【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流水中に薬剤を添加する薬剤添加システムに関し、特に浴室シャワーに関する。
【０００２】
【従来の技術】
トイレ、浴室、キッチンなど水まわりの水使用環境全般において、薬剤添加による水の改質により、殺菌、除菌、次亜塩素酸除去などの効果が得られる。これらの効果は防汚、美容などに応用されている（例えば、特許文献１参照）。特許文献１では、吐水装置に送水するための配管途中に多孔性膜によって薬剤を徐放する複数の薬剤充填室が備わる薬剤徐放カートリッジを取り付けることで複数種の薬剤を添加した水を吐出することができ、利用者は複数の機能を有する水またはお湯を簡単に利用することができる。また、薬剤が収納された複数の薬剤容器と該薬剤容器を選択して通水するバルブ機構を吐水部に設けており、異なった複数の薬剤を使い分けたり、薬剤を同時に使用してその薬効を得ることができる（例えば、特許文献２参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特開２０００−２６３０６７号公報
【特許文献２】
特開２０００−３１７３５０号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、複数の薬剤の添加を行えるものの、特許文献１に関しては、薬剤を変更するには、薬剤充填室を入れ替える必要があり、使用者に手間がかかること、薬剤を添加しない水を吐出することができないため、薬剤を浪費してしまう、といった問題点がある。また、特許文献２に関しては、薬剤の濃度制御をすることができない、吐水部に薬剤カートリッジがあるため吐水部が重くなり、使用者に負担がかかる等の問題点がある。本発明は上記課題に対して、流水中に薬剤を添加する薬剤添加装置に関し、複数種の薬剤を使用者の好みに合わせた濃度で吐水が可能であり、かつ、複数の吐水形態で吐水することを課題とした。複数種の薬剤を選べると、たとえば冬場皮膚が乾燥しやすい時に、通常シャワーを使って、浴室からでる直前にボタン一つで通常シャワーから保湿剤を含むシャワー水に切り替えて浴び、浴室から出た後に皮膚が乾燥するのを防ぐことができる。さらにミスト状にして吐水を行うことで、少ない薬剤で全身を保湿することができる。また、アロマ水をミスト状に吐水することで、鼻孔への浸透性が増し、リラックス効果が高まると予想される。そのほかには洗浄性を高める有機酸を薬剤として添加し、水流の強力な旋回流吐水で吐水を行うことにより、その洗浄性能が大きく上昇する。このように従来はなかった、シャワー水の水質と吐水形態をバリエーション化した薬剤添加システムを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前記課題に対し、本発明は複数の薬剤容器を有する薬剤添加装置と吐水装置からなる薬剤添加システムであって、該薬剤添加装置内の通水路に通じる各薬剤容器への流入管および吐出管と、前記流入管を加圧する加圧機構、とが設けられ、前記加圧機構は、どの薬剤を吐出するかを決める薬剤選択手段と連動して制御されることを特徴とする薬剤添加システムを提供する。
【０００６】
薬剤添加装置の複数の薬剤容器中にはそれぞれ薬剤が収納され、薬剤溶液は吐出管を通して水路へ放出される。放出の原動力は、薬剤容器の流入管への加圧機構が生む。この加圧機構により、薬剤の添加を選択でき、また、その徐放量も調節することが可能である。また、複数の薬剤を混ぜることも可能となる。
【０００７】
本発明の好ましい態様においては、一本の通水路が全ての薬剤容器を通るように通水路が設けられたことを特徴とする。通水路が一本であることから、単純な構造で複数の薬剤が添加された吐水を行うことが可能である。
【０００８】
本発明の好ましい態様においては、薬剤添加装置内の通水路は薬剤添加装置内で分岐し、全ての薬剤容器の出入り口を通過するように薬剤容器を並列に配置したことを特徴とする。複数に分岐した各通水路で薬剤が添加されるので、吐水までの時間が短くなり、また、添加装置をコンパクトにすることが可能である。
【０００９】
本発明の好ましい態様においては、薬剤容器入り口の加圧機構が水流抵抗素子であり、スイッチ機構により水路内の位置が変えられることを特徴とする。水流抵抗素子により、通水路と薬剤容器へ水流が分割され、圧力差が生じる。この圧力差により薬剤容器内に水流が生じる。水溶性の薬剤の場合、容器内は飽和濃度に近く、薬剤は出口から放出され、通水路と合流して希釈される。薬剤添加の原動力は水圧差であるので、外部動力を必要としない単純な機構で薬剤の添加が可能である。また、スイッチの調節で薬剤容器入り口圧力を変化させることにより、薬剤添加の量を調節することができ、圧力差を無くすことで、薬剤添加のない通常の水道水を通水することも可能である。
【００１０】
