JP2004114004A - Sludge transfer system and sludge heat treatment facility - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
汚泥の移送システムと汚泥の加熱処理(乾燥、熱分解)施設に係わるもので、特に、下水処理施設や工場等で発生する脱水汚泥を施設内で加熱処理する場合に好適な汚泥の移送システムと汚泥の加熱処理施設に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、従来の汚泥移送システムの概略図で、例えば下水処理場における脱水汚泥の放出形態を示したものである。
【0003】
下水処理場で発生した含水汚泥は、通常、脱水機1において、脱水処理されて、例えば含水率85%程度に脱水処理される。この脱水汚泥は、一時的に汚泥貯留ホッパー2(例えば5〜10m3)にて貯留された後、定期的に汚泥貯留ホッパー2の下部に汚泥搬出用のトラック10を誘導して汚泥貯留ホッパー2下部の開閉部22を開いて、トラック10に移される。脱水汚泥は、通常、トラック10などで施設外に搬出された後、焼却または埋め立てに供されている。あるいは、例えば加熱処理施設にて乾燥処理さらには炭化処理することも、試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
既設の汚泥処理施設において、脱水汚泥を乾燥、さらに炭化処理する場合には、既設の汚泥排出口から取り出して移送することとなるが、この汚泥を乾燥装置及び炭化装置に搬送する手段を如何に構成するかが重要となる。
【0005】
例えば、乾燥及び炭化装置の点検時等には、これらの装置に係わるものを一定時間停止することになるが、その際の搬出手段の確保が必要となるので、トラックによる搬出可能な構成を確保しておく必要がある。
【0006】
また、このとき、ホッパーを加工して、搬出ポンプを設置する考えもあるが、脱水機からの脱水汚泥を停止させることはできないので、排出ポンプの設置は困難である。
【0007】
本発明は、かかる事情に鑑みなされたもので、その目的は、汚泥処理系統を停止させることなく脱水汚泥を次工程に供することができる汚泥移送システム及び汚泥加熱処理施設の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は以下のことを特徴とする。
【0009】
請求項1記載の発明は、既設の汚泥貯留ホッパーの汚泥排出側に、このホッパーから受け入れた汚泥を離隔地に移送する汚泥移送ホッパーを着脱自在に備え、汚泥移送ホッパーは、前記汚泥を系外に移送する移送手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の汚泥移送システムにおいて、
汚泥移送ホッパーは、持上げ手段と車輪とを具備し、天地方向及び水平方向に移動自在であることを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の発明は、既設の汚泥貯留ホッパーから受け入れた汚泥を移送する汚泥移送システムを備えた汚泥加熱処理施設であって、
汚泥移送システムは、前記汚泥貯留ホッパーの汚泥排出側に、このホッパーから受け入れた汚泥を離隔地に移送する汚泥移送ホッパーを着脱自在に備え、
汚泥移送ホッパーは、前記汚泥を加熱処理施設内に設けられた加熱処理炉に移送する移送手段を備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の汚泥加熱処理施設において、加熱処理炉は、汚泥処理システムから供給された汚泥を乾燥する乾燥炉を備えたことを特徴とする。
【0013】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の汚泥加熱処理施設において、加熱処理炉は、前記乾燥炉から供給された汚泥を熱分解処理する熱分解炉とを備えたことを特徴とする。
【0014】
請求項6記載の発明は、請求項3から5のいずれか1項に記載の汚泥加熱処理施設において、乾燥炉または及び熱分解炉の被処理物供給側に各々具備され、被処理物の投入量を計量積算した後、この積算結果に基づき一定量の汚泥を乾燥炉と熱分解炉の各々に供給する計量供給手段を設けたことを特徴とする。ここで、投入量は、質量または容量を意味する。
【0015】
請求項1及び2記載の汚泥移送システムは、既設の施設に汚泥移送ホッパーを着脱自在に設けているので、施設の改造または変更の必要がない。これにより、脱水機からの脱水汚泥を停止させることなく、脱水汚泥を新設の加熱処理施設への移送、または加熱処理施設の保守点検時にはトラックによる汚泥の搬出のような、任意の汚泥処理が可能となる。また、既設の汚泥処理施設において、汚泥移送ホッパーを介して汚泥が供される加熱処理施設を設置することで、汚泥発生源での汚泥の加工処理が可能となる。
