JP2004114445A - Cutting device for resin extruded product - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、BMC(Bulk Molding Compound)などの樹脂の押出成形物を切断するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、BMC等の樹脂を連続的に棒状に押出成形し、この樹脂押出成形物を一定重量(一定長さ)で切断するにあたって、樹脂の押出方向に対して直角方向に回転する一枚刃の回転カッターを用いることが行なわれている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭63−69607号公報(特許請求の範囲、第1図、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1のものでは、モータで回転カッターを回転駆動しているために回転カッターの初速を大きくすることが難しく、従って、樹脂押出成形物を切断する際の速度が小さくなって瞬時に切断することができず、この結果、樹脂押出成形物の切断面がきれいな平坦な面にならず、樹脂押出成形物を精度よく切断することが難しいという問題があった。しかも、特許文献1のものでは、一定重量の樹脂押出成形物を押出成形する間、回転カッターの回転駆動を強制的に停止し、一定重量の樹脂押出成形物を押出成形した後、再び、回転カッターの回転駆動を再開するというように、回転カッターの回転駆動を複雑に制御しなければならないという問題があった。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、樹脂押出成形物を精度よく切断することができると共に切断刃の駆動を複雑に制御する必要のない樹脂押出成形物の切断装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る樹脂押出成形物の切断装置は、樹脂を押出成形するためのノズル1と、ノズル1から押出成形された樹脂押出成形物2の押出方向と直交する方向で往復移動自在に形成された切断刃3とを備え、切断刃3が一方に向かって移動する際に樹脂押出成形物2を切断するための刃部4と、切断刃3が他方に向かって移動する際に樹脂押出成形物2を切断するための刃部5とを切断刃3に設けて成ることを特徴とするものである。
【0007】
また、本発明の請求項2に係る樹脂押出成形物の切断装置は、請求項1に加えて、切断刃3を水平方向でスライドするように往復移動自在に形成して成ることを特徴とするものである。
【0008】
また、本発明の請求項3に係る樹脂押出成形物の切断装置は、請求項1又は2に加えて、樹脂付着防止処理を施したノズル1を用いて成ることを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明の請求項4に係る樹脂押出成形物の切断装置は、請求項1乃至3のいずれかに加えて、樹脂押出成形物2を搬送するためのベルトコンベア6を備え、このベルトコンベア6の搬送ベルト7として樹脂付着防止処理を施したものを用いて成ることを特徴とするものである。
【0010】
また、本発明の請求項5に係る樹脂押出成形物の切断装置は、請求項1乃至3のいずれかに加えて、樹脂押出成形物2の切断長さを設定するためのハンドル8と、ハンドル8により設定された樹脂押出成形物2の切断長さを表示するための表示部9とを備えて成ることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0012】
図2に本発明の切断装置の一例を示す。20は基台であって、その上面の略中央部には開口部21が形成されている。基台20の上面には開口部21を跨ぐように前後方向に長いベルトコンベア6が設置されている。ベルトコンベア6は、前後方向に対向して配置された一対の回転軸23と、一対の回転軸23に無端ループ状に掛架された搬送ベルト7と、回転軸23を回転駆動させることにより搬送ベルト7を進行させるためのモータ等の駆動機22とを備えて形成されるものである。搬送ベルト7は回転軸23よりも上側において図2の矢印の方向に進行するものであり、この搬送ベルト7の進行方向は樹脂押出成形物2の押出方向と平行な方向である。搬送ベルト7としては樹脂押出成形物2の付着を防止するための樹脂付着防止処理が施されたものを用いるのが好ましく、これにより、従来から搬送ベルトとして用いられている布製のものよりも樹脂押出成形物2の付着を低減することができて清掃時間の短縮を図る(ほぼ半減)ことができるものである。樹脂付着防止処理が施された搬送ベルト7としては、ポリエステル繊維の縦糸と横糸からなる織布を芯材とし、この芯材の表面にフッ素樹脂(FER)フィルムを積層したものを用いることができ、例えば、日本ジークリング(株)製のトランジロン(R)の積層タイプ(TEC)を搬送ベルト7として用いることができる。
【0013】
