to being supplied, depending on the type of the tea-based beverage, the tea-based beverage is supplied to the cup C via a tea-based beverage nozzle 121 disposed below the hot beverage nozzle 28. The tea-based beverage nozzle 121 is arranged at a nearly horizontal inclination angle (for example, 10 to 20 degrees) so that the inclination angle is smaller than the carbonated water nozzle 17 and the hot beverage nozzle 28. Thereby, the tea-based beverage supplied via the tea-based beverage nozzle 121 is supplied so as to be discharged toward the upper part of the side wall in the cup C. As a result, the falling distance of the tea-based beverage from the tea-based beverage nozzle 121 can be shortened, and foaming and turbidity when the tea-based beverage is supplied to the cup C can be suppressed.
[0059]
In addition, depending on the type of the tea-based beverage, there is a type (for example, Darjeeling tea) that is easily foamed at the time of extraction or the like. Alternatively, after once being supplied to an appropriate bowl (including a mixing bowl without stirring), the lower end of the bowl may be fed to the tea-based beverage nozzle 121 or the hot beverage nozzle 28. In this case, it is possible to leave the foam generated during the extraction in the bowl. Further, when the extracted tea-based beverage is sent from the tea-based beverage extractor 33 to the tea-based beverage nozzle 121, the tube in the middle thereof is crushed by a predetermined amount by an appropriate crushing mechanism (not shown). You may. By setting the amount of crushing in this case to such an extent that the tea-based beverage can flow in the tube and prevent the generated foam from flowing, for example, the foam can be prevented from flowing into the cup C. It can be reliably prevented.
[0060]
Further, when the beverage is supplied to the cup C, the cup stage 6 may be moved up and down by a lifting mechanism (not shown). Specifically, prior to the supply of the beverage to the cup C, the cup C is moved to the hot beverage nozzle 28 and the tea-based beverage nozzle 121 by raising the cup stage 6 as shown by a two-dot chain line in FIG. Get closer. By supplying the tea-based beverage to the cup C in this state, foaming and turbidity during the supply can be further suppressed.
[0061]
Next, the selling operation of the tea-based beverage in the cup-type vending machine 1 configured as described above will be briefly described. First, when a tea-based beverage is selected by the purchaser, a predetermined amount of ground tea leaves is supplied to the tea-based beverage extractor 33 from the ground tea leaf canister 42 of the mill canister unit 32. At the same time or immediately thereafter, a predetermined amount of hot water is also supplied to the tea-based beverage extractor 33 from the hot water tank 23. Then, after the ground tea leaves and hot water are stirred by air in the extraction cylinder 94 of the tea-based beverage extractor 33, the tea-based beverage is extracted by being pressurized.
[0062]
The extracted tea beverage is conveyed to the tea beverage nozzle 121 via a tube. Alternatively, when the tea-based beverage is black tea or the like and sugar or lemon is selected, a predetermined amount of sugar or lemon powder is supplied from the tea-based beverage canister 34 to the corresponding mixing bowl 27. At the same time, the extracted tea-based beverage is supplied to the mixing bowl 27. After the tea-based beverage is stirred with sugar and lemon powder in the mixing bowl 27, the tea-based beverage is conveyed to a hot beverage nozzle 28 via a tube.
[0063]
When the tea beverage is oolong tea, a predetermined amount of hot water may be added to the extracted tea beverage for dilution from the hot water tank 23 as the dilution water adding means. Oolong tea extracted only from the tea-based beverage extractor 33 may have a strong astringency, and by adding a predetermined amount of warm water to the tea-based beverage, oolong tea with reduced astringency can be obtained.
[0064]
As described above, the tea-based beverage conveyed to the tea-based beverage nozzle 121 or the hot beverage nozzle 28 is supplied to the cup C on the cup stage 6 via the respective beverage nozzles 121 and 28, and is placed in a cup. Of tea-based beverages are offered to buyers.
[0065]
As described in detail above, according to the present embodiment, as an extraction raw material for extracting a tea-based beverage, a ground tea leaf finer than a normal tea leaf is used, compared to a case where a normal tea leaf is used as an extraction raw material. In addition, the extraction for sufficiently leaching the extract can be performed in a short time. Therefore, even if a tea-based beverage is extracted at each selling time, the purchaser can be supplied with a fresh tea-based beverage without having to wait for the purchaser, and a high-quality tea-based beverage can be purchased. Can be provided. In addition, since the capacity of the ground tea leaves in the ground tea leaf canister 42 is made as small as possible, it is possible to shorten the time until the ground tea leaves are used for extracting the tea-based beverage, and thus, the amount of the ground tea leaves can be reduced. The consumption cycle can be shortened. As a result, even higher quality tea-based beverages can be provided to users by using freshly ground tea leaves that have not passed much time after milling the tea leaves with a mill.
[0066]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, but can be implemented in various modes. For example, in the embodiment, the case where the present invention is applied to a cup-type vending machine has been described. However, the present invention is not limited to this, and can be applied to a beverage dispenser such as a tea machine. In addition, in the embodiment, the tea leaf canister 31 and the mill / canister unit 32 are respectively installed one by one in the cup-type vending machine 1, but a plurality of sets are installed and the tea-based beverage extractor 33 is installed. By sharing, it is possible to sell a plurality of types of tea-based beverages. Further, the detailed configuration of the cup-type vending machine 1 and the mill / canister unit 32 shown in the embodiment are merely examples, and can be appropriately changed within the scope of the present invention.
[0067]
【The invention's effect】
As described in detail above, the tea-based beverage cooking device of the present invention has an effect that a good-quality tea-based beverage can be cooked in a short time.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing the inside of a cup vending machine to which a tea-based beverage cooking device according to the present invention is applied, wherein (a) is a front view, and (b) is a view taken along line AA of (a). It is.
FIG. 2 is a perspective view showing a mill / canister unit.
3 (a) is a front view of the mill / canister unit of FIG. 2, and FIG. 3 (b) is a right side view thereof.
FIG. 4 is a left side view of the mill / canister unit of FIG. 2;
FIG. 5 is a diagram showing the vicinity of a hopper of the mill and canister unit of FIG. 2 from obliquely above.
FIG. 6A is a perspective view showing an upper mill portion, and FIG. 6B is a perspective view showing a lower mill portion.
FIG. 7 is a left sectional view showing a state where the center of the mill is cut vertically.
FIG. 8 is a flowchart illustrating a main process of operation control of the tea leaf canister and the mill canister unit.
FIG. 9 is a flowchart showing a subroutine of tea leaf dispensing processing in a mill.
FIG. 10 is a flowchart showing a subroutine of processing for supplying tea leaves to a mill.
FIG. 11 is a flowchart showing a subroutine of processing for supplying tea leaves to a mill.
FIGS. 12A and 12B are views showing the inside of the tea-based beverage extractor, wherein FIG. 12A is a front view and FIG. 12B is a right side view.
FIG. 13 is an explanatory diagram for sequentially explaining the extraction operation of the tea-based beverage by the tea-based beverage extraction machine.
FIG. 14 is an explanatory diagram for sequentially explaining the extraction operation following FIG. 13;
FIG. 15 is a view showing a beverage nozzle, wherein (a) is a front view and (b) is a right side view.
[Explanation of symbols]
1 cup-type vending machine 5 tea-based beverage cooking unit 23 hot water tank 31 canister for tea leaves (tea leaf container)
32 Mil canister unit 33 Tea-based beverage extractor (extractor)
41 mill 42 crushed tea leaf canister 71 crushed tea leaf canister body (crushed tea leaf container)
72 Crushed tea leaf delivery device (crushed tea leaf delivery means)
C Cup F Paper Filter