【0016】
そして、請求項3から6記載の加熱処理施設のように、上記汚泥移送システムを備えることで、既設での汚泥の乾燥処理さらには熱分解処理を行うことができ、汚泥発生源での汚泥の加工処理が可能となるので、従来のような汚泥を施設外に搬出して処理する場合に比較して、安価な汚泥処理が行える。また、前記乾燥及び熱分解処理で得た乾物及び炭化物は有効資源として利用することができるので、汚泥の焼却や埋め立ての必要がなくなり、一層安価な汚泥処理が行える。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施形態について述べる。
【0018】
図1及び図2は、本発明の汚泥移送システムの一実施形態を示す概略図である。特に、図1は、受け入れた汚泥を加熱処理施設に移送する場合の形態例で、汚泥移送ホッパーが汚泥貯留ホッパーに装着された状態を示すものである。また、図2は、トラックを搬入する場合の形態例で、汚泥移送ホッパーが汚泥貯留ホッパーから脱離した状態を示したものである。
【0019】
図1に示したように、本実施形態の汚泥移送システムは、脱水機1を備えた汚泥処理施設の汚泥搬送エリアに、汚泥貯留ホッパー2と汚泥移送ホッパー3とを設けている。尚、本実施形態において、脱水機1は汚泥処理施設の2階フロアに配置され、汚泥搬出エリアは同施設の1階フロアに配置されている。
【0020】
汚泥貯留ホッパー2は、2階フロアの脱水機1から汚泥を導入するダクト20介して汚泥排出エリアの天井部に設けられ、導入した汚泥を貯留する貯留部21と、貯留部21内の汚泥を排出する一対の開閉部22と、を備える(図2参照)。
【0021】
汚泥移送ホッパー3は、導入した汚泥を系外に移送するための設備である。ここでは、汚泥を加熱(乾燥・炭化)処理施設に移送する。
【0022】
図3は、汚泥移送ホッパーの概略図で、汚泥貯留ホッパー2から汚泥を導入する場合の形態を示す。汚泥移送ホッパー3は、汚泥貯留ホッパー2から移送された汚泥を貯留する貯留部30と、貯留部30内の汚泥を排出する移送手段31を備える。尚、貯留部30の上縁部には、汚泥貯留ホッパー2の貯留部21の下縁部と気密に連接できるように、シール34を設けている。
【0023】
移送手段31としてはポンプがある。ポンプは汚泥を吐出できるものであればよい。例えば、既知のモーノポンプがある。また、移送手段31には、配管310が接続され、さらにこれにバルブ手段(以下、V01と呼称)が接続される。そして、V01には、取り外し作業が容易となるように、フレキシブル配管311が適宜接続される。このとき、V01と接続するフレキシブル配管310の一端にもバルブ手段(以下、V02と呼称)を接続することで、フレキシブル配管310をV01から取り外した際の、配管310からの汚泥の流出を防いでいる。さらに、汚泥を離隔の加熱処理施設に移送する場合、図1のように、フレキシブル配管311に、汚泥を加熱処理施設に移送する配管312が接続される。
【0024】
また、汚泥移送ホッパー3は、持上げ手段32と車輪33を適宜複数備え、貯留部30の設置位置が天地方向及び水平方向に移動自在である。持上げ手段32としては、例えば油圧ジャッキ等がある。このように、貯留部30の設置位置を自在とすることで、汚泥貯留ホッパー2から汚泥を導入する場合における貯留部30の貯留部21への誘導を容易なものとしている。
【0025】
一方、汚泥貯留ホッパー2内の汚泥をトラックで搬出する場合においては、図2のように、汚泥移送ホッパー3を持上げ手段32によって汚泥貯留ホッパー2から脱離した後、V01及びV02が閉状態であることを確認してから、V01からフレキシブル配管311を取り外す。次に、ホークリフト等によって汚泥移送ホッパー3を移動(例えば、図示した点線部分まで移動)することで、トラック搬入空間を確保する。これにより、汚泥貯留ホッパー2に貯留された汚泥のトラックによる系外搬出が可能となる。
【0026】
図4は、本発明の汚泥移送システムを備えた加熱処理施設の一実施形態を示した概略図である。
【0027】
乾燥炉4は、汚泥移送ホッパー3から配管312(図1参照)を介して供給された汚泥を乾燥処理するための手段である。このとき、汚泥は、計量供給手段402によって計量されながら定量的に供給される。
【0028】
図5は、計量供給手段の一実施形態を示した概略図である。
【0029】
計量供給手段は、被処理物を一時的に貯留するための貯留ホッパー91と、被処理物を計量する計量部92と、これらを動作制御する制御手段93とを備える。
【0030】