本発明の好ましい態様においては、薬剤容器入り口の加圧機構が透過性膜であり、スイッチ機構により水路内の位置が変えられる特徴とする。透過性膜により、通水路の透過性を低下させ、薬剤容器入り口に圧力が生じる。この圧力により薬剤容器内に水流が生じる。水溶性の薬剤の場合、容器内は飽和濃度に近く、薬剤は出口から放出され、通水路と合流して希釈される。薬剤添加の原動力は水圧差であるので、外部動力を必要としない単純な機構で薬剤の添加が可能である。また、透過性膜の透過率や位置を変化させることにより、薬剤容器入り口圧力が変化し、薬剤添加の量を調節することができるし、透過性膜を通水路から無くすことで、薬剤は添加されなくなる。
【００１１】
本発明の好ましい態様においては、各薬剤容器入り口の加圧機構を全て解除するリセット機構を有することを特徴とする。通常の水道水を吐水したい場合に、スイッチ一つ一つを切替える手間を省き、薬剤の無駄使いを防止する。また、複数の薬剤を混ぜて吐水したときのリセット機構としても使用できる。
【００１２】
本発明の好ましい態様においては、薬剤添加システムの吐水装置は複数の水路を有するシャワーヘッドであり、水路の分岐部に切替機構を有することを特徴とする。吐水装置をシャワーとすることにより、薬剤の効果をバスルームや洗面所等の水周り空間で手軽に味わうことができる。シャワーヘッド内の複数の通水路には薬剤を添加した水と、通常の水道水が流れており、水路を切替えることで異なる水質のシャワーを浴びることができる。手元での切替えであるため、即座に吐水の切替えが可能であり、薬剤、水の浪費を防止できる。さらに、吐水形態を組み合わせることで、薬剤の効果をより引き出すことが可能となる。
【００１３】
本発明の好ましい態様においては、前記シャワーヘッド内の第一通水路は通常のシャワー吐水に通じ、第二通水路はミストを形成する吐水部と通じることを特徴とする。ミスト吐水はシャワー吐水に比べ、水の粒子が小さいため、薬剤に香りが含まれている場合、その効果をより大きく感じることができる。洗浄性の高い薬剤を添加した場合はシャワー吐水の方が効果が大きい。このように、添加する薬剤によってより効果的な吐水形態を選択することが可能である。
【００１４】
本発明の好ましい態様においては、前記シャワーヘッド内の第一通水路は通常のシャワー吐水に通じ、第二通水路は水流によってスピン回転する回転素子からなる旋回流吐水部に通じることを特徴とする。旋回流吐水は、シャワーヘッド内で回転素子が水流によりスピン回転しており、このスピンにより、強力な水流が吐水され、この吐水形態と洗浄性の高い薬剤水により良好な洗浄性が得られる。また、少ない水量での吐水が可能であり、節水、薬剤の節約に役立つ。その他、旋回流吐水による水圧により、マッサージ効果も得られる。薬剤を添加した水流を用いることで、マッサージをより効果的にすることができる。例えば、薬剤にアロマ剤を用いた場合、用いるアロマ剤によって血行促進効果をもつものもあり、旋回流吐水と合わせることでマッサージの効果をより高めることができる。
【００１５】
本発明の好ましい態様においては、前記シャワーヘッドの吐水形態の異なる吐水部を相反する面に設けることを特徴とする。相反する面からの吐水であるため、シャワーヘッド内部で二つの通水路が単純に分割される。水路が単純であることから切替えも容易であり、作成コストを抑えることができる。また、面によって吐水形態が異なっているので、吐水形態が一目瞭然である。
【００１６】
本発明の好ましい態様においては、薬剤添加システムにおける薬剤として有機酸、保湿剤、アロマ剤を使用することを特徴とする。有機酸として代表的なものの一つにクエン酸が挙げられる。クエン酸は皮脂等に対して良好な洗浄効果があり、酸性であることから、弱酸性である肌に多大な刺激を与えず、肌をいたわるシャワーを浴びることができる。また、ｐＨ調整剤として石鹸シャンプーのリンスとしても使用できる。有機酸のその他の例としてアスコルビン酸がある。アスコルビン酸は、水道水中の残留塩素を除去する働きをもっており、髪を傷めずにシャンプーできるという性質を持っている。また、保湿剤には、入浴剤等に使用されるオリーブ油、スクワラン、ホホバ油などのオイル、グリセリン、高級アルコール等があり、これら保湿剤を添加したシャワーを湯上り前に浴びることで、入浴後、肌表面に油の膜が残り、肌からの水分の蒸発を防いで乾燥を防止し、肌をしっとりとなめらかにする効果がある。アロマ剤の代表的なものには、ラベンダーオイルがある。ラベンダーの香りにはリラクゼーション効果があり、ミスト状にして浴びることで鼻腔への浸透性が高まり、また、ミストの温浴効果により、リラクゼーション効果をより大きくできる。その他、ローズマリーオイルには脳を刺激し、集中力を高める効果がある。例えば、旋回流吐水でシャワーを浴びることで、肌の刺激と共に、香りにより脳も刺激され、リフレッシュ効果を大きくすることができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