Claims

At the time of tea-based beverage supply, a tea-based beverage cooking apparatus that cooks a tea-based beverage using tea leaves,
A tea container containing tea leaves,
A mill for crushing the tea leaves supplied from this tea leaf container and producing crushed tea leaves,
A ground tea leaf container that houses the ground tea leaves,
Ground tea leaf sending means for sending a predetermined amount of ground tea leaves from the ground tea container,
A hot water tank for storing hot water,
Hot water sending means for sending a predetermined amount of hot water from the hot water tank,
At the time of supplying the tea-based beverage, the tea-based beverage is extracted by the predetermined amount of the crushed tea leaves supplied by being sent from the crushed tea leaf container and the predetermined amount of hot water supplied by being sent from the hot water tank. Extractor and
A tea-based beverage cooking device comprising:

Supply hot water temperature setting means for setting the temperature of hot water to be supplied to the extractor, according to the type of tea leaves contained in the tea leaf container,
Based on a set temperature set by the supply hot water temperature setting means, a feed water temperature adjustment means for adjusting the hot water sent from the hot water tank to the set temperature,
The tea-based beverage preparation device according to claim 1, further comprising:

The tea leaves contained in the tea leaf container are for Japanese green tea, and the mixture ratio of sencha: gyokuro is 2.5: 1 to 3: 1. Tea-based beverage cooking device.

The tea leaves accommodated in the tea leaf container are for oolong tea,
The tea-based beverage preparation apparatus according to claim 1, further comprising a dilution water adding unit configured to add a predetermined amount of hot water for dilution to the tea-based beverage extracted from the extractor. .