ここで、貯留ホッパー91と計量部92との間には、被処理物を搬送するためのパイプコンベア911が設置されている。パイプコンベア911は、被処理物を計量部92に誘導する排出口912を設けていると共に、駆動源913を具備している。そして、パイプコンベア911は、フレキシブルカバー914によって計量部92と気密に連接される。
【0031】
計量部92は、計量ホッパー921を具備する。計量ホッパー921は、計量センサー922とバルブ手段(以下、V1と呼称)を備え、これにフレキシブル継ぎ手923を介して、バルブ手段(以下、V2と呼称)が接続される。そして、V2には、さらに継ぎ手924を介してバルブ手段(以下、V3と呼称)が接続される。V1、V2及びV3は、制御手段93からの制御信号に基づき開閉動作する。尚、計量ホッパー921には、被処理物供給側には、適宜、バッファータンクが設けられる。
【0032】
被処理物が供給される加熱処理炉(例えば乾燥炉2)は、空気導入を制限しており、発生する水蒸気及び熱分解ガスを吸引排出しているので、炉内部は負圧となっている。したがって、計量ホッパー921は、負圧の影響を受けて正確に計量することが困難となる。そこで、計量部92は、計量ホッパー921の被処理物排出側にV1を接続し、これにフレキシブル継ぎ手923を接続して、V1、継ぎ手924及びV2を組んだ構成とすることで、被処理物の正確な計量を行うことを可能する。
【0033】
計量センサー922は、計量ホッパー921に導入された被処理物の質量を測定するセンサーである。計量センサー922としては、例えばロードセル等がある。計量センサー922にて測定された質量は、測定信号として制御手段93に供給される。
【0034】
制御手段93は、記憶及び演算処理機能を有し、計量センサー922から供給された測定信号に基づく演算処理によってV1、V2、V3及び駆動源913の動作を制御する。動作制御例を以下に説明する。
【0035】
計量時においては、V1、V2、V3は閉に制御される。この状態で、駆動源913の一定時間(例えば20秒)の運転によって、被処理物(例えば2kg程度)がパイプコンベア911によって計量ホッパー921に供給される。その後、駆動源913を停止させ、被処理物の投入を中断する。ここで、計量センサー922は、投入された被処理物の充填量(例えば質量)を計量する。計量された値は、制御手段93に供給され、積算且つメモリされる。その後、V1及びV2は開に制御され、計量された被処理物は継ぎ手924内に移動する。次いで、V1及びV2は閉に、V3は開に制御され、継ぎ手924内の被処理物は乾燥炉等の加熱処理炉内に導入される。尚、制御手段93において、ホッパー921内に導入された被処理物の充填量をレベルセンサーなどで計測することで、1日当たり処理する汚泥の容積(m3/日)の算出が可能となる。
【0036】
図6は、1時間当たりの被処理物の積算処理量を制御する例を示す。
【0037】
図は、単位時間当たりの処理量の設定値WSを180kg/時とした場合の被処理物の投入量と処理量設定値との関係を示している。横軸は時間Tを示し、縦軸は単位時間当たりの処理量Wを示す。Aは1回当たりの投入量(基準量)、2Aは2回目、nAはn回目の投入と夫々の積算量(点線)を示す。図示されたように、投入nA回目において積算処理量が設定値に満たない場合は被処理物の投入が継続されるが、次の回の投入時で設定値を超過する場合、1時間にならないt1で、被処理物の投入が打ち切られる。そして、1時間経過後のt2で、再び被処理物の投入が開始される。
【0038】
図4において、計量供給手段402は、汚泥を10m3/日未満となるように乾燥炉4に供給する。例えば、汚泥の流量を0.4m3/時未満、重量換算で約360〜400kg/時となるように定量供給している。このように、乾燥炉6は、処理量の把握が確実となり、加熱処理が安定し、また乾燥施設としての法的手続が簡略なものとなる。
【0039】
次いで、乾燥炉4は、回転キルン方式を採用し、回転自在の回転炉41と、回転炉41の外周にガスダクトを形成し、熱風ガスを導入して回転炉41を外部から加熱する外部加熱手段としての加熱ジャケット42と、回転炉41を両端側で回転自在に支承する複数の支持ローラ410と、回転炉41を回転駆動する駆動手段411と、を具備する。尚、熱風ガスは、後述の熱風炉54から導入している。
【0040】
回転炉41は、その一端側に被処理物を搬入する供給口を、また他端側に排出口を設け、回転体41内部には搬送物を攪拌搬送するための送り羽根が複数枚具備する。そして、供給ダクト40から供給された被処理物を、供給口側から回転炉41に導入し、回転炉41の回転によって、該被処理物を撹拌しながらの排出口側への移送を可能とさせている。また、供給ダクト40には、被処理物を投入するホッパー設備401が設けられる。
【0041】
熱分解炉5は、乾燥炉4にて乾燥処理した汚泥を熱分解処理する手段で、回転キルン方式を採用し、乾燥炉4と同様の構成をなし、回転炉41と加熱ジャケット42とを備える。