図１に示すように本実施形態は、給湯水口につながる給水管２を設けた薬剤添加装置１と、吐水機構であるシャワーヘッド３と、この２つを結ぶ管４からなる。薬剤添加装置内には有機酸、保湿剤、アロマ剤等の薬剤を貯留する複数の薬剤容器を備える。前記薬剤容器は着脱可能であり、カートリッジ式にして取り替え、交換を容易にすることもできるし、補給口をつけ、薬剤の補充を行うこともできる。吐水部のシャワーヘッドは吐水形態を複数備えており、薬剤添加装置との接続で様々な吐水が可能であり、吐水形態と添加する薬剤の組み合わせにより、薬剤をもっとも有効的に利用することができる。
【００１８】
図２は薬剤添加装置の外観の例である。添加装置上部には各薬剤容器毎にスイッチ５が設けられており、使用者は、選択して薬剤を添加することができる。また、原水との切替えスイッチ６を備えており、浴室の清掃時など原水を使用したいときに直ちに原水への切替えが可能となっている。また、内部の水路形状により、全体をコンパクトにすることができる。給湯口への連結は給湯水管をつなぐだけの簡単な構造となっており、取り付け工事等をする必要がない。
【００１９】
図３は薬剤添加装置内の水路の配置例１である。水路は薬剤添加装置に入ってすぐに薬剤添加水路８と原水路９に分かれる。薬剤添加水路８は薬剤容器７の上をジグザグに走り、薬剤容器流入管１０と薬剤容器吐出管１１を備えている。ジグザグに水路が設置されているため、複数の容器がコンパクトに収納されている。
もう一方の原水路９は薬剤容器へは流入せず、薬剤の添加をしない原水が流れており、薬剤添加装置出口にて薬剤が添加された水路と合流する。合流部に原水切替えスイッチ１２をつけることで原水と薬剤水を瞬時に切替えることができ、薬剤の浪費を防止することができる。切替えは単純な機構となっており、電力等の動力を用いる必要がない。
【００２０】
図４は薬剤添加装置内の水路の配置例２である。水路は薬剤添加装置内に入ってまず、薬剤添加水路８と原水路９に分かれる。原水路９は薬剤容器の流入出口に通じておらず、薬剤の添加を行わない原水が流れる。薬剤添加水路８は薬剤容器と同数分岐し、各薬剤添加水路ごとに薬剤容器流入管１０と薬剤容器吐出管１１を備えている。各薬剤が添加された湯水は薬剤添加装置出口付近で合流し、複数の薬剤が添加された湯水が吐水される。また、薬剤添加水路８と原水路９の分岐部に原水切替えスイッチ１２を設けており、これにより瞬時に薬剤が添加された水と原水を切り替えることができる。原水切替えスイッチ１２は原水水路と薬剤添加水路の分岐部、合流部のどちらにも設置することができる。
【００２１】
図５は、図３、図４に示した薬剤添加装置内のある一つの薬剤容器７における薬剤の添加機構例１を示している。薬剤添加スイッチ５は薬剤容器流入管１０の上部に設けられており、薬剤添加スイッチ５を下方に押すことで、水路内へ薬剤添加スイッチ５と一体になっている水流抵抗素子が突出する。水流抵抗素子により水路内の流体が抵抗を受け、薬剤容器内に流入する。流入した水は薬剤容器内で薬剤を拡散する。このときの薬剤容器内の濃度は飽和に近い。薬剤容器からの吐出は容器底部付近まで延びている薬剤容器吐出管１１から行われ、薬剤容器内に流入しなかった原水と混合される。流体への薬剤の添加量は薬剤容器流入管１０の径、水流抵抗素子の大きさに依存し、これらを小さくすれば吐水する薬剤濃度を低くすることができ、逆に大きくすれば吐水する薬剤濃度を高くすることができる。また、薬剤容器内に流入した空気は脱気膜より排出される。
【００２２】
図６は、図３、図４に示した薬剤添加装置内のある一つの薬剤容器７における薬剤の添加機構例２を示している。薬剤添加スイッチ５は薬剤容器流入管１０の上部に設けられており、薬剤添加スイッチ５をスライドすることで、薬剤添加スイッチ５と一体になっている水流抵抗素子の位置が変化し、この水流抵抗素子により水路内の流体が抵抗を受ける。水流抵抗素子が薬剤容器流入管の真上にあるとき、水路を流れる湯水は抵抗を受け、薬剤容器流入管へ流れ込む。一方、水流抵抗素子が容器流入管よりも上流にあるときは水流抵抗素子により湯水は抵抗を受け、流れが変化するが、薬剤容器流入管に入る前に整流され、容器内には流入しない。このように水流抵抗素子の位置を変化させることで薬剤容器に流入する湯水の量を変えることができ、薬剤の添加量を調節することができる。
【００２３】
図７は、図３、図４に示した薬剤添加装置内のある一つの薬剤容器７における薬剤の添加機構例３を示している。薬剤添加スイッチ５は薬剤容器流入管１０の上部に設けられており、薬剤添加スイッチを下方に押すことで、水路内へ透過性膜１４が移動し、この透過性膜により水路内の流体が抵抗を受け、薬剤容器流入管へ流れ込む。透過率の違う膜を用いれば、薬剤容器流入管にかかる圧力が変化し、薬剤容器に流入する湯水の量を変えることができ、薬剤の添加量を調節することができる。
【００２４】