ベルトコンベア6の後方(搬送ベルト7の進行方向と反対側)において基台20の上面には押出機と接続されるノズル1が設けられている。ノズル1の前面には押出ダイ24が設けられており、この押出ダイ24には樹脂の押出口25が形成されている。図1では押出口25としてダルマ形状を例示しているが、これに限らず、円形、四角形、三角形などの所望の断面形状の樹脂押出成形物2が成形できるように、押出口25を設定すればよい。
【0014】
ノズル1(押出ダイ24を含む)としては樹脂付着防止処理が施されたものを用いるのが好ましい。樹脂付着防止処理が施されたノズル1は、S45CなどのSUS系鋼材で形成される母材の表面にフッ素系コーティングを形成したものを用いることができる。フッ素系コーティングは、例えば、テフロン(R)等のフッ素系化合物とニッケルとを含む混合物で形成することができ、また、厚み15〜20μmに形成することができる。また、上記の混合物中におけるフッ素系化合物の含有量は30質量%程度にするのが好ましい。具体的には、(株)吉田SKT製のバイコート(R)を用いてフッ素系コーティングを形成するのが好ましく、これにより、膜硬度が約400Hvと高くて耐摩耗性に優れ、傷が付きにくく、耐熱性が高いコーティングを形成することができる。そして、このようなフッ素系コーティングをノズル1の表面(特に、樹脂と接触するノズル1の内面)に設けて樹脂付着防止処理を行うことによって、従来のSUS系鋼材のみで形成されるノズルに比べて、樹脂の付着を低減することができて清掃時間の短縮を図る(ほぼ半減)ことができるものである。
【0015】
上記のノズル1の前側でベルトコンベア6の後方には略平板状の切断刃3が配設されている。切断刃3は正面視で略コ字状に形成される枠部30と、枠部30の上部31と下部32とに亘って形成される刃形成部33とで構成されており、枠部30の基部34と刃形成部33との間には切断刃3を厚み方向で貫通する樹脂通過孔35が形成されていると共に、刃形成部33と枠部30の先端との間には樹脂通過切欠部36が形成されている。また、刃形成部33の両方の側端部には刃部4、5が設けられている。刃形成部33の一方の側端部に設けた刃部4は樹脂通過切欠部36に臨むように形成されており、刃形成部33の他方の側端部に設けた刃部5は樹脂通過孔35に臨むように形成されている。刃部4、5はいずれも凹曲して形成されている。
【0016】
上記切断刃3の上側には切断刃3の上端面に接する上端ベアリング40が設けられていると共に切断刃3の下側には切断刃3の下端面に接する下端ベアリング41が設けられている。また、切断刃3の前側には上部31に接する上部ベアリング42が設けられていると共に切断刃3の前側には下部32に接する下部ベアリング43が設けられている。上端ベアリング40及び上部ベアリング42は図4に示すように、ノズル1の上面に設けたベアリング支持体44に取り付けられており、また、下端ベアリング41と下部ベアリング43は基台20の上面に取り付けられている。そして、切断刃3は、上端ベアリング40、下端ベアリング41、上部ベアリング42、下部ベアリング43でガイドされながら、樹脂押出成形物2の押出方向と直交する水平方向で直線的にスライドするように往復移動自在に形成されている。
【0017】
上記の切断刃3を往復スライド移動させる駆動源としてはロッド45を備えたシリンダ46を用いることができる。このシリンダ46としては電動式のエアシリンダや油圧シリンダを用いることができ、電気信号によりロッド45が水平方向で往復駆動するものである。そして、切断刃3の側方において基台20にシリンダ46を取り付け、ロッド45の先端に設けた接続部47を切断刃3の基部34に接続することによって、切断刃3が片持ち状態でシリンダ46により水平方向で直線的にスライドさせて往復移動するように駆動されるものである。
【0018】
上記の切断刃3の前側でベルトコンベア6の後方には一対の取付片48が設けられている。取付片48はノズル1の押出口25の前方において押出口25の側方に位置するように基台20の上面に突設されている。また、各取付片48には搬送ベルト7の上方にまで至るガイドプレート49が取り付けられている。
【0019】
さらに、基台20の上面前部にはハンドル取付部50が立設されていると共に基台20の上面後部にはハンドル取付部50と対向配置された一対の支持部51、51が立設されている。一対の支持部51、51はノズル1を挟んで両側に設けられており、一方の支持部51とハンドル取付部50の間には移動シャフト52が架設されていると共に他方の支持部51とハンドル取付部50の間には固定シャフト53が架設されている。移動シャフト52と固定シャフト53はベルトコンベア6の上方においてベルトコンベア6の側方に位置し、また、移動シャフト52と固定シャフト53は搬送ベルト7の進行方向と平行に長く形成されている。また、移動シャフト52の外周にはネジ部54が設けられており、このネジ部54には移動子55が螺着されている。
【0020】