【0042】
乾燥炉4と熱分解炉5は、図示されたように、熱分解炉4の供給口が乾燥炉4の排出口と連絡するように配置される。このとき、乾燥炉4の排出口と熱分解炉5の供給口には、これら排出口と供給口を覆って連通する連絡ダクト50が設けられる。連絡ダクト50には、乾燥炉5で乾燥処理した被処理物を解砕する解砕手段501と、解砕処理した被処理物を熱分解炉5に計量供給する計量供給手段504が具備される。
【0043】
解砕手段501は、フレキシブル継ぎ手502,503を介してダクト50に設けている。解砕手段501は、被処理物が導入される筒体に、一対の回転体を具備する。そして、互いに回転方向の異なる回転体の間に汚泥を挿入させて圧搾することにより、玉化した乾燥汚泥を粉砕する。尚、図示省略されているが、解砕手段501における汚泥供給側には、汚泥を解砕手段501に誘導するための誘導板が適宜設けられる。
【0044】
計量供給手段504は、計量供給手段402と同様のものが採用される。計量供給手段は、汚泥の処理量が例えば200kg/時未満となるように熱分解炉5に搬送する。このように、熱分解炉5への汚泥の投入量が200kg/時未満に設定されることで、熱分解炉5は、加熱処理が安定し、また焼却施設としての法的手続が簡略なものとなる。
【0045】
熱風炉54は、熱風ガスを供給するための手段で、熱風ガスを発生させるための燃焼バーナー540を備えている。熱風ガスは、先ず、熱分解炉5の加熱ジャケット52に供され、回転炉51を加熱した後に、乾燥炉4の加熱ジャケット42内に供給され、回転炉41を加熱する。加熱ジャケット42から排出された熱風ガスは排気するが、一部のガスはガス燃焼炉7におけるエゼクタ駆動ガスとして利用している。
【0046】
また、熱風ガスは、温度調整用の空気が注入され、ガス温度が適宜調整される。例えば、乾燥炉4においては、回転炉41を200〜500℃で加熱するように調節される。このとき、回転炉41内温度は、含有水分の蒸発により、100〜150℃程度に加熱されている。一方、熱分解炉5においては、回転炉51を350〜600℃程度で加熱している。このようにして、乾燥炉4内に導入された汚泥は、間接加熱によって乾燥処理される。また、熱分解炉5内に導入された汚泥は、間接加熱によって熱分解処理される。乾燥炉4及び熱分解炉5で得た乾物及び炭化物は、土壌改良剤、融雪剤、融氷剤、凝集剤、吸着剤等の原料として再利用できる
粉砕移送手段6は、熱分解炉5で得た炭化物を粉砕し回収するための手段である。粉砕移送手段6は、搬送物(炭化物)を搬送する筒体61内に、回転速度可変な駆動源Mで駆動するスクリューを具備している。筒体61は冷却ジャケット62を付帯し、炭化物は冷却処理されながら粉砕移送される。尚、冷却ジャケット62には、空気や水等に例示される冷媒が供される。
【0047】
ガス燃焼炉7は、乾燥炉4で発生した水蒸気及び熱分解炉5で発生した熱分解ガスを、一定の雰囲気及び滞留時間のもとで(例えば、約850℃の雰囲気で、2秒以上の滞留時間)燃焼し、無害化処理する。水蒸気及び熱分解ガスは、経路507,508を介してエゼクタブロア542,543によって導入される。このとき、いずれの被処理ガスにも、系外から空気が適宜導入される。
【0048】
ガス燃焼炉7は、導入したガスを燃焼するガス燃焼室を備える。ガス燃焼室においては、水蒸気及び熱分解ガスを、それぞれエゼクタ71a,71bを介して導入し、燃焼バーナー70によって混合燃焼する。このとき、熱分解ガスが充分発生している場合には、燃焼バーナー70による燃焼は、燃料の供給を絞ることにより適宜制限される。また、ガス燃焼炉7にて燃焼処理したガスは、空気を冷却媒体とする気体−気体熱交換方式の熱交換器8によって200〜150℃程度までに冷却処理し、さらにバグフィルタ81に供した後、ブロア82によって煙突83から大気に開放している。尚、熱交換器8にて、加熱された空気は、熱風炉54での熱風ガスの生成に供される。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は以下の効果を奏する。
【0050】
請求項1及び2記載の汚泥処理システムは、既設の施設に汚泥移送ホッパーを着脱自在に設けているので、施設の改造または変更の必要がない。これにより、脱水機からの脱水汚泥を停止させることなく、脱水汚泥を新設の加熱処理施設への移送、または加熱処理施設の保守点検時にはトラックによる汚泥の搬出のような、任意の汚泥処理が可能となる。また、既設の汚泥処理施設において、汚泥移送ホッパーを介して汚泥が供される加熱処理施設を設置することで、汚泥発生源での汚泥の加工処理が可能となる。
【0051】