薬剤容器７内の薬剤が少なくなった際、薬剤容器底部は薬剤が飽和溶液に近い濃度となっているが、上部においては濃度が小さくなる。薬剤容器吐出管を底部付近に配置することで、飽和濃度に近い薬剤溶液を薬剤の残量に関係なく薬剤添加水路に吐出することができ、吐水する薬剤の濃度を一定に保つことが可能となる。
【００２５】
図８は、図３の薬剤添加装置出口付近における薬剤添加水路８と原水水路９の合流部を示している。原水切替えスイッチと連動する原水・薬剤水切替え弁１２が片方の水路の流れを妨げることにより、どちらの水路で通水するかを選択することができる。薬剤吐出中にただちに原水を吐水したい際に、一つ一つの薬剤カートリッジ上のスイッチを切る必要がなく、原水切替えスイッチ一つで原水の吐水が可能である。原水・薬剤水切換弁は、分岐部、合流部どちらにあっても同様の機構で切替えが可能となる。
【００２６】
図９は、吐水機構であるシャワーヘッドの例の外観を示す。吐水面はシャワー吐水部１６、ミスト吐水部１５を含む面と旋回流吐水部１７を含む面が相反する方向に設置してある。このような機構にすることで３種類の吐水形態を行うことができる。吐水の切替えは吐水形態切替えスイッチ１８を回転させ吐水表示１９を吐水したいシャワーに合わせることで行う。
【００２７】
図１０にシャワーヘッドの内部水路例を示す。シャワーヘッド内部は３つの水路に分かれている。シャワー吐水部１６につながるシャワー吐水水路２０、ミスト吐水部１５につながるミスト吐水水路２１、旋回流吐水部１７につながる旋回流吐水水路２３である。水路の途中には吐水形態切替えスイッチ１８が設けられており、これを回転させることで切替えスイッチ内の水路２４，２５が吐水水路とつながり、３つの水路のただ一つが通水し、吐水形態が変化する。
【００２８】
図１１は、吐水形態切替えスイッチの例である。吐水形態切替えスイッチには２つの穴が穿たれており、この穴とシャワー本体の吐水水路が合致したとき通水される。水路が合致しなければ、吐水は行われないので、使用者は手元で通水、止水を行うことができ、添加薬剤の節約、節水につながる。
【００２９】
図１２は、旋回流吐水機構の例である。旋回流水路２３から流入した水はノズル２６を通って噴出される。チャンバー２７はノズルが旋回する際のガイドとなっている。流体がチャンバーに供給されると、流体圧によりノズルがノズル先端の外方側に向かって位置変更してチャンバーの縮径部よりも大径のノズル部分の端面が開口側のチャンバー天井壁に当接し、当接状態で前記ノズルが流体圧によって軸芯周りに回転するとともに、中心軸に対して傾斜した姿勢で中心軸周りに公転しながら流体噴出口２８から流体を噴出する。
【００３０】
図１３は旋回流吐水機構において、チャンバー２７に流体が流入してからのノズル２６の挙動とこのノズル２６にかかる力の様子を時間経過に沿って説明する説明図である。ノズル２６はチャンバー２７内の旋回流の流体圧により外向きの力と旋回流と同方向の力を受け、旋回流と同方向に公転する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明における装置構成例。
【図２】薬剤添加装置外観例。
【図３】薬剤添加装置内の水路配置例１（上断面図）。
【図４】薬剤添加装置内の水路配置例２（上断面図）。
【図５】本発明における薬剤添加カートリッジの例１（側断面図）。
【図６】本発明における薬剤添加カートリッジの例２（側断面図）。
【図７】本発明における薬剤添加カートリッジの例３（側断面図）。
【図８】薬剤添加装置内の水路切替え装置例（上断面図）。
【図９】本発明の吐水機構であるシャワーヘッドの外観例（側断面図）。
【図１０】本発明の吐水機構であるシャワーヘッドの内部水路例（側断面図）。
【図１１】シャワーヘッド内部の吐水形態の切替え装置例（上断面図）。
【図１２】シャワーヘッド内部の旋回流吐水部の例（側断面図）。
【図１３】旋回流吐水部のノズルの挙動。
【符号の説明】
１ … 薬剤添加装置
２ … 給水管
３ … 吐水装置
４ … 吐水管
５ … 薬剤添加スイッチ
６ … 原水切替えスイッチ
７ … 薬剤容器
８ … 薬剤添加水路
９ … 原水水路
１０ … 薬剤容器流入管
１１ … 薬剤容器吐出管
１２ … 原水・薬剤水切替え弁
１３ … 脱気膜
１４ … 透過性膜
１５ … ミスト吐水部
１６ … シャワー吐水部
１７ … 旋回流吐水部
１８ … 吐水形態切替えスイッチ
１９ … 吐水形態表示
２０ … シャワー吐水水路
２１ … ミスト水路
２２ … 旋回流水路
２３ … 旋回流水路（チャンバー内）
２４ … 外側吐水形態切替え水路
２５ … 内側吐水形態切替え水路
２６ … 旋回ノズル
２７ … チャンバー
２８ … 旋回流吐水口[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a drug addition system for adding a drug to running water, and particularly to a bathroom shower.