上記の移動シャフト52と固定シャフト53には位置検出体56が取り付けられている。位置検出体56は図5に示すように、水平方向に長い支持片57と、支持片57の端部から垂下された一対のセンサ取付片58、58と、一方のセンサ取付片58の下部に取り付けられた発光素子59と、他方のセンサ取付片58の下部に取り付けられた受光素子60とで形成されている。そして、支持片57の一端を固定シャフト53の上に引っ掛けると共に支持片57の他端を移動子55に接合することによって、位置検出体56は搬送ベルト7を跨ぐようにして搬送ベルト7の上方に配置されている。この時、発光素子59と受光素子60は搬送ベルト7の一側方と他側方にそれぞれ位置し、且つ搬送ベルト7よりもやや上側に位置するように配置されるものであり、発光素子59と受光素子60は搬送ベルト7の進行方向と直交する方向で水平に対向配置されている。
【0021】
上記のハンドル取付部50にはハンドル8が設けてあり、このハンドル8を回転操作することにより位置検出体56が前後方向(搬送ベルト7の進行方向と平行な方向)に移動自在に形成されている。すなわち、ハンドル8を回転操作すると移動シャフト52が回転するようにハンドル8と移動シャフト52が接続されており、ハンドル8の回転操作で移動シャフト52が回転することにより移動子55が移動シャフト52に対してその長手方向に移動し、この移動子55の移動によって移動子55に接合された位置検出体56が前後方向に平行移動するものである。そして、位置検出体56を所定の位置に移動させることにより、樹脂押出成形物2を所望の長さ(重量)に切断することができるものである。また、ハンドル取付部50には樹脂押出成形物2の切断長さを表示するためのディスプレイ等の表示部9が設けられており、表示部9の表示を見ながら樹脂押出成形物2の切断長さを所望の値に設定することができるものである。
【0022】
尚、図2において、61はハンドル8の不用意な回転を防止するためのロック部である。また、62は基台20の開口部21を通して落下してくる異物を受けるための受け皿である。また、本発明ではその全体をカバーで覆うことができるが、この場合、ハンドル8と表示部9及びベルトコンベア6の前部並びにノズル1はカバーで覆わないようにする。
【0023】
そして、上記の切断装置を用いて樹脂押出成形物2を切断するにあたっては、以下のように行なう。まず、ハンドル8を回転して位置検出体56を前後に移動させることによって、位置検出体56と切断刃3との距離を変化させ、位置検出体56と切断刃3との距離を樹脂押出成形物2の切断長さとして設定する。位置検出体56と切断刃3との距離は、位置検出体56の初期位置や移動シャフト52のネジ部54のピッチやハンドル8の回転数などを用いて算出することができ、算出された位置検出体56と切断刃3との距離が樹脂押出成形物2の切断長さの設定値として表示部9に表示される。従って、表示部9の表示を見ながらハンドル8を回転させることによって、樹脂押出成形物2を切断する前に切断長さを設定することができ、樹脂押出成形物2の切断長さを簡単に設定することができる。尚、従来では、樹脂押出成形物2を切断後にその長さを測定し、その測定値に基づいて位置検出体56等の位置を調整し、切断長さを設定しており、手間がかかると共に最初に切断する樹脂押出成形物2が所定の切断長さにならずに無駄になる恐れがある。
【0024】
上記のようにして樹脂押出成形物2の切断長さを設定した後、ベルトコンベア6を作動させて搬送ベルト7を前方(樹脂押出成形物2の押出方向)に向かって進行させる。また、シリンダ46からのロッド45の突出長さを短くすることによって、図1(a)に示すように、ノズル1の押出口25と切断刃3の樹脂通過切欠部36とを前後に対向させるようにする。次に、押出機により樹脂を押出成形することによって、図3に示すように、ノズル1の押出口25から棒状の樹脂押出成形物2を連続的に押出成形する。本発明において樹脂とは、不飽和ポリエステル樹脂あるいは不飽和ポリエステル樹脂にガラスチョップドストランドなどを配合したBMC(樹脂組成物)などを用いることができる。
【0025】
上記のように押出成形された樹脂押出成形物2は、押出口25から切断刃3の樹脂通過切欠部36及び一対のガイドプレート49の間を通って搬送ベルト7の上に載置される。この後、樹脂押出成形物2は連続的に押し出されながら搬送ベルト7の進行に伴って位置検出体56の位置にまで到達する。そして、樹脂押出成形物2の先端が位置検出体56の位置にまで到達すると、発光素子59からの発光が遮られて受光素子60で受光できなくなるものであり、これにより、樹脂押出成形物2が上記のように設定した切断長さまで押出成形されたことが検知される。
【0026】
このように樹脂押出成形物2が設定した切断長さまで押出成形されたことが検知されると、この検知に基づいて制御回路等から電気信号がシリンダ46に送られ、この信号によりシリンダ46がロッド45を突出させるように動作し、ロッド45の突出長さが大きくなることにより、切断刃3が図1(a)の矢印の方向、すなわち、樹脂押出成形物2の押出方向と直交する水平方向でスライド移動するものであり、これにより、樹脂押出成形物2が樹脂通過切欠部36内において刃部4で切断される。従って、樹脂押出成形物2は上記のように設定した切断長さに切断されるものであり、切断後の樹脂押出成形物2は搬送ベルト7により次工程等に搬送される。
【0027】