そして、請求項3から6記載の加熱処理施設は、上記汚泥移送システムを備えたことで、既設での汚泥の乾燥処理、さらには熱分解処理を行うことができ、汚泥発生源での汚泥の加工処理が可能となるので、従来のような汚泥を施設外に搬出して処理する場合に比較して、安価な汚泥処理が行える。また、前記乾燥処理及び熱分解処理で得た乾物及び炭化物は有効資源として利用できるので、汚泥の焼却や埋め立ての必要がなくなり、一層安価な汚泥処理が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る汚泥移送システムの実施形態例を示す概略図。
【図2】本発明に係る汚泥移送システムの実施形態例を示す概略図。
【図3】汚泥移送ホッパーの概略図。
【図4】本発明の汚泥移送システムを備えた加熱処理施設の実施形態例を示す概略図。
【図5】計量供給手段の実施形態例を示す概略図。
【図6】制御手段の制御実行例を示した説明図。
【図7】従来の汚泥移送システムの概略図。
【符号の説明】
1…脱水機
2…汚泥貯留ホッパー、20…ダクト、21…貯留部、22…開閉部
3…汚泥移送ホッパー、30…貯留部、31…移送手段、32…持上げ手段、33…車輪、34…シール、310,312…配管、311…フレキシブル配管、V01,V02…バルブ手段
4…乾燥炉
5…熱分解炉、501…解砕手段
6…粉砕移送手段
7…ガス燃焼炉
8…熱交換器
402…計量供給手段、502…計量供給手段、91…貯留ホッパー、911…パイプコンベア、912…排出口、913…駆動源、914…フレキシブルカバー、92…計量部、921…計量ホッパー、922…計量センサー、923…フレキシブル継ぎ手、924…継ぎ手、93…制御手段、V1,V2、V3…バルブ手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
It relates to a sludge transfer system and a sludge heat treatment (drying, pyrolysis) facility. In particular, it is a sludge transfer system suitable for heating dehydrated sludge generated in sewage treatment facilities and factories in the facility. It relates to a heat treatment facility for sludge.
[0002]
[Prior art]
FIG. 6 is a schematic diagram of a conventional sludge transfer system, showing a form of release of dehydrated sludge in a sewage treatment plant, for example.
[0003]
The hydrated sludge generated in the sewage treatment plant is usually subjected to dehydration treatment in the dehydrator 1, for example, to a water content of about 85%. The dewatered sludge is temporarily stored in a sludge storage hopper 2 (for example, 5 to 10 m 3 ), and then periodically guided to a lower part of the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the existing sludge treatment facility, when drying and further carbonizing the dewatered sludge, the sludge will be taken out from the existing sludge discharge port and transported.How to transport this sludge to the drying device and carbonizing device It is important to configure.
[0005]
For example, when inspecting the drying and carbonizing equipment, equipment related to these equipment will be stopped for a certain period of time. It is necessary to keep.