[0002]
[Prior art]
In general water use environments around water, such as toilets, bathrooms, and kitchens, effects such as sterilization, disinfection, and hypochlorous acid removal can be obtained by modifying water by adding chemicals. These effects are applied to antifouling, beauty, and the like (for example, see Patent Document 1). In Patent Literature 1, a medicine sustained release cartridge provided with a plurality of medicine filling chambers for slowly releasing a medicine by a porous membrane is attached in the middle of a pipe for supplying water to a water discharging device, thereby discharging water to which a plurality of kinds of medicines are added. The user can easily use water or hot water having a plurality of functions. In addition, a plurality of medicine containers containing medicines and a valve mechanism for selecting and passing the medicine containers are provided in the water discharging section, and different medicines can be selectively used, and the medicine effects can be obtained by simultaneously using the medicines. (For example, see Patent Document 2).
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2000-263067 A [Patent Document 2]
JP 2000-317350 A
[Problems to be solved by the invention]
Although the above-mentioned prior art can add a plurality of medicines, with respect to Patent Literature 1, it is necessary to change the medicine filling chamber to change the medicines, which takes time and effort for the user, and removes water without adding the medicines. There is a problem that the medicine is wasted because the medicine cannot be ejected. Further, Patent Document 2 has a problem that the concentration of the medicine cannot be controlled, and the water discharge section becomes heavy due to the presence of the medicine cartridge in the water discharge section, which places a burden on the user. The present invention relates to a medicine adding apparatus for adding medicines to running water, which can discharge water at a concentration according to a user's preference, and discharges water in a plurality of water discharge forms. That was the task. If you can choose multiple types of medicines, for example, when the skin is easy to dry in the winter, use a normal shower, switch from the normal shower to the shower water containing the moisturizer with a single button just before leaving the bathroom, and get out of the bathroom It can prevent the skin from drying out later. Further, by discharging water in the form of a mist, the whole body can be moisturized with a small amount of medicine. In addition, it is expected that by discharging the aroma water in the form of a mist, the permeability to the nostrils will increase, and the relaxing effect will increase. In addition, by adding an organic acid that enhances cleaning properties as a chemical and discharging the water with a strong swirling water flow, the cleaning performance is greatly improved. As described above, it is an object of the present invention to provide a drug addition system that does not exist in the related art and has varied water quality and discharge form of shower water.
[0005]
[Means for Solving the Problems and Functions / Effects]
In order to solve the above problem, the present invention is a drug addition system including a drug addition device having a plurality of drug containers and a water discharge device, and an inflow pipe and a discharge pipe to each drug container communicating with a water passage in the drug addition apparatus. A pressurizing mechanism for pressurizing the inflow pipe, wherein the pressurizing mechanism is controlled in conjunction with a drug selecting means for determining which drug is to be discharged. I do.
[0006]
Drugs are stored in the plurality of drug containers of the drug adding device, respectively, and the drug solution is discharged into the water channel through the discharge pipe. The driving force for the release is generated by a pressurizing mechanism for the inflow pipe of the medicine container. With this pressurizing mechanism, the addition of a drug can be selected, and the controlled release amount can be adjusted. In addition, a plurality of drugs can be mixed.
[0007]
In a preferred aspect of the present invention, the water passage is provided so that one water passage passes through all the medicine containers. Since there is only one water passage, it is possible to discharge water to which a plurality of drugs are added with a simple structure.
[0008]
In a preferred aspect of the present invention, the water passage in the drug addition device is branched in the drug addition device, and the drug containers are arranged in parallel so as to pass through the entrances and exits of all drug containers. Since the medicine is added in each of the plurality of branched water passages, the time until water discharge is shortened, and the addition device can be made compact.
[0009]
In a preferred aspect of the present invention, the pressure mechanism at the entrance of the medicine container is a water flow resistance element, and the position in the water channel can be changed by a switch mechanism. The water flow resistance element divides the water flow into the water passage and the medicine container, and creates a pressure difference. This pressure difference causes a water flow in the medicine container. In the case of a water-soluble drug, the inside of the container is close to the saturation concentration, and the drug is released from the outlet and is combined with the water passage and diluted. Since the driving force for drug addition is a water pressure difference, the drug can be added by a simple mechanism that does not require external power. In addition, by changing the pressure at the entrance of the medicine container by adjusting the switch, the amount of medicine addition can be adjusted, and by eliminating the pressure difference, it is possible to pass ordinary tap water without addition of medicine. is there.