上記のようにして切断刃3がその往復スライド移動方向のうちの一方に向かって移動すると、図1(b)に示すように、切断刃3の樹脂通過孔35とノズル1の押出口25とが前後に対向するようになる。また、樹脂押出成形物2の押出成形は上記の切断後も連続的に行なわれており、このため、押出成形された樹脂押出成形物2は、押出口25から切断刃3の樹脂通過孔35及び一対のガイドプレート49の間を通って搬送ベルト7の上に載置される。この後、上記と同様に樹脂押出成形物2は連続的に押し出されながら位置検出体56の位置にまで到達し、ここで、樹脂押出成形物2が上記のように設定した切断長さまで押出成形されたことが検知される。
【0028】
この後、位置検出体56の検知に基づいて制御回路等から電気信号がシリンダ46に送られ、この信号によりシリンダ46がロッド45を引っ込めるように動作し、ロッド45の突出長さが小さくなることにより、切断刃3が図1(b)の矢印の方向、すなわち、樹脂押出成形物2の押出方向と直交する水平方向でスライド移動するものであり、これにより、樹脂押出成形物2が樹脂通過孔35内において刃部5で切断される。従って、樹脂押出成形物2は上記のように設定した切断長さに切断されるものであり、切断後の樹脂押出成形物2は搬送ベルト7により次工程等に搬送される。
【0029】
上記のように本発明では、往復移動する切断刃3が一方に向かって移動する際に樹脂押出成形物2を切断するための刃部4と他方に向かって移動する際に樹脂押出成形物2を切断するための刃部5とを設けたので、切断刃3はいずれの方向に移動する時にでも樹脂押出成形物2を切断することができ、効率よく樹脂押出成形物2を切断することができるものである。また、本発明では往復移動する切断刃3で樹脂押出成形物2を切断するので、従来のような回転カッターに比べて切断刃3の移動の初速を大きくすることができて樹脂押出成形物2を瞬時に切断することができるものであり、この結果、樹脂押出成形物2の切断面がきれいな平坦な面になって樹脂押出成形物2を精度よく切断することができるものであり、しかも、従来のように回転駆動する回転カッターを強制的に停止したり再回転させたりすることがないので、切断刃の駆動を複雑に制御する必要がないものであり、その結果、設置スペースや投資コストや設備数の低減などの付帯設備の削減を図ることができるものである。
【0030】
尚、本発明では、樹脂押出成形物2を重量±3gの誤差、長さ±10mmの誤差で切断することができる。
【0031】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1の発明は、樹脂を押出成形するためのノズルと、ノズルから押出成形された樹脂押出成形物の押出方向と直交する方向で往復移動自在に形成された切断刃とを備え、切断刃が一方に向かって移動する際に樹脂押出成形物を切断するための刃部と、切断刃が他方に向かって移動する際に樹脂押出成形物を切断するための刃部とを切断刃に設けるので、切断刃の移動の初速を大きくすることができて樹脂押出成形物を瞬時に切断することができ、樹脂押出成形物の切断面がきれいな平坦な面になって樹脂押出成形物を精度よく切断することができるものであり、しかも、切断刃の駆動を複雑に制御する必要がないものである。
【0032】
また、本発明の請求項2の発明は、切断刃を水平方向でスライドするように往復移動自在に形成するので、切断刃の往復移動を安定に行うことができ、樹脂押出成形物をさらに精度よく切断することができるものである。
【0033】
また、本発明の請求項3の発明は、樹脂付着防止処理を施したノズルを用いるので、樹脂の付着によるノズルの汚れを低減することができ、清掃時間を短縮することができるものであり、成形する樹脂の切替時などにおける作業時間を短縮することができるものである。
【0034】
また、本発明の請求項4の発明は、樹脂押出成形物を搬送するためのベルトコンベアを備え、このベルトコンベアの搬送ベルトとして樹脂付着防止処理を施したものを用いるので、樹脂の付着による搬送ベルトの汚れを低減することができ、清掃時間を短縮することができるものであり、成形する樹脂の切替時などにおける作業時間を短縮することができるものである。
【0035】
また、本発明の請求項5の発明は、樹脂押出成形物の切断長さを設定するためのハンドルと、ハンドルにより設定された樹脂押出成形物の切断長さを表示するための表示部とを備えるので、表示部を見ながらハンドルを操作して樹脂押出成形物の切断長さを設定することができ、樹脂押出成形物の切断長さを容易に設定することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、(a)(b)は概略の正面図である。
【図2】同上の全体を示す斜視図である。
【図3】同上の概略の側面図である。
【図4】同上の一部を示す斜視図である。
【図5】同上の位置検出体を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ノズル
2 樹脂押出成形物
3 切断刃
4 刃部
5 刃部
6 ベルトコンベア
7 搬送ベルト
8 ハンドル
9 表示部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus for cutting an extruded product of a resin such as BMC (Bulk Molding Compound).