[0006]
At this time, there is a method of processing the hopper and installing a carry-out pump. However, it is difficult to stop the dewatered sludge from the dehydrator, so that it is difficult to install a discharge pump.
[0007]
The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a sludge transfer system and a sludge heating treatment facility that can provide dehydrated sludge to the next step without stopping a sludge treatment system.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention is characterized by the following.
[0009]
The invention according to claim 1 is characterized in that a sludge transfer hopper for transferring sludge received from this hopper to a remote place is detachably provided on the sludge discharge side of the existing sludge storage hopper, and the sludge transfer hopper is configured to transfer the sludge out of the system. And a transfer means for transferring to
[0010]
The invention according to
The sludge transfer hopper is characterized by comprising lifting means and wheels, and being movable vertically and horizontally.
[0011]
The invention according to
The sludge transfer system includes, on the sludge discharge side of the sludge storage hopper, a detachable sludge transfer hopper for transferring the sludge received from the hopper to a remote place,
The sludge transfer hopper is provided with transfer means for transferring the sludge to a heat treatment furnace provided in a heat treatment facility.
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, in the sludge heat treatment facility according to the third aspect, the heat treatment furnace includes a drying furnace for drying the sludge supplied from the sludge treatment system.
[0013]
According to a fifth aspect of the present invention, in the sludge heat treatment facility according to the fourth aspect, the heat treatment furnace includes a pyrolysis furnace for thermally decomposing the sludge supplied from the drying furnace.
[0014]
According to a sixth aspect of the present invention, in the sludge heat treatment facility according to any one of the third to fifth aspects, the sludge heat treatment facility is provided on the side of the drying furnace or the pyrolysis furnace on the supply side of the object to be treated, and the object to be treated is charged. After the amount is measured and integrated, a metering / supplying unit is provided for supplying a fixed amount of sludge to each of the drying furnace and the pyrolysis furnace based on the integrated result. Here, the input amount means mass or volume.
[0015]
In the sludge transfer system according to
[0016]
By providing the sludge transfer system as in the heat treatment facility according to
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0018]
1 and 2 are schematic diagrams showing an embodiment of the sludge transfer system of the present invention. In particular, FIG. 1 shows an embodiment in which the received sludge is transferred to a heat treatment facility, and shows a state in which a sludge transfer hopper is mounted on a sludge storage hopper. FIG. 2 shows an embodiment in which a truck is carried in, and shows a state in which a sludge transfer hopper is detached from a sludge storage hopper.
[0019]
As shown in FIG. 1, the sludge transfer system of the present embodiment includes a
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
FIG. 3 is a schematic diagram of a sludge transfer hopper, and shows a form in which sludge is introduced from a
[0023]
The transfer means 31 includes a pump. The pump may be any pump that can discharge sludge. For example, there is a known mono pump. Further, a
[0024]
Further, the
[0025]
On the other hand, when the sludge in the
[0026]
FIG. 4 is a schematic diagram showing one embodiment of a heat treatment facility provided with the sludge transfer system of the present invention.
[0027]
The drying furnace 4 is a means for drying the sludge supplied from the
[0028]
FIG. 5 is a schematic diagram showing one embodiment of the metering means.
[0029]
The metering / supplying unit includes a
[0030]
Here, between the
[0031]
The weighing
[0032]
The heat treatment furnace (for example, the drying furnace 2) to which the treatment object is supplied restricts the introduction of air and sucks and discharges generated steam and pyrolysis gas, so that the inside of the furnace has a negative pressure. . Therefore, it is difficult for the weighing hopper 921 to measure accurately under the influence of the negative pressure. Therefore, the measuring
[0033]
The weighing sensor 922 is a sensor that measures the mass of the processing target introduced into the weighing hopper 921. The weighing sensor 922 includes, for example, a load cell. The mass measured by the weighing sensor 922 is supplied to the control means 93 as a measurement signal.
[0034]
The control means 93 has a storage and arithmetic processing function, and controls operations of V1, V2, V3 and the
[0035]
At the time of weighing, V1, V2, and V3 are controlled to be closed. In this state, an object to be processed (for example, about 2 kg) is supplied to the weighing hopper 921 by the
[0036]
FIG. 6 shows an example in which the integrated processing amount of the processing object per hour is controlled.