[0010]
In a preferred aspect of the present invention, the pressure mechanism at the entrance of the medicine container is a permeable membrane, and the position in the water channel can be changed by a switch mechanism. The permeable membrane reduces the permeability of the water channel and creates pressure at the drug container entrance. This pressure creates a water flow in the drug container. In the case of a water-soluble drug, the inside of the container is close to the saturation concentration, and the drug is released from the outlet and is combined with the water passage and diluted. Since the driving force for drug addition is a water pressure difference, the drug can be added by a simple mechanism that does not require external power. In addition, by changing the transmittance and the position of the permeable membrane, the pressure at the entrance of the medicine container changes, and the amount of the medicine added can be adjusted. By removing the permeable membrane from the water passage, the medicine is added. Will not be.
[0011]
In a preferred aspect of the present invention, a reset mechanism is provided for canceling all the pressurizing mechanisms at the entrances of the respective medicine containers. When it is desired to discharge normal tap water, the trouble of switching each switch can be eliminated, thereby preventing waste of medicine. Further, it can be used as a reset mechanism when a plurality of medicines are mixed and discharged.
[0012]
In a preferred aspect of the present invention, the water discharge device of the drug addition system is a shower head having a plurality of water channels, and has a switching mechanism at a branch portion of the water channel. By using the water discharging device as a shower, the effect of the medicine can be easily enjoyed in a space around water such as a bathroom or a washroom. Water to which chemicals have been added and ordinary tap water flow through the plurality of water passages in the shower head. By switching the water passages, it is possible to take showers of different water qualities. Since the switching is performed at hand, it is possible to immediately switch the water discharge, and it is possible to prevent waste of medicine and water. Further, by combining the water discharge modes, it is possible to further bring out the effect of the medicine.
[0013]
In a preferred aspect of the present invention, the first water passage in the shower head communicates with a normal shower water discharge, and the second water passage communicates with a water discharge unit forming a mist. The mist spout has smaller water particles than the shower spout, so that if the medicine contains a scent, the effect can be felt more greatly. When a chemical having a high detergency is added, shower water spouting is more effective. As described above, it is possible to select a more effective water discharge form depending on the added medicine.
[0014]
In a preferred aspect of the present invention, the first water passage in the shower head communicates with a normal shower water discharge, and the second water passage communicates with a swirling flow water discharge portion including a rotating element that spins by a water flow. . In the swirling water spouting, the rotating element is spin-rotated in the shower head by the water flow, and by the spinning, a strong water flow is spouted out, so that a good cleaning property is obtained by the water spouting form and the chemical water having high detergency. In addition, water can be spouted with a small amount of water, which helps to save water and save medicine. In addition, a massage effect can be obtained by the water pressure due to the swirling water discharge. Massage can be made more effective by using a water stream to which a drug is added. For example, when an aroma agent is used as a drug, some aroma agents have a blood circulation promoting effect, and the effect of massage can be further enhanced by combining the agent with swirling water discharge.
[0015]
In a preferred embodiment of the present invention, the shower head is provided with water discharging sections having different water discharging modes on opposite surfaces. Since the water is discharged from the opposite surface, the two water passages are simply divided inside the shower head. Since the waterway is simple, the switching is easy and the production cost can be reduced. Further, since the form of water discharge is different depending on the surface, the form of water discharge is clear at a glance.
[0016]
In a preferred embodiment of the present invention, an organic acid, a humectant, and an aroma agent are used as a drug in the drug addition system. One of the typical organic acids is citric acid. Citric acid has a good cleansing effect on sebum and the like, and is acidic, so that it does not cause much irritation to weakly acidic skin and can take a shower that takes care of the skin. Further, it can be used as a pH adjuster as a soap shampoo rinse. Another example of an organic acid is ascorbic acid. Ascorbic acid has the function of removing residual chlorine in tap water and has the property of being able to shampoo without damaging hair. In addition, the humectant includes oils such as olive oil, squalane, jojoba oil, glycerin, and higher alcohols used as bath additives, and the like. An oil film remains on the skin surface, preventing moisture from evaporating from the skin, preventing drying, and has the effect of moisturizing and smoothing the skin. A typical aroma is lavender oil. The scent of lavender has a relaxation effect, and the mist-like bath enhances the penetration into the nasal cavity, and the warming effect of the mist can further enhance the relaxation effect. In addition, rosemary oil has the effect of stimulating the brain and increasing concentration. For example, by taking a shower with swirling water, the brain is stimulated by the aroma together with the stimulation of the skin, and the refreshing effect can be increased.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
As shown in FIG. 1, the present embodiment includes a medicine adding device 1 provided with a water supply pipe 2 connected to a hot water supply port, a shower head 3 serving as a water discharge mechanism, and a pipe 4 connecting the two. The medicine addition device includes a plurality of medicine containers for storing medicines such as organic acids, humectants, and aromas. The medicine container is detachable and can be replaced by a cartridge type to facilitate replacement and exchange, or a supply port can be provided to supply medicine. The shower head of the water discharge section has a plurality of water discharge forms, and various water discharges are possible by connecting with the medicine adding device, and the medicine can be used most effectively by a combination of the water discharge form and the medicine to be added. .