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a resin such as BMC is continuously extruded into a rod shape, and when cutting the resin extruded product at a constant weight (constant length), a single blade rotating in a direction perpendicular to the resin extrusion direction. (For example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-63-69607 (Claims, FIGS. 1 and 2)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of
[0005]
The present invention has been made in view of the above points, and provides a resin extruded product cutting apparatus that can cut a resin extruded product with high accuracy and that does not require complicated control of the driving of a cutting blade. It is intended for that purpose.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The resin extruded product cutting device according to
[0007]
Further, the resin extrusion molded product cutting device according to
[0008]
Further, a resin extruded product cutting device according to
[0009]
Further, the resin extruded product cutting device according to
[0010]
In addition, the resin extruded product cutting device according to
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described.
[0012]
FIG. 2 shows an example of the cutting apparatus of the present invention.
[0013]
The
[0014]
It is preferable to use a nozzle 1 (including the extrusion die 24) that has been subjected to a resin adhesion preventing treatment. As the
[0015]
A substantially
[0016]
An upper end bearing 40 is provided above the
[0017]
A
[0018]
A pair of
[0019]
Further, a
[0020]
A
[0021]
The
[0022]
In FIG. 2,
[0023]
The cutting of the resin extruded
[0024]
After setting the cutting length of the resin extruded
[0025]
The
[0026]
When it is detected that the resin extruded
[0027]
When the
[0028]
Thereafter, an electric signal is sent from the control circuit or the like to the
[0029]
As described above, in the present invention, when the
[0030]
In the present invention, the resin extruded
[0031]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, there is provided a nozzle for extruding a resin, and a cutting formed so as to be reciprocally movable in a direction orthogonal to an extrusion direction of a resin extruded product extruded from the nozzle. A blade portion for cutting the resin extruded product when the cutting blade moves toward one side, and a blade for cutting the resin extruded product when the cutting blade moves toward the other side Since the part is provided on the cutting blade, the initial speed of movement of the cutting blade can be increased, and the resin extruded product can be cut instantaneously, and the cut surface of the resin extruded product becomes a clean flat surface The resin extruded product can be cut with high accuracy, and the driving of the cutting blade does not need to be complicatedly controlled.
[0032]
According to the second aspect of the present invention, since the cutting blade is formed so as to be reciprocally movable so as to slide in the horizontal direction, the reciprocating movement of the cutting blade can be performed stably, and the resin extruded product can be further precisely formed. It can be cut well.
[0033]
Further, the invention of
[0034]
The invention according to
[0035]
Further, the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows an example of an embodiment of the present invention, and (a) and (b) are schematic front views.
FIG. 2 is a perspective view showing the whole of the same.
FIG. 3 is a schematic side view of the above.
FIG. 4 is a perspective view showing a part of the above.
FIG. 5 is a front view showing the same position detecting body.
[Explanation of symbols]
Claims (5)
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CN104440982A (en) * | 2014-12-12 | 2015-03-25 | 柳州市志菱汽车配件有限公司 | Automatic cutting device |
JP2017179686A (en) * | 2016-01-08 | 2017-10-05 | ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company | Cutter blade for automated fiber placement machine |
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2002
- 2002-09-25 JP JP2002279709A patent/JP2004114445A/en active Pending
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