[0037]
Figure shows the relationship between the input amount and the processing amount set value of the object in a case where the set value W S of the processing amount per unit time was 180 kg / hr. The horizontal axis indicates the time T, and the vertical axis indicates the processing amount W per unit time. A indicates the input amount per reference (reference amount), 2A indicates the second input, and nA indicates the n-th input and the integrated amount of each (dotted line). As shown in the drawing, if the integrated processing amount is less than the set value at the time of the input nA, the input of the processing object is continued, but if the set value is exceeded at the next input, the time does not reach one hour. in t 1, introduction of the treatment object is aborted. Then, at 1 hour after t 2, introduction of the treatment object is started again.
[0038]
In FIG. 4, the metering / supplying
[0039]
Next, the drying furnace 4 employs a rotary kiln system, a rotatable
[0040]
The
[0041]
The pyrolysis furnace 5 is a means for pyrolyzing sludge dried in the drying furnace 4, adopts a rotary kiln system, has the same configuration as the drying furnace 4, and includes a
[0042]
The drying furnace 4 and the pyrolysis furnace 5 are arranged such that the supply port of the pyrolysis furnace 4 communicates with the discharge port of the drying furnace 4 as illustrated. At this time, a
[0043]
The crushing means 501 is provided on the
[0044]
As the measuring and supplying
[0045]
The hot blast stove 54 is a means for supplying hot blast gas, and includes a combustion burner 540 for generating hot blast gas. The hot blast gas is first supplied to the
[0046]
The hot-air gas is supplied with air for temperature adjustment, and the gas temperature is appropriately adjusted. For example, in the drying furnace 4, adjustment is performed so that the
[0047]
The
[0048]
The
[0049]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, the present invention has the following effects.
[0050]
In the sludge treatment system according to
[0051]
The heat treatment facility according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing an embodiment of a sludge transfer system according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic view showing an embodiment of a sludge transfer system according to the present invention.
FIG. 3 is a schematic diagram of a sludge transfer hopper.
FIG. 4 is a schematic diagram showing an embodiment of a heat treatment facility provided with the sludge transfer system of the present invention.
FIG. 5 is a schematic view showing an example of an embodiment of a metering / supplying unit.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing a control execution example of a control unit.
FIG. 7 is a schematic diagram of a conventional sludge transfer system.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ...
Claims (6)
汚泥移送ホッパーは、前記汚泥を離隔地に移送する移送手段を備えたこと
を特徴とする汚泥移送システム。On the sludge discharge side of the existing sludge storage hopper, a sludge transfer hopper for transferring the sludge received from this hopper to the outside of the system is detachably provided,
A sludge transfer system, wherein the sludge transfer hopper includes transfer means for transferring the sludge to a remote place.
を特徴とする請求項1記載の汚泥移送システム。The sludge transfer system according to claim 1, wherein the sludge transfer hopper includes a lifting means and wheels, and is movable in a vertical direction and a horizontal direction.
汚泥移送システムは、前記汚泥貯留ホッパーの汚泥排出側に、このホッパーから受け入れた汚泥を離隔地に移送する汚泥移送ホッパーを着脱自在に備え、
汚泥移送ホッパーは、前記汚泥を加熱処理施設内に設けられた加熱処理炉に移送する移送手段を備えたこと
を特徴とする汚泥加熱処理施設。A sludge heat treatment facility equipped with a sludge transfer system for transferring sludge received from an existing sludge storage hopper,
The sludge transfer system includes, on the sludge discharge side of the sludge storage hopper, a detachable sludge transfer hopper for transferring the sludge received from the hopper to a remote place,
The sludge heat treatment facility, wherein the sludge transfer hopper includes a transfer means for transferring the sludge to a heat treatment furnace provided in the heat treatment facility.
を特徴とする請求項3記載の汚泥加熱処理施設。The sludge heat treatment facility according to claim 3, wherein the heat treatment furnace includes a drying furnace for drying sludge supplied from the sludge treatment system.
を特徴とする請求項4記載の汚泥加熱処理施設。The sludge heat treatment facility according to claim 4, wherein the heat treatment furnace includes a pyrolysis furnace that thermally decomposes the sludge supplied from the drying furnace.
を特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の汚泥加熱処理施設。Each of the drying furnace and the pyrolysis furnace is provided on the supply side of the material to be processed, and after measuring and integrating the amount of the material to be processed, a certain amount of sludge is supplied to each of the drying furnace and the pyrolysis furnace based on the integration result. The sludge heat treatment facility according to any one of claims 3 to 5, further comprising a metering / supplying unit that performs the measurement.
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