[0018]
FIG. 2 is an example of the appearance of the drug adding device. A switch 5 is provided at the top of the addition device for each drug container, and the user can select and add a drug. In addition, a switch 6 for switching to raw water is provided, so that it is possible to immediately switch to raw water when it is desired to use the raw water, such as when cleaning a bathroom. Further, the whole can be made compact by the shape of the internal water channel. The connection to the hot water supply port has a simple structure that only connects the hot water supply pipe, and there is no need for installation work or the like.
[0019]
FIG. 3 shows a first example of the arrangement of the water channels in the drug addition device. The water channel is divided into a drug water channel 8 and a raw water channel 9 immediately after entering the drug addition device. The medicine addition channel 8 runs zigzag on the medicine container 7 and includes a medicine container inflow pipe 10 and a medicine container discharge pipe 11. Since the water channel is installed in zigzag, a plurality of containers are stored compactly.
The other raw water channel 9 does not flow into the medicine container, and the raw water to which the medicine is not added flows, and merges with the water passage to which the medicine is added at the outlet of the medicine adding device. By attaching the raw water changeover switch 12 to the junction, raw water and chemical water can be instantaneously switched, and waste of chemicals can be prevented. Switching is a simple mechanism, and there is no need to use power such as electric power.
[0020]
FIG. 4 shows a second example of the arrangement of the water channels in the drug addition device. The water channel enters the drug addition device and is first divided into a drug addition channel 8 and a raw water channel 9. The raw water channel 9 does not communicate with the inlet / outlet of the medicine container, and the raw water without addition of the medicine flows. The drug addition channel 8 branches out in the same number as the drug containers, and each of the drug addition channels has a drug container inflow pipe 10 and a drug container discharge pipe 11. The hot and cold water to which each drug has been added merges near the outlet of the drug adding device, and the hot and cold water to which a plurality of drugs have been added is discharged. In addition, a raw water changeover switch 12 is provided at a branch portion between the drug-added water channel 8 and the raw water channel 9, thereby instantaneously switching between water to which the drug is added and raw water. The raw water changeover switch 12 can be installed at either the branch or the junction of the raw water channel and the drug-added channel.
[0021]
FIG. 5 shows a first example of a drug addition mechanism in one drug container 7 in the drug addition device shown in FIGS. 3 and 4. The drug addition switch 5 is provided on the upper portion of the drug container inflow pipe 10, and when the drug addition switch 5 is pressed downward, the water flow resistance element integrated with the drug addition switch 5 projects into the water channel. The fluid in the water channel receives resistance by the water flow resistance element and flows into the medicine container. The inflowing water diffuses the medicine in the medicine container. At this time, the concentration in the medicine container is close to saturation. Discharge from the medicine container is performed from a medicine container discharge pipe 11 extending to near the bottom of the container, and is mixed with raw water that has not flowed into the medicine container. The amount of the drug to be added to the fluid depends on the diameter of the drug container inflow pipe 10 and the size of the water flow resistance element. If these are reduced, the concentration of the drug to be discharged can be lowered. The concentration can be increased. The air that has flowed into the medicine container is discharged from the degassing membrane.
[0022]
FIG. 6 shows a second example of a drug addition mechanism in one drug container 7 in the drug addition device shown in FIGS. The drug addition switch 5 is provided on the upper portion of the drug container inflow pipe 10. By sliding the drug addition switch 5, the position of the water flow resistance element integrated with the drug addition switch 5 changes, and this water flow resistance The element causes resistance of the fluid in the water channel. When the water flow resistance element is directly above the medicine container inflow pipe, the hot water flowing through the water channel receives resistance and flows into the medicine container inflow pipe. On the other hand, when the water flow resistance element is located upstream of the container inflow pipe, the hot water is subjected to resistance by the water flow resistance element and changes its flow, but is rectified before entering the medicine container inflow pipe, and does not flow into the container. By changing the position of the flow resistance element in this manner, the amount of hot water flowing into the medicine container can be changed, and the amount of medicine added can be adjusted.
[0023]
FIG. 7 shows a third example of a drug addition mechanism in one drug container 7 in the drug addition device shown in FIGS. The drug addition switch 5 is provided on the upper portion of the drug container inflow pipe 10, and when the drug addition switch is pressed downward, the permeable membrane 14 moves into the water channel, and the fluid in the water channel is resisted by the permeable membrane. And flows into the drug container inflow pipe. If membranes having different transmittances are used, the pressure applied to the medicine container inflow pipe changes, and the amount of hot water flowing into the medicine container can be changed, and the amount of medicine added can be adjusted.
[0024]
When the amount of medicine in the medicine container 7 decreases, the medicine has a concentration close to the saturated solution at the bottom of the medicine container, but has a small concentration at the top. By arranging the medicine container discharge pipe near the bottom, it is possible to discharge a medicine solution close to the saturation concentration into the medicine addition channel regardless of the remaining amount of medicine, and it is possible to keep the concentration of the medicine to be discharged constant. Become.
[0025]
FIG. 8 shows a junction of the drug addition channel 8 and the raw water channel 9 near the outlet of the drug addition device in FIG. When the raw water / chemical water switching valve 12 interlocked with the raw water changeover switch blocks the flow in one of the water paths, it is possible to select which water path to pass water. When it is desired to immediately discharge the raw water during the discharge of the medicine, it is not necessary to turn off the switch on each medicine cartridge, and the raw water can be discharged with one raw water changeover switch. The raw water / chemical water switching valve can be switched by the same mechanism regardless of whether it is at the junction or the junction.
[0026]
FIG. 9 shows an appearance of an example of a shower head which is a water discharging mechanism. The water discharge surface is set in a direction in which the surface including the shower water discharge unit 16 and the mist water discharge unit 15 and the surface including the swirling flow water discharge unit 17 are opposite to each other. With such a mechanism, three types of water discharge modes can be performed. The switching of the water discharge is performed by rotating the water discharge mode changeover switch 18 and adjusting the water discharge display 19 to the shower to be discharged.
[0027]
FIG. 10 shows an example of the internal water channel of the shower head. The inside of the shower head is divided into three waterways. A shower water discharge channel 20 connected to the shower water discharge unit 16, a mist water discharge channel 21 connected to the mist water discharge unit 15, and a swirling flow water discharge channel 23 connected to the swirl flow water discharge unit 17. A water discharge form changeover switch 18 is provided in the middle of the waterway, and by rotating this, the waterways 24 and 25 in the changeover switch are connected to the water discharge waterway, so that only one of the three waterways flows, and the water discharge form is changed. Change.
[0028]
FIG. 11 shows an example of a water discharge mode changeover switch. Two holes are drilled in the water discharge mode changeover switch, and water flows when this hole and the water discharge channel of the shower main body match. If the waterways do not match, no water is spouted, so the user can carry out and stop the water at hand, which saves the added chemicals and saves water.
[0029]
FIG. 12 is an example of a swirling flow water discharge mechanism. The water flowing from the swirling water channel 23 is jetted through the nozzle 26. The chamber 27 serves as a guide when the nozzle turns. When the fluid is supplied to the chamber, the nozzle changes its position toward the outside of the nozzle tip due to the fluid pressure, and the end surface of the nozzle portion having a diameter larger than the reduced diameter portion of the chamber hits the chamber ceiling wall on the opening side. In contact with and in contact with the nozzle, the nozzle rotates around the axis by the fluid pressure, and ejects the fluid from the fluid ejection port 28 while revolving around the central axis in a posture inclined with respect to the central axis.
[0030]
FIG. 13 is an explanatory diagram for explaining the behavior of the nozzle 26 after the fluid flows into the chamber 27 and the state of the force applied to the nozzle 26 over time in the swirling flow water discharge mechanism. The nozzle 26 receives an outward force and a force in the same direction as the swirling flow by the fluid pressure of the swirling flow in the chamber 27, and revolves in the same direction as the swirling flow.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an example of an apparatus configuration according to the present invention.
FIG. 2 is an external view of an example of a drug addition device.
FIG. 3 is a first example of a water channel arrangement in the medicine adding device (upper sectional view).
FIG. 4 is a second example of a water channel arrangement in the medicine adding device (upper sectional view).
FIG. 5 is an example 1 (side sectional view) of a drug addition cartridge according to the present invention.
FIG. 6 is an example 2 (side sectional view) of a drug addition cartridge according to the present invention.
FIG. 7 is an example 3 (side sectional view) of a drug addition cartridge according to the present invention.
FIG. 8 is an example (upper sectional view) of a water channel switching device in the drug addition device.
FIG. 9 is an external appearance example (side sectional view) of a shower head which is a water discharging mechanism of the present invention.
FIG. 10 is an example (side sectional view) of an internal water channel of a shower head which is a water discharge mechanism of the present invention.
FIG. 11 is an example (upper cross-sectional view) of a switching device of a water discharge mode inside a shower head.
FIG. 12 is an example (side sectional view) of a swirling water discharge section inside the shower head.
FIG. 13 shows the behavior of the nozzle in the swirling water discharge section.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Drug addition device 2 ... Water supply pipe 3 ... Water discharge device 4 ... Water discharge pipe 5 ... Drug addition switch 6 ... Raw water changeover switch 7 ... Drug container 8 ... Drug addition water channel 9 ... Raw water channel 10 ... Drug container inflow pipe 11 ... Drug container Discharge pipe 12… Raw water / chemical water switching valve 13… Deaeration membrane 14… Permeable membrane 15… Mist water discharge section 16… Shower water discharge section 17… Swirling flow water discharge section 18… Water discharge mode changeover switch 19… Water discharge mode display 20… Shower Spout water channel 21… Mist water channel 22… Swirling water channel 23… Swirling water channel (inside the chamber)
24: Outer water discharge type switching water channel 25 ... Inner water discharge type switching water channel 26 ... Swirl nozzle 27 ... Chamber 28 ... Swirl flow water outlet
